◆−ある愛の光景〜新春激動編〜−棒太郎 (2004/1/1 01:12:35) No.28884
 ┗♪純情、愛情、過剰に……行動〜(汗)−エモーション (2004/1/1 16:25:05) No.28898
  ┗今年も大爆走−棒太郎 (2004/1/3 21:26:39) No.28922


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28884ある愛の光景〜新春激動編〜棒太郎 2004/1/1 01:12:35


新年明けましておめでとうございます。
2004年の初投稿がこんなのでいいのか、という感じもありますが、新春の軽い作品として、ご勘弁ください。


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『ある愛の光景〜新春激動編〜』



♪ぱ〜〜〜〜〜〜〜、ぱ〜〜〜〜〜〜〜、ぱ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
♪ぱっぱ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
♪だんだんだんだんだんだん♪
          (BGM:2001年宇宙の旅)


新年である。
新しい年明けである。
新たな年の夜明けである。
「日付変わっただけじゃん。」とか言うべからず。
日本人なら風情を大事にしなさい。

さて、どこもかしこも新年の慶びを祝っているところであろう。
そしてここもまた、その例に洩れるものでもない。



「デイル〜〜〜〜〜〜〜(はあと)、はっぴ〜〜〜にゅういや〜〜〜〜ん♪」
高らかにダルフィンの声が響き渡る。
ウルトラマリンブルーの鮮やかな振袖が、彼女を美しく飾っている。
対するデイルは半笑いのような、びみょ〜〜〜な表情を見せていた。
「あらん?どうしたの?新年なんだし、もう少し明るく行きましょうよ?」
ダルフィンが小首をかしげながら、問いかける。
「いや、まあ、新年を祝うのは構わないんですが・・・・・・・」
デイルはダルフィンの言葉に応える。

「何故、新春早々マウントポジションされてるんでしょうか?」

そう、デイルは見事に仰向きに倒され、その上にダルフィンががっちりしっかりと鎮座していた。
「うふふ。新年といえば、大事な行事があるでしょ?」
「行事?」
反復し、初詣や書初めなどの言葉を口にする。
「んもう、違うわよ。」
「?なんです?」
「もう、デイルッたら。あれよ、あ・れ。そう、ひ・め・は――『わーーーーーーっ!!!!!!』
瞬時にマズイと判断したデイルが大声を上げた。
「ダ、ダルフィンさん!そんなこと大きな声で言っちゃダメですよ!!」
「え〜〜〜、どうして?ま、問題があるとしても私はそんなもの、無視!するわ。」
書き殴りから追放される気かいな・・・・・・・・・
「まあ、それは置いといて。さ〜〜て、ラブラブタ〜〜イムといきましょう。」
ダルフィンの両手がわきわきと動きながら、じわりじわりと近づいてくる。
「わーーーっ!!ダルフィンさん!ちょっ、まっ――――」
「ぐへへへ〜〜〜。うぶなネンネじゃあるまいし〜〜〜。」
「のわーーーーーーっ!!!!」
こうして、決死の攻防戦の開始の鐘が高らかに鳴った。



「初春や 隣はなにを するひとぞ」

聞こえてくる叫び声をBGMに、炬燵に入りながらヴェルミスは一句読み上げた。
「まあ、ナニをしてるんだろうけれど。」
ちなみにナニとは何か、それはお釈迦様でもわかるまい。
「ねぇん、ヴェルミスゥ・・・・・」
その時、彼の腕の中から甘い声が聞こえてきた。
そこには、ヴェルミスにすっぽりと抱きかかえられるようにして、ゼラスが体を預けていた。
その顔は、振袖と同じく桜色に染まっている。
「ん・・・・・・」
ゼラスの声に、ヴェルミスは甘酒を口に含むと、おもむろに彼女の唇へと重ねた。
「ふふふ、可愛いよ。ゼラス・・・・・・」
「きゃっ・・・・・もう・・・どこ触ってるの・・・・・・ヴェルミスったら・・・・・・・」
「ふふふふふ・・・・・・・」
以下延々とラブラブフィールドが二人を包み込んでいた。
その横では、松飾を施された二人のナイスマッチョメンが、ビシッとマッスルポージングを決めて、光る白い歯も爽やかに笑っていた。

「パ○ラッシュ・・・・・・・なんだか眠くなってきたよ・・・・・・・・・」
そしてゼロスは、某セントバーナード犬と小さな天使達に導かれ、空高く舞い上がっていく初夢を見ていた。


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新年早々、何書いてるんでしょうね、わたし。
今年もこの4人は、わが道を行ってくれることでしょう。
それでは。

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28898♪純情、愛情、過剰に……行動〜(汗)エモーション E-mail 2004/1/1 16:25:05
記事番号28884へのコメント

