◆−ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):プロローグ−D・S・ハイドラント (2002/11/26 15:54:04) No.23480
 ┣オリジナルキャラ募集−D・S・ハイドラント (2002/11/26 17:19:03) No.23481
 ┃┣Re:オリジナルキャラ募集−翠紅 (2002/11/26 19:30:37) No.23482
 ┃┃┗どうもありがとうございます。−D・S・ハイドラント (2002/11/26 19:52:01) No.23483
 ┃┣Re:オリジナルキャラ募集−陽月 (2002/11/26 20:03:37) No.23484
 ┃┃┗ありがとうございます−D・S・ハイドラント (2002/11/26 20:43:52) No.23485
 ┃┣Re:オリジナルキャラ募集−ユア・ファンティン (2002/11/26 20:45:51) No.23486
 ┃┃┗ありがとうございました−D・S・ハイドラント (2002/11/26 22:27:29) No.23490
 ┃┃ ┣すみません。(読む必要ないです)−D・S・ハイドラント (2002/11/26 22:47:27) No.23494
 ┃┃ ┗追記&訂正−ユア・ファンティン (2002/11/27 16:24:09) No.23499
 ┃┣Re:オリジナルキャラ募集−闇竜翔 (2002/11/26 21:24:52) No.23487
 ┃┃┗どうもお久しぶりです。−D・S・ハイドラント (2002/11/26 22:29:48) No.23491
 ┃┣オリキャラ募集ですか?−エモーション (2002/11/26 22:00:34) No.23488
 ┃┃┗思いっきりそうです。−D・S・ハイドラント (2002/11/26 22:31:22) No.23492
 ┃┗約束のディスちゃん・兄の設定です。−ユア・ファンティン (2002/11/27 16:46:21) No.23500
 ┃ ┗忘れていました−ユア・ファンティン (2002/11/27 16:56:34) No.23501
 ┣ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):1章:怒りのガーヴ−D・S・ハイドラント (2002/11/26 22:20:55) No.23489
 ┃┣皆様に大感謝です。−D・S・ハイドラント (2002/11/26 22:39:04) No.23493
 ┃┃┗Re:皆様に大感謝です。−エモーション (2002/11/27 20:11:59) No.23504
 ┃┃ ┗Re:皆様に大感謝です。−D・S・ハイドラント (2002/11/27 22:02:10) No.23506
 ┃┗ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):2章:冥王の最期−D・S・ハイドラント (2002/11/27 12:43:31) No.23496
 ┃ ┗Re:ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):2章:冥王の最期−ユア・ファンティン (2002/11/27 16:21:11) No.23498
 ┃  ┗Re:ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):2章:冥王の最期−D・S・ハイドラント (2002/11/27 16:57:38) No.23502
 ┣募集一応終了(でも終わってなかったり・・・)−D・S・ハイドラント (2002/11/28 14:19:12) No.23513
 ┣ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):3章:神と魔のプロローグ−D・S・ハイドラント (2002/11/28 18:32:46) No.23515
 ┃┣魔王と竜神の勢力−D・S・ハイドラント (2002/11/28 21:37:04) No.23522
 ┃┃┗嬉しいです&申し込み状−ユア・ファンティン (2002/11/28 21:56:29) No.23523
 ┃┗ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):4章:風の意味と愚かなこの身−D・S・ハイドラント (2002/11/30 18:16:23) No.23543
 ┃ ┣ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):5章?:アプロス−D・S・ハイドラント (2002/11/30 21:57:31) No.23549
 ┃ ┗Re:ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):4章:風の意味と愚かなこの身−ユア・ファンティン (2002/11/30 22:31:55) No.23552
 ┃  ┗Re: Re:ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):4章:風の意味と愚かなこの身−D・S・ハイドラント (2002/12/1 10:47:27) No.23562
 ┗ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):6章:弱き魔王−D・S・ハイドラント (2002/12/2 16:31:38) No.23577
  ┣Re:ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):6章:弱き魔王−ユア・ファンティン (2002/12/3 22:02:41) No.23600
  ┃┗Re:ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):6章:弱き魔王−D・S・ハイドラント (2002/12/3 22:05:33) No.23601
  ┗ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):7章:もう1人の冥王−D・S・ハイドラント (2002/12/6 21:38:41) No.23641


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23480ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):プロローグD・S・ハイドラント 2002/11/26 15:54:04


冥王の騎士があるのに無謀にも始める新作です。
タイトルで分かる通り(分かんねえよ)神魔戦争のお話です。
でもこの私が書くので、滅茶苦茶な話になります。
オリジナル要素が多分かなり多いです。
というか今回は大半オリジナルです。
L様ファンの方などはかなりご注意が必要だと思います。
それでは気を付けてください。























・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







 すべては虚無だった。

 永遠に無は無のままだ。

 だが無から有が現れた。

 無はそれを創りだしたのだ。

 無から有を創りだすそれは「虚無魔術」と呼ばれた。

 そう呼ぶのは意思ある存在、虚無に名など必要はない。

 そう創りだされた「原初の民」彼らがそう呼んだ。

 「原初の民」は虚無を有へと導いた。

 だがそれは虚無を侵すこととなる。

 虚無は怒った。

 そして虚無より生まれし、新たなる有、「悪魔」が創りだされた。

 悪魔は「原初の民」たちを襲った。

 だが「原初の民」もまた「天使」を生み出し、迎え撃った。

 これを「原初の民」は「天魔戦争」と呼んだ。

 両者は互角のまま、ともに倒れた。

 この戦いにより「原初の民」は壊滅寸前にまで追い込まれ、同時に虚無の虚無性が薄れ、混沌が生れた。

 両者は倒れたがともに滅びずに残った。

 そこで「原初の民」たちは「悪魔」の力を奪った。

 だが奪いきることは出来ずにかなりの力を結晶として手に入れることが出来たが、同時に「悪魔」を目覚めさせてしまった。

 「悪魔」は完全覚醒していない上に力をかなり奪われていたが、それでも「原初の民」たちに滅ぼすすべはなかった。

 奪った力を暴走させれば滅ぼすことも可能であろうが、それは自らの滅びも招くこととなる。

 だから「原初の民」逃げた。

 そして自らを精霊と化し、一時は逃れることが出来た。

 だが「悪魔」が完全に覚醒した。

 それにより「悪魔」は世界たちを見つけることが出来た。

 ただ幸運だったのは、「悪魔」が急な復活をさせられたために、精神が2つに分裂していたことだ。
 
 2つになった「悪魔」、金色の魔王はそれぞれ世界を滅ぼすための存在を世界に送った。

 そして2種類の存在は互いを滅ぼし合うこととなった。

 そしてこの世界でも・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続きはかなり遅れると思います。
逆にこっちのペースがいい場合、冥王の騎士が止まる恐れがあります。
それでは〜

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23481オリジナルキャラ募集D・S・ハイドラント 2002/11/26 17:19:03
記事番号23480へのコメント

神魔戦争ですけど、キャラの空白が多いので皆様に埋めていただこうと思い、募集します。

魔王側:冥王配下と海王配下(あんまり多いとやですが、特に人数制限なし、役職将軍、神官に限らず、詩人でも漫才師でも何でも結構です。)

神側:神族5人(神様が多すぎるのはどうかと思うので5人までです)
   高位竜族(黄金竜より上の竜族を募集、人数制限なし、竜の種類まで書いてください。)

ちなみにオリキャラに限ります。
後は大体自由です。
勝手に私が穴埋めするかも知れません。

それでは〜


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23482Re:オリジナルキャラ募集翠紅 2002/11/26 19:30:37
記事番号23481へのコメント

はじめまして。。。ですよね。うん。これでいいはず。。

オリキャラさん募集ということで。。
小説書かないくせに無駄に多い私のオリキャラさん使ってください。

ハクア(神族希望)
男。
髪の色は白銀で、眼は灰色。髪の長さはガウリイぐらいで。三つあみにしてます。
外見の年齢は18ぐらい。
身長は170。
服はブルーグレーの神官服みたいなやつ。
口調・・・一人称は「俺」で、ですます調。
性格は・・・おっとりしてます。でもキレると恐いです。

えっと、こんな漢字・・じゃない感じで。
よろしくおねがいします。

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23483どうもありがとうございます。D・S・ハイドラント 2002/11/26 19:52:01
記事番号23482へのコメント


>はじめまして。。。ですよね。うん。これでいいはず。。
ああ旧名で出会いましたよ。(元ドラマ・スライムです)
>
>オリキャラさん募集ということで。。
>小説書かないくせに無駄に多い私のオリキャラさん使ってください。
はいどうもありがとうございます。
>
>ハクア(神族希望)
>男。
>髪の色は白銀で、眼は灰色。髪の長さはガウリイぐらいで。三つあみにしてます。
>外見の年齢は18ぐらい。
>身長は170。
>服はブルーグレーの神官服みたいなやつ。
>口調・・・一人称は「俺」で、ですます調。
>性格は・・・おっとりしてます。でもキレると恐いです。
>
>えっと、こんな漢字・・じゃない感じで。
>よろしくおねがいします。
はい使わせていただきます。
書かれてない部分は適当に書きますがよろしいでしょうか。

それでは本当にありがとうございました。

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23484Re:オリジナルキャラ募集陽月 2002/11/26 20:03:37
記事番号23481へのコメント


こんばんは〜(ついさっきからラリホという挨拶を使いたくなってしまいましたがそこまでFF\の影響は受けたくないです。おハローは別として)

さて、( )内の余談は置いといて、オリキャラです。
いずれ白鯨に登場し、主人公の敵になるというキャラです。
魔族じゃないですが、魔族にしちゃってください。

海王配下の将軍を希望します。(白鯨のキャラですから(爆))

【名前】オリオン(某冬の代表正座からネーミングしました。意味はないです。というか名前つけたとき何を考えてたのか覚えてません。一年前ですから)
【性別】(魔族だから見た目になりますか)男です。
【(外見)年齢】18歳
【性格】かなり無口。冷たい。短気。
【容姿】髪は銀に近い薄い灰色。
    長さは……説明しずらいので例を出します:\のジタンくらい(待て)後ろでまとめてあるあたりもジタンのよう。
    つまり、色はクジャ(をい)。長さはジタンと言ったところですか(注:こんなこと書いてますが、設定を作った当時は\の影響は受けてませんでした。偶然です)
    瞳は元は赤ですが……魔王とかぶるので深緑にしてください。
    服装は白鯨の設定を思いっきり変えて、スレイヤーズ本編9巻で出たシェーラの将軍服の青ヴァージョンです。
    将軍希望ですので剣か槍か……どちらかにしてください。
【一人称】オレ、か、俺
【口調】当然上司には敬語でしょう。敵とか同僚とかにはタメ口で……わかりやすく言っちゃえば………某魔女の騎士…………(待て)性格は別としてです。




