◆−龍皇奇譚−キツネノテブクロ (2002/9/8 09:23:53) No.9045
 ┣Re:龍皇奇譚−翠紅 (2002/9/8 11:00:18) No.9046
 ┃┗有難う御座います。−キツネノテブクロ (2002/9/8 15:17:16) No.9051
 ┣おおおおお!!!!!−雷甲子 (2002/9/8 15:24:21) No.9052
 ┃┗Re:おおおおお!!!!!−キツネノテブクロ (2002/9/8 16:44:57) No.9057
 ┣龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第一回−キツネノテブクロ (2002/9/8 16:34:50) No.9056
 ┣龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/9 17:01:33) No.9073
 ┣龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第三回−キツネノテブクロ (2002/9/12 09:42:42) NEW No.9143
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第三回−Yuppy (2002/9/12 11:21:02) NEW No.9146
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第三回−キツネノテブクロ (2002/9/12 15:25:19) NEW No.9151
 ┣龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第四回−キツネノテブクロ (2002/9/12 15:05:58) NEW No.9149
 ┃┗Re:龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第四回−ドラマ・スライム (2002/9/12 16:19:15) NEW No.9153
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第四回−キツネノテブクロ (2002/9/13 06:51:17) NEW No.9171
 ┗龍皇奇譚 第一話「黒い女」 最終回−キツネノテブクロ (2002/9/12 16:08:59) NEW No.9152


トップに戻る
9045龍皇奇譚キツネノテブクロ 2002/9/8 09:23:53


こんにちは。
何の意味も無いタイトルを付けつつ、「竜の血の連なり・・・か?」の続編の、新しいシリーズを興そうと画策している、キツネノテブクロで御座います。

リナ:前置きがながいわあぁぁぁぁぁ!!!

長いですかねえ?

リナ:長いわよ(キッパリ)

はあ、そうですか・・・

リナ:ところで、あたしの出番だけど・・・

先に言っておきます。
後書き前書きにおいて暴れるたびに、出番およびセリフカット。

リナ:・・・・喧嘩売ってない?(怒)

いいえ、リナに喧嘩売ったら衛星軌道上を回る羽目になるでしょう(TRY参照)

リナ:何ですってええええ(地を這う声)

アメリア:リナさん取り合えず落ち着いて;;

ああ、このシリーズはちゃんと、リナ達にも出てもらいます。
最初の舞台はゼフィーリアを考えてますけど。

ゼル:何でまたゼフィーリアなんだ?

それは勿論、ゼフィーリア在住の最強の夫婦に出て貰いたいからv

リナ:最強の夫婦?それって・・・・あたしの両親?

違います。

ゼル:・・・・・おい、まさかとは思うが;;

アメリア:ゼルガディスさん?

ゼル:・・・・ツルハシ片手に、カタートで氷を取ってくるような奴や、どこぞの賢者をハンマーでタコ殴りにするような・・・

正解でーすv

リナ:どんな夫婦よそれ(汗)

ゼル:だあああああああ!!
ツルハシ一本でレッサーデーモンを、一度にダース単位で倒すような奴を、出すなああああ!!!!

アメリア:ツルハシ・・・(汗)

リナ:レッサーデーモンをダース単位って;;・・・何者よ?(滝汗)

ゼル:・・・・・・ふっ、俺の親父だ(ぽそ)・・・・・(遠い目)

一同:(滝汗)

あ、ゼルが放心状態に・・・無理ないかな;;
では、近いうちに話を書きますので、気が向いたら読んでやってくださいませ。(お辞儀)





・・・・・・あ、ガウリイのセリフが無かった・・・・

トップに戻る
9046Re:龍皇奇譚翠紅 2002/9/8 11:00:18
記事番号9045へのコメント

どうも。お絵かきのほうにちょこちょこ出没している翠紅です。
コメント初めてです〜。

>ああ、このシリーズはちゃんと、リナ達にも出てもらいます。
>最初の舞台はゼフィーリアを考えてますけど。
>
>ゼル:何でまたゼフィーリアなんだ?
>
>それは勿論、ゼフィーリア在住の最強の夫婦に出て貰いたいからv

まさか。

>リナ:最強の夫婦?それって・・・・あたしの両親?
>
>違います。

まさかまさか。

>ゼル:・・・・・おい、まさかとは思うが;;
>
>アメリア:ゼルガディスさん?
>
>ゼル:・・・・ツルハシ片手に、カタートで氷を取ってくるような奴や、どこぞの賢者をハンマーでタコ殴りにするような・・・
>
>正解でーすv

やっぱりぃぃぃぃ!!!!(狂喜)

>リナ:どんな夫婦よそれ(汗)
>
>ゼル:だあああああああ!!
>ツルハシ一本でレッサーデーモンを、一度にダース単位で倒すような奴を、出すなああああ!!!!

お父様ーーーーーーっっ!!!!待ってましたーーーーーっ!!!!!

>アメリア:ツルハシ・・・(汗)
>
>リナ:レッサーデーモンをダース単位って;;・・・何者よ?(滝汗)
>
>ゼル:・・・・・・ふっ、俺の親父だ(ぽそ)・・・・・(遠い目)
>
>一同:(滝汗)
>
>あ、ゼルが放心状態に・・・無理ないかな;;
>では、近いうちに話を書きますので、気が向いたら読んでやってくださいませ。(お辞儀)

読みます!!絶対読みます!!!親父殿〜〜〜〜っ!!!(落ち着け自分)
ええっと、暴走っつーかわけ分からんコメントですみません。
お話、楽しみにしていますvv



トップに戻る
9051有難う御座います。キツネノテブクロ 2002/9/8 15:17:16
記事番号9046へのコメント

翠紅さんは No.9046「Re:龍皇奇譚」で書きました。
>
>どうも。お絵かきのほうにちょこちょこ出没している翠紅です。
>コメント初めてです〜。

翠紅さま、コメント有難う御座います。

>
>>ああ、このシリーズはちゃんと、リナ達にも出てもらいます。
>>最初の舞台はゼフィーリアを考えてますけど。
>>
>>ゼル:何でまたゼフィーリアなんだ?
>>
>>それは勿論、ゼフィーリア在住の最強の夫婦に出て貰いたいからv
>
>まさか。
>
>>リナ:最強の夫婦?それって・・・・あたしの両親?
>>
>>違います。
>
>まさかまさか。
>
>>ゼル:・・・・・おい、まさかとは思うが;;
>>
>>アメリア:ゼルガディスさん?
>>
>>ゼル:・・・・ツルハシ片手に、カタートで氷を取ってくるような奴や、どこぞの賢者をハンマーでタコ殴りにするような・・・
>>
>>正解でーすv
>
>やっぱりぃぃぃぃ!!!!(狂喜)
>
>>リナ:どんな夫婦よそれ(汗)
>>
>>ゼル:だあああああああ!!
>>ツルハシ一本でレッサーデーモンを、一度にダース単位で倒すような奴を、出すなああああ!!!!

