◆−薔薇の香は過去への切符・5−ザズルア=ジャズルフィードゥ (2002/4/13 16:02:04) No.8296
 ┗薔薇の香は過去への切符・6−ザズルア=ジャズルフィードゥ (2002/4/20 11:19:15) No.8334
  ┗切符、お疲れ様♪未来vv(はあと)−かお (2002/4/25 23:35:09) No.8389
   ┗『未来』は予定より大幅遅れる予定。(激しく待て)−ザズルア=ジャズルフィードゥ (2002/4/27 10:14:07) NEW No.8395


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8296薔薇の香は過去への切符・5ザズルア=ジャズルフィードゥ E-mail 2002/4/13 16:02:04


 カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ・・・。
 静かなはずの図書館にひときわ目立つ音。
 そこには・・・
「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!なんでこんなにパソコンが馬鹿になってるのよ!!」
 ・・・ブチ切れている作者の姿があった。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

薔薇の香は過去への切符・5

「僕たちにとってお前達は邪魔なんだ。だから消えて貰うよ。」
 言ってショーネオルは手のひらをゼルガディスたちに向けた。瞬間、そこから閃光が放たれる。
「!」
 間一髪、ゼルガディスたちはその閃光を避ける。
「消すと言われて――」
 ヴェルタニーアが腰の剣を抜き放つ。
「おとなしく消されてたまるかぁっ!!」
「待て!ヴェルタニーア!!」
 ゼルガディスが止めるのも聞かずにヴェルタニーアはショーネオルに剣を振り下ろす。だが、
「こんななまくら剣で僕をどうにかできると思った?」
「!?」
 ショーネオルはヴェルタニーアの剣を素手で受け止めた。
「『本物』だったら僕を斬れたかもしれないけど、残念だったね。」
 呟き、ショーネオルは手のひらをヴェルタニーアに向けて、閃光を放つ。
「ぐわぁっ!!」
「ヴェルタニーア様!!」
 吹っ飛ばされたヴェルタニーアに駆け寄るハール。
「心配するな・・・こんなのかすり傷程度だ。」
 ヴェルタニーアはそう言うが、本当はかなり苦しいようだ。
「お前・・・やはり魔族か!?」
「ご名答、さすが魔族と戦いなれているだけのことはあるね。
 でも・・・それがわかったところで僕を倒せるわけじゃないけどね。」
「そうかな?倒すとまではいかなくても、お前を追い払うくらいは・・・。」
「へぇ、今の身体のままで?」
「あっ・・・!」
 言われてゼルガディスは気がついた。今はブロウデーモンとのキメラではなく、たいした魔力を持っていない少年だと言うことに。
「だったら、私が相手になりましょう!!」
 そこでショーネオルをびしぃっ!と指差したのはアメリアだった。
「ほぉ、お前が。気合充分だね。でも――」
 一瞬、ショーネオルの姿が見えなかった。
「それだけで僕に勝てるかな?」
 ショーネオルはアメリアの懐に素早く飛び込み、彼女のみぞおちに蹴りを入れる。
「っはぁ!!」
「アメリア!!」
 蹴り飛ばさせた少女の名を叫ぶゼルガディス。
「大丈夫です・・・、ゼルガディスさん。」
 蹴られたところを押さえつつも立ち上がるアメリア。
「さすがだね、噂どおりの頑丈さだ。」
「ふっ、私の心に正義の炎が燃えつづけている限り、魔族なんかには負けません!!」
「正義・・・か。僕の管轄外だね。
 果たしてその『正義』とやらで僕に勝てるかな?」



