◆−第十九章 倒れし紅の魔術師−闇竜翔 (2002/11/23 19:11:20) No.23441
 ┣Re:第十九章 倒れし紅の魔術師−ユア・ファンティン (2002/11/23 21:03:53) No.23445
 ┃┗Re:第十九章 倒れし紅の魔術師−闇竜翔 (2002/11/23 21:36:48) No.23448
 ┣第二十章 消え行く命の炎−闇竜翔 (2002/11/23 23:46:42) No.23453
 ┃┗Re:第二十章 消え行く命の炎−ユア・ファンティン (2002/11/24 16:03:17) No.23460
 ┃ ┗Re:第二十章 消え行く命の炎−闇竜翔 (2002/11/24 17:36:48) No.23463
 ┣第二十一章 13−闇竜翔 (2002/12/2 18:04:39) No.23578
 ┃┗Re:第二十一章 13−ユア・ファンティン (2002/12/2 20:23:42) No.23579
 ┃ ┗Re:第二十一章 13−闇竜翔 (2002/12/4 12:29:05) No.23605
 ┗第二十二章 復活!魔術師の過去へ・・・・−闇竜翔 (2002/12/7 22:31:58) NEW No.23653


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23441第十九章 倒れし紅の魔術師闇竜翔 E-mail 2002/11/23 19:11:20


闇:紅の魔術師・・・・つまりスカーレットウィザードです
L:へ〜
闇:へ〜って・・・・それだけ?
L:それよりこっちの更新前々無かったわね
闇:ぎくっ!
L:ついでにいつ落ちたかさえ分からないし・・・・
闇:ぎくぎくぎく!
L:お仕置きねvv
闇:それだけはご勘弁を!
L:問答無用vvvvえいvvvv

ぎゃああああああああああぎゅううううううううう
(黒き風が爆流し、どこからか悲鳴が聞こえる)

L:さて、鬱陶しいのが消えたところで始めましょうか
#####################################
前回までのあらすじ

新しくある中学に入っていったこの物語の主人公の天真修君。
そこで、ガウリイ=ガブリエル君と挨拶を交わし、同じクラスになった。そしてその日放課後ガウリイと一緒に昼飯がてら御所に行き、そこで出会ったのは、金色の髪をもつ神々しいまでの女性だった。彼女は修に知識を、ガウリイに剣を授け消えた。修の従兄弟は金色の髪をもつ神々しいまでの女性に夢の中で会い、その日の放課後校長先生から呼び出しがかかる。そこで会ったのは、警視総監の田村とその秘書だった。
そして、話しているうちに特殊警察に入る事になった修とガウリイ。そして、三人目は修の従兄弟の大輔。そして、四人目にゼルガディス=グレイワーズが目覚め、試験勉強をしている所にデーモンが発生。その中でガウリイは見た。返り血で赤く染まりながら敵を切り裂く鬼神の修の姿を。
そして、目覚めた修から語られる過去の修の姿は悲しく、そしてとても直視できない現実だった。そして、話し終えた後の修は笑いを浮かべていた。悲しき、今にも泣きそうな笑いを・・・・
時は変わり、夏休み。修達は唐松岳という所に登る事になった。そして、修達は唐松岳に登る。そして、修は魔族の罠で崖から落ちてしまった。そして、ガウリイはルークとミリーナを覚醒させ、ルナがミリーナたちにつき、修の後を追いかけた。
その頃修は、恐るべき魔族の者、冥王フィブリゾと対面していた!
#####################################

「竜破斬!」
俺たちの戦いはこうして切って落とされた。
俺の放った竜破斬の赤き光が冥王に収縮し・・・・
パキイイイイイイイイン
ものすごくさわやかな音を立てて呪文が霧散する。
「無駄だよ」
冥王が言うが、これは予想済み。俺の本命はもう唱えている。そして、
「重破斬!」
黒き闇が触手を伸ばして冥王に迫りくる。もちろん不完全バージョンのほうだ。完全版なんて怖くて唱えれない。
黒き闇の触手は冥王を掴み消滅する。しかし、
「やっぱり無駄だよ」
そう言って俺の背後から出てくる冥王。お得意のトカゲの尻尾切りをやったようだ。そして、
どんっ
「がはっ」
背後から魔力弾で攻撃されて俺は数メートル飛ばされた挙句地面を滑る。
「おやおや、これでも手加減したんだよ」
そう軽やかに言う冥王。
「ふざけやがって」
俺はそう言ってサイクロンの安全装置をはずす。そして、全弾を一斉発射。ねらいは冥王の頭と両肩。つまり、トライアングルショット。
「僕達に物理攻撃は効かないよ」
フィブリゾがそう言って魔力弾を創り出す。しかし、魔族に物理攻撃が効かないのは知っている。だが、
「ぐわっ」
悲鳴をあげたのは冥王だった。
「もしかして・・・・」
片膝を突きながら冥王が言う。
「そうさ、弾丸には悪夢を統べし者の魔法陣が書かれているぜ」
そう、どうせ魔族と戦うだろうと思って前から用意しておいたのだ。持ってきていて正解だった。
「くっ、だけど調子に乗らないでね」
そう奴が言うと同時に俺の周りに表れる黒いプラズマ。
しかし、
「混沌壁!」
俺の悪夢を統べし者の魔法のうちの一つによって簡単防御する。そして、サイクロンの弾丸を一瞬で交換する。もちろん特殊弾丸にだ。
そして、混沌壁を解除して、もう一度冥王を狙った時嫌な予感がして突如真横に回避する。そして、突如襲い掛かる電撃の嵐。
「ぐわあっ」
すべては避けきれず、何本かの電撃を受け地面に倒れる俺。そして、
「ふんっ、何をやっているフィブリゾよ」
「グラウシェラー、ありがとうと言いたいところだけどこれは僕の仕事だよ」
冥王のほうを向くと、銀髪の一人の男が立っていた。さっきの話からすれば・・・・
「覇王グラウシェラーか・・・・」
さっきの電撃のせいで力が入らないがそう確かめる。すると、
「そうだ。我こそは覇王グラウシェラー。悪いが死んでもらう」
俺は最悪の状況に追い込まれた・・・・


「くそっ」
岩陰に隠れて俺は電撃をやり過ごし弾丸をうとうとしてまた電撃を避けるため岩に身を隠す。
「くすくす、意味無いよ」
見を隠した所に、一気に襲い掛かってくる冥王。
「竜破斬!」
早口で唱えて一気に術を解き放つ。と同時に真横に飛び、その最中に覇王を狙って弾丸を撃つ。
だが、覇王はことなげに空間移動して回避。そして、俺の背後に出てくる。しかし俺も俺で呪文を解き放つ。
「神滅斬!」
しかし、これも覇王はぎりぎりで回避。そして、俺に迫り狂う黒いプラズマ。
「斬!」
俺の一言と共に出されたラグナブレードのおかげでどうにかことなげ終える。そして、俺達は再びにらみ合いに入る。
互角に戦っているように見えるが、状況は完全に俺のほうが不利だった。
奴等は疲れるということが無い。
対して俺は、ガイヤでの事などがあるおかげで体力は通常の奴らよりかはある。だが、それももう限界だ。魔力も体力ももう少ししかない。今走って入れるのが不思議なぐらいだ。
この勝負、長引けば長引くだけ俺が不利になる。だが、短期で滅ぼすなんて事はで気ないのでどうしても長期決戦になる。つまりは、俺の不利。そして、俺の敗北につながる。しかし、こっちにはまだ一つの希望がある。
つまり、ガウリイ達の事である。
最後の希望があるうちは俺は戦いつづける。俺は息を整えて呪文を再開する。唱えるのは、今日四回目の発動の神滅斬。もうこれ以上は持たない。
しかし、俺の希望は次の瞬間壊された。
「そろそろ遊びも終わらすね」
冥王がそう言い、瞬間消える。そして、
どっ
俺の右胸から突き出る白い手、
「がはっ」
俺は地面に倒れた・・・・

続く・・・・

#####################################

闇:コメントは抜きにします。それではさようなら〜


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23445Re:第十九章 倒れし紅の魔術師ユア・ファンティン 2002/11/23 21:03:53
記事番号23441へのコメント


>闇:紅の魔術師・・・・つまりスカーレットウィザードです
>L:へ〜
>闇:へ〜って・・・・それだけ?
>L:それよりこっちの更新前々無かったわね

ユ:うんうん

>闇:ぎくっ!
>L:ついでにいつ落ちたかさえ分からないし・・・・
>闇:ぎくぎくぎく!
>L:お仕置きねvv
>闇:それだけはご勘弁を!
>L:問答無用vvvvえいvvvv
>
>ぎゃああああああああああぎゅううううううううう
>(黒き風が爆流し、どこからか悲鳴が聞こえる)
>
>L:さて、鬱陶しいのが消えたところで始めましょうか

