◆−守(かみ)の歌姫−惣流まい (2003/9/27 20:18:51) No.27141
 ┗クモリソラ−惣流まい (2003/9/28 21:18:38) No.27156
  ┣クモリソラ−惣流まい (2003/9/28 22:30:38) No.27158
  ┃┣おまけ。−惣流まい (2003/9/28 22:49:54) No.27161
  ┃┗Re:クモリソラ−さくら (2003/9/29 19:55:16) No.27177
  ┃ ┗再びっ?!−惣流まい (2003/9/30 18:12:28) No.27193
  ┗Re:クモリソラ−さくら (2003/9/29 00:45:10) No.27169
   ┗はじめましてvv−惣流まい (2003/9/29 18:45:05) No.27174


トップに戻る
27141守(かみ)の歌姫惣流まい E-mail 2003/9/27 20:18:51




 「守の歌姫伝説」

 それは、彼女の口から滑るように出てきた。


 「守の歌姫。彼女は一番最初に創られた人間。

  竜神、[スィフィード]が、何よりも最初に御創りになった存在。


  彼女の歌は、全ての魂を浄化する、不思議な声だった。

  神は何時如何なる時も彼女を手元に置こうとした。それほど、心休まる歌だった。


  しかし、彼女は言った。


  『わたしを、ひつようとしているもののちからになりたいのです』


  神は嘆いた。彼女を傍において置きたい。

  しかし、神は、やはり自分を優先することは出来なかった。


  『守人(かみ)』だから。


  そして、神は彼女を自分の作った大地に下ろした。

  優しく、壊れないように、


  そっと。


  歌姫は神に囁いた。


  『わたししか、こころをもつものがいません。わたしは、なかまがほしい』


  それは、彼女の唯一の我侭だった。

  神はその我侭を受け入れた。

  それほどまでに、神は歌姫を大事にしていた。

  それを聞きつけた存在があった。


  魔王、【シャブラニグドゥ】、だった。


  彼は、神と正反対の存在だった。

  神が愛するものを嫌い、神が自分を憎むように、『負』の存在を創った。

  そして。


  魔王、【シャブラニグドゥ】は守の歌姫に目をつけた。

  【かみのあいするものを、けしてしまえ】

  神は嘆いた。

  [なぜ、かれはこうもじぶんをにくむのだろう]

  それは、答えの出ない疑問だった。

  魔王は守の歌姫に向かって囁いた。

  【かみをすて、われらとともにいきよう】

  それは、蜜のように甘い言葉だった。

  【かみをすてるのならば、おまえのようなそんざいをたくさんつくってやる】

  確かに、神は自分のように心をもつ存在を創ってくれた。

  しかし、心の底ではなにか、物足りなさを感じていた。


  そのことを、魔王、【シャブラニグドゥ】は知っていた。


  しかし、守の歌姫はそれを断った。

  『いいえ、わたしはかみをあいしています。ですから、あなたのなかまにはなれません』

  魔王は怒った。

  【なぜだ。わたしはおまえのおのぞむものをなんでもよういしよう】

  【おまえがのぞむのならば、このだいちとおなじものでもつくってやろう】

  魔王は諦めなかった。何度でも、執拗に食い下がった。

  しかし、そのつど守の歌姫は断った。

  『わたしはなにもいりません』

  『わたしはわたしをこころからひつようとしてくれるひとものとにいるのです』

  守の歌姫は何とか自分の思いを伝えようとした。

  【そうか、やはりおまえはわたしをこばむのだな】

  魔王はとうとう叫んだ。

  【ならばおまえごと、かみのたいせつにするこのせかいをこわしてやろう】

  そう言って魔王は二度と守の歌姫の前には現れなかった。

  守の歌姫は嘆いた。

  『わたしがあのひとのものになっていたのなら、このせかいはこわされなかったの?』

  彼女は神に頼み込んだ。

  『わたしを、かれのもとへつれていってください』

  『わたしは、かれをとめたいのです』

  神は首を横に振った。

  [それはできません。わたしはあなたをだいじにおもっています]

  [かれは、あなたをてにいれてもけっしてこのせかいのはかいをとめないでしょう]

  [すでにこのせかいはかれによってむしばまれています]

  [もうかれをとめるてだてはありません]

