◆−龍皇奇譚−キツネノテブクロ (2002/9/28 10:06:35) NEW No.9842
 ┣龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第一回−キツネノテブクロ (2002/9/28 10:15:23) NEW No.9843
 ┣龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/28 10:24:45) NEW No.9844
 ┃┣Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第二回−ドラマ・スライム (2002/9/28 14:07:46) NEW No.9847
 ┃┃┗Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/28 15:01:39) NEW No.9853
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第二回−Yuppy (2002/9/28 14:13:42) NEW No.9849
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/28 15:06:14) NEW No.9855
 ┣龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第三回−キツネノテブクロ (2002/9/28 15:00:41) NEW No.9852
 ┃┣Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第三回−Yuppy (2002/9/28 15:06:09) NEW No.9854
 ┃┃┗Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第三回−キツネノテブクロ (2002/9/28 15:18:22) NEW No.9856
 ┃┣Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第三回−ドラマ・スライム (2002/9/28 15:55:12) NEW No.9859
 ┃┃┗Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第三回−キツネノテブクロ (2002/9/28 16:32:26) NEW No.9862
 ┃┗ルースかわいいですvv−海藤雄馬 (2002/9/28 22:08:42) NEW No.9888
 ┃ ┗Re:ルースかわいいですvv−キツネノテブクロ (2002/9/29 07:25:52) NEW No.9894
 ┣龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第四回−キツネノテブクロ (2002/9/29 07:06:04) NEW No.9892
 ┣龍皇奇譚 第五話「古代竜」 最終回−キツネノテブクロ (2002/9/29 11:17:28) NEW No.9901
 ┃┣Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 最終回−Yuppy (2002/9/29 11:27:13) NEW No.9902
 ┃┃┗Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 最終回−キツネノテブクロ (2002/9/29 11:53:58) NEW No.9904
 ┃┗Re:言葉で表わせないのでお話で・・・−ドラマ・スライム (2002/9/29 13:07:37) NEW No.9907
 ┃ ┗Re:言葉で表わせないのでお話で・・・−キツネノテブクロ (2002/9/29 14:11:18) NEW No.9909
 ┗おまけ。−キツネノテブクロ (2002/9/29 17:28:43) NEW No.9910
  ┗Re:おまけ。−ドラマ・スライム (2002/9/29 17:39:54) NEW No.9911


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9842龍皇奇譚キツネノテブクロ 2002/9/28 10:06:35


第五話です。

ヴァル:やっと五話なのか、まだ五話なのかどっちだ?

さあ?

ヴァル:ちゃんと終るのか?

それは私が知りたい。

ヴァル:・・・・・

では『龍皇奇譚 第五話「古代竜」』の始まりです。

※第四話までは「カテゴリー別検索」と「著者別」に登録してあります。

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9843龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第一回キツネノテブクロ 2002/9/28 10:15:23
記事番号9842へのコメント

――龍皇奇譚――
 第五話「古代竜」 第一回





風が吹きすさぶのは北の大地・・・・かつてエンシェントドラゴンの神殿があった場所。
ヴァルは一人この地に来ていた。




「今なんていった?」
「ダークスターとヴォルフィードが滅んだ場所に行く、つったんだよ」



リナ達がセイルーンに行く前夜の事、ヴァルはエルと話し込んでいた。
「なんでまた?」
「・・・過去と向き合うためだ」
「・・・・」
「俺は今まで過去を見ないようにしてきた、思い出したくない物として・・・切り捨てようとしていた」
「過去を否定するのは今を否定する事?」
「・・・否定・・・してたんじゃねえ・・・憎しみを思い出したくなかった・・・」
「複雑ね、あんたも。
そんなに怖い?」
「まあ、あんたに逆らって暴走しまくった過去なんか、できれば忘れたいけどな」
ヴァルの茶化すような口調に、エルは「むうぅ」とか言って膨れっ面になる。
「ま、半分冗談だ。
・・・・ホントは逃げてるだけだ・・・」
「自分の過去が苦しいから、目をそむける・・・否定するでもなく、受け入れるでもなく、ただ記録≠ニしてしか認識しない・・・」
「今がそれなりに幸福に思えるからな・・・それを壊してまで穿り返したいモンじゃない・・・だったんだけどなあ・・・」
「ま、んなこと言ってられなくなっただけか、今は」
「面倒くせんだよ、ホントは(ため息)」
「諦めなさい、最後まで面倒見なさいvv」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




・・・・冷たい風に混じって雪が舞っていた。
暫し考え事に意識を取られる。

かつて、エンシェントドラゴンたちはこの地に神殿を構えていたが、今はもっと南の緑のある場所に移っている。
ゴールドドラゴン達に追われることがなくなり、隠れるように住んでいたこの地を避け、別の場所を選んだのだ。
「・・・・ここは、俺にとっては終わりと始まりの場所だな・・・」
黒くさび付いた磔台が幾つも並び、それがまるで墓標の様でもあった。
だがそれは、ヴァルガーヴが苦痛の過去を消し去るように吹き飛ばし、ただ冷たい原野のみと化している。
「俺にとっては終った事・・・けど、お前にとってはまだなんだろ?」

さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・
雪を含んだ白い風が吹き抜ける。


「そうなんだろ?・・・・・・・・・・・・・・・カオティック・メシア」




ヴァルが静かに振り向いた先には人影・・・蒼く透き通った髪に、闇色の外套に身を包んだ者・・・




「・・・・それが・・・我らの願い・・・・」



二人の間にあるのは・・・ずれ・・・・終ったものと・・・・・終らぬもの・・・・



「お前の望みだと?
違う・・・お前の本当に願っているのは・・・」



ひゅぅぅぅぅぅぅ・・・・・!
一際大きな風が二人の間に吹き抜ける。

「!!」

風が収まった時には既に、ヴァルが一人佇んでいただけだった・・・




―――お前の本当の願い・・・




<続>




――あとがき――

第五話開始。

メシア:・・・

いきなし登場したなカオティック・メシア

メシア:・・・(頷いてる)

北の大地は寒いだろ?

メシア:・・・・(首を横に振ってる)

何か喋れよ;;

メシア:・・・・

あんたを相方にしないほうがいいみたいだな

メシア:・・・・(無言でいぢける)

あ、人魂に縦線のおぷしょん付だ;;
えーと、話が進まないんでこの辺で。

メシア:・・・・・・次回をよろしく・・・

うわっ!(驚)
いきなし喋んな!

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9844龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第二回キツネノテブクロ 2002/9/28 10:24:45
記事番号9842へのコメント

――龍皇奇譚――
 第五話「古代竜」 第二回





「と、言うわけだ爺さん」
「だったら儂に言わんと、お前の親父に言ったらどうだ」
近いからついでに立ち寄ったエンシェントドラゴンの集落で、長老に泊めてくれるように頼んだところが、この答えだった。
「親父たち何処?」
聞いたら無言で指差され、その方向に取り合えず行ってみる。

「居るし;;」

ヴァルの両親は一族の中でも、若い部類に入るため、しっかり労働力として使われていた。
「おーい、親父」
ヴァルに呼ばれて振り向いたのは、きつい顔だちの青年。
「ん?なんだヴァルか。
どうした、お前何でここに居るんだ?」
「ま、野暮用で近く通ったからついでに立ち寄ったんだよ。
それなりに元気そうだな」
「かっかっかっ(笑)あたりめーだろ。
今日は家に泊まれ、色々話を聞きたいしな」
「ああ」
その会話の間も、ちゃっかりヴァルに仕事を手伝わせてるあたり、エンシェントドラゴンも人使い(竜使い?)は荒いようである。
その日の作業を終え、仮のねぐらに案内される。
「思いっきり普通の家だな;;
神殿なんか要るのか??」
「神殿自体はそれ程急いで造ってねえよ。
まだ、追われた記憶引きずってる奴もいるからよ、何かさせて少しでも気を紛らわせようと、してるとこもあんだよ」
「・・・」
「しかし何時の間にやら、でっかくなってるしなお前;;」
「見た目じゃ親父たちと、そう年が違うようにも見えねえよな・・・」
「まったくだ」
「で、お前の寝るとこだが・・・」

