◆−龍皇奇譚−キツネノテブクロ (2002/9/30 11:11:17) NEW No.9943
 ┣龍皇奇譚 第六話「思惑」 第一回−キツネノテブクロ (2002/9/30 11:12:06) NEW No.9944
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 第一回−ドラマ・スライム (2002/9/30 11:26:44) NEW No.9949
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 ┣龍皇奇譚 第六話「思惑」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/30 13:35:44) NEW No.9956
 ┃┣Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 第二回−Yuppy (2002/9/30 14:01:18) NEW No.9957
 ┃┃┗Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/30 16:18:22) NEW No.9965
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 第二回−ドラマ・スライム (2002/9/30 15:21:59) NEW No.9960
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/30 16:23:13) NEW No.9967
 ┗龍皇奇譚 第六話「思惑」 最終回−キツネノテブクロ (2002/9/30 16:15:05) NEW No.9964
  ┣Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 最終回−ドラマ・スライム (2002/9/30 16:20:37) NEW No.9966
  ┃┗Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 最終回−キツネノテブクロ (2002/9/30 16:32:55) NEW No.9968
  ┗Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 最終回−Yuppy (2002/9/30 17:44:22) NEW No.9973
   ┗Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 最終回−キツネノテブクロ (2002/9/30 19:55:04) NEW No.9979


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9943龍皇奇譚キツネノテブクロ 2002/9/30 11:11:17


第六話です。

L:まだ続くの?

続いてますねえ・・・(遠い目)

L:ま、何とかしなさい

はい・・・第六話の始まりです。


※第五話までの話は著者別とカテゴリー別検索に登録してあります。

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9944龍皇奇譚 第六話「思惑」 第一回キツネノテブクロ 2002/9/30 11:12:06
記事番号9943へのコメント

――龍皇奇譚――
 第六話「思惑」 第一回





どうにかこうにか仕事を片付けたラダマンティスは、なんとか王城を抜け出し、自宅の自室のベットで惰眠をむさぼっていた。
が「お客様です」の、クロイセルの一言でおこされ、寝ぼけた頭で客人に会う。

「はろはろーんvv」

ずべえええっ!
客人を見た瞬間その場でこける、金の髪も美しい美貌の麗人が、にこにこしながらお茶飲んでいた。
「セイルーンに行ってたんじゃないんすか?」
殆どヤンキーみたいなノリで話すラダマンティス;;
「そうなんだけどね、あんた引っ張って来た方が面白そうだからv
呼びに来ちゃった、てへっv」
「・・・・・・・・・・・・」
「いいでしょ?
玻璃」
「その名で呼ぶな!!」
金色の王であるエルが玻璃≠フ名を出したとたん、ラダマティスがエルに殺気を叩きつける。
「・・・ごめん、今のはあたしの考え無しだったわ。
その殺気は引っ込めてくれる?」
「あ・・・申し訳ありません;;」
何気にそこらの神や魔王なら、本気で逃げ出すような殺気を相手にぶつけていた事に気がつき、慌てて謝罪する。
「・・・力自体は封じてないのね?」
「・・・封じているのは血の方なので・・・」
「ふーん、じゃちょうどいいかな。
これから一緒にセイルーンに来てもらうわよ、あんた一応空間移動できたわよね?」
「使ってませんけどね」
「じゃ行こうか」
それだけ言って、えるはさっさと空間を渡る。
「・・・しゃーねえ、クルスおまえも来い」
とか言ってクロイセルの首根っこひっつかまえて、空間を渡る。
「・・・俺の苦情は誰に言えばいいんだろ(泣)」
とかクロイセルが呟いていたのは、聞こえない振りをしたようだ・・・


「ほろはろーんvv」
「ようお帰りナイトメア」
ヴァルが読んでた報告書に、目を向けたまま言葉を返す。
他の面々は思いっきり固まってたりするが・・・ちびヴァルことルースは、兄の膝の上で丸くなって寝てる(笑)
「何読んでのよ?」
「世界情勢」
「は?」
「さっき天竜王と地竜王のとこの神官どもが持ってきた、被害報告書。
今までは襲われてたのは、高位の存在だったんだが、それだけじゃなくなって来てるみたいでな。
そっちは何処行ってたんだよ?」
「あたしの代わりに色々動いてもらおうと思って、ちょっと呼んで来たのよ」
「誰を?」
「俺だよ」
問いかけたヴァルの言葉に答えたのは、ひたすら白い男ラダマンティス。
「で、これがおまけ」
「・・・・その言葉にどういえって言うんですか(怒)」
ラダマンティスにおまけ呼ばわりされたのは、対照的に黒い男のクロイセル。
「・・・おっさん・・・空間渡るなよ;;
人間離れしすぎだ(汗)」
「ちっ、ばれたか」
子供が悪戯を見つけられた時の様な表情で、舌打ちする。
「で、親父・・・クルスに何させる気だ?」
何とか硬直から脱して、聞くのはラダマンティスの息子のゼルガディス。
「おまえの護衛兼話し相手兼、八つ当たり要員」

どべしゃっ!

そのセリフにその場の何人かがひっくりこける。
「なんだ最後の八つ当たり要員≠チてのは!?」
「気にすんな」
「気にするわ!!」
「まあ、若・・・こういう人なんですから諦めましょう(TT)」
妙に悟りきった表情でぽつっと呟くのは、八つ当たり要員と言われたクロイセル。

「で、あたしが喋ってもいいかしら?」

さり気に大鎌だしつつ、金色の王は言う。
「・・・脅すなって;;」
ため息つきつつ、注意するのはヴァル。
「大鎌が駄目なら・・・」
「スコップも駄目だ」
「・・・・」
大鎌しまってスコップを出しかけてるところで止められ、ちょっと目が潤んでる金髪魔王。
「で、話しって?」
「あ、悪いけどヴァルは席はずして」
「?・・・!解った」
膝の中で丸くなってるルースを抱えあげて、ヴァルは返事だけして部屋から出て行く。
「あの、L様。
何でヴァルだけ外すんですか?」
「いろいろあんのよv」
フィリアのいかぶしげな問いかけを、さらっと聞き流す。
「ヴァルに内緒にしときたいの、できればね」


ヴァルは場所を庭の大木の下に移し、また報告書を読み始める。
ルース一度目を覚ましたものの、やっぱり膝の上で丸くなっている。
「良く寝るわね、この子」
「・・・あいつらと何話してたんだ?」
「それは悪いけど教えない。
で、その報告書って?」
「ああ、これな、本当はフレイのオッサンに届けられた物なんだ・・・俺も読ませてもらってるんだが、どうもカオティック・メシアの意思に反した、行動取ってる奴が居る。
多分そいつらを動かしてる奴が、カオティック・メシアをたきつけた奴だろう」
「具体的には?」
「小さめの大陸が消えた、場所は火竜王の管轄。
今は火竜王とその代行もこっちに来てるから、ゴールドドラゴンだけでは対処しきれてない」
「何のためか解る?」
「・・・いや・・・これは奴の意思じゃねえ」
「どういうことよ」



「さらに面倒が増えたかも知れん。
くそっ!」



<続>


――あとがき――

第六話まできた。

L:まだ続いてんの?

そう。
続いてます。

L:読んでくださる方が大変でしょうが

そうですなあ・・・
ただ、この第六話・・・話が上手く進むかどうか・・・

L:何でよ?

第七話の方の流れは頭の中で形になってんだけど、そこまで上手く持っていけるかどうか・・・

L:・・・・

ま、意地で何とかしますけど。
今までの話はそうだったし。

L:強引に話を繋げる気?