(どうしよう・・・。)
 ハールは自分の無力さに苛立っていた。
 魔法は使えないし、魔族に対抗できる魔法剣なども持っていない。持っていたとしても自分にはそれを使いこなす技術もない。
(あたしは歌うことしか出来ないし・・・。)
 心の中で呟き、ふと気付く。
(歌・・・?)
 ハールにある方法が閃いた。
(あるじゃないか、この馬鹿娘!!)
 心の中で自分に渇を入れ、ハールは背負っていた弦楽器を弾き始めた。
「こんな時に何、曲なんて弾いている!?」
「いや、いいんだ。」
 何も知らないヴェルタニーアの怒鳴り声をゼルガディスが遮る。
「あいつに歌わせとくんだ。」

――この世界に住まう精霊たちよ 今鋼に宿らん
  鋼は今力を得て 魔の使者を断ち切らん
  光の紡ぐ呪は 今力となりて 世界に現れん――

「ゼル!ヴェルタニーア様!今です!!」
 歌い終わり、ハールは叫ぶ。
「だから何がやりたいんだお前は!?」
「こうしろって事さっ!」
 訳がわからないヴェルタニーアにゼルガディスが見本とばかりにショーネオルに斬りかかる。
「何っ!?」
 とっさに避けることが出来ず、ショーネオルはその一撃を食らう。
「ぐわぁっ!」
 なにがどうなったのかよく理解できないが、剣に力がこもったということは理解できたヴェルタニーアはショーネオルに刃を振るう。
「うわぁっ!!」
 連続攻撃を受け、ショーネオルは少し遠くに身を引く。
「まさかお前らに斬られるとはな・・・、予想もしなかったよ。
 次からは油断しないようにしなくちゃね・・・。」
「貴様・・・!」
「お待ちください、ヴェルタニーア様。」
 再び斬りかかろうとするヴェルタニーアをハールは止める。
「ゼル、アメリア、ヴェルタニーア様、あたしのいう通りにして。」



「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
 必殺の気合と共にヴェルタニーアがショーネオルに斬りかかる。
「そんな攻撃を二度も食らうわけが・・・。」
 ショーネオルが三度閃光を放とうとする。だが、
『崩霊烈(ラ・ティルト)!!』
 ゼルガディスとアメリア、二人の魔法がショーネオルに放たれる。
「うわぁっ!!」
 そこにヴェルタニーアの一撃!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 雄叫びを上げるショーネオル。
「お前などに・・・僕が負けるなど・・・。」
 ショーネオルは必死の思いでゼルガディスに近づく。だが、その前にショーネオルは崩れるように消えていった。
「倒した・・・な。」
「そのようだな。」
「!ゼルガディスさん、その体・・・!」
 振り返り、アメリアは驚く。
 彼女の視線の先には、金属の髪と岩の肌の青年――若返る前のゼルガディスがいた。
「元に戻ったんですね!!」
「元に戻ったという表現は正しいかどうかは分からんが・・・。」
「お前・・・!」
 若いゼルガディスしか見なかったヴェルタニーアは驚いた。が、すぐに笑い顔になる。
「まさかキメラだったとはな。」
「好きでこうなったわけじゃないけどね。」
「好きで・・・?
 それじゃあ、人間に戻る方法を探してるってことかい?」
「お前・・・、まさかその方法を知っているのか!?」
 ゼルガディスはヴェルタニーアに食いついてくる。
「い・・・いや、別にそういうわけじゃないが。
 ただ・・・な、おれみたいに無謀なことをしているなって思っただけだ。」
「無謀で悪かったな。これでも俺は本気だぞ。」
「悪くは無いさ。そういう奴は嫌いじゃない。」
 言ってヴェルタニーアはきびすを返す。
「じゃあな。機会があればまた会うかもな。」
 こうして、褐色の剣士は去っていった。

