◆−THE DARK SIDE OF THE MOON 3−ねんねこ(8/11-12:17)No.7095
 ┣一目でわかる貴方に愛を感じるのv−久遠安宿(8/11-13:56)No.7098
 ┃┗次に父親殴る彼が好きvv(違)−ねんねこ(8/26-13:03)No.7203
 ┣クーちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ!−九条みすず(8/11-17:39)No.7101
 ┃┗パパりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっ!−ねんねこ(8/26-13:08)No.7204
 ┣Re:待ってました!!−水無月弥生(8/12-11:42)No.7106
 ┃┗お待たせしました。−ねんねこ(8/26-13:13)No.7205
 ┣追いついたぁぁっ!(謎)−のりぃ(8/12-22:07)No.7118
 ┃┗追いつかれたか(さらに謎)−ねんねこ(8/26-13:21)No.7206
 ┣ねぇねvvvv(呼び方確定?)−安井/あしよし(8/19-00:48)No.7175
 ┃┗よっしーかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!(笑)−ねんねこ(8/26-13:32)No.7207
 ┣何とかレスできたっ!−むくぅ(8/19-17:05)No.7184
 ┃┗何とかレス返しできたっ!(待て)−ねんねこ(8/26-13:40)No.7208
 ┣念願のレスですっ(> <)−あんでぃ(8/20-21:19)No.7188
 ┃┗ああん♪ありがとうございます(><)−ねんねこ(8/26-13:57)No.7209
 ┃ ┗どうしても、呼ばれた気がするの(汗)−ゆえ(8/27-00:51)No.7211
 ┃  ┗ああぁあああ、石臼っ!−ねんねこ(9/1-13:34)No.7238
 ┣申し訳ありませんでした。−ねんねこ(8/26-14:02)No.7210
 ┗THE DARK SIDE OF THE MOON 4−ねんねこ(8/28-09:53)No.7213
  ┣私も口説いてください。−水無月弥生(8/28-13:46)No.7214
  ┃┗今宵お月様の元でうさぎ探しでもしませんか?(違)−ねんねこ(9/1-12:34)No.7233
  ┣処世術……−むくぅ(8/28-21:11)No.7215
  ┃┗注・決して趣味ではありません(説得力皆無)−ねんねこ(9/1-12:46)No.7234
  ┣色男、金も力も、あるんだね(笑)−安井/あしよし(8/28-22:20)No.7216
  ┃┗ないのはきっと女運だけ。(ここかなりショック)−ねんねこ(9/1-13:08)No.7235
  ┣こんちはっ!!ここで小説の感想をっ!!−ザズルア(8/29-14:44)No.7217
  ┃┗ありがとうございまっす♪−ねんねこ(9/1-13:21)No.7236
  ┗ああっお父様♪(壊)−拾いのりぃ(爆)(8/30-17:59)No.7221
   ┗ああっ、おっさんvv(多大に待て自分)−拾われねんねこ(更に壊)(9/1-13:32)No.7237


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7095THE DARK SIDE OF THE MOON 3ねんねこ E-mail URL8/11-12:17



「新しい傭兵だと?」
 帰城した自分の右腕といっても過言ではない傭兵の言葉に男は顔を顰めた。ところどころに白が混じった黒髪の40代後半の男―――ラルティーグ王国アラン・シティ領主ディリオス=グレインである。
 ディリオスは顔を顰めたまま、≪竜神の聖杯≫の警備に傭兵を一人追加したいと申告してきた右腕―――レックスに問い返す。
「聖杯は最重要機密事項―――外部は愚か、内部にも情報を漏らしてはならんものだ。それを頭に叩き込んでおいての台詞か?」
 ただでさえ、数日前、メイドの一人にも聞かれたというのに―――しかもそのメイドには逃げられ、今、別の傭兵に追跡させているというのに。これ以上、このことが外部に漏れるようなことがあれば、自分の身に危険が生じる。聖杯の正当なる持ち主の一人であるフィリオネルとて馬鹿な男ではない。
「もちろんです、グレイン公」
 瞑目して口元に笑みを浮かべつつ、レックスは答えた。
「王宮の神殿に賊が侵入し、聖杯が消えたとあれば、セイルーンは必ず動き出すでしょう。第一王子は見かけによらず頭の切れる男だと聞き及んでおります。
 遅かれ早かれ貴方さまのところにまで疑いの目がかかるのはもはや必至―――」
 目を開けて、ちらりと目の前の領主を盗み見る。
 この男の話が正しければ―――いや、この男が言った通りの場所に伝説の聖杯が保管されていた時点で、話が正しいものであるのは証明されたが―――ディリオスがセイルーンの第一王子に連れられて聖杯を見たという話は真実なのだ。ということは、セイルーンの秘密を知っている数少ない人間の1人としてしっかりとインプットされているだろう。
 聖杯が盗まれたとあれば、関わった人間全員に疑いの目がむけられるのはそう難しく考えなくてもすぐに想像はつく。自分にも疑いがかかるだろう―――だが、聖杯がここにあるとバレてはいけないのだ。
 ディリオスは苦虫を噛み潰した顔をしていた。
 新しく傭兵を補充することへの迷い。
 補充することが果たして自分にとって吉と出るのか凶と出るのか―――
「ご心配なく、グレイン公」
 まるでディリオスの心を見透かしたようにレックスは頭(こうべ)を垂れて、言葉を付け加えた。
「傭兵は私の古き良き戦友―――腕は立ちますが、頭の中身は乏しい男にございます。上手く誤魔化せばかなり役に立つことでしょう」
「うむ……」
 レックス=バルザック。
 正規の兵士ではないものの、2年間、自分の元に仕えてくれた信頼のできる男。この男が『信頼できる』と言うならば―――
「良かろう、レックス」
 瞑目して、ディリオスは決断の言葉を口にした。
「その男、ここに連れてくるがよい」
「御意」
 その言葉にレックスは深く頭を下げた。



 だいぶ待たされた待合室の扉が開く。
 ソファーに腰をかけていたガウリイが入って来た人物に目をやる。
「……レックス……」
「喜べ、ガウリイ」
 レックスがにっこりと笑いながらガウリイに告げる。
「領主様がぜひお前に警備をお願いしたいとおっしゃってくださったぞ!」
「……へぇ」
 別にさして喜ぶことでもない。気のない返事をすると、ガウリイはレックスに促されるまま席を立った。



   THE DARK SIDE OF THE MOON 3



「ちょっと! 大丈夫っ!?」
 突然、自分の目の前に現れたメイド姿の女に駆け寄りつつ、リナは彼女の状態を確認した。
 なにかが原因で―――彼女の状態から見て、その原因が先程から立て続けに起こっていた爆発音であることは未だに状況把握ができていないリナでもすぐに分かった―――ところどころ焦げ目がついているメイド服。
 大した怪我もないようなので、ちょっとばかり爆発に巻き込まれたせいで肌が汚れているくらいは、めっけもん、というものだろう。
「た、助けてください……!」
 ひどい怪我を負っているからではなく、自分の体力以上に走って逃げて来たためにもはや動ける力もない女が近づいたリナにすがり寄ってくる。リナは半ば混乱に陥っているメイドをなだめながら、少しでも状況を把握しようと簡単な質問をした。
「大丈夫―――ちゃんと助けてあげるからなにがあったのか教えなさい。あなたは何に追われているの?」
「たす……助けて……!」
 おそらく戦闘経験がないであろう彼女にとってはこの事態で“落ち着く”などということは不可能に近いことなのだろう―――もはやパニック状態から抜け出すのも無理な状態で、メイド姿の女は必死にリナにすがりついて来た。
 自分の求めることをなに一つしてくれない女にリナは小さく舌打ちをしつつ―――もうすでに彼女の口から誰に狙われているのか訊かずに済むということに気づいて―――前を睨みつけた。
「あんたね? 真っ昼間から問答無用で魔術ぶちかましている非常識な人間は?」
 ―――普段自分がやっていることと大して変わらないような気がしたが―――それはそれ。標的にしているものが違う。あっさりと自分の中に沸いた小さな―――本当に小さな―――ツッコミを片づけて、リナはゆっくりと立ちあがった。同時にリナにしがみついていた女もつられて立ち上がらざるを得なくなる。
 彼女たちと向かいあっていた男が小さな女魔道士にぴったりと張りついたままの自分の標的に視線を向けた。突き刺すようなその視線にメイドは震え、その彼女をかばうようにリナは男を睨みつける。
 姿は傭兵のようだった―――別になんの特徴もないそこらへんにごろごろと転がっていそうなそんな傭兵である。視線をメイドからリナに移しつつ、傭兵は口を開いた。
「その女をかばうつもりか? 小娘」
「悪いけどこういう場面を見逃せるほど、あたしは非情じゃないのよ」
「そのメイドを捕らえるのがアラン・シティ領主の命でもか?」
「? なんですって?」
 別にその男の声がうまく聞き取れなかったわけではなかった―――ただ、自分の耳を疑ったのだ。『アラン・シティ領主の命』と言う言葉に。
 リナがちらりとメイドにやる。彼女は何も言わず、脅えた瞳で見つめかえすだけだった。
「もう一度言う。アラン・シティ領主ディリオス=グレイン様がそのメイドを捕らえてくるように命を下された。速やかにその娘をこちらに渡して立ち去れ、魔道士。それとも―――」
 意味ありげに視線を向けながら、言う。
「―――実力行使に出た方が良いか?」
 その言葉を最後にその場に沈黙が落ちる。
 その沈黙が終わるのは、リナがメイドを素直にこの男に引き渡すか、渡さずに逃げるか応戦した時のみ―――つまり、全てはリナに託されていた。
 彼女より2、3歳ほど年上であろうメイドがぎゅっと強くリナの服の裾を掴んできた。言葉はなかったが、彼女の気持ちを汲み取るにはそれで十分だった。
「―――わかったわ……あたしの返答は―――」
 口を開きながら、リナはゆっくりとメイドの身体を男の方に向かって軽く押した。その行動にメイドは絶望と懇願の眼差しをリナに向ける―――お願い、助けて―――そんな視線。
 その視線を半ば無視しつつ、リナが彼女の背中を突然、強く押した。たたらを踏んで前に出るメイドにリナの声が飛ぶ。
「走って!」
 その言葉にすぐに反応してくれるかは、いちかばちかの賭けだったが―――メイドは迷うことなく己の最大の力を引き出して走り始めた。
 自分に向かって走ってくるメイドに傭兵が捕らえようと手を伸ばした瞬間。
「ディム・ウィンっ!」
 ぶふおわっ!
「―――くっ!?」
 リナの凛とした声と共に生み出された風に傭兵は小さくうめく。吹き飛ばされるほどの突風ではないが、それでも全ての行動を一瞬遮られた。男がひるんだ隙にメイドとリナがその横をすり抜けていく。
「こ……小娘が……っ!」
 リナがメイドの背中を押して、自分の方に向かわせたところで少しばかり油断していた自分を呪いつつ、男はうめき声をあげる。とはいえ、自分は大の大人であり、相手は子供ともはや体力の限界が見えているメイドである。追いかければすぐに追いついてしまうだろう。
 さっそく小娘二人を追いかけようとして―――少し前を走っていたリナがこちらを振り返って、こちらに手を向ける。
 唱えてあった呪文を解き放った。
「ファイアー・ボールっ!」
 別にこんな程度で相手を倒せるとは思えなかった―――術を放ったのは、単に追撃を難しくさせるため。以前―――2年ほど前になるか―――自分を盾にした良き友人である男が仕えていた人間から逃走する際に使用した方法でもある。
 続けて、呪文を連打し、彼女たちが追手をまいて逃走するのは、さして難しいことではなかった―――



 かっぱぽん。かっぱぽん。
 のどかな街道にのんびりとした馬車の足音が響く。
「でもちょっとひどいよね、フィルやん」
 乗って客は、ウィルフレッド一人だった―――いや、ウィルフレッドと≪パイシーズ≫、というべきか。ともかく、彼ら以外に馬車に乗っている人間といえば、少しばかり年老いた御者一人だった。
 セイルーンからラルティーグを結ぶ街道を往復する乗り合い馬車。それが彼らの交通手段だった。
『仕方ないだろう』
 ウィルフレッドの言葉に≪パイシーズ≫は答えた。
『特別に馬車を出せば、誰かに気づかれる恐れがある。だいたい乗り合い馬車代を支払ってくれただけマシではないか。文句を言うな』
「うううううう。無意味に揺れるし遅いし……歩いた方が早いかも」
『馬鹿を言え。歩いていたら3日はかかるんだぞ』
「いや別に本気で歩こうとか思ってないけど……」
 冗談のつもりで言った言葉を本気で返されて、困ったようにうめきながら、ウィルフレッドは景色を眺める。街道をはさんで右側は森。左側は草原になっていた。ラルティーグの首都から離れているせいか、このあたりはさして商業が栄えているわけでもない。ゆっくりのんびり過ごしたいのなら、このあたりに住むのもなかなか魅力的だとは思う。
 その草原の中にかすかに見えてきた周りの景色に似合わない異様な景色。
「あ、そろそろ着くみたい」
 遠くに見えて来た街に気づいて、ウィルフレッドは声をあげる。
 のどかな風景に似合わない高い外壁。山の斜面を利用しているらしく、階段状に広がる城下町。その山の中腹に建つのは、領主ディリオス=グレインの城。
「・・・・・・あそこが―――」
 ゆっくりと指差しながらウィルフレッドは呟くように言った。
「―――アラン・シティさ」



