◆−永遠の見える場所−穂波(3/14-00:42)No.1405
 ┣Re:永遠の見える場所−むつみ(3/14-06:47)No.1412
 ┃┗むつみさん、ありがとうございます−穂波(3/14-23:58)No.1414
 ┣Re:永遠の見える場所−ぐっち草(3/16-21:51)No.1420
 ┃┗谷口さん、ありがとうございます−穂波(3/17-00:08)No.1422
 ┗訂正あーんどお詫びっ!−ぐっち草(3/18-13:50)No.1442
  ┗わざわざ、どうもです−穂波(3/20-01:53)No.1446


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1405永遠の見える場所穂波 E-mail 3/14-00:42


・・・FF8のデータ飛びで、傷心の穂波です(笑)。
いや、だからどうというわけではないですが、ゼルアメでガウリナで、暗めな話書いてしまいました(^^;)、よろしければ読んでやって下さい。
---------------------------------------------------------------------
 待っているから、来て下さいね。
 ずっと、ずっと待っていますから。
 たとえ、それが、千年先でも。


 白い城門をくぐり抜け、見覚えのある城内に足を踏み入れる。
 隣を歩いているリナが、わずかに目を細めた。
「懐かしいわね、ゼル?」
「そうだな……」
 呟き、ここで待つヒトを想う。
 大きな瞳と、明るい笑顔の持ち主を。
 俺は、ようやく約束を果たしに戻ってきた。
 人間の身体を、手に入れて。
 これでようやく逢える……アメリアに。
 不審な人物を尋問するはずの衛兵は、俺達の顔をちらりと見ただけで、すぐに通してくれた。
 俺が、人の身に戻ったからだろうか?
 それとも、リナの手配によるものだろうか?
「どういうことだろうな?」
 隣を歩くリナは、笑っただけで何も言わなかった。
 そういえば、こいつも随分大人びたものだな、と思う。
 毅然とした眼差しはそのままに、しっとりとした女らしさを身につけている。
 ――リナに最後に会ってから、どれだけの時が過ぎたのだろう?
 疑問が脳裏を掠めた瞬間、フッと視界が揺れた。
「ガ……ゼル!?」
「あ、いや、何でもない」
 くずれかけた膝に力を込めて姿勢を正すと、頭を振る。
「ちょっと、興奮してるんじゃない?」
 からかうような声に、そうかもな、と答えを返す。
「えらい素直ね」
「……そうか?」
 たわいない会話を交わしながら、長い通路を進む。
 俺達は何時しか、謁見の間へと通されていた。
 高い天井、豪奢なシャンデリア、たっぷりと光を取り入れる巨大な窓。
 足首まで埋まりそうな、真紅の絨毯の上をゆっくりと歩きながら、俺は玉座の人物を仰ぎ見て、眉をしかめた。
「あなたが、ゼルガディス=グレイワーズ殿ですね」
 そこにいたのは、漆黒のドレスを纏った黒髪の女だった。
 三十前後だろうか、まだ若い……王位を継承するはずだった、フィルさんよりも。
 視界が、不意に赤く染まった。
 どこかで読んだ記事が、耳にした風聞が、断片となって黒く浮き上がる。
 セイルーンに侵攻した魔族、フィリオネル王子戦死、間に合わなかった漆黒の第一王女、魔を滅する者リナ=インバースによる敵討ち、巫女頭……。
 錯綜する文字。
 まるで、散らばったパズルのピースのように、記憶は緩やかに狂っているように思えた。
 何か……恐ろしいことを、忘れているような。
 赤と黒のコントラストが鮮やかすぎて、痛みすら覚える。
「はい、グレイシア女王。彼がゼルガディスです」
 リナの声が、俺を現実に引き戻した。
 グレイシア女王、そうだ……フィルさんが死んで、王位は彼女が継いだんだ。漆黒の女王と呼ばれる……常に黒を身に纏うセイルーンの統治者。
 何故そんなことを忘れていたのだろう。
 俺は慌てて頭を下げた。
「失礼した……」
 だが、グレイシアは静かに首を横に振った。
「かまわなくてよ。貴男のことは、ずっと前から知っていたもの……」
 黒髪が、さらさらと揺れる。
 黒い髪、黒いドレス、漆黒の……喪服の女王。
 家族全てを失った……遅すぎた女王。
 欠けていたピースが、またひとつはめ込まれた感覚。
「…………!?」
 俺は自分の記憶に目を見開いた。
 家族全て……?
 だとしたら、アメリアは!?
「おい、アメリアに……!」
 礼儀も忘れて叫びかけた俺に、グレイシアが微笑した。
「ええ、アメリアを迎えに来たのでしょう? わかっているわ」
 奥の扉が開き、白い小柄な人影がパタパタと駆け寄ってくる。
「……アメリア」
 リナが掠れた声で呟いた。
 俺は、駆け寄ってくる少女から目が離せなかった。
 大きな瞳、肩先ではねている黒髪、白い法衣、出逢った頃そのままのアメリアが、俺に向かって両手を広げて走ってくる。
「ゼルガディスさん!」
「アメリア!」
 俺は腕の中の少女をギュッと抱きしめた。
 やわらかい身体、ミルクにも似た甘い香りが鼻腔をくすぐる。
「約束を、守ってくれたんですね」
 アメリアが、幸せそうに囁く。
「ああ、お前との約束だからな」
「……ありがとう、ゼルガディスさん。もうこれで、心残りはないです」
 アメリアの大きな瞳から、涙がこぼれた。
 出逢った頃と同じ、いや、むしろ幼くすら思える少女の泣き顔。
 それは、幸せの涙だったのかもしれないが……。
 その涙に、よく知っている、なのに思い出せない娘の泣き顔が重なった。
『約束を守れなくて、ごめんなさい』
 届かなかった腕、伸びた黒髪が指先をすり抜ける。
 そして、ゆっくりと景色が色を失った。
 過去の、そして、俺が人間だった最後の記憶。
 穴だらけだったパズルのピースが次々とはめ込まれ、最後に……近くて遠い少女が微笑んだ。
 ああ、ずっと待っていてくれたんだな。
 俺は、現実から逃げてしまったのに、君は変わらず待っていた。
 その変わらない強さが、昔も今も愛おしいから。     
「待たせて悪かった……もう、離さない。ずっと一緒にいよう」
 俺は、全てをようやく思い出し、そう告げた。
 アメリアは、その言葉に瞠目し、それから心底幸せそうに微笑んだ。
 そう、俺達はずっと一緒だ。
 離れないと、約束したのだから。
 たとえ、この命が尽きても。
 死がふたりを分かとうとしても。
 永遠に、一緒にいようと、そう誓ったのだから。
「ありがとう、リナ……ガウリイの旦那にも、よろしくな」
 傍らに立つリナに告げる。
 おそらく、俺をアメリアの元に導いてくれたふたりに感謝をこめて、精一杯の微笑を浮かべる。
「また、な」
 そして俺は、真白の光に包まれた。
 最後に見たのは、俺に向かって差し伸べられるアメリアの両手だった。


