◆−−兄と妹ー・第三十四章・過去・21・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ケイト@)−ユア・ファンティン (2003/3/15 02:24:35) No.25182
 ┣Re:−兄と妹ー・第三十四章・過去・21・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ケイト@)−gure-to masa (2003/3/15 12:58:36) No.25190
 ┃┗Re:−兄と妹ー・第三十四章・過去・21・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ケイト@)−ユア・ファンティン (2003/3/15 22:14:50) No.25201
 ┗−兄と妹ー・第三十五章・過去・22・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(アルティアA)−ユア・ファンティン (2003/3/15 22:52:46) No.25206
  ┣Re:−兄と妹ー・第三十五章・過去・22・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(アルティアA)−D・S・ハイドラント (2003/3/15 23:00:36) No.25207
  ┃┗Re:−兄と妹ー・第三十五章・過去・22・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(アルティアA)−ユア・ファンティン (2003/3/16 14:43:34) No.25215
  ┗−兄と妹ー・第三十六章・過去・23・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ケイトA)−ユア・ファンティン (2003/3/16 15:25:23) No.25216
   ┣−兄と妹ー・第三十七章・過去・24・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ディスティア@)−ユア・ファンティン (2003/3/16 22:37:18) No.25217
   ┗−兄と妹ー・第三十八章・過去・25・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ディスティアA)−ユア・ファンティン (2003/3/17 15:23:46) No.25223
    ┣Re:−兄と妹ー・第三十八章・過去・25・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ディスティアA)−颪月夜ハイドラント (2003/3/18 21:17:03) No.25242
    ┃┗『最後』には、ディスティア&ケイトは結ばれます−ユア・ファンティン (2003/3/19 16:14:57) No.25252
    ┣−兄と妹ー・第三十九章・過去・29・フィブリゾの部下の考え−ユア・ファンティン (2003/3/19 22:54:32) No.25259
    ┃┣Re:−兄と妹ー・第三十九章・過去・29・フィブリゾの部下の考え−颪月夜ハイドラント (2003/3/20 12:09:00) No.25262
    ┃┃┗Re:−兄と妹ー・第三十九章・過去・29・フィブリゾの部下の考え−ユア・ファンティン (2003/3/20 15:46:37) No.25265
    ┃┗Re:−兄と妹ー・第三十九章・過去・29・フィブリゾの部下の考え−gure-to masa (2003/3/20 16:10:53) No.25268
    ┃ ┗Re:−兄と妹ー・第三十九章・過去・29・フィブリゾの部下の考え−ユア・ファンティン (2003/3/21 09:41:07) No.25279
    ┗−兄と妹ー・第四十章・過去27・フィブリゾ様,ご乱心−ユア・ファンティン (2003/3/21 10:32:38) No.25280
     ┣Re:−兄と妹ー・第四十章・過去27・フィブリゾ様,ご乱心−颪月夜ハイドラント (2003/3/21 12:38:53) No.25283
     ┃┗Re:−兄と妹ー・第四十章・過去27・フィブリゾ様,ご乱心−ユア・ファンティン (2003/3/21 20:50:19) No.25287
     ┣Re:−兄と妹ー・第四十章・過去27・フィブリゾ様,ご乱心−gure-to masa (2003/3/21 13:50:48) No.25284
     ┃┗Re:−兄と妹ー・第四十章・過去27・フィブリゾ様,ご乱心−ユア・ファンティン (2003/3/21 22:23:21) No.25289
     ┣−兄と妹ー・第四十一章・赤の竜神の黄昏−ユア・ファンティン (2003/3/23 11:51:26) No.25314
     ┗−兄と妹ー・第四十二章・切なる祈り−序の章・完−−ユア・ファンティン (2003/3/26 14:09:26) No.25350
      ┗Re:−兄と妹ー・第四十二章・切なる祈り−序の章・完−−颪月夜ハイドラント (2003/3/26 21:30:22) No.25352
       ┗Re:−兄と妹ー・第四十二章・切なる祈り−序の章・完−−ユア・ファンティン (2003/3/26 21:54:47) No.25354


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25182−兄と妹ー・第三十四章・過去・21・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ケイト@)ユア・ファンティン 2003/3/15 02:24:35



この話は、前回のケイト視点のお話です。



ケイト・ジェスワン
年は、外見は、20過ぎ、実際は十億過ぎの神族である。
姉は、雷の特務将軍・通称・『雷神』・シア・ジェスワン。
姉の死因が知りたくて、軍隊に入隊し・・・・・・・・・・
すべてを・・姉が、魔族の恋をしそのせいで姉は、その魔族と相打ちとなったことを知った。
しかし、その時、アルという自分にとっても掛け替えのない親友が出来ていた。
ケイトは、あるの心の支えであったのだ。



アルは、俺が酔いつぶれたフリをした後、自問自答してたようだ。
あの女、魔族だったけど・・・・・いい女だったな。



俺は、夜明け前に軍を抜け出した。
そして、また彼女に会えた。
数日して、彼女は俺を逃がしてくれた。
そのときに渡された彼女の髪で出来た指輪・・・・・・・・・。
彼女は、『強い戦士の髪を束ねた指輪をつけると戦場では、死なないらしいからな・・・・。』と小さく呟いていた。
まぁ、生憎俺は、本当の意味を知っていたけどね。
つまり−女性が戦場に行く恋人に送る物−ということを。
それで、彼女と・・・・自分の気持ちを自覚した。
・・・・・・・お互いのことが好きだということを。






