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34911白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Mkou 2009/12/4 22:21:11


「あっ――」
 起き上がると同時に飛び上がり懐からスリッパ(突っ込み専用)を取り出して、
「あほかぁぁぁぁ」
 と、言うリナの声とガウリィの脳天にクリーンヒットするスリッパによる美味に心地よく聞こえもするすっぱぁぁぁぁんと言う音が響いた。
 見方によったら見事と賞賛したかもしれない。
 リナは目の前の女性を指さす。
 白い巫女服のようにも見える服を着た大人しそうな金髪の美人である。
 リナは指さしたまま、ガウリィに噛みつかんばかりに言う。
「フィリアよ。フィ・リ・ア!
 ほら、ゼロスと口げんかばっかして怒ると竜に変身してヒステリックで」
「……リナさん」
 リナの説明にわずかにこめかみをひくつかせるフィリア。
「―――え〜っと、――」
 ガウリィはしばし考える事物の数分はかかっただろう。
「――おお、フィリアじゃないか。なんだよ。言ってくれよ」
 最初っから言ってた……。と、言う意見はリナもフィリアも思ったのだが二人とも言わなかった。
 その側で、フィリアのスカートの影に隠れるようにいる小さな水色の髪の毛の子供がちらりと見えた。
「あっ、フィリア。その子」
「ええ。ヴァルです」
 リナが指さすとフィリアはうなずく。
 そしてそこに、現れたのはミルガズィアさんとメフィだった。

「なにやっているんだろうか……」
「それはぁ、言わない約束ですよぉ……」
 ぽつりと壊れた店内を掃除しながらつぶやいた海将軍リクスファルトの言葉に、同じく掃除しながら同僚の海神官ヒュレイカーはつぶやいた。
 そこに、
「ヒューちゃんv それは言わない約束ですよ。はね。いーつもすまないねぇと言われたときに言うものだよ」
 と、レビが言う。
 ちなみに、ヒューちゃんと言うのはヒュレイカーの事らしい。
 だとすると、リクスファルトのことはリーちゃんかリクちゃんかだろう。
 一瞬と言わずかなりの殺意とかを感じた二人はにっこりと殺意をこめた笑みを浮かべたがレビは気にした風もなく(もしくは理解できなかったか)笑みを浮かべて、居た。
「しっかし、こんな姿なさけなくて竜族とかに見られたくはありませんね」
 と、ゼロスがほとんど片づいた部屋に最後にと割れた花瓶の代わりの花瓶を置きながらつぶやいた。
 人間なら正体を気づかれないからこそ平気なのだが、正体がわかる竜族などに見られたら精神的ダメージをかなり喰らうだろう。
 そんな事を思いながらゼロスはため息をつき、
「ゼロくんv ため息をつくと幸せが逃げるんだよ」
 と、レビに後ろから抱きつかれさらにため息をつきたくなった。

「へぇ。ミルガズィアさんとフィリア知り合いだったんだ」
 と、リナが言ったが考えて見れば予測できた事だった。
 人間よりも遙かに長寿の竜族にしてみれば降魔戦争も自分が生まれる遙か前ではなく親や祖父や祖母……果ては自分自身が参加した戦争として記憶も新しいのだろう。
 そして、竜族同士交流があってゴールデンドラゴンとゴールドドラゴンが知り合いでも別段おかしく無いだろう。
 元とはいえ、火竜王の神殿の巫女のフィリアと水竜王につかえていたゴールドドラゴンの長のミルガズィアさんと知り合いというのも、納得できる。
「はい。つばさを前に怪我していたんですけれど、最近ようやっと完治したんですの。
 完治するまでは長距離飛行は危険でしたから………。
 セイルーンでなにか起きていたようなので着たら」
「わしらに会ったというわけだ。
 丁度、ドラゴンピークへと帰ろうとしていた頃だったからな」
 そういえば、ここを通るとドラゴンピークへ近いな。と、リナは気づいた。
 商人がここを通るならもしかして、目的地はカサート山脈かドラゴンピークかの、どちらかかもしれないと考えるリナ。
「セイルーンはすばらしい国でしたわ」
 メフィ委の言葉にリナは考えるのをやめて眉をひそめて
「へぇ〜。あんたの嫌いな人間の国をそこまでほめるなんてどういう心境の変化?」
 嫌み半分好奇心半分で聞くリナにメフィは
「あそこに、王位第一継承者の長女さんはわたしが尊敬していた魔道士さんでしたの」
 びっし
 リナの脳内にそんな音が響いたのは、その時だった。
 脳みそが一瞬でさびつくが、まだ何とか動き出す。
 ただの偶然よ。魔道士なんてたくさんいるんだし……
 リナはそう自分に言い聞かせたが、なぜか背中からは汗が流れる。
「へぇ。どんな名前なんだ」
 と、聞くガウリィに言いしれぬ恐怖を感じたリナは
「そ、そうだ!! 四人とも人助けと思ってちょっとレストランに来てちょうだい。
 味に対しては保証するし、おもしろい者も見えるわよ」
 と、リナが半分悲鳴のような声でそう言った。

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34919Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Mホリ 2009/12/5 23:54:29
記事番号34911へのコメント


 こんばんは、kouさん。
>「あっ――」
> 起き上がると同時に飛び上がり懐からスリッパ(突っ込み専用)を取り出して、
>「あほかぁぁぁぁ」
> と、言うリナの声とガウリィの脳天にクリーンヒットするスリッパによる美味に心地よく聞こえもするすっぱぁぁぁぁんと言う音が響いた。
> 見方によったら見事と賞賛したかもしれない。
 相変わらず、スリッパをどこから出しているのだか。
 ・・・・・・気にしたらいけない事ですね。
> リナは目の前の女性を指さす。
> 白い巫女服のようにも見える服を着た大人しそうな金髪の美人である。
> リナは指さしたまま、ガウリィに噛みつかんばかりに言う。
>「フィリアよ。フィ・リ・ア!
> ほら、ゼロスと口げんかばっかして怒ると竜に変身してヒステリックで」
>「……リナさん」
> リナの説明にわずかにこめかみをひくつかせるフィリア。
 あまり良い説明ではないのは確かですね。
>「―――え〜っと、――」
> ガウリィはしばし考える事物の数分はかかっただろう。
>「――おお、フィリアじゃないか。なんだよ。言ってくれよ」
> 最初っから言ってた……。と、言う意見はリナもフィリアも思ったのだが二人とも言わなかった。
> その側で、フィリアのスカートの影に隠れるようにいる小さな水色の髪の毛の子供がちらりと見えた。
>「あっ、フィリア。その子」
>「ええ。ヴァルです」
> リナが指さすとフィリアはうなずく。
> そしてそこに、現れたのはミルガズィアさんとメフィだった。
>
>「なにやっているんだろうか……」
>「それはぁ、言わない約束ですよぉ……」
> ぽつりと壊れた店内を掃除しながらつぶやいた海将軍リクスファルトの言葉に、同じく掃除しながら同僚の海神官ヒュレイカーはつぶやいた。
> そこに、
>「ヒューちゃんv それは言わない約束ですよ。はね。いーつもすまないねぇと言われたときに言うものだよ」
> と、レビが言う。
 とっても無邪気なレビさん。
> ちなみに、ヒューちゃんと言うのはヒュレイカーの事らしい。
> だとすると、リクスファルトのことはリーちゃんかリクちゃんかだろう。
 なんか変な感じがする。
> 一瞬と言わずかなりの殺意とかを感じた二人はにっこりと殺意をこめた笑みを浮かべたがレビは気にした風もなく(もしくは理解できなかったか)笑みを浮かべて、居た。
 正体を知ったら、どう態度が豹変するんでしょうかね?
>「しっかし、こんな姿なさけなくて竜族とかに見られたくはありませんね」
> と、ゼロスがほとんど片づいた部屋に最後にと割れた花瓶の代わりの花瓶を置きながらつぶやいた。
> 人間なら正体を気づかれないからこそ平気なのだが、正体がわかる竜族などに見られたら精神的ダメージをかなり喰らうだろう。
> そんな事を思いながらゼロスはため息をつき、
>「ゼロくんv ため息をつくと幸せが逃げるんだよ」
 悪意はないので余計いやなんでしょうね。
> と、レビに後ろから抱きつかれさらにため息をつきたくなった。
>
>「へぇ。ミルガズィアさんとフィリア知り合いだったんだ」
> と、リナが言ったが考えて見れば予測できた事だった。
> 人間よりも遙かに長寿の竜族にしてみれば降魔戦争も自分が生まれる遙か前ではなく親や祖父や祖母……果ては自分自身が参加した戦争として記憶も新しいのだろう。
> そして、竜族同士交流があってゴールデンドラゴンとゴールドドラゴンが知り合いでも別段おかしく無いだろう。
> 元とはいえ、火竜王の神殿の巫女のフィリアと水竜王につかえていたゴールドドラゴンの長のミルガズィアさんと知り合いというのも、納得できる。
>「はい。つばさを前に怪我していたんですけれど、最近ようやっと完治したんですの。
> 完治するまでは長距離飛行は危険でしたから………。
> セイルーンでなにか起きていたようなので着たら」
>「わしらに会ったというわけだ。
> 丁度、ドラゴンピークへと帰ろうとしていた頃だったからな」
> そういえば、ここを通るとドラゴンピークへ近いな。と、リナは気づいた。
> 商人がここを通るならもしかして、目的地はカサート山脈かドラゴンピークかの、どちらかかもしれないと考えるリナ。
>「セイルーンはすばらしい国でしたわ」
> メフィイの言葉にリナは考えるのをやめて眉をひそめて
>「へぇ〜。あんたの嫌いな人間の国をそこまでほめるなんてどういう心境の変化?」
> 嫌み半分好奇心半分で聞くリナにメフィは
>「あそこに、王位第一継承者の長女さんはわたしが尊敬していた魔道士さんでしたの」
> びっし
> リナの脳内にそんな音が響いたのは、その時だった。
> 脳みそが一瞬でさびつくが、まだ何とか動き出す。
> ただの偶然よ。魔道士なんてたくさんいるんだし……
 ただ、そんな魔道士は数少ないような・・・
> リナはそう自分に言い聞かせたが、なぜか背中からは汗が流れる。
>「へぇ。どんな名前なんだ」
> と、聞くガウリィに言いしれぬ恐怖を感じたリナは
>「そ、そうだ!! 四人とも人助けと思ってちょっとレストランに来てちょうだい。
> 味に対しては保証するし、おもしろい者も見えるわよ」
> と、リナが半分悲鳴のような声でそう言った。
 合掌。
 以上、ホリでした。
 こうしてみると、リナはこのたびで知りたくない事を知ってしまったって事ですね。

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34922Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Mkou 2009/12/6 21:50:02
記事番号34919へのコメント

> こんばんは、kouさん。
 お久しぶりです。ホリさん。
>>「あっ――」
>> 起き上がると同時に飛び上がり懐からスリッパ(突っ込み専用)を取り出して、
>>「あほかぁぁぁぁ」
>> と、言うリナの声とガウリィの脳天にクリーンヒットするスリッパによる美味に心地よく聞こえもするすっぱぁぁぁぁんと言う音が響いた。
>> 見方によったら見事と賞賛したかもしれない。
> 相変わらず、スリッパをどこから出しているのだか。
 先ほども書いてあるとおりに懐にです。
> ・・・・・・気にしたらいけない事ですね。
 だから、ちゃんと書いているって……
>> 白い巫女服のようにも見える服を着た大人しそうな金髪の美人である。
>> リナは指さしたまま、ガウリィに噛みつかんばかりに言う。
>>「フィリアよ。フィ・リ・ア!
>> ほら、ゼロスと口げんかばっかして怒ると竜に変身してヒステリックで」
>>「……リナさん」
>> リナの説明にわずかにこめかみをひくつかせるフィリア。
> あまり良い説明ではないのは確かですね。
 でも、事実ですし……。(酷い)
>>「なにやっているんだろうか……」
>>「それはぁ、言わない約束ですよぉ……」
>> ぽつりと壊れた店内を掃除しながらつぶやいた海将軍リクスファルトの言葉に、同じく掃除しながら同僚の海神官ヒュレイカーはつぶやいた。
>> そこに、
>>「ヒューちゃんv それは言わない約束ですよ。はね。いーつもすまないねぇと言われたときに言うものだよ」
>> と、レビが言う。
> とっても無邪気なレビさん。
 レビには、さん付けよりもちゃん付けの方が似合うと思います。
 kouは、無邪気と言うのはある意味邪気も無い代わりに誠意もないという無に近い状態だと思いますから
>> ちなみに、ヒューちゃんと言うのはヒュレイカーの事らしい。
>> だとすると、リクスファルトのことはリーちゃんかリクちゃんかだろう。
> なんか変な感じがする。
>> 一瞬と言わずかなりの殺意とかを感じた二人はにっこりと殺意をこめた笑みを浮かべたがレビは気にした風もなく(もしくは理解できなかったか)笑みを浮かべて、居た。
> 正体を知ったら、どう態度が豹変するんでしょうかね?
 とりあえず、おどろく。
>>「セイルーンはすばらしい国でしたわ」
>> メフィイの言葉にリナは考えるのをやめて眉をひそめて
>>「へぇ〜。あんたの嫌いな人間の国をそこまでほめるなんてどういう心境の変化?」
>> 嫌み半分好奇心半分で聞くリナにメフィは
>>「あそこに、王位第一継承者の長女さんはわたしが尊敬していた魔道士さんでしたの」
>> びっし
>> リナの脳内にそんな音が響いたのは、その時だった。
>> 脳みそが一瞬でさびつくが、まだ何とか動き出す。
>> ただの偶然よ。魔道士なんてたくさんいるんだし……
> ただ、そんな魔道士は数少ないような・・・
 リナは、あえてその事は考えてません。
 あえてですけれど……
>> リナはそう自分に言い聞かせたが、なぜか背中からは汗が流れる。
>>「へぇ。どんな名前なんだ」
>> と、聞くガウリィに言いしれぬ恐怖を感じたリナは
>>「そ、そうだ!! 四人とも人助けと思ってちょっとレストランに来てちょうだい。
>> 味に対しては保証するし、おもしろい者も見えるわよ」
>> と、リナが半分悲鳴のような声でそう言った。
> 合掌。
 合掌というとどちらにでしょうか。
 一、魔族。
 二、リナ。
 三、両方。
 ……両方かな?
> 以上、ホリでした。
> こうしてみると、リナはこのたびで知りたくない事を知ってしまったって事ですね。
 まだ、確証もないんですけれどね……。
 世の中、知らないままで居られるという訳でもないと思いますけれど……。

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34926白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Nkou 2009/12/7 20:47:15
記事番号34911へのコメント

 パリーン
 皿が割れる音がした。
 魔族に弁償ができるわけ無いから俺が払うのか……。と、クウが考えたことはどうでも良いのだが、……。
「客を見つけてきたわよv」
 リナが予想通りの反応に笑みを浮かべながら言った。
 持っていた皿をわったゼロスは、目を見開いてリナの連れてきた『客』事、フィリアにミルガズィアにメフィを見た。
 その顔を見て、リナは指さして笑った。そして、
「おもしろいでしょ」
 と、リナはいたずらっ子のような笑みで言った。

 誰もいない場所でふと、ため息をついたのを感じてそれはおどろいた。
 昔に比べると成長したのだがその分人間味が増した気がする。
 そんな、事を思いながら人形を動かした。
 途中呼び止められて花を買わないかと言われたが、丁重に断ってその場所へと向かった。
 そこに居たのは、黒い服を着込んだ黒社会(ノワール)の住人というのは間違いなかった。
 そして、数名の一見すると普通の人達のように見えるがその目つきは――
「……なるほど、上層部をこうしていたのですか……」
 なにかを納得したようにそれはつぶやいた。
 近くの別の村で、雇われ料理人に聞き込みをしていた自称フリーのライター。
 その正体は、マントだった。
「あとは、クウ達に任せて短絡的に行きますか」
 そう言うと、マントはふわりと去っていった。

「り〜ぃ〜な〜ぁ〜さ〜ん」
 地獄のそこ………と言うよりも混沌のそこから這い出てくるようなそんな声を聞いてリナは思いっきり不愉快な気分で振り向いた。
 何時もは、端正で人の良さそうな。それでいて懐の中は読めないそんな笑みを浮かべている顔を、酷くつかれてかつ恨みがしげな顔でゼロスはリナに聞く。
「僕に……いえ、僕ら魔族になんか恨みでもあるんですか?」
「この世界に魔族に恨みを持っていない人間なんて居ないとは言わないけれど……。
 魔族を幸せにしようと願う存在を望む者(人間)が居ると思っているの?」
 肩をすくめて言うリナに、側で注文されたサラダを運びながらクウが
「そりゃそうだ」
 と、笑った。

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34931Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Nフィーナ 2009/12/8 21:21:38
記事番号34926へのコメント

こんばんはkouさん。
今回は魔族にとってダメージが大きそうですね。
> パリーン
> 皿が割れる音がした。
> 魔族に弁償ができるわけ無いから俺が払うのか……。と、クウが考えたことはどうでも良いのだが、……。
ゼロスくんたちが修復してくれますよ…もちろんタダで。温室のガラスのときのように。
>「客を見つけてきたわよv」
> リナが予想通りの反応に笑みを浮かべながら言った。
もろに見知った相手に、自分の情けない姿を見られたわけで…
ゼロス含む魔族たちは面白い…じゃなくて、楽しい…でもなくて、相当愉快な目にあったんですね(追い討ち)
> 持っていた皿をわったゼロスは、目を見開いてリナの連れてきた『客』事、フィリアにミルガズィアにメフィを見た。
フィリアの罵詈雑言+嘲笑&哄笑。
ミルガズィアさんの無言のプレッシャーと、メフィの大爆笑。
哀れ魔族は虫の息(笑)
> その顔を見て、リナは指さして笑った。そして、
>「おもしろいでしょ」
> と、リナはいたずらっ子のような笑みで言った。
いたずらっ子万歳。
これで世界は平和への一歩へまた近づいた?
> そして、数名の一見すると普通の人達のように見えるがその目つきは――
>「……なるほど、上層部をこうしていたのですか……」
> なにかを納得したようにそれはつぶやいた。
> 近くの別の村で、雇われ料理人に聞き込みをしていた自称フリーのライター。
> その正体は、マントだった。
マントは何かを掴んだみたいですね。
上層部は、今のところ操られているか抜け殻にされているのか?
>「あとは、クウ達に任せて短絡的に行きますか」
> そう言うと、マントはふわりと去っていった。
>
>「り〜ぃ〜な〜ぁ〜さ〜ん」
哀れなゼロス。
魔族のみなさんリナに触れるな危険の張り紙をつけましょう。

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34933Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Nkou 2009/12/9 20:28:11
記事番号34931へのコメント

>こんばんはkouさん。
 こんばんは、フィーナさん。
>今回は魔族にとってダメージが大きそうですね。
 前回もダメージが大きかったという説もありますけれど……。(書いといて言うか?)
 kouの魔族の扱いが悪いという説もありますね。
>> パリーン
>> 皿が割れる音がした。
>> 魔族に弁償ができるわけ無いから俺が払うのか……。と、クウが考えたことはどうでも良いのだが、……。
>ゼロスくんたちが修復してくれますよ…もちろんタダで。温室のガラスのときのように。
 クウは魔族に対して詳しくありませんし、情報……もとい、マントが居ないのでそのことを教えてくれる存在も居ません。
>>「客を見つけてきたわよv」
>> リナが予想通りの反応に笑みを浮かべながら言った。
>もろに見知った相手に、自分の情けない姿を見られたわけで…
>ゼロス含む魔族たちは面白い…じゃなくて、楽しい…でもなくて、相当愉快な目にあったんですね(追い討ち)
 おうちに帰りたいよ……。と夜な夜な泣いていたりして……(笑い)
>> 持っていた皿をわったゼロスは、目を見開いてリナの連れてきた『客』事、フィリアにミルガズィアにメフィを見た。
>フィリアの罵詈雑言+嘲笑&哄笑。
>ミルガズィアさんの無言のプレッシャーと、メフィの大爆笑。
>哀れ魔族は虫の息(笑)
 当分の間は平和だな。(笑い)
>> その顔を見て、リナは指さして笑った。そして、
>>「おもしろいでしょ」
>> と、リナはいたずらっ子のような笑みで言った。
>いたずらっ子万歳。
>これで世界は平和への一歩へまた近づいた?
 微妙な平和への一歩ですね。
>> そして、数名の一見すると普通の人達のように見えるがその目つきは――
>>「……なるほど、上層部をこうしていたのですか……」
>> なにかを納得したようにそれはつぶやいた。
>> 近くの別の村で、雇われ料理人に聞き込みをしていた自称フリーのライター。
>> その正体は、マントだった。
>マントは何かを掴んだみたいですね。
>上層部は、今のところ操られているか抜け殻にされているのか?
 ま、そんな感じです。
>>「あとは、クウ達に任せて短絡的に行きますか」
>> そう言うと、マントはふわりと去っていった。
>>
>>「り〜ぃ〜な〜ぁ〜さ〜ん」
>哀れなゼロス。
>魔族のみなさんリナに触れるな危険の張り紙をつけましょう。
 触れるなと言うよりも近寄るなでは?
 以上、kouでした。

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34946Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 N弧焔 2009/12/14 21:16:19
記事番号34926へのコメント

初めまして、kouさん。
弧焔と申します。

> パリーン
> 皿が割れる音がした。
> 魔族に弁償ができるわけ無いから俺が払うのか……。と、クウが考えたことはどうでも良いのだが、……。

魔族がお金を持っている訳無いでしょうからね。

>「客を見つけてきたわよv」
> リナが予想通りの反応に笑みを浮かべながら言った。

リナさん……鬼畜ですね……;

> 持っていた皿をわったゼロスは、目を見開いてリナの連れてきた『客』事、フィリアにミルガズィアにメフィを見た。

恐らくフィリアさんはいびり倒し(姑の如く)ミルガズィアさんは沈黙で攻めて、メフィは……どうなんでしょうか?

