◆−赤頭巾パロ−華月 (2003/5/27 19:51:41) No.14318


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14318赤頭巾パロ華月 2003/5/27 19:51:41


注:これは一応オールキャラのギャグですが、一部(書き手の趣味により)、ゼルアメ、
  ゼロゼル的場面が出てきますので、これらが苦手な方(まぁそれでも読んでみたいと
  いう人は別に構いませんけど)、ゼルアメ・ゼロゼルという単語の意味が分らない方は、お控え下さい。


「ゼル頭巾ちゃん」 ←タイトル(汗)


昔々、ある所にゼル頭巾ちゃんこと、ゼルガディスという、可愛い若者がいました。
「おい」
ゼルガディスは森の近くの湖畔で、アメリアという正義オタクの少女と仲良く暮らしていました。
「おい!」
何です?
「可愛い若者ってのはなんだ」
いやですねぇ、貴方の事ですよ、ゼルガディスさんv

ぼきゃどきゃあっ!

「今度また可愛いなんてほざいたら…斬るぞ」
は…はい…。

「ゼルガディスさん、ちょっといいですか?」
「何だ、アメリア?」
「ちょっとリナさんにこの果物を届けてほしいんですけど…」
と、どこからともなく、果物が溢れんばかりに入っているバスケットを取り出しました。
ちなみにリナというのは森の奥に住む少女の名前です。
「別に構わんが…何故お前が行かないんだ?」
「そういう物語なんですよ、赤○巾ちゃんって話は」
そんなわけで、(物語の展開上)ゼルガディスはリナへ果物を届けるというおつかいを受けました。

「あ、ゼルガディスさんちょっと…」
「? 何だ?」
「これ。護身用のピストルに釘バット、あ、もちろん弾は実弾ですよ、あとナイフに狸の置物…」
「ア、アメリア…」
「これだけじゃ足りませんか?それじゃあマシンガンにボウガン、日本刀にワルサーPPK…」
「いや…その…何なんだ、そんな物騒なものは…?」
「なんでも、最近森のほうに狼が出るらしいので、一応…」
「そ、そうか…ありがとう、アメリア」
「ゼルガディスさん…v」
もしもーし、2人の世界に入るのは別に構いませんが、TPO考えてくださーい。
「わーってるよ…」
んん?どうしたのかな、ゼルちゃん?
顔赤くして〜v熱でもあるのか…

ざしゅっ

「じゃ、行ってくる…」
「行ってらっしゃーいv」
ちょ…ゼルガディスさ〜ん。
行くんだったら、このおでこに刺さってるナイフ抜いてからにしてくださーい(泣)

しくしく…華月の馬鹿(泣)


そんなこんなで、リナの元へ果物へ届けることになりました。
途中、花畑…の向こう側に川が見えたので、一度足を止めました。
「(リナの奴はよく食うからな…果物だけじゃ足りんだろうな…)」
というわけで、どこからか釣り道具一式を取り出し、ゼルガディスは釣りを始めました。

バケツのなかの半分が魚になったころ…
「こんにちわv何をしているんですか?」
木々の間から、人(?)が出てきました。
黒髪のおかっぱ。人のよさそうな笑顔をしている青年でした。
「誰だ、貴様は」
「僕は謎の神官、ゼロスといいますv」
「で、その謎の神官が何の用だ?」
「いえ、別に。こんな所に綺麗な人が居ましたのでねvつい声をかけてしまったというのでしょうかねv」
「はぁ(呆)。とりあえず、俺の邪魔だけはするなよ」
と言い、ゼルガディスは釣りを続けました。
「ところで、貴方のお名前は?」
「ゼルガディスだ」
「へーぇvそれでゼルガディスさんはこれから何処へ?」
「何故お前に言わねばならん?」
「それがこの物語の筋ってものなんですよv」
「…これからリナのところへ行くが…」
「そうですかv(ニヤーリ)それで、リナさんの家は何処でしたっけ?」
「…森の奥…ん?ってちょっと待て、ゼロス!!」
ゼルガディスはゼロスの方を急いで振り向きましたが、そこにはもう、ゼロスの姿はありません
でした。


そのころ。


「あぅ〜…もうヒマ〜…って、痛たた…」
リナはベットの上で寝ていました。が、すごく苦しそうです。
「うぅ…昨日の肉まん…美味しかったからって…食べ過ぎた…」
…まぁ、いつも通りってことで…。(をい)

ギィ…

「? ガウリィ?何か良い物持ってきたの…」
リナが振り向くと、そこには…

キャアアアァァァーーーーーー!!!!


「や、やっと着いた…」
手にフルーツバスケット(決して花とゆめコミックスの某漫画に非ず)と、バケツいっぱいの
魚を持ち、長〜い道のりを歩き、ゼルガディスはやっとリナの家に着きました。

コンッコンッ

「リナ?入るぞ」
扉を開けると、ベットの上には…
「!?!?」


小一時間前

キャアアアァァァーーーーーー!!!!

「痛い痛い痛いーー!!!」
「何あんた、乙女の寝込みを襲おうとしたのよ!?」
「誤解ですー!」
「んじゃ何しようとしてたのよ!」

ぐぐぐ…

「ちょ…リナさん…とりあえずギブ…ギブです…とりあえず関節技はやめて…」
ゼロスにそう言われ、リナはとりあえずゼロスを解放させてあげました。
「はぁ…痛かった…」
「さて、話してもらいましょうか?」
「…リナさん、もしかして、忘れてません?」
「何を?」
「今回のお話」
「??」
「はぁ…とりあえずこれ(台本を手渡す)」

・・・

「これかぁ」
「これかぁじゃないですよ。とりあえず、あと一時間ほどでゼルガディスさんが来ますから、
 早くガウリィさんのとこへ行って下さい、多分彼も忘れてますから…」
「OK」

「じゃ、がんばってね」
「はいvがんばりますv」


そしていまに至るのでした。


「ゼ、ゼロス…」
「(ゼルガディスさーん、台詞、台詞♪)」←小声
「(う…)リナ、どうしたんだ?(棒読み)」
「ちょっと風邪をこじらしちゃって…」←音色使ってます(笑)
「ふーん…あ、お前、いつのまにこんなに耳が大きくなったんだ?(これも棒読み)」
「それは、ゼルガディスさんの喘ぎ声をよく聞くためv」
「…いつのまにこんなに手が大きくなったんだ?(超棒読み)」
「それは、ゼルガディスさんを逃がさないためv」
「……いつのまにこんなに口が大きくなったんだ?(呆れつつ、そして諦めつつ、でも棒読み)」
「それは…ゼルガディスさんに僕からの愛(強調)の言葉を聞かせるためですよvv」
そうやって、ゼロスは、無理矢理ゼルガディスを押し倒しました。
「ゼルガディスさーんvvヤりましょうよーvv」
「ぎゃあああああああ!!!やめんかあああああああ!!!」
その後、ゼルガディスがちゃんと無事に狼ゼロスを倒せたかどうかは…

「それは秘密ですv」

〜オマケ〜
「なぁ、リナー」
「何よガウリィ」
「あれ…いいのか?」
「さぁ…いいんじゃない?当の本人同士がよければ…」
「それよりもリナ。俺の出番って、ココだけ?」
「そう、ココだけ」
「……」
「あぁ、もういい大人がいじけるなぁぁぁぁぁ!!!」


なんだかんだで、完


すすすすすみませんでしたぁぁぁぁ!!!!
無限さんのリレ小説の続きも書かないでこんな駄文をぉぉぉ!!
とりあえず時間無いので…逃走(をいこら)。

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