◆−龍皇奇譚−キツネノテブクロ (2002/9/20 10:17:43) No.9394
 ┣Re:龍皇奇譚−ドラマ・スライム (2002/9/20 10:47:50) No.9395
 ┃┗Re:龍皇奇譚−キツネノテブクロ (2002/9/20 11:37:27) No.9398
 ┣龍皇奇譚 第三話「混迷」 第一回−キツネノテブクロ (2002/9/20 11:28:02) No.9396
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第一回−ドラマ・スライム (2002/9/20 13:44:17) No.9401
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第一回−キツネノテブクロ (2002/9/20 21:01:53) NEW No.9424
 ┣龍皇奇譚 第三話「混迷」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/20 20:56:27) NEW No.9421
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第二回−ドラマ・スライム (2002/9/20 21:27:59) NEW No.9432
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/21 07:50:24) NEW No.9444
 ┣龍皇奇譚 第三話「混迷」 第三回−キツネノテブクロ (2002/9/21 10:35:19) NEW No.9454
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第三回−ドラマ・スライム (2002/9/21 11:05:33) NEW No.9457
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第三回−キツネノテブクロ (2002/9/21 12:24:16) NEW No.9462
 ┣龍皇奇譚 第三話「混迷」 第四回−キツネノテブクロ (2002/9/21 13:33:57) NEW No.9464
 ┣龍皇奇譚 第三話「混迷」 第五回−キツネノテブクロ (2002/9/21 17:14:14) NEW No.9480
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第五回−ドラマ・スライム (2002/9/21 19:28:26) NEW No.9499
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第五回−キツネノテブクロ (2002/9/22 07:16:36) NEW No.9517
 ┣龍皇奇譚 第三話「混迷」 第六回−キツネノテブクロ (2002/9/22 08:37:20) NEW No.9521
 ┗龍皇奇譚 第三話「混迷」 最終回−キツネノテブクロ (2002/9/22 10:41:23) NEW No.9541
  ┗Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 最終回−ドラマ・スライム (2002/9/22 10:50:53) NEW No.9544
   ┗Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 最終回−キツネノテブクロ (2002/9/22 12:16:20) NEW No.9559


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9394龍皇奇譚キツネノテブクロ 2002/9/20 10:17:43


キツネ:龍皇奇譚も第三話に突入しつつ、何やら無駄に謎が増えてて、大変な状態になりつつある、こんにちは、キツネノテブクロです。

ラダ:なんだその前置きは・・・

キツネ:おや、ラダ氏。
どうしました?

ラダ:どうしましたじゃねえだろ
何とかなるのか?この話

キツネ:はあ・・・そう思って、今のうちに答えられる質問には、答えようかと思ってたんですが・・・ネタバレになりそうなので駄目です。

ラダ:ほう・・・・じゃどうする?

キツネ:どうしましょうかね・・・・予定では第三話の始めの辺で、ヴァルがある程度説明するから、それで納得してもらおうかと・・・

ラダ:俺の謎は?

キツネ:いずれ出します・・・・・ただ、ラダ氏の裏設定、あんまり出したくないんだよなあ・・・・

ラダ:で、俺の見せ場は?

キツネ:・・・・・・さあ?何時になるかは解らん。
じゃあ、この辺で。

ラダ:キリキリ書けよ

キツネ:・・・・・・・あい(TxT)


「龍皇奇譚 第一話」と「龍皇奇譚 第二話」はカテゴリ別検索と著者別に登録してあります。

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9395Re:龍皇奇譚ドラマ・スライム 2002/9/20 10:47:50
記事番号9394へのコメント

それではがんばってくだい。
僕の作品是非読んでください。

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9398Re:龍皇奇譚キツネノテブクロ 2002/9/20 11:37:27
記事番号9395へのコメント


>それではがんばってくだい。
有難う御座います、頑張ります。

>僕の作品是非読んでください。
何時も、面白く読ませていただいてます、読み逃げが多いですが(こらこら;)

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9396龍皇奇譚 第三話「混迷」 第一回キツネノテブクロ 2002/9/20 11:28:02
記事番号9394へのコメント

――龍皇奇譚――
 第三話「混迷」 第一回





「どういうことだ、ヴァル!?」
誰が叫んだかわからないが、誰もが同じ事を思っていた。

「どっから説明するかな・・・・」
ヴァルは翼を広げたまま、地に降りて適当な所に座る。
「あれは何?!」
リナが詰め寄る。
「出来損ないのただのガキ。
まあ、力だけなら七分の一の魔王といいとこ勝負かもな」
「それの何処がただのガキなのよおおおお!!!!!」
「おい、リナ=インバース。
あんまり叫んでると、喉がつぶれるぞ」
「ヴァル、そういう問題じゃないですよ(汗)」
ヴァルのセリフについつっこむフィリア。
「ガキっつうのは、奴の核になってるモノの事だ」
「核?」
「奴は、この世界の人間の、子供の魂を媒介にして、生まれた存在さ」
淡々とした表情でさらりと言う。
「何それ?」
「知りたいか?」

「知らない方がいいと思うよ」

『フィブリゾ』
何時の間に来たのか、ちゃっかり庭に置かれたテーブルについて、お茶なんかを飲んでいる。
「知っちゃうとさ、あいつ倒せなくなるよ。
ま、僕は別にいいけどね」
「何しに来た」
「ご挨拶だねえ、皇子さま。
君がその気なら、新世界の王になれるのに」
「はっ!そんなモンに興味はねーよ」
笑顔のまま話すフィブリゾのセリフを、鼻で笑うヴァル。
「モイラも可愛そうに・・・」
いかにも大げさな動作で、首をすくめて見せる。
それを見るヴァルの目は、冷たかったが・・・・
「ところで皆さん、いいんですか?
あの黒いの、あそこから動いてませんけど。
ほっとくんですか?」
ゼロスの言葉に慌てて、闇色の物体の方を向く。
フィブリゾが現れたせいで、注意がそれてしまったが、そいつは現れたときのまま、そこに止まっている。

