◆−新章開幕!色無き世界シリーズ第2章 虚ろの中の蒼き影 1−朱姫 依緒琉 (2005/1/26 11:14:37) No.31126
 ┗虚ろの中の蒼き影 2−朱姫 依緒琉 (2005/1/27 11:25:40) No.31131
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31126新章開幕!色無き世界シリーズ第2章 虚ろの中の蒼き影 1朱姫 依緒琉 2005/1/26 11:14:37


 こんにちは!朱姫 依緒琉です。ついに開幕!『色無き世界』シリーズ第2部、『虚ろの中の蒼き影』。
 下にある、『鏡の中の緋き月』を読んでから読まれることをお勧めします。(宣伝、宣伝!)
 では、本編へどうぞ!





 虚ろの中の蒼き影

 1 世界と出会う少女

「・・・・思うにですね。やはり、契約内容を確認せず依頼を受けるのは危険が大きいかと。」
「言ってる場合じゃないでしょ!?」
 ラルティーグ王国と沿岸諸国連合の国境付近。リナたち・・・・つまりは、リナ=インバース、ガウリイ=ガブリエフ、ゼルガディス=グレイワーズ、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン、それに、つい最近一行に加わったリナそっくりの少女、その名をフォレンデット=フィーア=ファルシュもしくはフィーア=シャルラッハというのだが。・・・・は、ちょっとした危機に陥っていた。
「しかし、これは明らかに契約内容確認を怠ったがために生じている状況で・・・・」
「話は後!来るわよ!」
 今、一行は大量のブラス・デーモンに囲まれていた。
 村を荒らす魔獣退治、という依頼のはずが、一体どこからこうなったのか。思うに、教えられた魔獣の巣が、そもそもブラス・デーモンの大量生息している場所だったあたり、はめられたとしか思えない。依頼料全額前払いで、しかも終了報告はしなくていい、というあたりで、もっと疑うべきだった。リナは、今更ながらもっとふんだくるべきだった、と思っていた。
「仕方ありません。では・・・・数を減らします。聖霊輝箭撃(フィティシア)!」
 フィーアの掲げた右手から数十条の光が迸る。つい最近知ったことだが、フィーアは神魔の力を併せ持つキメラのような存在だ。その魔力は桁外れで、なおかつある程度は呪文なしで魔法が使え、更には神聖魔法やシドの作った魔法も扱え、自身もオリジナルの魔法をいくつも持っているという。ちなみに今のは神聖魔法に分類されるであろう、フィーアオリジナルの呪文だ。これでブラス・デーモンは約半数に減ったが、それでもまだ20体や30体はいるであろう。と、ここでガウリイが走る。フィーアもまた、剣に魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)をかけ、遊撃戦法に移った。そこに呪文を完成させたゼルとアメリアの烈閃砲(エルメキア・フレイム)の十字砲火が。そして・・・・
「あ・・・・・・・・ゼルガディスさん、アメリア様!その場を動かないで!ガウリイさん!全力で右に・・・・森側に走ってください!」
 フィーアの、なにやらよくわからない指示。ゼル、アメリアは一瞬行動を停止し、ガウリイは言われるまでもなく、自らの野生の勘に従って走り始めていた。そしてフィーアも、ガウリイとは逆方向に走っている。理由は簡単だ。なぜなら・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・等しく滅びを与えんことを    竜破斬(ドラグ・スレイブ)!!!!」
 リナの唱えていた呪文が、これだったから。いち早くそれを聞きつけたフィーアが、射線に皆が入らないよう、敵の分布まで考えて指示を下したのである。この一撃で、残っていたブラス・デーモンは灰燼に帰したものの、下手をしたらガウリイとフィーアを巻き込んでいたのである。
「リナさん・・・・」
 もちろん、リナは気にしない。
「いいじゃない、よけたんだから。」
 と、言っても、一応彼らを信じてのこの発言であろう。だから、特に誰も気にすることなく、戦いは幕を下ろした。


