◆−腹心漬(は?)−キツネノテブクロ (2002/9/10 10:32:33) No.9087
 ┣Re:腹心漬(は?)−Yuppy (2002/9/10 13:20:38) No.9092
 ┃┗Re:腹心漬(は?)−キツネノテブクロ (2002/9/10 14:23:49) No.9094
 ┣腹心漬(これは食べられません)−キツネノテブクロ (2002/9/10 14:15:47) No.9093
 ┃┣Re:腹心漬(これは食べられません)−ドラマ・スライム (2002/9/10 20:44:28) No.9102
 ┃┃┗Re:腹心漬(これは食べられません)−キツネノテブクロ (2002/9/11 10:06:06) No.9114
 ┃┗マジでですか!?−723 (2002/9/10 23:27:33) No.9111
 ┃ ┗Re:マジでですか!?−キツネノテブクロ (2002/9/11 10:28:23) No.9115
 ┣腹心漬(燃えないゴミ?もしくは粗大ゴミ?)−キツネノテブクロ (2002/9/11 17:53:48) No.9127
 ┃┗Re:腹心漬(燃えないゴミ?もしくは粗大ゴミ?)−ドラマ・スライム (2002/9/11 21:40:20) No.9134
 ┃ ┗Re:腹心漬(燃えないゴミ?もしくは粗大ゴミ?)−キツネノテブクロ (2002/9/12 09:52:09) NEW No.9144
 ┗腹心漬(梅1kg・砂糖500g・果実酒用アルコール一升)−キツネノテブクロ (2002/9/14 07:19:38) NEW No.9201
  ┗Re:腹心漬(梅1kg・砂糖500g・果実酒用アルコール一升)−ドラマ・スライム (2002/9/14 10:17:02) NEW No.9205
   ┗Re:腹心漬(梅1kg・砂糖500g・果実酒用アルコール一升)−キツネノテブクロ (2002/9/14 14:01:23) NEW No.9221


トップに戻る
9087腹心漬(は?)キツネノテブクロ 2002/9/10 10:32:33


注:上のタイトルと話の中身は全く関係ありません。



――――――――――――――――――――――――――――――

・・・夢を見た・・・ふるい夢を・・・・

――『予感』――

「ゼラス、ちょっと付き合え」
そう言って、ガーヴは私を連れてきた。

連れて来られた場所は、見晴らしのいい高台。
目の前には、雄大な自然の景色が広がっている。

「見事だな」

私の言葉にガーヴはふっと笑う・・・この男が自然な笑みを浮かべるのは、実は珍しい、何時もの豪快な笑みは、わざと浮かべたもの・・・

「お前ならそう言うと思った」

声が嬉しそうだ・・・

「何故私を連れてきた?
別に私でなくてもいいだろう」

「じゃあ聞くが、この景色を見て同じ感想を、他の奴らが抱くと思うか?」

言われて私は首を振る。

「・・・無理だな・・・」

興味が無いのだ、最初から、他の腹心達には。

「俺らが壊そうとする世界・・・」

「ガーヴ?」

「俺はこの景色を見た時、圧倒された・・・
そして、壊すのが勿体ねえって、思ったんだ・・・壊したくねえってな。
魔族の俺がよ」

自嘲的な笑み・・・

壊したくない、か・・・・

赤や黄色の秋色に染め上げられた山や、水煙を上げながら流れ落ちる大滝、それにかかる虹・・・

ガーヴが壊したくないという気持ち、少しは解るな・・・何も生み出せず、ただ滅ぼす事しかできない自分達・・・

「魔族に感情は要らない、誰が最初に言ったのか・・・感情の無い生き物など、ただの人形だろう?
私達は魔族といえど命がある、人形じゃない、だがその感情は沈めておいた方がいい・・」

その感情が何時か、取り返しのつかない事に繋がる気がした。

「すまん、気を使わせたな。
今日のことは、忘れちまってくれ」

私は答えなかった・・・・・・・・・・・・・・・答えられなかった・・・・・





・・・・・夢を見た・・・・・・・・古い記憶・・・・・赤い魔竜が、共に居た頃の・・・・



<了>





あとがき。

ども、こんにちはキツネノテブクロです。
私の名前が呼びにくい、もしくは打ちにくい場合は、キツネとでも呼んでやってください。

この話は獣王様の一人称で、ガーヴと語らっていただきました。って、語ってるんでしょうか?(汗)
カッコイイ獣王様と、魔竜王様の話を書こうとして、何だか玉砕してる気がします;;
こんなんでも、気が向いたら読んで見てくださいませm(_ _)m