作中でやらせます、ツルハシでレッサーデーモン倒すシーンは。

>
>お父様ーーーーーーっっ!!!!待ってましたーーーーーっ!!!!!

ラダ:うーん、嬉しいねえ(無邪気な笑顔)
キツネの首絞めて、俺を出すよう脅迫したかいがあったなv

冗談でも首絞めないで・・・(汗)普通は死ぬから(泣)
(出番カットしたら夫婦揃って呪いを大量にかけるしなあ(TxT))

>
>>アメリア:ツルハシ・・・(汗)
>>
>>リナ:レッサーデーモンをダース単位って;;・・・何者よ?(滝汗)
>>
>>ゼル:・・・・・・ふっ、俺の親父だ(ぽそ)・・・・・(遠い目)
>>
>>一同:(滝汗)
>>
>>あ、ゼルが放心状態に・・・無理ないかな;;
>>では、近いうちに話を書きますので、気が向いたら読んでやってくださいませ。(お辞儀)
>
>読みます!!絶対読みます!!!親父殿〜〜〜〜っ!!!(落ち着け自分)

ラダ:ありがとなvv
ゼルの奴共々よろしくなv

>ええっと、暴走っつーかわけ分からんコメントですみません。
>お話、楽しみにしていますvv

ありがとうございます。
ラダのおかげで、話が暴走する恐れがあったりしますが(笑)よろしければお付き合いください。(お辞儀)

トップに戻る
9052おおおおお!!!!!雷甲子 2002/9/8 15:24:21
記事番号9045へのコメント


>ああ、このシリーズはちゃんと、リナ達にも出てもらいます。
>最初の舞台はゼフィーリアを考えてますけど。
>
>ゼル:何でまたゼフィーリアなんだ?
>
>それは勿論、ゼフィーリア在住の最強の夫婦に出て貰いたいからv
>
>リナ:最強の夫婦?それって・・・・あたしの両親?
>
>違います。

どきどきどきどきどき・・・・・。(わくわく)

>ゼル:・・・・・おい、まさかとは思うが;;
>
>アメリア:ゼルガディスさん?
>
>ゼル:・・・・ツルハシ片手に、カタートで氷を取ってくるような奴や、どこぞの賢者をハンマーでタコ殴りにするような・・・
>
>正解でーすv

わーーーーい!!!!お父様だあああ!!!!お義父様!!(←問題あり)

>リナ:どんな夫婦よそれ(汗)
>
>ゼル:だあああああああ!!
>ツルハシ一本でレッサーデーモンを、一度にダース単位で倒すような奴を、出すなああああ!!!!
>
>アメリア:ツルハシ・・・(汗)
>
>リナ:レッサーデーモンをダース単位って;;・・・何者よ?(滝汗)
>
>ゼル:・・・・・・ふっ、俺の親父だ(ぽそ)・・・・・(遠い目)
>
>一同:(滝汗)
>

ゼル、むしろ誇れ。そんな家族めったにってか居ないぞvvv(ひでえ)

>あ、ゼルが放心状態に・・・無理ないかな;;
>では、近いうちに話を書きますので、気が向いたら読んでやってくださいませ。(お辞儀)

ってかむしろムリヤリにでも読みます。ええ、読みますとも。
キツネノテブクロさん待ってましたよおお・・・。vvvvv
楽しみにしてまーーーっすvvvv

トップに戻る
9057Re:おおおおお!!!!!キツネノテブクロ 2002/9/8 16:44:57
記事番号9052へのコメント

コメント有難う御座います。
>
>>ああ、このシリーズはちゃんと、リナ達にも出てもらいます。
>>最初の舞台はゼフィーリアを考えてますけど。
>>
>>ゼル:何でまたゼフィーリアなんだ?
>>
>>それは勿論、ゼフィーリア在住の最強の夫婦に出て貰いたいからv
>>
>>リナ:最強の夫婦?それって・・・・あたしの両親?
>>
>>違います。
>
>どきどきどきどきどき・・・・・。(わくわく)
>
>>ゼル:・・・・・おい、まさかとは思うが;;
>>
>>アメリア:ゼルガディスさん?
>>
>>ゼル:・・・・ツルハシ片手に、カタートで氷を取ってくるような奴や、どこぞの賢者をハンマーでタコ殴りにするような・・・
>>
>>正解でーすv
>
>わーーーーい!!!!お父様だあああ!!!!お義父様!!(←問題あり)

ホント人気あるねえ、ラダ氏は。

ラダ:当然だろ。

その自信は何処から;;

>
>>リナ:どんな夫婦よそれ(汗)
>>
>>ゼル:だあああああああ!!
>>ツルハシ一本でレッサーデーモンを、一度にダース単位で倒すような奴を、出すなああああ!!!!
>>
>>アメリア:ツルハシ・・・(汗)
>>
>>リナ:レッサーデーモンをダース単位って;;・・・何者よ?(滝汗)
>>
>>ゼル:・・・・・・ふっ、俺の親父だ(ぽそ)・・・・・(遠い目)
>>
>>一同:(滝汗)
>>
>
>ゼル、むしろ誇れ。そんな家族めったにってか居ないぞvvv(ひでえ)

