◆−龍皇奇譚−キツネノテブクロ (2002/9/24 10:07:07) No.9652
 ┣龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第一回−キツネノテブクロ (2002/9/24 10:16:00) No.9653
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第一回−ドラマ・スライム (2002/9/24 12:17:38) No.9655
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第一回−キツネノテブクロ (2002/9/24 14:25:49) No.9663
 ┣龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/24 14:19:56) No.9661
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第二回−ドラマ・スライム (2002/9/24 15:35:01) No.9671
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/24 15:58:37) No.9676
 ┣龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第三回−キツネノテブクロ (2002/9/24 18:05:42) No.9686
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第三回−Yuppy (2002/9/24 18:53:09) No.9688
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第三回−キツネノテブクロ (2002/9/25 07:07:53) NEW No.9694
 ┣龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第四回−キツネノテブクロ (2002/9/25 09:25:49) NEW No.9695
 ┣龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第五回−キツネノテブクロ (2002/9/25 10:42:53) NEW No.9697
 ┃┣Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第五回−Yuppy (2002/9/25 10:59:59) NEW No.9698
 ┃┃┗Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第五回−キツネノテブクロ (2002/9/25 14:02:12) NEW No.9711
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第五回−ドラマ・スライム (2002/9/25 13:26:22) NEW No.9705
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第五回−キツネノテブクロ (2002/9/25 14:04:58) NEW No.9712
 ┣龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 最終回−キツネノテブクロ (2002/9/25 13:56:16) NEW No.9710
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 最終回−ドラマ・スライム (2002/9/25 16:40:54) NEW No.9722
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 最終回−キツネノテブクロ (2002/9/25 17:34:17) NEW No.9730
 ┗おまけ。−キツネノテブクロ (2002/9/25 17:31:41) NEW No.9729
  ┣おまけ。(追加)−キツネノテブクロ (2002/9/26 07:03:50) NEW No.9766
  ┗「はろはろーんvv」にやられました!(何)−海藤雄馬 (2002/9/27 20:04:57) NEW No.9830
   ┗Re:「はろはろーんvv」にやられました!(何)−キツネノテブクロ (2002/9/27 20:33:31) NEW No.9832


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9652龍皇奇譚キツネノテブクロ 2002/9/24 10:07:07


龍皇奇譚、第四話の始まりです。

第三話までの話は、カテゴリ別検索と、著者別に登録してあります。

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9653龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第一回キツネノテブクロ 2002/9/24 10:16:00
記事番号9652へのコメント

――龍皇奇譚――
 第四話「白魔術都市」 第一回





セイルーンから来たアメリアが、現状報告の為にセイルーンに戻る事になった。
「出来れば、リナさん達にも来てもらいたいんですけど」
アメリアの希望により、リナとガウリイにゼルガディス、そしてフィリアが一緒に行くことになった。



ヴァルはエルが連れて来た者と会っていた。
「ホントはあんたらに頼めた義理じゃないんだが、あいつ等の力になってやってくれ。
今回の事に関しては俺が動くわけにいかねえから」
そう言いながら苦笑を浮かべる。
「気にすんな、俺だってあいつらには、借りがある。
そいつを返すいい機会だと思ってるよ」
「・・・・・私の場合は殺されかねないのですが(滝汗)」
「あんた何やったんだ;;」
冷や汗だらだらで、言う赤い僧服の男、赤法師レゾ、それのツッコミを入れるのは、黒髪の青年、ルーク。
「そいつは後から、あいつらに聞いてみな(笑)
じゃあな、あいつらに俺は暫く、一人で行動すると伝えといてくれ」
「解った、伝えとくぜ」
ルークはそれだけ言うと、レゾを引っ張って行った。
「・・・・それじゃ、俺も行くか」



「あああああああああああ!!!!!!!????????
何でルークが生きてんのよ!!!!!!!!????????」
「良く叫ぶな」
リナの叫びに感心した様に呟くガウリイ。
「ま、気にすんな。
あんたらには借りがあるから、そいつを返しに来ただけだって。
あ、それとドラゴンの兄ちゃん、暫くは別行動するってよ」
「え?ヴァル来ないんですか?」
フィリアがルークに聞き返す。
「ああ、何か自分が動くわけにはいかない、とか何とか言ってたな」
「そうですか・・・」
「あの、リナさん。
こちらの方は?」
ルークと初対面のアメリアが、リナに聞く、間違ってもガウリイに聞いたりはしない。
「えーと、トレジャーハンターのルークよ。
まあ、色々魔族がらみの事件に巻き込まれてたけど・・・」
「リナが巻き込んだんじゃないのか?」
「どういう意味よゼル?(怒)」
「別に」
「あのさ、リナ・・・あの赤い人、何時までほっとくんだ?」
ガウリイ曰くの赤い人、レゾは誰も相手にしないので、向こう向いていぢけてたりする、人魂に縦線のオプション付きで(笑)
「何時までいじけるつもりだ、レゾ(呆)」
呆れたようにゼルガディスが声をかけると、レゾこちらに振り返る。
その表情は完全に、いぢけた子供のそれだったが・・・
「私が一緒に行くと、ゼルガディスは嫌なんでしょう?」
「そうやって四六時中いじけまくるんなら、この場であの世に送り返す(怒)」
「・・・;;」

「その辺にしときなさいな」

止めたのは、見事な金髪の美貌の麗人。
「エル・・・様」
「何今の間は?
まあともかく、ヴァルに頼まれたのよ。
あんた達の力になりそうなのを、連れて来てくれって」
「ルークはまだ良いんだけど・・・なんでレゾなの?(汗)」
エルの言葉にリナが質問する。
が、エルはただ微笑んでるだけで、その質問には答える気がないように見える。
「あ、それとゼルガディス」
「ん?おれか?」
「そ、あんたにヴァルから伝言。
あとで、セイルーンで落ち合った時に、人間の体に戻してやるって」
「なっ!?
本当か!?」
「今のヴァルなら、それぐらいは出来るわよ。
その前にやる事があるみたいだから、しばし待ってなさい」
言われて、ゼルガディスの顔に笑みが広がっていく。
渇望し続けた元の体に戻れるのだから、その喜びはどれほどのものだろう。
「喜んでるとこ悪いけど、セイルーンまではあいつらに送らせるわね」
そういってエルの指差した先には、魔竜王と獣王が思いっきり、疲れた表情を浮かべていた。
そして、その二人を眺めて苦笑する、火竜王の親子もそこに居た。


「じゃあ、いってらっしゃいvv
あとで、あたしも行くからねえvvvv」



<続>


――あとがき――

第四話まで来ました。

L:どんな話になるの?

まあ、何と無く日常っぽいものかな。
もっとも平和な日常になるかどうかは謎。

L:・・・・

L様にも出て貰うよ。
第四話暫くヴァル出てこない予定だし。

L:あたしがその穴埋めとか言わないでしょうね・・・・

まさか、そんなことしません。

L:そう、ならいいのよ(何時の間に出したのかでっかい鎌をしまう)

じゃあこの辺で。

L:次回はまたの講釈をvv

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9655Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第一回ドラマ・スライム 2002/9/24 12:17:38
記事番号9653へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9653「龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第一回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第四話「白魔術都市」 第一回
>
>
>
>
>
>セイルーンから来たアメリアが、現状報告の為にセイルーンに戻る事になった。
>「出来れば、リナさん達にも来てもらいたいんですけど」
>アメリアの希望により、リナとガウリイにゼルガディス、そしてフィリアが一緒に行くことになった。
>
>
>
>ヴァルはエルが連れて来た者と会っていた。
>「ホントはあんたらに頼めた義理じゃないんだが、あいつ等の力になってやってくれ。
>今回の事に関しては俺が動くわけにいかねえから」
>そう言いながら苦笑を浮かべる。
>「気にすんな、俺だってあいつらには、借りがある。
>そいつを返すいい機会だと思ってるよ」
>「・・・・・私の場合は殺されかねないのですが(滝汗)」
>「あんた何やったんだ;;」
>冷や汗だらだらで、言う赤い僧服の男、赤法師レゾ、それのツッコミを入れるのは、黒髪の青年、ルーク。
>「そいつは後から、あいつらに聞いてみな(笑)
>じゃあな、あいつらに俺は暫く、一人で行動すると伝えといてくれ」
>「解った、伝えとくぜ」
>ルークはそれだけ言うと、レゾを引っ張って行った。
>「・・・・それじゃ、俺も行くか」
>
>
>
>「あああああああああああ!!!!!!!????????
>何でルークが生きてんのよ!!!!!!!!????????」
>「良く叫ぶな」
>リナの叫びに感心した様に呟くガウリイ。
>「ま、気にすんな。
>あんたらには借りがあるから、そいつを返しに来ただけだって。
>あ、それとドラゴンの兄ちゃん、暫くは別行動するってよ」
>「え?ヴァル来ないんですか?」
>フィリアがルークに聞き返す。
>「ああ、何か自分が動くわけにはいかない、とか何とか言ってたな」
>「そうですか・・・」
>「あの、リナさん。
>こちらの方は?」
>ルークと初対面のアメリアが、リナに聞く、間違ってもガウリイに聞いたりはしない。
>「えーと、トレジャーハンターのルークよ。
>まあ、色々魔族がらみの事件に巻き込まれてたけど・・・」
>「リナが巻き込んだんじゃないのか?」
>「どういう意味よゼル?(怒)」
>「別に」
>「あのさ、リナ・・・あの赤い人、何時までほっとくんだ?」
>ガウリイ曰くの赤い人、レゾは誰も相手にしないので、向こう向いていぢけてたりする、人魂に縦線のオプション付きで(笑)
>「何時までいじけるつもりだ、レゾ(呆)」
>呆れたようにゼルガディスが声をかけると、レゾこちらに振り返る。
>その表情は完全に、いぢけた子供のそれだったが・・・
>「私が一緒に行くと、ゼルガディスは嫌なんでしょう?」
>「そうやって四六時中いじけまくるんなら、この場であの世に送り返す(怒)」
>「・・・;;」
>
>「その辺にしときなさいな」
>
>止めたのは、見事な金髪の美貌の麗人。
>「エル・・・様」
>「何今の間は?
>まあともかく、ヴァルに頼まれたのよ。
>あんた達の力になりそうなのを、連れて来てくれって」
>「ルークはまだ良いんだけど・・・なんでレゾなの?(汗)」
>エルの言葉にリナが質問する。
>が、エルはただ微笑んでるだけで、その質問には答える気がないように見える。
>「あ、それとゼルガディス」
>「ん?おれか?」
>「そ、あんたにヴァルから伝言。
>あとで、セイルーンで落ち合った時に、人間の体に戻してやるって」
>「なっ!?
>本当か!?」
>「今のヴァルなら、それぐらいは出来るわよ。
>その前にやる事があるみたいだから、しばし待ってなさい」
>言われて、ゼルガディスの顔に笑みが広がっていく。
>渇望し続けた元の体に戻れるのだから、その喜びはどれほどのものだろう。
>「喜んでるとこ悪いけど、セイルーンまではあいつらに送らせるわね」
>そういってエルの指差した先には、魔竜王と獣王が思いっきり、疲れた表情を浮かべていた。
>そして、その二人を眺めて苦笑する、火竜王の親子もそこに居た。
>
>
>「じゃあ、いってらっしゃいvv
>あとで、あたしも行くからねえvvvv」
>
>
>
><続>
>
>
>――あとがき――
>
>第四話まで来ました。
>
>L:どんな話になるの?
>
>まあ、何と無く日常っぽいものかな。
>もっとも平和な日常になるかどうかは謎。
>
>L:・・・・
>
>L様にも出て貰うよ。
>第四話暫くヴァル出てこない予定だし。
>
>L:あたしがその穴埋めとか言わないでしょうね・・・・
>
>まさか、そんなことしません。
>
>L:そう、ならいいのよ(何時の間に出したのかでっかい鎌をしまう)
>
>じゃあこの辺で。
>
>L:次回はまたの講釈をvv
期待して待っています。
がんばってください。
僕の書いた作品
『盗賊Aの冒険』やたらとシリアスです。
興味があれば御一読を
さらによければ感想を
姉妹品『仔犬のディルギアの冒険』もかなり自分としては
いいものになっております。
両方とも極悪〜とはかなり違った作品です。
よろしくお願いします。
宣伝ばかりですみません
それではまたお会いしましょう