うわ長々と書いてしまいましたね。すみません。

ではこの辺で〜

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23485ありがとうございますD・S・ハイドラント 2002/11/26 20:43:52
記事番号23484へのコメント


>
>こんばんは〜(ついさっきからラリホという挨拶を使いたくなってしまいましたがそこまでFF\の影響は受けたくないです。おハローは別として)
まあ抵抗がんばってください。
>
>さて、( )内の余談は置いといて、オリキャラです。
>いずれ白鯨に登場し、主人公の敵になるというキャラです。
>魔族じゃないですが、魔族にしちゃってください。
はい。
>
>海王配下の将軍を希望します。(白鯨のキャラですから(爆))
将軍ですね(実は笑える役職を希望していた今日この頃)
>
>【名前】オリオン(某冬の代表正座からネーミングしました。意味はないです。というか名前つけたとき何を考えてたのか覚えてません。一年前ですから)
>【性別】(魔族だから見た目になりますか)男です。
>【(外見)年齢】18歳
>【性格】かなり無口。冷たい。短気。
>【容姿】髪は銀に近い薄い灰色。
>    長さは……説明しずらいので例を出します:\のジタンくらい(待て)後ろでまとめてあるあたりもジタンのよう。
>    つまり、色はクジャ(をい)。長さはジタンと言ったところですか(注:こんなこと書いてますが、設定を作った当時は\の影響は受けてませんでした。偶然です)
>    瞳は元は赤ですが……魔王とかぶるので深緑にしてください。
>    服装は白鯨の設定を思いっきり変えて、スレイヤーズ本編9巻で出たシェーラの将軍服の青ヴァージョンです。
>    将軍希望ですので剣か槍か……どちらかにしてください。
>【一人称】オレ、か、俺
>【口調】当然上司には敬語でしょう。敵とか同僚とかにはタメ口で……わかりやすく言っちゃえば………某魔女の騎士…………(待て)性格は別としてです。
はい承知いたしました。
>
>
>
>うわ長々と書いてしまいましたね。すみません。
>
>ではこの辺で〜
ではありがとうございました〜。

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23486Re:オリジナルキャラ募集ユア・ファンティン 2002/11/26 20:45:51
記事番号23481へのコメント



じゃあ協力します。
いつも読み逃げばかりじゃだめだと思いますし。


どっちでもいいです(魔族希望)
と言うより備考参照

名前:ディスティア・ペシュテル
性別:(外見は)女
戦場で呼ばれる名前:≪ディ・ブルーティヒ・ペシュテル≫
          (血まみれの風に運ばれた命)
外見:二十歳
実際:忘れた(本人談)
身長:190センチ
服は露出度の高い淡い緑のチャイナ風のドレス
  膝ぐらいまでのブ−ツ。
  その上から胸当てと肩当を装備している
外見:通常時は、青銀の髪、光加減によっては、金色に見えるオレンジの瞳
   非常時は、赤銀の髪、アイス・ブルーの瞳
武器:基本は、杖の形
   好むのはクレッシェンド・アックスとバスタード・ソード
   全部赤がかった白銀色  
   自分の歌(デス・ソング)
口調は、一人称・・俺もしくは、あたし
    すこし乱暴だが女言葉
性格:普段は、おっとりというかことなかれ主義もしくは、無関心
   血を見ると怖いです。
   戦場での呼び名はこの状態で。
備考:神族と魔族のハーフ。
   一説には、父はルビー・アイだとか。
   気まぐれに両軍を行き来している。
   魔族からは、尊敬されている
   神族には、疎まれていて受け入れられても腫れ物状態。
   尊敬の理由は、育ての親(実親は、生死不明)と自分を殺しに来た
   中級神族を一人で、一個中隊をほぼ全滅させたから
   一応兄は、神族サイド
   とりあえず今は、吟遊詩人(竪琴)として冥王のところにいる



長々となりました
兄の設定もいるようでしたらどうぞ言ってください

それでは。

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23490ありがとうございましたD・S・ハイドラント 2002/11/26 22:27:29
記事番号23486へのコメント


>
>
>じゃあ協力します。
>いつも読み逃げばかりじゃだめだと思いますし。
おおありがとうございます。
>
>
>どっちでもいいです(魔族希望)
>と言うより備考参照
>
>名前:ディスティア・ペシュテル
>性別:(外見は)女
>戦場で呼ばれる名前:≪ディ・ブルーティヒ・ペシュテル≫
>          (血まみれの風に運ばれた命)
>外見:二十歳
>実際:忘れた(本人談)
>身長:190センチ
>服は露出度の高い淡い緑のチャイナ風のドレス
>  膝ぐらいまでのブ−ツ。
>  その上から胸当てと肩当を装備している
>外見:通常時は、青銀の髪、光加減によっては、金色に見えるオレンジの瞳
>   非常時は、赤銀の髪、アイス・ブルーの瞳
>武器:基本は、杖の形
>   好むのはクレッシェンド・アックスとバスタード・ソード
>   全部赤がかった白銀色  
>   自分の歌(デス・ソング)
>口調は、一人称・・俺もしくは、あたし
>    すこし乱暴だが女言葉
>性格:普段は、おっとりというかことなかれ主義もしくは、無関心
>   血を見ると怖いです。
>   戦場での呼び名はこの状態で。
>備考:神族と魔族のハーフ。
この辺り結構酷い目、見そうですけどよろしいでしょうか。
>   一説には、父はルビー・アイだとか。
>   気まぐれに両軍を行き来している。
>   魔族からは、尊敬されている
>   神族には、疎まれていて受け入れられても腫れ物状態。
>   尊敬の理由は、育ての親(実親は、生死不明)と自分を殺しに来た
>   中級神族を一人で、一個中隊をほぼ全滅させたから
中級神族ですか・・・ごめんなさい神族って5人しかいないんです。
多すぎる多神を嫌う(のかなあ?)私だから・・・。
中級神族だと私のやつの高位竜族クラスかなあ?
>   一応兄は、神族サイド
>   とりあえず今は、吟遊詩人(竪琴)として冥王のところにいる
>
>
>
>長々となりました
>兄の設定もいるようでしたらどうぞ言ってください
よろしくお願いします。
>
>それでは。
はいどうもありがとうございました〜。

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23494すみません。(読む必要ないです)D・S・ハイドラント 2002/11/26 22:47:27
記事番号23490へのコメント

>多すぎる多神を嫌う(のかなあ?)私だから・・・。
とか言ってたけど冥王の騎士でかなりの多神でした。
まああれは崇拝される神ではなくて、ただ神という名前の生き物ですが・・・。

全然どうでも良いこと書いてすみません。
気にしないでください。

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23499追記&訂正ユア・ファンティン 2002/11/27 16:24:09
記事番号23490へのコメント


>
>>
>>
>>じゃあ協力します。
>>いつも読み逃げばかりじゃだめだと思いますし。
>おおありがとうございます。
>>
>>
>>どっちでもいいです(魔族希望)
>>と言うより備考参照
>>
>>名前:ディスティア・ペシュテル
>>性別:(外見は)女
>>戦場で呼ばれる名前:≪ディ・ブルーティヒ・ペシュテル≫
>>          (血まみれの風に運ばれた命)
>>外見:二十歳
>>実際:忘れた(本人談)
>>身長:190センチ
>>服は露出度の高い淡い緑のチャイナ風のドレス
>>  膝ぐらいまでのブ−ツ。
>>  その上から胸当てと肩当を装備している
>>外見:通常時は、青銀の髪、光加減によっては、金色に見えるオレンジの瞳
>>   非常時は、赤銀の髪、アイス・ブルーの瞳
>>武器:基本は、杖の形
>>   好むのはクレッシェンド・アックスとバスタード・ソード
>>   全部赤がかった白銀色  
>>   自分の歌(デス・ソング)
>>口調は、一人称・・俺もしくは、あたし
>>    すこし乱暴だが女言葉
>>性格:普段は、おっとりというかことなかれ主義もしくは、無関心
>>   血を見ると怖いです。
>>   戦場での呼び名はこの状態で。
>>備考:神族と魔族のハーフ。
>この辺り結構酷い目、見そうですけどよろしいでしょうか。

本人は、魔族と人の子としか知らない
母が、神であったことも
兄がいることも知らない

>>   一説には、父はルビー・アイだとか。
>>   気まぐれに両軍を行き来している。
>>   魔族からは、尊敬されている
>>   神族には、疎まれていて受け入れられても腫れ物状態。
>>   尊敬の理由は、育ての親(実親は、生死不明)と自分を殺しに来た
>>   中級神族を一人で、一個中隊をほぼ全滅させたから
>中級神族ですか・・・ごめんなさい神族って5人しかいないんです。
>多すぎる多神を嫌う(のかなあ?)私だから・・・。
>中級神族だと私のやつの高位竜族クラスかなあ?

