◆−思いつきで小話を。(実際は小話じゃないかも;;)−キツネノテブクロ (2003/1/9 19:51:41) No.12719
 ┣龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』 act.1−キツネノテブクロ (2003/1/9 19:58:33) No.12722
 ┣龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』 act.2−キツネノテブクロ (2003/1/11 12:56:48) No.12783
 ┃┗何があったのでしょうか(汗)−猫楽者 (2003/1/12 15:00:27) No.12809
 ┃ ┗Re:何があったのでしょうか(汗)−キツネノテブクロ (2003/1/13 11:46:36) No.12831
 ┣龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』 act.3−キツネノテブクロ (2003/1/13 11:28:39) No.12830
 ┃┣館に何が?−猫楽者 (2003/1/14 00:09:35) No.12859
 ┃┃┗Re:館に何が?−キツネノテブクロ (2003/1/16 16:26:17) No.12899
 ┃┗Re:龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』 act.3−D・S・ハイドラント (2003/1/14 19:17:33) No.12866
 ┃ ┗Re:龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』 act.3−キツネノテブクロ (2003/1/16 16:29:38) No.12900
 ┗龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』 act.4−キツネノテブクロ (2003/1/16 16:09:38) No.12898
  ┗悲しい恋ですね・・・。−猫楽者 (2003/1/16 22:57:10) No.12912
   ┗Re:悲しい恋ですね・・・。−キツネノテブクロ (2003/1/18 09:46:07) No.12934


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12719思いつきで小話を。(実際は小話じゃないかも;;)キツネノテブクロ 2003/1/9 19:51:41


龍皇奇譚の外伝です。
この外伝は『竜の血の連なり・・・か?』と『龍皇奇譚』の間にあたる話で、フィリアは居ません。
ヴァルも普通のドラゴンです。(龍皇奇譚をよりも前ですので)
時間的にはスレイヤーズの第二部のあたりの話ですので、ルークとミリーナも生きてます。
ですので、ルークとミリーナが出てくる可能性も・・・・

では、【龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』】のはじまりです。

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12722龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』 act.1キツネノテブクロ 2003/1/9 19:58:33
記事番号12719へのコメント

迷い込んだのは古びた館だった。






―龍皇奇譚・外伝―
     『忘れないで・・・』






突然の雨に降られて、フレイたちは慌てて駆け込んだ。
そこは古びてはいたが、荒れていると言った感じではなかった。
「急に降ってきたな」
ガーヴは水の雫を落としながらぼやく。
「勝手に入ってきちまったけど・・・」
ヴァルは言って周りを見る、建物自体が大きいのか今自分たちが居る玄関は、かなり広いホールになっている。
「人が住んでいるように思うか?」
ヴァルがフレイとガーヴを振り返って訊く。
「人の気配はしねえみたいだが・・・」


・・・・・・・かたん・・・・・


ガーヴが言いかけると、どこかで物音がする。
「・・・・・・・ネズミか?」
フレイがぽつっと呟く。
「俺が見てくる」
そう言ってヴァルが音がしたと思われるほうに歩いていった。





数分が経過・・・・・





「おい・・・・ヴァル遅せえな・・・・」
ガーヴが携帯していた酒をちびちびと飲みながら、フレイに言う。
「何をイラついている」
フレイは目に付いた暖炉に火を入れ、燃え残っていた薪に火をつけると濡れたものを乾かしていた。
「もしよ、ここが町の連中が言ってた場所なら・・・」
「亡霊が住む館・・・・か」
ここに来るまでに立ち寄った町で、町の近くに古い建物があって、そこに亡霊がすんでいる言う。
本当に亡霊ならガーヴにしろ、フレイにしろ恐ろしいわけではなかった、正真正銘ただの亡霊なら、浄化なり消滅なりさせられるからだ。
もちろん、亡霊のふりをした盗賊のねぐらと言う可能性もあるが、それにしては建物がそれほど荒れてる様子は無かった。

・・・・・・・・かたん・・・・・・・・・・

『・・・・』
再び聞こえた音に、男二人は無言になる。
音はヴァルが向かった方から聞こえてきた。
「見に行ってみるか?」
フレイはガーヴに問いかけ、ガーヴは軽く頷く。
「出来ればうまい酒も見つかれば・・・」
フレイに睨まれ、ガーヴは言葉を途中で切る。

――酒ぐらいいいじゃねえか(涙)

等と思っていても、口には出さないガーヴだった。






ヴァルは音のした方へと進んでいたが、妙な感覚に襲われる。
「何だ・・・・すげぇ・・・・眠い・・・・」
まだ昼前だと言うのに、抗い難い眠気に思考がゆっくりと止まっていく。
そして、ヴァルの意識はここで途絶えた・・・・・・・。






フレイとガーヴは音のした方へと歩みを進めていた。
「結構広いなここ」
ガーヴは何処で見つけたのか、いつの間にかボトルを手に呟く。
「時々誰かが風を入れるのだろう、空気がこもっていない。
人が住んでる気配は無いが・・・・」
フレイはそこまで言って、立ち止まる。
何か変なのだ、人が住んでる様子は無いのに、荒れた様子が無い。
誰かが別荘代わりにでもしているなら、家具に埃よけの布を被せるぐらいはするだろう。
実際、いくつかの部屋を空けてみたが、全ての家具は無造作に置かれている。
更に言えば、埃はかなり積もっているのだが、人が歩いた様子すらない。
「ヴァルが先にここを通っているはずだが・・・・」

