◆−続きはこっち−闇竜翔 (2002/11/9 15:57:54) No.11215
 ┣第十九章 ファンシーメル−闇竜翔 (2002/11/10 18:04:57) No.11244
 ┃┣許可証を申請……(違)−陽月 (2002/11/10 18:51:47) No.11245
 ┃┃┗Re:許可証を申請……(違)−闇竜翔 (2002/11/10 19:09:01) No.11246
 ┃┗Re:第十九章 ファンシーメル−D・S・ハイドラント (2002/11/10 21:37:13) No.11253
 ┃ ┗Re:第十九章 ファンシーメル−闇竜翔 (2002/11/10 21:41:47) No.11254
 ┣第2部 第二十話 ヴァルレンの鍵を求め、各地へ旅発つ−闇竜翔 (2002/11/14 06:47:25) No.11339
 ┃┗Re:第2部 第二十話 ヴァルレンの鍵を求め、各地へ旅発つ−D・S・ハイドラント (2002/11/14 22:30:16) No.11364
 ┃ ┗Re:第2部 第二十話 ヴァルレンの鍵を求め、各地へ旅発つ−闇竜翔 (2002/11/14 22:35:33) No.11366
 ┣第二十一章 ゆるさざれし者達の戦い−闇竜翔 (2002/11/14 21:07:08) No.11357
 ┃┗Re:第二十一章 ゆるさざれし者達の戦い−D・S・ハイドラント (2002/11/15 19:11:56) No.11387
 ┃ ┗Re:第二十一章 ゆるさざれし者達の戦い−闇竜翔 (2002/11/15 21:12:24) No.11389
 ┣第2部 第二十二章 魔力石−闇竜翔 (2002/11/19 17:39:16) NEW No.11493
 ┃┗密かに待ってました〜−D・S・ハイドラント (2002/11/19 17:47:40) NEW No.11494
 ┃ ┗Re:密かに待ってました〜−闇竜翔 (2002/11/19 17:51:14) NEW No.11495
 ┗第二十三章 記録の石版−闇竜翔 (2002/11/20 19:55:47) NEW No.11532
  ┗Re:第二十三章 記録の石版−D・S・ハイドラント (2002/11/21 16:04:18) NEW No.11560
   ┗Re:第二十三章 記録の石版−闇竜翔 (2002/11/21 18:36:38) NEW No.11571


トップに戻る
11215続きはこっち闇竜翔 E-mail 2002/11/9 15:57:54



闇:落ちそうなのでこっちにします

トップに戻る
11244第十九章 ファンシーメル闇竜翔 E-mail 2002/11/10 18:04:57
記事番号11215へのコメント

闇:というわけで第十九章です
ファ:一体何話までかかることやら
闇:さあ。それでは本文へ・・・・
#####################################

ファントムサイド

俺達の目の前の人物であろうものの詳細を話そう。
一言で言えば、ファンシー。その一言に尽きる。もしくは、悪趣味かだ。
ピンクを主に使った衣装のようなものを着て、人形のようなものを頭につけて、髪は地からだろうがブロンド。手にはでっかいぬいぐるみが一つ。
「・・・・悪夢だ」
俺はそう言って周りを見る。
ルナは立ったまま凍りつき、ルウは頭を抱えて何かぶつぶつ言っている。ミントに至っては・・・・ほとんど崩れかけている。
「あら、失礼ね」
俺のさっきの発現を聞いてか、俺に文句を言ってくる目の前の人(物)
「ええと、メルさんって言うのは・・・・」
俺が聞くと、
「ええ、私の事ね。ファンシーメルって呼ばれたりもするわ」
そう言ってにっこり笑う。
「用があるなら入れば?」
メルにそう言われて、俺は三人を引きずって家の中に入った。


中は中でたいした違いは無かった。いすの変わりに大きなきのこがある。
「それで?私に何の用?」
中央の大きなきのこに座りながらメルが聞く。
「実は・・・・」
俺以外は全員凍ったりしたままなので俺が話し始める。


「・・・・と言うことです」
「つまり、君達4人はライフサークレットを探していると言う事ね」
「おっしゃるとおりです」
俺がそう言って話を終わらすと、やっと回復したのかルナが言う。
「で?メルさんはこれの開けかたを分かるんですか?」
そう言って箱を取り出すルナ。メルはそれをチラッと見て、
「できるわよ」
そう言って頷く。しかし、
「でも、やらない」
「何でですか!?」
復活したルウが聞く。ミントは、崩れたままでまだ立ち直ってない。
「あの遺産が何でできてるか知ってるの?」
そう言われて首をかしげるルナとルウ。俺は一つ頷き、
「聞いた限りでは、全ての力の結晶体だと聞きましたが・・・・」
「違うわ。あれは、全ての存在せし者たちの純粋な魂の欠片を結晶化したもの。つまり、一度暴走を始めたら、全世界、ううん、全宇宙が消えてしまうのよ」
そう言ってルナから箱を取り上げる。
「そして、これが鍵となるのよ」
「それで?」
俺は平気な顔をして聞く。ルナとルウそして、復活したミントは唖然としているのに関わらずだ。
「それでって・・・・全宇宙が消えてしまうかもしれないのよ!」
「暴走すればの話しでしょ?」
「それはそうだけど・・・・」
そう言って下を向くメル。
「暴走させなければいいんでしょ?俺には暴走させない自信があります。だから大丈夫です」
俺のこの強気な発言にさらに俯くメル。
「頼みます。この箱を開ける事はあなたができると聞きました。ですから、どうか開けてください。お願いします」
そう言って頭を下げる俺。メルはしばらく悩んだ後、
「解かったわ。その代わり条件があるわ」
そう言ってくれる。俺が顔を上げると、
「私のお供に、ポプルプルル人って言う小人がいるんだけど、そのうちの一人がお使いから帰ってこないのよ。だから、その子を連れ戻してくれるって約束してくれればその間に私はこの箱の開けかたを調べるわ」
そう言うと、
「簡単よ、すぐにでも見つけてくるわ!」
ミントがそう言って飛び出す。
「あっ、ミント一人で行っちゃだめだよ」
ルウもそう言って外に出る。
「クラウスさんの所に戻りましょうか」
そう言ってルナも外に出る。俺も後ろを向いて、
「で?あなたは何者なの?」
メルにそう問われる。俺はそのままドアに手を掛けて、
「ただの妖魔だよ」
そう言ってドアを開けて出て行く。後ろでメルが驚いている気配がした。


「で?一旦帰るの?」
ミントが言う。
「どこに行ったか見当がつかなくっちゃ探しにいけないからね」
俺がそう言ってクラウスさんの家の中に入っていく。
「あっ、どうでしたミントさん、面白いところだったでしょ」
エレナが無邪気な顔でミントに言うが・・・・
ごんっ
ジュナースでエレナの頭を叩くミント。ちなみに、エレナの痛がりようから本気だった事は間違いない。
「行こう」
俺は見なかった事にしてクラウスさんの部屋に入った。