いや、めったに居たら怖いです(笑)
ラダ氏やメティスみたいな友達は欲しいかな、退屈はし無さそうだから(笑)。

>
>>あ、ゼルが放心状態に・・・無理ないかな;;
>>では、近いうちに話を書きますので、気が向いたら読んでやってくださいませ。(お辞儀)
>
>ってかむしろムリヤリにでも読みます。ええ、読みますとも。
>キツネノテブクロさん待ってましたよおお・・・。vvvvv
>楽しみにしてまーーーっすvvvv
>
有難う御座います。
ラダ氏の見せ場も考えてますので、気楽にお付き合いくださいませ。(お辞儀)
では、この辺で。

トップに戻る
9056龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第一回キツネノテブクロ 2002/9/8 16:34:50
記事番号9045へのコメント

――龍皇奇譚――
 第一話「黒い女」 第一回




エルメキア帝国北、ゼフィーリアとの国境付近の小さな町。
男三人は地図と睨めっこしていた。

焔色の髪に金の目をした美形中年と、緋色の髪を腰より長く伸ばした野性的な男に、青みを帯びた銀の長髪に金混じりの琥珀の目をした美青年。
小さな町のこの酒場では、この三人は目立っていた。
「このまま北に行けば良いな」
地図を見ながら焔色の髪の男――元火竜王ヴラバザードのフレイは二人、ガーヴとヴァルに言う。
「一応確認するけどよ。
ゼフィーリアに居る、スィーフィード・ナイトに会いに行こうとしてるんだよな」
ヴァルがフレイに訊く。
「まあ、スィーフィード・ナイトが、知ってるとは思えねえけどよ。
もしかしたら、手がかりぐれーはあるかも知れねえしな」
水を飲むかのように、酒を豪快に飲みながら、ガーヴは言う。
「・・・何時も思うのだが・・・」
「ん?」
「どこいっても目立ってないか?私達は・・・」
「気のせいじゃねえと思うぜ・・・実際に目立つ容姿だしな・・・おれら;;
ガーヴ様ぐらいだろ、気にしてねえのは・・・」
ヴァルは呆れた目を自らの主に向ける。

視線の先には、この日、何杯目になるのか酒をあおるガーヴが居た。




「迷ってんじゃねーか?」
朝食の後、出発したのだが・・・・・目的地であるゼフィーリアの首都、ゼフィール・シティに向かっていたはずなのだが・・・
「どこだ・・・・ここ?」
地図の上では、もう次の町が見えてくる筈なのだが・・・
「・・・オッサン・・・方向音痴発動したか・・・はあ(ため息)」
「フレイ・・・地図ちゃんと見てんのか?」
「・・・(汗)」
日が暮れかけているのか、周りの木々が赤く染まっていく。
「野宿か」



野宿をするために、適当な場所を探していたら、このあたりを縄張りにしているらしい、盗賊のねぐらに出てしまった。
「暴れていいか(嬉)」
「止めん。
ただし、こっちに被害を出すなよ」
おもちゃを見つけて、喜ぶ子供のような声を出すガーヴに、ただただ疲れたような声で言うフレイ・・・

数分後、ぼこぼこにされた盗賊たちが、そこかしこに転がっていた。

「ヴァル・・・今日はもう寝るか」
「そうだな・・」
久しぶりに大暴れをし、懐も潤って上機嫌のガーヴを尻目に、二人は適当なところを見つけ、さっさと引っ込んだ。
翌朝、改めてゼフィール・シティに向けて出発した。




「最近増えたなー、これ」
街道の真ん中で、男は一人ごちる。
白銀の髪と雪のような肌の、三十前後に見える端正な顔の持ち主、何故か氷を担いで、ツルハシなんぞ持ってたりするが・・・
男が見渡しただけで、三・四十匹は居るであろうレッサーデーモンの大群。
「さっさと片付けて帰らんと、氷が融ける」
言うなり、持っていたツルハシを一閃する。
その衝撃波で、手近に居たダース単位のレッサーデーモンが消滅する。
さらに二度ほど振るうと、そこに居た全てのレーサーデーモンが消滅した。
「そうじ終わり!」
ツルハシを担ぎなおして、男はルビー色の目を、街道脇の木の陰の方に向ける。
「気配消して見物かよ。
いい趣味してんな」
「ちっ、ばれてたか」
木の陰から出てきたのは、緋色の髪を靡かせた男、ガーヴ。
その後ろで、ガーヴに呆れた視線を投げるのは、ヴァルとフレイ。
「大したもんだな、おい。
あれだけのレッサーデーモンをあっさりと、しかもツルハシだけで倒すとはよ」
「俺は、つえーからvv」
「ほう、大した自信家じゃねーか」



「・・・何者だ?」
ガーヴの目に剣呑な光が宿る・・・





「ラダマンティス=グレイワーズ。
・・・・・・・・・・・・・・・・闇の血をひく者さ」


<続>









――あとがき――

こんにちは、キツネノテブクロです。
龍皇奇譚、第一話「黒い女」、第一回をお送りいたしました。

ラダ:意外と早めに書いたな、一週間ぐらいはかかるかと思ってたのによ。
ちょっと文章が、短い気もするが・・・

ほっといて。
第一話の四回目あたりまで案は出てるから、あとは下書きできた順から打ってくよ。
次で、リナ&ガウリイとゼルが出る予定。

ラダ:ゼルにも暫く会ってねえなあ・・・

次の話の終わり位か、第三回の冒頭のあたりで、再会できるようにはするけどね。
やっぱ、息子は可愛い?

