◆−ガードマン大作戦!−神高 紅 (2003/11/7 18:06:50) No.27960
 ┗Re:ガードマン大作戦!−青月 彼方 (2003/11/8 13:19:20) No.27969
  ┗Re:ありがとうございますです!−神高 紅 (2003/11/8 13:40:44) No.27970


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27960ガードマン大作戦!神高 紅 2003/11/7 18:06:50


どうもどうも神高です。相変わらずスレSP編です。
コ(お前そればっかだな)
いいじゃん個性だよ個性。
こ(変な・・個性・・)
うっさーいとにかく行くぞー!

ガードマン大作戦!

かきん!きいん!
食堂に鳴り響く2つの金属のぶつかる音その音を鳴り響かせているのはもちろん
あたしことリナ=インバースと金魚のウンチこと白蛇のナーガである。
「ちょっとあたしのエビフライとんないでよ!」
「おーっほっほっほまだまだあまいわねリナ」
「すきありー!その肉もらったー!」
「くっそううまくはいかないわよ」
などとごくなごやかな食事を終わらせデザートの5つ目のスフレを食べている時であった
「お嬢ちゃんたち旅の魔道師かい?」
なかなか威厳のある白髪の老人が話しかけてきたのは。
「そうだけど」
あたしは少しあいまいに返事をした。まあこのパターンだとなにかの依頼っぽいけど。
「いきなりですまなんだなわしはこの町の博物館の館長なんてのをやっとるバークシン
というものじゃ」
「で?なんの依頼なわけ?」
「ほうやっぱりわかるもんかのう」
まあこんだけパターン通りならねえ。
「実はのうちの博物館の目玉に黄金でできた土鍋なんてのがあるんじゃが」
なんだそりゃ・・・
「それを今晩盗むという予告状がとどいたんじゃ」
世の中には物好きがいるもんだけど・・・んなもん盗むなよをい。
「ま、まあんでそれを警護して欲しいってことでしょ」
「そうそうゆうことじゃ。警護隊はいるにはいるんじゃがそれだけではちと不安でのう」
「おーっほっほっほっほ!で、それなりの報酬は用意してるんでしょうねえ」
「むろんじゃ。うまく守りきってくれれば金貨100枚その怪盗を捕まえればそれ
にプラス100枚出してもいい」
「「その依頼受けましょう」」
あたしとナーガが答えたのは同時だった。

「どうゆうことですかバークシンさん!」
この怒号を響かせているのはバークシンさんがちと不安と言っていた警護隊の隊長
さんである。
「どうもこうもないわいわしはお宝さえ守れればそれでいいんじゃ」
「しかし私達をもうすこし信用してくれてもよいのではないですか」
などと2人がしばらく言い合ってる内に博物館を見まわってみたが・・・
宝石がちりばめられたフライパンにオリハルコン製のまごのて、銀でできた傘など
・・・なんなんだこの博物館は・・・ナーガは喜んでるみたいだが・・・
そうこうしてるうちにしぶしぶ納得したのだろう隊長さんがあたし達のほうにやってきて
「しかたない邪魔だけはするなよやつは・・そう怪盗ジェントルは俺が捕まえるんだからな!」
力説する隊長さん。
「ねえナーガ。怪盗ジェントルって知ってる?」
「さあ聞いたこと無いわね」
うーむナーガが知らないとはめずらしい。よっぽどマイナーなのか?
「ねえおっちゃんおっちゃん」
「おっちゃんではない私の名前はスタンリーだ」
「じゃあスタンリーさんその怪盗ジェントルって何者?」
「やつはわが終生のライバルで今まで何度も対決してきたのだ」
「何度も対決して捕まってないってことは全部負けてるんじゃあ」
「むっ失礼ないつもあと1歩というところまでいくのだぞ」
それって自慢できることじゃないような・・・
「この前だってやつが金貨をたどっていくと落とし穴に落ちるという罠さえしかけなければ」
をい・・
「それにその前だってやつを路地裏まで追い詰め勝ったと思ったその時・・・」
「その時に?」
「何処で調べたのか私の好きなワインをいきなり取り出してそれに私が気をとられているすきに」
こっこいつは・・・今までその怪盗が捕まってないのって全部こいつの所為じゃないのか?
「とにかく!今回はやつには絶対に盗ませんそのための対策も万全だ」
なんていうか説得力っていうものが微塵も感じられないのはあたしの気のせいじゃないだろう・・・
「で、具体的にどーゆーのなわけ?」
聞いたのはナーガである。
「まず窓には呪文でも開かない様にがっちりと固めてある。そして床などからの侵
入を防ぐための対策も万全だ。さらにこの土鍋の入ったガラスケースに触ると電流
が流れる仕組みになっている。当然のことながらこの建物自体にも魔力結界をはっ
ている。まさしく蟻のはい出る隙間もないとはこのことだ」
うーんさすがにこれだけ万全ならば紫色の脳細胞とためをはるくらいの無能でもなんとかなるだろう。

