◆−スレイヤーズの迷宮−水野 (2009/5/8 19:31:48) No.33999
 ┣スレイヤーズの迷宮 〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜T  スレイヤーズサイド−水野 (2009/5/8 19:41:41) No.34000
 ┃┗スレイヤーズの迷宮 〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜T  世界樹の迷宮Uサイド−水野 (2009/5/8 21:56:19) No.34002
 ┃ ┗スレイヤーズの迷宮 〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜−水野 (2009/5/9 11:52:35) No.34004
 ┣スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜−水野 (2009/5/10 16:10:36) No.34009
 ┣スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜W−水野 (2009/5/11 16:07:31) No.34012
 ┣スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜X−水野 (2009/5/12 17:31:17) No.34014
 ┣スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜Y−水野 (2009/5/12 21:30:49) No.34016
 ┣スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の魔導師〜Z−水野 (2009/5/13 18:26:45) No.34018
 ┣スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜[−水野 (2009/5/14 15:12:49) No.34020
 ┣スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜\−水野 (2009/5/15 18:59:14) No.34023
 ┗スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜]−水野 (2009/5/16 11:08:22) No.34035


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33999スレイヤーズの迷宮水野 2009/5/8 19:31:48


初めまして
これは、スレイヤーズと世界樹の迷宮Uのコラボです。
多分知らない人の方が多いでしょう…。
世界樹の迷宮Uはゲームです
作者がプレイしているチームで書かせていただきます。
個人的には面白いので是非かってやってみてください。

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34000スレイヤーズの迷宮 〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜T  スレイヤーズサイド水野 2009/5/8 19:41:41
記事番号33999へのコメント

ふと気がつくと見知らぬ樹海にいた。
仲間はちゃんといる。
「一体どこなのよここ…。」
亜麻色の髪をした少女はそう言った。
彼女の名前はリナ=インバース。
おいしい食べ物と財宝に目がない
自称だが美少女天才魔導師と言う。
周りからは、ロバースキラーやドラマタ(ドラゴンもまたいで通る)等々
色んな通り名がある。
今回の目的はとある町へ向かう途中夜になったので宿へ止まって寝たのだ
一体どういう事があって樹海の中で眠っているのかと疑問に思った。
色々考えている途中連れの一人が起きる
「あ、ガウリィ。」
「おー、リナ…。ところで、ここはどこだ?」
ガウリィは、半分眠たそうな声で訪ねる。

そう、ここはどこなのか。

そしてなぜこんなところにいるのかと言う疑問はまだ消えない…。

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34002スレイヤーズの迷宮 〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜T  世界樹の迷宮Uサイド水野 2009/5/8 21:56:19
記事番号34000へのコメント

彼らはある国の宿場から出てある場所へと目指す。
「リーダー、なんでいきなり第一階層からスタートしようって言ったんですか?」
一人の少年の声が響く。
「いいじゃん、たまには初心に戻って第一階層から行くのも。」
と、少女の声が響く。
どうやら彼女が少年の言うリーダーなんであろう。
「さっさと行く…。はやく…。」
先ほどの少年の声とは明らかに違う声が響いた。
「そうだよ、はやくしないと朝が明けちゃうからね。」
明るい声をした少年が答える。
「はい、早く行きましょうよ。」
先ほどの少女とは違う声の主が言い出す。
彼らはギルド『フェンリル』のリーダーグループ
一番最初に喋った少年はグレイと言う。
リーダーと呼ばれた少女はアリーナという。
語尾に『…。』が付いていた少年はジルと良い。
明るい口調で喋っていた少年はハリスという。
最後に喋った少女はミルクという名前だ。

今日の冒険もいつも通りに終わると思っていた。
でも、全く違う冒険が始まることを誰も知らない…。

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34004スレイヤーズの迷宮 〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜水野 2009/5/9 11:52:35
記事番号34002へのコメント

今回でリナ達とアリーナ達の遭遇ができるようにがんばります!!