> その顔を見て、リナは指さして笑った。そして、
>「おもしろいでしょ」
> と、リナはいたずらっ子のような笑みで言った。

いたずらっ子というよりリナさんはガキ大将という感じですね。
で、その姉は親分という感じでしょうか……。(苦笑)

> 誰もいない場所でふと、ため息をついたのを感じてそれはおどろいた。
> 昔に比べると成長したのだがその分人間味が増した気がする。

恐らく、マントさんからの視点でしょうね……。
kouさんの小説ではオリジナリティーあふれるキャラクターや、面白くもミステリアスなキャラが多いので楽しみやすいです。

> そんな、事を思いながら人形を動かした。
> 途中呼び止められて花を買わないかと言われたが、丁重に断ってその場所へと向かった。
> そこに居たのは、黒い服を着込んだ黒社会(ノワール)の住人というのは間違いなかった。
> そして、数名の一見すると普通の人達のように見えるがその目つきは――

口止め代わりの、麻薬中毒……という感じですかねぇ

>「……なるほど、上層部をこうしていたのですか……」
> なにかを納得したようにそれはつぶやいた。
> 近くの別の村で、雇われ料理人に聞き込みをしていた自称フリーのライター。
> その正体は、マントだった。

消去法で何となく解っていましたが……。

>「あとは、クウ達に任せて短絡的に行きますか」
> そう言うと、マントはふわりと去っていった。

マントを着たままの人の姿の状態でマントさんが歩いていったんでしょうか?
それとも、普段の状態で行ったんでしょうか?

>「り〜ぃ〜な〜ぁ〜さ〜ん」
> 地獄のそこ………と言うよりも混沌のそこから這い出てくるようなそんな声を聞いてリナは思いっきり不愉快な気分で振り向いた。

自分がやった事なのに不愉快な気分って……。
まぁ、そんな陰気な声で話しかけられたら誰だって不愉快になりますね……。

> 何時もは、端正で人の良さそうな。それでいて懐の中は読めないそんな笑みを浮かべている顔を、酷くつかれてかつ恨みがしげな顔でゼロスはリナに聞く。

やつれてしまいましたね……ゼロスさん……。

>「僕に……いえ、僕ら魔族になんか恨みでもあるんですか?」
>「この世界に魔族に恨みを持っていない人間なんて居ないとは言わないけれど……。
> 魔族を幸せにしようと願う存在を望む者(人間)が居ると思っているの?」

確かにそれは正論ですね、リナさん……。

> 肩をすくめて言うリナに、側で注文されたサラダを運びながらクウが
>「そりゃそうだ」
> と、笑った。

報われない魔族達ですね(笑)
報われた方がいやですが;

とっても面白いです。
続きを楽しみにしています。

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34953Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Nkou 2009/12/15 21:52:18
記事番号34946へのコメント

>初めまして、kouさん。
>弧焔と申します。
 レス遅くなりました。kouです。
 初めまして狐焔さん。
>> パリーン
>> 皿が割れる音がした。
>> 魔族に弁償ができるわけ無いから俺が払うのか……。と、クウが考えたことはどうでも良いのだが、……。
>
>魔族がお金を持っている訳無いでしょうからね。
 あ、でも原作でゼロスが細かいお金を持って無くってリナが立て替えたと言う文章が会ったような……。
>>「客を見つけてきたわよv」
>> リナが予想通りの反応に笑みを浮かべながら言った。
>
>リナさん……鬼畜ですね……;
 ま、魔族に人権はありませんし。
>> 持っていた皿をわったゼロスは、目を見開いてリナの連れてきた『客』事、フィリアにミルガズィアにメフィを見た。
>
>恐らくフィリアさんはいびり倒し(姑の如く)ミルガズィアさんは沈黙で攻めて、メフィは……どうなんでしょうか?
 ま、おそらく笑う。
>> その顔を見て、リナは指さして笑った。そして、
>>「おもしろいでしょ」
>> と、リナはいたずらっ子のような笑みで言った。
>
>いたずらっ子というよりリナさんはガキ大将という感じですね。
>で、その姉は親分という感じでしょうか……。(苦笑)
 どちらかというと、親分ではなくてあえて言うならジャ○アンの母ちゃんみたいなのりかと……
>> 誰もいない場所でふと、ため息をついたのを感じてそれはおどろいた。
>> 昔に比べると成長したのだがその分人間味が増した気がする。
>
>恐らく、マントさんからの視点でしょうね……。
>kouさんの小説ではオリジナリティーあふれるキャラクターや、面白くもミステリアスなキャラが多いので楽しみやすいです。
 ありがとうございます。
>> そんな、事を思いながら人形を動かした。
>> 途中呼び止められて花を買わないかと言われたが、丁重に断ってその場所へと向かった。
>> そこに居たのは、黒い服を着込んだ黒社会(ノワール)の住人というのは間違いなかった。
>> そして、数名の一見すると普通の人達のように見えるがその目つきは――
>
>口止め代わりの、麻薬中毒……という感じですかねぇ
 麻薬ではありませんけれど……。プロの麻薬関係者は絶対に自分では麻薬をしないんです。(聞きかじりだけど……)
>>「……なるほど、上層部をこうしていたのですか……」
>> なにかを納得したようにそれはつぶやいた。
>> 近くの別の村で、雇われ料理人に聞き込みをしていた自称フリーのライター。
>> その正体は、マントだった。
>
>消去法で何となく解っていましたが……。
 みゅ〜。
>>「あとは、クウ達に任せて短絡的に行きますか」
>> そう言うと、マントはふわりと去っていった。
>
>マントを着たままの人の姿の状態でマントさんが歩いていったんでしょうか?
>それとも、普段の状態で行ったんでしょうか?
 マントを着た状態です。さすがに目立ちますし……
>>「り〜ぃ〜な〜ぁ〜さ〜ん」
>> 地獄のそこ………と言うよりも混沌のそこから這い出てくるようなそんな声を聞いてリナは思いっきり不愉快な気分で振り向いた。
>
>自分がやった事なのに不愉快な気分って……。
>まぁ、そんな陰気な声で話しかけられたら誰だって不愉快になりますね……。
 それに、自覚はすれど反省はせずがリナのモットーですから
>> 何時もは、端正で人の良さそうな。それでいて懐の中は読めないそんな笑みを浮かべている顔を、酷くつかれてかつ恨みがしげな顔でゼロスはリナに聞く。
>
>やつれてしまいましたね……ゼロスさん……。
 精神体だからなぁ……
>>「僕に……いえ、僕ら魔族になんか恨みでもあるんですか?」
>>「この世界に魔族に恨みを持っていない人間なんて居ないとは言わないけれど……。
>> 魔族を幸せにしようと願う存在を望む者(人間)が居ると思っているの?」
>
>確かにそれは正論ですね、リナさん……。
>
>> 肩をすくめて言うリナに、側で注文されたサラダを運びながらクウが
>>「そりゃそうだ」
>> と、笑った。
>
>報われない魔族達ですね(笑)
>報われた方がいやですが;
 魔王も報われないはと、苦労は絶えないな。
>とっても面白いです。
>続きを楽しみにしています。
 ありがとうございます。以上、kouでした。

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34955白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Okou 2009/12/15 22:12:01
記事番号34911へのコメント

k テストが終わったと思ったら師走になっているし……。
 つーか、受験生の周りは本当に先生も走り回っているなぁ……。
L あんたも、受験生でしょうが!!
k あたしは、本命が合格したので比較的余裕があります……。
L 古典とか英語関係のテストの点数が足らなくて留年になったりして……。
k 怖いことは言わないでください。たぶん、大丈夫ですよ。
L ………たぶんって……。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ここに、商人がいる」
 クウは夕食時そう言った。
 ―――!―――
 その場にいて商人の事を知っているリナ達は驚愕した。
「商人? なにか買い物ですか?」
 ジョージのやや場違いな感じのする質問に、クウは
「いや、ちょっと話があってな」
 と、曖昧な笑みを浮かべて言う。
「それよりも、明日の仕込みは良いんですか」
「ああ、そうですね」
 クウの言葉に、ジョージとキャンシーは部屋を出る。
「今夜、行くぞ」
 その言葉に、リナ達はうなずいて
「なんだかわらから無いけれど……」
 と、ルナが話しかける。
「ピッピッピと信託があったから言っておくけれど」
 そう前置きして彼女は、赤い竜神の欠片を宿した者は言う。
「純粋―力の―――を持――存在が――に謀―――こそう―――いる。……と、出たわ。
 はっきり言って信託と言うよりもカンに近いわね。
 でも、はっきりってなんか大きな存在がたくさん動いているような気がするわ」
 その言葉に、
「ん。わかった。ま、大丈夫だとおもうから」
 と、リナは笑みを浮かべて言った。

 リナ達がそれぞれ荷物なり武器なりを整えるために部屋に戻り、ゼロス達は本当にこれが終わったら解放してくると言うことを、クウに確認している仮名でルナはレビに話しかけた。
「リナも、魔族もクウを気にしているみたいだけれど……あたしは、はっきり言って貴女の方が気になるわね」
「るるるぅ〜? レビはレビだよ」
 と、ルナの声にレビは無邪気な笑みを浮かべたまま言う。
「貴女は、なにか望みはあるの」
 ふと、疑問に思った事をルナは聞いた。
「ん〜? 特にないなぁ。でも、クウが殺されたらいやだから殺されないと良いなぁと思うよ。
 だから、望みはクウが殺されないことかなv」
 にっこにっこと子供が将来の夢を考えるようなのりでレビは言う。
「あ、あと美味しいお菓子をたくさん食べたいし、いろんな所やいろんな存在を見たいな」
 無邪気に楽しそうに言う。
「まえは、ずーーーーと、眺めているだけだから退屈だったんだ。
 と、言うか『退屈』していると言うこともわからなかったんだ!!」
 と、レビはおどるように言った。
 どこまでも、無邪気にそして楽しそうに――― 

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34957Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Oセス 2009/12/19 13:13:01
記事番号34955へのコメント

こんにちは、kouさん。
>「ピッピッピと信託があったから言っておくけれど」
> そう前置きして彼女は、赤い竜神の欠片を宿した者は言う。
ピッピッピてどんな効果音ですか、ルナさん・・・
>「純粋―力の―――を持――存在が――に謀―――こそう―――いる。……と、出たわ。
> はっきり言って信託と言うよりもカンに近いわね。
> でも、はっきりってなんか大きな存在がたくさん動いているような気がするわ」
>
> リナ達がそれぞれ荷物なり武器なりを整えるために部屋に戻り、ゼロス達は本当にこれが終わったら解放してくると言うことを、クウに確認している仮名でルナはレビに話しかけた。
>「リナも、魔族もクウを気にしているみたいだけれど……あたしは、はっきり言って貴女の方が気になるわね」
>「るるるぅ〜? レビはレビだよ」
> と、ルナの声にレビは無邪気な笑みを浮かべたまま言う。
>「貴女は、なにか望みはあるの」
> ふと、疑問に思った事をルナは聞いた。
>「ん〜? 特にないなぁ。でも、クウが殺されたらいやだから殺されないと良いなぁと思うよ。
> だから、望みはクウが殺されないことかなv」
> にっこにっこと子供が将来の夢を考えるようなのりでレビは言う。
>「あ、あと美味しいお菓子をたくさん食べたいし、いろんな所やいろんな存在を見たいな」
> 無邪気に楽しそうに言う。
>「まえは、ずーーーーと、眺めているだけだから退屈だったんだ。
> と、言うか『退屈』していると言うこともわからなかったんだ!!」
> と、レビはおどるように言った。
> どこまでも、無邪気にそして楽しそうに――― 
この子、ふわふわして可愛い感じだけど、一方でどこか底が知れない雰囲気がありますね・・・

続きを楽しみにしております。

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34959Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Okou 2009/12/19 20:58:10
記事番号34957へのコメント

>こんにちは、kouさん。
 こんばんは、セスさん。
>>「ピッピッピと信託があったから言っておくけれど」
>> そう前置きして彼女は、赤い竜神の欠片を宿した者は言う。
>ピッピッピてどんな効果音ですか、ルナさん・・・
 あえていうなら、途切れ途切れにと言う感じで途切れ途切れじゃなかったら、ピピピと言う感じでした。
>>「リナも、魔族もクウを気にしているみたいだけれど……あたしは、はっきり言って貴女の方が気になるわね」
>>「るるるぅ〜? レビはレビだよ」
>> と、ルナの声にレビは無邪気な笑みを浮かべたまま言う。
>>「貴女は、なにか望みはあるの」
>> ふと、疑問に思った事をルナは聞いた。
>>「ん〜? 特にないなぁ。でも、クウが殺されたらいやだから殺されないと良いなぁと思うよ。
>> だから、望みはクウが殺されないことかなv」
>> にっこにっこと子供が将来の夢を考えるようなのりでレビは言う。
>>「あ、あと美味しいお菓子をたくさん食べたいし、いろんな所やいろんな存在を見たいな」
>> 無邪気に楽しそうに言う。
>>「まえは、ずーーーーと、眺めているだけだから退屈だったんだ。
>> と、言うか『退屈』していると言うこともわからなかったんだ!!」
>> と、レビはおどるように言った。
>> どこまでも、無邪気にそして楽しそうに――― 
>この子、ふわふわして可愛い感じだけど、一方でどこか底が知れない雰囲気がありますね・・・
 レビのイメージをしっかりと感じていただいてうれしいです。
 基本的には、無邪気でやや……と、言うかかなりお馬鹿な子ですけど……。
>続きを楽しみにしております。
 ありがとうございます。以上、kouでした。

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34961白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Pkou 2009/12/19 21:26:27
記事番号34911へのコメント

 ちゅどぉぉぉぉぉん
 爆音が響きわたる。
 火が放たれ、爆風が吹き荒れついでに包丁やらまな板やら魚の頭やらが飛び交う。
 そんな中、嬉々揚々と心底うれしそうに魔族が爆破を繰り広げる。
「ああ、いきているって感じがするねぇ」
 と、つぶやいたりしていた魔族もいたが……。
「な、なんだ」
 叫ぶ、支配人……エレオード
「しれたこと! 貴男の悪事を成敗しに来たんですよ」
 と、クウ……もといマントが宣言した。

 口をぱくぱくとそているクウのかわりにマントがずらずらとしゃべり始める。
「……ねぇ、クウ。どうやって口ぱくしているのかしら」
「適当に、口を開け閉めしているんじゃねえのか?」
「わりと、難しいのよ。なにかを言うつもりで声を出さない方が楽だし……」
 と、後ろの方でリナとガウリィが喋っていたりしたが……。
 ちなみに、これは事が終わってから町をでて聞いたところによると寿限無寿限無という落語に出てくるひたすらに長い名前を唱え続けていたらしい事だった。
「あなたが、何度も客が来るように料理に麻薬を入れて居たことはきちんと味のわかる人ならすぐわかります。
 貴男の弟さんを料理長に任命したのも身内なら安心できると考えたからでしょう。
 さらに、肉料理を人肉で補っていることももはや明白です。
 すでに、セイルーンに連絡しておりもうすぐ兵がここにきて調査します。
 もはや、貴男は終わりです
 麻薬を販売していた組織の方々ももはや場所もわかって」
 ここで、言葉を句切りふところから取り出したのは……
「うさぎ……ですよね」
「ああ、兎だな」
「なんでうさぎ?」
「さぁ?」
 リナ達が後ろの方でつぶやくとおり懐から出たのは兎のぬいぐるみだった。
 手のひらサイズのかわいい黒い目の兎だ。
「失礼――間違えました」
 というと、もう一度ふところから出したのは
『……』
 全員がついにあきれて黙る。今度出てきたのは、カエルのぬいぐるみだった。
 また、まちがえたんかい
 と、リナが突っ込もうとしたときクウはカエルを握りつぶした。
 そのとたん――

 ちゅどぉぉぉぉぉん

 爆音が響き渡り、壊れた壁の向こうにある森林で巨大な煙があがった。
「壊滅しました」
 と、クウ……もとい、マントが言った。

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34966Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Pセス 2009/12/23 21:58:05
記事番号34961へのコメント

こんばんは、kouさん。

> そんな中、嬉々揚々と心底うれしそうに魔族が爆破を繰り広げる。
>「ああ、いきているって感じがするねぇ」
> と、つぶやいたりしていた魔族もいたが……。
魔族が生を実感してどうする・・・
まあ、最近色々あって鬱憤がたまってたんでしょうけど。
>「な、なんだ」
> 叫ぶ、支配人……エレオード
>「しれたこと! 貴男の悪事を成敗しに来たんですよ」
> と、クウ……もといマントが宣言した。
なんかアメリアみたいですね・・・
>
> 口をぱくぱくとそているクウのかわりにマントがずらずらとしゃべり始める。
>「……ねぇ、クウ。どうやって口ぱくしているのかしら」
>「適当に、口を開け閉めしているんじゃねえのか?」
>「わりと、難しいのよ。なにかを言うつもりで声を出さない方が楽だし……」
> と、後ろの方でリナとガウリィが喋っていたりしたが……。
> ちなみに、これは事が終わってから町をでて聞いたところによると寿限無寿限無という落語に出てくるひたすらに長い名前を唱え続けていたらしい事だった。
落語ってリナ達、わかるんでしょうか・・・?