――足跡が無い・・・・

フレイやガーヴもそうなのだが、ヴァルは雨に濡れて雫が落ちていた。
その水跡が無いのだ・・・・・

一通り見て回るも、特に何も見つからなかった。
「・・・・なあ・・・・・」
「・・・・ん?・・・」
「・・・・・・・・・ヴァルは何処行ったんだ?」

『・・・』

つい沈黙してしまう。



――何か変だ・・・・この建物・・・・・(汗)




それが二人の共通の思いだった。





<続>

【あとがき】

なんとなく、出だしが某サウンドノベルのようですが気にしないでくださいませ。
これは長くなる予定は無いですが、何処までも予定なので実際はわかりません。
それではこの辺で、気が向いたら読んでみてくださいませ。














ヴァル:俺はどうなるんだ??

さあね・・・・(にやり)

ヴァル:・・・怪しい笑いだな・・・・(汗)

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12783龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』 act.2キツネノテブクロ 2003/1/11 12:56:48
記事番号12719へのコメント

館にはどんな歴史があったのか。






―龍皇奇譚・外伝―
     『忘れないで・・・』






ヴァルが居なくなったことで、不安になる男二人。
「全部見て回ったよな?」
ガーヴが確認を取るように呟く。
フレイは頷くと窓辺によって外を見る、酷い雨だったはずなのだが、今はあがっている。
「外にでたんだろうか?・・・・しかし・・・」

――何処に消えた?

「フレイ、もう一度見て回るか?
もしかしたら、見落としてるかも知れねえ」
「そうだな」
僅かに生まれた不安は膨れていくだけ、不安は打ち消す何かが無ければ、消えることは無い。
「何も無ければいいが・・・」











・・・・・・忘れないで・・・・・











「・・・ん・・・」
何かが聞こえた気がして、ヴァルは目を覚ます。
「何処だここ・・・」
周りを見渡せば、どこかの部屋・・・・少々古びてはいるが、仕立ての良い家具が並んでいる。
ヴァルが寝かされている寝台のシーツだけが新しい。
「何でこんなとこに?」

――廊下を歩いてたんだよな・・・・で、眠くなって・・・・

等と考えながらドアノブに手をかけ、開こうとするがぴくりとも動かない。
「・・・(怒)」
ヴァルは無言で手に魔力球を生み、ドアにぶつける。
が、それは音も無く吸い込まれる。
「・・・・出れねえ・・・・」

――どうすっかな・・・・・・

寝台にどっかと座り、ヴァルは途方にくれた。
ドア以外にも壁だの窓だのにも攻撃してみたが、全て吸い込まれ傷一つついていないのだ。
「異空間か・・・面倒くせーな・・・・」
その呟きすら、吸い込まれていくようだった・・・・











・・・・・・ここに居たことを・・・・・











ルークとミリーナは急に降り出した雨に、慌てて近くの店に走りこむ。
「急に降るなんてよ」
「さっきまで天気は良かったのに」
店先で雨が止むのを待っていたが、なかなか止みそうに無かった。
「そこに人、中に入ったらどう。
お茶でも入れるから」
店の人間だろう、やや年配の婦人が二人に声をかける。
「いえ・・・」
「暫く止まないわよ、この雨。
涙雨だから」
「涙雨?」
「あら、知らなかったの?
興味があるなら話してあげるわよ、ただ直ぐに終わる話じゃないけど」
二人は顔を見合わせると。
「お話伺います」
そう言って店の奥へと入っていった。











・・・・・・忘れないで・・・・・











「今何か聞こえなかったか?」
「いや・・・」
フレイは何か聞こえた気がして、ガーヴに聞くが彼には聞こえなかったようだ。





<続>


【あとがき】

ふと思った、何話まで続くかな・・・・・(汗)
最初はホラーっぽくなればと思ったのに・・・・・・・・・・・・・・この調子だと絶対に無理だああああ(泣)
ふっ、玉砕覚悟で続きを書きますので、気が向いたら読んでみてくださいませ。










竜の見る夢また止まったままに・・・・

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12809何があったのでしょうか(汗)猫楽者 E-mail 2003/1/12 15:00:27
記事番号12783へのコメント

こんにちは、キツネノテブクロさん。
お元気ですか、猫楽者です。

新作ですね♪、ホラーですか。
自分、怖がりのくせにホラー系のお話が好きなので
読ませて頂けて、とても嬉しいです。

>「フレイ、もう一度見て回るか?
>もしかしたら、見落としてるかも知れねえ」
>「そうだな」
>僅かに生まれた不安は膨れていくだけ、不安は打ち消す何かが無ければ、消えることは無い。
>「何も無ければいいが・・・」

