◆−遠足?そして・・・−猫楽者 (2003/5/28 23:47:14) No.26097
 ┣Re:遠足?そして・・・−雫 (2003/5/29 18:48:44) No.26098
 ┃┗はじめまして、ありがとうございます。−猫楽者 (2003/5/30 00:38:44) No.26104
 ┣Re:遠足?そして・・・−オロシ・ハイドラント (2003/5/29 21:44:23) No.26100
 ┃┗ありがとうございます−猫楽者 (2003/5/30 00:40:05) No.26105
 ┣ほのぼの〜♪−エモーション (2003/5/30 00:34:45) No.26103
 ┃┗はじめての遠足でした♪−猫楽者 (2003/5/30 19:56:25) No.26107
 ┗Re:遠足?そして・・・−かぼちゃ (2003/5/31 20:15:23) No.26112
  ┗ありがとうございます。−猫楽者 (2003/6/1 01:56:19) No.26115


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26097遠足?そして・・・猫楽者 E-mail 2003/5/28 23:47:14


こんばんは、猫楽者と申します。
読んでみようと思ってくださった、心優しい方。
ありがとうございます。

読みきりです。変な内容ですが、よろしくお願い致します。

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$


『遠足?そして・・・』

今日はスレイヤーズ幼稚園の遠足の日です。
年少さん“ひよこ2くみ”の仲良しさんたちにとっては、生まれて始めての遠足です。
お揃いの半そで半ズボンの体操服の上に、長袖の上着を着て、黄色の帽子を被った6人の幼稚園児。
リナとガウリイ、ゼルにアメリア、ゼロスとフィリア、同じ班の仲良しさんは小さな手足を
一生懸命動かして、山道を登って行きます。
ちなみに、半そでの体操服には大きく名前が書き込んであり、黄色いひよこの形をした名札が付いていて
上着にも同じ名札が付き、クマさんやらチューリップやら正義のヒーローのアップリケが付いています。
帽子にも名前が書いてあり、リボンがついていたり、ちいさな羽が縫い付けてあったりします。

今日は遠足なのでお気に入りの水筒と、お弁当にお菓子に着替えなどの入ったリュックも持っています。

 「いくら幼稚園。それも年少さん、とはいえ・・・・・・なんで地元の山に登るのが遠足なわけ」
 「リナちゃん。良いじゃないですか。
   みんなで山に登って一緒にお弁当を食べたり、悪人を懲らしめたり
   それが正義というものです」
 「なあ・・・・ゼル。遠足って・・・・・そおいうものだったっけ?」
 「さあな。山に登って弁当を食べて遊ぶ。
   俺は、そう聞いていたがな」
 「ガウリイちゃん、ゼルガディスちゃん。
   悩んでないで早く登らないと、先生に怒られますわよ」
 「おやおや、切れると手が付けられない、乱暴者の環境破壊魔でも
   流石はフィリア班長。まともなことも言えたんですねえ」
 「ゼ〜ロ〜ス〜ゥ〜。
   この生ゴミ。誰が環境破壊魔ですか」
そう言いつつ、何処から取り出したのかモーニングスターを振り上げ
ゼロスに叩きつけようとしたフィリアは、まだ小さなモミジのような手では
モーニングスターをしっかりと支えられなかったのか。
フィリアの手から、モーニングスターはスッポ抜けてしまいました。
ゼロスにはかすりもせずに、あさっての方向へ飛んでいったモーニングスターが
茂みの中へと飛び込んで行き
ゴギャ!バキ・・・・メリ・・・・バキバキ・・・・ズズウゥ・・・ン
なかなかに派手な音をたてています。
 「今の一撃だけで、2〜3本は木が薙ぎ倒されましたね。
   おめでとうございます。フィリアちゃん。
   これで少なくとも木を破壊したスコアは、僕が知ってるだけでも
   1万本を超えたことになりますよ」
 「そうか。なんかよくわかんないけど、すごいぞフィリアちゃん」
 「はいはい、ガウリイ。あんたが入るとややこしくなるから黙ってましょうね」
ゼロスの台詞に反応して、とりあえず感心しているガウリイと、そのガウリイの肩を叩いて
ゼロスとフィリアの傍から引き離しているリナ。

 「こ〜〜ら〜あああぁぁああぁぁ・・・・
   悪い事してるのは〜〜だ〜あ〜れ〜だ〜あ〜〜」
地を這うような低い声と共に、見あげるようなスキンヘッドの大男が現れました。
右手に持った巨大な半月刀の刃を、ゾロリッと舌でなめる。
その姿に思わず固まる一同。
 「はい、マイルズ先生。
   またフィリアちゃんが、木を薙ぎ倒しました」
 「ゼロスくん。報告ご苦労」
右手を上げ、微笑みながらマイルズ先生に報告するゼロスと
そのゼロスの頭を、いい子いい子と撫でている、本人は笑っているつもりでも
いろんな意味で、怖い姿のマイルズ先生。
 「さ〜て〜、フィリアちゃん。先生いつも言ってるよね〜。
   悪い事しちゃ。メッ、だって〜」
目の前に迫る、マイルズ先生の顔に、真っ青になり泣きそうな表情のフィリア。
 「えいっ」
バキャ。
かわいらしい掛け声からは、想像もつかないような破壊力の一撃が
マイルズ先生の横顔に叩きつけられ、もんどりうって倒れたマイルズ先生から
フィリアを守るように、木の棒を手にした1人の園児が現れた。
胸のひよこの形をした名札には、『ひよこ1くみ。ヴァル・アガレス』と書かれていた。
 「ヴァルちゃん」
 「フィリア、大丈夫か。
   俺が来たから、もう安心だぞ」
小さなナイトは胸を張り、大切な人を自分の後ろに庇っている。

 「ひよこ1くみ。ヴァルちゃん。
   先生に逆らうとは、良い度胸しているね〜」
今の一撃から、あっさりと復活したマイルズ先生は、嬉しそうに
右手に持った巨大な半月刀の刃を、ゾロリッと舌でなめる。
 「待っていなさいね。
   戦いの踊りが終わったら、ふたりとも教育的指導をしてあげますからね」
そう言って、ほんとに踊りだしたよ、この先生。
 「させるか、いくぞ〜。
   必殺だんごアタック!」
勇ましい叫び声と共に、ヴァルの手から本人いわく『だんご』が
怪しい踊りに熱中する、マイルズ先生に向かって投げられた。
ペシャ。
投げつけられた、黒いだんごのようなものは、マイルズ先生の体に直撃した後
踊りの勢いに弾き飛ばされ、何処かへ消えて行った。
 「ああああああああ、俺のだんごアタックが効かない〜。
   よ〜し、こうなったら・・・・だんごアタック。アタックアタック・・・・」
リュクから黒いだんごを取り出しては投げ、取り出しては投げしていたヴァルは
全てのだんごを投げ終わったが、それはただマイルズ先生の体を
ほんの少し黒く汚しただけだった。
 「そんな・・・・・俺のだんごアタックが・・・・・・」
 「あのね〜え。
   ドロだんご投げつけて、それでどうするつもりだったのよ。あんたは」
呆然と呟くヴァルに、とりあえず突っ込んでいるリナ。

 「おい、あの妙な踊りが終わるのを待っていたら、日が暮れるぞ」
 「そろそろ進まないと、集合時間に遅れたりしたら・・・・・」
ゼルガディスに続いてアメリアが呟いた一言に
青い顔して頷く一同。
リナとガウリイ。ゼルにアメリア。それにヴァルとフィリアが手を繋ぎ。
 「あの〜みなさん・・・・・僕は誰と・・・・手をつないだら・・・・良いんですか・・・・」
ゼロスの呟きを無視して、さっさと山道を登りだすリナたち。
 「しくしく・・・・誰も僕と・・・・手をつないでくれない・・・・・リナさんたちのいぢわる」
ひとり手を繋げる相手が居なくて、いじけるゼロス。
一生懸命頑張って、急いで登って行くリナたち。
そのお陰で、どうにか集合時間ギリギリに、集合場所である
山の上の公園に到着することが出来ました。

リナたちはお友達や先生たちと、お遊戯をしたり、鬼ごっこをしたり
みんなでお弁当やお菓子を交換したり、楽しい1日を過ごしました。

ちなみに、踊りに熱中して集合場所に来なかったマイルズ先生は
父兄会の会長であるフィルさんの“説得”と
園長ご夫婦(カーシャさんご夫婦)のお仕置きにより、入院生活を送ることになりました(合掌)

体中を泥まみれにした、小さな勇者たちは、おおいに満足して
どこか誇らしげに顔を輝かせ、お家へと帰って行きました。



 「それでね。アメリアは正義の味方のマネをしてね。
   木の上から飛び降りたんだけど・・・・また着地に失敗しちゃったんだよ」
身振り手振りつきで、今日の遠足の話をしている小さな男の子。
 「でも、アメリアちゃんは泣かなかったんだろう。偉いねえ」
笑顔で、その男の子の話を聞いている、ひとりの男。
 「レゾじいちゃ〜ん。
   そうは言うけど、こっちがどんなに心配してハラハラしてるのか・・・・・
   少しはアメリアにわかって欲しいよ」
 「ゼルガディス。自分がアメリアちゃんのことを、どんなに心配しているか。
   あなたはちゃんと伝えたのですか」
 「な・・・・っ。そんなこと恥ずかしくて・・・・・言えないよ・・・」
 「言葉は、大切に使うものなんですよ。
   ゼルガディス。言葉で自分の思っていることを、少しでも伝えるように
   してごらんなさい。あなただって、誰かが黙っているだけでは
   何を考えているのか、よくわからないでしょう?」
祖父の言葉に、しばらく悩んでいたゼルガディスは
 「うん。やってみる」
元気に頷いた。
 「ゼルガディス。アメリアちゃんのことを支えられるような
   強くて優しい子になれると良いですね」
ポン。
軽い音と共にゼルガディスの右こぶしが、レゾのお腹へと、そっとぶつけられた。
 「誰に向かって言ってるの。
   レゾじいちゃんの孫は、じいちゃんよりも良い男になるにきまってるだろ」
輝きを秘めた真直ぐな視線と、お腹に当てられた、その手の小ささと暖かさに
レゾは思わず孫の顔を、見えない目で見つめていた。
 「ゼルガディス。ひとつ・・・・あなたにお願いがあるんですけど・・・・。
   私には、これからやろうとしていることがあります。
   それが正しくないことも、出来ることなら・・・やらない方が良いことも・・・・
   私には、わかってはいるんです。
   でも、自分の中で日に々々強く大きくなって行く・・・・その思いを・・・・
   私は、止められそうにありません。
   もし、あなたが・・・・私が間違っている。そう思ったら・・・・
   あなたの手で・・・・・私を止めて欲しいのです」
 「レゾ・・・じいちゃん」
 「私は、ズルくて卑怯なのかもしれません。
   あなたに、どんなにか辛い思いをさせることになるか・・・・・
   そのことを、わかっていて・・・・それでも・・・頼んでいるのですから・・・・」
 「らしくないよ。レゾじいちゃん。
   レゾじいちゃんが、なにをしようとしているのかは、よくわからないけど
   俺が、間違ってると思ったら、俺の手でレゾじいちゃんを止めてあげるよ」
 「ありがとう。ごめんなさいね。ゼルガディス」
レゾは孫を抱きしめ、僅かに身を震わせている。


 「ただいま〜」
 「リナ。あんたは、また泥まみれね〜」
笑いを含んだ、その一言を聞いて、びしぃっ、と固まるリナ。
 「ああああああ、ね・・・ね〜ちゃん・・・・ごごごごごめんなさい〜」
 「なに謝ってるの?
   今日も元気いっぱい遊んできたんでしょ。
   それでこそ、私の妹よ」
 「ねえちゃん・・・・・怒ってないの」
 「怒ってないわよ。
   リナ。あんたは何でも自分の納得がいくまで、やってみなさい。
   少々のことでは、びくともしないように、私が鍛えてあげるから」
 「あの・・・・すこ〜し・・・・手加減してもらった方が・・・・幸せなような・・・・」
 「ん〜?なにか言ったかしら」
 「い・・・・いえ・・・・・おねえさま・・・・明日からも・・・よろしくお願い致します〜」
 「大変けっこう。
   さてと、ご飯の前に一緒にお風呂に入ろうね。
   遠足の話し、聞かせてね」
お風呂場から、楽しげな笑い声が聞こえて来た。


 「ただいま、とうさん」
 「お帰り、アメリア」
そのまま、がしいっ、と抱き合う親子。
 「とうさん・・・・ごめんなさい。
   正義の味方のマネをしていて・・・・気付いたら・・・
   上着が、ボロボロになっていました」
アメリアは、もはや上着とはいえないような、布の切れ端と化したものを
恐る々々差し出した。
 「がっはっはっはっ・・・・・。よいよい。
   怪我も無いようだし、元気なのは良いことだ。
   さあ。お風呂に入って、ご飯にしよう」
お風呂とご飯の間中、今日の遠足の話を目を輝かせて話したアメリアは
疲れが出たのか、すぐにぐっすりと眠りについた。
 「アメリア。母さんが居なくて、寂しい思いをさせてしまうな。
   わしに出来ることは、何でもしよう。
   明るく元気でいてくれれば、それで良い」
アメリアに毛布をかけたフィルさんは、白い割烹着を着込み。
洗濯して乾燥させた上着を、慣れた手つきで縫い始めた。
物を大切にするアメリアが、新しいものよりも正義の味方のアップリケが
縫われたものの方が、好きだから。
フィルさんは、アクション仮●とカンタム・ロ●のアップリケを縫いながら
優しく満ち足りた表情で、アメリアの寝顔を眺めている。


 「ただいま〜」
 「おかえり、息子よ。どうだ。
   お隣のリナちゃんとは、進展があったか」
 「う〜ん・・・別に・・・・でも、手をつないで山に登ったなあ」
 「でかしたガウリイ。流石は我が子だ」
喜び、大声で叫びながらガウリイを抱きしめる男。
 「いいぞ。ガウリイ。そのまま一気に突き進め。
   男は、ど〜ん、と行くべきなんだ〜、ど〜んとな」
なおも何やら叫ぼうとする男の肩に、手が置かれたのは、そのときだった。
 「あ・な・た・・・・恥ずかしいし・・・・ご近所のご迷惑になるから・・・・・
   いい加減に・・・・や・め・て・ね」
優しく穏やかな、その声に含まれた・・・・なにかに・・・気付き・・・。
男は、暫し硬直し。
 「まままままま待て、待ってくれ・・・・俺が悪かった〜」
涙混じりに謝りだした(汗)
そうか・・・・うちが亭主関白だ。そう父ちゃんが言ってた、って
リナたちに言ったら、大笑いされた訳だよな〜。
そんな父の姿に、こっそりと溜息をつく、ガウリイであった。

町に灯る、小さな明かり。
その小さな、ひとつひとつの明かりの中に、幸せを運んでくれる。
ちいさな天使たちが、明日も。そしてこれからずっと、幸せでありますように。

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$

ここまで読んでくださった、心優しい方。ありがとうございます。

A: これ、なんなのかなあ(汗)
N: 本編の方が、あの展開ですから
   反動が出たんじゃないですか(笑)
はい。流石に、あの展開は自分もダメージ大きかったもので(汗)

A: マイルズさん、先生なの?
ええ、お遊戯を指導する講師の先生です(笑)
N: レミーさんが、剣術指導。
   ギザンさんは、幼稚園バスの運転手さんとか考えていたようですわね(笑)
A: で、本編の続きは?(怖い笑顔)
N: まさか・・・・・まだ出来てない、とか言いませんわよね〜(にっこり)
ごめんなさい。なるべく早くしますので・・・・・ごめんなさい(泣)