――・・・・壊していいのか・・・

響いてきた声は、困惑しており・・・やがてそれは、ゆっくりと形を作り、一人の子供の姿をとる。
黒髪の何処にでも居そうな、子供の姿になったそれ――ヴァル曰く「破壊神・カオス」――はヴァルに近づき、方膝をつきかしこまる。
「えっと、初めまして・・・ですよね?
僕は・・・」
「聞く気はねえ、お前は眠っていれば良かったんだ」
「えっ?」
「そうすりゃ、滅びずに済んだんだよ・・・」
ヴァルは囁く様に言うと、翼をはためかせ飛び立ち、舞い散った羽根で『破壊神』を包んでいく。
「み・・・皇子?」


それはあっけなかった、それが消えたのは・・・
羽根に包まれたモノは、そのまま空気に溶け込むように消えていった。

「ちょっと、えらいあっさり倒したわね(汗)」
七分の一の魔王と同程度の力があるといってた割りに、こうもあっさり片付けられて、流石のリナ達もあっけに取られる。
「ん?
ああ、あいつは不完全なものだからな」
「いい加減、その謎だらけなセリフは、止めてくれ」
思いっきり疲れたような声で、ゼルガディスは言った。


「あーあ、あっさり消えちゃった。
さすが、皇子さまv」
フィブリゾはそれだけ言うと消えた。
「何しに来たんだ?あいつ」
ガウリイの最もな意見に、誰も何も言わなかった・・・


『今度こそちゃんと説明しなさい!!!』
場所を再び会議室に移動した後、額に青筋浮かべたリナとフィリアが、ヴァルに詰め寄る。
その勢いに、流石に後づさるヴァル、今回の事を一番把握しているのは、自分なだけにどう説明するか、考えねばならないのだ。
「解ったから、落ち着け!
お前ら!」
そう言われ、二人も渋々だが席につく、そしてこっそりため息ついてるヴァル。
「俺の話しやすいように、話させてもらうぜ。
質問は後にしろよ」
うなづく一同。



「それから・・・俺は今回傍観者だ・・・」




<続>



――あとがき――

第三話です。

ヴァル:次は謎解きか?

みたいもんだな。

ヴァル:で、俺はこの説明の後は出番無しか?

いや、それは無い。

ヴァル:そうか

それにしても、リナ達が城に来てから、一日とたってないんだよな・・・
三話の時点で夕方くらいか・・・食事のシーンが要るかな???

ヴァル:それは・・・読んでる奴にでも聞け(汗)

そだな(汗)
次の回は、ひたすらヴァルの説明ばっかだろうな。

ヴァル:ふーん

じゃあこの辺で、次回は次の講釈で。




ヴァル:ところで、俺は本当に傍観者で居られるのか?

さあ・・・どうだろうね(滝汗)

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9401Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第一回ドラマ・スライム 2002/9/20 13:44:17
記事番号9396へのコメント

読ませていただきました。
謎が深まりますね。
それでは次回に期待します。
僕、バカクラゲなので理解できない所があるかもしれませんが。
よろしくお願いします。

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9424Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第一回キツネノテブクロ 2002/9/20 21:01:53
記事番号9401へのコメント

ドラマ・スライムさんは No.9401「Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第一回」で書きました。
>
>読ませていただきました。
>謎が深まりますね。
自分で書いてて、かなり謎だらけに、なってしまったと思ってます(汗)
>それでは次回に期待します。
>僕、バカクラゲなので理解できない所があるかもしれませんが。
いや、私の説明の方が悪いかもしれないです。
>よろしくお願いします。
読んでくださるだけで嬉しいです。

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9421龍皇奇譚 第三話「混迷」 第二回キツネノテブクロ 2002/9/20 20:56:27
記事番号9394へのコメント

――龍皇奇譚――
 第三話「混迷」 第二回





「ちょぉぉぉっとまてええええええ!!!!!!」
大声上げながら乱入してきたのは、魔竜王ガーヴ。
「おい、ガーヴ。
そこまででかい声出さんでも(汗)」
呆れて、止めてるのは暗い銀髪の渋い壮年の男。
「あんた誰?」
「覇王グラウ=シェラー」
リナに聞かれて、さらっと答える。
「相変わらずですわね、ガーヴは」
「そう言うな、変わったら変わったで不気味だろう」
何気に暢気な会話をしているのは、獣王ゼラス=メタリオムと海王ダルフィン。
「オッサンたち、少し黙ってろ(怒)」
半目に冷めた声で止めるのは、話の腰を折られたヴァルだった。


「まず、「混沌の夢」だが、こいつはヴルフィードを吸収したダークスターが作った世界と、この世界に残ったダークスターの欠片。
そもそもダークスターは、浄化の後の世界を、先に作ってたんだ。
ここで言う「混沌」はダークスターとヴォルフィードの融合体、融合体とか呼ぶのは面倒なんで、そのままダークスターと呼ばせてもらう。
「夢」は新たに創られた世界、その世界の呼び名は「ケイオス(混沌)」と呼ばれているらしい。
で、メシアは本来神の子たる救世主のことだが、この場合はダークスターが創った世界に流れ着いた、ダークスターの欠片のことだ。
が、こいつが曲者だろうな。
こいつがシビュレ達を創りだしたりしている。
「ケイオス」はかなりかなり不安定な世界で、この世界自体ダークスターとヴォルフィードが存在していて、初めて成り立つような世界だ。
この世界、ダークスター達が見る夢のような物で、ダークスター達が滅んでからは、この世界を支えるために生まれたのが「闇色の混沌」だ、夢を見続けさせる為にのみ創られた神や魔の成れの果てさ。
さっきここに来た、「破壊神・カオス」もこの「闇色の混沌」に属しているのさ。
あいつは人間のガキの魂を媒介に、他の世界の神の魂をこの世界に呼び込んで、そのまま融合させたキメラの神さ。
しかも、失敗作らしい・・・
「闇色の混沌」はただただ、夢を見るためだけに創られるのさ」