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34969Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Pkou 2009/12/24 19:52:25
記事番号34966へのコメント

>こんばんは、kouさん。
 こんばんは、セスさん。
>> そんな中、嬉々揚々と心底うれしそうに魔族が爆破を繰り広げる。
>>「ああ、いきているって感じがするねぇ」
>> と、つぶやいたりしていた魔族もいたが……。
>魔族が生を実感してどうする・・・
>まあ、最近色々あって鬱憤がたまってたんでしょうけど。
 あえていうなら、ストレス発散に酒を飲むなと患者に言っている医者が酒を飲む。……と、いった感じでしょうか?
>>「な、なんだ」
>> 叫ぶ、支配人……エレオード
>>「しれたこと! 貴男の悪事を成敗しに来たんですよ」
>> と、クウ……もといマントが宣言した。
>なんかアメリアみたいですね・・・
 kou自身も、書いて読み返した後そう思いました。
>> 口をぱくぱくとそているクウのかわりにマントがずらずらとしゃべり始める。
>>「……ねぇ、クウ。どうやって口ぱくしているのかしら」
>>「適当に、口を開け閉めしているんじゃねえのか?」
>>「わりと、難しいのよ。なにかを言うつもりで声を出さない方が楽だし……」
>> と、後ろの方でリナとガウリィが喋っていたりしたが……。
>> ちなみに、これは事が終わってから町をでて聞いたところによると寿限無寿限無という落語に出てくるひたすらに長い名前を唱え続けていたらしい事だった。
>落語ってリナ達、わかるんでしょうか・・・?
 落語って何と聞かれたら、異世界の笑い話だとクウが淡々と説明するんでしょう。
 以上、kouでした。セスさんレスありがとうございます。

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34970白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Qkou 2009/12/24 20:27:49
記事番号34911へのコメント

k メリー・クリスマス☆
 本日は、嬉し楽しいクリスマス・イブです
L そんでもって、二学期の終業式の日でもあるのよね。
k 学校からは、成績表と宿題という嬉しくないクリスマス・プレゼントをいただきましたが……。
L 二つとも大切な者だと思うけど……
k 正論はいらないクリスマスにはロマンがあればいい。
L そりゃ、逃避でしょうが!
k ………では、白と茶と緑の来訪者の秋色の美食の町をどうぞ☆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「これは、爆弾のスイッチです」
「なんでそれが、ぬいぐるみなのよ」
 マントの言葉にリナがあきれた口調で突っ込むと
「趣味です」
 と、間髪入れずに答えるマントだった。
「おっほん――では、これで貴男は終わりです。
 あきらめてください」
 と、マントは淡々と彼にそう言った。

 そこに、――

「――なるほど……。あなた方が、わたしの商売を邪魔していた方々ですか」
 と、言う声がした。
 彼がいつの間に現れたのかは、気がつかなかった。
 銀色の髪の毛を長く伸ばしたその青年は、頬傷が目立つ美青年だった。
 だが、――その身から発せられる雰囲気はあまりにも異様だった。
 それは、魔族の者とは違うがそれとよくにた邪気に近い――唯一、リナはその青年から発せられる雰囲気になぜか近親感を感じた。
「な――なんとかしろ!! お、……お前が、お前がそそのかしたんだ。
 こうすれば、金を……金をたくさん手にすることができる。……そう言い出してわたしを惑わしたのは!!」
「お前は欲望が強くて治癒に役立ったよ。
 ちょっとばかり、手加減無く力を試してしまったんでね」
 そう言うと、青年は頬傷をかるく手でなぞる。
 そのとたん、傷口がすー、と治っていく。
「お前が……商人か」
 と、クウが言う。
「一体なんですか。あなたは、わたしの力をためるために行っている商売をいちいち邪魔して。
 あのまま、花が咲き続けていけば永遠に狂気を手にすることができたのに……。
 あのまま、セイルーンがあの男の手に入れば、各地で戦争が起きる。
 そうすれば、狂気や欲望に恨みに憎しみ憎悪に憤怒に悲しみそして絶望……。
 そして、その中でどうやっても起きる喜びに感謝に希望、安堵に楽しみそれらはその闇の中でこそ目映いばかりに輝く。
 感情が燃え上がりきらめくのだ。
 あの領主も喜びに欲望がたっぷりと手にすることができた」
「……あなたは、何者ですか」
 ゼロスが訪ねた。
 負の感情だけではなく生の感情を食すそれは、魔族でも親族でもない全く別のなにか。
「わたしは、――新たな世界を望む者だ」
 ゼロスの質問に、商人はそう答えた。
「ま、俺はあんたが新しく世界を創ろうが創れなかろうが別にどうでも良いんだけどな」
 と、クウが頭をかきながらそう言った。
「はっきり言って、俺はこの世界が滅びたとしても別にどうでもいいからな。存在した者が滅びるのは摂理のような者だ。
 それは虫だろうが犬でも人間でも――魔王でも神でもそして世界でも違わないからな」
 クウが淡々とそうつぶやいた。
「だけど、宝珠の力をもたせたままそれをやるのは、この世界の摂理にはんするんだ。
 それは、この世界に存在しない力でもあるからな」
 そして、
「世界を創りたいならお前だけでやれ」
 と、指さしてクウは言った。
 そこに、
「と、言うか世界を新しく創るのはあんたの勝手だけどまわりの迷惑を考えないのも、こっちとしては迷惑なのよ」
 と、言ったのはリナだった。
「あんな花が咲きっぱなしだったらそれこそとんでもないことだろうし、第一あれじゃ生き地獄よ。
 セイルーンが戦争なんて事になれば、セイルーン名物のソフトクリームもほかにもいろいろな国の名産品や特産品や名物料理が食べれなくなるし、魔族は……別にどうでも良いとして」
「良くありません!!」
 ゼロスが突っ込みを入れるがリナは無視して
「あたしは、あたしの理屈であんたが許せないわ」
 と、リナも商人に指を向けてそう言った。

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34973Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Qフィーナ 2009/12/25 12:09:01
記事番号34970へのコメント


こんにちはkouさん。
メリークリスマスです♪
>k メリー・クリスマス☆
> 本日は、嬉し楽しいクリスマス・イブです
>L そんでもって、二学期の終業式の日でもあるのよね。
>k 学校からは、成績表と宿題という嬉しくないクリスマス・プレゼントをいただきましたが……。
成績表はとにかく、宿題はあんまりほしくないプレゼントですね。
>「これは、爆弾のスイッチです」
>「なんでそれが、ぬいぐるみなのよ」
> マントの言葉にリナがあきれた口調で突っ込むと
>「趣味です」
> と、間髪入れずに答えるマントだった。
どういう趣味…深くは考えませんけど。
>「――なるほど……。あなた方が、わたしの商売を邪魔していた方々ですか」
> と、言う声がした。
> 彼がいつの間に現れたのかは、気がつかなかった。
> 銀色の髪の毛を長く伸ばしたその青年は、頬傷が目立つ美青年だった。
> だが、――その身から発せられる雰囲気はあまりにも異様だった。
> それは、魔族の者とは違うがそれとよくにた邪気に近い――唯一、リナはその青年から発せられる雰囲気になぜか近親感を感じた。
リナだけが気づいたということは、それに近しい存在とあったことがあるということでしょうか?
>「お前は欲望が強くて治癒に役立ったよ。
> ちょっとばかり、手加減無く力を試してしまったんでね」
> そう言うと、青年は頬傷をかるく手でなぞる。
> そのとたん、傷口がすー、と治っていく。
>「お前が……商人か」
> と、クウが言う。
>「一体なんですか。あなたは、わたしの力をためるために行っている商売をいちいち邪魔して。
> あのまま、花が咲き続けていけば永遠に狂気を手にすることができたのに……。
> あのまま、セイルーンがあの男の手に入れば、各地で戦争が起きる。
> そうすれば、狂気や欲望に恨みに憎しみ憎悪に憤怒に悲しみそして絶望……。
> そして、その中でどうやっても起きる喜びに感謝に希望、安堵に楽しみそれらはその闇の中でこそ目映いばかりに輝く。
魔族ともちがいますね。そういった感情食べたがる魔族なんて、自殺行為に近しいことというか。
>「わたしは、――新たな世界を望む者だ」
> ゼロスの質問に、商人はそう答えた。
>「ま、俺はあんたが新しく世界を創ろうが創れなかろうが別にどうでも良いんだけどな」
> と、クウが頭をかきながらそう言った。
>「はっきり言って、俺はこの世界が滅びたとしても別にどうでもいいからな。存在した者が滅びるのは摂理のような者だ。
> それは虫だろうが犬でも人間でも――魔王でも神でもそして世界でも違わないからな」
> クウが淡々とそうつぶやいた。
>「だけど、宝珠の力をもたせたままそれをやるのは、この世界の摂理にはんするんだ。
> それは、この世界に存在しない力でもあるからな」
この世界に存在してはいけない力でもありますから。
>「と、言うか世界を新しく創るのはあんたの勝手だけどまわりの迷惑を考えないのも、こっちとしては迷惑なのよ」
> と、言ったのはリナだった。
>「あんな花が咲きっぱなしだったらそれこそとんでもないことだろうし、第一あれじゃ生き地獄よ。
> セイルーンが戦争なんて事になれば、セイルーン名物のソフトクリームもほかにもいろいろな国の名産品や特産品や名物料理が食べれなくなるし、魔族は……別にどうでも良いとして」
>「良くありません!!」
> ゼロスが突っ込みを入れるがリナは無視して
魔族の望みは最終的に世界を滅ぼすことですから、リナがそういうのも無理ないと思います。
>「あたしは、あたしの理屈であんたが許せないわ」
> と、リナも商人に指を向けてそう言った。
いよいよ最終局面ですか。
結局のところ、あんなに出張っていた「ルーちゃん」の出番はやっぱり無い…げふげふっ!
いえいえっ!やっぱり真打ちは最後においしいところをかっさらうものですよねっ!?だから釘バッドを嬉々として振り回さな――

きらーん★

(お星様となりましたとさ)

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34974Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Qkou 2009/12/25 18:12:57
記事番号34973へのコメント

>こんにちはkouさん。
>メリークリスマスです♪
 こんばんは、フィーナさん。
>>k メリー・クリスマス☆
>>k 学校からは、成績表と宿題という嬉しくないクリスマス・プレゼントをいただきましたが……。
>成績表はとにかく、宿題はあんまりほしくないプレゼントですね。
 ま、量はそう多くないんですけれど……。
>>「これは、爆弾のスイッチです」
>>「なんでそれが、ぬいぐるみなのよ」
>> マントの言葉にリナがあきれた口調で突っ込むと
>>「趣味です」
>> と、間髪入れずに答えるマントだった。
>どういう趣味…深くは考えませんけど。
 マントはネーミングセンスはありますがデザインセンスは皆無です。
 何というか、幼児向けのデザインなんですが性能は残虐な品々が多いのでv
 ちなみに、クウが身につけているのは、クウがデザインしたのばかりです
>> 彼がいつの間に現れたのかは、気がつかなかった。
>> 銀色の髪の毛を長く伸ばしたその青年は、頬傷が目立つ美青年だった。
>> だが、――その身から発せられる雰囲気はあまりにも異様だった。
>> それは、魔族の者とは違うがそれとよくにた邪気に近い――唯一、リナはその青年から発せられる雰囲気になぜか近親感を感じた。
>リナだけが気づいたということは、それに近しい存在とあったことがあるということでしょうか?
 その通りです。ま、正確に言うなら会ったとは言わないかもしれませんが……。(意味深)
>>「お前が……商人か」
>> と、クウが言う。
>>「一体なんですか。あなたは、わたしの力をためるために行っている商売をいちいち邪魔して。
>> あのまま、花が咲き続けていけば永遠に狂気を手にすることができたのに……。
>> あのまま、セイルーンがあの男の手に入れば、各地で戦争が起きる。
>> そうすれば、狂気や欲望に恨みに憎しみ憎悪に憤怒に悲しみそして絶望……。
>> そして、その中でどうやっても起きる喜びに感謝に希望、安堵に楽しみそれらはその闇の中でこそ目映いばかりに輝く。
>魔族ともちがいますね。そういった感情食べたがる魔族なんて、自殺行為に近しいことというか。
 堕落した感情を食べる変わり者はいましたけれど……。(劇場版参照)
 あえて言うなら、商人は強く強力な感情を食べるんです。
>>「はっきり言って、俺はこの世界が滅びたとしても別にどうでもいいからな。存在した者が滅びるのは摂理のような者だ。
>> それは虫だろうが犬でも人間でも――魔王でも神でもそして世界でも違わないからな」
>> クウが淡々とそうつぶやいた。
>>「だけど、宝珠の力をもたせたままそれをやるのは、この世界の摂理にはんするんだ。
>> それは、この世界に存在しない力でもあるからな」
>この世界に存在してはいけない力でもありますから。
>>「と、言うか世界を新しく創るのはあんたの勝手だけどまわりの迷惑を考えないのも、こっちとしては迷惑なのよ」
>> と、言ったのはリナだった。
>>「あんな花が咲きっぱなしだったらそれこそとんでもないことだろうし、第一あれじゃ生き地獄よ。
>> セイルーンが戦争なんて事になれば、セイルーン名物のソフトクリームもほかにもいろいろな国の名産品や特産品や名物料理が食べれなくなるし、魔族は……別にどうでも良いとして」
>>「良くありません!!」
>> ゼロスが突っ込みを入れるがリナは無視して
>魔族の望みは最終的に世界を滅ぼすことですから、リナがそういうのも無理ないと思います。
 とはいえ、魔族にしてみれば酷いと言いそうですけれど……。
>>「あたしは、あたしの理屈であんたが許せないわ」
>> と、リナも商人に指を向けてそう言った。
>いよいよ最終局面ですか。
>結局のところ、あんなに出張っていた「ルーちゃん」の出番はやっぱり無い…げふげふっ!
 いえいえ、出会い編が終わり初めてようやっと本格的に動き始めた所です。
 まだ、書きたいネタがたっぷりありますから。
>いえいえっ!やっぱり真打ちは最後においしいところをかっさらうものですよねっ!?だから釘バッドを嬉々として振り回さな――
 そうなるから、まだ終わらないんです……。
 と、言うかフィーナさーん
>きらーん★
 ………
>(お星様となりましたとさ)
 あ……。……間際らしい描き方をしてすみませんでした。
 ……生きてることを願っておきます。
 以上、kouでした。

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34975白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Rkou 2009/12/27 22:50:23
記事番号34911へのコメント

「あなた方に、許可をもらうつもりなんてありませんよ」
 と、商人は言う。
「わたしは、あなた達と違ってあれの存在を正確に知り、そしてあれからの呪縛から逃れることができた存在。
 あなた方とは違うんですよ」
 そう言いながら、商人の姿がゆがみ始める。
「もっと、力を手にしてわたしはあれの永遠に望み続ける望みを叶えさせて、わたしがあれになる」
 そう言いながら、言う商人の顔が変わっていく。
「しかし、この顔は気に入りましたよ」
 と、その商人の顔は
「おれ?」
 間の抜けた声で自分を指さしながらガウリィは言った。
 銀髪のガウリィがリナ達の目の前にいた。
「しばらくは、この顔でいさせてもらうよ」
 にったりとガウリィの顔でしたとは思えないほど邪悪でなにかを企んでいるような笑みを浮かべた商人はかき消えるように消え去った。

 思いの外――悪事をたくさんやっていたらしいエレオードは、アメリアの名前で呼んだ衛兵によって牢へと連れて行かれた。
 町には、前のようなたくさんの料理人がそれぞれ腕を競い合いたくさんの料理が並ぶように戻った。
 リナ達はと言うと、しこたまそれを食べまくりある程度保存の利く料理を買って町を出た。
 そして、ゼロス達――魔族はと言うと
「二度と会いたくない!!」
 と、リナ達――と、言うよりもクウに向かって言って逃げるように去っていった。
「しっかし、『商人』は、本当に何者なのよ」
 と、リナがクウに訪ねると
「宝珠を手にした何かが変貌するのは珍しい事じゃ無いんだ。
 たしか、――どのくらい前だったが雪だるまの中に宝珠が入って宝珠の影響で雪だるまが意志をもったりした事もあったしな。
 元がなんなのかはわからないが……」
 ここで言葉を句切ると、ガウリィを見て
「しばらくの間、ガウリィの顔で動くつもりと言ってた所あいつは、顔を好きに変えることができるらしいな」
「おー、そうなのか」
『……』
 クウの言葉にあっけらかんと言ったガウリィの言葉に今度は全員がガウリィを見る。
「あの場にいて気づかないとは、……尊敬の念に値しますよ」
 と、マントがため息混じりに言うと
「いやぁ〜。そんなに、ほめられるとてれるぞ」
「いや……、ほめてないぞ」
 照れるガウリィに頭を抱えながらつかれた口調で言うゼルガディス。
「ま、ゼロスら魔族がいなくなって気分も良くなったし。
 もうしばらくは、会わないでしょうね」
 と、リナが雰囲気を変えるためにいったのだが
「それは、どうかな」
 と、クウが意味深な笑みでつぶやいたのが聞こえた。

 目の前が真っ暗になる。良く聞く人間の心理描写だが本当に絶望の淵に立たされれるとなるほど、目の前が真っ暗になる。と、ゼロスは実感した。
 鬼、悪魔、人でなし、鬼畜、外道。そんな言葉がいくらでも浮かんでくるような、まるであの方のような人間(推測)からとうとう自由になった将軍神官達は、良いわけを考えながらそれぞれの上司の下へと帰還した。
 そして、――ゼロスは貧乏くじを引いたのだった。
 すなわち、商人の調査と異世界から来たと言う謎の少年を調査。
 そして、商人の目的を撃破すること
 そのために、――また、――また――あの恐怖の代名詞のような鬼畜と外道と鬼と悪魔を集合させたような少年――クウと共に行動する羽目になったのだった。
 ゼロスは、夕日に向かって文句を言ったという噂があるが真偽は不明である。

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34984白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊kou 2010/1/1 17:06:42
記事番号34911へのコメント

k 謹賀新年 ハッピーニューイヤー! 
 2010年になりましたが、なったからと言って何かが突然変わるというわけではないようですね。
L 当たり前でしょうが! 昔は、三が日まではたいていのお店は休んでいたけれど、今じゃ新年早々開店しているのが普通の世の中だもの
k あと、お年玉の収入が期待できない。……あと、数年つーか二年ぐらいしたらもうもらえないんだろうな……。
L つーか、高校卒業の年齢になってまだもらっていたの?
k いとこの中でも最年長で一番年の離れたいとこは、小学校にも入学していないところを考えると、いとこにお年玉を払う羽目になりそうなのが不安です。あと、いとこにおばちゃんと呼ばれそうなのも
L 前半はともかく……後半で悩むのはなっとくね。
k ま、それはそれとして
L 白と茶と緑の来訪者シリーズ年が変わると同時に
k 新たに変化してスタート!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 漆黒の夜の中でオオカミが吠える。
 森は静まりかえる中で、ある一角でざわめきが聞こえる。
 ざわめきの場所を見てみれば、いかにも人相の悪そうなろくな人生送って無くて、ついでに女にももてなさそうな顔をした男達が集まっていた。
 彼らは、ここに居座る凶悪な盗賊である。
 そこに、――
「ファイヤー・ボール!!」
 ちゅどぉぉぉぉん
 力ある言葉と共に起きる爆音
 そして悲鳴
「―な―なんだ」
 悲鳴の混じった声に
「しれたこと!! あなた方を成敗しに来たんです!」
 と、言う声がした。
 声のする方をみると、その場所に生えている木の中で一番高い木の上で満月をバックにすくっと立つ一人の少女
 もちろん、アメリアである。
「だ―だれだてめぇ」
 と、言う男の言葉に側にいた男が
「ま、まさか」
 と、引きつった声をだした。
「しってんのか」
「まさか、あの千の盗賊の魂を食べるという魔道士によって造られた生物兵器――リナ=インバース!!」