 あまり人が住んでいない街。だが、城まで続くメイン・ストリートだけは活気づいている―――そんな街は世界中を捜せばたくさんあるようなところだった。
 別になんてことのない街である―――そう考えたのは、自分だけではないはずだ。無意味にそんなことを心中で断言しつつ、少女はあたりを見回した。
 肩より少し下まで伸びた漆黒の髪。深い蒼の瞳。白い法衣を着た巫女姿の少女―――アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンである。
「ここが、アラン・シティなんですか……」
 ぽつりとアメリアは呟いた。
「別に商業も農業も際立っているというわけではないから近くの街みたいにのんびりしたところだと思ってたんですけど……」
「―――ちょい待て、アメリア」
 彼女の言葉をさえぎったのは、旅の仲間だった。祖父の暴走で―――いや、それなりの経緯はちゃんとあるのだが―――人ならざる姿になるはめになったゼルガディス=グレイワーズである。
 ゼルガディスはこめかみを押さえたまま、こちらをきょとんとした顔で見てくるアメリアに半眼を向け、うめくように声を出した。
「俺たちがここに向かい始める前の日、俺は『今すぐアラン・シティに行きたいんですけど』というわがままを耳にした気がするんだが」
「はい。言いましたけど?」
「それで開口一番に『イメージが違う』とはいったいどういう意味かなアメリア君。まさか無目的で観光したいがためにここまで足を運ばせたとかいったら冗談抜きで殴るぞ」
 別に急ぎの旅というわけではなかったが、彼らには別の目的地があった。
 それをアメリアのちょっとした願いで本来の目的地とは反対方向のこの街に来たのだ。これで『別になんの用もない』などといわれた日には『無駄にロスした時間を返せ』といいたくなるのは当然である―――なにしろ、ここまで来るのに4日も費やしたのだから。
 ゼルガディスの言葉にアメリアはゆっくりと首を横に振った。慌てていないところを見ると、ちゃんとした理由があることはゼルガディスにもすぐにわかった。
「いえ。とりあえず理由はあるんですけど……」
 そこまで言って視線を泳がし始めるアメリア。いつも思った事をはっきりと口にする彼女らしくない行動。どういう理由かは知れないが、とりあえず『不特定多数の人間に聞かれるとまずい話』であるという事は容易に想像がついた。メイン・ストリートとは一本外れた道とはいえ、ここは街の通りの中。少ないとは人だって通っているし、誰かがどこかで自分たちの話に聞き耳立てているかもしれない。
 だんまりになったアメリアの頭に軽く右手を乗せて、ゼルガディスは口を開く。
「まあ、ここで突っ立ってても始まらん。とりあえず今日の宿を探すか」
 自分たちしかいない密閉空間だったら、アメリアもここに来なければならなかった理由とやらを少しは話しやすくなるだろう。さっきから黙ったままのもう一人の連れに声を掛けようとして―――やっとその連れの声が聞こえてくる。
「あー……えっと。アメリアちゃん?」
 ヴァレンタイン家の三男坊―――理由あってウィルフレッドにとっては長男だが―――ゼルガディスのれっきとした兄―――もっとも親友とか悪友とか言う関係の方が強いが―――クラヴィス=ヴァレンタイン。
 こちらもめずらしく歯切れの悪い物言いをする。その態度に思わず顔をしかめてくるゼルガディスをとりあえず無視して、彼は、声をかけられて首を傾げるアメリアに話を続けようと口を開きかけ―――また思いとどまるように口を閉じた。
 ―――言うべきか。言わざるべきか。
 数日前、昔の仕事で世話になっていた自分の情報網にひっかかったセイルーンの名前。なにがあったのかまでは知り得なかったが、ラルティーグのこの街の名前が同時にあがったのならば、この二つの街になんらかの事があった
 セイルーンの事は自分が知っているかノー義理の事は彼女に伝えたいとは思う―――それが、大事であろうと、どんなに些細な事であろうと。
 だが、別国まで関係しているとなれば話は別になる―――それが大事であろうと、どんなに些細なとであろうと。王族の一員とはいえ、国王の同意無しに別の国で勝手に振舞うわけにはいかないのだ。勝手な振る舞いをすれば、それが国家間の問題になり、いきなり国民を巻き込んで戦争―――などという状態になりかねないのだ。レッサーデーモンが堂々と世界を徘徊するようになったこのご時世では特に。
 クラヴィスは頭を振った―――言うべきではない。そう判断して。
 人一倍セイルーンを愛し、人一倍正義感が強く―――そして、人の数倍、思い立ったらすぐ行動の彼女の事である。話したとたんに『なにがあったのか確かめに行かなくては!』などと殴りこみ同然で行くのは目に見えている。それはなにかと厄介である。国同士の―――権力者同士の―――揉め事ほど嫌なものはないと過去の経験からクラヴィスはよく知っていた。
「いや、ごめん。忘れ―――」
 怪訝な顔のアメリアと、なかなか言い出さないことにいらだったのか半眼を向けてくるゼルガディスに軽く右手を挙げながら言いかけて。
 クラヴィスはわずかに目を見開いた。
 彼の視線の先―――ゼルガディスとアメリアが背を向けている少し先にある道をゆっくり進む乗り合い馬車を見て。
 ―――自分の父親そっくりの客の横顔を見て。
「……クラヴィスさん?」
 口を半開きにしたまま立ち尽くすクラヴィスにアメリアが不審そうに声をあげた。その言葉に我に返り、クラヴィスは視線を動かして、馬車を探した―――が、ぼんやりとしている間にどこかに行ってしまったらしく、その客をもう一度確認する事は叶わなかった。
 とりあえず自分の事を不審者のように見ているゼルガディスのあごを下から左ひじを無意味に叩きつけ、クラヴィスは言った。
「……別になんでもない」
「なんなんだよっ!? それは!?」
 鬱憤晴らしに殴られたのが気に入らなかったのか―――いや、無意味に殴られれば誰だって腹は立つだろうが―――あごを押さえながら怒声をあげてくるゼルガディスをやはり無視して、クラヴィスは馬車が向かっていった城の方を眺めながら、言葉を反芻した。
「別に……なんでもないんだ……」



「なんなの!? それ!?」
 城に近い宿屋の食堂。響き渡ったリナの声に一瞬だけ店の中が静まり返った―――が、すぐに店はざわめきを取り戻す。リナが座るテーブルの向かいの席で、メイド姿の女が慌てた様子で周りを見回した。
「リナさんっ! 声が大きいですよっ!」
「あんたが素っ頓狂なこと言うからでしょ!?」
「あ……いえ……それは……」
 半眼でにらまれて、思わずどもる。
 ―――メイドの追っ手から逃れた後。彼女たちは一番近い街であるアラン・シティに来た。メイドは街に入ることを嫌がっていたが、リナがなんとか説得したのだ。
 少しは街を知っているという彼女の案内で、今日の宿屋を取り、軽く食事でもしながら話を聞こうということになったのだが。
 彼女がヘレンという名であること。
 この街の城―――アラン・シティ領主ディリオス=グレインの元で働いていたこと。
 先ほど追いかけてきたのは、城で雇われていた傭兵であること―――ここまでは話してくれたヘレンが『なぜ城の傭兵に追われなければならないのか』というリナの問いにいきなりこう答えたのだ。
『……別になんでもないんです』
 ―――と。
「あのねぇ……いいこと? ヘレン―――」
 苛立ちを見せつつも、だが、どこか彼女を諭すようにリナはゆっくりと口を開いた。
「あの傭兵は『あなたを捕らえる』とは言ってたけれど、あの呪文の連打を見れば死んでも構わないという感じだったわ。あなた、命を狙われたのよ? 今日の今日まで使えてきた主に、ね。
 別になんでもないわけないでしょう? それとも、自分を狙う人間を義理立てするつもり?」
 リナの言葉にヘレンはうつむく。
 義理立てするつもりなど毛頭ない。
 だが、ここで全てを話してしまえば、目の前にいる、自分より年下であろう少女を完全に巻き込んでしまう事になる。ただ、自分を助けてくれただけなのに―――
 なにより、もうこのことに関わりたくないという気持ちもあった。このまま逃げつづけてどこか遠くの場所でなにもなかったように平和に暮らしたい。自分が見たものを全て忘れて―――
「……あんた。自分から逃げてるでしょ」
 リナのぽつりと言った一言にヘレンは目を丸くした。運ばれてきた鳥のから揚げをフォークで突っつきながらリナは嘆息した。
「目の前に突きつけられたものから逃げ出そうとしてない? このまま逃げようなんて思っていない?」
「……それは……」
 図星を突かれて、ヘレンは黙り込んだ。リナはフォークに突き刺したから揚げを食べようとして―――そのままそのから揚げをフォークごと皿に戻す。
「あのね、ヘレン。逃げる事は悪くないわ。でも、逃げたっていつかはまたそこに戻ってこなくちゃならない。逃げてばかりじゃ前に進めないからね。
 なにかあったという過去は変えられない。その過去を認めて、どうすればいいか考えるのが大事なことなんじゃない?」
「……リナさん……」
 ぽつりとヘレンがつぶやくと、リナは暗くなった雰囲気をかき消すように苦笑した。
「それにあなたを助けた時点であたしもじゅーぶん巻き込まれてるしね。いったいなにがあったのかくらいの事情を聞く権利くらいあるでしょ?」
「今ならまだリナさんはなにも知らずに私を助けた、ということに出来ますけど」
 ヘレンの提案にリナは軽く首を振った。
 下手な言い訳を作って、逃げるつもりなど毛頭ない―――それに。
「今はなにかしてないと落ち着かないのよ。なにもせずにぼうっとしているとどうしてもあいつの事を考えちゃうから……」
 独りになっても思う事はたくさんあるはずなのに。
 気がつくと考えているのは突然いなくなった相棒の事。
 なぜ、突然『別行動』を告げたのか―――なにか理由があるのではないか、そんな気がする。
「だから話してくれる?」
 自分を見つめる真摯な瞳。強い信念を持つ瞳の輝き。ヘレンも口元に小さく笑みを浮かべ、すぐに表情を引き締めた。
「判りました。全てをお話いたします。実は―――」
 ヘレンの言葉にリナもまた表情を引き締め、小さく頷く。ヘレンは自分の見たことを話そうと口を開きかけ―――
 がだんっ!
「―――あああああああっ!?」
「なんなのよっ?! いきなり!」
 椅子を蹴倒し、立ち上がってヘレンに、出鼻をくじかれた気分になったリナが叫ぶ。ヘレンはといえば、口を開いたまま、リナの脇の窓を指差していたりする。そちらを見れば全て解決するかもしれない―――リナはそちらに目をやる。
 視界に入ったのは一台の乗り合い馬車。どうやらここが終点らしく、どこからやってきたのかは知らないが仕事を終えた馬に餌をやっている。
「なによヘレン。そんなに馬が珍しいわけ?」
「違いますっ! その馬ににんじんあげてるおっさんの方!」
「餌係の方……?」
 180センチ前後の黒髪の男。黒いコートを羽織り、迷惑そうな顔をしている馬の鼻っ面ににんじんをおっつけて遊んでいる男がいる。
「あの男がどうしたのよ?」
 リナの問いにヘレンは男を凝視したまま答えた。
「以前、城で見かけたことがあります。私、あの方の前ですっ転んで助けてもらいました」
「……城で?」
 ということは、城の主―――ヘレンを殺すように命じたディリオスとか言う男の知り合いだろうか?
 リナのつぶやきにヘレンがこくんと頷いた。
「ディリオス様のご友人です。ウィルフレッド=ヴァレンタイン様―――あのヴァレンタイン神官家のご当主様ですわ」
「……ヴァレンタイン?」
 昔―――まだ、元の姿に戻る事を渇望していた男とセイルーンの王女と旅していたときに一度だけ耳にした事のある名前にリナはわずかに顔をしかめた。




   to be continued......

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お久しぶりです。長らくお待たせいたしました(って待ってる人いるんだろうか……)「狂気(日本語訳済み)」第3話をやっとこさ投稿できました(><)
別に対して意味のない橋渡し的な内容となってますが、読んでくださってありがとうございます。
―――と、ここで一つ付け加えを。
この話、なぜか勝手にシリーズ化している「えきせんとりっく」の第一部終了(白の奇跡)と第二部開始(THE DAY OF JUDGMENT)の間に位置している話です。
ので、季節は冬!誰がなんと言おうと冬なんです!(笑)
だからパパリンが黒いコート着てるのは変じゃないんです。真夏なのに黒いコート着やがってなどという苦情はねんねこは受け付けてはおりませんが、どうぞどしどし親父殿まで。
それではねんねこでした。

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7098一目でわかる貴方に愛を感じるのv久遠安宿 8/11-13:56
記事番号7095へのコメント

どうも、前回の失態を挽回する為に今回ちょっと頑張ってみた(笑)久遠です。
あああ、ついに出ましたね。「THE DARK SIDE OF THE MOON」、日本語訳すると「狂気」ですか……(知らなかったです)←無知。
ねんねこさんのお話のタイトルは毎回話の中核を握ってらっしゃるので、すごく楽しみですね。
ついにクラヴィスくん他二名(コラ待て)のご登場ですね。父親を一目でわかるクーちゃんに愛を感じましたvv第一部と第二部の中継ぎだそうですから、すっかり仲直りしてらっしゃるんですよね。ああ、やっぱりこの二人は仲良くなくては(笑)
メインキャラガ同じ街にきてついに本格的に佳境に入ってきましたね。リナちゃんとパパりんは会いそうだけど、クラヴィス君たちとは出会えるのかしら。
ヴァレンタイン親子の(ゼル君含む)見事などつき漫才を楽しみにしつつこの辺で。

                    久遠安宿 拝

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7203次に父親殴る彼が好きvv(違)ねんねこ E-mail URL8/26-13:03
記事番号7098へのコメント

久遠安宿さんは No.7098「一目でわかる貴方に愛を感じるのv」で書きました。

>どうも、前回の失態を挽回する為に今回ちょっと頑張ってみた(笑)久遠です。

かなりレスを遅れまくった不届き者のねんねこです。本気で申し訳ないです。

>あああ、ついに出ましたね。「THE DARK SIDE OF THE MOON」、日本語訳すると「狂気」ですか……(知らなかったです)←無知。
>ねんねこさんのお話のタイトルは毎回話の中核を握ってらっしゃるので、すごく楽しみですね。

話の中核を握っている=タイトルで話がわかってしまうという欠点付きなので、かなり気をつけなければならないんですが(笑)なんとか頑張ってみます。
日本語訳の『狂気』というのは、ピンク・フロイドという外国のアーティストの同タイトル(THE DARK〜)の日本語タイトルそのままを拾ってきてみました。

>ついにクラヴィスくん他二名(コラ待て)のご登場ですね。父親を一目でわかるクーちゃんに愛を感じましたvv第一部と第二部の中継ぎだそうですから、すっかり仲直りしてらっしゃるんですよね。ああ、やっぱりこの二人は仲良くなくては(笑)

仲直りはとりあえずしてます。仲がいいかどうかは別として(笑)←待て。
結構な人ごみでも知り合いの顔ってよくわかるみたいです。先日、地元の祭りを歩いていたら見つかっていろいろつれまわされてへとへとになって帰ってきました。

>メインキャラガ同じ街にきてついに本格的に佳境に入ってきましたね。リナちゃんとパパりんは会いそうだけど、クラヴィス君たちとは出会えるのかしら。
>ヴァレンタイン親子の(ゼル君含む)見事などつき漫才を楽しみにしつつこの辺で。

う、うふふ(汗)
まあとりあえずそのあたりは本編を読んで、としか言いようが(滝汗)
あははははははははははは(みょーにさわやかな笑い)
それでは、またですっ!(ダッシュで逃げ)




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7101クーちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ!九条みすず 8/11-17:39
記事番号7095へのコメント

んふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ。クーちゃんだわクーチャンなのよクーチャンなんだわ♪
というわけで、ねーさまこんにちは。九条です。
ついにっ!つぅぅぅいぃぃぃぃにぃぃぃぃ、クーちゃん始動っすね!メチャうれしいですよ(><)
しかも最初からゼルやん☆を無意味に殴るところがまたお素敵vv
パパりんも相変わらずお馬さんで遊んでるし♪
ぱっかぽんぱっかぽんぱっかぽんぽん♪てな感じで想像したら爆笑しました。
なんかアメリアもいろいろあるみたいだし……ガウリナとゼルアメが一気に読めてめちゃお得☆なお話になりそうですね。
あああ……やけにハイテンションだわ……私。きっと久遠サンのタイトルで暴走したせいね……それではさらに暴走しないうちに退却したいと思います。
では、気がつきゃねーさまくらいにしかレスしていない(しろよ)九条でしたのん。にょんにょんにょにょんがにょんぱぱぱ♪(←お気に入りの言葉)


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7204パパりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっ!ねんねこ E-mail URL8/26-13:08
記事番号7101へのコメント

九条みすずさんは No.7101「クーちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ!」で書きました。

>んふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ。クーちゃんだわクーチャンなのよクーチャンなんだわ♪
>というわけで、ねーさまこんにちは。九条です。

どうもねんねこです。
クーちゃん中毒再発っぽいですね。親父殿は見捨てられたのですか?(笑)

>ついにっ!つぅぅぅいぃぃぃぃにぃぃぃぃ、クーちゃん始動っすね!メチャうれしいですよ(><)
>しかも最初からゼルやん☆を無意味に殴るところがまたお素敵vv
>パパりんも相変わらずお馬さんで遊んでるし♪
>ぱっかぽんぱっかぽんぱっかぽんぽん♪てな感じで想像したら爆笑しました。
>なんかアメリアもいろいろあるみたいだし……ガウリナとゼルアメが一気に読めてめちゃお得☆なお話になりそうですね。