ここまで話すと、ヴァルはお茶を飲んで一息つく。

「次に俺の事だが、今の俺はダークスターとヴォルフィードの融合体に最も近い状態にある・・・・・・・・・と言うより、俺の中に封印されてた様だ・・・面倒な事に(怒)
さっき俺が傍観者になると、言ったのは・・・・俺が居る事で奴らの力が増しちまうのさ、際限無くな。
共鳴みたいなものだと思うが・・・俺にもはっきりせん。
・・・・少し休んでいいか?」



しばしの休憩・・・


<続>


――あとがき――

半端な長さだ・・・

ヴァル:ホントにな

次でシビュレとフィブリゾとかの、説明しようかと思ってます。

ヴァル:あの説明で解らない人は、レスに書いとくと、作中で誰かが変わりに聞くそうだ。
ビシバシ聞いてやれ。

宣伝有難う。
容赦ないけどさ・・・・

ヴァル:しかし・・・ひたすら喋らせたな(呆)

はははははははは(乾いた笑)

ヴァル:大丈夫なのかこの話、マジで

いや、意地で何とかする・・・と言いたい(涙)
あ、本当にあの説明で解らなかったら、レスで質問してください。
作中で、答えられるものは答えますので。

ヴァル:じゃあ、この辺でな

次回は次の講釈で。

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9432Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第二回ドラマ・スライム 2002/9/20 21:27:59
記事番号9421へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9421「龍皇奇譚 第三話「混迷」 第二回」で書きました。
>
>――龍皇奇譚――
> 第三話「混迷」 第二回
>
>
>
>
>
>「ちょぉぉぉっとまてええええええ!!!!!!」
>大声上げながら乱入してきたのは、魔竜王ガーヴ。
>「おい、ガーヴ。
>そこまででかい声出さんでも(汗)」
>呆れて、止めてるのは暗い銀髪の渋い壮年の男。
>「あんた誰?」
>「覇王グラウ=シェラー」
>リナに聞かれて、さらっと答える。
>「相変わらずですわね、ガーヴは」
>「そう言うな、変わったら変わったで不気味だろう」
>何気に暢気な会話をしているのは、獣王ゼラス=メタリオムと海王ダルフィン。
>「オッサンたち、少し黙ってろ(怒)」
>半目に冷めた声で止めるのは、話の腰を折られたヴァルだった。
>
>
>「まず、「混沌の夢」だが、こいつはヴルフィードを吸収したダークスターが作った世界と、この世界に残ったダークスターの欠片。
>そもそもダークスターは、浄化の後の世界を、先に作ってたんだ。
>ここで言う「混沌」はダークスターとヴォルフィードの融合体、融合体とか呼ぶのは面倒なんで、そのままダークスターと呼ばせてもらう。
>「夢」は新たに創られた世界、その世界の呼び名は「ケイオス(混沌)」と呼ばれているらしい。
>で、メシアは本来神の子たる救世主のことだが、この場合はダークスターが創った世界に流れ着いた、ダークスターの欠片のことだ。
>が、こいつが曲者だろうな。
>こいつがシビュレ達を創りだしたりしている。
誰?
>「ケイオス」はかなりかなり不安定な世界で、この世界自体ダークスターとヴォルフィードが存在していて、初めて成り立つような世界だ。
そーなんですか。
>この世界、ダークスター達が見る夢のような物で、ダークスター達が滅んでからは、この世界を支えるために生まれたのが「闇色の混沌」だ、夢を見続けさせる為にのみ創られた神や魔の成れの果てさ。
>さっきここに来た、「破壊神・カオス」もこの「闇色の混沌」に属しているのさ。
>あいつは人間のガキの魂を媒介に、他の世界の神の魂をこの世界に呼び込んで、そのまま融合させたキメラの神さ。
>しかも、失敗作らしい・・・
>「闇色の混沌」はただただ、夢を見るためだけに創られるのさ」
じゃあほっとくと
>
>ここまで話すと、ヴァルはお茶を飲んで一息つく。
>
>「次に俺の事だが、今の俺はダークスターとヴォルフィードの融合体に最も近い状態にある・・・・・・・・・と言うより、俺の中に封印されてた様だ・・・面倒な事に(怒)
>さっき俺が傍観者になると、言ったのは・・・・俺が居る事で奴らの力が増しちまうのさ、際限無くな。
>共鳴みたいなものだと思うが・・・俺にもはっきりせん。
>・・・・少し休んでいいか?」
>
>
>
>しばしの休憩・・・
>
>
><続>
>
>
>――あとがき――
>
>半端な長さだ・・・
>
>ヴァル:ホントにな
>
>次でシビュレとフィブリゾとかの、説明しようかと思ってます。
>
>ヴァル:あの説明で解らない人は、レスに書いとくと、作中で誰かが変わりに聞くそうだ。
>ビシバシ聞いてやれ。
>
>宣伝有難う。
>容赦ないけどさ・・・・
>
>ヴァル:しかし・・・ひたすら喋らせたな(呆)
>
>はははははははは(乾いた笑)
>
>ヴァル:大丈夫なのかこの話、マジで
>
>いや、意地で何とかする・・・と言いたい(涙)
>あ、本当にあの説明で解らなかったら、レスで質問してください。
>作中で、答えられるものは答えますので。
>
>ヴァル:じゃあ、この辺でな
>
>次回は次の講釈で。
がんばってください。
僕のキャラリクエスト小説寄せ鍋風・・・どうかリクエストしてください。
あと極悪〜もよろしくお願いします。

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9444Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第二回キツネノテブクロ 2002/9/21 07:50:24
記事番号9432へのコメント