どれでお願いします

>>   一応兄は、神族サイド
>>   とりあえず今は、吟遊詩人(竪琴)として冥王のところにいる
>>
>>
>>
>>長々となりました
>>兄の設定もいるようでしたらどうぞ言ってください
>よろしくお願いします。
>>
>>それでは。
>はいどうもありがとうございました〜。

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23487Re:オリジナルキャラ募集闇竜翔 E-mail 2002/11/26 21:24:52
記事番号23481へのコメント


>神魔戦争ですけど、キャラの空白が多いので皆様に埋めていただこうと思い、募集します。

闇:かなり久々のような気がする・・・・

>ちなみにオリキャラに限ります。
>後は大体自由です。
>勝手に私が穴埋めするかも知れません。

闇:ほ〜い

>それでは〜

闇:では、竜族に一個入れておきます。


種族 時空竜
名前 トラインス・デュフェル
性別 男(オス?)
外見年齢 28歳
実際年齢 少なくとも一千年以上
人間体外見特徴 青い神官服、琥珀色の眼→だけど、切れると赤くなる。体格は結構がっしりしている。赤い髪。身長183センチ
竜型意見特徴 黒い眼。青い鱗。角は黒。大きさ、全長約20メートル
武器 なし(ナックル系統を使う時あり)
口調 丁寧。ただし、自分を指す時には俺
参考 空間を完全に操れる。時間を司どる。時空を少し操る事が出来る。他の力を使う事も可能。空間を捻じ曲げ、どこか帰れない所に飛ばすことが出来る(時空乱)
性格 優しい。まあ、頼れるリーダーのような人(者?)比較的戦いを好まない。属性は光と闇両方とも持っている。


闇:それでは、今回はこの辺で・・・・


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23491どうもお久しぶりです。D・S・ハイドラント 2002/11/26 22:29:48
記事番号23487へのコメント


>
>>神魔戦争ですけど、キャラの空白が多いので皆様に埋めていただこうと思い、募集します。
>
>闇:かなり久々のような気がする・・・・
はいお久しぶりです。
>
>>ちなみにオリキャラに限ります。
>>後は大体自由です。
>>勝手に私が穴埋めするかも知れません。
>
>闇:ほ〜い
>
>>それでは〜
>
>闇:では、竜族に一個入れておきます。
おお竜族ですか
>
>
>種族 時空竜
>名前 トラインス・デュフェル
>性別 男(オス?)
>外見年齢 28歳
>実際年齢 少なくとも一千年以上
>人間体外見特徴 青い神官服、琥珀色の眼→だけど、切れると赤くなる。体格は結構がっしりしている。赤い髪。身長183センチ
>竜型意見特徴 黒い眼。青い鱗。角は黒。大きさ、全長約20メートル
>武器 なし(ナックル系統を使う時あり)
>口調 丁寧。ただし、自分を指す時には俺
>参考 空間を完全に操れる。時間を司どる。時空を少し操る事が出来る。他の力を使う事も可能。空間を捻じ曲げ、どこか帰れない所に飛ばすことが出来る(時空乱)
>性格 優しい。まあ、頼れるリーダーのような人(者?)比較的戦いを好まない。属性は光と闇両方とも持っている。
結構強そうですね。
>
>
>闇:それでは、今回はこの辺で・・・・
はい。
どうもありがとうございました。
>

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23488オリキャラ募集ですか?エモーション E-mail 2002/11/26 22:00:34
記事番号23481へのコメント

こんばんは。
また大作を始めましたね〜。
オリキャラ募集ということなので、参加しまーす(笑)

名前:フィーン=コーラル
属性:神族
性別:女性。外見年齢:二十歳前後。
その他:見た目はおっとりとした品の良い娘さんなので、大抵の人は騙されるが、
物事の本質を鋭く指摘する、基本的に突っ込み体質。おっとりとした口調で、
理路整然と言いたいことをズバズバ言ってくる、案外はっきりした性格。
見た目で舐めてかかって論争仕掛けた相手に「そんな事も分からないなんて、
あなたは馬鹿なの? それとも馬鹿のフリをしているの?」とにっこり笑って訊ね、
相手を絶句させた話は語りぐさになっている。

……とりあえず、この程度にしておきます。あんまり細かくすると
扱いづらいでしょうから。

お気に召したら使ってください。ではこれで失礼します。

トップに戻る
23492思いっきりそうです。D・S・ハイドラント 2002/11/26 22:31:22
記事番号23488へのコメント


>こんばんは。
>また大作を始めましたね〜。
>オリキャラ募集ということなので、参加しまーす(笑)
大作を2つ兼ねるのは無謀ですがこっちは気楽に書きます。
>
>名前:フィーン=コーラル
>属性:神族
>性別:女性。外見年齢:二十歳前後。
>その他:見た目はおっとりとした品の良い娘さんなので、大抵の人は騙されるが、
>物事の本質を鋭く指摘する、基本的に突っ込み体質。おっとりとした口調で、
>理路整然と言いたいことをズバズバ言ってくる、案外はっきりした性格。
>見た目で舐めてかかって論争仕掛けた相手に「そんな事も分からないなんて、
>あなたは馬鹿なの? それとも馬鹿のフリをしているの?」とにっこり笑って訊ね、
>相手を絶句させた話は語りぐさになっている。
>
>……とりあえず、この程度にしておきます。あんまり細かくすると
>扱いづらいでしょうから。
お心遣いどうもです。
>
>お気に召したら使ってください。ではこれで失礼します。
はいありがとうございます〜。

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23500約束のディスちゃん・兄の設定です。ユア・ファンティン 2002/11/27 16:46:21
記事番号23481へのコメント



ディスティア・兄の設定です。


本名:アルティア・ペシュテル
神がつけた名前:(備考参照)アル・シルヴィア
戦場での呼び名:ルシュフェリティク・シルヴィア≪輝ける風の精霊≫
性別:外見は男
年(外):22歳
年(実):1億過ぎ
身長:250センチ(デカッ)
服:白の神官服の上から暗紫の上着
  基本的に上記+白の手袋+藍のマント
外見:黒髪・妹と同じ瞳
武器:3Mぐらいの長剣
口調は、仲間以外には、慇懃無礼。やや優しい覇王ぽっい口調
    仲間には、優しい口調
性格:部下以外には冷酷残虐。
   与えられた任務はからなず成功させる。
備考:魔族と神族のハーフ(神様の親玉しか知らない)
   赤ん坊のころに育ての親の所から攫われ
   親玉に何も知らされずに育てれた。
   本人は、生粋の神族だと思っている
   ディスティアの双子の兄

   2人とも魔法の系統は、あってない全部の魔法が、使えると言う事で




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23501忘れていましたユア・ファンティン 2002/11/27 16:56:34
記事番号23500へのコメント


アルの一人称は普段は、私
      切れると、俺です。


すいませんでした


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23489ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):1章:怒りのガーヴD・S・ハイドラント 2002/11/26 22:20:55
記事番号23480へのコメント

 無数の光が虚空を駆けていく。
 よく見ればそれが鈍く銀に光る鉄の塊だと分かる。
 だがそれは陽の光よりも眩く輝いていた。
 そして流れる鉄たちは1つの目標を捉える。
 
 その体に衝撃が走った。
 コートに穴が空き、同時に焔のような髪から汗が滴る。
 「けっ奇襲とはやりやがるな、だが身分をわきまえろってんだ!」
 声と同時にどこからか悲鳴にも思える咆哮が届く。
 その方向には、鉄のような肌をした、竜が地に墜ちていく様が瞬間見えた。
 だが鉄の雨は止まない。
 「他人の力借りといて、いい顔してんじゃねえ!」
 両手に光の球が生れる。それは輝きを増し、赤く燃える焔となる。
 そして視線を移動させると、そこには先ほどと同じ姿の竜。
 鉄の肌にやけに発達した両腕、そしてその腕の両方の先同士に押さえられた金属の塊、鉄の弾を魔力の力により、放出する竜達の武器、≪銃≫である。
 とある神が創りだしたらしい・・・。(彼は神の名前を覚えるなどのことは一切していない)
 この竜自体は、銀鱗竜と言い、さほど強い竜でもない。
 鉄の肌を持ち、黄金竜と同等の戦闘能力を持つが、知能や魔力が低く、姿を変えることも出来ない。
 最も、姿を変える必要などないし、まずそんな稚芸が今役立つわけでもない。
 そして最も大きな致命点は自分との力の差だ。
 魔族の中でも高位中の高位、魔王の腹心でもある自分との力の差だ。
 「てめえら、竜は全く羨ましい、なんせ命があるからよ。越えられねえものも越える可能性がある。」 
 そこで言葉を切ると残酷な笑みを浮かべる。
 竜たちは脅えてか銃弾を発射することもない。
 「だが未来のねえやつにゃあ、可能性なんて、ねえんだぜ。」
 そして両手の焔の輝きが増し、
 「よくもラルタークを病院送りにしてくれたな!てめえら全員皆殺しだ。」
 だが次の瞬間浮かんだのは怒り。
 「違う・・・あれをやったのはエル・・・・。」
 「問答無用だ全員焼け死ね〜。」
 焔が天空を焼き尽くした。
 後には屍すら残らない。
 そして怒りが栓を抜いたように消えていく。
 「よしラルターク、仇(死んでもないし、滅びてもない)は取ったぜ。」
 魔竜王ガーヴは意気揚揚と帰還を果たした。

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23493皆様に大感謝です。D・S・ハイドラント 2002/11/26 22:39:04
記事番号23489へのコメント

凄いですオリキャラの数。
本当に信じられないくらいありがとうです。
皆様に大感謝です。
本当にありがとうございます。

特に神族はもう埋まりそうです。
私の設定の中では神族はちょうど魔王の腹心に当たる存在なので、5人ですが、まあ7〜8人には増やしてもいいかと・・・。
そして、魔竜王、冥王とあるように神族にもそんな感じで何か名前をつけたいのです。
〜神って感じでしょうかな
今までに出た神族でどうしてもこんな感じのを付けて欲しいとあればレスください。
無ければ私が勝手に付けちゃいます。

まあ結構自分勝手ですが、その辺りはどうかお見逃しください。
それでは本当に皆様ありがとうございました〜。

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23504Re:皆様に大感謝です。エモーション E-mail 2002/11/27 20:11:59
記事番号23493へのコメント

今日は出没早め(笑)こんばんは。

>そして、魔竜王、冥王とあるように神族にもそんな感じで何か名前をつけたいのです。
>〜神って感じでしょうかな
>今までに出た神族でどうしてもこんな感じのを付けて欲しいとあればレスください。
>無ければ私が勝手に付けちゃいます。
要するに某ソードワールドで言うところのマーファ(大地母神)、ファリス(至高神)、
マイリー(戦神)、チャ・ザ(幸運の神)、ラーダ(知識の神)みたいな感じですね?
スレ世界の神話形態で、至高神や大地母神は世界観違いすぎだろうけど、知識の神や
戦神はあってもおかしくないと思います。大地母神の代わりに生命の神とか。
1つ間違うと子宝祈願の神になりかねないけど(笑)

>
>まあ結構自分勝手ですが、その辺りはどうかお見逃しください。
預けたらあとは、そちらに任せます。というか、そのために創ったキャラなので、
文句は言いませんよ。勝手に使われたのならともかく、今回の条件で相手に
預けた以上、後から文句言うのはルール違反だと個人的には思ってるので。