むぎゅっ。

「あ」
座り込んで話し込んでいたのだが、急に立ち上がった父親が何かを踏みつける。

「ふみゃあああああああああああああああ!!!!!!!(大泣)」

踏みつけられたのは、盛大な泣き声を上げる小さな子供。
「あああああああ(滝汗)
すまん!痛かったか!??」
慌てて父親が宥めるが、泣き止まない。
「・・・それ何?」
目を点にしたヴァルがぽつっと呟く。
「あ?ああ、お前の弟」
「は?」
――このちびが?
まじまじと見る。
小さい頃の自分そっくり。
「おい、ちっこいの。
泣いても痛いのは消えねえぞ」
「ふみゃああ(TxT)」
「こんくらいで泣いてたら強くなんねえぞ」
「ふみゃ?」
「お、泣き止んだな。
名前は?」
「るうしゅ」
「ルーシュ?」
「いや、違う;;
ルースだ」
何時の間にやら泣き止んで、ヴァルの膝の中にはいってる、小さい我が子に呆れながら、父親は名前に訂正を入れる。
「あら、ヴァルおかえりなさい。
・・・あらあら、お父さんより懐いてるわね、あの子;;」
「どうせ俺なんか・・・」
いぢける親父。
「踏んづけるような相手には流石に寄りつかんだろ;;」
「また踏んだのぉ?」
呆れかえった母親言葉に、ヴァルは目が点になる。
「また?」
「そうなのよ、この人ったらしょっちゅうルースの事踏んじゃうのよ」
「・・・親父;;」
――踏むなよ我が子を;;
自分の父親が、ここまでそそっかしいとは思わなかったヴァルは、余りの情けなさに盛大なため息が出たのは・・・言うまでもない・・・


<続>


――あとがき――

ちびヴァル登場v

ヴァル:親父に踏んづけられるちび助か;;

どうも私が書く父親達ってのは、まっとうなと言うか、普通な感じの親父が出ねえ・・・ま、スレイヤーズらしいといえばらしいのかも知れんが;;
子供踏むなよ;;

ヴァル:ところで俺の野暮用って・・・・

あ、それは一つ済んでる。

ヴァル:神殿跡の事か?

そ。
まだあるけど、これ以上は内緒という事で。

ヴァル:ふーん。

じゃあこのへんで。

ヴァル:次回はまたの講釈を。

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9847Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第二回ドラマ・スライム 2002/9/28 14:07:46
記事番号9844へのコメント

読みやすくてなおかつ面白かったです。
それでは〜

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9853Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第二回キツネノテブクロ 2002/9/28 15:01:39
記事番号9847へのコメント


>読みやすくてなおかつ面白かったです。
>それでは〜
ありがとうございます。
それでは。

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9849Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第二回Yuppy 2002/9/28 14:13:42
記事番号9844へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9844「龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第二回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第五話「古代竜」 第二回
>
>
>
>
>
>「と、言うわけだ爺さん」
>「だったら儂に言わんと、お前の親父に言ったらどうだ」
>近いからついでに立ち寄ったエンシェントドラゴンの集落で、長老に泊めてくれるように頼んだところが、この答えだった。
>「親父たち何処?」
>聞いたら無言で指差され、その方向に取り合えず行ってみる。
>
>「居るし;;」
>
>ヴァルの両親は一族の中でも、若い部類に入るため、しっかり労働力として使われていた。
>「おーい、親父」
>ヴァルに呼ばれて振り向いたのは、きつい顔だちの青年。
>「ん?なんだヴァルか。
>どうした、お前何でここに居るんだ?」
>「ま、野暮用で近く通ったからついでに立ち寄ったんだよ。
>それなりに元気そうだな」
>「かっかっかっ(笑)あたりめーだろ。
>今日は家に泊まれ、色々話を聞きたいしな」
>「ああ」
>その会話の間も、ちゃっかりヴァルに仕事を手伝わせてるあたり、エンシェントドラゴンも人使い(竜使い?)は荒いようである。
>その日の作業を終え、仮のねぐらに案内される。
>「思いっきり普通の家だな;;
>神殿なんか要るのか??」
>「神殿自体はそれ程急いで造ってねえよ。
>まだ、追われた記憶引きずってる奴もいるからよ、何かさせて少しでも気を紛らわせようと、してるとこもあんだよ」
>「・・・」
>「しかし何時の間にやら、でっかくなってるしなお前;;」
>「見た目じゃ親父たちと、そう年が違うようにも見えねえよな・・・」
>「まったくだ」
>「で、お前の寝るとこだが・・・」
>
>むぎゅっ。
>
>「あ」
>座り込んで話し込んでいたのだが、急に立ち上がった父親が何かを踏みつける。
>
>「ふみゃあああああああああああああああ!!!!!!!(大泣)」
>
>踏みつけられたのは、盛大な泣き声を上げる小さな子供。
>「あああああああ(滝汗)
>すまん!痛かったか!??」
>慌てて父親が宥めるが、泣き止まない。
>「・・・それ何?」
>目を点にしたヴァルがぽつっと呟く。
>「あ?ああ、お前の弟」
欲しい!
>「は?」
>――このちびが?
>まじまじと見る。
>小さい頃の自分そっくり。
>「おい、ちっこいの。
>泣いても痛いのは消えねえぞ」
>「ふみゃああ(TxT)」
かわいいよぉぉぉぉぉぉvv(爆)
>「こんくらいで泣いてたら強くなんねえぞ」
>「ふみゃ?」
>「お、泣き止んだな。
>名前は?」
>「るうしゅ」
>「ルーシュ?」
>「いや、違う;;
>ルースだ」
>何時の間にやら泣き止んで、ヴァルの膝の中にはいってる、小さい我が子に呆れながら、父親は名前に訂正を入れる。
>「あら、ヴァルおかえりなさい。
>・・・あらあら、お父さんより懐いてるわね、あの子;;」
>「どうせ俺なんか・・・」
>いぢける親父。
>「踏んづけるような相手には流石に寄りつかんだろ;;」
>「また踏んだのぉ?」
>呆れかえった母親言葉に、ヴァルは目が点になる。
>「また?」
>「そうなのよ、この人ったらしょっちゅうルースの事踏んじゃうのよ」
>「・・・親父;;」
>――踏むなよ我が子を;;
>自分の父親が、ここまでそそっかしいとは思わなかったヴァルは、余りの情けなさに盛大なため息が出たのは・・・言うまでもない・・・
>
>
><続>
>
>
>――あとがき――
>
>ちびヴァル登場v
フィブも欲しいがちびヴァルも欲しい!!!!!
>
>ヴァル:親父に踏んづけられるちび助か;;
>
>どうも私が書く父親達ってのは、まっとうなと言うか、普通な感じの親父が出ねえ・・・ま、スレイヤーズらしいといえばらしいのかも知れんが;;
>子供踏むなよ;;
>
>ヴァル:ところで俺の野暮用って・・・・
>
>あ、それは一つ済んでる。
>
>ヴァル:神殿跡の事か?
>
>そ。
>まだあるけど、これ以上は内緒という事で。
>
>ヴァル:ふーん。
>
>じゃあこのへんで。
>
>ヴァル:次回はまたの講釈を。
は〜い。面白かったです!