>>
>>――龍皇奇譚――
>> 第三話「混迷」 第二回
>>
>>
>>
>>
>>
>>「ちょぉぉぉっとまてええええええ!!!!!!」
>>大声上げながら乱入してきたのは、魔竜王ガーヴ。
>>「おい、ガーヴ。
>>そこまででかい声出さんでも(汗)」
>>呆れて、止めてるのは暗い銀髪の渋い壮年の男。
>>「あんた誰?」
>>「覇王グラウ=シェラー」
>>リナに聞かれて、さらっと答える。
>>「相変わらずですわね、ガーヴは」
>>「そう言うな、変わったら変わったで不気味だろう」
>>何気に暢気な会話をしているのは、獣王ゼラス=メタリオムと海王ダルフィン。
>>「オッサンたち、少し黙ってろ(怒)」
>>半目に冷めた声で止めるのは、話の腰を折られたヴァルだった。
>>
>>
>>「まず、「混沌の夢」だが、こいつはヴルフィードを吸収したダークスターが作った世界と、この世界に残ったダークスターの欠片。
>>そもそもダークスターは、浄化の後の世界を、先に作ってたんだ。
>>ここで言う「混沌」はダークスターとヴォルフィードの融合体、融合体とか呼ぶのは面倒なんで、そのままダークスターと呼ばせてもらう。
>>「夢」は新たに創られた世界、その世界の呼び名は「ケイオス(混沌)」と呼ばれているらしい。
>>で、メシアは本来神の子たる救世主のことだが、この場合はダークスターが創った世界に流れ着いた、ダークスターの欠片のことだ。
>>が、こいつが曲者だろうな。
>>こいつがシビュレ達を創りだしたりしている。
>誰?
第一話の最後に登場し、第二話でちらほら出て来たモイラのセリフに「皇に仕えしシビュレ(巫女)」と言うのがあります。
>>「ケイオス」はかなりかなり不安定な世界で、この世界自体ダークスターとヴォルフィードが存在していて、初めて成り立つような世界だ。
>そーなんですか。
>>この世界、ダークスター達が見る夢のような物で、ダークスター達が滅んでからは、この世界を支えるために生まれたのが「闇色の混沌」だ、夢を見続けさせる為にのみ創られた神や魔の成れの果てさ。
>>さっきここに来た、「破壊神・カオス」もこの「闇色の混沌」に属しているのさ。
>>あいつは人間のガキの魂を媒介に、他の世界の神の魂をこの世界に呼び込んで、そのまま融合させたキメラの神さ。
>>しかも、失敗作らしい・・・
>>「闇色の混沌」はただただ、夢を見るためだけに創られるのさ」
>じゃあほっとくと
ほっとけないんですよ・・・これが;;;
>>
>>ここまで話すと、ヴァルはお茶を飲んで一息つく。
>>
>>「次に俺の事だが、今の俺はダークスターとヴォルフィードの融合体に最も近い状態にある・・・・・・・・・と言うより、俺の中に封印されてた様だ・・・面倒な事に(怒)
>>さっき俺が傍観者になると、言ったのは・・・・俺が居る事で奴らの力が増しちまうのさ、際限無くな。
>>共鳴みたいなものだと思うが・・・俺にもはっきりせん。
>>・・・・少し休んでいいか?」
>>
>>
>>
>>しばしの休憩・・・
>>
>>
>><続>
>>
>>
>>――あとがき――
>>
>>半端な長さだ・・・
>>
>>ヴァル:ホントにな
>>
>>次でシビュレとフィブリゾとかの、説明しようかと思ってます。
>>
>>ヴァル:あの説明で解らない人は、レスに書いとくと、作中で誰かが変わりに聞くそうだ。
>>ビシバシ聞いてやれ。
>>
>>宣伝有難う。
>>容赦ないけどさ・・・・
>>
>>ヴァル:しかし・・・ひたすら喋らせたな(呆)
>>
>>はははははははは(乾いた笑)
>>
>>ヴァル:大丈夫なのかこの話、マジで
>>
>>いや、意地で何とかする・・・と言いたい(涙)
>>あ、本当にあの説明で解らなかったら、レスで質問してください。
>>作中で、答えられるものは答えますので。
>>
>>ヴァル:じゃあ、この辺でな
>>
>>次回は次の講釈で。
>がんばってください。
>僕のキャラリクエスト小説寄せ鍋風・・・どうかリクエストしてください。
>あと極悪〜もよろしくお願いします。
>
はい、頑張ります・・・まだ完全に説明が終ってませんし・・・肝心な事がね(遠い目)

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9454龍皇奇譚 第三話「混迷」 第三回キツネノテブクロ 2002/9/21 10:35:19
記事番号9394へのコメント

――龍皇奇譚――
 第三話「混迷」 第三回





お茶を飲んで、一息ついた所・・・・またもや乱入者。
「はろはろ〜んv」
見事なブロンドに最高の美貌を持った麗人、ロード・オブ・ナイトメアとか言われてる方だったりする。
「やっと来たか、ナイトメア」
「いやん、エルって呼んでvv」
「ところでナイトメア、頼んでいた事だが・・・」
「あああああああああ!!!!
無視しないでええええええええ!!!!!(泣)」
「うるせーな・・・って、何呆けてんだこいつら?」
ヴァルとエルの二人を除いて、エルが何者かを知ってるものたちが、石になっていた。(合掌)


「落ち着いたか」
「いや・・・あんたなんで落ち着いてられるの?(汗)」
「何でって言われても・・・」
困った表情を浮かべて、指で頬を掻いてるヴァル。
「・・・・説明してなかったの?」
こちらでも困ったような顔をする、エル。
「面倒だったし」
キッパリ言われて、円卓に突っ伏す金髪魔王。
「あたしが来る事ぐらい、言っといてよ!!」
「あんまり叫ぶと喉がつぶれて、蛙のような声になるぞ」
「・・・・・あんた、性格変わってない?(汗)」
「ん?気のせいだろ」
「・・・・・・・・・・・・・・」

