◆−初投稿です(ゼロゼル 苦手な方は読まない方が良いでしょう。)−北 南 (2009/6/12 23:00:53) No.34094
 ┣初めまして♪−紗希 (2009/6/30 21:54:16) No.34140
 ┃┗ こちらこそよろしく−北 南 (2009/7/1 17:04:16) No.34144
 ┃ ┗遅くなりまして、申し訳ないです…( ̄▽ ̄;−紗希 (2009/8/3 21:18:27) No.34275
 ┃  ┗Re:遅くなりまして、申し訳ないです…( ̄▽ ̄;−北 南 (2009/8/7 08:04:17) No.34290
 ┣ チェックメイト−北 南 (2009/7/1 19:38:20) No.34146
 ┣ 七夕ネタ ゼロゼル編−北 南 (2009/7/7 20:48:57) No.34178
 ┗ 夏と言えば海。海と言えば………?−北 南 (2009/8/4 16:10:15) No.34280


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34094初投稿です(ゼロゼル 苦手な方は読まない方が良いでしょう。)北 南 2009/6/12 23:00:53


 初めまして。北 南 と、申します。
 ゼロゼル好きの腐女子です。
 ゼロゼルが好きです。(でもレゾゼルも好きです。だけどガウリナも好きです。)
 苦手な方は、読まない方がよいと想います。
 へたくそな文章ですが、好きな方は読んでくれるとうれしいです。
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 とある宿屋の一室で、一人の青年が書物を読んでいた。
 机の上には、大量の書物。
 彼の名は、ゼルガディス。
 力を貪欲に、求めた結果キメラとなった魔剣士である。
 今は、元の姿に戻る方法を探して当てのない旅をしている。
 一冊読み終えたとき、
「ゼルガディスさ〜〜んv」
 語尾に、ハートマークなんぞつけながら突如虚空から現れた黒衣のおかっぱ頭の青年が、ゼルガディスに抱きつく。
 抱きつき、胸元に絡ませられた手をゼルガディスはつかみ、そして勢いよく放り投げた。
「あれ〜」
 間の抜けた声で青年は笑顔のままで床に放り投げられたのだった。
「何のようだ。ゼロス。」
 虚空から現れた青年をまるでストーカーでも見るような目でゼルガディスはいった。
 彼の名は、ゼロス。一見ただの謎の神官(あくまで自称だが、)のように見えるが、その正体はれっきとした高位魔族である。
 また、自称ゼルガディスの恋人を名乗っているが、ゼルガディス本人は、魔族を恋人にするほど人生に悲観していないといっている。
「冷たいですねー。
 久しぶりに恋人にあったのにv」
 と、ゼロスが言うが、ゼルガディスは
「いつ、おまえと恋人になった。
 おまえが居ない間、せいせいしていた。
 と言うか、魔族はたった三日あわないだけで久しぶりというのか。」
 と、冷たい目で言う。
「三日間。長いじゃないですか。
 ゼルガディスさんに会えなくて僕は寂しくて寂しくて、お手製のゼルガディスさん人形二十分の一サイズ人形に泣きついたぐらい何ですよ。」
「ちょっと、まて」
 ゼロスの言葉にゼルガディスはこめかみを押さえながら待ったをかける。
「今。なんと言った。」
「泣きついた。」
「もっと、前だ。」
「寂しくて寂しくて、」
「その後だ。」
「お手製のゼルガディスさん人形二十分の一サイズ人形」
「それだ。」
 びっしと、指さしでゼルガディスはゼロスに詰め寄る。
「いつ、人のサイズを測って人形を作ったんだ。
 百歩譲っておまえが俺の人形を持っていると言うことは納得しといてやるが、………。」
 と、言うと
「そりゃ、ゼルガディスさんを眠りの呪文で眠らせている間に服を脱がせて……。」
「ブラスト・アッシュ」
 ゼルガディスの攻撃呪文がゼロスに見事あたった。
 黒い霧が晴れるとぞこに、ゼロスは居なかった。
「………去ったか。」
 そう言うと、読書に戻ろうと振り向くと
「はぁい。」
「………」
 笑顔でゼロスがにこやかな笑みを浮かべて目の前にいた。
 ゼルガディスはこいつがこの程度で帰るなら今までの苦労の内半分は楽になっていたと気づいた。
 そして、
「はい。これ」
 と、ゼルガディスの手に押しつけたのは、ゼロス二十分の一サイズ人形であった。
「僕だけ、恋人の人形を持っていたのに対して嫉妬したんですねvv
 安心してください。ちゃーんと、ゼルガディスさんの分も用意し説きましたからv」
「それ両方とも持って帰れ。」
 ゼルガディスの言葉はカサート山脈の魔王を封じる氷よりも冷たかった。
 と、後にゼロスは上司にそう言って涙した。
 しかし、ゼルガディスの手元にはゼロス人形が残っていたのは、………事実である。