そろそろ、アルでも俺がおかしいことに気が付くだろう。
本部に戻って数週間。
その間、俺は、いつもなら決してしないような失敗ばかりをしていた。
いつでもどこでも彼女のことが頭から離れなかった。
ことあるごとに思い出してしまうのだった。





そんな時だった。
「アル?どうしたこんな時間に?」
こんな時間という時間でもなかったが・・・・・・
「話がしたくてな。」
しかし、アルは、手に書類に束をもっていた。
戦場じゃ俺より強いくせに、アルは、書類処理のような事務処理がてんで駄目なのだ。
「・・・・・・・・・・・。」
それ以外にも目的はありそうだったが。
「まっいい。」
俺は、アルを部屋に招きいれた。




カリカリ
ペン先の音のみの沈黙が続く。
カリカリ
「ケイト・・・ひとつ聞きたいのだが?」
その沈黙を破ったのはアルだった。








+++++

時間上、コメントなし。


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25190Re:−兄と妹ー・第三十四章・過去・21・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ケイト@)gure-to masa E-mail 2003/3/15 12:58:36
記事番号25182へのコメント

こんにちは、gure-to masaです。
やっと兄と妹が進み始めましたね。
短いですが、これで失礼します。

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25201Re:−兄と妹ー・第三十四章・過去・21・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ケイト@)ユア・ファンティン 2003/3/15 22:14:50
記事番号25190へのコメント


>こんにちは、gure-to masaです。

こんにちわ、ユアです

>やっと兄と妹が進み始めましたね。

『やっと』ですね。
>短いですが、これで失礼します。

いえいえありがとうございます。

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25206−兄と妹ー・第三十五章・過去・22・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(アルティアA)ユア・ファンティン 2003/3/15 22:52:46
記事番号25182へのコメント


「ケイト、ひとつ聞いてもよいか?」
と私は、ケイトに話を切り出す。
「なんだ?」
「お前、あの女の事をどう思っている?」
「あの女?」
とぼけるように返したケイト。
「『紅い魔女』の事だ!!」
「敵だろ?」
私はさらに問いつめる。
しかし、それをとぼけてかわすケイト。
その繰り返しが数時間。





「ケイト、アル!!
 うるさいと苦情がきている。」
と部屋に入ってきたのは、友人の1人、フェイセルマ・リリック。
「何でもめていた?」
『・・・・・・・・・・・・・・・・』
私は、フェルには頭が上がらない。
一応年上だし、グラディ−ン様とは違った意味で、母か姉みたいな感じだからだ。
「・・・・・・・もしかして、
 ケイトが好きな人のことでもめていたのか?
 そうなら、ケイトの好きにさせてやれ。
 そいつなりの考えがあるだろうしな。」
それで、その日は収まった。



≪私は、ケイトから離れたくはない
    ずっと、親友として傍にいたい ≫





++++++++++++++++++++


ユ:逃げます。
  それでは・・・・・・・・・


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25207Re:−兄と妹ー・第三十五章・過去・22・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(アルティアA)D・S・ハイドラント 2003/3/15 23:00:36
記事番号25206へのコメント

こんばんは

>「『紅い魔女』の事だ!!」
>「敵だろ?」
おおっ即答。

>と部屋に入ってきたのは、友人の1人、フェイセルマ・リリック。
何か凄い名前かも・・・。

>一応年上だし、グラディ−ン様とは違った意味で、母か姉みたいな感じだからだ。『一応』で『母』の域に達するということは精神年齢が高いんですかね。

>ユ:逃げます。
ラ:とりあえず追っ掛けます(待て)
それでは・・・

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25215Re:−兄と妹ー・第三十五章・過去・22・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(アルティアA)ユア・ファンティン 2003/3/16 14:43:34
記事番号25207へのコメント


>こんばんは

こんにちわ

>
>>「『紅い魔女』の事だ!!」
>>「敵だろ?」
>おおっ即答。

ケイト視点で見るとまた違った意味あいが

>
>>と部屋に入ってきたのは、友人の1人、フェイセルマ・リリック。
>何か凄い名前かも・・・。

貰った子ですし

>
>>一応年上だし、グラディ−ン様とは違った意味で、母か姉みたいな感じだからだ。
>『一応』で『母』の域に達するということは精神年齢が高いんですかね。
>

割と高いと思います

>>ユ:逃げます。
>ラ:とりあえず追っ掛けます(待て)

ユ:さらに逃げます

>それでは・・・

それでは


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25216−兄と妹ー・第三十六章・過去・23・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ケイトA)ユア・ファンティン 2003/3/16 15:25:23
記事番号25206へのコメント



「ケイト、ひとつ聞いてもよいか?」
ついに、アルが話を切り出してきた。
「なんだ?」
「お前、あの女の事をどう思っている?」
「あの女?」
俺は、とりあえずとぼけてかわす
これで、誤魔化されるほど甘くはないだろうが・・・。
「『紅い魔女』の事だ!!」
「敵だろ?」
アルは、さらに問いつめてきた。
俺は、彼女の事は好きだが、こいつとは、敵になりたくない
俺は、徹底的にとぼける事にした
その繰り返しが数時間。