…………(遠い目)
ガウリナもゼルアメもあまり期待しない方がお得です(待て)
というより私の話をカップリングの枠にはめようとするあたりかなり無謀ですわよ(待て。多大に待て自分)
いや頑張りまする(滝汗)

>あああ……やけにハイテンションだわ……私。きっと久遠サンのタイトルで暴走したせいね……それではさらに暴走しないうちに退却したいと思います。
>では、気がつきゃねーさまくらいにしかレスしていない(しろよ)九条でしたのん。にょんにょんにょにょんがにょんぱぱぱ♪(←お気に入りの言葉)

ねえ、いったい誰を召喚してるのっ!?(笑)
『にょんにょんにょにょんがにょんぱぱぱ♪』は誰かを召喚するための儀式の歌よっ!?(待て)
しかもまたちょっと危ない方向へ走りつつあるあなたへ。

戻ってこぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい(笑)

それではまたです。

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7106Re:待ってました!!水無月弥生 E-mail 8/12-11:42
記事番号7095へのコメント

タイトル通り、待ってました!です。
私の大好きなガウリナで、しかもウィルフレッドさんが出てるとなれば期待超大!と思ってたら、クラヴィスさんまで!!嬉しすぎです(><)
感想書くの苦手だから今まで書いてなかったんですが、もし良かったらこれからちょこちょこレスしても良いですか??
短くてごめんなさいですが(本当に感想書くの苦手なんですよぉ)続きを楽しみにしてます!
あとあとファンクラブの方、許可してくださってありがとうございます!詳しいことは先程メールしましたので、良かったらお返事くださいね!
では〜(^^)

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7205お待たせしました。ねんねこ E-mail URL8/26-13:13
記事番号7106へのコメント

水無月弥生さんは No.7106「Re:待ってました!!」で書きました。

>タイトル通り、待ってました!です。
>私の大好きなガウリナで、しかもウィルフレッドさんが出てるとなれば期待超大!と思ってたら、クラヴィスさんまで!!嬉しすぎです(><)

弥生さん、ガウリナファンだっておっしゃってましたものね。
実は話書きながら、『ああ、弥生さん、喜ぶだろな〜』などと思ってました(笑)

>感想書くの苦手だから今まで書いてなかったんですが、もし良かったらこれからちょこちょこレスしても良いですか??
>短くてごめんなさいですが(本当に感想書くの苦手なんですよぉ)続きを楽しみにしてます!

レス下さるのはとってもうれしいことなので、時間があるときにぜひレスってやってくださいませ(><)
私も感想書くのは苦手です(汗)どうもダメなんですよね(汗)

>あとあとファンクラブの方、許可してくださってありがとうございます!詳しいことは先程メールしましたので、良かったらお返事くださいね!
>では〜(^^)

というわけで、もし完成したら、アドレスの方教えていただければうれしいです。音速でリンクさせてください(意味不明)
そういえば、名前の方、『Green Eyes』で、本当によかったのでしょうか?(汗)
↑メール送ってからまんまなタイトルだと気づいた。

ではではでする。


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7118追いついたぁぁっ!(謎)のりぃ 8/12-22:07
記事番号7095へのコメント

と、いうわけで、前回遅れてレスが書けなかったので今回書こうとしてみるのりぃです(をい)
なにやら全員アラン・シティに集まってきそうな雰囲気ですねっ!(て言うか既にいるし)
リナだってきっちり首つっこんで来てるし、アメリアが来たのも何か結構深い理由がありそうだし、お父様♪(←何故か♪が必須らしい)もいらっしゃるし、クラヴィス君相変わらずだし♪(待て自分)
ゼルガディス君が不幸なのは……まあ、いつものことですし(ひどい)
しかし、

>「傭兵は私の古き良き戦友―――腕は立ちますが、頭の中身は乏しい男にございます。上手く誤魔化せばかなり役に立つことでしょう」

こんな事影で言われてるガウリイが、実は結構ツボでした(違うぞ自分)
そうか、ちゃんと自分で考えて行動しないともれなく犯罪の片棒を担がされてしまうのね(だから)
では、こんなところでなにやら教訓を一つ学びつつ(激違)
短いレスですがこの辺で。のりぃでした〜


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7206追いつかれたか(さらに謎)ねんねこ E-mail URL8/26-13:21
記事番号7118へのコメント

のりぃさんは No.7118「追いついたぁぁっ!(謎)」で書きました。

>と、いうわけで、前回遅れてレスが書けなかったので今回書こうとしてみるのりぃです(をい)

でもってかなりレス返しが遅れたねんねこです。とりあえず、例のぷろぢぇくとで許してあげてください。(ひたすら言い訳)

>なにやら全員アラン・シティに集まってきそうな雰囲気ですねっ!(て言うか既にいるし)
>リナだってきっちり首つっこんで来てるし、アメリアが来たのも何か結構深い理由がありそうだし、お父様♪(←何故か♪が必須らしい)もいらっしゃるし、クラヴィス君相変わらずだし♪(待て自分)
>ゼルガディス君が不幸なのは……まあ、いつものことですし(ひどい)

もしかして例の子犬拾ってきちまっただよ事件ですか?(笑)>ゼル不幸
先日、あの話の後、かなりのって書いてしまいました(爆死)
やっぱりゼル不幸です。クーちゃん、兄貴魂見せまくりです(かなり待て)父親もいとそっけなくなってますが、一番そっけないのが、姫というのがかなり素敵な話です。とりあえず人様にはお見せできない話になりつつあるので(あまりにくだらなさ過ぎ)自らの手で混沌に落としたいと思います。


>しかし、
>>「傭兵は私の古き良き戦友―――腕は立ちますが、頭の中身は乏しい男にございます。上手く誤魔化せばかなり役に立つことでしょう」
>こんな事影で言われてるガウリイが、実は結構ツボでした(違うぞ自分)
>そうか、ちゃんと自分で考えて行動しないともれなく犯罪の片棒を担がされてしまうのね(だから)
>では、こんなところでなにやら教訓を一つ学びつつ(激違)
>短いレスですがこの辺で。のりぃでした〜

誰にでもそう思われているガウリイくんが哀れでなりませんが(笑)←なら書くな
ちょっと記憶が冗談とはいえないほど悲しくても人間ちゃんと意思があれば立派な人間になるといういい見本ですな。(さらに意味不明)

ではでは、ねんねこでした。


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7175ねぇねvvvv(呼び方確定?)安井/あしよし E-mail 8/19-00:48
記事番号7095へのコメント

 残暑見舞申し上げます。お身体の方大丈夫でしょうか?お久し振りです。
只今、残暑見舞(?)作成中のあしよしでっす♪
ねんねこさんの新作と聞いて旅行から帰ってきましたにょ(><)

今回のお気に入りはもうメイドのへレンさんっ!!!
しおらしくて可愛らしい娘さんだなぁと、リナおねえさんがゼルやん☆と同じ方法で助けている辺りや、二人の対話なんかを微笑ましく(笑)見守っていたんです・・・・・がっ!?

>「違いますっ! その馬ににんじんあげてるおっさんの方!」
>「餌係の方……?」
> 180センチ前後の黒髪の男。黒いコートを羽織り、迷惑そうな顔をしている馬の鼻っ面ににんじんをおっつけて遊んでいる男がいる。

ここですっ!!!!我らがパパりん★ウィルフレッドさんをおっさん呼ばわりするその根性に並々ならぬ『こんじょ〜』と『そこぢから』を感じました(笑)。
これからどんな風に個性がでてくるのかとっても楽しみvと、いうわけで今回の私の勝手な一押しはヘレンさんですvv

ゼルやん☆一行も加わり、パパりんさんと石っころ氏の漫才もあいかわらずでますます続きが楽しみですvv身体を壊さず、頑張って下さいねvvv


あと、残暑見舞なのですがあしよし家のスキャナさんが故障してしまいました。そういうことなので、郵送で贈らせて頂きます。只今目下作成中です。
リクエスト内容なのですが…微妙に破ってます(爆)すみません。お二人に何故か+αがついて来てます、しかも彼が一番うまく描けてます(死)。日頃誰を1番描いているかが出てしまってる…おそるべし、ゼルやん☆。
余りに申し訳がないので2ショットを描きなおしたら全然残暑見舞と違ってました。何故っ!!??もう1回兆戦しますかなぁ・・・。
またまたへタレ絵になるでしょうが、どうぞ御待ち下さいませ。

それでは、撤収しますね♪
(P・S.ここでいう事ではないんですが…一応報告です。お宅様で17飛んで000の記念を取ったのは私です(爆死)。)

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7207よっしーかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!(笑)ねんねこ E-mail URL8/26-13:32
記事番号7175へのコメント

安井/あしよしさんは No.7175「ねぇねvvvv(呼び方確定?)」で書きました。

> 残暑見舞申し上げます。お身体の方大丈夫でしょうか?お久し振りです。
>只今、残暑見舞(?)作成中のあしよしでっす♪
>ねんねこさんの新作と聞いて旅行から帰ってきましたにょ(><)

わざわざ郵便でお手紙ありがとうございました♪
しかもちょうどあの手紙が届いた日に両親がその近くまで日帰り旅行してたのでかなりびっくりいたしました(笑)

>今回のお気に入りはもうメイドのへレンさんっ!!!
>しおらしくて可愛らしい娘さんだなぁと、リナおねえさんがゼルやん☆と同じ方法で助けている辺りや、二人の対話なんかを微笑ましく(笑)見守っていたんです・・・・・がっ!?
>>「違いますっ! その馬ににんじんあげてるおっさんの方!」
>>「餌係の方……?」
>> 180センチ前後の黒髪の男。黒いコートを羽織り、迷惑そうな顔をしている馬の鼻っ面ににんじんをおっつけて遊んでいる男がいる。
>ここですっ!!!!我らがパパりん★ウィルフレッドさんをおっさん呼ばわりするその根性に並々ならぬ『こんじょ〜』と『そこぢから』を感じました(笑)。

どうしてでしょう。『おっさん』発言がこんなに皆さんの話題にのぼるとは(笑)
45の親父を『おっさん』といわずしてなんと言うっ!←非道
いえ。このうさぎもどきを『おっさん』呼ばわりするのが私の目下の目標であり、夢だったので(待てよ)、願いが叶ってうれしかったりするのですが(笑)

>これからどんな風に個性がでてくるのかとっても楽しみvと、いうわけで今回の私の勝手な一押しはヘレンさんですvv

ヘレンさんですね。ヘレンさんの活躍はっと……
…………………………………………………………………
さ、次、行ってみよう。(逃走)

>ゼルやん☆一行も加わり、パパりんさんと石っころ氏の漫才もあいかわらずでますます続きが楽しみですvv身体を壊さず、頑張って下さいねvvv

頑張ります。ようやくHP改装も終わったことだし、ぶっ倒れない程度に話創作に集中したいななどと思ってます。

>あと、残暑見舞なのですがあしよし家のスキャナさんが故障してしまいました。そういうことなので、郵送で贈らせて頂きます。只今目下作成中です。
>リクエスト内容なのですが…微妙に破ってます(爆)すみません。お二人に何故か+αがついて来てます、しかも彼が一番うまく描けてます(死)。日頃誰を1番描いているかが出てしまってる…おそるべし、ゼルやん☆。
>余りに申し訳がないので2ショットを描きなおしたら全然残暑見舞と違ってました。何故っ!!??もう1回兆戦しますかなぁ・・・。
>またまたへタレ絵になるでしょうが、どうぞ御待ち下さいませ。

だからっ!ヘタレ絵じゃないですってばっ!(><)
うふふふふふふふ。原画がもらえるのね……楽しみに郵便ポストの前で待ってますvv
『+α』が凄くうれしいです(笑)初の親子三人揃い踏み♪ですね。
↑もはや原作の設定などお構いなしになったらしい(多大に待て)
あああ、想像するだけで楽しみで思わず顔がにやけてしまいますvv

>それでは、撤収しますね♪
>(P・S.ここでいう事ではないんですが…一応報告です。お宅様で17飛んで000の記念を取ったのは私です(爆死)。)

貴女だったのね(笑)
ちょうどそのときに某所のチャットでカウントダウンしていて、誰が踏んだのだろうか、とみんなで首捻ってました(笑)

ではでは。撤収というか、強制排除されたいと思います(笑)
ねんねこでした。


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7184何とかレスできたっ!むくぅ 8/19-17:05
記事番号7095へのコメント

 どうもこんにちはなのです。二週間と言いつつ実は一週間だった帰省から帰ってきて真っ先に書き殴りに向かったむくぅなのです。
 今回は迷惑全話レス無理だと思ったのに(オイ)!
 今の喜びを踊りながら表現しようと思いますのです!
 ……すいません。フロッピー投げつけないで下さい。
 そうじゃなくて、感想書かせていただきますのです。

 頭乏しいとか言われてるガウリイさんとか、馬に迷惑がられてるウィルパパりんとか……
 いやそっち方面じゃなくて、新しく出てきたヘレンさんのことが気になることとか、パパりんを見てゼルガディスさんを殴りつけるクラヴィスさんとか……
 ……………………すいません。どうしても変な方向に話がそれるので、今回の感想を終わりますのです。
 では逃げますのですっ! って、あっ! リナさんっ! これはただの逃走じゃなくてきっとたぶんおそらく勇気ある撤退……
 (火炎球直撃)

 …………………………

 と……いうわけで、人への感想でまで悪乗りしている、迷惑蝙蝠むくぅなのでした。
 それでは逃……いや、敗走しますのですっ! むくぅなのでしたっ!

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7208何とかレス返しできたっ!(待て)ねんねこ E-mail URL8/26-13:40
記事番号7184へのコメント

むくぅさんは No.7184「何とかレスできたっ!」で書きました。

> どうもこんにちはなのです。二週間と言いつつ実は一週間だった帰省から帰ってきて真っ先に書き殴りに向かったむくぅなのです。

もはや『書き殴り』訪問は日課ですな(笑)
今年も家でのんびりまったりだったねんねこです。←忙しくて帰省もろくにできんかったです。

> 今回は迷惑全話レス無理だと思ったのに(オイ)!
> 今の喜びを踊りながら表現しようと思いますのです!
> ……すいません。フロッピー投げつけないで下さい。
> そうじゃなくて、感想書かせていただきますのです。

我が家のフロッピーは(というか私の)軽く50枚超えますので、かなりの凶器になります(笑)
しかもぎっしりデータが詰まってます。圧縮して、数減らせ、自分。
迷惑じゃないです。ぜひ全話レス達成してください。待ってます。書くのとろいので、全然時間的余裕はあります(待て)

> 頭乏しいとか言われてるガウリイさんとか、馬に迷惑がられてるウィルパパりんとか……
> いやそっち方面じゃなくて、新しく出てきたヘレンさんのことが気になることとか、パパりんを見てゼルガディスさんを殴りつけるクラヴィスさんとか……
> ……………………すいません。どうしても変な方向に話がそれるので、今回の感想を終わりますのです。

どうもパパりんとクーちゃんに視線が行っちゃうみたいですねぇ(^^)
本気でお馬さんと戯れるパパりんとか、ゼルを小突き回して悦に浸るクーちゃんとか掘り下げて書きたかったんですが(待て)
さすがにゼルファンを敵に回すようなマネはできなかったらしいです。

> では逃げますのですっ! って、あっ! リナさんっ! これはただの逃走じゃなくてきっとたぶんおそらく勇気ある撤退……
> (火炎球直撃)
> …………………………
> と……いうわけで、人への感想でまで悪乗りしている、迷惑蝙蝠むくぅなのでした。
> それでは逃……いや、敗走しますのですっ! むくぅなのでしたっ!