  守の歌姫は思った。

  『このせかいがむしばまれているのなら、わたしのうたでなんとかならないでしょうか』

  『そうしたら、このせかいはすくわれるはずです』

  彼女は神に訴えた。

  [たしかにとめることはできるでしょう。しかし、それをしたらおそらくあなたはしぬでしょう]

  守の歌姫は自分の命を削り、魂を清めていた。

  だから、世界ほど大きなものを清めるには、彼女の命を使い果たさなければならない。

  『かまいません。わたしは、このせかいをあいしています』

  神は彼女を思い、涙を流した。

  『なかないで。わたしはいつもあなたのそばにいます』

  彼女は大地の中心へ向かった。

  そして、何よりも尊い命と引き換えに、歌を歌い始めた。


  『 こころより  このよろこびをつたえます

    だいちにねをはり  いきつづけるよろこびを 』


  大地が震えた。


  『 こころより  このかなしみをつたえます

    だいちをむしばむ  このせかいのかなしみを 』

  『 どうかなかないで  わたしはいつもあなたのそばにいます

    どうかいかりをおさめて  わたしはあなたとともに  あゆみます 』


  神が涙を流した。

  今より、永遠と傍にいない、『守(かみ)の歌姫』を思い。


  『 さみしいひとよ  なみだをながさないで

    わたしがそばに  ついてゆくから 』


  魔王が一粒の雫を流した。

  【そうか。わたしはじぶんとともにあゆむものがほしかっただけなのだ】


  『 かなしいひとよ  こころをひらいて

    わたしがいつも  そばにいるから 』


  守の歌姫は歌を歌い終えた。

  彼女は、その美しい顔に笑みを湛えて

  彼女の、瞳に一粒の雫を残し、塵となって消えた。



  神は嘆いた。

  魔王は嘆いた。

  ともに、一人の人間を思い。


  彼女は不仲の二人の心を、自分という犠牲を以って、一つにした。


  神はその後、歌姫によく似た、しかし全くの別物を作り出した。

  人間という名の、彼女の面影を残した存在を。


  魔王はその後、歌姫によく似た、しかし全くの別物を作り出した。

  人間に似ることを、力の誇示にする存在を。

                                 」


  彼女の、心地よい声が止まった。

 「これが、神の歌姫伝説よ」

 俺は、そうか、といって微笑んだ。

 彼女の視線が窓の外へと向かう。

 「晴れたわ。風が気持ちいいわよ、きっと」

 俺は彼女の傍へ行き、窓を開けた。

 「まだ少し、湿っぽいな」

 彼女は苦笑する。

 「そりゃあ、雨の止んだ直ぐ後だからじゃない」

 そうか?と俺は首を傾げる。

 「神が今の話を聞いて懐かしさと悲しみに、涙を流しているからじゃないのか?」

 彼女が、驚いた顔をする。

 そして、少し苦笑して、

 「なら、魔王もそうじゃないの?」

 俺はくすりと笑い、

 「あちらさんは、それどころじゃないんじゃないか?誰かさんのおかげで」

 彼女は、笑った。


 「そうかもね」


††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††

 あとがきング


 ・・・・・・・・・・(首を傾げる)
ラグナ:・・・・・・・・何してんだ?
 いや、何か当初と違うなーーって
ミレイ:マ、アンタはいつモそうでシょうヨ
 うん
ラグナ:断言できる所が、もう何か悟ってるなーーって思うんだけど
 うん
ミレイ:モウなんか、突っ込むこトガないワネ
 うん。
ラグナ:・・・・・・殺れ。ミレイ姐
ミレイ:殺るケド、命令しないで頂戴
 ごめん。オイラが悪かった。
 まあ、なにはともあれ、ここまで呼んでくれた皆様、どうも有り難うございました。
 久々に打ち込んでこれかい。とか、続きはどうした。などの意見は簡単にスルーしちゃうので、打つ時間が無駄ですよ。ってわけで、おねがいですから勘弁してください。

 それでは。さようなら〜〜〜


                                 幕。


トップに戻る
27156クモリソラ惣流まい E-mail 2003/9/28 21:18:38
記事番号27141へのコメント

  「一体何時まで待たせるのよ〜〜!!」
 リナの叫び声が森中に響いた。
  「あんのクラゲーーー!!なぁ〜〜にが『ちょっと用事が』よ!!
   ここ、何もないところよ?!何でこんなにあたしを待たせるのよ!
   一体何処彷徨ってんのよガウリイィィィィィィ!!!」
 ゼェーゼェーと息を切らし、あほらし、と木の枝に座り込む。
 ひざの上に肘を突き、頬杖をして溜息をひとつ。