え〜。わけわからないお話になってしまいました(汗)
読んでくださってありがとうございます。
もうすぐ6月になりますね。
これからは室内の冷房と、外との気温の差が激しくなりますね。
風邪などにお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

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26098Re:遠足?そして・・・2003/5/29 18:48:44
記事番号26097へのコメント


>こんばんは、猫楽者と申します。
こんばんは、雫です。
>読んでみようと思ってくださった、心優しい方。
>ありがとうございます。
いえいえ。私は邪悪です。
>読みきりです。変な内容ですが、よろしくお願い致します。

>リナとガウリイ、ゼルにアメリア、ゼロスとフィリア、同じ班の仲良しさんは小さな手足を
>一生懸命動かして、山道を登って行きます。
>ちなみに、半そでの体操服には大きく名前が書き込んであり、黄色いひよこの形をした名札が付いていて
>上着にも同じ名札が付き、クマさんやらチューリップやら正義のヒーローのアップリケが付いています。
>帽子にも名前が書いてあり、リボンがついていたり、ちいさな羽が縫い付けてあったりします。
か・・・可愛い!想像したら可愛すぎる!
> 「いくら幼稚園。それも年少さん、とはいえ・・・・・・なんで地元の山に登るのが遠足なわけ」
リナだ。
> 「リナちゃん。良いじゃないですか。
>   みんなで山に登って一緒にお弁当を食べたり、悪人を懲らしめたり
>   それが正義というものです」
アメリアだ。
> 「なあ・・・・ゼル。遠足って・・・・・そおいうものだったっけ?」
ガウリィだよ。
> 「さあな。山に登って弁当を食べて遊ぶ。
>   俺は、そう聞いていたがな」
ゼル君だ。
> 「ガウリイちゃん、ゼルガディスちゃん。
>   悩んでないで早く登らないと、先生に怒られますわよ」
フィリアちゃん。
> 「おやおや、切れると手が付けられない、乱暴者の環境破壊魔でも
>   流石はフィリア班長。まともなことも言えたんですねえ」
うぁ、ゼロス君・・・。
>フィリアの手から、モーニングスターはスッポ抜けてしまいました。
>ゼロスにはかすりもせずに、あさっての方向へ飛んでいったモーニングスターが
>茂みの中へと飛び込んで行き
>ゴギャ!バキ・・・・メリ・・・・バキバキ・・・・ズズウゥ・・・ン
>なかなかに派手な音をたてています。
> 「今の一撃だけで、2〜3本は木が薙ぎ倒されましたね。
>   おめでとうございます。フィリアちゃん。
>   これで少なくとも木を破壊したスコアは、僕が知ってるだけでも
>   1万本を超えたことになりますよ」
知ってるだけでもって・・・・。
> 「そうか。なんかよくわかんないけど、すごいぞフィリアちゃん」
「うん本当だ。すごいぞフィリア」
> 「こ〜〜ら〜あああぁぁああぁぁ・・・・
>   悪い事してるのは〜〜だ〜あ〜れ〜だ〜あ〜〜」
>地を這うような低い声と共に、見あげるようなスキンヘッドの大男が現れました。
>右手に持った巨大な半月刀の刃を、ゾロリッと舌でなめる。
>その姿に思わず固まる一同
怖いよォォォ!
> 「はい、マイルズ先生。
>   またフィリアちゃんが、木を薙ぎ倒しました」
ゼロス普通だし。
> 「さ〜て〜、フィリアちゃん。先生いつも言ってるよね〜。
>   悪い事しちゃ。メッ、だって〜」
>目の前に迫る、マイルズ先生の顔に、真っ青になり泣きそうな表情のフィリア。
> 「えいっ」
>バキャ。
>かわいらしい掛け声からは、想像もつかないような破壊力の一撃が
>マイルズ先生の横顔に叩きつけられ、もんどりうって倒れたマイルズ先生から
>フィリアを守るように、木の棒を手にした1人の園児が現れた。
フィリアの王子様がやって来ましたぁぁぁ!
>胸のひよこの形をした名札には、『ひよこ1くみ。ヴァル・アガレス』と書かれていた。
> 「ヴァルちゃん」
> 「フィリア、大丈夫か。
>   俺が来たから、もう安心だぞ」
>小さなナイトは胸を張り、大切な人を自分の後ろに庇っている。
うあぁぁぁ、いいなぁぁ。愛だよ。
> 「ひよこ1くみ。ヴァルちゃん。
>   先生に逆らうとは、良い度胸しているね〜」
>今の一撃から、あっさりと復活したマイルズ先生は、嬉しそうに
>右手に持った巨大な半月刀の刃を、ゾロリッと舌でなめる。
> 「待っていなさいね。
>   戦いの踊りが終わったら、ふたりとも教育的指導をしてあげますからね」
>そう言って、ほんとに踊りだしたよ、この先生。
先生悪人と化してる。
> 「させるか、いくぞ〜。
>   必殺だんごアタック!」
>勇ましい叫び声と共に、ヴァルの手から本人いわく『だんご』が
>怪しい踊りに熱中する、マイルズ先生に向かって投げられた。
>ペシャ。
>投げつけられた、黒いだんごのようなものは、マイルズ先生の体に直撃した後
>踊りの勢いに弾き飛ばされ、何処かへ消えて行った。
> 「ああああああああ、俺のだんごアタックが効かない〜。
>   よ〜し、こうなったら・・・・だんごアタック。アタックアタック・・・・」
>リュクから黒いだんごを取り出しては投げ、取り出しては投げしていたヴァルは
>全てのだんごを投げ終わったが、それはただマイルズ先生の体を
>ほんの少し黒く汚しただけだった。
> 「そんな・・・・・俺のだんごアタックが・・・・・・」
> 「あのね〜え。
>   ドロだんご投げつけて、それでどうするつもりだったのよ。あんたは」
>呆然と呟くヴァルに、とりあえず突っ込んでいるリナ。
可愛いよ。ヴァル君。
>リナとガウリイ。ゼルにアメリア。それにヴァルとフィリアが手を繋ぎ。
> 「あの〜みなさん・・・・・僕は誰と・・・・手をつないだら・・・・良いんですか・・・・」
>ゼロスの呟きを無視して、さっさと山道を登りだすリナたち。
> 「しくしく・・・・誰も僕と・・・・手をつないでくれない・・・・・リナさんたちのいぢわる」
>ひとり手を繋げる相手が居なくて、いじけるゼロス。
フィリアさんとヴァル君の愛が勝ったんですねv
>体中を泥まみれにした、小さな勇者たちは、おおいに満足して
>どこか誇らしげに顔を輝かせ、お家へと帰って行きました。
皆満足してるんだなぁ。
> 「それでね。アメリアは正義の味方のマネをしてね。
>   木の上から飛び降りたんだけど・・・・また着地に失敗しちゃったんだよ」
>身振り手振りつきで、今日の遠足の話をしている小さな男の子。
> 「でも、アメリアちゃんは泣かなかったんだろう。偉いねえ」
>笑顔で、その男の子の話を聞いている、ひとりの男。
> 「レゾじいちゃ〜ん。
>   そうは言うけど、こっちがどんなに心配してハラハラしてるのか・・・・・
>   少しはアメリアにわかって欲しいよ」
> 「ゼルガディス。自分がアメリアちゃんのことを、どんなに心配しているか。
>   あなたはちゃんと伝えたのですか」
> 「な・・・・っ。そんなこと恥ずかしくて・・・・・言えないよ・・・」
> 「言葉は、大切に使うものなんですよ。
>   ゼルガディス。言葉で自分の思っていることを、少しでも伝えるように
>   してごらんなさい。あなただって、誰かが黙っているだけでは
>   何を考えているのか、よくわからないでしょう?」
>祖父の言葉に、しばらく悩んでいたゼルガディスは
> 「うん。やってみる」
>元気に頷いた。
> 「ゼルガディス。アメリアちゃんのことを支えられるような
>   強くて優しい子になれると良いですね」
>ポン。
>軽い音と共にゼルガディスの右こぶしが、レゾのお腹へと、そっとぶつけられた。
> 「誰に向かって言ってるの。
>   レゾじいちゃんの孫は、じいちゃんよりも良い男になるにきまってるだろ」
>輝きを秘めた真直ぐな視線と、お腹に当てられた、その手の小ささと暖かさに
>レゾは思わず孫の顔を、見えない目で見つめていた。
> 「ゼルガディス。ひとつ・・・・あなたにお願いがあるんですけど・・・・。
>   私には、これからやろうとしていることがあります。
>   それが正しくないことも、出来ることなら・・・やらない方が良いことも・・・・
>   私には、わかってはいるんです。
>   でも、自分の中で日に々々強く大きくなって行く・・・・その思いを・・・・
>   私は、止められそうにありません。
>   もし、あなたが・・・・私が間違っている。そう思ったら・・・・
>   あなたの手で・・・・・私を止めて欲しいのです」
> 「レゾ・・・じいちゃん」
> 「私は、ズルくて卑怯なのかもしれません。
>   あなたに、どんなにか辛い思いをさせることになるか・・・・・
>   そのことを、わかっていて・・・・それでも・・・頼んでいるのですから・・・・」
> 「らしくないよ。レゾじいちゃん。
>   レゾじいちゃんが、なにをしようとしているのかは、よくわからないけど
>   俺が、間違ってると思ったら、俺の手でレゾじいちゃんを止めてあげるよ」
> 「ありがとう。ごめんなさいね。ゼルガディス」
>レゾは孫を抱きしめ、僅かに身を震わせている。
可愛いシリアス。アメリアちゃんに思いが伝わるといいね。
> 「ただいま〜」
> 「リナ。あんたは、また泥まみれね〜」
>笑いを含んだ、その一言を聞いて、びしぃっ、と固まるリナ。
> 「ああああああ、ね・・・ね〜ちゃん・・・・ごごごごごめんなさい〜」
私もごめんなさい!リナちゃんの弁当とってドラスレ喰らったのは私です。
> 「なに謝ってるの?
>   今日も元気いっぱい遊んできたんでしょ。
>   それでこそ、私の妹よ」
> 「ねえちゃん・・・・・怒ってないの」
> 「怒ってないわよ。
>   リナ。あんたは何でも自分の納得がいくまで、やってみなさい。
>   少々のことでは、びくともしないように、私が鍛えてあげるから」
> 「あの・・・・すこ〜し・・・・手加減してもらった方が・・・・幸せなような・・・・」
> 「ん〜?なにか言ったかしら」
> 「い・・・・いえ・・・・・おねえさま・・・・明日からも・・・よろしくお願い致します〜」
> 「大変けっこう。
>   さてと、ご飯の前に一緒にお風呂に入ろうね。
>   遠足の話し、聞かせてね」
>お風呂場から、楽しげな笑い声が聞こえて来た。
いいなぁ。姉妹。
> 「ただいま、とうさん」
> 「お帰り、アメリア」
>そのまま、がしいっ、と抱き合う親子。
> 「とうさん・・・・ごめんなさい。
>   正義の味方のマネをしていて・・・・気付いたら・・・
>   上着が、ボロボロになっていました」
>アメリアは、もはや上着とはいえないような、布の切れ端と化したものを
>恐る々々差し出した。
> 「がっはっはっはっ・・・・・。よいよい。
>   怪我も無いようだし、元気なのは良いことだ。
>   さあ。お風呂に入って、ご飯にしよう」
>お風呂とご飯の間中、今日の遠足の話を目を輝かせて話したアメリアは
>疲れが出たのか、すぐにぐっすりと眠りについた。
> 「アメリア。母さんが居なくて、寂しい思いをさせてしまうな。
>   わしに出来ることは、何でもしよう。
>   明るく元気でいてくれれば、それで良い」
>アメリアに毛布をかけたフィルさんは、白い割烹着を着込み。
>洗濯して乾燥させた上着を、慣れた手つきで縫い始めた。
>物を大切にするアメリアが、新しいものよりも正義の味方のアップリケが
>縫われたものの方が、好きだから。
>フィルさんは、アクション仮●とカンタム・ロ●のアップリケを縫いながら
>優しく満ち足りた表情で、アメリアの寝顔を眺めている。
フィルさん・・・。なんか切ないよ。
> 「ただいま〜」
> 「おかえり、息子よ。どうだ。
>   お隣のリナちゃんとは、進展があったか」
> 「う〜ん・・・別に・・・・でも、手をつないで山に登ったなあ」
> 「でかしたガウリイ。流石は我が子だ」
>喜び、大声で叫びながらガウリイを抱きしめる男。
> 「いいぞ。ガウリイ。そのまま一気に突き進め。
>   男は、ど〜ん、と行くべきなんだ〜、ど〜んとな」
>なおも何やら叫ぼうとする男の肩に、手が置かれたのは、そのときだった。
> 「あ・な・た・・・・恥ずかしいし・・・・ご近所のご迷惑になるから・・・・・
>   いい加減に・・・・や・め・て・ね」
>優しく穏やかな、その声に含まれた・・・・なにかに・・・気付き・・・。
>男は、暫し硬直し。
> 「まままままま待て、待ってくれ・・・・俺が悪かった〜」
>涙混じりに謝りだした(汗)
>そうか・・・・うちが亭主関白だ。そう父ちゃんが言ってた、って
>リナたちに言ったら、大笑いされた訳だよな〜。
>そんな父の姿に、こっそりと溜息をつく、ガウリイであった。
可愛い!母は強ですね。
>町に灯る、小さな明かり。
>その小さな、ひとつひとつの明かりの中に、幸せを運んでくれる。
>ちいさな天使たちが、明日も。そしてこれからずっと、幸せでありますように。
フィリアさん、ゼロス君、ヴァル君のお家はないんですね。さみしいです。
>
>ここまで読んでくださった、心優しい方。ありがとうございます。
だから私は邪悪です。
>A: これ、なんなのかなあ(汗)
>N: 本編の方が、あの展開ですから
>   反動が出たんじゃないですか(笑)
>はい。流石に、あの展開は自分もダメージ大きかったもので(汗)
>
>A: マイルズさん、先生なの?
>ええ、お遊戯を指導する講師の先生です(笑)
>N: レミーさんが、剣術指導。
>   ギザンさんは、幼稚園バスの運転手さんとか考えていたようですわね(笑)
>A: で、本編の続きは?(怖い笑顔)
>N: まさか・・・・・まだ出来てない、とか言いませんわよね〜(にっこり)
>ごめんなさい。なるべく早くしますので・・・・・ごめんなさい(泣)
>
>え〜。わけわからないお話になってしまいました(汗)
>読んでくださってありがとうございます。
>もうすぐ6月になりますね。
>これからは室内の冷房と、外との気温の差が激しくなりますね。
>風邪などにお気を付けて、お元気で。
>では、失礼します。
猫楽者さんも気をつけて下さいね。面白いです。これからも頑張って下さい。

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26104はじめまして、ありがとうございます。猫楽者 E-mail 2003/5/30 00:38:44
記事番号26098へのコメント

>こんばんは、雫です。

こんばんは、はじめまして、雫さん。
猫楽者(ねこらくしゃ)と申します。
よろしくお願い致します。
読んでくださって、ありがとうございます。
感想まで頂いて、本当にありがとうごぞいます。

ヴァル: こんばんは、雫さん。
     猫楽者の駄文を読んでくれて、ありがとう。
フィリア: はじめまして、雫さん。
     感想をありがとうございました。
ゼロス: どうも、はじめまして。雫さん。
     よろしくお願い致します♪