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34140初めまして♪紗希 2009/6/30 21:54:16
記事番号34094へのコメント

> 初めまして。北 南 と、申します。
> ゼロゼル好きの腐女子です。
初めまして、北南さん。
久々に初めての方を見ました(⌒▽⌒)

実は、私もゼロゼルの信者です。
好きなんですよ!良いですねぇ♪
楽しみにしてました☆
あ、リバは好きですか?

これからも、あなたの活躍を楽しみにしています。
今回はこれにて。

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34144 こちらこそよろしく北 南 2009/7/1 17:04:16
記事番号34140へのコメント



>初めまして、北南さん。
 こちらこそ初めまして
>久々に初めての方を見ました(⌒▽⌒)
 そうですか、よろしくお願いします。
>実は、私もゼロゼルの信者です。
>好きなんですよ!良いですねぇ♪
 はい。
>楽しみにしてました☆
>あ、リバは好きですか?
 すみません。
 リバってなんですか?好きとか嫌いとかとう以前の問題の返答で大変もうしわけありません。

>これからも、あなたの活躍を楽しみにしています。
 ありがとうございます。
>今回はこれにて。
 ありがとうございました。

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34275遅くなりまして、申し訳ないです…( ̄▽ ̄;紗希 2009/8/3 21:18:27
記事番号34144へのコメント

> すみません。
> リバってなんですか?好きとか嫌いとかとう以前の問題の返答で大変もうしわけありません。
リバは、『リバース』の略称です。○×△が、△×○になる現象の事をいいます。

これについては大丈夫ですか?

> ありがとうございました。
いえ、少ないレスですが今回も失礼します〜。

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34290Re:遅くなりまして、申し訳ないです…( ̄▽ ̄;北 南 2009/8/7 08:04:17
記事番号34275へのコメント

>> すみません。
>> リバってなんですか?好きとか嫌いとかとう以前の問題の返答で大変もうしわけありません。
>リバは、『リバース』の略称です。○×△が、△×○になる現象の事をいいます。
>
>これについては大丈夫ですか?
 すみません。よくわかりません。不勉強な者でして………。
>> ありがとうございました。
>いえ、少ないレスですが今回も失礼します〜。
 いえ、こちらこそ。

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34146 チェックメイト北 南 2009/7/1 19:38:20
記事番号34094へのコメント

 ゼロゼル第二弾です。
 書いといてないですけど、わたしはチェスなんてしたことどころか持ったこともないんですよ。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
「ゼ・ル・ガ・ディ・ス・さーんv」
 と、どこからとも無くゼロスが現れる。もはや、珍しいことではないので
「帰れ」
 と、顔も見ずに言うゼルガディス。
「そんな〜。せっかくクレアバイブルの写本を持ってきたのに」
「まぁ、座れ」
 即座に態度を変えていすを勧めるゼルガディスにゼロスはむなしさを覚えた。
「………そりゃ、クレアバイブルの写本をゼルガディスさんが探しているのを利用しようとしたのは、したんですけれど………。
 だからといってこうも露骨に態度が変わると………」
 と、ぶつぶつ言うゼロスに、
「で、何のようだ。」
 と、聞くと
「チェスをやりませんか。」
「チェス?」
 ゼルガディスが聞き返すと
「知りませんか。アメリアさんとやったりしたのを見たんですけど………」
「いや、お前の口から出てくるとは思っていなかったんだが。」
「じゃぁ、何を言うと思ったんですか。」
 と、ゼロスが聞くと
「写本がほしかったらデートだとか一晩寝させてとか………」
「ふんふん」
 と、メモを取り始めたゼロスを見て言わなきゃ良かったと後悔したゼルガディスだった。
 ゼロスはと言うと、甘いですねぇ。と、思っていた。
 それなら一冊で一回しかお願いでき無いじゃないですか。
「チェスに負けた方が勝った方の言うことを一回聞く。
 で、どうでしょうか。」
「………おまえ、チェスはどのくらいやるんだ。」
 と、ゼルガディスが聞くと
「んー、ちょっと前に始めたばかり何ですよ。海王様には負けっ放しで………」
 魔族は嘘は言わない。
「よし、良いだろう。」
 と、ゼルガディスは言った。