・・・・・・・・・・・・・・・・かに見えた。

「! アメリア様、後ろ!」
 とっさに、魔法を使うことすら忘れて、フィーアはアメリアに向かって走った。そこにいたのは、先ほどの一撃を逃れた、ブラス・デーモン。とんでもない失態だった。打ち漏らしたものの有無の確認すら怠っていたとは。フィーアはアメリアを抱える。結界の呪文が間に合うか・・・・神ならぬ身のフィーアには、呪文なしで魔法を使うには、一瞬の精神集中が必要なのだ。戦いの中においてさえほとんど気にする必要の無いその一瞬が、今は致命的な遅れとなる。襲い来るであろう傷みを覚悟し、フィーアはアメリアを抱え込んだ。

 それは、こなかった。代わりにやってきたのは、一瞬の光と衝撃波。そちらには防壁を張って耐えながら、フィーアは懐かしい人影を見た。
「詰めが甘いな、『フィーア』よ。」
 玲瓏とした、しかし厳冬の冷たさを持つ、女の声。銀の髪が翻り、碧玉の瞳がフィーアを捉える。
 フィーアは、その人物に言葉を返す。
「返す言葉もありません。助かりました。・・・・・・・・お久しぶりです、セフィクスさん。」
 『セフィクス』と呼ばれた黒い法衣の女性は、短く返した。
「ああ。」


      ★     ★     ★     ★     ★


「あの、ありがとうございました。それで、この人はどなたですか?」
 礼儀正しくセフィクスに謝礼を述べた後、アメリアはフィーアに問うた。
「セフィクス=ローレンス。神竜巫女(シビル)だ。」
 その問いには、本人が答えた。フィーアが付け足す。
「神族の方です。赤の竜神スィーフィード直属で、実働担当の。4体の竜王に次ぐ力の持ち主、と聞き及んでおりますが。」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「それって、ぢつはめちゃくちゃ偉いんじゃ・・・・・・・・」
 さらっと言ったフィーアに、ぎこちなくつっこむリナ。フィーアは、「?」といった感じで首をかしげる。
「そうですか?」
 フィーアはやはり不思議そうに言う。本人(本神?)は否定も肯定もせず、突然話題を変えた。
「気づいているか?世界の歪みが広がりつつある。・・・・『遺産』が動き出した。」
 フィーアは、とたんにまじめな顔になり、頷いた。
「もちろん。・・・・中心は、沿岸諸国連合、ラキスト公国。」
「正確には、その首都ラキスト・シティだ。遺産の持ち主は、ラズリ=アリルスと言う名の12歳の少女。」
「12歳?変ですね。これまでのパターンから行くと、『遺産』は『あれ』に直接関わりのある人物しかもっていなかったはず。」
「本来はその母、クィンシー=アリルスの持ち物だが、数年前に娘が継承した。」
「なるほど。」
「以上だ。ではな。」
 話したいことだけ話すと、セフィクスは消えた。
「あのー・・・・一体何なの?」
 思案に沈んでいたフィーアを、リナが引き戻した。
「あ、すみません!・・・・実は、目的地ができてしまいました。」
 フィーアは、申し訳なさそうに事情説明を始めた。



 フィーアは、人工生命だ。創り主は、『平和の魔道士』シド。そのシドは、本名を『紫藤 晶羽』と言う、異世界人だ。フィーアと、その姉アインス、悲運の最期を遂げた妹ノイ、更に、後二人亡き姉がいるらしいが、彼女たちは全て、シドが元の世界に帰るという野望の実現のためだけに生み出された。彼女が神と魔の力を併せ持つのも、シドがそう創ったため。そんなフィーアは、今でこそアメリアの護衛という立場にあるが、その前は世界中にある『シドの遺産』を回収し、封印、もしくは破壊するという目的のために旅をしてきた。なぜなら、この世界のものではないシドは、その異世界の技術をも使って多くのことをしてきており、その異世界の技術は、使われる度に世界を歪めるものだったから。『世界が歪む』とは、つまりは世界が一瞬崩壊しかけると言うことだ。もちろん、使いすぎれば世界は壊れるだろう。その理由は定かではないが、シド本人は、『この世界の法則を破ってるからじゃないの?』と言っていた。それでもシドは研究を続けた。なぜならシドにとって大切なことは元の世界に帰ることであって、言ってしまえばこの世界がどうなろうと、シドには全くかまわなかったから。



