◆−スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜−水野 (2009/5/17 16:26:35) No.34039
 ┣スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第一話−水野 (2009/5/17 16:43:44) No.34040
 ┣スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第二話−水野 (2009/5/17 21:08:14) No.34042
 ┣スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第三話−水野 (2009/5/18 18:07:35) No.34045
 ┣スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第四話−水野 (2009/5/19 17:35:33) No.34047
 ┣スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第五話−水野 (2009/5/21 17:17:08) No.34051
 ┃┗スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第五話番外編−水野 (2009/5/21 21:34:40) No.34052
 ┣スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第六話−水野 (2009/5/23 17:45:50) No.34056
 ┣スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第七話−水野 (2009/5/30 10:42:58) No.34075
 ┗スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第八話−水野 (2009/6/5 07:58:10) No.34082


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34039スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜水野 2009/5/17 16:26:35


はい、これはスレイヤーズの迷宮の第二話という感じです。
町について宿で一泊したら区切っていこうと思います。
それにしても、なかなか姉のようにシリアス+ギャグという感じに行かない…;
どうしてもギャグが大半を占めている気がする…。

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34040スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第一話水野 2009/5/17 16:43:44
記事番号34039へのコメント

※この小説では実際のゲームではない設定とかを多数作っています。
 そのことを承知で読んでください。
……………………………………………………………………………………………
翌日のことだった。
リナはまだ昨日のことを信じることができなかった。
当然である。
異世界に飛ばされ空間の異常が起きたばかりにこうなったと言うことを
そう、易々と信じることができるわけがない。
同じ部屋で寝ていたアリーナがリナに言う。
「ああ起きたんだ、おはよう。朝ご飯なら食堂にあるから、あたし達は自分で作くってんだけどね…。」
リナは聞く。
「へぇ…、どうして?」
アメリアを起こしたミルクが代わりに答える。
「宿代節約のためです。」
リナはあきれながらも着替えて、食堂へと向かう。
宿屋の女将は笑顔で挨拶をする。
「おはよう、異国の旅人さん。」
リナは小声でアリーナに聞く。
「あんた達なのね異国の旅人って言ったのは。」
アリーナは答える。
「異世界からやってきたというより異国の方が良いかなと思ってね。」
なるほど、それは言えている。
とリナは思った。
そうしている間にすでにガウリィとゼルガディスは先に食事をしていた。
「おぉ、リナ。ここの食事は旨いぞ。」
ガウリィはこの後やらなければいけないことを忘れているかのようにのんきに言う。
「うふふ、そう言ってもらえると嬉しい物ね。」
と宿屋の女将は嬉しそうに答える。
「確かに良い香りね。」
リナは料理の香りをかいで答える。
「おばちゃん、今日使っても言い食材は何?」
アリーナは言う。
「ああ、これとこれとこれだよ。」
宿屋の女将は上等な食材を差し出す。
それを見ていたリナが言う。
「随分良さそうな食材ね。」
宿屋に泊まっていた冒険者の一人が言う。
「当たり前だよ、ギルド『フェンリル』はこの国では知らない者はいないと言うほど有名な人物なんだからな。」
リナ達が現在いる国は広くはないが狭いとも言えない国だ。
それなのに知らない者はいないと言うくらい有名とはどんな理由があるのかをリナは聞いた。
「あんた達一体何があってそんな有名になったわけ?」
アリーナが答える。
「天空の城を一番最初に見つけたからだよ。さらには、この国の王様は一種の難病にかかっていたのを直す手助けをしたからね。」
偶然そこにいた鎧兜の完全な装備をした物が言う。
「いや、君たちがいなければ王様の病気は治らなかったんだ。君たちには感謝しているよ。」
……………………………………………………………………………………………
むっちゃ中途半端で済ませてしまいました。
すみません

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34042スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第二話水野 2009/5/17 21:08:14
記事番号34039へのコメント