  「今日が何の日か、忘れてるんだよね・・・たぶん・・・」
 足元を見ながらポツリと呟く。
  「今日は・・・の日なのに・・・」
 泣きたいのを我慢し、口元をキュッと引き締める。
  「多分・・・酷い顔してるんだろうな・・・」
 考えると余計に暗くなりそうだから、無理矢理思考を切る。
 スクッと立ち、息をすぅぅっと吸い込む。



  「きゃぁぁぁぁぁああああああ!!!たぁぁぁすけてぇぇぇぇえええ!!!」



 耳がキーンと痛くなるほど大声を出して叫ぶ。


  「やめてぇぇぇえええ!!いやぁぁぁあああぁぁぁあぁぁ!!!!」



 叫びを一瞬で止め、マントとショルダーガードを外して呪文を唱え始める。

  「レイ・ウィング!!(こそっ)」

 木の隙間から空へ飛び出す。こうすれば、ガウリイから自分の姿は見えないはず。
 少しは、反省するべきなのだあの男は。自分を放っておき、二時間近くどこかをほっつき歩いていたのだ。少しは心配すればいい。
 リナは気配を消して木の頂上へ降り立ち、こそこそとしたがよく見える位置へ移動する。当然、下から見えないことを前提として。

 しかし。

 一向にあの男、ガウリイが現れる気配がない。

 ・・・・どういうこと?
 やっぱりあたしなんか心配するのももったいない?
 あたしのこと、なんとも思ってない?

 寂しい。
 寂しい。
 寂しい。
 寂しい。
 寂しい。

 他の、例えばまさにシルフィールみたいな守ってあげたくなるような美人だったら急いで探しにきてた?
 あたしのこと、なんとも思ってないの?
 心配するに値しない?

 悲しい。
 悲しい。
 悲しい。
 悲しい。
 悲しい。

 涙が、溢れ出る。
 声を出さないように泣くことは、もうなれた。
 いつだって、声なくないていたのだ。

 木の幹に、身体を預ける。
  「馬鹿みたい・・・一人粋がってたんだ・・・あいつなんて、あたしのこと・・・なんとも思ってなかったんだ・・・」
 目を瞑る。空を見上げる。今まで晴れていた空を見たくなくて、心の中で無理矢理曇り空にする。
  「ホント、馬鹿だよ・・・あたし・・・」

 意識を、手放す。何も考えなくて済む、夢の世界へ。


トップに戻る
27158クモリソラ惣流まい E-mail 2003/9/28 22:30:38
記事番号27156へのコメント



  そう。あたしはガウリイのことが好き。
  いつから、とか、何で、とかは分からない。
  いつからか。それは出会ったときからなのか、それともごく最近なのか、よく分からないけど。

  でも。このキモチは確かなもの。

  ねぇ。

  知ってた?

  あたし。

  こんな性格だけど。

  こんな幼児体型だけど。

  こんな捻くれてるけど。


  オンナ


  なんだよ?


  一人前の


  オンナ


  なんだよ?


  ちゃんと、あんたのことを見てるオンナの一人なんだからねッ








  「がうりいの・・・ばかぁ・・・・」
 リナは、自分の寝声で目が冷めた。
 全くもって間抜けだと思いつつだるい身体を持ち上げる。
 目を開け空をチラッと見ると、寝る前に心の中で見ていた空より一層悪くなった雨雲を見る。

  「うあ・・・ふざけんなよ・・・このままガウリイが帰ってこなかったらあたし先に宿に帰ろ・・・」
 再び目を瞑ろうとして、目の前を見ると。


  「うどわぁぁああぁあぁぁぁかああぁあぁぁあぁああああああっ!!!」
 素晴らしく整った顔が目の前にあり、驚いて後ろに下がろうとしたら木の幹にぶつかり、うあ、と短く悲鳴を上げる。

