◆−魔天道   9   純粋な魂−桜井  ゆかり(8/19-18:24)No.3986
 ┗魔天道   10   封印−桜井  ゆかり(8/20-13:03)NEWNo.4002
  ┗魔天道   番外編−桜井  ゆかり(8/20-17:56)NEWNo.4012
   ┗魔天道   11  平穏−桜井  ゆかり(8/22-00:33)NEWNo.4043
    ┗魔天道   12   レテ   前編−桜井  ゆかり(8/22-22:09)NEWNo.4067


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3986魔天道 9 純粋な魂桜井 ゆかり 8/19-18:24


こんにちわです。
ツリー、落ちましたから、こちらに書きます。さて、9は、どうなるんでしょうか?

______________________________

「リナ・・・・」
ベッドで寝ているリナの隣に、ガウリイが座っていた。
「・・・・・・・イ・・・・・」
リナが、突然苦しそうに言う。寝言のようだ。
「リナ!!オレを呼んでいるのか?オレは、ここにいる。」
そう言い、リナの手を握る。
「セ・・・・イ・・・・・
セイ・・・・・」


「長!今なんて?」
ゆかりが、魔道士長に聞く。
「天界の魔物が、目覚めはじめてるらしい。」
「そんな・・・・・・なにか、手は?!」
長は、ふむと考えて、
「心。純粋な心の持ち主。魔界の純粋な魂の持ち主が、必要になるだろう」
「純粋な魂・・・?」
「そう。魔界に1人、魔道界に一人、そして、天界に二人。」
「そうですか。希望は、あるんですね。その、魔界の純粋な魂の持ち主をさがせばいいんですね。曾おじいちゃんありがとう!みんなに言ってきますね。」


「ただいま!!皆さんビッグニュースですよ!!」
ドアをおもいっきり開け大きな声で言う。
「ゆかり!大変だ!リナに怪我をさせた相手が分かったぞ!!
魔界に住む。闇の城の主グラウだ!」
「はい?!!そんな、魔界の実力者がですか!?」
「そして、魔物の封印を解こうとしてる。」
と、言うと歩き出す。
「私も、情報なんですけど・・・・とりあえずは、皆さんの前がいいですね。」


「あれ?アメリアさんとゼルガディスさんは?」
ゆかりが、きょろきょろと部屋を見渡すがどこにもいなかった。
「一旦魔王様と大天使長に報告しにいったんだよ。」
「あ。報告ですね。この事件を解決するのは、ガウリイさんとリナさんだと思うんです。」

『は?』

ガウリイとリナの声が重なる。
「ゆかり、なんでそう思う?」
「天上界には、純粋な魂をもつ者がいるそうです。それ、多分ガウリイさんのことだと思うんです。」
「なに?私達で、あの魔力の強い実力者と戦うの?勝てる分けないじゃない。」
もう、諦めたような口調で言う。
「封印するっていう手もありますよ。」
短い静寂。そして、
「そうね。その手があったわね。
でもさ、あたしどーやって魔界に入るの?」
この言葉にみんな黙りこんだ。問題があったのだ。
1、グラウは、魔界から出てこないだろう。
2、リナは、魔界に入れない。
3、どーやって封印するか。
この3つ。
「なあ。」
この沈黙を破ったのは、なんとガウリイだった。
「門を潜ればいーんじゃないか?」
「あのねぇ、ガウリイ。そんなことしたらあたし死ぬじゃない!!わかってないでしょ!!」
「だってオレ1年間落第してたから」
「そんなことへーぜんというなーーー!!」
パシーーーン!
どこから、ともなくだしたスリッパでガウリイの頭を叩くリナ。
その後ろで「また始まった」と言いながらクスクスと笑う2人がいた。
さっきの暗いふいんきはどこへ?
問題解決になってないけど、いいのか?これで?

______________________________

分からない終わりかたですね・・・・・・・
盛り上がって終わりになるはずだったのに・・・・・・・
はぁ。まあ、気にしないで下さい。
では、桜井 ゆかりでした。

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4002魔天道 10 封印桜井 ゆかり 8/20-13:03
記事番号3986へのコメント

こんにちわ。ゆかりです。
やまばです。ここで、グラウ様の一部は、消滅します。ああー。グラウ様ごめんなさいー。
リナさんとガウリイさんが倒すことになってます。ちゃんと、スレイヤーズのにあわしているんですよ。
では、10です!1つ目の純粋な魂消滅!どうぞ!