「沿岸諸国連合の一国、ラキスト公国というところで、シドの遺産が発見されたのです。・・・・私は、それを見つけ、何らかの対策を講じねばなりません。ですから・・・・」
 しばらくお暇を戴きたい、と続けようとしたフィーアを、アメリアがさえぎった。
「じゃあ、目的地は決まりですね!リナさん、いいですよね!」
「んー・・・・いいわよ、特にあてのある旅でもないし、ラキスト公国って言うと、あの有名な『料亭・まぁぶる亭』があるからね、一回行ってみたいと思ってたのよ。」
 ちなみに、『料亭・まぁぶる亭』とは、全国各地の摩訶不思議料理を格安で食べることができる、食べ歩きマニアの中では隠れた名店として有名な場所だ。
「普通は、水の街とも呼ばれる、美しい町並みが出てくるんじゃないのか・・・・」
 ゼルのぽつりとしたつっこみは、もちろんきれいに無視された。
 アメリアはフィーアに向き直り、言う。
「フィーアさん、一人で行くのはなしですよ!」
 フィーアはくすりと笑うと、返した。
「そうでしたね。」

 そうして5人は歩き出す。行く先にあるものを知らずに・・・・・・・・・・



 あとがき代わりの次回予告
 彼女は何がしたかったのか。
無邪気な笑顔が今あるのは、『シド』のおかげ。悲しみがあるのもまた、『シド』のせい。
出会う少女は何を思い、力を手にするのか。

次回、虚ろの中の蒼き影第2話、『その名も知らぬ少女』
「わたしの命を、守ってくれるの。」




 追記:ちょっとした用語説明
神竜巫女(シビル);スィーフィード直属の部下。4体の竜王たちやスィーフィード本人の代わりに、実際に活動する。4体の竜王たちに次ぐ力を持つ。

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31131虚ろの中の蒼き影 2朱姫 依緒琉 2005/1/27 11:25:40
記事番号31126へのコメント

こんにちは!朱姫 依緒琉です。第2話です!いやぁ、早いものですね・・・・。
 と、感慨にふけるのは置いておいて、本編へどうぞ!





 虚ろの中の蒼き影

 2 その名も知らぬ少女

 水の街と名高いラキスト・シティ。海に注ぐ幾本もの運河と、美しい海で有名だ。
「綺麗ですね〜!さすがです!」
 アメリアが感動の声を上げる。フィーアはふと横に目をやった。
「あ、『まぁぶる亭』・・・・・・・・・・」
「え?あ、ほんとだ!フィーア、偉い!よーし、今日の昼ごはんはここで決まりね!」
 別に見つけたくて見つけたわけではないのだが。リナに引っ張られて、皆はそこで昼食を取ることになった。
 フィーアは、確か『ラズリ=アリルス』はこの辺りに住んでいるらしいので、自分だけでも探索を続けたいと言ったが、あっさり却下された。理由は・・・・・・・・
「あんた、ほっといたら平気で1日2日、飲まず食わずでいそうだもの、危なっかしい。」
 と言うことだ。実際そのとおりなので、フィーアは反論できなかった。