しかもそのリナさんがこっちに向かってくるしっ!?
なんか叫んでるし……『出番増やせ?』んなの無――――(ぷつ)


――――沈黙。


のちにねんねこのフロッピーから『またです。むくぅさん』という書き置きが見つかったという。




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7188念願のレスですっ(> <)あんでぃ E-mail 8/20-21:19
記事番号7095へのコメント


こんばんは!!やっとレスできましたぁ!!最近オープンから10時までバイト続きで(高校生は9時までだろうよ、おい店長)今までレスする事ができませんでした(泣)やっとこさバイトの休みができました←愚痴るな(T T)ので、壊れ気味ですがレスさせてくださいませ♪


ねこさんのガウリナ〜♪思わず隠し撮りしちゃう勢いの嬉しさです♪

それに、それにっこのパターンはもしやっ!!リナちゃん・がうりんがそれぞれ依頼を受け、ばったりばったりあら大変、再会した二人は敵同士っ?!てなパターンですかっ?!
ああっなんて燃えるシュチュエーションっ!! Byアメリア(待て)



えっと、今回ガウリイ君はもしかしてもしかして、悪役さんになってしまうのですか?!
しかもしかも、竜神の聖杯さんってすごい重要アイテムな気がして気になりますぅぅぅぅ!!


メイドさんがメイドさんが襲われてるぅぅぅっ!!←待て、ちゃんとヘレンさんって言ってあげなさい。
個人的にはメイドさんはツボな人物です(> <)理由なんてありませんが←おい
領主さんはなんで聖杯を盗んだのか、そのあたりも気になりますしっ
メイドさんを助けたリナちゃんも必然的に巻き込まれて、このあたりにガウリナな運命を感じますっ(待て)


ヘレンさんが、パパりんをおっさんといってますが、パパりん見た目は20代の筈(笑)おっさんといったあたり、きちんと年齢を把握しているのでしょうね(笑)
しかし、次回はいよいよパパりん&リナちゃん(とメイドさん←待て)の出会い編になるのですね♪あああああああ、楽しみすぎるぅぅぅぅぅぅ!!!



>この話、なぜか勝手にシリーズ化している「えきせんとりっく」の第一部終了(白の奇跡)と第二部開始(THE DAY OF JUDGMENT)の間に位置している話です。
>ので、季節は冬!誰がなんと言おうと冬なんです!(笑)
>だからパパリンが黒いコート着てるのは変じゃないんです。真夏なのに黒いコート着やがってなどという苦情はねんねこは受け付けてはおりませんが、どうぞどしどし親父殿まで。

黒コートパパりん♪私はパパりんの事を何となく白い服なイメージを持っていたので、黒は新鮮なイメージです♪決してブラック・ジ○ックなんて思い浮かべてません(笑)ええ、全っ然(笑)(: ̄v ̄)⇒ 遠い目

そして、パパりん♪しっかとお婿にいただきますvvv
ありがとうございます!!
嬉しいです〜〜〜〜!!

それでは、続きさんを楽しみに待っておりますので!!!!!!
HPの改装(?)のほうも楽しみに待ってます♪それでは、あんでぃでしたvvv





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7209ああん♪ありがとうございます(><)ねんねこ E-mail URL8/26-13:57
記事番号7188へのコメント

あんでぃさんは No.7188「念願のレスですっ(> <)」で書きました。

>こんばんは!!やっとレスできましたぁ!!最近オープンから10時までバイト続きで(高校生は9時までだろうよ、おい店長)今までレスする事ができませんでした(泣)やっとこさバイトの休みができました←愚痴るな(T T)ので、壊れ気味ですがレスさせてくださいませ♪

あああ、お疲れさまですっ!
というか、それをネタに店長脅して時給増やしてもらうというテもありです(待て)
というわけでねんねこです。いつもお世話になってます。

>ねこさんのガウリナ〜♪思わず隠し撮りしちゃう勢いの嬉しさです♪
>それに、それにっこのパターンはもしやっ!!リナちゃん・がうりんがそれぞれ依頼を受け、ばったりばったりあら大変、再会した二人は敵同士っ?!てなパターンですかっ?!
>ああっなんて燃えるシュチュエーションっ!! Byアメリア(待て)

ふふふふ。カーネルおじさんとともに先の見通しきいてるく・せ・にvv(笑)
↑勝手に喋ったんだろよ、自分。
とはいえ、間に恐怖の妖怪にょほほ親父がいますからね。燃えるシチュエーションになるかどうかはわからないです。妖怪にょほほ親父=ムードぶち壊し魔ですし(をひ)

>えっと、今回ガウリイ君はもしかしてもしかして、悪役さんになってしまうのですか?!
>しかもしかも、竜神の聖杯さんってすごい重要アイテムな気がして気になりますぅぅぅぅ!!

どうなのでしょう。悪役側にいるかもですねぇ(ー_ー)
でも、ねんねこさんガウリイ君も好きなのでそんなにひどい役回りではないと……(多分)

>メイドさんがメイドさんが襲われてるぅぅぅっ!!←待て、ちゃんとヘレンさんって言ってあげなさい。
>個人的にはメイドさんはツボな人物です(> <)理由なんてありませんが←おい
>領主さんはなんで聖杯を盗んだのか、そのあたりも気になりますしっ
>メイドさんを助けたリナちゃんも必然的に巻き込まれて、このあたりにガウリナな運命を感じますっ(待て)
>ヘレンさんが、パパりんをおっさんといってますが、パパりん見た目は20代の筈(笑)おっさんといったあたり、きちんと年齢を把握しているのでしょうね(笑)
>しかし、次回はいよいよパパりん&リナちゃん(とメイドさん←待て)の出会い編になるのですね♪あああああああ、楽しみすぎるぅぅぅぅぅぅ!!!

実年齢知ってます。とある理由により(笑)
その話はまた次回ということで。
パパりんとリナちゃんの邂逅、一体どういう風になるのかしら(笑)←マテ。


>>この話、なぜか勝手にシリーズ化している「えきせんとりっく」の第一部終了(白の奇跡)と第二部開始(THE DAY OF JUDGMENT)の間に位置している話です。
>>ので、季節は冬!誰がなんと言おうと冬なんです!(笑)
>>だからパパリンが黒いコート着てるのは変じゃないんです。真夏なのに黒いコート着やがってなどという苦情はねんねこは受け付けてはおりませんが、どうぞどしどし親父殿まで。
>黒コートパパりん♪私はパパりんの事を何となく白い服なイメージを持っていたので、黒は新鮮なイメージです♪決してブラック・ジ○ックなんて思い浮かべてません(笑)ええ、全っ然(笑)(: ̄v ̄)⇒ 遠い目

黒でシックにかっこよくっ!パパりんにはべしっと決めていただきたかったのです。このおかげでむふふなイラストもいただきましたし(嬉)
パパりんもクーちゃんも白も似合うでしょうけど、濃い緑色とか黒とかも結構に合うと思うんですよ。二人して、真っ黒のコート着て微笑まれたらおそらく私は一生二人を離しません(笑)
ブラッ○・ジャック……下手すると病院シリーズ(ああ、再会しようよ自分)で再現される恐れがあります。あの女の子は誰だっ!?(笑)うさぎっ!?(激違)

>そして、パパりん♪しっかとお婿にいただきますvvv
>ありがとうございます!!
>嬉しいです〜〜〜〜!!

家出親父と呼んでください。
某所のお婿に行ったら石っころが砕け散ります(笑)
楽しくて何度もやってたら『不正な処理』で再起動する羽目になりました。
呪いだ……絶対石っころの呪いだ……(ーー)

>それでは、続きさんを楽しみに待っておりますので!!!!!!
>HPの改装(?)のほうも楽しみに待ってます♪それでは、あんでぃでしたvvv

続き……(遠い目)
頑張りまっす。"あのこと”皆さん、やっぱりまだ気づかれていないようです。
あんなにさりげなくしかもおおっぴらに伏線張ってあるのにっ!(笑)
桐生あきや嬢の言う通り、なんだか一騒動起きそうな気がしてきました(遠い目)

ではでは♪


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7211どうしても、呼ばれた気がするの(汗)ゆえ E-mail URL8/27-00:51
記事番号7209へのコメント

にょにょんがにょんぱにょんぱぱぱ♪
と、自分で唄って召還してみたりなんかする、某所のねーさんです(汗)
あんたね、感想かかんで、ここに反応してどーするよっっ。と、思われる時は、問答無用で、「パイ」して、石臼ぐるぐる♪しちゃってください(汗)


>>そして、パパりん♪しっかとお婿にいただきますvvv
>>ありがとうございます!!
>>嬉しいです〜〜〜〜!!
>
>家出親父と呼んでください。
>某所のお婿に行ったら石っころが砕け散ります(笑)
>楽しくて何度もやってたら『不正な処理』で再起動する羽目になりました。
>呪いだ……絶対石っころの呪いだ……(ーー)

婿に戴いたので、石っころはきっと結納品だろうということで(待て)
ああ、引き出物かしらん♪(さらに待て)
って、何度もやったんですかっっ?!
しかも『不正処理』だと言われ、再起動するまで砕くあたりが(笑)
そうかぁ・・・・突然、自宅でオオクワガタが頭に降ってきたのも、連載ほっぽらかして別の話書き始めたのも、ツーリングの予定時間、早朝3時に起きれなかったのも、ぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんぶっ、石っころの呪いだったのねっっっ?!
ああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっ(汗)

うふ。
うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ。|電柱|ー ̄)

どうせ呪われるんだしと、上のリンクに何かあったりして(爆)
以上、後は逃げるのみっっ(汗)

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7238ああぁあああ、石臼っ!ねんねこ E-mail URL9/1-13:34
記事番号7211へのコメント
わざわざ添付してくださってありがとうございますっ!
…………………てっ!
石臼ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!(爆笑)
ああああぁあああ、なぜに石臼とか言う前にどうやって作成したのか聞きたいですわっっ!(笑)さあ、姉さまにもらったものをコレクションにして、いつかネット上で公開しよう……(野望)
というわけでねんねこでした。

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7210申し訳ありませんでした。ねんねこ E-mail URL8/26-14:02
記事番号7095へのコメント


ねんねこです。
今回のレス返しの遅さにはもう何も言い訳できません。
久遠安宿様、九条みすず様、水無月弥生様、のりぃ様、安井/あしよし様、むくぅ様、あんでぃ様。遅くなって、本当に申し訳ありませんでした。不束者のねんねこですが、これからもよろしく相手してやってくださいませ。


で、続きですが。
本来ならば今日投稿する予定だったのですが、何を血迷っていたのか、登場人物のキャラの名前が途中ほとんど入れ替わっているという状況が発覚いたしまして(滝汗)
近日中に修正して投稿させていただきます。
楽しみに待っていてくださっている心やさしい方、申し訳ありませんが、もう少々お待ちください。

それでは。


                           ねんねこ 拝

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7213THE DARK SIDE OF THE MOON 4ねんねこ URL8/28-09:53
記事番号7095へのコメント

お待たせしました。
結局長いですが、読んでくだされば幸いです。


 黄昏色が街全体を染め上げる頃。
 母親に手をひかれ歩く少年がいた。いつもの時間、いつもの帰り道。日課と化した散歩がてらの買い物も夕日と共に終わりを告げ、彼らは家路についていた。
 これまた日課と化した空に輝く一番星を探そうと今日も視線を少しばかり上にあげ―――少年は一点に釘付けになった。
 近くの二階建ての建物。そこに少しばかり変わった人が佇んでいることに気がついて。
 神官―――なのだろう。黒という変わった色の神官服を着ていたが。街よりも少し高い場所に建っている城の方を見ているために、自分の場所からはその神官らしき男の顔は見えなかった。肩で切り揃えられた黒い髪は、風が吹いても決してなびくどころか揺れもしなかった。
 ―――と。
 少年の視線に気づいたのか、神官姿の男がゆっくりとこちらを向く。神官の紫暗の瞳に少年の姿が映り―――神官は手にした赤い宝玉のついた杖を軽く振って、右手の人差し指を口元に当て―――
「どうしたの?」
 呆然とただ神官を見つめる少年を引き戻したのは母親の声だった。
「うん。あそこに人が―――」
 少年は視線を神官から外し、母親を一瞥する。右腕を少し上に挙げ、人差し指で神官の方を指し―――てもそこには誰もいなかった。
 ほんの数十秒まで確かに二階建ての建物の屋根の上に佇んでいた男は跡形もなく消えていた。
「……人?」
 母親が怪訝な顔で少年が指差した方を見回したが、息子のいう“人”らしきものは、どこにもいなかった。だいたい普通はいるはずなどないのだ。屋根裏部屋もないような建物の屋根に人など。
 困惑した表情の息子に小さく微笑んで、母親は少年の手をひきながら再び家路に向かって足を進めた。
「きっと見間違いだったのよ。さあ、家に帰りましょう? パパがお腹を空かせて待ってるわ」
 母親の言葉にいまいち納得のいかない表情をしていた少年も自身のお腹から鳴った空腹の知らせの悲鳴を聞いて、照れ笑いを浮かべた。すぐに母親に引きずられるのではなく、自らの足で道を歩き始める。
 少しばかり歩いて、少年が再び振り返ってもそこにはやはり神官の姿はなく、いつもの光景が広がるのみ。
 もしかしたら、母親の言う通り見間違いだったのかもしれない―――そう納得して、少年は二度と振り返ることはなかった。



 とん。
 小さな音を立てて、虚空から現れた黒い神官は再び屋根の上へに着地した。
 彼よりももっと高位の存在―――赤眼の魔王シャブラニグドゥを象徴するような黄昏の空。それを背景に佇むグレイン城を見つめる。
 ―――あそこに目的のものが、ある。
 小さく笑みを浮かべて、ふと、なにかに気づいたように視線を動かす。
 それは白く丸い存在。
 沈む太陽に照らされて淡い白色の姿を見せる月。
 夕日と共に地平線に沈んでいく月は少しばかりかけていた。
「……新月まであと2日というところですか」
 ただそれだけ呟くと、黒い神官は―――獣王ゼラス=メタリオムに使える獣神官ゼロスは目を細く開けて薄笑いを浮かべた。