つづく

××××××××××××××××××××××××××◇××××××××××××××
あとがき

ハ:毎回うざい!!
 ゴツン!(弦楽器で殴る)
ザ:いったぁ〜い・・・。何するのよ娘。
ハ:あたしはあんたの娘になった覚えは無い!!
  それに、今回はどうしたのよ!?
ザ:うんとね、フロッピーの中のメモ帳がぐちゃぐちゃになっちゃって↑の小説が消えちゃったでしょ、半角/全角キーやカタカナ ひらがなキーが使えなくなったり、あたしのアドレスを誰かが勝手に使ってあったり、ツリーが落ちたり・・・。
ハ:アドレスはともかく・・・、ほかは根性でどうにでもなるでしょ!?
  現に小説は一日で書き直したし!!
ザ:でも、人間便利なのが急に使えなくなると悪性のストレスが溜まるものだしぃ・・・。
  まぁ、それはともかく、新規ですが『薔薇の香は過去への切符・5』をお送りしました!!
  で、あまり関係ないけど、6年前に占いには興味はあるけど恋には興味の無い当時のあたしにあたしのお父さんが恋の星座占いの本を買ってきてくれた事がありました。
ハ:本気で関係ないし・・・。
ザ:話の本題はこれから。
  で、その本であたしのオリキャラ達の星座を調べたらびっくり仰天。
  適当にあわせただけのはずなのにモロぴったしなのです!!
  ちなみにスプルは4月25日生まれ(次回は彼女の誕生日がらみの話になる予定v)、セイドは2月28日生まれです。(前に彼らの誕生日を教えた時、これと違っていたものを教えたRちゃん、ごめん・・・。)
ハ:あたしは?
ザ:・・・・・・。
ハ:をい。まさか・・・、考えてない、とかいう気?
ザ:・・・それでは皆さんこれでっ!
(メタルスラ●ム並といわれた逃げ足で逃げる作者)
ハ:またんかテメーっ!!
(追いかけるハール)


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8334薔薇の香は過去への切符・6ザズルア=ジャズルフィードゥ 2002/4/20 11:19:15
記事番号8296へのコメント

薔薇の香は過去への切符・6

「う・・・ん。」
 窓から差し込む朝日に青い髪の青年――セイドは目を覚ました。
「!?」
 そして驚いた。隣ですぅすぅ寝息を立てている少女――スプルに気付いて。
(なななななんでスプルさんがオレの横に・・・!?
 確か昨日は兄貴とゼロスと同じ部屋だったはず・・・。)
 セイドはあわて手回りを見渡すが、その二人はいない。当然のことである。セイドの思っている『昨日』は子供になる前の日のこと――つまり、若返ったときの記憶がないのである。
(と・・・とにかく、一刻も早くこの場を去らないと・・・。
 スプルさんが起きて気づかれたら絶対殺される!!)
 慌てて――しかし、スプルを起こさないようにそっと――セイドは部屋を出ていこうとする。

 ガチャ。

『うわぁあぁあぁあぁあぁっ!?』
 セイドがドアを開けると、ちょうど部屋に入ろうとしていたゼロスと鉢合わせした。
「ふぅ・・・、驚いた。
 おや、セイドさん。昨夜はスプルさんとお熱かったようで。」
 ゼロスがとんでもない冗談を言う。無論、セイドが動揺するのを楽しむために。
「ち・・・違っ!!」
「何が違うのです?」

 ぴきっ!

 背後からの声に凍り付くセイド。振り向けば、少々乱れた寝間着姿でまだ眠い目をこする姿がせくしぃvなスプルが上半身を起こしていた。
 ・・・いや、こんな状況にせくしぃもなにもあったもんじゃないけど。
「・・・・・・。」
 寝ぼけ眼でスプルはセイドを凝視する。
(殺される!絶対フライパンで殺される!!)
 冷や汗だらだら流しながら思うセイド。だが、その心配はなかった。
「あら、セイドさん、ゼロス。元に戻ったのですね。」
「えぇ、なんか目が覚めたら戻ってたんですよ。」
「・・・はい?」
 朗らかなスプルとゼロスの会話に入り込めないセイド。
「元にって・・・何の話ですか?」
「あら、セイドさんは覚えていないのですか?」
 スプルはくすくす笑いながら言う。
「セイドさん、突然妙なことを聞きますがあなたのファーストキスの相手はどんな方でした?」
「え・・・!?
 確か・・・結構マセガキで年上のお姉さんに一方的にした気が・・・。」
 言ってセイドは頬を赤らめる。
「でも、それと何の関係が・・・。」
「そのお姉さんの顔、よく思い出してみて下さい。」
 スプルに言われ、セイドは記憶を掘り返した。
「黒い髪で・・・、目がウサギみたいに赤くて・・・、綺麗な顔してて・・・、・・・・・・まさかっ!?」
「そのお姉さんの名前、スプル=フェアリーマと言うのではありませんか?」

