◆−気晴らしに一つ。−惣流まい (2003/5/22 16:21:35) No.26023
 ┣カタチトウタ−惣流まい (2003/5/22 17:31:05) No.26026
 ┃┗あの御ふたりには、幸せになって欲しかったです。−猫楽者 (2003/5/23 22:37:17) No.26051
 ┃ ┗全くその通りですよね〜−惣流まい (2003/5/24 11:29:54) No.26062
 ┗こそこそっと付け加え(笑)−惣流まい (2003/6/2 21:23:05) No.26129


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26023気晴らしに一つ。惣流まい E-mail URL2003/5/22 16:21:35





え〜〜。初めての人しかいないと思います。
イやだって、三ヶ月は投稿してないし・・・(自覚があるならとっととやれ)
 とりあえず、テスト中の気晴らしに一つ(コラ待て受験生)
 みていただけたら光栄です。
 それでは本編どーぞ。

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26026カタチトウタ惣流まい E-mail URL2003/5/22 17:31:05
記事番号26023へのコメント



  どーも御久しぶりです。そうでない人ばっかりいると思うのではじめまして。
こちらには滅多に投稿しないが一応連載中の作品を持ってる不届き千番この子は一体誰だ?!な惣流さんです(何だよソレ)
 ミレイ姐たちはどうやら最近お仕事が忙しいようでこれないらしいです。
それではいってみましょう。あ、勉強は後でやる・・・と思います(コラマテ受験生)


%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%


 カラン

 グラスの中の、琥珀色の液体に浸かった氷が音を立てる。
 今あたしがいるバーは、雰囲気がいい。
 ただ単に、気晴らしに飲みにきた所にしては、勿体無いくらいである。
 少し、薄暗いその空間は、ゴロツキや酔っ払いがいるでもなく。上目遣いはお手の物のフェロモンしか出していない、化粧くさいオネーサンがいる訳でもなく。
 静かで、流れる洋楽の音楽がいい感じに雰囲気をランクアップさせている。
 元々、御酒には興味ない――まあ、飲むけどね――あたしでも、通いたくなる、そんな雰囲気だった。

 あたしはちらりと横の男を盗み見する。
 そいつは、金色の流れるような髪と、青空がそのままくっ付いた様な、空色の瞳をしている。
 あたしの、相棒である。
 相棒は、赤黒い液体――滅茶苦茶、強い酒である――を、割りもしないで普通に飲んでいる。
 ・・・まぁったく。一体どんな造りをしてんのよ。あんたの体わ!
 「どうした?」
 相棒は、あたしが盗み見しているのに気付いたのか、首を傾げる。
 あたしはソレに軽く頭を横に振り、
 「なんでもないわ」
 言って視線をグラスに戻した。
 そして、徐にくいっと喉に流し込む。余りアルコール度の高くない其れは、あたしの口に良く合う。
 半分ほど無くなった其れは、再びカウンターの上にコトンと音をたてて置かれる。

 「お前さん、今日はやけに静かだな」
 相棒が、赤黒い液体を飲む音が、聞こえた。
俯いているあたしには、その表情は分からない。
 「色々と・・・考えてるのよ」
 「何を?」
 相棒の顔が、こっちに近付いてくる。そして、徐にあたしの額に――いつもはバンダナがある場所に――口付けた。
 何時もなら、真っ赤になっているあたしも、今日はそうはいかなかった。代わりに、思い溜息を一つ吐くだけ。
 「おい?熱――は無かったよな」
 少し頭を傾げて、相棒はあたしの頭の上に手を置く。
 「まあ、心配は要らないと思うがな。今日はどうする?まだ飲むか?」
 珍しいこともあるものだ。何時もなら、『早く帰って寝ろ』だの、『お子様にはもう遅すぎる時間だぜ』だの言っているはずなのに。
 やはり、彼も気付いているのだろうか。
 一年前。
 この街で。
 大切な人と過ごしていたことを。
 あたしは心の中でかぶりを振る。
 気付かない訳が無い。
 何も言わなくても。
 彼は。
 優しい人だから。
 「もう少し――飲む」
 視線はそのままで、答えると、相棒はふうっ、と溜息を吐き、又隣の席へ座る。その動作は隙が無くて。やっぱり剣士なんだな――って、思ってしまった。