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9855Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第二回キツネノテブクロ 2002/9/28 15:06:14
記事番号9849へのコメント

>>――龍皇奇譚――
>> 第五話「古代竜」 第二回
>>
>>
>>
>>
>>
>>「と、言うわけだ爺さん」
>>「だったら儂に言わんと、お前の親父に言ったらどうだ」
>>近いからついでに立ち寄ったエンシェントドラゴンの集落で、長老に泊めてくれるように頼んだところが、この答えだった。
>>「親父たち何処?」
>>聞いたら無言で指差され、その方向に取り合えず行ってみる。
>>
>>「居るし;;」
>>
>>ヴァルの両親は一族の中でも、若い部類に入るため、しっかり労働力として使われていた。
>>「おーい、親父」
>>ヴァルに呼ばれて振り向いたのは、きつい顔だちの青年。
>>「ん?なんだヴァルか。
>>どうした、お前何でここに居るんだ?」
>>「ま、野暮用で近く通ったからついでに立ち寄ったんだよ。
>>それなりに元気そうだな」
>>「かっかっかっ(笑)あたりめーだろ。
>>今日は家に泊まれ、色々話を聞きたいしな」
>>「ああ」
>>その会話の間も、ちゃっかりヴァルに仕事を手伝わせてるあたり、エンシェントドラゴンも人使い(竜使い?)は荒いようである。
>>その日の作業を終え、仮のねぐらに案内される。
>>「思いっきり普通の家だな;;
>>神殿なんか要るのか??」
>>「神殿自体はそれ程急いで造ってねえよ。
>>まだ、追われた記憶引きずってる奴もいるからよ、何かさせて少しでも気を紛らわせようと、してるとこもあんだよ」
>>「・・・」
>>「しかし何時の間にやら、でっかくなってるしなお前;;」
>>「見た目じゃ親父たちと、そう年が違うようにも見えねえよな・・・」
>>「まったくだ」
>>「で、お前の寝るとこだが・・・」
>>
>>むぎゅっ。
>>
>>「あ」
>>座り込んで話し込んでいたのだが、急に立ち上がった父親が何かを踏みつける。
>>
>>「ふみゃあああああああああああああああ!!!!!!!(大泣)」
>>
>>踏みつけられたのは、盛大な泣き声を上げる小さな子供。
>>「あああああああ(滝汗)
>>すまん!痛かったか!??」
>>慌てて父親が宥めるが、泣き止まない。
>>「・・・それ何?」
>>目を点にしたヴァルがぽつっと呟く。
>>「あ?ああ、お前の弟」
>欲しい!
右に同じ。
>>「は?」
>>――このちびが?
>>まじまじと見る。
>>小さい頃の自分そっくり。
>>「おい、ちっこいの。
>>泣いても痛いのは消えねえぞ」
>>「ふみゃああ(TxT)」
>かわいいよぉぉぉぉぉぉvv(爆)
>>「こんくらいで泣いてたら強くなんねえぞ」
>>「ふみゃ?」
>>「お、泣き止んだな。
>>名前は?」
>>「るうしゅ」
>>「ルーシュ?」
>>「いや、違う;;
>>ルースだ」
>>何時の間にやら泣き止んで、ヴァルの膝の中にはいってる、小さい我が子に呆れながら、父親は名前に訂正を入れる。
>>「あら、ヴァルおかえりなさい。
>>・・・あらあら、お父さんより懐いてるわね、あの子;;」
>>「どうせ俺なんか・・・」
>>いぢける親父。
>>「踏んづけるような相手には流石に寄りつかんだろ;;」
>>「また踏んだのぉ?」
>>呆れかえった母親言葉に、ヴァルは目が点になる。
>>「また?」
>>「そうなのよ、この人ったらしょっちゅうルースの事踏んじゃうのよ」
>>「・・・親父;;」
>>――踏むなよ我が子を;;
>>自分の父親が、ここまでそそっかしいとは思わなかったヴァルは、余りの情けなさに盛大なため息が出たのは・・・言うまでもない・・・
>>
>>
>><続>
>>
>>
>>――あとがき――
>>
>>ちびヴァル登場v
>フィブも欲しいがちびヴァルも欲しい!!!!!
シヴァ&ヴァル:やらんわあああああ!!!!(怒)(怒)
>>
>>ヴァル:親父に踏んづけられるちび助か;;
>>
>>どうも私が書く父親達ってのは、まっとうなと言うか、普通な感じの親父が出ねえ・・・ま、スレイヤーズらしいといえばらしいのかも知れんが;;
>>子供踏むなよ;;
>>
>>ヴァル:ところで俺の野暮用って・・・・
>>
>>あ、それは一つ済んでる。
>>
>>ヴァル:神殿跡の事か?
>>
>>そ。
>>まだあるけど、これ以上は内緒という事で。
>>
>>ヴァル:ふーん。
>>
>>じゃあこのへんで。
>>
>>ヴァル:次回はまたの講釈を。
>は〜い。面白かったです!
>
ありがとうございます。
次回もよろしくです。

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9852龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第三回キツネノテブクロ 2002/9/28 15:00:41
記事番号9842へのコメント

――龍皇奇譚――
 第五話「古代竜」 第三回





ぽてぽてぽてぽてっ!

「ふみゅううう(TxT)」

「またこけたのか;;
泣くなよ、男の子だろう」
そう言ってヴァルの後ろを、ちょこちょこついて来たルースを立たせる。
昨日両親の家に戻ってから、ずっとヴァルの後ろをついてくるのだ。
「すっかり懐かれたな」
「親父みたいに踏まねえし」
「そおね、シヴァと違ってルースの事踏んだりしないもんね」
「二人して酷えぇ」
すっかりいぢける親父。
「それじゃ、俺は行くとこあるから」
「今夜もここに戻ってくる?」
「ん、多分。
ルース、お前も来るか?」
「いくぅ♪」
「あら、連れてってもいいの?」
「ああ、大丈夫だろ。
危険なことにはならないと思うしな」
ルースを抱き上げ、気楽に言葉を返す。
「気をつけてね」
それにて軽く振って答え、ヴァルはルースを連れて行った。
「大丈夫かな」
「シヴァより頼りになるでしょ」
「・・・・」



ヴァルが来た場所はかつ光の柱があった、世界の中心。
「兄ちゃん」
「怖いか?」
ふるふると首を振るが、ヴァルにシッカリしがみ付いている。
「怖くても泣くなよ、泣けばさらに怖くなるからな」


「で、そこで見てる奴、出て来い」


出てきたのは、どことなくエルロゴスに似た感じの者。
「名乗れよ」
「・・・・・アイオロス」
「で、何しに来たんだ?」
「・・・・」
「答える気はないか・・・用がないならどっか行きな」
それだけ言うとヴァルは、アイオロスと名乗ったものに背を向ける。

「後ろから襲うなんて、考えねえ方が身のためだ。
まだ死にたくはねえだろ?」

口調は軽いが声に含まれる殺気に、アイオロスは動けない。
ヴァルはルースを抱えたまま、かつてのゲートがあった辺りまで浮き上がり、何かを探っている。
「兄ちゃん?」
「ん?」
怯えたようにしがみつくルースに、優しい目を向ける、それだけでルースの方は落ち着くらしく、そのまま眠りに落ちる。
「器用な;;」
しがみついてなおかつ、そのまま丸くなって眠る小さな弟に呆れる。
「・・・・ここには残ってねえな・・・」



「ただいま」
ヴァルが集落に戻ってきたのは、日が暮れかけた頃だった。
「お帰りなさい。
あらら、ルース寝ちゃったの」
そう言いながらヴァルからルース受け取る。
ルースを抱えて置くに引っ込んだ母親に代わって、父親のシヴァがヴァルのとこにやってくる。
「飲むか?」
「いや、いい」
「付き合い悪いぞ、お前」
「すまん」
苦笑しながら謝る、シヴァの方も大して気にしてはいない様子で、軽く笑って頷いている。
「明日の朝もちょっと出てくる。
で、明日は流石にルースは連れてったりはしねえぞ」
「そうか・・・で、お前今何してんだ?
言いたくないなら別に言わんでもいいが」
「わりい・・・」
「ま、親らしいことなんてしてないしな、謝る必要はねえさ。
ただな、何時でも帰って来い」
それだけ言って、シヴァは笑みを浮かべた。


――何時でも帰って来い


<続>


――あとがき――

ちびヴァルほしいよ〜

シヴァ:やらん(怒)

あ、ヴァルのおやぢ

シヴァ:おやぢと言うな(怒)

ルースちょうだいvv

シヴァ:やらんといっとるだろが!!(怒)

けちっ!