 オレは、ふっと意識を取り戻した。
「ガウリイ、大丈夫?」
 リナが、心配そうにオレを見上げる。少し、目が潤んでいたのは……きっと、悲しいからじゃない。
「ん、なんともない……ゼルは、逝ったんだな」
 いままでオレの身体を使っていたゼルガディスの気配は、どこにも感じられない。
 ……セイルーンの大戦の後、死にかけていたゼルを見つけたのはリナだった。人の身体を手に入れていたけれど、その両脚は腐っていた。セイルーンの戦闘で負った傷が悪化し、歩くことすら出来なくなっていたらしい。 目の前でアメリアを喪ったショックだろうか、それとも守れなかった後悔だろうか、ゼルは精神までも病んでいた。記憶が錯乱し、アメリアの死を無かったことにしている……或いは、その振りをしているゼルの望んだこと、最後のただ一つの願いを叶えるために、オレとリナはセイルーンを目指した。結局ゼルは、自分の身体でここにたどり着くことは出来なかったけれど。
「願いが叶ってアメリアと会えて、幸せになれたのかな」
 安堵と、一抹の寂しさを感じながら呟く。
 近寄ってきたリナが、オレの手をそっと握った。
「はい、アメリア叔母様も……ようやく待ち人に会えて幸せになれました」
 オレの前、アメリアそっくりの……だが、アメリアではない少女が告げる。ゼルの願い、アメリアとの再会を叶えてやろうにも、先の魔族との大戦でアメリアは死んでしまっていた。だから、リナはアメリアそっくりという噂のあった王女に身代わりを頼んだらしい。
「よくやったわね、アリシア」
 ナーガ……と言っただろうか(もう一個の名前は長くて覚えていない)、黒服の女がそう言って、アメリアそっくりの少女を抱き寄せた。
「いえ、わたしは身体を貸しただけ……待っていたのは、彼を導いたのは、アメリア叔母様です」
 肩を震わせて、アリシアと呼ばれた少女はナーガに抱きつく。
「協力してくれてありがとう、アリシア姫、ナーガ」
 頭を下げたリナに、ナーガは笑った。
「妹の願いを聞いただけよ」
 何度も聞いた高笑いではなく、その鮮やかな微笑は、なんだかひどく寂しげに、オレには見えた。
 ぎゅっ。
 オレの手を握るリナの手に力がこもる。
「…………」
 リナの手を握り返しながら、オレはかつての仲間のことを思った。
 明るく笑う、正義の姫君と。
 彼女を守るように、静かに佇むキメラの男。
 ゼルガディス、アメリア、オレは絶対リナと離れない。
 ずっとリナと生きていく。
 リナを守って、そしてリナに守られて。
 そうして一生を終えたら、またお前らにも逢えるよな、きっと。