フレイさま、そしてガーヴさま程の御力を御持ちの方々が、不安そうな態度を取っている(汗)
何が起こっているのでしょうか。

>・・・・・・忘れないで・・・・・

誰が、どなたに何を忘れないで欲しい・・・・・のでしょうか。
余程の強い思いを残している方が、いるのでしょうか。
>「・・・(怒)」
>ヴァルは無言で手に魔力球を生み、ドアにぶつける。
>が、それは音も無く吸い込まれる。
>「・・・・出れねえ・・・・」
>
>――どうすっかな・・・・・・
>
>寝台にどっかと座り、ヴァルは途方にくれた。
>ドア以外にも壁だの窓だのにも攻撃してみたが、全て吸い込まれ傷一つついていないのだ。
>「異空間か・・・面倒くせーな・・・・」
>その呟きすら、吸い込まれていくようだった・・・・

ヴァルガーヴさん・・・・気が短いですね(汗)
それにしても、ヴァルガーヴさんの力をアッサリと無効化する、とは
どんな力の持ち主なのでしょうか。

>・・・・・・ここに居たことを・・・・・

この館にいた方の想いなのでしょうか。
自分のことを、忘れ去られるのは、寂しくて悲しいことですが
いったい・・・・どんな経験をなさると・・・ここまで強い思いが残るのでしょうか。
すいません・・・・すっかり・・・この声の方がお亡くなりになっている・・・と思ってしまいました。
もし、見当違いでしたら・・・・ごめんなさい(汗)

>「暫く止まないわよ、この雨。
>涙雨だから」
>「涙雨?」
>「あら、知らなかったの?
>興味があるなら話してあげるわよ、ただ直ぐに終わる話じゃないけど」

どなたかの悲しみの雨、それとも、天が悲しみの雨を降らせているのでしょうか。
ルークさんとミリ−ナさんに明かされる『涙雨』のお話の内容は。
そして、ルークさんとミリーナさんも、巻き込まれて行くのでしょうか。

>・・・・・・忘れないで・・・・・
>
>「今何か聞こえなかったか?」
>「いや・・・」
>フレイは何か聞こえた気がして、ガーヴに聞くが彼には聞こえなかったようだ。

誰かが、声に応えてくれるまで、呼びかけは続くのでしょうか。
そして、応えなければ・・・・・この館から出られない・・・のでしょうか。

>ふと思った、何話まで続くかな・・・・・(汗)
>最初はホラーっぽくなればと思ったのに・・・・・・・・・・・・・・この調子だと絶対に無理だああああ(泣)
>ふっ、玉砕覚悟で続きを書きますので、気が向いたら読んでみてくださいませ。

悲しさと寂しさが、伝わって来るように感じました。
ホラーの雰囲気・・・充分で、怖いです(汗)

閉じ込められてしまったヴァルガーヴさんは、どうなるのか。
フレイさま、ガーヴさまにも、何かが起こるのか。
ルークさんとミリーナさんが、どう係わって来るのか。

この館の過去に、何があったのか。
声の主は、本当は、どなたに自分の思いを伝えたいのか。

続きが、とても気になります〜。

>竜の見る夢また止まったままに・・・・

戦争の行方が、どうなるのか。
続きを読ませて頂けるのを、楽しみにお待ちしております。

寒くて、朝フトンから出るのに、時間が掛かるようになりました(笑)
お体にお気を付けて、お元気で。

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12831Re:何があったのでしょうか(汗)キツネノテブクロ 2003/1/13 11:46:36
記事番号12809へのコメント

こんにちは、感想ありがとうございます。
ちゃんとホラーになるかどうか怪しいですが、気楽にお付き合いくださいませ。

この話、導入部分がとある某サウンドノベルのようになってしまいましたが、別に怪魚が出たり鎧が歩いたりはしません。(当初はパロにするつもりだったんですが、スレイヤーズの世界では不思議でもなんでもないので(^^;・・・ヌンサがいたり、りびんぐめいるがいたり・・・・しまいにゃ、ホラーじゃなくてギャグに・・・・・)

ルークとミリーナたちもかかわってくる可能性が・・・・・もしかしたら、あるかもしれないです。
ヴァルとフレイたちがどうなるか・・・・今はまだ謎ということで。

>>ふと思った、何話まで続くかな・・・・・(汗)
>>最初はホラーっぽくなればと思ったのに・・・・・・・・・・・・・・この調子だと絶対に無理だああああ(泣)
>>ふっ、玉砕覚悟で続きを書きますので、気が向いたら読んでみてくださいませ。
>
>悲しさと寂しさが、伝わって来るように感じました。
>ホラーの雰囲気・・・充分で、怖いです(汗)
全然怖くないとか言われ無かっただけでも、よかったです。
この話は、イメージ的には悲しい話なんですが・・・・最後は・・・・



ではこの辺で、今年の風邪は厄介みたいですので、お気をつけくださいませ。
失礼します。

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12830龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』 act.3キツネノテブクロ 2003/1/13 11:28:39
記事番号12719へのコメント

ツタが絡まる館は静かに佇む。






―龍皇奇譚・外伝―
     『忘れないで・・・』






笑い声が聞こえた気がして、ヴァルは窓辺に立つ。
窓の外には若いの男女が楽しそうに歩いているのだが・・・・・・・・何故かその光景は、色あせセピア色になったフィルムをまわしている様で、時々ピントがずれたりかすれたり・・・・・現実感のない映像・・・・
「何だこれは・・・」