_______________________________

「ルナ様。どうするのですか!?このままでは、天国の機関も働きませんよ!」
ルナ。天界をおさめる大天使長。
そして、その横に大天使、ガブリエル。
あと、この2人を護る守護天使が、話をしていた。
「そうね・・・・。どうしょうかしらね・・・・」
ルナが、面白くなさそうな口調で言う。
「まじめに考えろ!」
ルナの横からガブリエルの凛とした声が聞こえる。
ルナは、ガブリエルの方をむき微笑みながら、
「大丈夫よ。きっと救うわ。あの、者達が。」
と、軽い口調でいった。


「なるほど・・・・。純粋な魂か・・・」
ガウリイとゼルガディスの部屋。そこで、ガウリイからゆかりの報告をなんとか聞いたゼルガディスが、ぽつりと呟いた。
「それが、お前だと?」
「ああ。ゆかりがそう言った。
まあ、間違ってる可能性もあるが合ってる可能性もあるからな。とりあえず闇の城、グラフのもとに行ってくる」
「お前1人でか?無茶だろう。俺も行ってやるよ」
軽く言い放ち立ち上がる。が、ガウリイがそれを制して
「馬鹿いうな。帰ってこられるか分からないんだぞ」
「馬鹿は、お前だよ。1人より2人の方が帰ってこられる可能性が増えるんだ。ほら、行くぞ」
ガウリイを引っ張り歩きだした。


「遅いですね。ガウリイさん達。」
天界から戻って来たアメリアが呟く。
その言葉にピクリとリナが反応して、
「ねぇ、ガウリイ達、グラウの所に乗り込んでいったんじゃ・・・」
「いくら、あいつがクラゲでもそれは、ないだろーよ。心配しすぎなんだよ」
「ちゃんと帰って来ますよ。それまで、まちましょう。」
櫂の言葉にゆかりも同意した。
が、リナの予想は的中した。


数時間後___
がちゃり・・・
櫂の家のドアが重重しく開く。そして、1人の青年、ゼルガディスが入って来る。少々顔に傷がついていた。
「ゼルガディスさん!!どうしたんですか!?」
くたりと倒れそうになるのをアメリアが受け止めた。そして、癒しの力を使い傷を癒していく。
そして、少し回復してきたところでくちを開いた。
「ガウリイは、今闇の城のなかにいる・・・・・」

『な!!?』

予想外のことを口にされ驚く。アメリアも、一瞬集中力をそっちにむけ癒すことを忘れた。
アメリアは、「あっ」って言いまた癒しはじめた。
「どういうこと・・・?それ・・・」
やっと口が開いたリナ。
「お前の為だろ?」
「あたしが、魔物引き付けてるみたいじゃないの!!」
「そうなんですよ・・・・・。リナさんにむかってくるんですよ・・・・
器を求めて。リナさんて言う、魔物の統治者の器を求めて」
ゆっくりとゆかりが言った。
「嘘・・・・よね。だって、さっき言ってなかったもんね・・・」
と、言いつつゆかりを見る。
「ごめんなさい!!言わないつもりはなかったんです。赤き目をもつ魔物の王たるもの。これが、リナさんのことなんです。言わなくてごめんなさい。」
「ガウリイは・・?知ってるの?」
「ガウリイさ・・・ん・・・」

『!!』

突然地面が動き出した。
「始まった・・・」
誰かがぽつりと言う。
暗雲が出てきて、雷が鳴る。
ゆかりが、呪文を唱え
「コントロールを___」
ピシャーーン!!
櫂の家に雷が落ち櫂の言葉が遮られる。
そして、
「きゃあぁぁぁああ!!」
ゆかりの悲鳴が聞こえる。コントロールに失敗してゆかりに雷が直撃したのだ。
そして、家の中に溜まったエネルギーが爆発を起こす。家は、無残に瓦礫化してリナ達は、飛ばされる。

