◆−スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!前書き6−RIN (2007/2/14 20:18:20) No.32996
 ┣スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その2―7−RIN (2007/2/14 20:20:27) No.32997
 ┣スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その2―8−RIN (2007/2/17 00:51:12) No.33004
 ┣スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!前書き7−RIN (2007/3/16 23:50:53) No.33035
 ┣スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その3―序−RIN (2007/3/16 23:53:20) No.33036
 ┃┗はじめましてv−。。。 (2007/3/18 22:44:31) No.33037
 ┃ ┗Re:はじめましてv−RIN (2007/3/19 22:53:44) No.33043
 ┣スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その3―1−RIN (2007/3/31 23:43:32) No.33065
 ┗スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その3―2−RIN (2007/4/11 23:03:44) No.33083


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32996スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!前書き6RIN URL2007/2/14 20:18:20



 スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!―前書き―

 皆様こんばんは、Happy Valentine!RINです。
 結局今年もぎりぎりになってしまいました…
 …申し訳ありません…
 …では…本日はバレンタインデーです。
 というわけで、RINは今年も懲りずに例年通り、既に恒例となりました、企画を発動!連載駄文の投稿を開始させて頂こうと思っております。
 …それでは拙い駄文ではございますが、『エピソードその2』の続きをどうぞお読み下さい。

                                        ―それではまたの機会に―RIN―


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32997スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その2―7RIN URL2007/2/14 20:20:27
記事番号32996へのコメント

 「…それより!ゼロス!これから出かけるぞっ!」
 …そう仰った獣王様の足下には幾つものトランク…
 …獣王様は『それ』を持ってついてこいと仰られ…
 (…獣王様…荷物って…なんでこんなに…いえ…それより…)
 「…解りました…でも獣王様…一体何処に行くのですか?」
 「何処にだと!?」
 獣王様が僅かに顔を顰められる。
 (…これは…まずいですね…ご機嫌を損ねてしまったのでしょうか……)


 スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その2


 「なんだおまえ知らないのか?」
 「フッ…そうか♪ククッ♪そうか〜♪フン♪フン♪」
 (えっ?…あの?…ゼラス様?)
 「知りたいか?知りたいか?ゼロス?ン?」
 「あ…あの〜…獣王様?」
 (…な…なんだか…ものすご〜く悪い予感がするような気がするのは…僕の気のせいなんでしょうか…)
 「…クックック…知りたいか?ゼ・ロ・スv」
 口元は見事に弧を描き、にっこりと擬音が付きそうな感じで、なんだかとても嬉しそうに、でもどこかもの凄く不吉な感じの笑みを浮かべて、獣王様はそう言った…
 …それは…もう…とても楽しそうに…
 (…じゅ…獣王様…目…目が笑ってません…)
 (…ああ…知りたくないけど…)
 「…知り…知り…知りたいですっ!!」
 「♪そうか♪そんなに知りたいか♪」
 (…お…終わった…)
 「…だが…秘密だ…」
 「えっ!!」
 (…た…助かったんでしょうか…)
 「…冗談だ…今日の私は機嫌が良い…いつもならいきなり無理矢理連れて行くところだが…今回は特別に前もって教えてやろう♪」
 「…行き先は…フフ…ゼフィーリアだ!」 

                                  ―続く― 
 
  

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33004スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その2―8RIN URL2007/2/17 00:51:12
記事番号32996へのコメント



 「…行き先は…フフ…ゼフィーリアだ!」 
 (ゼ!ゼフィーリアー!!)


 スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その2


 「ぇええええええー!!!」
 「嬉しいか?そうかそんなに嬉しいか♪そうだろう♪そうだろう♪ではさっさと行くぞ♪さあ♪荷物を持て♪」
 「あっ!はい!」
 混乱しつつも、ゼロスはそれでも反射的に荷物を持つ…
 それを見て獣王は満足げに笑みを浮かべ…
 「では行くぞ♪」
 そう言ってその場から消えた…
 (…って…ちょっ…ちょっと待って下さ〜い!!!!!)
 「…あ…あああー…ゼラス様…うぅ…行くしかないですよね…はあ…」
 (…ああ…行きたくない…でも…早く行かないと…うぅ…)
 …はあ…
 …そうして嘆息してゼロスも空間を渡った…

                             ―…スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!…―
                             ―…エピソードその2…―
                                  ―終わり―

