◆−かごの中の姫君≪前編≫−ねんねこ(8/6-14:35)No.3838
 ┗かごの中の姫君≪後編≫−ねんねこ(8/6-14:37)No.3839
  ┣はじめまして−一坪(8/7-03:38)No.3847
  ┃┗Re:はじめまして−ねんねこ(8/8-11:41)No.3856
  ┣感想です♪−ゆっちぃ(8/7-15:56)No.3849
  ┃┗Re:感想です♪−ねんねこ(8/8-11:44)No.3857
  ┣読みました−由理&ゆかり(8/7-18:27)No.3850
  ┃┗Re:読みました−ねんねこ(8/8-11:47)No.3858
  ┃ ┗私達もなんです−由理&ゆかり(8/8-12:16)No.3861
  ┃  ┗Re:仲間がいて嬉しいです−ねんねこ(8/8-13:45)No.3862
  ┗かごの中の姫君≪おまけ≫−ねんねこ(8/8-11:50)No.3859
   ┗おまけ発見♪−ゆっちぃ(8/9-13:24)No.3878
    ┗発見おめでとうございます(笑)−ねんねこ(8/9-18:21)No.3884


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3838かごの中の姫君≪前編≫ねんねこ 8/6-14:35


 はじめまして。ねんねこという者です。最近ゼルアメが少ないぞっ!ってなわけで書いてみました。駄文ですが、読んでいただければ幸いです。


『かごの中の姫君』

   王宮で君を見た時、僕は息を飲んだ。
   白い国の中心にいる白い巫女姫。
   “セイルーン”というかごに閉じ込められたきれいな小鳥。
   優しい微笑で、でもどこか悲しげな瞳を向けた君を見て、僕は決心したんだ。
   『君をかごから出してあげよう』って。
   でも…
   助け出したのに、自由にしてあげたのに
   どうして君はそんなに怯えているんだい…?


 いつもの事だったはずだ。
 街に入って宿を確保したとたん、リナとアメリアが買い物だと騒いで街に繰り出すのも。リナの長い買い物に付き合いきれず、アメリアが『先に帰る』と言い出すのも。宿に戻ったアメリアが俺のところに一番にやってきて、買い物の収穫を嬉しそうに報告するのも。
 なのに……

 夢中になって読んでいた魔道書から目を離し、窓の方に目をやればもう外は薄暗くなっていた。この街に着いたのが昼前だったのだから、女性陣が街に繰り出してからもう結構な時間が経つ。
 …そろそろ帰ってきてもいい時間なんだが…
 いつもは煩わしいとさえ思える正義おたくの報告会も無いとなぜか寂しさを覚える。
 下からリナの甲高い声が聞こえてくる。俺は嘆息をすると、読みかけの魔道書を机の上におき、立ち上がった。そのまま部屋を出て一階へと続く階段を下り、一階を見回す。いるのは、連れの2人…リナとガウリイ、そして客が数人。この宿を他の宿同様一階が酒場、二階が宿というつくりになっている。
 俺は探している相手がこの場にいないのを確認して、ガウリイに今日の値切りの成果よっ!などとキンキン声をあげるリナに目を向ける。
「おい、リナ」
「でねっ、これがそこの角で値切り値切ったやつでさぁ」
「…をい、リナ」
「なんと銀貨六枚のところを」
「うんうん」
 リナの話に頷きながらもガウリイはこちらをちらちらと気にしているようだった。何度呼んでも自分の話に夢中なリナの隣ですうっと息を吸い込んだ俺を見た瞬間、次の俺の行動を目ざとく察したのか、さっと俺から距離をとった。そこでようやく気付いたのか、リナが不思議な顔して、自称保護者を見る。
「どったの? ガウリイ」
 その瞬間。
「おいっ! リナ!」
 宿に最大音量の俺の声が響き渡った。

「ななななななな」
 リナがしきりに「な」を繰り返している。耳を手で抑えて。
 …さすがに今のはちょっとやりすぎた。他の客の視線を浴びながら、思わず恥ずかしさに顔を赤くする……よかった、フードをかぶっておいて。
「何すんのよっ! いきなりっ!」
 すぱこんっ!
 どこから出したのか手にしたスリッパで俺ははたかれた。とはいえ、スリッパごときで痛さを感じる身体ではないが。
「お前が人のこと無視すんのがいけないんだろがっ! と、それはともかく」
 とここで咳払い。次の台詞を言うのはなんか少し緊張する。
「ア、 アメリアの姿が無いようなんだが、どうした?」
「アメリア? いないの? あの娘、先に戻ってますぅ、とか言って帰ったはずだけど……」
「ここにずっといたけど、帰ってこなかったぞ?」
 と、これはガウリイ。
 そう、帰っているはずが無い。帰っていたら、俺のところに来るはずなんだから。
「変ねぇ…どこ行っちゃったのかしら?」
「あのぉ、その子って白い服着た肩までの黒髪の娘、だよねぇ」
 声をかけてきたのは、リナぐらいの歳の子供だった。宿屋の息子らしく、店の手伝いをしているらしいが。
「知ってるのか?」
「さっき、馬車に乗っていくのを見たよ。ちょうど親父に買い物頼まれちゃってさ」
「馬車?」
 リナの問いにうなずく少年。
「この街の神官長のところのだよ。だけど、今神官長は留守にしているから、息子のほうだと思う。エイス、って言うんだ」
「ずいぶん詳しいのね」
「ああ、通ってた学校が一緒だったからね。思い込み激しすぎて、おまけに自己陶酔型だからあんまり仲はよくなかったけど」