『オツキアイクタ゜サイ』、とても楽しく読ませて頂きました。
一途な冥王さまとアメリアさんが、どうなるのだろうと思っていましたら
ヴァル: ふっ。北の魔王も子供には甘いと見える。
フィリア: あら、あのお方からスコップ・アタックを受けてまで
      我が子の願いを叶えてあげる。
      良いお父さんじゃないですか。
ゼロス: 魔王さまも、冥王さまには甘いですからねえ。
デートを楽しむ御ふたり。とても楽しかったのでしょうね。
冥王軍・・・・アメリアさんの影響を受けてしまうのでしょうか(笑)

『蒼い空を見上げる瞳』、とても切なく、そしてステキな詩ですね。
傷付いて、それでも亡くしてしまった、とても大切な方のことを思っているのでしょうか。
ヴァル: 手に入れられないなら、壊す。
     俺も前は、そう思っていたな。
フィリア: 悲しみに押し潰されそうになって・・・・悲鳴を上げて
     助けを、救いを、求めているような感じでしたわ。
ゼロス: 冥王さまに・・・・・どうか安らぎが訪れますように・・・・。

『存在する意味』、降魔戦争への道のりを進んで行っているのですね。
覚醒した魔王さまは、残りの欠片を捜すよりも
神族との全面戦争を、お選びになったのですね。
ヴァル: 四竜王との全面対決は、1/7の力しか持たない魔王では
     辛いと思うぞ。
フィリア: まあ、神族側も一枚岩という訳ではありませんから
     火竜王さんは・・・・・好き勝手なことしてますし(溜息)
ゼロス: このまま降魔戦争へと突入してしまうのでしょうか。
降魔戦争、ということは、ゼロスさんのドラゴン・スレイヤーとしてのシーンも
出てくるのでしょうか。
冥神官・ノアさんと獣神官・ゼロスさん、そして海将軍・ダルフさんの複雑なご関係は
どうなってしまうのか。とても気になります〜。

>>読んでみようと思ってくださった、心優しい方。
>>ありがとうございます。
>いえいえ。私は邪悪です。

いえいえ。そんなこと無いのです。
読んでくださるだけでも、とてもありがたいことですのに
こうして感想まで頂けるのですから、雫さんは、とても優しい方だと思います。
ヴァル: 猫楽者の場合、ほとんど読み逃げだもんなあ(氷のような視線)
フィリア: 本当に、感想を書かせて頂こうとして
      力尽きてPCの前で、そのまま寝てたりしますものね(呆)
ゼロス: そんなことだから、この廃棄物(猫楽者)は、よく風邪を引くんですねえ(溜息)

>>ちなみに、半そでの体操服には大きく名前が書き込んであり、黄色いひよこの形をした名札が付いていて
>>上着にも同じ名札が付き、クマさんやらチューリップやら正義のヒーローのアップリケが付いています。
>>帽子にも名前が書いてあり、リボンがついていたり、ちいさな羽が縫い付けてあったりします。
>か・・・可愛い!想像したら可愛すぎる!

ありがとうございます。
ヴァル: 実は、この幼稚園の服装は(笑)
フィリア: 実在のモデルがあったりします(笑)
ゼロス: 近所の幼稚園の年少さんは、本当に、この服装で通園していたりします(笑)

>> 「いくら幼稚園。それも年少さん、とはいえ・・・・・・なんで地元の山に登るのが遠足なわけ」
>リナだ。

はい、リナさんです。
ヴァル: 幼稚園児が、遠足の行き先に注文つけてるぞ(笑)
フィリア: 流石はリナさん。小さい頃から、しっかりしていたんですね(笑)
ゼロス: いや・・・・この場合、しっかりしてる・・・と言うのでしょうか(汗)

>> 「リナちゃん。良いじゃないですか。
>>   みんなで山に登って一緒にお弁当を食べたり、悪人を懲らしめたり
>>   それが正義というものです」
>アメリアだ。

正義の味方の王女さまですね。
ヴァル: 正義にこだわるのは、昔からだったんだなあ(遠い目)
フィリア: 本当に、いつも元気いっぱいな方ですわね(笑)
ゼロス: アメリアさんも・・・生の讃歌を歌ったり・・・・人生って素晴らしい攻撃を
     止めてくれると良いんですけどねえ(溜息)

>> 「なあ・・・・ゼル。遠足って・・・・・そおいうものだったっけ?」
>ガウリィだよ。

ガウリイさんです。既に剣の腕前は、かなりのレベルに達していたりします。
ヴァル: 光の剣の兄ちゃんか。確かに良い腕してたなあ。
フィリア: リナさんと並ぶくらいの、あの『食欲』・・・・勘弁して欲しかったですわ(泣)
ゼロス: ガウリイさんの『野生の勘』の鋭さには、僕も何度も驚かされましたねえ(笑)

>> 「さあな。山に登って弁当を食べて遊ぶ。
>>   俺は、そう聞いていたがな」
>ゼル君だ。

アメリアさんの王子さまですね。
ヴァル: この兄ちゃんも、良い腕してたな。
     冷静で的確な状況判断能力は、俺の参謀になって欲しいくらいだったぜ。
フィリア: あの『正義の仲良し4人組』の中では、一番冷静な方でしたわね。
ゼロス: そうですか?実は、けっこうお茶目な方でしたよ。
     とてもカラカイがいのある方でもありましたね〜(笑)

>> 「ガウリイちゃん、ゼルガディスちゃん。
>>   悩んでないで早く登らないと、先生に怒られますわよ」
>フィリアちゃん。

フィリアさんには、班長をして頂きました。
ヴァル: このメンバーが同じ班とは・・・・・フィリアも大変だなあ(汗)
フィリア: 本当に(溜息)、一度暴れだすと・・・・止まらないんですもの(汗)
ゼロス: そうですよねえ。特に切れるとモーニング・スターを振り回すような
      乱暴ものが一緒だと、身も心も疲れ果てちゃいますよねぇ(笑)
ヴァル: ゼ・ロ・ス・・・・他に言い残したいことはあるか?(目の笑っていない笑顔)
フィリア: 今度は滑らないように、柄のところに革を巻いておきましたわ(にっこり)
ゼロス: え゛・・・っ(汗)・・・ちょ・・・・ちょっと・・・待って・・・。
ドガッ!バギ・・グギ・・・メリ・・・・。
ゼロスさん・・・・迷わず成仏してください(合掌)

>> 「おやおや、切れると手が付けられない、乱暴者の環境破壊魔でも
>>   流石はフィリア班長。まともなことも言えたんですねえ」
>うぁ、ゼロス君・・・。

ゼロスさん・・・・・無茶なこと・・・・言ってますね(汗)
ヴァル: フィリアは優しくて良い子だぞ。
フィリア: /////あ・・・ありがと・・・・ヴァル/////(真っ赤)
ゼロスさんは・・・・・コメント出来ないみたいです(汗)

>> 「今の一撃だけで、2〜3本は木が薙ぎ倒されましたね。
>>   おめでとうございます。フィリアちゃん。
>>   これで少なくとも木を破壊したスコアは、僕が知ってるだけでも
>>   1万本を超えたことになりますよ」
>知ってるだけでもって・・・・。

なんか・・・・本当に環境破壊に・・・・いっ・・いえ・・・なんでもありません(滝汗)
ヴァル: 猫楽者〜。知ってるか?
      口は災いのもと・・・・って言葉(笑顔)
フィリア: 私は、そんな無茶な本数・・・破壊してないですわ(怒)

>> 「そうか。なんかよくわかんないけど、すごいぞフィリアちゃん」
>「うん本当だ。すごいぞフィリア」

ガウリイさん、無邪気ですねえ。
ヴァル: この兄ちゃん。本当にわかってんのか?
フィリア: さあ?私・・・ガウリイさんのこと・・・・よくわからないですわ。
ゼロス: まあガウリイさんは、つかみ所の無い雲のような方ですからねえ(笑)

>> 「こ〜〜ら〜あああぁぁああぁぁ・・・・
>>   悪い事してるのは〜〜だ〜あ〜れ〜だ〜あ〜〜」
>>地を這うような低い声と共に、見あげるようなスキンヘッドの大男が現れました。
>>右手に持った巨大な半月刀の刃を、ゾロリッと舌でなめる。
>>その姿に思わず固まる一同
>怖いよォォォ!

怖いです〜(汗)
ヴァル: こいつ・・・・本当に先生か?
フィリア: そうね・・・・どうやって教員免許・・・・取ったのかしら(汗)
ゼロス: この調子で脅したんじゃないですか(笑)

>> 「はい、マイルズ先生。
>>   またフィリアちゃんが、木を薙ぎ倒しました」
>ゼロス普通だし。

ゼロスさん。動じない素晴らしい性格してますね(笑)
ヴァル: 仲間を助けようとか。女の子を庇おうとか・・・・思わんのか(怒)
フィリア: このとき・・・・目の前が真っ暗になるような・・・・絶望感を感じましたわ(滝汗)
ゼロス: いやですねぇ。『あの』フィリアさんが、本気になればマイルズ先生なんか一瞬で倒せるでしょうに(笑)

>> 「えいっ」
>>バキャ。
>>かわいらしい掛け声からは、想像もつかないような破壊力の一撃が
>>マイルズ先生の横顔に叩きつけられ、もんどりうって倒れたマイルズ先生から
>>フィリアを守るように、木の棒を手にした1人の園児が現れた。
>フィリアの王子様がやって来ましたぁぁぁ!

はい、お姫さまのピンチに駆けつけて来てくりました。
ヴァル: ありがとう♪。なんか照れるぜ。
フィリア: 本当に・・・・嬉しかったですわ♪
ゼロス: 良いですね〜ぇ。僕のピンチのときにも誰か助けに来てくれないですかねぇ。
いや・・・・そもそも・・・ゼロスさん・・・・ピンチになんか・・・ならないでしょう(汗)

>>胸のひよこの形をした名札には、『ひよこ1くみ。ヴァル・アガレス』と書かれていた。
>> 「ヴァルちゃん」
>> 「フィリア、大丈夫か。
>>   俺が来たから、もう安心だぞ」
>>小さなナイトは胸を張り、大切な人を自分の後ろに庇っている。
>うあぁぁぁ、いいなぁぁ。愛だよ。

愛の力は偉大ですね。
ヴァル&フィリア: (真っ赤になって見つめ合ってます)
ゼロス: このラブラブな感情・・・な・・・なかなかキツイですね(汗)

>> 「待っていなさいね。
>>   戦いの踊りが終わったら、ふたりとも教育的指導をしてあげますからね」
>>そう言って、ほんとに踊りだしたよ、この先生。
>先生悪人と化してる。

もはや先生ではなく・・・・ただの怪しいひと・・・ですね(汗)
ヴァル: ひと?・・・どっちかというと・・・・妖怪とか・・・魔獣とか・・・(汗)
フィリア: ええ・・・間違っても『先生』や『神官』には見えないですわ(汗)
ゼロス: そうですか?・・・なかなか楽しい方だと思いますけど(笑)

>> 「そんな・・・・・俺のだんごアタックが・・・・・・」
>> 「あのね〜え。
>>   ドロだんご投げつけて、それでどうするつもりだったのよ。あんたは」
>>呆然と呟くヴァルに、とりあえず突っ込んでいるリナ。
>可愛いよ。ヴァル君。

ありがとうございます。
ヴァル: か・・・かわいい・・・って、俺は男なんだぜ(汗)
     カッコいいと言って欲しいな。
フィリア: そうね。カッコよくて勇ましくて・・・それに可愛かったですわ(笑)
ゼロス: ある意味。ドロだんごを投げる、というのは・・・恐ろしい攻撃ですね(笑)

>>リナとガウリイ。ゼルにアメリア。それにヴァルとフィリアが手を繋ぎ。
>> 「あの〜みなさん・・・・・僕は誰と・・・・手をつないだら・・・・良いんですか・・・・」
>>ゼロスの呟きを無視して、さっさと山道を登りだすリナたち。
>> 「しくしく・・・・誰も僕と・・・・手をつないでくれない・・・・・リナさんたちのいぢわる」
>>ひとり手を繋げる相手が居なくて、いじけるゼロス。
>フィリアさんとヴァル君の愛が勝ったんですねv

リナさんはガウリイさんと、そしてアメリアさんはゼルガディスさんと手をつなぎますから(笑)
ヴァル: 俺とフィリアが手をつなぐのも、当然なことだし♪
フィリア: あ・・ありがと。ヴァル(嬉しい)
ゼロス: しくしく・・・・ど〜せ・・・ど〜せ・・・・僕なんかあ(泣)

>>体中を泥まみれにした、小さな勇者たちは、おおいに満足して
>>どこか誇らしげに顔を輝かせ、お家へと帰って行きました。
>皆満足してるんだなぁ。

はい、一生懸命、元気いっぱい走り回って笑って
とても楽しかったんでしょうね。
ヴァル: フィリアと遊ぶのは楽しいぜ♪
フィリア: 楽しかったですわ♪
ゼロス: まあ・・・・確かに・・・・楽しかったですねえ♪

>> 「それでね。アメリアは正義の味方のマネをしてね。
>>   木の上から飛び降りたんだけど・・・・また着地に失敗しちゃったんだよ」
>>身振り手振りつきで、今日の遠足の話をしている小さな男の子。
>> 「でも、アメリアちゃんは泣かなかったんだろう。偉いねえ」
>>笑顔で、その男の子の話を聞いている、ひとりの男。
>> 「レゾじいちゃ〜ん。
>>   そうは言うけど、こっちがどんなに心配してハラハラしてるのか・・・・・
>>   少しはアメリアにわかって欲しいよ」
>> 「ゼルガディス。自分がアメリアちゃんのことを、どんなに心配しているか。
>>   あなたはちゃんと伝えたのですか」
>> 「な・・・・っ。そんなこと恥ずかしくて・・・・・言えないよ・・・」
>> 「言葉は、大切に使うものなんですよ。
>>   ゼルガディス。言葉で自分の思っていることを、少しでも伝えるように
>>   してごらんなさい。あなただって、誰かが黙っているだけでは
>>   何を考えているのか、よくわからないでしょう?」
>>祖父の言葉に、しばらく悩んでいたゼルガディスは
>> 「うん。やってみる」
>>元気に頷いた。
>> 「ゼルガディス。アメリアちゃんのことを支えられるような
>>   強くて優しい子になれると良いですね」
>>ポン。
>>軽い音と共にゼルガディスの右こぶしが、レゾのお腹へと、そっとぶつけられた。
>> 「誰に向かって言ってるの。
>>   レゾじいちゃんの孫は、じいちゃんよりも良い男になるにきまってるだろ」
>可愛いシリアス。アメリアちゃんに思いが伝わるといいね。

はい、アメリアさんとゼルガディスさんには、お幸せになって頂きたいです。
ヴァル: ゼルとアメリアなら大丈夫さ。
フィリア: ええ。本当に幸せになって欲しいですわ。
ゼロス: 僕としては・・・・どんな過程でゴールインするのかが気になりますねえ(笑)

>> 「ただいま〜」
>> 「リナ。あんたは、また泥まみれね〜」
>>笑いを含んだ、その一言を聞いて、びしぃっ、と固まるリナ。
>> 「ああああああ、ね・・・ね〜ちゃん・・・・ごごごごごめんなさい〜」
>私もごめんなさい!リナちゃんの弁当とってドラスレ喰らったのは私です。