ラダ:当然vv

まあ、ここで可愛くないなんて言おうモノなら・・・・

ラダ:メティが・・・(汗)

はははははははは(乾いた笑)
まあ、近いうちに次の話を書くようにしますので、気が向いたら読んでやってください。
では、この辺で。

トップに戻る
9073龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第二回キツネノテブクロ 2002/9/9 17:01:33
記事番号9045へのコメント


――龍皇奇譚――
 第一話「黒い女」 第二回




「おっちゃーん。
メニュー上から順にだだーと持ってきて」
何時ものごとく、飯屋で食事をするリナとガウリイ。
サイラーグでミルガズィア達と別れから、リナの実家のあるゼフィーリアのゼフィール・シティに向かっていた。
カルマート公国を抜け、ゼフィーリア王国の領内に入ったばかりだった。

「平和ねー」
一種戦争のような食事を終え、香茶を飲みつつリナは呟く。
一ヶ月ほど前、知り合いの死を見取った・・・愛する人を失い自らの憎しみに苦しみぬいた男・・・
「みんなどうしてんのかしらねー」
「そうだなー」
ガウリイも食後のお茶を飲みつつ、相槌を打つ。
「アメリアはセイルーンだし・・・ゼルはあそこでお茶飲んでるし・・・って、ゼル!?」
「ゼルガディス!」
白尽くめの怪しさ大爆発な男が、リナ達の席から離れた場所で優雅にお茶を飲んでいた。
「なんだ、今頃気づいたのか?」
言って、男――ゼルガディスは唇の端を上げ、悪戯を思いついた子供のような笑みを浮かべる。



「久しぶりよねー、元気にしてた?」
「ああ」
「でもよ、ゼル。
何でこんなとこに居るんだ?
外の世界に居たんじゃないのか」
「・・・・・・・たまには家に戻って来いと言われてな・・・」
「へ?誰に」
「・・・・母さん」
「ゼルのお母さん?どんな人なの?」
「・・・・聞きたいか?」
地を這うような低い声に、リナ達はちょっとひく。
「ホントに聞きたいか?」
半目のオプション付きの低い声になる。




外の世界での調査に、行き詰まり始めた頃、使い魔が来た。
『ゼルガディスvたまには帰ってらっしゃいvv』
グロテスクな使い魔の口から聞こえる声は、女の声。
「・・・・・母さんか・・・・・」
『ゼル、帰ってらっしゃいvv』
強制力を持った声で言う。
「悪い、まだ帰れん。
この体はまだ元に戻ってないからな」
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・火炎球(ファイアー・ボール)・・・』
「!!」
いきなり目の前に数個の火の玉が現れる。
それがゼルガディスに向かって降り注ぐ。
『帰ってらっしゃいvv』
「・・・・・・・・・・・・ああ(滝汗)」
わが親ながら、恐ろしいと思うゼルガディスだった。





顔を引きつらせ、遠い目をするゼルガディスに、リナとガウリイは何と無く思った。
――触れない方が良いかも・・・(汗)
「そういや、お前さんたちは、どうしてこんなところに居るんだ?」
放心状態あったゼルガディスが、思い出したように訊く。
「え?
あたしの里帰りに、ガウリイが付き合ってるだけよ」
ちょっと顔が赤い。
「出身がゼフィーリアとは聞いていたが、何処なんだ?」
「ゼフィール・シティよ」
「ほう、まだ結構あるな」
ふと、何かを思いついたのか、リナはにやりと笑うと・・・
「ねえ、ゼル。
ゼルのうちに連れてってよ。
いいでしょー」
「止めとけ」
リナの言葉をすっぱり断る、ゼルガディス。
「けちぃー」
「何も好き好んで、人外魔境な奴らに会わんでも・・・」
と、ゼルガディスが言った瞬間。
何処からとも無く、フレア・アローが降ってきた。
「ひょええええええええええええ!!!!!!
なによー!今のー!??」
突然降ってきたフレア・アローの雨に、パニックになるリナとガウリイ。
「・・・・・・・・・母さんか(滝汗)
恐るべし、レゾの孫。


二人が落ち着いたのを、見計らって、話しかける。
「今のフレア・アローは母さんだな」
「あんたの母さん手何者よ????!」
「・・・・・・・レゾの孫」
「って、それだけかい!(怒)」
「知らん方が幸せな事もあるんだ・・・」
遠い目をして言うゼルガディスに、リナとガウリイは何もいえなかった。


<続>


――あとがき――

ども、キツネノテブクロです。

ゼル:なんだこの話は

どうしたんですか?

ゼル:俺の家族を化け物にするつもりか!

ちがうといえます?

ゼル:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まあ、気にしない方が、長生きできるような気もしますが・・・

ゼル:知らんぞ・・・収拾つかんなっても

まあ、その時はその時で。
短いけど今日の後書きはここまで。

ゼル:打ち込むだけで疲れたらしい・・・・年だな・・・

失礼な(怒)

ゼル:ふん

じゃあ、この辺で失礼しますね。
気が向いたら読んでやってください。(お辞儀)

トップに戻る
9143龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第三回キツネノテブクロ 2002/9/12 09:42:42
記事番号9045へのコメント

――龍皇奇譚――
 第一話「黒い女」 第三回



「で、結局ついて来たのか・・・・はあ(ため息)」
本気で呆れているのが解るような、ため息をつくゼルガディス。
「さっきのを見ると本気で気になるんだもん」
可愛く言ってはみるが、呆れた目を返される。
ガウリイにいたっては何も考えて居ないのだろう、リナのいく所に最早本能の様について行くだけ。
「俺は知らんぞ」


「ゼルガディス!?」

声の方を向けばルビー色の目の男・・・

「親父?」

実家まであと少しと言う所で、ゼルガディスは実の父親と再会した。
「親父・・・また、何時もの所に言ってたのか・・・」
父親が背負う氷の塊に目をやって、呆れたように言う。
「あのぉ〜、ぜるぅ〜、この人誰?
それに、なあんであんた達まで居るのよ!」
リナは、男の後ろに居る三人に、指をびしっと指差し喚く。
「まっ、気にすんな」
三人のうちの一人、ガーヴがあっけらかんと言う。
「まあ、その三人が何でここに居るのかは、後で聞くとして・・・で、この白いのは・・・」
「白いのとか言うな(怒)。
俺はこいつ(ゼルガディス)の父親でラダマンティス=グレイワーズ。
よろしくな、お嬢ちゃんvそれと、そっちの兄ちゃんも」
ラダマンティスは息子につっこみを入れつつ、リナ達に優しげな笑みを浮かべて自己紹介をする。
「おれはガウリイ=ガブリエフ」
「リナ=インバースです。
お嬢ちゃんは止めてもらえます」
「いやあ、どう見てもお子様だろ」
「それ以上言うと呪文でふっ飛ばしますよ(はあと)」
「はっはっは、それじゃ我侭なくそ餓鬼だよお嬢ちゃんv」
笑顔に殺気を滲ませるリナと、にこやかな笑顔で応酬するラダマンティス。
「その辺にしとけ二人とも、日が暮れるぞ。
何時までももたもたしてると、母さんに遠隔のドラスレを連打でぶち込まれるぞ」
そのゼルガディスの言葉に、グレイワーズの親子以外は音を立てて血の気が引いていった。