さあ、どうなりますか
じゃあ、今回はこの辺で。

L:次回はまたの講釈を。

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9949Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 第一回ドラマ・スライム 2002/9/30 11:26:44
記事番号9944へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9944「龍皇奇譚 第六話「思惑」 第一回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第六話「思惑」 第一回
>
>
>
>
>
>どうにかこうにか仕事を片付けたラダマンティスは、なんとか王城を抜け出し、自宅の自室のベットで惰眠をむさぼっていた。
>が「お客様です」の、クロイセルの一言でおこされ、寝ぼけた頭で客人に会う。
>
>「はろはろーんvv」
・・・
>
>ずべえええっ!
>客人を見た瞬間その場でこける、金の髪も美しい美貌の麗人が、にこにこしながらお茶飲んでいた。
>「セイルーンに行ってたんじゃないんすか?」
>殆どヤンキーみたいなノリで話すラダマンティス;;
>「そうなんだけどね、あんた引っ張って来た方が面白そうだからv
>呼びに来ちゃった、てへっv」
>「・・・・・・・・・・・・」
>「いいでしょ?
>玻璃」
>「その名で呼ぶな!!」
>金色の王であるエルが玻璃≠フ名を出したとたん、ラダマティスがエルに殺気を叩きつける。
>「・・・ごめん、今のはあたしの考え無しだったわ。
>その殺気は引っ込めてくれる?」
>「あ・・・申し訳ありません;;」
>何気にそこらの神や魔王なら、本気で逃げ出すような殺気を相手にぶつけていた事に気がつき、慌てて謝罪する。
そんなに凄いの?
>「・・・力自体は封じてないのね?」
>「・・・封じているのは血の方なので・・・」
>「ふーん、じゃちょうどいいかな。
>これから一緒にセイルーンに来てもらうわよ、あんた一応空間移動できたわよね?」
>「使ってませんけどね」
>「じゃ行こうか」
>それだけ言って、えるはさっさと空間を渡る。
>「・・・しゃーねえ、クルスおまえも来い」
>とか言ってクロイセルの首根っこひっつかまえて、空間を渡る。
>「・・・俺の苦情は誰に言えばいいんだろ(泣)」
>とかクロイセルが呟いていたのは、聞こえない振りをしたようだ・・・
>
>
>「ほろはろーんvv」
>「ようお帰りナイトメア」
>ヴァルが読んでた報告書に、目を向けたまま言葉を返す。
>他の面々は思いっきり固まってたりするが・・・ちびヴァルことルースは、兄の膝の上で丸くなって寝てる(笑)
>「何読んでのよ?」
>「世界情勢」
・・・
>「は?」
>「さっき天竜王と地竜王のとこの神官どもが持ってきた、被害報告書。
>今までは襲われてたのは、高位の存在だったんだが、それだけじゃなくなって来てるみたいでな。
>そっちは何処行ってたんだよ?」
>「あたしの代わりに色々動いてもらおうと思って、ちょっと呼んで来たのよ」
>「誰を?」
>「俺だよ」
>問いかけたヴァルの言葉に答えたのは、ひたすら白い男ラダマンティス。
>「で、これがおまけ」
>「・・・・その言葉にどういえって言うんですか(怒)」
>ラダマンティスにおまけ呼ばわりされたのは、対照的に黒い男のクロイセル。
>「・・・おっさん・・・空間渡るなよ;;
>人間離れしすぎだ(汗)」
>「ちっ、ばれたか」
>子供が悪戯を見つけられた時の様な表情で、舌打ちする。
>「で、親父・・・クルスに何させる気だ?」
>何とか硬直から脱して、聞くのはラダマンティスの息子のゼルガディス。
>「おまえの護衛兼話し相手兼、八つ当たり要員」
>
>どべしゃっ!
>
>そのセリフにその場の何人かがひっくりこける。
>「なんだ最後の八つ当たり要員≠チてのは!?」
>「気にすんな」
>「気にするわ!!」
>「まあ、若・・・こういう人なんですから諦めましょう(TT)」
>妙に悟りきった表情でぽつっと呟くのは、八つ当たり要員と言われたクロイセル。
>
>「で、あたしが喋ってもいいかしら?」
>
>さり気に大鎌だしつつ、金色の王は言う。
>「・・・脅すなって;;」
>ため息つきつつ、注意するのはヴァル。
>「大鎌が駄目なら・・・」
>「スコップも駄目だ」
>「・・・・」
>大鎌しまってスコップを出しかけてるところで止められ、ちょっと目が潤んでる金髪魔王。
>「で、話しって?」
>「あ、悪いけどヴァルは席はずして」
>「?・・・!解った」
>膝の中で丸くなってるルースを抱えあげて、ヴァルは返事だけして部屋から出て行く。
>「あの、L様。
>何でヴァルだけ外すんですか?」
>「いろいろあんのよv」
>フィリアのいかぶしげな問いかけを、さらっと聞き流す。
>「ヴァルに内緒にしときたいの、できればね」
>
>
>ヴァルは場所を庭の大木の下に移し、また報告書を読み始める。
>ルース一度目を覚ましたものの、やっぱり膝の上で丸くなっている。
>「良く寝るわね、この子」
>「・・・あいつらと何話してたんだ?」
>「それは悪いけど教えない。
>で、その報告書って?」
>「ああ、これな、本当はフレイのオッサンに届けられた物なんだ・・・俺も読ませてもらってるんだが、どうもカオティック・メシアの意思に反した、行動取ってる奴が居る。
>多分そいつらを動かしてる奴が、カオティック・メシアをたきつけた奴だろう」
>「具体的には?」
>「小さめの大陸が消えた、場所は火竜王の管轄。
>今は火竜王とその代行もこっちに来てるから、ゴールドドラゴンだけでは対処しきれてない」
>「何のためか解る?」
>「・・・いや・・・これは奴の意思じゃねえ」
>「どういうことよ」
>
>
>
>「さらに面倒が増えたかも知れん。
>くそっ!」
>
>
>
><続>
>
>
>――あとがき――
>
>第六話まできた。
>
>L:まだ続いてんの?
>
>そう。
>続いてます。
>
>L:読んでくださる方が大変でしょうが
>
>そうですなあ・・・
>ただ、この第六話・・・話が上手く進むかどうか・・・
>
>L:何でよ?
>
>第七話の方の流れは頭の中で形になってんだけど、そこまで上手く持っていけるかどうか・・・
おお、僕も似たような状態です。
>
>L:・・・・
>
>ま、意地で何とかしますけど。
>今までの話はそうだったし。
>
>L:強引に話を繋げる気?
>
>さあ、どうなりますか
>じゃあ、今回はこの辺で。
>
>L:次回はまたの講釈を。
・・・この話ってカオテッィック・レジェンドよりも続いているのでは(正規話では34話)
それでは〜

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9952Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 第一回キツネノテブクロ 2002/9/30 12:03:27
記事番号9949へのコメント