「何というか・・・・・・・・」
「摩訶不思議料理というから、どんなものかと思っていたが・・・・・・・・」
「「「意外とおいしいですね(な)」」」
 そう、摩訶不思議料理専門店『まぁぶる亭』の料理は、かなりおいしかった。ちなみに、リナとガウリイはものすごい勢いで食べ続け、テーブルはほとんど戦場になっていたので、ゼル、アメリア、フィーアは、離れた別のテーブルに避難していた。
「それはそうですよ!いくら何でもお客様にまずいものをお出しできません!」
 振り返ると、そこには一人の少女がいた。12、3歳くらいで、長い黒髪に青い瞳の、なかなか可愛い子である。この店の娘なのか、ウェイトレスの格好をして、頭に大きなリボンを結んでいる。
「あ、すみません!追加注文がないかお伺いしようと思ってたんですけれど、ついつい・・・・」
「いえ、こちらこそすみません。追加は結構ですが、おいしかったですよ、本当に。」
 フィーアが言うと、少女はへらっと笑って、それは良かったです、と言って、別のテーブルに注文をとりにいった。
 まあ、その後は・・・・リナたちが食べ終わるまでにかなりの時間がかかって、外に出たときは既に夕方になりつつあったことだけ言っておこう。


     *     *     *     *     *


「さて・・・・宿は空いてるかな?」
 結局、『ラズリ=アリルス』探しもほどほどに、宿探しになった。
「結局、聞き込みもできませんでした・・・・・明日こそは、絶対に見つけないと!」
 決意を新たにするフィーア。と、その時、アメリアの耳が何かを捉えた。

 ・・・・・・・・・・・・・・っと・・・・・・・めて・・・さい・・・・・・・・!

 その瞬間、アメリアは疾風と化した。



 路地裏で、少女は、いかにも悪党でござい、といった男二人に囲まれていた。
「ちょっと、やめてくださいったら!」
「何が『やめてください』だよ、アァン!?てめぇがぶつかってきたんじゃねぇか。ほーれ、見てみろよ!相棒の頭!こんなに血が出てるんだぜ!?おとなしく治療費出してもらおうか!?そのペンダントで勘弁してやるからよ!」
 ちなみにその血は、手に持ったインクを塗りたくっただけのものだったのだが。
「おまちなさいっ!幼い少女を脅す悪党よ!あなたたちの悪事、このアメリアが生き証人です!」
 いつの間に登ったのか、アメリアは路地裏の奥の建物の屋根に登り、びしぃっ!と男たちを指差す。
「な・・・・何だぁ!?」
「いたいけな少女に言いがかりをつけ、なおかつ金銭を奪おうとするその行為、それ即ち悪っ!悔い改めるならばよし、もしもそうでなくば、この私が天に代わって正義の鉄槌を下すっ!」
 滔々と語るアメリアだったのだが、その下で男たちの方針は固まっていた。
「何だ?あれ。」
「あー・・・・ここしばらく暑かったからなぁ。頭がやられちまったんだろう。まだ若いってのに・・・・」
「なるほど、さすが相棒、頭良いな。じゃあ、あいつは無視って方向で。」
「おお、そうだな。と、言うわけで譲ちゃん、さっさと治療費払いやがれ!」
 アメリアは、完璧に無視されていた。
「ちょ、ちょっと待ちなさい!・・・・うぅ〜・・・・とにかく、悔い改める気はないようですね!ならば・・・・・・・・とうっ!」
 アメリアは華麗に宙を舞い・・・・・・・・
「アメリア様!」
      めづぎっ
            ・・・・・・・・フィーアは一歩間に合わず、派手に顔から墜落した。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 流石に男たちもしばし呆然とする。フィーアはしかし慣れたもので、手早くアメリアを助け起こすと、少女を男たちから引き離した。仕方ないので、少々脅して立ち去ってもらうことにする。フィーアは無言で腰の剣に手をかけると、抜く手も見せずに一閃、隣にあった木箱の山を切り崩す。ちなみに、普通にできるようなものではない。フィーアは男たちに剣呑なまなざしを向けると、冷たく言い放った。
「立ち去りなさい。三流詐欺師風情が、我が主の意思を妨げること許しません。」
 縮みあがった男たちは、もちろん一瞬で逃げ去った。
「さてと・・・・あら?あなたは、『まぁぶる亭』の・・・・・・・・」
「あ、お客さん!危ないところを助けていただき、ありがとうございました!」
「いえ、当然のことです。」
 しゅたっと現れたアメリアが、唐突に割り込んだ。
「でも、気をつけたほうがいいですよ。『まぁぶる亭』まで送りましょうか?」
「ああいえいえ、大丈夫です!家はすぐそこの宿屋なので。あ!もしまだ宿がお決まりでなかったら、安くするのでどうぞうちに・・・・・・・・ほら!」
 そこには、なぜかド派手な蛍光赤紫色(ラメ入り)で『お泊りは【まぁぶるホテル】で!』と書かれた看板が。
「・・・・・・・・まあ、派手なのは看板だけだから、引かないで・・・・。」
 あまりのことに思わず、近くまで来ていたリナの後ろに隠れるアメリアに、少女は目の幅涙を流しながら言うのだった。