「お帰りなさいませ、ラダマンティス様。
お久しぶりです、若」
大人数でぞろぞろとゼルガディスの家――かなりでかい屋敷に着くと、一人の青年が出迎えた。
黒い髪に褐色の肌、深い藍の瞳の狼をイメージさせる様な、精悍な顔立ちをしている。
「久しぶりだな、クルス、変わりないか?」
「はい、若もお変わり無いようで・・・」
「ゼル、誰?」
「後でな、中に入ってから説明する」


ぞろぞろと中に入って通されたのは、かなり広い応接間。
「改めて、自己紹介させていただきます。
私はこのイモータル家に仕える者で、クロイセル=ディ=ルクセルと申します」
「イモータル?」
リナはクロイセルの言葉に首をかしげる。
「イモータルってのは俺の母さんの家の名さ」
「え?でも・・・」
「いらっしゃい、皆さん。
お帰りなさい、ゼルガディス」
リナがさらに何か言いかけた時、横合いから声がした。
声の方を向けば、そこには孔雀色の瞳にゆるくウエーヴがかかった銀の髪を腰まで伸ばした、三十前後に見える、美しい女性が立っていた。
「初めまして皆さん。
私はイモータル公爵家三十九代目当主、メティス=クレイオ=ジュノー=イモータル。
ゆっくりなさって下さい」


<続>


――あとがき――

やっと第三回か・・・

アメリア:私は何時になったら出るんですか?

早ければ、次の話の最後の辺に・・・

アメリア:いまいち良く解らないんですが、誰が主役なんですか?

影が薄くなってる火竜王さん。

アメリア:影が薄いどころじゃない気がしますけど;;

まあ、この話は「竜の血の連なり・・・か?」の続編だし。
本当は「竜の〜」の中で書き足りなかった事をこれで補うつもりだし。

アメリア:水竜王さんも出るんですか?

メインは水竜王探しだよ、この話・・・流れ的にはそう見えん話になると思うけど・・・

アメリア:見えません(キッパリ)

結構きついね、アメリア;;
まあ、登場人物がどれくらいになるか解らんけど、魔族も出ます。
腹心連中も何らかの形で出します。

アメリア:魔族も出るんですか(嫌そう)

・・・・
アメリアの機嫌が良くないみたいだから、この辺で失礼します。
読んでくれると嬉しいです。では(逃亡)

アメリア:あ、待ちなさい(追跡)

トップに戻る
9146Re:龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第三回Yuppy E-mail 2002/9/12 11:21:02
記事番号9143へのコメント

キツネノテブクロさんは No.9143「龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第三回」で書きました。
>

こんにちは、Yuppyです。

>――龍皇奇譚――
> 第一話「黒い女」 第三回
>
>
>
>「で、結局ついて来たのか・・・・はあ(ため息)」
>本気で呆れているのが解るような、ため息をつくゼルガディス。
>「さっきのを見ると本気で気になるんだもん」
>可愛く言ってはみるが、呆れた目を返される。
>ガウリイにいたっては何も考えて居ないのだろう、リナのいく所に最早本能の様について行くだけ。
>「俺は知らんぞ」
>
>
>「ゼルガディス!?」
>
>声の方を向けばルビー色の目の男・・・
>
>「親父?」
>
>実家まであと少しと言う所で、ゼルガディスは実の父親と再会した。
>「親父・・・また、何時もの所に言ってたのか・・・」
>父親が背負う氷の塊に目をやって、呆れたように言う。

北の魔王のとこに行ってたんですか・・・・・・?

>「あのぉ〜、ぜるぅ〜、この人誰?
>それに、なあんであんた達まで居るのよ!」
>リナは、男の後ろに居る三人に、指をびしっと指差し喚く。
>「まっ、気にすんな」
>三人のうちの一人、ガーヴがあっけらかんと言う。

よっしゃああああああ!!(←高位魔族ファン)

>「まあ、その三人が何でここに居るのかは、後で聞くとして・・・で、この白いのは・・・」

親も白いんですか。

>「白いのとか言うな(怒)。
>俺はこいつ(ゼルガディス)の父親でラダマンティス=グレイワーズ。
>よろしくな、お嬢ちゃんvそれと、そっちの兄ちゃんも」
>ラダマンティスは息子につっこみを入れつつ、リナ達に優しげな笑みを浮かべて自己紹介をする。
>「おれはガウリイ=ガブリエフ」
>「リナ=インバースです。
>お嬢ちゃんは止めてもらえます」
>「いやあ、どう見てもお子様だろ」
>「それ以上言うと呪文でふっ飛ばしますよ(はあと)」
>「はっはっは、それじゃ我侭なくそ餓鬼だよお嬢ちゃんv」
>笑顔に殺気を滲ませるリナと、にこやかな笑顔で応酬するラダマンティス。
>「その辺にしとけ二人とも、日が暮れるぞ。
>何時までももたもたしてると、母さんに遠隔のドラスレを連打でぶち込まれるぞ」
>そのゼルガディスの言葉に、グレイワーズの親子以外は音を立てて血の気が引いていった。
>
ある意味リナより怖いですね。