 ずごろがしょしょん!! ごろごろずびべぇべぇぇぇ

 アメリアが落ちた音とは別に、アメリアが立っていた木の下で同じくらいいたそうな音が起きた。
 無論、音の主は今話題になったリナである。
「リナ=インバースはこっちよ!!
 つか、だれが生物兵器よ。盗賊の魂なんて食べるわけ無いでしょうが!
 そんなもの食べたら、腹こわすわよ」
 リナが青筋たてて怒り、
「と、言うかどういう噂を聞いているんでしょうか」
 と、ややあきれた様子で言うアメリア。
 ちなみに、アメリアの首と右腕は妙な方向に曲がっているがアメリアもリナも気にしている様子はない。
 むしろ、盗賊の方が心配していたりする。
「おにょれ、盗賊ごときがあたしのことを生物兵器呼ばわりするとは」
 と、リナは怒るとドラグスレイブの呪文を唱えはじめた。
 そして、今夜も夜の森に爆音が響き渡り悲鳴が飛び交う。
 静かな夜はもうない……。

「ったく、むかつくはね。こんな美少女を捕まえて生物兵器なんて……。
 人をキメラとか魔獣とかと勘違いしているんじゃないの。
 ――ま、お宝はましみたいね」
 と、言うリナのぶつくさとつぶやく声と
「いいですか! そもそも、多勢に無勢でむこの力なき者達から金銭を奪って生活なんて間違ってます!」
 と、言うアメリアの説教が聞こえる中に、
「いやぁ〜。相変わらずですねぇ」
 と、言う間延びした声が聞こえた。
 リナとアメリアが振り向くと、いつそこにいたのか。
 さっきまではたしかに誰もいなかったのだが、そこに一人の青年――否――魔族がいた。
 ゼロスである。
「ゼロス――なにしに来たの」
 お宝の物色をやめてリナが身構えながら聞くととたんに、ゼロスは
「聞いてくださいよぉぉぉ」
 と、リナに近づいて
「それが、今回のことを上に報告したら商人とクウさんについてしらべろと言うんですよ!!
 そのために、一緒に旅までしなくっちゃいけないんですよぉぉぉ
 やぁぁぁぁぁと、あの魔族をバカにしまくって弱点をついて扱うどんな罵声を言っても冷静に三倍にして返すくそ生意気なガキから逃げ出せれたと思ったら!
 僕が一体何してたと言うんですか!!
 そりゃ、僕も魔族ですから品性公正とか神に恥ずかしくない生き方とかはしてませんけれど……
 すくなくとも、自分の職務を全うしているんですよ。
 なのに、なのに〜〜〜〜」
 と、泣き出したゼロスをみてリナとアメリはほどほど困ったのだった。

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34995Re:白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊フィーナ 2010/1/4 20:33:12
記事番号34984へのコメント


こんばんは。kouさん。
あけましておめでとうございます。
> ざわめきの場所を見てみれば、いかにも人相の悪そうなろくな人生送って無くて、ついでに女にももてなさそうな顔をした男達が集まっていた。
> 彼らは、ここに居座る凶悪な盗賊である。
> そこに、――
>「ファイヤー・ボール!!」
> ちゅどぉぉぉぉん
> 力ある言葉と共に起きる爆音
> そして悲鳴
>「―な―なんだ」
> 悲鳴の混じった声に
>「しれたこと!! あなた方を成敗しに来たんです!」
ピンポイントにいわれても、盗賊からしたら「なんだこいつ?」としか思わないでしょうね。
>「まさか、あの千の盗賊の魂を食べるという魔道士によって造られた生物兵器――リナ=インバース!!」
すごい異名ですね。
生物兵器ときましたか。
> ずごろがしょしょん!! ごろごろずびべぇべぇぇぇ
> アメリアが落ちた音とは別に、アメリアが立っていた木の下で同じくらいいたそうな音が起きた。
> 無論、音の主は今話題になったリナである。
同情する余地は無いですけど、とうぞくたちに合掌。
> ちなみに、アメリアの首と右腕は妙な方向に曲がっているがアメリアもリナも気にしている様子はない。
> むしろ、盗賊の方が心配していたりする。
やっぱりいつものことだから。
>「おにょれ、盗賊ごときがあたしのことを生物兵器呼ばわりするとは」
> と、リナは怒るとドラグスレイブの呪文を唱えはじめた。
> そして、今夜も夜の森に爆音が響き渡り悲鳴が飛び交う。
> 静かな夜はもうない……。
もとから、リナがいる時点でないような……
>「いやぁ〜。相変わらずですねぇ」
> と、言う間延びした声が聞こえた。
アメリアは、とっさにメガホンでも出して身構えたんでしょうね。
> リナとアメリアが振り向くと、いつそこにいたのか。
> さっきまではたしかに誰もいなかったのだが、そこに一人の青年――否――魔族がいた。
> ゼロスである。
>「ゼロス――なにしに来たの」
> お宝の物色をやめてリナが身構えながら聞くととたんに、ゼロスは
>「聞いてくださいよぉぉぉ」
> と、リナに近づいて
ゼロス。
愚痴きいてもらいたくてうずうずしてた…わけないですよね。
それとも、やっぱり?
>「それが、今回のことを上に報告したら商人とクウさんについてしらべろと言うんですよ!!
> そのために、一緒に旅までしなくっちゃいけないんですよぉぉぉ
> やぁぁぁぁぁと、あの魔族をバカにしまくって弱点をついて扱うどんな罵声を言っても冷静に三倍にして返すくそ生意気なガキから逃げ出せれたと思ったら!
> 僕が一体何してたと言うんですか!!
> そりゃ、僕も魔族ですから品性公正とか神に恥ずかしくない生き方とかはしてませんけれど……
> すくなくとも、自分の職務を全うしているんですよ。
> なのに、なのに〜〜〜〜」
> と、泣き出したゼロスをみてリナとアメリはほどほど困ったのだった。
哀れゼロス。
今回もゼロスは不幸ですね。それでこそゼロス。

では、あらためまして。
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

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34996Re:白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊kou 2010/1/4 21:12:39
記事番号34995へのコメント

>こんばんは。kouさん。
>あけましておめでとうございます。
 こちらこそ、こんばんは。フィーナさん。
 あけましておめでとうございます。
>> そこに、――
>>「ファイヤー・ボール!!」
>> ちゅどぉぉぉぉん
>> 力ある言葉と共に起きる爆音
>> そして悲鳴
>>「―な―なんだ」
>> 悲鳴の混じった声に
>>「しれたこと!! あなた方を成敗しに来たんです!」
>ピンポイントにいわれても、盗賊からしたら「なんだこいつ?」としか思わないでしょうね。
 なんというか、寝言いってんじゃねえよ。嬢ちゃんと言う感じでしょうね。
>>「まさか、あの千の盗賊の魂を食べるという魔道士によって造られた生物兵器――リナ=インバース!!」
>すごい異名ですね。
>生物兵器ときましたか。
 あたしは、兵器扱いかとリナが文句言いそうですね
>> ずごろがしょしょん!! ごろごろずびべぇべぇぇぇ
>> アメリアが落ちた音とは別に、アメリアが立っていた木の下で同じくらいいたそうな音が起きた。
>> 無論、音の主は今話題になったリナである。
>同情する余地は無いですけど、とうぞくたちに合掌。
>> ちなみに、アメリアの首と右腕は妙な方向に曲がっているがアメリアもリナも気にしている様子はない。
>> むしろ、盗賊の方が心配していたりする。
>やっぱりいつものことだから。
>>「おにょれ、盗賊ごときがあたしのことを生物兵器呼ばわりするとは」
>> と、リナは怒るとドラグスレイブの呪文を唱えはじめた。
>> そして、今夜も夜の森に爆音が響き渡り悲鳴が飛び交う。
>> 静かな夜はもうない……。
>もとから、リナがいる時点でないような……
 それを、言ってはいけないと思う……
>>「いやぁ〜。相変わらずですねぇ」
>> と、言う間延びした声が聞こえた。
>アメリアは、とっさにメガホンでも出して身構えたんでしょうね。
 今のゼロスは、本当に生の賛歌で滅びたりして……
>> リナとアメリアが振り向くと、いつそこにいたのか。
>> さっきまではたしかに誰もいなかったのだが、そこに一人の青年――否――魔族がいた。
>> ゼロスである。
>>「ゼロス――なにしに来たの」
>> お宝の物色をやめてリナが身構えながら聞くととたんに、ゼロスは
>>「聞いてくださいよぉぉぉ」
>> と、リナに近づいて
>ゼロス。
>愚痴きいてもらいたくてうずうずしてた…わけないですよね。
>それとも、やっぱり?
 愚痴りたくこくてしょうがなくて、仕事でリナ達にあったから超ぢいや戸言う感じで
>>「それが、今回のことを上に報告したら商人とクウさんについてしらべろと言うんですよ!!
>> そのために、一緒に旅までしなくっちゃいけないんですよぉぉぉ
>> やぁぁぁぁぁと、あの魔族をバカにしまくって弱点をついて扱うどんな罵声を言っても冷静に三倍にして返すくそ生意気なガキから逃げ出せれたと思ったら!
>> 僕が一体何してたと言うんですか!!
>> そりゃ、僕も魔族ですから品性公正とか神に恥ずかしくない生き方とかはしてませんけれど……
>> すくなくとも、自分の職務を全うしているんですよ。
>> なのに、なのに〜〜〜〜」
>> と、泣き出したゼロスをみてリナとアメリはほどほど困ったのだった。
>哀れゼロス。
>今回もゼロスは不幸ですね。それでこそゼロス。
 それでこそですか……。
>では、あらためまして。
>新年明けましておめでとうございます。
 こちらこそ、あけましておめでとうございます。
>今年もよろしくお願いします。
 こちらこそ、よろしくお願いします。
 フィーナさんの作品も楽しみにしています。

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34997白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Akou 2010/1/4 21:36:18
記事番号34911へのコメント

「おはよー」
 のんきな口調で、二階からおりたガウリィはリナ達が座っている席へと座り
「いや〜。食事代全部クウが払ってくれているから好きなもんを金を気にすることなく、食えるからうれしいよなぁ」
「ガウリィ……もともと、あんたの食事代とかはぜっぶあたしが払っているんだけれど……」
 と、リナはガウリィに突っ込みを入れながら軽い朝食に注文したモーニングセットの卵サンドを食べながら言う。
「相変わらず、ヒモみたいな生活しているんですねぇ。ガウリィさん」
「なんだよ。まるでリナにしりにしかれているみたいに……。
 言わせてもらうがな、ゼロス。俺はただなにも考えていないだけだ」
 と、ガウリィが不満げにゼロスに言い
『いい加減に突っ込め〜!』
 と、その席に座っていたリナにゼロスにアメリアがとうとう答えられずにそうさけんだ。

「……ま、ガウリィに突っ込みを期待すること事態が失敗だったわ」
 と、リナは紅茶を飲みながらそうつぶやく。
「そうだぞ。俺に突っ込みを期待されても困るぞ」
「ガウリィさん……威張ってどうするんですか」
 と、アメリアがあきれた口調で言うと
「……なんでゼロスがここにいるんだ」
 と、降りてきたらしいゼルガディスが言い
「あ、やっと突っ込んでくれました」
 と、ゼロスが言った。
「かくかくしかじか――と、言う訳よ」
「だいたいは、わかったがそのお前の目的であるクウは、……やっぱりまだ寝ているのか?」
 と、ゼルガディスがあきれた口調で上を見る。
 旅をしていてしったのだがクウはかなりの低血圧である。
 どのくらい低血圧かというと、彼を起こすのは文字通り命がけである。
「ま、しばらくすれば………」
 と、言っていると
 のっそりと階段を下りてクウが現れた。

「ん〜」
「おはよ」
「ん〜」
 リナの言葉にうめき声を上げながら言う。
「モーニングセット全種類を十五人前づつ」
 と、寝ぼけ眼で注文をして
「ゼロス。お前の分は払わないからな」
 と、クウは冷淡に言った。
「……なんで僕がここにいるのか聞いたり驚かないんですか」
 と、ゼロスが問いかけると
「どうせ、魔族のお偉方が異世界から来たと言う俺と、各地に異変をまき散らす俺に興味をもったんだろ。
 調査のために、俺の旅に同行するんだろ」
「……あたりです」
 と、うめきながらゼロスは言う。
 ……つーか、俺らがルーちゃんさんからのつてでお前が旅に同行するように企んだんだし……。
 と、内心そう付け足したクウだったがその事は言わないクウだった。

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35006白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Bkou 2010/1/12 21:58:54
記事番号34911へのコメント

 ゼロスをしこたまからかったリナとクウのご一行が、食後のティータイムを楽しんでいた頃だった。
「ここに、昨夜までいなかった者が居ると聞いたのだが」
 と、警備兵が現れたのは、
「こいつです」
 と、リナは間髪入れずにゼロスを指さした。
「いつ、この町へ来た」
「昨夜ですけれど、この方達と前に旅をしていて近くの町で別れたんですけど、ここでまた同行することに」
 と、ゼロスは言う。
 たしかに嘘ではない。
 ゼロスにしてみれば、数年単位などそう昔ではないだろうし、近くの町で別れたのも一緒だ。
 ただし、この言い方はまるで少し野暮用があってしばらく別行動していたがここで再会する約束でもしていたように聞こえる。
「では、貴公らは」
 と、警備兵はこんどはリナやクウ達に聞く。
「旅をしていてね。
 ただの観光よ」
 と、リナがウインクをしながら答えると、警備兵は
「アンブロシア殿を知っているか」
 と、問いかけた。
「あんぶろしあ?」
 リナが聞き返すと
「たしか……この付近では有名な大商人です」
 と、アメリアが答える。
「知らないのか?」
「知識としては知っているが面識はないし興味もねえよ。
 第一、なにようだよ。『善良』な旅人にいちいち聞くのか?
 たしかに、この町に来てからみょうに警備兵が目立っていたけれどよ」
 と、クウが不愉快そうに尋ねた。
「それは、失礼した。
 この町で盗賊が出没してるのだ。アンブロシア殿の家宝が盗まれて現在調査中なのだ。
 賊が逃げるかもしれないので、この町からの出ることは現在からできなくなったから急ぎの旅なら申し訳ないが、しばるこの町に滞在することになるだろう」
 と、警備兵はそう言った。

「……迷惑だな」
 と、ゼルガディスはつぶやいた。
「たしかに、こっちは商人を調べるのに二、三日はここにいたかもしれないが、長期間ここにいると言うことになるかもしれないのは勘弁してほしいな」
 と、クウも困ったように言う。
「じゃ、探偵してみたらぁ?」
 と、レビがイチゴとオレンジのクリームサラダを口を汚しながら言った。
「探偵してみるって?」
 と、リナがいやそうな顔をした。
 探偵と聞いて忌々しい事件を思い出したのだ。
 事件そのものも魔道士教会の恥だったし、リナにしてみてもいらぬ恥をかいた事件だった。
 その事件であった魔道士が探偵を名乗っていたのだ。
「クウは昔、事件を探偵みたいに解決したんだよ」
 と、レビがきゃぴきゃぴと言いながらクウに顔を拭かれている。
 そのクウをみてどちらかというと幼い感じの妹かお嬢様かもしくは幼なじみの世話を焼いているとしか見えない。
「いいかげん、自分で顔をふけよ」
 と、クウはレビに言うと、
「ま、たしかに事件に首を突っ込むことになりそうだな」
 と、めんどくさそうに言った。 

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35016白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Ckou 2010/1/22 19:15:02
記事番号34911へのコメント

k よっしゃぁぁ。今日買ったドラゴンマガジンでようやっと……ようやっと……スレイヤーズせれくと4の発売情報が載っている!!
 二月に4で三月に5v
 遅かったよぉぉ。待ちわびたよぉぉ。
L うっわぁ。めちゃくちゃハイテンションね。
k 当たり前ですよ。あ、それとおめでとうございます。L様v
 スレイヤーズせれくと4の表紙に顔が写っていますよ。スレイヤーズ15巻では、スレイヤーズの題名で顔が見事に隠れてましたもんね。
L そうなのよ! ついに、このあたしが顔つきでどうどうとデビューv
 ま、部下Sと作者と一緒でしかもコピーナーガやディオル爺とかと同じサイズというのは、納得できないんだけれど……
k 主人公のリナとすぺしゃるの準主役が申し訳なさそうに描かれているのが好きだな。
 あと、L様がにこやかに作者を握りしめているところとか……
 と、今から一ヶ月後が楽しみで楽しみでしょうがないkouでした。
L では、銀色の月夜に飛ぶ亡霊をどうぞv
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「でもよ。探偵するにもまったく無関係の俺らが首突っ込めるわけはないだろ」
「それは、わかりませんよ」
 と、クウの言葉にゼロスは不敵に笑うと
「なにしろ、リナさんが一緒ですし。
 リナさんが一緒だといろんな事件が勝手にリナさんを巻き込むんですから」
「正確に言うなら、リナが事件を巻き起こすんじゃないのか」
 と、ゼロスの言葉にゼルガディスがそう言う。
「あ、言えてますね」
「そうだなぁ。リナの故郷でもしょっちゅうリナは事件を起こしていたしな」
 と、アメリアにガウリィがうなずく。
「あんたら……」
 あたしを何だと思っているのよ! と、リナが怒鳴ろうとしたところに
「おや、リナくんじゃないか」
 と、声をかけてきた者が居た。
 その聞き覚えのある声を聞いてリナは思わず飲みかけのパインジュースをこぼしそうになった。
「久しぶりだね」
 と、声をかけたのは金髪の美人だった。
 美人といっても目は細く鋭く知的美人といった感じだ。
 ただし、リナは知っている。その知的美人の見かけとは裏腹にどこぞの異世界の魔術師に関わったどたばた無能派遣警察並みの脳みその持ち主だと言うことを!!
「……どちら様でしたっけ?」
 と、リナが笑顔で言う。その笑顔は忘れているというよりも、あんたに関わりたくないという笑みであるが
「はっはっは!
 だめだなぁリナ君。助手たる物せめて記憶力はよくなくては」
 と、向こうには気づかれなかったらしい。
「……どうみても、関わりたくないと言う感じですよね」
「そう顔に書いてあるよな」
「え〜! ガウくん何言ってるの? リナちゃんちゃんと顔を洗ってあるよ。
 顔にはなにも書かれていないよ。それにレビが書いたのは髭だもん」
「レビ……お前、リナに落書きをしたのか」
「そうだよ〜。ゼルくんv アメちゃんにも書いたんだ」
「あたしはグルグルほっぺでした」
「すまん、レビには言っておく」
 と、後ろの方で喋る数名を無視しながらその女性は名乗る。
「エイプリルだよ。エイプリル。
 セルリアン・シティの魔道士で通称紫色の脳細胞と言う異名を持つ探偵さ」
「そりゃ、脳みそ腐っているという意味だろ」
 と、クウがつぶやいたがどうやら聞こえなかったらしい。
 ……どうやら腐っているのは耳もみたいだなとクウは見当をつけた。
 少なくとも、このエイプリルという女性は耳と目はすでに腐っている。
 とはいえ、脳細胞が本当に腐っているかまではまだわからないが……。
「丁度良い。今、この町で起きている盗賊を捕まえる協力をこの町の魔道士教会から頼まれたんだ。
 リナ君、君がここにいたのはなにかの必然だとわたしは考えている」
「あたしは、不幸な出来事と考えているわ」
 と、リナは真顔で言う。
「はっはっは。リナ君は冗談が好きだね」
「いや、限りなく本気だし。
 つーか、あんたのでせいで忌々しい物を着る羽目になったし」
「何を言うんだリナ君。あれはあれで似合っていたと思うよ」
「それ以上言うと殺す」
 と、リナがフォークをエイプリルの首元に突きつけた。
「……ま、どうやら事件に関わることになったみたいですね」
 と、マントがつぶやいた。