・・・・・・約束して・・・・・











ルークとミリーナは出されたお茶を飲みながら、店の中を見回す。
マジックアイテムとアンティークショップの兼ねているらしく、色々と目を引くものがある。
「この時期になると降ってくるのよ、涙雨が・・・・気づいてた?
雨が降ってるのに、花の香りがすることに」
言われてミリーナは気が付く、雨が降るとよほど強い匂いでもない限り、無臭の状態になるはずなのに、何処からか花の香りが優しく香っていることに。
「この話はねえ、私のお祖母さんに聞いた話なの、この町の外れの森の中に大きな館があるの。
土地の人たちは『亡霊が住む館』なんて呼んでるけど・・・・。
その館には優しい娘さんが住んでたそうよ、そしてね・・・・・・」











・・・・・・忘れないと・・・・・











フレイはふと見た窓に若い女性が映っているのに気づく、慌てて女性が居るであろう方を向くが、そこには誰も居ない。
もう一度窓を見ると窓には何も映ってはいない。
「・・・(冷汗)」
見間違いだろうと思って、前を向き直ると角を曲がっていく人影。
「ガーヴ、今人がそこを・・・」
「はあ?何言ってる、誰もいねえだろ」
「そんなはずは・・・」
フレイは角まで走って行き、その向こうを見るが・・・・・
「誰もいない?」
そこは廊下が続き、突き当たりは行き止まりになっている。
更に言えば、ドアは一つも無い。
「じゃあ、私が見たものは・・・・・・」
フレイは背中に冷たい汗が流れるのを感じた・・・・・。











・・・・・・ここに居たことを・・・・・











ルークとミリーナは婦人の話を聞く間、何故か背中が冷たくなる感じがしていた。
話自体は哀しい恋物語だ・・・・だが・・・・

――――娘は男に忘れな草の花を渡し・・・・男は娘に紫苑の花を渡したの・・・・

気が付けば雨は止んでいた。
「今は館はツタに覆われてて、中が見えなくなってるわよ」
婦人は最後にそう言って二人を見送った。











・・・・・・忘れないで・・・・・











他と違ってやや大きめのドアを開くと、そこはちょっとしたホールになっていた。
そして、フレイはそこで踊る一組の男女を見た。
「!!」
一歩中に踏み込むとその男女は消えていた。
「ガーヴ!今のを見ただろ!?」
「はあああああ??????
何言ってるんだ、さっきから。
誰もいねえじゃねえか」
ガーヴには何も見えていないらしい。
「・・・・まさか・・・・」











・・・・・・約束よ・・・・・











<続>


【あとがき】

全然関係ないことを一つ。

ガ●ダム種、やっと14話からの新OPが見れたv
地方のせいか、放送が一周遅いんですよね・・・・隊長の顔があああああ!!!!
見えねええええええ(泣)見たかったよう(TT)



さて、今回はさらにわけわからんことに;;
忘れな草と紫苑・・・・・・何故この花なのかもいずれ解ります。
ではこの辺で、気が向いたら読んでみて下さいませ。














これ・・・・ちゃんとホラーになるかなあ・・・・(遠い目)

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12859館に何が?猫楽者 E-mail 2003/1/14 00:09:35
記事番号12830へのコメント

こんばんは、キツネノテブクロさん。
お元気ですか、猫楽者です。

続き♪、お待ちしておりました♪

>笑い声が聞こえた気がして、ヴァルは窓辺に立つ。
>窓の外には若いの男女が楽しそうに歩いているのだが・・・・・・・・何故かその光景は、色あせセピア色になったフィルムをまわしている様で、時々ピントがずれたりかすれたり・・・・・現実感のない映像・・・・
>「何だこれは・・・」

ヴァルさんが見たのは、過去の風景でしょうか。
この館に、何かの強い想いを残した方の、残留思念?のようなものが残っていて、それを見ているのでしょうか。

>・・・・・・約束して・・・・・
>
>言われてミリーナは気が付く、雨が降るとよほど強い匂いでもない限り、無臭の状態になるはずなのに、何処からか花の香りが優しく香っていることに。
>「この話はねえ、私のお祖母さんに聞いた話なの、この町の外れの森の中に大きな館があるの。
>土地の人たちは『亡霊が住む館』なんて呼んでるけど・・・・。
>その館には優しい娘さんが住んでたそうよ、そしてね・・・・・・」

亡霊・・・・・お化け・・・幽霊・・・・あうううううぅぅぅっ(汗)
すいません・・・・怖いです(泣)
館に住んでいた、娘さんに、悲劇が起こったのでしょうか。

>・・・・・・忘れないと・・・・・
>
>・・・・・・ここに居たことを・・・・・
>
>ルークとミリーナは婦人の話を聞く間、何故か背中が冷たくなる感じがしていた。
>話自体は哀しい恋物語だ・・・・だが・・・・
>
>――――娘は男に忘れな草の花を渡し・・・・男は娘に紫苑の花を渡したの・・・・

ルークさん達が、お聞きしたのは、背中が冷たくなるような・・・・お話だったのですね(汗)

忘れな草の花、確か・・・・真実の愛・私を忘れないで・・・・そして・・・
紫苑 (シオン)の花は・・・・・君を忘れず・・・の花言葉だったように思います。
恋人の方に悲しい別れが、あったのでしょうか。