 エイスとか言う奴の屋敷は街のはずれの丘の上に建っていた。
 建っていたのだが…
「広いなー」
 のほほんとガウリイが言った。
「広い、なんてレベルじゃないわよ。大体、エイスの家って別宅で一人だ、ってあの男話してなかった?」
 リナの言葉に俺は嘆息して肩をすくめた。
「別宅で一人だからって家が狭いとは限らないって事だろ」
 言ってみせて、あの少年の言葉を思い出す。
『もー、笑っちゃうよ。王都に行って、どうだったの感想に一言。かごの中にいる巫女姫を籠から出してあげるんだ、だよ? 冗談だと思ってたけど、そのあと急に魔術について研究しだしてさぁ。別宅は今じゃ魔術研究所。噂じゃ、あそこじゃ魔法が使えないとか魔族が出るとか。もしかしたら、本当に王女様を連れ去るつもりなのかもねー。あ、でも王女様よりお連れさんのほうが気に入られちゃったかもね。急いで迎えに行ったら?』
「迎えに来ました、といって素直に返してくれるとは思わないがな」
「あの話じゃあ、そーとーアメリアに惚れ込んでるみたいだもんねー。意外なところでライバル出現、て感じかしらね、ゼル」
「くだらん事言ってないで、とっとと行くぞ」
「素直じゃないわね!」などと怒り出すリナを置いて、俺は屋敷の門を開いた。
 
「見た感じじゃあ普通の屋敷じゃないか?」
「んー、そうねぇ。研究所て言うくらいだから、もっとこー棚の上に資料とかマジックアイテムとかお宝とかあってもいいと思わないっ!?」
「…お宝はないと思うが…」
 ひたすら続く廊下の一本道。その途中にある部屋はどれも普通の部屋だった。客室だの食堂だの、執務室だの、寝室だの。
 出かけているのか、奥にいて気付かないだけなのか、玄関で派手な音を立てても(鍵のついた扉をリナが魔法で壊したのだが)人っ子一人出てくる気配はなかった。もしかしたら、アメリアはここにはいないんじゃあ…そんな不安が心を徐々に支配していく。
 そうこうしている間に廊下が二つに分かれている。左右見れば、どちらもひたすら長い廊下でところどころに部屋がある。
「手分けして探すしかないようだな」
「そうね。じゃあ、こっちはあたしとガウリイが行くから、そっちはゼルお願い。なんかあったら、魔術ぶっ放す、てことでいいわね」
「無茶するなよ」
「大丈夫だって。リナには俺がついてるから」
 ガウリイがリナの頭をぽんぽんと叩きながら言う。……て、まだ子ども扱いされてるのか、リナ……

 俺が言った廊下はひたすら普通の部屋が続いていた。どうやら外れだったようだ。後はリナたちの方に期待するしかないか。
「アメリア…」
 他の奴があいつを想っているだなんて考えたことはなかった。いつも俺のそばにいたから、何があってもすぐに俺の所まで戻ってくるから…俺があいつを想ってあいつが俺を想ってくれていることが当然のことだと思い込んでいたんだ。
 最後の扉は廊下の行き止まりにあった。
 扉を開けると、そこには暗い空間が広がっていた。闇、ではない。どういう魔術かは分からないが、いくつもの小さい光が浮かんでいたからだ。その小さい光はまるで蛍のように浮かんでは消え、浮かんでは消え、その空間を幻想的にしていた。
 部屋に一歩踏み出し、空間の中央にぽっかりと穴があいているのが見える。水が張ってあるらしいが…
 ふと上を見上げ、俺はそのまま硬直した。穴があいているところの上、初めはよく見えなかったが、目がこの暗さに慣れてきた今ははっきりと見える。とても高い天井から鎖でつながれたかご。鳥かごを大きくしたようなかごの中で、一人の少女が横たわっていた。                                                                     
                                 ≪続く≫

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3839かごの中の姫君≪後編≫ねんねこ 8/6-14:37
記事番号3838へのコメント