ユ:鬱陶しいのって・・・・

>#####################################
>前回までのあらすじ
>
>新しくある中学に入っていったこの物語の主人公の天真修君。
>そこで、ガウリイ=ガブリエル君と挨拶を交わし、同じクラスになった。そしてその日放課後ガウリイと一緒に昼飯がてら御所に行き、そこで出会ったのは、金色の髪をもつ神々しいまでの女性だった。彼女は修に知識を、ガウリイに剣を授け消えた。修の従兄弟は金色の髪をもつ神々しいまでの女性に夢の中で会い、その日の放課後校長先生から呼び出しがかかる。そこで会ったのは、警視総監の田村とその秘書だった。
>そして、話しているうちに特殊警察に入る事になった修とガウリイ。そして、三人目は修の従兄弟の大輔。そして、四人目にゼルガディス=グレイワーズが目覚め、試験勉強をしている所にデーモンが発生。その中でガウリイは見た。返り血で赤く染まりながら敵を切り裂く鬼神の修の姿を。
>そして、目覚めた修から語られる過去の修の姿は悲しく、そしてとても直視できない現実だった。そして、話し終えた後の修は笑いを浮かべていた。悲しき、今にも泣きそうな笑いを・・・・
>時は変わり、夏休み。修達は唐松岳という所に登る事になった。そして、修達は唐松岳に登る。そして、修は魔族の罠で崖から落ちてしまった。そして、ガウリイはルークとミリーナを覚醒させ、ルナがミリーナたちにつき、修の後を追いかけた。
>その頃修は、恐るべき魔族の者、冥王フィブリゾと対面していた!
>#####################################
>
>「竜破斬!」
>俺たちの戦いはこうして切って落とされた。
>俺の放った竜破斬の赤き光が冥王に収縮し・・・・
>パキイイイイイイイイン
>ものすごくさわやかな音を立てて呪文が霧散する。

ユ:さ、さわやかっすか?

>「無駄だよ」
>冥王が言うが、これは予想済み。俺の本命はもう唱えている。そして、
>「重破斬!」
>黒き闇が触手を伸ばして冥王に迫りくる。もちろん不完全バージョンのほうだ。完全版なんて怖くて唱えれない。

ユ:世界が滅ぶしね。(笑顔で)

>黒き闇の触手は冥王を掴み消滅する。しかし、
>「やっぱり無駄だよ」
>そう言って俺の背後から出てくる冥王。お得意のトカゲの尻尾切りをやったようだ。そして、
>どんっ
>「がはっ」
>背後から魔力弾で攻撃されて俺は数メートル飛ばされた挙句地面を滑る。
>「おやおや、これでも手加減したんだよ」
>そう軽やかに言う冥王。
>「ふざけやがって」
>俺はそう言ってサイクロンの安全装置をはずす。そして、全弾を一斉発射。ねらいは冥王の頭と両肩。つまり、トライアングルショット。

ユ:足も狙えば『五芒星・ショット』だねえ。

>「僕達に物理攻撃は効かないよ」
>フィブリゾがそう言って魔力弾を創り出す。しかし、魔族に物理攻撃が効かないのは知っている。だが、
>「ぐわっ」
>悲鳴をあげたのは冥王だった。
>「もしかして・・・・」
>片膝を突きながら冥王が言う。
>「そうさ、弾丸には悪夢を統べし者の魔法陣が書かれているぜ」
>そう、どうせ魔族と戦うだろうと思って前から用意しておいたのだ。持ってきていて正解だった。

ユ:実際、対幽霊&悪魔には、ル―ン文字の入った銀の銃弾を使うらしいし。

>「くっ、だけど調子に乗らないでね」
>そう奴が言うと同時に俺の周りに表れる黒いプラズマ。
>しかし、
>「混沌壁!」
>俺の悪夢を統べし者の魔法のうちの一つによって簡単防御する。そして、サイクロンの弾丸を一瞬で交換する。もちろん特殊弾丸にだ。
>そして、混沌壁を解除して、もう一度冥王を狙った時嫌な予感がして突如真横に回避する。そして、突如襲い掛かる電撃の嵐。

ユ:まねっこ登場か

>「ぐわあっ」
>すべては避けきれず、何本かの電撃を受け地面に倒れる俺。そして、
>「ふんっ、何をやっているフィブリゾよ」
>「グラウシェラー、ありがとうと言いたいところだけどこれは僕の仕事だよ」
>冥王のほうを向くと、銀髪の一人の男が立っていた。さっきの話からすれば・・・・
>「覇王グラウシェラーか・・・・」
>さっきの電撃のせいで力が入らないがそう確かめる。すると、
>「そうだ。我こそは覇王グラウシェラー。悪いが死んでもらう」
>俺は最悪の状況に追い込まれた・・・・
>
>「くそっ」
>岩陰に隠れて俺は電撃をやり過ごし弾丸をうとうとしてまた電撃を避けるため岩に身を隠す。
>「くすくす、意味無いよ」
>見を隠した所に、一気に襲い掛かってくる冥王。
>「竜破斬!」
>早口で唱えて一気に術を解き放つ。と同時に真横に飛び、その最中に覇王を狙って弾丸を撃つ。
>だが、覇王はことなげに空間移動して回避。そして、俺の背後に出てくる。しかし俺も俺で呪文を解き放つ。
>「神滅斬!」
>しかし、これも覇王はぎりぎりで回避。そして、俺に迫り狂う黒いプラズマ。

ユ:緊迫したバトルシ−ン!!

>「斬!」
>俺の一言と共に出されたラグナブレードのおかげでどうにかことなげ終える。そして、俺達は再びにらみ合いに入る。
>互角に戦っているように見えるが、状況は完全に俺のほうが不利だった。
>奴等は疲れるということが無い。
>対して俺は、ガイヤでの事などがあるおかげで体力は通常の奴らよりかはある。だが、それももう限界だ。魔力も体力ももう少ししかない。今走って入れるのが不思議なぐらいだ。
>この勝負、長引けば長引くだけ俺が不利になる。だが、短期で滅ぼすなんて事はで気ないのでどうしても長期決戦になる。つまりは、俺の不利。そして、俺の敗北につながる。しかし、こっちにはまだ一つの希望がある。
>つまり、ガウリイ達の事である。
>最後の希望があるうちは俺は戦いつづける。俺は息を整えて呪文を再開する。唱えるのは、今日四回目の発動の神滅斬。もうこれ以上は持たない。

ユ:4回?リナでも最高2回なのに!!?

>しかし、俺の希望は次の瞬間壊された。
>「そろそろ遊びも終わらすね」
>冥王がそう言い、瞬間消える。そして、
>どっ
>俺の右胸から突き出る白い手、
>「がはっ」
>俺は地面に倒れた・・・・
>
>続く・・・・

ユ:修くんは助かるのか。
  ってか助かって欲しいし

>
>#####################################
>
>闇:コメントは抜きにします。それではさようなら〜
>
>
ユ:タロットの二十四話入れましたので
  それでは。

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23448Re:第十九章 倒れし紅の魔術師闇竜翔 E-mail 2002/11/23 21:36:48
記事番号23445へのコメント


>
>>闇:紅の魔術師・・・・つまりスカーレットウィザードです
>>L:へ〜
>>闇:へ〜って・・・・それだけ?
>>L:それよりこっちの更新前々無かったわね
>
>ユ:うんうん

闇:ううううう、すみませんでした〜

>>闇:ぎくっ!
>>L:ついでにいつ落ちたかさえ分からないし・・・・
>>闇:ぎくぎくぎく!
>>L:お仕置きねvv
>>闇:それだけはご勘弁を!
>>L:問答無用vvvvえいvvvv
>>
>>ぎゃああああああああああぎゅううううううううう
>>(黒き風が爆流し、どこからか悲鳴が聞こえる)
>>
>>L:さて、鬱陶しいのが消えたところで始めましょうか
>
>ユ:鬱陶しいのって・・・・

L:これ(闇竜)よ

>>#####################################
>>前回までのあらすじ
>>
>>新しくある中学に入っていったこの物語の主人公の天真修君。
>>そこで、ガウリイ=ガブリエル君と挨拶を交わし、同じクラスになった。そしてその日放課後ガウリイと一緒に昼飯がてら御所に行き、そこで出会ったのは、金色の髪をもつ神々しいまでの女性だった。彼女は修に知識を、ガウリイに剣を授け消えた。修の従兄弟は金色の髪をもつ神々しいまでの女性に夢の中で会い、その日の放課後校長先生から呼び出しがかかる。そこで会ったのは、警視総監の田村とその秘書だった。
>>そして、話しているうちに特殊警察に入る事になった修とガウリイ。そして、三人目は修の従兄弟の大輔。そして、四人目にゼルガディス=グレイワーズが目覚め、試験勉強をしている所にデーモンが発生。その中でガウリイは見た。返り血で赤く染まりながら敵を切り裂く鬼神の修の姿を。
>>そして、目覚めた修から語られる過去の修の姿は悲しく、そしてとても直視できない現実だった。そして、話し終えた後の修は笑いを浮かべていた。悲しき、今にも泣きそうな笑いを・・・・
>>時は変わり、夏休み。修達は唐松岳という所に登る事になった。そして、修達は唐松岳に登る。そして、修は魔族の罠で崖から落ちてしまった。そして、ガウリイはルークとミリーナを覚醒させ、ルナがミリーナたちにつき、修の後を追いかけた。
>>その頃修は、恐るべき魔族の者、冥王フィブリゾと対面していた!
>>#####################################
>>
>>「竜破斬!」
>>俺たちの戦いはこうして切って落とされた。
>>俺の放った竜破斬の赤き光が冥王に収縮し・・・・
>>パキイイイイイイイイン
>>ものすごくさわやかな音を立てて呪文が霧散する。
>
>ユ:さ、さわやかっすか?