「ふ〜ん、ポプルプルル人ね・・・・」
「どこにいるか知ってませんか?」
あれから、事情を説明し、途中でミントはミラさんに怒られたが・・・・クラウスさんに助けを求める俺達。
「確か・・・・ポプルプルル人はじめじめしたような所は嫌いで、でも自然などのものがあるところを好んでいたね。地下迷宮には絶対いないよ」
そう言ってくれる。
「カローナの森か・・・・」
呟くルウ。
「そうと分かったら行くわよ!」
そう言ってまたドアから急いで出て行くミント。
「・・・・はあ」
俺達三人はため息をつき、後を追った。
「でも、どこにいるのかしら?」
ルナが呟くが、俺にはこたえようが無かった。


見つけたのは最初にルウ達に会った場所だった。そこに、懲りずにごろつきをやっている四人がいた。その真中には・・・・
「あれがポプルプルル人かな?」
赤く小さい体で妖精のような者だ。
「助けるか・・・・」
俺はそう言って投げナイフを手に移動させる。そして、
「とうっ」
ミントがごろつきAに飛び蹴りを食らわす。前のように魔法を使って一気に倒さないのはメルのせいでストレスが溜まっているせいだろう。気のせいか、背中からは黒い瘴気が見える。
「なっ、何者でい!」
ごろつきBが怒鳴り声を上げるが、
「食らえっ!」
これまた飛び蹴りで撃沈。ごろつきCは、ルナが笑いながらぼこぼこにしている。ごろつきDはルウに一撃で気絶させられている。俺は、ポプルプルル人を保護。またの名は、ルナ達から隔離する。
「だいじょうぶだった?」
俺がそう聞くと、
「大丈夫なのら〜、お兄ちゃん達ありがとうなのら。名前なんて言うんだら?」
そう聞かれる。
「俺の名前はファントムって言うんだ。あっちで飛び蹴りかましているのがミント。その横でぼこぼこにしているのがルナ。あっちの白いのがルウだよ。俺達はメルの頼みで君を探しにきたんだ。さあ、メルの所に帰ろう」
そう言うと、
「大丈夫なのら、お兄ちゃんたち助けてくれてありがとうなのら。それじゃあ、さよならなのら」
そう言ってぽてぽて走っていくポプルプルル人。
「さて、今日は町に帰ろうかな」
ルウがそういうが、
「ミントとルナをどうやって止める?」
俺の些細な疑問に、沈黙したルウだった。
最終的に、ミントとルナを引っ張って町まで連れて帰るはめになった

続く

########################################
闇:さて、これで完了・・・・(がくっ)
ファ:死んだな
L:遅いからよ
ファ:確かに・・・・
L:話すこと無いんだしこれでいいんじゃない?
ファ:それもそうだな。それでは皆様
L:また次回!
ファ&L:さようなら〜

トップに戻る
11245許可証を申請……(違)陽月 2002/11/10 18:51:47
記事番号11244へのコメント

こんばんはです。
スバルが風邪悪化で入院し、感染してる自分も後を追いそうな気がしてほんのちょっと心配なYu……じゃなくって陽月です。

>闇:というわけで第十九章です
待ってましたっ!!!

>一言で言えば、ファンシー。その一言に尽きる。もしくは、悪趣味かだ。
悪趣味の方では…………いえ何でもないです……。

>ピンクを主に使った衣装のようなものを着て、人形のようなものを頭につけて、髪は地からだろうがブロンド。手にはでっかいぬいぐるみが一つ。
>「・・・・悪夢だ」
同感……。

>「ええ、私の事ね。ファンシーメルって呼ばれたりもするわ」
ふぁんしぃめる……(滝汗)。

>中は中でたいした違いは無かった。いすの変わりに大きなきのこがある。
ノリはもう『不思議の国のアリス』……(違)

>「あの遺産が何でできてるか知ってるの?」
中の模型を畳むと同時に収縮して黒マ○リアになるとか…………(かなり待て)。
冗談です。

>「私のお供に、ポプルプルル人って言う小人がいるんだけど、そのうちの一人がお使いから帰ってこないのよ。だから、その子を連れ戻してくれるって約束してくれればその間に私はこの箱の開けかたを調べるわ」
ぽ、ぽぷるぷ、ぷるぷ……っ(←舌噛んだ)

>「ただの妖魔だよ」
ただのなんですかッ!?

>ミントがごろつきAに飛び蹴りを食らわす。前のように魔法を使って一気に倒さないのはメルのせいでストレスが溜まっているせいだろう。気のせいか、背中からは黒い瘴気が見える。
>ごろつきBが怒鳴り声を上げるが、
>これまた飛び蹴りで撃沈。ごろつきCは、ルナが笑いながらぼこぼこにしている。ごろつきDはルウに一撃で気絶させられている。俺は、ポプルプルル人を保護。またの名は、ルナ達から隔離する。
ごろつき計4匹〜(待て)。

>「大丈夫なのら〜、お兄ちゃん達ありがとうなのら。名前なんて言うんだら?」
>「大丈夫なのら、お兄ちゃんたち助けてくれてありがとうなのら。それじゃあ、さよならなのら」
なんか……口調が滅茶苦茶かわいいんですけど。

>闇:さて、これで完了・・・・(がくっ)
>ファ:死んだな
ああああああアレイズぅっ!!!!!

>ファ&L:さようなら〜
>
えっとですね…………。私オリ小説を開始してるんですけど、そこに出るオリジナル呪文が、闇竜さんにプレゼントしてる呪文なんですよ(をい)。
いや、マジで。
それで、ですね…………………………………………………………………………………………………………
オリ小説中で出るんですけど…………。
しょっちゅうは出ないです。レベルの高い呪文をプレゼント(その言い方って……)していたので、出るとしたら少しなんです。
で、それらを出していいでしょうか…………?
一応断わるか、お訊ねておこうかと思いましてですね…………(下手な敬語だ……)。


うー(←上手く言えない)。そういうことなんです。

それでは〜

トップに戻る
11246Re:許可証を申請……(違)闇竜翔 E-mail 2002/11/10 19:09:01
記事番号11245へのコメント


>こんばんはです。
>スバルが風邪悪化で入院し、感染してる自分も後を追いそうな気がしてほんのちょっと心配なYu……じゃなくって陽月です。

闇:大丈夫なんですか?

>>闇:というわけで第十九章です
>待ってましたっ!!!