……………………………………………………………………………………………
アメリアとゼルガディスも気がついた所で
リナ達はこの樹海の中から出ることを決めた。
「でもリナさん、ここから出る方法を知っているんですか?」
とアメリアが聞くと
「とりあえずがんばれば出れるわよ。」
とリナはため息をつきながら答える。
「なぁリナ、リナはここに来たことがあるのか?」
とガウリィが聞く
「言ったこと無いわよ!!あったとしたら出ることができるし!!」
とリナは怒鳴る。
「ゼルガディスさん、どうしたんですか……!!」
とゼルガディスが一言も喋っていないのに気づいた
アメリアがそう言って振り向いた瞬間だった。
リナ達の後ろには無数の得体の知れない魔物がいたからである。
「どうしたのよ、アメリア………。」
リナも振り向いて固まる。
「一体何なのよ!この樹海は!」
ザシュッ!!
魔物の巨大な爪を振り下ろす!
魔法を唱える間もない!!
そう思った時だった。
「危ない!!」
ガンッッ!!
リナが前を見るとそこには丈夫な鎧に包まれた少年がいた。
「一般人に手を出す魔物はこれでも食らえ!!」
そう言って赤い髪の少女が斧をその魔物に向かって振り下ろす。
ザシャァァァァ!!
ギャァァァァァァァァ!!
断末魔の叫びを上げ魔物は倒れた。
後からきた亜麻色の髪をした少女がリナ達の手当をする
「ハリスさんがいくらか守ったとはいえ少々かすっていますね。」
「あ…、ありがと。」
いつの間にか亜麻色の髪の少女の後ろにいた金髪の少年が言う。
「こんな場所でそんな軽装備とは…、無謀だな…。」
「な、なんですって!!」
リナが反論しようとしていた矢先に
「ストップストップ、こんなところで喧嘩してもお互いのためにもならないじゃないか。」
と白銀の髪の色黒の少年が喧嘩を仲裁する。
「でも、どうしてこんなところに?」
先ほどリナ達をかばった少年が聞く
「気がついたらここにいたの」

そう、これが彼らにとっての不思議な冒険の幕開けだったりする…。

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34009スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜水野 2009/5/10 16:10:36
記事番号33999へのコメント

いやはや失敬;;
知らなかったからしたかがないのですが失敗してしまいました
……………………………………………………………………………………………
リナとジルの口論を納めたグレイが聞く
「とりあえず、なんであんた達はこの世界樹の迷宮にいたんだ?
しかもそんな変わった格好で、
そこの金髪の兄さんはしっかりとした装備をしているから何も言わないけど…。」
とジルが喋っている途中でアリーナはゼルガディスを見て妙な表情になる。
「どうしたんですか?リーダー?」
とミルクが聞くと
「あのローブを纏っている人なんか他のお仲間さん達と違う気がする…。」
「どういう所がですか?」
「すっごい青い顔!!」
ドッシャァァァァァァァァ!!!
全員がアリーナの一言でこけた。
「というのは冗談にして。」
スッパァァン!!
リナのスリッパ叩きがアリーナの頭に見事に当たる…。
かと思ったらアリーナは見事に避けていた。
「いきなり何すんのさ!!」
「いきなりそんなボケやったって誰も笑えるわけ無いでしょ!!」
「まあいいや、お姉さんそんな肩当てだけじゃこの樹海の中では無防備に近いよ。」
「この樹海は普通の樹海じゃないって事ね。」
「そんなことも知らないんだ!この世界樹の迷宮はずっと昔に現れた物でずっと上には天空の城があるんだ。冒険者は全員それを目指してここを上ってるんだけど、ここを守るモンスターみたいなのがこっちの邪魔をするわけ。お姉さんの職業はなんなの?」
「魔導師よ。」
「魔導師?そんな職業ギルドにはないよ。」
「ギルド?」
そんな会話をジルが遮る
「ぐだぐだ話しているからモンスターが集まってきたぞ…。」
「あちゃー。」
「とりあえずみなさんもがんばってください。」
「がんばるってこのモンスター普通の攻撃でも効くの!?」
そんな説明をする前に彼らはモンスターに攻撃をしていた。
ジルはそのまま立ち止まっているが何かぶつぶつ言っている。
リナはとりあえず魔法を使うことにした。
「ファイアーボール!!」
ボヒュッッ!!
その魔法によって2〜3体魔物が倒れる
援護していたハリスが驚いた顔つきになる。
「火炎の術式」
ジルも術式を唱える。
紅蓮の炎が魔物を襲う!
この二人が魔物にとどめを刺した。

お互いの見知らぬ魔法
それが不思議な冒険の鍵となる

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34012スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜W水野 2009/5/11 16:07:31
記事番号33999へのコメント