あと、フィーンの設定書き忘れ1つあるんです。ここで追加して良いですか?
書き忘れ→「筋を通さないのは嫌い」……イメージ的に「十二国記」の珠晶様並の
筋を通す、が頭にあったので。あそこまで勝ち気でキツイ言い方はしないけど。
(スレで近いのはリナかなあ? 似てるようで違うけど)

>それでは本当に皆様ありがとうございました〜。
では、がんばってくださーい。

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23506Re:皆様に大感謝です。D・S・ハイドラント 2002/11/27 22:02:10
記事番号23504へのコメント


>今日は出没早め(笑)こんばんは。
こんばんは〜。
>
>>そして、魔竜王、冥王とあるように神族にもそんな感じで何か名前をつけたいのです。
>>〜神って感じでしょうかな
>>今までに出た神族でどうしてもこんな感じのを付けて欲しいとあればレスください。
>>無ければ私が勝手に付けちゃいます。
>要するに某ソードワールドで言うところのマーファ(大地母神)、ファリス(至高神)、
>マイリー(戦神)、チャ・ザ(幸運の神)、ラーダ(知識の神)みたいな感じですね?
はいそんなかんじです。
>スレ世界の神話形態で、至高神や大地母神は世界観違いすぎだろうけど、知識の神や
>戦神はあってもおかしくないと思います。大地母神の代わりに生命の神とか。
>1つ間違うと子宝祈願の神になりかねないけど(笑)
なるほど・・・。
>
>>
>>まあ結構自分勝手ですが、その辺りはどうかお見逃しください。
>預けたらあとは、そちらに任せます。というか、そのために創ったキャラなので、
>文句は言いませんよ。勝手に使われたのならともかく、今回の条件で相手に
>預けた以上、後から文句言うのはルール違反だと個人的には思ってるので。
そうでしたか。
そうなれば私が決めさせていただきます。
>
>あと、フィーンの設定書き忘れ1つあるんです。ここで追加して良いですか?
>書き忘れ→「筋を通さないのは嫌い」……イメージ的に「十二国記」の珠晶様並の
>筋を通す、が頭にあったので。あそこまで勝ち気でキツイ言い方はしないけど。
>(スレで近いのはリナかなあ? 似てるようで違うけど)
はい分かりました。
>
>>それでは本当に皆様ありがとうございました〜。
>では、がんばってくださーい。
わざわざありがとうございました。

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23496ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):2章:冥王の最期D・S・ハイドラント 2002/11/27 12:43:31
記事番号23489へのコメント

「甘い、甘すぎる。」
天に浮かぶ少年。
夜空の蒼の髪がなびき、瞳の闇は冷徹にも激情にも思えた。
歳は10代の折り返しを少々過ぎた頃に思えるだろう。
少々、残虐そうにも見えるが、それでも見かけならば普通の少年である。
だが少年に映るものは普通ではない。
体をぐちゃぐちゃに引き裂かれて苦悶と怨念を撒き散らしながら墜ちていく竜たち。
そして少年からおぞましい感情の渦がまるで襲い掛かるように放出された。
「はははははは、君達は油断したようだ。でもどちらにしても君達は負けていたんだけど。ディスペア。」
その瞳が不意に1人の女を映す。
光を浴び黄金のように輝くそのオレンジの瞳は虚無を浮かべているようだ。
長身だが、見下ろすという感じではなく、ただこちらに向けているという感じだ。
「・・・。」
返事は来ない。
青く輝く銀の頭髪は冷たさを感じるが、表情の微妙な部分を感じ取れれば、それが彼女の本質ではないと分かる。
「まあいい。帰ろう。」
無言で項垂れるように頷くと、自然のそれとは少々違った淡い緑のチャイナドレスが微かに揺らされた。

空間が変わる。
先ほどまでの空の景色とは変わって、ただ闇だけが渦巻いている。
それは常に閉ざされた闇の空間であった。
だが・・・光が見えた。
「危ないディスペア。」
同時に閃光が闇に抗い切り輝くそれは止まずに光が逆巻き闇を巻き取った。
「君は逃げろ。僕はここで滅びることになるかも知れない。」
ディスペアというらしい女は動揺を浮かべながらも、空間を再び歪ませ、そして消えた。
「さてと僕では君には勝てない。けどかすり傷くらいは覚悟してもらおう。」
そう言うと少年から生れた闇が吠える。
それは無数の蛇の形を取り、それが空間を這いまわる。
やがてそれが爆発を起こし、闇が光の空間を浸食する。
そして暗闇に映し出された影。
「神族・・・じゃない。」
驚きながらもその安堵というものが浮かんでいた。
「だが貴様の覚悟を裏切ることはない。」
声は予想以上に冷たいものであった。
そして、それは少年を戦慄させるのに充分であった。
自分が恐怖を浮かべてる?
そんなはずはない。
自分に限って・・・。
だが声はひどく恐ろしい。
「僕は冥王(へル・マスター)だ。下賎な竜には負けられない。」
だがそれは動揺が恐怖が剥き出しになるほどの震えとともにであった。
「それが最期の言葉だな・・・。貴様は再び蘇ることのないよう完全に消し去ってやるわ!」
そして同時に苦悶・・・。
「ぐっ・・・。」
「くはははは、俺は魔族一の戦闘者、冥王アプロスを滅ぼした。邪悪な魔を駆逐するのは臆病者の神族でも愚かな赤の竜神でもない。」
少年、アプロスは自らの崩壊を感じながらも、それを聞き続け、影を睨み続けた。
「ましてや我が友ブリガミアなどでもない。世界の覇者はこの俺エル―――。」
そこで滅びの刻が来た。
魔王の最強の腹心、冥王アプロスはこの時滅びを受けた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ユア・ファンティンさんすみません。
あんなのになってしましました。

今回、冥王アプロスというキャラが出ましたが、フィブリゾもちゃんと出ます。
御安心を・・・。

それでは〜

ちなみに冥王アプロス

外見年齢:16,7

容姿:夜空のような髪に闇のように黒い瞳、フィブリゾに全体的に似た容姿。

力:魔族一の戦闘者であり、赤眼の魔王に次ぐ力を持つ。

性格:冷静沈着だが、好戦的。
残虐で負の感情の欲求は魔族一強い。

備考:実はフィブリゾの双子の兄。
すでに滅びた。

、とこんな感じです。
まあもう登場しないでしょうが・・・。

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23498Re:ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):2章:冥王の最期ユア・ファンティン 2002/11/27 16:21:11
記事番号23496へのコメント


>「甘い、甘すぎる。」
>天に浮かぶ少年。
>夜空の蒼の髪がなびき、瞳の闇は冷徹にも激情にも思えた。
>歳は10代の折り返しを少々過ぎた頃に思えるだろう。
>少々、残虐そうにも見えるが、それでも見かけならば普通の少年である。
>だが少年に映るものは普通ではない。

ユ:少し怖い

>体をぐちゃぐちゃに引き裂かれて苦悶と怨念を撒き散らしながら墜ちていく竜たち。

ゴ:おいしい感情だな

>そして少年からおぞましい感情の渦がまるで襲い掛かるように放出された。
>「はははははは、君達は油断したようだ。でもどちらにしても君達は負けていたんだけど。ディスペア。」

ユ:ディスティアです。

>その瞳が不意に1人の女を映す。
>光を浴び黄金のように輝くそのオレンジの瞳は虚無を浮かべているようだ。
>長身だが、見下ろすという感じではなく、ただこちらに向けているという感じだ。

ユ:ほぼイメージどうり。

>「・・・。」
>返事は来ない。
>青く輝く銀の頭髪は冷たさを感じるが、表情の微妙な部分を感じ取れれば、それが彼女の本質ではないと分かる。

ユ:確かに魔族としては優しすぎる子
  でも、神族としては残酷な子って言う設定だもの。
  入れてないのに凄いですね。

>「まあいい。帰ろう。」
>無言で項垂れるように頷くと、自然のそれとは少々違った淡い緑のチャイナドレスが微かに揺らされた。
>
>空間が変わる。
>先ほどまでの空の景色とは変わって、ただ闇だけが渦巻いている。
>それは常に閉ざされた闇の空間であった。
>だが・・・光が見えた。
>「危ないディスペア。」
>同時に閃光が闇に抗い切り輝くそれは止まずに光が逆巻き闇を巻き取った。
>「君は逃げろ。僕はここで滅びることになるかも知れない。」
>ディスペアというらしい女は動揺を浮かべながらも、空間を再び歪ませ、そして消えた。

ユ:ここもあっていますよ。
  ネタばれなんで詳しく言えませんけど
  この子心をある程度許した人には、
  こう言うふうに感情をちょこ−と見せるんですよ。

>「さてと僕では君には勝てない。けどかすり傷くらいは覚悟してもらおう。」
>そう言うと少年から生れた闇が吠える。
>それは無数の蛇の形を取り、それが空間を這いまわる。
>やがてそれが爆発を起こし、闇が光の空間を浸食する。
>そして暗闇に映し出された影。
>「神族・・・じゃない。」
>驚きながらもその安堵というものが浮かんでいた。
>「だが貴様の覚悟を裏切ることはない。」

ユ:ディスちゃんの心壊れたな・・・・

>声は予想以上に冷たいものであった。
>そして、それは少年を戦慄させるのに充分であった。
>自分が恐怖を浮かべてる?
>そんなはずはない。
>自分に限って・・・。
>だが声はひどく恐ろしい。
>「僕は冥王(へル・マスター)だ。下賎な竜には負けられない。」
>だがそれは動揺が恐怖が剥き出しになるほどの震えとともにであった。
>「それが最期の言葉だな・・・。貴様は再び蘇ることのないよう完全に消し去ってやるわ!」
>そして同時に苦悶・・・。
>「ぐっ・・・。」
>「くはははは、俺は魔族一の戦闘者、冥王アプロスを滅ぼした。邪悪な魔を駆逐するのは臆病者の神族でも愚かな赤の竜神でもない。」
>少年、アプロスは自らの崩壊を感じながらも、それを聞き続け、影を睨み続けた。
>「ましてや我が友ブリガミアなどでもない。世界の覇者はこの俺エル―――。」
>そこで滅びの刻が来た。
>魔王の最強の腹心、冥王アプロスはこの時滅びを受けた。

ディ:アプロス・・・・・?