「ケイト、アル!!
 うるさいと苦情がきている。」
と部屋に入ってきたのは、姉さんの友人の1人であり俺の友人でもある、フェイセルマ・リリックだった。。
「何でもめていた?」
『・・・・・・・・・・・・・・・・』
俺は、はっきりいってフェルには頭が上がらない。
付き合いも長いし、シア姉さん野親友だったしな・・。
「・・・・・・・もしかして、
ケイトが好きな人のことでもめていたのか?
 そうなら、ケイトの好きにさせてやれ。
そいつなりの考えがあるだろうしな。」
それで、この日は、収集がついた
フェル・・・・・・すまん。



≪俺はどうすれば良い?≫








+++++++++++++++++++++++++++++++++

ユ:夜まで逃げます。


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25217−兄と妹ー・第三十七章・過去・24・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ディスティア@)ユア・ファンティン 2003/3/16 22:37:18
記事番号25216へのコメント


ユ:このエピソ−ドは、第4章の後に入ります。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

+語り部・ディスティア+


「・・・・・・・?」
私は、今日の戦の混乱から枕を濡らし、寝台に突っ伏してセレス兄様の形見のペンダントを弄っていた時の事。
「これ・・・・・・・・・?」
このペンダントには仲が良かった頃の私、セレス・・そしてフィブリゾの絵が填め込んでいる。
その板がずれたのだった。
そこにはこう記してあった

≪私の机の引出しの小箱を見なさい≫


私は、部屋の隅に放って置いた机に近寄り、開錠の呪を紡ぐ。

「『メデン・ディオ−プ・セシルム 開錠(メイス)』」
その小箱は、古ぼけた日記が入っていた。





パラ・・・・・・・・・パラ・・・・・・・

≪○月×日
 海王のところのクロア君が来た。
 人間界で、1里の娘に出逢ったらしい≫
≪□月×日
 クロア君が滅んだらしい・・・・・。≫
≪☆月○×日(滅ぶ少し前の日付け)
 ディスティアへ
 君がこれを読んでいるということは、
 僕が何らかの理由・・・多分君のために滅んでいる時だろう。
 でもそれは、自分で決めた事だから
 同情も・・・憐れみもいらない。
 涙も流さないで欲しい・・・・・・・。
 ただ悲しんでくれればいい。
 ・・・・・・そして時々思い出してくれればいい。
 最後まで僕はわがままだったけど、君であえて嬉しかった、楽しかった。
 君は、自分がしたいことをなさい。                 
                        セレスティンより    ≫


「・・・・・・・・・・・・兄様・・・・・・・。」
私は、日記帳を抱き締める。
「・・・・・・兄様・・・・・・・・兄様・・・・・。」
(涙を流すな言われたけど・・・・今は流してもいいよね。)
このあと、私は泣き疲れ眠り、ゼロスに起こされるまで、日記帳を手放さなかった。












++++++++++++++++++++++++++++++++++

ユ;激しく後悔してます。
  よって、逃げます。






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25223−兄と妹ー・第三十八章・過去・25・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ディスティアA)ユア・ファンティン 2003/3/17 15:23:46
記事番号25216へのコメント



私は何をしているのだろう
神族なんかを助けて
二―ヴァ姉様が もし裏切ったら・・・・・・・
でも話がしたかった
理由は わからないけれど




ケイトといるのは楽しい
ずっと一緒にいたい
何故?
何故なんだろう?
なんかセレスと居た時みたいに
・・・・・・胸がどきどきする
何故だろう
ずっと傍にいたい
でもそれは ≪Cry For The Moon≫
決して叶わない事
父と水炎の娘の恋が叶わなかったように
もしも互いの心が通じ合っていても
・・・・・・叶わないだろう・・・・・・・・・・・・
それでも共に在りたい
共に在りたい
叶わないだろうけど 共に在りたい





でも・・・・・別れの日・・ケイトに傷が癒え逃がす日が来てしまった
その時 私は自分の髪にタコイーズ・・・・に
−似た涙水石、ダルフ姉様の子供とケイトの姉が流した涙の結晶化したといわれるもの−
それを通した指輪を別れ際に渡した





≪あなたのことが好きです・・・・・・・・≫


そう意味をこめて
気持ちが伝わらなくても伝えたかった





ケイト・・・・・・・・・・・・あなたの事が頭から離れない・・・・・・・・・・
あんたのことがとても愛しいのだ・・・・・・・・・・。











+++++++++++++++++++++++++++++++++++++


ユ:とても痛い内容なので 
  マッハで逃げます。


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25242Re:−兄と妹ー・第三十八章・過去・25・初めての出会いのあとのそれぞれの思い(ディスティアA)颪月夜ハイドラント 2003/3/18 21:17:03
記事番号25223へのコメント

こんばんはラントです。


>その時 私は自分の髪にタコイーズ・・・・に
トルコ玉っすか・・・。
でもターコイズだったような・・・。
どっちでも良いんですかね。

>ケイト・・・・・・・・・・・・あなたの事が頭から離れない・・・・・・・・・・
>あんたのことがとても愛しいのだ・・・・・・・・・・。
おおっいつしか→毛糸(違)に・・・。

いい感じっすねえ(待て)
きっと報われないのでしょうなあ(こら)
悲劇も良いですよまた(おい)
それでは・・・失礼致しました。

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25252『最後』には、ディスティア&ケイトは結ばれますユア・ファンティン 2003/3/19 16:14:57
記事番号25242へのコメント