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9663Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第一回キツネノテブクロ 2002/9/24 14:25:49
記事番号9655へのコメント


>期待して待っています。
>がんばってください。
有難う御座います。
期待通りの物になるかどうかは解りませんが、頑張ります。

>僕の書いた作品
>『盗賊Aの冒険』やたらとシリアスです。
>興味があれば御一読を
>さらによければ感想を
>姉妹品『仔犬のディルギアの冒険』もかなり自分としては
>いいものになっております。
>両方とも極悪〜とはかなり違った作品です。
>よろしくお願いします。

ドラマ・スライム様の話も読ませていただきます。
何時も思うんですが、執筆スピード速いですよね・・・凄いですね。

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9661龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第二回キツネノテブクロ 2002/9/24 14:19:56
記事番号9652へのコメント

――龍皇奇譚――
 第四話「白魔術都市」 第二回




ガーヴとゼラスの二人は一同を、セイルーンの近くに転移させる。
町の真ん中だと騒ぎになるため、町の外の人の少ない街道沿いに出現させたのだ。
「いきなり王宮に出るわけにも、いかねえだろ。
ちょっと歩く事になるが、騒ぎを起こすよりはマシだろ」
ガーヴ達がついて来るというので機嫌の悪いアメリアも、ガーヴがそれなりに気を使っているらしい事を知り、尖らせていた雰囲気を和らげる。
そのまま一行は街を抜け、王宮につくとすぐに、アメリアは父であるフィリオネルに謁見の間以外で会いたい旨を伝える。


「まず、報告の前に皆さんを紹介します、父さん。
リナさん達はわかりますよね」
「うむ」
「まずは、フィリアさん、外の世界で知り合った、火竜王の巫女をなさってる方です。
次にルークさん、リナさんとガウリイさんの知り合いだそうです。
あの赤い僧服の方がレゾさん、ゼルガディスさんのご親戚です。
・・・・で、あちらに居る方達なんですが・・・」
「どうした、アメリア?」
急に口ごもった娘にいかぶしげな視線を向ける父。
「あの方達を大勢の前で、紹介するわけにはいかなくて、父さん達だけにしてもらったんです。
あの方達は・・・」
「よい、人間の娘。
我らが自分で言おう」
「そうだな」
フレイがアメリアの言葉をさえぎり、ガーヴが同意を示す。
「私はフレイ、旅をしているものだ、今はな。
本来はの名は火竜王ヴラバザードと言う」

ぴしっ。

「わたくしはディアと申します。
火竜王と水竜王を親に持つ水の竜神です」
「俺はその弟で火の竜神でザード。
ディアとは双子神になるな」

ぴししっ!

「俺は魔竜王ガーヴ。
今は魔族から離れてるがな」
「私は獣王ゼラス=メタリオム。
我ら魔族は今回の事に限り、今だけ神々と協力関係にある」

ぱきんっ!

「さっきからなんの音?」
リナがいかぶしげにフィリオネルの方を向けば、石化したオッサンが二人・・・フィリオネルとその弟クリストファ。
「・・・流石にショックが大きいか(汗)」
「父さんでこれですから・・・他の方だとどうなってた事か(ため息)」
普段豪快で、大概の事には動じないフィリオネルも、流石に神様だの魔王の腹心だのが暢気に茶をすすって、自己紹介する図はちょっとこたえたらしい。
「おーい、フィルさ〜ん??
聞こえてるぅ〜??」
「・・・・はっ!
すまん(汗)」
「じゃあ父さん、報告の方をしますね」
「うむ」


アメリアとリナは、ヴァルから聞いたことやシーリウスがいっていた事など、ゼフィーリアの王城で出た話を、そのままフィリオネルに伝えた。
そのうえで、セイルーンがどう行動するかを、話し合うと言う事になった。
「ふむ、どうもその話だと、わし達には手の出しようが無いのう。
わしらにできる事は、戦いに傷ついたものを受け入れ、癒すぐらいかのう」
「そうね、実際狙われてるのは神や魔族の高位の存在だし・・・」
結局、答えが出ぬままその日の話し合いは、フィリオネルとクリストファの二人の都合により、その場でお開きになった。


「なあ、これって誰かを倒せば終わりなのか?」
ガウリイの問いに答えを出せる者は、その場に居なかった・・・





――僕を楽しませてよ・・・

虚空に浮かび、白魔術の街を見下ろすのは・・・・


<続>


――あとがき――

半端な長さかなあ

アメリア:どーして魔族を王宮に入れなきゃならないんですか!!(怒)

怒んなや;;
話に都合上だ。

アメリア:父さん達が固まったじゃないですか(怒)

それは別に魔族のせいでもなんでもなくて、神さんと魔族が一緒に目の前に居るからだろ。

アメリア:まさかセイルーンを戦場にしようとか思ってませんよね(ジト目)

戦場にするわけ無いだろ。
前回で、日常的な話にすると言ったんだから・・・

アメリア:平和的とは言ってませんよ

鋭いね、でも街を壊すようなことはしないつもりだから

アメリア:・・・・・

じゃあ、この辺で(逃亡)

アメリア:あっ!まちなさい!!!(追跡)










撒いたかな?
次回はまたの講釈を。

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9671Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第二回ドラマ・スライム 2002/9/24 15:35:01
記事番号9661へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9661「龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第二回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第四話「白魔術都市」 第二回
>
>
>
>
>ガーヴとゼラスの二人は一同を、セイルーンの近くに転移させる。
>町の真ん中だと騒ぎになるため、町の外の人の少ない街道沿いに出現させたのだ。
>「いきなり王宮に出るわけにも、いかねえだろ。
>ちょっと歩く事になるが、騒ぎを起こすよりはマシだろ」
>ガーヴ達がついて来るというので機嫌の悪いアメリアも、ガーヴがそれなりに気を使っているらしい事を知り、尖らせていた雰囲気を和らげる。
>そのまま一行は街を抜け、王宮につくとすぐに、アメリアは父であるフィリオネルに謁見の間以外で会いたい旨を伝える。
>
>
>「まず、報告の前に皆さんを紹介します、父さん。
>リナさん達はわかりますよね」
>「うむ」
>「まずは、フィリアさん、外の世界で知り合った、火竜王の巫女をなさってる方です。
竜だとは言わないんだ。
>次にルークさん、リナさんとガウリイさんの知り合いだそうです。
>あの赤い僧服の方がレゾさん、ゼルガディスさんのご親戚です。
>・・・・で、あちらに居る方達なんですが・・・」
>「どうした、アメリア?」
>急に口ごもった娘にいかぶしげな視線を向ける父。
>「あの方達を大勢の前で、紹介するわけにはいかなくて、父さん達だけにしてもらったんです。
>あの方達は・・・」
>「よい、人間の娘。
>我らが自分で言おう」
>「そうだな」
>フレイがアメリアの言葉をさえぎり、ガーヴが同意を示す。
>「私はフレイ、旅をしているものだ、今はな。
>本来はの名は火竜王ヴラバザードと言う」
>
>ぴしっ。
>
>「わたくしはディアと申します。
>火竜王と水竜王を親に持つ水の竜神です」
>「俺はその弟で火の竜神でザード。
>ディアとは双子神になるな」
>
>ぴししっ!
>
>「俺は魔竜王ガーヴ。
>今は魔族から離れてるがな」
>「私は獣王ゼラス=メタリオム。
>我ら魔族は今回の事に限り、今だけ神々と協力関係にある」
偽名でも使ってやり過ごした方が・・・
>
>ぱきんっ!
>
>「さっきからなんの音?」
>リナがいかぶしげにフィリオネルの方を向けば、石化したオッサンが二人・・・フィリオネルとその弟クリストファ。
>「・・・流石にショックが大きいか(汗)」
>「父さんでこれですから・・・他の方だとどうなってた事か(ため息)」
>普段豪快で、大概の事には動じないフィリオネルも、流石に神様だの魔王の腹心だのが暢気に茶をすすって、自己紹介する図はちょっとこたえたらしい。
あのフィルさんが・・・
>「おーい、フィルさ〜ん??
>聞こえてるぅ〜??」
>「・・・・はっ!
>すまん(汗)」
>「じゃあ父さん、報告の方をしますね」
>「うむ」
>
>
>アメリアとリナは、ヴァルから聞いたことやシーリウスがいっていた事など、ゼフィーリアの王城で出た話を、そのままフィリオネルに伝えた。
>そのうえで、セイルーンがどう行動するかを、話し合うと言う事になった。
>「ふむ、どうもその話だと、わし達には手の出しようが無いのう。
>わしらにできる事は、戦いに傷ついたものを受け入れ、癒すぐらいかのう」
>「そうね、実際狙われてるのは神や魔族の高位の存在だし・・・」
>結局、答えが出ぬままその日の話し合いは、フィリオネルとクリストファの二人の都合により、その場でお開きになった。
>
>
>「なあ、これって誰かを倒せば終わりなのか?」
>ガウリイの問いに答えを出せる者は、その場に居なかった・・・
>
>
>
>
>
>――僕を楽しませてよ・・・
>
>虚空に浮かび、白魔術の街を見下ろすのは・・・・
いい展開ですね。
>
>
><続>
>
>
>――あとがき――
>
>半端な長さかなあ
>
>アメリア:どーして魔族を王宮に入れなきゃならないんですか!!(怒)
>
>怒んなや;;
>話に都合上だ。
>
>アメリア:父さん達が固まったじゃないですか(怒)
>
>それは別に魔族のせいでもなんでもなくて、神さんと魔族が一緒に目の前に居るからだろ。
>
>アメリア:まさかセイルーンを戦場にしようとか思ってませんよね(ジト目)
>
>戦場にするわけ無いだろ。
>前回で、日常的な話にすると言ったんだから・・・
>
>アメリア:平和的とは言ってませんよ
>
>鋭いね、でも街を壊すようなことはしないつもりだから
>
>アメリア:・・・・・
>
>じゃあ、この辺で(逃亡)
>
>アメリア:あっ!まちなさい!!!(追跡)
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>撒いたかな?
>次回はまたの講釈を。
アメリア:見つけましたよ
>
それでは
お体に気をつけてがんばってください。

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9676Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第二回キツネノテブクロ 2002/9/24 15:58:37
記事番号9671へのコメント