棒太郎様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

新春から爆笑させていただきました!
凄いです。ダルフィン様とヴェルミスさんには誰も勝てません。
勝とうと思うのが間違いなのかもしれませんが……(^_^;)


>新年である。
>新しい年明けである。
>新たな年の夜明けである。
>「日付変わっただけじゃん。」とか言うべからず。
>日本人なら風情を大事にしなさい。

「さあ、新しい年が始まる。新しい自分を始めよう(引用「ニューイヤー」by.遠藤淑子)」
とも言いますしね。

>「デイル〜〜〜〜〜〜〜(はあと)、はっぴ〜〜〜にゅういや〜〜〜〜ん♪」
>高らかにダルフィンの声が響き渡る。
>ウルトラマリンブルーの鮮やかな振袖が、彼女を美しく飾っている。

語尾が微妙に違う気がしますが、クリスマスの次はお正月と、恋人達には
イベントが目白押しですね。……小売り業は初売りの準備で、それどころじゃ
ないけれど。←以前バイト先で経験した。
やはりしっかり気合いを入れて着飾ってます、ダルフィン様。

>「もう、デイルッたら。あれよ、あ・れ。そう、ひ・め・は――『わーーーーーーっ!!!!!!』
>瞬時にマズイと判断したデイルが大声を上げた。
>「ダ、ダルフィンさん!そんなこと大きな声で言っちゃダメですよ!!」

どっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん
……2XXX年。地球は核の炎に包まれた……。
と、飛ばしすぎです、ダルフィン様ーーーーっ!!(^_^;)

>ダルフィンの両手がわきわきと動きながら、じわりじわりと近づいてくる。
>「わーーーっ!!ダルフィンさん!ちょっ、まっ――――」
>「ぐへへへ〜〜〜。うぶなネンネじゃあるまいし〜〜〜。」
>「のわーーーーーーっ!!!!」
>こうして、決死の攻防戦の開始の鐘が高らかに鳴った。

……何かキャラ変わってます、ダルフィン様(汗)
デイルさん、必死に抵抗しつつ……でも陥落寸前ですね(笑)
まあ、お幸せに……(^_^;)

>聞こえてくる叫び声をBGMに、炬燵に入りながらヴェルミスは一句読み上げた。

デイルさんとヴェルミスさんは、お隣さんなのでしょうか。……それにしても、
動じないのがさすがです。ヴェルミスさん……。

>「まあ、ナニをしてるんだろうけれど。」
>ちなみにナニとは何か、それはお釈迦様でもわかるまい。

世界平和のためにも、絶対に追求しないでください。お釈迦様。(汗)

>その時、彼の腕の中から甘い声が聞こえてきた。
>そこには、ヴェルミスにすっぽりと抱きかかえられるようにして、ゼラスが体を預けていた。
>その顔は、振袖と同じく桜色に染まっている。

こちらもすでにラブラブモード……。魔王軍も正月休みですね。

>その横では、松飾を施された二人のナイスマッチョメンが、ビシッとマッスルポージングを決めて、光る白い歯も爽やかに笑っていた。

マッチョメンズの松飾り……(汗)何だか防犯にも最適のような……。
彼らは飾りにまでなるのですね。

>「パ○ラッシュ・・・・・・・なんだか眠くなってきたよ・・・・・・・・・」
>そしてゼロスは、某セントバーナード犬と小さな天使達に導かれ、空高く舞い上がっていく初夢を見ていた。

……(笑)最後の最後で不幸な方が(笑)
今年も某セントバーナード犬と仲良く過ごすことが決定しましたね、ゼロス……。
まあ、がんばれ。もともと不幸は君の基本オプションだし。

>新年早々、何書いてるんでしょうね、わたし。
>今年もこの4人は、わが道を行ってくれることでしょう。
>それでは。

誰にも勝てない、最強の二組のカップル。今年も魔王軍を翻弄するのでしょうね。
新年早々楽しませていただきました。
それでは、これで失礼いたします。
今年が棒太郎様にとって、良い年になりますように。

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28922今年も大爆走棒太郎 2004/1/3 21:26:39
記事番号28898へのコメント


>棒太郎様、あけましておめでとうございます。
>今年もよろしくお願いします。
>
>新春から爆笑させていただきました!
>凄いです。ダルフィン様とヴェルミスさんには誰も勝てません。
>勝とうと思うのが間違いなのかもしれませんが……(^_^;)

エモーションさん、明けましておめでとうございます。
新春早々、凄まじい大暴走ですが・・・・・・
誰もこの二人には勝てませんよ。

>>新年である。
>>新しい年明けである。
>>新たな年の夜明けである。
>>「日付変わっただけじゃん。」とか言うべからず。
>>日本人なら風情を大事にしなさい。
>
>「さあ、新しい年が始まる。新しい自分を始めよう(引用「ニューイヤー」by.遠藤淑子)」
>とも言いますしね。