わあああああああ(汗)・・・・し・・雫さん・・・・なんて無茶なことを(滝汗)
ヴァル: リ・・・リナ・インバースの食べ物に・・・・手を出したのか(冷汗)
フィリア: 雫さん・・・・・ご無事ですか(冷滝汗)
ゼロス: そんな・・・・恐ろしいこと・・・・僕たち・・・・・魔族でもやりませんよ(汗だく)

>> 「怒ってないわよ。
>>   リナ。あんたは何でも自分の納得がいくまで、やってみなさい。
>>   少々のことでは、びくともしないように、私が鍛えてあげるから」
>> 「あの・・・・すこ〜し・・・・手加減してもらった方が・・・・幸せなような・・・・」
>> 「ん〜?なにか言ったかしら」
>> 「い・・・・いえ・・・・・おねえさま・・・・明日からも・・・よろしくお願い致します〜」
>> 「大変けっこう。
>>   さてと、ご飯の前に一緒にお風呂に入ろうね。
>>   遠足の話し、聞かせてね」
>>お風呂場から、楽しげな笑い声が聞こえて来た。
>いいなぁ。姉妹。

良いですよね〜。兄弟姉妹とかいらっしゃる方。
ヴァル: 家族か・・・良いもんだなあ。
フィリア: 私の場合・・・・・家族はしつけに厳しかったですわ(溜息)
ゼロス: 家族というのは・・僕たち・・・・・魔族には、よくわからないですね〜。

>> 「アメリア。母さんが居なくて、寂しい思いをさせてしまうな。
>>   わしに出来ることは、何でもしよう。
>>   明るく元気でいてくれれば、それで良い」
>>アメリアに毛布をかけたフィルさんは、白い割烹着を着込み。
>>洗濯して乾燥させた上着を、慣れた手つきで縫い始めた。
>>物を大切にするアメリアが、新しいものよりも正義の味方のアップリケが
>>縫われたものの方が、好きだから。
>>フィルさんは、アクション仮●とカンタム・ロ●のアップリケを縫いながら
>>優しく満ち足りた表情で、アメリアの寝顔を眺めている。
>フィルさん・・・。なんか切ないよ。

ありがとうございます。
たしか、アメリアさんのお母さんは、既に亡くなっている、とのことだしたので(汗)
ヴァル: フィルさんの奥さんは、どうした亡くなったんだっけ?
フィリア: 私も知らないですわ。
ゼロス: そお言えば、僕も・・・・・わからないですね。

>> 「あ・な・た・・・・恥ずかしいし・・・・ご近所のご迷惑になるから・・・・・
>>   いい加減に・・・・や・め・て・ね」
>>優しく穏やかな、その声に含まれた・・・・なにかに・・・気付き・・・。
>>男は、暫し硬直し。
>> 「まままままま待て、待ってくれ・・・・俺が悪かった〜」
>>涙混じりに謝りだした(汗)
>>そうか・・・・うちが亭主関白だ。そう父ちゃんが言ってた、って
>>リナたちに言ったら、大笑いされた訳だよな〜。
>>そんな父の姿に、こっそりと溜息をつく、ガウリイであった。
>可愛い!母は強ですね。

母は強いですね〜。
本当に、強くて優しいですよね。
ヴァル: ガウリイの父ちゃん・・・・・哀れな(汗)
フィリア: あら、あんまり大声だしたりしたら、ご近所の方に申し訳ありませんわよ。
ゼロス: う〜ん。ガウリイさんのお父さん。美味しい負の感情を漂わせてますねぇ♪

>>町に灯る、小さな明かり。
>>その小さな、ひとつひとつの明かりの中に、幸せを運んでくれる。
>>ちいさな天使たちが、明日も。そしてこれからずっと、幸せでありますように。
>フィリアさん、ゼロス君、ヴァル君のお家はないんですね。さみしいです。

すいません。ごめんなさい。
ヴァル: 猫楽者は、俺の家族・・・・・古代竜は絶滅してるし・・・・。
     そうすると・・父親は・・・ガーヴさま?とか悩んでたみたいだな。
フィリア: 私の家族も、あの最長老さんなのだろうか?とか・・・・。
ゼロス: 僕の場合は・・・・畏れ多くも獣王さまが・・・・お母さんなのだろうか・・・・とか。
お三人の方の御家族が、よくわかりませんでした。
ごめんなさい。

>>ここまで読んでくださった、心優しい方。ありがとうございます。
>だから私は邪悪です。

いえ、やはり雫さんは優しい方だと思いますよ。

>猫楽者さんも気をつけて下さいね。面白いです。これからも頑張って下さい。

ありがとうございます。
読んでくださって、ありがとうございます。
感想を、本当にありがとうございました。

もうすぐ梅雨に入りますね。
お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

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26100Re:遠足?そして・・・オロシ・ハイドラント 2003/5/29 21:44:23
記事番号26097へのコメント

こんばんはラントです。
かなりお久しぶりでございます。
……「眠りし者」、まだ一話しか読めてません。
でも、いずれ追いつきますからね(宣告)
……いや、その前に終わっちゃうかも。

ほのぼのしてますねえ。
スレイヤーズらしい会話に、懐かしさ(おい)さえ覚えてしまいました。
レギュラー陣にアニメキャラ、マイナーキャラも加えて、しかもリナ達を幼稚園児化させたのに、巧く書けているのは、さすがです。
というか、これだけ長い短編を書けるだけでも凄いです。さらに読みやすいし。


>町に灯る、小さな明かり。
>その小さな、ひとつひとつの明かりの中に、幸せを運んでくれる。
>ちいさな天使たちが、明日も。そしてこれからずっと、幸せでありますように。
帰宅後のシーンがあることと、これが締めとなっていることが、この作品の魅力点に思われます。(私見ですが)
ここが、遠足シーンと組み合わさってキャラクター達に命を感じさせます。
面白く、さらに素晴らしい逸品でした。

それではこれで、失礼致します。


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26105ありがとうございます猫楽者 E-mail 2003/5/30 00:40:05
記事番号26100へのコメント

>こんばんはラントです。
>かなりお久しぶりでございます。

こんばんは、オロシ・ハイドラントさん。
お元気ですか、猫楽者です。
読んでくださって、ありがとうございます。
感想まで頂きまして、本当にありがとうございます。

A: こんばんは、オロシ・ハイドラントさん。
   お元気ですか、Aです。
   読んでくださってありがとうございます。
N: こんばんは、オロシ・ハイドラントさん。
   お久しぶりです。ご無沙汰しております、Nです。
   感想を、ありがとうございました。

『フィリアの愛とヴァルのメッセージ(ギャグに挑戦)』
とても楽しく読ませて頂きました〜。
真顔で、あの台詞のでるヴァルさん・・・・さすがですね。
A: ヴァルさん・・・・意外と手の早い方だったんですね(笑)
N: ヴァルさん・・・・代筆したときには・・・あの素晴らしい台詞は入れなかったんですわね(笑)
代筆したはずなのに・・・・しっかりとヴァルさんのお名前入り(笑)
ガウリイさんが、さらっと流してしまうお姿も、面白かったです〜。

『渇きの夜想曲』、シリアスな展開に、ドキドキしながら読ませて頂きました。
狩られ傷ついてしまうディルギアさんは、闇の一族となってしまうのですね。
血を求めさまよい・・・・。
A: ルナさんとのシーン。手に汗握って読ませて頂きました。
N: 元凶を倒したのに・・・・とても切なく悲しいお話でしたね。
せめて、ディルギアさんが安らかにお眠りになりますように・・・・・。

>……「眠りし者」、まだ一話しか読めてません。
>でも、いずれ追いつきますからね(宣告)
>……いや、その前に終わっちゃうかも。

読んでくださって、ありがとうごさいます。
予想外の長さとなってしまいました。
A: 途中・・・・猫楽者の人格を疑うような・・・・暗くて思い展開もありますが・・・。
N: あと2話・・・・最終回とエピローグで完結の予定です。

>ほのぼのしてますねえ。
>スレイヤーズらしい会話に、懐かしさ(おい)さえ覚えてしまいました。
>レギュラー陣にアニメキャラ、マイナーキャラも加えて、しかもリナ達を幼稚園児化させたのに、巧く書けているのは、さすがです。
>というか、これだけ長い短編を書けるだけでも凄いです。さらに読みやすいし。

勿体無い御言葉を、ありがとうございます。
実は・・・・『眠りし者』で・・・暗くて思い展開で・・・自分もダメージを受けまして(汗)
A: その反動が出たようですね(笑)
N: あまり難しい表現や設定にしてしまいますと・・・・書いている猫楽者が・・・・
   混乱してしまいますので(笑)・・・・・なるべくわかりやすなるようにさせて頂いております。

>>町に灯る、小さな明かり。
>>その小さな、ひとつひとつの明かりの中に、幸せを運んでくれる。
>>ちいさな天使たちが、明日も。そしてこれからずっと、幸せでありますように。
>帰宅後のシーンがあることと、これが締めとなっていることが、この作品の魅力点に思われます。(私見ですが)
>ここが、遠足シーンと組み合わさってキャラクター達に命を感じさせます。
>面白く、さらに素晴らしい逸品でした。

ありがとうございます。
やはり、無事に家に帰るまでが遠足だと思っているものですから(笑)
元気いっぱい笑って、走って、すやすや眠る天使さんたち・・・・本当にずっと幸せでいて欲しいです。

>それではこれで、失礼致します。

読んでくださって、ありがとうございます。
感想を、本当にありがとうございました。
『渇きの夜想曲2』・・・・真犯人は・・・・どなたなのでしょうか?
わかりません〜(泣)

もうすぐ6月になりますね。
じめじめした湿度の高い季節となります。
お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

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26103ほのぼの〜♪エモーション E-mail 2003/5/30 00:34:45
記事番号26097へのコメント

猫楽者さん、こんばんは。

新作。さらに読み切りですね♪
佳境に入ってきた「眠りし者」も楽しみですが、こちらのほのぼのとした
お話にほんわりとした気分に浸りました。
園児になってもリナ達はリナ達ですね。……先生がちょっと怖いですが(笑)


>ちなみに、半そでの体操服には大きく名前が書き込んであり、黄色いひよこの形をした名札が付いていて
>上着にも同じ名札が付き、クマさんやらチューリップやら正義のヒーローのアップリケが付いています。
>帽子にも名前が書いてあり、リボンがついていたり、ちいさな羽が縫い付けてあったりします。

想像してほわん、としています。可愛い……v
いつものメンバーにフィリアの組み合わせですね。また、どれが誰のでしょうと思いました。正義のヒーロー(笑)はすぐに分かったのですが。

> 「いくら幼稚園。それも年少さん、とはいえ・・・・・・なんで地元の山に登るのが遠足なわけ」
> 「リナちゃん。良いじゃないですか。
>   みんなで山に登って一緒にお弁当を食べたり、悪人を懲らしめたり
>   それが正義というものです」
> 「なあ・・・・ゼル。遠足って・・・・・そおいうものだったっけ?」
> 「さあな。山に登って弁当を食べて遊ぶ。
>   俺は、そう聞いていたがな」
> 「ガウリイちゃん、ゼルガディスちゃん。
>   悩んでないで早く登らないと、先生に怒られますわよ」
> 「おやおや、切れると手が付けられない、乱暴者の環境破壊魔でも
>   流石はフィリア班長。まともなことも言えたんですねえ」
> 「ゼ〜ロ〜ス〜ゥ〜。
>   この生ゴミ。誰が環境破壊魔ですか」

幼稚園児でもやっぱりリナ達はリナ達だと思わせます。ゼロス……相変わらず
フィリアで遊びますね(汗)そして見事に挑発に乗ってしまうフィリア……。
さすがに4〜5歳の幼稚園児ではモーニングスターの扱いは……(汗)

>地を這うような低い声と共に、見あげるようなスキンヘッドの大男が現れました。
>右手に持った巨大な半月刀の刃を、ゾロリッと舌でなめる。
>その姿に思わず固まる一同。

怖い(汗)それ以前に、マイルズさんは今までどこにいたのでしょう?
ちゃんと引率しなよ、先生……(苦笑い)

> 「はい、マイルズ先生。
>   またフィリアちゃんが、木を薙ぎ倒しました」
> 「ゼロスくん。報告ご苦労」

……そしてこういう事には要領のいいゼロス……。

>フィリアを守るように、木の棒を手にした1人の園児が現れた。
>胸のひよこの形をした名札には、『ひよこ1くみ。ヴァル・アガレス』と書かれていた。
> 「ヴァルちゃん」
> 「フィリア、大丈夫か。
>   俺が来たから、もう安心だぞ」
>小さなナイトは胸を張り、大切な人を自分の後ろに庇っている。

フィリアの危機に素早く現れるヴァル。王子さまですね♪

>投げつけられた、黒いだんごのようなものは、マイルズ先生の体に直撃した後
>踊りの勢いに弾き飛ばされ、何処かへ消えて行った。
> 「ああああああああ、俺のだんごアタックが効かない〜。
>   よ〜し、こうなったら・・・・だんごアタック。アタックアタック・・・・」
>リュクから黒いだんごを取り出しては投げ、取り出しては投げしていたヴァルは
>全てのだんごを投げ終わったが、それはただマイルズ先生の体を
>ほんの少し黒く汚しただけだった。

か、かわいいーーーーーっ!! 先生は不気味だけれど、泥ダンゴを
投げているヴァルが、凄い可愛いです!!
こういう部分はちゃんと子どもしてて可愛いです。

リナとガウリイ。ゼルにアメリア。それにヴァルとフィリアが手を繋ぎ。
> 「あの〜みなさん・・・・・僕は誰と・・・・手をつないだら・・・・良いんですか・・・・」
>ゼロスの呟きを無視して、さっさと山道を登りだすリナたち。
> 「しくしく・・・・誰も僕と・・・・手をつないでくれない・・・・・リナさんたちのいぢわる」
>ひとり手を繋げる相手が居なくて、いじけるゼロス。

ちゃんとしっぺ返しがきてますね(笑)
お友達の人魂と青黒い縦線(笑)と共に山を登ったのでしょうか。

>ちなみに、踊りに熱中して集合場所に来なかったマイルズ先生は
>父兄会の会長であるフィルさんの“説得”と
>園長ご夫婦(カーシャさんご夫婦)のお仕置きにより、入院生活を送ることになりました(合掌)

何気に……先生が怖い面子なんですが……(汗)
でも、園長先生ご夫婦がこの方々と知って、何故マイルズさんが先生なのか
よっく理解できました。……採用面接で毎年死傷者が出ていそう(ガクガクブルブル)

> 「ゼルガディス。ひとつ・・・・あなたにお願いがあるんですけど・・・・。
>   私には、これからやろうとしていることがあります。
>   それが正しくないことも、出来ることなら・・・やらない方が良いことも・・・・
>   私には、わかってはいるんです。
>   でも、自分の中で日に々々強く大きくなって行く・・・・その思いを・・・・
>   私は、止められそうにありません。
>   もし、あなたが・・・・私が間違っている。そう思ったら・・・・
>   あなたの手で・・・・・私を止めて欲しいのです」
> 「レゾ・・・じいちゃん」
> 「私は、ズルくて卑怯なのかもしれません。
>   あなたに、どんなにか辛い思いをさせることになるか・・・・・
>   そのことを、わかっていて・・・・それでも・・・頼んでいるのですから・・・・」
> 「らしくないよ。レゾじいちゃん。
>   レゾじいちゃんが、なにをしようとしているのかは、よくわからないけど
>   俺が、間違ってると思ったら、俺の手でレゾじいちゃんを止めてあげるよ」
> 「ありがとう。ごめんなさいね。ゼルガディス」
>レゾは孫を抱きしめ、僅かに身を震わせている。