 結局、「安くする」の一言で、そこに決めたのだった。ちなみに、確かに内装は普通だった。
「では、改めて。いらっしゃいませ!私は客室係兼ウェイトレスの、ラズリ=アリルスといいます!」
 一同に、驚愕が走ったのは、もちろん言うまでも無いが、それ以上に脱力が先にたったこともまた事実であった。
「こんな近くに・・・・・・・・」
 フィーアなど、半分魂が抜けかかっていたようで。ラズリは不思議に思いながらも、一同を部屋に案内したのだった。

 やっと少し正気に返ったフィーアは、ラズリに問いかけた。
「ラズリさん、そのペンダント・・・・何か不思議な魔力が宿っていますね?」
「あ、わかります?これは、お守りなんです!・・・・・・・・わたしの命を、守ってくれるの。」
 呟くように言われた最後の一言が、妙に心に残った。










 闇の中に、潜む影がある。影は、呟きながら爛々とした目で『彼女』を見ていた。
「憎い・・・・・・・・憎い・・・・・・・・」
 低い低い、女の声が、闇夜に不気味にこだまする。
「憎い・・・・・・・・・・憎らしい、あの女・・・・・・・」
 声の主は身じろぎして、ぼろぼろのローブの間から手を伸ばす。まるで何かを求めるように。
「お前さえ・・・・・・・・お前さえいなければ・・・・・・・・・」
「ならば、復讐すればいい。」
 声の主は、はっと振り返る。そこには、もう一人の声の主。黒い短髪の、簡素な旅装束を纏った、女。
「憎いのでしょう?恨めしいのでしょう?その思いは当然のもの。だってあなたは、彼女に全てを奪われたんだもの。」
 女は続ける。声の主の瞳に、暗い炎が宿った。
「力が足りぬのなら与えましょう、あなたの望みを叶える力を。滅ぼしの『チカラ』を。望むのなら、手を伸ばしなさい!」
 声の主は、迷わず手を伸ばす。

 そして、力は与えられた。



 あとがき代わりの次回予告
 定めを曲げても、望んだこと。定めを曲げるべく、振るわれた力。
 下されるべき決断は、しかし心に迷いをもたらす。
 そして、闇に潜むものが、ついに動き出す・・・・

 次回、虚ろの中の蒼き影第3話、『ただ平穏を望む少女』
 「このままずっと、平和であってほしいなぁ、って。」


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31143休載のお知らせ朱姫 依緒琉 2005/1/31 15:51:49
記事番号31131へのコメント

 こんにちは、朱姫 依緒琉です。いつもご愛読いただきありがとうございます!
 さて、早速ですが本題です。実は、テスト期間に入ったため、これから約二月の間、更新がまともにできないと思います。時間があればどんどん投稿していくつもりですが、これまでと比べると、ずっと遅い更新になると思います。最悪、4月には元通りになると思いますが・・・・。
 すみませんが、長い目で見守ってください。

              朱姫 依緒琉。

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