>こんばんはラントです。

こんにちわユアです

>
>
>>その時 私は自分の髪にタコイーズ・・・・に
>トルコ玉っすか・・・。
>でもターコイズだったような・・・。

ユ:ああ!!
>どっちでも良いんですかね。

ユ:そうしといてください

>
>>ケイト・・・・・・・・・・・・あなたの事が頭から離れない・・・・・・・・・・
>>あんたのことがとても愛しいのだ・・・・・・・・・・。
>おおっいつしか→毛糸(違)に・・・。

ユ:今はね・・・・
>
>いい感じっすねえ(待て)
>きっと報われないのでしょうなあ(こら)

一応報われます。
>悲劇も良いですよまた(おい)

うんうん、たのしい

>それでは・・・失礼致しました。

いえいえ,ありがとうございます。


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25259−兄と妹ー・第三十九章・過去・29・フィブリゾの部下の考えユア・ファンティン 2003/3/19 22:54:32
記事番号25223へのコメント


このお話は、本編でケイトとディスティアがであった頃の冥王軍のお話である。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


「ディスティアの様子がおかしい・・・。」
(フィブリゾ様?)
後ろから−淡い金色も髪と瞳、細い目、フィブリゾよりもやや小柄な体格、今日は,アイス・グリ−ンのシンプルなドレスを着た14歳ぐらいの女の子−シェイナに,声を・・・・正確に言うと念派をかけられた。
彼女は,フィブリゾが創った初めての部下。
正式名は,冥貴妃・シェイナ。
(フィブリゾ様,何を考えていたんですか?)
「ディスティアの様子,最近どうだい?」
(・・・・ボ−としてる事多いです。
 二,三ヶ月前に編物,教えてもらってたら,15分に一回編み棒を指に刺してました。)
フィブリゾは,少し考え込んで
「いま、獣王の所にやってるから,呼びにいくしかないかな・・・・。」
(私,行きます。)
「・・・・・・。(シェイナ言い出したら聞かないし・・・・・・)」
フィブリゾは,シェイナの言葉に少し間をおいて
「いいよ。
 君が言い出したら聞かないのは,わかってるからね。
 ・・・・・・フィクス。」
フィブリゾは,冥将軍・フィクスを呼ぶ。
すると,部屋の空間が歪み,藍色の短髪,紫の瞳,黒っぽい長ラン−丈の長い軍服を着た20歳ぐらいの青年が現れた。
「なんのようだ,親父?
 それとよ。イクスって呼べよ。
 親父が,セフィクスっていう奴,引き抜いてきたんだからよ。」
「じゃあ,イクス。
 シェイナと一緒にディスティアを呼んできてもらえるかい?」
「かまわないぜ。
 ヴェル姉との練習にも,ライエルとのシュミレ−ショ−ンにも飽きてたきたしな。
 行こうぜ,シェイナ姉。」




2人は空間を渡る。
空間の最中−。
「シェイナ姉。何で,親父は,ディスティアを呼びに行かせんだろな?」
(さあ?様子がおかしいからじゃないかな?)
「その原因なんだと思う?」
(なんとなくわかるよ。)
「いっせえのでで言ってみようぜ。」
(うん。)
「いっせえの−で。」
『恋煩い』
そう言ってから,嬉しさと悲しみの混ざったような表情を浮かべこう言った。
(よかった。
 ディスティア様,あまり元気なかったし。)
「だよな。
 親父には,悪りいけど,ここ数百年,ディスティア,見てるこっちが痛々しかったもんな。」
(うん・・・・。
 そろそろ,着くよ。)












+++++++++++++++++++++++++++++++++


コメントは時間と体力の関係上なしです。
それでは,また次回。





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25262Re:−兄と妹ー・第三十九章・過去・29・フィブリゾの部下の考え颪月夜ハイドラント 2003/3/20 12:09:00
記事番号25259へのコメント

こんばんは〜

ついに登場シェイナちゃん。
結構明るいっすなあ。
まあ環境が幸せそうだし・・・
魔族じゃなかったら大変そうだなあ。

>「なんのようだ,親父?
親父・・・フィブ君のイメージに合わない。

>『恋煩い』
分かり易いのねディスちゃん。

>コメントは時間と体力の関係上なしです。
今になって思いましたけどもしかしてこの文自体がネタとか?(おい)

にしても過去編長いっすねえ。
実は過去編でお話終わるとか?

では引き続きがんばってください。
もう私の分までがんばってください。

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25265Re:−兄と妹ー・第三十九章・過去・29・フィブリゾの部下の考えユア・ファンティン 2003/3/20 15:46:37
記事番号25262へのコメント


>こんばんは〜

こんにちわ
>
>ついに登場シェイナちゃん。

ついでに名前のみライエル登場

>結構明るいっすなあ。

動かしたらそうなりました。

>まあ環境が幸せそうだし・・・

うんうん
>魔族じゃなかったら大変そうだなあ。

ですよねえ。

>
>>「なんのようだ,親父?
>親父・・・フィブ君のイメージに合わない。

合わないのは,元より承知

>
>>『恋煩い』
>分かり易いのねディスちゃん。

2人・・・もとい冥王親衛隊さんがたが感がいいんです。

>
>>コメントは時間と体力の関係上なしです。
>今になって思いましたけどもしかしてこの文自体がネタとか?(おい)

なんの?