 会いに行くから、微笑んでくれ。
 そうしたら、二度と離しはしないから。
 永遠に、一緒にいるための約束。
----------------------------------------------------------------------
 ははは・・・訳わからないかもしれませんが(^^;)、わからなかったらごめんなさい(おい)。
 えーと、オリキャラのアリシア姫について注釈すると、ナーガの娘で、アメリア似のお姫様って設定です。名前は、某コ○ルト文庫の「姫君と婚約者」という小説の主人公のお姫様から拝借しました。無愛想なにーちゃんと、元気なお姫様という・・・結構好きなお話だったりします。
 それでは、ここまで読んで下さりありがとうございました。

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1412Re:永遠の見える場所むつみ E-mail 3/14-06:47
記事番号1405へのコメント

穂波さんこんにちわ。むつみです。
いつもいつもすてきなおはなしを、ありがとうございます。
>
>・・・FF8のデータ飛びで、傷心の穂波です(笑)。
 え”?!そう言うことも、あるんですか。ご愁傷様です。

> 待っているから、来て下さいね。
> ずっと、ずっと待っていますから。
> たとえ、それが、千年先でも。
 ああ。この科白だけで、せつない。アメリア・・・。
>
>「ガ……ゼル!?」
>「あ、いや、何でもない」
  ?! ・・・って。
 実はここで、展開の予想がつきました。
 そうか〜〜〜。こう来ましたか〜〜〜。

>「ちょっと、興奮してるんじゃない?」
> からかうような声に、そうかもな、と答えを返す。
>「えらい素直ね」
>「……そうか?」
 何だか、オトナだなぁ。リナが、素敵です。

> そこにいたのは、漆黒のドレスを纏った黒髪の女だった。
> 三十前後だろうか、まだ若い……王位を継承するはずだった、フィルさんよりも。
 ををををを!ナーガ?!