シヴァ:首絞めたろか(怒)

あんまり怒ると血管切れるよ。

シヴァ:誰のせいだ

さあね。
ところで奥さんの名前だけど・・・

シヴァ:カーリーだろ

そ、解る人はすぐ解るどっから取った名前か

シヴァ:すぐわかるだろうな。

・・・・(なにやら考え中)

シヴァ:?
なんか黙り込んだんでこの辺で。
次回をよろしく。

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9854Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第三回Yuppy 2002/9/28 15:06:09
記事番号9852へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9852「龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第三回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第五話「古代竜」 第三回
>
>
>
>
>
>ぽてぽてぽてぽてっ!
>
>「ふみゅううう(TxT)」
かわいい・・・・・・。
>
>「またこけたのか;;
>泣くなよ、男の子だろう」
>そう言ってヴァルの後ろを、ちょこちょこついて来たルースを立たせる。
>昨日両親の家に戻ってから、ずっとヴァルの後ろをついてくるのだ。
>「すっかり懐かれたな」
>「親父みたいに踏まねえし」
>「そおね、シヴァと違ってルースの事踏んだりしないもんね」
>「二人して酷えぇ」
>すっかりいぢける親父。
>「それじゃ、俺は行くとこあるから」
>「今夜もここに戻ってくる?」
>「ん、多分。
>ルース、お前も来るか?」
>「いくぅ♪」
>「あら、連れてってもいいの?」
>「ああ、大丈夫だろ。
>危険なことにはならないと思うしな」
>ルースを抱き上げ、気楽に言葉を返す。
>「気をつけてね」
>それにて軽く振って答え、ヴァルはルースを連れて行った。
>「大丈夫かな」
>「シヴァより頼りになるでしょ」
おやぢ、息子に負ける・・・・・・。
>「・・・・」
>
>
>
>ヴァルが来た場所はかつ光の柱があった、世界の中心。
>「兄ちゃん」
>「怖いか?」
>ふるふると首を振るが、ヴァルにシッカリしがみ付いている。
>「怖くても泣くなよ、泣けばさらに怖くなるからな」
>
>
>「で、そこで見てる奴、出て来い」
>
>
>出てきたのは、どことなくエルロゴスに似た感じの者。
>「名乗れよ」
>「・・・・・アイオロス」
>「で、何しに来たんだ?」
>「・・・・」
>「答える気はないか・・・用がないならどっか行きな」
>それだけ言うとヴァルは、アイオロスと名乗ったものに背を向ける。
>
>「後ろから襲うなんて、考えねえ方が身のためだ。
>まだ死にたくはねえだろ?」
かっこええv
>
>口調は軽いが声に含まれる殺気に、アイオロスは動けない。
>ヴァルはルースを抱えたまま、かつてのゲートがあった辺りまで浮き上がり、何かを探っている。
>「兄ちゃん?」
>「ん?」
>怯えたようにしがみつくルースに、優しい目を向ける、それだけでルースの方は落ち着くらしく、そのまま眠りに落ちる。
>「器用な;;」
>しがみついてなおかつ、そのまま丸くなって眠る小さな弟に呆れる。
かわええv
>「・・・・ここには残ってねえな・・・」
>
>
>
>「ただいま」
>ヴァルが集落に戻ってきたのは、日が暮れかけた頃だった。
>「お帰りなさい。
>あらら、ルース寝ちゃったの」
>そう言いながらヴァルからルース受け取る。
>ルースを抱えて置くに引っ込んだ母親に代わって、父親のシヴァがヴァルのとこにやってくる。
>「飲むか?」
うん、飲む(待て自分)。
>「いや、いい」
>「付き合い悪いぞ、お前」
>「すまん」
>苦笑しながら謝る、シヴァの方も大して気にしてはいない様子で、軽く笑って頷いている。
>「明日の朝もちょっと出てくる。
>で、明日は流石にルースは連れてったりはしねえぞ」
>「そうか・・・で、お前今何してんだ?
>言いたくないなら別に言わんでもいいが」
>「わりい・・・」
>「ま、親らしいことなんてしてないしな、謝る必要はねえさ。
>ただな、何時でも帰って来い」
>それだけ言って、シヴァは笑みを浮かべた。
>
>
>――何時でも帰って来い
>
>
><続>
>
>
>――あとがき――
>
>ちびヴァルほしいよ〜
私もほしいです。
>
>シヴァ:やらん(怒)
>
>あ、ヴァルのおやぢ
>
>シヴァ:おやぢと言うな(怒)
>
>ルースちょうだいvv
>
>シヴァ:やらんといっとるだろが!!(怒)
>
>けちっ!
>
>シヴァ:首絞めたろか(怒)
>
>あんまり怒ると血管切れるよ。
>
>シヴァ:誰のせいだ
>
>さあね。
>ところで奥さんの名前だけど・・・
>
>シヴァ:カーリーだろ
>
>そ、解る人はすぐ解るどっから取った名前か
・・・シヴァって名前が出るってことはFFですか?
>
>シヴァ:すぐわかるだろうな。
>
>・・・・(なにやら考え中)
>
>シヴァ:?
>なんか黙り込んだんでこの辺で。
>次回をよろしく。
はい、がんばってください!

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9856Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第三回キツネノテブクロ 2002/9/28 15:18:22
記事番号9854へのコメント


>>
>>――龍皇奇譚――
>> 第五話「古代竜」 第三回
>>
>>
>>
>>
>>
>>ぽてぽてぽてぽてっ!
>>
>>「ふみゅううう(TxT)」
>かわいい・・・・・・。
>>
>>「またこけたのか;;
>>泣くなよ、男の子だろう」
>>そう言ってヴァルの後ろを、ちょこちょこついて来たルースを立たせる。
>>昨日両親の家に戻ってから、ずっとヴァルの後ろをついてくるのだ。
>>「すっかり懐かれたな」
>>「親父みたいに踏まねえし」
>>「そおね、シヴァと違ってルースの事踏んだりしないもんね」
>>「二人して酷えぇ」
>>すっかりいぢける親父。
>>「それじゃ、俺は行くとこあるから」
>>「今夜もここに戻ってくる?」
>>「ん、多分。
>>ルース、お前も来るか?」
>>「いくぅ♪」
>>「あら、連れてってもいいの?」
>>「ああ、大丈夫だろ。
>>危険なことにはならないと思うしな」
>>ルースを抱き上げ、気楽に言葉を返す。
>>「気をつけてね」
>>それにて軽く振って答え、ヴァルはルースを連れて行った。
>>「大丈夫かな」
>>「シヴァより頼りになるでしょ」
>おやぢ、息子に負ける・・・・・・。
シヴァ:・・・・・
>>「・・・・」
>>
>>
>>
>>ヴァルが来た場所はかつ光の柱があった、世界の中心。
>>「兄ちゃん」
>>「怖いか?」
>>ふるふると首を振るが、ヴァルにシッカリしがみ付いている。
>>「怖くても泣くなよ、泣けばさらに怖くなるからな」
>>
>>
>>「で、そこで見てる奴、出て来い」
>>
>>
>>出てきたのは、どことなくエルロゴスに似た感じの者。
>>「名乗れよ」
>>「・・・・・アイオロス」
>>「で、何しに来たんだ?」
>>「・・・・」
>>「答える気はないか・・・用がないならどっか行きな」
>>それだけ言うとヴァルは、アイオロスと名乗ったものに背を向ける。
>>
>>「後ろから襲うなんて、考えねえ方が身のためだ。
>>まだ死にたくはねえだろ?」
>かっこええv
>>
>>口調は軽いが声に含まれる殺気に、アイオロスは動けない。
>>ヴァルはルースを抱えたまま、かつてのゲートがあった辺りまで浮き上がり、何かを探っている。
>>「兄ちゃん?」
>>「ん?」
>>怯えたようにしがみつくルースに、優しい目を向ける、それだけでルースの方は落ち着くらしく、そのまま眠りに落ちる。
>>「器用な;;」
>>しがみついてなおかつ、そのまま丸くなって眠る小さな弟に呆れる。
>かわええv
>>「・・・・ここには残ってねえな・・・」
>>
>>
>>
>>「ただいま」
>>ヴァルが集落に戻ってきたのは、日が暮れかけた頃だった。
>>「お帰りなさい。
>>あらら、ルース寝ちゃったの」
>>そう言いながらヴァルからルース受け取る。
>>ルースを抱えて置くに引っ込んだ母親に代わって、父親のシヴァがヴァルのとこにやってくる。
>>「飲むか?」
>うん、飲む(待て自分)。
冷を一杯(おい)
>>「いや、いい」
>>「付き合い悪いぞ、お前」
>>「すまん」
>>苦笑しながら謝る、シヴァの方も大して気にしてはいない様子で、軽く笑って頷いている。
>>「明日の朝もちょっと出てくる。
>>で、明日は流石にルースは連れてったりはしねえぞ」
>>「そうか・・・で、お前今何してんだ?
>>言いたくないなら別に言わんでもいいが」
>>「わりい・・・」
>>「ま、親らしいことなんてしてないしな、謝る必要はねえさ。
>>ただな、何時でも帰って来い」
>>それだけ言って、シヴァは笑みを浮かべた。
>>
>>
>>――何時でも帰って来い
>>
>>
>><続>
>>
>>
>>――あとがき――
>>
>>ちびヴァルほしいよ〜
>私もほしいです。
シヴァ:やらん(怒)