鎧の人物の話をきいたリナが言う。
「王様の病気は普通の病気じゃなかったのね。」
鎧の人物は言う。
「ああそうだよ、様々な治療師に頼んだのだが直ることは一行になかったんだ。
たった一人の親族の姫様は必死で治療法を調べたんだ。」
アメリアが言う。
「父親の命の危機なら娘が必死になるのは当たり前です。」
鎧の人物は続けてリナの質問に答える。
「姫様はその中で古い書物の一つでどんな万病も治療する薬の調合の仕方が記されていた。」
ゼルガディスが言う。
「そんな古い時代にどんな病も治す薬があるとは驚きだな。」
アリーナが鎧の人物に変わって言う。
「でも、その薬の作り方は簡単にできる物じゃなかったんだよ。
材料の全てが樹海の中でしかない物だったんだよ。」
リナが言う。
「どんな材料なの?」
アリーナは答える。
「まるで氷でできたような花と
恐ろしく強い火トカゲの羽毛
そしてそれを調合するための締めくくりとして
樹海の奥底に眠るゥ王の聖杯の3つだよ。」
ガウリィが言う。
「その3つがそろえたのがお前達なんだな。」
アリーナが言う。
「他の冒険者もがんばったんだけどね…、
特にいちばん大変なのが火トカゲの羽毛とゥ王の聖杯だよ。」
ガウリィが言う。
「どうしてなんだ?」
ジルがあきれながらも言う。
「火トカゲの羽毛はその火トカゲのテリトリーに入らなければいけないんだよ。その火トカゲは並大抵の強さじゃない。今の俺たちでやっと倒せるくらいだな。そしてゥ王の聖杯は天空の城の内部にある。
そこに初めて行けてなおかつ生還できたのが俺たちなんだ。」
リナが聞く。
「生還できたと言うことは生還はできなかったけどあんた達より先にたどり着けた者がいると言うこと?」
ミルクは少し残念そうな表情で言う。
「はい、まだ樹海があるとは解らなかった時に酒場の店主さんの知り合いがそこへと向かったんですよ。
よっぽど優秀な方だったんでしょうね。
天空の城へ着けたんですがそこで力尽き…。」
ミルクの目には涙が浮かんでいた。
「もう言わなくても良いわ…。」
リナは複雑な表情になって言った。
このハイラガートに伝わる伝説と少し悲しい昔を知ったリナ達。
どうでもいいけど異常を直せ!!

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34045スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第三話水野 2009/5/18 18:07:35
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そしたら、先ほど話していた鎧の人物と同じ装備をした物が一人出てきて慌てた様子でこういった。
「おい!大変だ!3階で刈り尽くす者が異常なまでにたくさん出てきている!」
リナがアリーナに聞く。
「ねぇ、あの鎧の人たちは一体何なのよ。」
アリーナは忘れていたというような感じで言う。
「言い忘れていたけど、彼らは衛士。ラガート公宮につとめている人たちだよ。」
ハリスが慌てて出てきた衛士に言う。
「ねぇねぇ、その刈り尽くす者。僕たちが討伐しようか?」
その衛士は喜んで言う。
「おお!英雄フェンリルが出てくれるのなら心強い!大臣様には伝えておくから、終わったら公宮にきてくれ。お礼として50000エン渡そう。」
その瞬間、守銭奴ミルクもといお財布役のミルクが言う。
「すいません、私たちその刈り尽くす者を倒したあと少し用事があるので前払いでお願いします。」
衛士は言う。
「ああ、良いとも。大臣様も君たちがそう願うならそうしてくれるよ!」
そう言って衛士は走って公宮へと向かって行った。
「あんた達、この国のお偉い様方とも知り合いなのね…。」
アリーナが言う。
「うん、この間服ももらっちゃったんだ。ちょっと良さそうな分。」
グレイが、
「リナさんのご飯ガウリィさんに食べられてますよ。」
リナとガウリィのご飯の争い合いが始まる。
ジルが一気に不機嫌な声を出して言う。
「さっさと食え。」
その声があまりにも怖かったので急いで食べ終わらせた。
アリーナが言う。
「よし、お腹も一杯になったし、チェックアウトも完了!公国の前払い料金ももらった!さぁ行くぞ!!」
……………………………………………………………………………………………
次は樹海の3階からのスタートとなります。