闇:つまり、軽々と言う意味です

>>「無駄だよ」
>>冥王が言うが、これは予想済み。俺の本命はもう唱えている。そして、
>>「重破斬!」
>>黒き闇が触手を伸ばして冥王に迫りくる。もちろん不完全バージョンのほうだ。完全版なんて怖くて唱えれない。
>
>ユ:世界が滅ぶしね。(笑顔で)

L:う〜ん、まあ気が向いたら滅ぼすけどねvv

>>黒き闇の触手は冥王を掴み消滅する。しかし、
>>「やっぱり無駄だよ」
>>そう言って俺の背後から出てくる冥王。お得意のトカゲの尻尾切りをやったようだ。そして、
>>どんっ
>>「がはっ」
>>背後から魔力弾で攻撃されて俺は数メートル飛ばされた挙句地面を滑る。
>>「おやおや、これでも手加減したんだよ」
>>そう軽やかに言う冥王。
>>「ふざけやがって」
>>俺はそう言ってサイクロンの安全装置をはずす。そして、全弾を一斉発射。ねらいは冥王の頭と両肩。つまり、トライアングルショット。
>
>ユ:足も狙えば『五芒星・ショット』だねえ。

闇:ちょっと違うかな?

>>「僕達に物理攻撃は効かないよ」
>>フィブリゾがそう言って魔力弾を創り出す。しかし、魔族に物理攻撃が効かないのは知っている。だが、
>>「ぐわっ」
>>悲鳴をあげたのは冥王だった。
>>「もしかして・・・・」
>>片膝を突きながら冥王が言う。
>>「そうさ、弾丸には悪夢を統べし者の魔法陣が書かれているぜ」
>>そう、どうせ魔族と戦うだろうと思って前から用意しておいたのだ。持ってきていて正解だった。
>
>ユ:実際、対幽霊&悪魔には、ル―ン文字の入った銀の銃弾を使うらしいし。

闇:ふ〜ん、参考になりました

>>「くっ、だけど調子に乗らないでね」
>>そう奴が言うと同時に俺の周りに表れる黒いプラズマ。
>>しかし、
>>「混沌壁!」
>>俺の悪夢を統べし者の魔法のうちの一つによって簡単防御する。そして、サイクロンの弾丸を一瞬で交換する。もちろん特殊弾丸にだ。
>>そして、混沌壁を解除して、もう一度冥王を狙った時嫌な予感がして突如真横に回避する。そして、突如襲い掛かる電撃の嵐。
>
>ユ:まねっこ登場か

闇:真似ですか?(あれ?誰かの真似したかな?)

>>「ぐわあっ」
>>すべては避けきれず、何本かの電撃を受け地面に倒れる俺。そして、
>>「ふんっ、何をやっているフィブリゾよ」
>>「グラウシェラー、ありがとうと言いたいところだけどこれは僕の仕事だよ」
>>冥王のほうを向くと、銀髪の一人の男が立っていた。さっきの話からすれば・・・・
>>「覇王グラウシェラーか・・・・」
>>さっきの電撃のせいで力が入らないがそう確かめる。すると、
>>「そうだ。我こそは覇王グラウシェラー。悪いが死んでもらう」
>>俺は最悪の状況に追い込まれた・・・・
>>
>>「くそっ」
>>岩陰に隠れて俺は電撃をやり過ごし弾丸をうとうとしてまた電撃を避けるため岩に身を隠す。
>>「くすくす、意味無いよ」
>>見を隠した所に、一気に襲い掛かってくる冥王。
>>「竜破斬!」
>>早口で唱えて一気に術を解き放つ。と同時に真横に飛び、その最中に覇王を狙って弾丸を撃つ。
>>だが、覇王はことなげに空間移動して回避。そして、俺の背後に出てくる。しかし俺も俺で呪文を解き放つ。
>>「神滅斬!」
>>しかし、これも覇王はぎりぎりで回避。そして、俺に迫り狂う黒いプラズマ。
>
>ユ:緊迫したバトルシ−ン!!

闇:どうもこういうの書くと後が疲れる

>>「斬!」
>>俺の一言と共に出されたラグナブレードのおかげでどうにかことなげ終える。そして、俺達は再びにらみ合いに入る。
>>互角に戦っているように見えるが、状況は完全に俺のほうが不利だった。
>>奴等は疲れるということが無い。
>>対して俺は、ガイヤでの事などがあるおかげで体力は通常の奴らよりかはある。だが、それももう限界だ。魔力も体力ももう少ししかない。今走って入れるのが不思議なぐらいだ。
>>この勝負、長引けば長引くだけ俺が不利になる。だが、短期で滅ぼすなんて事はで気ないのでどうしても長期決戦になる。つまりは、俺の不利。そして、俺の敗北につながる。しかし、こっちにはまだ一つの希望がある。
>>つまり、ガウリイ達の事である。
>>最後の希望があるうちは俺は戦いつづける。俺は息を整えて呪文を再開する。唱えるのは、今日四回目の発動の神滅斬。もうこれ以上は持たない。
>
>ユ:4回?リナでも最高2回なのに!!?

闇:ですから、これ以上は持たないっていってるじゃないですか。多分五回目だったら、命をかけてのものになります

>>しかし、俺の希望は次の瞬間壊された。
>>「そろそろ遊びも終わらすね」
>>冥王がそう言い、瞬間消える。そして、
>>どっ
>>俺の右胸から突き出る白い手、
>>「がはっ」
>>俺は地面に倒れた・・・・
>>
>>続く・・・・
>
>ユ:修くんは助かるのか。
>  ってか助かって欲しいし

闇:さて、どうなるでしょうかふふふふふ

>>
>>#####################################
>>
>>闇:コメントは抜きにします。それではさようなら〜
>>
>>
>ユ:タロットの二十四話入れましたので
>  それでは。
>

闇:は〜い、ついさっきレス入れました。遅くなりすみませんでした

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23453第二十章 消え行く命の炎闇竜翔 E-mail 2002/11/23 23:46:42
記事番号23441へのコメント


闇:コメント無しで・・・・

#####################################
前回までのあらすじ

新しくある中学に入っていったこの物語の主人公の天真修君。
そこで、ガウリイ=ガブリエル君と挨拶を交わし、同じクラスになった。そしてその日放課後ガウリイと一緒に昼飯がてら御所に行き、そこで出会ったのは、金色の髪をもつ神々しいまでの女性だった。彼女は修に知識を、ガウリイに剣を授け消えた。修の従兄弟は金色の髪をもつ神々しいまでの女性に夢の中で会い、その日の放課後校長先生から呼び出しがかかる。そこで会ったのは、警視総監の田村とその秘書だった。
そして、話しているうちに特殊警察に入る事になった修とガウリイ。そして、三人目は修の従兄弟の大輔。そして、四人目にゼルガディス=グレイワーズが目覚め、試験勉強をしている所にデーモンが発生。その中でガウリイは見た。返り血で赤く染まりながら敵を切り裂く鬼神の修の姿を。
そして、目覚めた修から語られる過去の修の姿は悲しく、そしてとても直視できない現実だった。そして、話し終えた後の修は笑いを浮かべていた。悲しき、今にも泣きそうな笑いを・・・・
時は変わり、夏休み。修達は唐松岳という所に登る事になった。そして、修達は唐松岳に登る。そして、修は魔族の罠で崖から落ちてしまった。そして、ガウリイはルークとミリーナを覚醒させ、ルナがミリーナたちにつき、修の後を追いかけた。
その頃修は、恐るべき魔族の者、冥王フィブリゾと対面していた。しかし、互角の勝負をしていた冥王と修は覇王の参入によって一気に修の不利になる。そして、ついに巨大なる敵の前に紅の魔術師の体が地に落ちた。
#####################################