トップに戻る
9092Re:腹心漬(は?)Yuppy E-mail 2002/9/10 13:20:38
記事番号9087へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9087「腹心漬(は?)」で書きました。
>
>注:上のタイトルと話の中身は全く関係ありません。

かなり気になるんですけど、タイトル・・・・・・
>
>
>
>――――――――――――――――――――――――――――――
>
>・・・夢を見た・・・ふるい夢を・・・・
>
>――『予感』――
>
>「ゼラス、ちょっと付き合え」
>そう言って、ガーヴは私を連れてきた。
>
>連れて来られた場所は、見晴らしのいい高台。
>目の前には、雄大な自然の景色が広がっている。
>
>「見事だな」
>
>私の言葉にガーヴはふっと笑う・・・この男が自然な笑みを浮かべるのは、実は珍しい、何時もの豪快な笑みは、わざと浮かべたもの・・・
>
>「お前ならそう言うと思った」
>
>声が嬉しそうだ・・・
>
>「何故私を連れてきた?
>別に私でなくてもいいだろう」
>
>「じゃあ聞くが、この景色を見て同じ感想を、他の奴らが抱くと思うか?」
>
>言われて私は首を振る。
>
>「・・・無理だな・・・」
>
>興味が無いのだ、最初から、他の腹心達には。

確かに、フィブならイラついてその場で破壊しようとするだろうし、グラは興味なさそうだし、ダルはその場ですぐに飽きて寝そうな感じが・・・・・・
>
>「俺らが壊そうとする世界・・・」
>
>「ガーヴ?」
>
>「俺はこの景色を見た時、圧倒された・・・
>そして、壊すのが勿体ねえって、思ったんだ・・・壊したくねえってな。
>魔族の俺がよ」
>
>自嘲的な笑み・・・
>
>壊したくない、か・・・・
>
>赤や黄色の秋色に染め上げられた山や、水煙を上げながら流れ落ちる大滝、それにかかる虹・・・
>
>ガーヴが壊したくないという気持ち、少しは解るな・・・何も生み出せず、ただ滅ぼす事しかできない自分達・・・
>
>「魔族に感情は要らない、誰が最初に言ったのか・・・感情の無い生き物など、ただの人形だろう?
>私達は魔族といえど命がある、人形じゃない、だがその感情は沈めておいた方がいい・・」
>
>その感情が何時か、取り返しのつかない事に繋がる気がした。
>
>「すまん、気を使わせたな。
>今日のことは、忘れちまってくれ」
>
>私は答えなかった・・・・・・・・・・・・・・・答えられなかった・・・・・
>
>
>
>
>
>・・・・・夢を見た・・・・・・・・古い記憶・・・・・赤い魔竜が、共に居た頃の・・・・

ううっ。いい話やなぁ・・・・・・
>
>
>
><了>
>
>
>
>
>
>あとがき。
>
>ども、こんにちはキツネノテブクロです。
>私の名前が呼びにくい、もしくは打ちにくい場合は、キツネとでも呼んでやってください。
>
>この話は獣王様の一人称で、ガーヴと語らっていただきました。って、語ってるんでしょうか?(汗)
>カッコイイ獣王様と、魔竜王様の話を書こうとして、何だか玉砕してる気がします;;
>こんなんでも、気が向いたら読んで見てくださいませm(_ _)m

OKです!素晴らしいッすよ!
これからもFIGHT!!