「アメリアっ!?」
 俺は駆け出して、浮遊の術を唱えた。
「レビテーション」
 俺の身体がふわり、と浮き、ここで微かな違和感を感じる。いつもより、術の威力がない気がする。とはいえ、そんなことはどうだってよかった。急いで彼女の元へ行く。
「アメリア!」
 かごの中で彼女は何かにおびえるように丸く横たわって眠っていた。服もいつもの法衣ではなく、ひらひらのレースの白いドレス。いいとこのお嬢様がいつも着ているような服だが、そこからのぞく白い素足の片方は、鎖でつながれていた。それから逃れようとしたのだろう。鎖でつながれている部分から血が流れていた。
 痛々しいその光景を見るのがつらくて、俺は眠っているアメリアに声をかける。
「今、助けるから」
 籠の入り口に回り、鍵穴を見る。そして、懐から奇妙に折れ曲がった針金を取り出し、鍵穴にはめ込もうと手を伸ばし――
 いきなり俺の腕を誰かが掴んだ。慌ててそちらを見やると、そこには見知った影ひとつ。
「ゼロス!」
「ふう、危なかったですねぇ、ゼルガディスさん。もう少しであなた死ぬところでしたよ」
 何が危なかったのか、笑顔を向けていってくるこの性悪魔族を俺は睨みつけた。
「離せ、ゼロス!」
「離してもいいですけど、それじゃあ、アメリアさんを助け出せませんよ。無理矢理こじ開けると致死量の電流が流れる仕組みになっているようですから」
 俺の手の先にある針金をちらり、と見やりゼロスは言った。
 それなら魔術で、と言おうとした俺にさらにゼロスの言葉が続く。
「魔術もお勧めできません。何せ――」
 言って、下に目をやる。俺も下に視線を落とし――
 中央の水溜りの中に六芳星の魔法陣が描かれていた。
「この部屋だけのようですけれどあれが魔力を弱めていますからね。小さな魔術じゃ壊れませんし、かといって威力の大きい術なんか使ったら、アメリアさんがどうなるか分かりませんしねぇ」
「じゃあ、どうすりゃいいんだよ!? このままじゃ埒があかんだろうが!」
「お、落ち着いてくださいよ、ゼルガディスさん。僕にできるんだったら、僕が先にアメリアさん助け出してますよっ!」
 何か腑に落ちない言葉を吐きながら、ゼロスは慌てて俺から離れる。
「もう少し冷静になりましょう。あなた、アメリアさんが絡むと先走るんだから」
 う…そこを言われると……
 ゼロスの言葉に言葉を詰まらせながら、俺は改めて冷静になる。
「エイス――これをやった張本人を探そう。鍵を持っているだろうし…言いたいことがある」
 その時だった。
 リナたちの方の合図が聞こえてきたのは。