しばしの沈黙・・・

「取り合えず、話に戻っていいな?」
「うん(滝汗)」
冷や汗を浮かべまくったリナが、代表してうなずく。
「シビュレ達の事は話してなかったな。
あいつらは神でも魔でもなく、その中間の存在・・・カオティック・メシア――ケイオス」を(カオティック)「救う者」であるダークスターの欠片(メシア)――がこの世界の魔王が、五人の腹心を作ったように、自らの腹心として生み出した六人の巫女たち、シビュレ(巫女)と言う呼び名は、適当なのが無かった為だと思う」
「六人?」
「そうだ、六人だ。
モイラは知ってるな、あの黒い女だ。
あんな感じのがまだ居ると言う事だ」
「面倒な・・・」
「まあな・・・ただな、いや止めとこう」
「どうした?」
「・・・・・・・」
「ちょっと、ヴァル?
何かあるのあいつらに」
「誰が、あいつらをたきつけたかわからないんだよなあ・・・」
「おーい、一人の世界にはいんなああああああ!!!!」
置いてきぼりを食らった子供のように、いぢけた表情で、ヴァルに声をかけるエル。
「ん?あ・・・・すまん;;」
「気になる事があるわけね」
「ああ、あの世界は多少不安定ではあっても、一つの世界として機能していたんだ。
今更他の世界、と言うよりあんたが創った世界に干渉しようとはしないはずなんだが・・・」
「まあ、あの世界はヴァルの中のダークスターとヴルフィードの二人が創った世界だから・・・でも、今ヴァルがあの世界のダークスターのおまけと、くっついても壊れるだけでしょう?」
「ああ、許容範囲を超えてぶっ壊れるな。
と言うより、あの世界じゃ俺自身が異質なものだから、拒否反応が先に出るだろ」
「困ったモンね・・・」
「人事だな;;;」
「まあねvv」
「話の腰折って悪いけどさあ・・・なんで、そんなに仲いいの?」
恐る恐ると言った感じで、リナが聞く。
どうも先ほどからリナ以外のものは、聞きたくても体がまともに動かないようだ。
全てのモノの母である、エルが目の前に居れば当然ともいえるが・・・

「やっぱ、説明要ったんじゃない」
「・・・・」

「今のヴァルはねえ、普段は封印状態にあるけど、力の関係で言えばあたしの次に来るのよ。
ダークスターと、ヴォルフィードの魂は輪廻の輪に乗ってんだけど、力の方はヴァルがそっくり受け継いじゃっったのよねえv何故か(苦笑)」
「ああ一応融合体に近い状態とは、説明したけど・・・どの程度の力か、言ってなかったな(汗)」
「で、今回の事で封印が解けちゃって、あたしのいるとこまで来れたから、あたしにお願い事をしに来たのよねえ。
あたしにも首突っ込ませてねvvって、条件で受けたけど」
「で、居たのか?頼んどいたのは」
「・・・・迷子になったとか、てへっ(はあと)」
「おい(怒)」
「冗談よ(汗)外で待ってるわよ。
ただね、一人来るのを嫌がったのが居るのよ」
「?」
「何て呼ばれてたかしら・・・ええっと、『赤法師』 だったかしら」

どがごべえっ!!!

リナとゼルガディス、メティスとラダマンティスが思いっきりすっこける。
「ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!
なんでんなもん連れて来るのよおおおおおおおおお!!!!!!!(泣)」
「うわっ!リナどうした!?落ち着け!!」
「ふふふふふふふふふふ(地の底からの声)れえぇぇぇぇぞおぉぉぉぉぉ・・・殺す!」
「ひいいいいい(泣)ゼルガディスさんがこわいいいいいい(滝涙)」
「おぉぉぉぉぢぃぃぃぃいぃぃぃぃぃさぁぁぁぁぁぁまぁぁぁぁぁぁ・・・今度こそ地獄に送って差し上げますわ(暗い笑み)」
「メティもゼルも程々にしとけ(ため息)」


『・・・・人選間違ったかな・・・・』
ヴァルとエルは遠い目をして呟くのだった・・・




<続>



――あとがき――

エル様搭乗(笑)じゃなくて登場。

L:いいの?あたしまで出して

良いんですよ、自棄入ってますから(苦笑)

L:ま、いいけどね。
それにしてもヴァル設定無茶苦茶ね;;

そっちの方も何とかしますよ、多分。

L:ところであんた、フィブリゾの説明はどうしたのよ

すいません次です、それ。
L様出したら、フィブリゾの事忘れてましたよ(笑)

L:いや、爽やかに笑って言われても(汗)

まあ、いいじゃないですか。
主役は霞みまくって、誰か解らなくなってんじゃないかと・・・

L:えーと、火竜王だっけ?

おお、流石に覚えてましたか。

L:セリフが殆ど無いわよね;;

まあ、諦めてもらいましょう。

L:・・・・(汗)

じゃあ、この辺で。

二人揃って「次回は次の講釈で」

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9457Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第三回ドラマ・スライム 2002/9/21 11:05:33
記事番号9454へのコメント

読ませていただきました。
よくわかんないです。
とりあえずシュビレとやらを倒すのですか?

リクエストよろしくお願いします。

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9462Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第三回キツネノテブクロ 2002/9/21 12:24:16
記事番号9457へのコメント

ドラマ・スライムさんは No.9457「Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第三回」で書きました。
>
>読ませていただきました。
>よくわかんないです。
すいません(汗)増えまくっていた謎を片付けていた筈が、さらに謎を増やしてます。(特にエルとヴァルの会話)
>とりあえずシュビレとやらを倒すのですか?
シュビレではなく「シビュレ」なんですが・・・

この時点では明かせないネタもあるので、なんとも言えませんが、気長に読んでやってくださいませ。(ぺこり)

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9464龍皇奇譚 第三話「混迷」 第四回キツネノテブクロ 2002/9/21 13:33:57
記事番号9394へのコメント