 一瞬、セイドの頭の中が真っ白になった。

 何故だか分からないが、わかる事はただ一つ。
 子供の自分がスプルに一方的にキスしたこと。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」
 セイドは床に頭を何度もぶつけて土下座する。
「な・・・なにもそこまであやまらなくても・・・。
 気にしないで下さい、子供のやった事ですから。」
 子供のやった事。
 スプルのその言葉にセイドは二つの相違な感情を持った。
 安堵感と情けなさ。
 これでスプルにフライパンで半殺しにされなくて済む。だが、その時相手が子供だったとはいえ、知り合いの男にキスされたのにこの態度。男として見られていない証拠である。
「あ〜〜〜〜!ぐっども〜にんぐ♪」
 部屋の外から御気楽な声がした。直後、ドアからゼルガディスとアメリア、そして声の主のハールが入ってきた。
「どうやらお前らも元に戻ったみたいだな。」
「はい。ボクなんかおまけに――」
 ひゅいん、とゼロスの姿が消えた。そう思ったらアメリアの背後に現れる。
「病気まで治っちゃいました♪」
 そしてぎゅっとアメリアに抱きつく。
「きゃっ!」
「き・さ・まぁ〜、アメリアに何をする!!」
 即座にゼルガディスは術の詠唱をする。
『崩霊烈(ラ・ティルト)!!』
 ゼルガディスはその術をゼロスに向けて放ったが、間一髪で――わざとだろうが――ゼロスは避けた。
「美味しい朝ご飯、ありがとうございました〜♪それではボクはこれで。」
 そしてゼロスはアストラルサイドに引っ込んでいった。
「あれ?ゼルガディスさん、どうしたんですかそのブローチ。」
「ん?」
 アメリアに言われて、ゼルガディスは胸のブローチを見る。
 赤い宝珠がはめ込まれていたはずなのにその宝珠は深海のような青色になっていた。
「なんだこれは・・・?」
 一同に、新しい謎が生まれた・・・。

           ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇

あとがきと思えるもの         ザズルア=ジャズルフィードゥ&ハール=ターン

 どぉもどもっ!(多分)長らくお待たせしました!!今ここに、「薔薇の香は過去への切符」を完結させました!!
「(多分)ってあたりにまったく誠意を感じられないんだけど・・・。
 あ、ちなみに「完結」させたのは「薔薇の香」であって「薔薇」の方ではないのであしからず。」
 さて、次回のサザエさん・・・ではなく、薔薇シリーズは!?
「ハールです!なんかね、スプルに婚約者がいる事が判明したの。セイド、傷つくだろうなぁ・・・。
 次回、「薔薇の見る未来(ゆめ)・1 〜Gold eyes side〜&〜Garnet eyes side〜」「薔薇の見る未来(ゆめ)・2」「薔薇の見る未来(ゆめ)・3〜Blackpearl eyes side〜」の合計四本です!作者の予定としてはスプルの誕生日にだそうと夢見てます!
 ・・・って、なんでサザエさんチックに予告すんの?」
 なんとなくやってみたくなった。
「さてと・・・予定通りに進めるためには、今からあんたには必死に↑の下書きをしてもらわなくっちゃねv」(何故か鞭を構える)
 しくしくしくしく・・・。それじゃあみなさん、そういうことで・・・。
「じゃあね〜♪」