>
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>ユア・ファンティンさんすみません。
>あんなのになってしましました。
>
>今回、冥王アプロスというキャラが出ましたが、フィブリゾもちゃんと出ます。
>御安心を・・・。
>
>それでは〜
>
>ちなみに冥王アプロス
>
>外見年齢:16,7
>
>容姿:夜空のような髪に闇のように黒い瞳、フィブリゾに全体的に似た容姿。
>
>力:魔族一の戦闘者であり、赤眼の魔王に次ぐ力を持つ。
>
>性格:冷静沈着だが、好戦的。
>残虐で負の感情の欲求は魔族一強い。
>
>備考:実はフィブリゾの双子の兄。
>すでに滅びた。
>
>、とこんな感じです。
>まあもう登場しないでしょうが・・・。

ありがとうございました。
ディスちゃんが出るお話(予定では、『神魔戦争によって分かたれた兄妹』)
なるべく早く書き上げてみますのでその時はよろしく。


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23502Re:ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):2章:冥王の最期D・S・ハイドラント 2002/11/27 16:57:38
記事番号23498へのコメント


>
>>「甘い、甘すぎる。」
>>天に浮かぶ少年。
>>夜空の蒼の髪がなびき、瞳の闇は冷徹にも激情にも思えた。
>>歳は10代の折り返しを少々過ぎた頃に思えるだろう。
>>少々、残虐そうにも見えるが、それでも見かけならば普通の少年である。
>>だが少年に映るものは普通ではない。
>
>ユ:少し怖い
怖い人ですし
>
>>体をぐちゃぐちゃに引き裂かれて苦悶と怨念を撒き散らしながら墜ちていく竜たち。
>
>ゴ:おいしい感情だな
です。
>
>>そして少年からおぞましい感情の渦がまるで襲い掛かるように放出された。
>>「はははははは、君達は油断したようだ。でもどちらにしても君達は負けていたんだけど。ディスペア。」
>
>ユ:ディスティアです。
猛烈にすみません。
本当にすみませんでいた。
>
>>その瞳が不意に1人の女を映す。
>>光を浴び黄金のように輝くそのオレンジの瞳は虚無を浮かべているようだ。
>>長身だが、見下ろすという感じではなく、ただこちらに向けているという感じだ。
>
>ユ:ほぼイメージどうり。
ですか?
>
>>「・・・。」
>>返事は来ない。
>>青く輝く銀の頭髪は冷たさを感じるが、表情の微妙な部分を感じ取れれば、それが彼女の本質ではないと分かる。
>
>ユ:確かに魔族としては優しすぎる子
>  でも、神族としては残酷な子って言う設定だもの。
>  入れてないのに凄いですね。
そうなんですか?
>
>>「まあいい。帰ろう。」
>>無言で項垂れるように頷くと、自然のそれとは少々違った淡い緑のチャイナドレスが微かに揺らされた。
>>
>>空間が変わる。
>>先ほどまでの空の景色とは変わって、ただ闇だけが渦巻いている。
>>それは常に閉ざされた闇の空間であった。
>>だが・・・光が見えた。
>>「危ないディスペア。」
>>同時に閃光が闇に抗い切り輝くそれは止まずに光が逆巻き闇を巻き取った。
>>「君は逃げろ。僕はここで滅びることになるかも知れない。」
>>ディスペアというらしい女は動揺を浮かべながらも、空間を再び歪ませ、そして消えた。
>
>ユ:ここもあっていますよ。
>  ネタばれなんで詳しく言えませんけど
>  この子心をある程度許した人には、
>  こう言うふうに感情をちょこ−と見せるんですよ。
へえ本当なら大した偶然です。
>
>>「さてと僕では君には勝てない。けどかすり傷くらいは覚悟してもらおう。」
>>そう言うと少年から生れた闇が吠える。
>>それは無数の蛇の形を取り、それが空間を這いまわる。
>>やがてそれが爆発を起こし、闇が光の空間を浸食する。
>>そして暗闇に映し出された影。
>>「神族・・・じゃない。」
>>驚きながらもその安堵というものが浮かんでいた。
>>「だが貴様の覚悟を裏切ることはない。」
>
>ユ:ディスちゃんの心壊れたな・・・・
脆いんですか?
>
>>声は予想以上に冷たいものであった。
>>そして、それは少年を戦慄させるのに充分であった。
>>自分が恐怖を浮かべてる?
>>そんなはずはない。
>>自分に限って・・・。
>>だが声はひどく恐ろしい。
>>「僕は冥王(へル・マスター)だ。下賎な竜には負けられない。」
>>だがそれは動揺が恐怖が剥き出しになるほどの震えとともにであった。
>>「それが最期の言葉だな・・・。貴様は再び蘇ることのないよう完全に消し去ってやるわ!」
>>そして同時に苦悶・・・。
>>「ぐっ・・・。」
>>「くはははは、俺は魔族一の戦闘者、冥王アプロスを滅ぼした。邪悪な魔を駆逐するのは臆病者の神族でも愚かな赤の竜神でもない。」
>>少年、アプロスは自らの崩壊を感じながらも、それを聞き続け、影を睨み続けた。
>>「ましてや我が友ブリガミアなどでもない。世界の覇者はこの俺エル―――。」
>>そこで滅びの刻が来た。
>>魔王の最強の腹心、冥王アプロスはこの時滅びを受けた。
>
>ディ:アプロス・・・・・?
フィブちゃんにはこの後登場してもらいます。
まさか彼を滅ぼさせるわけにもいきませんし・・・。
まあやられ役その1とでも思ってください。
>
>>
>>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>ユア・ファンティンさんすみません。
>>あんなのになってしましました。
>>
>>今回、冥王アプロスというキャラが出ましたが、フィブリゾもちゃんと出ます。
>>御安心を・・・。
>>
>>それでは〜
>>
>>ちなみに冥王アプロス
>>
>>外見年齢:16,7
>>
>>容姿:夜空のような髪に闇のように黒い瞳、フィブリゾに全体的に似た容姿。
>>
>>力:魔族一の戦闘者であり、赤眼の魔王に次ぐ力を持つ。
>>
>>性格:冷静沈着だが、好戦的。
>>残虐で負の感情の欲求は魔族一強い。
>>
>>備考:実はフィブリゾの双子の兄。
>>すでに滅びた。
>>
>>、とこんな感じです。
>>まあもう登場しないでしょうが・・・。
>
>ありがとうございました。
>ディスちゃんが出るお話(予定では、『神魔戦争によって分かたれた兄妹』)
>なるべく早く書き上げてみますのでその時はよろしく。
はい承知いたしました。
どうもありがとうございました。
それではがんばってくださいね
>
>

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23513募集一応終了(でも終わってなかったり・・・)D・S・ハイドラント 2002/11/28 14:19:12
記事番号23480へのコメント

キャラが結構集まりました。
これも皆様のお陰です。
残りは自分で埋めていきますが、どーしてもという方はまだ募集一応受け付けますので・・・。

それでは〜

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23515ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):3章:神と魔のプロローグD・S・ハイドラント 2002/11/28 18:32:46
記事番号23480へのコメント

 その世界に神と魔が訪れて長い時を迎えている。
 すでに争いと安らぎを何度も繰り返した。
 まるで車輪の如く、終りなきように・・・。
 永遠の時を持つ神や魔に時を刻む意味などなかった。
 その世界には生命があった。
 世界の主たる精霊達の恩恵に育まれて育った命あるもの達。
 だが神の魔も、それに価値など見出さずに、それをただ獣と呼んだ。
 獣達は神や魔に目も向けられず、駆逐もされなかったが、注目も無論だ。
 神は自らの力を残した上で自らの手足であり、脳であり、兵である存在を生み出した。
 魔もまた同じく。
 そして互いに対立しあった。
 それが後に有名となる神魔戦争である。
 最初はただの小競り合いであった。
 下級のもの同士が相手を否定し、非難し、迫害し合った小さな波紋だけの平穏と呼べる時期・・・。
 だが波紋は波となりそれが大きく両者を対立させた。
 そして神王の直属の『神』呼ばれるもの達と、『王』の名を冠する魔王の腹心達も動き出し、ついにその日が来る。

 第一次、神魔王決戦
 神王である赤の竜神スィーフィードと魔王、赤眼の魔王シャブラニグドゥの激突である。
 大地は揺れ軋み、獣達は震えた。
 精霊達は怒り狂い、上天が焼け、そして世界は氷に閉ざされた。
 氷期が訪れ、始まりの獣達は死に絶えた。
 そして神も魔も疲弊し、一時休戦となった。
 その後争いがあろうとそれほど大きなものにはならなかった。
 だが時は戦火の再来を密かに刻み続けた。
 そして神々と魔王の腹心は動き出した。
 激しい戦いは再び巻き起こる。
 その中で最も活躍したのが冥王アプロスである。
 その戦いで多くの魔族や竜が滅び、神々も魔王の腹心も痛手を負った。
 そして再び休戦、そして今回は神と魔で和平条約を交わした。
 それにより再び、平和・・・しかしそれも崩れた。
 竜達の怪しげな動き、神の暗躍?そして倒れる高位の魔族達。
 そして最大の戦火は今始まる。

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23522魔王と竜神の勢力D・S・ハイドラント 2002/11/28 21:37:04
記事番号23515へのコメント

魔族サイド

魔王:赤眼の魔王シャブラニグドゥ

冥王:アプロス(殉職)
配下:冥神官、冥将軍(まだ未定)
特別冥王軍:フィブリゾ、ディスティア
フィブリゾ配下:冥宰相、冥王妃(こちらもまだ未定、役職名変わるかも)

魔竜王:ガーヴ
配下:竜将軍ラーシャート、竜神官ラルターク

獣王:ゼラス
配下:ゼロス
特別獣王軍:レイオン(詳しくは未定)

覇王:グラウシェラー
配下:覇王神官グロウ、覇王将軍シェーラ、覇王公爵ヒムド

海王:ダルフィン
配下:海王将軍オリオン・・・(他未定)

他中級、下級魔族


竜神族サイド

神王:赤の竜神スィーフィード

神族:ハクア、フィーン、アルティア・・・(他未定)

竜族
謎の竜:エルなんとか
長老:名前未定
将軍:ブリガミア

時空竜(精神):トラインス他
光翼竜(風)
白金竜(水)
烙焔竜(火)
金剛竜(土)

黄金竜
銀鱗竜

それでは〜

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23523嬉しいです&申し込み状ユア・ファンティン 2002/11/28 21:56:29
記事番号23522へのコメント


>魔族サイド
>
>魔王:赤眼の魔王シャブラニグドゥ
>
>冥王:アプロス(殉職)

ユ:ディスちゃん少し落ち込んでいたもんな

>配下:冥神官、冥将軍(まだ未定)

ユ:『ダイアリィ〜』用の神官・将軍ズの設定でよければ使います?