>
>にしても過去編長いっすねえ。

そうですねえ

>実は過去編でお話終わるとか?

終わりません。

>
>では引き続きがんばってください。
>もう私の分までがんばってください。

がんばりますね。
そっちのディスも楽しみにしています。
ではでは・・・・・

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25268Re:−兄と妹ー・第三十九章・過去・29・フィブリゾの部下の考えgure-to masa E-mail 2003/3/20 16:10:53
記事番号25259へのコメント

こんにちは!!
セフィクスの名前がでてきましたね。
それば、短いですが今日はこの辺で………

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25279Re:−兄と妹ー・第三十九章・過去・29・フィブリゾの部下の考えユア・ファンティン 2003/3/21 09:41:07
記事番号25268へのコメント


>こんにちは!!

こんにちわ

>セフィクスの名前がでてきましたね。

はい,名前のみですが・・・

>それば、短いですが今日はこの辺で………

はいありがとうございます。

>

トップに戻る
25280−兄と妹ー・第四十章・過去27・フィブリゾ様,ご乱心ユア・ファンティン 2003/3/21 10:32:38
記事番号25223へのコメント



「少々,お待ちください。」
獣王宮≪緑樹宮≫に着いた2人は,とある一室に通された。
しばらくして,ディスティアがその部屋に来た。
「久し振りね
 シェイナ,フィクス。」
「イ・ク・ス。」
「はいはい,フィクス」
「・・・・・・・(盛大な溜息)」
(久し振りですね。ディスティア様(^V^))
「本当にそうね。」
どうにかこうにか,立ち直ったフィクスは、
「じゃ,用件に入んぜ
 『何で,最近元気ないの?
  娘たちも会いたがってるから1度,もどりなよ。』と親父からだ。」
(また編み物教えてください
 前よりは私,うまくなったんだよ。)
「・・・・・分かった,行こう。」









その後、冥王主宮を訪れたディスティアは、冥王神官・将軍達との再会を喜び合った。
そして,その晩の事――。
「で,何の用?」
「特に何も。
 君に会いたかっただけ。」
ディスティアは,フィブリゾの執務室横の寝室に,呼び込まれ憎き情人の敵と向かい合う。
ディスティアが,寝台に座らされ,フィブリゾが,その向かいに立っている。
「・・・・・私のお前に対する感情知らぬわけでもあるまい?」
「もちろんね。
 ・・・でも,君は,僕に逆らえないだろう。」
「・・・・・・・・。」
トサッ
「――・・・!!」
ディスティアをフィブリゾが押し倒す。
「フィブリゾ・・・?」
フィブリゾは,ほとんど吐き出すように―泣いているようにすら聞こえる−こうディスティアの耳元でつぶやく。
「ディスティア
 僕は,君の事が好きだよ,欲しいよ。
 ・・・・・でも,君は,セレス兄様を滅ぼしたから嫌いなんだよね・・・。」
ディスティアは,それを黙って聞いている。
フィブリゾは,彼女を更に強く抱き締める。
「でも、僕は,ディスティアの傍にいたい。
 ずっと,傍にいたい・・・・・・・・・・。
 嫌ってもいいから,傍にいて欲しいんだよ。」
しばしの逡巡と沈黙。
「あ・・・・・なんでだろう。」
フィブリゾは涙を落とす
「・・・傍にいるだけだ・・・・・・。」
と答えるディスティア。





そして,翌朝
ティスナに見つかった(一番嫉妬深い将軍)・・・。
互いを抱き締め眠る2人を・・・。









+コメント+

ユ:フィブりんがどうしようもなく壊れました
冥:君がそうしたんだろう?
ユ:ま、そうだけど。
  それにしても,『一応』許してもらえて良かったね
冥:一応?
ユ:うん。
  感情で,納得してない部分があるからね。
冥:で、質問一ついい?
ユ:何?
冥:過去編終わってから本格始動って感じだよね。
ユ:そ・・・・っそれが?
冥:ノ−ト1冊,一章(数部)でどのくらい続くの?
ユ:多分,神魔が終わるまでで、
  ・・・・死神の章、囚われと和解の章,終結の章,それで3冊足らず
  降魔の章(仮)で1冊
  リナ達の章で、一冊足らず
  移ろいの章(番外編)で1冊だから・・・・・・・・・。
  本編は,全部で7冊(今3冊目)番外で1冊の予定
冥:長っ
  長すぎだし、あんまり僕の出番ないだろう?
ユ:死神と囚われと降魔には出番はある。
冥:他は?
ユ:ギクゥウッ
  み,皆様今回は,この辺で・
(ユアは,全力ダッシュで逃げる)
冥:こっこら,逃げんな
  ああと,読んでくれてありがとう。んじゃ。

(フィブリゾはユアの後を追う)



ユ:ぎゃあああぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁっぁ


(ユアの悲鳴があたりに響く
 しかし,無情にも幕は下りた)







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25283Re:−兄と妹ー・第四十章・過去27・フィブリゾ様,ご乱心颪月夜ハイドラント 2003/3/21 12:38:53
記事番号25280へのコメント