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34047スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第四話水野 2009/5/19 17:35:33
記事番号34039へのコメント

3階に行くまでを省略ました。
だって書いていたってずんずんすすんではい、着いた。
って言う感じだったので省略します。
……………………………………………………………………………………………
3階にたどり着くと、宿屋にいた衛士と行っていた通りに刈り尽くす者がうようよしていた。
「おー、いるねぇ。」
アリーナはのんきに言う。
ミルクの目はランランしている。
理由を聞こうと思ったリナだったが、なんか恐ろしいと思ったのでやめておいた。
「こうもいたら大変じゃないのか?」
グレイが緊張の欠片もないような言い方をする。
「早めにしとめないとミルクに怒られるな…。」
ジルが言う。
「とりあえず行こうか。」
ハリスは言う。
アリーナ達は丁度近くにいた刈り尽くす者に不意打ちをする。
ガァァァァァァン!!
ハリスが大きな盾を刈り尽くす者の頭に打ち付けたのだ。
打ち所が悪かったその魔物はあえなく倒れてしまった。
「まずは一体。」
そう言いながらハリスは刈り尽くす者の腕に着いている鎌をぶち取っていく。
「え?ちょっと、なんで取るの?」
リナはその行動を見て驚いて言う。
「そうでもしないとミルクに殴られるんだ。」
アリーナが言う。
「あたしが集めるから、リナさんとジルは一気に炎系魔法を使って仕留めて。」
そう言ってアリーナは走る。
装備の重量感の割には早い。
「おい、早く術式準備をしていろ。」
とジルはぶっきらぼうに言う。
「あんたみたいにいちいち術式準備とかいらないわよ。簡単な分ならね。」
リナはジルの言葉遣いに多少いらつきながらも言う。
しばらくするとアリーナの声が聞こえた。
「おぉーい、早く早く!!」
ドドドドドドドドドドドドドド!!
大勢の足音が聞こえる。
リナとジルは呪文を唱える。
「大縛炎の術式!!」
「フレア・ランス!!」
刈り尽くす者達は紅蓮の炎に包まれてあっという間に片付いた。
いつの間にかミルクはその刈り尽くす者から鎌を全てぶちとっていた。
その時だった。

ビュゴォォォォ
一陣の風が吹いた。
彼らが目を開けると、いつの間にか彼らの目の前にはあの鍵がかかっていた漆黒の扉があった。
ギィィィィィ
その扉はゆっくりと開いていった。
「これで、帰れるの?」
リナは呟く。
扉が完全に開いた。
ゴォォォォォォ!!!
扉から突然風が吹いた。
その風に巻き込まれたのはリナ達とアリーナ達だった。
彼らが扉の中に吸い込まれると扉はゆっくりと閉じて消えた。

……………………………………………………………………………………………
はい、これで世界樹の迷宮Uの方の世界からスレイヤーズの世界へとなります。ちなみに私が書いている小説の方ではスレイヤーズはアニメバージョンですから。

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34051スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第五話水野 2009/5/21 17:17:08
記事番号34039へのコメント

ふと、リナ達が気がつくと自分たちがいた世界に戻っていたが…、
アリーナ達もいた。
「なんであんた達もいるのよ!!」
リナは言う。
「知るかぁぁぁぁぁ!!!」
アリーナは怒鳴り返す。
リナとアリーナが言い争いをしていると…、
「黙れ。」
ジルでも、ガウリィでも、ゼルガディスでも、ましてやハリスでもない恐ろしい怒りが込められた声が響いた。
その声が響いた方向を見るとそこには笑顔のハリスがいた。
しかし、彼が纏っているオーラはいつものほんわかとしたオーラではなく
どす黒く何とも言えない恐ろしいオーラが流れていた。
『……はい。』
その恐ろしさにおびえた二人は黙ることにした。
「とりあえず、町に行くにはどうすればいいでしょう…。」
ミルクはのんきにも言う。
リナが答える。
「ん、ちょっと待ってて。」
リナはそう言った後呪文を唱えた。
「レビテーション。」
その瞬間、リナのからだが浮いた。
しばらくすると里奈は戻ってきてこう告げる。
「あっちの方向へと向かうと、町に付けるわ。」
そうして彼らは町へと向かう。