それは同時だった。
「もうそろそろね」
あたしがそう呟いたのと。
ぷしゅー
「なんだなんだ」
いきなりの煙幕に動揺している警護隊の人たち。
「あわてないで魔風!」
呪文で煙をとりはらうとそこには空のガラスケースがあるだけだった。
「ちょっどうゆうこと」
「ってナーガ。ケースに触っちゃ・・」
びりびりびりりりり
あーあ言わんこっちゃない。
「ふはははは黄金の土鍋は確かに頂いたぞ」
そこにはみなれない人影がたぶんやつが怪盗ジェントルというやつである。
「貴様!いったいどうやってこの完璧な警備をすりぬけて」
「正面玄関があいていたのでそこからだが」
へっ?
「しまったーそこは盲点だったー」
「「あっあほかー」」
どかああん
あたしといつのまにか復活したナーガとバークシンさんのトリプルキックが決まった。
「はっこんなことしてる場合じゃなかった。ナーガあいつを追うわよ」
「こうなったらあいつを捕まえて金貨200枚もらうわよ。おーっほっほっほっほ!」
「「翔封界!」」
高速飛行の術で追っているとはいえこの暗闇では・・
「ねえリナあれなにかしら?」
「へっあれって?」
言われて見てみるとなんだか黒い物体がよじよじと屋根に登っている。
「ふははは私に勝とうなど十年はやいわスタンリーめ」
「あらでもあたし達はどうかしら?」
後から声をかけられ慌てて振り向く怪盗ジェントル
「くっいつのまにスタンリーよりはきれるようだな」
あんなのと比べないで欲しいもんである。
「リナどうゆうこと?」
「さっきあたし達の前にあらわれたのはあたし達を外におびき出すためなのよ。
ご丁寧に幻影まで使ってくれてね。あのケースの中に本物はまだあるはずよ」
「そこまでわかっているかふははは今日のところは引き下がろうしかし次回は・・」
「んなもんあるかー氷の矢!」
かきぃぃん
その氷の矢は見事に捕らえた・・・スタンリーさんを。
「ふははははではまた会おうレディー達ふはははは」
マイナー怪盗かと思っていたがなかなかやるもんである。あたし達が話しかけてい
たのは幻影。あの時すでにあそこにはやつはいなくレグレス盤であたし達と話して
いたのだ。だからあたしの氷の矢はやつをすりぬけ下にいたスタンリーさんに命中
したのである。

「へっくしゅん。一体なんだったんだ?」
「さあなんだったのかしら」
あの後スタンリーさんを解凍して博物館の中へ戻ってきたあたし達当然さっきのことは言ってない。
「ふぉっふぉっふぉお宝が守れたんならそれでいい」
そう言いケースを見たバークシンさんの顔が引きつった。
「んなっどうゆうことじゃどうしてこなごなに」
もしかしてあのときの電流で・・・はっだからあいつさっさと帰ったんじゃ・・・
「「スタンリーさんの所為です」」
あたしとナーガは即答した。
「なな貴様らなにを・・」
「・・スタンリーどの弁償してもらいますぞ」
「私は悪くないー」
こうしてスタンリーさんが全部罪をかぶって万事解決なのだが結局依頼料はもらえ
ず今日もまたただ働き・・・ううあいつ今度会ったら絶対ぶっ飛ばしてやる。(八つ当たり)

おしまい

即興で考えたわりには長くなったな。
コ(いきなりぶっちゃけやがった!?)
ふふふ行き当たりばったりは僕の必殺技ですよ。
コ(んなもん必殺技にすんなこの阿呆がー)
えーと(汗)じゃあ皆さんまた(ダッシュ)
コ(逃がすかぁ!(追いかける))
・・・・沈黙・・・・
こ(えーと・・誰か・・見て・・くださった・・かた・・ありがとう・・ございます・・次も・・作者を・・がんばら・・
せるので・・お暇な・・かたは・・感想・・ください・・では・・さよなら・・)

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27969Re:ガードマン大作戦!青月 彼方 2003/11/8 13:19:20
記事番号27960へのコメント

こんにちは、青月ですっ
いやー今回もおもしろかっです。
神高様のお話しはスペシャルのりで読みやすくておもしろいのが魅力ですね。
あのノリを再現するのはすごいですよ。
オリキャラも愉快な人達で・・・(笑)
次回も楽しみにしております。
短いですが・・これで・・
それでは♪

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27970Re:ありがとうございますです!神高 紅 2003/11/8 13:40:44
記事番号27969へのコメント

こんちはーレスセンキューフォーユー青月さん。
ふふふ今回はほんとに構想10分ちょいな話です。でも書けば書くほど話がずれる(汗)
>オリキャラも愉快な人達で・・・(笑)
オリキャラは性格はともかく名前は早い時は3秒で決まったりします(てきとーな証拠かもしんない)
>次回も楽しみにしております。
はい次回もがんばりますそして
こ(毎回・・レス・・)
コ(ありがとーございます。さらば)
ああー僕のセリフー

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