とりあえず、魔物を倒し樹海を抜けた所でそれぞれの質問をした。
まずはリナ達が質問した
まず最初にリナが質問する。
「まず、ここはどこ。」
アリーナが答える。
「世界樹のあるハイラガートだよ。」
アメリアが質問する。
「この樹海はここ以外での出口はないんですか?」
ジルが答える
「それはまず、あり得ない。」
グレイが冗談半分で言う。
「もしかしたらこの人達あいつに呼び出されたんじゃないのか?」
ゼルガディスが聞く
「そのあいつとはなんだ。」
ミルクが答える
「先ほどの樹海の25階にいるあの樹海のリーダーみたいな者です。」
ハリスが言う。
「じゃあ、行ってみる?」
リナが
「そうね、そいつにあってコテンパンに叩きのめしてやるわ。」
そうして彼らはグレイ達の言うあいつの元へ行ってみることにした。

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34014スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜X水野 2009/5/12 17:31:17
記事番号33999へのコメント

はい、ここではアリーナ達の世界のボスが登場します。
性格とかがかなりいじくり回したけれど気にしない
それではどうぞー

……………………………………………………………………………………………

「とりあえず、樹海のあいつのところへ会いに行こう。」
とハリスが言う
「その人こちらに敵意を持っていませんか?」
とアメリアが聞く
「あたし達に対しては敵意はないよ。人じゃないけどね。」
とアリーナが言う。
「それはどういう事だ?」
とゼルガディスが聞く
「大きな声では言えないが、奴は元々は人間だった。
七つの海五つの大陸が全てを滅ぼそうとした時に
人々は天空の城へと逃げ込んだ。
しかし、大きな問題が生じた。
その樹海は人間にはなじめなかったんだ。
そいつはその樹海の中でも適応できる人間を作ろうとして
永遠の命を手に入れた。」
閉じるが途中で区切る。
「永遠の命ですって!」
リナの目に驚きの色が現れる。
「そいつは永遠の命を手に入れた。
しかし、人ならざる者になってしまった。
言うなればモンスターになったといった方がはやい。
わかったか?」
と、ジルが言う。
「多分ガウリィはわかってないわね…。」
と、リナが言う。
「わかったか?」
とジルがガウリィに聞く。
「わからん!」
ガウリィははっきりと言う。
「簡単に言うと
大変なことがあって逃げたのは良いけれど
そこには人間には合わないから何とかするために
死なない体を手に入れて
その中でも大丈夫な人間を作ろうとしていたんですよ。」
とミルクが易しく説明する。
「――――――――――――なるほどな。」
ガウリィはしばらく考えてやっと納得してくれた。
「こいつ馬鹿だろ。」
とグレイが指を指して言う。
「とりあえず行くよ。」
とアリーナが言う。

これが大きな冒険と波乱を巻き起こす

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34016スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜Y水野 2009/5/12 21:30:49
記事番号33999へのコメント

ああ、前回はアリーナ達の世界のボスがかけなかった…。
今回こそ書きます!
作者注意:アリーナ達の世界のボスは実際は一回倒したらもうでてきませんし性格もああじゃないです。なんかもっと威厳があります。

……………………………………………………………………………………………

そしてアリーナ達はリナ達をつれて樹海をあるいていくうちに見知らぬ城のような場所に出た。
「ちょっと、ここはなんなのよ!」
とリナが驚きながらも聞く。
「ああ、説明していませんでしたね。
樹海のてっぺんには空飛ぶお城があるって言う伝説があるんですよ。
それは伝説ではなく本当に存在したと言うだけです。」
とミルクが答える。
「おい、着いたぞ。」
とジルがぶっきらぼうに言う。
「ドアに鍵がかかってるぞ。」
とガウリィが言う。
「あぁ、あいつまた居留守使ってる。」
とハリスが言う。
「さぁ!リーダー!その馬鹿力でドアをぶち破ってください!」
とグレイが言う。
「馬鹿値からは余計だ。」
とアリーナは笑顔だがとてつもなく怖い口調で言う。
「まぁ、いいや。」
アリーナはすぐにドアの方へと向き斧を振り下ろす。
バギョッ
とてつもなく鈍い音を出して鍵は壊れる。
「入るよ。」
アリーナはそう言ってずかずかと入っていく。
「いませんね。」
ミルクは辺りを見回す。
「おい、いるんだろ?出てこないとこの玉座を燃やす。」
とジルが脅迫行為をやる。
(※よい子は脅迫行為をやっちゃあダメだよ☆)
「馬鹿野郎!!それだけはやめてくれ!!」
いつの間にかリナ達にとっては何かが出てきた。
「「「「なにこれ。」」」」
その声は見事なまでにハモっていた。