  THE DARK SIDE OF THE MOON  4



「困りますっ! いくらヴァレンタインご当主様でも、謁見室を通さずにというのはっ!」
(まったくこーいう城の仕えてる人たちっていうのはどうして同じ台詞しか言えないんだろ?)
 数ヶ月前、ちょっとした私用でここに来た時とまったく同じ台詞を―――しかも記憶が正しければ、数日前にも確かセイルーンで似たような言葉を聞いた気がした台詞を―――軽く聞き流しながら後ろにどうにか自分を止めようとしているメイドを連れ歩きつつ、ウィルフレッドは嘆息しながらあごに手をやった。
「うーん。本来ならちゃんと謁見室を通して話したいんだけどねぇ」
 前回初めてここを訪れた時は案内などしてもらわなかったので、どこになにがあるのか皆目見当もつかなかったが、とりあえず、城の奥へ奥へと適当に進みつつ、困ったように口を開く。
「城の近くの宿をとって、お馬さんと疲れるまで遊んでいたというのに、謁見許可が下りないなんて変でしょう?
 となれば、考えられるのは、謁見願いの知らせがグレイン公のところまで伝わっていないか、グレイン公が僕に会いたくなくて無視しているかのどちらかにしぼられる。まさか2時間も人を待たせなくてはならない仕事なんて、こんな辺鄙(へんぴ)な街にあるわけがないし」
 自分の住む街を『辺鄙な街』と皮肉られて―――いや実際、城は立派だが城下町はなんてことのないただの街であることには間違いがないのだが―――彼の後をちょこまかと追っていたメイドの顔が少しばかり引きつった。が、ウィルフレッドは敢えてそれを無視した。少しばかりペースの速い足を止めることなく言葉を続ける。
「ところでグレイン公がどこにいるか君は知らないの?」
「ですから先程から『ディリオス様の本日のご公務は終了いたしました。もう自室にてお休みになられています』と何度も申し上げているでしょう。また明日―――」
 そっけなく淡々と答えてくるメイドを横目で見つつ、ウィルフレッドは嘆息しつつ、明後日の方に視線を向けながら、さりげなく足を横に出した―――実に自然な動きで。
「―――明日、改めて謁見希望を申し出ることをお勧めいたし―――きゃあっ!?」
 聞き分けのないヴァレンタイン当主を諦めさせるためか、毅然(きぜん)な態度をとろうと瞑目して淡々と言葉を紡いでいたメイドの口から悲鳴が漏れる。さりげなく彼女の進路に出したウィルフレッドの足に物の見事を引っかかって、そのまま廊下ですっころんだのだ。
「まあ、大変。大丈夫かい?」
『………………お前。いつも思うがよくそんな言葉を平気な顔して言えるな、ウィル』
 自分の頭だけに響く≪パイシーズ≫の声を当然無視して、ウィルフレッドは廊下に片膝をつきながら、転んだメイド―――どうやら鼻ではなくおでこを打ったらしい―――にいけしゃああしゃあと心配の声をあげる。
 なんとか身を起こして、廊下に座り込みながら真っ赤な顔をして―――恥ずかしいのだろう。当たり前だが―――メイドは何度も首を縦に振った。
「ごめんなさいごめんなさいすみません大丈夫です」
 メイドの言葉にウィルフレッドは優しく微笑んだ。
 それはまさしく魔性の微笑。
 その表情を見たメイドの顔がさらに赤くなったことに気づかない振りをしながら、そっと彼女の肩に手を乗せる。
「大丈夫ならそれで良いんだよ。今度はもうちょっと気をつけようね?」
「……は、はい」
 ずっと座りっぱなしのメイドにウィルフレッドは床につけていた片膝を床から離して手を差し伸べる。
「立てるかな?」
「だ、大丈夫ですっ!」
 早鐘のように脈を打つ心臓があるであろう場所を服の上から抑えながらメイドが慌てて立ち上がる。その彼女のぶつけて赤くなった額に手をそっと寄せて、ウィルフレッドは呟く。
「怪我、してる」
「だ、大丈夫です。ぶつけただけですから」
「駄目だよ。すぐに冷やさないと。女の子なんだから跡が残ったら大変でしょう?」
『…………』
 確か数ヶ月前もこの城で同じような台詞を聞いた覚えがある。≪パイシーズ≫は深々と溜め息を吐くような声を上げてみせたが、やはりそんなものはウィルフレッドには通用しない。
「水はどこに行ったらあるのかな? 他のメイドさんたちってどこにいるの? 一緒についていってあげるから、手当てしよう。ね?」
「で……でも……ディリオス様とお会いするおつもりでしょう? そちらを優先すべきでは―――!」
 少しばかり童顔だが、端正な顔立ち。スタイルも良い。そんな男の綺麗な翠の瞳で見つめられ、それでも平静を保っていられる年頃の女などそう多くはいない。頭は混乱し、パニック状態。なんとか声を上げるも口から出た台詞は先程までの台詞とは正反対のもの。
「グレイン公がいる場所がわからないからね。そろそろ諦めようと思って。でも―――」
 ウィルフレッドが口の端に笑みを浮かべる。
「―――君の怪我の手当てするまで帰らないよ」
 冷静に考えれば、人間の心理を逆手に取った誘導尋問だと気づいたかもしれない―――が、メイドにとっては口説き文句にしか聞こえなかった。もはや彼女の顔はゆでだこよろしく真っ赤。これ以上近づかれたらそのまま緊張の糸が音を立てて切れてその場で倒れ込むだろう。
 それだけはなんとか避けなければならない。メイドは観念したように声を上げた。
「あああああ、ディリオス様のいらっしゃる場所までご案内しますぅぅぅぅぅ」
 その言葉にウィルフレッドは先程までの流し目をいつものきょろっとした目に戻して、のへら、と笑った。首を少しだけ傾けて、にこやかに言う。
「おや、そう? それはどーもv」
『……………………詐欺師。』
 みょーなことに手慣れているウィルフレッドに≪パイシーズ≫はただただ呆れることしかできなかった。



「あの人は詐欺師なんですぅぅぅぅぅぅっ!」
 声を掛ける間もなく城の中に消えていったウィルフレッドを思い出しつつ、ヘレンはテーブルに突っ伏してぼたぼたと涙を流していた。
 そんな彼女が狭い食堂の中で目立たないわけがない。一同の視線を浴びているのを感じつつ、他人の振りをしていたリナがうめいた。
「ちょ……ちょっと、ヘレン……お願いだからもう少し小さな声で……」
「廊下のなにもないところですっころんだ私を優しく笑って助けてくれてぇぇぇぇ、おまけに流し目が色っぽくて私にその気があるんだと思い込ませてぇぇぇぇっ!
『ちょっと良い男かも?』とか思ったら子持ちの40過ぎたおっさんだったんですよぉぉっ!」
「……人の話聞きなさいよあんた……」
「あああああ、私の純情踏みにじられたのぉぉぉぉぉぉっ! 甘い顔で私を騙して利用したのよぉぉぉぉっ! 詐欺師よあの男(ひと)はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
 数ヶ月前のことを思い出してねちねちと愚痴り続けるヘレンにリナはもはやなにも言う気力がなくなって立ち上がった。そのまま未だテーブルに突っ伏したままのヘレンの背後に回って、右手をまっすぐと伸ばし―――
「てい。」
 とす。
 小さな掛け声と共におろした手刀は、見事にヘレンの首筋に入り、彼女はようやく静かになった―――が、集まった視線はどうにもならなかった。いったいどうなるのか―――と、むしろ、これからの展開を期待する好奇の目はどんどん増えつつある。
「……まったく……」
 こんなに視線が集まっていたのでは、肝心の話が聞けない。なにせ街の領主が関わっている話なのだ。もし誰かに聞かれようものなら、無用に人々にパニックを起こしかねないうえに、人々の騒動に駆けつけた兵士にとっ捕まりかねない。
 領主の立場が悪くなる話を流したのであれば、それが真実であろうとなかろうとそれなりの罰を受けるのは目に見えている―――が、はっきり言ってそんなのはごめんである。
 小さく溜め息を吐きながら、どこかに意識を飛ばしたヘレンをずるずると引きずって借りた部屋に向かいつつ、リナは自分のトラブルに巻き込まれやすい体質を呪った。



『お前。絶対詐欺師になれるぞ』
 ふらふらとやや足元がおぼつかない―――ちなみに未だ顔が赤かったりする―――メイドの後を少しばかり距離を置いて歩くウィルフレッドに妙に自信ありげに≪パイシーズ≫が言ってくる。その言葉に右手の人差し指を左右に振りながら、心中で呟く。
(失敬だね。世間を上手く渡っていくための処世術と言いたまえ、≪パイシーズ≫)
『なにが処世術だ。単なる色仕掛けではないか。まったく息子が息子なら親も親だぞ』
(はっはっはっはっ。クラヴィスくんと一緒にするなんてわかってないにょ、石っころくんは)
 心中で―――というか、≪パイシーズ≫と会話しているので、口に出しているようなものだが―――相棒を軽く嘲笑いながらウィルフレッドはぽつりと口を開いた。
「僕はね」
 少し先を歩いていたメイドが廊下の突き当たりのところで立ち止まる。そこがディリオスがいる部屋なのだろう。自分を待っているメイドには聞こえないように小さな声で呟く。
「持って生まれたこの顔を最大限に利用しているだけなのさ」



「ちょい出かけてくる」
「女漁りか」
 街の郊外にある宿屋に入って部屋に荷物を置いたすぐ後。
 外出を告げたクラヴィスにゼルガディスが即座に口にした言葉がそれだった。
『……………………………………』
 とりあえず兄弟二人しばし沈黙し―――最初に口を開いたのはゼルガディスだった。
「違うのか?」
「違うに決まっとるだろがっ!」
 今度は弟の言葉を即座に否定し、ついでに足も出すが、もともと当てるつもりもない甘い蹴りだったせいもあってゼルガディスはその足を頭を少し傾げることで難なく避けた。読み掛けの本から目も離さずに言葉を返した。
「そうか。てっきりまた色仕掛けで女引っかけるのかと思った」
「失敬な。色仕掛けは親父の専売特許。そんなのとオレと一緒にするな」
「じゃあクラヴィスさんはいったいなんなんですか?」
 自分に当てられた隣の部屋に荷物を置いて来たアメリアが入ってきながら言ってきた。話がわかっているところを見ると、どうやら今までの会話は外に筒抜けだったらしい。
 アメリアの言葉にクラヴィスが軽くウインクしながら答える。
「持って生まれたこの顔を最大限に利用した単なる世の中を上手く渡っていくための処世術だ」
「―――で、色仕掛けで女を引っかける、と」
「どうしてそこに持っていきたがるのかなゼルガディスくん」
 さりげなくゼルガディスの首に右腕を掛けつつ、クラヴィスが引きつり笑いを浮かべる。首を絞めつけるクラヴィスの腕を払いながらゼルガディスはそっけなく言い返した。
「事実だろ―――というか、いいのか? さっさと行かなくて?」
 ゼルガディスに言われて、やっと自分が本来これからすべきことを思い出したのか、クラヴィスはぽん、と手を叩いた。
「をを。そういえばそうだな。というわけで行ってくる。つーわけで、夕食は先食べてていーから」
「真夜中までに帰ってこなかったら部屋の鍵も閉めるからな」
「そんな遅くまではかからないさ。“探し物”が見つかったらさっさと帰ってくるつもりだし」
「ならいい」
 クラヴィスの言葉にあった“探し物”がいったいなんであるのか尋ね返すことなくゼルガディスは言った。アメリアも尋ねない。
 興味がないといえば嘘になる。だが、クラヴィスが具体的に言わないのであれば、それは自分たちにとって聞かなくても良いことなのだ―――クラヴィスが自分たちには言わなくても良いと判断したことなのだ。それを無理に聞き出すことはない。話したくなればそのうち話すだろうし、話したくなければまったく話さないだろう。
 相手のすべてを聞き出して、『仲間』であることを確認しあわなくてはならないほど彼らの絆は浅くはない。
「あ、クラヴィスさん」
 すれ違いざまにアメリアがクラヴィスを呼び止める。きょとんとした顔で立ち止まるクラヴィスに、顔は動かさず、視線だけそちらに向けるゼルガディス。
「襟が変ですよ」
 アメリアはクラヴィスの背中に回り、整っている襟元をなぜか整え直す仕種をする。整え直したところで、ぽんぽんと背中を叩き、微笑を浮かべてみせる。
「直りました」
「ああ、さんきゅ。アメリアちゃんは気が利くね」
 クラヴィスもやはり微笑みながら礼を言う。朗らかな雰囲気が流れる中、ゼルガディスは一人怪訝な顔でその様子を眺めた。
「んだば、行ってくるな♪」
「いってらっしゃいです」
 アメリアに見送られて、クラヴィスが扉をぱたんと閉める。笑顔で手を振る彼女の背中をじっと見つめながら、ゼルガディスはしばし沈黙を保ち―――やがて口を開いた。
「…………アメリア」
 彼女がいったいなにをしたのか見抜いたゼルガディスが呟くように声を上げる。いったい彼女がなにを考えているのか理解できない―――彼女の行動が理解できない。
 クラヴィスの服の襟の裏になぜレグルス盤など仕込んだのか、理解などできなかった。
 ゼルガディスに呼ばれて、アメリアは彼の方を見やった。
 いつもの笑みもない、無表情。いつになく真剣な顔で、アメリアは口を開いた。
「少しばかりクラヴィスさんを利用させてもらいましょう」
「……話を聞かせてもらおう」
 ぱたんと本を閉じる。真っ正面から自分を見据えて真剣な顔で言ってくるゼルガディスにアメリアは瞑目しながら首を縦に振った。
「ええ。もちろん」




「フィリオネルめ……ウィルフレッドを送り込んでくるとはな」
 謁見願いを知らせに来たメイドを『明日一番に』の一言で追い返し、テーブルの上においておいたワイングラスになみなみ注がれた赤ワインを一気に飲み干してディリオスは苦々しく言葉を吐いた。
「ウィルフレッド=ヴァレンタイン神官殿は貴方様と同じくセイルーンの最重要機密(トップ・シークレット)を知っている方―――その方を間に入れてくるのは既に予想済みのことではなかったのですかな?」
 皮肉混じりにそう言ってきたのはレックスだった。壁に掛けられた的に狙いを定めて数メートル先からダーツを投げる。さすが腕利きの傭兵というべきか―――ダーツは的の中央に突き刺さり、その結果にレックスは小さく笑みを浮かべて、自分のグラスに注がれたワインをやはり一気に飲み干した。
 その様子に冷たい視線を向けながら、ディリオスは問う。
「……≪聖杯(あれ)≫の警護はどうした? レックス」
「大丈夫ですよ、グレイン公」
 まったく問題がない、とでも言わんばかりの表情でレックスは答えて来た。
「例のものはしっかりとガウリイ=ガブリエフが警護しておりますゆえ。貴方はなにもご心配なさることはない」
 レックスの言葉にいまいち納得しない表情をしながらも、警護しているというのであれば、それ以上なにも言うことはできない。
 壁に立てかけておいたビリヤードのキューを手に取り。
 こんこん。
「なん―――」
 ディリオスが扉をノックした相手になんの用件か尋ねる前に―――どころかノックされると同時に―――扉が開いた。
 入って来たのは、先程謁見願いを知らせに来たメイドとその謁見願いを出した、今一番会いたくない男。
 ウィルフレッドを見るなり、ディリオスはあからさまに嫌そうな顔をしてみせた。
「……ずいぶんと不躾(ぶしつけ)だな。ウィルフレッド」
「失礼なのは君も一緒でしょう。ディリオス。僕が出した謁見願いが君に届いていないわけないだろう?」
 ディリオスの言葉を鼻で笑い、ウィルフレッドは言葉を返した。
 予告無しのいきなりの自分の来訪に驚きもせず、むしろ嫌悪の表情を浮かべて出迎えるというのは、自分がこの城に来ていることを知っていたから。自分が来ていることを知っているということは、謁見願いが彼の元に届いているということである。
 確認してくるようなウィルフレッドの問いにディリオスは手にしていたキューでビリヤード台に残っていた玉を突く。いつもなら簡単にポケットに入るはずの玉はコーナーにわずかに弾かれて、別の場所で停止する。
 調子が悪いわけではない。いつもの調子が出せないほど動揺しているのだ。
 少しばかり青ざめた顔で―――だが、極力平静を装いつつ彼は答える。
「『公務時間は終わった。明日にでもまた出直してこい』―――私はそこの彼女(メイド)にそう言ったんだがな?」
「あきれたもんだね。僕の頭の中じゃあ、領主は街を良くするためにいる存在だと思ったけれどそれは間違いだったのかな」
 言葉通り呆れた表情で肩をすくめた。そんなウィルフレッドの視界に入っていたのは、ビリヤード台とディリオス。少し離れて自分の近くにいる彼のお付き―――秘書や世話係といった類ではないだろう。正規の兵士の格好ではないところを見ると、どこからか雇った傭兵というところだろうか―――の姿。そして、一般人には到底手が出せないようなワインボトル。
 ウィルフレッドは鼻を鳴らした。
「時間通りの公務に、街の雰囲気に不釣り合いの城。広い遊戯室(ゲームルーム)で、優雅にゼフィーリアの最高級ワイン? 一国の王にでもなったつもりかい? ディリオス=グレイン」
 その台詞にディリオスの眉が跳ね上がった。が、それを無視してウィルフレッドは言葉を続ける。
「なにを勘違いしているんだか知らないけれど、君はラルティーグの小さな街の領主でしかない―――君はそれをコンプレックスに思っているようだけどね」
 人を試すような視線を向けてくるウィルフレッドにディリオスは視線を背けた。
 この世界には権力を持たぬ人間などたくさんいる。
 自分は少なくとも“アラン・シティの領主”という権力を有している。
 だが。
 数十年前、共にいた二人の少年。
 かたや、世界の中心と言っても過言ではない国の国王候補。
 かたや、世界でも名の通った神官貴族の跡取り息子。
 自分と共にいた二人の少年は、自分とは世界が違い過ぎた。
 この二人に比べれば、自分はちっぽけな街の領主の息子でしかないということが思い知らされて、その度に惨めな思いをした。
 そして、その事実は自尊心(プライド)が高いディリオスにとっては耐え難い屈辱だった。