闇:ありがとうございます

>>一言で言えば、ファンシー。その一言に尽きる。もしくは、悪趣味かだ。
>悪趣味の方では…………いえ何でもないです……。

闇:・・・・そのとおりです

>>ピンクを主に使った衣装のようなものを着て、人形のようなものを頭につけて、髪は地からだろうがブロンド。手にはでっかいぬいぐるみが一つ。
>>「・・・・悪夢だ」
>同感……。

闇:・・・・確かに

>>「ええ、私の事ね。ファンシーメルって呼ばれたりもするわ」
>ふぁんしぃめる……(滝汗)。

闇:そのまんまですね

>>中は中でたいした違いは無かった。いすの変わりに大きなきのこがある。
>ノリはもう『不思議の国のアリス』……(違)

闇:ふっ、最初これを書いたとき、2、30分動けませんでした

>>「あの遺産が何でできてるか知ってるの?」
>中の模型を畳むと同時に収縮して黒マ○リアになるとか…………(かなり待て)。
>冗談です。

闇:ちょっと違うかな?

>>「私のお供に、ポプルプルル人って言う小人がいるんだけど、そのうちの一人がお使いから帰ってこないのよ。だから、その子を連れ戻してくれるって約束してくれればその間に私はこの箱の開けかたを調べるわ」
>ぽ、ぽぷるぷ、ぷるぷ……っ(←舌噛んだ)

闇:自分もいえません

>>「ただの妖魔だよ」
>ただのなんですかッ!?

闇:高位妖魔っていっても分からないと思ってますファントムは
ファントム:うっせい

>>ミントがごろつきAに飛び蹴りを食らわす。前のように魔法を使って一気に倒さないのはメルのせいでストレスが溜まっているせいだろう。気のせいか、背中からは黒い瘴気が見える。
>>ごろつきBが怒鳴り声を上げるが、
>>これまた飛び蹴りで撃沈。ごろつきCは、ルナが笑いながらぼこぼこにしている。ごろつきDはルウに一撃で気絶させられている。俺は、ポプルプルル人を保護。またの名は、ルナ達から隔離する。
>ごろつき計4匹〜(待て)。

闇:被害物4匹っと

>>「大丈夫なのら〜、お兄ちゃん達ありがとうなのら。名前なんて言うんだら?」
>>「大丈夫なのら、お兄ちゃんたち助けてくれてありがとうなのら。それじゃあ、さよならなのら」
>なんか……口調が滅茶苦茶かわいいんですけど。

闇:まあそうですね

>>闇:さて、これで完了・・・・(がくっ)
>>ファ:死んだな
>ああああああアレイズぅっ!!!!!

闇:う〜ん、回復に時間かかりました

>>ファ&L:さようなら〜
>>
>えっとですね…………。私オリ小説を開始してるんですけど、そこに出るオリジナル呪文が、闇竜さんにプレゼントしてる呪文なんですよ(をい)。

闇:あの貰っている奴ですか?

>いや、マジで。
>それで、ですね…………………………………………………………………………………………………………
>オリ小説中で出るんですけど…………。
>しょっちゅうは出ないです。レベルの高い呪文をプレゼント(その言い方って……)していたので、出るとしたら少しなんです。
>で、それらを出していいでしょうか…………?

闇:当り前じゃないですか、著作権はあなたにあるんですから

>一応断わるか、お訊ねておこうかと思いましてですね…………(下手な敬語だ……)。
>
>
>うー(←上手く言えない)。そういうことなんです。
>
>それでは〜

闇:は〜い、どうぞ好きに使ってください。レスありがとうございました。それでは・・・・

トップに戻る
11253Re:第十九章 ファンシーメルD・S・ハイドラント 2002/11/10 21:37:13
記事番号11244へのコメント

>「・・・・悪夢だ」
・・・そんなにひどいとは

>「違うわ。あれは、全ての存在せし者たちの純粋な魂の欠片を結晶化したもの。つまり、一度暴走を始めたら、全世界、ううん、全宇宙が消えてしまうのよ」
凄いですねえ。
魔族大喜びでは(でも他力本願は嫌か)
それにしても軽く言ってるように感じるんですが・・・。

>「私のお供に、ポプルプルル人って言う小人がいるんだけど、そのうちの一人がお使いから帰ってこないのよ。だから、その子を連れ戻してくれるって約束してくれればその間に私はこの箱の開けかたを調べるわ」
間違えそうな名前ですねえ。

さてと・・・。
それではまた〜

トップに戻る
11254Re:第十九章 ファンシーメル闇竜翔 E-mail 2002/11/10 21:41:47
記事番号11253へのコメント


>>「・・・・悪夢だ」
>・・・そんなにひどいとは

闇:あれは悪夢ですよ

>>「違うわ。あれは、全ての存在せし者たちの純粋な魂の欠片を結晶化したもの。つまり、一度暴走を始めたら、全世界、ううん、全宇宙が消えてしまうのよ」
>凄いですねえ。
>魔族大喜びでは(でも他力本願は嫌か)
>それにしても軽く言ってるように感じるんですが・・・。

闇:いいえ、重大なものです。っていうかあの世界に魔族は存在しません。

>>「私のお供に、ポプルプルル人って言う小人がいるんだけど、そのうちの一人がお使いから帰ってこないのよ。だから、その子を連れ戻してくれるって約束してくれればその間に私はこの箱の開けかたを調べるわ」
>間違えそうな名前ですねえ。

闇:確かに・・・・ついでに舌噛む

>さてと・・・。
>それではまた〜

闇:は〜い、それでは〜、レスありがとうございます〜

トップに戻る
11339第2部 第二十話 ヴァルレンの鍵を求め、各地へ旅発つ闇竜翔 E-mail 2002/11/14 06:47:25
記事番号11215へのコメント

闇:え〜と、前回打ち込んだのいつだったかな〜
ファ:おい
闇:現実逃避に走りたくなる
ファ:なぜ!?
闇:なんかかなりこの頃忙しい
ファ:・・・・
闇:はっきり言ってこれから打ち込みの速度が遅くなるかも・・・・
ファ:善戦しろ
闇:・・・・了解、それでは、第二十話、いきますか
ファ:おう、いけ
闇:それでは本編へ・・・・
#####################################

ファントムサイド

俺達は町に戻り、クラウスさんにもう一度会いに行った。
「クラウスさーん!」
ルナがそう言って扉を開ける。すると、そこには俺が持ってきた本を片手に、
「そうか・・・・そうだったのか」
そう言っているクラウスさんの姿が・・・・
「何がそうだったんですか?」
ルウがそう聞く。すると、やっとおれたちが来たのに気づくクラウスさん。
「ああ、いつの間に来たの?」
不思議そうに言うクラウスさん。
「今さっきですけど・・・・」
律儀に言うルウ。しかし、
「ねえクラウスさん、何がそうだったの?言って言って!」
そう言ってクラウスさんをがくがくゆするミント。そして、
「ああ!そうだった。かなり重大な事がかかれていたよ!」
クラウスさんはそう言って俺達に話を始めた。