こんばんは

良いエキス出てまんなあ(何)
今日のフィブ君。
うちのにはもうこんなシーンなさそうだし・・・
まあそれ以前に中止されるかもだけど・・・

>「ディスティア
> 僕は,君の事が好きだよ,欲しいよ。
> ・・・・・でも,君は,セレス兄様を滅ぼしたから嫌いなんだよね・・・。」
吾がディスは純粋な嫌悪じゃろうなあ(だから何)

>冥:ノ−ト1冊,一章(数部)でどのくらい続くの?
>ユ:多分,神魔が終わるまでで、
>  ・・・・死神の章、囚われと和解の章,終結の章,それで3冊足らず
>  降魔の章(仮)で1冊
>  リナ達の章で、一冊足らず
>  移ろいの章(番外編)で1冊だから・・・・・・・・・。
>  本編は,全部で7冊(今3冊目)番外で1冊の予定
うわっ長いっすなああ。
がんばってください。

それでは・・・

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25287Re:−兄と妹ー・第四十章・過去27・フィブリゾ様,ご乱心ユア・ファンティン 2003/3/21 20:50:19
記事番号25283へのコメント


>こんばんは

こんばんわ

>
>良いエキス出てまんなあ(何)
>今日のフィブ君。

冥:どうも

>うちのにはもうこんなシーンなさそうだし・・・
>まあそれ以前に中止されるかもだけど・・・

できるかぎりがんばってください

>
>>「ディスティア
>> 僕は,君の事が好きだよ,欲しいよ。
>> ・・・・・でも,君は,セレス兄様を滅ぼしたから嫌いなんだよね・・・。」
>吾がディスは純粋な嫌悪じゃろうなあ(だから何)

こっちのは,純粋でもない・・・?

>
>>冥:ノ−ト1冊,一章(数部)でどのくらい続くの?
>>ユ:多分,神魔が終わるまでで、
>>  ・・・・死神の章、囚われと和解の章,終結の章,それで3冊足らず
>>  降魔の章(仮)で1冊
>>  リナ達の章で、一冊足らず
>>  移ろいの章(番外編)で1冊だから・・・・・・・・・。
>>  本編は,全部で7冊(今3冊目)番外で1冊の予定
>うわっ長いっすなああ。

話が広がちゃって

>がんばってください。

はい,がんばります。

>
>それでは・・・

それでは・・・・・・

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25284Re:−兄と妹ー・第四十章・過去27・フィブリゾ様,ご乱心gure-to masa E-mail 2003/3/21 13:50:48
記事番号25280へのコメント


>
>
>「少々,お待ちください。」
>獣王宮≪緑樹宮≫に着いた2人は,とある一室に通された。
>しばらくして,ディスティアがその部屋に来た。
>「久し振りね
> シェイナ,フィクス。」
>「イ・ク・ス。」
>「はいはい,フィクス」
>「・・・・・・・(盛大な溜息)」
確かに、ため息も出したくもなるだろうな。
>(久し振りですね。ディスティア様(^V^))
>「本当にそうね。」
仲良さそうですね。
>どうにかこうにか,立ち直ったフィクスは、
精神力強いんですね。
>「じゃ,用件に入んぜ
> 『何で,最近元気ないの?
>  娘たちも会いたがってるから1度,もどりなよ。』と親父からだ。」
>(また編み物教えてください
> 前よりは私,うまくなったんだよ。)
>「・・・・・分かった,行こう。」
深刻そうですね。
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>その後、冥王主宮を訪れたディスティアは、冥王神官・将軍達との再会を喜び合った。
セフィクスも含まれるんかな?
>そして,その晩の事――。
>「で,何の用?」
>「特に何も。
> 君に会いたかっただけ。」
>ディスティアは,フィブリゾの執務室横の寝室に,呼び込まれ憎き情人の敵と向かい合う。
>ディスティアが,寝台に座らされ,フィブリゾが,その向かいに立っている。
>「・・・・・私のお前に対する感情知らぬわけでもあるまい?」
>「もちろんね。
> ・・・でも,君は,僕に逆らえないだろう。」
>「・・・・・・・・。」
>トサッ
>「――・・・!!」
>ディスティアをフィブリゾが押し倒す。
>「フィブリゾ・・・?」
>フィブリゾは,ほとんど吐き出すように―泣いているようにすら聞こえる−こうディスティアの耳元でつぶやく。
>「ディスティア
> 僕は,君の事が好きだよ,欲しいよ。
> ・・・・・でも,君は,セレス兄様を滅ぼしたから嫌いなんだよね・・・。」
>ディスティアは,それを黙って聞いている。
>フィブリゾは,彼女を更に強く抱き締める。
>「でも、僕は,ディスティアの傍にいたい。
> ずっと,傍にいたい・・・・・・・・・・。
> 嫌ってもいいから,傍にいて欲しいんだよ。」
>しばしの逡巡と沈黙。
>「あ・・・・・なんでだろう。」
>フィブリゾは涙を落とす
>「・・・傍にいるだけだ・・・・・・。」
>と答えるディスティア。
ちょっとアダルトですな。
>
>
>
>
>
>そして,翌朝
>ティスナに見つかった(一番嫉妬深い将軍)・・・。
>互いを抱き締め眠る2人を・・・。
最悪ですね、浮気現場を妻に見つかった夫と愛人みたいですね
>
>
>
>
>
>
こんにちはです!!
何やら冥王軍も大変そうですね。
では、今日はこの辺で………