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8389切符、お疲れ様♪未来vv(はあと)かお E-mail URL2002/4/25 23:35:09
記事番号8334へのコメント

ザズルア=ジャズルフィードゥさんは No.8334「薔薇の香は過去への切符・6」で書きました。
>
こんにちわ♪ザズルアさん♪
感想、かーぁなり遅れました(汗)
>薔薇の香は過去への切符・6
>
>「う・・・ん。」
> 窓から差し込む朝日に青い髪の青年――セイドは目を覚ました。
>「!?」
> そして驚いた。隣ですぅすぅ寝息を立てている少女――スプルに気付いて。
>(なななななんでスプルさんがオレの横に・・・!?
> 確か昨日は兄貴とゼロスと同じ部屋だったはず・・・。)
> セイドはあわて手回りを見渡すが、その二人はいない。当然のことである。セイドの思っている『昨日』は子供になる前の日のこと――つまり、若返ったときの記憶がないのである。
お約束ですね(はあと)
>(と・・・とにかく、一刻も早くこの場を去らないと・・・。
> スプルさんが起きて気づかれたら絶対殺される!!)
> 慌てて――しかし、スプルを起こさないようにそっと――セイドは部屋を出ていこうとする。
・・・・もーちょい、積極的になりましようよ(笑)
>
> ガチャ。
>
>『うわぁあぁあぁあぁあぁっ!?』
> セイドがドアを開けると、ちょうど部屋に入ろうとしていたゼロスと鉢合わせした。
>「ふぅ・・・、驚いた。
> おや、セイドさん。昨夜はスプルさんとお熱かったようで。」
> ゼロスがとんでもない冗談を言う。無論、セイドが動揺するのを楽しむために。
>「ち・・・違っ!!」
>「何が違うのです?」
さすが、ゼロスです♪(はあと)
>
> ぴきっ!
>
> 背後からの声に凍り付くセイド。振り向けば、少々乱れた寝間着姿でまだ眠い目をこする姿がせくしぃvなスプルが上半身を起こしていた。
> ・・・いや、こんな状況にせくしぃもなにもあったもんじゃないけど。
>「・・・・・・。」
> 寝ぼけ眼でスプルはセイドを凝視する。
>(殺される!絶対フライパンで殺される!!)
フライパンでっ・・て(笑)
> 冷や汗だらだら流しながら思うセイド。だが、その心配はなかった。
>「あら、セイドさん、ゼロス。元に戻ったのですね。」
>「えぇ、なんか目が覚めたら戻ってたんですよ。」
>「・・・はい?」
> 朗らかなスプルとゼロスの会話に入り込めないセイド。
>「元にって・・・何の話ですか?」
>「あら、セイドさんは覚えていないのですか?」
> スプルはくすくす笑いながら言う。
スプルさん・・・・。
実は、結構、きにいってたんじゃあ・・・(笑)
>「セイドさん、突然妙なことを聞きますがあなたのファーストキスの相手はどんな方でした?」
>「え・・・!?
> 確か・・・結構マセガキで年上のお姉さんに一方的にした気が・・・。」
> 言ってセイドは頬を赤らめる。
>「でも、それと何の関係が・・・。」
>「そのお姉さんの顔、よく思い出してみて下さい。」
> スプルに言われ、セイドは記憶を掘り返した。
>「黒い髪で・・・、目がウサギみたいに赤くて・・・、綺麗な顔してて・・・、・・・・・・まさかっ!?」
>「そのお姉さんの名前、スプル=フェアリーマと言うのではありませんか?」
>
> 一瞬、セイドの頭の中が真っ白になった。
はははははは(笑)
>
> 何故だか分からないが、わかる事はただ一つ。
> 子供の自分がスプルに一方的にキスしたこと。
>「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」
> セイドは床に頭を何度もぶつけて土下座する。
>「な・・・なにもそこまであやまらなくても・・・。
> 気にしないで下さい、子供のやった事ですから。」
> 子供のやった事。
> スプルのその言葉にセイドは二つの相違な感情を持った。
> 安堵感と情けなさ。