> 錯綜する文字。
> まるで、散らばったパズルのピースのように、記憶は緩やかに狂っているように思えた。
> 何か……恐ろしいことを、忘れているような。
 ここで、「そうか・・・アメリアも・・・」と、思いまして。 
 あう。せつない。


> 奥の扉が開き、白い小柄な人影がパタパタと駆け寄ってくる。
>「……アメリア」
 ・・・などとつらつら予想していたので、この娘の登場には、驚きましたです。

> アメリアの大きな瞳から、涙がこぼれた。
> 出逢った頃と同じ、いや、むしろ幼くすら思える少女の泣き顔。
 このあたりで、やっとわかりました。
 彼女はたぶん、ナーガの・・・って。
 
> ああ、ずっと待っていてくれたんだな。
> 俺は、現実から逃げてしまったのに、君は変わらず待っていた。
> その変わらない強さが、昔も今も愛おしいから。     
>「待たせて悪かった……もう、離さない。ずっと一緒にいよう」
> 俺は、全てをようやく思い出し、そう告げた。
 よし。よく言った、ゼル。(遅すぎたことには、目をつぶろう)

> ゼルガディス、アメリア、オレは絶対リナと離れない。
> ずっとリナと生きていく。
> リナを守って、そしてリナに守られて。
> そうして一生を終えたら、またお前らにも逢えるよな、きっと。
 ここで、「本当に、忘れずにいられるんだろうな?ガウリィ」とつっこんだわたしは鬼ですか?

> ははは・・・訳わからないかもしれませんが(^^;)、わからなかったらごめんなさい(おい)。
 よかったです!面白いと言うには、あまりにせつないお話ですが。
 穂波さんの、こういうムードのあるお話、好きですよ!!
 アメリアを失うと、壊れちゃうのね・・・ゼル。

> それでは、ここまで読んで下さりありがとうございました。
 いつも、楽しみにしています。
 それでは、また!!

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1414むつみさん、ありがとうございます穂波 E-mail 3/14-23:58
記事番号1412へのコメント

こんばんは、むつみさん。

感想、ありがとうございます!
とっても嬉しいです。

>>・・・FF8のデータ飛びで、傷心の穂波です(笑)。
> え”?!そう言うことも、あるんですか。ご愁傷様です。
メモリーカードが、怪しかったのですが・・・ふぅ(泣)。

>  ?! ・・・って。
> 実はここで、展開の予想がつきました。
> そうか〜〜〜。こう来ましたか〜〜〜。
おお、最初でいきなり展開読めてしまったのですね。
って、まぁ・・・気が付いてしまえば、読みやすい展開ではあるかもしれません(^^)

> 何だか、オトナだなぁ。リナが、素敵です。
ナーガが、13、4才くらいの、子持ちですから(笑)。
リナも、多少大人びているだろう、と思って書きました(笑)。

> ここで、「そうか・・・アメリアも・・・」と、思いまして。 
> あう。せつない。
はい、そうなのです・・・(^^;)。

> ・・・などとつらつら予想していたので、この娘の登場には、驚きましたです。
あはは、あくまでゼルガディス一人称、一視点なので、アメリアとして登場して貰いました(笑)。

> このあたりで、やっとわかりました。
> 彼女はたぶん、ナーガの・・・って。
はい。身体は、アメリアではないのです。

> よし。よく言った、ゼル。(遅すぎたことには、目をつぶろう)
うん、遅すぎたのが何ですが・・・ずっと待たせていた約束を、ようやく果たせたので(^^;)。

> ここで、「本当に、忘れずにいられるんだろうな?ガウリィ」とつっこんだわたしは鬼ですか?
・・・確かにゼルとアメリアのことは・・・忘れてるかも、しれない(笑)。と、思ってしまった私も鬼かもしれません(笑)。

> よかったです!面白いと言うには、あまりにせつないお話ですが。
> 穂波さんの、こういうムードのあるお話、好きですよ!!
> アメリアを失うと、壊れちゃうのね・・・ゼル。
わーい、むつみさんに好きと言っていただけるなんて、光栄です(^_^)。
アメリア喪うと、ゼルが壊れるのは・・・私の書く話では、多いですね、そう言えば(^^;)

それでは、本当に感想ありがとうございました。
むつみさんの次作、楽しみにしている穂波でした。

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1420Re:永遠の見える場所ぐっち草 E-mail 3/16-21:51
記事番号1405へのコメント
穂波様〜これ面白いです!今泣いちゃいましたよ、私。ううっ・・・・・・・・・
あ、すいません、ついいってしまって・・・・。
ど-も。岐阜県のぐっち草です。あたしもがウリナ派ですんで、いろいろ書いたけど
すげ-や。ナ−ガの様子とか・・・。かんがえてたと-りでさっ!
ファンになりそうです!これからも期待してます。