  「・・・・誰が、馬鹿だって?」
 その整った顔一杯の笑みを浮かべ、さらに近付く、あの男、ガウリイの顔。
 にっこり笑ってはいる。が、その分、何か怖いものがある。
  「リーナ?誰が、馬鹿だって?」
 繰り返し尋ねるガウリイに頬を引きつらせる。
  「あの・・・ガウリイ・・・さん?」
 膝を立て、背筋をピンと伸ばす。
  「折角人が、・・・・の記念に前見た・・・を探してた、っていうのに」
 ワザとらしく顔を悲しそうに歪める。
  「・・・本当に?」
 驚いて、思わず顔を上げる。
 ガウリイはそれを見て、口をニッと持ち上げ、

  「隙あり」

 リナの唇にチュっと音を立てて唇を重ねる。

  「何すんのよぉぉぉぉあぉぉおおおぉぉぉぉおおおおおおぉぉおおおおぉぉぉおおぉおぉぉ!!」
 リナは顔を赤くしてどごぉッッッッッッッッとガウリイの身体を拳で跳ね飛ばす。
 ガウリイはそれでまともに2・3m吹っ飛ぶ。

  「ああもうっこのスケベクラゲッ!!いいかげんこんなことするの止めてよね!!」
 指をビシィッと突きつけて睨みつける。
  「あんたにはそんな気無いかもしれないけどね、こっちはいろいろと勘違いするのよ!」
 悔しくて、涙が出てきた。
  「確かに、あたしの反応はからかって楽しいかもしれないけどね、」

  あたしだって、

  こんな性格だけど。

  こんな幼児体型だけど。

  こんな捻くれてるけど。


  オンナ


  なんだよ?!


  「いい加減、からかわないで頂戴!何が、『面白い反応するなぁ』っよ!!
   勘違いさせないでよ!!」

  「勘違い、してくれよなぁ・・・」

 はぁ・・・っとガウリイは疲れたように溜息をつく。
 ボサボサになった頭を掻きながら近付いてくる。
  「いままでさぁ、何度意思表示したと思う?ゼルもアメリアも、あのゼロスもフィリアも気付いていたんだぜ?多分、ルークとミリーナもな。なのに、当のリナが気付いてないんじゃ、意地悪もしたくなるのも当然だと思うわけ。俺は。わかる?」
 リナの足元まで近付き、手を差し伸べる。
 リナはその手を見、ガウリイの目を見、手を伸ばさず木の幹に力を入れて立ち上がる。
 ガウリイはその行き場の無くなった手をもてあまし、おもむろにリナの腰に手を伸ばす。

  「きゃ・・・」
  「あのさ、この際はっきり言おうか。今までリナとこのまま旅を続けられなくなったら、と思ったから言えなかったけど、このリナの反応を見てたらそんなことも無いかな、って思うし」

 リナの体を思いっきり、それでも優しく抱きしめ、耳元で囁く。

  「リナが好きだ」


  「へ?」

  間抜けな声。

  「だから、俺はリナが好きだ」


 リナの目から涙がポロポロと零れ落ちる。その涙はガウリイの広い肩を濡らす。

  「そ・・・んなこと、今まで一度も・・」
  「だから!意思表示はしっかりして立っていったろうが!」
 ガウリイがはあっと溜息を漏らす。
 やっぱり、気付いてなかったのか・・・

  「で、リナは?」
 リナを体から離し、にこっと笑って見せる。

  答え?

  決まってる。

  「・・・あたしも・・・ガウリイのこと、好き・・・」

  語尾が消えそうなくらい小さい。

  「・・・・はぁぁぁあぁぁああああぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」

  盛大な溜息。

  「ようやく・・・・念願適ったり・・・・・・」

 ガウリイは、再びリナを優しく抱きしめ、頬にキスをした。


############################################

  あとがきング

  某友達からのリクエストは『強気で弱気なガウリイ君』でした。
  ・・・・あってるかな?
ラグナ:びみょーーーー。
  うん。まあ、大好きなガウリナなので許して頂戴?

  ってわけで、珍しくガウリナでした。
  それではここまで読んでくださった皆様、そしてリクエストをくれた某友人、ありがとうございました。
  さようなら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



                            幕。



トップに戻る
27161おまけ。惣流まい E-mail 2003/9/28 22:49:54
記事番号27158へのコメント



  「にしても焦ったーーー」
 リナを抱きしめたままガウリイは濡れない様に木の幹の傍に座り込む。
  「いきなりリナからの叫び声は聞こえるし、ここへ来て見ればショルダーガードとマントは脱ぎ捨てられてるし」
 リナはギクッと体を強張らせる。
  「や、だってガウリイがあまりにも遅いから・・・」
 慌ててガウリイから体を離そうとする。が、やはりガウリイの力には適わず、より一層強く抱きしめられる。
  「で、しかもそのあとリナを探そうと思ったら何となく嫌な感じがしたし。それで木の上に上って探そうとしたら目の前にリナが危なげな格好で寝てるし」