> これでスプルにフライパンで半殺しにされなくて済む。だが、その時相手が子供だったとはいえ、知り合いの男にキスされたのにこの態度。男として見られていない証拠である。
・・・それも違うかも・・(笑)
気を許している証拠ととりましょう♪←だからまて!!!(笑)
>「あ〜〜〜〜!ぐっども〜にんぐ♪」
> 部屋の外から御気楽な声がした。直後、ドアからゼルガディスとアメリア、そして声の主のハールが入ってきた。
>「どうやらお前らも元に戻ったみたいだな。」
>「はい。ボクなんかおまけに――」
> ひゅいん、とゼロスの姿が消えた。そう思ったらアメリアの背後に現れる。
>「病気まで治っちゃいました♪」
> そしてぎゅっとアメリアに抱きつく。
>「きゃっ!」
>「き・さ・まぁ〜、アメリアに何をする!!」
> 即座にゼルガディスは術の詠唱をする。
>『崩霊烈(ラ・ティルト)!!』
> ゼルガディスはその術をゼロスに向けて放ったが、間一髪で――わざとだろうが――ゼロスは避けた。
>「美味しい朝ご飯、ありがとうございました〜♪それではボクはこれで。」
> そしてゼロスはアストラルサイドに引っ込んでいった。
・・・・ゼロス・・(笑)
わざわざ感情を食べるために・・やるか(笑)
ってことは、今度は、魔族のまま、このメンバーに参加・・するんだろーなぁ(笑)
・・・は!?
まさか、面白そうだからというので、ゼラスまでこないだろーな!!(笑)
>「あれ?ゼルガディスさん、どうしたんですかそのブローチ。」
>「ん?」
> アメリアに言われて、ゼルガディスは胸のブローチを見る。
> 赤い宝珠がはめ込まれていたはずなのにその宝珠は深海のような青色になっていた。
>「なんだこれは・・・?」
> 一同に、新しい謎が生まれた・・・。
一体、何が起こったのかぁ(はあと)
そして、ゼルは人間に戻れるのか?
ふと思ったんだけど・・・・。
歌の力で、ゼル・・戻れないかなぁ・・・・(笑)
なんかできたりして・・(爆!)
>
>           ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇
>
>あとがきと思えるもの         ザズルア=ジャズルフィードゥ&ハール=ターン
>
> どぉもどもっ!(多分)長らくお待たせしました!!今ここに、「薔薇の香は過去への切符」を完結させました!!
おつかれさまなのです♪
わくわくvv
次回の薔薇シリーズは(はあと)
>「(多分)ってあたりにまったく誠意を感じられないんだけど・・・。
> あ、ちなみに「完結」させたのは「薔薇の香」であって「薔薇」の方ではないのであしからず。」
> さて、次回のサザエさん・・・ではなく、薔薇シリーズは!?
>「ハールです!なんかね、スプルに婚約者がいる事が判明したの。セイド、傷つくだろうなぁ・・・。
え゛!!!!!!!!!!!!!!!!
嘘!!!!!!!!!!!
やっぱ、家庭の事情の家と家との間???
セイド・・告白しろぉ!!!!(笑)
> 次回、「薔薇の見る未来(ゆめ)・1 〜Gold eyes side〜&〜Garnet eyes side〜」「薔薇の見る未来(ゆめ)・2」「薔薇の見る未来(ゆめ)・3〜Blackpearl eyes side〜」の合計四本です!作者の予定としてはスプルの誕生日にだそうと夢見てます!
まってますのです!!!!!
いつまでも!!!!!!!
> ・・・って、なんでサザエさんチックに予告すんの?」
> なんとなくやってみたくなった。
>「さてと・・・予定通りに進めるためには、今からあんたには必死に↑の下書きをしてもらわなくっちゃねv」(何故か鞭を構える)
> しくしくしくしく・・・。それじゃあみなさん、そういうことで・・・。
>「じゃあね〜♪」
かんばってくださいなのですぅ♪
私もいい加減にリレーの続き・・考えないとなぁ・・・。
四ヶ月たつ・・・・(かなりまてぃ!!!!)
では、感想になってない、おくれまくった、感想もどきでした(はあと)
未来も頑張ってくださいな(はあと)
では♪
>
>