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1422谷口さん、ありがとうございます穂波 E-mail 3/17-00:08
記事番号1420へのコメント

谷口さん、初めまして。

ゼルアメ好きで、ガウリナ好きの穂波です。
コメント頂けるなんて、嬉しいです(^_^)

>穂波様〜これ面白いです!今泣いちゃいましたよ、私。ううっ・・・・・・・・・
>あ、すいません、ついいってしまって・・・・。
いえいえ、そこまで楽しんで頂けたなんて、本望です〜。

ナーガは、らしくないかなぁと心配だったのですが、イメージ崩さなかったみたいで、ほっとしました。

今度、谷口さんの創作も見せていただきたいです(^^)。
コメント、ありがとうございました。


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1442訂正あーんどお詫びっ!ぐっち草 E-mail 3/18-13:50
記事番号1405へのコメント
うあああっ!ゴメンナサイ、ゼルアメって書いたつもりだったんですが・・・。
ガウリナしか頭にねーでやんの・・・(爆)で、でもゼルアメもほんとにラブです*
こんな私にコメント有難うゴザイマス。実は、前のは合格発表前に書いてたんで。
精神的に余裕無いのがまるわかりですね〜(笑)短いし。と、言う訳で書けなかった事を書きたいと想います・・・。
> 待っているから、来て下さいね。
> ずっと、ずっと待っていますから。
> たとえ、それが、千年先でも。
きゃ-、アメリアっ*かわいいぞ〜!!
バックに花せおってそうですね(>ー<)
> 俺は、ようやく約束を果たしに戻ってきた。
> 人間の身体を、手に入れて。
> これでようやく逢える……アメリアに。
おおっ、ゼルは身体が戻ったのか!よかったやんか。
・・・・単純なんですよ。気にしないでね
> 疑問が脳裏を掠めた瞬間、フッと視界が揺れた。
>「ガ……ゼル!?」
ここで、なんかあるんやなと想いましたが・・
>「あ、いや、何でもない」
> くずれかけた膝に力を込めて姿勢を正すと、頭を振る。
>「ちょっと、興奮してるんじゃない?」
> からかうような声に、そうかもな、と答えを返す。
>「えらい素直ね」
>「……そうか?」
この会話でそれを忘れる私って・・。(お馬鹿)
お〜、あのゼルが素直だ・・アメリア効果(笑)
> 足首まで埋まりそうな、真紅の絨毯の上をゆっくりと歩きながら、俺は玉座の人物を仰ぎ見て、眉をしかめた。
>「あなたが、ゼルガディス=グレイワーズ殿ですね」
> そこにいたのは、漆黒のドレスを纏った黒髪の女だった。> グレイシア女王、そうだ……フィルさんが死んで、王位は彼女が継いだんだ。漆黒の女王と呼ばれる……常に黒を身に纏うセイルーンの統治者。
うおおおおぃ!ナ−ガ登場だぁぁあ!(嬉しい)しかも三十路!!落ち着いてる・・。ろいやる2の記憶無くしたときのよ-な・・・。こういうなーがさんを待ってたんだ。私は。きっと、その青虫をも従える人望で人民を魅了してるんだろうな
> だが、グレイシアは静かに首を横に振った。
>「かまわなくてよ。貴男のことは、ずっと前から知っていたもの……」
> 黒髪が、さらさらと揺れる。
> 黒い髪、黒いドレス、漆黒の……喪服の女王。
> 家族全てを失った……遅すぎた女王。
し、しかもしりあす。いいねぇ。セイルーン大戦という設定もぐー!