  「もうこんなことは絶対にしないように」

  「・・・はい・・・」

 リナが謝る。

  「ンにしてもなんでこんなにガウリイの押しが強いのよっ!!」

 それはデスネ、某友人のリクだから・・・ってガウリイさん?何人のこと目で追っ払ってるんですか?
 怖いから逃げますけど。とりあえずこれからはそんな目しないでくださいよ?
 ああ分かりましたから、とっとと退散しますから、とりあえずお願いですからその目を止めてくださいっ!

  「それはだな、リナ」
  「これが元々だからだよ」



 ・・・・やっぱり演技だったんだな(かかわってきた一同&惣流)



##############################################

 おまけでしたっ

  それではっこれが本当の幕切れですっ

                           幕。


トップに戻る
27177Re:クモリソラさくら 2003/9/29 19:55:16
記事番号27158へのコメント

こんにちは、またまたさくらです〜v
では読ませていただきたいと思います・・・。

>  そう。あたしはガウリイのことが好き。
>  いつから、とか、何で、とかは分からない。
>  いつからか。それは出会ったときからなのか、それともごく最近なのか、よく分からないけど。

好きに理由なんてないですよね・・・。
いつの間にか好きなんですよ〜!!!!

>  「うどわぁぁああぁあぁぁぁかああぁあぁぁあぁああああああっ!!!」
> 素晴らしく整った顔が目の前にあり、驚いて後ろに下がろうとしたら木の幹にぶつかり、うあ、と短く悲鳴を上げる。
>

うん、これはびっくりする・・・。
私も友人にやられてかなり驚いた・・・。
好きな人とか余計にびっくりしますよ〜!

>  「・・・・誰が、馬鹿だって?」
> その整った顔一杯の笑みを浮かべ、さらに近付く、あの男、ガウリイの顔。
> にっこり笑ってはいる。が、その分、何か怖いものがある。
>  「リーナ?誰が、馬鹿だって?」
> 繰り返し尋ねるガウリイに頬を引きつらせる。
>  「あの・・・ガウリイ・・・さん?」
> 膝を立て、背筋をピンと伸ばす。
>  「折角人が、・・・・の記念に前見た・・・を探してた、っていうのに」
> ワザとらしく顔を悲しそうに歪める。
>  「・・・本当に?」
> 驚いて、思わず顔を上げる。

会った日の記念に前見た何を探してたんですか????
変なとこが気になります・・・。

>
>  「いい加減、からかわないで頂戴!何が、『面白い反応するなぁ』っよ!!
>   勘違いさせないでよ!!」
>
>  「勘違い、してくれよなぁ・・・」
>

ガウリイくんも大変だねぇ・・・(しみじみと)

>  「リナが好きだ」

うわ、かっこい〜!!
言われてみたいなぁ、なんて思ったりします(泣)

>  「・・・あたしも・・・ガウリイのこと、好き・・・」
>
>  語尾が消えそうなくらい小さい。
>
>  「・・・・はぁぁぁあぁぁああああぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
>
>  盛大な溜息。
>
>  「ようやく・・・・念願適ったり・・・・・・」
>
> ガウリイは、再びリナを優しく抱きしめ、頬にキスをした。
>

はう・・・よかったねえ。

また別のを書かれるなら絶対読みます!!
密かに楽しみにしていますね(はぁと)
あと私も一応書いたのがあるんで、読んでくだされば嬉しいです!
(宣伝してしまった・・・)
そんな大したものじゃないですけど・・・
では、また・・・・。



トップに戻る
27193再びっ?!惣流まい E-mail 2003/9/30 18:12:28
記事番号27177へのコメント


>こんにちは、またまたさくらです〜v
>では読ませていただきたいと思います・・・。

 こんにちは〜〜v惣流でっすvまた読んでくださるのですか?!光栄ですぅぅvv
 
>
>>  そう。あたしはガウリイのことが好き。
>>  いつから、とか、何で、とかは分からない。
>>  いつからか。それは出会ったときからなのか、それともごく最近なのか、よく分からないけど。
>
>好きに理由なんてないですよね・・・。
>いつの間にか好きなんですよ〜!!!!