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34052スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第五話番外編水野 2009/5/21 21:34:40
記事番号34051へのコメント

スレイヤーズの世界でのとある場所での会話です。
……………………………………………………………………………………………
氷の中で封印された状態の魔王。
普段は命令を出すこともあまりない状態の魔王が喋った。
『…異世界から戦士現れる…。その戦士達を――――――――――――。』
ゴメス
謎の音が聞こえた後その魔王の声が途切れる。
「魔王様、その続きは…。」
「続きが解らなくては何をすればいいか解りません。」
「ただでさえ、冥王と魔竜王が滅んでしまったから大変だというのに…。」
と、謎の声が口々に広がる。
喋った順番は覇王、海王、獣王の3人である。
彼らは魔族である。
彼らは赤眼の魔王ルビーアイが作った五人の腹心である。
5人なのに3人とはこれいかにと思う人もいるであろう。
魔竜王と冥王はある魔導師に滅ぼされてしまったのだ。
「恐らく、その戦士達を滅ぼしてしまえと言うことだな。
その戦士達は恐ろしく強いため我々の邪魔になると言うことだろう。」
と覇王は乱暴な意見を言い。
「その戦士を利用してしまえと言うことではないでしょうか
金色のお母様の覚えも悪くなっている今、その戦士達を利用して早めに世界を滅ぼさ無くってはいけないんですからね。」
と海王はやんわりとそしてえぐい発言をする。
「どちらとも言えないな、連絡は途中で止まってしまったのだ。
監視しておくべきだと思う。
うかつに行動すると冥王の二の舞になってしまうからな。」
と獣王は楽観的な意見を言う。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
沈黙が当たりを支配した……。
とりあえず、それぞれの行動で済ませると言うことで決定した。
獣王はたった一人の腹心に監視を命じることにした。
その後覇王側からとんでもない情報が入った。
魔竜王と、冥王は滅んだ原因はあのリナ=インバースが関わっていたという情報だった。
獣王は安心した。
あの中でもっとも信頼できるのはゼロスであったからだ。

また、混沌の海の城でその城の女王であり魔族の王、魔王すらも従える、滅びと創造の双方の力を備える金色の魔王通称L様は赤眼の魔王通称部下Sをキャベツで殴り続けていた。
「部下S!よくもあたしが部下Kに無理矢理交わせた超高級ドレスにシミを付けてくれたわね!!どうなるか解ってるんでしょうねぇぇぇ??
混ぜるな危険の洗剤を混ぜまくった。超高濃度塩素系毒ガス室に閉じ込めて、化学廃棄物を混ぜてミキサーにかけたジュースを飲んでもらい、硫酸一気飲みしてもらうわよぉぉぉ!!」
その言葉にドアの外でブルブル震えながら呟く異界の魔王達。
「悲惨だよなぁ…、あれうっかり部下がワインをこぼしちまったんだろ?」
「ああ、滅びが進んでないと言うことでもぼこぼこにされたばかりなのに。」
「そのせいでうっかりL様にわたすワインをこぼしちまったんだよな。」
「それより、俺の金で買わせたんだからあそこまで怒らなくても。」
「確かあの世界の異常ができたことを警告していた途中だったんだよな。」
「もしも、部下が『戦士達』を殺した日には…。」
『世界が滅びてしまうのにな…。』
「言い終わってから怒ればいいのに、L様も短気だよな。」
「お前それ、本人の目の前でいってみなよ…。」
「俺は死にたくない。」
と異界の魔王達は部下Sに同情しながらも手助けはしなかった。
薄情だけど友情に厚い魔王というのはかなり妙な話ではあるが…。
毒々しい紫色をした空気が充満しているガス室に閉じ込められた部下Sは、もしも腹心達が『戦士達』を襲った場合そばにいる『誰か』が強いことを願った。
――――――リナ=インバースは勘弁して欲しいが…。
部下Sは世界の魔王の中でもっとも不幸な存在かもしれない…。