俺は地面に倒れた。しかし、
「ほら、ちゃんと立ってよ」
冥王に頭をつかまれて無理やり上体を起こされる。冥王は、笑っている。
「逃げれないように足は潰しておこうね」
そう冥王が言うと同時に、
べきっ
そう言う音がして右足に起こる激痛。
「・・・・・!」
俺は無言で声を上げる。
「ついでに左足も」
そう言って、左足を持ち上げ、
ぼきっぶしゅううううう
複雑骨折して骨が肉を突き抜けたのが解かった。
「これでよしっ」
そう言って俺の頭を離す冥王。
俺は思いっきり頭をぶつける。しかし、今はそんなような事を言ってる場合では無い。右手を貫通させれられた。つまり、今の俺の右の肺は潰されていて働かない。つまり、息ができないのだ。いや、息が抜けていくのだ。
「ふふふ、いつまで耐えれるかな?」
冥王が笑いながらそう言う。
「ふっ、一気に片付ければよかろう」
覇王がそう言って剣を抜くのを俺は目の端に見た。
両足を折られて、右の肺を潰され、ついに命を取られようとしている。
だが、俺は冷静だった。これが死の体感だって言うのかもしれない。自分の痛みより、冷静さのほうが勝っている。
『ホントにこれでよかったのだろうか・・・・』
俺は自分の中に疑問を解き放つ。
確かに、このままなら、俺は死ぬだろう。だが、自分のやりたい事だけはやってきたから心残りは無い。だが、本当にこれでいいのだろうか・・・・
そう思っているときに、覇王が剣を振りかぶった。その時、
「修!」
ガウリイの声が聞こえた。
「くっ、思ったより来るのが早かったな」
覇王がそう言う。
「しかし、一足遅かったようだな」
そう言って剣を振り落としてくる。しかし、俺の中にさっきのような死んでもいいと言う感情は消えた。
自分を大切にしてくれる者がいる。誇りにする人がいる。そして、何もかも投げ捨てて来てくれる友がいる。
俺はまだ死ねない。あいつにも再開してないのに死ねない。
俺はそう心に決めると、自分の中にある封印した闇を解放する。
そう、暗殺者時の最強の異名。キングオブアサシン。スカーレットウィザードの部分を・・・・
『リミッター1。解除』
紅の闇が一気に広がった。


覇王が剣を振り落とし、修の頭に当たる寸前、
修は左手だけの力で、一気に自分を押し、剣から身を離す。
「何!?」
覇王が驚きのあまり声を出す。しかし、修はその勢いを止めないまま転がり、地面に落ちているホークスを手に入れ、身体を一気に跳ねさせる。そして、
ばしゅっ
修の放ったホークスの魔力上乗せのレーザーが覇王の腕を貫通する。
「ぐわああああ」
そう言って片膝を突く覇王。しかし、修もそのままの反動でガウリイ達の方に飛んでいく。
「光よ!」
ガウリイが叫び、その剣から光が表れる。
「魔王剣!」
ルークも同じようにガウリイの後に続く。修は転がるりを止め、最終的にミリーナの足元につく。ミリーナが修の様子を見てうっと言う。
修の顔には死の影がもう立ち寄っていた。しかし、それを支えているのは、底抜けの希望そして執念。
ミリーナは一瞬笑い、
「再生」
さっきの知識にあった呪文を唱え修の傷を再生させていく。
「許せない」
ルナがそう言って立ち上がる。
「何が許せないんだ?」
冥王が笑いながら聞く。ルナは殺気を篭らせて言う。
「あんた達がよ!」
そう言って一気に冥王との間を詰める。
「よせ!やめろ!」
ガウリイがそう言う。
「奴には物理攻撃は効かないぞ!」
ルークもそう言う。しかし、ルナは走るのをやめない。
「ははははは」
冥王が笑い、ミリーナが目をつぶったその時、
「暁の剣よ!」
ルナが吠え、ルナの手に赤い色のついた剣が出現する。
「なにっ!?」
冥王が慌てて回避行動に移るが遅い!
ルナの持つ剣はやすやすと冥王の左手を落とした。

続く・・・・

#####################################

闇:コメントは次回に回させていただきます。それでは、さようなら〜

トップに戻る
23460Re:第二十章 消え行く命の炎ユア・ファンティン 2002/11/24 16:03:17
記事番号23453へのコメント


>
>闇:コメント無しで・・・・
>
>#####################################
>前回までのあらすじ
>
>新しくある中学に入っていったこの物語の主人公の天真修君。
>そこで、ガウリイ=ガブリエル君と挨拶を交わし、同じクラスになった。そしてその日放課後ガウリイと一緒に昼飯がてら御所に行き、そこで出会ったのは、金色の髪をもつ神々しいまでの女性だった。彼女は修に知識を、ガウリイに剣を授け消えた。修の従兄弟は金色の髪をもつ神々しいまでの女性に夢の中で会い、その日の放課後校長先生から呼び出しがかかる。そこで会ったのは、警視総監の田村とその秘書だった。
>そして、話しているうちに特殊警察に入る事になった修とガウリイ。そして、三人目は修の従兄弟の大輔。そして、四人目にゼルガディス=グレイワーズが目覚め、試験勉強をしている所にデーモンが発生。その中でガウリイは見た。返り血で赤く染まりながら敵を切り裂く鬼神の修の姿を。
>そして、目覚めた修から語られる過去の修の姿は悲しく、そしてとても直視できない現実だった。そして、話し終えた後の修は笑いを浮かべていた。悲しき、今にも泣きそうな笑いを・・・・
>時は変わり、夏休み。修達は唐松岳という所に登る事になった。そして、修達は唐松岳に登る。そして、修は魔族の罠で崖から落ちてしまった。そして、ガウリイはルークとミリーナを覚醒させ、ルナがミリーナたちにつき、修の後を追いかけた。
>その頃修は、恐るべき魔族の者、冥王フィブリゾと対面していた。しかし、互角の勝負をしていた冥王と修は覇王の参入によって一気に修の不利になる。そして、ついに巨大なる敵の前に紅の魔術師の体が地に落ちた。
>#####################################
>
>俺は地面に倒れた。しかし、
>「ほら、ちゃんと立ってよ」
>冥王に頭をつかまれて無理やり上体を起こされる。冥王は、笑っている。
>「逃げれないように足は潰しておこうね」
>そう冥王が言うと同時に、
>べきっ
>そう言う音がして右足に起こる激痛。
>「・・・・・!」
>俺は無言で声を上げる。
>「ついでに左足も」
>そう言って、左足を持ち上げ、
>ぼきっぶしゅううううう
>複雑骨折して骨が肉を突き抜けたのが解かった。

ユ:冥王ちゃん・・・・
  アンタ『ハ―メルンのバイオリン弾き』の冥王・ベ―ス並
  ・・・・いやそれ以上に愚劣で残虐だねい

>「これでよしっ」
>そう言って俺の頭を離す冥王。
>俺は思いっきり頭をぶつける。しかし、今はそんなような事を言ってる場合では無い。右手を貫通させれられた。つまり、今の俺の右の肺は潰されていて働かない。つまり、息ができないのだ。いや、息が抜けていくのだ。

ユ;どっかのまんがにもあったな・・・・。
  とすると余命30分程度。
  ・・・他の奴らは何してんだよ

>「ふふふ、いつまで耐えれるかな?」
>冥王が笑いながらそう言う。
>「ふっ、一気に片付ければよかろう」
>覇王がそう言って剣を抜くのを俺は目の端に見た。
>両足を折られて、右の肺を潰され、ついに命を取られようとしている。
>だが、俺は冷静だった。これが死の体感だって言うのかもしれない。自分の痛みより、冷静さのほうが勝っている。

ユ:あたしよりもク―ル&ビュ−ティだね・・・

>『ホントにこれでよかったのだろうか・・・・』
>俺は自分の中に疑問を解き放つ。
>確かに、このままなら、俺は死ぬだろう。だが、自分のやりたい事だけはやってきたから心残りは無い。だが、本当にこれでいいのだろうか・・・・

ユ:アンだろが、日本に来た目的果たしたんかい?

>そう思っているときに、覇王が剣を振りかぶった。その時、
>「修!」
>ガウリイの声が聞こえた。
>「くっ、思ったより来るのが早かったな」
>覇王がそう言う。
>「しかし、一足遅かったようだな」
>そう言って剣を振り落としてくる。しかし、俺の中にさっきのような死んでもいいと言う感情は消えた。
>自分を大切にしてくれる者がいる。誇りにする人がいる。そして、何もかも投げ捨てて来てくれる友がいる。

ユ:おっしゃ−。
  それでこそ天真修や
フェ:ま、マスタ―?
   ・・・だめだ・・・キレてる・・・・・(涙)

>俺はまだ死ねない。あいつにも再開してないのに死ねない。
>俺はそう心に決めると、自分の中にある封印した闇を解放する。
>そう、暗殺者時の最強の異名。キングオブアサシン。スカーレットウィザードの部分を・・・・
>『リミッター1。解除』

ユ:ネタばれだと思いますが、
  『リミッタ−2』とか在りますか?