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35018Re:白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Cフィーナ 2010/1/23 22:02:09
記事番号35016へのコメント

こんばんは。ずいぶん久しぶりなような気がします。
>k よっしゃぁぁ。今日買ったドラゴンマガジンでようやっと……ようやっと……スレイヤーズせれくと4の発売情報が載っている!!
内容は確か、ガウリイ(というかリナ父)ゼル、そしてアメリアの外伝と。
ナーガという奇怪な生き物のはなしと、ファン待望の特大暴露本の出血大サービス!
> 二月に4で三月に5v
でも5は今までの流れからすると、先延ばしになりそう(汗)
予定は未定といいますし。編集さんたちファイトです。
>k 主人公のリナとすぺしゃるの準主役が申し訳なさそうに描かれているのが好きだな。
> あと、L様がにこやかに作者を握りしめているところとか……
やっぱしリナたちも、この方あいてだと分が悪いですよ。
>「そうだなぁ。リナの故郷でもしょっちゅうリナは事件を起こしていたしな」
破壊活動を重点的にでしょうか?
そのへんいかがでしょうかガウリイさん…はマトモな答えがいえないだろうから。
リナさん…も命の危険を感じたので……いいです。
> ただし、リナは知っている。その知的美人の見かけとは裏腹にどこぞの異世界の魔術師に関わったどたばた無能派遣警察並みの脳みその持ち主だと言うことを!!
神っぽいものとかキーガとか桃缶とか忘れて…
思い出せないはず。まあ、知らないほうが幸せなことでしょうけど。
>「……どちら様でしたっけ?」
> と、リナが笑顔で言う。その笑顔は忘れているというよりも、あんたに関わりたくないという笑みであるが
リナと関わったほとんどの人に、あてはまる言葉だと思います。
>「丁度良い。今、この町で起きている盗賊を捕まえる協力をこの町の魔道士教会から頼まれたんだ。
エイプリルにそんなこと依頼する人なんて、過去の所業から考えると…
> リナ君、君がここにいたのはなにかの必然だとわたしは考えている」
>「あたしは、不幸な出来事と考えているわ」
> と、リナは真顔で言う。
トラブルメーカーの面目躍如ですね。リナさん。
>「はっはっは。リナ君は冗談が好きだね」
>「いや、限りなく本気だし。
> つーか、あんたのでせいで忌々しい物を着る羽目になったし」
>「何を言うんだリナ君。あれはあれで似合っていたと思うよ」
林家パー○のようなどぎついピンクになってなければそれなりに。
先生(?)犯人が分かりましたっ!(笑)とりあえず保留にしておきます。

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35020Re:白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Ckou 2010/1/24 10:56:14
記事番号35018へのコメント

>こんばんは。ずいぶん久しぶりなような気がします。
 おはようございます。フィーナさん。
>>k よっしゃぁぁ。今日買ったドラゴンマガジンでようやっと……ようやっと……スレイヤーズせれくと4の発売情報が載っている!!
>内容は確か、ガウリイ(というかリナ父)ゼル、そしてアメリアの外伝と。
>ナーガという奇怪な生き物のはなしと、ファン待望の特大暴露本の出血大サービス!
 ナーガは奇妙な生き物ですか(苦笑)
 ま、否定はしませんけれど……
>> 二月に4で三月に5v
>でも5は今までの流れからすると、先延ばしになりそう(汗)
 そうなったら泣きたくなりますね。
>予定は未定といいますし。編集さんたちファイトです。
 がんばれ! がんばれ! と、言うエールに先延ばしになったらどうなるか思っているんだろうな! と、言う脅しを込めたいですね。
>>k 主人公のリナとすぺしゃるの準主役が申し訳なさそうに描かれているのが好きだな。
>> あと、L様がにこやかに作者を握りしめているところとか……
>やっぱしリナたちも、この方あいてだと分が悪いですよ。
 なにしろ、無敵キャラすぎてでれないんですからね。
>>「そうだなぁ。リナの故郷でもしょっちゅうリナは事件を起こしていたしな」
>破壊活動を重点的にでしょうか?
 ま、あそこはそうそう大騒動にならなかっただろうな。姉ちゃんがいるし
>そのへんいかがでしょうかガウリイさん…はマトモな答えがいえないだろうから。
>リナさん…も命の危険を感じたので……いいです。
>> ただし、リナは知っている。その知的美人の見かけとは裏腹にどこぞの異世界の魔術師に関わったどたばた無能派遣警察並みの脳みその持ち主だと言うことを!!
>神っぽいものとかキーガとか桃缶とか忘れて…
>思い出せないはず。まあ、知らないほうが幸せなことでしょうけど。
 物のたとえみたいな物です。あとで、派遣警察って何? と、リナは自分に問いかけます。
>>「……どちら様でしたっけ?」
>> と、リナが笑顔で言う。その笑顔は忘れているというよりも、あんたに関わりたくないという笑みであるが
>リナと関わったほとんどの人に、あてはまる言葉だと思います。
>>「丁度良い。今、この町で起きている盗賊を捕まえる協力をこの町の魔道士教会から頼まれたんだ。
>エイプリルにそんなこと依頼する人なんて、過去の所業から考えると…
>> リナ君、君がここにいたのはなにかの必然だとわたしは考えている」
>>「あたしは、不幸な出来事と考えているわ」
>> と、リナは真顔で言う。
>トラブルメーカーの面目躍如ですね。リナさん。
>>「はっはっは。リナ君は冗談が好きだね」
>>「いや、限りなく本気だし。
>> つーか、あんたのでせいで忌々しい物を着る羽目になったし」
>>「何を言うんだリナ君。あれはあれで似合っていたと思うよ」
>林家パー○のようなどぎついピンクになってなければそれなりに。
 フリルがなければなおさらに
>先生(?)犯人が分かりましたっ!(笑)とりあえず保留にしておきます。
 ま、普通に考えれば犯人はそう考えるけれど証拠はゼロですよ。今のところ!! 状況証拠はこれで十分だけど……
 以上、kouでした。

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35021白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Dkou 2010/1/25 19:55:23
記事番号34911へのコメント

「あの……リナさん」
 と、アメリアが手を挙げた。
「その、エイプリルさんってどなたですか」
「ああ、……説明するわ」
 と、リナは心底いやそうな顔で
「こいつは、エイプリル。セルリアン・シティであった『自称』探偵でね。
 その町で起きた称号の服盗難事件で少しね……」
「あの事件は、わたしの活躍で解決したのだよ」
 いつあんたが活躍したんだ。と、リナは思った。あんたがやったことは、精々あたしに必要のない恥をかかせて町に多少の被害を与えて、最後にあたしを怒らせて魔道士協会の応接室を崩壊させた程度だろうが!!
 ………無論、後半はリナにも責任があるのだが……。
「あの事件は、負傷者が大量に出た事件だった」
 ただし、無関係のだろうが!! と、リナは内心突っ込みを入れたいがなにしろ直接被害を出したのは自分なのだ。余計な事は突っ込めない。
「その時の、事件の話を叔父の知り合いに話したら是非ともこの事件を解決してくれと頼まれたんだよ」
 ……詐欺だなぁ………と、リナはなんとなくそう思った。

「これは、これはエイプリルさん。この方々は」
「助手です」
 誰がだ!! と、リナは内心そう突っ込む。だが、この事件が解決されないと村から出れない。
 それは、こちらも困る。かといってエイプリルが事件を解く可能性なんぞ、それこそ四番目の魔王が復活する方が早い!!
 なら、とっとと事件を解決するために事件に首を突っ込むしかない!!
 リナは断腸の思いで
「はじめまして、リナと申します」
 と、にっこりと笑みを浮かべた。
「……リナ。顔……怖いぞ」
 と、ガウリィが耳打ちした。
「リナ君、その他諸々の方々。
 この方が、被害者のノチエル=アンブロシアさんだ。
 地主だった彼の叔父から受け継いだ土地が鉱脈だったんでね。それを元手に、商売を始めたのさ」
「なんの鉱脈なんですか」
 と、クウが聞くと
「はい。宝石の鉱脈ですよ。
 いや、まさかもらった土地から宝石が出るなんて驚きましたよ……。それまでは、精々その日食べていくのに困らない程度の日々を暮らしていければ良かったんですけれど……。
 気がついたら、なんというか……あっはっはっは」
 と、照れ笑いをしながらノチエルさんが言う。
 見た目は、二十代後半の若い青年で気の弱そうな印象が強い。
 とはいえ、あぶく銭を元手にとはいえ商売をしていてそこそこ成功しているのだ。気の弱そうな外見通りの性格とは限らない。
「それで、何が盗まれたんですか」
 と、リナは質問した。

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35026白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Ekou 2010/1/30 22:08:24
記事番号34911へのコメント

 リナは正直言うと、ノチエルさんを疑っていた。
 なにしろ、こいつに任せたら絶対に事件は解決しない。と、断言できる探偵を雇ったのだ。まず、あやしい。
 だが、このノチエルと言う男性は、どうもそう言う雰囲気が見えない。ま、大商人と呼ばれている人間を見た目通りと判断するわけには行かないが……。
「あ、えっと知り合いの骨董商から買った物です。その骨董商がお金に困っていてそのお金を調達するのにま、別にほしい訳じゃ無かったんですけれど本当に困っていたので。
 大きさは、手のひらサイズで陶器製の人形でした」
 と、照れ笑いをしながら言う。
「はぁ。あ、あと、下世話な質問だと思いますけれど調査のために一応お聞きしますけれど、どのくらいの価値があるんでしょうか」
 と、アメリアが尋ねる。下世話な質問意外なんでもないが、
「えっと値段が……金貨三十枚しました」
「金貨三十枚ね……」
 と、リナが眉をひそめて言った。
 周りを見ると、そう効果ではないが金貨三十枚以上の値段の品も大量にある。
 丁度の趣味は良く、のんきなイメージがありどちらかというと飾られている野の花とかそう言うのが目立ち、金持ちの家と言うよりも年金暮らしの老人というイメージだ。
 だが、魔道士のリナやゼルガディスに王族のアメリアに魔族のゼロスにどういう訳か金が大量にあるクウ(ガウリィはリナのヒモなので除外)にしてみれば、そう大金ではないが普通の人から見たら金貨三十枚もあれば一ヶ月は楽に暮らせる。
 だが、金貨三十枚以上の価値のある物は大量にあるわけだし……
 と、リナは考えていた。

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35029Re:白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Eセス 2010/2/6 21:35:22
記事番号35026へのコメント

こんばんは、kouさん。
> リナは正直言うと、ノチエルさんを疑っていた。
> なにしろ、こいつに任せたら絶対に事件は解決しない。と、断言できる探偵を雇ったのだ。まず、あやしい。
ひどいけどその通りですね(笑
> だが、魔道士のリナやゼルガディスに王族のアメリアに魔族のゼロスにどういう訳か金が大量にあるクウ(ガウリィはリナのヒモなので除外)にしてみれば、そう大金ではないが普通の人から見たら金貨三十枚もあれば一ヶ月は楽に暮らせる。
> だが、金貨三十枚以上の価値のある物は大量にあるわけだし……
> と、リナは考えていた。
ふと思ったのですが、ガウリイってリナに会うまでどうやって人として生きてきたんでしょう、あの記憶力で自分が今持っている金額とか覚えることができたんだろうか・・・?

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35031Re:白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Ekou 2010/2/6 21:57:33
記事番号35029へのコメント

>こんばんは、kouさん。
 こんばんは、セスさん。
>> リナは正直言うと、ノチエルさんを疑っていた。
>> なにしろ、こいつに任せたら絶対に事件は解決しない。と、断言できる探偵を雇ったのだ。まず、あやしい。
>ひどいけどその通りですね(笑
 なにしろ、腐った脳細胞の持ち主ですし……。
 ついでに言うと、そう言う人がいましたし
>> だが、魔道士のリナやゼルガディスに王族のアメリアに魔族のゼロスにどういう訳か金が大量にあるクウ(ガウリィはリナのヒモなので除外)にしてみれば、そう大金ではないが普通の人から見たら金貨三十枚もあれば一ヶ月は楽に暮らせる。
>> だが、金貨三十枚以上の価値のある物は大量にあるわけだし……
>> と、リナは考えていた。
>ふと思ったのですが、ガウリイってリナに会うまでどうやって人として生きてきたんでしょう、あの記憶力で自分が今持っている金額とか覚えることができたんだろうか・・・?
 ん〜。どうでしょう。
 そういや、運動とかでもしばらく使っていないと鈍ると言いますから、リナと一緒に行動して自分でお金を計算しなくなってさらにボケた。とか?
 もしくは、あの人柄からか多少なら向こうがおまけしてくれたり、なんだかんだと知り合いが払ってくれたとか?
 確かに、どうやったのかわかりませんね。

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35032白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Fkou 2010/2/7 11:48:34
記事番号34911へのコメント

「――で、リナ君達はどうおもうかね」
 と、エイプリルはパイプをふかせながら格好だけは、探偵のようにリナ達に尋ねると
「そうだな。気になるのは、どうして人形だけを狙ったと言うことだな。
 なにしろ、ここには金貨三十枚以上の物が安く見積もってもあるからな。第一、それが金貨三十枚の価値が必ず有るとは限らないしな」
 と、ゼルガディスが言うと
「だめだぁぁぁ」
 と、突如エイプリルは悲鳴を上げた。
『!?』
 突如野悲鳴にリナ以外は全員驚く。
「だめだよ。………えーっと、レゼガディス君」
「ゼルガディスだ」
 間違えて名前を言うエイプリルにゼルガディスは半眼でうめく。
「探偵の助手という物は、とんちんかんなことを言うものだ。そう言う鋭いことを言ってはいけないんだ。
 不用心にあやしい奴を尾行して、ぎゃくにとらえられたりしてなにかを拾ってそれが事件解決の重要な証拠だったりして驚いたりというのが、助手の役目なのだよ」
「こいつの言うことは無視して良いから」
 と、リナはそう冷たく言った。
「で、その人形の絵姿とか、買った骨董商の場所とかを教えてくれませんか。商品として買ったのなら多少記録に残っているでしょう」
「あ、は、はい。ちょっと舞ってください」
 と、リナに言われて慌ててその書類を取りに行くノチエルさんを見ながら、彼の人柄についても調べてみようとリナは考えていた。

 骨董商の場所を教えてもらい、向かう途中
「で、リナ」
 と、クウがリナに耳打ちをする。
「エイプリルという奴はどういうやつだ」
「ま、犯人じゃないことは間違いないわね。けど、どさくさに紛れて刑務所にでも放り込んでおけば、世のため人のためになるでしょうね」
「……それについては、同感だが」
 と、クウは薄情にうなずいて
「どういう人柄かなんて言うのは聞いていないんだ。こいつが、真相にたどり着く可能性があるかどうかだ」
「魔王がボランティア活動を始めるよりも可能性が低いわね。と、言うか無い」
 と、リナはきっぱりと言い切る。
「そうか。なら、ノチエルさんがあやしいと言うことになるけれど、どうもあいつは人が無意味によい感じでそう言う雰囲気がないんだよな」
「でも、人を見かけで判断するものじゃないわよ」
 と、リナが言うと
「言っておくがな。俺はお前らよりも数百倍は生きているんだからな」
 と、クウが半眼でうめいた。
「可能性としては、その人形がどうしても必要だった。というわけで、その人形じゃ無いといけなかったという可能性だ。
 たとえば、そうだな。昔、何処の世界で聞いた話だったかは忘れたが、とある像が破壊されるという事件があった。それは、連続して起きていて同じ型の同じ日に作られた像だった。
 実は、その日ある宝石店に入った泥棒が宝石を隠すために、その一ダースある像が生乾きの中に入れたんだ。で、その宝石を手に入れるために、ばらばらになった像を破壊していった。と、言う話だ」
「要するに、人形に隠された価値があるかもしれないと言うこと?」
「あくまで可能性だよ」
 リナの質問にクウはそう言って
「ま、あの姉ちゃんが気づいているとは思えないけれどな」
 と、言い
「同感ね」
 と、リナも深々とうなずいた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
k えっと、聞いたらわかる人もいるでしょうしかなり有名なので今更なのですが、クウが言っているのは皆様もご存じのミステリー小説の金字塔と言ってもよい小説。シャーロックホームズの小説です。
 えっと、うろ覚えなので大まかなあらすじですら適当です。
 題名も忘れましたが、……。なので、もしも興味があったら呼んでも良いですがかなりネタバレでもあります。
 すみません。

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35042Re:白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Fガルス 2010/2/18 01:23:36
記事番号35032へのコメント

どもお久しぶりです。
ガルスです。
最近別サイトで読み逃げしまくってましたが、ふと、この小説を思い出してレスってみました。
では今回もノリで突き走ってみたいと思います。

>「――で、リナ君達はどうおもうかね」
> と、エイプリルはパイプをふかせながら格好だけは、探偵のようにリナ達に尋ねると
>「そうだな。気になるのは、どうして人形だけを狙ったと言うことだな。
> なにしろ、ここには金貨三十枚以上の物が安く見積もってもあるからな。第一、それが金貨三十枚の価値が必ず有るとは限らないしな」
> と、ゼルガディスが言うと
>「だめだぁぁぁ」
>『!?』

What's happen!?(何が起きた!?)

>「だめだよ。………えーっと、レゼガディス君」
>「ゼルガディスだ」
これは新鮮な間違いだww

>「探偵の助手という物は、とんちんかんなことを言うものだ。そう言う鋭いことを言ってはいけないんだ。
> 不用心にあやしい奴を尾行して、ぎゃくにとらえられたりしてなにかを拾ってそれが事件解決の重要な証拠だったりして驚いたりというのが、助手の役目なのだよ」

あなたのことです。
・・・ということはこの人は自分は探偵の助手だと暗に主張しているのか?

>「あ、は、はい。ちょっと舞ってください」
舞って→待っての間違い?