>・・・・・・忘れないで・・・・・
>
>そして、フレイはそこで踊る一組の男女を見た。
>「!!」
>一歩中に踏み込むとその男女は消えていた。
>「ガーヴ!今のを見ただろ!?」
>「はあああああ??????
>何言ってるんだ、さっきから。
>誰もいねえじゃねえか」
>ガーヴには何も見えていないらしい。
>「・・・・まさか・・・・」

ガーヴ様、間が良いのか悪いのか、何も見てはいないのですね。
ガーヴ様は、フレイ様が何故慌てているのか、不思議なのですね。
何故、フレイ様にだけ見えるのでしょうか?
ガーヴ様が、魔族である為にみえないのでしょうか。

>・・・・・・約束よ・・・・・

このお言葉・・・なんだか凄く悲しい想いが込められているように・・・感じました。
このお言葉を伝えようとしている方の・・・・想いが、とても強いと感じるのですが・・・
それだけに・・・想いが、遂げられなかった時の・・・反応が・・・怖いです(滝汗)

亡霊の館に現れる幻・・・・何を伝えたいのでしょうか。
そして、フレイ様は、何かお気付きになったのでしょうか。
1人閉じ込められてしまったヴァルさんは、どうなってしまうのか。

話を聞いた、ルークさんとミリーナさんは、館へと向かうのか。
怖いです、でも続きが、とても気になります〜。


>全然関係ないことを一つ。
>
>ガ●ダム種、やっと14話からの新OPが見れたv
>地方のせいか、放送が一周遅いんですよね・・・・隊長の顔があああああ!!!!
>見えねええええええ(泣)見たかったよう(TT)

ガ●ダムSさん。盛り上がってますね〜(喜)
舞台は地球圏へと移るようですが、どうなるのか、楽しみですね〜。

寒いですね、風邪も流行っているようですので
お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

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12899Re:館に何が?キツネノテブクロ 2003/1/16 16:26:17
記事番号12859へのコメント

こんにちは、キツネノテブクロです。
感想ありがとうございます。


ガーヴに見えない理由・・・・・・・・・ただ単にガーヴが鈍いだけなのかもしれませんが・・・・(^^;
魔族に霊感ってあるんでしょうかね?(まて)


ひたすら振り回されるフレイ御一行(笑)。
館に残されたのは強い想いですが、それは妄執と呼ぶものなのかもしれません。
あまりホラーに見えないホラーですね、書いてる本人は怖いというより悲しいという感じです。
しかも、怪談を目指してこけてます。(まて)


寒い日が続いています、インフルエンザも流行っているようなので、お体にお気をつけくださいませ。
ではこの辺で、失礼します。

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12866Re:龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』 act.3D・S・ハイドラント 2003/1/14 19:17:33
記事番号12830へのコメント

>「この話はねえ、私のお祖母さんに聞いた話なの、この町の外れの森の中に大きな館があるの。
>土地の人たちは『亡霊が住む館』なんて呼んでるけど・・・・。
>その館には優しい娘さんが住んでたそうよ、そしてね・・・・・・」
ううむそう呼ばれるからにはやっぱり何かあったのでしょうね

>フレイは背中に冷たい汗が流れるのを感じた・・・・・。
やはり火竜王であっても怖いもんは怖いんですね

>さて、今回はさらにわけわからんことに;;
>忘れな草と紫苑・・・・・・何故この花なのかもいずれ解ります。
>ではこの辺で、気が向いたら読んでみて下さいませ。
はい。その辺を考えつつもお待ち致します。


>これ・・・・ちゃんとホラーになるかなあ・・・・(遠い目)
がんばってください。

それでは

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12900Re:龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』 act.3キツネノテブクロ 2003/1/16 16:29:38
記事番号12866へのコメント

こんにちは、キツネノテブクロです。

>>土地の人たちは『亡霊が住む館』なんて呼んでるけど・・・・。
>>その館には優しい娘さんが住んでたそうよ、そしてね・・・・・・」
>ううむそう呼ばれるからにはやっぱり何かあったのでしょうね
あったんですが、結局全部は説明してません。

>>フレイは背中に冷たい汗が流れるのを感じた・・・・・。
>やはり火竜王であっても怖いもんは怖いんですね
感情がありますから、火竜王といえど。

>>さて、今回はさらにわけわからんことに;;
>>忘れな草と紫苑・・・・・・何故この花なのかもいずれ解ります。
>>ではこの辺で、気が向いたら読んでみて下さいませ。
>はい。その辺を考えつつもお待ち致します。
>>これ・・・・ちゃんとホラーになるかなあ・・・・(遠い目)
>がんばってください。
>
>それでは

感想ありがとうございます。
インフルエンザが流行っているそうなので、お体にお気をつけくださいませ。
ではこの辺で、失礼します。

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12898龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』 act.4キツネノテブクロ 2003/1/16 16:09:38
記事番号12719へのコメント

想いは花に託して・・・・。






―龍皇奇譚・外伝―
     『忘れないで・・・』






何故か哀しい・・・・・フレイはそう感じていた。
彼が感じていたのは、強い想いだけ・・・・・そう、あまりにも強い・・・・・・





かちゃ・・・

戸の開く音に、ヴァルは部屋のドアを見る。
何をやっても開かなかった扉が、開いているのだ。
「・・・・出てけって事か?」
警戒しながらも、ヴァルは部屋の外へとでる。
廊下の窓には、若い男女が楽しそうにしているのが、映っては消えを繰り返していた。
「何が見せたいんだか・・・」