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8395『未来』は予定より大幅遅れる予定。(激しく待て)ザズルア=ジャズルフィードゥ 2002/4/27 10:14:07
記事番号8389へのコメント

かおさんは No.8389「切符、お疲れ様♪未来vv(はあと)」で書きました。
>
>ザズルア=ジャズルフィードゥさんは No.8334「薔薇の香は過去への切符・6」で書きました。
>>
>こんにちわ♪ザズルアさん♪
>感想、かーぁなり遅れました(汗)
だーいじょぶ待ってましたぁ♪(だから何)
>>薔薇の香は過去への切符・6
>>
>>「う・・・ん。」
>> 窓から差し込む朝日に青い髪の青年――セイドは目を覚ました。
>>「!?」
>> そして驚いた。隣ですぅすぅ寝息を立てている少女――スプルに気付いて。
>>(なななななんでスプルさんがオレの横に・・・!?
>> 確か昨日は兄貴とゼロスと同じ部屋だったはず・・・。)
>> セイドはあわて手回りを見渡すが、その二人はいない。当然のことである。セイドの思っている『昨日』は子供になる前の日のこと――つまり、若返ったときの記憶がないのである。
>お約束ですね(はあと)
お約束さ♪(開き直る)
>>「ふぅ・・・、驚いた。
>> おや、セイドさん。昨夜はスプルさんとお熱かったようで。」
>> ゼロスがとんでもない冗談を言う。無論、セイドが動揺するのを楽しむために。
>>「ち・・・違っ!!」
>>「何が違うのです?」
>さすが、ゼロスです♪(はあと)
ゼロスはゼロスさ♪例え人間だろーが魔族だろーがv
>>(殺される!絶対フライパンで殺される!!)
>フライパンでっ・・て(笑)
スプルの固有武器です。(笑)
>>「元にって・・・何の話ですか?」
>>「あら、セイドさんは覚えていないのですか?」
>> スプルはくすくす笑いながら言う。
>スプルさん・・・・。
>実は、結構、きにいってたんじゃあ・・・(笑)
かもしんねぇ・・・。(爆)可愛かったもん。
>> 何故だか分からないが、わかる事はただ一つ。
>> 子供の自分がスプルに一方的にキスしたこと。
>>「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」
>> セイドは床に頭を何度もぶつけて土下座する。
>>「な・・・なにもそこまであやまらなくても・・・。
>> 気にしないで下さい、子供のやった事ですから。」
>> 子供のやった事。
>> スプルのその言葉にセイドは二つの相違な感情を持った。
>> 安堵感と情けなさ。
>> これでスプルにフライパンで半殺しにされなくて済む。だが、その時相手が子供だったとはいえ、知り合いの男にキスされたのにこの態度。男として見られていない証拠である。
>・・・それも違うかも・・(笑)
>気を許している証拠ととりましょう♪←だからまて!!!(笑)
楽観的ですね〜♪良く考えたらコイツ、結構悲観的だよね。(今頃気付くな)
>>「はい。ボクなんかおまけに――」
>> ひゅいん、とゼロスの姿が消えた。そう思ったらアメリアの背後に現れる。
>>「病気まで治っちゃいました♪」
>> そしてぎゅっとアメリアに抱きつく。
>>「きゃっ!」
>>「き・さ・まぁ〜、アメリアに何をする!!」
>> 即座にゼルガディスは術の詠唱をする。
>>『崩霊烈(ラ・ティルト)!!』
>> ゼルガディスはその術をゼロスに向けて放ったが、間一髪で――わざとだろうが――ゼロスは避けた。
>>「美味しい朝ご飯、ありがとうございました〜♪それではボクはこれで。」
>> そしてゼロスはアストラルサイドに引っ込んでいった。