 其れと同時に、流れていた洋楽の音楽が止まり、ピアノがあるところに、明かりがともる。
 魔法の光――だった。
 そしてその中心にいるのは、なかなかハンサムの、ピアニストの男性と、その彼に寄り添うようにピアノに体重を預けている、黒いドレスを着た美しい女性だった。
 どうやら音楽が止まったのは、この演奏のためらしい。
 二人が、微笑を交わす。
 あたしは思わず、グラスを持ち、其方の方に体の向きを変える。
 相棒に背を向けるようになり、後ろであたしと同じように相棒も向きを買える。

 トンッと、ピアニストが鍵盤をつく。ポーンと音がして、指が流れるように鍵盤の上を滑る。
 その演奏は、今のあたしの気持ちと同じように、寂しかった。
途中で、女性の唄が加わる。
 その声は、とても澄んでいて、その歌詞は、泣きたくなるほど、切なかった。


 とてもとても
 大切だった
 いつもそこにいたんだね
 いなくなってから気付いた

 「あいつ等は――」
 唐突に、相棒が口を開いた。
 他の客には聞こえないくらい、でも、あたしにはちゃんと聞こえる、絶妙な声色で。
 「あいつ等は――あれでよかったと思うぞ」


 定位置で
 いつも光っていた
 私の
 希望
 夢
 そして
 愛しい人

 「あいつにとって、お前さんの選択が一番正しかったんだ。確かに、彼女を失った悲しみや殺したヤツラに対する恨みは俺にはわからないだろう。お前さんにも」
 相棒の手が、大きな手があたしの華奢な肩に置かれる。


 失って
 取り戻せた
 でも
 その時にはもう
 遅かった
 貴方は
 私の愛した貴方は
 変わっていた

 「でも。でもだぞ。だからって、あんなことして、許されるはずが無い。彼女は、とても厳しかったから。おそらく、あのままあいつが望まなかったことがお前さんの手で止められなかったら、あいつは、あっちで彼女に出会っても、彼女は許してやらなかっただろう」
 「分かってる・・・っ!でも・・・でもっ!」
 思わず振り返って、空色の瞳に写ったあたしの顔は、どうしようもないくらい、情けない顔をしていた。


 言えなかった
 こめんと
 私のせいで
 傷付け続けた

 「あんな方法じゃなくても、何か出来たかもしれない!もしもあたしが、ちゃんと勉強していたら――!」
 わかってる。
 こんなことしても、何の意味は無いんだって。
 「泣けよ。泣きたい時に泣けよ」
 相棒は乱暴に、あたしの頭を自分の胸元に押し付けた。


 変わっていた
 変わっていたはずだった
 私のことを
 嫌っていたはずだった
 でも
 最後にありがとうは
 ないとおもった


 「お前さんは、気を張りすぎているんだ。あいつだって、分かっていたはずだ。あれは、最後の足掻きだ」
 彼らしくない、いいようだと思った。


 私のせいで傷ついて
 私のせいで苦しんで
 それでも
 傍にいたいと思うことは
 ツミ
 ですか―――?

 唄が終わって、ピアノだけが響く。
 「あれは――素直じゃない、あいつなりの気持ちの形だ。そして、おまえさんは其れを汲み取ってやった。だから――何も気にすることは無いんだ。
  でも――辛い時はちゃんと泣け。俺にくらい、弱音をぶつけたっていいだろう?相棒だろうが」
 あたしは何もいえなくて。
 ただ、頭を縦に振るので精一杯だった。



 何時の間にか、唄も、ピアノも、終わっていた。
 あたしの中にぽっかりとあいた穴の中に、何かが注ぎ込まれるような、そんな唄だった。



%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

 はいっ!ここまで呼んでくださった皆様、ありがとう御座いました。
 いつもの雰囲気が違うコレ、どうでした?
 勿論惣流はいつもの通り、お菓子をバリボリ食べながら打ち込んでいました(いっぺん死んでこい)
 それでは、余韻が残っている内に退散いたしましょう。

 ドロンッ!!(とうとう壊れましたか惣流さん!!)