>「エイプリルという奴はどういうやつだ」
>「ま、犯人じゃないことは間違いないわね。けど、どさくさに紛れて刑務所にでも放り込んでおけば、世のため人のためになるでしょうね」
>「……それについては、同感だが」

そもそもなんで探偵になったのかという件について。

>「どういう人柄かなんて言うのは聞いていないんだ。こいつが、真相にたどり着く可能性があるかどうかだ」
>「魔王がボランティア活動を始めるよりも可能性が低いわね。と、言うか無い」

魔王がボランティア活動・・・それなんて不可能シチュ

>「そうか。なら、ノチエルさんがあやしいと言うことになるけれど、どうもあいつは人が無意味によい感じでそう言う雰囲気がないんだよな」
>「でも、人を見かけで判断するものじゃないわよ」
ごもっとも。
>「言っておくがな。俺はお前らよりも数百倍は生きているんだからな」
じゃ、あんた何歳?
クウ「忘れた」
をいをいww

>「可能性としては、その人形がどうしても必要だった。というわけで、その人形じゃ無いといけなかったという可能性だ。

ほほう。なんかダーク・クリスタルを思い出しますね。

> たとえば、そうだな。昔、何処の世界で聞いた話だったかは忘れたが、とある像が破壊されるという事件があった。それは、連続して起きていて同じ型の同じ日に作られた像だった。
> 実は、その日ある宝石店に入った泥棒が宝石を隠すために、その一ダースある像が生乾きの中に入れたんだ。で、その宝石を手に入れるために、ばらばらになった像を破壊していった。と、言う話だ」

確かにこういう話ありましたね〜。自分も題名ど忘れしましたが。

>「要するに、人形に隠された価値があるかもしれないと言うこと?」
>「あくまで可能性だよ」
>「ま、あの姉ちゃんが気づいているとは思えないけれどな」
>「同感ね」
むしろエイプリルの思考能力がナーガ以上に欠如してる件について。

今回も2chモード全開・・・と言うほどではありませんが、
ノリで書きなぐってみました。いかがでしょうか?
いろいろ小説見ましたが、やはり最高b
特に神官将軍たちがパシられるシーンは、思わず顔がほころんでしまいました。
しかし・・・ようやく出現した謎の商人ですが、どっかで見たことあるような
・・・・?
あ、たしかフ○ーチュン○エストの謎の商人そっくりだww
災厄を振りまく商品をばらまくという意味ではそっくりww
興味がおありなら一度調べてみては?確かスニーカー文庫か電撃文庫だったはず。(富士見ファンタジアではないのでご注意を)
それではこのへんで失礼します。
次回を楽しみにお待ちしております^^

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35043Re:白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Fkou 2010/2/18 10:54:19
記事番号35042へのコメント

>どもお久しぶりです。
>ガルスです。
 お久しぶりです。ガルスさん。kouです。
>最近別サイトで読み逃げしまくってましたが、ふと、この小説を思い出してレスってみました。
>では今回もノリで突き走ってみたいと思います。
>>「――で、リナ君達はどうおもうかね」
>> と、エイプリルはパイプをふかせながら格好だけは、探偵のようにリナ達に尋ねると
>>「そうだな。気になるのは、どうして人形だけを狙ったと言うことだな。
>> なにしろ、ここには金貨三十枚以上の物が安く見積もってもあるからな。第一、それが金貨三十枚の価値が必ず有るとは限らないしな」
>> と、ゼルガディスが言うと
>>「だめだぁぁぁ」
>>『!?』
>
>What's happen!?(何が起きた!?)
 突如としてのだめだしにおどろきますよね。
>>「だめだよ。………えーっと、レゼガディス君」
>>「ゼルガディスだ」
>これは新鮮な間違いだww
 語感は似ていると思いますが……
>>「探偵の助手という物は、とんちんかんなことを言うものだ。そう言う鋭いことを言ってはいけないんだ。
>> 不用心にあやしい奴を尾行して、ぎゃくにとらえられたりしてなにかを拾ってそれが事件解決の重要な証拠だったりして驚いたりというのが、助手の役目なのだよ」
>
>あなたのことです。
>・・・ということはこの人は自分は探偵の助手だと暗に主張しているのか?
 いえいえ、自覚がないんです。
>>「あ、は、はい。ちょっと舞ってください」
>舞って→待っての間違い?
 あ、……間違えていた。すみません。
>>「エイプリルという奴はどういうやつだ」
>>「ま、犯人じゃないことは間違いないわね。けど、どさくさに紛れて刑務所にでも放り込んでおけば、世のため人のためになるでしょうね」
>>「……それについては、同感だが」
>
>そもそもなんで探偵になったのかという件について。
 探偵というのは、あくまで自称で誰かが探偵と呼んでいるわけではないのです
>>「どういう人柄かなんて言うのは聞いていないんだ。こいつが、真相にたどり着く可能性があるかどうかだ」
>>「魔王がボランティア活動を始めるよりも可能性が低いわね。と、言うか無い」
>
>魔王がボランティア活動・・・それなんて不可能シチュ
 つまり、その喰らい不可能という意味です。
>>「そうか。なら、ノチエルさんがあやしいと言うことになるけれど、どうもあいつは人が無意味によい感じでそう言う雰囲気がないんだよな」
>>「でも、人を見かけで判断するものじゃないわよ」
>ごもっとも。
>>「言っておくがな。俺はお前らよりも数百倍は生きているんだからな」
>じゃ、あんた何歳?
>クウ「忘れた」
>をいをいww
 覚えられないほど、長い年月です。
>>「可能性としては、その人形がどうしても必要だった。というわけで、その人形じゃ無いといけなかったという可能性だ。
>
>ほほう。なんかダーク・クリスタルを思い出しますね。
 ……ああ、スレイヤーズすぺしゃる(漫画版)の
>> たとえば、そうだな。昔、何処の世界で聞いた話だったかは忘れたが、とある像が破壊されるという事件があった。それは、連続して起きていて同じ型の同じ日に作られた像だった。
>> 実は、その日ある宝石店に入った泥棒が宝石を隠すために、その一ダースある像が生乾きの中に入れたんだ。で、その宝石を手に入れるために、ばらばらになった像を破壊していった。と、言う話だ」
>
>確かにこういう話ありましたね〜。自分も題名ど忘れしましたが。
>
>>「要するに、人形に隠された価値があるかもしれないと言うこと?」
>>「あくまで可能性だよ」
>>「ま、あの姉ちゃんが気づいているとは思えないけれどな」
>>「同感ね」
>むしろエイプリルの思考能力がナーガ以上に欠如してる件について。
 ナーガはあれでもちゃんとした教育は受けていると思いますし……
>今回も2chモード全開・・・と言うほどではありませんが、
>ノリで書きなぐってみました。いかがでしょうか?
>いろいろ小説見ましたが、やはり最高b
>特に神官将軍たちがパシられるシーンは、思わず顔がほころんでしまいました。
>しかし・・・ようやく出現した謎の商人ですが、どっかで見たことあるような
>・・・・?
>あ、たしかフ○ーチュン○エストの謎の商人そっくりだww
>災厄を振りまく商品をばらまくという意味ではそっくりww
>興味がおありなら一度調べてみては?確かスニーカー文庫か電撃文庫だったはず。(富士見ファンタジアではないのでご注意を)
 はい、実はそれを見て思いついたんです。
 一度、なんか気に入ってモデルみたいにしてみたので……。
>それではこのへんで失礼します。
>次回を楽しみにお待ちしております^^
 ありがとうございます。以上、kouでした。

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35046白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Gkou 2010/2/19 20:40:32
記事番号34911へのコメント

 人形を売ったお店へと言ってその人形の写し絵を見せてもらう。
 写し絵には、金髪の青い瞳の陶器製らしい人形だった。髪の毛などは糸でできているようで瞳はガラスでできていて、写し絵ながら見事な品だとリナは思った。
「ほぉ」
 と、クウもおどろいた口調で
「これなら、金貨三十枚は妥当な値段だな」
 と、言った。
 そして、
「これを何処で手にしましたか」
「え、えっと」
 と、クウに尋ねられてそのお店の店主……ムーテス=スカイフィッシュは一瞬言いよどんだ。
「?」
 リナが疑問に思うが……
「ほ、ほら、少し前にデーモン大量発生事件があったでしょ」
「ああ」
 ゼルがうなずき
「突然始まって突然終わったあの事件だな」
「ええ、始まったのと同じように突然終わって、こちらもおどろきましたよ。
 あの頃は、わたしは旅ながらの商売をしていまして……。行商というやつでしょうかね。デーモンに襲われてたりと、命を捨てかけましたよ。
 ま、あの後なんとかこうやってお店を持つことができたんですけれどね」
 と、ムーテスさんはそう言った。
「……それで?」
 リナがどことなく機嫌悪そうに尋ねた。
「ああ、その時流れた物でして……由来とかはまったく」
 と、言う言葉にクウは嘘だなとわかった。
 生まれてから、安心する場所という場所を手にするまで五年という年月がかかった。その間に、人の心を多少なりとも読むことができる用になった。
 それは、長い年月を生きることによってさらに強くなっていた。
 とはいえ、その人が動揺しているとか、おどろいているとかを機微にわかるもので、何を考えているかを完璧に理解することはできない。
 極めればできるかもしれないが……つかれそうだと言う理由でしていない。
 一瞬だけ、目が泳ぎ脈が激しくなった。
 嘘をついている証拠である。
 とはいえ、……この精巧な作品なら……
「わかりました。お手数をおかけしてありがとうございました」
 と、クウがいい立ち去った。

 エイプリルには情報収集も助手の仕事ですから名探偵は、その紫色の脳細胞をじっくりと冷やしておいてくださいといって部屋へと置いてきた。
 わかりやすく言えば、邪魔なので部屋に置いていったと言うべきだが……。
「と、まぁそう言う事件があったのよ」
 と、リナはエイプリルと出会ったときの事件を簡単に説明した。(自分の称号服の色とかその時町を破壊したとかはうまくごまかして……)
「……なんというか、めいたんていはめいたんていかもしれんが……迷探偵だろ」
 と、ゼルガディスがあきれた口調で言った。

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35058白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Hkou 2010/2/27 21:44:17
記事番号34911へのコメント

k スレイヤーズせれくと4を手に入れました。L様ことLぴょん(ネタバレ)見事表紙デビューおめでとうございます。
L Lぴょんゆーな。L様とおよび!
k なんだかんだと、ちゃっかり出ている者が今したね。
L まったくよね。部下Sのと作者の分際で
k ……あの、kouはジョンのこと言ったんですけれど……。何気なく,L様のコック帽子のばっちで……
L えっそれ!?
k つーか、クッキンアイドルってNHK教○テレビで放送中の対象年齢小学低学年向けの番組だし……(ぼそり)
 つか、今日日、その年齢でスレイヤーズを知っている人がどれほどいるのやら……
L じゃかまし! 
 どぎゅしゃぁぁぁ
L 高校卒業までのこり後数日という年なのにそんなネタを知っているkouは、さておいて……さて、亡霊編どうぞv
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「そんなの、今更言われてもねー」
 と、リナはため息をつきながら言う。
「クウは、どう思う」
「今、マントに検索させているだけれどな」
 と、クウはマントを指さしていい
「あれほどの品なら、多少なりとも記録があるはずなんだ。マントなら、その記録を見つけ出すことができるはずだ。
 ……と、いってもインターネットも通信システムもないこの世界じゃけっこう難しいかもしれないが……」
 と、後半リナ達にはわからない言葉をつぶやくが、異世界の言葉なのだろう。
「……ま、よくわからない言葉は無視して……」
 と、リナが言うと
「リナ。それじゃ、俺だぞ」
 と、ガウリィに言われ
「どじゃかましぃ」
 と、リナのコンスクリューアッパーがガウリィのあごにクリーンヒットした。
「とにかく、あの人形はすでに調べているとして……あのムーテスさんについても調べてみましょ。
 あと、ドロボウについても」
 と、リナがそう締めくくり
「なら、すぐ行きましょう」
 と、アメリアが力一杯宣言し
「ま、がんばってくださいね」
 と、ゼロスが言う。
「ゼロスさんは手伝わないんですか」
「ボクは、命令でクウさんを見張っているんです。
 お手伝いまではしません」
 と、ゼロスがきっぱりと言い切る。
「……魔族はひねくれた丸投げ無責任……と」
 と、クウはメモ用紙にそう書く。
 ……嫌味な奴だ……と、ゼルガディスがあきれた眼差しでそう思った。
「でも、少し待って」
 と、リナがアメリアに待ったをかけた。
「何故です!!」
 と、アメリアが尋ねると
「ちょうど、お昼ご飯時だからここでご飯を……」
 と、近くの飯屋を指さしてリナはそう言った。

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35062Re:白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Hセス 2010/3/9 22:39:09
記事番号35058へのコメント

こんばんは、お久しぶりです。

>「……ま、よくわからない言葉は無視して……」
> と、リナが言うと
>「リナ。それじゃ、俺だぞ」
> と、ガウリィに言われ
>「どじゃかましぃ」
> と、リナのコンスクリューアッパーがガウリィのあごにクリーンヒットした。
まあ、よりによってガウリイに突っ込まれたリナの気持ちは分からんでもない・・・(笑)
>「とにかく、あの人形はすでに調べているとして……あのムーテスさんについても調べてみましょ。
> あと、ドロボウについても」
> と、リナがそう締めくくり
>「なら、すぐ行きましょう」
> と、アメリアが力一杯宣言し
>「ま、がんばってくださいね」
> と、ゼロスが言う。
>「ゼロスさんは手伝わないんですか」
>「ボクは、命令でクウさんを見張っているんです。
> お手伝いまではしません」
> と、ゼロスがきっぱりと言い切る。
見上げたお役所根性(笑
>「……魔族はひねくれた丸投げ無責任……と」
> と、クウはメモ用紙にそう書く。
> ……嫌味な奴だ……と、ゼルガディスがあきれた眼差しでそう思った。
>「でも、少し待って」
> と、リナがアメリアに待ったをかけた。
>「何故です!!」
> と、アメリアが尋ねると
>「ちょうど、お昼ご飯時だからここでご飯を……」
> と、近くの飯屋を指さしてリナはそう言った。
昼飯優先かいっ(笑

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35063Re:白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Hkou 2010/3/10 20:58:18
記事番号35062へのコメント


>こんばんは、お久しぶりです。
 こんばんは、お久しぶりです。セスさん。
>>「……ま、よくわからない言葉は無視して……」
>> と、リナが言うと
>>「リナ。それじゃ、俺だぞ」
>> と、ガウリィに言われ
>>「どじゃかましぃ」
>> と、リナのコンスクリューアッパーがガウリィのあごにクリーンヒットした。
>まあ、よりによってガウリイに突っ込まれたリナの気持ちは分からんでもない・・・(笑)
 とはいえ、考えることを放棄したのはガウリィと同じ行動で……
>>「なら、すぐ行きましょう」
>> と、アメリアが力一杯宣言し
>>「ま、がんばってくださいね」
>> と、ゼロスが言う。
>>「ゼロスさんは手伝わないんですか」
>>「ボクは、命令でクウさんを見張っているんです。
>> お手伝いまではしません」
>> と、ゼロスがきっぱりと言い切る。
>見上げたお役所根性(笑
 どうも、ゼロスはクウを嫌っている様子なのです。
>>「……魔族はひねくれた丸投げ無責任……と」
>> と、クウはメモ用紙にそう書く。
 じつは、これをあとでルーちゃんに伝える根性のひねくれたクウです。(ゼロス 死亡フラグ立っている)
>> ……嫌味な奴だ……と、ゼルガディスがあきれた眼差しでそう思った。
>>「でも、少し待って」
>> と、リナがアメリアに待ったをかけた。
>>「何故です!!」
>> と、アメリアが尋ねると
>>「ちょうど、お昼ご飯時だからここでご飯を……」
>> と、近くの飯屋を指さしてリナはそう言った。
>昼飯優先かいっ(笑
 だって、リナだもん。
 リナらしいと言えば、リナらしいと思いませんか?
 以上、kouでした。

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35064白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Ikou 2010/3/10 21:23:20
記事番号34911へのコメント

k あ〜、急がし、急がし
L いそがしいの?
k 当然ですよ。三月ですよ。三月!! 寮への引っ越しの準備とか有るし、父親も引っ越すかもしれないし、ゲームソフトが発売されるしと、とにかくイベントが目白押しなんですよ。
L 最後の分は、いつでもいいんじゃないの?
k 発売されてすぐほしいじゃないですか!!
 それに、スレイヤーズせれくと5がついに発売されるのも三月だし、狂乱家○日記壱参巻も発売されるし!! 漫画版も発売されるし
L それも、今度買えば
k 今すぐほしいの!
L 子供じゃないんだから……
k だから、なかなか顔出しができても書き込みは難しくなっていく……。
L でも、高校生て卒業がめちゃくちゃ早いからけっこう、時間有るんじゃないの
k だから、その間にやらなきゃいけないことが目白押しなんですよ。
 と、まぁ、近状報告はここらへんで、銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Iをどうぞ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「まったく、リナさん達ってば、まったく成長してません!!」
 と、アメリアは怒りながら町を歩いていた。
「ま、変わっていないとも言えるかもしれんな」
 と、ゼルガディスは苦笑混じりに言う。
「でも、町を騒がすドロボウの捜査をお昼ご飯の後なんて!!」
「どんな、状況でも自分のペースでいられると言うことだろう」
 と、アメリアをなだめながらもゼルガディスもあきれているのだが……。
「しかし、あのムーテスという男……どうも、かたぎの人間とはおもえんな」
「そうなんですか?」
 ゼルガディスの言葉にアメリアは怪訝な顔をした。
「ああ、何というか身のこなしが戦える者の目だった。それに、……どうも見覚えがあるような気がするんだが……」
 どこで、あったか……
 と、言おうとしたとき
『!!』
 ぞくりとする殺気!! いや、殺気だけではない。
 言いようのない冷たい邪気と殺気を混ぜ合わせた何かが二人の背に走った。
 そして、――――

 丁度その頃、
「ったく。なによ。腹が減っては戦はできぬと言うじゃないの」
 と、リナはぶつぶつとつぶやきながら、か二クリームカレーを食べる。甘めクリームコロッケに辛いカレーが意外と合う。
 はふりと、一口食べて
「それにさ。何というか、あのムーテスって言う男。あの、男ってどうも気に入らないのよねー」
「そんな理由で、適当なのか?」
 ガウリィのあきれた声に
「別にそんなんじゃないわよ。ノチエルさんは、いい人そうだし困っているみたいだしさ。それに、なんとかしないと町から出れないみたいだし」
 と、リナは肩をすくめて
「で、あの人形のことでマント何かわかった?」
「そうですね」
 と、マントはすこし含むような言い方で
「あの人形は、あるちょっとした観光地で売られていた限定品の品です。
 そして、それぞれ違う品々というので値段は高かったはずです」
「そう。それで」
 リナがこくしとシーチキンサラダを飲み込んでうなずく。
「それを、買ったのは―――って、ああ!! クウ!! シミが!! カレーのシミがついたじゃないですか!!」
「男が細かいことを気にするな」
 と、いいながらカレーうどんを食べるクウ。
「カレーのシミって落ちにくいんですよ!! 第一、私は男じゃありませんよ。……そりゃ、女でもありませんけれど……」
 と、マントが叫ぶ。
 端から見ていると、奇妙な集団にしか見えない光景だった。