>紅の闇が一気に広がった。
>
>
>覇王が剣を振り落とし、修の頭に当たる寸前、
>修は左手だけの力で、一気に自分を押し、剣から身を離す。
>「何!?」
>覇王が驚きのあまり声を出す。しかし、修はその勢いを止めないまま転がり、地面に落ちているホークスを手に入れ、身体を一気に跳ねさせる。そして、
>ばしゅっ
>修の放ったホークスの魔力上乗せのレーザーが覇王の腕を貫通する。

ユ:おおっ、高等技
  普通魔力って飛ばせないのに!!!!!????
  (そのままの形((炎などに変えない形))のこと)

>「ぐわああああ」
>そう言って片膝を突く覇王。しかし、修もそのままの反動でガウリイ達の方に飛んでいく。
>「光よ!」
>ガウリイが叫び、その剣から光が表れる。
>「魔王剣!」
>ルークも同じようにガウリイの後に続く。修は転がるりを止め、最終的にミリーナの足元につく。ミリーナが修の様子を見てうっと言う。
>修の顔には死の影がもう立ち寄っていた。しかし、それを支えているのは、底抜けの希望そして執念。

ゴ&ノ:私たちみたいに『死』を望むよりはね
    ・・・ずっといい

>ミリーナは一瞬笑い、
>「再生」
>さっきの知識にあった呪文を唱え修の傷を再生させていく。
>「許せない」
>ルナがそう言って立ち上がる。

ユ:修君に惚れているのかな?

>「何が許せないんだ?」
>冥王が笑いながら聞く。ルナは殺気を篭らせて言う。
>「あんた達がよ!」
>そう言って一気に冥王との間を詰める。
>「よせ!やめろ!」
>ガウリイがそう言う。
>「奴には物理攻撃は効かないぞ!」
>ルークもそう言う。しかし、ルナは走るのをやめない。
>「ははははは」
>冥王が笑い、ミリーナが目をつぶったその時、
>「暁の剣よ!」
>ルナが吠え、ルナの手に赤い色のついた剣が出現する。
>「なにっ!?」
>冥王が慌てて回避行動に移るが遅い!
>ルナの持つ剣はやすやすと冥王の左手を落とした。
>
>続く・・・・
>
>#####################################
>
>闇:コメントは次回に回させていただきます。それでは、さようなら〜
>

ユ:おもしろいです。
  こちらも「タロット〜」の二十五話入れましたので


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23463Re:第二十章 消え行く命の炎闇竜翔 E-mail 2002/11/24 17:36:48
記事番号23460へのコメント


>
>>
>>闇:コメント無しで・・・・
>>
>>#####################################
>>前回までのあらすじ
>>
>>新しくある中学に入っていったこの物語の主人公の天真修君。
>>そこで、ガウリイ=ガブリエル君と挨拶を交わし、同じクラスになった。そしてその日放課後ガウリイと一緒に昼飯がてら御所に行き、そこで出会ったのは、金色の髪をもつ神々しいまでの女性だった。彼女は修に知識を、ガウリイに剣を授け消えた。修の従兄弟は金色の髪をもつ神々しいまでの女性に夢の中で会い、その日の放課後校長先生から呼び出しがかかる。そこで会ったのは、警視総監の田村とその秘書だった。
>>そして、話しているうちに特殊警察に入る事になった修とガウリイ。そして、三人目は修の従兄弟の大輔。そして、四人目にゼルガディス=グレイワーズが目覚め、試験勉強をしている所にデーモンが発生。その中でガウリイは見た。返り血で赤く染まりながら敵を切り裂く鬼神の修の姿を。
>>そして、目覚めた修から語られる過去の修の姿は悲しく、そしてとても直視できない現実だった。そして、話し終えた後の修は笑いを浮かべていた。悲しき、今にも泣きそうな笑いを・・・・
>>時は変わり、夏休み。修達は唐松岳という所に登る事になった。そして、修達は唐松岳に登る。そして、修は魔族の罠で崖から落ちてしまった。そして、ガウリイはルークとミリーナを覚醒させ、ルナがミリーナたちにつき、修の後を追いかけた。
>>その頃修は、恐るべき魔族の者、冥王フィブリゾと対面していた。しかし、互角の勝負をしていた冥王と修は覇王の参入によって一気に修の不利になる。そして、ついに巨大なる敵の前に紅の魔術師の体が地に落ちた。
>>#####################################
>>
>>俺は地面に倒れた。しかし、
>>「ほら、ちゃんと立ってよ」
>>冥王に頭をつかまれて無理やり上体を起こされる。冥王は、笑っている。
>>「逃げれないように足は潰しておこうね」
>>そう冥王が言うと同時に、
>>べきっ
>>そう言う音がして右足に起こる激痛。
>>「・・・・・!」
>>俺は無言で声を上げる。
>>「ついでに左足も」
>>そう言って、左足を持ち上げ、
>>ぼきっぶしゅううううう
>>複雑骨折して骨が肉を突き抜けたのが解かった。
>
>ユ:冥王ちゃん・・・・
>  アンタ『ハ―メルンのバイオリン弾き』の冥王・ベ―ス並
>  ・・・・いやそれ以上に愚劣で残虐だねい

闇:愚劣で残虐って言うのは冥王ならではですからね

>>「これでよしっ」
>>そう言って俺の頭を離す冥王。
>>俺は思いっきり頭をぶつける。しかし、今はそんなような事を言ってる場合では無い。右手を貫通させれられた。つまり、今の俺の右の肺は潰されていて働かない。つまり、息ができないのだ。いや、息が抜けていくのだ。
>
>ユ;どっかのまんがにもあったな・・・・。
>  とすると余命30分程度。
>  ・・・他の奴らは何してんだよ

闇:う〜ん、余命三十分。普通はですがね

>>「ふふふ、いつまで耐えれるかな?」
>>冥王が笑いながらそう言う。
>>「ふっ、一気に片付ければよかろう」
>>覇王がそう言って剣を抜くのを俺は目の端に見た。
>>両足を折られて、右の肺を潰され、ついに命を取られようとしている。
>>だが、俺は冷静だった。これが死の体感だって言うのかもしれない。自分の痛みより、冷静さのほうが勝っている。
>
>ユ:あたしよりもク―ル&ビュ−ティだね・・・

闇:修は拷問などに慣れてますからね〜

>>『ホントにこれでよかったのだろうか・・・・』
>>俺は自分の中に疑問を解き放つ。
>>確かに、このままなら、俺は死ぬだろう。だが、自分のやりたい事だけはやってきたから心残りは無い。だが、本当にこれでいいのだろうか・・・・
>
>ユ:アンだろが、日本に来た目的果たしたんかい?

修:ぎくっ、忘れていた・・・・
闇:おい、あんさんそれでいいんかい?

>>そう思っているときに、覇王が剣を振りかぶった。その時、
>>「修!」
>>ガウリイの声が聞こえた。
>>「くっ、思ったより来るのが早かったな」
>>覇王がそう言う。
>>「しかし、一足遅かったようだな」
>>そう言って剣を振り落としてくる。しかし、俺の中にさっきのような死んでもいいと言う感情は消えた。
>>自分を大切にしてくれる者がいる。誇りにする人がいる。そして、何もかも投げ捨てて来てくれる友がいる。
>
>ユ:おっしゃ−。
>  それでこそ天真修や

修:応援ありがとう

>フェ:ま、マスタ―?
>   ・・・だめだ・・・キレてる・・・・・(涙)

闇:キレですか・・・・怖いですね〜(他人事)

>>俺はまだ死ねない。あいつにも再開してないのに死ねない。
>>俺はそう心に決めると、自分の中にある封印した闇を解放する。
>>そう、暗殺者時の最強の異名。キングオブアサシン。スカーレットウィザードの部分を・・・・
>>『リミッター1。解除』
>
>ユ:ネタばれだと思いますが、
>  『リミッタ−2』とか在りますか?

闇:あります。確か・・・・

>>紅の闇が一気に広がった。
>>
>>
>>覇王が剣を振り落とし、修の頭に当たる寸前、
>>修は左手だけの力で、一気に自分を押し、剣から身を離す。
>>「何!?」
>>覇王が驚きのあまり声を出す。しかし、修はその勢いを止めないまま転がり、地面に落ちているホークスを手に入れ、身体を一気に跳ねさせる。そして、
>>ばしゅっ
>>修の放ったホークスの魔力上乗せのレーザーが覇王の腕を貫通する。
>
>ユ:おおっ、高等技
>  普通魔力って飛ばせないのに!!!!!????
>  (そのままの形((炎などに変えない形))のこと)

闇:確かに・・・・まあ直接あの御方から知識貰ってますからね修は・・・・

>>「ぐわああああ」
>>そう言って片膝を突く覇王。しかし、修もそのままの反動でガウリイ達の方に飛んでいく。
>>「光よ!」
>>ガウリイが叫び、その剣から光が表れる。
>>「魔王剣!」
>>ルークも同じようにガウリイの後に続く。修は転がるりを止め、最終的にミリーナの足元につく。ミリーナが修の様子を見てうっと言う。
>>修の顔には死の影がもう立ち寄っていた。しかし、それを支えているのは、底抜けの希望そして執念。
>
>ゴ&ノ:私たちみたいに『死』を望むよりはね
>    ・・・ずっといい

闇:そりゃあまあ、死を望んだ時に、生きしものは本当の意味で死にますからね

>>ミリーナは一瞬笑い、
>>「再生」
>>さっきの知識にあった呪文を唱え修の傷を再生させていく。
>>「許せない」
>>ルナがそう言って立ち上がる。
>
>ユ:修君に惚れているのかな?