トップに戻る
9094Re:腹心漬(は?)キツネノテブクロ 2002/9/10 14:23:49
記事番号9092へのコメント


>>注:上のタイトルと話の中身は全く関係ありません。
>
>かなり気になるんですけど、タイトル・・・・・・

気にしちゃいけません、単なる思い付きで付けたタイトルなので(^^;

>>
>>
>>
>>――――――――――――――――――――――――――――――
>>
>>・・・夢を見た・・・ふるい夢を・・・・
>>
>>――『予感』――
>>
>>「ゼラス、ちょっと付き合え」
>>そう言って、ガーヴは私を連れてきた。
>>
>>連れて来られた場所は、見晴らしのいい高台。
>>目の前には、雄大な自然の景色が広がっている。
>>
>>「見事だな」
>>
>>私の言葉にガーヴはふっと笑う・・・この男が自然な笑みを浮かべるのは、実は珍しい、何時もの豪快な笑みは、わざと浮かべたもの・・・
>>
>>「お前ならそう言うと思った」
>>
>>声が嬉しそうだ・・・
>>
>>「何故私を連れてきた?
>>別に私でなくてもいいだろう」
>>
>>「じゃあ聞くが、この景色を見て同じ感想を、他の奴らが抱くと思うか?」
>>
>>言われて私は首を振る。
>>
>>「・・・無理だな・・・」
>>
>>興味が無いのだ、最初から、他の腹心達には。
>
>確かに、フィブならイラついてその場で破壊しようとするだろうし、グラは興味なさそうだし、ダルはその場ですぐに飽きて寝そうな感じが・・・・・・

ダルフィン寝ちゃうんですか;;;

>>
>>「俺らが壊そうとする世界・・・」
>>
>>「ガーヴ?」
>>
>>「俺はこの景色を見た時、圧倒された・・・
>>そして、壊すのが勿体ねえって、思ったんだ・・・壊したくねえってな。
>>魔族の俺がよ」
>>
>>自嘲的な笑み・・・
>>
>>壊したくない、か・・・・
>>
>>赤や黄色の秋色に染め上げられた山や、水煙を上げながら流れ落ちる大滝、それにかかる虹・・・
>>
>>ガーヴが壊したくないという気持ち、少しは解るな・・・何も生み出せず、ただ滅ぼす事しかできない自分達・・・
>>
>>「魔族に感情は要らない、誰が最初に言ったのか・・・感情の無い生き物など、ただの人形だろう?
>>私達は魔族といえど命がある、人形じゃない、だがその感情は沈めておいた方がいい・・」
>>
>>その感情が何時か、取り返しのつかない事に繋がる気がした。
>>
>>「すまん、気を使わせたな。
>>今日のことは、忘れちまってくれ」
>>
>>私は答えなかった・・・・・・・・・・・・・・・答えられなかった・・・・・
>>
>>
>>
>>
>>
>>・・・・・夢を見た・・・・・・・・古い記憶・・・・・赤い魔竜が、共に居た頃の・・・・
>
>ううっ。いい話やなぁ・・・・・・
>>
>>
>>
>><了>
>>
>>
>>
>>
>>
>>あとがき。
>>
>>ども、こんにちはキツネノテブクロです。
>>私の名前が呼びにくい、もしくは打ちにくい場合は、キツネとでも呼んでやってください。
>>
>>この話は獣王様の一人称で、ガーヴと語らっていただきました。って、語ってるんでしょうか?(汗)
>>カッコイイ獣王様と、魔竜王様の話を書こうとして、何だか玉砕してる気がします;;
>>こんなんでも、気が向いたら読んで見てくださいませm(_ _)m
>
>OKです!素晴らしいッすよ!
>これからもFIGHT!!
>
有難う御座います。
ネタが思いつくかぎり、頑張ります。(ネタ切れしなきゃ良いけど(汗))