ヴァル:しつけーな;;
>>
>>シヴァ:やらん(怒)
>>
>>あ、ヴァルのおやぢ
>>
>>シヴァ:おやぢと言うな(怒)
>>
>>ルースちょうだいvv
>>
>>シヴァ:やらんといっとるだろが!!(怒)
>>
>>けちっ!
>>
>>シヴァ:首絞めたろか(怒)
>>
>>あんまり怒ると血管切れるよ。
>>
>>シヴァ:誰のせいだ
>>
>>さあね。
>>ところで奥さんの名前だけど・・・
>>
>>シヴァ:カーリーだろ
>>
>>そ、解る人はすぐ解るどっから取った名前か
>・・・シヴァって名前が出るってことはFFですか?
いえ、FFじゃないです、FFだとシヴァは女ですが。
このシヴァの名前になったもとのほうのは、男です。
>>
>>シヴァ:すぐわかるだろうな。
>>
>>・・・・(なにやら考え中)
>>
>>シヴァ:?
>>なんか黙り込んだんでこの辺で。
>>次回をよろしく。
>はい、がんばってください!
>
はい、ありがとうございます。

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9859Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第三回ドラマ・スライム 2002/9/28 15:55:12
記事番号9852へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9852「龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第三回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第五話「古代竜」 第三回
>
>
>
>
>
>ぽてぽてぽてぽてっ!
>
>「ふみゅううう(TxT)」
>
>「またこけたのか;;
>泣くなよ、男の子だろう」
>そう言ってヴァルの後ろを、ちょこちょこついて来たルースを立たせる。
>昨日両親の家に戻ってから、ずっとヴァルの後ろをついてくるのだ。
>「すっかり懐かれたな」
>「親父みたいに踏まねえし」
>「そおね、シヴァと違ってルースの事踏んだりしないもんね」
>「二人して酷えぇ」
>すっかりいぢける親父。
>「それじゃ、俺は行くとこあるから」
>「今夜もここに戻ってくる?」
>「ん、多分。
>ルース、お前も来るか?」
>「いくぅ♪」
>「あら、連れてってもいいの?」
>「ああ、大丈夫だろ。
>危険なことにはならないと思うしな」
>ルースを抱き上げ、気楽に言葉を返す。
>「気をつけてね」
>それにて軽く振って答え、ヴァルはルースを連れて行った。
>「大丈夫かな」
>「シヴァより頼りになるでしょ」
>「・・・・」
>
>
>
>ヴァルが来た場所はかつ光の柱があった、世界の中心。
>「兄ちゃん」
>「怖いか?」
>ふるふると首を振るが、ヴァルにシッカリしがみ付いている。
>「怖くても泣くなよ、泣けばさらに怖くなるからな」
>
>
>「で、そこで見てる奴、出て来い」
>
>
>出てきたのは、どことなくエルロゴスに似た感じの者。
>「名乗れよ」
「・・・・・ドラマ・スライム」
>「・・・・・アイオロス」
>「で、何しに来たんだ?」
「・・・・小説を読みに」
>「・・・・」
>「答える気はないか・・・用がないならどっか行きな」
>それだけ言うとヴァルは、アイオロスと名乗ったものに背を向ける。
>
>「後ろから襲うなんて、考えねえ方が身のためだ。
>まだ死にたくはねえだろ?」
>
>口調は軽いが声に含まれる殺気に、アイオロスは動けない。
>ヴァルはルースを抱えたまま、かつてのゲートがあった辺りまで浮き上がり、何かを探っている。
>「兄ちゃん?」
>「ん?」
>怯えたようにしがみつくルースに、優しい目を向ける、それだけでルースの方は落ち着くらしく、そのまま眠りに落ちる。
>「器用な;;」
>しがみついてなおかつ、そのまま丸くなって眠る小さな弟に呆れる。
>「・・・・ここには残ってねえな・・・」
>
>
>
>「ただいま」
>ヴァルが集落に戻ってきたのは、日が暮れかけた頃だった。
>「お帰りなさい。
>あらら、ルース寝ちゃったの」
>そう言いながらヴァルからルース受け取る。
>ルースを抱えて置くに引っ込んだ母親に代わって、父親のシヴァがヴァルのとこにやってくる。
>「飲むか?」
>「いや、いい」
>「付き合い悪いぞ、お前」
>「すまん」
>苦笑しながら謝る、シヴァの方も大して気にしてはいない様子で、軽く笑って頷いている。
>「明日の朝もちょっと出てくる。
>で、明日は流石にルースは連れてったりはしねえぞ」
>「そうか・・・で、お前今何してんだ?
>言いたくないなら別に言わんでもいいが」
>「わりい・・・」
>「ま、親らしいことなんてしてないしな、謝る必要はねえさ。
>ただな、何時でも帰って来い」
>それだけ言って、シヴァは笑みを浮かべた。
>
>
>――何時でも帰って来い
>
>
><続>
>
>
>――あとがき――
>
>ちびヴァルほしいよ〜
>
>シヴァ:やらん(怒)
>
>あ、ヴァルのおやぢ
>
>シヴァ:おやぢと言うな(怒)
>
>ルースちょうだいvv
>
>シヴァ:やらんといっとるだろが!!(怒)
>
>けちっ!
>
>シヴァ:首絞めたろか(怒)
>
>あんまり怒ると血管切れるよ。
>
>シヴァ:誰のせいだ
>
>さあね。
>ところで奥さんの名前だけど・・・
>
>シヴァ:カーリーだろ
>
>そ、解る人はすぐ解るどっから取った名前か
>
>シヴァ:すぐわかるだろうな。
>
>・・・・(なにやら考え中)
>
>シヴァ:?
>なんか黙り込んだんでこの辺で。
>次回をよろしく。
それではこちらこそよろしくお願いします。

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9862Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第三回キツネノテブクロ 2002/9/28 16:32:26
記事番号9859へのコメント


>>――龍皇奇譚――
>> 第五話「古代竜」 第三回
>>
>>
>>
>>
>>
>>ぽてぽてぽてぽてっ!
>>
>>「ふみゅううう(TxT)」
>>
>>「またこけたのか;;
>>泣くなよ、男の子だろう」
>>そう言ってヴァルの後ろを、ちょこちょこついて来たルースを立たせる。
>>昨日両親の家に戻ってから、ずっとヴァルの後ろをついてくるのだ。
>>「すっかり懐かれたな」
>>「親父みたいに踏まねえし」
>>「そおね、シヴァと違ってルースの事踏んだりしないもんね」
>>「二人して酷えぇ」
>>すっかりいぢける親父。
>>「それじゃ、俺は行くとこあるから」
>>「今夜もここに戻ってくる?」
>>「ん、多分。
>>ルース、お前も来るか?」
>>「いくぅ♪」
>>「あら、連れてってもいいの?」
>>「ああ、大丈夫だろ。
>>危険なことにはならないと思うしな」
>>ルースを抱き上げ、気楽に言葉を返す。
>>「気をつけてね」
>>それにて軽く振って答え、ヴァルはルースを連れて行った。
>>「大丈夫かな」
>>「シヴァより頼りになるでしょ」
>>「・・・・」
>>
>>
>>
>>ヴァルが来た場所はかつ光の柱があった、世界の中心。
>>「兄ちゃん」
>>「怖いか?」
>>ふるふると首を振るが、ヴァルにシッカリしがみ付いている。
>>「怖くても泣くなよ、泣けばさらに怖くなるからな」
>>
>>
>>「で、そこで見てる奴、出て来い」
>>
>>
>>出てきたのは、どことなくエルロゴスに似た感じの者。
>>「名乗れよ」
>「・・・・・ドラマ・スライム」
>>「・・・・・アイオロス」
>>「で、何しに来たんだ?」
>「・・・・小説を読みに」
アイオロスもこのぐらい、素直だと良いんですけどねえ・・・