>>
>>――龍皇奇譚――
>> 第六話「思惑」 第一回
>>
>>
>>
>>
>>
>>どうにかこうにか仕事を片付けたラダマンティスは、なんとか王城を抜け出し、自宅の自室のベットで惰眠をむさぼっていた。
>>が「お客様です」の、クロイセルの一言でおこされ、寝ぼけた頭で客人に会う。
>>
>>「はろはろーんvv」
>・・・
>>
>>ずべえええっ!
>>客人を見た瞬間その場でこける、金の髪も美しい美貌の麗人が、にこにこしながらお茶飲んでいた。
>>「セイルーンに行ってたんじゃないんすか?」
>>殆どヤンキーみたいなノリで話すラダマンティス;;
>>「そうなんだけどね、あんた引っ張って来た方が面白そうだからv
>>呼びに来ちゃった、てへっv」
>>「・・・・・・・・・・・・」
>>「いいでしょ?
>>玻璃」
>>「その名で呼ぶな!!」
>>金色の王であるエルが玻璃≠フ名を出したとたん、ラダマティスがエルに殺気を叩きつける。
>>「・・・ごめん、今のはあたしの考え無しだったわ。
>>その殺気は引っ込めてくれる?」
>>「あ・・・申し訳ありません;;」
>>何気にそこらの神や魔王なら、本気で逃げ出すような殺気を相手にぶつけていた事に気がつき、慌てて謝罪する。
>そんなに凄いの?
凄いんですよ・・・何故か
>>「・・・力自体は封じてないのね?」
>>「・・・封じているのは血の方なので・・・」
>>「ふーん、じゃちょうどいいかな。
>>これから一緒にセイルーンに来てもらうわよ、あんた一応空間移動できたわよね?」
>>「使ってませんけどね」
>>「じゃ行こうか」
>>それだけ言って、えるはさっさと空間を渡る。
>>「・・・しゃーねえ、クルスおまえも来い」
>>とか言ってクロイセルの首根っこひっつかまえて、空間を渡る。
>>「・・・俺の苦情は誰に言えばいいんだろ(泣)」
>>とかクロイセルが呟いていたのは、聞こえない振りをしたようだ・・・
>>
>>
>>「ほろはろーんvv」
>>「ようお帰りナイトメア」
>>ヴァルが読んでた報告書に、目を向けたまま言葉を返す。
>>他の面々は思いっきり固まってたりするが・・・ちびヴァルことルースは、兄の膝の上で丸くなって寝てる(笑)
>>「何読んでのよ?」
>>「世界情勢」
>・・・
>>「は?」
>>「さっき天竜王と地竜王のとこの神官どもが持ってきた、被害報告書。
>>今までは襲われてたのは、高位の存在だったんだが、それだけじゃなくなって来てるみたいでな。
>>そっちは何処行ってたんだよ?」
>>「あたしの代わりに色々動いてもらおうと思って、ちょっと呼んで来たのよ」
>>「誰を?」
>>「俺だよ」
>>問いかけたヴァルの言葉に答えたのは、ひたすら白い男ラダマンティス。
>>「で、これがおまけ」
>>「・・・・その言葉にどういえって言うんですか(怒)」
>>ラダマンティスにおまけ呼ばわりされたのは、対照的に黒い男のクロイセル。
>>「・・・おっさん・・・空間渡るなよ;;
>>人間離れしすぎだ(汗)」
>>「ちっ、ばれたか」
>>子供が悪戯を見つけられた時の様な表情で、舌打ちする。
>>「で、親父・・・クルスに何させる気だ?」
>>何とか硬直から脱して、聞くのはラダマンティスの息子のゼルガディス。
>>「おまえの護衛兼話し相手兼、八つ当たり要員」
>>
>>どべしゃっ!
>>
>>そのセリフにその場の何人かがひっくりこける。
>>「なんだ最後の八つ当たり要員≠チてのは!?」
>>「気にすんな」
>>「気にするわ!!」
>>「まあ、若・・・こういう人なんですから諦めましょう(TT)」
>>妙に悟りきった表情でぽつっと呟くのは、八つ当たり要員と言われたクロイセル。
>>
>>「で、あたしが喋ってもいいかしら?」
>>
>>さり気に大鎌だしつつ、金色の王は言う。
>>「・・・脅すなって;;」
>>ため息つきつつ、注意するのはヴァル。
>>「大鎌が駄目なら・・・」
>>「スコップも駄目だ」
>>「・・・・」
>>大鎌しまってスコップを出しかけてるところで止められ、ちょっと目が潤んでる金髪魔王。
>>「で、話しって?」
>>「あ、悪いけどヴァルは席はずして」
>>「?・・・!解った」
>>膝の中で丸くなってるルースを抱えあげて、ヴァルは返事だけして部屋から出て行く。
>>「あの、L様。
>>何でヴァルだけ外すんですか?」
>>「いろいろあんのよv」
>>フィリアのいかぶしげな問いかけを、さらっと聞き流す。
>>「ヴァルに内緒にしときたいの、できればね」
>>
>>
>>ヴァルは場所を庭の大木の下に移し、また報告書を読み始める。
>>ルース一度目を覚ましたものの、やっぱり膝の上で丸くなっている。
>>「良く寝るわね、この子」
>>「・・・あいつらと何話してたんだ?」
>>「それは悪いけど教えない。
>>で、その報告書って?」
>>「ああ、これな、本当はフレイのオッサンに届けられた物なんだ・・・俺も読ませてもらってるんだが、どうもカオティック・メシアの意思に反した、行動取ってる奴が居る。
>>多分そいつらを動かしてる奴が、カオティック・メシアをたきつけた奴だろう」
>>「具体的には?」
>>「小さめの大陸が消えた、場所は火竜王の管轄。
>>今は火竜王とその代行もこっちに来てるから、ゴールドドラゴンだけでは対処しきれてない」
>>「何のためか解る?」
>>「・・・いや・・・これは奴の意思じゃねえ」
>>「どういうことよ」
>>
>>
>>
>>「さらに面倒が増えたかも知れん。
>>くそっ!」
>>
>>
>>
>><続>
>>
>>
>>――あとがき――
>>
>>第六話まできた。
>>
>>L:まだ続いてんの?
>>
>>そう。
>>続いてます。
>>
>>L:読んでくださる方が大変でしょうが
>>
>>そうですなあ・・・
>>ただ、この第六話・・・話が上手く進むかどうか・・・
>>
>>L:何でよ?
>>
>>第七話の方の流れは頭の中で形になってんだけど、そこまで上手く持っていけるかどうか・・・
>おお、僕も似たような状態です。
>>
>>L:・・・・
>>
>>ま、意地で何とかしますけど。
>>今までの話はそうだったし。
>>
>>L:強引に話を繋げる気?
>>
>>さあ、どうなりますか
>>じゃあ、今回はこの辺で。
>>
>>L:次回はまたの講釈を。
>・・・この話ってカオテッィック・レジェンドよりも続いているのでは(正規話では34話)
>それでは〜
>
レス有難う御座います。

で、このシリーズ直に関係してる物を、ちょっと数えてみました、何話あるか。
本編――29話(第五話までの時点)
外伝――2話(本編の時間的には始まる前)
こぼれ話1話
硝子――4話(この話は第五話に挿入予定だったもの)
以上です。
さらに「竜の血の連なり・・・か?(全9話)」を含めると、結構長いかもしれないです。

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9956龍皇奇譚 第六話「思惑」 第二回キツネノテブクロ 2002/9/30 13:35:44
記事番号9943へのコメント

――龍皇奇譚――
 第六話「思惑」 第二回





世界の中心、ゲートがあった辺りに五人の人影。
「アイオロス様、あの者を放っておいて良いのですか?」
「ボレアス・・・我らの力であの者を相手には出来ん」
「そうですよ、曲りなりのもあれは混沌の王に近き力を持つ者・・・」
「そうは言うがノトス、我らに要るのはあの力だぞ」
「その辺にしておけ、ノトス、ボレアス」
それきり沈黙する・・・



ラダマンティスは一人、己の武器を手入れしていた。
金色の王の命に従うために・・・
「何してんだ?」
そう問いかけたのはルーク。
セイルーンに一緒に来たものの、特に何をするでもなく、無為に過ごし暇を感じていた。
「見て解らんか?」
「武器の手入れ」
「じゃ、聞くな」
「そうじゃなくて、何で武器の手入れしてんのか聞いてんだよ」
愛想の無いラダマンティスに呆れながら、投げやりな言い方でルークは言う。
「・・・」
「なあ、俺も行っていいか?」
ルークのセリフにラダマンティスは、ついまじまじと見返してしまう。
「理由は?」
「なんとなく」