>>
>>――龍皇奇譚――
>> 第四話「白魔術都市」 第二回
>>
>>
>>
>>
>>ガーヴとゼラスの二人は一同を、セイルーンの近くに転移させる。
>>町の真ん中だと騒ぎになるため、町の外の人の少ない街道沿いに出現させたのだ。
>>「いきなり王宮に出るわけにも、いかねえだろ。
>>ちょっと歩く事になるが、騒ぎを起こすよりはマシだろ」
>>ガーヴ達がついて来るというので機嫌の悪いアメリアも、ガーヴがそれなりに気を使っているらしい事を知り、尖らせていた雰囲気を和らげる。
>>そのまま一行は街を抜け、王宮につくとすぐに、アメリアは父であるフィリオネルに謁見の間以外で会いたい旨を伝える。
>>
>>
>>「まず、報告の前に皆さんを紹介します、父さん。
>>リナさん達はわかりますよね」
>>「うむ」
>>「まずは、フィリアさん、外の世界で知り合った、火竜王の巫女をなさってる方です。
>竜だとは言わないんだ。
必要になれば言うと思いますよ。
>>次にルークさん、リナさんとガウリイさんの知り合いだそうです。
>>あの赤い僧服の方がレゾさん、ゼルガディスさんのご親戚です。
>>・・・・で、あちらに居る方達なんですが・・・」
>>「どうした、アメリア?」
>>急に口ごもった娘にいかぶしげな視線を向ける父。
>>「あの方達を大勢の前で、紹介するわけにはいかなくて、父さん達だけにしてもらったんです。
>>あの方達は・・・」
>>「よい、人間の娘。
>>我らが自分で言おう」
>>「そうだな」
>>フレイがアメリアの言葉をさえぎり、ガーヴが同意を示す。
>>「私はフレイ、旅をしているものだ、今はな。
>>本来はの名は火竜王ヴラバザードと言う」
>>
>>ぴしっ。
>>
>>「わたくしはディアと申します。
>>火竜王と水竜王を親に持つ水の竜神です」
>>「俺はその弟で火の竜神でザード。
>>ディアとは双子神になるな」
>>
>>ぴししっ!
>>
>>「俺は魔竜王ガーヴ。
>>今は魔族から離れてるがな」
>>「私は獣王ゼラス=メタリオム。
>>我ら魔族は今回の事に限り、今だけ神々と協力関係にある」
>偽名でも使ってやり過ごした方が・・・
魔族は嘘つかないから、偽名は使わないでしょう。
>>
>>ぱきんっ!
>>
>>「さっきからなんの音?」
>>リナがいかぶしげにフィリオネルの方を向けば、石化したオッサンが二人・・・フィリオネルとその弟クリストファ。
>>「・・・流石にショックが大きいか(汗)」
>>「父さんでこれですから・・・他の方だとどうなってた事か(ため息)」
>>普段豪快で、大概の事には動じないフィリオネルも、流石に神様だの魔王の腹心だのが暢気に茶をすすって、自己紹介する図はちょっとこたえたらしい。
>あのフィルさんが・・・
>>「おーい、フィルさ〜ん??
>>聞こえてるぅ〜??」
>>「・・・・はっ!
>>すまん(汗)」
>>「じゃあ父さん、報告の方をしますね」
>>「うむ」
>>
>>
>>アメリアとリナは、ヴァルから聞いたことやシーリウスがいっていた事など、ゼフィーリアの王城で出た話を、そのままフィリオネルに伝えた。
>>そのうえで、セイルーンがどう行動するかを、話し合うと言う事になった。
>>「ふむ、どうもその話だと、わし達には手の出しようが無いのう。
>>わしらにできる事は、戦いに傷ついたものを受け入れ、癒すぐらいかのう」
>>「そうね、実際狙われてるのは神や魔族の高位の存在だし・・・」
>>結局、答えが出ぬままその日の話し合いは、フィリオネルとクリストファの二人の都合により、その場でお開きになった。
>>
>>
>>「なあ、これって誰かを倒せば終わりなのか?」
>>ガウリイの問いに答えを出せる者は、その場に居なかった・・・
>>
>>
>>
>>
>>
>>――僕を楽しませてよ・・・
>>
>>虚空に浮かび、白魔術の街を見下ろすのは・・・・
>いい展開ですね。
>>
>>
>><続>
>>
>>
>>――あとがき――
>>
>>半端な長さかなあ
>>
>>アメリア:どーして魔族を王宮に入れなきゃならないんですか!!(怒)
>>
>>怒んなや;;
>>話に都合上だ。
>>
>>アメリア:父さん達が固まったじゃないですか(怒)
>>
>>それは別に魔族のせいでもなんでもなくて、神さんと魔族が一緒に目の前に居るからだろ。
>>
>>アメリア:まさかセイルーンを戦場にしようとか思ってませんよね(ジト目)
>>
>>戦場にするわけ無いだろ。
>>前回で、日常的な話にすると言ったんだから・・・
>>
>>アメリア:平和的とは言ってませんよ
>>
>>鋭いね、でも街を壊すようなことはしないつもりだから
>>
>>アメリア:・・・・・
>>
>>じゃあ、この辺で(逃亡)
>>
>>アメリア:あっ!まちなさい!!!(追跡)
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>撒いたかな?
>>次回はまたの講釈を。
>アメリア:見つけましたよ

げ!見つかったか(焦)

アメリア:どうして逃げるんですか!?

いや、街は壊さないけど王宮は壊れるかも?なんて言ったら怒るでしょ。

アメリア:当然です(怒)

・・・・・(ダッシュ逃走)

アメリア:あああああ!また逃げたああ!!(追跡)
>>
>それでは
>お体に気をつけてがんばってください。
>
ラダ:どうもキツネの代わりです。
えーと「有難う御座います。ドラマ・スライム様も頑張ってください」だそうです。
それよりあいつ、アメリアちゃんから逃げ切れたかな・・・

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9686龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第三回キツネノテブクロ 2002/9/24 18:05:42
記事番号9652へのコメント

――龍皇奇譚――
 第四話「白魔術都市」 第三回





その夜、妙な感覚に目を覚ますガーヴ。
そして同じように、妙な感じをゼラスも感じ取っていた。


ガーヴは、起き出して外へでる、そこには既にゼラスが待っていた。
「ガーヴ、気がついたか」
「ああ、こいつは結界みたいだな・・・手の込んだ事を」
虚空より片刃の剣を出すガーヴに、鞭を手にするゼラス。
ゼラスの持つ鞭は、細い金属の10p位の棒をリングでつなげた物で、皮などで出来た普通の物より破壊力は高い。
「ところで、この気配・・・どっかの誰かに似てねえか?ゼラス」
「そうだな」
油断無く周りに気を配る二人・・・

と、黒い礫のような物が二人に襲い掛かる。
それをすき無くかわす二人、が礫は休むことなく二人に向かって放たれている。
「このやり方・・・まさか!?」
「信じたくないが、あいつが復活しているんだ」
「冥神官タナトスか!」
そのまま避けつつ、二人は背中合わせになる。

「ご名答。
流石ですね、お二人とも・・・俺の戦い方を覚えておいでとは」
そういって現れたのは、見た目二十歳前後の精悍の顔立ちのハンサムな男、その銀の目は冷たい光を宿している。
「けっ!
フィブリゾだけじゃなく、てめえまで蘇ってたのか」
唾を吐き捨てるようにガーヴは言う、実際、このタナトスと言うのは厄介この上ない。
こうやって姿を見せる事はまれで、大概は姿を見せることなくいたぶる様に、敵を殺し滅ぼすのだ。
「まあ、俺の実力じゃお二方には勝てないんですよねえ。
ですが、我が君の命により、その魂を頂かなければならないんですよねえ」
口調は柔らかだが表情は冷たく、己の周りに幾つモノ黒い礫を浮かべ、二人の間合いに入らぬようにしている。
「そう簡単に取れると思ってるのか?」
静かな声でゼラスが問う、しかしタナトスは軽く笑うだけで答えない。

暫しの沈黙の時が流れる・・・


動いたのはガーヴ、腹心中一二を争う剣の腕に、圧倒的な魔力を武器とする。
凄まじい勢いの斬撃を紙一重でタナトスはかわし、空間を渡るがそこへゼラスの放った魔力球が当たる。

「ぐぅああああっ!」

とっさに体を捻ってかわすも、左腕をもっていかれ苦痛の呻きを上げる。
しかしそれで怯むでもなく、さらに幾つもの礫を生み出し二人に向け放ち、自分は空間を渡る。
飛び来る礫を手の一振りで払い、ガーヴは剣を振るう、その先に居たのはまたも紙一重で避けたタナトス。
「ちょろちょろとっ!!」
いい加減頭にきたのか、その手に紅蓮の炎を生み出し、何も無い空間にぶち込み、アストラルサイドから炎の攻撃をかける。
その非常識な攻撃に、タナトスは隠れていた空間から飛び出す。
「相変わらず非常識なやり方をするな、お前と言う奴は」
流石に呆れてしまうゼラスだった。

「まだやるか?」
ゼラスの言葉にタナトスは答えず姿を消す、と同時に結界が消える。
「取り合えずしのいだ事になるのか」
「さあな・・・・」



セイルーンを見下ろすように、虚空に浮かぶモノ・・・
「酷いな・・・」
タナトスの姿を見て呟くのは、タナトスを生み出した張本人・・・・冥王フィブリゾ。
「申し訳ありません」
「いいよ、まずは様子見だったし。
それより酷いな、まずは回復に専念しなよ」
「承知いたしました」
タナトスはそう言うと、そのまま姿を消し、フィブリゾは一人、セイルーンを眺める。
「やっぱり、神官や将軍じゃあ腹心達は相手に出来ないか・・・」

――でもそれだけ僕を楽しませてもらわないと・・・


翌朝、ガーヴとゼラスの下へ客が来ていた。
アメリアの不機嫌さを上昇させているその客とは、魔王の腹心、覇王グラウ=シェラーと海王ダルフィン。
この二人も昨夜襲撃され、ガーヴ達も襲撃されたのではないかと、セイルーンまで来たのだった。
「そっちも出たのか、フィブリゾのおまけが」
「ああ、こちらにはヒュプノスが来ていたから、お前たちのほうはタナトスか?」
「そうだ」
「あとで、フレイにも確認とって見ようと思うが、神側の方も襲われてると思うか?」
「・・・どうだろうな、まずは我らを先に攻撃したとは、考えられんか」
「・・・・」
結局黙り込む四人。

「はろはろーんvv」

いきなり聞こえた緊張感の無い声に、それまで黙り込んでいた四人は、いっせいに声の方を向く。
そこに居たのは予想どうりと言うべきか、金髪の美貌の麗人、全てのモノの母だった。
「あの挨拶どうにかなんねのか(汗)」
「諦めろガーヴ、あのお方に睨まれたくは無かろう」
ガーヴの呟きに、遠い目して呟き返すグラウ=シェラー・・・・

「えへv来ちゃったvv」

そこに居た四人はただただ、遠い目をしていた・・・・・


<続>

――あとがき――

いっぱい登場。

タナトス:おい、俺の事知ってる奴いるのか?

さあ?
「竜の血の連なり・・・か?」に登場してるから、読んだ事がある人は名前だけは知ってるかも。

タナトス:・・・

出番あるだけ良いじゃないか。

タナトス:それで腕吹っ飛ばされ、火に焼かれるのか?

ガーヴが相手だったからねえ・・・それにゼラスもいたし

タナトス:非常識だぞあの戦い方;;

魔族に常識なんてあるのか?

タナトス:さあ?