>
>「お帰りなさいませ、ラダマンティス様。
>お久しぶりです、若」
>大人数でぞろぞろとゼルガディスの家――かなりでかい屋敷に着くと、一人の青年が出迎えた。
>黒い髪に褐色の肌、深い藍の瞳の狼をイメージさせる様な、精悍な顔立ちをしている。
>「久しぶりだな、クルス、変わりないか?」
>「はい、若もお変わり無いようで・・・」
>「ゼル、誰?」
>「後でな、中に入ってから説明する」
>
>
>ぞろぞろと中に入って通されたのは、かなり広い応接間。
>「改めて、自己紹介させていただきます。
>私はこのイモータル家に仕える者で、クロイセル=ディ=ルクセルと申します」
>「イモータル?」
>リナはクロイセルの言葉に首をかしげる。
>「イモータルってのは俺の母さんの家の名さ」
>「え?でも・・・」
>「いらっしゃい、皆さん。
>お帰りなさい、ゼルガディス」
>リナがさらに何か言いかけた時、横合いから声がした。
>声の方を向けば、そこには孔雀色の瞳にゆるくウエーヴがかかった銀の髪を腰まで伸ばした、三十前後に見える、美しい女性が立っていた。
>「初めまして皆さん。
>私はイモータル公爵家三十九代目当主、メティス=クレイオ=ジュノー=イモータル。
>ゆっくりなさって下さい」
>
>
><続>
>
>
>――あとがき――
>
>やっと第三回か・・・
>
>アメリア:私は何時になったら出るんですか?
>
>早ければ、次の話の最後の辺に・・・
>
>アメリア:いまいち良く解らないんですが、誰が主役なんですか?
>
>影が薄くなってる火竜王さん。

ええ!?出てたんですか!?火竜王さん(問題発言)。
>
>アメリア:影が薄いどころじゃない気がしますけど;;
>
>まあ、この話は「竜の血の連なり・・・か?」の続編だし。
>本当は「竜の〜」の中で書き足りなかった事をこれで補うつもりだし。
>
>アメリア:水竜王さんも出るんですか?
>
>メインは水竜王探しだよ、この話・・・流れ的にはそう見えん話になると思うけど・・・
>
>アメリア:見えません(キッパリ)
>
>結構きついね、アメリア;;
>まあ、登場人物がどれくらいになるか解らんけど、魔族も出ます。
>腹心連中も何らかの形で出します。
>
ぃよっっっしゃあああぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁ!!(←くどいようだが、高位魔族ファン)

>アメリア:魔族も出るんですか(嫌そう)

ん?獣王様出ます?あと、ゼロスとフィブ。

>
>・・・・
>アメリアの機嫌が良くないみたいだから、この辺で失礼します。
>読んでくれると嬉しいです。では(逃亡)
>
>アメリア:あ、待ちなさい(追跡)

同じく追跡(待てコラ)

では、頑張ってください!!応援しておりま〜す!!

トップに戻る
9151Re:龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第三回キツネノテブクロ 2002/9/12 15:25:19
記事番号9146へのコメント


>
>こんにちは、Yuppyです。
>
>>――龍皇奇譚――
>> 第一話「黒い女」 第三回
>>
>>
>>
>>「で、結局ついて来たのか・・・・はあ(ため息)」
>>本気で呆れているのが解るような、ため息をつくゼルガディス。
>>「さっきのを見ると本気で気になるんだもん」
>>可愛く言ってはみるが、呆れた目を返される。
>>ガウリイにいたっては何も考えて居ないのだろう、リナのいく所に最早本能の様について行くだけ。
>>「俺は知らんぞ」
>>
>>
>>「ゼルガディス!?」
>>
>>声の方を向けばルビー色の目の男・・・
>>
>>「親父?」
>>
>>実家まであと少しと言う所で、ゼルガディスは実の父親と再会した。
>>「親父・・・また、何時もの所に言ってたのか・・・」
>>父親が背負う氷の塊に目をやって、呆れたように言う。
>
>北の魔王のとこに行ってたんですか・・・・・・?
ラダ氏の趣味ですし(笑)
>
>>「あのぉ〜、ぜるぅ〜、この人誰?
>>それに、なあんであんた達まで居るのよ!」
>>リナは、男の後ろに居る三人に、指をびしっと指差し喚く。
>>「まっ、気にすんな」
>>三人のうちの一人、ガーヴがあっけらかんと言う。
>
>よっしゃああああああ!!(←高位魔族ファン)
>
>>「まあ、その三人が何でここに居るのかは、後で聞くとして・・・で、この白いのは・・・」
>
>親も白いんですか。
着てるものも白いし、髪も白い、色が付いてんのは目だけです。
>
>>「白いのとか言うな(怒)。
>>俺はこいつ(ゼルガディス)の父親でラダマンティス=グレイワーズ。
>>よろしくな、お嬢ちゃんvそれと、そっちの兄ちゃんも」
>>ラダマンティスは息子につっこみを入れつつ、リナ達に優しげな笑みを浮かべて自己紹介をする。
>>「おれはガウリイ=ガブリエフ」
>>「リナ=インバースです。
>>お嬢ちゃんは止めてもらえます」
>>「いやあ、どう見てもお子様だろ」
>>「それ以上言うと呪文でふっ飛ばしますよ(はあと)」
>>「はっはっは、それじゃ我侭なくそ餓鬼だよお嬢ちゃんv」
>>笑顔に殺気を滲ませるリナと、にこやかな笑顔で応酬するラダマンティス。
>>「その辺にしとけ二人とも、日が暮れるぞ。
>>何時までももたもたしてると、母さんに遠隔のドラスレを連打でぶち込まれるぞ」
>>そのゼルガディスの言葉に、グレイワーズの親子以外は音を立てて血の気が引いていった。
>>
>ある意味リナより怖いですね。
そうですねー(遠い目)
>
>>
>>「お帰りなさいませ、ラダマンティス様。
>>お久しぶりです、若」
>>大人数でぞろぞろとゼルガディスの家――かなりでかい屋敷に着くと、一人の青年が出迎えた。
>>黒い髪に褐色の肌、深い藍の瞳の狼をイメージさせる様な、精悍な顔立ちをしている。
>>「久しぶりだな、クルス、変わりないか?」
>>「はい、若もお変わり無いようで・・・」
>>「ゼル、誰?」
>>「後でな、中に入ってから説明する」
>>
>>
>>ぞろぞろと中に入って通されたのは、かなり広い応接間。
>>「改めて、自己紹介させていただきます。
>>私はこのイモータル家に仕える者で、クロイセル=ディ=ルクセルと申します」
>>「イモータル?」
>>リナはクロイセルの言葉に首をかしげる。
>>「イモータルってのは俺の母さんの家の名さ」
>>「え?でも・・・」
>>「いらっしゃい、皆さん。
>>お帰りなさい、ゼルガディス」
>>リナがさらに何か言いかけた時、横合いから声がした。
>>声の方を向けば、そこには孔雀色の瞳にゆるくウエーヴがかかった銀の髪を腰まで伸ばした、三十前後に見える、美しい女性が立っていた。
>>「初めまして皆さん。
>>私はイモータル公爵家三十九代目当主、メティス=クレイオ=ジュノー=イモータル。
>>ゆっくりなさって下さい」
>>
>>
>><続>
>>
>>
>>――あとがき――
>>
>>やっと第三回か・・・
>>
>>アメリア:私は何時になったら出るんですか?
>>
>>早ければ、次の話の最後の辺に・・・
>>
>>アメリア:いまいち良く解らないんですが、誰が主役なんですか?
>>
>>影が薄くなってる火竜王さん。
>
>ええ!?出てたんですか!?火竜王さん(問題発言)。
第一回のみセリフが多少あるぐらいで;;;
>>
>>アメリア:影が薄いどころじゃない気がしますけど;;
>>
>>まあ、この話は「竜の血の連なり・・・か?」の続編だし。
>>本当は「竜の〜」の中で書き足りなかった事をこれで補うつもりだし。
>>
>>アメリア:水竜王さんも出るんですか?
>>
>>メインは水竜王探しだよ、この話・・・流れ的にはそう見えん話になると思うけど・・・
>>
>>アメリア:見えません(キッパリ)
>>
>>結構きついね、アメリア;;
>>まあ、登場人物がどれくらいになるか解らんけど、魔族も出ます。
>>腹心連中も何らかの形で出します。
>>
>ぃよっっっしゃあああぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁ!!(←くどいようだが、高位魔族ファン)
>
>>アメリア:魔族も出るんですか(嫌そう)
>
>ん?獣王様出ます?あと、ゼロスとフィブ。
約一名、魔族の方に重要な役を、引き受けていただこうかと、思ってたりします。
ので、ちょっと今はいえません(笑)が、ゼロスは出ます。
>
>>
>>・・・・
>>アメリアの機嫌が良くないみたいだから、この辺で失礼します。
>>読んでくれると嬉しいです。では(逃亡)
>>
>>アメリア:あ、待ちなさい(追跡)
>
>同じく追跡(待てコラ)
>
>では、頑張ってください!!応援しておりま〜す!!
>