「リナっ! ガウリイっ!」
 俺とゼロスが駆けつけた時、あたりはキメラの死骸でいっぱいだった。
「ゼル! それに、ゼロスまで!?」
「どうも、リナさん」
「何しに来たんだ!?」
 襲い来るキメラを剣で一掃したガウリイがたずねた。見ればリナも同じ顔をしている。
「…アメリアを助けるのに協力するらしい」
「なんのために?」
「いえ、別に特に理由はないんですけど…」
 リナに詰め寄られ、ゼロスはぼそぼそと言う。
 そんなゼロスを俺は無言で睨んだ。
 ここまで来るときにゼロスが言ったあの台詞が頭を付いてはなれない。
『まったく、アメリアさん可愛くて、結構モテるんだから、ちゃんと捕まえておかなきゃだめじゃないですか。誰かに取られちゃいますよ?』
『誰かにって誰だよ』
『僕だったりして(はぁと)』
 …あとで冗談だとか言い繕ってたが冗談で言うか? 魔族が。
「…で、何なんだ? このキメラは」
 俺の言葉にまだゼロスを詰め寄っていたリナが思い出したように言った。
「ああ、この部屋の扉開けたら、いきなり襲ってきたのよ。どうやら番犬みたいなものらしいわね」
「ここからが本番というわけか…」
 俺の呟きに今度はリナが尋ねてくる。
「そっちは?」
「アメリアに会った、寝てたが。かごの鳥よろしくでかい鳥かごに入ってて、どうやっても助けられん。エイスを探すしかない」
「他には何か?」
「何もない」
「ってえことは、この奥にエイスがいるわけね」
 リナの言葉に一同が頷く。俺たちが来たのとは反対のところにある扉。ガウリイが扉のノブに手をかけ、こっちを見やる。
 俺とリナ、それぞれ主を口の中で唱え、ガウリイに頷く。ゼロスは突っ立ったままだ。
 勢いよく扉が開け放たれ、俺たちは一気に雪崩れ込み――
「なんなんですかっ!? 一体」
 そこには、お盆の上にシチューをのせたエイスらしき人物が声をあげて立っていた。エイスは近くにあったテーブルの上にシチューを置いて、俺たちのほうに向かってきた。
「他人の家に無断で入るなんて失礼な人たちですね。何なんですか!あなたたちは」
「なんなんですかじゃなぁぁぁい!」
 リナがエイスに飛び蹴りを食らわす。慌てて避けようとするが、見事にヒットし、床に倒れたエイスを問答無用でリナが胸倉を掴む。
「何なんですかはこっちの台詞よ。人がせっかく来たよって扉壊して派手な音たててあげたのに全っ然出てこないわ、キメラの大群飼ってるわ、何より、家のつくりが変よっ!?」
「ああ、えっと、シチュー作ってたから気付かなかったんですね。何しろ料理は初めてで……て扉壊したんですかぁぁぁっ!?」
 素っ頓狂な声をあげるエイス。ここまで部屋に入った後のイメージが違うと、どうもやりづらい。
 とはいえ、アメリアのことを考えればこいつのことは許せない。許せるはずがない。
「リナ、どけ」
 冷たくそう言っただけでリナは素直にどいてくれた。エイスが微かに震えているのが分かる。
「お前、アメリアに何をした?」
 びくんっ!
「何をしたんだっ!? アメリアに!」
 エイスの身体がさらに震える。震えるだけで答えないこの男の胸倉を掴んで首をしめてやった。
「ゼルガディス!」
 リナの言葉を無視して、さらに強く首をしめる。
 アメリアの足の傷を思い出す。おびえた表情を思い出す。あのひどく痛々しく見えた彼女に比べたら、この男なんて……!
「何を……っ!?」
 言いかけて、俺はガウリイに羽交い絞めにされた。俺から開放されたエイスが首を抑えて咳き込んでいる。
「離せっ! ガウリイっ!」
「…がいけないんだ」
 吐き出されたエイスの言葉に俺もガウリイも動きを止めてエイスを見る。エイスは咳き込みながらもしっかりとした口調で声をあげ始めた。
「アメリア様がいけないんだっ! 王宮だなんてがんじがらめの所から助けたのにっ! かごから出してあげたのにっ! なのに! 逃げようとしたんだ! 『みんなが待ってるから』て、かごに戻ろうとしたんだっ!」
「馬鹿か? お前は」
 俺は冷たく言い放った。
「だから、戻らないようにしたのか? セイルーンという名前のかごに戻れないようにしたのか?」
「そうだよっ! どこがいけないんだ!? 鳥は大空を飛んでるほうがいいんだ! そのほうが嬉しいはずなのに! それなのに……アメリア様はとても悲しそうな瞳をしてたんだ……」
「だから眠りの呪文をかけて、現実逃避、ですか? いやはや、人間というのはなんと言うか」
 ゼロスは嘲りの表情でエイスを見下した。しかし、どこか楽しそうだった。どうせ、俺たちから出てくる負の感情を食ってご満悦なのだろう。
 呆然と事の成り行きを見守っていたガウリイから離れ、俺は再びエイスの前まで行った。
「ゼル……!」
 視界の端で俺の名を呼び、ガウリイに目配せしているリナを捕らえながら、俺は極力落ち着いた声で呟いた。
「確かにお前の言う通りさ。あいつはセイルーンがある限り、行動は制限されるし、重い荷物を背負っていかなければならない」
「そうさ! だから――」
「だが! 少なくとも俺には、あのかごの中でおびえた表情も、逃げようともしていなかったと思うぞ」
 エイスの身体が崩れ落ちた。手をついた床に数滴水がたれる。
「鍵を渡せよ。アメリアをかごから出すためのな」