まいっか。
じゃあこの辺で。

タナトス:次回もよろしく。

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9688Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第三回Yuppy 2002/9/24 18:53:09
記事番号9686へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9686「龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第三回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第四話「白魔術都市」 第三回
>
>
>
>
>
>その夜、妙な感覚に目を覚ますガーヴ。
>そして同じように、妙な感じをゼラスも感じ取っていた。
>
>
>ガーヴは、起き出して外へでる、そこには既にゼラスが待っていた。
>「ガーヴ、気がついたか」
>「ああ、こいつは結界みたいだな・・・手の込んだ事を」
>虚空より片刃の剣を出すガーヴに、鞭を手にするゼラス。
>ゼラスの持つ鞭は、細い金属の10p位の棒をリングでつなげた物で、皮などで出来た普通の物より破壊力は高い。
・・・・・・ヌンチャクを長くした様なものですか?
>「ところで、この気配・・・どっかの誰かに似てねえか?ゼラス」
>「そうだな」
>油断無く周りに気を配る二人・・・
>
>と、黒い礫のような物が二人に襲い掛かる。
礫←すみません、なんて読むんですか?(しっかりしろ受験生)
>それをすき無くかわす二人、が礫は休むことなく二人に向かって放たれている。
>「このやり方・・・まさか!?」
>「信じたくないが、あいつが復活しているんだ」
>「冥神官タナトスか!」
>そのまま避けつつ、二人は背中合わせになる。
>
>「ご名答。
>流石ですね、お二人とも・・・俺の戦い方を覚えておいでとは」
>そういって現れたのは、見た目二十歳前後の精悍の顔立ちのハンサムな男、その銀の目は冷たい光を宿している。
>「けっ!
>フィブリゾだけじゃなく、てめえまで蘇ってたのか」
>唾を吐き捨てるようにガーヴは言う、実際、このタナトスと言うのは厄介この上ない。
>こうやって姿を見せる事はまれで、大概は姿を見せることなくいたぶる様に、敵を殺し滅ぼすのだ。
フィブリゾそっくりですね。
>「まあ、俺の実力じゃお二方には勝てないんですよねえ。
当たり前じゃ。
>ですが、我が君の命により、その魂を頂かなければならないんですよねえ」
無理じゃ。
>口調は柔らかだが表情は冷たく、己の周りに幾つモノ黒い礫を浮かべ、二人の間合いに入らぬようにしている。
>「そう簡単に取れると思ってるのか?」
>静かな声でゼラスが問う、しかしタナトスは軽く笑うだけで答えない。
>
>暫しの沈黙の時が流れる・・・
>
>
>動いたのはガーヴ、腹心中一二を争う剣の腕に、圧倒的な魔力を武器とする。
>凄まじい勢いの斬撃を紙一重でタナトスはかわし、空間を渡るがそこへゼラスの放った魔力球が当たる。
>
>「ぐぅああああっ!」
>
>とっさに体を捻ってかわすも、左腕をもっていかれ苦痛の呻きを上げる。
>しかしそれで怯むでもなく、さらに幾つもの礫を生み出し二人に向け放ち、自分は空間を渡る。
>飛び来る礫を手の一振りで払い、ガーヴは剣を振るう、その先に居たのはまたも紙一重で避けたタナトス。
>「ちょろちょろとっ!!」
>いい加減頭にきたのか、その手に紅蓮の炎を生み出し、何も無い空間にぶち込み、アストラルサイドから炎の攻撃をかける。
>その非常識な攻撃に、タナトスは隠れていた空間から飛び出す。
流石ガーヴ!
>「相変わらず非常識なやり方をするな、お前と言う奴は」
>流石に呆れてしまうゼラスだった。
>
>「まだやるか?」
>ゼラスの言葉にタナトスは答えず姿を消す、と同時に結界が消える。
>「取り合えずしのいだ事になるのか」
>「さあな・・・・」
>
>
>
>セイルーンを見下ろすように、虚空に浮かぶモノ・・・
>「酷いな・・・」
>タナトスの姿を見て呟くのは、タナトスを生み出した張本人・・・・冥王フィブリゾ。
>「申し訳ありません」
>「いいよ、まずは様子見だったし。
>それより酷いな、まずは回復に専念しなよ」
な!?あのフィブが気の利いたことを!?
>「承知いたしました」
>タナトスはそう言うと、そのまま姿を消し、フィブリゾは一人、セイルーンを眺める。
>「やっぱり、神官や将軍じゃあ腹心達は相手に出来ないか・・・」
そりゃそうでしょ、ふぃぶりんよ。
>
>――でもそれだけ僕を楽しませてもらわないと・・・
>
>
>翌朝、ガーヴとゼラスの下へ客が来ていた。
>アメリアの不機嫌さを上昇させているその客とは、魔王の腹心、覇王グラウ=シェラーと海王ダルフィン。
>この二人も昨夜襲撃され、ガーヴ達も襲撃されたのではないかと、セイルーンまで来たのだった。
>「そっちも出たのか、フィブリゾのおまけが」
>「ああ、こちらにはヒュプノスが来ていたから、お前たちのほうはタナトスか?」
>「そうだ」
>「あとで、フレイにも確認とって見ようと思うが、神側の方も襲われてると思うか?」
>「・・・どうだろうな、まずは我らを先に攻撃したとは、考えられんか」
>「・・・・」
>結局黙り込む四人。
>
>「はろはろーんvv」
>
>いきなり聞こえた緊張感の無い声に、それまで黙り込んでいた四人は、いっせいに声の方を向く。
>そこに居たのは予想どうりと言うべきか、金髪の美貌の麗人、全てのモノの母だった。
>「あの挨拶どうにかなんねのか(汗)」
死の発言・・・・・・。
>「諦めろガーヴ、あのお方に睨まれたくは無かろう」
>ガーヴの呟きに、遠い目して呟き返すグラウ=シェラー・・・・
>
>「えへv来ちゃったvv」
>
>そこに居た四人はただただ、遠い目をしていた・・・・・
>
>
><続>
>
>――あとがき――
>
>いっぱい登場。
>
>タナトス:おい、俺の事知ってる奴いるのか?
知ってますよ。
>
>さあ?
>「竜の血の連なり・・・か?」に登場してるから、読んだ事がある人は名前だけは知ってるかも。
>
>タナトス:・・・
>
>出番あるだけ良いじゃないか。
>
>タナトス:それで腕吹っ飛ばされ、火に焼かれるのか?
>
>ガーヴが相手だったからねえ・・・それにゼラスもいたし
>
>タナトス:非常識だぞあの戦い方;;
>
>魔族に常識なんてあるのか?
>
>タナトス:さあ?
>
>まいっか。
>じゃあこの辺で。
>
>タナトス:次回もよろしく。

ハイ。レスでリクして置きながら本編のレス遅れてすみません。
5腹心のケンカの番外編その6を書きましたのでどうぞよろしく(ちゃっかり宣伝)。

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9694Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第三回キツネノテブクロ 2002/9/25 07:07:53
記事番号9688へのコメント

Yuppyさんは No.9688「Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第三回」で書きました。
>
>キツネノテブクロさんは No.9686「龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第三回」で書きました。
>>
>>――龍皇奇譚――
>> 第四話「白魔術都市」 第三回
>>
>>
>>
>>
>>
>>その夜、妙な感覚に目を覚ますガーヴ。
>>そして同じように、妙な感じをゼラスも感じ取っていた。
>>
>>
>>ガーヴは、起き出して外へでる、そこには既にゼラスが待っていた。
>>「ガーヴ、気がついたか」
>>「ああ、こいつは結界みたいだな・・・手の込んだ事を」
>>虚空より片刃の剣を出すガーヴに、鞭を手にするゼラス。
>>ゼラスの持つ鞭は、細い金属の10p位の棒をリングでつなげた物で、皮などで出来た普通の物より破壊力は高い。
>・・・・・・ヌンチャクを長くした様なものですか?
直系1cmくらいで、長さ10p程の金属の棒が幾つもつながってるような感じで、つなぎ目にリングを使ってるような、ちょっと変わった鎖に近いかも知れないです。
手のひらサイズのヌンチャクを、2mくらい繋げた物でもイメージ近いかも(笑)
>>「ところで、この気配・・・どっかの誰かに似てねえか?ゼラス」
>>「そうだな」
>>油断無く周りに気を配る二人・・・
>>
>>と、黒い礫のような物が二人に襲い掛かる。
>礫←すみません、なんて読むんですか?(しっかりしろ受験生)
礫=つぶて
小石くらいの大きさの物を投げつける時とか、投げつけたものとかをこう呼びますね。
>>それをすき無くかわす二人、が礫は休むことなく二人に向かって放たれている。
>>「このやり方・・・まさか!?」
>>「信じたくないが、あいつが復活しているんだ」
>>「冥神官タナトスか!」
>>そのまま避けつつ、二人は背中合わせになる。
>>
>>「ご名答。
>>流石ですね、お二人とも・・・俺の戦い方を覚えておいでとは」
>>そういって現れたのは、見た目二十歳前後の精悍の顔立ちのハンサムな男、その銀の目は冷たい光を宿している。
>>「けっ!
>>フィブリゾだけじゃなく、てめえまで蘇ってたのか」
>>唾を吐き捨てるようにガーヴは言う、実際、このタナトスと言うのは厄介この上ない。
>>こうやって姿を見せる事はまれで、大概は姿を見せることなくいたぶる様に、敵を殺し滅ぼすのだ。
>フィブリゾそっくりですね。
フィブリゾが創った部下ですし(^^;
>>「まあ、俺の実力じゃお二方には勝てないんですよねえ。
>当たり前じゃ。
>>ですが、我が君の命により、その魂を頂かなければならないんですよねえ」
>無理じゃ。
>>口調は柔らかだが表情は冷たく、己の周りに幾つモノ黒い礫を浮かべ、二人の間合いに入らぬようにしている。
>>「そう簡単に取れると思ってるのか?」
>>静かな声でゼラスが問う、しかしタナトスは軽く笑うだけで答えない。
>>
>>暫しの沈黙の時が流れる・・・
>>
>>
>>動いたのはガーヴ、腹心中一二を争う剣の腕に、圧倒的な魔力を武器とする。
>>凄まじい勢いの斬撃を紙一重でタナトスはかわし、空間を渡るがそこへゼラスの放った魔力球が当たる。
>>
>>「ぐぅああああっ!」
>>
>>とっさに体を捻ってかわすも、左腕をもっていかれ苦痛の呻きを上げる。
>>しかしそれで怯むでもなく、さらに幾つもの礫を生み出し二人に向け放ち、自分は空間を渡る。
>>飛び来る礫を手の一振りで払い、ガーヴは剣を振るう、その先に居たのはまたも紙一重で避けたタナトス。
>>「ちょろちょろとっ!!」
>>いい加減頭にきたのか、その手に紅蓮の炎を生み出し、何も無い空間にぶち込み、アストラルサイドから炎の攻撃をかける。
>>その非常識な攻撃に、タナトスは隠れていた空間から飛び出す。
>流石ガーヴ!
ガーヴならこんな非常識な攻撃もありかと(笑)
>>「相変わらず非常識なやり方をするな、お前と言う奴は」
>>流石に呆れてしまうゼラスだった。
>>
>>「まだやるか?」
>>ゼラスの言葉にタナトスは答えず姿を消す、と同時に結界が消える。
>>「取り合えずしのいだ事になるのか」
>>「さあな・・・・」
>>
>>
>>
>>セイルーンを見下ろすように、虚空に浮かぶモノ・・・
>>「酷いな・・・」
>>タナトスの姿を見て呟くのは、タナトスを生み出した張本人・・・・冥王フィブリゾ。
>>「申し訳ありません」
>>「いいよ、まずは様子見だったし。
>>それより酷いな、まずは回復に専念しなよ」
>な!?あのフィブが気の利いたことを!?
そりゃあ、まだ働いてもらう為ですよ。
幾らフィブリゾでも、四人を一度に相手は出来ないですから。
>>「承知いたしました」
>>タナトスはそう言うと、そのまま姿を消し、フィブリゾは一人、セイルーンを眺める。
>>「やっぱり、神官や将軍じゃあ腹心達は相手に出来ないか・・・」
>そりゃそうでしょ、ふぃぶりんよ。
>>
>>――でもそれだけ僕を楽しませてもらわないと・・・
>>
>>
>>翌朝、ガーヴとゼラスの下へ客が来ていた。
>>アメリアの不機嫌さを上昇させているその客とは、魔王の腹心、覇王グラウ=シェラーと海王ダルフィン。
>>この二人も昨夜襲撃され、ガーヴ達も襲撃されたのではないかと、セイルーンまで来たのだった。
>>「そっちも出たのか、フィブリゾのおまけが」
>>「ああ、こちらにはヒュプノスが来ていたから、お前たちのほうはタナトスか?」
>>「そうだ」
>>「あとで、フレイにも確認とって見ようと思うが、神側の方も襲われてると思うか?」
>>「・・・どうだろうな、まずは我らを先に攻撃したとは、考えられんか」
>>「・・・・」
>>結局黙り込む四人。
>>
>>「はろはろーんvv」
>>
>>いきなり聞こえた緊張感の無い声に、それまで黙り込んでいた四人は、いっせいに声の方を向く。
>>そこに居たのは予想どうりと言うべきか、金髪の美貌の麗人、全てのモノの母だった。
>>「あの挨拶どうにかなんねのか(汗)」
>死の発言・・・・・・。
・・・(汗)
ガーヴ成仏しろよ(TT)
>>「諦めろガーヴ、あのお方に睨まれたくは無かろう」
>>ガーヴの呟きに、遠い目して呟き返すグラウ=シェラー・・・・
>>
>>「えへv来ちゃったvv」
>>
>>そこに居た四人はただただ、遠い目をしていた・・・・・
>>
>>
>><続>
>>
>>――あとがき――
>>
>>いっぱい登場。
>>
>>タナトス:おい、俺の事知ってる奴いるのか?
>知ってますよ。
>>
>>さあ?
>>「竜の血の連なり・・・か?」に登場してるから、読んだ事がある人は名前だけは知ってるかも。
>>
>>タナトス:・・・
>>
>>出番あるだけ良いじゃないか。
>>
>>タナトス:それで腕吹っ飛ばされ、火に焼かれるのか?
>>
>>ガーヴが相手だったからねえ・・・それにゼラスもいたし
>>
>>タナトス:非常識だぞあの戦い方;;
>>
>>魔族に常識なんてあるのか?
>>
>>タナトス:さあ?
>>
>>まいっか。
>>じゃあこの辺で。
>>
>>タナトス:次回もよろしく。
>
>ハイ。レスでリクして置きながら本編のレス遅れてすみません。
>5腹心のケンカの番外編その6を書きましたのでどうぞよろしく(ちゃっかり宣伝)。
>
レス有難う御座います。
それにしても魔族同士の戦闘シーンて、リナ達のより楽かも、呪文書かなくても、それなりに何とかなるし(笑)