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34018スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の魔導師〜Z水野 2009/5/13 18:26:45
記事番号33999へのコメント

ここで、出てくるもう一人の樹海を守る者のリーダーも性格が全然違います。
知ってる人から見ると『なんだよこれ!』と思うでしょうが
性格変更+おもしろさを上げるための行為として認めてください。
……………………………………………………………………………………………
リナは、アリーナ達の言うあいつを指さして言う。
「なに?こいつ。」
アリーナは素直に答える
「この樹海を守る者のリーダーみたいな者かな…。
 もう一人いるけど仕事放棄しまくりだし…。」
とアリーナが言うと
『どんな樹海のリーダーだ。』
リナとゼルガディスの声がみごとにハモった。
「オーバーロード、この人達をここに連れてきたのはあんた?」
とアリーナが易々と聞く。
「連れてきてはないが、玉座の後ろを見てみろよ。」
とオーバーロードがアリーナ達に言う。
アリーナ達はオーバーロードの言う通りに、
玉座の後ろをのぞいてみた。
そこには漆黒の扉があった。
何かで固く閉ざされていた。

その扉はとてつもない謎を呼び起こす。

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34020スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜[水野 2009/5/14 15:12:49
記事番号33999へのコメント

あぁ…、なんか最近この小説がばりばりの爆笑コメディになっている気がする…。

……………………………………………………………………………………………

アリーナはオーバーロードに質問をする。
「この真っ黒な扉は何?」
オーバーロードは意味深げに答える。
「気がついたら出てきて、こいつらが出てきたんだ。」
リナはオーバーロードに言う。
「で、あんたがあたし達を連れてきた訳じゃないという事?」
オーバーロードはこう答える。
「当たり前だ、むやみに異世界の者を呼び出す趣味なぞ俺にはない。」
グレイが言う。
「人間を魔物にする行動をする奴が言う台詞か?」
アメリアがグレイの言ったことを聞きこういう。
「なんですって!罪なき人間をおぞましき魔物に変える存在!すなわち悪!悪は正義によって…。」
アメリアが話している途中で、ジルがアメリアに言う。
「黙れ、これ以上正義とかほざくと燃やすぞ。」
手には炎がどこからか出ている。
「まあまあ、両方とも、今争ったら話しが余計ややこしくなっちゃうじゃん。」
とハリスがのほほんとした口調でなだめる。
「…すまなかったな。」
ジルがアメリアにそう言う。
「おい、話し戻しても良いか?」
すっかりおいて行かれてたオーバーロードが全員に聞く。
「良いよ。」
とアリーナが言う。
「三龍達や、あのお方に聞いてみた所。これはお前達の世界と、俺たちの世界に以上がきてこの扉はその世界を行き来するための物なんだ。」
とオーバーロードが言う。
リナが聞く。
「あのお方って誰なの?」
その時であった。
「へぇ…、こいつらがこの扉からやってきた奴らか…。」
突如リナの背後に現れた。
「始原の幼子様、いきなり現れるのはやめてください。客人が驚いています。」
とオーバーロードが突如現れた者に言う。
アリーナが脳天気にも言う。
「紹介するよ。こいつがもう一人の樹海のリーダー。始原の幼子だよ。」
始原の幼子は、この恐ろしい樹海のリーダーとは思えないような雰囲気を感じる。
一体何でこの漆黒の扉が現れたのか
そしてリナ達は元の世界に戻れるのか!