                             ―…エピソードその3に続く…―



 ―エピソードその2―後書き―

 RIN:皆様どうもこんにちはRINです。
     お読み下さりどうも有り難うございます。
   L:…ホント…感謝しなくちゃねぇ〜R・I・Nv
 RIN:えっ!エエエエエエル様っ!!!
     なっ何故ここにぃー!
   L:んっんっん〜?な〜ぜかしらね〜?
 RIN:エエエル様…あっあの…もうすぐ…もうすぐですから…
     …だ…だから…
   L:だから?なあに?ん?
 RIN:あ…えっと…そのー…まだ企画始まったばかりで、その3もありますし…
     …いまここでダウンするのはちょっと…
     …あの下手したら企画中に復活できないかもしれませんし…
   L:…そう…しっかたないわねー…
     …でも…あんまり遅いようなら…
 RIN:わっ!解りましたっ!!!
     もうっ!大急ぎで書きたいと思いますぅー! 
   L:ン〜ならよしv
     じゃ♪特別に今回のおしおきはー♪
 RIN:へっ?…あっあのーL様?
   L:出よ部下S!
    ―パチンと指を鳴らすL様。
 部下S:御心の侭に!(…一体…今度はなんのご用なのでしょうか…ドキドキ…)
   L:あんたこのカードでちょっとここにメモしてるもの買って来なさい!
 部下S:へっ?そっ?それだけですか?
    (…し…信じられない…どんな無理難題を言われるかと思っていたのに…)
   L:そうよv(…取り敢えずわねv…フフ…フ…
     …聞こえてるわよ部下S…後で覚えてらっしゃい…クスッv) 
 RIN:エエエエエエル様っ!そのカードっ!それっ!私のっ!
   L:あらvなにか文句あるの?RIN?
     !ああっ!それともやっぱり!この大鎌の方がよかったかしら?
 RIN:イ!イイイイイイイエエー!
     ど!どうぞ!ぜっ!是非エル様に使っていただきたいなーと思って…はい!
   L:そう?悪いわね〜vじゃ遠慮なく♪
     さっvさっさと行ってらっしゃい部下S♪
 部下S:は…はい!ただいまっ!
    ―僅かに哀れむようにRINの方を見て…
    (…気の毒に…)
   L:(部下S…やっぱりおしおき決定ね…)
 RIN:あ…ああ…こ…今月は…『ひぐら○の○く頃に祭』が…ああ…
   L:あっ!RINそれ買ったらあたしにも貸しなさいね!
     …買えるぶんだけのお金残しといたげるから!
 RIN:えっ?…わ…わかりました…(T_T)
     …うう…
     …そ…それでは…
 RIN&
   L:皆様どうもここまでお読み下さり有り難うございました<(_ _)>

 ―幕―

                        ―それではまたの機会に―RIN―       

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33035スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!前書き7RIN URL2007/3/16 23:50:53
記事番号32996へのコメント


 スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!―前書き―

 皆様お久し振りです、RINです(^_^)v
 少し時間が掛かってしまいましたが、なんとか今年の企画期間終了までに間に合いました。
 …と言うわけで…ホワイトデーは過ぎましたけれど、もう少し企画は続けます…
 …タブン3月末日くらいまでだと思います… 

 ―それでは『スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!』エピソードその3をどうぞお楽しみ下さいm(_ _)m
                                                 ―それではまたの機会に―RIN―


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33036スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その3―序RIN URL2007/3/16 23:53:20
記事番号32996へのコメント

 
 『…クス…クスクスクス…もうすぐね…フフ…楽しみだわ…とってもvv』
 …眩いばかりの黄金色の輝きに満ちた『其処』に…
 『…クス…クスクスクス…』
 …いつまでもその楽しげな笑い声が続いた… 


 スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その3


 …カチャカチャカチャ…
 …王宮内に幾つかある台所の一つで…栗色の癖の強い髪に青い瞳の14・5才位の少年が一人隅っこの方に隠れる様にしてカチャカチャと腕に抱えたボウルで白いクリームを泡立てていた…

 バタバタバタ
 バン!
 「どうだ?」
 「いや」
 バタン
 「俺達は向こうを見てくる」
 「…じゃあ…俺らはこっちを…」
 バタバタバタ

 …遠くの方で聞こえる音が近付いてくるのに少年は眉を顰める…
 「……近付いてくる……やだなー…」

 バタバタバタ
 「バレン様ー!どこですかー!いい加減出てきてくださーい!王女様方に怒られますよー!」
 バタバタバタ
 
 「ハアー」
 少年は泡立てていたその手を止め大きく溜め息を吐く…
 「……やっぱり…僕のこと捜してるのか…やだなー…せっかく抜け出して隠れてるのに…別に僕がいなくったって誰も困らないんだし…大体なんで僕がテミスねえさんやイシュタルねえさんの暇つぶしに付き合わされなくちゃならないんだよ…」
 …そう小声でぼやいて、そしてまた今度は小さく嘆息を吐くと、再び腕の中のクリームを泡立てはじめた…

                                       ―続く―


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33037はじめましてv。。。 2007/3/18 22:44:31
記事番号33036へのコメント


初めまして今晩はw

本日は、お初のコメントをさせて頂きます

> …カチャカチャカチャ…
> …王宮内に幾つかある台所の一つで…栗色の癖の強い髪に青い瞳の14・5才位の少年が一人隅っこの方に隠れる様にしてカチャカチャと腕に抱えたボウルで白いクリームを泡立てていた…
良いですねェ・・・

偉いですょ、男の子が料理するとは!