「いたたた・・・・なんなのよ・・・・」
リナは、爆発のショックで外に飛ばされていた。
『リナちゃん・・・・』
「セイ・・・・・?どうして・・・・。貴方は、死んだはずよ。」
リナは、「なにかの間違い?」といいながら目をこする。
『私は、純粋な魂。魂だけは、ここに残されているの』

「大丈夫か?櫂」
「俺はな。でも、ゆかりはこのとうりだ。」
顎で、横たわっているゆかりをさす。
「気絶しているだけだ。」
「ところで、アメリアとリナはどこだ?」
家だったところを見るが見当たらない。
「まさか、外!?」
櫂がそう言うとゆかりをその場に置き外に出る。
「セイ!!ガウリイは!?」
リナの声が聞こえる。
「セイだって!?」
櫂は、そう言うとすぐさま声がした方に駆け出す。
「櫂!あれを見てみろ!」
走っている途中で、ゼルガディスから声がかかり空を指差していた。そこには、異種の怨霊みたいな黒い影があった。

『行くよ。リナちゃん。掴まって!!』
そう言い、セイは、手を差し出す。リナが、手を握ったら、その姿はここから消えた。
「リナさん・・・・」
リナのいた場所から少し後ろにアメリアがいた。
ぽつりと呟き倒れた。


変な空間を飛んでいく2人。
その後ろから黒い影が押し寄せてくる。
『先に行って。リナちゃん!!』
ぽんとリナの背中を押す。
「でも、セイは!?」
『ここを通さないようにするから!!それが、私の役目なの!!早く行って!!』
必死に言うセイにこくりと頷きさきを急ぐリナ。
『さあ。来なさい!!』
強く意気込み戦い始めた。

「ここが、魔界?なんだか、空気が違う」
そして、少し寒気を覚えた。
「グラウ!どこ!?」
言ったとたあん闇の城の屋上に大きな魔力をかんじた。そして、屋上へ飛んでいく。
屋上には、大きなけんを構えたグラウがいた。
「ガウリイを返しなさい!!」
剣を抜きながら言う。
「この、わたしを倒せたならな。」
挑発的な口調で言い、リナを睨む。
その視線に一歩後退して睨み返す。
そして、リナが動いた。
「はぁああ!!」
剣を振りかぶりグラウに向かっていく。
キィーーーン
剣と剣がぶつかり音をだす。
キィーーン
グラウが、リナの剣を弾き返しリナの肩を深く傷つけた。
「くっ・・・・」
肩膝をつき傷口に手を当て回復させる。が、癒しの力が正常にはたらかなかった。
グラウは、リナの前にきて、「終わりだ」と言い剣をリナに突き付ける。
その時、リナの頭に声が響く
『リナちゃん・・・もう駄目みたい・・・・。ごめんね。リナちゃんに会えてよかった・・・・・・』
「ふっ。普通の天上人は、こんなものだろう。」
勝ち誇ったように言い、天に手をむけて、
「この、器を使い魔物を呼び寄せろ!そして、闇を開放するのだ!!」
空に黒い影が現れ、リナの方に向かっていく。
ぴたりと止まる。
ドガァァァアン!!
一部の屋上に穴が開きそこからガウリイが出てきた。
「ばかな!?あの力を破っただと!?」
驚きの声を上げリナから目を外す。
「我、純粋な魂をもつ者なり。
その力で、この力を封印せよ!!」
声もでないようなすごい力で、影、グラウ、城は封印された。


ベットの上で目が覚めるガウリイ。
「あ。気が付いたの?」
リナが、隣に座っていた。
「ここは?」
「櫂の家。どうやら、ここまで、飛ばされたみたいなのよ。覚えてない?」
「覚えてないな・・・」
「じゃあ、あの力は?ガウリイの使った。」
「なんじゃそりゃ・・・」
分からんといった顔で、リナを見つめる。
「覚えてないの?」
「ぜーんぜーん覚えとらん」
封印した、本人はなにも覚えてませんでしたとさ。

______________________________

一部みたいなのが終わりです。
これ、考えるまでに3時間かかりました。疲れた・・・・
一応。読んでくれて、ありがとうございます。魔天道は、まだまだ、続きます。応援してくれると嬉しいです。
では、桜井 ゆかりでした。