> 出逢った頃と同じ、いや、むしろ幼くすら思える少女の泣き顔。
> それは、幸せの涙だったのかもしれないが……。
> その涙に、よく知っている、なのに思い出せない娘の泣き顔が重なった。
>『約束を守れなくて、ごめんなさい』
> 届かなかった腕、伸びた黒髪が指先をすり抜ける。
え?なにっ!
> 穴だらけだったパズルのピースが次々とはめ込まれ、最後に……近くて遠い少女が微笑んだ。
> ああ、ずっと待っていてくれたんだな。
> 俺は、現実から逃げてしまったのに、君は変わらず待っていた。
> その変わらない強さが、昔も今も愛おしいから。     
>「待たせて悪かった……もう、離さない。ずっと一緒にいよう」
> 俺は、全てをようやく思い出し、そう告げた。
やった!!よく言った!!でも???
>「ん、なんともない……ゼルは、逝ったんだな」
> いままでオレの身体を使っていたゼルガディスの気配は、どこにも感じられない。
・・・死んじゃってたのね。(ーmー)
がウリイと同じ身体使ってたって事は意識はずっとゼルが使ってたんでしょうか。
> 頭を下げたリナに、ナーガは笑った。
>「妹の願いを聞いただけよ」
アメリアは避けてたみたいだけど実は仲が良かったのかも。
> リナを守って、そしてリナに守られて。
> そうして一生を終えたら、またお前らにも逢えるよな、きっと。
> 会いに行くから、微笑んでくれ。
> そうしたら、二度と離しはしないから。
> 永遠に、一緒にいるための約束。
この辺でおいおい泣いてました・・・
こういうお話もいいですね。雰囲気がいいですし。
あたしも投稿したくなったな・・・しっかしやり方が。わかんないです・・
投稿欄のコメントにそのままうっちゃえばいいんですか?教えて下せえ・・・
あああぁっ、もしかして迷惑かけまくり・・・。訂正のハズだったのにいぃ
そんなわけで。そろそろおいとまします。
追伸:昨日高校受かりましたっ!

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1446わざわざ、どうもです穂波 E-mail 3/20-01:53
記事番号1442へのコメント

ぐっち草さん、今晩は。

おお、わざわざ、訂正まで・・・ありがとうです!

>うあああっ!ゴメンナサイ、ゼルアメって書いたつもりだったんですが・・・。
>ガウリナしか頭にねーでやんの・・・(爆)で、でもゼルアメもほんとにラブです*
いえいえ、ゼルアメも好いてもらえて嬉しいです(^^)

>きゃ-、アメリアっ*かわいいぞ〜!!
>バックに花せおってそうですね(>ー<)
うきゃぁぁ、バックに花ですか?
白っぽい花とか似合いそうですね、ピンクも可(笑)。

>おおっ、ゼルは身体が戻ったのか!よかったやんか。
>・・・・単純なんですよ。気にしないでね
いえいえ、そうやって素直に納得して貰うのも、書いてる側としては楽しいです(^_^)

>この会話でそれを忘れる私って・・。(お馬鹿)
>お〜、あのゼルが素直だ・・アメリア効果(笑)
確かに・・・素直ですねぇ(笑)。

>うおおおおぃ!ナ−ガ登場だぁぁあ!(嬉しい)しかも三十路!!落ち着いてる・・。ろいやる2の記憶無くしたときのよ-な・・・。こういうなーがさんを待ってたんだ。私は。きっと、その青虫をも従える人望で人民を魅了してるんだろうな
うん、人民のみならず、色んなモノを従えているんでしょう(笑)。
ますます怪しい、セイルーンの今後(笑)。

>・・・死んじゃってたのね。(ーmー)
>がウリイと同じ身体使ってたって事は意識はずっとゼルが使ってたんでしょうか。
そなのです、死んじゃってたのです(^^;)
ガウリイの身体に入って、ずっとうろうろしてたんですね(笑)。

>あたしも投稿したくなったな・・・しっかしやり方が。わかんないです・・
>投稿欄のコメントにそのままうっちゃえばいいんですか?教えて下せえ・・・
はい、新規投稿で大丈夫ですよ。
あとは、コメントつける要領で大丈夫かと・・・(はっ、一坪さんのHPなのに、私なんぞが教えてよかったのか?)。
もし不安でしたら、過去ログにたぶん一坪さんの説明があったと思いますよ。

>追伸:昨日高校受かりましたっ!
おお、おめでとうございます!

それでは、わざわざコメント追加、ありがとうでした(^_^)
お話読めるの、楽しみにしてますね。

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