――龍皇奇譚――
 第三話「混迷」 第四回





「レゾの事は置いとけ(汗)」
そういわれて取り合えずおとなしくなるゼルガディスとメティス・・・目はすわってるけど・・・

「おい、ヴァル。
フィブリゾの事を詳しく話してくれ、俺には何と無くしかわからん」
そういったのはガーヴ、ようやく金縛り状態から脱したらしい。
「上手く説明できねえけど。
『もしもフィブリゾが完全に滅んでいなかったら』、を実際にやって見せたのが今のフィブリゾ。
今のこの状態は幾つモノ『もしも』を含んで出来上がった時間であり世界なんだ。
で、問題なのは、本来そこの金髪魔王ぐらいしか、そんな事が出来るはずがねえんだが、それを奴、カオティック・メシアがやっちまったのさ。
むろん、幾ら奴でも過去にいけるわけじゃない、奴に仕えるシビュレのクロト、ラケシス、アトロポスの三人が運命の糸を弄って、過去の一点を引っ張り出し、その止まった時間のフィブリゾを、この時間に引っ張り出し実体化したのさ。
まあ、簡単に言うと実体を持った過去の幻みたいなものか」
「その説明で解るの?」
「そこまで責任もてん」



「で、結局どうすればいいわけ?」
つかれきったようなリナの声に、みな一様に頷く。
「はっきり確証があるわけじゃないが・・・
誰かが、カオティック・メシアに下らん入れ知恵した奴がいる。
そもそもあいつは、シビュレ達と共に静かな世界で、静かに過ごしていたはずなんだ。
俺と一つになれば「闇色の混沌」を本当の意味で、眠らせてやれるとでも、言われたかもしれん・・・」
「解りやすく言って(怒)」
「俺を核にして世界を安定させる、つまり俺そのものを、世界を維持するための器にする事だ。
はっきり言って、無理なんだがな(ため息)
俺はもうダークスターでもヴルフィードでもない。
二つの力は有るかも知れんが、俺の中に受け継がれた時点でもう、あの世界にとって異質なものになってしまってるから、互いに拒絶しあい世界は砕ける、魂すら残さずな」
「は?なんで?」
「それはね・・・あの世界があたしの力を受け入れない異空間で、魂の輪廻を持たないからなの。
ただ、ヴァルは残るでしょうね、彼の方が力だけなら上だから・・・それに、死んだとしても、あたしが輪廻の輪にのせれるし・・・」
「死の無い世界・・・それが『ケイオス』・・・」
「だから、魂の輪廻は必要ないってこと」
「・・・・やな世界ね・・・」
「哀しい世界ともいえるわね・・・」

「・・・・どうすればいいかは俺にもわからん・・・・」
円卓の上で組まれた手に額をのせ、辛そうに呟く。



ぐうううううううううううううううう

「なん音よ、今の・・・」
いきなり聞こえた怪音にエルの目が点になる。
「ごめん、あたしのおなかの音(汗)」
「すまん、俺の腹の虫」
リナとガウリイが同時に言う。
シリアスな空気を思いっきりぶち壊した、二人に腹の虫を鎮めるために、やや遅めの夕食をとる事になった・・・



「ああああ!!ガウリイそれあたしのよ!!!」
「なんだと!!!?そっちこそ俺の取っただろうが!!!!」
二人の余りに凄まじい食事風景に引く人多数・・・(汗)
慣れきっている、ゼルガディスとアメリアにフィリアは適当に被害を受けないよう、飛んでくるフォークだのナイフだのを避けている。
「あれって、人間の食事風景か(汗)」
脱力しきった声で、隣に座るフィリアに聞くヴァル。
「リナさん達にはあれが普通です。
あの食欲のせいで、私なんて破産しかけました」
「・・・・・・・(汗)」

――これでいいのかこの世界(滝汗)
戦争のような食事風景をみつつ、思ってしまうヴァルだった;;


<続>


――あとがき――

・・・・少しは謎減ったかなあ・・・

L:どうかしらねえ

判断するのは読んでくださる方だしね

L:で、これ収拾つけれるのマジで

聞かないで・・・

L:・・・・・

これ以上は墓穴掘って突き落とされそうなんで

L:終る?

はい。
次回は次の講釈で。

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9480龍皇奇譚 第三話「混迷」 第五回キツネノテブクロ 2002/9/21 17:14:14
記事番号9394へのコメント
――龍皇奇譚――
 第三話「混迷」 第五回





誰もが眠りについた頃、ヴァルは一人城の屋上に来ていた。
青白い月の光が周りを照らし、海のそこに沈んだかのように見える。

「で、何時まで隠れてるつもりだ?お嬢さん」

入り口の影から、金色の髪が靡いているのが見える。
「何時からバレてました?」
ばつの悪そうな顔をしながら、フィリアはヴァルのところまでいく。
「階段登ってきてるとこから、気配を消してるならともかく、普通に来られたら、幾らなんでも気づくぞ、気配の読める奴なら(呆)」
「・・・・・やっぱり(汗)」
「何か聞きたいことでもあったか?」
そこまで言って、やっとフィリアの方に向きを変える。
金混じりの琥珀の目は、月明かりの中で金そのものの色になり、青みを帯びた銀髪は青白く光っているようにも見える。
「あの・・・聞きたい事と言うか・・・心配になって・・・」
「心配?」
「上手く言えませんけど、今日のヴァルはどこか壊れそうで・・・」
「・・・・・・」
「あの時みたいで・・・」
フィリアの言うあの時とは、一年以上前のダークスターとの戦いの事だろう。
互いに敵同士として出会い、彼に終わりと始まりを与えた戦いでもある。
「自殺願望はねえよ・・・」
「そうですよね・・・すみません」
「誤る必要はない、俺の事を心配しての事だろ?」
相手を傷つけたのではと思い、落ち込みかけているフィリアに、気にするなと言うようにヴァルは笑いかける。
「今の俺はそれなりに幸せみたいだしな・・・俺に生きる事を教えてくれたガーヴ様や、今の俺を受け入れてくれる奴がいるし・・・かつての俺には無かった」
「・・・ヴァルガーヴ・・・」
「?」
「もう使う事が無い名前なんですか?」
「・・・・どうだろうな・・・」
「・・・・」
「何でそんなに哀しそうにしている?」
「・・・解りません」