トップに戻る
9093腹心漬(これは食べられません)キツネノテブクロ 2002/9/10 14:15:47
記事番号9087へのコメント

注:上のタイトルと話の中身は全く関係ありません。




――――――――――――――――――――――――――――――



「たまにはお茶でも、いかがですか?」


――『お茶会』――



海王ダルフィンに誘われ、覇王グラウ=シェラーは魔海にあるダルフィンの居城を訪れていた。
通された場所は、海に面した広いテラス、目に映るのは海と空の蒼だけ・・・

「良い茶葉が手に入りましたの、一人で飲むのも勿体無くて・・・」

ダルフィンは微笑みながら声をかける。
その手の銀のトレーの上には、白地に薄い青の花びらが品良く散った、陶器のティーセットをのせている。

「そのティーセットは、私が以前お前にあうと思ってあげたものだな」

「そう、これは貴方に以前頂いたもの。
貴方をお呼びした時は、これを使おうと思ってましたの」

カップに香茶を注ぎ、グラウ=シェラーに手渡しつつ、ダルフィンは答える。

「このお茶の香りは、気分を落ち着かせ、疲れを和らげる効果があるそうですの。
もっとも、わたくし達魔族には、余り関係ないものですけど・・・」

ダルフィンの言葉に、グラウ=シェラーは微笑する。

「・・・いや、気遣い感謝する・・・」

最近まで魔王を復活させるために、かなり無理をしていたのを気遣っていたのだろう。

グラウ=シェラーの言葉に、ダルフィンは華の様な笑顔をみせる。

「こんなので宜しければ、いつでもお付き合い、いたしますわよ。
この次は、ゼラスも呼びましょう」

「そうだな・・・」







ささやかなお茶会と、華のような笑顔は、疲れた心を癒す。









<了>








あとがき。

何だか良く解らんものを書いてしまった、キツネノテブクロで御座います。
この二人が、本気でこんな静かなお茶会するとは、あまり思ってないんですけどね(汗)
文が思いっきり短いですが、宜しければ読んでみてください。

トップに戻る
9102Re:腹心漬(これは食べられません)ドラマ・スライム 2002/9/10 20:44:28
記事番号9093へのコメント

両方の作品を読ませていただきました。
すばらしい作品ですね。
こうなるとフィブリゾが・・・

これからもがんばってください。

トップに戻る
9114Re:腹心漬(これは食べられません)キツネノテブクロ 2002/9/11 10:06:06
記事番号9102へのコメント

ドラマスライム様、初めましてキツネノテブクロです。
>
>両方の作品を読ませていただきました。
>すばらしい作品ですね。
>こうなるとフィブリゾが・・・
フィブリゾをどうするか、目下思案中です。
>
>これからもがんばってください。
>
感想有難うございます。
これからも、読んで貰えると嬉しいです。

トップに戻る
9111マジでですか!?723 2002/9/10 23:27:33
記事番号9093へのコメント

いや……この組み合わせ大好きにも関わらず、今までお目にかかったことがあまりなく、
「ダルグラ」で検索しても私のサイトか私の投稿した記事ぐらいにしかひっかからなくてムナシイ思いしてたのですが……
えっ……てか本当に……!? しかも二人オンリィで……!?
なんかもう滅茶苦茶感動しました!(そこでか)

>通された場所は、海に面した広いテラス、目に映るのは海と空の蒼だけ・・・
>その手の銀のトレーの上には、白地に薄い青の花びらが品良く散った、陶器のティーセットをのせている。
蒼……青……御二方の呪文に出てくる単語ですな(関係ないから)
>「そのティーセットは、私が以前お前にあうと思ってあげたものだな」
( ̄□ ̄)!!(←言葉にできないほど『喜んでいる』らしい)
>「そう、これは貴方に以前頂いたもの。
>貴方をお呼びした時は、これを使おうと思ってましたの」
>
>カップに香茶を注ぎ、グラウ=シェラーに手渡しつつ、ダルフィンは答える。
優雅ですね〜……。
>「このお茶の香りは、気分を落ち着かせ、疲れを和らげる効果があるそうですの。
>もっとも、わたくし達魔族には、余り関係ないものですけど・・・」
>「・・・いや、気遣い感謝する・・・」
>
>最近まで魔王を復活させるために、かなり無理をしていたのを気遣っていたのだろう。
ぐはァ!?海王様優しいです!そして照れながら言う覇王様可愛いです!(何)
>ダルフィンの言葉に、グラウ=シェラーは微笑する。
>グラウ=シェラーの言葉に、ダルフィンは華の様な笑顔をみせる。
この対比が良いですね……。
>ささやかなお茶会と、華のような笑顔は、疲れた心を癒す。
(覇王様の)微笑みと、(海王様の)優しさに、ダルグラ飢えしてた私の心は癒されました(←嫌だなソレ)