いろいろと切り替えていかないといけませんからね。

>>「デイル〜〜〜〜〜〜〜(はあと)、はっぴ〜〜〜にゅういや〜〜〜〜ん♪」
>>高らかにダルフィンの声が響き渡る。
>>ウルトラマリンブルーの鮮やかな振袖が、彼女を美しく飾っている。
>
>語尾が微妙に違う気がしますが、クリスマスの次はお正月と、恋人達には
>イベントが目白押しですね。……小売り業は初売りの準備で、それどころじゃ
>ないけれど。←以前バイト先で経験した。
>やはりしっかり気合いを入れて着飾ってます、ダルフィン様。

初売りはもう・・・・・・三が日くらいは休もうよと言いたいです。
(大晦日まで働いて、2日から仕事です)

>>「もう、デイルッたら。あれよ、あ・れ。そう、ひ・め・は――『わーーーーーーっ!!!!!!』
>>瞬時にマズイと判断したデイルが大声を上げた。
>>「ダ、ダルフィンさん!そんなこと大きな声で言っちゃダメですよ!!」
>
>どっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん
>……2XXX年。地球は核の炎に包まれた……。
>と、飛ばしすぎです、ダルフィン様ーーーーっ!!(^_^;)

年明けだからもう飛ばしまくってます。
一般道をF1カーで走るぐらい。

>>ダルフィンの両手がわきわきと動きながら、じわりじわりと近づいてくる。
>>「わーーーっ!!ダルフィンさん!ちょっ、まっ――――」
>>「ぐへへへ〜〜〜。うぶなネンネじゃあるまいし〜〜〜。」
>>「のわーーーーーーっ!!!!」
>>こうして、決死の攻防戦の開始の鐘が高らかに鳴った。
>
>……何かキャラ変わってます、ダルフィン様(汗)
>デイルさん、必死に抵抗しつつ……でも陥落寸前ですね(笑)
>まあ、お幸せに……(^_^;)

すでに半分以上攻め落とされているような感じですが・・・・・
最終防衛ラインぎりぎりのところの攻防です。

>>聞こえてくる叫び声をBGMに、炬燵に入りながらヴェルミスは一句読み上げた。
>
>デイルさんとヴェルミスさんは、お隣さんなのでしょうか。……それにしても、
>動じないのがさすがです。ヴェルミスさん……。

この人はほんと”我が道を行く”という人なので・・・・・

>>「まあ、ナニをしてるんだろうけれど。」
>>ちなみにナニとは何か、それはお釈迦様でもわかるまい。
>
>世界平和のためにも、絶対に追求しないでください。お釈迦様。(汗)

知らぬが仏・・・・・・まさにこれでしょう。

>>その時、彼の腕の中から甘い声が聞こえてきた。
>>そこには、ヴェルミスにすっぽりと抱きかかえられるようにして、ゼラスが体を預けていた。
>>その顔は、振袖と同じく桜色に染まっている。
>
>こちらもすでにラブラブモード……。魔王軍も正月休みですね。

上司がこんな状態では、軍もまともに機能しませんしね。

>>その横では、松飾を施された二人のナイスマッチョメンが、ビシッとマッスルポージングを決めて、光る白い歯も爽やかに笑っていた。
>
>マッチョメンズの松飾り……(汗)何だか防犯にも最適のような……。
>彼らは飾りにまでなるのですね。

忍び込んだら、地獄を見ますよ。

>>「パ○ラッシュ・・・・・・・なんだか眠くなってきたよ・・・・・・・・・」
>>そしてゼロスは、某セントバーナード犬と小さな天使達に導かれ、空高く舞い上がっていく初夢を見ていた。
>
>……(笑)最後の最後で不幸な方が(笑)
>今年も某セントバーナード犬と仲良く過ごすことが決定しましたね、ゼロス……。
>まあ、がんばれ。もともと不幸は君の基本オプションだし。

確かに彼の最初から持ってるアビリティですからね。
LV4ぐらいいってるんじゃないでしょうかね(笑)

>>新年早々、何書いてるんでしょうね、わたし。
>>今年もこの4人は、わが道を行ってくれることでしょう。
>>それでは。
>
>誰にも勝てない、最強の二組のカップル。今年も魔王軍を翻弄するのでしょうね。
>新年早々楽しませていただきました。
>それでは、これで失礼いたします。
>今年が棒太郎様にとって、良い年になりますように。

もう誰も止められない、止まらないカップル二組です。
今年も大爆走することでしょう。
それでは、どうもありがとうございました。

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