「・・・・・」

何とも軽い言い様に、ラダマンティスは沈黙する。
この青年はこれから自分の行こうとする場所が、どんなものかわかってないのだろうかと・・・
「何があるかわからん場所へ、行こうと言うのか?」
「あんたも行くんだろ?」
「・・・・何を行っても無駄そうだな」
「まーな」
「なら、金色の王に一応言っとけ」
「俺も一緒に行くってか」
軽く笑ってルークは言うとその場を後にした。
「俺は・・・人間ですら無いかも知れんのに・・・」
ラダマンティスの呟きを聞くものは無かった。



「ふみゃ?」
ちびヴァル・・・ではなくてルースは一人、庭で遊んでいた。
無駄に広い王宮の庭は、走り回るだけでかなり遊べる。
で、ルースは迷子になっていた・・・性格に言うと、庭に造られた植木による迷路で遊んでいたら、迷ってしまったのだ。
「みゅうう」
あっちにぽてぽて、こっちにぽてぽて歩いてみても一向に出られない。
その上まだ小さいため飛べず、そのため飛んで上から出ることが出来ない。
「みゃああああ(TT)」
ついに泣き出してしまった。


「ん?」
「どうしました?」
「・・・ルースの泣き声がしないか?」
「え?
・・・・・・・・・・・・・・・本当ですね」
「探してくる」
フィリアたちと呑気にお茶を飲んでたヴァルは、ルースを探しに席を立つ。
外に出ると背中に翼を広げる、その翼の色はエンシェントドラゴンの暗いブルーグレーではなく、真っ白。
そして空に浮かぶと庭を中心にルースを探す。
「いた」


「ふにゃああああああああああああ!!!!!!!!(TxT)」
「ルース!」
「兄ちゃん?」
ヴァルの声が聞こえたとたんに泣き止む、上から降りてくる兄に小さい手を伸ばして掴もうとする。
「迷子になってたのか;;」
ふわりと降り立ちルースを抱き上げ安心させる。
落ち着いたところで、今度はルースを肩に引っ掛けて迷路を出る。


「よ、何肩に引っ掛けてんだ?」
ヴァルがルースを肩に引っ掛けたまま、廊下を歩いているとラダマンティスが声をかけてきた。
「なんに見える?」
「隠し子」

ずりっ!

その言葉にもうちょっとで、ルースを落っことしそうになる。
「おい(怒)」
「冗談だ(笑)ゼルから聞いてる。
お前さんの弟なんだろ?」
「ああ」
「女達のいい玩具にされねえか(^^;」
「・・・(−ー;」
連れて来た時の事を思い出し、眉間にしわがよる。
「おーい、ここにしわよってんぞ」
そういいながら眉間を指差すラダマンティス。
「ほっとけ」


「ヴァルには悪いけど、行動を起こさせてもらうわね」


<続>


――あとがき――

L様暗躍。

L:なにそれ?

言葉の通り。

L:それよりヴァル、弟には甘いわね;;

そうですね;;
でもルース可愛いしvv

L:ヴァルみたいに捻くれないといいけど(笑)

ま、第六話にしてやっと本格的に、動き始めた気がしないでもないです。

L:そうね。

じゃあ、この辺で。

L:あたしの活躍を見てねvv





違う気が;;

L:何よ(怒)

いえ(滝汗)

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9957Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 第二回Yuppy 2002/9/30 14:01:18
記事番号9956へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9956「龍皇奇譚 第六話「思惑」 第二回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第六話「思惑」 第二回
>
>
>
>
>
>世界の中心、ゲートがあった辺りに五人の人影。
>「アイオロス様、あの者を放っておいて良いのですか?」
>「ボレアス・・・我らの力であの者を相手には出来ん」
>「そうですよ、曲りなりのもあれは混沌の王に近き力を持つ者・・・」
>「そうは言うがノトス、我らに要るのはあの力だぞ」
>「その辺にしておけ、ノトス、ボレアス」
>それきり沈黙する・・・
>
>
>
>ラダマンティスは一人、己の武器を手入れしていた。
>金色の王の命に従うために・・・
>「何してんだ?」
>そう問いかけたのはルーク。
>セイルーンに一緒に来たものの、特に何をするでもなく、無為に過ごし暇を感じていた。
>「見て解らんか?」
>「武器の手入れ」
>「じゃ、聞くな」
>「そうじゃなくて、何で武器の手入れしてんのか聞いてんだよ」
>愛想の無いラダマンティスに呆れながら、投げやりな言い方でルークは言う。
>「・・・」
>「なあ、俺も行っていいか?」
>ルークのセリフにラダマンティスは、ついまじまじと見返してしまう。
>「理由は?」
>「なんとなく」
…………。
>
>「・・・・・」
>
>何とも軽い言い様に、ラダマンティスは沈黙する。
>この青年はこれから自分の行こうとする場所が、どんなものかわかってないのだろうかと・・・
>「何があるかわからん場所へ、行こうと言うのか?」
>「あんたも行くんだろ?」
>「・・・・何を行っても無駄そうだな」
>「まーな」
>「なら、金色の王に一応言っとけ」
>「俺も一緒に行くってか」
>軽く笑ってルークは言うとその場を後にした。
>「俺は・・・人間ですら無いかも知れんのに・・・」
>ラダマンティスの呟きを聞くものは無かった。
>
>
>
>「ふみゃ?」
ネコみたいで可愛いv
>ちびヴァル・・・ではなくてルースは一人、庭で遊んでいた。
>無駄に広い王宮の庭は、走り回るだけでかなり遊べる。
>で、ルースは迷子になっていた・・・性格に言うと、庭に造られた植木による迷路で遊んでいたら、迷ってしまったのだ。
>「みゅうう」
ネコだ……。鳴き声が。
>あっちにぽてぽて、こっちにぽてぽて歩いてみても一向に出られない。
>その上まだ小さいため飛べず、そのため飛んで上から出ることが出来ない。
>「みゃああああ(TT)」
いや、マジでネコ。
>ついに泣き出してしまった。
>
>
>「ん?」
>「どうしました?」
>「・・・ルースの泣き声がしないか?」
>「え?
>・・・・・・・・・・・・・・・本当ですね」
あんたら耳いいッ!
>「探してくる」
>フィリアたちと呑気にお茶を飲んでたヴァルは、ルースを探しに席を立つ。
>外に出ると背中に翼を広げる、その翼の色はエンシェントドラゴンの暗いブルーグレーではなく、真っ白。
>そして空に浮かぶと庭を中心にルースを探す。
>「いた」
>
>
>「ふにゃああああああああああああ!!!!!!!!(TxT)」
かわいいし…………。
>「ルース!」
>「兄ちゃん?」
あ、しゃべった(当たり前じゃ、自分)
>ヴァルの声が聞こえたとたんに泣き止む、上から降りてくる兄に小さい手を伸ばして掴もうとする。
>「迷子になってたのか;;」
>ふわりと降り立ちルースを抱き上げ安心させる。
>落ち着いたところで、今度はルースを肩に引っ掛けて迷路を出る。
>
>
>「よ、何肩に引っ掛けてんだ?」
>ヴァルがルースを肩に引っ掛けたまま、廊下を歩いているとラダマンティスが声をかけてきた。
>「なんに見える?」
>「隠し子」
…………。
>
>ずりっ!
>
>その言葉にもうちょっとで、ルースを落っことしそうになる。
>「おい(怒)」
>「冗談だ(笑)ゼルから聞いてる。
>お前さんの弟なんだろ?」
>「ああ」
>「女達のいい玩具にされねえか(^^;」
>「・・・(−ー;」
>連れて来た時の事を思い出し、眉間にしわがよる。
>「おーい、ここにしわよってんぞ」
>そういいながら眉間を指差すラダマンティス。
>「ほっとけ」
>
>
>「ヴァルには悪いけど、行動を起こさせてもらうわね」
>
>
><続>
>
>
>――あとがき――
>
>L様暗躍。
>
>L:なにそれ?
>
>言葉の通り。
>
>L:それよりヴァル、弟には甘いわね;;
>
>そうですね;;
>でもルース可愛いしvv
>
>L:ヴァルみたいに捻くれないといいけど(笑)
>
>ま、第六話にしてやっと本格的に、動き始めた気がしないでもないです。
>
>L:そうね。
>
>じゃあ、この辺で。
>
>L:あたしの活躍を見てねvv
見ます!
>
>
>
>
>
>違う気が;;
>
>L:何よ(怒)
>
>いえ(滝汗)