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9695龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第四回キツネノテブクロ 2002/9/25 09:25:49
記事番号9652へのコメント

――龍皇奇譚――
 第四話「白魔術都市」 第四回





数日はおおむね平和だった。
懸念していたフィブリゾからの襲撃も無く、シビュレたちのちょっかいも無く、何事もなく過ぎていた。


「なんか平和ですね」
だだっ広い庭に面したバルコニーで、優雅にお茶など飲みつつアメリアはぽつっと呟く。
「そういえば、火竜王さん達何処いったのかしらねえ?」
「フレイさんはセイルーン見物に行ってますよ。
父さんと一緒に」
「フィルさんと?」


「これがセイルーン名物のソフトクリームか」
普段の中年バージョンではなく、少年の姿に変身したフレイは、美味そうにソフトクリームをなめている。
フレイの今の見た目は、ちっこい赤毛のヴァルに見えなくも無い。
「フィル殿、この町は変わっているな、六芒星をかたどっているとは。
しかしこれが有効なのは人間くらいだろう・・・我ら神や高位の魔族には、大してこの街の結界魔方陣きくまい」
「きかぬと言われるか」
「白魔術の威力は上がるだろうが、それは人間などの魔力の弱いものだけ。
それにこの街は、自然の流れを歪めているとも取れる、小さい物なら良いがこれほど大きい物だと、その歪みが何処に出ているかは流石に解らぬが・・・」
「・・・」
「どうされたのかな?」
「いや・・・」
「この街は自然の調和を生み、魔を払うために創られたかも知れんが・・・それは大きな目で見れば、自然の流れを歪めているに過ぎん。
かと言って今この街の形を変えても、さらに歪むだけで今はそれなりに調和が取れているようだが」


「と言われてのう、アメリア。
わしはそれ程魔道に詳しくないため、良く解らんのだが」
「痛いこと言うわね神様も、確かに自然の流れを歪めてる様にも取れるわよね、この街って」
「リナさん;;」
「解らないなんて言わないでよ、アメリア」
「・・・」
「まっ、今さらでしょうけど」


「あの、L様。
ヴァルは何をしているのかご存知なのですか?」
「知ってるけど教えない」
「何故ですか?」
「フィリア・・・ヴァルと約束してるのよ・・・」
「・・・」
「心配なのは解るけど、少しはあの子を信じてあげなさい」
「・・・はい」


「我らは北の魔王様の所へ戻るが、何かあればすぐ知らせてくれ」
「ゼラスはこちらに残るのでしょう?」
「うむ、もう暫くはここに居るが、私もそちらに戻ると思う」
「フィブリゾさえ出てこなきゃ、俺らが簡単にやられる事はねえと思うが・・・気は抜けねえ」




――楽しまなきゃ・・・ねえ





「我が君の命により・・・」
「その魂頂く」
闇が二つ、炎を覆わんとしていた




火の竜神ザードは一人、敵と対峙していた・・・・


<続>

――あとがき――

ひたすら会話のみ。

ラダ:ひまだあ〜

我慢しろ、仕事ためてたんだから;;

ラダ:俺の息子は出てこねえし(怒)

そういやそうだ

ラダ:俺の登場は?

・・・・(暫し考え中)




四話の予定には無い

ラダ:ちぇっ!
第五話の方はどうなんだ?

無い。

ラダ:・・・・・・・・・・・

じゃあ、この辺で。
次回はまたの講釈を。

ラダ:・・・・・・・・・・(いぢけてる)

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9697龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第五回キツネノテブクロ 2002/9/25 10:42:53
記事番号9652へのコメント

――龍皇奇譚――
 第四話「白魔術都市」 第五回





「何者か聞いておこうか」
ザードは見えぬ炎をその身に纏わせながら、目の前にいる者に問う。

「我は冥神官タナトス」

「冥将軍ヒュプノス」

銀と金の目がザードを射抜くように見る。
「ほう・・・ではお前たちが」
「フィブリゾ様に使えし者」


どちらが先か、分からぬうちに戦闘になる。
ヒュプノスが生んだ霧がザードの視覚を奪いつつ、タナトスの生んだ礫が襲い来る。
飛び来るそれをザードは自らの炎で打ち払い、霧を焼きヒュプノスに一撃を入れるが僅かに浅く、空間に逃げられる。
体勢が崩れかけたザードの背後から、霧が押し寄せザードをつつみ、生き物のようにその首を締め上げていく。

「ぐはあああ!!!」

首を絞められたザードが苦痛の呻きをもらし、そのザードに目がけて黒い礫と三日月形の黒い刃が幾つも飛んでくる。

「なめるなあああ!!!!」

赤い炎を吹き上げ、吼えるザード、その炎で霧と礫を焼き尽くす。

「・・・流石に腹心方を相手にするのとは違うか・・・」
そう呟くのはタナトス。

「神を名のる者か」
憎々しげに言うのはヒュプノス。

「もう来ないのか?」

動いたのはヒュプノス、ザードの言葉にのせられて・・・

手の周りに小さな魔力球を浮かべて殴りかかる、がそれをすべて受け流され逆に炎の焼かれる。
「ぐお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!」
人ならざる咆哮をあげ、ヒュプノスはそれでも打ちかかる。

が、その手を止めた者がいた。
「それ以上は無理だよ」
子供の声・・・

「・・・フィブリゾ様」

いきなり現れた主に驚き声の出ないヒュプノスに、タナトスが呟く。
「ヒュプノスは人の姿を保つだけで精一杯だろ、腹心相手と違って流石にじかに攻撃すると、それだけで力が削がれるみたいだね」
「このまま、行かせると思うか?」
「行かせて貰うよ。
僕にも色々やる事があるからv」
そういうと黒い風を生みザードにぶつける、その一瞬ザードはフィブリゾたちから視線が外れ、風が消えた時には冥王たちは姿を消していた。
「・・・・厄介な・・・」



その頃、セイルーンの王宮、何日かぶりにヴァルが戻っていた。
ただ、おまけが増えていたが・・・

『きゃあああああvvvvvvvv
かわいいいいいいvvvvvvvvvvvvvvv』
一斉にあがった女性陣の嬌声に、その場にいた男性陣は耳を塞ぐ。
ヴァルが連れてきたおまけは、ヴァルそっくりなちび助・・・
「いやん、ヴァルそっくりいvv」
「かわいいですうvvv」
「ほっぺがぷにぷにしてて気持ちいvvv」
「ねえねえ、もしかしてヴァルの隠し子!?」
「ええ!?何時の間に!!???」
「そんな私という物がありながら!!」
「何か今気になること言った奴いなかった???」



ずべえっ!



「あ、こけた」
隠し子発言に思わずひっくりこけたヴァル。
「何でそうなる!!?」
「えーだってそっくりじゃん」
「あのなあ;;;」
「何だ違うのか?」


ごんっ!


ガーヴのつまらなそうな言葉に、今度は壁に頭をぶつけるヴァル・・・・大丈夫か?

「そいつは俺の弟だよ;;」
「あ、だから似てるんですね」
「ちびヴァルvv」
「そんな感じですよねvv」
「玩具じゃねんだぞ(ため息)」
見た目ヴァルそっくりで、ヴァルより目がでっかく、しかも子供特有の真ん丸い顔が妙に可愛い。
「ほれ、ちゃんと名前言えって」
散々女性陣に玩具にされて、何と無くおびえた様にヴァルの足にしがみつき。
「えと、るうしゅです」
子供特有の高めの声で言う。
「ルーシュ君?」
「違う、ルース」
訂正するヴァル。
「でも何で弟なんか連れてきたの?」
「・・・・近くを通ったついでに、親父たちのとこに顔見せたら押し付けられた。
神殿の修復が忙しくて面倒見れんから、お前が見ろとかいって・・・」
「何時まで預かるんですか?」
「・・・・・しらん」
『・・・・・・・・・・・・・・・(汗)』


「兄ちゃん」
ちびヴァルことルースは、兄に向かって手を伸ばす。
ルースを抱き上げそのままソファーに座ると、ヴァルはルースをひざの上に座らせる。
その横にフィリアが座り、まるっきり親子に見えなくも無い。
それは、はたから見てるとかなり微笑ましい。



「ああしてると、まんま親子よねえ」
「そうですね」


なんともまあ、平和な光景だった。

<続>

――あとがき――

ヴァルの隠し子。

ヴァル:んなわけあるかあああああああああ!!!!!!!!!(怒)

ごすっ!
痛いじゃないかああああああああ!!!!!(泣)

ヴァル:やかましい!

ヴァル&ちびヴァル登場ですねv

ヴァル:いきなり素に戻るな;;

気にすな
ま、特に言う事無いけどさ。

ヴァル:ところで、あのちび何時生まれたんだ?

君が旅に出てすぐ。
生後一年来てないくらいかな

ヴァル:良いのかそんなん預けて(汗)

さあ?

ヴァル:・・・・・・・・・・・・・

なんか言う事ある?

ヴァル:・・・(首を振る)

あそ・・・
じゃあこの辺で。

ヴァル:次回をよろしくな

トップに戻る
9698Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第五回Yuppy 2002/9/25 10:59:59
記事番号9697へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9697「龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第五回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第四話「白魔術都市」 第五回
>
>
>
>
>
>「何者か聞いておこうか」
>ザードは見えぬ炎をその身に纏わせながら、目の前にいる者に問う。
>
>「我は冥神官タナトス」
>
>「冥将軍ヒュプノス」
>
>銀と金の目がザードを射抜くように見る。
>「ほう・・・ではお前たちが」
>「フィブリゾ様に使えし者」
>
>
>どちらが先か、分からぬうちに戦闘になる。
>ヒュプノスが生んだ霧がザードの視覚を奪いつつ、タナトスの生んだ礫が襲い来る。
『礫』→『つぶて』ですよね。ありがとうございました。
>飛び来るそれをザードは自らの炎で打ち払い、霧を焼きヒュプノスに一撃を入れるが僅かに浅く、空間に逃げられる。
>体勢が崩れかけたザードの背後から、霧が押し寄せザードをつつみ、生き物のようにその首を締め上げていく。
>
>「ぐはあああ!!!」
>
>首を絞められたザードが苦痛の呻きをもらし、そのザードに目がけて黒い礫と三日月形の黒い刃が幾つも飛んでくる。
>
>「なめるなあああ!!!!」
>
>赤い炎を吹き上げ、吼えるザード、その炎で霧と礫を焼き尽くす。
>
>「・・・流石に腹心方を相手にするのとは違うか・・・」
>そう呟くのはタナトス。
>
>「神を名のる者か」
>憎々しげに言うのはヒュプノス。
>
>「もう来ないのか?」
>
>動いたのはヒュプノス、ザードの言葉にのせられて・・・
>
>手の周りに小さな魔力球を浮かべて殴りかかる、がそれをすべて受け流され逆に炎の焼かれる。
>「ぐお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!」
>人ならざる咆哮をあげ、ヒュプノスはそれでも打ちかかる。
>
>が、その手を止めた者がいた。
>「それ以上は無理だよ」
>子供の声・・・
>
>「・・・フィブリゾ様」

よし!←ふぃぶりんLOVEの人・・・・・・
>
>いきなり現れた主に驚き声の出ないヒュプノスに、タナトスが呟く。
>「ヒュプノスは人の姿を保つだけで精一杯だろ、腹心相手と違って流石にじかに攻撃すると、それだけで力が削がれるみたいだね」
>「このまま、行かせると思うか?」
>「行かせて貰うよ。
>僕にも色々やる事があるからv」
>そういうと黒い風を生みザードにぶつける、その一瞬ザードはフィブリゾたちから視線が外れ、風が消えた時には冥王たちは姿を消していた。
>「・・・・厄介な・・・」