 ・・・好きになるって言う感情をあまり感じたことがないのでよく分かりませんが、とりあえずこんな感じかな〜〜??って感じで書きました(汗)

>
>>  「うどわぁぁああぁあぁぁぁかああぁあぁぁあぁああああああっ!!!」
>> 素晴らしく整った顔が目の前にあり、驚いて後ろに下がろうとしたら木の幹にぶつかり、うあ、と短く悲鳴を上げる。
>>
>
>うん、これはびっくりする・・・。
>私も友人にやられてかなり驚いた・・・。
>好きな人とか余計にびっくりしますよ〜!

 人の顔が起きた瞬間に目の前にあったら驚きますよね。
 まあ、起こしてくれた人の顔だったら別に気にしませんが・・・

>>  「折角人が、・・・・の記念に前見た・・・を探してた、っていうのに」
>> ワザとらしく顔を悲しそうに歪める。
>>  「・・・本当に?」
>> 驚いて、思わず顔を上げる。
>
>会った日の記念に前見た何を探してたんですか????
>変なとこが気になります・・・。

  はう・・・・
ミレイ:マタ忘れたワネ。お馬鹿ナ子。ア、コンニチワvさくらチャンvv
ラグナ:ちぃぃっす!!こんちわ!
  ちなみに、お花畑です・・・(定番)
  リナさんは『何もないところ』と言っておいでですが、実はここを前通りかかった時は時期じゃなかったと・・・そういうことにしておいてください(汗)

>
>>
>>  「いい加減、からかわないで頂戴!何が、『面白い反応するなぁ』っよ!!
>>   勘違いさせないでよ!!」
>>
>>  「勘違い、してくれよなぁ・・・」
>>
>
>ガウリイくんも大変だねぇ・・・(しみじみと)

 ガウ:分かってくれるか?はぁぁああ・・・良かった・・・
    リナ、可愛いが鈍感でさァ・・・

>
>>  「リナが好きだ」
>
>うわ、かっこい〜!!
>言われてみたいなぁ、なんて思ったりします(泣)

  ラグナ出陣。
ラグナ:さくらが好きだ。世界中の誰よりも。





 (流石世界一の女好き。ね?ミレイ姐)こそこそ
 (ソウネ。デモ、世界中の誰よりもって言うのは滅多に言わないワヨ?本気になった時しか・・・)こそこそ
 (え・・・じゃあ、ラグナさくら様のこと・・・)こそこそ

ラグナ:そこっ!外野が五月蝿い!!

>> ガウリイは、再びリナを優しく抱きしめ、頬にキスをした。
>>
>
>はう・・・よかったねえ。

 ガウ:ありがと〜〜これもサクラの応援のおかげだ〜〜

>
>また別のを書かれるなら絶対読みます!!
>密かに楽しみにしていますね(はぁと)

 あ・・・ありがとうございます・・・///
 でも、わたしっ、何時書くかわかりませんよっ?!私ですからっ///

>あと私も一応書いたのがあるんで、読んでくだされば嬉しいです!
>(宣伝してしまった・・・)
>そんな大したものじゃないですけど・・・
>では、また・・・・。
>
 
 本当ですか?!探してみますっvv絶対に読みますからねっ
 大したことがないなんてっ人間、謙遜はいけませんよさくら様ッvv
 それではvレスをまたまたありがとうございましたvv
ラグナ:サンキューーvvまた、会いたいな・・・
ミレイ:最後まで口説クナこの莫迦っ!!!



トップに戻る
27169Re:クモリソラさくら 2003/9/29 00:45:10
記事番号27156へのコメント

初めまして!さくらです。
稚拙ながらレスさせていただきます。


>  「今日が何の日か、忘れてるんだよね・・・たぶん・・・」
> 足元を見ながらポツリと呟く。
>  「今日は・・・の日なのに・・・」

?何の日なんでしょう?誕生日とか?


> 木の隙間から空へ飛び出す。こうすれば、ガウリイから自分の姿は見えないはず。
> 少しは、反省するべきなのだあの男は。自分を放っておき、二時間近くどこかをほっつき歩いていたのだ。少しは心配すればいい。

うんうん、心配させてやらなきゃだめです!!!