『常に自分が一番でありたい。自分が一番であり続けたい』

 だから父親の死によって、自分のところに領主の地位がやって来た時、彼は街を見下ろすような場所に城を建てた。自分が権力を持つ人間だと―――自分が街で一番権力を持つ人間だと街の人々に誇示するために。
 常に自分が一番であり続けるために。
 ディリオスは深く息を吐いた。
「……もっと友好的に話をしようではないか」
「僕と君が友好的に? なにを今さら」
 友人のためなら自分はどうなっても良いというウィルフレッドと自分のためなら他人などどうでも良いというディリオス。正反対の二人が友好的に話せたことなどこの数十年の付き合いでただの一度もない。
 ほんの少しだけ可笑しそうに笑みを浮かべたウィルフレッドの顔からはすぐに笑みが消えた。
「悪いけど、いまさら君と友好的に話を進めるつもりは毛頭ない」
 こちらに背を向けて提案したディリオスをあっさり気に捨てて、ウィルフレッドは言う。
「いまさら遠回しに小突き回してもさしたる利点(メリット)がないから率直に言わせてもらうよ。ディリオス―――」
 そこで一旦言葉を切る。ディリオスに目を向ければ、彼はやはりずっとこちらに背を向けたまま。彼がいったいどんな顔をしているのかはわからない。
 だが、ディリオスが小刻みに震えていることはウィルフレッドだけではなく、二人のやり取りを黙って傍観していたレックスにもしっかりとわかった。
 視線でしっかりとアラン・シティ領主を捕らえつつ、ウィルフレッドは言葉を最後まで繋げた。
「―――ディリオス=グレイン。
 貴殿がセイルーン王宮神殿から盗み出した≪竜神の聖杯≫の速やかな返還を要求する」
 ―――ウィルフレッドのその言葉に。
 誰にも気づかれることはなく、レックスは一人小さくほくそえんだ。



to be continued..........



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7214私も口説いてください。水無月弥生 E-mail 8/28-13:46
記事番号7213へのコメント

お久しぶりです。水無月弥生です。ねんねこさん、お身体の具合はいかがでしょうか。私は思い切り夏風邪にやられまして(汗)夏だというのに毛布かぶって汗だくな毎日を過ごしておりました。
ああ、ついに続きが♪ファンクラブのHPを製作しつつ、いつも続きを夢見ておりました。パパりん(ああ、ついに呼んでしまいましたvv)が素敵にかっこいいです。女の子を口説くときはいつでもあんなに自分の顔を最大限に利用するのですね(^^)さすがクラヴィス君の親です。ヘレンさんの被害者の一人で、『おっさん』呼ばわりしてらっしゃったのですか。ううん。罪なお方です。パパりん。
短いですがこの辺で。また迷惑そうなメールですが、お送りいたしますね。それでは。

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7233今宵お月様の元でうさぎ探しでもしませんか?(違)ねんねこ E-mail URL9/1-12:34
記事番号7214へのコメント

水無月弥生さんは No.7214「私も口説いてください。」で書きました。

>お久しぶりです。水無月弥生です。ねんねこさん、お身体の具合はいかがでしょうか。私は思い切り夏風邪にやられまして(汗)夏だというのに毛布かぶって汗だくな毎日を過ごしておりました。

なんとか無事に過ごせました。というか、すでに夏風邪症状でしたので(待て)
最近どうも常に体調が悪いのはやはり睡眠時間が足りないせいらしいです。寝ろ、自分。というわけでねんねこです。

>ああ、ついに続きが♪ファンクラブのHPを製作しつつ、いつも続きを夢見ておりました。パパりん(ああ、ついに呼んでしまいましたvv)が素敵にかっこいいです。女の子を口説くときはいつでもあんなに自分の顔を最大限に利用するのですね(^^)さすがクラヴィス君の親です。ヘレンさんの被害者の一人で、『おっさん』呼ばわりしてらっしゃったのですか。ううん。罪なお方です。パパりん。

チャットでもウィルフレッドさんと律儀に呼んでいたあなたに感服いたしました(笑)
私もこのおっさんに薄笑いに流し目で口説かれてみたいです(^^)←果てなく待て
続きを夢見るまでお待たせして申し訳ありません。更にお待たせしそうな勢い……いやごふごふげほん。頑張って執筆ちうです(滝汗)

>短いですがこの辺で。また迷惑そうなメールですが、お送りいたしますね。それでは。

ありがとうございます。楽しみに待ってますね。ではではねんねこでした。

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7215処世術……むくぅ 8/28-21:11
記事番号7213へのコメント

 怖い処世術です(汗) 描いたオリジナルモンスターを数えている弟の声を聞きつつ、むくぅなのです。こんばんは。
 普通の女性ならばイチコロなのです。ていうかウィルパパりんさんとクラヴィスさんが同じセリフ言ってるのですぅぅううっ!
 この親にしてこの子あり、というありきたりすぎる言葉が浮かんだ瞬間なのでした(報告)
 パパりんは称号『詐欺師』を手に入れた(効果音)……すいません。ノリなのです。フロッピーなだれを必殺技にするのは止めてください(違)
 どーやら某神官さんもなにやら企んでいるようなのですね。目撃した少年は幸運だったのか不幸だったのか……
 そして襟元にはレグルス盤。姫、したたか(笑)
 あとなんかディリオスにはちょっと偉そな態度で臨んでいるウィルとーさん(使い分け)が妙に笑えましたのです。傭兵さん、企んでますね。怪しい笑みが彼の行く末をよけぇに不安に……(待て)
 パパりんに純情踏みにじられ、リナに首筋に手刀叩き込まれたヘレンさん、不幸なのですねぇ……彼女のこれからがハッピーであってほしいです。
 それでは、逃げます。ピンチです。パソ消されそうなむくぅなのでした。
 新月に向かってダッシュ(違)ッ!

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7234注・決して趣味ではありません(説得力皆無)ねんねこ E-mail URL9/1-12:46
記事番号7215へのコメント

むくぅさんは No.7215「処世術……」で書きました。

> 怖い処世術です(汗) 描いたオリジナルモンスターを数えている弟の声を聞きつつ、むくぅなのです。こんばんは。

いやどちらかといえば処世術うんぬんより『描いたオリジナルモンスターを数える弟』さんの方が気になります(汗)
というわけでねんねこなのです。(感染)

> 普通の女性ならばイチコロなのです。ていうかウィルパパりんさんとクラヴィスさんが同じセリフ言ってるのですぅぅううっ!
> この親にしてこの子あり、というありきたりすぎる言葉が浮かんだ瞬間なのでした(報告)

かえるの子はかえる。結局あんな親からはそんな子しか生まれてこないの代表格なのですが。
…………ゼルガディス=グレイワーズ氏もかえるなんですかね?(爆死)
………………せめてゼルだけにはまともでいてもらおう…………(もう遅いから。自分)

> パパりんは称号『詐欺師』を手に入れた(効果音)……すいません。ノリなのです。フロッピーなだれを必殺技にするのは止めてください(違)

メニュー→ステータス→ウィルフレッド=ヴァレンタイン
詐欺師。Lv.99 HP 9999 MP 99
必殺技。詐欺をすること。女を口説くこと。うさぎ化。(←激違)
アイテム。喋る石っころ。石臼。
仲間。詐欺師クラヴィス。導師ゼルガディス。巫女アメリア。

⇒この仲間と別れますか?     <<yes>> no

…………フロッピーいわずCDROMなだれ攻撃決定です。

> どーやら某神官さんもなにやら企んでいるようなのですね。目撃した少年は幸運だったのか不幸だったのか……
> そして襟元にはレグルス盤。姫、したたか(笑)
> あとなんかディリオスにはちょっと偉そな態度で臨んでいるウィルとーさん(使い分け)が妙に笑えましたのです。傭兵さん、企んでますね。怪しい笑みが彼の行く末をよけぇに不安に……(待て)
> パパりんに純情踏みにじられ、リナに首筋に手刀叩き込まれたヘレンさん、不幸なのですねぇ……彼女のこれからがハッピーであってほしいです。

会うたびに愚痴言ってそうですが。ヘレンさん(笑)
いろいろ皆さん思惑があるよーで書いてみたかったしたたか姫(笑)
というかしたたかだと思うんですよね。『セイルーン王族』としての彼女は。

> それでは、逃げます。ピンチです。パソ消されそうなむくぅなのでした。
> 新月に向かってダッシュ(違)ッ!

どうやら1日に新月という方程式が崩れかけているらしい(昨日見たら新月にも近づいてなかった)月に悲しみを覚えつつ、ねんねこでした。
さて。のうあっ!?なにゆえパパりん血みどろにっっ!?
(と謎の言葉を残していく)←しかも話と関係ないし(爆死)

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7216色男、金も力も、あるんだね(笑)安井/あしよし E-mail 8/28-22:20
記事番号7213へのコメント

ねんねこさんは No.7213「THE DARK SIDE OF THE MOON 4」で書きました。

こう〜しぃが〜ご〜と〜ご〜と売られてい〜く〜よ〜♪ドナドナドナ〜ド〜ナ〜♪
っと、BGMとともに登場してみました安井でっすvこんにちわ♪
只今、無事に残暑見舞というか御中元(笑)が届いているかを心配してます。思いっきり詰め込んだので料金オーバーしていないといいのですが…まぁ、手足が生えてくる心配がないだけいいですよねv


今回ついに某生ごみさんが復活しましたねv最近なかなか見なかったんで燃えるゴミの日かなんかに出されちゃったのかと思いましたよっ★(今の発言で何人のゼロスファンを敵に回しただろう・・・)。登場シーンもカッコ良くて最初はパパりんさんと間違えました(笑)。聖杯のことだけでなく新月に関しても何やら知っている様子でこれからどんな役割をしてくれるのかが楽しみでドキドキです。それより楽しみなのはどうやってまたアメリアさん以下に脅されるかですけどにょん(ウフフ)★
クーお兄さんにレグルス盤くっつけるアメリアさんは今回も男前です。ねんねこさんのアメリアさんはおっとこ前でカッコイイでっす♪

しかしまぁ…ヴァレンタイン親子様は凄いですね(^^;;。くぅっ、ゼルやん☆に何十分の一でいいからお兄さんやお父さんの甲斐性があったらっ!!ああっでも40過ぎてて全然OKだから口説かれたいです。この御話で何人落とすつもりだっヴァレンタイン親子ぉぉぉっ!!!!!!
頑張れっめげるなヘレンさんっ、廊下のなにもないところですっころんだ所を優しく笑って助けてくれて、おまけに流し目が色っぽくてその気があるんだと思い込まされるなんてあの親子には朝飯前なんだからっ!!むしろ私は貴方が次にクーお兄さんに引っかからないかが心配よっ(涙)。

おまけvレスのレッス♪

>しかもちょうどあの手紙が届いた日に両親がその近くまで日帰り旅行してたので
>かなりびっくりいたしました(笑)
4泊5日でしたので、たぶんその日も私は春日温泉にいました(笑)。なんでしょうかね、この縁は(笑)。

>どうしてでしょう。『おっさん』発言がこんなに皆さんの話題にのぼるとは(笑)
>45の親父を『おっさん』といわずしてなんと言うっ!←非道
>いえ。このうさぎもどきを『おっさん』呼ばわりするのが私の目下の目標であり、夢だったので(待てよ)、願いが叶ってうれしかったりするのですが(笑)
おめでとう御座います(笑)。『おっさん』呼ばわりは私も是非させて頂きたいのですが、後から刺されそうなので不可能そうですにょん(笑)。

>ヘレンさんですね。ヘレンさんの活躍はっと……
>…………………………………………………………………
>さ、次、行ってみよう。(逃走)
死ななきゃALLOKv←鬼のような意見。

>だからっ!ヘタレ絵じゃないですってばっ!(><)
アッシー『いやいや全然へタレ絵だよv』
ぜるやん★「へタレでなかったらダメダ絵だな」
・・・・・空耳です、ええ空耳ですともっ(逃走)

>うふふふふふふふ。原画がもらえるのね……楽しみに郵便ポストの前で待ってますvv
>『+α』が凄くうれしいです(笑)初の親子三人揃い踏み♪ですね。
>↑もはや原作の設定などお構いなしになったらしい(多大に待て)
>あああ、想像するだけで楽しみで思わず顔がにやけてしまいますvv
原画なんて頂けるほど大した物じゃないですって(汗)。こんなのでも喜んでいたでけると本当にうれしいですにょぉ。
親子3人組なんですが…まるで3兄弟だと何度思ったことか(笑)いっそのこと3人とも黒スーツにしてユニットにしようかと考えてしまいました。
↑服とっかえはその計画の一部だったり、なかったり・・・。
ああ、今からねんねこさんの反応がドキドキで身体が踊り出します(…マテって)。

>貴女だったのね(笑)
>ちょうどそのときに某所のチャットでカウントダウンしていて、誰が踏んだのだろうか、とみんなで首捻ってました(笑)
アハハ(汗)。いやぁ〜名乗りでる機会がなくてって、チャットカウントダウンしていたってもの凄く悪いことしましたね・・・。でもこれで謎が1つへって万事解決ということで水に流して下さいm(__)m


よし、停電すること3回、ようやく無事に書きこめたにょん。
安心して脱退ではなく撤収できますv
それでは、また。          撤収っ!!