地下迷宮のアトリエの持ち主は三人の弟子を持っていたらしい。
そして、四人でライフサークレット。別名ヴァルレンの遺産の研究をしていたらしい。

「ヴァルレン!?」
ミントがいきなり叫び声をあげる。クラウスさんはこくりと頷く。しかし、事情の知らない俺達は首を傾げるだけだ。そんな俺達にエキサイトしながら言うミント。
「ヴァルレンって言うのは古代エリオンの中でも最強の力を持つと言われたエリオンよ!その力だけで、それこそ、天地をも従えたと言われるわ!」
そう説明してくれる。
「続けるよ」
クラウスさんはそう言って先を言い始める。


そして、ヴァルレンの遺産を取るためには、ヴァルレンの聖域と言われるアトリエに行かなくてはならない。
だから、ヴァルレンの聖域の鍵を創ったとここには書かれている。
そして、必要な部分を分散して各地のアトリエに封印した。
我が迷宮にはキューブとゴーグル。
アスポロンのアトリエには各部分の手足の保護部分。
テルントのアトリエにはイアリング。
ラスメンのアトリエには鍵を動かすための動力部分の力の結晶体。
そして、最後の部分は、自らで作る事。クレリアと言われる貴金属で作る事。
我等は、後少しと言う時に病にかかってしまい動けなくなってしまった。
ゆえに我等はここに願う。
我等の後に続きし者たちに、ヴァルレンの遺産の正体を確かめてほしい。
それが我等の望みである。


「ここで日記は終わっている」
クラウスさんはそう言って本を閉じる。
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・病にはエリオンも打ち勝てなかったのね」
ミントがポツリと言う。クラウスさんは一度頷き、
「エリオン達は相当なものだったと思うよ。だけど、時と病には勝てなかった」
「・・・・」
再び皆に沈黙が訪れる。
「それじゃあ、誰がどこのアトリエに行くか決めるか」
俺がそう言ってさらに続ける。
「さっき聞いたアトリエには、一人一人で行こう。そうすれば時間が早く済むからね行き先は四つ。
一つ目はアスポロンのアトリエ。各部分の手足の保護部分の回収。
二つ目はテルントのアトリエ。イアリングの回収。
三つ目がラスメンのアトリエ。鍵を動かすための動力部分の力の結晶体の回収。
四つ目がメルのアトリエ。預けたキューブの解析結果の回収。
の四つだ」
俺がそこまで言うと、クラウスさんが続ける。
「ついでに言うと、アスポロンのアトリエはここから東に位置に時間歩いた所にあるよ。別名ゴーストテンプル。かなり不気味な所だね。
二つ目のテルントのアトリエは、ここから西に歩いて一ヶ月ほどかかる場所にある」
「一ヶ月!?」
すっとんきょな声を上げるミント。確かに驚くが・・・・
クラウスさんはさらに続ける。
「ただ、ロッド君が確か船を持っていたと言っていたね。船があれば大体2、3時間で着くよ」
「ふ〜ん」
たいした感動も無く言うミント。クラウスさんはたいした様子も無く続ける。
「最後のラスメンのアトリエは南東に歩いて大体半日近くかかる所にあるよ。そこを守るガーディアンは別名サイレントスイーパー。背後から静かに忍び寄り敵を殺すと言われている。今まで行った人たちは全員帰ってこない」
そこまで言って沈黙するクラウスさん。
「なるほど・・・・危なさから言ったらナンバーワンね」
ルナが嬉しそうに言う。そして、
「で?誰が行く?」
その瞬間更なる沈黙が訪れる。そして、
「解かった・・・・ラスメンのアトリエには俺が行こう」
沈黙と切望の目に負けた俺がそう言う。その瞬間、ルウがホッとしたように息を吐く。
「じゃあ、私はテルントのアトリエに行けるようにロッドに頼み込んでくるわ!」
そう言うが早く、一気に走っていくミント。
「・・・・台風だね」
クラウスさんがそう言って
「すみません」
ルウが謝る。残ったのは、メルのアトリエとアポロンのアトリエ。
「私がメルのアトリエに行くわ」
そうルナが言う。ルウはこくりと頷き、
「じゃあ、ゴーストテンプルには僕が行ってくる。明日になると思うけど・・・・」
そう言って出て行くルウ。
「じゃあ任せるぞ!」
俺が後ろから声をかけると、ルウは手を上げて返す。
「出発は明日ね」
そう言ってルナは立ち上がる。
「そうだな」
俺も立ち上がり、
「まっ、宿に帰るか」
そう言って俺はルナに手を差し伸べる。ルナはその手を握り返し、
「明日は頑張ってね」
そう言って歩き出す。
「ああ、お前こそ倒れるなよ」
俺はそう言ってルナの後を追いかけた。


次の日、朝早く俺は出発した。
ルナ達はもうちょっと後に出発するのだろう。
俺が歩き出して約三時間。いいかげん疲れてきた。
「雑魚が何匹いるんだよ!」
そのアトリエに行く前に、おたまやハリネズミモドキやガーゴイルといった俺にとったらザコモンスターばっかり出てくる。
「いいかげんにしろ!」
俺は力を解放して、何十体ものザコモンスターを切っていく。


「それで、これか・・・・」
あの雑魚の大群を蹴散らした後、ついたのは、何の生き物の存在しない地帯だった。
「薄気味悪いな」
生き物、いや生きているものの感覚が無い。
言葉どうりの無生物地帯だ。しかし・・・・
「木がこれだけあるのに、なぜ動物どころか虫がいないんだ!?」
そう、水はあり、木がたくさん生えている。それなのに動物どころか虫もいない。試しに水は毒などが含まれてないか調べたが、そんなものは検出されなかった。
「一体なぜ・・・・」
そこまで言った時、いきなり風が止まった。
「お出ましか?」
俺はそう言って剣を抜く。
そして次の瞬間!

続く・・・・

#####################################
闇:ここまでです
ファ:おい
闇:次回、この続きがわかります
ファ:おいおいおい、あれだけ皆様を待たしておいて中途半端なところで終わるのか?
闇:そうなりますね
ファ:・・・・反省しろ
闇:はい、すみませんでした
ファ:・・・・
闇:では、次回、第二十一話で会いましょう。
ファ:かなり長いことお待たせしたのに中途半端なところで終わらせてしまって闇竜に変わって謝ります。それでは・・・・
闇&ファ:さようなら〜

トップに戻る
11364Re:第2部 第二十話 ヴァルレンの鍵を求め、各地へ旅発つD・S・ハイドラント 2002/11/14 22:30:16
記事番号11339へのコメント

時間ないのでここで一旦レスします。次のは明日以降にでも読みます。

>そして、四人でライフサークレット。別名ヴァルレンの遺産の研究をしていたらしい。
ヴァルレン・・・?