ヴァル:違うだろ;;
>>「・・・・」
>>「答える気はないか・・・用がないならどっか行きな」
>>それだけ言うとヴァルは、アイオロスと名乗ったものに背を向ける。
>>
>>「後ろから襲うなんて、考えねえ方が身のためだ。
>>まだ死にたくはねえだろ?」
>>
>>口調は軽いが声に含まれる殺気に、アイオロスは動けない。
>>ヴァルはルースを抱えたまま、かつてのゲートがあった辺りまで浮き上がり、何かを探っている。
>>「兄ちゃん?」
>>「ん?」
>>怯えたようにしがみつくルースに、優しい目を向ける、それだけでルースの方は落ち着くらしく、そのまま眠りに落ちる。
>>「器用な;;」
>>しがみついてなおかつ、そのまま丸くなって眠る小さな弟に呆れる。
>>「・・・・ここには残ってねえな・・・」
>>
>>
>>
>>「ただいま」
>>ヴァルが集落に戻ってきたのは、日が暮れかけた頃だった。
>>「お帰りなさい。
>>あらら、ルース寝ちゃったの」
>>そう言いながらヴァルからルース受け取る。
>>ルースを抱えて置くに引っ込んだ母親に代わって、父親のシヴァがヴァルのとこにやってくる。
>>「飲むか?」
>>「いや、いい」
>>「付き合い悪いぞ、お前」
>>「すまん」
>>苦笑しながら謝る、シヴァの方も大して気にしてはいない様子で、軽く笑って頷いている。
>>「明日の朝もちょっと出てくる。
>>で、明日は流石にルースは連れてったりはしねえぞ」
>>「そうか・・・で、お前今何してんだ?
>>言いたくないなら別に言わんでもいいが」
>>「わりい・・・」
>>「ま、親らしいことなんてしてないしな、謝る必要はねえさ。
>>ただな、何時でも帰って来い」
>>それだけ言って、シヴァは笑みを浮かべた。
>>
>>
>>――何時でも帰って来い
>>
>>
>><続>
>>
>>
>>――あとがき――
>>
>>ちびヴァルほしいよ〜
>>
>>シヴァ:やらん(怒)
>>
>>あ、ヴァルのおやぢ
>>
>>シヴァ:おやぢと言うな(怒)
>>
>>ルースちょうだいvv
>>
>>シヴァ:やらんといっとるだろが!!(怒)
>>
>>けちっ!
>>
>>シヴァ:首絞めたろか(怒)
>>
>>あんまり怒ると血管切れるよ。
>>
>>シヴァ:誰のせいだ
>>
>>さあね。
>>ところで奥さんの名前だけど・・・
>>
>>シヴァ:カーリーだろ
>>
>>そ、解る人はすぐ解るどっから取った名前か
>>
>>シヴァ:すぐわかるだろうな。
>>
>>・・・・(なにやら考え中)
>>
>>シヴァ:?
>>なんか黙り込んだんでこの辺で。
>>次回をよろしく。
>それではこちらこそよろしくお願いします。
>
レス有難う御座います。

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9888ルースかわいいですvv海藤雄馬 E-mail URL2002/9/28 22:08:42
記事番号9852へのコメント


こんにちは、キツネノテブクロさん。
エクト:こんにちは^^
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(汗)
こちら、レス要員、ギャグ好き変人(人じゃないけど)神族エクトくんです・
エクト:その紹介何?
事実を述べたまでです。(きぱっ)
エクト:ギャグききたい?(にっこり)
遠慮します!!!(滝汗)

>ぽてぽてぽてぽてっ!
>
>「ふみゅううう(TxT)」
か、かぁわいぃぃぃぃぃぃぃぃvvv
「ぽてぽて」って効果音がすっごくかわいいしvvなんかちまい感じでvv
ルースください!!
エクト:無理だって。
欲しいです!!
エクト:やめなって。
可愛いんです!!
欲しいんですvv
ルースになつかれてるヴァルくんが羨ましいです!!(本気)

>「親父みたいに踏まねえし」
>「そおね、シヴァと違ってルースの事踏んだりしないもんね」
>「二人して酷えぇ」
>すっかりいぢける親父。
ふんじゃまずいっしょ、親父さん。
エクト:竜族ではよくあること♪
よくあるって・・・・・・・・・・・・(汗)

>「名乗れよ」
>「・・・・・アイオロス」
>「で、何しに来たんだ?」
>「・・・・」
>「答える気はないか・・・用がないならどっか行きな」
>それだけ言うとヴァルは、アイオロスと名乗ったものに背を向ける。
無口なのですね、アイオロスさん。
敵ですか?
敵・・・?(ドキドキ)

>「兄ちゃん?」
>「ん?」
>怯えたようにしがみつくルースに、優しい目を向ける、それだけでルースの方は落ち着くらしく、そのまま眠りに落ちる。
>「器用な;;」
かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいvvv
しがみつくって「ぎゅっ」って感じですか?!
小さなおててで一生懸命ヴァルにぎゅっvってしがみついている感じですか?
エクト:暴走しすぎですよ(呆)
だって!!かわいいんです!!!

>「ま、親らしいことなんてしてないしな、謝る必要はねえさ。
>ただな、何時でも帰って来い」
>それだけ言って、シヴァは笑みを浮かべた。
>
>
>――何時でも帰って来い
おおおおおおおおおおおお!!!父親みたいです!!
エクト:父親なんだってば。
そうでしたv
・・・・・・・・・・・・・・・・・・すみません、すみません(汗)
いいですね、こんな何気なく温かい言葉をくれるお父さんはvv
もちろん、ラドさんも好きですけどvv

ってことで、レスになってないレスでしたが・・・
エクト:本当に・・・ね。
・・・・・・しくしく・・・・・・・・。
続き楽しみしてますvv

ではでは。




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9894Re:ルースかわいいですvvキツネノテブクロ 2002/9/29 07:25:52
記事番号9888へのコメント

海藤雄馬さんは No.9888「ルースかわいいですvv」で書きました。
>
>
>こんにちは、キツネノテブクロさん。
>エクト:こんにちは^^
こんにちはです、キツネノテブクロです。

>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(汗)
>こちら、レス要員、ギャグ好き変人(人じゃないけど)神族エクトくんです・
>エクト:その紹介何?
>事実を述べたまでです。(きぱっ)
>エクト:ギャグききたい?(にっこり)
>遠慮します!!!(滝汗)
>
>>ぽてぽてぽてぽてっ!
>>
>>「ふみゅううう(TxT)」
>か、かぁわいぃぃぃぃぃぃぃぃvvv
>「ぽてぽて」って効果音がすっごくかわいいしvvなんかちまい感じでvv
>ルースください!!
シヴァ:やらんって;;
>エクト:無理だって。
>欲しいです!!
>エクト:やめなって。
>可愛いんです!!
>欲しいんですvv
>ルースになつかれてるヴァルくんが羨ましいです!!(本気)
ルース:兄ちゃんだいすきvv

いいなあ・・・

ヴァル:何が言いたいキツネ(怒)

別に・・・(ルース、もって帰っちゃ駄目かな)
>
>>「親父みたいに踏まねえし」
>>「そおね、シヴァと違ってルースの事踏んだりしないもんね」
>>「二人して酷えぇ」
>>すっかりいぢける親父。
>ふんじゃまずいっしょ、親父さん。
>エクト:竜族ではよくあること♪
>よくあるって・・・・・・・・・・・・(汗)
>
>>「名乗れよ」
>>「・・・・・アイオロス」
>>「で、何しに来たんだ?」
>>「・・・・」
>>「答える気はないか・・・用がないならどっか行きな」
>>それだけ言うとヴァルは、アイオロスと名乗ったものに背を向ける。
>無口なのですね、アイオロスさん。
>敵ですか?
>敵・・・?(ドキドキ)
それはそのうち・・・
>
>>「兄ちゃん?」
>>「ん?」
>>怯えたようにしがみつくルースに、優しい目を向ける、それだけでルースの方は落ち着くらしく、そのまま眠りに落ちる。
>>「器用な;;」
>かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいvvv
>しがみつくって「ぎゅっ」って感じですか?!
>小さなおててで一生懸命ヴァルにぎゅっvってしがみついている感じですか?
>エクト:暴走しすぎですよ(呆)
>だって!!かわいいんです!!!
可愛いですよね(^^)
>
>>「ま、親らしいことなんてしてないしな、謝る必要はねえさ。
>>ただな、何時でも帰って来い」
>>それだけ言って、シヴァは笑みを浮かべた。
>>
>>
>>――何時でも帰って来い
>おおおおおおおおおおおお!!!父親みたいです!!
>エクト:父親なんだってば。
>そうでしたv
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・すみません、すみません(汗)
>いいですね、こんな何気なく温かい言葉をくれるお父さんはvv
そうですねえ( ̄▽ ̄)
ヴァルが子供の時にぽっくり逝ってても(笑)

シヴァ:・・・・・(いぢけてる)
>もちろん、ラドさんも好きですけどvv
ラド?・・・ラダ氏のことですね。
>
>ってことで、レスになってないレスでしたが・・・
>エクト:本当に・・・ね。
>・・・・・・しくしく・・・・・・・・。
>続き楽しみしてますvv
ありがとうございます。

ヴァル:あと何時まで俺は親父たちのとこに居るんだ?