こんな時もあったのだろうなと思わせる暖かい会話の中、ゼルにこう頼むレゾ……。
ちょっと切ない場面ですね。このお話のレゾとゼルには、あんな悲劇が
起きなければいいなとそう思いました。

> 「怒ってないわよ。
>   リナ。あんたは何でも自分の納得がいくまで、やってみなさい。
>   少々のことでは、びくともしないように、私が鍛えてあげるから」
> 「あの・・・・すこ〜し・・・・手加減してもらった方が・・・・幸せなような・・・・」
> 「ん〜?なにか言ったかしら」
> 「い・・・・いえ・・・・・おねえさま・・・・明日からも・・・よろしくお願い致します〜」
> 「大変けっこう。
>   さてと、ご飯の前に一緒にお風呂に入ろうね。
>   遠足の話し、聞かせてね」
>お風呂場から、楽しげな笑い声が聞こえて来た。

子どもが遊んだら、服を汚すのは当たり前ですよね。リナにとってルナは
姉だけど「もうひとりのお母さん」みたいなものでしょうね。
本当に、仲の良い姉妹ですね。

> 「アメリア。母さんが居なくて、寂しい思いをさせてしまうな。
>   わしに出来ることは、何でもしよう。
>   明るく元気でいてくれれば、それで良い」
>アメリアに毛布をかけたフィルさんは、白い割烹着を着込み。
>洗濯して乾燥させた上着を、慣れた手つきで縫い始めた。
>物を大切にするアメリアが、新しいものよりも正義の味方のアップリケが
>縫われたものの方が、好きだから。
>フィルさんは、アクション仮●とカンタム・ロ●のアップリケを縫いながら
>優しく満ち足りた表情で、アメリアの寝顔を眺めている。

フィルさん……(うるうる)本当に優しくていいお父さんです……(ほろり)
だからアメリアはまっすぐでないい子なんですね。

>なおも何やら叫ぼうとする男の肩に、手が置かれたのは、そのときだった。
> 「あ・な・た・・・・恥ずかしいし・・・・ご近所のご迷惑になるから・・・・・
>   いい加減に・・・・や・め・て・ね」
>優しく穏やかな、その声に含まれた・・・・なにかに・・・気付き・・・。
>男は、暫し硬直し。
> 「まままままま待て、待ってくれ・・・・俺が悪かった〜」
>涙混じりに謝りだした(汗)
>そうか・・・・うちが亭主関白だ。そう父ちゃんが言ってた、って
>リナたちに言ったら、大笑いされた訳だよな〜。
>そんな父の姿に、こっそりと溜息をつく、ガウリイであった。

……ガブリエフ家って……(汗)でもやはり仲良さそうです。
どうやらガブリエフ家は二代に渡って、奥さんの方が強くなりそうですね(笑)
……ガウリイは「どこか母親に似た人を選ぶ」という言葉を体現するのでしょうね(笑)

>町に灯る、小さな明かり。
>その小さな、ひとつひとつの明かりの中に、幸せを運んでくれる。
>ちいさな天使たちが、明日も。そしてこれからずっと、幸せでありますように。

小さくてささやかでも、かけがえのない大切で幸せな時間を、
送っていけると良いですよね。


>A: これ、なんなのかなあ(汗)
>N: 本編の方が、あの展開ですから
>   反動が出たんじゃないですか(笑)
>はい。流石に、あの展開は自分もダメージ大きかったもので(汗)

ああっ!A様、N様。今回は後書きにご登場ですね。
……鬱展開はほんとに書き終えた後、一気にきますからね……(汗)
書いている間は何とかシャットアウト出来るのですが。
……だからその非情っぷりに、自分の人間性を疑いたくなるのですが……。

>A: マイルズさん、先生なの?
>ええ、お遊戯を指導する講師の先生です(笑)
>N: レミーさんが、剣術指導。
>   ギザンさんは、幼稚園バスの運転手さんとか考えていたようですわね(笑)

……何だか本当に……試験と面接を無事にクリアできた者しか採用されない、
というよりも合格出来る人が滅多にいないような……(汗)

>A: で、本編の続きは?(怖い笑顔)
>N: まさか・・・・・まだ出来てない、とか言いませんわよね〜(にっこり)
>ごめんなさい。なるべく早くしますので・・・・・ごめんなさい(泣)

お待ちしております。でも、お忙しくなるのですから、あまり無理を
なさらないでくださいね。体をこわしたりしたら、大変ですから。

>え〜。わけわからないお話になってしまいました(汗)
>読んでくださってありがとうございます。
>もうすぐ6月になりますね。
>これからは室内の冷房と、外との気温の差が激しくなりますね。
>風邪などにお気を付けて、お元気で。
>では、失礼します。

幼稚園児ないつものメンバーと、親御さん達にとても暖かい気分になりました。
お子さんを大切に思っているのが良く分かります。
後数日で5月も終わり。そして6月早々に台風が来るようですね。
もうそんな季節になるんですね。
それでは、お体にお気を付けてくださいね。
では、この辺で失礼いたします。

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26107はじめての遠足でした♪猫楽者 E-mail 2003/5/30 19:56:25
記事番号26103へのコメント

>猫楽者さん、こんばんは。

こんばんは、エモーションさん。
お元気ですか、猫楽者です。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
とても丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとうございます。

A: こんばんは、エモーションさん。
   早いもので、もう5月も終りですね。
   お元気ですか、Aです。
   読んでくださって、ありがとうございます。
N: こんばんは、エモーションさん。
   雨の多い季節になりますね。
   地震がありましたが、大丈夫でしたでしょうか。Nです。
   いつも、とても丁寧に、本当にありがとうございます。

>新作。さらに読み切りですね♪
>佳境に入ってきた「眠りし者」も楽しみですが、こちらのほのぼのとした
>お話にほんわりとした気分に浸りました。

ありがとうございます。
本編の方が、あの展開でしたので・・・反動が出たのでしょうか。
ほのぼのとした雰囲気のお話が、書きたくなりまして(笑)
『眠りし者』の方は、どうにか最終回の一八話は出来たのですが・・・・・
A: 今、エピローグの方で(笑)
N: いつものように、ああああああ〜まとまんない〜と言ってるみたいですわね(笑)

>園児になってもリナ達はリナ達ですね。……先生がちょっと怖いですが(笑)

『あの』リナさんたちの先生・・・・・精神的にタフで、体力があって頑丈な方。
そう考えて行きましたら・・・・・なぜか・・・。
いろんな意味で・・・・怖い方々に、なってしまいました(汗)
A: いや・・・・確かに・・・その条件は満たしていますけど(汗)
N: あの先生方・・・・ある意味・・・・園児さんたちに、人気があるかもしれませんけど・・・・
   ご両親の方々・・・・この幼稚園・・・・大丈夫かな〜(汗)・・・とか思ってしまうかもですわ(笑)

>>ちなみに、半そでの体操服には大きく名前が書き込んであり、黄色いひよこの形をした名札が付いていて
>>上着にも同じ名札が付き、クマさんやらチューリップやら正義のヒーローのアップリケが付いています。
>>帽子にも名前が書いてあり、リボンがついていたり、ちいさな羽が縫い付けてあったりします。
>
>想像してほわん、としています。可愛い……v

ありがとうございます(><)
A: 実は、この園児さんたちの服装は・・・・実際の幼稚園での服装だったりします(笑)
N: アップリケは、お子さんとお母さんのご趣味で、いろんなものがありますね(笑)
クマのプ●さん、アンパンマ●、ウルトラマ●、キテ●ちゃんにミル●とハムたろ●・・・・
文字のアップリケでお名前が縫われている子もいました(笑)

>いつものメンバーにフィリアの組み合わせですね。また、どれが誰のでしょうと思いました。正義のヒーロー(笑)はすぐに分かったのですが。

正義のヒーローは、アメリアさんですよね(笑)
クマさんはリナさん、チューリップはガウリイさんです(笑)
ゼルガディスさんは、アメリアさんの“お願い攻撃”で正義のヒーローのものです(笑)
A: フィリアさんは、うさぎさん。
N: ヴァルさんは、ペガサスです。
ゼロスさん・・・・う〜ん・・・イメージが・・・・(汗)
A: ゼロスさんは、お花とか似合いそうですね。
お花・・・・タンポポとか・・・ですか?
N: いえいえ。カサブランカとか、アマリリスとか・・・(笑)
   ラフレシアとかも・・・・良くお似合いになりそうですわ(笑)
イッ・・・・インパクト強い・・・ですね(汗)

>> 「いくら幼稚園。それも年少さん、とはいえ・・・・・・なんで地元の山に登るのが遠足なわけ」
>> 「リナちゃん。良いじゃないですか。
>>   みんなで山に登って一緒にお弁当を食べたり、悪人を懲らしめたり
>>   それが正義というものです」
>> 「なあ・・・・ゼル。遠足って・・・・・そおいうものだったっけ?」
>> 「さあな。山に登って弁当を食べて遊ぶ。
>>   俺は、そう聞いていたがな」
>> 「ガウリイちゃん、ゼルガディスちゃん。
>>   悩んでないで早く登らないと、先生に怒られますわよ」
>> 「おやおや、切れると手が付けられない、乱暴者の環境破壊魔でも
>>   流石はフィリア班長。まともなことも言えたんですねえ」
>> 「ゼ〜ロ〜ス〜ゥ〜。
>>   この生ゴミ。誰が環境破壊魔ですか」
>
>幼稚園児でもやっぱりリナ達はリナ達だと思わせます。ゼロス……相変わらず
>フィリアで遊びますね(汗)そして見事に挑発に乗ってしまうフィリア……。
>さすがに4〜5歳の幼稚園児ではモーニングスターの扱いは……(汗)

ありがとうございます。
ゼロスさんとフィリアさんは、仲が良いのでしょうか。それとも悪いのでしょうか(笑)
A: ゼロスさん。あまりフィリアさんを、挑発しないでくださいね(笑)
N: フィリアさんを泣かせたりしたら、ヴァルさんが突撃して来ますわよ(笑)
まだ、ちっちゃなおてて。モーニング・スターを振り回すのは難しいのでしょうね。
N: フィリアさん。危ないですから、あんなり無茶しないでくださいね(笑)

>>地を這うような低い声と共に、見あげるようなスキンヘッドの大男が現れました。
>>右手に持った巨大な半月刀の刃を、ゾロリッと舌でなめる。
>>その姿に思わず固まる一同。
>
>怖い(汗)それ以前に、マイルズさんは今までどこにいたのでしょう?
>ちゃんと引率しなよ、先生……(苦笑い)

すいません(汗)・・・・実は書いている自分も・・・・怖かったです(滝汗)
マイルズ先生は、こっそりと、さぼり・・・・いっ・・いえ・・・休憩していたのでは(汗)
A: 迷子になったり、怪我したりしたら大変です。
   エモーションさんの仰るとおり、責任を持って引率してくださいね。
N: マイルズさんは・・・・心強いことは心強い方なんですが・・・・・
   園児さんたち・・・・・泣いてしまいそうですわ(汗)

>> 「はい、マイルズ先生。
>>   またフィリアちゃんが、木を薙ぎ倒しました」
>> 「ゼロスくん。報告ご苦労」
>
>……そしてこういう事には要領のいいゼロス……。

ゼロスさん、ちゃっかりしてますね〜(笑)
A: 同じクラスのお友達・・・・しかも女の子を・・・・。
N: ゼロスさんは・・・・庇ってあげようとか・・・・優しい心は無いのかしら。

>>フィリアを守るように、木の棒を手にした1人の園児が現れた。
>>胸のひよこの形をした名札には、『ひよこ1くみ。ヴァル・アガレス』と書かれていた。
>> 「ヴァルちゃん」
>> 「フィリア、大丈夫か。
>>   俺が来たから、もう安心だぞ」
>>小さなナイトは胸を張り、大切な人を自分の後ろに庇っている。
>
>フィリアの危機に素早く現れるヴァル。王子さまですね♪

小さな勇者。ナイトさんの登場です。
N: 小さくても男の子ですわね♪
A: フィリアさん、嬉しかったでしょうね♪
N: いいなあ・・・・・私にもナイトさんが、助けに来てくれないかしら♪
A: Nさん、私はいつでも駆けつけますよ♪
いや・・・・Nさんが助けを求めるような状況・・・・想像できないんですけど(汗)

先日、公園で小学生くらいの子が蹴ったサッカー・ボールが
ベンチすわっていた女の人の頭に、ぶっかってしまいまして
軽くポンと当った程度で、すぐにボールを蹴った子は謝りました。
すべり台で遊んでいた幼稚園児くらいの男の子が
凄い勢いで走って来て、女の人を庇うように
両手を広げて、女の人の前に立ち
 「ぼくのママになにするんだ〜」
と、怒っていました。
ああ、この子は、とてもママのことが好きなんだなあ。
そう思いながら、小さな勇者の姿を見ていました。

>>投げつけられた、黒いだんごのようなものは、マイルズ先生の体に直撃した後
>>踊りの勢いに弾き飛ばされ、何処かへ消えて行った。
>> 「ああああああああ、俺のだんごアタックが効かない〜。
>>   よ〜し、こうなったら・・・・だんごアタック。アタックアタック・・・・」
>>リュクから黒いだんごを取り出しては投げ、取り出しては投げしていたヴァルは
>>全てのだんごを投げ終わったが、それはただマイルズ先生の体を
>>ほんの少し黒く汚しただけだった。
>
>か、かわいいーーーーーっ!! 先生は不気味だけれど、泥ダンゴを
>投げているヴァルが、凄い可愛いです!!
>こういう部分はちゃんと子どもしてて可愛いです。

ヴァルちゃん、一生懸命フィリアちゃんを守ろうとしています。
A: マイルズ先生も、ノリが悪いですねえ。
N: ええ・・・ぐわわわわ〜〜や・・・やられた〜・・・とか
   言いながら、倒れるくらいのことを、しても良いでしょうに(笑)

>リナとガウリイ。ゼルにアメリア。それにヴァルとフィリアが手を繋ぎ。
>> 「あの〜みなさん・・・・・僕は誰と・・・・手をつないだら・・・・良いんですか・・・・」
>>ゼロスの呟きを無視して、さっさと山道を登りだすリナたち。
>> 「しくしく・・・・誰も僕と・・・・手をつないでくれない・・・・・リナさんたちのいぢわる」
>>ひとり手を繋げる相手が居なくて、いじけるゼロス。
>
>ちゃんとしっぺ返しがきてますね(笑)
>お友達の人魂と青黒い縦線(笑)と共に山を登ったのでしょうか。

きっと、大切なお友達さん・・・・とても長い付き合いの親友さん・・・なのでしょうね(笑)
ゼロス: しくしく・・・・・エモーションさあ〜〜ん・・・・・・
     僕は・・・・そんなお友達しか・・・・いないんですかぁ(泣)
A: まあまあ・・・ゼロスさん・・・・皆さんに総攻撃されなかっただけでも(笑)
N: そうそう・・・・下手したら・・・マイルズ先生に向かって・・・・
   投げ飛ばされたり・・・・していたかも(笑)

>>ちなみに、踊りに熱中して集合場所に来なかったマイルズ先生は
>>父兄会の会長であるフィルさんの“説得”と
>>園長ご夫婦(カーシャさんご夫婦)のお仕置きにより、入院生活を送ることになりました(合掌)
>
>何気に……先生が怖い面子なんですが……(汗)