「あのエイスさんって人、昔わたしに会ったんですって……わたしは覚えてなかったけど」
「繰り返された日常の中で全員の拝謁者の顔と名前を覚えていたら怖いだろうが……そんなことより足、大丈夫なのか?」
「ああ、もうちゃんとリカバリイかけましたから、ってなに見てるんですかぁ、ゼルガディスさん!」
「足に傷が残ってないか見ただけだって」
「だからってスカートめくらないでくださいぃぃぃぃ」
「人聞きの悪いこというな」
 あの後エイスはすぐに鍵を俺に渡した。アメリアはすでに寝ぼけ眼で目を覚ましていた。エイスを怯えるように見ていたアメリアも状況をリナから聞いて納得したのか、今回のことはすべて忘れちゃいました、と言って不問にした。
 宿に戻って、俺の部屋のベッドに陣取って初めに言った台詞はやはりエイスのことだった。
 スカートのすそを握って上目遣いで俺を警戒してくるアメリアからため息をついて視線をはずし――
 スカート…?
 アメリアが着ている服はエイスの屋敷で見たあの白いレースのドレス。いつもの服は帰るときに客間から荷物と一緒に回収したのだが…
「お…おい、アメリア」
「なんですか、ゼルガディスさん」
「お前、その服どうしたんだ……?」
 まさか気がついたら着ていましたとか言わないよな……
 あの家には侍女も執事もいなかった。
「あ、これですか? 今日お買い物でリナさんに可愛いからゼルガディスさんに見せてやりなさい、て言われて買ってそのまま着てたんですけど……似合いませんか?」
「え、あ、いや。似合うと思うぞ」
 思わず素直に言って、アメリアはにこりと微笑んだ。
「エイスさん、この格好を見て可愛いって言ってくれなかったんですよ。『君はかごに閉じ込められた白い小鳥だ』って言って」
「鳥は空を飛んでいた方がいい、ってほざいてたよ」
 言って、ベッドの空いている半分に身を投げた。
『王宮から出したかった』
 鍵を渡した時に吐いた最後の台詞が俺の胸の奥深くに突き刺さっている。
 あれは、俺にもあったかもしれない姿だった。
 いくら想っても世間が認めてくれない想い。何度、立場の違いを恨んだか。何度こいつをこのまま連れ去ってしまおうと思ったか。
 俺もまたアメリアを『俺』というかごの中に閉じ込めているのではないだろうか…
「ゼルガディスさん」
 俺の顔を覗き込んでアメリアはむうと頬を膨らました。
「もうっ、聞いてなかったんですね、人の話を。せっかくいいこと言ったのにっ!」
「悪かった。で何話したんだ」
「えっと、ですから上手く言えないんですけど飼っている鳥ってかごの中に入れられているじゃないですか。周りから見るとあれって狭いところに閉じ込められているって感じがしますけど、入っている鳥にとっては大事なお家なんですよね。だから別にかごの鳥がかわいそうって事はないと思うんですよ」
「……そういう見方もあるかもな」
「それに、かごがなくなったら大変じゃないですか。自分の家を探さなきゃいけないし、一人で危険に対処しなくちゃいけないし…つまり、自分の居場所を確保してくれて、守ってくれるかごがないと結構不便なんですよね」
「ま、まあ……」
 あいまいな返事を返す俺にくすり、と笑いかけてアメリアは言った。
「だからね。わたし良かったって思うんですよ。『ゼルガディスさん』て言う良いかごが見つけられて」
                                                      ≪終わり≫

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3847はじめまして一坪 E-mail 8/7-03:38
記事番号3839へのコメント

投稿ありがとうございました!!!

おもしろかったです!
エイスさんのキャラも気に入りました。

で、私が1番気に入ったのが、
> よかった、フードをかぶっておいて。
です。(笑)


というわけで、また投稿してやって下さいね。

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3856Re:はじめましてねんねこ 8/8-11:41
記事番号3847へのコメント

はじめまして、一坪様。
この度はこんな拙い文章を読んでいただいた上にっ! 感想までっ!
ありがとうございます(ぺこり)。
大学受験勉強真っ最中のねんねこですがどうぞこれからもよろしくお願いします(再びぺこり)。

エイス君は、わたしも何気に気に入ってます。アメリアにひどい事をしてましたけど、エイス君にしてみれば、アメリアを助けることで必死だったんです。
作中でエイス君がシチューを作っていたというくだりがありますが、その時、初めて料理をするエイス君はやはり、包丁が上手く使えず、両手にバンソウコウをいっぱいはっていた。で、助け出されたアメリアが、エイス君のところに来た時、その手を見て、シチューを食べて帰っていった、という微笑ましい裏エピソードがあります。

あと、ゼル君の人の前ではフードかぶり、は必須事項ですね。アニメじゃあ、結構人前に顔をさらしていましたけど(笑)

それでは。ねんねこでした。

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3849感想です♪ゆっちぃ E-mail 8/7-15:56
記事番号3839へのコメント


初めまして、ゆっちぃと申します☆
『かごの中の姫君』読ませていただきました♪
もうもう、めっちゃ良いです〜〜〜vvv
ゼルアメなしじゃ呼吸すらできない私にとっては(っておい)
溜息モノでしたv素敵なゼルアメ小説をありがとうございます♪

>「だからね。わたし良かったって思うんですよ。『ゼルガディスさん』て言う良いかごが見つけられて」
 この部分、すっごく好きですvゼルがアメリアの"かご"なんですね……
 素敵……(////) 姫ってばなんて大胆な☆(←あほι)
 
なんだかまとまりのない、拙い感想ですみませんでした(><ι)


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3857Re:感想です♪ねんねこ 8/8-11:44
記事番号3849へのコメント