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34056スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第六話水野 2009/5/23 17:45:50
記事番号34039へのコメント

町へと向かうと書いてありましたが国へと向かうと変更いたします。
……………………………………………………………………………………………
国へと向かう途中、何かの気配を感じた。
「…なんか来たね。」
アリーナはそう言って斧を構えある場所へと視線を向ける。
アリーナは姿勢を変えないままその方向へ告げる。
「さっきから付いてきていたんでしょ!?あんた誰?出てこないならこっちにも考えがあるよ。」
その方向から声が聞こえた。
「ほう…?どうするというのだ?」
そこから現れたのは人の姿をしていた者だった。
アリーナが一瞬緊張を解くとハリスが笑顔のままこう告げる。
「あなた…、人間じゃないでしょ?人間のふりをしていないでさっさと元の姿に戻ったらどう?」
「人間にしては良い勘をしているな。殺しがいがあるという者だがな。」
そう言い、その者は化け物の姿になった。
「あんた…、魔族ね。」
リナはその姿を見てその化け物に言う。
「そうだ私は覇王様直属の部下――――――。」
ゴメス
その魔族が喋っている途中にアリーナは恐怖のあまり自分が持っていた斧を投げた。
「馬鹿!魔族は通常の武器は効かない…。」
リナは会話中に黙る。
理由はアリーナが投げた斧が魔族に効いていたからだ。
「貴様ぁぁぁぁ。」
その魔族はさっきに満ちた声でアリーナに攻撃をする。
「フリーズガード!」
そばにいたハリスが自分の持っていた盾を使い、アリーナを守る。
「何!?」
魔族は驚いた様子でハリスとアリーナを見る。
「よそ見しているとは随分不用心な者だな。」
ジルがそう言った瞬間
「火炎の術式!!」
紅蓮の炎を魔族に向ける。
紅蓮の炎に包まれて時にリナが魔法を唱える!
「エルメキア・ランス!」
ギャァァァァァァァァァ!!
その魔族は断末魔の叫びを上げて消えた。
「こ、怖かったぁぁぁ!」
リナはアリーナに聞く。
「あんた達の持っている武器ってなんなのよ。もしかしてそんな武器があんた達の世界ではたくさんある物なの?」
「全部が全部って訳じゃないと思うけど、結構売ってるよ…。」
「そう…。」
彼らが国に着くまではまだまだ遠い…。
……………………………………………………………………………………………
アメリア達の出番が少ないですができる限り活躍できるようにがんばらなくっては!それにしても番外編で出してあげたのにまだ不満があるんですか?L様?まさかこれから後書きに登場すると…?
L様:あら?なんか文句ある?
そら文句の一つや二つ言いたいですよあんたを出したら私の命が――ゴスゴスゴス
L様:あらあらなぜか世界樹の迷宮Uのソフトのパッケージを背中に刺して倒れてるわ。じゃあ、つぎは私が大活躍するわよ!!
???:するわけねぇよ。

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34075スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第七話水野 2009/5/30 10:42:58
記事番号34039へのコメント