> しかし。
>
> 一向にあの男、ガウリイが現れる気配がない。
>
> ・・・・どういうこと?
> やっぱりあたしなんか心配するのももったいない?
> あたしのこと、なんとも思ってない?

うわ、めっちゃ悲しー(号泣)

> 涙が、溢れ出る。
> 声を出さないように泣くことは、もうなれた。
> いつだって、声なくないていたのだ。
>

私もそうです〜(泣)胸が痛くなるくらい悲しい・・・・。


> 木の幹に、身体を預ける。
>  「馬鹿みたい・・・一人粋がってたんだ・・・あいつなんて、あたしのこと・・・なんとも思ってなかったんだ・・・」
> 目を瞑る。空を見上げる。今まで晴れていた空を見たくなくて、心の中で無理矢理曇り空にする。
>  「ホント、馬鹿だよ・・・あたし・・・」
>
> 意識を、手放す。何も考えなくて済む、夢の世界へ。
>

夢の中なら悲しくも寂しくもないですしね・・・。


では、続きも読みます・・・・。


トップに戻る
27174はじめましてvv惣流まい E-mail 2003/9/29 18:45:05
記事番号27169へのコメント


>初めまして!さくらです。
>稚拙ながらレスさせていただきます。

 いいえ!!こちらこそvv
 はじめまして。惣流まいと申しますv
 こちらには2年くらい前から通っておりますが、打ち込む数は今まで飲んだ空き缶の数よりも少ない
 お馬鹿な子です。これからも仲良くしてやってください。
ミレイ:はじめましテvv時の神こと麗しきオネイサマ・ミレイチャンデーーッス
    チなみニ、エルと同じ地位にいマスvv
ラグナ:呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーーン!!死神ラグナロクです!!
    ちなみのちなみにミレイ姐の甥っ子でーーっすvv

>
>
>>  「今日が何の日か、忘れてるんだよね・・・たぶん・・・」
>> 足元を見ながらポツリと呟く。
>>  「今日は・・・の日なのに・・・」
>
>?何の日なんでしょう?誕生日とか?

 ・・・・・あ゛・・・・い・・・入れ忘れた・・・
 ち、ちなみにリナ達が始めてあった日です(汗)
ミレイ:・・・・ンフ。馬鹿な子ねぇ・・・ゴメンナサイねぇ?

>
>
>> 木の隙間から空へ飛び出す。こうすれば、ガウリイから自分の姿は見えないはず。
>> 少しは、反省するべきなのだあの男は。自分を放っておき、二時間近くどこかをほっつき歩いていたのだ。少しは心配すればいい。
>
>うんうん、心配させてやらなきゃだめです!!!

 そう思いますよねーー??少しは心配するがいいわ!!ガウリイさん!!
ガウ:・・・・心臓が爆発するくらい心配したぞ。

>
>> しかし。
>>
>> 一向にあの男、ガウリイが現れる気配がない。
>>
>> ・・・・どういうこと?
>> やっぱりあたしなんか心配するのももったいない?
>> あたしのこと、なんとも思ってない?
>
>うわ、めっちゃ悲しー(号泣)

 ガウ:そ、そんなこと無い!!
 悲しいですよねーー?一向に来る気配が無いなんて。
 あーーあ。リナさんかわいそーー。
 行け!ラグナ!!リナさんをガウリイさんから奪ってしまえ!!
>
>> 涙が、溢れ出る。
>> 声を出さないように泣くことは、もうなれた。
>> いつだって、声なくないていたのだ。
>>
>
>私もそうです〜(泣)胸が痛くなるくらい悲しい・・・・。

 分かってくれますか?!そうなんですよーーいっつも声なく泣いてるんですよね〜〜
 それが更に寂しくて・・・ううう・・・(涙)

>>  「ホント、馬鹿だよ・・・あたし・・・」
>>
>> 意識を、手放す。何も考えなくて済む、夢の世界へ。
>>
>
>夢の中なら悲しくも寂しくもないですしね・・・。
>
>
>では、続きも読みます・・・・。
>

 あ、ありがとうございますぅぅvv
 さくら様は何か投稿されてますか?
 在るのなら読ませて下さいvv
 探しますvv
 それでは、レスをどうもなのでした。
 これからもよろしくお願いしますvv
ミレイ:よろしクシてあゲてネvv
ラグナ:見捨てないでやってくれなーー
 それでは。さよーーならーーーvvv



inserted by FC2 system