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25289Re:−兄と妹ー・第四十章・過去27・フィブリゾ様,ご乱心ユア・ファンティン 2003/3/21 22:23:21
記事番号25284へのコメント


>
>>
>>
>>「少々,お待ちください。」
>>獣王宮≪緑樹宮≫に着いた2人は,とある一室に通された。
>>しばらくして,ディスティアがその部屋に来た。
>>「久し振りね
>> シェイナ,フィクス。」
>>「イ・ク・ス。」
>>「はいはい,フィクス」
>>「・・・・・・・(盛大な溜息)」
>確かに、ため息も出したくもなるだろうな。

イ:アンタ,いい人だなあ


>>(久し振りですね。ディスティア様(^V^))
>>「本当にそうね。」
>仲良さそうですね。

シェ:うん,仲良いよ

>>どうにかこうにか,立ち直ったフィクスは、
>精神力強いんですね。

イ:じゃねえと親父となんてやってけねえし

>>「じゃ,用件に入んぜ
>> 『何で,最近元気ないの?
>>  娘たちも会いたがってるから1度,もどりなよ。』と親父からだ。」
>>(また編み物教えてください
>> 前よりは私,うまくなったんだよ。)
>>「・・・・・分かった,行こう。」
>深刻そうですね。

なんですよねえ

>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>その後、冥王主宮を訪れたディスティアは、冥王神官・将軍達との再会を喜び合った。
>セフィクスも含まれるんかな?

セフィ:一応そうなる。

>>そして,その晩の事――。
>>「で,何の用?」
>>「特に何も。
>> 君に会いたかっただけ。」
>>ディスティアは,フィブリゾの執務室横の寝室に,呼び込まれ憎き情人の敵と向かい合う。
>>ディスティアが,寝台に座らされ,フィブリゾが,その向かいに立っている。
>>「・・・・・私のお前に対する感情知らぬわけでもあるまい?」
>>「もちろんね。
>> ・・・でも,君は,僕に逆らえないだろう。」
>>「・・・・・・・・。」
>>トサッ
>>「――・・・!!」
>>ディスティアをフィブリゾが押し倒す。
>>「フィブリゾ・・・?」
>>フィブリゾは,ほとんど吐き出すように―泣いているようにすら聞こえる−こうディスティアの耳元でつぶやく。
>>「ディスティア
>> 僕は,君の事が好きだよ,欲しいよ。
>> ・・・・・でも,君は,セレス兄様を滅ぼしたから嫌いなんだよね・・・。」
>>ディスティアは,それを黙って聞いている。
>>フィブリゾは,彼女を更に強く抱き締める。
>>「でも、僕は,ディスティアの傍にいたい。
>> ずっと,傍にいたい・・・・・・・・・・。
>> 嫌ってもいいから,傍にいて欲しいんだよ。」
>>しばしの逡巡と沈黙。
>>「あ・・・・・なんでだろう。」
>>フィブリゾは涙を落とす
>>「・・・傍にいるだけだ・・・・・・。」
>>と答えるディスティア。
>ちょっとアダルトですな。

そうなっちゃいました。

>>
>>
>>
>>
>>
>>そして,翌朝
>>ティスナに見つかった(一番嫉妬深い将軍)・・・。
>>互いを抱き締め眠る2人を・・・。
>最悪ですね、浮気現場を妻に見つかった夫と愛人みたいですね

最悪ね,でもその表現・・・・

>>
>>
>>
>>
>>
>>
>こんにちはです!!

こんにちわ
>何やら冥王軍も大変そうですね。

ええ,大変です。

>では、今日はこの辺で………

それでは・・・・・・

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25314−兄と妹ー・第四十一章・赤の竜神の黄昏ユア・ファンティン 2003/3/23 11:51:26
記事番号25280へのコメント


1人の女性が薄闇の中玉座に座る。
その中にあっても女性の髪は,燃え立つ焔の色を保っていた。


「やめろ,もう出て来るな!!」
≪そうもいかないわ。
 貴女には,もう少し役に立ってもらわなくちゃねえ≫
「何を言う,お前は・・・・」
≪あら?何のことかしら?≫
「息子たち−イフリ−トとヘスティアの事だ」
≪ああ,あの混沌の双子の妹に恋したのと弟に恋した馬鹿な子達ね・・・・≫
「ああ、そうだ。」
裏に,別に人格がいたとはな・・・・・
「お前は,あの御方に逆らったも同然なんだぞ。」
≪貴女が、よ
 私は,貴女の−の因子が集まった存在。
 貴女とは、二心同体よ≫
「では、何故ヴェルエンを殺した?」
赤の竜神の中からする声は、それこそ『何を今更?』とでもいう風に高く哄笑する
≪別に良いじゃない≫
「ルナッ!!」
≪別に良いじゃないの
 ・・・・楽しければね・・・・≫





まだ、他の神々は、主神が狂ったことをしらない。
これから、神側は、どうなっていくのか・・・・




++++++++++++


時間がないので
後書きはカットです。


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25350−兄と妹ー・第四十二章・切なる祈り−序の章・完−ユア・ファンティン 2003/3/26 14:09:26
記事番号25280へのコメント