――――貴方が何処か手の届かない場所に、行ってしまいそうだから・・・なんて言えません、貴方には・・・


「ヴァル、もう休んだらどうですか」
「いや・・・もう少しここ居る」
「私も居ていいですか?」
「・・・・・ああ・・・」




(ちょっと、押さないでよ(怒))
(そんなこと言ったって見えないんだから、しょうがないだろ(汗))
(あああああ、あのヤロウ何処まで甲斐性無しなんだ!!(苛))
(ガーヴ、声が大きい(焦))
(いい雰囲気なんですから、キスの一つでもすればいいですのに)
(魔族がんなこと言っていいのか?(汗))
(そういえば我らも結構暇だしな・・・・)


「おい(怒)」
「何やってるんですか?皆さん(怒)」

額にでっかい青筋を浮かべ、半目で薄い笑みを口元に浮かべた、二人が陰に隠れている連中を見ている。
『・・・・・・・・・・(滝汗)』
「まさかとは思いますけど、覗きなんてしょうも無い事してたなんて事、ありませんよね?」
にっこりと優雅な微笑を浮かべるフィリアだが、目が笑ってない。
「ん?答えねえのか?」
こちらも顔は笑ってはいるが、目がすわってる・・・


その夜、幾人かの絶叫が響き渡った・・・・合掌。


<続>



――あとがき――

変な話・・・半端にみぢかい・・・

フィリア:そうですね

つくづくシリアスを続けさせないよな、私と言う人間は。

フィリア:本当ですね

なんか冷たいね;;

フィリア:気のせいです

・・・・
まあいっか(汗)

フィリア:第三話まだ続くんですか?

そう、とは言ってもそんなに、続けるわけじゃないけど。

フィリア:そうですか

やっぱり冷たい(邪魔入れたの怒ったかな?)

フィリア:何かいうことありますか?

でばがめしてた(覗いてた奴ら)のは誰でしょう?

フィリア:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ではこの辺で。
次回は次の講釈で。

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9499Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第五回ドラマ・スライム 2002/9/21 19:28:26
記事番号9480へのコメント

4話でまあ少しはわかってきましたが・・・

まあがんばってください。
それではよろしくお願いします。

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9517Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第五回キツネノテブクロ 2002/9/22 07:16:36
記事番号9499へのコメント

ドラマ・スライムさんは No.9499「Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 第五回」で書きました。
>
>4話でまあ少しはわかってきましたが・・・
何とも解りにくい説明で、すみませんm(_ _)m
>
>まあがんばってください。
>それではよろしくお願いします。
まだまだ続くと思いますので、よろしくお願いします。

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9521龍皇奇譚 第三話「混迷」 第六回キツネノテブクロ 2002/9/22 08:37:20
記事番号9394へのコメント

――龍皇奇譚――
 第三話「混迷」 第六回





翌朝。

リナの姉のルナは昨日のうちに家に戻り、ゼルガディスの家族のうち、妹のラフィリアスは家のほうに戻り、母のメティスも朝早めに戻ったようだ。
ちなみにラダマンティスは、久々に城に来たせいで溜まっていた、仕事を片付けるために執務室に缶詰にされてたりする。

そんな中、ヴァルとエルは城の屋根の上で、ねっ転がって話し込んでいた。
「いい天気、気持ちいいわねえ」
「しかし、忙しい一日だったな」
「昨日はね」
「で、何時まで居るつもりなんだ?」
「そーねー、片がつくまでかな。
あまり干渉は出来ないけど」
「まあ、昨日の話で、何であいつらが魂を集めてるかは、言ってなかったんだよな」
「でもさ、そっちの方は別口でしょ?」
「やらせてるのはな」
「・・・」
「魂を集めさせてるのは別口でも、実際動いてるのはシビュレたちだ。
何とかして止めたいところだが・・・」
「あんた、ホントに何処まで知ってんの?」
「・・・・さあな」
「食えない奴、でもどうして止めたいの?」
「・・・聞きたいか?」
「そりゃあね、興味あるもの」
「・・・その前に、あんたあの世界(ケイオス)をどうする?」
「どうするって・・・あたしに害がなきゃほっとくわよ」
「そうか・・・」
「?」
「じゃあ、意地でも止めた方がいいな。
ある意味あんたへの反逆、以前の俺がやったのとは違うけどな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・ホント何処まで知ってんの?」
「・・・・モイラが俺の前に現れたときから・・・」
「へ?」
「俺と、奴とは意識がつながってな、というよりつなげるのが、目的だったのかも知れんが・・・・それで、奴の事も解る様になったが、こっちの事も向こうに伝わってるだろうな」
「あ・・・だから、傍観者・・・」
「そいうことだ」