実際、海外では必ずしも女性がお菓子をあげる行事ってワケじゃない様ですしネェ



さて、上に投稿が遅れてしまったとのお知らせがありましたが

なァに気にする事無いスょ

自分なんか更新のことすっかりわす(ストーップ

・・まァとにかく。

更新が遅れた事よりも、それを諦めずに続ける心意気を、高く評価したいな、と

そぅ思いマス。

自分も見習って、・・・心を入れ替えて、精進したいと思いますので

お互い頑張っていきましょう。

それでは


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33043Re:はじめましてvRIN URL2007/3/19 22:53:44
記事番号33037へのコメント

 初めまして、こんばんは。。。様
 RINと申します。
 コメントの書き込みどうも有り難うございます。

>実際、海外では必ずしも女性がお菓子をあげる行事ってワケじゃない様ですしネェ
 ―そうですね、それにチョコレートに限定されているわけでもないですしね…
 …もっともバレン君はバレンタインとはあまり関係なく作っています…
 …基本的に趣味なんです…彼の…

>さて、上に投稿が遅れてしまったとのお知らせがありましたが
>
>なァに気にする事無いスょ
 ―有り難うございます、そう言って頂けると多少は心が安まります。

>自分なんか更新のことすっかりわす(ストーップ
 ―…アー実は私もよくやります…
 …そうして一度滞るとなかなか書けなくなってしまいます…
 
>更新が遅れた事よりも、それを諦めずに続ける心意気を、高く評価したいな、と
>
>そぅ思いマス。
 ―本当に有り難うございます。
>自分も見習って、・・・心を入れ替えて、精進したいと思いますので
>
>お互い頑張っていきましょう。
 ―そうですね…私も頑張りたいと思っております、お互い頑張りましょう。

                              ―それではまたの機会に―RIN―

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33065スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その3―1RIN URL2007/3/31 23:43:32
記事番号32996へのコメント

 「グレン様こちらの準備は全て終わりました」
 黒い髪の12・3才程の巫女装束を纏った少女が先程自分が入って来た、その扉を閉めながらそう言った。
 「ご苦労様サラ、こっちも終わったよ、ちょっと前にバレンの方も終わったって報告があったからそろそろ王女様方に報告した方がいいね」
 少女ことサラに、にっこりと笑って栗色の髪の20才前後と思われる神官衣を纏った、少しおっとりとした感じのある青年がそう言った。


 スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その3


 「バレン様ー!バレン様ー!」
 …王宮中…至る所でその声がしていた…
 …そしてそんな中…王宮のある一角…
 「いたかっ!?」
 「いや…まったく…大事な役目があるってのに…」
 「絶対調理場にいると思ったんだけどなー」
 「…当てが外れたかなー」
 「まったくなんでオレらがこんな目に…」
 「絶対後であいつになんか奢らせてやるっ!!」
 「おっ!それ賛成!」
 「さんせーい!異議無し!決定!」
 「…フフフ…」
 「…ククク…」
 「………」
 「………」
 「……なあ…現実逃避は止めて真面目に捜そうぜ…」
 「…はあ…」
 「…ハア…」
 「…なあ…やっぱこうなったらグレン様に報告した方が…」
 「げっ!俺は嫌だぞ!あの方に言ったら自分がやるとか言いそうじゃないかっ!」
 「うっ!それは…確かに…」
 「…確かに…今回はマズイ…よな…」
 …そんな会話を汗だくになって年若い神官達が繰り広げていた…

                                       ―続く― 


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33083スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その3―2RIN URL2007/4/11 23:03:44
記事番号32996へのコメント


 「…確かに…今回はマズイ…よな…」
 「何が不味いんですか?」
 「それは…」
 「えっ!?」
 「…こ…この声は…」
 汗だくになって疲れ果てている神官達の会話に唐突に『その声』が割り込んできた…
 
 
 スレイヤーズのドキドキ!バレンタイン!=その3


 …直毛の腰まである長い青銀の髪…
 …深い色合いの海を思わせるブルー・アイズ…
 …にこにこと人好きのする穏やかそうな微笑みをたたえた整った顔立ち…
 …すらりとした長身…
 …丁寧な物腰と気配り…機知に富んだ会話…そして礼儀正しい言動…

 『彼』をよく知らない者は大抵『彼』に好意を持つ…
 …尤も…
 『彼』をよく知る者…
 …そして…
 一部の感の良い者はまったく異なる…
 
 『彼』の名はラグ=セレイス…
 …彼は人間ではない…
 …水竜王ラグラディア直下の神官…
 …降魔戦争当時水竜王の命を受け使いに出ていたが為に生き延びた、数少ない水竜属の生き残りである…
 
 …一般の神官達にとっては…『彼』は雲上人と言っても良い…
 …そんな存在…

 …そんな存在が…其処にいた…

                                       ―続く―
 ―あとがき―
 お久し振りです、RINです。
 ご無沙汰してしまいました、申し訳ありません。
 今年もいよいよこの企画終了日が近くなってきました。
 …予定としては…一応13日までのつもりでいます…
 …ですので書けるようなら、あともう少し書きたいなと思っております。

 …ところでオリキャラのラグ=セレイスですが、彼は他に『召喚』で登場しております。
 …また『読みまくれ!!大辞典』にも登録してありますので、興味のある方はどうぞご参照してみて下さい…(…大したことは書いてませんけどね…苦笑…)

                                                           ―それではまたの機会に―RIN―

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