◆−あるのは咲いた涙の花−紗希 (2004/5/15 22:07:17) No.16388
 ┗おひさしぶりですー−琴見奈々 (2004/5/31 22:31:48) No.16418
  ┗こちらこそv−紗希 (2004/6/6 22:05:59) No.16430


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16388あるのは咲いた涙の花紗希 2004/5/15 22:07:17


お久しぶりです。もしかして、初めましての方が、今ではほとんど!?
最近は、めっきり書かなくなりましたね〜・・・。
やる内容がないだけだろ、って突っ込まれればお終いですが(笑)













『汝は泣いた事はあるのか…?』

『泣く…?そんな感情は無い。そんなものがあったなら、示しがつかんしな。』

『そういうものだな』

『クク……汝はどうだ?私の可愛い子は、私を想って願いを叶えるが?』

『…フフフ。良い子に恵まれたな』


++あるのは咲いた涙の花++


昔々、ずっと昔。
ルビーアイの兄、ルーズベルトがまだ、存命していた時の、ある出来事。

―――そこは―――

魔界にしては、あまりにも魔界ならざる程、美しい景色だった。
その中に……
ルーズベルト・シャブラニクドゥ達高位魔族が住んでいる、城がある。

静かな一時。
誰もが、このささやかな時が続くと思っていた。
しかし。
それは、ある人物(?)の叫び声によって見事に打ち破られる。

「ルーベット様あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 何処におられますかぁぁぁぁぁぁぁ!?」
流石獣王。
遠吠えが凄いぞ!
ゲシィ!
「ルーベット様!
 そこですかあああ!!?」

バキャ!!
哀れ、ドア。粉砕×2!
「どうした、イリス?
 そんなにあわて……」
「落ち着いてる所ではありません、ルーベット様!
 戦争…開幕!もう、先発ですっ!?」
「そんな事は解っているから落ち着け、イリス。」
茶をすすり、笑いながら応答した彼には何故か余裕が感じられた。
王たるものの威厳を漂わせながら……
ザアアアァァァァァァ…
魔界に風があるのだろうか?
風が・・・棚引く
「お前、私を誰だと思っている。
 私の名を言ってみろ、イリス。」
「貴方の名は…
 『ルーズベルト・シャブラニクドゥ』様」
「そうだ」
カタッ
カップを置き、立ち上がりながら、
「しかし・・・意外に短気なんだな。
 我等の誓いを・・・あっさり破った。」
「…王?」
「イリスよ。あの場所には誰にも近づけるな。」
「………!?」

覚悟は決まっている。

その血の流れも。

いつかの想いも。

それは、、、











『汝は、泣いた事はあるのか?』

『無いさ。己の我が儘には。』

『それもそうか』

『私には、私を想ってくれる子がいる』

『………』

『それは、永久にかわる事はない』






                                  END

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16418おひさしぶりですー琴見奈々 2004/5/31 22:31:48
記事番号16388へのコメント


お久しぶりです〜♪♪久々に来たら沙希さんのお名前がー。
忘れているかもしれませんが以前羅琴の名前でお世話になったものです。

わたしはやっぱり沙希さんといえば詩のイメージが強いんですけど、最近は小説の割合も高くなってきましたね。
でもびっくりマークとか、かける2とか叫び声とかいろいろあるのに、なんだか詩的vv

>魔界にしては、あまりにも魔界ならざる程、美しい景色だった。
ハイッ!!それいいです!!なんかいかにもーって感じに禍々しいとこよりもそれ希望ですー。

>覚悟は決まっている。
>その血の流れも。
>いつかの想いも。
詩的なとこは流石ーって感じです。じーんときます。

>『それは、永久にかわる事はない』
そして最後!!!最後が一番印象的なんですけど、じーんと来たってのとは違って、すごいなーとか、ほお〜とか。………うーん、説明できんです↓↓

相変わらず私は感想書くのが下手です……。意味わらかんことばっかでごめんなさい↓↓↓
それでは〜

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16430こちらこそv紗希 2004/6/6 22:05:59
記事番号16418へのコメント

>お久しぶりです〜♪♪久々に来たら沙希さんのお名前がー。
>忘れているかもしれませんが以前羅琴の名前でお世話になったものです。
お久しぶりですv
はい、覚えております!
忘れるわけないじゃないですか!

>わたしはやっぱり沙希さんといえば詩のイメージが強いんですけど、最近は小説の割合も高くなってきましたね。
>でもびっくりマークとか、かける2とか叫び声とかいろいろあるのに、なんだか詩的vv
私は、もっぱら詩ですよι
稀に、こういうのがあるんです。
相変わらず、詩になるんですね、ハハハハハι

>>魔界にしては、あまりにも魔界ならざる程、美しい景色だった。
>ハイッ!!それいいです!!なんかいかにもーって感じに禍々しいとこよりもそれ希望ですー。
私の中では、常にこんな風です。
暗いよりも、風がながれるような……

>>覚悟は決まっている。
>>その血の流れも。
>>いつかの想いも。
>詩的なとこは流石ーって感じです。じーんときます。
魔族に血なんかあるわけないんですけどね。(笑)
誉めていただき、有り難う御座います☆

>>『それは、永久にかわる事はない』
>そして最後!!!最後が一番印象的なんですけど、じーんと来たってのとは違って、すごいなーとか、ほお〜とか。………うーん、説明できんです↓↓
貴方に誉められたともなれば、私も腕が上がって来たのでしょうか?☆

>相変わらず私は感想書くのが下手です……。意味わらかんことばっかでごめんなさい↓↓↓
>それでは〜
私も、下手ですよι
師匠、気にしないで下さいv
それではv

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