ヴァルとエルが話し込んでいる頃、庭のテーブルで優雅にお茶など飲んでる人たちがいた。
「あら、素敵なティーカップv何処で手に入れましたの?」
「貴方の方こそ、素敵なティーセットをお持ちなんですね」
「このお茶、おいしいですけど、どこのものですの?」
「私がブレンドしたものなんですv」
お茶と茶器の話に、ひたすら花を咲かせているのは、魔王の腹心海王ダルフィンと、元火竜王の巫女のゴールドドラゴンのフィリア。
「あのー、フィリアさん。
一応海王様は魔族なんですが・・・;;」
「あら、生ゴミゼロス、居たんですか」
「ちょっと、ゼロス!
私とこの方との、楽しい語らいを邪魔するものでは有りません!」
「・・・・・(泣)」
ダルフィンに怒られて、いぢけモードにはいるゼロス。
「ゼロス、いじけるなら他所でいじけろ」
「皆さんのいぢワるッ!!!」
主であるゼラスに言われ、本気でいぢけモードに突入するゼロス。
そのまま空間を渡って、何処かに行ってしまった。
「・・・・いいのか魔族があれで・・・」
「・・・気にするな」
遠い目して呟くガーヴに、グラウ=シェラーがぽつっと答える。
「ところで、グラウにガーヴ。
一緒に来てくださりませんか」
『はあ?』
「なにハモってる;;」
「・・・・いや、一緒にこいとは?」
「これから、フィリアさんと一緒に、ショッピングに行こうとおもって」
「どうせなら、みんなで行こうとか思ってるらしいぞ、ダルフィンは」
「なんだ、ダルフィンならグラウのやつだけでいいんじゃねえか?それに、そっちの金髪姉ちゃんはヴァルの奴に任せちまえば・・・」
「何言ってますの、ゼラスのお相手しないつもりですの(怒)」
「は?ゼラスもいくのか?」
「ああ」
「そ、そうか」
「ところで、ヴァルとか言うのは何処に居る?」
「上」
「?」
言われて上を見るグラウ=シェラー。
屋根の上で日向ぼっこしているヴァルの姿が目に入る。
その隣には・・・
「・・・・隣に居るのは(滝汗)」
「・・・・・・聞くな(滝汗)」
冷や汗ダラダラ流しながらグラウ=シェラー呟けば、ガーヴも同じような状態で言い返す。


「ん?」
「なんかこっちみてるわね」
「ちょっと、降りてくらぁ」
「そのまま、でえとvにでも行って来ればvv」

ずるっ!

「あ・・・あのなあ;;;」
「取り合えず降りてらっしゃい。
用があるんじゃないのvv」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」



下の会話が微かに聞こえてくる。
「結局、でえとvなんじゃない」
エルの楽しそうな笑い声は、空に吸い込まれ消えていった・・・



<続>



――あとがき――

ほのぼのと、茶ぁーでも飲みたい気分かな

ダルフィン:今回は雰囲気平和ね

そうでうすなあ・・・・( ̄▽ ̄)

ダルフィン:それより・・・また謎増えてません?

・・・・そうともいうな

ダルフィン:まあ、なんとか収拾つけることですね

はい;;;
何かいう事はある?

ダルフィン:もっと出番増やしてvv

善処します;;

ダルフィン:では、このへんで。

次回はまたの講釈を。

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9541龍皇奇譚 第三話「混迷」 最終回キツネノテブクロ 2002/9/22 10:41:23
記事番号9394へのコメント

――龍皇奇譚――
 第三話「混迷」 最終回





真珠色の空に、鮮やかな花々の咲き乱れる場所――静かなる死の無い世界――ケイオス

いかなる干渉を受け付けない、閉じた世界で生まれたもの達を纏める者として、シビュレたちはいる。
そのシビュレ達のリーダー的な役を担っているのが、モイラ。
「モイラ」
名を呼ばれ振り向けば、そこ居るのは自らが仕える主・・・カオティック・メシアと呼ばれし者。
闇色のマントで全身を多い、顔を半分以上隠すように、マントの襟を高くたて見えているのは目と髪の部分だけ。
その髪の色は、色が抜け落ちでもしたかの様に、蒼く透き通り、瞳の色は蒼い光を宿した水晶の様でもある。
「何用でございましょうか」
対するモイラは何時もの黒衣に、黒のベール。
「・・・・この世界は美しいか?」
「?」
「すべてのときが止まったこの世界は、本当に美しいか?」
「皇よ・・・一体どうなされました・・・」
「<あれ>の見る世界は、ここと違って命に溢れている」
「・・・・」
「・・・この世界が死んでいるように見える・・・」
「皇よ、私はこの世界を美しいと思います」
「・・・・そうか・・・」
主が笑みを浮かべたのを感じ取り、モイラはほっとする、今にも砕けそうな硝子の気配を纏う、この主をモイラは心配していた。

この静かな世界で、穏やかに過ごしていた筈の主・・・最近この世界に現れた外界の者達・・・今まで感じた事の無い不安・・・変わっていく皇・・・だが、モイラにはどうすれば良いのか解らず、主に従うだけ・・・

――誰か・・・皇を止めて!・・・

声無き叫びを上げながらも、それでも主から離れることなく、モイラは付き従う。
それはモイラだけでなく、他のシビュレたちも同じだった。



「大変だね、彼女達も・・・さあ、どうするのかな?
リナ=インバースたちは・・・」
フィブリゾの呟きを聞く者は居ない・・・
「さあ、魂を狩りに行かなくっちゃv」




――ケイオスはあらゆる時間と空間から切り離された世界――




<第三話・終>


――あとがき――

第三話終了。

モイラ:また増やしたな・・・謎
それに短い。

ほっとけ

モイラ:ところで皇の固体名は?
カオティック・メシアと言うのは、ダークスターとか、ルビーアイとかと同じなのだろ。

まあ、そうなんだけど・・・今は言えんのですが;;;

モイラ:ネタバレか?

まあ、そんなとこかな。

モイラ:ちょっと気になったのが、真珠色ってなんだ?

あ、あれね。
真珠光沢を持った色、ケイオスの空は真珠光沢を放つ変わった世界です。

モイラ:・・・・綺麗なのか?

イメージとしては、色んなオーロラが、幾重にも重なってる感じだと思っていいよ。
他になんか言う事ある?

モイラ:あるが・・・ネタバレになりそうなんで止めておこう。

うむ。
ではこのへんで、次回はまたの講釈で。

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9544Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 最終回ドラマ・スライム 2002/9/22 10:50:53
記事番号9541へのコメント

がんばってください〜
それでは短いですがさようなら〜

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9559Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 最終回キツネノテブクロ 2002/9/22 12:16:20
記事番号9544へのコメント

ドラマ・スライムさんは No.9544「Re:龍皇奇譚 第三話「混迷」 最終回」で書きました。
>
>がんばってください〜
>それでは短いですがさようなら〜
はい、頑張ります。

それにしても何処まで続くかねえこの話(汗)

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