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34023スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜\水野 2009/5/15 18:59:14
記事番号33999へのコメント

始原の幼子は漆黒の扉を見ながらリナ達にこう告げた。
「いいか、三龍に調べさせた所この扉はお前達の世界と俺たちの世界に異常が起きたと言うことはオーバーロードに聞いていると思う。
更に調べさせた所、こっちの世界の異常を直したら元に戻れると思う。」
「ちょっと、思うって何よ。思うって…。」
と、リナが言う。
「わからんものはわかりましぇ〜ん。」
と始原の幼子は樹海の長の欠片もない返事をする。
「こんな奴が本当に、この樹海を統べる者なのか?」
ゼルガディスがあきれながらもアリーナに聞く。
「あたしに聞くな。」
アリーナがストレートにかつ笑顔で答える。
「最近変だと思うのを知りませんか。」
それを無視して始原の幼子に質問をするミルク。
「強いて思い当たることとしたら…。
――――――――刈り尽くす者が20匹に増えただけかな…。」
しっかり考えてから答えた始原の幼子。
「十分異常だよ馬鹿野郎。」
とジルが言う。
「お前はアホだ!」
スペェェェン!!
リナがいつの間にか持っていたスリッパで始原の幼子をはたく。
「あ゛!!このへこ胸!!始原の幼子様になにしてるんだよ!このへこむね!!」
オーバーロードがリナに怒鳴る。
しかし、リナに対してへこむねと言ったのが間違いだった。
「ほぉぉぉ、あんた覚悟はできてんでしょうねぇ…?」
――――――――――――しばらくお待ちください
「まあ、地雷を踏んだ奴のことはほっといて刈り尽くす者を根絶やしにしちゃえばすむ話しだね。」
アリーナがあっさりという。
「ちょっ大丈夫なんですか?」
心配してくれるアメリア。
「平気です。その気になれば1ターンで倒すことができます。」
あっさりというミルク。
しかし、彼女の目は$になっていた。
「なぁなぁ、あの子の目が異常な気がするのは俺だけなんだろうか。」
ガウリィがハリスに聞くとハリスはこう答える。
「大丈夫です、彼女はお金のことになると目がああなるんです。」
「………………………………………。」
珍しくガウリィが黙る。

世界の異常に気づいたリナ達とアリーナ達。
さあ、彼らは世界の異常を直し、リナ達は元の世界に戻れるのか!

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34035スレイヤーズの迷宮〜異界の魔導師と異界の冒険者達〜]水野 2009/5/16 11:08:22
記事番号33999へのコメント

彼らはオーバーロード達と離れ、町へと着く。
樹海は外から見ると巨大な大木だ。
その近くにはリナ達で言う。王宮みたいな建築物がある。
ほかにも、酒場、宿屋、店がある。
アリーナは一通りリナ達に町を案内する。
「あそこにあるのが、ラガート公宮だよ。その向こうにある魚の看板みたいな物がかけられているのは酒場。その右隣にあるのがシトト交易所。あそこにあるのは宿屋。との左隣が施薬院だよ。」
リナはアリーナに質問をした。
「施薬院って何よ。」
アリーナは簡単に説明する。
「モンスターにやられたり、石化しちゃったのを直してくれる人だよ。」
リナは感心する。
一通り町案内がすんだ所でアリーナはリナ達に告げる。
「刈り尽くす者はさっきの君たちの戦い方から見るとまだ大丈夫かもしれないけれど…、どうする?戦う?」
リナは答える。
「当たり前じゃない!」
ジルは相も変わらず厳しい口調で言う。
「自分の身は自分で守れ、俺たちは俺たちなりの戦い方があるからな。」
ハリスが笑顔で言っておく。
「彼の言うことは気にしないで、ジルはすごく用心深いんだ。リーダー達を信用するのにも時間がかかったんだもん。」
アメリアがハリスに小声で質問をする。
「ジルさんがあそこまで用心深いのには何か訳があるんですか?」
ハリスは首をかしげながら言う。
「それは僕も知らないよ。幼馴染みのミルクだって知らないんだから…。」
ミルクはやる気満々である。
「さあ、はやく刈り尽くす者を倒してお金を荒稼ぎ…じゃなくて世界の異常を直しましょう!」
本心が丸見えである。
「なんだかお金にがめつい所はリナに似ているなぁ。」
ガウリィがそんなミルクを見てすこし苦笑いをしながら言う。
「まぁ、いいや。今日はくたびれたよ。明日にしよ。」
アリーナが欠伸をしながら言う。
「まぁ、そうですね。」
とミルクは言うが宿代のことを心配する。
そんなときでもハリスは臨機応変に対応する。
「リナさん達の宿代は僕が払うからさ。」

……………………………………………………………………………………………
やっとこさ、町に付けた。
ああ、大変だった…。

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