――俺の感覚の方も麻痺してきてるな・・・・

先程から現実感の無い状態に置かれているせいか、不思議な現象にも慣れてきてしまっているらしい。











――――優しい娘が住んでいたの・・・・目を引くような美女ではなかったけれど、いつも優しい笑顔を浮かべて・・・・・その娘が恋をしたの。
相手は旅の人・・・・・・森を抜けるのに酷い怪我をしてしまって・・・・娘はその人を傷が治るまで館に留めていたの・・・・・そして――――











・・・・・・・・・きぃ・・・・・・

ヴァルは開いた扉は庭へと繋がっていた。
そこから庭へとでる。
「・・・・またか・・・」
そこはセピア色の世界・・・・・
静かに雨が降っているのだが、ヴァルは全く濡れていない。


『・・・・・・・・行ってしまわれるのですね・・・・・』


声が聞こえ、ヴァルは声のする方を見る。
そこには幾度無く見た男女。


『・・・・・・・・・・すまない・・・・・・』

『・・・・・・・・・・・これを・・・・・・・・』

女の手には小さな花束。



「あれは・・・・忘れな草?」
女の手に持っている花を見てヴァルは呟く。


『・・・・・・・・私を忘れないで=E・・・か・・・・・』

男は花を見て呟く・・・・・そして、その花束を壊れ物を扱うように受け取る。

『・・・・・・約束よ・・・・・・忘れないで・・・・・・』











――――けどね、別れは来るもの・・・・・・・その人は故郷に帰ってしまったの・・・・・男はクローバーの花で作った花飾りを彼女に送ってね。
何故クローバーかって?・・・・・・・・・それはね・・・・・・――――











最初にヴァルに気が付いたのはガーヴだった。
ヴァルは庭にボーっと立っていた。

「何があった?」
「・・・・・別に・・・・・」
フレイの問いに、ヴァルは気のなさそうな返事を返す。

――クローバーの花言葉・・・・・・確か・・・・

「雨も上がってるみてーだし、今のうちに次の町まで行っちまおうぜ」
ガーヴの大雑把な言い方に、微かにフレイとヴァルは笑みを浮かべる。
「さて、行くか」






「おっ!?
久しぶりじゃねえか」
ガーヴが不意に上げた言葉に、ヴァルとフレイは視線の先を追う。
「ん?
あの者達は・・・」
「ルークとミリーナだったっけ?
前に水竜王の遺産の件で出会った」
フレイの言葉にヴァルが答る。
二人がそうしている間にも、ガーヴはさっさとルークたちのところに行ってしまった。


「・・・・・って事があったんだよ」
いつの間にかルークと馴染んでるガーヴが館のことを話す。
「なあ、それって『亡霊が住む館』とか言われてるやつ?」
「ああ、たぶんな」
「だったらそれってかなり変な話だぜ。
だってよ、そこは窓はおろか、入り口さえ見えなくなるほど、ツタが絡みまくってんだぜ」
「じゃあ、俺らが見たのは・・・・」
その言葉に、散々怪しげなものを見たフレイとヴァルがサーと青ざめる。

「そう言えば、一年ほど前に館の話を聞いたのよね・・・・」

ミリーナが不意に口を開く、何を言い出すのかと、フレイたちはミリーナを凝視する。
流石にルークはその視線にムッとするが・・・・・
「話の内容は簡単に言えば、館に住んでた娘と、旅の男の恋物語よ。
で、その話をしてくれた人の店に行ってみたの・・・・・」
「店?」
「雨が急に降ってきたから、雨宿りしたのよ。
小さいけど綺麗な店だったわ。
マジックアイテムを売ってたから、何かあるかと思って行ってみたのよ・・・・・」
「無かったんだ」
「はあ?」
ミリーナのセリフに、付け足すように言われたルークのセリフに、ガーヴは間の抜けた声を出す。
「店がさ、無かったんだ。
最初は店を止めたのかと思ったんだけどよ、近所の人の話じゃそんな店なんて最初から無いって言うんだ。
店があった場所には昔から空き家だって言うんだ」
「おい・・・(汗)」
流石にガーヴも少し顔が青ざめている。
「私達、幽霊でも見たのかしら」

『・・・・・(汗)』

ミリーナの言葉に、一同沈黙。











――――男は約束したの、戻ってくるって・・・・・・クローバの花言葉、約束=E・・・・・でもそれは、一緒に暮らすという約束じゃなかった・・・・・彼は別れをつげに戻ったの。
君を忘れない=E・・・・・紫苑の花言葉よ、男は娘にその花を贈ったの・・・・・・・それは男にとっての別れの言葉だったの――――











・・・・・・・・・・・・愛してるの・・・・・・・・・・・・・・・・・











――――男は館で姿を消した・・・・・・娘も一緒に・・・・・・――――











森の中にひっそりと佇む、ツタにおおわれた緑の館。
ツタのことをアイビーという・・・・・・アイビーの花言葉は・・・・・・・・・・・・・・・














・・・・・・・・・・・・永遠の愛=E・・・・・・・











<終>

【あとがき】

変な終わり方・・・・・・(汗)
何でフレイやヴァルだけが幻を見たのか謎のままだし・・・・・・
ま、スレイヤーズ世界でホラーってのはやっぱり難しかった。
この話って、花言葉調べてるときに思いついたネタ使ってるから、かなり変。(まて)
最後の方は消化不良だし・・・・・・