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35085白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Jkou 2010/4/16 19:01:26
記事番号34911へのコメント

k お久しぶりです。ようやっと、ようやっとインターネットに接続できたkouです!!
L そういや、専門学校に入学する際に寮に引っ越したんだっけ?
k はい。寮とはいえ独り暮らしをしてすでに二週間が過ぎてようやっと書けるようになりました。
 その、二週間の間に……
L 太った?
k いえ、その逆
L え!
k ま、基本としておかわりできないからなぁ
L あんたは、高校を卒業して成長期が終わってもまだおかわりしていたのか!
k 何を言いますか!! 成長期が終わりかけているリナにどうみても、成長期の終わったガウリィなんかモーニングセットを五人前食べたりするんですよ。
L あいつら、……腹に寄生虫でも飼っているんじゃ……
k とにかく、久方ぶりの銀色の月夜に飛ぶ亡霊を
L お楽しみください
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「そんなことしていて、良いんですか? リナさん、ガウリィさん」
 と、声をかけられ振り返るとゼロスが居た。
「あ、ゼロス。そういや、居たっけ」
「おお、ゼロス。いつから居たんだ」
 存在を軽くリナからは忘れられかけ、ガウリィからは完璧に存在を忘れられていたことに軽く傷つくゼロスだったが、気を取り直し
「アメリアさんとゼルガディスさん。どうやら、ピンチですよ」
「何ですって」
 と、リナが席を立ち
「どうして、そんなことを教えるの」
 と、ゼロスをにらみつけるように訪ねる。
「……ま、言わなくても良いんですけれど……」
 と、ゼロスは理由を言う。
「仲間を傷つけられていると聞いて焦ったり怒ったりする感情を食べようと思いましてv
 後から知って、後悔するのも良いんですが間に合おうが間に合わなくてもその感情が食べれる可能性が大きいですから」
 と、良い
「ガウリィ。こいつ、切っておいて」
「ここ、店だぞ」
 リナの言葉にガウリィは言うが手は剣にかけてある。
 一発触発の雰囲気に、周りがざわめき出す。
「あー、俺が何とかするから」
 と、クウが言い
「……そっちのほうが、嫌がらせになりそうね」
 と、リナが言って飛び出る。
 クウは、再度カレーうどんを食べながら
「ずいぶん、疲れて居るみたいだな」
 と、言うと
「誰のせいだと思っているんですか? 一々、人を精神的にいたぶって」
「人じゃないだろ」
 と、クウは言うと注文しておいたアイス&シャーベットを受け取り食べ始める。
「ああ言えばこう言う。そもそも、貴方を監視しろという命令だって変なんですよ」
 と、ゼロスが言うと
「ま、そのうち命令の意味がわかるって」
 と、クウはなにか含むように言った。

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35088Re:白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 J手品師 2010/4/19 20:56:12
記事番号35085へのコメント

初めましてkouさん。
僕は手品師と申します。

>「そんなことしていて、良いんですか? リナさん、ガウリィさん」
> と、声をかけられ振り返るとゼロスが居た。
>「あ、ゼロス。そういや、居たっけ」
>「おお、ゼロス。いつから居たんだ」
> 存在を軽くリナからは忘れられかけ、ガウリィからは完璧に存在を忘れられていたことに軽く傷つくゼロスだったが、気を取り直し

ガウリィさんなら素の状態でやってしまいそうな行動ですね。
リナさんは少しめんどくさかったから忘れかけていたのかもしれません。

>「アメリアさんとゼルガディスさん。どうやら、ピンチですよ」
>「何ですって」
> と、リナが席を立ち
>「どうして、そんなことを教えるの」
> と、ゼロスをにらみつけるように訪ねる。
>「……ま、言わなくても良いんですけれど……」

地味に非情だけどゼロスらしいです。

> と、ゼロスは理由を言う。
>「仲間を傷つけられていると聞いて焦ったり怒ったりする感情を食べようと思いましてv

わー、悪趣味ー(元々魔族に趣味云々があるのかは別として)

> 後から知って、後悔するのも良いんですが間に合おうが間に合わなくてもその感情が食べれる可能性が大きいですから」
> と、良い
>「ガウリィ。こいつ、切っておいて」

kouさん、漢字変換ミスしていますよ。
良い× 言い○
切って× 斬って○
まぁ、変換ミスは誰でもありますからね。

>「ここ、店だぞ」
> リナの言葉にガウリィは言うが手は剣にかけてある。

ガウリィさん、言動と行動が違います。

> 一発触発の雰囲気に、周りがざわめき出す。

そりゃざわめくでしょう

>「あー、俺が何とかするから」
> と、クウが言い
>「……そっちのほうが、嫌がらせになりそうね」
> と、リナが言って飛び出る。
> クウは、再度カレーうどんを食べながら
>「ずいぶん、疲れて居るみたいだな」
> と、言うと
>「誰のせいだと思っているんですか? 一々、人を精神的にいたぶって」
>「人じゃないだろ」
> と、クウは言うと注文しておいたアイス&シャーベットを受け取り食べ始める。
>「ああ言えばこう言う。そもそも、貴方を監視しろという命令だって変なんですよ」
> と、ゼロスが言うと
>「ま、そのうち命令の意味がわかるって」
> と、クウはなにか含むように言った。

ほう、どんな意味なんでしょうか…



短いコメントですみません。
以上手品師でした

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35089Re:白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Jkou 2010/4/21 08:12:29
記事番号35088へのコメント

>初めましてkouさん。
>僕は手品師と申します。
初めまして、手品師さん。kouです。

>>「あ、ゼロス。そういや、居たっけ」
>>「おお、ゼロス。いつから居たんだ」
>> 存在を軽くリナからは忘れられかけ、ガウリィからは完璧に存在を忘れられていたことに軽く傷つくゼロスだったが、気を取り直し
>
>ガウリィさんなら素の状態でやってしまいそうな行動ですね。
 ガウリィだからな…。
>リナさんは少しめんどくさかったから忘れかけていたのかもしれません。
 リナは、嫌がらせ半分面倒半分で忘れていました。
>>「どうして、そんなことを教えるの」
>> と、ゼロスをにらみつけるように訪ねる。
>>「……ま、言わなくても良いんですけれど……」
>
>地味に非情だけどゼロスらしいです。
 …地味にって……
>> と、ゼロスは理由を言う。
>>「仲間を傷つけられていると聞いて焦ったり怒ったりする感情を食べようと思いましてv
>
>わー、悪趣味ー(元々魔族に趣味云々があるのかは別として)
 だって、魔族だからv
>> 後から知って、後悔するのも良いんですが間に合おうが間に合わなくてもその感情が食べれる可能性が大きいですから」
>> と、良い
>>「ガウリィ。こいつ、切っておいて」
>
>kouさん、漢字変換ミスしていますよ。
>良い× 言い○
>切って× 斬って○
>まぁ、変換ミスは誰でもありますからね。
 すみません、どうも変換ミスが多いkouです
>>「ここ、店だぞ」
>> リナの言葉にガウリィは言うが手は剣にかけてある。
>
>ガウリィさん、言動と行動が違います。
 さすがに、腹が立っているんでしょう
>> 一発触発の雰囲気に、周りがざわめき出す。
>
>そりゃざわめくでしょう
 ゼロスは、一見すると普通の神官ですからね
>>「ま、そのうち命令の意味がわかるって」
>> と、クウはなにか含むように言った。
>
>ほう、どんな意味なんでしょうか…
 それは、まだ秘密です。
>
>短いコメントですみません。
 いえいえ、そんなことありません
>以上手品師でした
手品師さん。レス、ありがとうございました。

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35099白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Kkou 2010/4/29 16:31:38
記事番号34911へのコメント

「貴様、純魔族だな」
 と、ゼルガディスが剣を抜いて言う。
「そうだ。そうだ。俺はジャラックオン。ジャラックオン」
 と、カボチャ頭のそれは不敵な笑みを浮かべながらくどいしゃべり方をする。
「なんで、俺たちをねらう」
「死んでいく奴ら。そんなおまえらに答える必要なんて無い。無い」
 と、ジャラックオンはそう言うと彼の周りに炎がいくつか現れる。
 燃え上がる炎が現れるが、二人はとっさによける。
「やるねぇ」
 と、ジャラックオンが笑みを浮かべるが
「ラ=ティルト」
 アメリアが小さく唱えていた呪文が発動して青白い光が現れる。
「!!――っち」
 とっさによける。
「こりゃ、楽じゃない。じゃないな」
 と、その声に焦りが見えた。
「とはいえ、助けは来ない。こない」
 と、不敵な笑みを言う。
「結界か」
 と、ゼルガディスが魔力を込めた剣を構えて言う。
「その通り。人間には、ここはこれない」
 ジャラックオンはそう言ってにったりと笑みを浮かべた

「とはいえ、あの方。結界を張っていましたからね。
 タリスマンを持っていたリナさんなら、あのお方の呪文を使っては入れたでしょうけれど」
 と、ゼロスは椅子に座って笑みを浮かべて
「今のリナさんでは無理ですね」
「……ああ、そういや言ってなかったな」
 クウが食べ終えて会計をしながら言う。
「タリスマンのもっとすごいやつをリナに上げたぞ。俺」
 どっげし
 机に頭をぶつけるゼロス。その結果、テーブルが二つに割れる。
「な、なんてことをしたんですか!!」
 と、ゼロスが詰め寄ると
「店の物を壊したのはお前だろうが!!
 俺は弁償しないぞ」
「いや、それは僕が直しますから……って、そっちじゃないですし!!」
「あっ、のり突っ込み」
 びしりと突っ込むゼロスに買ってもらったあめ玉をなめながらつぶやくレビ。
「いったいどう言う物をあげたんですか!!」
「ん〜〜〜〜〜〜。お前がリナにだまし取られたやつの十倍の効果は軽ーくあるな」
 そう言い終えて、料金を払い終えてクウはゼロスを見ると、
 そこには真っ白に燃え尽きているゼロスが居た。
「リナちゃん。大喜びだね」
「だな」
 レビの言葉にこくりとうなずくクウだった。

 そして、そのころ――
「ラグナ・ブレード」
 リナの力ある言葉によって真っ二つに空間が斬られリナとガウリィがゼルガディスとアメリアの元に駆けつけたのだった。

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35115白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Lkou 2010/5/17 19:26:19
記事番号34911へのコメント

k そろそろ、銀色の月夜に飛ぶ亡霊が終わろうとしています。
L で、続き考えているの?
k はい。きちんと、L様の……もとい、ルーちゃんの出番があります。
L ……いや、もうすでに正体バレバレだし
k 何でだ。何で、ばれたんだ。
L なんでもなにも、……。
k とりあえず、ミステリー小説を書くのはあきらめようと思います。
L あっそ。そんなことより、銀色の月夜に飛ぶ亡霊始まりです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「さてと、――」
 ぺこぺこと、テーブルを破壊したことを店の人に謝るゼロスをしばし観察していたクウは立ち上がると歩き出す。
 しばらく歩くと裏道へと移動するクウ。
 それを、追いかける一人のローブ姿の人物が居た。
 その人物は、裏道へと行ききょろきょろとクウを探す。そこに、
「人捜しか?」
 と、クウは声をかける。
 びくりと、肩をふるわせる男に
「落ち着きな。ローゼンバードさん」
 と、クウはそう言った。

「――ば、バカな――、そんなバカな」
 と、声を上げるそれに
「残念だったな」
 と、一気に後ろに回っていたガウリィがそう言うと同時に斬る捨てる。
 油断し動揺していたジャラックオンはその一撃を防ぐこともできずに切り捨てられる。
 そこに、
『ラ=ティルト』
 アメリアとゼルガディスの力ある言葉が重なり青い火柱がジャッラクオンを滅ぼしたのだった。
「助かりました。リナさん」
 魔族が滅びたのを確認すると、アメリアはリナに礼を言う。
「ま、無事で良かったわ」
 と、言うリナの言葉に
「ところで、ゼロスとクウの奴らはどうしたんだ」
「クウは、ご飯。ゼロスはどうせおもしろおかしく見物しているか……」
 と、ゼルガディスの言葉にリナは忌々しげに言っていたかと思うと
「クウにからかわれているかのどっちかね」
 と、笑みを浮かべて言うと、
「ひどいじゃないですか〜。リナさん」
 と、地の底を這うような暗い響きを込めてゼロスが現れる。
「あら、どうしたの? ゼロス。ずいぶん元気なさそうだけれど」
 と、リナは機嫌良く訪ねると
 ゼロスは肩を落として
「どうやら、本当のようですね。リナさんがタリスマンの代用になる品を手に入れた。というのは」
「まぁね」
 と、リナはうなずく。
「クウからもらったの。あげないわよ」
「そんな、リナさんじゃないですから」
 リナの言葉にゼロスはそう言うと
「――悪夢の王のひと欠よ――」
「すいません。リナさん。ごめんなさい」
 ラグナ・ブレードの詠唱を始めたリナに思わず謝り倒すゼロス。
「と、言うかクウさん。どうして、そんな物を持っていたんですか?
 で、それは何でできているんですか?」
「ん〜。レビの友達にもらったって言っていたんだけれど……。ルーちゃんていうらしいわよ。
 で、材料は――」
 リナの説明を聞き終えるとゼロスはばたんと音を立てて倒れたのだった。

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35120Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 Mkou 2010/5/27 07:51:48
記事番号34911へのコメント

「よぉ。なんで、ゼロスが居ないんだ。てっきり居ると思ったんだが……」
 しばらく遅れてやってきたクウが言うとおり、ゼロスはどこぞへと消えていた。と、いうか疲れすぎてアストラルサイドに引きこもったのかもしれないが…………。
「別に良いじゃないの。ゼロスなんて、それより…………クウ。あんた、そいつだれ?」
 と、リナはクウの後ろにいる男性を指さした。
 今にも死にそうなほどやせ細り、それでいて瞳だけはぎらぎらと輝く夜叉の顔。銀髪が不気味に輝いていた。
「ああ、紹介しよう。泥棒だ」
「…………」
 しばしの沈黙があたりを支配して、
『なにぃぃぃ』
 リナ達の絶叫が響き渡った。

「では、――――事件の真相を言わしてもらいます」
 と、クウは朗々とそう宣言した。
 その場にいるのは衛兵に衛兵を束ねる隊長さん。そして、ムーテスとノチエルである。
「あ、あの〜」
 もううぃわけなさそうに、ノチエルが手を上げ
「エイプリルさんはどこへ」
「彼は、別の大事件がありこの事件を僕たちに任せて向かいました」
 と、クウは大嘘を言う。
 実際の所、リナの眠りの呪文でぐっすりと寝ているエイプリルを簀巻きにして、適当な裏路地に転がしているのだが…………。
(まぁ、あれは居なくても良いけれど)
 と、リナは別段気にせずにクウの謎解きを聞く。
 はっきり言って、エイプリルよりもクウの方が探偵に向いているだろう。
(まぁ、エイプリルよりも探偵に向いていないやつなんてガウリィやナーガ程度だろうけれど…………)
 と、リナは思いながらクウの言葉を待つ。
「この事件で、盗まれた品はすべてムーテスさんあなたが売ったことのある品でした。
 とはいえ、何度が人手に渡って偶然この街に流れた者ばかりですけれど…………。ですが、あなたの店からは一つとして盗まれた品はありません。
 そして、あなたの店だけが盗難に遭っていないんです」
「と、言うことは!」
 衛兵の隊長が声を上げた。
「ムーテスが犯人なのか!」
 その言葉に一斉に衛兵達はムーテスを見るがクウは首を振る。
「いえ、盗難をしていたのはムーテスさんではありません。まぁ、彼が元凶だというのは正解ですが」
「…………どう言う意味だ」
 こめかみをひくつかせていうムーテスにクウは
「あなたは、数年前――デーモン大量発生事件までは流れの魔道士をしていましたね」
「それが、どうしたのだ。そりゃ、たしかに流れの魔道士をしていたさ。
 だが、数年前のデーモン大量発生事件で俺は限界を感じて商人になったんだ。
 別に俺が商人になったのが関係有るのか」
「商人に転職してすぐにあなたは大量の物資を手にしていて売り買いをしています。
 マジックアイテムなら元から持っていたと思えますが…………、それらはマジックアイテムではなかった品ばかりです。マジックアイテムの店をした方が、魔道士だった経歴も生かしてよい商売だったと思いませんか」
「たしかにねー」
 と、リナはうなずいた。
「まぁ、腕とか魔力とか知識とかも影響が出るけれどととえば、護符の宝石を自分で作って売るとかそういうのも結構いいお来ず買い稼ぎにはなるものね」
「そう。そして、ノチエルさんがあなたからかった人形。それは、ある街でしか売られていない珍しい品で、一品一品手作りの品です。
 ですが、それが売られたのはちょうど、デーモン大量発生事件が始まる直後、あなたが護衛していた家族が娘にへと買った品でした」
 ひっく
 思いっきり顔色を変えたムーテスをリナは静かにみて有る可能性に気づいた。
「まぁ、ここからは俺の想像なんですが」
 クウはどこか遠くを眺めるように
「デーモン大量発生事件に巻き込まれて、護衛達は戦った。けれど、あのデーモンの量は以上だったと俺は聞いています」
 リナは黙る。だが、かわりに
「はい。たくさんの人々が襲われました。始まったのと同じぐらい突然にデーモン達は姿を消しましたけれど…………。
 また、地方では純魔族まで出たと…………」
 当たり前だ…………。と、リナは思った。
 そして、気づく。あの、夜叉のような男の瞳を自分は知ってる。
 あの時、あの人物の目とそっくりなのだ。
 そう――あいつと―――

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35121Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 ではなく 銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Mフィーナ 2010/5/27 16:34:37
記事番号35120へのコメント

こんにちはkouさん。
そんなこんなのタイトルミスをこんなふうに訂正してみました。
>「別に良いじゃないの。ゼロスなんて、それより…………クウ。あんた、そいつだれ?」
> と、リナはクウの後ろにいる男性を指さした。
> 今にも死にそうなほどやせ細り、それでいて瞳だけはぎらぎらと輝く夜叉の顔。銀髪が不気味に輝いていた。
>「ああ、紹介しよう。泥棒だ」
>「…………」
> しばしの沈黙があたりを支配して、
>『なにぃぃぃ』
> リナ達の絶叫が響き渡った。
犯人は意外な形で、でてくるもんですね。
>「エイプリルさんはどこへ」
>「彼は、別の大事件がありこの事件を僕たちに任せて向かいました」
> と、クウは大嘘を言う。
エイプリルは……ああみえても女……
> 実際の所、リナの眠りの呪文でぐっすりと寝ているエイプリルを簀巻きにして、適当な裏路地に転がしているのだが…………。
>(まぁ、あれは居なくても良いけれど)
> と、リナは別段気にせずにクウの謎解きを聞く。
> はっきり言って、エイプリルよりもクウの方が探偵に向いているだろう。
ポーカーフェイスですからね。
>(まぁ、エイプリルよりも探偵に向いていないやつなんてガウリィやナーガ程度だろうけれど…………)
ガウリイの野生の勘なら探偵は無理そうだけど、警察犬には向いてるかも。
ナーガも情報網広いから、手綱を握って操ればまんがいち不都合が生じた際の捨て石には最適(外道)
>「ムーテスが犯人なのか!」
> その言葉に一斉に衛兵達はムーテスを見るがクウは首を振る。
>「いえ、盗難をしていたのはムーテスさんではありません。まぁ、彼が元凶だというのは正解ですが」
>「…………どう言う意味だ」
> こめかみをひくつかせていうムーテスにクウは
>「あなたは、数年前――デーモン大量発生事件までは流れの魔道士をしていましたね」
>「それが、どうしたのだ。そりゃ、たしかに流れの魔道士をしていたさ。
> だが、数年前のデーモン大量発生事件で俺は限界を感じて商人になったんだ。
> 別に俺が商人になったのが関係有るのか」
>「商人に転職してすぐにあなたは大量の物資を手にしていて売り買いをしています。
> マジックアイテムなら元から持っていたと思えますが…………、それらはマジックアイテムではなかった品ばかりです。マジックアイテムの店をした方が、魔道士だった経歴も生かしてよい商売だったと思いませんか」
>「たしかにねー」
> と、リナはうなずいた。
>「まぁ、腕とか魔力とか知識とかも影響が出るけれどととえば、護符の宝石を自分で作って売るとかそういうのも結構いいお来ず買い稼ぎにはなるものね」
そうしてみると、宝石の護符を作る技量が高いリナは、本当に優秀な魔道士なんですね。
盗賊から奪った傷物の宝石を、こづかい稼ぎで生成しなおしてるんですから。
>「そう。そして、ノチエルさんがあなたからかった人形。それは、ある街でしか売られていない珍しい品で、一品一品手作りの品です。
> ですが、それが売られたのはちょうど、デーモン大量発生事件が始まる直後、あなたが護衛していた家族が娘にへと買った品でした」
> ひっく
> 思いっきり顔色を変えたムーテスをリナは静かにみて有る可能性に気づいた。
デーモンに殺された家族の荷物をあさって、売りさばいたんでしょうかね?
> そして、気づく。あの、夜叉のような男の瞳を自分は知ってる。
> あの時、あの人物の目とそっくりなのだ。
> そう――あいつと―――
ルークですか?
そうすると、この男の正体は?
銀髪の男の正体と動機が憎悪から来るものなのか。ただ奪われたものを取り返したい一身のことなのか。続きを楽しみにしています。