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4012魔天道 番外編桜井 ゆかり 8/20-17:56
記事番号4002へのコメント

あー。よく寝ました。
暇だから、番外編でも、書きましょう。
言葉だけだけど、気にしないで下さい。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄京都に来たらどうなるか。___

リ「きょーとよ!
さあ、名物料理食べまくるわよ!!」
ガ「おおー!!」
ゆ「なにやっているんですか・・・・
京都と言えばまずは、金閣寺でしょう!!」
由「単に自分が行きたいだけだろー」
ゆ「何言ってるんですか!!私は、・・・・・」
ア「でも、金閣寺ってきれいですよね・・・・」
ゼ「そうなのか?」
由「見たことないのか・・・?」

「「「うん」」」

ゆ「じゃあ、決まりですね。行きましょう。」
ゆかり、タクシーをひろう。
ゆ「う・・・・・
6人も、乗れませんね・・・・・」
ゼ「お前等、車運転できないのか?」
由「無理」
ゆ「免許なんてまだ、とれません」
リ「できるわけ、ないじゃない」
ガ「できるわけないじゃないか。は、はっ、はっ」
ア「私も、無理です。そう言うゼルガディスさんは?」
ゼ「できるが・・・」
運転手「あのー、早くしてくれないか?」
ゆ「あ、すいません。やっぱりけっこうです」
タクシーはしりだす。


けきょく、ワンボックスカーを借り金閣寺についた6人。
ゆ「すいませーん。入場券くださーい」
6人分の入場券を買い金閣寺の近くまでやってきた。
ゼ「ほう。なかなか、いいじゃないか。」
リ「あんなに、金が・・・・・。売ったらいくらになるかな?」
由「こらこら。ンなこと考えるな!」
リ「考えるだけなら、いいじゃんかぁー」
ガ「リナなら、剥がしそうだもんな」
由「うんうん。」
リ「するかぁーー!!文化財になんか手をだすかーー!!」
由「じゃあ、文化財じゃなかったら手をだすんだな・・・・・」
リ「うっ・・・・・」
ガ「なあ、あの中入れないのか?」
ゆ「無理ですよ。あ、でも、写真なら・・・・・。はい」
ア「池に映る金閣寺。やっぱりきれいですー」
ゆ「そうですよねー。私が来た時は雨でしたから・・・・・」
ガ「あ、あっちに売店みたいなのがあるぞ!!」
リ「土産物屋でしょ。でも、なんかあるかも・・・。行くわよ!ガウリイ!!」
2人。走って土産物屋まで行く。ついでに由理が後ろからついていく。
ゆ「私達は、ゆっくり行きましょうか。」

ガ「お!リナ。あの酒、おいしそうじゃないか?」
リ「どれ?なにこれ・・・金粉入りじゃない・・・・・・」
由「どこに来てもあんたらは食べ物なんだな・・・・・。すこしは、お守りとか買えよ・・・・・」
リ「ンなもんより食べ物よ!」
ガ「おまもり?食えるのか?それ?」
由「だめだ・・・」
由理、がっくりと肩を落とす。そんな気持ちを無にして、せこせこと買い物をする2人。もちろん食べ物だらけ。
ガ「おっさん!この酒くれ!!」
お金を払いお酒を受け取るガウリイ。
ゼ「たく・・・この2人はどこに来ても食い物だな・・・・」
ア「そうですね・・・・」
ゆ「それ以外頭にないんじゃないでしょうか。」
3人組やっと到着。
由「そうだよな。こいつらそれしか頭にないんだよな・・・・」
ゆ「あ、帰り、嵐山寄って下さい。買いたい物があるんです。」
ゼ「なにを買う?」
由「どーせ、生○つ橋だろ?」
ゆ「それもありますけど、たこやきもありますから。」
リ「たこやきなら、銀○こよ!あそこが、一番おいしいわ!」
ガ「そうだよな。外はかりかりで、中は、やらかくておいしんだよな。」
ゆ「わかってますよ。私も銀○こ好きですから」
ゼルガディス。ここにも食通がいた。と、思った。
おじさん「早く買ってくれないか?後ろがつまってるんだよ」
おじさん、ニコニコスマイルだが微妙に歪んでいる。
ゆ「す、すいません・・・・・。今、帰りますから・・・・・。
ほら、リナさん達!はやくかって下さい!」
リナ、ガウリイお金を払いやっと買い終わる。
由「よし。行くぞ!」
ゼ「たく・・・・」
みんな車に乗り、逃げるように金閣寺を出て行った。