>特別冥王軍:フィブリゾ、ディスティア

ユ:おおっ、名前がある

>フィブリゾ配下:冥宰相、冥王妃(こちらもまだ未定、役職名変わるかも)
>
>魔竜王:ガーヴ
>配下:竜将軍ラーシャート、竜神官ラルターク
>
>獣王:ゼラス
>配下:ゼロス
>特別獣王軍:レイオン(詳しくは未定)
>
>覇王:グラウシェラー
>配下:覇王神官グロウ、覇王将軍シェーラ、覇王公爵ヒムド
>
>海王:ダルフィン
>配下:海王将軍オリオン・・・(他未定)

ユ:こっちも同上からお貸ししますがどういたしますか

>
>他中級、下級魔族
>
>
>竜神族サイド
>
>神王:赤の竜神スィーフィード
>
>神族:ハクア、フィーン、アルティア・・・(他未定)

ユ:アルちゃんは、生粋ではないです。

>
>竜族
>謎の竜:エルなんとか
>長老:名前未定
>将軍:ブリガミア
>
>時空竜(精神):トラインス他
>光翼竜(風)
>白金竜(水)
>烙焔竜(火)
>金剛竜(土)
>
>黄金竜
>銀鱗竜
>
>それでは〜

ユ:いくつか断片はあるけど
  話に合わないと言う事で闇にあるキャラがえっと約30人
  何々でどういうキャラがほしい(役職名のみでもOK)
  と言って下さればいくらでも差し上げますし。
  今お貸ししている2人のさらに詳しい設定も請求されたらレスします。

  D・S・ハイランドさんの作品楽しく読させて頂いています




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23543ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):4章:風の意味と愚かなこの身D・S・ハイドラント 2002/11/30 18:16:23
記事番号23515へのコメント

 風が優しく身を通り越していく。
 風ではない。
 風はないはずだ。
 世界の深淵までそれは届かない。
 届かないとなっていた。
 ならば感じるこれは何なのだろう。
 小さなものに心を揺さぶられる感覚。
 体の一部を失った錯覚。
 それは錯覚ではないのかも知れない。
 もしや自分はすでに滅びているのではないのだろうか。
 不動を常にしていればそんな考えも浮かんでくる。
 破滅の予感。
 そんなものも風ではないはずの何かに運ばれてくる。
 終焉・・・違うと思った。
 終りが見える。そして終りの向こうには・・・。
 ――未来。
 だがそれは冷たく凍てついた――絶望の未来。
 抽象的で実体のない感覚。
 情報だけが五感以外の中継で伝わる。
 否、この身に五感などあるのか?
 疑問に値しない。
 あると言えばあるし、否定するのならばそれでも問題ない。
 それより絶望の未来――それで良いのか。
 滅びはなくただ絶望がある。
 それも我が身にだけかも知れないのだ。
 それは許せない。
 胎動が7つそんな情報も伝わってきた。
 当然、それそのものでも声でも文字でもない――感覚として。
 その7つの内の1つが絶望。
 それが察知できる。
 そして刹那に浮かんだ絶望ではない滅び――ただし終焉でもない滅び。
 この身の――否、未来のこの身の滅び。
 この身ではないが、この身とも言える。
 そしてそれを見続けていけば滅びが見える。
 そう確信する。
 そう自らが下す滅び。
 だがそれは無情にも知ることは出来なかった。
 我等に似て非なる存在。
 同質のようでありながら全く異質で我等に劣る。
 だが劣るものばかりではなくどこかで勝っている。
 下等だが下等を駆逐する権限などない。
 ただ可能だ・・・。
 律しない限り可能だ。
 もともと律する意味もないが、駆逐の意味もない・・・。
 そう思えたのは一瞬・・・考えは変わる。
 たとえ王であっても・・・。
 違う、王だからか。
 そう狩りの必要がある。
 だが焦ることはない。
 まだ存在すらしていないのだから・・・。
 そうすべては未来。
 今はただ運命に――神なるそれではなく、母なる原初のそれに――流される。
 だが先に光があれば標に抗うだろう。
 未来を視るなどこの身に必要なことではない。
 未来を変える運命に生れたものでない限りは・・・。
 自分は違うのだから・・・。
 そう未来より今、過去の今ではなく、来うる近い未来、本当に近い未来、今、現在となる。
 「魔王様〜。」
 息を切らす?
 そんなはずはない。
 見間違いだろう。
 誇り高きこの我が?
 ・・・馬鹿らしい。
 小さな存在に過ぎぬ我が・・・。
 刻みに墜ちていく、不完全で中途半端な愚かなこの身。
 誇り高いはずなどない。
 少なくともその眼前に見える苦を知った少女よりは・・・。
 小さな存在だが、愚かなこの身より幾分勝る。
 価値としてでも存在としてでもない。
 それを通り越した。
 虚無と原初をも超越したところにあるこの身ではどれだけ時を刻もうと辿り着かない最果ての天秤。
 そんなことを考える時点で愚かなのかも知れない。
 「どうしたのだディスティアよ。」
 言葉を後悔した。だが彼女には伝わってはないし、その愚かな考えを理解はしないし、出来ないだろう。
 そう自分より上の存在に偉そうに口を聞いたなど・・・。
 理解出来るはずも無い。
 それにこの身も真に理解してはいけない。
 さすれば、未来を変える滅びとなりかねない。
 そう魔王シャブラニグドゥの早すぎた滅び・・・。
 だからそれをこの身から引き離し、感じられぬよう消し去った。
 そして言葉を待つ。
 時の刻みは遅い・・・。
 だが永遠は在り得ない。
 永遠があろうともそれによる停滞はないのだから・・・。
 停滞がないのなら言葉が来るはずだ。
 それを言葉と呼ぶかどうかの方がよほど議論の価値がある。
 その通り言葉は来た。
 「・・・アプロス様が。」
 その眼には涙。
 涙など在り得ないはずだ。
 否、涙など知識にないはず。
 なのにそこに在ってそれを理解している。
 その宝石の雫は落ちて儚く消えるが枯れることは感じさせない。
 そして風の意味を知った。

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23549ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):5章?:アプロスD・S・ハイドラント 2002/11/30 21:57:31
記事番号23543へのコメント

 空白・・・それすらも存在しない。
 白も黒もなくただ虚ろで、何も存在しない。
 時も刻まれず、流れず、密かに漏れることもない。
 虚無であった。
 時がない中で別に存在するその時の中には虚無が終り、存在が現れ、混沌が安定していった。
 だが安定したその世界はけして安定せず、混沌を望んだ。
 だから虚無から自分が創られた。
 そんな記憶がないが、そんなところなのだろう。
 今、分かった。
 ずっと前から分かっていたが、今本当に分かった。
 滅びた今・・・。
 ディスティア・・・・・。
 もう声はない。
 何もない。
 完全に消え去った。
 この身も本当に感じられているのか・・・。
 砕け散り、消えた。
 もう存在しないはず、これは錯覚か。
 虚無には意識があるのか?
 分からない。
 けど・・・僕は滅びた。
 ディスティア・・・フィブリゾを頼むよ。
 もう届くことはない。
 そう届くはずはないのだ。
 声など出ているはずはないのだから・・・。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 意味不明になってしまいました。
 終わり方もいまいち、と
 それでは〜

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23552Re:ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):4章:風の意味と愚かなこの身ユア・ファンティン 2002/11/30 22:31:55
記事番号23543へのコメント


> 風が優しく身を通り越していく。
> 風ではない。
> 風はないはずだ。
> 世界の深淵までそれは届かない。
> 届かないとなっていた。
> ならば感じるこれは何なのだろう。
> 小さなものに心を揺さぶられる感覚。
> 体の一部を失った錯覚。

ユ:虫の知らせ?

> それは錯覚ではないのかも知れない。
> もしや自分はすでに滅びているのではないのだろうか。
> 不動を常にしていればそんな考えも浮かんでくる。
> 破滅の予感。
> そんなものも風ではないはずの何かに運ばれてくる。
> 終焉・・・違うと思った。
> 終りが見える。そして終りの向こうには・・・。
> ――未来。
> だがそれは冷たく凍てついた――絶望の未来。
> 抽象的で実体のない感覚。
> 情報だけが五感以外の中継で伝わる。
> 否、この身に五感などあるのか?
> 疑問に値しない。
> あると言えばあるし、否定するのならばそれでも問題ない。

ユ:五感はなくても心はあります。

> それより絶望の未来――それで良いのか。
> 滅びはなくただ絶望がある。
> それも我が身にだけかも知れないのだ。
> それは許せない。
> 胎動が7つそんな情報も伝わってきた。
> 当然、それそのものでも声でも文字でもない――感覚として。
> その7つの内の1つが絶望。
> それが察知できる。
> そして刹那に浮かんだ絶望ではない滅び――ただし終焉でもない滅び。
> この身の――否、未来のこの身の滅び。
> この身ではないが、この身とも言える。
> そしてそれを見続けていけば滅びが見える。
> そう確信する。
> そう自らが下す滅び。
> だがそれは無情にも知ることは出来なかった。
> 我等に似て非なる存在。
> 同質のようでありながら全く異質で我等に劣る。
> だが劣るものばかりではなくどこかで勝っている。
> 下等だが下等を駆逐する権限などない。
> ただ可能だ・・・。
> 律しない限り可能だ。
> もともと律する意味もないが、駆逐の意味もない・・・。
> そう思えたのは一瞬・・・考えは変わる。
> たとえ王であっても・・・。

ユ:・・・・・。(涙目)