こんな話ですが、気が向いたら読んでみてくださいませ。
ではこの辺で、失礼。



















『竜の見る夢』に『沙』・・・・・・どっちもほったらかしに・・・・・(汗)
そろそろ、続きを書かなくては(滝汗)

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12912悲しい恋ですね・・・。猫楽者 E-mail 2003/1/16 22:57:10
記事番号12898へのコメント

こんばんは、キツネノテブクロさん。
お元気ですか、猫楽者です。

龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』の完結ですね。

>何故か哀しい・・・・・フレイはそう感じていた。
>彼が感じていたのは、強い想いだけ・・・・・そう、あまりにも強い・・・・・・

館にいる、誰かの強い悲しみを、フレイ様は感じ取っていたのでしょうか。
『竜王様』である、フレイ様の感情に、影響を及ぼす程の強い想いが残っているのですね。

>――――優しい娘が住んでいたの・・・・目を引くような美女ではなかったけれど、いつも優しい笑顔を浮かべて・・・・・その娘が恋をしたの。
>相手は旅の人・・・・・・森を抜けるのに酷い怪我をしてしまって・・・・娘はその人を傷が治るまで館に留めていたの・・・・・そして――――

旅人と館の娘さんの恋。
旅人は、やがて旅立ってしまう・・・・・・悲しい恋の物語・・・・・ですね。

>「だったらそれってかなり変な話だぜ。
>だってよ、そこは窓はおろか、入り口さえ見えなくなるほど、ツタが絡みまくってんだぜ」
>「じゃあ、俺らが見たのは・・・・」
>その言葉に、散々怪しげなものを見たフレイとヴァルがサーと青ざめる。

フレイ様とヴァルさんの青ざめた御顔・・・・・込められた想いの深さが怖かったのでしょうか。
ツタに覆われた館に残る想い・・・・・仲の良い恋人さんや御夫婦は・・・・・
この館には近寄らない方が・・・・・良さそうですね(汗)

>「そう言えば、一年ほど前に館の話を聞いたのよね・・・・」
>
>ミリーナが不意に口を開く、何を言い出すのかと、フレイたちはミリーナを凝視する。
>流石にルークはその視線にムッとするが・・・・・

一年前、フレイ様たちとルークさん達は、この町にいた時期が違っていたのですね。
ミリーナさんラブ(はあと)のルークさん達は、館に行かなくて正解だったのでは(汗)

そして、ルークさん・・・・・ミリーナさんを凝視されるのでさえも・・・・気に入らないのですね(笑)

>「無かったんだ」
>「はあ?」
>ミリーナのセリフに、付け足すように言われたルークのセリフに、ガーヴは間の抜けた声を出す。
>「店がさ、無かったんだ。
>最初は店を止めたのかと思ったんだけどよ、近所の人の話じゃそんな店なんて最初から無いって言うんだ。
>店があった場所には昔から空き家だって言うんだ」
>「おい・・・(汗)」
>流石にガーヴも少し顔が青ざめている。
>「私達、幽霊でも見たのかしら」
>
>『・・・・・(汗)』
>
>ミリーナの言葉に、一同沈黙。

あのお店が・・・・・無かった・・・・・って(汗)
じ・・・・じゃあ・・・・・・あの人の良い・・・・お店の方は・・・・(滝汗)

>――――男は約束したの、戻ってくるって・・・・・・クローバの花言葉、約束=E・・・・・でもそれは、一緒に暮らすという約束じゃなかった・・・・・彼は別れをつげに戻ったの。
>君を忘れない=E・・・・・紫苑の花言葉よ、男は娘にその花を贈ったの・・・・・・・それは男にとっての別れの言葉だったの――――
>
>・・・・・・・・・・・・愛してるの・・・・・・・・・・・・・・・・・
>
>――――男は館で姿を消した・・・・・・娘も一緒に・・・・・・――――
>
>森の中にひっそりと佇む、ツタにおおわれた緑の館。
>ツタのことをアイビーという・・・・・・アイビーの花言葉は・・・・・・・・・・・・・・・
>
>・・・・・・・・・・・・永遠の愛=E・・・・・・・

娘さん・・・・もしかしまして・・・・・旅人さんを・・・・・・(滝汗)

館の時は止まったまま・・・・娘さんと旅人さんの過ごした日々を・・・・ずっと・・・・・
繰り返して行くのでしょうか・・・・・。

>こんな話ですが、気が向いたら読んでみてくださいませ。

悲しいお話ですね。
想いが通じ合って幸せになるには、何かが、ほんの少し足りなかったのでしょうか。

寒くなってきましたね。
お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

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12934Re:悲しい恋ですね・・・。キツネノテブクロ 2003/1/18 09:46:07
記事番号12912へのコメント