応援有難う御座います(結局捕まった)

登場シーンはそれなりに用意しようかとは、思ってるんですが、予定通りに行くかどうかは解りませんが(おい)、魔族の方たちにも、高みの見物なんぞ出来ん状況に、叩き込んでやろうと画策しておりますので(笑)。

では(再び逃亡)

アメリア:ああああ!逃げるなんて卑怯ですぅ!(追跡)

トップに戻る
9149龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第四回キツネノテブクロ 2002/9/12 15:05:58
記事番号9045へのコメント

――龍皇奇譚――
 第一話「黒い女」 第四回




その夜、リナ達三人は広い客まで話し込んでいた。
「まさか、ゼルが貴族の出だったとはねえ、しかもゼフィーリアの」
「別に秘密にするつもりは無かったんでが、レゾの一件であんたらに会ってから、連絡一つ取ってなかったんだ」
「ちょおと気になったんだけど、ラダさんて、アルビノって奴?」
「いや、親父はアルビノじゃないんだ。
母さんが言うには、昔は目が銀色だったらしい」
「ふーん」
「なあ、ゼルガディスの親って若くないか?おれと大差ないようにも見えるんだけど・・・」
「そうよねー、妙に若々しいわね」
二人の言葉に、ゼルガディスは意地悪そうな笑みを浮かべ・・・
「二人ともあれで40だ」
「うぞ;;」
「本人達に聞いてみるか?」

こんこん

「誰?」
ノックの音にリナが誰何の声を出す。
「俺らだ」
戸の向こうから聞こえたのはガーヴの声。
「開いてるからどーぞ」
リナに言われガーヴが入ってくる。
後ろからヴァルとフレイ、何故かラダマンティスが続いて入ってくる。
「親父?」
問いかけの声を出すゼルガディスを一瞥し、ラダマンティスはリナに話しかける。
「リナちゃん、君のお姉さん、ルナ=インバースはスィーフィード・ナイトだよね」
「姉ちゃんのこと知ってんの?」
リナが驚いて聞き返す。
「俺がというより、メティがな。
で、君らに話がある」


ラダマンティスの話とは、リナの姉ルナ=インバースが女王に呼ばれ、王城に居る事。
そして、自分達一家も城に呼ばれている事。
さらに、リナとガウリイはルナに呼ばれている事などだった。
ゼルガディスが妹の事を聞くと、既に城にいるとの事だった。

「何が起きてるかは知んないけど、姉ちゃんに呼ばれるんだから、行かなきゃ殺される(泣)」
「リナの姉ちゃんって・・・(汗)」


「私が城まで貴方方を転送します」
朝一番、起き抜けにメティスがリナ達に言う。
「非常用の魔法陣があるの、私以外は使えないけどねvv」
「この家にそんなものがあったのか(汗)
俺がガキの頃には無かったよな・・・」
「さ、行きましょうか」

転送は一瞬だった。
「ここは?」
「城に用意されたラダの部屋よ。
さあ、陛下に会いに行きましょうか」


白魔術都市セイルーン・シティ。
六芒星を描く都市の中心に、この国の王城がある。
「それでは父さん、行ってきます」
「うむ、アメリア無茶するでないぞ」
豪快な父の抱擁にしっかり答えるアメリア・・・・さすが似たもの親子・・・・

<続>


――あとがき――

第四回。
次で第一話最終回。

ヴァル:おい(怒)

ん?