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26051あの御ふたりには、幸せになって欲しかったです。猫楽者 E-mail 2003/5/23 22:37:17
記事番号26026へのコメント

>  どーも御久しぶりです。そうでない人ばっかりいると思うのではじめまして。
>こちらには滅多に投稿しないが一応連載中の作品を持ってる不届き千番この子は一体誰だ?!な惣流さんです(何だよソレ)
> ミレイ姐たちはどうやら最近お仕事が忙しいようでこれないらしいです。
>それではいってみましょう。あ、勉強は後でやる・・・と思います(コラマテ受験生)

こんばんは、惣流まいさん。
お久し振りです。お元気ですか、猫楽者です。
ミレイさまたちも、お元気ですか。
受験生さんなのですね。これから大変だと思いますが、頑張ってください。

> 「お前さん、今日はやけに静かだな」
> 相棒が、赤黒い液体を飲む音が、聞こえた。
>俯いているあたしには、その表情は分からない。
> 「色々と・・・考えてるのよ」
> 「何を?」
> 相棒の顔が、こっちに近付いてくる。そして、徐にあたしの額に――いつもはバンダナがある場所に――口付けた。
> 何時もなら、真っ赤になっているあたしも、今日はそうはいかなかった。代わりに、思い溜息を一つ吐くだけ。
> 「おい?熱――は無かったよな」
> 少し頭を傾げて、相棒はあたしの頭の上に手を置く。
> 「まあ、心配は要らないと思うがな。今日はどうする?まだ飲むか?」
> 珍しいこともあるものだ。何時もなら、『早く帰って寝ろ』だの、『お子様にはもう遅すぎる時間だぜ』だの言っているはずなのに。
> やはり、彼も気付いているのだろうか。
> 一年前。
> この街で。
> 大切な人と過ごしていたことを。
> あたしは心の中でかぶりを振る。
> 気付かない訳が無い。
> 何も言わなくても。
> 彼は。
> 優しい人だから。
> 「もう少し――飲む」
> 視線はそのままで、答えると、相棒はふうっ、と溜息を吐き、又隣の席へ座る。その動作は隙が無くて。やっぱり剣士なんだな――って、思ってしまった。

お酒をただ静かに楽しめる。とても素敵なバーで、いつもとは違う、大人びた雰囲気のおふたり。
良いですね〜。
最後にカクテルを楽しめるようなバーに出入りしたの・・・・・いつだろうか(汗)

> 「あいつにとって、お前さんの選択が一番正しかったんだ。確かに、彼女を失った悲しみや殺したヤツラに対する恨みは俺にはわからないだろう。お前さんにも」
> 相棒の手が、大きな手があたしの華奢な肩に置かれる。

なによりも大切なひとを、無くしてしまったら・・・・・・自分も・・・・暴走してしまうかもしれません。
そんなことをしてもなんにもならない・・・・・なにをどうしたところで・・・・・もう戻っては来ない・・・・・
そう頭ではわかっていても・・・・・自分を止めることは・・・・・できないでしょうね。

> 失って
> 取り戻せた
> でも
> その時にはもう
> 遅かった
> 貴方は
> 私の愛した貴方は
> 変わっていた
>
> 「でも。でもだぞ。だからって、あんなことして、許されるはずが無い。彼女は、とても厳しかったから。おそらく、あのままあいつが望まなかったことがお前さんの手で止められなかったら、あいつは、あっちで彼女に出会っても、彼女は許してやらなかっただろう」
> 「分かってる・・・っ!でも・・・でもっ!」
> 思わず振り返って、空色の瞳に写ったあたしの顔は、どうしようもないくらい、情けない顔をしていた。