 一時間後、………。

「騙したな。」
 と、ゼルガディスは恨めしげに言った。
「嘘は言ってませんよ。海王様は数千何前からチェスをやっていまして、僕は数百年前にやり始めたんですよ。
 魔族の僕としてはちょっと前ですよ。」
 と、ゼロスはにこやかに言うと
「さてと、何をゼルガディスさんに命令vしようかなぁv」
 と、楽しげに言うゼロスを見てゼルガディスは脂汗を流す。まるで、がまの油のように、………。
 頭の中で先ほどのゼロスの言葉が響く。
「チェックメイト………ですよ。ゼルガディスさん」
 頭脳戦(チェス)は、ゼロスが現れた時点で始まっていた事にゼルガディスは今頃気づいたが、もはや逃げ場はなく後は首を駆られるだけのキングだった。
「それじゃぁ、これを来てメイドさんをやってください。今日一日v」
 と、ゼロスが出したのは白い猫耳猫しっぽのついた銀色の鈴つきメイド服(ミニスカフリルにリボンの髪留め付き)だった。
「とーぜん、メイドさんは何でも言うことを聞くんですよね。
 なぁぁんでもね。
 たっぷりご奉仕vしてくださいねv」
 ゼルガディスは泣きたくなった。

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34178 七夕ネタ ゼロゼル編北 南 2009/7/7 20:48:57
記事番号34094へのコメント

 警告 これはゼロゼルです。腐女子の方以外は読まないことをオススメします。警告を無視して読んだ場合当方は一切責任を負いません。
 せっかくの七夕なので七夕ネタを書いてみようと思いました。
 でも、スレイヤーズの世界に七夕ってあるのかなぁ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 彼、ゼルガディスが目を覚ますと星空だった。
 星空だ。右を見ても左を見てもついでに下を見ても星空だ。
 そして、ゼルガディスは服を見る。普段の服ではなく、桃色を中心とした和服。ちなみに、浴衣でも着物でもない。
 顔の周りには虹色の細い布が浮いている。
 そう、どっからどう見ても織り姫の服だった。
 そして、織り姫ゼルガディスは川の前にいた。
「どうして、俺はこんな所にいるんだ。」
 と、ゼルガディスはうめくと
「さぁ。織り姫様。彦星様がお待ちしていますよ。」
 と、突如現れた白い白鳥の格好をしたアメリアが現れる。
「アメリア?」
 と、ゼルガディスはおどろいて名前を呼ぶと
「いいえ。わたしは愛の架け橋の白鳥です。」
 と、言うとゼルガディスをつかんで空を飛んだ。
「どわぁぁぁぁ」
 と、ゼルガディスは間抜けな声を上げた。

 気がつくと陸地に立っていた。
「さぁ。彦星様が待ってますよ。」
 と、アメリア白鳥に背中を押され数歩進むと
「うげ」
 と、ゼルガディスはうめき声を上げた。
 そこには、にこにこと無意味な笑みを浮かべた彦星姿のゼロスが居た。
「織り姫さーんv」
 と、ゼロス彦星が手を振ってやってくる。
 奪取で逃げようとしたが彦星ゼロスにとっつかまる。
「んー。どうして、逃げるんですか。僕の奥さんvv」
 と、彦星ゼロスが耳元で言う。
 確かに御伽噺では、彦星と織り姫は夫婦である。
「年に一度、リナお義理父さま……もとい、リナお義理母様の許しを得て愛vのらぶらぶv会瀬の日vなのに、………」
 そうか、リナは天の神なのか。と、ゼルガディス織り姫はどこか冷めた頭で考える。
 ちなみに、天の神は結婚してらぶらぶ・いちゃいちゃしてばかりの2人が仕事をさぼってばかりなのをみて、2人を天の川ではなれ場慣れにしてしまったのだ。
 だが、2人がまじめに仕事をするなら一年に一度の七月七日にあうことを許したのだ。
「僕は、この日を楽しみにしてガウリィ水牛の世話もちゃんとしたんですよ。」
 ガウリィは牛らしい。牛並みの頭と言う意味なのだろうか。
「でぇぇぇい。だからといってひっつくな。」
 と、ゼルガディス織り姫が暴れるが織り姫の服は動きにくい。
 ゼロス彦星はにっこりと笑うと
「じゃぁ、愛vを育てましょうか。」
 と、言ってキスをする。
 赤面するゼルガディス織り姫をお姫様だっこするとゼロス彦星は、るんたるんたと歩いていった。