ヴァル:俺の出番は無いのか?(怒)

一話の段階じゃ殆ど無い。
第二話に突入すると変わってくるけど。

ヴァル:二話に入ったら俺の出番があるんだな?(脅迫気味)

何人かは見せ場を作ろうと思ってるから。
気長に待ってて。

ヴァル:・・・・・・・・・

第二話には、第一話で出てこなかった方達なんかを出そうと思ってるから。
フィリアも出すよ。

ヴァル:・・・・・・・・・・・・・・・さらに騒々しくなるな(ぽそ)

ま、良いんじゃないか。
他に聞くことは?

ヴァル:・・・・べつにねえな

じゃあこの辺で。

ヴァル:じゃあな。

トップに戻る
9153Re:龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第四回ドラマ・スライム 2002/9/12 16:19:15
記事番号9149へのコメント

キツネノテブクロ様
竜血の一話からまとめて読ませていただきました。
これからもがんばって書き込んでください。

僕の作品読んでないなら是非読んでください(前にも言ったかのう)

トップに戻る
9171Re:龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第四回キツネノテブクロ 2002/9/13 06:51:17
記事番号9153へのコメント

ドラマ・スライムさんは No.9153「Re:龍皇奇譚 第一話「黒い女」 第四回」で書きました。
>
>キツネノテブクロ様
>竜血の一話からまとめて読ませていただきました。
>これからもがんばって書き込んでください。
有難う御座います。
まとめて読むと結構な量になりますよね・・・
>
>僕の作品読んでないなら是非読んでください(前にも言ったかのう)
これから、だだーと読んできます。

レス有難う御座いました。

トップに戻る
9152龍皇奇譚 第一話「黒い女」 最終回キツネノテブクロ 2002/9/12 16:08:59
記事番号9045へのコメント
――龍皇奇譚――
 第一話「黒い女」 最終回




王城に集まった顔ぶれは、人、魔、竜、の力ある者たち。
名を上げると――リナ=インバース、ガウリイ=ガブリエフ、ゼルガディス=グレイワーズ、フレイ(火竜王ヴラバザード)、魔竜王ガーヴ(元・魔王の腹心)、ヴァル=アガレス(エンシェント・ドラゴン)、ルナ=インバース(赤竜の騎士)、ラダマンティス=グレイワーズ、メティス=イモータル、ラフィリアス=イモータル、以上である。
「女王陛下、セイルーンの王女殿下が来られました」
動きやすそうな白い巫女の服を着た少女、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが、謁見の間に姿を現す。
「女王陛下、セイルーンの王女アメリアです。
今回の事は、セイルーンも未だ把握しきれておらず、それにより、私がこちらに赴く事になりました」
女王は軽く頷く。
「ご苦労様です、アメリア王女。
ここにいる者達にはまだ説明しておらぬ、確認を兼ねて説明しよう」
女王の言葉にルナが一歩前に出る。
「まずは私から説明するわね。
リナ、ちゃんと聞いておきなさいよ。
それと、そこで覗いてる奴、出てきなさい!」
「あ、ばれちゃいましたか。
お久しぶりです、みなさん」

『ゼロス!!』

そこに居たのは、ニコ目魔族の獣神官。
竜族やエルフからは「竜を滅せし者」とか、言われているが。
リナ達には「パシリ魔族」だの「生ゴミ」だの「後姿がゴキブリ似」だの呼ばれ、便利なマジックアイテムと化している。
「何しに来たのよ?」
胡散臭げにゼロスを見るリナ。
「それは・・・」
『秘密です』
ゼロスを直接知らない筈の人たちまで、一緒になって言う。
「ああああああああああああああああ!
みなさんのいぢワるッ!!!」
「取り合えず、あれはほっぽといて、話を進めるわね」
バックに火の玉と縦線のオプションを付け、「の」の字を書いていぢけるゼロス。
「ま、あいつが何かしたら、俺が締め上げる」
ガーヴがしれっと言う。
「・・・・(泣)」

「まず、最初に何者かが私を襲ってきたのよね、ぷちっと倒したけどv
問題は、そいつらが魔族でも人間でも無かった事」
「魔族でも人間でもない?」
「姉ちゃん、それって・・・」
「かといって、神族でもなかった。
何ていうか・・・異質な存在(もの)・・・」
「何それ・・」

「襲われたのは、ルナさんだけじゃありません。
高位魔族の方たちもです」

いつの間に復活したのかゼロスが発言する。
「どうゆうことよ?」
「どうやらこの世界に、魔でも神でもない何者かがいると言うことです」
その場に重い空気が落ちる。

「バールウィンとランゴードが何者かと交戦している?!」

それまで状況を淡々と見ていたフレイが言う。
だが、その目の焦点が合っていない・・・・
「火竜王?!」
ルナが何かを感じたのか、フレイに駆け寄る。

どさっ!!

いきなりその場にフレイが倒れる。
「どうしたフレイ!?」
ガーヴもフレイに駆け寄る。



そこに居た者全てがある一点に視線が止まる・・・


黒衣に黒のベールで顔を隠した女が、闇色の光に包まれそこに居た――――


<第一話・終>


――あとがき――

どかっ!

痛い!
いきなり何するかな(怒)

フレイ:黙れ!(怒)
何だこの扱いは(怒)

気にしてたら胃に穴が空きますよ。

フレイ:誰のせいだと思ってるんだ?ええ!!(怒)

私かな

フレイ:(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)

私が書くと主役は霞むものらしい・・・貧乏くじ引いたと思って諦めたほうがいいな・・・

フレイ:貴様(怒)

血管が切れるぞ、そんなに怒ってると。
年なんだから。

フレイ:(ぷちっ)

あ、嫌な音がした(汗)

フレイ:混沌の海に沈めてやろう(地を這うような声)

遠慮するぅぅぅぅぅぅぅー!!(逃亡)

フレイ:待て!(追跡)












巻いたかな?
次は第二話でお会いしましょうそれでは(逃)






フレイ:何処いったあああああああああ!!!!!!

inserted by FC2 system