闇:多分・・・・

>>「何が許せないんだ?」
>>冥王が笑いながら聞く。ルナは殺気を篭らせて言う。
>>「あんた達がよ!」
>>そう言って一気に冥王との間を詰める。
>>「よせ!やめろ!」
>>ガウリイがそう言う。
>>「奴には物理攻撃は効かないぞ!」
>>ルークもそう言う。しかし、ルナは走るのをやめない。
>>「ははははは」
>>冥王が笑い、ミリーナが目をつぶったその時、
>>「暁の剣よ!」
>>ルナが吠え、ルナの手に赤い色のついた剣が出現する。
>>「なにっ!?」
>>冥王が慌てて回避行動に移るが遅い!
>>ルナの持つ剣はやすやすと冥王の左手を落とした。
>>
>>続く・・・・
>>
>>#####################################
>>
>>闇:コメントは次回に回させていただきます。それでは、さようなら〜
>>
>
>ユ:おもしろいです。
>  こちらも「タロット〜」の二十五話入れましたので

闇:あっ、はい、後で入れます。それでは・・・・

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23578第二十一章 13闇竜翔 E-mail 2002/12/2 18:04:39
記事番号23441へのコメント

闇:たぶんこれが期末前の最後の作品ですね
L:なんかたいそうな物言いね〜
闇:まあ、今回はもう書き込んであるので、そろそろ本文いきます
#####################################
前回までのあらすじ

新しくある中学に入っていったこの物語の主人公の天真修君。
そこで、ガウリイ=ガブリエル君と挨拶を交わし、同じクラスになった。そしてその日放課後ガウリイと一緒に昼飯がてら御所に行き、そこで出会ったのは、金色の髪をもつ神々しいまでの女性だった。彼女は修に知識を、ガウリイに剣を授け消えた。修の従兄弟は金色の髪をもつ神々しいまでの女性に夢の中で会い、その日の放課後校長先生から呼び出しがかかる。そこで会ったのは、警視総監の田村とその秘書だった。
そして、特殊警察に入る事になった修とガウリイ。三人目は修の従兄弟の大輔、四人目にゼルガディス=グレイワーズが目覚め、試験勉強をしている所にデーモンが発生。その中でガウリイは見た。返り血で赤く染まりながら敵を切り裂く鬼神の修の姿を。
そして、目覚めた修から語られる過去の修の姿は悲しく、そしてとても直視できない現実だった。そして、話し終えた後の修は笑いを浮かべていた。悲しき、今にも泣きそうな笑いを・・・・
時は変わり、夏休み。修達は唐松岳という所に登る事になった。そして、修達は唐松岳に登る。しかし、途中で修は魔族の罠で崖から落ちてしまった。そして、ガウリイはルークとミリーナを覚醒させ、ルナがミリーナたちにつき、修の後を追いかけた。
その頃修は、恐るべき魔族の者、冥王フィブリゾと対面していた。しかし、互角の勝負をしていた冥王と修は覇王の参入によって一気に修の不利になる。そして、ついに巨大なる敵の前に紅の魔術師の体が地に落ちた。そして、死を覚悟した時倒れる紅の魔術師の元に仲間が集う。それを見て、負けれない思い、そして思い出す再会の約束。今はまだ死ねない。修は、自らを戒めている鎖を解き放った。『リミッター1』解放!
そして、紅の怒りに燃え、ルナが覚醒した。
#####################################

「ぐわああああああ」
冥王の苦しみの声があたりに響く。
「調子に乗るな!」
覇王がルナに魔力弾を放つが、
「させるか!」
ガウリイの気合とともに繰り出された剣が、やすやすと魔力弾を消し去る。そして、
「ぐわっ」
冥王がまた倒れ付す。
「動くな」
そこには、虚ろな目し、表情が無い修の姿があった。
手を冥王の首に当て、いつでも引き裂けるようにしている。手には紅の光がともっている。
「くっ」
覇王が怯むが、
「人間ふぜいが僕をなめるな!」
冥王がそう叫ぶと同時に吹っ飛ぶ修。そして、強かに身体をぶつける。そして、その口からは一筋の血があふれる。完全には肺が治ってない証拠だ。
「修!」
ルナが慌てて駆けつけようとするが、
「修?誰だそれは」
修の一言で動きを止める皆。そして、
「俺は、テラリーシリーズ13.コールドネーム『紅闇』」
そう覇気もなく壁から立ち上がる。
「何が『紅闇』だよ!」
冥王がそう言った途端、修は恐るべき速度でサイクロンを拾い、一気に全弾発射。そして、一気に全ての弾を特殊弾丸に交換する。その動作を一瞬でやり遂げる修。いや『紅闇』。
「ぐっ」
立ち上がったばかりだったが、すぐに膝を突き倒れる冥王。『紅闇』も魔力弾によってまたしても壁に身体を打ち付ける。やったのは今までルークとミリーナそしてガウリイと相手していた覇王だ。
「くそっ、今回はこれで引くぞフィブリゾ!」
そう言って冥王とともに消える覇王。
「どうにか退いてくれたみたいね」
覇王に吹き飛ばされたミリーナが起き上がりながら言う。
その声を聞きながら『紅闇』は地に倒れた・・・・


目が覚めると、俺の目に飛び込んできたのは天井だった。そして、俺のベットの周りに4つの気配がする。
「目が覚めたわ!」
俺の顔を見てルナがそう言う。皆が俺を覗き込んでくる。ミリーナ、ガウリイ、ルーク、ルナだ。
「ここは?」
自分では普通の声を出したつもりだが、かなり小さかった。しかし、口の動きから察してくれたのかルナが答えてくれる。
「ここは唐松の病院よ。魔力の使いすぎと体のダメージが大きかったからここにいるのよ。それよりあなたはどこまで覚えているの?」
「多分、修は『紅闇』の時のことも覚えているんじゃないか?」
ガウリイが勘で言うが、確かに当たっている。真実を語ろうとしたが、身体はそれを許してくれない。
「今は疲れていると思うから眠らせていた方がいいんじゃない?」
ミリーナがそう言い、俺は心の中で感謝しながら深い眠りに落ちた。


あれから、修は倒れ、私達はすぐに彼の元に集まった。
「出血がひどいわ」
ミリーナが顔を青くしながら言う。
「へたすると・・・・死ぬのか?」
ガウリイがそう聞く。私は拒否の返事を待っていたが、
「へたするとじゃないわ。今生きているのが不思議なくらいよ」
ミリーナがさらに慌てながら言う。復活などで傷は防げるが、血は戻せない・・・・さっきの再生も同じことだ。
「推測で言わないで!」
私はついそう言ったが、
「推測なんかじゃねえよ。ミリーナの家は医者の家なんだからな」
そうルークが言う。
「くそっ、どうすりゃいいんだ!」
ガウリイがこぶしを地面に叩きつけながら言う。
「無様なものだな」
突然後ろから声がする。
「誰だ!}
ガウリイがそう言い、剣を構える。ルークも警戒の態勢を取る。私も暁の剣を構える。
なぜそこまで警戒するのか・・・・それは近づくまで誰一人として気がつかなかったからだ。そう、獣並みの感を持っているガウリイさえも。理由は彼が発する普通の人間の気配がない。そう、普通であるはずがない。
一度だけ私もこの気配を持たない人間と対峙した事がある。その気配の持ち主は・・・・
「暗殺者か・・・・」
ルークが歯軋りしながら言う。ガウリイも小さく頷き、
「ああ。それも相当なハイレベルのな・・・・」
ガウリイがそう言う。彼が持っている剣が微妙に揺れて見えるのは気のせいでは無いだろう。私は、立っているのがやっとの状態だ。
「まだ生きているな」
彼が言う。すぐに修の事だと解かった。しかし、恐怖のため返事は返せない。
男は相変わらず無表情で私達を見て・・・・
「愚かな」
そう一言呟き右手を私達の方に向ける。その瞬間、私達の周りの景色が歪んだ。
『なっ』
普段冷静な私でも驚きの声と表情を上げる。しかし、次の瞬間、私達は私達を探していたと思われる私達の学校の集団の前に出ていた。
そして、うその説明をして、修と共に私達は病院に運ばれたと言う事だ。


続く・・・・


#####################################
闇:と言うわけで、これにて終了
L:最後のヒトブロックはルナね
闇:そうです。語り手なし→修→ルナの順でなってます
L:どうでもいいけど一週間後?
闇:多分そうなる・・・・
L:・・・・
闇:・・・・ちゃんと考えておきます
L:それでは、今回はこれにて、
闇:次回、また会いましょう。さようなら〜