______________________________

どこでも、目立つ6人でした。
って、こんなの書きたかったんじゃないのに・・・・・
では、本編を見てくださいな。いつ、11を書くかわかりませんが・・・・。
では、桜井 ゆかりでした。

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4043魔天道 11 平穏桜井 ゆかり 8/22-00:33
記事番号4012へのコメント

11です。書きます。
あ、別に詰まったとかじゃないですから。


_________________________________

魔道界___

魔道界にある公園。普段は、賑やかな公園も静まっていた。
たった2人で貸し切り状態だった。2人とは、ゆかりと櫂のことである。
この公園には、次元の穴が開いてしまってそれを閉じる為に2人は来ていた。次元の穴に落ちるとどっか別の世界に行ってしまう。たとへば、他の漫画とか。
そんな、次元の穴が開いた理由はあの、戦いに原因があった。グラウを閉じ込めたのだが、そのせいで空間に歪みが請じた。そして、歪みが大きくなり穴があいたわけなのだ。

バチバチ!!

次元の穴か音を立てる。そして、

ポン

妙にコミカルな音をたてて消え去る。
「おみごと!これで、27ヶ所目っと。あとは、11ヶ所やれば終わりだ。」
「あと、11ヶ所ですね。」
「つーか、お前さ、どーして魔力使うやつのほうがうまいの?」
「魔力を使う量が多くて制御しやすいからです」
とは、言うものの27ヶ所全部1人でやったわけだ。普通の魔道士ならもう魔力を使い果たし倒れているはず。
この穴1つ消滅させるのに大体魔力の量は、竜破斬ぐらいの量を使う。つまり、この穴を閉じているゆかりの魔力は底無しと言えるぐらいに強大なわけなのである。
「さ、次に行きましょ!」


天界___

「はあ。書いてある事みんな同じ・・・・・。勉強にならないわ・・・・」
天界の天才、秀才コンビは大天使長がいる神の神殿の本の読み漁りをしていた。そして、リナは、同じ本ばかりでため息をついた。
「どれどれ?」
一緒に付いてきたアメリアが積み上げられた本のページを繰っていく。
「確かに、書いてある事はほとんど一緒ですね。」
天界の歴史、天界の階級、仕事、eac,eac・・・・・・
「だぁぁぁああ!!魔界のことはないの!?魔界の事は!!」
「リナさん!静かに。」
暴れそうになるリナをなんとか抑える。
こんなところで、暴れたらよくて謹慎、悪くて降格にもなり兼ねない。
「魔界のことを調べるなら良いところがありますよ。」
「どこ?」
目をキラキラと輝かせて聞いてくる。
「か、櫂さんのお家ですよ・・・・」
「櫂の家ね!おしゃぁぁぁああ!!行くわよ!!」
アメリアの腕を持って櫂の家に向かって走り出した。が、
「インバースさん!!走らない!!」
と、注意されて、走るのはやめて歩き出した。


魔界____

「ほぉ。ガウリイが本を読むなんて珍しいな・・・・」
と、言い近くにおいてあった本を取り読んでみる。

魔王は、元々天界の人間らしい。その為、癒しの力が使える。
パラパラ
魔王とラー達は、満月の夜に昇華を行う。

ゼルガディスは、本を閉じ表紙を見る。それには、こう書いてあった。
魔界のなんでも分かりやすい説明。
ゼルガディスの思った事は、「旦那もこんなの読むのか・・」だった。
でも、読んでいるうちに寝てしまい何も役に立たない。
「邪魔したな。」
そう言い、この部屋を後にした。
バタン
「ん・・・?誰か、来てたのか・・・?」
ガウリイは、本を置き違う本を手にとり開き、読みはじめる。が、すぐに寝息が聞こえてきた。