>・・・・ゼロス・・(笑)
>わざわざ感情を食べるために・・やるか(笑)
>ってことは、今度は、魔族のまま、このメンバーに参加・・するんだろーなぁ(笑)
>・・・は!?
>まさか、面白そうだからというので、ゼラスまでこないだろーな!!(笑)
うあなんとなくありそー。というかやりたいかも。(爆)
気が向いたらそんな話書くかも。でも、あたし魔族ネタは書いた事がないしなぁ・・・。
>>「あれ?ゼルガディスさん、どうしたんですかそのブローチ。」
>>「ん?」
>> アメリアに言われて、ゼルガディスは胸のブローチを見る。
>> 赤い宝珠がはめ込まれていたはずなのにその宝珠は深海のような青色になっていた。
>>「なんだこれは・・・?」
>> 一同に、新しい謎が生まれた・・・。
>一体、何が起こったのかぁ(はあと)
>そして、ゼルは人間に戻れるのか?
>ふと思ったんだけど・・・・。
>歌の力で、ゼル・・戻れないかなぁ・・・・(笑)
>なんかできたりして・・(爆!)
多分、試したんじゃないでしょうかねぇ・・・。
でもハールの歌の力より、レゾの力のほうが強くてダメだったとか・・・そういう裏話があると思いまする。
>>
>>           ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇
>>
>>あとがきと思えるもの         ザズルア=ジャズルフィードゥ&ハール=ターン
>>
>> どぉもどもっ!(多分)長らくお待たせしました!!今ここに、「薔薇の香は過去への切符」を完結させました!!
>おつかれさまなのです♪
>わくわくvv
>次回の薔薇シリーズは(はあと)
>>「(多分)ってあたりにまったく誠意を感じられないんだけど・・・。
>> あ、ちなみに「完結」させたのは「薔薇の香」であって「薔薇」の方ではないのであしからず。」
>> さて、次回のサザエさん・・・ではなく、薔薇シリーズは!?
>>「ハールです!なんかね、スプルに婚約者がいる事が判明したの。セイド、傷つくだろうなぁ・・・。
>え゛!!!!!!!!!!!!!!!!
>嘘!!!!!!!!!!!
>やっぱ、家庭の事情の家と家との間???
>セイド・・告白しろぉ!!!!(笑)
ふられるに4000円!!!(ひたすら待て自分)
>> 次回、「薔薇の見る未来(ゆめ)・1 〜Gold eyes side〜&〜Garnet eyes side〜」「薔薇の見る未来(ゆめ)・2」「薔薇の見る未来(ゆめ)・3〜Blackpearl eyes side〜」の合計四本です!作者の予定としてはスプルの誕生日にだそうと夢見てます!
>まってますのです!!!!!
>いつまでも!!!!!!!
>> ・・・って、なんでサザエさんチックに予告すんの?」
>> なんとなくやってみたくなった。
>>「さてと・・・予定通りに進めるためには、今からあんたには必死に↑の下書きをしてもらわなくっちゃねv」(何故か鞭を構える)
>> しくしくしくしく・・・。それじゃあみなさん、そういうことで・・・。
>>「じゃあね〜♪」
>かんばってくださいなのですぅ♪
>私もいい加減にリレーの続き・・考えないとなぁ・・・。
>四ヶ月たつ・・・・(かなりまてぃ!!!!)
あたしもがんばります・・・。もう27日なのに一話しかかけてませんが・・・。(爆)
>では、感想になってない、おくれまくった、感想もどきでした(はあと)
>未来も頑張ってくださいな(はあと)
>では♪
毎度、感想有難うございますvそれでは『薔薇の見る未来(ゆめ)』でv

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