前々回で、過去編も終わった。
舞台は再び、ディスティアのテントに戻る



さて、後は、去っても良いけど・・・。
この子−ディスティアと話をして行こうか・・・
・・・それにしても、この子、あの女に殺された甥のヴェルエンに、どことなく似ているな・・・。
「ん・・・・・・」
(目が覚めたのね。)
「ミリルティ―ナ様?」
「そうよ、。
 どうだった、過去の夢は?」
「・・・・・・なんで・・・・」
「なんで?」
「何で、あんな夢・・・セレス兄様が死んだところをもう一度見せたんですか?」
「見せる事が必然
 見せらる事もまた必然。
 それが、貴方達双子の運命の理。」
私は、淡々と事実のみを述べる
「何故、私を知っている?」
(シャブ達位しか知らないはずだが)
「昔・・・・あの人が生きている時に、
 貴女の妹に猫にされた事がありましてね凸(^_^)
 その人も滅んだらしいけど・・・・」
そういえば、妹・・・メリルが滅ぶ原因の出来事が起こるの少し前−。






今から、数千年前−。(回想)


『ミリル姉様。』
『どうした、メリル、そんなに息を切らせて』
『ミリル姉様って、ディスちゃんの事知ってる?』
『運命管理対象・NO・8191のことか?』
『うん、その子と仲良くなったのよ。』
『そうか、私は、接触は出来ないからね。
 仲良くしてあげてね。』



でも、それから、間もなく『神魔大戦』と呼ばれる争いが激しくなっていった。
そして、ミリルは、私にとっての甥のヴェルエンと姪のオルンディ−ナを竜神と魔王に停戦を呼びかける使者として送った。



・・・姪は無事に戻ってきた。
でも、甥は、ヴァルエンは、無事には戻っては来なかった。
物言わぬ肉槐と成り果て戻ってきたのだった。
そのパ−ツを繋ぎ合わせて棺に収めた。
その棺に取りすがりメリルの目は、乾く日が一日たりともなかった。
『ヴェルエン・・・・貴女は、どこにも行かないって言ってくれたのに・・・・・・
 なんで、いなくなるの・・・・・・あの人みたいに・・・・・・
 お義母様に?・・・・・ヴェルエン・・・・』
そのまま、その場所を離れず、食べず眠らず弱っていった・・。
しまいには、自ら、滅んだ・・・・。





「・・・リルティ―ナ様。、ミリルティ―ナ様?」
回想に入っていったか・・・・・・・・
「すまない。
 お前に一つ聞きたい事がある。
 このまま、この三人の記憶を持たせたままにするか。
 それかお前以外の記憶を封じておくか、どっちか選びなさい。」
しばしの逡巡ののち、
「私以外の人の記憶を封じてください
 ・・・・・今は、私だけが知っていればいいと思うから・・・・。」
強い娘だ。
私にも、昔は、こんな時代があった
・・・・・ふふふ、今は掟に縛られているだけだけどね。
「わかったわ。」









               私は

             3人の記憶を
    
               封じた

               そして
               
             その場を去った











                            序の章・結





++++++++++++++++++++++++++++++++++


ユ:コメントは、遠慮させて頂きます。


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25352Re:−兄と妹ー・第四十二章・切なる祈り−序の章・完−颪月夜ハイドラント 2003/3/26 21:30:22
記事番号25350へのコメント

こんばんは

>・・・それにしても、この子、あの女に殺された甥のヴェルエンに、どことなく似ているな・・・。
聞いたことあるようなないような・・・

>『運命管理対象・NO・8191のことか?』
そのナンバー結構古い方?
運命なんて能力に性質に思想に他人の干渉と最初から概ね決まってるような気もしますけど・・・。
彼女等はその必然を変えるわけで、それを他人の干渉として扱えば、変えられた方が必然になる、と
何かわけ分かんないこと言ってすみません。

にしても複雑な話となるのでしょうかねえ。
私の話は明かしすぎ(まだ隠れた部分はあるけど)なのでその点では負けかも知れませんな。
でも壮大さならば・・・
まあ元々、ただのバトルものとして書いたので(最近は違ってるけど)そんなに気にすることではないですけど・・・。

それでは・・・

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25354Re:−兄と妹ー・第四十二章・切なる祈り−序の章・完−ユア・ファンティン 2003/3/26 21:54:47
記事番号25352へのコメント


>こんばんは

こんばんわ

>
>>・・・それにしても、この子、あの女に殺された甥のヴェルエンに、どことなく似ているな・・・。
>聞いたことあるようなないような・・・

ユ:あると思うますよ。
  I・FEEL〜あたりで

>
>>『運命管理対象・NO・8191のことか?』
>そのナンバー結構古い方?

ユ:なのかなあ

>運命なんて能力に性質に思想に他人の干渉と最初から概ね決まってるような気もしますけど・・・。

ミ:それを決めるのが我々の仕事・・・だった

>彼女等はその必然を変えるわけで、それを他人の干渉として扱えば、変えられた方が必然になる、と
>何かわけ分かんないこと言ってすみません。

ユ:楽しいからOK

>
>にしても複雑な話となるのでしょうかねえ。

ユ:なると思います。

>私の話は明かしすぎ(まだ隠れた部分はあるけど)なのでその点では負けかも知れませんな。

ユ:うみゅみゅ、たしかに

>でも壮大さならば・・・

ゆ:そっちが勝ってますね

>まあ元々、ただのバトルものとして書いたので(最近は違ってるけど)そんなに気にすることではないですけど・・・。

ユ:がんばってください

>
>それでは・・・
>

それではでは

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