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23579Re:第二十一章 13ユア・ファンティン 2002/12/2 20:23:42
記事番号23578へのコメント


>闇:たぶんこれが期末前の最後の作品ですね
ユ:次はいつになるですか?
>L:なんかたいそうな物言いね〜
>闇:まあ、今回はもう書き込んであるので、そろそろ本文いきます
>#####################################
>前回までのあらすじ
>
>新しくある中学に入っていったこの物語の主人公の天真修君。
>そこで、ガウリイ=ガブリエル君と挨拶を交わし、同じクラスになった。そしてその日放課後ガウリイと一緒に昼飯がてら御所に行き、そこで出会ったのは、金色の髪をもつ神々しいまでの女性だった。彼女は修に知識を、ガウリイに剣を授け消えた。修の従兄弟は金色の髪をもつ神々しいまでの女性に夢の中で会い、その日の放課後校長先生から呼び出しがかかる。そこで会ったのは、警視総監の田村とその秘書だった。
>そして、特殊警察に入る事になった修とガウリイ。三人目は修の従兄弟の大輔、四人目にゼルガディス=グレイワーズが目覚め、試験勉強をしている所にデーモンが発生。その中でガウリイは見た。返り血で赤く染まりながら敵を切り裂く鬼神の修の姿を。
>そして、目覚めた修から語られる過去の修の姿は悲しく、そしてとても直視できない現実だった。そして、話し終えた後の修は笑いを浮かべていた。悲しき、今にも泣きそうな笑いを・・・・
>時は変わり、夏休み。修達は唐松岳という所に登る事になった。そして、修達は唐松岳に登る。しかし、途中で修は魔族の罠で崖から落ちてしまった。そして、ガウリイはルークとミリーナを覚醒させ、ルナがミリーナたちにつき、修の後を追いかけた。
>その頃修は、恐るべき魔族の者、冥王フィブリゾと対面していた。しかし、互角の勝負をしていた冥王と修は覇王の参入によって一気に修の不利になる。そして、ついに巨大なる敵の前に紅の魔術師の体が地に落ちた。そして、死を覚悟した時倒れる紅の魔術師の元に仲間が集う。それを見て、負けれない思い、そして思い出す再会の約束。今はまだ死ねない。修は、自らを戒めている鎖を解き放った。『リミッター1』解放!
>そして、紅の怒りに燃え、ルナが覚醒した。
>#####################################
>
>「ぐわああああああ」
>冥王の苦しみの声があたりに響く。
>「調子に乗るな!」
>覇王がルナに魔力弾を放つが、
>「させるか!」
>ガウリイの気合とともに繰り出された剣が、やすやすと魔力弾を消し去る。そして、
>「ぐわっ」
>冥王がまた倒れ付す。
>「動くな」
>そこには、虚ろな目し、表情が無い修の姿があった。
>手を冥王の首に当て、いつでも引き裂けるようにしている。手には紅の光がともっている。

ユ:・・・・・・・・・はくはく(絶句)

>「くっ」
>覇王が怯むが、
>「人間ふぜいが僕をなめるな!」
>冥王がそう叫ぶと同時に吹っ飛ぶ修。そして、強かに身体をぶつける。そして、その口からは一筋の血があふれる。完全には肺が治ってない証拠だ。

ユ:死んじゃいますよ〜

>「修!」
>ルナが慌てて駆けつけようとするが、
>「修?誰だそれは」
>修の一言で動きを止める皆。そして、
>「俺は、テラリーシリーズ13.コールドネーム『紅闇』」

メ:私と同じNo・か

>そう覇気もなく壁から立ち上がる。
>「何が『紅闇』だよ!」
>冥王がそう言った途端、修は恐るべき速度でサイクロンを拾い、一気に全弾発射。そして、一気に全ての弾を特殊弾丸に交換する。その動作を一瞬でやり遂げる修。いや『紅闇』。
>「ぐっ」
>立ち上がったばかりだったが、すぐに膝を突き倒れる冥王。『紅闇』も魔力弾によってまたしても壁に身体を打ち付ける。やったのは今までルークとミリーナそしてガウリイと相手していた覇王だ。
>「くそっ、今回はこれで引くぞフィブリゾ!」
>そう言って冥王とともに消える覇王。
>「どうにか退いてくれたみたいね」
>覇王に吹き飛ばされたミリーナが起き上がりながら言う。
>その声を聞きながら『紅闇』は地に倒れた・・・・
>
>
>目が覚めると、俺の目に飛び込んできたのは天井だった。そして、俺のベットの周りに4つの気配がする。
>「目が覚めたわ!」
>俺の顔を見てルナがそう言う。皆が俺を覗き込んでくる。ミリーナ、ガウリイ、ルーク、ルナだ。
>「ここは?」
>自分では普通の声を出したつもりだが、かなり小さかった。しかし、口の動きから察してくれたのかルナが答えてくれる。
>「ここは唐松の病院よ。魔力の使いすぎと体のダメージが大きかったからここにいるのよ。それよりあなたはどこまで覚えているの?」
>「多分、修は『紅闇』の時のことも覚えているんじゃないか?」
>ガウリイが勘で言うが、確かに当たっている。真実を語ろうとしたが、身体はそれを許してくれない。
>「今は疲れていると思うから眠らせていた方がいいんじゃない?」
>ミリーナがそう言い、俺は心の中で感謝しながら深い眠りに落ちた。

ユ:わずかな休息ですか・・・・・・・・

>
>
>あれから、修は倒れ、私達はすぐに彼の元に集まった。
>「出血がひどいわ」
>ミリーナが顔を青くしながら言う。
>「へたすると・・・・死ぬのか?」
>ガウリイがそう聞く。私は拒否の返事を待っていたが、
>「へたするとじゃないわ。今生きているのが不思議なくらいよ」
>ミリーナがさらに慌てながら言う。復活などで傷は防げるが、血は戻せない・・・・さっきの再生も同じことだ。

ユ:セオリ−だね。
  そういう呪文はあるにはあるけど、人間に使える物じゃないし。
  (タロット〜に出典予定)

>「推測で言わないで!」
>私はついそう言ったが、
>「推測なんかじゃねえよ。ミリーナの家は医者の家なんだからな」
>そうルークが言う。
>「くそっ、どうすりゃいいんだ!」
>ガウリイがこぶしを地面に叩きつけながら言う。
>「無様なものだな」
>突然後ろから声がする。
>「誰だ!}
>ガウリイがそう言い、剣を構える。ルークも警戒の態勢を取る。私も暁の剣を構える。
>なぜそこまで警戒するのか・・・・それは近づくまで誰一人として気がつかなかったからだ。そう、獣並みの感を持っているガウリイさえも。理由は彼が発する普通の人間の気配がない。そう、普通であるはずがない。
>一度だけ私もこの気配を持たない人間と対峙した事がある。その気配の持ち主は・・・・
>「暗殺者か・・・・」
>ルークが歯軋りしながら言う。ガウリイも小さく頷き、
>「ああ。それも相当なハイレベルのな・・・・」
>ガウリイがそう言う。彼が持っている剣が微妙に揺れて見えるのは気のせいでは無いだろう。私は、立っているのがやっとの状態だ。
>「まだ生きているな」
>彼が言う。すぐに修の事だと解かった。しかし、恐怖のため返事は返せない。
>男は相変わらず無表情で私達を見て・・・・
>「愚かな」
>そう一言呟き右手を私達の方に向ける。その瞬間、私達の周りの景色が歪んだ。
>『なっ』
>普段冷静な私でも驚きの声と表情を上げる。しかし、次の瞬間、私達は私達を探していたと思われる私達の学校の集団の前に出ていた。
>そして、うその説明をして、修と共に私達は病院に運ばれたと言う事だ。

ユ:何者なのか・・・・・・・・・・・・

>
>
>続く・・・・
>
>
>#####################################
>闇:と言うわけで、これにて終了
>L:最後のヒトブロックはルナね
>闇:そうです。語り手なし→修→ルナの順でなってます
>L:どうでもいいけど一週間後?
>闇:多分そうなる・・・・
>L:・・・・
>闇:・・・・ちゃんと考えておきます
>L:それでは、今回はこれにて、
>闇:次回、また会いましょう。さようなら〜

ユ:『タロット〜』二十六話入れてあります。
  新連載の『―兄と妹−』キャラありがとうございます。

  それでは


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23605Re:第二十一章 13闇竜翔 E-mail 2002/12/4 12:29:05
記事番号23579へのコメント


>
>>闇:たぶんこれが期末前の最後の作品ですね
>ユ:次はいつになるですか?