確かに・・・・・・
>
>
>
>その頃、セイルーンの王宮、何日かぶりにヴァルが戻っていた。
>ただ、おまけが増えていたが・・・
>
>『きゃあああああvvvvvvvv
>かわいいいいいいvvvvvvvvvvvvvvv』
>一斉にあがった女性陣の嬌声に、その場にいた男性陣は耳を塞ぐ。
>ヴァルが連れてきたおまけは、ヴァルそっくりなちび助・・・
何ぃ!?欲しい!(爆)
>「いやん、ヴァルそっくりいvv」
>「かわいいですうvvv」
>「ほっぺがぷにぷにしてて気持ちいvvv」
>「ねえねえ、もしかしてヴァルの隠し子!?」
>「ええ!?何時の間に!!???」
>「そんな私という物がありながら!!」
>「何か今気になること言った奴いなかった???」
>
>
>
>ずべえっ!
>
>
>
>「あ、こけた」
>隠し子発言に思わずひっくりこけたヴァル。
>「何でそうなる!!?」
>「えーだってそっくりじゃん」
>「あのなあ;;;」
>「何だ違うのか?」
>
>
>ごんっ!
>
>
>ガーヴのつまらなそうな言葉に、今度は壁に頭をぶつけるヴァル・・・・大丈夫か?
>
>「そいつは俺の弟だよ;;」
>「あ、だから似てるんですね」
>「ちびヴァルvv」
>「そんな感じですよねvv」
>「玩具じゃねんだぞ(ため息)」
>見た目ヴァルそっくりで、ヴァルより目がでっかく、しかも子供特有の真ん丸い顔が妙に可愛い。
マジで欲しい・・・・・・。
>「ほれ、ちゃんと名前言えって」
>散々女性陣に玩具にされて、何と無くおびえた様にヴァルの足にしがみつき。
>「えと、るうしゅです」
>子供特有の高めの声で言う。
>「ルーシュ君?」
>「違う、ルース」
>訂正するヴァル。
>「でも何で弟なんか連れてきたの?」
>「・・・・近くを通ったついでに、親父たちのとこに顔見せたら押し付けられた。
>神殿の修復が忙しくて面倒見れんから、お前が見ろとかいって・・・」
>「何時まで預かるんですか?」
>「・・・・・しらん」
>『・・・・・・・・・・・・・・・(汗)』
>
>
>「兄ちゃん」
>ちびヴァルことルースは、兄に向かって手を伸ばす。
>ルースを抱き上げそのままソファーに座ると、ヴァルはルースをひざの上に座らせる。
>その横にフィリアが座り、まるっきり親子に見えなくも無い。
>それは、はたから見てるとかなり微笑ましい。
>
>
>
>「ああしてると、まんま親子よねえ」
>「そうですね」
>
>
>なんともまあ、平和な光景だった。
>
><続>
>
>――あとがき――
>
>ヴァルの隠し子。
>
>ヴァル:んなわけあるかあああああああああ!!!!!!!!!(怒)
あはははははは(笑)
>
>ごすっ!
>痛いじゃないかああああああああ!!!!!(泣)
>
>ヴァル:やかましい!
>
>ヴァル&ちびヴァル登場ですねv
>
>ヴァル:いきなり素に戻るな;;
>
>気にすな
>ま、特に言う事無いけどさ。
>
>ヴァル:ところで、あのちび何時生まれたんだ?
>
>君が旅に出てすぐ。
>生後一年来てないくらいかな
>
>ヴァル:良いのかそんなん預けて(汗)
>
>さあ?
>
>ヴァル:・・・・・・・・・・・・・
>
>なんか言う事ある?
>
>ヴァル:・・・(首を振る)
>
>あそ・・・
>じゃあこの辺で。
>
>ヴァル:次回をよろしくな
は〜い!がんばってくださ〜い!

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9711Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第五回キツネノテブクロ 2002/9/25 14:02:12
記事番号9698へのコメント


>>――龍皇奇譚――
>> 第四話「白魔術都市」 第五回
>>
>>
>>
>>
>>
>>「何者か聞いておこうか」
>>ザードは見えぬ炎をその身に纏わせながら、目の前にいる者に問う。
>>
>>「我は冥神官タナトス」
>>
>>「冥将軍ヒュプノス」
>>
>>銀と金の目がザードを射抜くように見る。
>>「ほう・・・ではお前たちが」
>>「フィブリゾ様に使えし者」
>>
>>
>>どちらが先か、分からぬうちに戦闘になる。
>>ヒュプノスが生んだ霧がザードの視覚を奪いつつ、タナトスの生んだ礫が襲い来る。
>『礫』→『つぶて』ですよね。ありがとうございました。
>>飛び来るそれをザードは自らの炎で打ち払い、霧を焼きヒュプノスに一撃を入れるが僅かに浅く、空間に逃げられる。
>>体勢が崩れかけたザードの背後から、霧が押し寄せザードをつつみ、生き物のようにその首を締め上げていく。
>>
>>「ぐはあああ!!!」
>>
>>首を絞められたザードが苦痛の呻きをもらし、そのザードに目がけて黒い礫と三日月形の黒い刃が幾つも飛んでくる。
>>
>>「なめるなあああ!!!!」
>>
>>赤い炎を吹き上げ、吼えるザード、その炎で霧と礫を焼き尽くす。
>>
>>「・・・流石に腹心方を相手にするのとは違うか・・・」
>>そう呟くのはタナトス。
>>
>>「神を名のる者か」
>>憎々しげに言うのはヒュプノス。
>>
>>「もう来ないのか?」
>>
>>動いたのはヒュプノス、ザードの言葉にのせられて・・・
>>
>>手の周りに小さな魔力球を浮かべて殴りかかる、がそれをすべて受け流され逆に炎の焼かれる。
>>「ぐお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!」
>>人ならざる咆哮をあげ、ヒュプノスはそれでも打ちかかる。
>>
>>が、その手を止めた者がいた。
>>「それ以上は無理だよ」
>>子供の声・・・
>>
>>「・・・フィブリゾ様」
>
>よし!←ふぃぶりんLOVEの人・・・・・・
>>
>>いきなり現れた主に驚き声の出ないヒュプノスに、タナトスが呟く。
>>「ヒュプノスは人の姿を保つだけで精一杯だろ、腹心相手と違って流石にじかに攻撃すると、それだけで力が削がれるみたいだね」
>>「このまま、行かせると思うか?」
>>「行かせて貰うよ。
>>僕にも色々やる事があるからv」
>>そういうと黒い風を生みザードにぶつける、その一瞬ザードはフィブリゾたちから視線が外れ、風が消えた時には冥王たちは姿を消していた。
>>「・・・・厄介な・・・」
>
>確かに・・・・・・
>>
>>
>>
>>その頃、セイルーンの王宮、何日かぶりにヴァルが戻っていた。
>>ただ、おまけが増えていたが・・・
>>
>>『きゃあああああvvvvvvvv
>>かわいいいいいいvvvvvvvvvvvvvvv』
>>一斉にあがった女性陣の嬌声に、その場にいた男性陣は耳を塞ぐ。
>>ヴァルが連れてきたおまけは、ヴァルそっくりなちび助・・・
>何ぃ!?欲しい!(爆)
私も欲しい(笑)
>>「いやん、ヴァルそっくりいvv」
>>「かわいいですうvvv」
>>「ほっぺがぷにぷにしてて気持ちいvvv」
>>「ねえねえ、もしかしてヴァルの隠し子!?」
>>「ええ!?何時の間に!!???」
>>「そんな私という物がありながら!!」
>>「何か今気になること言った奴いなかった???」
>>
>>
>>
>>ずべえっ!
>>
>>
>>
>>「あ、こけた」
>>隠し子発言に思わずひっくりこけたヴァル。
>>「何でそうなる!!?」
>>「えーだってそっくりじゃん」
>>「あのなあ;;;」
>>「何だ違うのか?」
>>
>>
>>ごんっ!
>>
>>
>>ガーヴのつまらなそうな言葉に、今度は壁に頭をぶつけるヴァル・・・・大丈夫か?
>>
>>「そいつは俺の弟だよ;;」
>>「あ、だから似てるんですね」
>>「ちびヴァルvv」
>>「そんな感じですよねvv」
>>「玩具じゃねんだぞ(ため息)」
>>見た目ヴァルそっくりで、ヴァルより目がでっかく、しかも子供特有の真ん丸い顔が妙に可愛い。
>マジで欲しい・・・・・・。
ヴァル:やらん

けちっ

ヴァル:人の弟をなんだと思ってる(怒)
>>「ほれ、ちゃんと名前言えって」
>>散々女性陣に玩具にされて、何と無くおびえた様にヴァルの足にしがみつき。
>>「えと、るうしゅです」
>>子供特有の高めの声で言う。
>>「ルーシュ君?」
>>「違う、ルース」
>>訂正するヴァル。
>>「でも何で弟なんか連れてきたの?」
>>「・・・・近くを通ったついでに、親父たちのとこに顔見せたら押し付けられた。
>>神殿の修復が忙しくて面倒見れんから、お前が見ろとかいって・・・」
>>「何時まで預かるんですか?」
>>「・・・・・しらん」
>>『・・・・・・・・・・・・・・・(汗)』
>>
>>
>>「兄ちゃん」
>>ちびヴァルことルースは、兄に向かって手を伸ばす。
>>ルースを抱き上げそのままソファーに座ると、ヴァルはルースをひざの上に座らせる。
>>その横にフィリアが座り、まるっきり親子に見えなくも無い。
>>それは、はたから見てるとかなり微笑ましい。
>>
>>
>>
>>「ああしてると、まんま親子よねえ」
>>「そうですね」
>>
>>
>>なんともまあ、平和な光景だった。
>>
>><続>
>>
>>――あとがき――
>>
>>ヴァルの隠し子。
>>
>>ヴァル:んなわけあるかあああああああああ!!!!!!!!!(怒)
>あはははははは(笑)
思わず「甲斐性がねえ!」とか言ってました(大笑)
>>
>>ごすっ!
>>痛いじゃないかああああああああ!!!!!(泣)
>>
>>ヴァル:やかましい!
>>
>>ヴァル&ちびヴァル登場ですねv
>>
>>ヴァル:いきなり素に戻るな;;
>>
>>気にすな
>>ま、特に言う事無いけどさ。
>>
>>ヴァル:ところで、あのちび何時生まれたんだ?
>>
>>君が旅に出てすぐ。
>>生後一年来てないくらいかな
>>
>>ヴァル:良いのかそんなん預けて(汗)
>>
>>さあ?
>>
>>ヴァル:・・・・・・・・・・・・・
>>
>>なんか言う事ある?
>>
>>ヴァル:・・・(首を振る)
>>
>>あそ・・・
>>じゃあこの辺で。
>>
>>ヴァル:次回をよろしくな
>は〜い!がんばってくださ〜い!
頑張ります。
有難う御座います。