彼は、誰かに止めてもらいたかったのかも知れませんね。
自分の想いは、行動は、自分では止められなくなってしまっていたけれど
どこかで、止まらなければいけない・・・・・
そう思って、リナさんたちと戦うことで、ケリをつけようとしたのかもしれませんね。

> 言えなかった
> こめんと
> 私のせいで
> 傷付け続けた
>
> 「あんな方法じゃなくても、何か出来たかもしれない!もしもあたしが、ちゃんと勉強していたら――!」

もし・・・・・あの場に、リザレクションを使える方が居たら・・・・・
もし・・・・・ミルガズィアさんやメフィさんのように、人間よりも遥かに大きな魔力を持ち
魔道に関する知識が豊富な方が居たら・・・・・
もしかしたら・・・・・あんなに悲しいことには・・・・・ならなかった・・・・かも・・・しれません。
でも、どんなに後悔しても泣いても、時間は戻りません。
リナさん。どうか御自分を責めないでください。
あのおふたりも、リナさんのことを責めたりはしないと思いますよ。

> 私のせいで傷ついて
> 私のせいで苦しんで
> それでも
> 傍にいたいと思うことは
> ツミ
> ですか―――?
>
> 唄が終わって、ピアノだけが響く。
> 「あれは――素直じゃない、あいつなりの気持ちの形だ。そして、おまえさんは其れを汲み取ってやった。だから――何も気にすることは無いんだ。
>  でも――辛い時はちゃんと泣け。俺にくらい、弱音をぶつけたっていいだろう?相棒だろうが」
> あたしは何もいえなくて。
> ただ、頭を縦に振るので精一杯だった。

あのおふたりのことを思い、なにか別の、もっと良い方法は無かったのか。
御自分を責めてしまうリナさん。優しい方ですね。
リナさんの悲しみを、どこにも持っていきようの無い怒りを苛立ちを受け止めようとしているガウリイさん。
素敵な、本当に素敵なおふたりですね。

> 何時の間にか、唄も、ピアノも、終わっていた。
> あたしの中にぽっかりとあいた穴の中に、何かが注ぎ込まれるような、そんな唄だった。

胸に沁みる歌でしたね。
誰かを傷つけて、誰かに傷つけられて・・・・・それでも・・・・・ひとりで生きてゆくよりは幸せなのかもしれませんね。

> はいっ!ここまで呼んでくださった皆様、ありがとう御座いました。
> いつもの雰囲気が違うコレ、どうでした?
> 勿論惣流はいつもの通り、お菓子をバリボリ食べながら打ち込んでいました(いっぺん死んでこい)

あああああああ、せっかくの良い雰囲気が(笑)
でっ、でも。お菓子を食べながらでも、こんな素敵なお話を打ち込めるなんて、流石です(汗)

> それでは、余韻が残っている内に退散いたしましょう。
>
> ドロンッ!!(とうとう壊れましたか惣流さん!!)

素敵な雰囲気のお話でした。
そして、いろいろと考えながら読ませて頂きました。
あのおふたりには、幸せになって欲しかったです。
リナさんとガウリイさんは、あのおふたりのことを、辛いからと忘れるのではなく。
大切に心の中に持ちつづけることができる。
リナさんとガウリイさんは、強く優しい方ですね。

悪質な風邪が流行っているようです。
自分も2日ほど、ダウンしておりました。
怖い病気も外国から入って来たようですね。
お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

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26062全くその通りですよね〜惣流まい E-mail URL2003/5/24 11:29:54
記事番号26051へのコメント