あああっ!せっかくの素晴らしい作品にこんな馬鹿まるだしで変態入ってるコメントをごめんなさいっ!
でも本当に良かったです……これからも頑張って下さいね。

トップに戻る
9115Re:マジでですか!?キツネノテブクロ 2002/9/11 10:28:23
記事番号9111へのコメント

723様、初めまして。
キツネノテブクロです。

>
>いや……この組み合わせ大好きにも関わらず、今までお目にかかったことがあまりなく、
>「ダルグラ」で検索しても私のサイトか私の投稿した記事ぐらいにしかひっかからなくてムナシイ思いしてたのですが……
>えっ……てか本当に……!? しかも二人オンリィで……!?
>なんかもう滅茶苦茶感動しました!(そこでか)
>
>>通された場所は、海に面した広いテラス、目に映るのは海と空の蒼だけ・・・
>>その手の銀のトレーの上には、白地に薄い青の花びらが品良く散った、陶器のティーセットをのせている。
>蒼……青……御二方の呪文に出てくる単語ですな(関係ないから)
>>「そのティーセットは、私が以前お前にあうと思ってあげたものだな」
>( ̄□ ̄)!!(←言葉にできないほど『喜んでいる』らしい)
覇王様は海王様の為に、真面目に選んでますから(笑)
ガーヴはティーセットには興味ないでしょうし、フィブリゾだとお魚さんマークが入った、お子様チック(嫌がらせか?)なのを上げそうです(苦笑)
ゼラスにいたっては、がわ(ティーセット)より中身(お茶)に興味が向きそうで(笑)
>>「そう、これは貴方に以前頂いたもの。
>>貴方をお呼びした時は、これを使おうと思ってましたの」
>>
>>カップに香茶を注ぎ、グラウ=シェラーに手渡しつつ、ダルフィンは答える。
>優雅ですね〜……。
>>「このお茶の香りは、気分を落ち着かせ、疲れを和らげる効果があるそうですの。
>>もっとも、わたくし達魔族には、余り関係ないものですけど・・・」
>>「・・・いや、気遣い感謝する・・・」
>>
>>最近まで魔王を復活させるために、かなり無理をしていたのを気遣っていたのだろう。
>ぐはァ!?海王様優しいです!そして照れながら言う覇王様可愛いです!(何)
>>ダルフィンの言葉に、グラウ=シェラーは微笑する。
>>グラウ=シェラーの言葉に、ダルフィンは華の様な笑顔をみせる。
>この対比が良いですね……。
これが二人のイメージなモノで。
>>ささやかなお茶会と、華のような笑顔は、疲れた心を癒す。
>(覇王様の)微笑みと、(海王様の)優しさに、ダルグラ飢えしてた私の心は癒されました(←嫌だなソレ)
>
>あああっ!せっかくの素晴らしい作品にこんな馬鹿まるだしで変態入ってるコメントをごめんなさいっ!
とんでもないです!
こんなん書いて、読んだ人がひいたら、どうしょうかと思ってたんで、気に入っていただけたら嬉しいです(^^)
>でも本当に良かったです……これからも頑張って下さいね。
有難う御座います。
この二人の組み合わせ、書いてて悪くないと思ったので、また思いついたら書いてると思います。
その際は、読んでみてやって下さいませ。