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9705Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第五回ドラマ・スライム 2002/9/25 13:26:22
記事番号9697へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9697「龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第五回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第四話「白魔術都市」 第五回
>
>
>
>
>
>「何者か聞いておこうか」
>ザードは見えぬ炎をその身に纏わせながら、目の前にいる者に問う。
>
>「我は冥神官タナトス」
>
>「冥将軍ヒュプノス」
>
>銀と金の目がザードを射抜くように見る。
>「ほう・・・ではお前たちが」
>「フィブリゾ様に使えし者」
>
>
>どちらが先か、分からぬうちに戦闘になる。
>ヒュプノスが生んだ霧がザードの視覚を奪いつつ、タナトスの生んだ礫が襲い来る。
>飛び来るそれをザードは自らの炎で打ち払い、霧を焼きヒュプノスに一撃を入れるが僅かに浅く、空間に逃げられる。
>体勢が崩れかけたザードの背後から、霧が押し寄せザードをつつみ、生き物のようにその首を締め上げていく。
>
>「ぐはあああ!!!」
>
>首を絞められたザードが苦痛の呻きをもらし、そのザードに目がけて黒い礫と三日月形の黒い刃が幾つも飛んでくる。
>
>「なめるなあああ!!!!」
>
>赤い炎を吹き上げ、吼えるザード、その炎で霧と礫を焼き尽くす。
>
>「・・・流石に腹心方を相手にするのとは違うか・・・」
>そう呟くのはタナトス。
>
>「神を名のる者か」
>憎々しげに言うのはヒュプノス。
>
>「もう来ないのか?」
>
>動いたのはヒュプノス、ザードの言葉にのせられて・・・
>
>手の周りに小さな魔力球を浮かべて殴りかかる、がそれをすべて受け流され逆に炎の焼かれる。
>「ぐお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!」
>人ならざる咆哮をあげ、ヒュプノスはそれでも打ちかかる。
>
>が、その手を止めた者がいた。
>「それ以上は無理だよ」
>子供の声・・・
>
>「・・・フィブリゾ様」
>
>いきなり現れた主に驚き声の出ないヒュプノスに、タナトスが呟く。
>「ヒュプノスは人の姿を保つだけで精一杯だろ、腹心相手と違って流石にじかに攻撃すると、それだけで力が削がれるみたいだね」
>「このまま、行かせると思うか?」
>「行かせて貰うよ。
>僕にも色々やる事があるからv」
>そういうと黒い風を生みザードにぶつける、その一瞬ザードはフィブリゾたちから視線が外れ、風が消えた時には冥王たちは姿を消していた。
>「・・・・厄介な・・・」
>
>
>
>その頃、セイルーンの王宮、何日かぶりにヴァルが戻っていた。
>ただ、おまけが増えていたが・・・
>
>『きゃあああああvvvvvvvv
>かわいいいいいいvvvvvvvvvvvvvvv』
>一斉にあがった女性陣の嬌声に、その場にいた男性陣は耳を塞ぐ。
>ヴァルが連れてきたおまけは、ヴァルそっくりなちび助・・・
>「いやん、ヴァルそっくりいvv」
>「かわいいですうvvv」
>「ほっぺがぷにぷにしてて気持ちいvvv」
>「ねえねえ、もしかしてヴァルの隠し子!?」
>「ええ!?何時の間に!!???」
>「そんな私という物がありながら!!」
>「何か今気になること言った奴いなかった???」
>
>
>
>ずべえっ!
>
>
>
>「あ、こけた」
>隠し子発言に思わずひっくりこけたヴァル。
>「何でそうなる!!?」
>「えーだってそっくりじゃん」
>「あのなあ;;;」
>「何だ違うのか?」
>
>
>ごんっ!
>
>
>ガーヴのつまらなそうな言葉に、今度は壁に頭をぶつけるヴァル・・・・大丈夫か?
>
>「そいつは俺の弟だよ;;」
>「あ、だから似てるんですね」
>「ちびヴァルvv」
>「そんな感じですよねvv」
>「玩具じゃねんだぞ(ため息)」
>見た目ヴァルそっくりで、ヴァルより目がでっかく、しかも子供特有の真ん丸い顔が妙に可愛い。
>「ほれ、ちゃんと名前言えって」
>散々女性陣に玩具にされて、何と無くおびえた様にヴァルの足にしがみつき。
>「えと、るうしゅです」
>子供特有の高めの声で言う。
>「ルーシュ君?」
>「違う、ルース」
>訂正するヴァル。
>「でも何で弟なんか連れてきたの?」
>「・・・・近くを通ったついでに、親父たちのとこに顔見せたら押し付けられた。
>神殿の修復が忙しくて面倒見れんから、お前が見ろとかいって・・・」
>「何時まで預かるんですか?」
>「・・・・・しらん」
>『・・・・・・・・・・・・・・・(汗)』
>
>
>「兄ちゃん」
>ちびヴァルことルースは、兄に向かって手を伸ばす。
>ルースを抱き上げそのままソファーに座ると、ヴァルはルースをひざの上に座らせる。
>その横にフィリアが座り、まるっきり親子に見えなくも無い。
>それは、はたから見てるとかなり微笑ましい。
>
>
>
>「ああしてると、まんま親子よねえ」
>「そうですね」
>
>
>なんともまあ、平和な光景だった。
>
><続>
>
>――あとがき――
>
>ヴァルの隠し子。
>
>ヴァル:んなわけあるかあああああああああ!!!!!!!!!(怒)
>
>ごすっ!
>痛いじゃないかああああああああ!!!!!(泣)
>
>ヴァル:やかましい!
>
>ヴァル&ちびヴァル登場ですねv
>
>ヴァル:いきなり素に戻るな;;
>
>気にすな
>ま、特に言う事無いけどさ。
>
>ヴァル:ところで、あのちび何時生まれたんだ?
>
>君が旅に出てすぐ。
>生後一年来てないくらいかな
>
>ヴァル:良いのかそんなん預けて(汗)
>
>さあ?
>
>ヴァル:・・・・・・・・・・・・・
>
>なんか言う事ある?
>
>ヴァル:・・・(首を振る)
>
>あそ・・・
>じゃあこの辺で。
>
>ヴァル:次回をよろしくな
はい期待してます。
それでは〜(短!)


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9712Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 第五回キツネノテブクロ 2002/9/25 14:04:58
記事番号9705へのコメント

>はい期待してます。
>それでは〜(短!)
>
レス有難う御座います。
期待通りな物ができるかどうか解りませんが、よろしくお付き合いください。

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9710龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 最終回キツネノテブクロ 2002/9/25 13:56:16
記事番号9652へのコメント

――龍皇奇譚――
 第四話「白魔術都市」 最終回





ちびヴァルもとい、ルースは兄を探してちょこちょこと歩いていた。



その頃ヴァルはゼルガディスと会っていた。
野次馬として、リナとガウリイにアメリア、それにフィリアにガーヴとゼラス。
「ナイトメアから聞いてるよな?」
「ああ、俺を元の戻せると」
「じゃあ、すぐ戻すか」
そういうとゼルガディスを立たせ、じっとしている様に指示する。
ヴァルは手をゼルガディスの頭上にかざす様にする、手のひらからは淡い光の粒が零れ落ち、ゼルガディスに降りかかる。
その光が段々増えていき、光の粒が触れた場所から、ぽろぽろと剥がれ落ちるように石の肌が消えていく。
その下から見えるのは人の肌・・・
やがて、光の粒にあらわれるように石の肌が消えると、そこには人の姿を取り戻したゼルガディスが立っていた。
「目開けてみな」
言葉に従い閉じていた目を開く。
「ゼル?!」
驚きの声を上げるリナに、いかぶしげな表情を見せるゼルガディスの目は、銀色だった。

「やっぱりか」

ヴァルはそう言ってため息をつく。
「何のことだ?」
「いや、ラダマンティス・・・あんたの親父に言われてたんだが・・・これから頼まれた事をする」
「?」
「ちょっとじっとしてな」
それだけ言って、先程と同じようにゼルガディスに手をかざし、強い光でゼルガディスを包み込む。
光が収まった時には、ゼルガディスの瞳の色は、母親と同じ孔雀色になっていた。
「これでいいだろう」
「どういうことか説明しろ」
「・・・いずれ、お前の親父さんが説明するさ。
今、俺が話すわけにはいかないらしいからな」




やっと見つけたヴァルは、広い王宮の庭の太い木に寄りかかるようにして寝ていた。
ルースはちょこちょこと歩き寄ると、胡坐をかいたような形で寝ている兄のひざに収まると、そのまま丸くなって寝る。
そこが一番安心できる場所だとでもいうかのように・・・



「あ、起こしちゃいました?」
目を開けると、この兄弟を見つけて近づいてきたフィリアが、小さく言う。
「いや、こいつが俺のひざん中入ってくる前から起きてた。
ま、だからってこいつを起こさなくてもと思ってな」
小さな弟を起こさぬように、静かな声で話すヴァルの表情は、ひどく穏やかで優しげだった。
「ちょっと、羨ましいかも」
「ん?」
「いえ、なんでもありません」
そう言って微笑むフィリアの顔も、この子供を優しげに見ていた。






・・・・・・・・暖かな風が吹き抜けていく・・・・白い街を・・・




<第四話・終>

――あとがき――

第四話終わり。

ゼル:元に戻れた(喜)

よかったねえ、謎はあるけど。

ゼル:その謎ってのはなんだ?

ラダ氏の謎と繋がるから今は言えません。

ゼル:親父と?

そう。
まあ、勘のいい人とかは気づくかなあ?

ゼル:親父・・・何者だ?

だから、聞くなっつーとろうがっ!!(怒)

ゼル:うっ・・・すまん(汗)

何か他に言う事ある?

ゼル:いや・・・(聞きたいことはあるが、下手に聞くとそこらにあるものが飛んでくる;;)

じゃあこの辺で。

ゼル:次回は単独行動中のヴァルの話・・・・・・・・・・になる予定らしい。

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9722Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 最終回ドラマ・スライム 2002/9/25 16:40:54
記事番号9710へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9710「龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 最終回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第四話「白魔術都市」 最終回
>
>
>
>
>
>ちびヴァルもとい、ルースは兄を探してちょこちょこと歩いていた。
>
>
>
>その頃ヴァルはゼルガディスと会っていた。
>野次馬として、リナとガウリイにアメリア、それにフィリアにガーヴとゼラス。
>「ナイトメアから聞いてるよな?」
>「ああ、俺を元の戻せると」
>「じゃあ、すぐ戻すか」
>そういうとゼルガディスを立たせ、じっとしている様に指示する。
>ヴァルは手をゼルガディスの頭上にかざす様にする、手のひらからは淡い光の粒が零れ落ち、ゼルガディスに降りかかる。
>その光が段々増えていき、光の粒が触れた場所から、ぽろぽろと剥がれ落ちるように石の肌が消えていく。
>その下から見えるのは人の肌・・・
>やがて、光の粒にあらわれるように石の肌が消えると、そこには人の姿を取り戻したゼルガディスが立っていた。
おお戻った。
>「目開けてみな」
>言葉に従い閉じていた目を開く。
>「ゼル?!」
>驚きの声を上げるリナに、いかぶしげな表情を見せるゼルガディスの目は、銀色だった。
>
>「やっぱりか」
>
>ヴァルはそう言ってため息をつく。
>「何のことだ?」
>「いや、ラダマンティス・・・あんたの親父に言われてたんだが・・・これから頼まれた事をする」
>「?」
>「ちょっとじっとしてな」
>それだけ言って、先程と同じようにゼルガディスに手をかざし、強い光でゼルガディスを包み込む。
>光が収まった時には、ゼルガディスの瞳の色は、母親と同じ孔雀色になっていた。
>「これでいいだろう」
>「どういうことか説明しろ」
>「・・・いずれ、お前の親父さんが説明するさ。
>今、俺が話すわけにはいかないらしいからな」
>
>
>
>
>やっと見つけたヴァルは、広い王宮の庭の太い木に寄りかかるようにして寝ていた。
>ルースはちょこちょこと歩き寄ると、胡坐をかいたような形で寝ている兄のひざに収まると、そのまま丸くなって寝る。
>そこが一番安心できる場所だとでもいうかのように・・・
>
>
>
>「あ、起こしちゃいました?」
>目を開けると、この兄弟を見つけて近づいてきたフィリアが、小さく言う。
>「いや、こいつが俺のひざん中入ってくる前から起きてた。
>ま、だからってこいつを起こさなくてもと思ってな」
>小さな弟を起こさぬように、静かな声で話すヴァルの表情は、ひどく穏やかで優しげだった。
>「ちょっと、羨ましいかも」
>「ん?」
>「いえ、なんでもありません」
>そう言って微笑むフィリアの顔も、この子供を優しげに見ていた。
>
>
>
>
>
>
>・・・・・・・・暖かな風が吹き抜けていく・・・・白い街を・・・
いいですねえ
>
>
>
>
><第四話・終>
>
>――あとがき――
>
>第四話終わり。
>
>ゼル:元に戻れた(喜)
でも戻っていいのかな・・・・・
>
>よかったねえ、謎はあるけど。
>
>ゼル:その謎ってのはなんだ?
>
>ラダ氏の謎と繋がるから今は言えません。
>
>ゼル:親父と?
>
>そう。
>まあ、勘のいい人とかは気づくかなあ?
>
>ゼル:親父・・・何者だ?
>
>だから、聞くなっつーとろうがっ!!(怒)
>
>ゼル:うっ・・・すまん(汗)
>
>何か他に言う事ある?
>
>ゼル:いや・・・(聞きたいことはあるが、下手に聞くとそこらにあるものが飛んでくる;;)
>
>じゃあこの辺で。
>
>ゼル:次回は単独行動中のヴァルの話・・・・・・・・・・になる予定らしい。
それでは期待しています。