ゆっちぃさんは No.3849「感想です♪」で書きました。
>
>
>初めまして、ゆっちぃと申します☆
はじめまして、ゆっちぃ様。
>『かごの中の姫君』読ませていただきました♪
ありがとうございますっ!
>もうもう、めっちゃ良いです〜〜〜vvv
>ゼルアメなしじゃ呼吸すらできない私にとっては(っておい)
>溜息モノでしたv素敵なゼルアメ小説をありがとうございます♪
わたしも同じです(笑)
好きになる漫画やアニメのカップリングがあっても終わるとすぐに自然消滅…なくせに何故か(それだけ愛が深いって事なんでしょうけど)ゼルアメは何年経っても好きだったりします。スレイヤーズはアニメ(無印)から入ったクチなんですけど、もう最初からゼルアメ。主役の二人を差し置いて。
>>「だからね。わたし良かったって思うんですよ。『ゼルガディスさん』て言う良いかごが見つけられて」
> この部分、すっごく好きですvゼルがアメリアの"かご"なんですね……
> 素敵……(////) 姫ってばなんて大胆な☆(←あほι)
 ずっと王宮の中で過ごしてきたアメリアにとって王宮の外の世界って知らないことがたくさんあると思うんですよ。
王宮を飛び出した弱い小鳥『アメリア』。
外に出て自分の帰るべき『かご』を探して旅をしていたら、当たり前のように助けに来てくれて、自分を傷つけたことに激怒してくれた『ゼルガディス』というかごを見つけられた。
ペットショップで飼われた鳥は新しい買主のかごに入って生活する。だけど買主によっては一時のブームに惑わされてその鳥を飼ってしまい、飽きてしまえば仕方なく世話をする、といった態度で鳥に接する。鳥にとって見れば、『かご探し』て言うのは死活問題なんじゃないかな、と思いまして。
……わけがわからない説明ですみません。自分の考えを説明するのが苦手なもので……
これからもゼルアメの話を投稿するつもりです。よかったら見てやってください(ぺこり)。


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3850読みました由理&ゆかり 8/7-18:27
記事番号3839へのコメント


はじめまして、だな。
「ああ!あなたは、ひっこんでいて下さい!
はじめまして。ねんねこさん。私、桜井 ゆかりと申します。後ろにいるのが斎藤由理です。」


> ここまで来るときにゼロスが言ったあの台詞が頭を付いてはなれない。
>『まったく、アメリアさん可愛くて、結構モテるんだから、ちゃんと捕まえておかなきゃだめじゃないですか。誰かに取られちゃいますよ?』
>『誰かにって誰だよ』
>『僕だったりして(はぁと)』
そんなこと言ったのか!?
「でも、いいかもしれませんね。」
冗談じゃなかったりしてな
「同感です。」



>「だからね。わたし良かったって思うんですよ。『ゼルガディスさん』て言う良いかごが見つけられて」
いいこというな。アメリアも
「でも、ゼルアメ!ひさしぶりですね。わたしも、書きましょうか。(ゼルアメ好きです)」
あほ!もう2つも書いてるだろーが!
「短いもの。」
櫂「雷が!!」
・・・・櫂・・・なぜここに・・・
「まあ。とりあえず、感想でした。
きゃぁぁあ!!雷!!」
おいおい・・・とりあえず、由理とその他2名でした。

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3858Re:読みましたねんねこ 8/8-11:47
記事番号3850へのコメント

由理&ゆかりさんは No.3850「読みました」で書きました。
>
>
>はじめまして、だな。
>「ああ!あなたは、ひっこんでいて下さい!
>はじめまして。ねんねこさん。私、桜井 ゆかりと申します。後ろにいるのが斎藤由理です。」
はじめまして、桜井ゆかり様あーんど斎藤由理様。
>
>> ここまで来るときにゼロスが言ったあの台詞が頭を付いてはなれない。
>>『まったく、アメリアさん可愛くて、結構モテるんだから、ちゃんと捕まえておかなきゃだめじゃないですか。誰かに取られちゃいますよ?』
>>『誰かにって誰だよ』
>>『僕だったりして(はぁと)』
>そんなこと言ったのか!?
>「でも、いいかもしれませんね。」
>冗談じゃなかったりしてな
>「同感です。」
えっと、実は私ゼルとゼロスとアメリアの3人組で好きで、この三人のカップリング(ゼロゼルはのぞきますが……ゼロゼル派の方すみません。スレイヤーズのや○いてのはちょっと…て奴なので)が好きなんです。ゼルアメとかゼロアメとか。でも優先順位としてはゼルアメでしょうか…やはり……
>
>
>
>>「だからね。わたし良かったって思うんですよ。『ゼルガディスさん』て言う良いかごが見つけられて」
>いいこというな。アメリアも
>「でも、ゼルアメ!ひさしぶりですね。わたしも、書きましょうか。(ゼルアメ好きです)」
>あほ!もう2つも書いてるだろーが!
>「短いもの。」
>櫂「雷が!!」
>・・・・櫂・・・なぜここに・・・
>「まあ。とりあえず、感想でした。
>きゃぁぁあ!!雷!!」
>おいおい・・・とりあえず、由理とその他2名でした
いいですねっ! ぜひ書いてくださいゼルアメ(はぁと)。
一時期のゼルアメブーム(?)はどこへ行ってしまったのか、この頃ゼルアメが少なくて……『もしかしてマイナーカップルになってしまったのっ!? 原作第二部、結局最後まで出なかったし!』とか本気で考えてしまいました…
というわけで感想ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします(ぺこり)



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3861私達もなんです由理&ゆかり 8/8-12:16
記事番号3858へのコメント