あああああああ、そうですよね(汗)
ごめんなさい(滝汗)
A: 園児さんたちを守る。その点では・・・なんの心配もない先生方ですね(笑)
N: そうですわね。・・・・これで変な方向に教育とか・・・・さえ・・しないでくれれば・・・・ですけど(笑)

>でも、園長先生ご夫婦がこの方々と知って、何故マイルズさんが先生なのか
>よっく理解できました。……採用面接で毎年死傷者が出ていそう(ガクガクブルブル)

最初にマイルズさんに、先生役をやって頂こう。
そう思いつきまして(まて)
A: 『あの』マイルズ先生が・・・・暴走しそうになったときに(笑)
N: 抑えることの出きる方は?
   そう考えまして・・・・最強(ある意味“最凶”)の園長ご夫妻さまに・・・なってしまいました(汗)

>> 「ゼルガディス。ひとつ・・・・あなたにお願いがあるんですけど・・・・。
>>   私には、これからやろうとしていることがあります。
>>   それが正しくないことも、出来ることなら・・・やらない方が良いことも・・・・
>>   私には、わかってはいるんです。
>>   でも、自分の中で日に々々強く大きくなって行く・・・・その思いを・・・・
>>   私は、止められそうにありません。
>>   もし、あなたが・・・・私が間違っている。そう思ったら・・・・
>>   あなたの手で・・・・・私を止めて欲しいのです」
>> 「レゾ・・・じいちゃん」
>> 「私は、ズルくて卑怯なのかもしれません。
>>   あなたに、どんなにか辛い思いをさせることになるか・・・・・
>>   そのことを、わかっていて・・・・それでも・・・頼んでいるのですから・・・・」
>> 「らしくないよ。レゾじいちゃん。
>>   レゾじいちゃんが、なにをしようとしているのかは、よくわからないけど
>>   俺が、間違ってると思ったら、俺の手でレゾじいちゃんを止めてあげるよ」
>> 「ありがとう。ごめんなさいね。ゼルガディス」
>>レゾは孫を抱きしめ、僅かに身を震わせている。
>
>こんな時もあったのだろうなと思わせる暖かい会話の中、ゼルにこう頼むレゾ……。
>ちょっと切ない場面ですね。このお話のレゾとゼルには、あんな悲劇が
>起きなければいいなとそう思いました。

はい・・・・なんだか・・・ふと・・・このシーンが頭に浮かんでしまいまして(汗)
自分も、あのような悲しい別れは、この御ふたりには訪れて欲しくないです。
A: 猫楽者の場合・・・・そう言ってもねえ・・・・説得力ないし(氷の笑)
N: まあ・・・・今までのオリキャラさんの運命や・・・・
   展開なんかを・・・・考えるとねえ(溜息)

>> 「怒ってないわよ。
>>   リナ。あんたは何でも自分の納得がいくまで、やってみなさい。
>>   少々のことでは、びくともしないように、私が鍛えてあげるから」
>> 「あの・・・・すこ〜し・・・・手加減してもらった方が・・・・幸せなような・・・・」
>> 「ん〜?なにか言ったかしら」
>> 「い・・・・いえ・・・・・おねえさま・・・・明日からも・・・よろしくお願い致します〜」
>> 「大変けっこう。
>>   さてと、ご飯の前に一緒にお風呂に入ろうね。
>>   遠足の話し、聞かせてね」
>>お風呂場から、楽しげな笑い声が聞こえて来た。
>
>子どもが遊んだら、服を汚すのは当たり前ですよね。リナにとってルナは
>姉だけど「もうひとりのお母さん」みたいなものでしょうね。
>本当に、仲の良い姉妹ですね。

キャーキャー笑いながら、走り回ったり・・・その楽しそうな姿を見ると
なんだか、こっちも楽しくなります。
服の洗濯は大変ですけど、それよりも、元気いっぱい遊んでもらう方が嬉しいです(笑)
A: 梅雨時は、なかなか服が乾かないから大変ですね(笑)
N: 仲の良い兄弟姉妹の方が公園で遊ぶ姿、微笑ましいですわね(微笑み)

>> 「アメリア。母さんが居なくて、寂しい思いをさせてしまうな。
>>   わしに出来ることは、何でもしよう。
>>   明るく元気でいてくれれば、それで良い」
>>アメリアに毛布をかけたフィルさんは、白い割烹着を着込み。
>>洗濯して乾燥させた上着を、慣れた手つきで縫い始めた。
>>物を大切にするアメリアが、新しいものよりも正義の味方のアップリケが
>>縫われたものの方が、好きだから。
>>フィルさんは、アクション仮●とカンタム・ロ●のアップリケを縫いながら
>>優しく満ち足りた表情で、アメリアの寝顔を眺めている。
>
>フィルさん……(うるうる)本当に優しくていいお父さんです……(ほろり)
>だからアメリアはまっすぐでないい子なんですね。

フィルさんは優しい、本当に優しい方ですね。
A: アメリアさんと仲の良い親子さんですね。
N: 猫楽者の力不足で・・・・“あの”おねえさんは、登場なさらなかったですわね(笑)
はい、ナーガさん・・・・出て頂きたかったんですけど・・・・
なんか・・・・暴走して・・・・全然別のお話になってしまいそうなもので(汗)

>>なおも何やら叫ぼうとする男の肩に、手が置かれたのは、そのときだった。
>> 「あ・な・た・・・・恥ずかしいし・・・・ご近所のご迷惑になるから・・・・・
>>   いい加減に・・・・や・め・て・ね」
>>優しく穏やかな、その声に含まれた・・・・なにかに・・・気付き・・・。
>>男は、暫し硬直し。
>> 「まままままま待て、待ってくれ・・・・俺が悪かった〜」
>>涙混じりに謝りだした(汗)
>>そうか・・・・うちが亭主関白だ。そう父ちゃんが言ってた、って
>>リナたちに言ったら、大笑いされた訳だよな〜。
>>そんな父の姿に、こっそりと溜息をつく、ガウリイであった。
>
>……ガブリエフ家って……(汗)でもやはり仲良さそうです。
>どうやらガブリエフ家は二代に渡って、奥さんの方が強くなりそうですね(笑)
>……ガウリイは「どこか母親に似た人を選ぶ」という言葉を体現するのでしょうね(笑)

頑張れ、ガウリイさんのお父さん(笑)
ガウリイさんのお宅も、とても仲の良い御家族なのだと思います。
リナさんとガウリイさんが、めでたくご結婚のあかつきには
『ガウリイ・・・お前もか』、とか、ガウリイさんのお父さん・・・呟いたりするのでしょうか(笑)
A: う〜ん。ガウリイさんのお父さん・・・・男子たるもの・・・・もう少し・・・
  威厳とか・・・・キゼンとした態度で・・・・・。
N: あ〜・・・やっぱり肩こりには、Aのマッサージが一番ね〜(笑)
Aさん(笑)・・・・Nさんのマッサージ係と化している・・・・
その状態で・・・・なにをどう言おうが・・・・説得力皆無・・・ですよ(笑)

>>町に灯る、小さな明かり。
>>その小さな、ひとつひとつの明かりの中に、幸せを運んでくれる。
>>ちいさな天使たちが、明日も。そしてこれからずっと、幸せでありますように。
>
>小さくてささやかでも、かけがえのない大切で幸せな時間を、
>送っていけると良いですよね。

はい、時を戻すことは出来ませんから。
二度ない、『今』を精一杯、そして大切に生きて行きたいです。
A: 笑ってくれている方が良いのですが・・・・たとえ、泣いてしまっても
N: 辛いことがあっても、手を取り合って、力を合わせて
   みんな一緒に楽しく元気に、過ごして行けると良いですね。

>>A: これ、なんなのかなあ(汗)
>>N: 本編の方が、あの展開ですから
>>   反動が出たんじゃないですか(笑)
>>はい。流石に、あの展開は自分もダメージ大きかったもので(汗)
>
>ああっ!A様、N様。今回は後書きにご登場ですね。
>……鬱展開はほんとに書き終えた後、一気にきますからね……(汗)
>書いている間は何とかシャットアウト出来るのですが。
>……だからその非情っぷりに、自分の人間性を疑いたくなるのですが……。

ありがとうございます。
自分でも・・・・どおして・・・・あのような展開に・・・・と思います(汗)
A&N: エモーションさん。ありがとうございます。
A: このまま・・・・レス要員になってしまうかと、思っておりました(笑)
N: まあ・・・・下手にあの廃棄物(猫楽者)に、酷い目に遭わされるよりは・・・・。
いや・・・・別におふたりを・・・酷い目に遭わせてないですよ(汗)
A: ほおおおおおおおぉぉおおぉ〜。
   Nさん・・・・こんなこと言ってますよ(目の笑っていない笑顔)
N: あら〜〜。久し振りの出番で喜んでいた私たちに・・・・
   あのお方のお仕置き・・・・受けさせたの・・・・忘れちゃったの・か・し・ら(にっこり)

>>A: マイルズさん、先生なの?
>>ええ、お遊戯を指導する講師の先生です(笑)
>>N: レミーさんが、剣術指導。
>>   ギザンさんは、幼稚園バスの運転手さんとか考えていたようですわね(笑)
>
>……何だか本当に……試験と面接を無事にクリアできた者しか採用されない、
>というよりも合格出来る人が滅多にいないような……(汗)

園長ご夫妻が、自らの手で行う採用試験(汗)
す・・・すいません・・・想像すると・・・物凄く怖い・・・ですね(笑)
行方不明者・・・・とか・・・・続出していそうですし・・・
採用試験を受けるに当って
 「この試験でなにがあっても、負傷、死亡したとしても
   私と私の関係者は、法的手段に訴えないことを誓います」
とか、誓約書を書かされたり・・・・するかもしれませんね(汗)

マイルズ先生、レミー先生。そしてギザンさんと・・・・園長ご夫妻にフィルさん。
皆さんに出て頂こうと・・・・少し・・・考えてみたのですが(汗)
お話が・・・どんどん・・・とんでもない方向へ進んでいってしまい・・・・出演して頂くことを
諦めてもらいました(笑)

>>A: で、本編の続きは?(怖い笑顔)
>>N: まさか・・・・・まだ出来てない、とか言いませんわよね〜(にっこり)
>>ごめんなさい。なるべく早くしますので・・・・・ごめんなさい(泣)
>
>お待ちしております。でも、お忙しくなるのですから、あまり無理を
>なさらないでくださいね。体をこわしたりしたら、大変ですから。

ありがとうございます。
あとは、エピローグなのですが・・・・・なかなか・・・まとまりません(汗)

>>読んでくださってありがとうございます。
>>もうすぐ6月になりますね。
>>これからは室内の冷房と、外との気温の差が激しくなりますね。
>>風邪などにお気を付けて、お元気で。
>>では、失礼します。
>
>幼稚園児ないつものメンバーと、親御さん達にとても暖かい気分になりました。

ありがとうございます。
ちいさなリナさんたちの、始めての遠足と
ご家族の方のお話を楽しんで頂けて、とても嬉しいです。
ちいさな子は、毎日々々が、いろいろな発見と驚きの連続なのかもしれませんね。

>お子さんを大切に思っているのが良く分かります。

ああああああ。ありがとうございます。
ちいさくても、やっぱり男の子なんですね(笑)
ママにベッタリの甘えん坊さんに、毎日遊んでもらっております。

>後数日で5月も終わり。そして6月早々に台風が来るようですね。
>もうそんな季節になるんですね。
>それでは、お体にお気を付けてくださいね。
>では、この辺で失礼いたします。

ありがとうございます。どうにか風邪は完治したようです。
読んでくださって、ありがとうございます。
とても丁寧な感想を、本当にありがとうございました。

台風シーズンになりますね。
前に出張に出かけて・・・・帰る予定の日に
台風の直撃を受けまして・・・・飛行機、船、電車は運休。
車の移動も、線路の下を潜るようなトンネルは水没状態・・・・(汗)
空港までの移動も出来ずに、何処にも行けないので
ホテルに、もう1泊したことがありました(汗)
台風が来ると、被害が心配ですし・・・・・台風が来ないと・・・
水不足になってしまったりしますから・・・・難しいですね。

雨の続く季節となりますね。
エモーションさんも、お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

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26112Re:遠足?そして・・・かぼちゃ 2003/5/31 20:15:23
記事番号26097へのコメント