ではこの辺で!さようなら〜。

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9965Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 第二回キツネノテブクロ 2002/9/30 16:18:22
記事番号9957へのコメント


>>
>>――龍皇奇譚――
>> 第六話「思惑」 第二回
>>
>>
>>
>>
>>
>>世界の中心、ゲートがあった辺りに五人の人影。
>>「アイオロス様、あの者を放っておいて良いのですか?」
>>「ボレアス・・・我らの力であの者を相手には出来ん」
>>「そうですよ、曲りなりのもあれは混沌の王に近き力を持つ者・・・」
>>「そうは言うがノトス、我らに要るのはあの力だぞ」
>>「その辺にしておけ、ノトス、ボレアス」
>>それきり沈黙する・・・
>>
>>
>>
>>ラダマンティスは一人、己の武器を手入れしていた。
>>金色の王の命に従うために・・・
>>「何してんだ?」
>>そう問いかけたのはルーク。
>>セイルーンに一緒に来たものの、特に何をするでもなく、無為に過ごし暇を感じていた。
>>「見て解らんか?」
>>「武器の手入れ」
>>「じゃ、聞くな」
>>「そうじゃなくて、何で武器の手入れしてんのか聞いてんだよ」
>>愛想の無いラダマンティスに呆れながら、投げやりな言い方でルークは言う。
>>「・・・」
>>「なあ、俺も行っていいか?」
>>ルークのセリフにラダマンティスは、ついまじまじと見返してしまう。
>>「理由は?」
>>「なんとなく」
>…………。
この答えだと無言ぐらいしかないので・・・
>>
>>「・・・・・」
>>
>>何とも軽い言い様に、ラダマンティスは沈黙する。
>>この青年はこれから自分の行こうとする場所が、どんなものかわかってないのだろうかと・・・
>>「何があるかわからん場所へ、行こうと言うのか?」
>>「あんたも行くんだろ?」
>>「・・・・何を行っても無駄そうだな」
>>「まーな」
>>「なら、金色の王に一応言っとけ」
>>「俺も一緒に行くってか」
>>軽く笑ってルークは言うとその場を後にした。
>>「俺は・・・人間ですら無いかも知れんのに・・・」
>>ラダマンティスの呟きを聞くものは無かった。
>>
>>
>>
>>「ふみゃ?」
>ネコみたいで可愛いv
赤ちゃんの鳴き声って猫の鳴き声とそっくりですし(^^)
>>ちびヴァル・・・ではなくてルースは一人、庭で遊んでいた。
>>無駄に広い王宮の庭は、走り回るだけでかなり遊べる。
>>で、ルースは迷子になっていた・・・性格に言うと、庭に造られた植木による迷路で遊んでいたら、迷ってしまったのだ。
>>「みゅうう」
>ネコだ……。鳴き声が。
>>あっちにぽてぽて、こっちにぽてぽて歩いてみても一向に出られない。
>>その上まだ小さいため飛べず、そのため飛んで上から出ることが出来ない。
>>「みゃああああ(TT)」
>いや、マジでネコ。
>>ついに泣き出してしまった。
>>
>>
>>「ん?」
>>「どうしました?」
>>「・・・ルースの泣き声がしないか?」
>>「え?
>>・・・・・・・・・・・・・・・本当ですね」
>あんたら耳いいッ!
人類外生命体(笑)だからですよ。
>>「探してくる」
>>フィリアたちと呑気にお茶を飲んでたヴァルは、ルースを探しに席を立つ。
>>外に出ると背中に翼を広げる、その翼の色はエンシェントドラゴンの暗いブルーグレーではなく、真っ白。
>>そして空に浮かぶと庭を中心にルースを探す。
>>「いた」
>>
>>
>>「ふにゃああああああああああああ!!!!!!!!(TxT)」
>かわいいし…………。
>>「ルース!」
>>「兄ちゃん?」
>あ、しゃべった(当たり前じゃ、自分)
>>ヴァルの声が聞こえたとたんに泣き止む、上から降りてくる兄に小さい手を伸ばして掴もうとする。
>>「迷子になってたのか;;」
>>ふわりと降り立ちルースを抱き上げ安心させる。
>>落ち着いたところで、今度はルースを肩に引っ掛けて迷路を出る。
>>
>>
>>「よ、何肩に引っ掛けてんだ?」
>>ヴァルがルースを肩に引っ掛けたまま、廊下を歩いているとラダマンティスが声をかけてきた。
>>「なんに見える?」
>>「隠し子」
>…………。
>>
>>ずりっ!
>>
>>その言葉にもうちょっとで、ルースを落っことしそうになる。
>>「おい(怒)」
>>「冗談だ(笑)ゼルから聞いてる。
>>お前さんの弟なんだろ?」
>>「ああ」
>>「女達のいい玩具にされねえか(^^;」
>>「・・・(−ー;」
>>連れて来た時の事を思い出し、眉間にしわがよる。
>>「おーい、ここにしわよってんぞ」
>>そういいながら眉間を指差すラダマンティス。
>>「ほっとけ」
>>
>>
>>「ヴァルには悪いけど、行動を起こさせてもらうわね」
>>
>>
>><続>
>>
>>
>>――あとがき――
>>
>>L様暗躍。
>>
>>L:なにそれ?
>>
>>言葉の通り。
>>
>>L:それよりヴァル、弟には甘いわね;;
>>
>>そうですね;;
>>でもルース可愛いしvv
>>
>>L:ヴァルみたいに捻くれないといいけど(笑)
>>
>>ま、第六話にしてやっと本格的に、動き始めた気がしないでもないです。
>>
>>L:そうね。
>>
>>じゃあ、この辺で。
>>
>>L:あたしの活躍を見てねvv
>見ます!
L:ありがとうvv
>>
>>
>>
>>
>>
>>違う気が;;
>>
>>L:何よ(怒)
>>
>>いえ(滝汗)
>
>ではこの辺で!さようなら〜。
有難う御座いました。