>>こちらには滅多に投稿しないが一応連載中の作品を持ってる不届き千番この子は一体誰だ?!な惣流さんです(何だよソレ)
>> ミレイ姐たちはどうやら最近お仕事が忙しいようでこれないらしいです。
>>それではいってみましょう。あ、勉強は後でやる・・・と思います(コラマテ受験生)
>
>こんばんは、惣流まいさん。
>お久し振りです。お元気ですか、猫楽者です。

 はい♪こんにちはvもう元気は有り余って・・・無いです。五月病に掛かりました惣流です(笑)

>ミレイさまたちも、お元気ですか。
>受験生さんなのですね。これから大変だと思いますが、頑張ってください。

 ううう・・・・(涙)
 ありがとう御座います・・・塾では今までの復習の山を出され、学校ではつまらない授業(ちょっとマテ)があって・・・なんとも、オアシスのような言葉です・・・
ミレイ:ハァイvvお久しぶリv元気でやってる?
ラグナ:おひさしぃぃぃv最近レス出来なくてごめんな〜〜って、まいが言ってたぜv

>> 「もう少し――飲む」
>> 視線はそのままで、答えると、相棒はふうっ、と溜息を吐き、又隣の席へ座る。その動作は隙が無くて。やっぱり剣士なんだな――って、思ってしまった。
>
>お酒をただ静かに楽しめる。とても素敵なバーで、いつもとは違う、大人びた雰囲気のおふたり。
>良いですね〜。
>最後にカクテルを楽しめるようなバーに出入りしたの・・・・・いつだろうか(汗)

 ああ・・・いいなぁ・・・大人は普通にお酒が飲めて・・・(←カクテル以外飲めないひと)
ミレイ:ッテ、ちょっトアンタ、未成年ダカラお酒は飲んじゃいけないデショ?!
 ・・・宴じゃ宴会じゃ〜〜っていって、私を引っ張ってくるのは何処の誰?
ラグナ:はっはっは(乾いた笑い)ミレイ姐、いいじゃないか。硬いことなんていわずにサッ!

>
>> 「あいつにとって、お前さんの選択が一番正しかったんだ。確かに、彼女を失った悲しみや殺したヤツラに対する恨みは俺にはわからないだろう。お前さんにも」
>> 相棒の手が、大きな手があたしの華奢な肩に置かれる。
>
>なによりも大切なひとを、無くしてしまったら・・・・・・自分も・・・・暴走してしまうかもしれません。
>そんなことをしてもなんにもならない・・・・・なにをどうしたところで・・・・・もう戻っては来ない・・・・・
>そう頭ではわかっていても・・・・・自分を止めることは・・・・・できないでしょうね。

 そうでしょうね〜。私だって、些細なことでキレ・・・ごほん、些細なことで起こってしまいますからね〜
ラグナ:こいつさ、昨日学校で紙飛行機飛ばしてたやつらに蹴り&パンチ&罵声を浴びせたんだぜ(ニヤリ)
ミレイ:信じられナいカも知れないけど、実話ヨ実話(はあと)
 要らない事言わないでくださいぃぃぃぃ!!!!(泣)誤解されたらどうするんですかぁぁぁ!!!

>> 「分かってる・・・っ!でも・・・でもっ!」
>> 思わず振り返って、空色の瞳に写ったあたしの顔は、どうしようもないくらい、情けない顔をしていた。
>
>彼は、誰かに止めてもらいたかったのかも知れませんね。
>自分の想いは、行動は、自分では止められなくなってしまっていたけれど
>どこかで、止まらなければいけない・・・・・
>そう思って、リナさんたちと戦うことで、ケリをつけようとしたのかもしれませんね。

ミレイ:止めて欲しいなラ、私ニ一言言ってくれればラグナでも差し出すノニ・・・
 いやミレイ姐、ラグナ出したら其れこそこの世界が消滅するって。
ラグナ:ちょっとまて!!
ミレイ:確かに、こいつ手加減とは無縁の奴だシネ〜〜