そう長くはないよ
ヴァルがルースを連れてセイルーンへ行くまでだからね、第五話は。

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9892龍皇奇譚 第五話「古代竜」 第四回キツネノテブクロ 2002/9/29 07:06:04
記事番号9842へのコメント

――龍皇奇譚――
 第五話「古代竜」 第四回





ヴァルは再び神殿跡に来ていた。
先日よりも雪が積もり、所々見えていた黒い大地も白く覆われていた。


「・・・・ここは、終わりの場所・・・」


思い出すのは追われた日々と、消え行く自分・・・・
ヴォルフィードがこの世界に残さなければ、自分はここに来る事もなかった。

この世界は間違っていると・・・ただただ、壊れてしまえばいいと・・・

ダークスターを召喚し、この世界を壊そうとして飲み込まれた自分。
そして知ったのは、消える事のない絶望と・・・嘆き・・・
狂う事でしか全ての物から開放される事は無いと、思い込んでいた憐れなもの・・・
そして、自らの中にあった・・・終焉・・・


「そして・・・始まり・・・」


開放と終焉。
それが望み・・・・輪廻の終わり・・・

与えられたのは新たな生・・・・新たな道・・・

結局狂う事のなかった己・・・否・・・・最初から狂っていた・・・


「望んだのは浄化」


全てを壊し、全てが生まれ変わる。
けれどそれは本心ではない・・・本心は・・・


「・・・・・ただ・・・・終りたかった・・・・」


それが望み・・・・それが願い・・・・



「奴の願いは」


――それは・・・











・・・・・・静かに雪が舞う中・・・・ヴァルは・・・・・知らずに涙をこぼしていた・・・






・・・・・・・・ただ・・・・・ただ・・・・・・涙を・・・・・









<続>


――あとがき――

みぢかい上に何か暗い。

ヴァル:解りづらいが、これって俺とヴォルフィードとダークスターがごっちゃになってんだろ?

そう。
ちょっと、自分達を振りかえってもらったよ。

ヴァル:思考が暗い;;

ま、しょうがないじゃないですか。
マジで暗いからね、君らの過去は;;

ヴァル:ちっ、何かむかつくな(怒)

おこんな;;
今回はこのへんで。

ヴァル:起きぬけの脳ミソで書くからだ;;
次回をよろしく。

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9901龍皇奇譚 第五話「古代竜」 最終回キツネノテブクロ 2002/9/29 11:17:28
記事番号9842へのコメント

――龍皇奇譚――
 第五話「古代竜」 最終回





「こんにちはヴァルガーヴさん」
「ゼロスか・・・」

ヴァルの後ろに佇んでいるのは、黒い神官。
「泣いてらっしゃったんですか?」
「・・・勝手に涙が出てきたんだよ」
「・・・滅んだ者の涙ですか・・・」
「だろうな・・・」

「お客様ですね」
ゼロスの視線の先には・・・黒い女・・・

「モイラさんですか?」
「・・・・違う・・・私はネメシス」
「モイラさんは?」
ゼロスが不思議そうに問う。
「あの方は・・・皇子に逆らえぬ・・・」
「カオティック・メシアに禁足(意味:外出禁止)されたようだな」
「ご存知か、皇子は」
ヴァルの言葉に黒い女、ネメシスの声に微かな驚きが混じる。


「皇の命により、皇子をお迎えに参りました」


ネメシスは静かに告げる。
「・・・まだその時じゃねえだろ」
ヴァルはネメシスに背を向け、誰に言うでもない言葉を紡ぐ。
「ヴァルガーヴさん?」


「まだ・・・だろ?」


「皇には皇子が拒んだと伝えましょう。
私には皇子を抑える力ありませんので・・・」
それだけ言うと、ネメシスは虚空に溶ける様に消えていった。
「貴方は相変わらず謎ばかり与えますね。
僕が聞いて答えてくれますか?」
ヴァルは微かに笑って首を横に振る、それだけでゼロスはがっくりした様子で姿を消した。
「・・・来てるんだろ?」


「何故解った?」


そこに居たのは、青い影――――カオティック・メシア――――


「俺が断るのはわかってた筈だ。
それにゲートの方でお前の気配がなかった、俺のは残ってたのにな」
そう言葉にし、静かに相手を見据えるヴァル。


「いい加減・・・解放しろよ・・・」


「・・・・」


「何時まで囚われるつもりだ?
――――よ・・・」


「・・・・」


「・・・・」


互いに言葉は無く、そこにあるのは静寂のみとなる・・・


やがて二人を隔てるように風が吹き、二人は・・・・きえていた・・・











「は?」
「じゃあ、よろしくねv」
戻って一番に言われたのが、ルースのお守り。
「あのよ;;
俺明日には連れのとこに戻るんだけど(汗)」
「一緒に持ってちゃいなさいvv」
「おふくろ?(滝汗)」
「だってこのままじゃ、シヴァにそのうち踏み潰されちゃう。
それに神殿造りの方が忙しいから面倒見きれないの」
「カーリーそこまで言わなくでも(泣)」
「ホントの事でしょ」
「・・・」
ちなみにルースは、しっかりヴァルの足にしがみ付いている為、断ったら大泣きしかねない。
「はあ(ため息)
解ったよ、連れてきゃいいんだろ」
このセリフにルースが、にぱっと笑ったのは言うまでも無い。



で、結局ルースはヴァルと一緒にセイルーンに行く事になった。


<第五話・終>


――あとがき――

第五話終了。

ヴァル:終ったか第五話。

最後にルースがヴァルの足にしがみついてるのがミソ。

ヴァル:そういや親父たちの名前、あれインドの神の名だろ?

そうだよ。
インドのヒンドゥー教の神で、破壊と再生の神シヴァ。
カーリーは、シヴァの妻のパールバティの別名なんだよ。

ヴァル:ほう

ヴァルの「ヴ」か「ヴァ」の字が最後に来るような名前考えてて、ぱっと思いついた名の一つなんだ。

ヴァル:他にも候補があったのか?