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9960Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 第二回ドラマ・スライム 2002/9/30 15:21:59
記事番号9956へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9956「龍皇奇譚 第六話「思惑」 第二回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第六話「思惑」 第二回
>
>
>
>
>
>世界の中心、ゲートがあった辺りに五人の人影。
>「アイオロス様、あの者を放っておいて良いのですか?」
>「ボレアス・・・我らの力であの者を相手には出来ん」
>「そうですよ、曲りなりのもあれは混沌の王に近き力を持つ者・・・」
>「そうは言うがノトス、我らに要るのはあの力だぞ」
>「その辺にしておけ、ノトス、ボレアス」
>それきり沈黙する・・・
覚えられない。
>
>
>
>ラダマンティスは一人、己の武器を手入れしていた。
>金色の王の命に従うために・・・
>「何してんだ?」
>そう問いかけたのはルーク。
>セイルーンに一緒に来たものの、特に何をするでもなく、無為に過ごし暇を感じていた。
>「見て解らんか?」
>「武器の手入れ」
>「じゃ、聞くな」
>「そうじゃなくて、何で武器の手入れしてんのか聞いてんだよ」
>愛想の無いラダマンティスに呆れながら、投げやりな言い方でルークは言う。
>「・・・」
>「なあ、俺も行っていいか?」
>ルークのセリフにラダマンティスは、ついまじまじと見返してしまう。
>「理由は?」
>「なんとなく」
>
>「・・・・・」
>
>何とも軽い言い様に、ラダマンティスは沈黙する。
>この青年はこれから自分の行こうとする場所が、どんなものかわかってないのだろうかと・・・
>「何があるかわからん場所へ、行こうと言うのか?」
>「あんたも行くんだろ?」
>「・・・・何を行っても無駄そうだな」
>「まーな」
>「なら、金色の王に一応言っとけ」
>「俺も一緒に行くってか」
>軽く笑ってルークは言うとその場を後にした。
>「俺は・・・人間ですら無いかも知れんのに・・・」
>ラダマンティスの呟きを聞くものは無かった。
>
>
>
>「ふみゃ?」
>ちびヴァル・・・ではなくてルースは一人、庭で遊んでいた。
>無駄に広い王宮の庭は、走り回るだけでかなり遊べる。
>で、ルースは迷子になっていた・・・性格に言うと、庭に造られた植木による迷路で遊んでいたら、迷ってしまったのだ。
>「みゅうう」
>あっちにぽてぽて、こっちにぽてぽて歩いてみても一向に出られない。
>その上まだ小さいため飛べず、そのため飛んで上から出ることが出来ない。
>「みゃああああ(TT)」
>ついに泣き出してしまった。
>
>
>「ん?」
>「どうしました?」
>「・・・ルースの泣き声がしないか?」
>「え?
>・・・・・・・・・・・・・・・本当ですね」
>「探してくる」
>フィリアたちと呑気にお茶を飲んでたヴァルは、ルースを探しに席を立つ。
>外に出ると背中に翼を広げる、その翼の色はエンシェントドラゴンの暗いブルーグレーではなく、真っ白。
ほうなの
>そして空に浮かぶと庭を中心にルースを探す。
>「いた」
>
>
>「ふにゃああああああああああああ!!!!!!!!(TxT)」
>「ルース!」
>「兄ちゃん?」
>ヴァルの声が聞こえたとたんに泣き止む、上から降りてくる兄に小さい手を伸ばして掴もうとする。
>「迷子になってたのか;;」
>ふわりと降り立ちルースを抱き上げ安心させる。
>落ち着いたところで、今度はルースを肩に引っ掛けて迷路を出る。
>
>
>「よ、何肩に引っ掛けてんだ?」
>ヴァルがルースを肩に引っ掛けたまま、廊下を歩いているとラダマンティスが声をかけてきた。
>「なんに見える?」
>「隠し子」
>
>ずりっ!
>
>その言葉にもうちょっとで、ルースを落っことしそうになる。
>「おい(怒)」
>「冗談だ(笑)ゼルから聞いてる。
>お前さんの弟なんだろ?」
>「ああ」
>「女達のいい玩具にされねえか(^^;」
>「・・・(−ー;」
>連れて来た時の事を思い出し、眉間にしわがよる。
>「おーい、ここにしわよってんぞ」
>そういいながら眉間を指差すラダマンティス。
>「ほっとけ」
>
>
>「ヴァルには悪いけど、行動を起こさせてもらうわね」
>
>
><続>
>
>
>――あとがき――
>
>L様暗躍。
>
>L:なにそれ?
>
>言葉の通り。
>
>L:それよりヴァル、弟には甘いわね;;
>
>そうですね;;
>でもルース可愛いしvv
>
>L:ヴァルみたいに捻くれないといいけど(笑)
>
>ま、第六話にしてやっと本格的に、動き始めた気がしないでもないです。
>
>L:そうね。
>
>じゃあ、この辺で。
>
>L:あたしの活躍を見てねvv
(じーーっ)←視線
>
>
>
>
>
>違う気が;;
>
>L:何よ(怒)
>
>いえ(滝汗)
それでは〜

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9967Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 第二回キツネノテブクロ 2002/9/30 16:23:13
記事番号9960へのコメント


>>
>>――龍皇奇譚――
>> 第六話「思惑」 第二回
>>
>>
>>
>>
>>
>>世界の中心、ゲートがあった辺りに五人の人影。
>>「アイオロス様、あの者を放っておいて良いのですか?」
>>「ボレアス・・・我らの力であの者を相手には出来ん」
>>「そうですよ、曲りなりのもあれは混沌の王に近き力を持つ者・・・」
>>「そうは言うがノトス、我らに要るのはあの力だぞ」
>>「その辺にしておけ、ノトス、ボレアス」
>>それきり沈黙する・・・
>覚えられない。
オリキャラ出まくり、かなりの人数ですしね;;
>>
>>
>>
>>ラダマンティスは一人、己の武器を手入れしていた。
>>金色の王の命に従うために・・・
>>「何してんだ?」
>>そう問いかけたのはルーク。
>>セイルーンに一緒に来たものの、特に何をするでもなく、無為に過ごし暇を感じていた。
>>「見て解らんか?」
>>「武器の手入れ」
>>「じゃ、聞くな」
>>「そうじゃなくて、何で武器の手入れしてんのか聞いてんだよ」
>>愛想の無いラダマンティスに呆れながら、投げやりな言い方でルークは言う。
>>「・・・」
>>「なあ、俺も行っていいか?」
>>ルークのセリフにラダマンティスは、ついまじまじと見返してしまう。
>>「理由は?」
>>「なんとなく」
>>
>>「・・・・・」
>>
>>何とも軽い言い様に、ラダマンティスは沈黙する。
>>この青年はこれから自分の行こうとする場所が、どんなものかわかってないのだろうかと・・・
>>「何があるかわからん場所へ、行こうと言うのか?」
>>「あんたも行くんだろ?」
>>「・・・・何を行っても無駄そうだな」
>>「まーな」
>>「なら、金色の王に一応言っとけ」
>>「俺も一緒に行くってか」
>>軽く笑ってルークは言うとその場を後にした。
>>「俺は・・・人間ですら無いかも知れんのに・・・」
>>ラダマンティスの呟きを聞くものは無かった。
>>
>>
>>
>>「ふみゃ?」
>>ちびヴァル・・・ではなくてルースは一人、庭で遊んでいた。
>>無駄に広い王宮の庭は、走り回るだけでかなり遊べる。
>>で、ルースは迷子になっていた・・・性格に言うと、庭に造られた植木による迷路で遊んでいたら、迷ってしまったのだ。
>>「みゅうう」
>>あっちにぽてぽて、こっちにぽてぽて歩いてみても一向に出られない。
>>その上まだ小さいため飛べず、そのため飛んで上から出ることが出来ない。
>>「みゃああああ(TT)」
>>ついに泣き出してしまった。
>>
>>
>>「ん?」
>>「どうしました?」
>>「・・・ルースの泣き声がしないか?」
>>「え?
>>・・・・・・・・・・・・・・・本当ですね」
>>「探してくる」
>>フィリアたちと呑気にお茶を飲んでたヴァルは、ルースを探しに席を立つ。
>>外に出ると背中に翼を広げる、その翼の色はエンシェントドラゴンの暗いブルーグレーではなく、真っ白。
>ほうなの
そうなんです、翼が白いその説明もどっかでします。
>>そして空に浮かぶと庭を中心にルースを探す。
>>「いた」
>>
>>
>>「ふにゃああああああああああああ!!!!!!!!(TxT)」
>>「ルース!」
>>「兄ちゃん?」
>>ヴァルの声が聞こえたとたんに泣き止む、上から降りてくる兄に小さい手を伸ばして掴もうとする。
>>「迷子になってたのか;;」
>>ふわりと降り立ちルースを抱き上げ安心させる。
>>落ち着いたところで、今度はルースを肩に引っ掛けて迷路を出る。
>>
>>
>>「よ、何肩に引っ掛けてんだ?」
>>ヴァルがルースを肩に引っ掛けたまま、廊下を歩いているとラダマンティスが声をかけてきた。
>>「なんに見える?」
>>「隠し子」
>>
>>ずりっ!
>>
>>その言葉にもうちょっとで、ルースを落っことしそうになる。
>>「おい(怒)」
>>「冗談だ(笑)ゼルから聞いてる。
>>お前さんの弟なんだろ?」
>>「ああ」
>>「女達のいい玩具にされねえか(^^;」
>>「・・・(−ー;」
>>連れて来た時の事を思い出し、眉間にしわがよる。
>>「おーい、ここにしわよってんぞ」
>>そういいながら眉間を指差すラダマンティス。
>>「ほっとけ」
>>
>>
>>「ヴァルには悪いけど、行動を起こさせてもらうわね」
>>
>>
>><続>
>>
>>
>>――あとがき――
>>
>>L様暗躍。
>>
>>L:なにそれ?
>>
>>言葉の通り。
>>
>>L:それよりヴァル、弟には甘いわね;;
>>
>>そうですね;;
>>でもルース可愛いしvv
>>
>>L:ヴァルみたいに捻くれないといいけど(笑)
>>
>>ま、第六話にしてやっと本格的に、動き始めた気がしないでもないです。
>>
>>L:そうね。
>>
>>じゃあ、この辺で。
>>
>>L:あたしの活躍を見てねvv
>(じーーっ)←視線
L:(じーー)←視線返し