>「ヴァルレンって言うのは古代エリオンの中でも最強の力を持つと言われたエリオンよ!その力だけで、それこそ、天地をも従えたと言われるわ!」
へえ凄いですねえ。
どのくらいの力でしょうか。

>そして、ヴァルレンの遺産を取るためには、ヴァルレンの聖域と言われるアトリエに行かなくてはならない。
>だから、ヴァルレンの聖域の鍵を創ったとここには書かれている。
>そして、必要な部分を分散して各地のアトリエに封印した。
>我が迷宮にはキューブとゴーグル。
>アスポロンのアトリエには各部分の手足の保護部分。
>テルントのアトリエにはイアリング。
>ラスメンのアトリエには鍵を動かすための動力部分の力の結晶体。
>そして、最後の部分は、自らで作る事。クレリアと言われる貴金属で作る事。
RPG風で良いですね。

>「さっき聞いたアトリエには、一人一人で行こう。そうすれば時間が早く済むからね行き先は四つ。
それは危険なのでは・・・ガーディアンいるだろうし

>「お出ましか?」
いったい何者が・・・。
サイレントスイーパーなのか!

それでは〜
また明日〜


トップに戻る
11366Re:第2部 第二十話 ヴァルレンの鍵を求め、各地へ旅発つ闇竜翔 E-mail 2002/11/14 22:35:33
記事番号11364へのコメント


>時間ないのでここで一旦レスします。次のは明日以降にでも読みます。

闇:ほ〜い

>>そして、四人でライフサークレット。別名ヴァルレンの遺産の研究をしていたらしい。
>ヴァルレン・・・?

闇:エリオンの名前です

>>「ヴァルレンって言うのは古代エリオンの中でも最強の力を持つと言われたエリオンよ!その力だけで、それこそ、天地をも従えたと言われるわ!」
>へえ凄いですねえ。
>どのくらいの力でしょうか。

闇:う〜ん、どのくらいって言うと・・・・人間なのに赤眼の魔王以上(せいぜい1、2倍)の力です

>>そして、ヴァルレンの遺産を取るためには、ヴァルレンの聖域と言われるアトリエに行かなくてはならない。
>>だから、ヴァルレンの聖域の鍵を創ったとここには書かれている。
>>そして、必要な部分を分散して各地のアトリエに封印した。
>>我が迷宮にはキューブとゴーグル。
>>アスポロンのアトリエには各部分の手足の保護部分。
>>テルントのアトリエにはイアリング。
>>ラスメンのアトリエには鍵を動かすための動力部分の力の結晶体。
>>そして、最後の部分は、自らで作る事。クレリアと言われる貴金属で作る事。
>RPG風で良いですね。

闇:そうでしょ!そうでしょ!

>>「さっき聞いたアトリエには、一人一人で行こう。そうすれば時間が早く済むからね行き先は四つ。
>それは危険なのでは・・・ガーディアンいるだろうし

闇:まずは時間の問題ですね。まあ、ガーディアンと言ってもルウやルナ達にかなう奴なんてほとんどいませんから

>>「お出ましか?」
>いったい何者が・・・。
>サイレントスイーパーなのか!

闇:ふふふふふ、人間で言うサイレントスイーパーです

>それでは〜
>また明日〜
>
>

闇:は〜い、レスありがとうございました。それでは・・・・

トップに戻る
11357第二十一章 ゆるさざれし者達の戦い闇竜翔 E-mail 2002/11/14 21:07:08
記事番号11215へのコメント

闇:二十一話です
ファ:これ打ち込むのに何日かかるかな?
闇:失礼な
ファ:ホントになるから怖い
闇:・・・・それでは、本文いきます
#####################################

ファントムサイド

次の瞬間!
俺の横の木がいきなり横に斬られて倒れる。
「なっ、もしや!」
俺はそう言って身体を地面に倒す。その瞬間、俺がいた場所の真後ろとまん前の木が途中で斬れる。
「やはり・・・・カマイタチか!」
その現象は、何も無いのに物が切れるというものである。
「この場所が関係しているのか?」
俺はそう思いながらまだ地面に身体を伏せている。しかし、
がさがさがさ
そんな音が背後から聞こえ、一気に横に飛びのく。そして、その横を通り過ぎる細長い物体。
「風?」
俺が戸惑っているが、その物体が木にぶつかった瞬間、そこに穴が開く。
「エアロスネークか!」
この現象は、人間世界では今だ解明されていない現象だ。蛇のようにうねって動き、その身に当たったら、その部分を切り裂かれると割れる現象だ。
はっきり言うと、気圧が問題しているのだが・・・・
「気圧?」
頭の中に出てきた信じたくない考えを俺は振り払おうとしたが・・・・
ごごごごごご
何やら不吉な音が俺の方に近づいてきた。俺は恐る恐る後ろを見て・・・・
「うそー!」
叫び声をあげた。そこには、色々なものを巻き込みながら近づいて来るハリケーンの姿があった。
「妖魔の中の妖魔と言われた俺が嵐で死んでたまるか!」
怒鳴るが、今はどうしようもない。
「一体どうすれば・・・・」
俺はそう言ってある事に気づく。
「・・・・やってみよう。もしだめだったら・・・・そのときは死ぬ気で逃げよう」
俺はそう言って、地面に座り込んだ。


ごををををおおおおおおおおおお
ハリケーンはその3分もしないうちに収まった。風が止まり、見渡しがよくなった大地に、黒い塊が残っている。そして、その黒さがどんどん取れていき・・・・
「こっちでも俺の力は失われてないんだな」
そう言って俺は立ち上がる。
そう、俺は座った後、自分本来の力を使ったのだ。
俺自身は気まぐれで、他の者達の力を普通は借りるから自分自身の力は滅多に知らない。それだから、『変わり者のファントム』と言われたりもする。中には俺の能力の正体を知らない奴もいる。
「久々に使ったな」
俺はそう言って剣を抜き・・・・
「そこにいるんだろ!静の君!」
そう言って短剣を近くの木に投げる。もちろん力を上乗せさせてだ。
俺の短剣は勢いをつけて木に迫り・・・・
「ふう、野蛮な所は変わってないのね」
木の中から手が出てきて短剣を掴んでいる。
そして、木の中からどんどん体が現れる。銀の髪が長く、背丈は約160センチ前後。外見年齢は二十歳前後の女だ。しかし正体は・・・・
「久々ね、幻の君ファントム」
「ああ、久々だな静の君セフィール!」
俺は容赦なくラグナブレイカーを構える。
彼女は肩をすくめ、
「なによ、驚いてくれてもいいじゃない」
そう言ってくる。俺はまったくもって無視してさらに問い掛ける。
「何の用だ!」
そう、こいつは相容れぬ敵・・・・裏切り者なのだ。
「ふっ、何の用ですって?決まってるじゃないの」
そう言って紙をかきあげるセフィール。
「やっぱりあいつは目覚めるのか」
俺はそう言って歯を食いしばる。そう言うと奴はにっこり笑って、
「あら?知ってるのね。じゃあ話が早いわ。さっさと滅んで幻の君。沈黙の君様のためにも」
そう言った直後力を放ってくるセフィール。俺はその攻撃を回避して、力を集めて解き放つ。
「暗黒龍消滅斬!」
そう言って地面に手を置くと、その場から暗黒色の瘴気の嵐が立ち上りセフィールに迫る。ちなみに、さっきのハリケーンを防いだのもこれの改造版だ。
「わっと、危ないわね〜」
そう言って避けるセフィール。しかし、俺はその瞬間をねらっていた。
「一角獣神剣斬!」
白色の大きな剣が現れ、一気にセフィールに向かい・・・・
ざしゅっ
そう言う音を立てて右手を切り裂く。とどめなくあふれ出るセフィールの黒い血。
「くっ」
奴はそう言って地面に膝をついた。そして、
「まっ、今日はここらにして置くわ。また会いましょう。あなたが聖域に来る前に・・・・」
そう言って一気に消えるセフィール。
「・・・・逃げたか」
俺はそう言って剣をしまって先を急ぎ始める。