作者:今回こそあの国に着きます・・・ってL様あんたなにやってんですか?
L様:前回の分であたしに生意気な口をきいたこいつをぶちのめそうと主ってんだけど?
作者:はい、前回の後書きの最後に出てきていた始原の幼子ですね。
始原:俺は事実を言ったまでだ。
作者:もうストーリー始めるからね。
……………………………………………………………………………………………
彼らはそうしてある国に着いた。
セイルーンへと…。
リナが言う。
「ここがセイルーンよ。数少ない王都と言っても良いわね。」
アリーナが言う。
「広い国だねぇ。」
アリーナの言ったことにリナが言う。
「この国の特徴はなんと言っても国そのものが六芒星の形をしていることね。だから中心へ行けば行くほど攻撃魔法の威力は弱まってしまうんだけど代わりに防護魔法や回復魔法の威力が高まるのよ。」
ジルが言う。
「だからこんなにも医療魔法が発達しているのか…。」
アリーナがリナに聞く。
「で、何処に向かおうか…。」
リナが即答する。
「フィルさんがいるところね。」
ミルクが聞く。
「知り合いなんですか?」
アメリアが言う。
「私の父さんなんですよ。」
グレイが聞く。
「そっくりなのか?」
「見た目は全然似ていないわよ。」
リナが即答した。
ハリスがのほほんとした感じで言う。
「ところでそのフィルさんって言う人はこの国では有名な人なの?」
リナが答える。
「当たり前よ、何せこのセイルーンの第一王位継承者なんだから。」
ミルクとアリーナが言う。
「「と言うことは王子様!?」」
言った瞬間に二人はスリッパではたかれたのだった…。
……………………………………………………………………………………………
L様:出るのかあの王子
作者:悪い人じゃないんですけどねぇ…。
始原:そうなのか…。よかったよなアメリアって言う娘父親に似なくって…。
L様&作者:似てたまるか。
L様:それにしてもあたしの出番はあれだけなの?
作者:したかが無いじゃないですか、あんたの性格じゃ…ガスドスゴス
L様:トゲ付きハンマァで殴っただけで倒れたわね。したかがないわ部下Sカモーン!
部下S:まだ完全に直ってないんですが…。
始原:なぁに、俺が直しちゃるよ。それ
部下S:あ、ホントだいくらか直った。すごいですね…。
始原:なぁに、あそこの美女にはかなわねぇよ。
L様:あら、美女なんて嬉しいわね。

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34082スレイヤーズの迷宮U〜不思議な武器と深まる謎〜第八話水野 2009/6/5 07:58:10
記事番号34039へのコメント

作者:さてそろそろスレイヤーズの迷宮Uも終わります。次はセイルーン編と言うことになります。
L様:やっぱり出すのあの王子?
作者:そうでもしないといけないもんです…。
始原:ところで、ゆがみの原因は思い付いてんのか?
部下S:そういえばそうですね。
作者:大丈夫だ、その点にかんしては保証する。
……………………………………………………………………………………………
「それにしても何で、スリッパで叩いたのさ事実を言ったまでなのに…。」
とアリーナがぶつくさ言ってると
「あんな顔で王子様はきっついわよ…。」
とリナがため息混じりに言う。
「しかし、親子の場合どこか少なからず似ているはずだが…。」
とジルが言う
「アメリアの場合、見た目じゃなくて内面が父親似なのよ。」
とリナが答える。
そうこう話しているうちに城へと着く。
そこにいたフィルさんという人は…
「盗賊の大親分?」
とアリーナが聞く。
「父さんになんてことを言うんですか!」
とアメリアに叱られる。
「なるほど、あれじゃ王子様はきついねぇ。」
とハリスは平然とした笑顔で答える。
「おい、あいつはいつもああいう表情をしているのか?」
とゼルガディスがグレイに聞く。
「怒った時とかの表情をのぞけばだいたいああいう表情だけど?」
とグレイは、慣れたような感じで答える。
ミルクは自分の想像していた王子様と全く違っていたため石化状態になっている。
「リナ、ミルクが固まってるぞ。」
とガウリィはのんきにも言う。
「そりゃしたかがないわよ。アリーナがフィルさんを盗賊の大親分と言うこともミルクが固まることも…。」
彼らはアリーナ達を異国の旅人と言うことでフィルさんに説明をしたのだった。
……………………………………………………………………………………………
作者:なんとかほとんどのキャラクターを喋らせることができた…。
L様:あんたって下手ね
作者:仕方が無いじゃないですか
始原:まあそうだな、初心者だし学生だしネタ詰まりだし…。
作者:お前はお前で最低だな
作者:まあ、次のタイトルも決まりましたよ
L様:なに?
作者:スレイヤーズV〜最強馬鹿とおちょくられ神官〜
L様:その最強馬鹿って誰なのよ?
作者:後書きで一回しか喋ってない奴です。
部下S:始原ですか?
作者:さあね
L様:でおちょくられ神官は?
作者:まあ、それは後のお楽しみ

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