うみゅ。
●ノヴァ(まるで駅前留学だよ;;)
●リヴ(女みたいだ)
●ジェノヴァ(厄災かあああああ;;;)
の三つくらいあったな。

ヴァル:リヴとかノヴァならまだましかなあ;;;
流石にジェノヴァは洒落になってねえだろ;;

だろ?
母親がこの名前だったらマジで洒落になってないだろ(滝汗)

ヴァル:TRYじゃ、マジでラスボスだったしな俺;;

そ、だから速攻でジェノヴァは却下した(笑)

ヴァル:・・・・

じゃあこの辺で。

ヴァル:次をよろしく。

ルース:よろしくvvv

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9902Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 最終回Yuppy 2002/9/29 11:27:13
記事番号9901へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9901「龍皇奇譚 第五話「古代竜」 最終回」で書きました。

><第五話・終>
>
>
>――あとがき――
>
>第五話終了。
>
>ヴァル:終ったか第五話。
>
>最後にルースがヴァルの足にしがみついてるのがミソ。
>
>ヴァル:そういや親父たちの名前、あれインドの神の名だろ?
>
>そうだよ。
>インドのヒンドゥー教の神で、破壊と再生の神シヴァ。
>カーリーは、シヴァの妻のパールバティの別名なんだよ。
そうだったんですか・・・・・・。
>
>ヴァル:ほう
>
>ヴァルの「ヴ」か「ヴァ」の字が最後に来るような名前考えてて、ぱっと思いついた名の一つなんだ。
>
>ヴァル:他にも候補があったのか?
>
>うみゅ。
>●ノヴァ(まるで駅前留学だよ;;)
>●リヴ(女みたいだ)
>●ジェノヴァ(厄災かあああああ;;;)
これいい!いいですよジェノヴァ!!!宇宙から来た厄災!!
>の三つくらいあったな。
>
>ヴァル:リヴとかノヴァならまだましかなあ;;;
>流石にジェノヴァは洒落になってねえだろ;;
いや、知ってる人は爆笑しますよ。
>
>だろ?
>母親がこの名前だったらマジで洒落になってないだろ(滝汗)
>
>ヴァル:TRYじゃ、マジでラスボスだったしな俺;;
>
>そ、だから速攻でジェノヴァは却下した(笑)
ええー?
>
>ヴァル:・・・・
>
>じゃあこの辺で。
>
>ヴァル:次をよろしく。
>
>ルース:よろしくvvv

あとがきで思いっきり笑いました!

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9904Re:龍皇奇譚 第五話「古代竜」 最終回キツネノテブクロ 2002/9/29 11:53:58
記事番号9902へのコメント


>
>><第五話・終>
>>
>>
>>――あとがき――
>>
>>第五話終了。
>>
>>ヴァル:終ったか第五話。
>>
>>最後にルースがヴァルの足にしがみついてるのがミソ。
>>
>>ヴァル:そういや親父たちの名前、あれインドの神の名だろ?
>>
>>そうだよ。
>>インドのヒンドゥー教の神で、破壊と再生の神シヴァ。
>>カーリーは、シヴァの妻のパールバティの別名なんだよ。
>そうだったんですか・・・・・・。
そうだったんです。
>>
>>ヴァル:ほう
>>
>>ヴァルの「ヴ」か「ヴァ」の字が最後に来るような名前考えてて、ぱっと思いついた名の一つなんだ。
>>
>>ヴァル:他にも候補があったのか?
>>
>>うみゅ。
>>●ノヴァ(まるで駅前留学だよ;;)
>>●リヴ(女みたいだ)
>>●ジェノヴァ(厄災かあああああ;;;)
>これいい!いいですよジェノヴァ!!!宇宙から来た厄災!!
>>の三つくらいあったな。
>>
>>ヴァル:リヴとかノヴァならまだましかなあ;;;
>>流石にジェノヴァは洒落になってねえだろ;;
>いや、知ってる人は爆笑しますよ。
爆笑って・・・ジェノヴァ自体は笑えますけど;;
ヴァルガーヴのやった事って、目的は違えどセ●ィロスに似てるんで却下したんですよ。
>>
>>だろ?
>>母親がこの名前だったらマジで洒落になってないだろ(滝汗)
>>
>>ヴァル:TRYじゃ、マジでラスボスだったしな俺;;
>>
>>そ、だから速攻でジェノヴァは却下した(笑)
>ええー?
>>
>>ヴァル:・・・・
>>
>>じゃあこの辺で。
>>
>>ヴァル:次をよろしく。
>>
>>ルース:よろしくvvv
>
>あとがきで思いっきり笑いました!
ヴァル:あとがき笑えたのか・・・

喜んでもらえればそれでいいさ。
レス有難う御座いました。

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9907Re:言葉で表わせないのでお話で・・・ドラマ・スライム 2002/9/29 13:07:37
記事番号9901へのコメント

凄すぎます。
感想言葉で言い表せません
ということでカオティック・レジェンド特別長短編を書きます。(あんまり話と関係ありません)

――――――――――――――――――――――

――不死王の悲愛――(極悪暴走兵器の裏話です)

「ディモブロビスまた失敗したのか」

ここは――魔霊廟――不死王の住処

「すみません不死王様」
「許されると思うな」
刹那、不死将軍ディモブロビスに走る悪寒
そして消え去った。
「許せ、ディモブロビスよ。
まだ貴様には役目がある。」

部下を殺したのは罪となるだろう

たとえ裁かれない罪だとしても

――――――――――――――――

それでは〜(逃走)

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9909Re:言葉で表わせないのでお話で・・・キツネノテブクロ 2002/9/29 14:11:18
記事番号9907へのコメント

ドラマ・スライムさんは No.9907「Re:言葉で表わせないのでお話で・・・」で書きました。
>
>凄すぎます。
>感想言葉で言い表せません

自分で書いてて話がでかすぎる様な気が、しないでもないんですよ(^^;
ひたすら謎を振りまきまくってますし;;

>ということでカオティック・レジェンド特別長短編を書きます。(あんまり話と関係ありません)
>
>――――――――――――――――――――――
>
>――不死王の悲愛――(極悪暴走兵器の裏話です)
>
>「ディモブロビスまた失敗したのか」
>
>ここは――魔霊廟――不死王の住処
>
>「すみません不死王様」
>「許されると思うな」
>刹那、不死将軍ディモブロビスに走る悪寒
>そして消え去った。
>「許せ、ディモブロビスよ。
>まだ貴様には役目がある。」
>
>部下を殺したのは罪となるだろう
>
>たとえ裁かれない罪だとしても
>
「自らの心にのみ刻まれる罪」ですか。
>――――――――――――――――
>
>それでは〜(逃走)
ああ逃げないで(追跡)

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9910おまけ。キツネノテブクロ 2002/9/29 17:28:43
記事番号9842へのコメント

登場人物多すぎて何人いるか解らないんで、メモ書き程度に。

リナ=インバース
ガウリイ=ガブリエフ
ゼルガディス=グレイワーズ
アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン
フィリア=ウルコプト

フレイ(ヴラバザード)
ディア
ザード

シーリウス

ラダマンティス=グレイワーズ(玻璃)
メティス=クレイオ=ジュノー=イモータル

ルーク
赤法師レゾ

魔竜王ガーヴ
獣王ゼラス=メタリオム
覇王グラウ=シェラー
海王ダルフィン
獣神官ゼロス

冥王フィブリゾ
冥神官タナトス
冥将軍ヒュプノス

カオティック・メシア
モイラ
ネメシス

アイオロス

シヴァ
カーリー
ルース

L様。(金色の魔王)

ヴァル=アガレス(ヴァルガーヴ)



計30名ですか・・・・多いぞ;;
よくこんなに出したな、しかもまだ出してないキャラとかも居るし(遠い目)

・・・・・風呂敷広げすぎかな;;

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9911Re:おまけ。ドラマ・スライム 2002/9/29 17:39:54
記事番号9910へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9910「おまけ。」で書きました。
>
>登場人物多すぎて何人いるか解らないんで、メモ書き程度に。
>
>リナ=インバース
>ガウリイ=ガブリエフ
>ゼルガディス=グレイワーズ
>アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン
>フィリア=ウルコプト
>
>フレイ(ヴラバザード)
>ディア
>ザード
>
>シーリウス
>
>ラダマンティス=グレイワーズ(玻璃)
>メティス=クレイオ=ジュノー=イモータル
>
>ルーク
>赤法師レゾ
>
>魔竜王ガーヴ
>獣王ゼラス=メタリオム
>覇王グラウ=シェラー
>海王ダルフィン
>獣神官ゼロス
>
>冥王フィブリゾ
>冥神官タナトス
>冥将軍ヒュプノス
>
>カオティック・メシア
>モイラ
>ネメシス
>
>アイオロス
>
>シヴァ
>カーリー
>ルース
>
>L様。(金色の魔王)
>
>ヴァル=アガレス(ヴァルガーヴ)
>
>
>
>計30名ですか・・・・多いぞ;;
>よくこんなに出したな、しかもまだ出してないキャラとかも居るし(遠い目)
>
>・・・・・風呂敷広げすぎかな;;
がんばってください。
そういえば極悪暴走兵器、カオティック・レジェンドとの矛盾が生まれてしまうかも(どうしよう)

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