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35122Re:白と茶と緑の来訪者と秋色の美食の町 ではなく 銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Mkou 2010/5/28 17:05:39
記事番号35121へのコメント

>こんにちはkouさん。
 こんにちは、フィーナさん
>そんなこんなのタイトルミスをこんなふうに訂正してみました。
 ふわ!! 本当だ!! すみません、気づきませんでした。
>>「ああ、紹介しよう。泥棒だ」
>>「…………」
>> しばしの沈黙があたりを支配して、
>>『なにぃぃぃ』
>> リナ達の絶叫が響き渡った。
>犯人は意外な形で、でてくるもんですね。
 意外すぎるという説がありますけれどね…………。
>>「エイプリルさんはどこへ」
>>「彼は、別の大事件がありこの事件を僕たちに任せて向かいました」
>> と、クウは大嘘を言う。
>エイプリルは……ああみえても女……
 あ! 口調だけだから忘れてた。
>> 実際の所、リナの眠りの呪文でぐっすりと寝ているエイプリルを簀巻きにして、適当な裏路地に転がしているのだが…………。
>>(まぁ、あれは居なくても良いけれど)
>> と、リナは別段気にせずにクウの謎解きを聞く。
>> はっきり言って、エイプリルよりもクウの方が探偵に向いているだろう。
>ポーカーフェイスですからね。
 ついでに、人生経験も人の数百倍は豊富ですから
>>(まぁ、エイプリルよりも探偵に向いていないやつなんてガウリィやナーガ程度だろうけれど…………)
>ガウリイの野生の勘なら探偵は無理そうだけど、警察犬には向いてるかも。
>ナーガも情報網広いから、手綱を握って操ればまんがいち不都合が生じた際の捨て石には最適(外道)
 そう考えてみると、二人は助手には向いているかもしれませんけれど、探偵には向かないぞ。
>>「商人に転職してすぐにあなたは大量の物資を手にしていて売り買いをしています。
>> マジックアイテムなら元から持っていたと思えますが…………、それらはマジックアイテムではなかった品ばかりです。マジックアイテムの店をした方が、魔道士だった経歴も生かしてよい商売だったと思いませんか」
>>「たしかにねー」
>> と、リナはうなずいた。
>>「まぁ、腕とか魔力とか知識とかも影響が出るけれどととえば、護符の宝石を自分で作って売るとかそういうのも結構いいお来ず買い稼ぎにはなるものね」
>そうしてみると、宝石の護符を作る技量が高いリナは、本当に優秀な魔道士なんですね。
 まぁ、どっちかというとリナの魔法と言えば攻撃魔法とかそういうのがイメージしてしまいますが………。
>盗賊から奪った傷物の宝石を、こづかい稼ぎで生成しなおしてるんですから。
 たしか、他にも宝石の研磨の魔法が使えるんですよね。(森林レンジャーの話参照)
>>「そう。そして、ノチエルさんがあなたからかった人形。それは、ある街でしか売られていない珍しい品で、一品一品手作りの品です。
>> ですが、それが売られたのはちょうど、デーモン大量発生事件が始まる直後、あなたが護衛していた家族が娘にへと買った品でした」
>> ひっく
>> 思いっきり顔色を変えたムーテスをリナは静かにみて有る可能性に気づいた。
>デーモンに殺された家族の荷物をあさって、売りさばいたんでしょうかね?
>> そして、気づく。あの、夜叉のような男の瞳を自分は知ってる。
>> あの時、あの人物の目とそっくりなのだ。
>> そう――あいつと―――
>ルークですか?
>そうすると、この男の正体は?
 いえ、正体と言うほどたいした物はありませんよ。
>銀髪の男の正体と動機が憎悪から来るものなのか。ただ奪われたものを取り返したい一身のことなのか。続きを楽しみにしています。
 ありがとうございます。もうすうぐ銀色の月夜に飛ぶ亡霊が終わり、白と茶と緑の来訪者シリーズも終わろうとしてます。

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35131白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊 Nkou 2010/6/3 20:31:15
記事番号34911へのコメント

「ムーテス」
 クウはさん付けをやめて彼を見据えて言う。
「ジャラックオンは滅びましたよ」
 その言葉に、彼は目を見開き
「ば、バカな!! あいつが、しとめ損ねるなんて」
 その言葉に、衛兵が声を上げる。
「それは、殺人を依頼したと言うことか」
「依頼じゃないけれどね」
 と、リナが続けざまに言う。
「なにしろ、そいつは人間じゃなかったんだから」
 リナの言葉に、
「キメラか?」
 と、衛兵が言うがリナは肩をすくめる。一般市民が純魔族をすぐさま受け入れられるとは思えないが、
「もっとたちが悪い純魔族よ。契約していることだけでも、魔道士協会追放されてもおかしくないわね」
 きっぱりと言い切るリナの言葉を付け足すようにクウは、
「泥棒は、貴方が魔族と行動を共にしていることを知っていた。だから、貴方の店に近づかなかった。
 だから、貴方の店の品が売られたときに盗みに入っていた」
「だが、なんでムーテスさんの店の品を」
 ノチエルの言葉にクウは
「それは、当人に語ってもらいましょう」
 そう言うと、クウは扉を開ける。
 そこには、やせ細りぼろくずのような服を着た一人の男が居た。
「ひっ」
 その男を視て、ムーテスは腰を抜かす。 
「ば、バカな。あの時、お前は死んだはずだ」
 悲鳴混じりの言葉をあげつつ壁際に近づく。
「わたしは、ある商人、だった……」
 地の底を這うようなかすれたような声をだして男はムーテスへと近づく。その、瞳はまるで夜叉か鬼のような目をしていた。
 その、瞳に怯え人は近づけずにいる。
「デーモン、大量、発生……、事件の時、こいつは、現れた、魔族、に、怯え、私たちを、売り、殺した」
 途切れ途切れに言うのは、のどに障害があるらしく途中何度か咳き込みつつも男は語る。
 それは、むごくそして残酷な殺し方であった。
「復讐のためか?」
 ゼルガディスが説明を聞き終えた後訪ねた。
「わたしは、ただ、墓を作った。
 そして、そこに、娘や妻の持ち物を備えたかった」
 そして、ぎらりと男はムーテスをにらみ
「こいつは、売った。その、品を商品として売った」
 そう言うと同時にムーテスへと襲いかかるが、
「やめろ」
 ガウリィが止めに入り、ムーテスは頬に一筋の切り傷をつけただけだった。
「…………時が癒すなんて言わないけれど、貴方の妻や娘さんは貴方が人殺しになるのを望んでは居ないと思うわ」
 リナはそういう。自分でも、それがありきたりで止めれる言葉だとは思っていない。全く知らない人間に言われて止まるとは思えない。
 けれど、時が癒せるなんて言葉が嘘だと言うことぐらい知っている。
 支え合う人が居て、はじめて乗り越えられる。だけど、傷跡は消えない。
 リナやガウリィにしても、ムーテスをかばう気は無かった。
 ただ、あまりにも似ていたのだ。あの男の目と……………。
 リナの脳裏に、燃えさかる宿でみたあの男の顔が浮かんで消えた。

「わかっていた」
 その言葉に言う。
「ただ、少しでも怪我をさせたかっただけだ」
 そう言うと、男は力なく倒れた。

 そもそも、両手両足を失って男が生きていたのは通りすがりのとある魔道士が助けたらしい。魔道で腕の代わりになる者を作ったが、完全に彼を癒すことが出来なかった。
 魔道士は多くを聞かず、ただ長生きが出来ないと伝えた。
 男がその魔道士の元を何も言わずに去った。
 魔道士の名も言わず、自分を妻と子が眠る墓の場所に埋めてくれとその場所を言って男は長い眠りについた。
 ムーテスはその後、他にも裏金や脱税などをしていたらしくそのまま牢へと入れられた。
「今回は、商人とは関係ない事件でしたね」
 マントがそう言ったのは街を離れてしばらくしてからだった。
「そうねー」
 と、リナが言う。
「ま、こんなこともあるだろ」
「そうねー」
「でも、ノチエルさん。優しいですね。墓をきちんと整えて彼が盗んだ品を自分が買い取る形にしたんですから」
「そうねー」
「しかし、治療した魔道士は何者だったんだろうな。まぁ、迷惑をかけてしまうかもしれないから、名前は教えられなかったんだろうが…………。腕の良い魔道士だろう」
「そうねー」
「リナちゃん、さっきからそうねーしか言ってないねー」
「そうねー」
『……………』
 沈黙が走るが
「ま、いろいろ有るんでしょうね」
 と、リナはようやっと返事をした。
「で、クウ。次はどこへ行くの?」
「…………どうやら、商人が行く道を線でたどったんだが、高確率でサイラーグへいくと思う」
 その言葉に、リナは眉をひそめた。
「サイラーグ……か」
「リナ」
 リナの頭にぽんと手を乗っけたガウリィは優しく言う。
「みんながみんな救えるわけじゃないだろ」
 と、――――
「わかっているわよ」
 と、リナは笑みを浮かべていった。

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35134白と茶と緑の来訪者と黄昏色の十字路 @kou 2010/6/8 16:06:23
記事番号34911へのコメント

k では、白と茶と緑の来訪者と銀色の月夜に飛ぶ亡霊の続き、白と茶と緑の来訪者と黄昏色の十字路です。
L そういえば、気づいたんだけれど何かしら何色と題名につけているわね。
k 最初は、そんな気はなかったんですけれどレビ、マントそしてクウを色でたとえたあたりからそういう風にしようと思いまして。あ、ちなみに、十字路は『じゅうじろ』じゃなくて、『クロスロード』と呼んでほしいです。
L 名探○コナンの迷宮の十○路じゃ無いんだから
k あの後あたりかなぁ? 一番おもしろかった時期って?
 最近のコナンはどうも、ミステリーよりもアクション重視のような気がするんだよね。紺碧のも鎮魂歌も追跡者もなんというか、アクション重視だったし
L そんなこと言いながら、天空のやつは見て無いじゃないの
k では、黄昏色の十字路どうぞ
L 無視するなぁぁぁ!! (鈍い音が響く)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「サイラーグ……か」
 リナは目の前の町を見つめてそうつぶやいた。
「まぁ、いろいろあった場所ですしね」
 と、アメリアの言葉にリナは苦笑を浮かべる。
 アメリアもゼルガディスも知らない出来事がここで起きた。
 どうやっても、ここに来るといろんな時のことを思い出す。そして、連鎖反応的に様々な冒険を思い出す。
 本当に、ここではいろんな事があった。
 偽賢者との戦い。冥王との戦い。そして
「ねぇ、アメリア。ゼル。後で、部屋に来て。ガウリィも」
 と、リナはそう言ったのだった。

 眠たげな目をこすりながらクウは今まで商人がやっていることを見て、
「なんというか、感情を求めている感じだな」
 と、つぶやいた。
「る〜? どう言うこと?」
 と、レビが訪ねると
「ん〜? ほら、あいつ魔族みたいに姿を変えただろ」
「レビも変えれるよ」
 と、クウの言葉に一瞬姿をぶれさせると白ウサギのような姿からリナそっくりの外見にかえる。声も服も全く同じに複製している。
「あー、はいはい。レビとも同じように姿を変えただろ。
 ひょっとして、魔族みたいに感情を食べているじゃないのか?」
「ですが、喜びや感謝などの負の感情ではない生の感情も食しているようでしたね」
 マントの言葉にクウは
「そこがわからないんだよな」
 と、ため息をついた。
「だが、あいつの目的がもしも俺の推測通りなら……」
 クウはそこでため息をついて
「結構、やばい感じだな」
 と、つぶやくのだった。

「――――と、言うことがあってね」
 と、リナはアメリアとゼルガディスにルークとミリーナのことを語り終えた。
 沈黙があたりを支配していた。
「あの、事件にそんな事があったんですか」
 アメリアがどこかつらそうに言う。
「ルヴィナガルト王国でそんなことがあったのは、私も知ってます。ですが、その事件がきっかけでそんなことが起きるなんて」
「それは、ラーヴァスも想像していなかったでしょうね。ミリーナを殺したゾード自身も、自分の復讐心で魔王を復活させてしまう事が起きるなんて思っていなかったでしょうね。
 ま、元々あたりの迷惑とかを考えない連中だったから当たり前と言えば当たり前だけど」
 肩をすくめながらリナは言い
「だが、このサイラーグ。そんなこともあったというと、なんというかここでもなにか起きそうな気がするな」
 ゼルガディスの言葉にリナは
「もはや、呪われた地とかそんなのりね」
 と、苦笑を浮かべるのだった。 

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35142白と茶と緑の来訪者と黄昏色の十字路kou 2010/6/15 12:54:00
記事番号34911へのコメント

「僕、一体何をやっているんでしょうか?」
 ぽつりとつぶやくゼロスにマントは
「記憶障害ですか? 買い物ですよ」
 と、言いながら食料品などが詰まった紙袋をゼロスに見えるように持ち上げる。
「……言っておきますけれど、僕が獣王様から命じられたのはあなた方の観察と商人の観察です。
 あなた方の召使いじゃないんですよ」
「……? 似たようなものじゃないですか」
「似てません! 別にあなた方の命令を聞く必要なんて無いんです」
「あ、ゼロスさん。干し肉が安売りしているのでとりあえず20ダーズ買いますから、これ持っていてくださいね」
「聞いてますかー」
 絶叫するがマントはどこ吹く風で肉屋へと向かう。
「うう、天国のお母様……。ゼロスは貴方の居る場所とは一段離れた場所にいます」
 と、ゼロスは涙ぐみながらつぶやく。
 そして顔を上げて、
「なっ!!」
 ゼロスは我が目を疑った。
 思わず、それを追いかける。
 だが、すこし歩いたてたどり着いた十字路で姿が無くなっていた。
「……まさか、……どう言う」
 呆然としているゼロスに、
「品物を見ていてくださいと言ったじゃないですか」
 と、後ろから蹴り入れたマントによってゼロスは地面に顔面キスをすることになったのだった。

「リナさん。大丈夫でしょうか?」
 街を見ながら情報収集をしているアメリアはぽつりとゼルガディスにそう訪ねた。
「……大丈夫だろ。デーモン大量発生の事件が起きてからかなり時間がたった。きっと、心の整理がついているはずだ。
 それに、ガウリィの旦那も一緒だからな」
「ゼルガディスさん。リナさんとガウリィさんのことよくわかってますね」
「ま、つきあいは……」
 長いからなと言おうとしたやさきに、ゼルガディスの瞳に映ったのは一つの人影だった。
「バカな!」
 急いで駆け出す。
「ゼルガディスさん!!」
 突然走り出したゼルガディスに驚いたアメリアの声も耳に入らずに、ゼルガディスは走る。
 だが、十字路にたどり着いた時点で人影はぱたりと消えた。
「……バカな……やつの、やつのはずがない。……やつは、やつは」
 つぶやく、ゼルガディスに
「ちょっと、ゼルガディスさん。どうしたんですか?」
 と、駆け寄ったアメリアが心配そうな声をするほどゼルガディスの顔は驚愕と怒りに染まり血の気は引いていた。

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35146白と茶と緑の来訪者と黄昏色の十字路 Bkou 2010/7/2 18:26:30
記事番号34911へのコメント

「どうしたんだ? おまえら。まるで、幽霊でも見たような顔だぞ」
 調査を終えて集まった面々を見てクウは開口一番そう言った。
「……ま、そんなところね」
 と、クウの言葉にリナは言葉を濁した。
「で、調査内容は?」
「最近、行方不明事件が多いらしいぞ」
 リナの質問にクウはそう答えた。
「行方不明ですか?」
「そうだ。時刻は主に夕刻。俗に言う黄昏時というやつだ」
「黄昏ってリナがよく呪文で言っている言葉だよな」
「黄昏というのは、夕刻の事よ。逢魔が時という意味もあるわ」
 と、ガウリィの言葉にリナはため息混じりに言う。まぁ、ガウリィなら混沌の言語を覚えていたことだけでも、たいした物である。
「元々、黄昏時というのは昼と夜の狭間であることから混ざり合い、時に人ではない妖魔などが現れるそうですよ」
 と、マントが言う。
「気になりますね。元々、この地はちょっと普通じゃないんですよ」
「たしかに、ここまで不吉な事件が起きた場所はそうそうありませんからね」
 ゼロスとマントに言われリナは苦笑を浮かべた。
 たしかに、ここはリナ自身も不吉な地だと表現した。しかし、破壊の具現である魔族にまで言われればもはやどうしようもない。
 と、そこに――
「ガウリィ様! リナさん! アメリアさん! ゼルガディスさん!」
 と、言う声が聞こえた。
 振り返るとそこに黒髪の楚々とした美女がそこにいた。
 長くなびかせた髪の毛に白い肌の清楚な感じのする美女。
「おお、シルフィーユ」
 と、その女性=シルフィーユにガウリィはにっこりと笑みを浮かべ、ガウリィは曖昧な笑みを浮かべた。 

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35152Re:白と茶と緑の来訪者と黄昏色の十字路 Bセス 2010/7/10 01:49:50
記事番号35146へのコメント

お久しぶりです、kouさん。

>「ガウリィ様! リナさん! アメリアさん! ゼルガディスさん!」
> と、言う声が聞こえた。
> 振り返るとそこに黒髪の楚々とした美女がそこにいた。
> 長くなびかせた髪の毛に白い肌の清楚な感じのする美女。
>「おお、シルフィーユ」
> と、その女性=シルフィーユにガウリィはにっこりと笑みを浮かべ、ガウリィは曖昧な笑みを浮かべた。 

あ、シルフィールだ、結構好きなキャラなので嬉しいです(笑

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35154Re:白と茶と緑の来訪者と黄昏色の十字路 Bkou 2010/7/10 20:26:06
記事番号35152へのコメント


>お久しぶりです、kouさん。
 お久しぶりです。セスさん
>>「ガウリィ様! リナさん! アメリアさん! ゼルガディスさん!」
>> と、言う声が聞こえた。
>> 振り返るとそこに黒髪の楚々とした美女がそこにいた。
>> 長くなびかせた髪の毛に白い肌の清楚な感じのする美女。
>>「おお、シルフィーユ」
>> と、その女性=シルフィーユにガウリィはにっこりと笑みを浮かべ、ガウリィは曖昧な笑みを浮かべた。 
>
>あ、シルフィールだ、結構好きなキャラなので嬉しいです(笑
 サイラーグなので、シルフィーユと安直に考えて書きました。ところで、曖昧な笑みを浮かべたのはリナのつもりだったのに、タイプミスしていた……。
 おかげで、日本語がおかしく……。
 すみません。

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