>こんばんは、猫楽者と申します。
>読んでみようと思ってくださった、心優しい方。
>ありがとうございます。
>読みきりです。変な内容ですが、よろしくお願い致します。
こんばんは。心の腐りきったかぼちゃです。コメントを書いて読み逃げ魔、脱出を謀らせて頂きます。
>今日はスレイヤーズ幼稚園の遠足の日です。
>年少さん“ひよこ2くみ”の仲良しさんたちにとっては、生まれて始めての遠足です。
>お揃いの半そで半ズボンの体操服の上に、長袖の上着を着て、黄色の帽子を被った6人の幼稚園児。
>リナとガウリイ、ゼルにアメリア、ゼロスとフィリア、同じ班の仲良しさんは小さな手足を
>一生懸命動かして、山道を登って行きます。
>ちなみに、半そでの体操服には大きく名前が書き込んであり、黄色いひよこの形をした名札が付いていて
>上着にも同じ名札が付き、クマさんやらチューリップやら正義のヒーローのアップリケが付いています。
>帽子にも名前が書いてあり、リボンがついていたり、ちいさな羽が縫い付けてあったりします。
>今日は遠足なのでお気に入りの水筒と、お弁当にお菓子に着替えなどの入ったリュックも持っています。
可愛い!可愛すぎです!(私、リアルに想像して蕩けました)
> 「いくら幼稚園。それも年少さん、とはいえ・・・・・・なんで地元の山に登るのが遠足なわけ」
> 「リナちゃん。良いじゃないですか。
>   みんなで山に登って一緒にお弁当を食べたり、悪人を懲らしめたり
>   それが正義というものです」
> 「なあ・・・・ゼル。遠足って・・・・・そおいうものだったっけ?」
> 「さあな。山に登って弁当を食べて遊ぶ。
>   俺は、そう聞いていたがな」
> 「ガウリイちゃん、ゼルガディスちゃん。
>   悩んでないで早く登らないと、先生に怒られますわよ」
> 「おやおや、切れると手が付けられない、乱暴者の環境破壊魔でも
>   流石はフィリア班長。まともなことも言えたんですねえ」
> 「ゼ〜ロ〜ス〜ゥ〜。
>   この生ゴミ。誰が環境破壊魔ですか」
>そう言いつつ、何処から取り出したのかモーニングスターを振り上げ
>ゼロスに叩きつけようとしたフィリアは、まだ小さなモミジのような手では
>モーニングスターをしっかりと支えられなかったのか。
>フィリアの手から、モーニングスターはスッポ抜けてしまいました。
>ゼロスにはかすりもせずに、あさっての方向へ飛んでいったモーニングスターが
>茂みの中へと飛び込んで行き
>ゴギャ!バキ・・・・メリ・・・・バキバキ・・・・ズズウゥ・・・ン
>なかなかに派手な音をたてています。
> 「今の一撃だけで、2〜3本は木が薙ぎ倒されましたね。
>   おめでとうございます。フィリアちゃん。
>   これで少なくとも木を破壊したスコアは、僕が知ってるだけでも
>   1万本を超えたことになりますよ」
> 「そうか。なんかよくわかんないけど、すごいぞフィリアちゃん」
> 「はいはい、ガウリイ。あんたが入るとややこしくなるから黙ってましょうね」
>ゼロスの台詞に反応して、とりあえず感心しているガウリイと、そのガウリイの肩を叩いて
>ゼロスとフィリアの傍から引き離しているリナ。
キャラクターの個性が大炸裂している瞬間ですね・・・。あぁ、なんと、ほほえましい・・・(溜息)
> 「こ〜〜ら〜あああぁぁああぁぁ・・・・
>   悪い事してるのは〜〜だ〜あ〜れ〜だ〜あ〜〜」
>地を這うような低い声と共に、見あげるようなスキンヘッドの大男が現れました。
>右手に持った巨大な半月刀の刃を、ゾロリッと舌でなめる。
>その姿に思わず固まる一同。
半月刀持ってる先生・・・。ある意味、素晴らしい先生ですね。
あ、だけど私の担任にはなってほしくないです・・・。マジで。
> 「はい、マイルズ先生。
>   またフィリアちゃんが、木を薙ぎ倒しました」
> 「ゼロスくん。報告ご苦労」
>右手を上げ、微笑みながらマイルズ先生に報告するゼロスと
>そのゼロスの頭を、いい子いい子と撫でている、本人は笑っているつもりでも
>いろんな意味で、怖い姿のマイルズ先生。
> 「さ〜て〜、フィリアちゃん。先生いつも言ってるよね〜。
>   悪い事しちゃ。メッ、だって〜」
>目の前に迫る、マイルズ先生の顔に、真っ青になり泣きそうな表情のフィリア。
そりゃぁ、泣くわなぁ・・・(同情)
> 「えいっ」
>バキャ。
>かわいらしい掛け声からは、想像もつかないような破壊力の一撃が
>マイルズ先生の横顔に叩きつけられ、もんどりうって倒れたマイルズ先生から
>フィリアを守るように、木の棒を手にした1人の園児が現れた。
>胸のひよこの形をした名札には、『ひよこ1くみ。ヴァル・アガレス』と書かれていた。
> 「ヴァルちゃん」
> 「フィリア、大丈夫か。
>   俺が来たから、もう安心だぞ」
>小さなナイトは胸を張り、大切な人を自分の後ろに庇っている。
ステキ・・・。(私、ヴァルのファンです)
> 「ひよこ1くみ。ヴァルちゃん。
>   先生に逆らうとは、良い度胸しているね〜」
>今の一撃から、あっさりと復活したマイルズ先生は、嬉しそうに
>右手に持った巨大な半月刀の刃を、ゾロリッと舌でなめる。
> 「待っていなさいね。
>   戦いの踊りが終わったら、ふたりとも教育的指導をしてあげますからね」
>そう言って、ほんとに踊りだしたよ、この先生。
> 「させるか、いくぞ〜。
>   必殺だんごアタック!」
>勇ましい叫び声と共に、ヴァルの手から本人いわく『だんご』が
>怪しい踊りに熱中する、マイルズ先生に向かって投げられた。
>ペシャ。
>投げつけられた、黒いだんごのようなものは、マイルズ先生の体に直撃した後
>踊りの勢いに弾き飛ばされ、何処かへ消えて行った。
とても、イヤな光景ですね・・・(冷汗)
> 「ああああああああ、俺のだんごアタックが効かない〜。
>   よ〜し、こうなったら・・・・だんごアタック。アタックアタック・・・・」
たまりません・・・。
>リュクから黒いだんごを取り出しては投げ、取り出しては投げしていたヴァルは
>全てのだんごを投げ終わったが、それはただマイルズ先生の体を
>ほんの少し黒く汚しただけだった。
> 「そんな・・・・・俺のだんごアタックが・・・・・・」
> 「あのね〜え。
>   ドロだんご投げつけて、それでどうするつもりだったのよ。あんたは」
>呆然と呟くヴァルに、とりあえず突っ込んでいるリナ。
> 「おい、あの妙な踊りが終わるのを待っていたら、日が暮れるぞ」
> 「そろそろ進まないと、集合時間に遅れたりしたら・・・・・」
>ゼルガディスに続いてアメリアが呟いた一言に
>青い顔して頷く一同。
冷たいね、皆・・・。先生、きっと泣いてるよ・・・。(ウソだろ!?)
>リナとガウリイ。ゼルにアメリア。それにヴァルとフィリアが手を繋ぎ。
> 「あの〜みなさん・・・・・僕は誰と・・・・手をつないだら・・・・良いんですか・・・・」
>ゼロスの呟きを無視して、さっさと山道を登りだすリナたち。
> 「しくしく・・・・誰も僕と・・・・手をつないでくれない・・・・・リナさんたちのいぢわる」
>ひとり手を繋げる相手が居なくて、いじけるゼロス。
>一生懸命頑張って、急いで登って行くリナたち。
>そのお陰で、どうにか集合時間ギリギリに、集合場所である
>山の上の公園に到着することが出来ました。
>リナたちはお友達や先生たちと、お遊戯をしたり、鬼ごっこをしたり
>みんなでお弁当やお菓子を交換したり、楽しい1日を過ごしました。
>ちなみに、踊りに熱中して集合場所に来なかったマイルズ先生は
>父兄会の会長であるフィルさんの“説得”と
>園長ご夫婦(カーシャさんご夫婦)のお仕置きにより、入院生活を送ることになりました(合掌)
お気の毒に・・・。
>体中を泥まみれにした、小さな勇者たちは、おおいに満足して
>どこか誇らしげに顔を輝かせ、お家へと帰って行きました。
あぁ、良かったです・・・!
> 「それでね。アメリアは正義の味方のマネをしてね。
>   木の上から飛び降りたんだけど・・・・また着地に失敗しちゃったんだよ」
>身振り手振りつきで、今日の遠足の話をしている小さな男の子。
> 「でも、アメリアちゃんは泣かなかったんだろう。偉いねえ」
>笑顔で、その男の子の話を聞いている、ひとりの男。
> 「レゾじいちゃ〜ん。
>   そうは言うけど、こっちがどんなに心配してハラハラしてるのか・・・・・
>   少しはアメリアにわかって欲しいよ」
> 「ゼルガディス。自分がアメリアちゃんのことを、どんなに心配しているか。
>   あなたはちゃんと伝えたのですか」
> 「な・・・・っ。そんなこと恥ずかしくて・・・・・言えないよ・・・」
> 「言葉は、大切に使うものなんですよ。
>   ゼルガディス。言葉で自分の思っていることを、少しでも伝えるように
>   してごらんなさい。あなただって、誰かが黙っているだけでは
>   何を考えているのか、よくわからないでしょう?」
>祖父の言葉に、しばらく悩んでいたゼルガディスは
> 「うん。やってみる」
>元気に頷いた。
> 「ゼルガディス。アメリアちゃんのことを支えられるような
>   強くて優しい子になれると良いですね」
>ポン。
>軽い音と共にゼルガディスの右こぶしが、レゾのお腹へと、そっとぶつけられた。
> 「誰に向かって言ってるの。
>   レゾじいちゃんの孫は、じいちゃんよりも良い男になるにきまってるだろ」
>輝きを秘めた真直ぐな視線と、お腹に当てられた、その手の小ささと暖かさに
>レゾは思わず孫の顔を、見えない目で見つめていた。
> 「ゼルガディス。ひとつ・・・・あなたにお願いがあるんですけど・・・・。
>   私には、これからやろうとしていることがあります。
>   それが正しくないことも、出来ることなら・・・やらない方が良いことも・・・・
>   私には、わかってはいるんです。
>   でも、自分の中で日に々々強く大きくなって行く・・・・その思いを・・・・
>   私は、止められそうにありません。
>   もし、あなたが・・・・私が間違っている。そう思ったら・・・・
>   あなたの手で・・・・・私を止めて欲しいのです」
> 「レゾ・・・じいちゃん」
> 「私は、ズルくて卑怯なのかもしれません。
>   あなたに、どんなにか辛い思いをさせることになるか・・・・・
>   そのことを、わかっていて・・・・それでも・・・頼んでいるのですから・・・・」
> 「らしくないよ。レゾじいちゃん。
>   レゾじいちゃんが、なにをしようとしているのかは、よくわからないけど
>   俺が、間違ってると思ったら、俺の手でレゾじいちゃんを止めてあげるよ」
> 「ありがとう。ごめんなさいね。ゼルガディス」
>レゾは孫を抱きしめ、僅かに身を震わせている。
ゼル・・・なんて良い子なんだ。
> 「ただいま〜」
> 「リナ。あんたは、また泥まみれね〜」
>笑いを含んだ、その一言を聞いて、びしぃっ、と固まるリナ。
> 「ああああああ、ね・・・ね〜ちゃん・・・・ごごごごごめんなさい〜」
> 「なに謝ってるの?
>   今日も元気いっぱい遊んできたんでしょ。
>   それでこそ、私の妹よ」
> 「ねえちゃん・・・・・怒ってないの」
> 「怒ってないわよ。
>   リナ。あんたは何でも自分の納得がいくまで、やってみなさい。
>   少々のことでは、びくともしないように、私が鍛えてあげるから」
> 「あの・・・・すこ〜し・・・・手加減してもらった方が・・・・幸せなような・・・・」
> 「ん〜?なにか言ったかしら」
> 「い・・・・いえ・・・・・おねえさま・・・・明日からも・・・よろしくお願い致します〜」
> 「大変けっこう。
>   さてと、ご飯の前に一緒にお風呂に入ろうね。
>   遠足の話し、聞かせてね」
>お風呂場から、楽しげな笑い声が聞こえて来た。
素敵なお姉さまですね・・・。私とは大違い(爆)。
> 「ただいま、とうさん」
> 「お帰り、アメリア」
>そのまま、がしいっ、と抱き合う親子。
> 「とうさん・・・・ごめんなさい。
>   正義の味方のマネをしていて・・・・気付いたら・・・
>   上着が、ボロボロになっていました」
>アメリアは、もはや上着とはいえないような、布の切れ端と化したものを
>恐る々々差し出した。
> 「がっはっはっはっ・・・・・。よいよい。
>   怪我も無いようだし、元気なのは良いことだ。
>   さあ。お風呂に入って、ご飯にしよう」
>お風呂とご飯の間中、今日の遠足の話を目を輝かせて話したアメリアは
>疲れが出たのか、すぐにぐっすりと眠りについた。
> 「アメリア。母さんが居なくて、寂しい思いをさせてしまうな。
>   わしに出来ることは、何でもしよう。
>   明るく元気でいてくれれば、それで良い」
>アメリアに毛布をかけたフィルさんは、白い割烹着を着込み。
>洗濯して乾燥させた上着を、慣れた手つきで縫い始めた。
>物を大切にするアメリアが、新しいものよりも正義の味方のアップリケが
>縫われたものの方が、好きだから。
>フィルさんは、アクション仮●とカンタム・ロ●のアップリケを縫いながら
>優しく満ち足りた表情で、アメリアの寝顔を眺めている。
この親があって、今のアメリアがあるんですね。
> 「ただいま〜」
> 「おかえり、息子よ。どうだ。
>   お隣のリナちゃんとは、進展があったか」
> 「う〜ん・・・別に・・・・でも、手をつないで山に登ったなあ」
> 「でかしたガウリイ。流石は我が子だ」
>喜び、大声で叫びながらガウリイを抱きしめる男。
> 「いいぞ。ガウリイ。そのまま一気に突き進め。
>   男は、ど〜ん、と行くべきなんだ〜、ど〜んとな」
>なおも何やら叫ぼうとする男の肩に、手が置かれたのは、そのときだった。
> 「あ・な・た・・・・恥ずかしいし・・・・ご近所のご迷惑になるから・・・・・
>   いい加減に・・・・や・め・て・ね」
>優しく穏やかな、その声に含まれた・・・・なにかに・・・気付き・・・。
>男は、暫し硬直し。
> 「まままままま待て、待ってくれ・・・・俺が悪かった〜」
>涙混じりに謝りだした(汗)
>そうか・・・・うちが亭主関白だ。そう父ちゃんが言ってた、って
>リナたちに言ったら、大笑いされた訳だよな〜。
>そんな父の姿に、こっそりと溜息をつく、ガウリイであった。
ガウリィ、今も昔も大変ですね。
>町に灯る、小さな明かり。
>その小さな、ひとつひとつの明かりの中に、幸せを運んでくれる。
>ちいさな天使たちが、明日も。そしてこれからずっと、幸せでありますように。
私もそう願います。
>ここまで読んでくださった、心優しい方。ありがとうございます。
>A: これ、なんなのかなあ(汗)
>N: 本編の方が、あの展開ですから
>   反動が出たんじゃないですか(笑)
>はい。流石に、あの展開は自分もダメージ大きかったもので(汗)
>A: マイルズさん、先生なの?
>ええ、お遊戯を指導する講師の先生です(笑)
>N: レミーさんが、剣術指導。
>   ギザンさんは、幼稚園バスの運転手さんとか考えていたようですわね(笑)
>A: で、本編の続きは?(怖い笑顔)
>N: まさか・・・・・まだ出来てない、とか言いませんわよね〜(にっこり)
>ごめんなさい。なるべく早くしますので・・・・・ごめんなさい(泣)
>え〜。わけわからないお話になってしまいました(汗)
>読んでくださってありがとうございます。
>もうすぐ6月になりますね。
>これからは室内の冷房と、外との気温の差が激しくなりますね。
>風邪などにお気を付けて、お元気で。
>では、失礼します。
はぁ。可愛いお話をありがとうございます。半ば、ラリっちゃいつつ読ませていただきました。これからも頑張って下さいね。

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26115ありがとうございます。猫楽者 E-mail 2003/6/1 01:56:19
記事番号26112へのコメント

>こんばんは。心の腐りきったかぼちゃです。コメントを書いて読み逃げ魔、脱出を謀らせて頂きます。

こんばんは、かぼちゃさん。
お元気ですか、猫楽者です。
読んでくださって、ありがとうございます。
感想を頂きまして、本当にありがとうございました。

ヴァル: こんばんは。はじめまして、かぼちゃさん。
     読んでくれて、どうもありがとう。
フィリア: はじめまして。こんばんは、かぼちゃさん。
     感想を頂きまして、ありがとうございました。
ゼロス: はじめまして。かぼちゃさん。
     謎の好青年ゼロスです。どうぞよろしくお願い致します♪

『安らぎの場所へ』、読ませて頂きました
ヴァルさん。そしてダークスターさまとヴォルフィードさまの選択なさった
思いと行動。ドキドキしながら読ませて頂きました。
全てを消し去り、創り直す・・・・悲しい選択ですね。
この世界に生きている存在は・・・・辛くても悲しくても・・・・今日よりも、少しでも
明日の方がより良い日であることを、信じて、生きているのに・・・・
我々は神と魔のオモチャじゃない。
一度生まれたものを、勝手に滅ぼされたりしたら・・・悲しいですね。
滅びを受け入れたヴァルさんに、救い手を差し伸べてくださった方がいて
本当に良かったです。
ヴァルさん。今度こそ、お幸せに。

『きんいろのなみだ』、とても切ないお話でしたね。
冥王さまのことを思って、寂しそうにお話しているエルさま。
創造主として、自分よりも上の存在は無く。
対等な存在すらも居ない・・・・たった独り・・・・。
辛く・・・・寂しいもの・・・なのでしょうね。
世界を創り、世界そのものである、偉大なるお方に
独りじゃない。その御言葉をお伝えすることが出来る。
Sさまが、とても印象的でした。

>>ちなみに、半そでの体操服には大きく名前が書き込んであり、黄色いひよこの形をした名札が付いていて
>>上着にも同じ名札が付き、クマさんやらチューリップやら正義のヒーローのアップリケが付いています。
>>帽子にも名前が書いてあり、リボンがついていたり、ちいさな羽が縫い付けてあったりします。
>>今日は遠足なのでお気に入りの水筒と、お弁当にお菓子に着替えなどの入ったリュックも持っています。
>可愛い!可愛すぎです!(私、リアルに想像して蕩けました)

