◆−彼の光は・・・・−ラディス (2004/6/23 20:37:58) No.16499
 ┣Re:彼の光は・・・・−花月 (2004/6/23 23:35:18) No.16502
 ┗彼の光は・・・・2−ラディス (2004/6/24 07:02:21) No.16506
  ┗Re:彼の光は・・・・2−ルフラン (2004/6/25 16:38:00) No.16512
   ┗Re:彼の光は・・・・2−ラディス (2004/6/26 07:03:15) No.16515


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16499彼の光は・・・・ラディス 2004/6/23 20:37:58


また

ひとつの町が滅びた

ひとつの国が滅びた

逃げ惑う人々

人々を殺していく異形の青年

青白い肌

顔についた岩

エルフのような耳

針金のような髪

彼は無表情で人を殺していった

彼の瞳には

何も映っていなかった

希望を

夢をなくした瞳

見られるのは

絶望

孤独

怒り

悲しみ

それらだった

 



あなたはその瞳に何を映しているの?

あなたには希望がある?

あなたは何故人を殺すの?

女子供も見境なく

殺して

国を滅ぼし

人からかけ離れて

それが正しいと思っているの?



彼は知らない

人の温かさを

彼は持っていない
  
大切なものを

彼には心のよりどころが無い

尊敬していた曽祖父は自分をこんな姿に変え

彼は人を信じられなくなった

そして神も

彼を動かす理由はただひとつ

曽祖父からの

                命令

これただひとつだった




だれか

だれか彼に光を与えてやってください

彼に人の本当の

暖かさ

やさしさを

教えてやってください

だれか

彼の光になってやってください



数年後彼は出会った

眩しいくらいの光に

とても明るく

綺麗な

ただひとつのを

彼は見つけたのだ



@@@@@@@@@@@@@@@@@@
ども〜今回はゼルガディスです
さて!ここでいきなりクイズ!
彼の光はいったいなんでしょう?
               

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16502Re:彼の光は・・・・花月 2004/6/23 23:35:18
記事番号16499へのコメント

はじめまして。花月と申します。
冒頭から一気にゼルガディスのイメージが鮮明に浮かびました。この感動の余韻冷めやらぬうちに、「彼の光」を推察してみます。

>人の温かさを

>大切なものを

>彼には心のよりどころが無い


>彼に人の本当の
>
>暖かさ
>
>やさしさを
>
>教えてやってください
>
>だれか
>
>彼の光になってやってください


>数年後彼は出会った
>
>眩しいくらいの光に
>
>とても明るく
>
>綺麗な

ここまでだと仲間のリナ達、ガウリイやアメリア、遡ってゾルフやロディマスとかシルフィールたち――彼ら全員が「光」になりうるのかな? と思いますが……


>ただひとつのを


となっていたら、すべての条件を満たすのはおそらくアメリア。
リナだったら、「明るい」「綺麗」だけでなく(むしろ)「強い」が語られるでしょうし、ガウリイに「綺麗」は言ってもいいけど、ゼルサイドからするとやや不適切。彼が眩しいとまで感じそうなキャラはメイン以外にはまだ登場していないように見受けられるので、と考えました。

高みへと希望の光が見えてくる、透明で綺麗な詩ですね。前半の悲痛な姿を癒し清浄な雰囲気でまとめる、ラストのカタルシスがとても素晴しいです。


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16506彼の光は・・・・2ラディス 2004/6/24 07:02:21
記事番号16499へのコメント

創られたときから

彼は

世界を滅ぼすという

残酷な使命を渡された

彼は神と戦った

本心なのかはさだかではない

だが彼は戦った

傷ついても

傷ついても

戦い続けた

そして

ついに彼は

彼は神にその身を七つに分かたれ

人の心の奥に封印され

神は彼との戦いにより

力つき

混沌の海に

金色の母の腕の中に

帰っていった

彼は

五人の腹心

いや

子供たちを残していった

大切な

大切な

子供たち

いろいろな性格がいる

彼は

重い使命をかせられ

つらかった

孤独だった

寂しかった

そして

怖かった

彼は辛い時にいつも思い出す

大切な子供たちの笑顔を

その暖かさと

温もりを



@@@@@@@@@@@@@@
おはようございます!
今回は部下Sです!
なんというかびみょ〜な感じになってしまいました

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16512Re:彼の光は・・・・2ルフラン 2004/6/25 16:38:00
記事番号16506へのコメント


おひさしぶりなルフランです!
コメントを投稿しに参上です!
>創られたときから
>
>彼は
>
>世界を滅ぼすという
>
>残酷な使命を渡された
>
人によっては
神族のほうが残酷って思うのかもしれませんね

>彼は神と戦った
>
>本心なのかはさだかではない
>
>だが彼は戦った
>
>傷ついても
>
>傷ついても
>
1度戦いを始めると
なかなか止められないものです・・・

>戦い続けた
>
>そして
>
>ついに彼は
>
>彼は神にその身を七つに分かたれ
>
>人の心の奥に封印され
>
>神は彼との戦いにより
>
>力つき
>
>混沌の海に
>
>金色の母の腕の中に
>
>帰っていった
>
>彼は
>
>五人の腹心
>
>いや
>
>子供たちを残していった
>
L様の所に帰れて幸せだったとおもうけど
5人をおいてったことのかんしては悲しくって・・・・・・・
複雑です
>大切な
>
>大切な
>
>子供たち
>
>いろいろな性格がいる
>
バラエティあふれ過ぎてます(汗

>彼は
>
>重い使命をかせられ
>
>つらかった
>
>孤独だった
>
>寂しかった
>
>そして
>
>怖かった
>
>彼は辛い時にいつも思い出す
>
>大切な子供たちの笑顔を
>
>その暖かさと
>
>温もりを
>
どうして
怖いのですか?

>
>
>@@@@@@@@@@@@@@
>おはようございます!
>今回は部下Sです!
>なんというかびみょ〜な感じになってしまいました
>
そんなことありませんよ!
とっっっっても!すてきでした!


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16515Re:彼の光は・・・・2ラディス 2004/6/26 07:03:15
記事番号16512へのコメント

ど〜も〜コメントありがとうございます!
彼が怖いのは
すべてが自分を嫌い
人間の心の片隅に封印されて
そこは想像ですけど
暗くて
冷たくて
寒くて
彼は孤独を感じるようになって
もしかしたら子供たちが自分を忘れてしまったのでわないだろう?
と思うときがあるかもしれません。・・ないかも・・・・
ま〜とりあえず
彼はそう思ったりするとき
たとえ嫌われていても
思い出すのです
大切な子供たちの眩しいくらいのきれいな笑顔を


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