> 違う、王だからか。
> そう狩りの必要がある。
> だが焦ることはない。
> まだ存在すらしていないのだから・・・。
> そうすべては未来。
> 今はただ運命に――神なるそれではなく、母なる原初のそれに――流される。
> だが先に光があれば標に抗うだろう。
> 未来を視るなどこの身に必要なことではない。
> 未来を変える運命に生れたものでない限りは・・・。
> 自分は違うのだから・・・。
> そう未来より今、過去の今ではなく、来うる近い未来、本当に近い未来、今、現在となる。
> 「魔王様〜。」
> 息を切らす?
> そんなはずはない。
> 見間違いだろう。
> 誇り高きこの我が?
> ・・・馬鹿らしい。
> 小さな存在に過ぎぬ我が・・・。
> 刻みに墜ちていく、不完全で中途半端な愚かなこの身。
> 誇り高いはずなどない。
> 少なくともその眼前に見える苦を知った少女よりは・・・。
> 小さな存在だが、愚かなこの身より幾分勝る。
> 価値としてでも存在としてでもない。
> それを通り越した。
> 虚無と原初をも超越したところにあるこの身ではどれだけ時を刻もうと辿り着かない最果ての天秤。
> そんなことを考える時点で愚かなのかも知れない。
> 「どうしたのだディスティアよ。」
> 言葉を後悔した。だが彼女には伝わってはないし、その愚かな考えを理解はしないし、出来ないだろう。
> そう自分より上の存在に偉そうに口を聞いたなど・・・。
> 理解出来るはずも無い。
> それにこの身も真に理解してはいけない。
> さすれば、未来を変える滅びとなりかねない。
> そう魔王シャブラニグドゥの早すぎた滅び・・・。
> だからそれをこの身から引き離し、感じられぬよう消し去った。
> そして言葉を待つ。
> 時の刻みは遅い・・・。
> だが永遠は在り得ない。
> 永遠があろうともそれによる停滞はないのだから・・・。

ユ:・・・・・・・・・・・・。(滝涙)

> 停滞がないのなら言葉が来るはずだ。
> それを言葉と呼ぶかどうかの方がよほど議論の価値がある。
> その通り言葉は来た。
> 「・・・アプロス様が。」
> その眼には涙。
> 涙など在り得ないはずだ。
> 否、涙など知識にないはず。
> なのにそこに在ってそれを理解している。
> その宝石の雫は落ちて儚く消えるが枯れることは感じさせない。
> そして風の意味を知った。

ユ;この話よんだら、なんか涙止まらなくて何か切ないです・・・・・。

>


ユ:ディスちゃんの口調の件ですが、
  普段は、荒っぽい女言葉なんですが、
  冥王に対してだけあんな感じなんです。
  今書いている第四章(月曜か火曜に投稿予定)で少し明らかになるので
  詳しくはいえないんですけど・・・・・・・・
  すいません。
  キャラ足りない所があれば言って下さい  
  『−兄と妹とー』では全く使わないんで。
   それでは。

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23562Re: Re:ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):4章:風の意味と愚かなこの身D・S・ハイドラント 2002/12/1 10:47:27
記事番号23552へのコメント


>
>> 風が優しく身を通り越していく。
>> 風ではない。
>> 風はないはずだ。
>> 世界の深淵までそれは届かない。
>> 届かないとなっていた。
>> ならば感じるこれは何なのだろう。
>> 小さなものに心を揺さぶられる感覚。
>> 体の一部を失った錯覚。
>
>ユ:虫の知らせ?
そんなところです
>
>> それは錯覚ではないのかも知れない。
>> もしや自分はすでに滅びているのではないのだろうか。
>> 不動を常にしていればそんな考えも浮かんでくる。
>> 破滅の予感。
>> そんなものも風ではないはずの何かに運ばれてくる。
>> 終焉・・・違うと思った。
>> 終りが見える。そして終りの向こうには・・・。
>> ――未来。
>> だがそれは冷たく凍てついた――絶望の未来。
>> 抽象的で実体のない感覚。
>> 情報だけが五感以外の中継で伝わる。
>> 否、この身に五感などあるのか?
>> 疑問に値しない。
>> あると言えばあるし、否定するのならばそれでも問題ない。
>
>ユ:五感はなくても心はあります。
まあ心自体ですからねえ
>
>> それより絶望の未来――それで良いのか。
>> 滅びはなくただ絶望がある。
>> それも我が身にだけかも知れないのだ。
>> それは許せない。
>> 胎動が7つそんな情報も伝わってきた。
>> 当然、それそのものでも声でも文字でもない――感覚として。
>> その7つの内の1つが絶望。
>> それが察知できる。
>> そして刹那に浮かんだ絶望ではない滅び――ただし終焉でもない滅び。
>> この身の――否、未来のこの身の滅び。
>> この身ではないが、この身とも言える。
>> そしてそれを見続けていけば滅びが見える。
>> そう確信する。
>> そう自らが下す滅び。
>> だがそれは無情にも知ることは出来なかった。
>> 我等に似て非なる存在。
>> 同質のようでありながら全く異質で我等に劣る。
>> だが劣るものばかりではなくどこかで勝っている。
>> 下等だが下等を駆逐する権限などない。
>> ただ可能だ・・・。
>> 律しない限り可能だ。
>> もともと律する意味もないが、駆逐の意味もない・・・。
>> そう思えたのは一瞬・・・考えは変わる。
>> たとえ王であっても・・・。
>
>ユ:・・・・・。(涙目)
どうしました。
>
>> 違う、王だからか。
>> そう狩りの必要がある。
>> だが焦ることはない。
>> まだ存在すらしていないのだから・・・。
>> そうすべては未来。
>> 今はただ運命に――神なるそれではなく、母なる原初のそれに――流される。
>> だが先に光があれば標に抗うだろう。
>> 未来を視るなどこの身に必要なことではない。
>> 未来を変える運命に生れたものでない限りは・・・。
>> 自分は違うのだから・・・。
>> そう未来より今、過去の今ではなく、来うる近い未来、本当に近い未来、今、現在となる。
>> 「魔王様〜。」
>> 息を切らす?
>> そんなはずはない。
>> 見間違いだろう。
>> 誇り高きこの我が?
>> ・・・馬鹿らしい。
>> 小さな存在に過ぎぬ我が・・・。
>> 刻みに墜ちていく、不完全で中途半端な愚かなこの身。
>> 誇り高いはずなどない。
>> 少なくともその眼前に見える苦を知った少女よりは・・・。
>> 小さな存在だが、愚かなこの身より幾分勝る。
>> 価値としてでも存在としてでもない。
>> それを通り越した。
>> 虚無と原初をも超越したところにあるこの身ではどれだけ時を刻もうと辿り着かない最果ての天秤。
>> そんなことを考える時点で愚かなのかも知れない。
>> 「どうしたのだディスティアよ。」
>> 言葉を後悔した。だが彼女には伝わってはないし、その愚かな考えを理解はしないし、出来ないだろう。
>> そう自分より上の存在に偉そうに口を聞いたなど・・・。
>> 理解出来るはずも無い。
>> それにこの身も真に理解してはいけない。
>> さすれば、未来を変える滅びとなりかねない。
>> そう魔王シャブラニグドゥの早すぎた滅び・・・。
>> だからそれをこの身から引き離し、感じられぬよう消し去った。
>> そして言葉を待つ。
>> 時の刻みは遅い・・・。
>> だが永遠は在り得ない。
>> 永遠があろうともそれによる停滞はないのだから・・・。
>
>ユ:・・・・・・・・・・・・。(滝涙)
えっ泣くような内容ですか?
>
>> 停滞がないのなら言葉が来るはずだ。
>> それを言葉と呼ぶかどうかの方がよほど議論の価値がある。
>> その通り言葉は来た。
>> 「・・・アプロス様が。」
>> その眼には涙。
>> 涙など在り得ないはずだ。
>> 否、涙など知識にないはず。
>> なのにそこに在ってそれを理解している。
>> その宝石の雫は落ちて儚く消えるが枯れることは感じさせない。
>> そして風の意味を知った。
>
>ユ;この話よんだら、なんか涙止まらなくて何か切ないです・・・・・。
へえ全く感じなかったワタシは一体?
>
>>
>
>
>ユ:ディスちゃんの口調の件ですが、
>  普段は、荒っぽい女言葉なんですが、
>  冥王に対してだけあんな感じなんです。
へえそうなんですか?
>  今書いている第四章(月曜か火曜に投稿予定)で少し明らかになるので
>  詳しくはいえないんですけど・・・・・・・・
>  すいません。
>  キャラ足りない所があれば言って下さい 
もしよろしければ海王神官を・・・。 
>  『−兄と妹とー』では全く使わないんで。
>   それでは。
は〜い。
ありがとうございました。

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23577ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):6章:弱き魔王D・S・ハイドラント 2002/12/2 16:31:38
記事番号23480へのコメント

 「そうか・・・。」
 風が駆け抜ける錯覚。
 ここでは起こることのない風。
 「滅びてないことを願うばかりです。」
 その瞳は暗く、だが闇ではない。
 「それはない。アプロスは残念だがすでに滅びている。」
 自分がこんな状況ならばどうなのだろう。
 もし自分に魔という名の枷がはまりきっていなければ・・・。
 もしそんな自分が大切な人――魔族だが――を失ったら・・・。
 ディスティアはそれに否定せず、むしろそれを受け入れたように・・・。
 「今こそあの赤き竜を倒すときです。」
 血まみれの風に運ばれた命(ディ・ブルーティヒ・ペシュテル)はそれをその名の通りか、あるいは違うのか、激情を浮かべた目で魔族の王を見据えた。
 その双眸に悲しみがなければその通りだとう思えただろう。
 失ったものは大きい。
 それは彼女にだけより大きく感じられる。
 彼女が代わりに滅びていれば大きく違ったことになろう。
 アプロスが彼女の滅びを知ろうと、涙の一粒に値する悲しみなど持たぬに違いない。
 だが、それは完全な魔の力を持ってのことだ。
 もしこの身が魔の力を持たぬならば、彼女の状況ですでに滅びを迎えていただろう。
 だから彼女は強い。
 魔王たるこの身よりも・・・。
 認めてはいけない事実のはずだが、そう普遍的に思える。
 それを完全に受け入れているから・・・。
 もしかしたらこの身が世界で最も弱い存在なのかも知れない。
 絶対の力を持った魔の父はそうも思った。
 「その前に空いた冥王の座を継がせるものがいる。」
 そこで言葉に詰まる。
 本来ならば、前冥王であるアプロスの双子の弟フィブリゾに継がすべきなのだが・・・。
 迷い・・・。
 破滅を生むや知れぬ迷い・・・。
 ディスティアに継がせたい。
 心はそうだ。
 「フィブリゾに冥王位を授け、アプロス配下の2人を与える。」
 言葉となったのは心とは違う。
 なぜだ・・・心自体が言葉に違いない。
 この身は魔族なのだ。
 なぜそうなるのか・・・。
 迷い・・・か。
 「そしてディスティア、そなたも仕えよ。」
 「はい。」
 だがそれは同意とは言いがたい視線であった。