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9730Re:龍皇奇譚 第四話「白魔術都市」 最終回キツネノテブクロ 2002/9/25 17:34:17
記事番号9722へのコメント


>>
>>――龍皇奇譚――
>> 第四話「白魔術都市」 最終回
>>
>>
>>
>>
>>
>>ちびヴァルもとい、ルースは兄を探してちょこちょこと歩いていた。
>>
>>
>>
>>その頃ヴァルはゼルガディスと会っていた。
>>野次馬として、リナとガウリイにアメリア、それにフィリアにガーヴとゼラス。
>>「ナイトメアから聞いてるよな?」
>>「ああ、俺を元の戻せると」
>>「じゃあ、すぐ戻すか」
>>そういうとゼルガディスを立たせ、じっとしている様に指示する。
>>ヴァルは手をゼルガディスの頭上にかざす様にする、手のひらからは淡い光の粒が零れ落ち、ゼルガディスに降りかかる。
>>その光が段々増えていき、光の粒が触れた場所から、ぽろぽろと剥がれ落ちるように石の肌が消えていく。
>>その下から見えるのは人の肌・・・
>>やがて、光の粒にあらわれるように石の肌が消えると、そこには人の姿を取り戻したゼルガディスが立っていた。
>おお戻った。
戻りました。
>>「目開けてみな」
>>言葉に従い閉じていた目を開く。
>>「ゼル?!」
>>驚きの声を上げるリナに、いかぶしげな表情を見せるゼルガディスの目は、銀色だった。
>>
>>「やっぱりか」
>>
>>ヴァルはそう言ってため息をつく。
>>「何のことだ?」
>>「いや、ラダマンティス・・・あんたの親父に言われてたんだが・・・これから頼まれた事をする」
>>「?」
>>「ちょっとじっとしてな」
>>それだけ言って、先程と同じようにゼルガディスに手をかざし、強い光でゼルガディスを包み込む。
>>光が収まった時には、ゼルガディスの瞳の色は、母親と同じ孔雀色になっていた。
>>「これでいいだろう」
>>「どういうことか説明しろ」
>>「・・・いずれ、お前の親父さんが説明するさ。
>>今、俺が話すわけにはいかないらしいからな」
>>
>>
>>
>>
>>やっと見つけたヴァルは、広い王宮の庭の太い木に寄りかかるようにして寝ていた。
>>ルースはちょこちょこと歩き寄ると、胡坐をかいたような形で寝ている兄のひざに収まると、そのまま丸くなって寝る。
>>そこが一番安心できる場所だとでもいうかのように・・・
>>
>>
>>
>>「あ、起こしちゃいました?」
>>目を開けると、この兄弟を見つけて近づいてきたフィリアが、小さく言う。
>>「いや、こいつが俺のひざん中入ってくる前から起きてた。
>>ま、だからってこいつを起こさなくてもと思ってな」
>>小さな弟を起こさぬように、静かな声で話すヴァルの表情は、ひどく穏やかで優しげだった。
>>「ちょっと、羨ましいかも」
>>「ん?」
>>「いえ、なんでもありません」
>>そう言って微笑むフィリアの顔も、この子供を優しげに見ていた。
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>・・・・・・・・暖かな風が吹き抜けていく・・・・白い街を・・・
>いいですねえ
>>
>>
>>
>>
>><第四話・終>
>>
>>――あとがき――
>>
>>第四話終わり。
>>
>>ゼル:元に戻れた(喜)
>でも戻っていいのかな・・・・・
本人が一番望んでいた事ですし・・・
>>
>>よかったねえ、謎はあるけど。
>>
>>ゼル:その謎ってのはなんだ?
>>
>>ラダ氏の謎と繋がるから今は言えません。
>>
>>ゼル:親父と?
>>
>>そう。
>>まあ、勘のいい人とかは気づくかなあ?
>>
>>ゼル:親父・・・何者だ?
>>
>>だから、聞くなっつーとろうがっ!!(怒)
>>
>>ゼル:うっ・・・すまん(汗)
>>
>>何か他に言う事ある?
>>
>>ゼル:いや・・・(聞きたいことはあるが、下手に聞くとそこらにあるものが飛んでくる;;)
>>
>>じゃあこの辺で。
>>
>>ゼル:次回は単独行動中のヴァルの話・・・・・・・・・・になる予定らしい。
>それでは期待しています。
>
レスありがとうございます。
期待通りになるかどうか解りませんが頑張ります。
気長にお付き合いくださいませ。

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9729おまけ。キツネノテブクロ 2002/9/25 17:31:41
記事番号9652へのコメント

今まで出てきたキャラで、オリキャラさんたちをちょっと整理してみようかと。

■フレイ
[本名]
ヴラバザード
[種族]

[性別]
♂(一応)
[年齢]

[容姿]
焔色の髪(赤毛に金混じり)
金の目
[武器]

[備考]
火竜王。現在はL様の命令で、水竜王の転生体を探してる。
実は狂気を孕んだ神・・・なんだけど、天然さん(汗)
本人曰く「ないすみどる」だそうだ(滝汗)

■ラダマティス
[本名]
ラダマンティス=グレイワーズ(イモータル公ラダマンティスとも言う)
[種族]
人間(?)
[性別]

[年齢]
40
[容姿]
白銀の髪
雪の肌
ルビー色の目(もとは銀色)
[武器]
バスターソード・二刀流
[備考]
ゼルガディスの父親。
ツルハシ片手にカタートの氷を取りに行くのが趣味な人。
ゼフィーリアの王国騎士団騎士団長で筆頭騎士だったりするが、城に寄り付かず仕事をしないため、城に行くたびに缶詰状態で仕事をさせられているようだ。

■メティス
[本名]
メティス=クレイオ=ジュノー=イモータル(イモータル公爵夫人とも言う)
[種族]
人間
[性別]

[年齢]
40
[容姿]
白銀の髪
雪の肌
孔雀色の目
[武器]
扇(オリハルコン製・ルーンがびっちり書き込まれて特注品)
[備考]
ゼルガディスの母親。
ゼフィーリアの貴族でイモータル公爵家三十九代目当主。
レゾの孫。

■ディア
[本名]
――
[種族]

[性別]
♀(一応)
[年齢]

[容姿]
藍色の髪
蒼の目
[武器]

[備考]
水の竜神。
火竜王と水竜王の娘。
ザードの姉で、ザードとは双子神。

■ザード
[本名]
――
[種族]

[性別]
♂(一応)
[年齢]

[容姿]
焔色の髪(赤毛に金混じり)
金の目
[武器]

[備考]
火の竜神。
火竜王と水竜王の息子。
ディアの弟で、ディアとは双子神。

■カオティック・メシア
[本名]

[種族]
神と魔をあわせ持つ混沌
[性別]

[年齢]

[容姿]

[武器]

[備考]
ひたすら謎だらけな、ダークスターの欠片。
新世界「ケイオス」を生み出した存在でもある。

■モイラ
[本名]
(運命)
[種族]
シュビレ(巫女)
[性別]

[年齢]

[容姿]
黒髪
黒目
[武器]

[備考]
カオティック・メシアが生み出した者。
皇であるカオティック・メシアに仕える。

■その他のシビュレたち。
アトロポス(命の糸を切る者)
ラケシス(命の糸を測る者)
クロト(命の糸を紡ぐ者)
ネメシス(運へ導く者)
ティケ(運を配る者)

■タナトス
[本名]
(死)
[種族]
魔族
[性別]
♂(一応)
[年齢]

[容姿]
黒髪
銀の目
精悍な顔つき
[武器]

[備考]
冥神官。
降魔戦争の時に滅ぼされているが、何故か復活。

■ヒュプノス
[本名]
(眠り)
[種族]
魔族
[性別]
♂(一応)
[年齢]

[容姿]
黒髪
金の目
優男風
[武器]

[備考]
冥将軍。
降魔戦争の時に滅ぼされているが、何故か復活。

ぐらいかな?
あとまだいたら、紹介していきます。

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9766おまけ。(追加)キツネノテブクロ 2002/9/26 07:03:50
記事番号9729へのコメント


>■カオティック・メシア
>[本名]
>?
>[種族]
>神と魔をあわせ持つ混沌
>[性別]
>?
>[年齢]
>?
>[容姿]
>?
蒼く透き通った髪
青い光を宿した水晶の瞳
>[武器]
>?
>[備考]
>ひたすら謎だらけな、ダークスターの欠片。
>新世界「ケイオス」を生み出した存在でもある。
どっかに容姿の描写を入れてたのを忘れてた方;;

■ちびヴァル(るうしゅ)
[本名]
ルース=アガレス
[種族]
古代竜
[性別]

[年齢]
1(未満)
[容姿]
肩までの青みを帯びた銀髪
金混じり琥珀の目
ぷにぷにしたほっぺ(笑)
[武器]

[備考]
ヴァルの弟。
兄ちゃん(ヴァル)に一番懐いている。

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9830「はろはろーんvv」にやられました!(何)海藤雄馬 E-mail URL2002/9/27 20:04:57
記事番号9729へのコメント


こんにちは、はじめまして、キツネノテブクロさん。
読みまくれ1の方でたまに出没している海藤雄馬というものですv

最初にこのツリーのを読み始めまして、なにやら面白そうなので著者別にいって1から読んできましたv

最初にツボにきたのがゼルのとーちゃんです!!
ツルハシ!!!最高です!!
しかも、カタートの氷を週に2−3回採りにいくなんて!!
素敵な親父さんですね♪
リナさんの家族に劣らず(というかゼルの両親の方がすごいかも)飛び出た(?)両親なのですねvv
なんか、とても好きです><

そして、ツボその2♪
エル様の「はろはろーんvv」!!!
ああああああああああああ!!そんなノリのエル様も素敵です!!!
エル様が「はろはろーんv」って登場した時、パソの前で悶えてました!(まてまてまてまて)
なにやら、とっても素敵な創造主様ですvv


続き楽しみにしてますvv
頑張ってください!!

短いですが、これにて。
ではでは。


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9832Re:「はろはろーんvv」にやられました!(何)キツネノテブクロ 2002/9/27 20:33:31
記事番号9830へのコメント

海藤雄馬さんは No.9830「「はろはろーんvv」にやられました!(何)」で書きました。
>
>
>こんにちは、はじめまして、キツネノテブクロさん。
>読みまくれ1の方でたまに出没している海藤雄馬というものですv
はじめまして。
キツネノテブクロです、以後よろしくお願いします。
>
>最初にこのツリーのを読み始めまして、なにやら面白そうなので著者別にいって1から読んできましたv
有難う御座います。
>
>最初にツボにきたのがゼルのとーちゃんです!!
>ツルハシ!!!最高です!!
>しかも、カタートの氷を週に2−3回採りにいくなんて!!
それで寝不足になる魔王って;;
>素敵な親父さんですね♪
>リナさんの家族に劣らず(というかゼルの両親の方がすごいかも)飛び出た(?)両親なのですねvv
>なんか、とても好きです><
ラダ氏(私はラダマンティスをこう呼んでます)の過去にまつわるエピソードも書いてますので、気が向いたら読んでみてください。(結構暗い話ですが(^^;)
>
>そして、ツボその2♪
>エル様の「はろはろーんvv」!!!
最初にこの挨拶打ち込むとき、笑ってしまったんですよね、自分で(笑)
でも、ちゃんとシリアスする時はするんですよ、あの方は。
>ああああああああああああ!!そんなノリのエル様も素敵です!!!
>エル様が「はろはろーんv」って登場した時、パソの前で悶えてました!(まてまてまてまて)
>なにやら、とっても素敵な創造主様ですvv
>
>
>続き楽しみにしてますvv
>頑張ってください!!
>
>短いですが、これにて。
>ではでは。
>
感想有難う御座います。
色んなキャラの見せ場とかを考えてますので、L様やラダ氏も活躍させたいと思ってます。
期待に沿えるかどうか解りませんが、頑張りますのでよろしくお願いします。

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