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7235ないのはきっと女運だけ。(ここかなりショック)ねんねこ E-mail URL9/1-13:08
記事番号7216へのコメント

安井/あしよしさんは No.7216「色男、金も力も、あるんだね(笑)」で書きました。

>こう〜しぃが〜ご〜と〜ご〜と売られてい〜く〜よ〜♪ドナドナドナ〜ド〜ナ〜♪
>っと、BGMとともに登場してみました安井でっすvこんにちわ♪

なんでドナドナぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?(爆笑)
そ、そりゃ確かに密かにパパりんの十八番曲ですけどっ!(待て)
と、絶叫しつつねんねこです。

>只今、無事に残暑見舞というか御中元(笑)が届いているかを心配してます。思いっきり詰め込んだので料金オーバーしていないといいのですが…まぁ、手足が生えてくる心配がないだけいいですよねv

無事届きましたvvありがとうございます。
さっそくスキャナってみました。(造語を作るな)
思わず、例のうさぎの千社札もスキャナしようとして挫折してみたり(−−;)
可愛くて使えません。いつものごとく大切に保管させていただきますね。
ほんとうにありがとうございます。

>今回ついに某生ごみさんが復活しましたねv最近なかなか見なかったんで燃えるゴミの日かなんかに出されちゃったのかと思いましたよっ★(今の発言で何人のゼロスファンを敵に回しただろう・・・)。登場シーンもカッコ良くて最初はパパりんさんと間違えました(笑)。聖杯のことだけでなく新月に関しても何やら知っている様子でこれからどんな役割をしてくれるのかが楽しみでドキドキです。それより楽しみなのはどうやってまたアメリアさん以下に脅されるかですけどにょん(ウフフ)★

今回はゼロスくんマジメです。なんで最近出番がなかったのかの理由もちらほらと。いえ、単に出すのがめんどくさかったとか出すと余計に話がややこしくなるから獣王様にこき使われていたとか言う設定もなきにあらずですがっ!(墓穴)
かっこいい登場シーンだとパパりんと間違えるのですか?(違)
いや。あのパパりんだったらまず屋根に登った時点で足滑らせて落ちてるでしょう(ウソです。カッコイイシーンはかっこよくさせます・笑)←かっこ悪いシーンはすかさずそういうパターンにする気か自分。

>クーお兄さんにレグルス盤くっつけるアメリアさんは今回も男前です。ねんねこさんのアメリアさんはおっとこ前でカッコイイでっす♪

ほほほほほほほ。可愛いだけじゃ世の中上手く渡っていけないのv(待て)
どちらかといえば、レグルス盤つけられたのもわからないクーちゃんに物悲しさを覚えます。気づこうよ。クーちゃん。

>しかしまぁ…ヴァレンタイン親子様は凄いですね(^^;;。くぅっ、ゼルやん☆に何十分の一でいいからお兄さんやお父さんの甲斐性があったらっ!!ああっでも40過ぎてて全然OKだから口説かれたいです。この御話で何人落とすつもりだっヴァレンタイン親子ぉぉぉっ!!!!!!

何人でしょう。とりあえず10人程度は確保したいですね。(するんか)
弟のみ甲斐性が無かったのはなんか淋しいですけど。クーちゃんのことを考えるとちょっと納得する今日この頃。

>頑張れっめげるなヘレンさんっ、廊下のなにもないところですっころんだ所を優しく笑って助けてくれて、おまけに流し目が色っぽくてその気があるんだと思い込まされるなんてあの親子には朝飯前なんだからっ!!むしろ私は貴方が次にクーお兄さんに引っかからないかが心配よっ(涙)。

『ああ、親父なんかに引っかかってかわいそうに……良かったらボクの胸をお貸ししますよ?』
とか(爆死)
…………………………私が引っかかりそうで怖い(待て)


>おまけvレスのレッス♪
>>しかもちょうどあの手紙が届いた日に両親がその近くまで日帰り旅行してたので
>>かなりびっくりいたしました(笑)
>4泊5日でしたので、たぶんその日も私は春日温泉にいました(笑)。なんでしょうかね、この縁は(笑)。

とりあえず皆で爆笑しましたからね。いやあ日本は狭い狭い、と。

>>どうしてでしょう。『おっさん』発言がこんなに皆さんの話題にのぼるとは(笑)
>>45の親父を『おっさん』といわずしてなんと言うっ!←非道
>>いえ。このうさぎもどきを『おっさん』呼ばわりするのが私の目下の目標であり、夢だったので(待てよ)、願いが叶ってうれしかったりするのですが(笑)
>おめでとう御座います(笑)。『おっさん』呼ばわりは私も是非させて頂きたいのですが、後から刺されそうなので不可能そうですにょん(笑)。

刺されるって誰にっ!?(笑)
私はむしろうさぎ突入の刑で埋もれ殺される方が怖いです。←しかもこっちの方がありうるし(ンなわけない)

>>ヘレンさんですね。ヘレンさんの活躍はっと……
>>…………………………………………………………………
>>さ、次、行ってみよう。(逃走)
>死ななきゃALLOKv←鬼のような意見。

死にません。
………………多分。
ま、まあ。予定は未定で決定にあらずですから。←要は何も先を考えていない、と。

>>だからっ!ヘタレ絵じゃないですってばっ!(><)
>アッシー『いやいや全然へタレ絵だよv』
>ぜるやん★「へタレでなかったらダメダ絵だな」
>・・・・・空耳です、ええ空耳ですともっ(逃走)

ゼルやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん★
おにょれはいったん拉致ってニラの入った冷蔵庫に放り込んだろかっっ!(かなりすごい匂い)

>>うふふふふふふふ。原画がもらえるのね……楽しみに郵便ポストの前で待ってますvv
>>『+α』が凄くうれしいです(笑)初の親子三人揃い踏み♪ですね。
>>↑もはや原作の設定などお構いなしになったらしい(多大に待て)
>>あああ、想像するだけで楽しみで思わず顔がにやけてしまいますvv
>原画なんて頂けるほど大した物じゃないですって(汗)。こんなのでも喜んでいたでけると本当にうれしいですにょぉ。
>親子3人組なんですが…まるで3兄弟だと何度思ったことか(笑)いっそのこと3人とも黒スーツにしてユニットにしようかと考えてしまいました。
>↑服とっかえはその計画の一部だったり、なかったり・・・。
>ああ、今からねんねこさんの反応がドキドキで身体が踊り出します(…マテって)。

ええ。モロのた打ち回りました。メールにもかきましたが、さっさと上に上がらないエレベーターを蹴りいれたりしましたし。(待て)
ユニット!いいですね。ちょいと雪がちらつく中で、三人が黒コートに身を包んだ姿とか想像するととりあえず心臓破裂しそうです。しかもそれぞれ視線が別のところにいってたりすると、ねんねこさん再起不能に陥るでしょう。
ちなみに曲はトニセンの「I'll be there」を推します!(結局そっちに走るか)

>>貴女だったのね(笑)
>>ちょうどそのときに某所のチャットでカウントダウンしていて、誰が踏んだのだろうか、とみんなで首捻ってました(笑)
>アハハ(汗)。いやぁ〜名乗りでる機会がなくてって、チャットカウントダウンしていたってもの凄く悪いことしましたね・・・。でもこれで謎が1つへって万事解決ということで水に流して下さいm(__)m

名乗り出てくれてよかったです(^^)
とりあえず、さっさと石っころ奥様にまあモテモテv(←降格となんかかなりこやつも女ったらしの詐欺師のように聞こえる)の話を書きますね。
↑どうしてもパパりんがすぐに石臼の刑にする為に話が続かない。

>よし、停電すること3回、ようやく無事に書きこめたにょん。
>安心して脱退ではなく撤収できますv
>それでは、また。          撤収っ!!

停電3回はつらいっす。というかなぜ停電(汗)
とりあえず、こちらも撤収したいと思います。撤収といえば、どうしても『撤収』の最後の曲がゼル氏とクー氏の曲に聞こえるのですがやはり末期らしいです自分。
というわけで撤収。(逃)



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7217こんちはっ!!ここで小説の感想をっ!!ザズルア 8/29-14:44
記事番号7213へのコメント

ねんねこさんは No.7213「THE DARK SIDE OF THE MOON 4」で書きました。
どぉも!!「OPEN THE GATE」でお世話になっているザズルアです!!
この小説は向こうで読んでから感想を書く気です。
お楽しみは後の方にとっておくタイプなのさっ!



>「―――明日、改めて謁見希望を申し出ることをお勧めいたし―――きゃあっ!?」
> 聞き分けのないヴァレンタイン当主を諦めさせるためか、毅然(きぜん)な態度をとろうと瞑目して淡々と言葉を紡いでいたメイドの口から悲鳴が漏れる。さりげなく彼女の進路に出したウィルフレッドの足に物の見事を引っかかって、そのまま廊下ですっころんだのだ。
>「まあ、大変。大丈夫かい?」
>『………………お前。いつも思うがよくそんな言葉を平気な顔して言えるな、ウィル』
> 自分の頭だけに響く≪パイシーズ≫の声を当然無視して、ウィルフレッドは廊下に片膝をつきながら、転んだメイド―――どうやら鼻ではなくおでこを打ったらしい―――にいけしゃああしゃあと心配の声をあげる。
> なんとか身を起こして、廊下に座り込みながら真っ赤な顔をして―――恥ずかしいのだろう。当たり前だが―――メイドは何度も首を縦に振った。
>「ごめんなさいごめんなさいすみません大丈夫です」
> メイドの言葉にウィルフレッドは優しく微笑んだ。
> それはまさしく魔性の微笑。
> その表情を見たメイドの顔がさらに赤くなったことに気づかない振りをしながら、そっと彼女の肩に手を乗せる。
>「大丈夫ならそれで良いんだよ。今度はもうちょっと気をつけようね?」
>「……は、はい」
> ずっと座りっぱなしのメイドにウィルフレッドは床につけていた片膝を床から離して手を差し伸べる。
>「立てるかな?」
>「だ、大丈夫ですっ!」
> 早鐘のように脈を打つ心臓があるであろう場所を服の上から抑えながらメイドが慌てて立ち上がる。その彼女のぶつけて赤くなった額に手をそっと寄せて、ウィルフレッドは呟く。
>「怪我、してる」
>「だ、大丈夫です。ぶつけただけですから」
>「駄目だよ。すぐに冷やさないと。女の子なんだから跡が残ったら大変でしょう?」
>『…………』
> 確か数ヶ月前もこの城で同じような台詞を聞いた覚えがある。≪パイシーズ≫は深々と溜め息を吐くような声を上げてみせたが、やはりそんなものはウィルフレッドには通用しない。
>「水はどこに行ったらあるのかな? 他のメイドさんたちってどこにいるの? 一緒についていってあげるから、手当てしよう。ね?」
>「で……でも……ディリオス様とお会いするおつもりでしょう? そちらを優先すべきでは―――!」
> 少しばかり童顔だが、端正な顔立ち。スタイルも良い。そんな男の綺麗な翠の瞳で見つめられ、それでも平静を保っていられる年頃の女などそう多くはいない。頭は混乱し、パニック状態。なんとか声を上げるも口から出た台詞は先程までの台詞とは正反対のもの。
>「グレイン公がいる場所がわからないからね。そろそろ諦めようと思って。でも―――」
> ウィルフレッドが口の端に笑みを浮かべる。
>「―――君の怪我の手当てするまで帰らないよ」
> 冷静に考えれば、人間の心理を逆手に取った誘導尋問だと気づいたかもしれない―――が、メイドにとっては口説き文句にしか聞こえなかった。もはや彼女の顔はゆでだこよろしく真っ赤。これ以上近づかれたらそのまま緊張の糸が音を立てて切れてその場で倒れ込むだろう。
> それだけはなんとか避けなければならない。メイドは観念したように声を上げた。
>「あああああ、ディリオス様のいらっしゃる場所までご案内しますぅぅぅぅぅ」
> その言葉にウィルフレッドは先程までの流し目をいつものきょろっとした目に戻して、のへら、と笑った。首を少しだけ傾けて、にこやかに言う。
>「おや、そう? それはどーもv」
>『……………………詐欺師。』
> みょーなことに手慣れているウィルフレッドに≪パイシーズ≫はただただ呆れることしかできなかった。
さ・・・、さすがはクーちゃんのパパりん!!
女の扱いに手馴れてるよっ!!(笑)
これを見ているとクーちゃんはパパりんの生き写しって感じがするなぁ。

>「廊下のなにもないところですっころんだ私を優しく笑って助けてくれてぇぇぇぇ、おまけに流し目が色っぽくて私にその気があるんだと思い込ませてぇぇぇぇっ!
>『ちょっと良い男かも?』とか思ったら子持ちの40過ぎたおっさんだったんですよぉぉっ!」
>「……人の話聞きなさいよあんた……」
>「あああああ、私の純情踏みにじられたのぉぉぉぉぉぉっ! 甘い顔で私を騙して利用したのよぉぉぉぉっ! 詐欺師よあの男(ひと)はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
パパりん・・・。
やはりパパりんは腐っても(腐ってない!?)クーちゃんのパパりんなんだねぇ…。

>『お前。絶対詐欺師になれるぞ』
> ふらふらとやや足元がおぼつかない―――ちなみに未だ顔が赤かったりする―――メイドの後を少しばかり距離を置いて歩くウィルフレッドに妙に自信ありげに≪パイシーズ≫が言ってくる。その言葉に右手の人差し指を左右に振りながら、心中で呟く。
>(失敬だね。世間を上手く渡っていくための処世術と言いたまえ、≪パイシーズ≫)
しょ・・・、処世術ですか・・・。
ずいぶんな処世術をお持ちですね、パパりん・・・。
>『なにが処世術だ。単なる色仕掛けではないか。まったく息子が息子なら親も親だぞ』
>(はっはっはっはっ。クラヴィスくんと一緒にするなんてわかってないにょ、石っころくんは)
> 心中で―――というか、≪パイシーズ≫と会話しているので、口に出しているようなものだが―――相棒を軽く嘲笑いながらウィルフレッドはぽつりと口を開いた。
>「僕はね」
> 少し先を歩いていたメイドが廊下の突き当たりのところで立ち止まる。そこがディリオスがいる部屋なのだろう。自分を待っているメイドには聞こえないように小さな声で呟く。
>「持って生まれたこの顔を最大限に利用しているだけなのさ」
・・・パパりん・・・。(笑いをこらえている。)
美形であるという自覚あるしこの人。
まぁ、自覚していないとは思っていなかったけど。
でもこの「自覚してます!」宣言的なのは・・・。(再び笑いをこらえる。)

>「ちょい出かけてくる」
>「女漁りか」
> 街の郊外にある宿屋に入って部屋に荷物を置いたすぐ後。
> 外出を告げたクラヴィスにゼルガディスが即座に口にした言葉がそれだった。
>『……………………………………』
> とりあえず兄弟二人しばし沈黙し―――最初に口を開いたのはゼルガディスだった。
>「違うのか?」
>「違うに決まっとるだろがっ!」
えぇっ!!違うのクーちゃん!!(こら。)
> 今度は弟の言葉を即座に否定し、ついでに足も出すが、もともと当てるつもりもない甘い蹴りだったせいもあってゼルガディスはその足を頭を少し傾げることで難なく避けた。読み掛けの本から目も離さずに言葉を返した。
>「そうか。てっきりまた色仕掛けで女引っかけるのかと思った」
>「失敬な。色仕掛けは親父の専売特許。そんなのとオレと一緒にするな」
いや、あんたのも色仕掛けでしょう。
>「じゃあクラヴィスさんはいったいなんなんですか?」
> 自分に当てられた隣の部屋に荷物を置いて来たアメリアが入ってきながら言ってきた。話がわかっているところを見ると、どうやら今までの会話は外に筒抜けだったらしい。
> アメリアの言葉にクラヴィスが軽くウインクしながら答える。
>「持って生まれたこの顔を最大限に利用した単なる世の中を上手く渡っていくための処世術だ」
同じだし。言ってること。
やっぱりこの二人は親子だ。
>「あ、クラヴィスさん」
> すれ違いざまにアメリアがクラヴィスを呼び止める。きょとんとした顔で立ち止まるクラヴィスに、顔は動かさず、視線だけそちらに向けるゼルガディス。
>「襟が変ですよ」
> アメリアはクラヴィスの背中に回り、整っている襟元をなぜか整え直す仕種をする。整え直したところで、ぽんぽんと背中を叩き、微笑を浮かべてみせる。
>「直りました」
>「ああ、さんきゅ。アメリアちゃんは気が利くね」
しょーじきなところ、新婚夫婦みたいですな、その光景。
> クラヴィスもやはり微笑みながら礼を言う。朗らかな雰囲気が流れる中、ゼルガディスは一人怪訝な顔でその様子を眺めた。
>「んだば、行ってくるな♪」
>「いってらっしゃいです」
> アメリアに見送られて、クラヴィスが扉をぱたんと閉める。笑顔で手を振る彼女の背中をじっと見つめながら、ゼルガディスはしばし沈黙を保ち―――やがて口を開いた。
>「…………アメリア」
> 彼女がいったいなにをしたのか見抜いたゼルガディスが呟くように声を上げる。いったい彼女がなにを考えているのか理解できない―――彼女の行動が理解できない。
・・・ゼル、そんなことで怒っちゃダメ!!(違)
> クラヴィスの服の襟の裏になぜレグルス盤など仕込んだのか、理解などできなかった。
> ゼルガディスに呼ばれて、アメリアは彼の方を見やった。
> いつもの笑みもない、無表情。いつになく真剣な顔で、アメリアは口を開いた。
>「少しばかりクラヴィスさんを利用させてもらいましょう」
>「……話を聞かせてもらおう」
> ぱたんと本を閉じる。真っ正面から自分を見据えて真剣な顔で言ってくるゼルガディスにアメリアは瞑目しながら首を縦に振った。
>「ええ。もちろん」
クーちゃん、アメリアの便利なアイテム二号はゼロスだと言ってたけど、しっかり三号にされてるじゃない。(爆)
やはり、女は強し!!