>
>> 言えなかった
>> こめんと
>> 私のせいで
>> 傷付け続けた
>>
>> 「あんな方法じゃなくても、何か出来たかもしれない!もしもあたしが、ちゃんと勉強していたら――!」
>
>もし・・・・・あの場に、リザレクションを使える方が居たら・・・・・
>もし・・・・・ミルガズィアさんやメフィさんのように、人間よりも遥かに大きな魔力を持ち
>魔道に関する知識が豊富な方が居たら・・・・・
>もしかしたら・・・・・あんなに悲しいことには・・・・・ならなかった・・・・かも・・・しれません。

 そうかもしれません。でも、自分を止められなかったのは彼の責任ですからね
ミレイ:ヒドッ!!
ラグナ:お前性格荒んでる!!
 ・・・この世は要らないことばかりなのサッ!(←一体何があったんですか惣流サン)

>でも、どんなに後悔しても泣いても、時間は戻りません。
>リナさん。どうか御自分を責めないでください。
>あのおふたりも、リナさんのことを責めたりはしないと思いますよ。

 まあ、傷が癒えて、笑いながら話せる様になった時には、『何であたしたちなのよ』とか、『修行が足りなかったのよ』とか、言えそうな気はしますけどね。

>> あたしは何もいえなくて。
>> ただ、頭を縦に振るので精一杯だった。
>
>あのおふたりのことを思い、なにか別の、もっと良い方法は無かったのか。
>御自分を責めてしまうリナさん。優しい方ですね。
>リナさんの悲しみを、どこにも持っていきようの無い怒りを苛立ちを受け止めようとしているガウリイさん。
>素敵な、本当に素敵なおふたりですね。

 ・・・名前は書いて無いんですけど・・・やっぱり分かりますかね〜〜
ミレイ:マ、ここスレイヤーズサイトだシ?
ラグナ:分かって当然っていうか?

>
>> 何時の間にか、唄も、ピアノも、終わっていた。
>> あたしの中にぽっかりとあいた穴の中に、何かが注ぎ込まれるような、そんな唄だった。
>
>胸に沁みる歌でしたね。
>誰かを傷つけて、誰かに傷つけられて・・・・・それでも・・・・・ひとりで生きてゆくよりは幸せなのかもしれませんね。

 ・・・あ、ありがとう御座います・・・///
ミレイ:ア、照れてる照れテル
ラグナ:コレってさぁ、社会の暇な授業の時に考えた歌詞だよな。
ミレイ:ちゃんと授業くらい受けなさい!だからいつもテスト90点取れないのよ!
 だって・・・公民、詰まんないし・・・(いじけ)

>
>> はいっ!ここまで呼んでくださった皆様、ありがとう御座いました。
>> いつもの雰囲気が違うコレ、どうでした?
>> 勿論惣流はいつもの通り、お菓子をバリボリ食べながら打ち込んでいました(いっぺん死んでこい)
>
>あああああああ、せっかくの良い雰囲気が(笑)

 すみません!でも惣流はそんな人間なのです><

>でっ、でも。お菓子を食べながらでも、こんな素敵なお話を打ち込めるなんて、流石です(汗)

 あ、ありがとう御座います(汗)
ラグナ:かりんと〜〜!!かりんとう、食わせろ〜〜!!!
 もう無いもん!全部食べたもん!!
ミレイ:なんですってぇぇぇ??!!
 上げないも〜〜ん!!!!

>
>> それでは、余韻が残っている内に退散いたしましょう。
>>
>> ドロンッ!!(とうとう壊れましたか惣流さん!!)
>
>素敵な雰囲気のお話でした。
>そして、いろいろと考えながら読ませて頂きました。
>あのおふたりには、幸せになって欲しかったです。
>リナさんとガウリイさんは、あのおふたりのことを、辛いからと忘れるのではなく。
>大切に心の中に持ちつづけることができる。
>リナさんとガウリイさんは、強く優しい方ですね。

 その通りなんですよね。スレファンが惹かれたのって絶対ここだと思うんですよ私。まあ、私がそうだからってこともあるんですけどね。
 そしてガウリナにはまったのは・・・フフフ(怪笑)