ありがとうございます。
実際に、この姿で遠足に出掛けて走り回ったりしている。
幼稚園のちいさい子の集団が、居たりします(笑)
ヴァル: ひよこの形をした名札は、クラスごとに色が違うんだ。
      俺の、ひよこ1くみがオレンジ色。
フィリア: 私たち、ひよこ2くみは黄色です。
ゼロス: 帽子についているリポンも、クラスごとに
      名札と同じ色だったりします。

>> 「いくら幼稚園。それも年少さん、とはいえ・・・・・・なんで地元の山に登るのが遠足なわけ」
>> 「リナちゃん。良いじゃないですか。
>>   みんなで山に登って一緒にお弁当を食べたり、悪人を懲らしめたり
>>   それが正義というものです」
>> 「なあ・・・・ゼル。遠足って・・・・・そおいうものだったっけ?」
>> 「さあな。山に登って弁当を食べて遊ぶ。
>>   俺は、そう聞いていたがな」
>> 「ガウリイちゃん、ゼルガディスちゃん。
>>   悩んでないで早く登らないと、先生に怒られますわよ」
>> 「おやおや、切れると手が付けられない、乱暴者の環境破壊魔でも
>>   流石はフィリア班長。まともなことも言えたんですねえ」
>> 「ゼ〜ロ〜ス〜ゥ〜。
>>   この生ゴミ。誰が環境破壊魔ですか」
>>そう言いつつ、何処から取り出したのかモーニングスターを振り上げ
>>ゼロスに叩きつけようとしたフィリアは、まだ小さなモミジのような手では
>>モーニングスターをしっかりと支えられなかったのか。
>>フィリアの手から、モーニングスターはスッポ抜けてしまいました。
>>ゼロスにはかすりもせずに、あさっての方向へ飛んでいったモーニングスターが
>>茂みの中へと飛び込んで行き
>>ゴギャ!バキ・・・・メリ・・・・バキバキ・・・・ズズウゥ・・・ン
>>なかなかに派手な音をたてています。
>> 「今の一撃だけで、2〜3本は木が薙ぎ倒されましたね。
>>   おめでとうございます。フィリアちゃん。
>>   これで少なくとも木を破壊したスコアは、僕が知ってるだけでも
>>   1万本を超えたことになりますよ」
>> 「そうか。なんかよくわかんないけど、すごいぞフィリアちゃん」
>> 「はいはい、ガウリイ。あんたが入るとややこしくなるから黙ってましょうね」
>>ゼロスの台詞に反応して、とりあえず感心しているガウリイと、そのガウリイの肩を叩いて
>>ゼロスとフィリアの傍から引き離しているリナ。
>キャラクターの個性が大炸裂している瞬間ですね・・・。あぁ、なんと、ほほえましい・・・(溜息)

ありがとうございます。
みなさん、とても個性的な方々ですので
おひとりずつ、少しでも・・・・みなさんらしさが出てくれると良いなあ。
そう思っております。
ヴァル: フィリア・・・・大変なんだなあ(溜息)
フィリア: ひよこ2くみ・・・・いえ・・・幼稚園の中で・・・・いろんな意味で・・・
      目立ちまくりの・・・・ひと達の班ですから・・・・。
ゼロス: 一番苦労しているのは、副班長の僕・・・なんですけどね(笑)
ヴァル: フィリア。良かったら・・・・ひよこ1くみに来いよ。
      いつでも、歓迎するぜ。
フィリア: ありがとうヴァル。
あの・・・・勝手にクラス・・・・移っちゃうのは・・・どうかと思うんですけど(汗)
ゼロス: しくしく・・・・誰も僕の話し・・・聞いてくれない(泣)

>> 「こ〜〜ら〜あああぁぁああぁぁ・・・・
>>   悪い事してるのは〜〜だ〜あ〜れ〜だ〜あ〜〜」
>>地を這うような低い声と共に、見あげるようなスキンヘッドの大男が現れました。
>>右手に持った巨大な半月刀の刃を、ゾロリッと舌でなめる。
>>その姿に思わず固まる一同。
>半月刀持ってる先生・・・。ある意味、素晴らしい先生ですね。
>あ、だけど私の担任にはなってほしくないです・・・。マジで。

はい、自分もこんな恐ろしい担任の先生・・・勘弁して欲しいです(汗)
園児の安全を守る。という意味では、この姿の方が、引率していれば・・・・
余程の方でもない限り・・・・見なかったことにしよう、とか、近づかないようにしよう。
そう思ってくださるのでは、ないでしょうか(笑)
ヴァル: まあ・・・・無言で後に立っているギザンさんとか(汗)
フィリア: いきなり・・・・斬りかかって来る・・・・レミー先生と(滝汗)・・・
      良い勝負ですわね・・・・。
ゼロス: 僕は・・・・園長先生ご夫婦が・・・・怖いんですけど(汗)

>> 「さ〜て〜、フィリアちゃん。先生いつも言ってるよね〜。
>>   悪い事しちゃ。メッ、だって〜」
>>目の前に迫る、マイルズ先生の顔に、真っ青になり泣きそうな表情のフィリア。
>そりゃぁ、泣くわなぁ・・・(同情)

この姿の方に、こんなことされたら・・・・泣きますよね(汗)
ヴァル: フィリアは繊細なんだぞ。か弱い女の子に・・・なにするんだ(怒)
フィリア: ヴァル・・・・ありがとう・・・。
ゼロス: いやあ〜マイルズ先生。相変わらず、良い味だしてますねぇ(笑)

>>フィリアを守るように、木の棒を手にした1人の園児が現れた。
>>胸のひよこの形をした名札には、『ひよこ1くみ。ヴァル・アガレス』と書かれていた。
>> 「ヴァルちゃん」
>> 「フィリア、大丈夫か。
>>   俺が来たから、もう安心だぞ」
>>小さなナイトは胸を張り、大切な人を自分の後ろに庇っている。
>ステキ・・・。(私、ヴァルのファンです)

小さな勇者はフィリアちゃんを守る為に、駆けつけて来ました。
ヴァル: かぼちゃさん。ありがとうな♪
フィリア: ヴァルなら、助けに来てくれる。そう思っていましたわ。
ゼロス: あ〜あ・・・・マイルズ先生のお陰で・・・・楽しくなると思ったんですけどねえ(溜息)

>>怪しい踊りに熱中する、マイルズ先生に向かって投げられた。
>>ペシャ。
>>投げつけられた、黒いだんごのようなものは、マイルズ先生の体に直撃した後
>>踊りの勢いに弾き飛ばされ、何処かへ消えて行った。
>とても、イヤな光景ですね・・・(冷汗)

はい・・・・あの姿で・・・・半月刀・・・・ぶんぶん・・・振り回しいの(汗)
ヴァル: 逝っちゃってる目付きで・・・・踊り狂う姿は(滝汗)
フィリア: ぜ〜〜〜ったい、近づきたくないですわ(冷汗)
ゼロス: そうですか?斬新でなかなか面白い踊りだと思いますよ(笑)

>> 「おい、あの妙な踊りが終わるのを待っていたら、日が暮れるぞ」
>> 「そろそろ進まないと、集合時間に遅れたりしたら・・・・・」
>>ゼルガディスに続いてアメリアが呟いた一言に
>>青い顔して頷く一同。
>冷たいね、皆・・・。先生、きっと泣いてるよ・・・。(ウソだろ!?)

冷たい・・・・すいません。そうかもしれないですね。
ヴァル: マイルズの場合・・・一度踊りだすと長いからなあ・・・・(遠い目)
フィリア: それよりも・・・・もし集合時間に・・・・遅れたりしたら・・・・
       園長ご夫婦に・・・・どんな目に遭わされることになるか(滝汗)
ゼロス: ぼ・・・・僕も・・・・そんな目に遭うのは・・・・勘弁して欲しいですねえ(汗だく)

>>ちなみに、踊りに熱中して集合場所に来なかったマイルズ先生は
>>父兄会の会長であるフィルさんの“説得”と
>>園長ご夫婦(カーシャさんご夫婦)のお仕置きにより、入院生活を送ることになりました(合掌)
>お気の毒に・・・。

マイルズ先生・・・・・迷わず成仏してください(合掌)
ヴァル: こらこら。勝手に亡くなったことにするな(笑)
フィリア: 人間の限界を超えるような、タフさを誇る、マイルズ先生でも(汗)
ゼロス: 『あの』園長ご夫婦の・・・・攻撃力には・・・・かなわなかったんですねえ(冷汗)

>>体中を泥まみれにした、小さな勇者たちは、おおいに満足して
>>どこか誇らしげに顔を輝かせ、お家へと帰って行きました。
>あぁ、良かったです・・・!

はい、怪我も無く、迷子になってしまうような子も無く。
全員、元気で無事に、お家に帰ることができました。
ヴァル: 山の上の公園。広場を走り回るのは楽しかったなあ♪
フィリア: ええ、あんな風に広々とした公園。近くにも、あるといいのに♪
ゼロス: 広い所で、おもいっきり遊ぶのは楽しいですね♪

>> 「ゼルガディス。ひとつ・・・・あなたにお願いがあるんですけど・・・・。
>>   私には、これからやろうとしていることがあります。
>>   それが正しくないことも、出来ることなら・・・やらない方が良いことも・・・・
>>   私には、わかってはいるんです。
>>   でも、自分の中で日に々々強く大きくなって行く・・・・その思いを・・・・
>>   私は、止められそうにありません。
>>   もし、あなたが・・・・私が間違っている。そう思ったら・・・・
>>   あなたの手で・・・・・私を止めて欲しいのです」
>> 「レゾ・・・じいちゃん」
>> 「私は、ズルくて卑怯なのかもしれません。
>>   あなたに、どんなにか辛い思いをさせることになるか・・・・・
>>   そのことを、わかっていて・・・・それでも・・・頼んでいるのですから・・・・」
>> 「らしくないよ。レゾじいちゃん。
>>   レゾじいちゃんが、なにをしようとしているのかは、よくわからないけど
>>   俺が、間違ってると思ったら、俺の手でレゾじいちゃんを止めてあげるよ」
>> 「ありがとう。ごめんなさいね。ゼルガディス」
>>レゾは孫を抱きしめ、僅かに身を震わせている。
>ゼル・・・なんて良い子なんだ。

良い子ですね。この御ふたりには、あんな悲しい別れが、訪れないと良いですね。
ヴァル: レゾとゼルガディスの話しか・・・・悲しい話だったな(溜息)
フィリア: レゾさんは・・・・最後には・・・・・救われたのかしら。
ゼロス: まさか・・・人間に倒される、とは・・・・レゾさまも思ってはいなかったのでしょうね(笑顔)
ゼ・・・ゼロスさん・・・・魔王さまは・・・貴方の上司の上司では?
良いんですか・・・・笑ってて(汗)
ゼロス: まあ。獣王さまと僕以外が、どうなろうと・・・僕には関係ありませんし(笑顔)

>> 「怒ってないわよ。
>>   リナ。あんたは何でも自分の納得がいくまで、やってみなさい。
>>   少々のことでは、びくともしないように、私が鍛えてあげるから」
>> 「あの・・・・すこ〜し・・・・手加減してもらった方が・・・・幸せなような・・・・」
>> 「ん〜?なにか言ったかしら」
>> 「い・・・・いえ・・・・・おねえさま・・・・明日からも・・・よろしくお願い致します〜」
>> 「大変けっこう。
>>   さてと、ご飯の前に一緒にお風呂に入ろうね。
>>   遠足の話し、聞かせてね」
>>お風呂場から、楽しげな笑い声が聞こえて来た。
>素敵なお姉さまですね・・・。私とは大違い(爆)。

リナさんとルナさんは、とても仲の良い姉妹さんなのでしょうね。
ヴァル: かぼちゃさん、そんなことないと思うぜ。
フィリア: ええ、そうですわ。
      あんなに切なくて、ステキな御話が書ける方ですもの。
ゼロス: そうですよ♪
      この廃棄物(猫楽者)なんかより、遥かに素敵な方ですよ♪

>> 「アメリア。母さんが居なくて、寂しい思いをさせてしまうな。
>>   わしに出来ることは、何でもしよう。
>>   明るく元気でいてくれれば、それで良い」
>>アメリアに毛布をかけたフィルさんは、白い割烹着を着込み。
>>洗濯して乾燥させた上着を、慣れた手つきで縫い始めた。
>>物を大切にするアメリアが、新しいものよりも正義の味方のアップリケが
>>縫われたものの方が、好きだから。
>>フィルさんは、アクション仮●とカンタム・ロ●のアップリケを縫いながら
>>優しく満ち足りた表情で、アメリアの寝顔を眺めている。
>この親があって、今のアメリアがあるんですね。

優しく強いフィルさんの惜しみない愛情と、アメリアさん自身の
素直な性格が、良い方向へと伸びていったのでしょうか。
ヴァル: この王女さんも、丈夫というか頑丈だよな(笑)
フィリア: 首の骨とか・・・・どんなつくりに、なってるのかしら?
ゼロス: 不思議ですよね。
      セイルーン王家の方々は桁外れのタフさと回復力を御持ちですから(笑)

>> 「あ・な・た・・・・恥ずかしいし・・・・ご近所のご迷惑になるから・・・・・
>>   いい加減に・・・・や・め・て・ね」
>>優しく穏やかな、その声に含まれた・・・・なにかに・・・気付き・・・。
>>男は、暫し硬直し。
>> 「まままままま待て、待ってくれ・・・・俺が悪かった〜」
>>涙混じりに謝りだした(汗)
>>そうか・・・・うちが亭主関白だ。そう父ちゃんが言ってた、って
>>リナたちに言ったら、大笑いされた訳だよな〜。
>>そんな父の姿に、こっそりと溜息をつく、ガウリイであった。
>ガウリィ、今も昔も大変ですね。

ガウリイさんの道のりは、まだまだ遠く険しそうですね(笑)
ヴァル: まあ、自分で選んだ道なんだから。
      苦労しょうが、後悔はしないだろうけどよ(笑)
フィリア: リナさん・・・・どうしてガウリイさんの御気持ち・・・・
      気付かないのかしら(苦笑)
ゼロス: 僕としては、ガウリイさんから美味しい負の感情を
      御馳走して頂けるますから、別にこのままでも良いんですけどねえ(笑)

>>町に灯る、小さな明かり。
>>その小さな、ひとつひとつの明かりの中に、幸せを運んでくれる。
>>ちいさな天使たちが、明日も。そしてこれからずっと、幸せでありますように。
>私もそう願います。

ありがとうございます。
子供には無限の可能性がある、と、そう思っているものですから。
子供を大切にしない世界には、未来はありません。
この平和な、かけがえの無い日々が、ずっと続いてくれると良いですね。

>>読んでくださってありがとうございます。
>>もうすぐ6月になりますね。
>>これからは室内の冷房と、外との気温の差が激しくなりますね。
>>風邪などにお気を付けて、お元気で。
>>では、失礼します。
>はぁ。可愛いお話をありがとうございます。半ば、ラリっちゃいつつ読ませていただきました。これからも頑張って下さいね。

ありかとうございます。
読んでくださって、ありがとうございます。
感想を、本当にありがとうございました。
残念ながら、私事で6月の半ば過ぎからは、あまりネットに接続出来なくなってしまいます。
ごめんなさい。

本当に、ありがとうございました。
これから梅雨と暑い夏が待っていますね。
かぼちゃさんもお体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

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