・・・とまぁ、こんな感想しかかけませんが、これからも書きます。
そのへん、よろしくお願いします!!       Byザズルア

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7236ありがとうございまっす♪ねんねこ E-mail URL9/1-13:21
記事番号7217へのコメント

ザズルアさんは No.7217「こんちはっ!!ここで小説の感想をっ!!」で書きました。

>どぉも!!「OPEN THE GATE」でお世話になっているザズルアです!!
>この小説は向こうで読んでから感想を書く気です。
>お楽しみは後の方にとっておくタイプなのさっ!

HPの方だとルビとか振ってありますからね(汗)
ネスケじゃない限りルビが読めてちょっと便利です。それにしても同時更新をする不届きものだわ自分(−−;)

>>『……………………詐欺師。』
>> みょーなことに手慣れているウィルフレッドに≪パイシーズ≫はただただ呆れることしかできなかった。
>さ・・・、さすがはクーちゃんのパパりん!!
>女の扱いに手馴れてるよっ!!(笑)
>これを見ているとクーちゃんはパパりんの生き写しって感じがするなぁ。

みょーなところだけ親父の血を引いてますが、クーちゃん、本当は性格は母親似なのですよ(笑)
ちなみにゼルは性格だけ親父似です(待て)
それぞれヘンなところだけ似なかったという。
というわけで、クーちゃんとパパりんは女扱いが得意です。優しく微笑んで〜甘いマスクで〜て奴ですね(違)

>>「廊下のなにもないところですっころんだ私を優しく笑って助けてくれてぇぇぇぇ、おまけに流し目が色っぽくて私にその気があるんだと思い込ませてぇぇぇぇっ!
>>『ちょっと良い男かも?』とか思ったら子持ちの40過ぎたおっさんだったんですよぉぉっ!」
>>「……人の話聞きなさいよあんた……」
>>「あああああ、私の純情踏みにじられたのぉぉぉぉぉぉっ! 甘い顔で私を騙して利用したのよぉぉぉぉっ! 詐欺師よあの男(ひと)はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
>パパりん・・・。
>やはりパパりんは腐っても(腐ってない!?)クーちゃんのパパりんなんだねぇ…。

腐ってます。違う意味でですが(笑)
他人は認めても自分が認めない詐欺師ですね。しかも一番厄介なタイプです。


>>『お前。絶対詐欺師になれるぞ』
>> ふらふらとやや足元がおぼつかない―――ちなみに未だ顔が赤かったりする―――メイドの後を少しばかり距離を置いて歩くウィルフレッドに妙に自信ありげに≪パイシーズ≫が言ってくる。その言葉に右手の人差し指を左右に振りながら、心中で呟く。
>>(失敬だね。世間を上手く渡っていくための処世術と言いたまえ、≪パイシーズ≫)
>しょ・・・、処世術ですか・・・。
>ずいぶんな処世術をお持ちですね、パパりん・・・。

どこで習ったンな処世術(笑)
……赤い服着た目の見えないおじーさんだったりして(待て)

>>『なにが処世術だ。単なる色仕掛けではないか。まったく息子が息子なら親も親だぞ』
>>(はっはっはっはっ。クラヴィスくんと一緒にするなんてわかってないにょ、石っころくんは)
>> 心中で―――というか、≪パイシーズ≫と会話しているので、口に出しているようなものだが―――相棒を軽く嘲笑いながらウィルフレッドはぽつりと口を開いた。
>>「僕はね」
>> 少し先を歩いていたメイドが廊下の突き当たりのところで立ち止まる。そこがディリオスがいる部屋なのだろう。自分を待っているメイドには聞こえないように小さな声で呟く。
>>「持って生まれたこの顔を最大限に利用しているだけなのさ」
>・・・パパりん・・・。(笑いをこらえている。)
>美形であるという自覚あるしこの人。
>まぁ、自覚していないとは思っていなかったけど。
>でもこの「自覚してます!」宣言的なのは・・・。(再び笑いをこらえる。)

自覚というか……まあ並よりは上であるという自覚はあるんでしょうね。
下手な謙遜は時に皮肉にしか聞こえませんしねぇ。
とりあえず、女の子にもてるから『ああ、自分の顔はとりあえずもてる顔らしい』という自覚だけでしょう。
決してナルシストとかそのあたりではないです。クーちゃんも以下略。


>>「ちょい出かけてくる」
>>「女漁りか」
>> 街の郊外にある宿屋に入って部屋に荷物を置いたすぐ後。
>> 外出を告げたクラヴィスにゼルガディスが即座に口にした言葉がそれだった。
>>『……………………………………』
>> とりあえず兄弟二人しばし沈黙し―――最初に口を開いたのはゼルガディスだった。
>>「違うのか?」
>>「違うに決まっとるだろがっ!」
>えぇっ!!違うのクーちゃん!!(こら。)

いやいやほんのちょっぴり入ってたりするんですよきっと(待て)

>> 今度は弟の言葉を即座に否定し、ついでに足も出すが、もともと当てるつもりもない甘い蹴りだったせいもあってゼルガディスはその足を頭を少し傾げることで難なく避けた。読み掛けの本から目も離さずに言葉を返した。
>>「そうか。てっきりまた色仕掛けで女引っかけるのかと思った」
>>「失敬な。色仕掛けは親父の専売特許。そんなのとオレと一緒にするな」
>いや、あんたのも色仕掛けでしょう。
>>「じゃあクラヴィスさんはいったいなんなんですか?」
>> 自分に当てられた隣の部屋に荷物を置いて来たアメリアが入ってきながら言ってきた。話がわかっているところを見ると、どうやら今までの会話は外に筒抜けだったらしい。
>> アメリアの言葉にクラヴィスが軽くウインクしながら答える。
>>「持って生まれたこの顔を最大限に利用した単なる世の中を上手く渡っていくための処世術だ」
>同じだし。言ってること。
>やっぱりこの二人は親子だ。

親子ですねぇ(笑)
しかもそれぞれお互いが同じこといっていることに気づいていないというのが理想的ですね。思考がまったく一緒なのです。

>>「少しばかりクラヴィスさんを利用させてもらいましょう」
>>「……話を聞かせてもらおう」
>> ぱたんと本を閉じる。真っ正面から自分を見据えて真剣な顔で言ってくるゼルガディスにアメリアは瞑目しながら首を縦に振った。
>>「ええ。もちろん」
>クーちゃん、アメリアの便利なアイテム二号はゼロスだと言ってたけど、しっかり三号にされてるじゃない。(爆)
>やはり、女は強し!!

差し詰め、四号は親父殿ですかね?(待て)
アメリアにとってクーちゃんはおにーさんのような存在っぽいです。この辺まではまだ男として見られているようですけど、パパりんあたりになってくると、男というよりおとーさんという感じで、なついてます(爆)
平気で『きゃっきゃっ』言いながらウィルのおひざとか乗ってそうで怖いです。姫。更にそれを見たゼル氏の反応が怖いです。しかもクー氏の反応も(以下略)
……ああ、生きてるといいね。パパりん。(無表情の棒読み)

それではこれからもよろしくお願いしまっす。
というわけでねんねこでした。

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7221ああっお父様♪(壊)拾いのりぃ(爆) E-mail 8/30-17:59
記事番号7213へのコメント

とうとう自分の名前のうえにまで「拾い」がついてしまったのりぃです(汗)
だって、犬の散歩中に道端に落っこちてた鳥のヒナに気がついてしまったんですよ!?
ほっといたら犬がくわえたりとか噛んだりとかしちゃうかもしれないしっ!
拾って、猫にやられないようにてきとーな高さの木の枝にとまらせて、ちょっと歩いて振り返ったら木の枝から落ちてるしっ!
と、ゆーわけで、めでたく推定キジバトのヒナを拾ってしまった今日の昼でした。
……鳥のヒナの育て方なんで知らないのに。私。

……まあ、そのあたりの自分の災難は置いといて。
そうか、ヘレンさんてばそういう経緯でお父様♪を知っていたのね♪(をい)
次のヘレンさんの謎は、多分いつどこでお父様♪の年齢と家族構成を知ったか、でしょう(だから)
ほらほらヘレンさん、そんなに落ち込まなくても。後妻に入れば息子2人に今ならもれなく頑丈極まりない義理の娘(予定)がついてきてお得♪(激違)
……ん?誰か忘れてるよーな気が(笑)
しかしお父様♪に声をかけていただけるなんて女としてめったにない幸運なんだからここはひとつ野良犬にかまれたと思って(さらに違)
……なんか、言うだけドツボにはまる気がするのでこの辺にしときますが(汗)

それにしてもクラヴィス君、自分の父親を「探し物」呼ばわりしてるんですねぇ。
……そういえばクラヴィス君自身も「忘れ物」扱いされた事ありましたし。
「処世術」うんぬんについてもきっちり台詞が同じだし。
やっぱり親子なんですねぇ(笑)というか、頑張れゼルガディス君(爆)おとーさんとおにーさんのお手本に習えばもっと話が進むかも(待て自分)

なにやら支離滅裂なレスですが、今回これで逃げますっ!
とゆーか鳥の面倒見なきゃならなくて3回ばかり中断&書き直しをしてこうなので、これ以上は多分無理という事でしょう(をい)
では、今はとりあえず他人が拾う話より自分が拾った状況が優先で執筆中断ののりぃでした〜。
……どうもすいません(汗)

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7237ああっ、おっさんvv(多大に待て自分)拾われねんねこ(更に壊) E-mail URL9/1-13:32
記事番号7221へのコメント

拾いのりぃ(爆)さんは No.7221「ああっお父様♪(壊)」で書きました。

>とうとう自分の名前のうえにまで「拾い」がついてしまったのりぃです(汗)
>だって、犬の散歩中に道端に落っこちてた鳥のヒナに気がついてしまったんですよ!?
>ほっといたら犬がくわえたりとか噛んだりとかしちゃうかもしれないしっ!
>拾って、猫にやられないようにてきとーな高さの木の枝にとまらせて、ちょっと歩いて振り返ったら木の枝から落ちてるしっ!
>と、ゆーわけで、めでたく推定キジバトのヒナを拾ってしまった今日の昼でした。
>……鳥のヒナの育て方なんで知らないのに。私。

というわけでついに自分の名前の上にまで『拾われ』がついてしまったねんねこです。いえ、ざるねこでも十分かまわないんですが。いったいなんで『ざるねこ』なのかわからないと一生この言葉は理解できないという恐ろしきパワーを持ってます。(意味不明)
なにはともあれ、キジバト。大変ですね(汗)
わたしも二度ほど鳥を拾って飼ってます。(現在進行形)
手乗りインコと白い文鳥。ペット屋で値段を見たときに一生手放せないと思いましたね。(文鳥、一羽5500円ってなに?汗)


>……まあ、そのあたりの自分の災難は置いといて。
>そうか、ヘレンさんてばそういう経緯でお父様♪を知っていたのね♪(をい)
>次のヘレンさんの謎は、多分いつどこでお父様♪の年齢と家族構成を知ったか、でしょう(だから)

をを。そのあたりはさすがに本編じゃ触れないので番外編として短く書きましょうか。とりあえず、家族構成知った時のヘレンさんが果ててる姿、見てみたい気が(笑)

>ほらほらヘレンさん、そんなに落ち込まなくても。後妻に入れば息子2人に今ならもれなく頑丈極まりない義理の娘(予定)がついてきてお得♪(激違)
>……ん?誰か忘れてるよーな気が(笑)
>しかしお父様♪に声をかけていただけるなんて女としてめったにない幸運なんだからここはひとつ野良犬にかまれたと思って(さらに違)
>……なんか、言うだけドツボにはまる気がするのでこの辺にしときますが(汗)

石っころ。ついにのりぃにょんにまで忘れられる、と。
石っころ応援団員が泣きますよぉぉぉぉぉぉぉぉっ!(いつ入れたそんなもん)
後妻に入ると、恐らく上の息子が口説いてくるでしょう。ああ、恐ろしいけど入ってみたいです。この家(爆死)

>それにしてもクラヴィス君、自分の父親を「探し物」呼ばわりしてるんですねぇ。
>……そういえばクラヴィス君自身も「忘れ物」扱いされた事ありましたし。
>「処世術」うんぬんについてもきっちり台詞が同じだし。
>やっぱり親子なんですねぇ(笑)というか、頑張れゼルガディス君(爆)おとーさんとおにーさんのお手本に習えばもっと話が進むかも(待て自分)

おにーさんはちょいと当てにならないっぽいです。直前になってうろたえていきなり甲斐性皆無になる馬鹿タレですので。
どうもこの家の人間は人をモノ化にしたいらしいです。ちなみにゼルは『笑い話製造機』という不名誉極まりない名前が(笑)
いや実際笑い話ばっかり作ってるんですけどね。

>なにやら支離滅裂なレスですが、今回これで逃げますっ!
>とゆーか鳥の面倒見なきゃならなくて3回ばかり中断&書き直しをしてこうなので、これ以上は多分無理という事でしょう(をい)
>では、今はとりあえず他人が拾う話より自分が拾った状況が優先で執筆中断ののりぃでした〜。
>……どうもすいません(汗)

いつでもいいので楽しみにしてます。アメリアのパパりん拾い話(違っ!)
わたしもさっさと「クー、自分の存在意義について考え込む」編を書かねば。というか、マジ犬の世話係化して暗くなってます。ああ、クーちゃんファンに殺されるかもvv/(−−)/←とりあえず踊ってごまかしてみる。

というわけでねんねこでした。撤収っ!


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