___________________________________

と、グラウを封印して仕事が増えた私と櫂。
仕事が休みになり本を読んでいるリナさんとアメちゃん。
そして、いつもと同じガウリイさんとゼルガディスさん。
それを平穏という形で書いてみました。
では、これで、

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4067魔天道 12 レテ 前編桜井 ゆかり 8/22-22:09
記事番号4043へのコメント

こんばんわ。ゆかりです。
12までいきました。さぁ、どこまで続くのでしょうか?
私の大好きなゼロスさん登場!だから、心がなくても文句言わないで下さいね。


_________________________________

「え!?ガウリイが、心をなくしたー!!?」
リナは、大声を上げてこのことを伝えてくれたゆかりに掴みかかる。
「ええ。
なんだか、忘却(レテ)の川を渡ったらしいです。それで、心だけ空っぽな状態らしいです。」
リナは、ぐったりとうな垂れる。
「リナさん・・・・・」
リナをきずかうように言う。そして、ゆかりのほうを向き口を開いた。
「ゆかりさん!なにか、なにか手はないんですか!?リナさんを魔界へ!!」
その言葉に少し考えて
「曾おじいさんに聞いてみましょう」


「どうして、こんなことに・・・・・」
ゼルガディスは、シルフィ−ルと共にゼラスの護る忘却の城に来ていた。
「ガウリイ様・・・・・・わたくしのこと分かりますか?」
シルフィ−ルは、ガウリイの手を取り囁く。が、何一つ反応を見せなかった。
「どうして、こうなったんだ!?」
ゼルガディスは、壁に背中を預けていたゼラスにくってかかる。
「ゼラス様をいじめないでください。」
横にいたゼロスが止める。
「ゼラスから作られた感情無き人形ゼロスか・・・・」
ゼルガディスは、怒りをぶつけるように言った。ゼラスは、なにも反応しなかった。
ゼラスは忘却を護る者としてここにいたが、だんだんと感情がなくなっていった。その、ゼラスが生んだ(作りだした)ゼロスが感情を持つはずがなかった。そして、こう呼ばれている。感情無きゼラスの人形と。


「開きましたね」
はしゃいだようにアメリアがいった。
魔道士長の話によるとここからガウリイの近くに行けるらしい。
「にっしても思い扉だなぁ・・・・・・」
「土に埋もれているからじゃないですか?」
そう。ゆかりの言ったとうりに扉は、土に埋もれていた。
そして、リナと櫂の2人でやっと扉が開いたのだ。
「私と、櫂はここを閉じます。明日来ますから」
リナとアメリアが頷き扉の中に入っていった。そして、ゆかりと櫂は扉を閉めた。


中は、暗く1つの扉が浮かんでいた。
リナは、とりあえず扉を開けてみる。
きぃぃぃいいいい
音をたてて扉が開く。そこには、
「ガウリイ!!」
リナは、思わず叫んでいた。そして、ごちんと壁に当たる。
「壁!!?」
「壁ですね・・・。まあ、私達は魔界に入れませんから。そのための壁なんでしょうね」
壁をこちんと叩きながら言う。

こちん
鏡の方から音が聞こえそこにいた人達は、振り向く。そこには、リナとアメリアがいた。
「シルフィ−ル!ガウリイをそっちに移動してやれ!」
「あ、はい」
そう言うと魔法でガウリイを浮かし鏡の方へ移動させた。
「声は、聞こえないらしいな。」
と、ゼルガディスが呟いた。
リナも、なにか一生懸命叫んでいるが聞こえない。
それを聞いたゼラスが鏡にちかずいていって
『いつまで、そこにいるつもり?』
『ずっと。ガウリイが戻るまで。』
『そっちも?』
『ええ。希望があるから。私もガウリイさんにお世話になってますから。』
ひととうり聞き終わりゼルガディスの方を向き
「こいつらは、ここにいるそうよ。あなたは、どうするの?」
と質問してきた。
「俺もここに寝泊まりするさ。」
ゼルガディスは、ぶっきらぼうに答えた。

__________________________________

前編でした。
なんだか、だんだんダークへ?
そんな感じですね。
では、桜井 ゆかりでした。

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