「どわぁぁぁっぁぁ」
 と、絶叫をあげてゼルガディスは目を覚ます。
「ゆ、夢か。」
 と、流れる寝汗を拭く。
 そして、横を見ると
「ゼルガディスさーんv
 七夕デートしましょv今日は、天の川がよく見えますよ。」
 と、ゼロスが現れた。
 寝ても覚めてもゼロスから離れられないゼルガディスだった。

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34280 夏と言えば海。海と言えば………?北 南 2009/8/4 16:10:15
記事番号34094へのコメント

 この話はゼロゼルです。
 嫌いや嫌悪感がある方は読まない方が良いです。
 まぁ。ここまで続いていてゼロゼルが苦手な方は最初っから読まないでしょうけれど………。
 なお、当方の忠告を無視して読んで怒ったとしても当方は一切責任をとりません。(どっかのインチキ製品風に)

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 ゼルガディスは途方に暮れていた。
 彼は、キメラの体となった自分の体を元に戻すために、ほとんど当てのない旅を繰り返している。
 ゼルガディスは今、木の板に捕まっていた。
 異世界黙示録(クレアバイブル)の写本を探して船に乗ったゼルガディスは、嵐にあったのだ。
 奇跡的に、沈んまずに小さな島に漂着したのは、ありがたいが向こうには島もない。そこは、見るからに無人島だった。
 呪文で空を飛んだとしても間違いなく途中で集中力か魔力が体力が続かずに、沈没するだろう。
 何しろ岩の体だ。海の大海原に落ちれば最後、かなりの高確率で助からないだろう。
 とはいえ、軽く空を飛んでみるとどうやら小さな離れ小島で無人島のようだ。キメラの体で奇異な目で見られる事は無いだろうが、船を所有している人間がいないと言うのも間違いないだろう。
 途方に暮れてため息をついていると、
「ため息をついていると幸せが逃げると言いますよ。」
 と、不幸の元凶と言われている魔族のゼロスが現れた。
「不幸をまき散らすお前が何を言うか」
 と、ゼルガディスが言う。魔族の彼ならたとえ無人島だろうと人間がいけれないカサート山脈でも現れたとしても、おどろかない。
「そんなつれないこと言わないでくださいよv
 恋人vの幸せvを望むのは当然の話じゃないですかv」
 と、ゼロスはゼルガディスに抱きつこうとしたがゼルガディスによけられる。よけられたゼロスはそのまま泣き崩れる。そして、
「なんでよけるんですか?そんな反応をするなら、空間移動で大陸に連れて行ってあげようと思ったけれど………、やめることにしますよ。」
 と、ゼロスに言われゼルガディスは絶句する。
 ゼロスはにこやかに笑みを浮かべると、
「いっそこのままゼルガディスさんと南国の孤島で、らぶらぶv二人っきりvの生活もすてきvですよねv」
 と、言う。
 かんべんしてくれとゼルガディスはうめくがゼロスはうっとりと
「砂浜で追いかけっこvとかふたりで星空をながめてそしてあ〜んな……ごっふ」
 うっとりと夢を見ていて現実に対しての意識がおろそかになっていたらしいゼロスはゼルガディスの魔力を込めた剣の一撃をまともに受ける。
「あ〜んなの続きは何だ言ってみろ。」
 そして滅ぼすと決心しているゼルガディスにゼロスは、
「え〜〜vv言ってほしいなんてゼルガディスさんもわりと恥ずかしいのが好きなんですか?でも、放送コードに引っかかるかもしれませんし……。」
 と、言うゼロスにゼルガディスは笑顔で呪文を唱えた。
「ラ=ティルト」
 無人島の一角に青白い炎の塔ができた。
 ゼルガディスが無事無人島から脱出できる日は遠い………。
 だが、それ以上にゼルガディスがゼロスから抜け出す日は、さらに遠い。

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