そして、セフィールの襲撃から一時間後、ようやくアトリエに着いた。
「・・・・思ったよりも小さいな」
俺は正直に感想を述べて入ろうとして、ドアに手を掛けた。その瞬間!
ぐをおおおお
いきなりドアの向こうから飛び出してくる大きな狼。全長は10メートルを超える。
「でかいな・・・・まるで、フェンリルのようだ」
俺はそう言って、剣を取り出す。
ぐをおおおおおおお
奴は雄叫びを上げて俺の方に突っ込んできた。


続く・・・・


#####################################
闇:ここで第二十一章終了
ファ:おい
闇:またまた中途半端ですみません
ファ:その気持ちがあるんなら先をかけ
闇:(無視)それでは次回、第二十二章で会いましょう。さようなら〜

トップに戻る
11387Re:第二十一章 ゆるさざれし者達の戦いD・S・ハイドラント 2002/11/15 19:11:56
記事番号11357へのコメント

>「やはり・・・・カマイタチか!」
カマイタチ・・・ですか。

>「妖魔の中の妖魔と言われた俺が嵐で死んでたまるか!」
妖魔殺すほどの嵐ですか

>俺自身は気まぐれで、他の者達の力を普通は借りるから自分自身の力は滅多に知らない。それだから、『変わり者のファントム』と言われたりもする。中には俺の能力の正体を知らない奴もいる。
へえそうなんですか

>「そこにいるんだろ!静の君!」
何っ!こんなところに

>「あら?知ってるのね。じゃあ話が早いわ。さっさと滅んで幻の君。沈黙の君様のためにも」
また新しい名が・・・。

>いきなりドアの向こうから飛び出してくる大きな狼。全長は10メートルを超える。
これがサイレントスイーパー?
うんディープドラゴンも音立てないし(知らなければ気にしないでください)

それでは〜

トップに戻る
11389Re:第二十一章 ゆるさざれし者達の戦い闇竜翔 E-mail 2002/11/15 21:12:24
記事番号11387へのコメント


>>「やはり・・・・カマイタチか!」
>カマイタチ・・・ですか。

闇:ええ、サイレントスイーパーの正体は風でした

>>「妖魔の中の妖魔と言われた俺が嵐で死んでたまるか!」
>妖魔殺すほどの嵐ですか

闇:今は、かなり魔法防御などの能力が落ちているので・・・・

>>俺自身は気まぐれで、他の者達の力を普通は借りるから自分自身の力は滅多に知らない。それだから、『変わり者のファントム』と言われたりもする。中には俺の能力の正体を知らない奴もいる。
>へえそうなんですか

闇:そうなんです

>>「そこにいるんだろ!静の君!」
>何っ!こんなところに

闇:今回の元凶です

>>「あら?知ってるのね。じゃあ話が早いわ。さっさと滅んで幻の君。沈黙の君様のためにも」
>また新しい名が・・・。

闇:悪の総本山がこの沈黙の君です

>>いきなりドアの向こうから飛び出してくる大きな狼。全長は10メートルを超える。
>これがサイレントスイーパー?
>うんディープドラゴンも音立てないし(知らなければ気にしないでください)

闇:サイレントスイーパーと言うのは、人間がかってに付けた名前で、カマイタチなどの所でみんな脱落しているのです。

>それでは〜

闇:は〜い、レスありがとうございました。それでは・・・・

トップに戻る
11493第2部 第二十二章 魔力石闇竜翔 E-mail 2002/11/19 17:39:16
記事番号11215へのコメント

闇:風邪引きました
ファ:おい
闇:ぜんぜん治らず、回復もしなかったので今日に至りました
ファ:・・・・
闇:流石に熱が三十九度近くあると倒れます
ファ:寝てろお前・・・・
闇:もしかしたらこれ打ち込み途中に倒れるかも・・・・
ファ:・・・・
闇:そっ、それでは本文いきます!
#####################################

ファントムサイド

ぐをおおおおおおお
奴は雄叫びを上げて俺の方に突っ込んできた。
俺はその攻撃を横にずれてかわし、
「はっ!」
ラグナブレイカーを一閃させる。しかし、銀の毛を何本か切り取っただけでたいしたダメージは無いようだ。
「ぐるううううう」
そう言って何十もの光弾を一気に作り出して俺の方に向けるガーディアン。しかし、すべて俺のフットワークによって一撃も当たらずに後方に飛び去る。俺はその様子を見るまでも無く一気に間合いを詰める。
奴も突っ込んでくる俺を迎え撃つように突進してくる。
そして、俺の剣と奴の巨体が交差した後・・・・
ずるっ、ずうううううう
奴の上半分が俺の剣によって切り裂かれて地面に落ちる。
簡単な話で口を奴が開けていたのでラグナブレイカーでその部分から切り裂いただけの事だ。
俺はラグナブレイカーを鞘に戻してアトリエの中に入る。