何やってんですか;;

L:え、何と無く・・・
>>
>>
>>
>>
>>
>>違う気が;;
>>
>>L:何よ(怒)
>>
>>いえ(滝汗)
>それでは〜
>
有難う御座いました。

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9964龍皇奇譚 第六話「思惑」 最終回キツネノテブクロ 2002/9/30 16:15:05
記事番号9943へのコメント

――龍皇奇譚――
 第六話「思惑」 最終回





その夜、ラダマンティスとルークが王宮から姿を消した。


「ナイトメア、なにやらせてんだ?」
「内緒v」
ヴァルが幾ら聞いてもエルは教えようとはしなかった、さらにラダマンティスだけでなく、火竜王の親子も姿を消していた。
自分の知らないところで、何かをし始めるエルに何かを言える訳ではなかった。
何故なら、自分を通してカオティック・メシアが知ってしまうから・・・

「・・・ごめんね、ヴァル。
今回の事で一番傷つくのは、あんたかもしれないから・・・」

何を聞いても答えてくれないエルに、ヴァルが不貞腐れた時、エルがこう言った。
全てのモノの母たる金色の王にここまで言われて、さらに何かを言えるほど、ヴァルは人生捨てては無かった。



アイオロスは一人で、ヴァルガーヴが本拠地として使っていた遺跡に来ていた。
何かを探るように、中を物色していく。
「・・・ここには無いか・・・」
自らが探す物の手がかりでもあればと来てみたが、収穫は無かった。
「アルメイスめ・・・何も残さなかったのか・・・それとも何も無かったのか?」
呟くアイオロスの声に苦いものが混じる。
「アイオロス様、エウロスとゼピュロスの二名参りました」
「ご苦労、何か収穫はあったか?」
「いえ・・・」
「そうか・・・金色の王には気づかれなかっただろうな?」
「恐らく」
「ふむ・・・」
顎に手をやりアイオロスは考え込む・・・
「ここには無かった・・・と言う事はアルメイスは知らなかったのだろうか?」
「アルメイス殿が知っていたとは、考えにくいのでは」
「ゼピュロスもそう思うか?
俺もそう思ってたんだ、アルメイスは俺達の本当の目的を、知らなかったんじゃないかと・・・」
「・・・どうも、そう考えざる終えんな。
エルロゴスとシーリウスも知らぬ可能性もある」
「そう言えば、シーリウス殿がこの世界に来ていたようですが?」
「やつなら、もとの世界に戻っておる。
何を考えているのか知らんが・・・」
そう言ったアイオロスの表情は何処か疲れていた。


金色の王の下へ訪れている者があった。
その者はシビュレの一人、ネメシス。
「突然の来訪の無礼ご容赦願いたい。
モイラの伝言をことづかっております」
「聞きましょう・・・あたしのとこに来るって事は、ヴァルには知られちゃいけない事なんでしょ?」
「はい・・・実は・・・」


「・・・ヴァルはそれを知ってるのかしら?」


リナ達何時もの四人は、シビュレの一人と対峙していた。
「何しに来たのよ」
「我はテュケ、皇の命により、汝らに彷徨いの都へ・・・」
そう告げると、テュケと名乗るシビュレの手のひらに黒い光が宿る。
そして、リナ達はその光包まれると、意識を手放した・・・





―――歯車が動き始めたか・・・







<第六話・終>


――あとがき――

第六話は短いですがここまでです。

L:一番短いわね;;

しょうがないです、その分第七話が大変なんだから・・・(遠い目)

L:ところであたしの活躍は?

第七話では余り予定してないけど・・・第八話くらいでまた出ると思う。
はっきりとは言えないから、確約はしないけど。

L:・・・・(無言で大鎌を出す)

最近言わなかったけど、『あとがき及び前書きで暴れるたびに出番カットv』は変わってません。

L:・・・(無言で大鎌しまう)

ま、第六話は何だかL様が暗躍してますな・・・その分ヴァルは蚊帳の外になりかかってるけど。

L:ま、しょうがないじゃない。

そうですよね、じゃあこの辺で。

L:次もよろしくねvv



















L:やっぱり出番欲しいんだけど・・・

・・・・考えてみます・・・無理だったらごめんなさい・・・

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9966Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 最終回ドラマ・スライム 2002/9/30 16:20:37
記事番号9964へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9964「龍皇奇譚 第六話「思惑」 最終回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第六話「思惑」 最終回
>
>
>
>
>
>その夜、ラダマンティスとルークが王宮から姿を消した。
>
>
>「ナイトメア、なにやらせてんだ?」
>「内緒v」
>ヴァルが幾ら聞いてもエルは教えようとはしなかった、さらにラダマンティスだけでなく、火竜王の親子も姿を消していた。
>自分の知らないところで、何かをし始めるエルに何かを言える訳ではなかった。
>何故なら、自分を通してカオティック・メシアが知ってしまうから・・・
ふんふん
>
>「・・・ごめんね、ヴァル。
>今回の事で一番傷つくのは、あんたかもしれないから・・・」
>
>何を聞いても答えてくれないエルに、ヴァルが不貞腐れた時、エルがこう言った。
>全てのモノの母たる金色の王にここまで言われて、さらに何かを言えるほど、ヴァルは人生捨てては無かった。
>
>
>
>アイオロスは一人で、ヴァルガーヴが本拠地として使っていた遺跡に来ていた。
>何かを探るように、中を物色していく。
>「・・・ここには無いか・・・」
>自らが探す物の手がかりでもあればと来てみたが、収穫は無かった。
>「アルメイスめ・・・何も残さなかったのか・・・それとも何も無かったのか?」
>呟くアイオロスの声に苦いものが混じる。
>「アイオロス様、エウロスとゼピュロスの二名参りました」
>「ご苦労、何か収穫はあったか?」
>「いえ・・・」
>「そうか・・・金色の王には気づかれなかっただろうな?」
>「恐らく」
>「ふむ・・・」
>顎に手をやりアイオロスは考え込む・・・
>「ここには無かった・・・と言う事はアルメイスは知らなかったのだろうか?」
>「アルメイス殿が知っていたとは、考えにくいのでは」
>「ゼピュロスもそう思うか?
>俺もそう思ってたんだ、アルメイスは俺達の本当の目的を、知らなかったんじゃないかと・・・」
>「・・・どうも、そう考えざる終えんな。
>エルロゴスとシーリウスも知らぬ可能性もある」
>「そう言えば、シーリウス殿がこの世界に来ていたようですが?」
>「やつなら、もとの世界に戻っておる。
>何を考えているのか知らんが・・・」
>そう言ったアイオロスの表情は何処か疲れていた。
いっぱい出ますね。
>
>
>金色の王の下へ訪れている者があった。
>その者はシビュレの一人、ネメシス。
>「突然の来訪の無礼ご容赦願いたい。
>モイラの伝言をことづかっております」
>「聞きましょう・・・あたしのとこに来るって事は、ヴァルには知られちゃいけない事なんでしょ?」
>「はい・・・実は・・・」
>
>
>「・・・ヴァルはそれを知ってるのかしら?」
>
>
>リナ達何時もの四人は、シビュレの一人と対峙していた。
>「何しに来たのよ」
>「我はテュケ、皇の命により、汝らに彷徨いの都へ・・・」
>そう告げると、テュケと名乗るシビュレの手のひらに黒い光が宿る。
>そして、リナ達はその光包まれると、意識を手放した・・・
シビュレって強いの?
>
>
>
>
>
>―――歯車が動き始めたか・・・
(ガタガタガタガタ)
>
>
>
>
>
>
>
><第六話・終>
>
>
>――あとがき――
>
>第六話は短いですがここまでです。
>
>L:一番短いわね;;
>
>しょうがないです、その分第七話が大変なんだから・・・(遠い目)
>
>L:ところであたしの活躍は?
>
>第七話では余り予定してないけど・・・第八話くらいでまた出ると思う。
>はっきりとは言えないから、確約はしないけど。
>
>L:・・・・(無言で大鎌を出す)
>
>最近言わなかったけど、『あとがき及び前書きで暴れるたびに出番カットv』は変わってません。
>
>L:・・・(無言で大鎌しまう)
>
>ま、第六話は何だかL様が暗躍してますな・・・その分ヴァルは蚊帳の外になりかかってるけど。
>
>L:ま、しょうがないじゃない。
>
>そうですよね、じゃあこの辺で。
はぁーいそれでは〜
>
>L:次もよろしくねvv
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>L:やっぱり出番欲しいんだけど・・・
>
>・・・・考えてみます・・・無理だったらごめんなさい・・・