>はじめまして、桜井ゆかり様あーんど斎藤由理様。
「こんにちわ。あの、ですね、様などつけなくてけっこうですので」


>>そんなこと言ったのか!?
>>「でも、いいかもしれませんね。」
>>冗談じゃなかったりしてな
>>「同感です。」
>えっと、実は私ゼルとゼロスとアメリアの3人組で好きで、この三人のカップリング(ゼロゼルはのぞきますが……ゼロゼル派の方すみません。スレイヤーズのや○いてのはちょっと…て奴なので)が好きなんです。ゼルアメとかゼロアメとか。でも優先順位としてはゼルアメでしょうか…やはり……
「私も、ゼルアメ、ゼロアメ大好きです」
でも、優先順位は、やっぱしゼルアメだろう
「そうです。この3人大好きな人ってあんまり見かけないものですから・・・・ねんねこさん大好きです。」



>いいですねっ! ぜひ書いてくださいゼルアメ(はぁと)。
「じゃあ、リナガウのところをちょいと直してゼルアメにしてみましょうか?」
魔天道のほうか?
「そうでーす。」
>一時期のゼルアメブーム(?)はどこへ行ってしまったのか、この頃ゼルアメが少なくて……『もしかしてマイナーカップルになってしまったのっ!? 原作第二部、結局最後まで出なかったし!』とか本気で考えてしまいました…
「そうなんですよ。昔の方は、ゼルアメだらけだったんですけどね」
今は、マイナーカップル多し。
「原作の15巻には、セイルーンとしかでてきませんでしたからね」
ある意味アメリア、ゼルファンを怒らせることになったと・・・
「でも、私はアメちゃんは、セイルーンのお城で、ゼルガディスさんを待っていると考えてます。(だったらいいなぁー)」


>というわけで感想ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします(ぺこり)
「はい。こちらこそよろしくお願いします。」
では、由理とゆかりでした。

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3862Re:仲間がいて嬉しいですねんねこ 8/8-13:45
記事番号3861へのコメント

嬉しいですねっ、な・か・ま(はぁと)
ゼルアメ・ゼロアメ推進委員会でも作りましょうか(笑)
次はゼロアメでゼルアメなのを書こうと思ってます♪(とさりげなく次回予告・笑)
ちょっと今日は好きなアーティストのアルバムが一日早く手に入ったんで気分がハイになってます。すみません……それでは、また次回作にてお会いしませう。(早く書けるといいなぁ、と他人事のように呟くねんねこでした)


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3859かごの中の姫君≪おまけ≫ねんねこ 8/8-11:50
記事番号3839へのコメント

こんにちは。再びねんねこです。
投稿する本の前まで本文に加えていたラストの続き、なのですが、あまりに本文とのギャップがありまして、結局おまけとして出すことになりました。ラブラブ(友達にこの言葉を言ったら死語だと言われてしまった)なゼルアメが好きな方はあまり読まないほうがいいかと思われます。

『かごの中の姫君・おまけ』


 一瞬俺の思考回路が止まった。
 アメリアは相変わらず微笑んでいる。
 ……今……今の言葉はどういう意味だっ!? 俺の言葉理解能力が正しかったら、今、こいつ『自分の居場所は俺のところ』って言った気がするぞっ!?
 俺はゆっくりと起き上がって、アメリアの顔をじっと見つめた。
 アメリアはまだニコニコ微笑んでいる。
 ……今ならいけるかもしんない……
 他人の事なら嫌というほど敏感なのに、いざ自分の恋愛となると一気に鈍感になるこの娘が、いろいろな意味で意味深な言葉を吐いたのだ。
男と女、2人っきりの部屋で。
しかも、ベッドの上で。
 俺は彼女に近い方の手を彼女の肩に乗せた。
「アメリア……」
 彼女の名を呼びながら、彼女のやわらかそうな頬にもう片方の手を伸ばし――
 自分の身体を少女のほうに寄せた――その瞬間。
「そぉだ、ゼルガディスさん。そういえば今日のお買い物の報告まだでしたね! 今日は結構すごかったんですよっ!! 
 …てどうしたんですか? そんなにうな垂れて。あ、もしかして疲れてます? 眠いとか? 
 じゃあ、明日しましょうか…報告会」
 ベッドのシーツに顔をうずめた俺を心配してアメリアはぺらぺらとよくしゃべる。
 こぉの娘は……!!
 彼女の場違いと勘違い大爆発な発言のせいでせっかく先に行動を起こした両腕も今は行き場を失って悲しそうにアメリアの近くのベッドのシーツの上に放り投げられている。
 残る力を振り絞って身を起こし、額に手をやりうつむきながら首を横に振る俺。
「いや……別になんでもない……疲れただけだ」
 精神的に。
「そうですか。じゃあやっぱり明日にしましょうね。ゼルガディスさん、今日は魔道書読んで夜更かししないで早く寝てくださいね。睡眠は人間に必要なものの一つですよ」
 にこ、と笑いベッドから降り、そのまま出口へと直行する。
「お休みなさい、ゼルガディスさん。良い夢を」
 ぱたん。
 扉の音がひどく重く聞こえた。まるで、破ることのできない鋼鉄の扉が閉まるような……
 そのまま再び、俺はこてん、と横になる。
 ……あの娘に期待しただけ俺が馬鹿だったのかもしんなひ……
 いつまでも鈍感なアメリアを心の中で軽く呪いながら、俺はそのまま深い眠りにつく。
 