トップに戻る
9127腹心漬(燃えないゴミ?もしくは粗大ゴミ?)キツネノテブクロ 2002/9/11 17:53:48
記事番号9087へのコメント

注:上のタイトルと話の中身は全く関係ありません。



――――――――――――――――――――――――――――――

魔竜王ガーヴが、魔族を離反した・・・

――『滅び』――

冥王フィブリゾは、その報を主君のもとで聞いた。

「ルビーアイ様、ガーヴを滅ぼすのですか?」

氷の奥に囚われた創造主たる主に、伺いをたてる。

――再び我が下に戻るなら良し・・・だが無理な時は・・・

「その時は・・・我が手で滅ぼしましょう・・・」

フィブリゾは優雅な礼を返し、主の下を辞した。

「ガーヴ、君は本当に・・・」

・・・・うそであって欲しいよ・・・・

同じ創造主より生まれた同胞であり、兄弟・・・もし、戻ってこない時は・・・

「・・・・僕が滅す・・・」

・・・・それが王の名を与えられた者の、背負うべきものだから・・・


人間の中で、あの方の力を借りた、呪文を使う魔道士がいると聞いた。

「冥王様、獣王様の使いで参りました、獣神官ゼロスです。
主より伝言です」

「ゼラスから?」

「はい、『自分は今回の事に関しては、一切手を出さない。
その代わり、ゼロスを使ってくれてかまわない』と・・・」

「ふーん、ゼラスはガーヴとは仲が良かったもんね。
いいよ、言葉どおり、ゼロスに手伝ってもらうよ」

・・・・・ゼラスは見たくないんだね、ガーヴが滅ぶところを・・・

「じゃあ早速動いてもらうよ、ゼロス」



・・・・滅ぼすために生きる者が居る・・・生きるために足掻くものが居る・・・


・・・滅びは・・・悪か・・・それとも・・・救いか・・・答えは・・・





<了>



あとがき。

みぢかい上にカップリングが全く無い。
どんどん短くなってる気が、しないでもないような・・・;;
フィブリゾがちょっと女々しいような、別人な様な(汗)誰あんたって言いたくなる冥王様です(滝汗)
駄文ですが、読んでくれると嬉しいです。

トップに戻る
9134Re:腹心漬(燃えないゴミ?もしくは粗大ゴミ?)ドラマ・スライム 2002/9/11 21:40:20
記事番号9127へのコメント

すばらしいです。(ぐすん)




トップに戻る
9144Re:腹心漬(燃えないゴミ?もしくは粗大ゴミ?)キツネノテブクロ 2002/9/12 09:52:09
記事番号9134へのコメント

ドラマ・スライムさんは No.9134「Re:腹心漬(燃えないゴミ?もしくは粗大ゴミ?)」で書きました。
>
>すばらしいです。(ぐすん)

ありがとうございます、そう言って貰えて嬉しいです。

トップに戻る
9201腹心漬(梅1kg・砂糖500g・果実酒用アルコール一升)キツネノテブクロ 2002/9/14 07:19:38
記事番号9087へのコメント

注:上のタイトルと話の中身は全く関係ありません。



――――――――――――――――――――――――――――――

山の中の庵、魔竜王と覇王は二人、酒を酌み交わしていた。


――『月と雪』――


空には蒼い月が冴え冴えとした光を放っている。


「こういうのも悪くねえだろ」


「そうだな・・」


口元に笑みを浮かべ、杯を傾ける二人・・・


「ん?雪か・・・」


花びらが舞う様に、雪がひらひらと舞い落ちてくる。


「・・・・綺麗なもんだな・・・」


「・・・・ああ」


青い光の中を、ひらひらと・・・


ただ、静かに舞い落ちてくる。


「・・・・ガーヴ、次はゼラスでも誘ってやれ」


「ふっ、そうするさ」


・・・ふわり・・・・・・


雪が杯の中へ舞い落ち、消える・・・


「お前ならダルフィンを誘うか?」


「そうだな・・・その時は茶席でも用意でもするか」


・・・二人の男たちは静かに微笑う・・・




・・・・雪が月を透かす様に舞う・・・ひらひらと・・・・




<了>


あとがき。
みぢかいなあ、今回も(汗)
オッサン二人が語ってます・・・・と言うより飲んでます(笑)
ツリーのタイトルの梅1kgとかは、梅酒の割合です。
読んでもらえると嬉しいです。

トップに戻る
9205Re:腹心漬(梅1kg・砂糖500g・果実酒用アルコール一升)ドラマ・スライム 2002/9/14 10:17:02
記事番号9201へのコメント

腹心漬まだ書いてくれてうれしいです。
これからも是非がんばってください。
よほどの事が無い限り必ず読みますので

トップに戻る
9221Re:腹心漬(梅1kg・砂糖500g・果実酒用アルコール一升)キツネノテブクロ 2002/9/14 14:01:23
記事番号9205へのコメント

ドラマ・スライムさんは No.9205「Re:腹心漬(梅1kg・砂糖500g・果実酒用アルコール一升)」で書きました。
>
>腹心漬まだ書いてくれてうれしいです。
>これからも是非がんばってください。
>よほどの事が無い限り必ず読みますので
嬉しい言葉を有難う御座います。
このシリーズは、続けれるかぎり続けたいと思いますので、よろしくお願いします。

inserted by FC2 system