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9968Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 最終回キツネノテブクロ 2002/9/30 16:32:55
記事番号9966へのコメント


>>
>>――龍皇奇譚――
>> 第六話「思惑」 最終回
>>
>>
>>
>>
>>
>>その夜、ラダマンティスとルークが王宮から姿を消した。
>>
>>
>>「ナイトメア、なにやらせてんだ?」
>>「内緒v」
>>ヴァルが幾ら聞いてもエルは教えようとはしなかった、さらにラダマンティスだけでなく、火竜王の親子も姿を消していた。
>>自分の知らないところで、何かをし始めるエルに何かを言える訳ではなかった。
>>何故なら、自分を通してカオティック・メシアが知ってしまうから・・・
>ふんふん
>>
>>「・・・ごめんね、ヴァル。
>>今回の事で一番傷つくのは、あんたかもしれないから・・・」
>>
>>何を聞いても答えてくれないエルに、ヴァルが不貞腐れた時、エルがこう言った。
>>全てのモノの母たる金色の王にここまで言われて、さらに何かを言えるほど、ヴァルは人生捨てては無かった。
>>
>>
>>
>>アイオロスは一人で、ヴァルガーヴが本拠地として使っていた遺跡に来ていた。
>>何かを探るように、中を物色していく。
>>「・・・ここには無いか・・・」
>>自らが探す物の手がかりでもあればと来てみたが、収穫は無かった。
>>「アルメイスめ・・・何も残さなかったのか・・・それとも何も無かったのか?」
>>呟くアイオロスの声に苦いものが混じる。
>>「アイオロス様、エウロスとゼピュロスの二名参りました」
>>「ご苦労、何か収穫はあったか?」
>>「いえ・・・」
>>「そうか・・・金色の王には気づかれなかっただろうな?」
>>「恐らく」
>>「ふむ・・・」
>>顎に手をやりアイオロスは考え込む・・・
>>「ここには無かった・・・と言う事はアルメイスは知らなかったのだろうか?」
>>「アルメイス殿が知っていたとは、考えにくいのでは」
>>「ゼピュロスもそう思うか?
>>俺もそう思ってたんだ、アルメイスは俺達の本当の目的を、知らなかったんじゃないかと・・・」
>>「・・・どうも、そう考えざる終えんな。
>>エルロゴスとシーリウスも知らぬ可能性もある」
>>「そう言えば、シーリウス殿がこの世界に来ていたようですが?」
>>「やつなら、もとの世界に戻っておる。
>>何を考えているのか知らんが・・・」
>>そう言ったアイオロスの表情は何処か疲れていた。
>いっぱい出ますね。
たぶんこれでオリキャラ殆ど出たと思うんですが、まだ出る可能性があります。
>>
>>
>>金色の王の下へ訪れている者があった。
>>その者はシビュレの一人、ネメシス。
>>「突然の来訪の無礼ご容赦願いたい。
>>モイラの伝言をことづかっております」
>>「聞きましょう・・・あたしのとこに来るって事は、ヴァルには知られちゃいけない事なんでしょ?」
>>「はい・・・実は・・・」
>>
>>
>>「・・・ヴァルはそれを知ってるのかしら?」
>>
>>
>>リナ達何時もの四人は、シビュレの一人と対峙していた。
>>「何しに来たのよ」
>>「我はテュケ、皇の命により、汝らに彷徨いの都へ・・・」
>>そう告げると、テュケと名乗るシビュレの手のひらに黒い光が宿る。
>>そして、リナ達はその光包まれると、意識を手放した・・・
>シビュレって強いの?
強いですよ、力だけならフィブリゾより上でしょう。
本編では特に説明してませんでしたが・・・
>>
>>
>>
>>
>>
>>―――歯車が動き始めたか・・・
>(ガタガタガタガタ)
あぶらさした方がいいかな?
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>><第六話・終>
>>
>>
>>――あとがき――
>>
>>第六話は短いですがここまでです。
>>
>>L:一番短いわね;;
>>
>>しょうがないです、その分第七話が大変なんだから・・・(遠い目)
>>
>>L:ところであたしの活躍は?
>>
>>第七話では余り予定してないけど・・・第八話くらいでまた出ると思う。
>>はっきりとは言えないから、確約はしないけど。
>>
>>L:・・・・(無言で大鎌を出す)
>>
>>最近言わなかったけど、『あとがき及び前書きで暴れるたびに出番カットv』は変わってません。
>>
>>L:・・・(無言で大鎌しまう)
>>
>>ま、第六話は何だかL様が暗躍してますな・・・その分ヴァルは蚊帳の外になりかかってるけど。
>>
>>L:ま、しょうがないじゃない。
>>
>>そうですよね、じゃあこの辺で。
>はぁーいそれでは〜
次もよろしくです。
>>
>>L:次もよろしくねvv
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>L:やっぱり出番欲しいんだけど・・・
>>
>>・・・・考えてみます・・・無理だったらごめんなさい・・・
>

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9973Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 最終回Yuppy 2002/9/30 17:44:22
記事番号9964へのコメント

たった1日で第6話完成ですかッ!?
尊敬します。私にはとてもじゃないけどできません。

では短いですが、これで。

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9979Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 最終回キツネノテブクロ 2002/9/30 19:55:04
記事番号9973へのコメント

Yuppyさんは No.9973「Re:龍皇奇譚 第六話「思惑」 最終回」で書きました。
>
>たった1日で第6話完成ですかッ!?
>尊敬します。私にはとてもじゃないけどできません。
尊敬されるような事では;;
第六話はもとからそんなに話があったわけでは無いので、勢いだけで書いてます(滝汗)
>
>では短いですが、これで。
次もよろしくです。

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