 結局、アメリアの買い物報告会は朝行われ、いつもより数倍の煩わしさを感じながら、黙って聞いていたことは、また別の話。

 アメリアの『よい夢を』というあの台詞だけで、いつも見る悪夢を見なかった。単純な自分に呆れたのも、また別の話だろう。

                               ≪終わり≫
 
 何気にねんねこは報われないゼルの努力が好きです(ひどい)。アメリアは自分のことにどこまでも鈍感、というのが好きです。
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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3878おまけ発見♪ゆっちぃ E-mail 8/9-13:24
記事番号3859へのコメント


今日和v≪おまけ≫を見っけて飛んできた(笑)ゆっちぃです♪
今回もよかったです〜(////)
おあずけくらってるゼルは見ててなんとも言えません。楽しすぎv(ひど)

>ラブラブ(友達にこの言葉を言ったら死語だと言われてしまった)なゼルアメが好きな方はあまり読まないほうがいいかと思われます。
  ゆっちぃも言われました。>死語
  でも懲りずに使ってますvらぶらぶなゼルアメを愛してる私にとって必須用語
  ですもの!(なんのこっちゃι)

>「いや……別になんでもない……疲れただけだ」
> 精神的に。
  笑いました。おもわずモニター前で大爆笑(^^)
  ゼル………とこっとん、かわいそうですよねぇ(笑) 
  でもそんなゼルは見ててたのしーです♪(ゆっちぃヒドイι)

> 何気にねんねこは報われないゼルの努力が好きです(ひどい)。アメリアは自分のことにどこまでも鈍感、というのが好きです。
  報われないゼルの努力!いいですよねぇ……大好きですvv
  (↑これでも一応ゼルふぁん) 
  鈍感なアメリアも好きです♪気付いてないけどゼルを苦しめちゃってるんですよね(笑)

今回もなんだか書きなぐったような感想ですみませんでしたι
もちっと文才が欲しい今日このごろです(泣)

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3884発見おめでとうございます(笑)ねんねこ 8/9-18:21
記事番号3878へのコメント

ゆっちぃさんは No.3878「おまけ発見♪」で書きました。
>
>
>今日和v≪おまけ≫を見っけて飛んできた(笑)ゆっちぃです♪
飛んできてくれてありがとうございます(笑)
>今回もよかったです〜(////)
>おあずけくらってるゼルは見ててなんとも言えません。楽しすぎv(ひど)
やっぱりおあずけ食らうゼルは必須でしょう(笑)ゼルアメには(こっちも十分ひどいし)
>>ラブラブ(友達にこの言葉を言ったら死語だと言われてしまった)なゼルアメが好きな方はあまり読まないほうがいいかと思われます。
>  ゆっちぃも言われました。>死語
>  でも懲りずに使ってますvらぶらぶなゼルアメを愛してる私にとって必須用語
>  ですもの!(なんのこっちゃι)
やっぱり使ってますか……わたしも使ってます。
『なんなら「ラブ」の2乗にしたろかっ!?』といったら、大人しくラブラブを認めてくれました。まだそーゆう名前の番組もあることだし(笑)向こうは『LOVELOVE』ですが。
>>「いや……別になんでもない……疲れただけだ」
>> 精神的に。
>  笑いました。おもわずモニター前で大爆笑(^^)
>  ゼル………とこっとん、かわいそうですよねぇ(笑) 
>  でもそんなゼルは見ててたのしーです♪(ゆっちぃヒドイι)
>> 何気にねんねこは報われないゼルの努力が好きです(ひどい)。アメリアは自分のことにどこまでも鈍感、というのが好きです。
>  報われないゼルの努力!いいですよねぇ……大好きですvv
>  (↑これでも一応ゼルふぁん) 
>  鈍感なアメリアも好きです♪気付いてないけどゼルを苦しめちゃってるんですよね(笑)
確かにアメリアは気付かずにゼルを苦しめちゃってますが、その代わりに気付かずゼルの心を癒すような事もしてるからあいこでしょう。でもやっぱりゼルは気付いて欲しい、という(笑)
>今回もなんだか書きなぐったような感想ですみませんでしたι
>もちっと文才が欲しい今日このごろです(泣)
いえいえ、そんなことありません。自分の意見、思いを言葉に出すこと自体が良い事だとねんねこは思っていますので(えらそう…すみません)
では♪

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