>
>悪質な風邪が流行っているようです。
>自分も2日ほど、ダウンしておりました。
>怖い病気も外国から入って来たようですね。
>お体にお気を付けて、お元気で。
>では、失礼します。
>

 ありがとうございます。猫楽者さんも気をつけてくださいね〜〜
ラグナ:こいつはエル姐が作った奴だから、少し位は耐性付いてると思うけど、やっぱり人間だしな。心配してくれてサンキュv
 それでは。レスをありがとう御座いましたv
 さよ〜なら〜〜〜vv



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26129こそこそっと付け加え(笑)惣流まい E-mail URL2003/6/2 21:23:05
記事番号26023へのコメント


 どうも。こそこそっと付け加えです
ラグナ:・・・・いまさら?
ミレイ:すっごくバカっぽク見えるカら止めといた方が良いワヨ?
 ほっとけ。本当にほっといてくれ。
ラグナ:さぁーて、ミレイ姐、酒盛りといこうぜ
ミレイ:良いワネvほら、まいも飲みなさいvv
 ・・・私明日学校・・・
ラグナ:気にするなっ!どーでも良いだろそんなこと☆
 それよりも!とっとと補足しますね!
 え〜〜。補足と言うより裏話なんですけど、この話に出てきたピアニストと歌手は実はラグナとミレイ姐と言う設定があったりします
ミレイ:何デすって〜〜!!!!????
ラグナ:聞いてないぞ!
 いや、ボケは良いから二人とも。実はこの設定、私が最初に話を作る前から決めてあったことです。
 久々に休暇の取れた二人はエル様の世界へ無断で降りちゃいます
ミレイ:無断で、ってとコ、やけにアクセント置いてるジャないの。
 で、いきなり酒場で酒盛りをはじめるんですが
ミレイ:無視かよヲい
 どうやらミレイ姐がよった勢いで歌を歌っちゃったようなんですよね。
ラグナ:ミレイ姐、こいつに何を言ったって意味無いって
 で、ただ単に最初はいい気になって歌ってただけなんですけど、だんだん物足りなくなって、とりあえず何でもできるラグナに『何でモ良いかラ私の歌ニ合わせなさイ』とか言いまして。
ミレイ:・・・・そんなことあったっけ?
ラグナ:ミレイ姐、珍しくべろんべろんに酔ってたもんな。
 何曲か歌ってたらいきなりバーのオーナーに『しばらく歌ってくれ!』って言われて、それこそナーガみたいに安請け合いしちゃって一週間契約で歌を歌いだしたんですよね
ラグナ:そーそー。そしたらいきなりリナちゃんとガウリイが出て来るんだもんな〜
 で、それならって(事情は知ってるらしい。まあ、エル様と似たり寄ったりな人(?)だしね)リナの心境にぴったりの唄に急遽変更したらしいっス
ミレイ:初初しさはナかったもノの、なかなか良かったワヨvv雰囲気vvv
 そして丁度一週間目だったんで契約が切れちゃって。エル様の宮殿に遊びにいったんですよ。
ラグナ:此処からはほぼいらんはなしだな
 ラグナ黙っとけ。で、丁度エル様に報告しに来ていた部下Sを発見しちゃって。エル様と一緒になってボコボコニして帰っていったんですね
 なんていうはた迷惑な二人なんでしょうね・・・って二人とも、何各々の武器取り出しちゃってる?
ミレイ:だ〜〜レが歩く天災だっテ?
ラグナ:部下Sも歩けば俺らにあたってお仕置きだと?
 其処まで言ってない!って、いきなり準備運動・・・!!!(衝撃音)
ミレイ:サァ〜テvvまいも沈黙したことだシvv
ラグナ:言いたい事は全部言ったらしいし☆
ミレイ:皆さんさよなラ〜〜vv
ラグナ:又会う日まで〜〜vvv



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