>こんばんは、キツネノテブクロさん。
>お元気ですか、猫楽者です。

こんにちは、キツネノテブクロです。
感想ありがとうございます。

>龍皇奇譚・外伝『忘れないで・・・』の完結ですね。
>
>>何故か哀しい・・・・・フレイはそう感じていた。
>>彼が感じていたのは、強い想いだけ・・・・・そう、あまりにも強い・・・・・・
>
>館にいる、誰かの強い悲しみを、フレイ様は感じ取っていたのでしょうか。
>『竜王様』である、フレイ様の感情に、影響を及ぼす程の強い想いが残っているのですね。

残された想い自体は、哀しいという感情ではないのですが、あまりにも強すぎるために、フレイは悲しいと感じています。

>>――――優しい娘が住んでいたの・・・・目を引くような美女ではなかったけれど、いつも優しい笑顔を浮かべて・・・・・その娘が恋をしたの。
>>相手は旅の人・・・・・・森を抜けるのに酷い怪我をしてしまって・・・・娘はその人を傷が治るまで館に留めていたの・・・・・そして――――
>
>旅人と館の娘さんの恋。
>旅人は、やがて旅立ってしまう・・・・・・悲しい恋の物語・・・・・ですね。

ここで終わってれば単に悲恋話なのですが・・・・・

>>「だったらそれってかなり変な話だぜ。
>>だってよ、そこは窓はおろか、入り口さえ見えなくなるほど、ツタが絡みまくってんだぜ」
>>「じゃあ、俺らが見たのは・・・・」
>>その言葉に、散々怪しげなものを見たフレイとヴァルがサーと青ざめる。
>
>フレイ様とヴァルさんの青ざめた御顔・・・・・込められた想いの深さが怖かったのでしょうか。
>ツタに覆われた館に残る想い・・・・・仲の良い恋人さんや御夫婦は・・・・・
>この館には近寄らない方が・・・・・良さそうですね(汗)

怖いでしょうねえ・・・
恋人同士とか夫婦とかだと、最初から近寄れないんじゃないかって気もしますが;;

>>「そう言えば、一年ほど前に館の話を聞いたのよね・・・・」
>>
>>ミリーナが不意に口を開く、何を言い出すのかと、フレイたちはミリーナを凝視する。
>>流石にルークはその視線にムッとするが・・・・・
>
>一年前、フレイ様たちとルークさん達は、この町にいた時期が違っていたのですね。
>ミリーナさんラブ(はあと)のルークさん達は、館に行かなくて正解だったのでは(汗)

行っても中には入れそうに無いですね、この二人だと。
館に残された想いと多少でも同調するような部分がないと・・・・・・。

>そして、ルークさん・・・・・ミリーナさんを凝視されるのでさえも・・・・気に入らないのですね(笑)

ルークですから(笑)

>>「無かったんだ」
>>「はあ?」
>>ミリーナのセリフに、付け足すように言われたルークのセリフに、ガーヴは間の抜けた声を出す。
>>「店がさ、無かったんだ。
>>最初は店を止めたのかと思ったんだけどよ、近所の人の話じゃそんな店なんて最初から無いって言うんだ。
>>店があった場所には昔から空き家だって言うんだ」
>>「おい・・・(汗)」
>>流石にガーヴも少し顔が青ざめている。
>>「私達、幽霊でも見たのかしら」
>>
>>『・・・・・(汗)』
>>
>>ミリーナの言葉に、一同沈黙。
>
>あのお店が・・・・・無かった・・・・・って(汗)
>じ・・・・じゃあ・・・・・・あの人の良い・・・・お店の方は・・・・(滝汗)

謎です。
何気に館よりも怖いかも;;;

>>――――男は約束したの、戻ってくるって・・・・・・クローバの花言葉、約束=E・・・・・でもそれは、一緒に暮らすという約束じゃなかった・・・・・彼は別れをつげに戻ったの。
>>君を忘れない=E・・・・・紫苑の花言葉よ、男は娘にその花を贈ったの・・・・・・・それは男にとっての別れの言葉だったの――――
>>
>>・・・・・・・・・・・・愛してるの・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>
>>――――男は館で姿を消した・・・・・・娘も一緒に・・・・・・――――
>>
>>森の中にひっそりと佇む、ツタにおおわれた緑の館。
>>ツタのことをアイビーという・・・・・・アイビーの花言葉は・・・・・・・・・・・・・・・
>>
>>・・・・・・・・・・・・永遠の愛=E・・・・・・・
>
>娘さん・・・・もしかしまして・・・・・旅人さんを・・・・・・(滝汗)
>
>館の時は止まったまま・・・・娘さんと旅人さんの過ごした日々を・・・・ずっと・・・・・
>繰り返して行くのでしょうか・・・・・。

館で何があったのか?
娘と旅人が何処へ消えたのか?
・・・・・それは結局謎のまま。
館が見せるのは、幸福だった時・・・・・・戻らない時だけを映し続けるだけでしょう。

>>こんな話ですが、気が向いたら読んでみてくださいませ。
>
>悲しいお話ですね。
>想いが通じ合って幸せになるには、何かが、ほんの少し足りなかったのでしょうか。

悲しい話なんですが・・・・・何故か、女の執念恐るべし・・・・・・・と感じてしまいました。(滝汗)

>寒くなってきましたね。
>お体にお気を付けて、お元気で。
>では、失礼します。
>
インフルエンザが流行してるそうなので、猫楽者さんもお体にお気をつけくださいませ。
ではこの辺で、失礼します。

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