アトリエ内部はかなりひやっとしていた。あたりを見渡すと三つの入り口がある。
「まずは右から順番に見ていくか・・・・」
俺はそう言って右の道を選ぶ。
しばらく歩くと、いきなり開けた場所に着く。気配を探るが何の気配もしない。
「気配を消しているのか?それとも始めから誰もいないのか?」
俺はそう呟きながらあたりを見渡す。
「上か?」
そう言ってシャンデリアの上を見るがそこには何のものの影も見えない。
「気のせいか?さっきから魔の気配が近づいているような気がするんだが・・・・」
そこまで言った時俺は気づく。首筋の両側に何かの手がある事に・・・・・
「なにっ!?」
そう言って身体を前に倒して回避する。その瞬間、
「しゃっ」
今まで俺の首があった場所に手が交差される。
「何でアトリエの中にモンスターが!?」
俺の疑問が聞こえたのか聞こえてないのか、ドラキュラのような真っ黒な格好をした奴が襲い掛かってきた。
「次から次へと・・・・鬱陶しい!」
俺はそう言ってラグナブレイカーを抜き放つ。
「きしゃああああ」
そう言って爪を飛ばしてくるドラキュラモドキ。
「邪魔だ!」
そう言ってラグナブレイカーを一閃。そして、こっちからも投げナイフでお返しする。
しかし、奴はことなげに回避してまた俺の方に一気に間合いを詰めてくる。
「くそっ」
俺はまた手の攻撃を回避してラグナブレイカーを一閃。すると、浅いながらも手ごたえを感じる。
現に奴の腹からは緑色の血があふれ出る。しかし・・・・
「きしゃああああああ」
そう奴が叫ぶと、俺が入ってきたまん前のドアからさらにドラキュラモドキが現れる。
「挟み撃ちかよ!」
俺はそう言って両方にナイフを放つが・・・・
「きしゃああああ」
そう言って新しく現れたドラキュラモドキが怪我したほうのドラキュラモドキを食べ始める。
「うげっ」
そう言いながらもさっき入ってきたほうのドアを開けようとする俺。しかし、ドアは開かない。それどころかドラキュラモドキが入ってきたほうのドアも開かない。
「退路はなしって事か・・・・」
俺はそう呟くとドラキュラモドキの方に向き直る。奴のほうはやっと共食いを終わらせてこっちのほうをにたっと笑ってみてくる。決して衛生的にいいとはいえない。
「さっさと終わらすか・・・・」
俺はそう言って力を解放する。その直後、
「きしゃああああ」
そう言ってさっきまでとは倍以上違うスピードで突っ込んでくるドラキュラモドキ。しかし、
「暗黒龍流周斬」
そう言うと同時に俺の身体に螺旋状にして現れる暗黒の魔力。もちろんドラキュラモドキはそこに突っ込む形となり・・・・
「ぎしゃああああああああ」
力を抜いた後には、跡形も無く何も無い部屋が残った。そして、
カッキーン
上空から半分に割れた赤い石が落ちてくる。
「この石はもって行った方がいいかな?」
俺はそう言いながら石を拾い上げる。
そして、ドラキュラモドキが出てきたほうの扉に力を入れてみる。すると、
きいいいいいいん
そういう音がして扉が開く。
「先に進むか・・・・」
俺はそう言って扉の向こうに出た。



それからずっと廊下のような場所を通りもう一つの部屋に出た俺を待っていたのはさっきのドラキュラモドキだった。
即効で倒して半分の石を取り俺は最初の所に戻ってきたのだ。
「さて、入ったのは右の扉。出たのは左の扉。真中は何があるのかな?」
俺はそう言ってドアを潜り抜ける。そして俺の目に飛び込んできた風景は!
「十字架・・・・・・・・なんでこんな所に・・・・」
そこには十字架がそびえたっていた。その縦と横の交差点に小さいくぼみができている。丁度俺が手に入れた石をはめ込めるぐらいの小さなくぼみだが・・・・
俺は石をくぼみの中につけてみる。すると、
ごごごごごごご
そう言う音がして十字架のから石版がでてくる。ただ、丁度俺の腰の辺ぐらいで止まる。
そこには古代文字でこう書かれてあった・・・・

続く・・・・

#####################################
闇:ここで一旦打ち切ります
ファ:おい
闇:次の終わりが長くなるので・・・・
ファ:・・・・
闇:それじゃあ、今回はこの辺で
ファ:長く休んでいたこの闇竜のかわりにお詫び申し上げます
闇&ファ:さようなら〜

トップに戻る
11494密かに待ってました〜D・S・ハイドラント 2002/11/19 17:47:40
記事番号11493へのコメント

待ってました〜。

>奴の上半分が俺の剣によって切り裂かれて地面に落ちる。
>簡単な話で口を奴が開けていたのでラグナブレイカーでその部分から切り裂いただけの事だ。
>俺はラグナブレイカーを鞘に戻してアトリエの中に入る。
やはりファントム強い。

>そう言って爪を飛ばしてくるドラキュラモドキ。
モドキ・・・って

>そう言って新しく現れたドラキュラモドキが怪我したほうのドラキュラモドキを食べ始める。
あんまり気持ちのいいものじゃないな

>そこには古代文字でこう書かれてあった・・・・
・・・「それは秘密です。」、と
冗談です。

それでは続き期待してます。
というわけでこの辺でさようなら〜

トップに戻る
11495Re:密かに待ってました〜闇竜翔 E-mail 2002/11/19 17:51:14
記事番号11494へのコメント


>待ってました〜。

闇:すみません・・・・寝込んでました

>>奴の上半分が俺の剣によって切り裂かれて地面に落ちる。
>>簡単な話で口を奴が開けていたのでラグナブレイカーでその部分から切り裂いただけの事だ。
>>俺はラグナブレイカーを鞘に戻してアトリエの中に入る。
>やはりファントム強い。

闇:ファントムですからね〜

>>そう言って爪を飛ばしてくるドラキュラモドキ。
>モドキ・・・って

闇:ドラキュラじゃないからモドキなんでしょ多分(おい)

>>そう言って新しく現れたドラキュラモドキが怪我したほうのドラキュラモドキを食べ始める。
>あんまり気持ちのいいものじゃないな

闇:あんまりじゃないですよ

>>そこには古代文字でこう書かれてあった・・・・
>・・・「それは秘密です。」、と
>冗談です。

闇:即石版を叩き割りますねファントムだったら・・・・

>それでは続き期待してます。
>というわけでこの辺でさようなら〜

闇:ありがとうございます。できるだけ速く続き打ち込むつもりなのでまあ待っていてください。それでは・・・・

トップに戻る
11532第二十三章 記録の石版闇竜翔 E-mail 2002/11/20 19:55:47
記事番号11215へのコメント

闇:ああ、疲れる
ファ:何が
闇:う〜ん、そろそろいつも言っているかおさんのホームページが30000ヒットするんだよね〜
ファ:それで?
闇:うみゅ、その時にお祝いの為に絵じゃなくて小説を押し付けると言ったんだ
ファ:・・・・贈るじゃなくて押し付けるか?
闇:まあそこはいいとして、その〜・・・・書くのがあんさん達と沈黙のあの件なんだよね
ファ:何!?じゃああの人も出てくるのか?
闇:う〜ん、まあ出すつもりだけど・・・・
ファ:・・・・ネタばれじゃ
闇:うん、思いっきりネタばれになるね
ファ:・・・・
闇:・・・・それじゃあ本文いきますか・・・・ちなみに、今言っていた小説は書き殴り様には投稿しませんので、完成して読みたければかおさんのホームページに行ってください。まだ書く前ですが・・・・
#####################################