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23600Re:ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):6章:弱き魔王ユア・ファンティン 2002/12/3 22:02:41
記事番号23577へのコメント


> 「そうか・・・。」
> 風が駆け抜ける錯覚。
> ここでは起こることのない風。
> 「滅びてないことを願うばかりです。」
> その瞳は暗く、だが闇ではない。
> 「それはない。アプロスは残念だがすでに滅びている。」
> 自分がこんな状況ならばどうなのだろう。
> もし自分に魔という名の枷がはまりきっていなければ・・・。
> もしそんな自分が大切な人――魔族だが――を失ったら・・・。
> ディスティアはそれに否定せず、むしろそれを受け入れたように・・・。

ユ:こっちのディスちゃんみたいに、『死』に逃げないだけいいと思う

> 「今こそあの赤き竜を倒すときです。」
> 血まみれの風に運ばれた命(ディ・ブルーティヒ・ペシュテル)はそれをその名の通りか、あるいは違うのか、激情を浮かべた目で魔族の王を見据えた。
> その双眸に悲しみがなければその通りだとう思えただろう。
> 失ったものは大きい。
> それは彼女にだけより大きく感じられる。
> 彼女が代わりに滅びていれば大きく違ったことになろう。
> アプロスが彼女の滅びを知ろうと、涙の一粒に値する悲しみなど持たぬに違いない。
> だが、それは完全な魔の力を持ってのことだ。
> もしこの身が魔の力を持たぬならば、彼女の状況ですでに滅びを迎えていただろう。
> だから彼女は強い。

ユ:強く、脆い人ですね・・・

> 魔王たるこの身よりも・・・。
> 認めてはいけない事実のはずだが、そう普遍的に思える。
> それを完全に受け入れているから・・・。
> もしかしたらこの身が世界で最も弱い存在なのかも知れない。
> 絶対の力を持った魔の父はそうも思った。
> 「その前に空いた冥王の座を継がせるものがいる。」
> そこで言葉に詰まる。
> 本来ならば、前冥王であるアプロスの双子の弟フィブリゾに継がすべきなのだが・・・。
> 迷い・・・。
> 破滅を生むや知れぬ迷い・・・。
> ディスティアに継がせたい。

ユ:魔王とは何なのだろうか。って感じですね

> 心はそうだ。
> 「フィブリゾに冥王位を授け、アプロス配下の2人を与える。」
> 言葉となったのは心とは違う。
> なぜだ・・・心自体が言葉に違いない。
> この身は魔族なのだ。
> なぜそうなるのか・・・。
> 迷い・・・か。
> 「そしてディスティア、そなたも仕えよ。」
> 「はい。」
> だがそれは同意とは言いがたい視線であった。


ユ:キャラも、仕草も違うのに
  こっちのでディスちゃんに似ている感じです
  ・・・・余談ですが、ディスちゃんは、暴走しやすいので
  (今日八章まとめてたら、しちゃいました)
  しっかり手綱を締めてやってください
  それでは。

>

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23601Re:ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):6章:弱き魔王D・S・ハイドラント 2002/12/3 22:05:33
記事番号23600へのコメント


>
>> 「そうか・・・。」
>> 風が駆け抜ける錯覚。
>> ここでは起こることのない風。
>> 「滅びてないことを願うばかりです。」
>> その瞳は暗く、だが闇ではない。
>> 「それはない。アプロスは残念だがすでに滅びている。」
>> 自分がこんな状況ならばどうなのだろう。
>> もし自分に魔という名の枷がはまりきっていなければ・・・。
>> もしそんな自分が大切な人――魔族だが――を失ったら・・・。
>> ディスティアはそれに否定せず、むしろそれを受け入れたように・・・。
>
>ユ:こっちのディスちゃんみたいに、『死』に逃げないだけいいと思う
死に逃げるんですか
>
>> 「今こそあの赤き竜を倒すときです。」
>> 血まみれの風に運ばれた命(ディ・ブルーティヒ・ペシュテル)はそれをその名の通りか、あるいは違うのか、激情を浮かべた目で魔族の王を見据えた。
>> その双眸に悲しみがなければその通りだとう思えただろう。
>> 失ったものは大きい。
>> それは彼女にだけより大きく感じられる。
>> 彼女が代わりに滅びていれば大きく違ったことになろう。
>> アプロスが彼女の滅びを知ろうと、涙の一粒に値する悲しみなど持たぬに違いない。
>> だが、それは完全な魔の力を持ってのことだ。
>> もしこの身が魔の力を持たぬならば、彼女の状況ですでに滅びを迎えていただろう。
>> だから彼女は強い。
>
>ユ:強く、脆い人ですね・・・
ですねえ。
>
>> 魔王たるこの身よりも・・・。
>> 認めてはいけない事実のはずだが、そう普遍的に思える。
>> それを完全に受け入れているから・・・。
>> もしかしたらこの身が世界で最も弱い存在なのかも知れない。
>> 絶対の力を持った魔の父はそうも思った。
>> 「その前に空いた冥王の座を継がせるものがいる。」
>> そこで言葉に詰まる。
>> 本来ならば、前冥王であるアプロスの双子の弟フィブリゾに継がすべきなのだが・・・。
>> 迷い・・・。
>> 破滅を生むや知れぬ迷い・・・。
>> ディスティアに継がせたい。
>
>ユ:魔王とは何なのだろうか。って感じですね
そう思っているでしょう。
>
>> 心はそうだ。
>> 「フィブリゾに冥王位を授け、アプロス配下の2人を与える。」
>> 言葉となったのは心とは違う。
>> なぜだ・・・心自体が言葉に違いない。
>> この身は魔族なのだ。
>> なぜそうなるのか・・・。
>> 迷い・・・か。
>> 「そしてディスティア、そなたも仕えよ。」
>> 「はい。」
>> だがそれは同意とは言いがたい視線であった。
>
>
>ユ:キャラも、仕草も違うのに
>  こっちのでディスちゃんに似ている感じです
そうでしたか・・・。
>  ・・・・余談ですが、ディスちゃんは、暴走しやすいので
>  (今日八章まとめてたら、しちゃいました)
>  しっかり手綱を締めてやってください
はい。
>  それでは。
それでは〜4章読み逃げしててすみません。
レスありがとうございました〜
>
>>
>

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23641ハイドラント風大盛り神魔弁当680円(大嘘):7章:もう1人の冥王D・S・ハイドラント 2002/12/6 21:38:41
記事番号23577へのコメント

 赤き世界の精神世界でももっとも深い地。
 魔王の居城、『黄昏の隠り世』
 その絶対の地から伸びる瘴気の結晶体『常闇の大樹』
 その根の1つ1つに存在し、無数にして1つの闇の要塞にして宮殿。
 100をゆうに越える『冥王宮』達。
 その中の1つ、『冥王次宮』に彼はいた。
 
 豪華な皮のソファーに大理石を思わせる床。
 冷気が満ちており上空には闇。
 心地良さそうには見えないが微かな明かりは幻想的ではある。
 それに魔のものには闇や冷気が好まれるのだ。
 「ああアプロスまだかなあ。・・・あっライエル、もっと強く揉んで。」
 悪戯そうな笑みを浮かべ虚空に喋る。
 だがそれが自分に向けられたと分かった青年は文句1つ言わず、豪華なソファーに座る少年の肩を揉み続ける20前後の短い銀髪の美貌の男。
 輝石のような双眸の緑のある黄金は、欲に眩むものならば飛びつくような魅力。
 唇はどこか中性的な輝きで、地上の薄汚れたルビーなどとは比べられるだけでも恥じだ。
 上天の眩き陽を受けし雪のような上等な絹の服を身に付けており、体格はそれでいて意外に良い。
 彼こそが冥王アプロスの双子の弟、フィブリゾにより創られた、冥宰相ライエルである。
 気持ち良さそうにしている、歳が繰り上がっていくつか数えたほどの少年。
 黒、闇のそれではなく夜の空色に近い鮮やかな暗黒。
 ウェーブ掛かったその髪は艶もかなりのものだ。
 不完全ながらも、その全能的ではない突出的な美しさは神秘的ですらありながらも、引き寄せる力がある。
 暗闇の微かな光にエメラルドの光沢を放つ硝子のような脆さと、小悪魔的な魅力を兼ね備えた緑の双眸は誰であろうとその笑みを感じ取るだろう。
 背後から程よい瘴気を受けた少年のその笑いをどのように取るかはそれぞれなのだが・・・。
 服も少年的なもの、上質にはあまり見えないものだが、高貴さは背後の男とは比にならないだろう。
 不完全でありながら理想的でもある。
 それが冥王フィブリゾである。

 その左隣にはまた美貌。
 少年に同じく不完全で神秘的、鏡のように輝く、どんな黄金より美しい鮮やかな小麦色、それは雄大な情景を宿すように強く輝く。
 容貌は少年に似て美しく、歳はいくつか上だ。
 少女の脆さ、儚さ、あどけなさに気丈な雰囲気も香る。
 それは流れ、触れずとも隣の少年を刺激する。
 冥王妃シェイナ。
 言葉なくとも少年の笑顔と少女の微笑とで会話が伝わる。

 日常である。
 それは簡単に飽きるものでもない、100年でもさらなる刻みでも・・・。
 「あっライエル、魔造酒持ってきて♪」
 瞬時に肩の感覚が消え去る。
 そしてすぐに
 「お持ちいたしました。」
 短く言葉を終えると、瞬時に背後から1つの酒のボトルを差し出す。
 ラベルには『ルビー・アイ』と書かれている。
 「ありがと。」
 笑い、正面に向き直ると、隣の少女と笑顔を交わし、そして左手からグラスを生み出す。
 栓は自動的に抜け、真紅の液は空中でグラスに注がれる。
 心地良い安らぎの音だ。
 それを終えるとグラスが宙に浮かび、もう1つ左手からグラスが浮き上がる。
 それはボトルとともに宙を舞い、シェイナの元へ、移動途中でグラスは血の色で満たされる。
 2人は同時に飲み始め、フィブリゾは後に首を回し、今度は右手でグラスを生む。
 何のことか気付いたライエルは遠慮がちに首を振る。

 そのとき部屋に光が満ちた。
 そして3つの影・・・。

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