ファントムサイド

そこにはこう書かれてあった。


これを見たものよ
汝はなんと思うか
我が追い求めていたものは
けたが違った・・・・
汝は命を惜しむか・・・・
汝は命を捨てるか・・・・
我は生きる事を無くしここに移り住んだ・・・・
この石版を見るならば
我が人形達は破壊されたのだろう・・・・
されど
ここで弱みを見せるなら
所詮汝はその程度・・・・
忠告する
ここで戻れば、命を捨てなくてすむ
大切なものと一緒に生きることが出来る
あんなものの為に
一生を棒に振らなくてすむ
あんな・・・・
ヴァルレンという
怪物の遺産さえ捨てれば・・・・

汝はこの文を読んでどうする?
突き進むか・・・・
それとも止まるか・・・・
どちらにしても一つ忠告だ
我がガーディアンは不死
弱点以外は受け付けぬ
死ぬまで我が石を守りつづけるだろう
いや、死んでも守りつづけるだろう
それが、我が与えてしまったもの・・・・
循環を、切り離してやっておくれ、それが我が願い


「つまり、ヴァルレンの遺産とやらがライフサークレットというわけだ」
俺はそう言ってふっと笑う。
「怪物か・・・・丁度良いじゃねえか。俺が妖魔で奴が怪物・・・・・潰してやるさ」
俺はそう言って回れ右をする。どうやら魔力石はガーディアンが持っているようだ。そしてそのガーディアンさんは不死身って言う事らしい。
「こりゃあいい、丁度いい腕試しだ」
俺はそう言って玄関の扉を開ける。そして俺の目の前にはさっきの傷があったのかなかったのか分からないほど綺麗に戻ったガーディアンが立っていた。
「ぐるううううううう」
奴が声を出す。俺は目を細め、息を整え・・・・
殺!
俺の放った気功が、ガーディアンとの最終ラウンドの始まりだった。


「ぐをおおおおおおおおおお」
奴は雄叫びを上げて突っ込んできた。しかし、
「むっ」
俺は大きく横に回避する。すると、一瞬前に俺がいた地点に銀の針のようなものが通り過ぎる。
「まさか・・・・毛に魔力をこめて投げつけているのか!?」
その通りなのかいくつもの針のような毛が飛んでくる。
「ふざけんなよ!」
俺はそれらすべてを剣が起こす風圧によって叩き伏せる。そして、
「ぐをおおおおお」
毛の攻撃が効かないと解かったのか一気に特攻をかけてくるガーディアン。
しかし、俺は避けずに正面からガーディアンを見返し剣を構える。
「ぐばわあああああああ」
ガーディアンが右の足を俺に落とす寸前、俺は上にジャンプして・・・・
「ラグナブレイカーよ!」
ラグナブレイカーを奴の右目に突き刺す。その瞬間!
ぎゅううううううぐりょをおおおおおおおおお
そう言って一気に骨も残さずに消えるガーディアン。そして、
からんっ
乾いた音を立てて薄みがかかった青の石が地面に転がる。俺はそれを拾い上げ袋にしまう。
「さて・・・・カローナの町に帰るか」
日が俺を真上から照らす時刻。俺はカローナの町の帰路に着いたのだった。


?サイド


やはり彼は分かってない
私の気持ちも
私の行動の意味も
私が
こんなにあなたを思っているのに・・・・
だけれど
それによってあなたを苦しめるのなら
私は
あなたの幸せを願う・・・・
そう言うと思う?
この私がよ
悪魔に心を売った私がよ
妖魔を捨て
黒き血を受け入れた私が
する事は一つ
かなわないなら
始めから無かった事にすればいい
私のものにならないなら
すべて
無くなればいい
待っていなさいよ・・・・
必ず
必ず滅ぼしてあげる
そして、私も・・・・


続く


#####################################
闇:さて、これによって第二十三章章終了です。次回、ヴァルレンの聖域への鍵が出場
ファ:出場?
闇:ええ、それから最後の文章はセフィールの心です
ファ:なぜ?
闇:言ってるでしょう?紫の妖魔の血を捨てて黒き悪魔の道を進んでしまった者です
ファ:ふうん、で?こいつが今回滅ぶのか?
闇:この第2部の最後は一つです。ちなみに、ラストがもう決まってます
ファ:・・・・
闇:まあ、長くなると思うけど・・・・
ファ:それでは、次回二十三章で会いましょう
闇&ファ:さようなら〜

トップに戻る
11560Re:第二十三章 記録の石版D・S・ハイドラント 2002/11/21 16:04:18
記事番号11532へのコメント

>ヴァルレンという
>怪物の遺産さえ捨てれば・・・・
遺産・・・問題ありですか

>我がガーディアンは不死
>弱点以外は受け付けぬ
>死ぬまで我が石を守りつづけるだろう
>いや、死んでも守りつづけるだろう
矛盾してるような・・・。
それとも不死ってアンデッドのことですか

>乾いた音を立てて薄みがかかった青の石が地面に転がる。俺はそれを拾い上げ袋にしまう。
そんな石拾うんですか・・・。

>悪魔に心を売った私がよ
>妖魔を捨て
>黒き血を受け入れた私が
まあ凄いやつなんでしょうね

>闇:ええ、それから最後の文章はセフィールの心です
セフィール・・・誰だっけ。
読み返せば分かるかな

それでは〜

トップに戻る
11571Re:第二十三章 記録の石版闇竜翔 E-mail 2002/11/21 18:36:38
記事番号11560へのコメント


>>ヴァルレンという
>>怪物の遺産さえ捨てれば・・・・
>遺産・・・問題ありですか

闇:大分問題ありです

>>我がガーディアンは不死
>>弱点以外は受け付けぬ
>>死ぬまで我が石を守りつづけるだろう
>>いや、死んでも守りつづけるだろう
>矛盾してるような・・・。
>それとも不死ってアンデッドのことですか

闇:いえ、再生するって事ですよ

>>乾いた音を立てて薄みがかかった青の石が地面に転がる。俺はそれを拾い上げ袋にしまう。
>そんな石拾うんですか・・・。

闇:これが問題の魔力石

>>悪魔に心を売った私がよ
>>妖魔を捨て
>>黒き血を受け入れた私が
>まあ凄いやつなんでしょうね

闇:妖魔の血を捨てるという事は、今までの自分を否定するって事ですからね

>>闇:ええ、それから最後の文章はセフィールの心です
>セフィール・・・誰だっけ。
>読み返せば分かるかな

闇:前々章で出てます

>それでは〜

闇:はーい、レスありがとうございます。それでは・・・・

inserted by FC2 system