闇:来週の水曜ですね

>>L:なんかたいそうな物言いね〜
>>闇:まあ、今回はもう書き込んであるので、そろそろ本文いきます
>>#####################################
>>前回までのあらすじ
>>
>>新しくある中学に入っていったこの物語の主人公の天真修君。
>>そこで、ガウリイ=ガブリエル君と挨拶を交わし、同じクラスになった。そしてその日放課後ガウリイと一緒に昼飯がてら御所に行き、そこで出会ったのは、金色の髪をもつ神々しいまでの女性だった。彼女は修に知識を、ガウリイに剣を授け消えた。修の従兄弟は金色の髪をもつ神々しいまでの女性に夢の中で会い、その日の放課後校長先生から呼び出しがかかる。そこで会ったのは、警視総監の田村とその秘書だった。
>>そして、特殊警察に入る事になった修とガウリイ。三人目は修の従兄弟の大輔、四人目にゼルガディス=グレイワーズが目覚め、試験勉強をしている所にデーモンが発生。その中でガウリイは見た。返り血で赤く染まりながら敵を切り裂く鬼神の修の姿を。
>>そして、目覚めた修から語られる過去の修の姿は悲しく、そしてとても直視できない現実だった。そして、話し終えた後の修は笑いを浮かべていた。悲しき、今にも泣きそうな笑いを・・・・
>>時は変わり、夏休み。修達は唐松岳という所に登る事になった。そして、修達は唐松岳に登る。しかし、途中で修は魔族の罠で崖から落ちてしまった。そして、ガウリイはルークとミリーナを覚醒させ、ルナがミリーナたちにつき、修の後を追いかけた。
>>その頃修は、恐るべき魔族の者、冥王フィブリゾと対面していた。しかし、互角の勝負をしていた冥王と修は覇王の参入によって一気に修の不利になる。そして、ついに巨大なる敵の前に紅の魔術師の体が地に落ちた。そして、死を覚悟した時倒れる紅の魔術師の元に仲間が集う。それを見て、負けれない思い、そして思い出す再会の約束。今はまだ死ねない。修は、自らを戒めている鎖を解き放った。『リミッター1』解放!
>>そして、紅の怒りに燃え、ルナが覚醒した。
>>#####################################
>>
>>「ぐわああああああ」
>>冥王の苦しみの声があたりに響く。
>>「調子に乗るな!」
>>覇王がルナに魔力弾を放つが、
>>「させるか!」
>>ガウリイの気合とともに繰り出された剣が、やすやすと魔力弾を消し去る。そして、
>>「ぐわっ」
>>冥王がまた倒れ付す。
>>「動くな」
>>そこには、虚ろな目し、表情が無い修の姿があった。
>>手を冥王の首に当て、いつでも引き裂けるようにしている。手には紅の光がともっている。
>
>ユ:・・・・・・・・・はくはく(絶句)

闇:さすが修。いや、紅闇

>>「くっ」
>>覇王が怯むが、
>>「人間ふぜいが僕をなめるな!」
>>冥王がそう叫ぶと同時に吹っ飛ぶ修。そして、強かに身体をぶつける。そして、その口からは一筋の血があふれる。完全には肺が治ってない証拠だ。
>
>ユ:死んじゃいますよ〜

闇:紅闇はなかなかしぶといですからね

>>「修!」
>>ルナが慌てて駆けつけようとするが、
>>「修?誰だそれは」
>>修の一言で動きを止める皆。そして、
>>「俺は、テラリーシリーズ13.コールドネーム『紅闇』」
>
>メ:私と同じNo・か

闇:ええ、もっとひどいかもしれませんがね

>>そう覇気もなく壁から立ち上がる。
>>「何が『紅闇』だよ!」
>>冥王がそう言った途端、修は恐るべき速度でサイクロンを拾い、一気に全弾発射。そして、一気に全ての弾を特殊弾丸に交換する。その動作を一瞬でやり遂げる修。いや『紅闇』。
>>「ぐっ」
>>立ち上がったばかりだったが、すぐに膝を突き倒れる冥王。『紅闇』も魔力弾によってまたしても壁に身体を打ち付ける。やったのは今までルークとミリーナそしてガウリイと相手していた覇王だ。
>>「くそっ、今回はこれで引くぞフィブリゾ!」
>>そう言って冥王とともに消える覇王。
>>「どうにか退いてくれたみたいね」
>>覇王に吹き飛ばされたミリーナが起き上がりながら言う。
>>その声を聞きながら『紅闇』は地に倒れた・・・・
>>
>>
>>目が覚めると、俺の目に飛び込んできたのは天井だった。そして、俺のベットの周りに4つの気配がする。
>>「目が覚めたわ!」
>>俺の顔を見てルナがそう言う。皆が俺を覗き込んでくる。ミリーナ、ガウリイ、ルーク、ルナだ。
>>「ここは?」
>>自分では普通の声を出したつもりだが、かなり小さかった。しかし、口の動きから察してくれたのかルナが答えてくれる。
>>「ここは唐松の病院よ。魔力の使いすぎと体のダメージが大きかったからここにいるのよ。それよりあなたはどこまで覚えているの?」
>>「多分、修は『紅闇』の時のことも覚えているんじゃないか?」
>>ガウリイが勘で言うが、確かに当たっている。真実を語ろうとしたが、身体はそれを許してくれない。
>>「今は疲れていると思うから眠らせていた方がいいんじゃない?」
>>ミリーナがそう言い、俺は心の中で感謝しながら深い眠りに落ちた。
>
>ユ:わずかな休息ですか・・・・・・・・

闇:そうなります

>>あれから、修は倒れ、私達はすぐに彼の元に集まった。
>>「出血がひどいわ」
>>ミリーナが顔を青くしながら言う。
>>「へたすると・・・・死ぬのか?」
>>ガウリイがそう聞く。私は拒否の返事を待っていたが、
>>「へたするとじゃないわ。今生きているのが不思議なくらいよ」
>>ミリーナがさらに慌てながら言う。復活などで傷は防げるが、血は戻せない・・・・さっきの再生も同じことだ。
>
>ユ:セオリ−だね。
>  そういう呪文はあるにはあるけど、人間に使える物じゃないし。
>  (タロット〜に出典予定)

闇:確かに・・・・

>>「推測で言わないで!」
>>私はついそう言ったが、
>>「推測なんかじゃねえよ。ミリーナの家は医者の家なんだからな」
>>そうルークが言う。
>>「くそっ、どうすりゃいいんだ!」
>>ガウリイがこぶしを地面に叩きつけながら言う。
>>「無様なものだな」
>>突然後ろから声がする。
>>「誰だ!}
>>ガウリイがそう言い、剣を構える。ルークも警戒の態勢を取る。私も暁の剣を構える。
>>なぜそこまで警戒するのか・・・・それは近づくまで誰一人として気がつかなかったからだ。そう、獣並みの感を持っているガウリイさえも。理由は彼が発する普通の人間の気配がない。そう、普通であるはずがない。
>>一度だけ私もこの気配を持たない人間と対峙した事がある。その気配の持ち主は・・・・
>>「暗殺者か・・・・」
>>ルークが歯軋りしながら言う。ガウリイも小さく頷き、
>>「ああ。それも相当なハイレベルのな・・・・」
>>ガウリイがそう言う。彼が持っている剣が微妙に揺れて見えるのは気のせいでは無いだろう。私は、立っているのがやっとの状態だ。
>>「まだ生きているな」
>>彼が言う。すぐに修の事だと解かった。しかし、恐怖のため返事は返せない。
>>男は相変わらず無表情で私達を見て・・・・
>>「愚かな」
>>そう一言呟き右手を私達の方に向ける。その瞬間、私達の周りの景色が歪んだ。
>>『なっ』
>>普段冷静な私でも驚きの声と表情を上げる。しかし、次の瞬間、私達は私達を探していたと思われる私達の学校の集団の前に出ていた。
>>そして、うその説明をして、修と共に私達は病院に運ばれたと言う事だ。
>
>ユ:何者なのか・・・・・・・・・・・・

闇:次回ご期待!っていうか、書いてあったりしますがね

>>続く・・・・
>>
>>
>>#####################################
>>闇:と言うわけで、これにて終了
>>L:最後のヒトブロックはルナね
>>闇:そうです。語り手なし→修→ルナの順でなってます
>>L:どうでもいいけど一週間後?
>>闇:多分そうなる・・・・
>>L:・・・・
>>闇:・・・・ちゃんと考えておきます
>>L:それでは、今回はこれにて、
>>闇:次回、また会いましょう。さようなら〜
>
>ユ:『タロット〜』二十六話入れてあります。
>  新連載の『―兄と妹−』キャラありがとうございます。

闇:すません、このごろ昼休みに暇がなかったもので・・・・後で入れます。

>  それでは
>

闇:はい、レスありがとうございました。それでは・・・・

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23653第二十二章 復活!魔術師の過去へ・・・・闇竜翔 E-mail 2002/12/7 22:31:58
記事番号23441へのコメント

L:確か期末前よね・・・・
闇:そうですね〜
L:・・・・なんで打ち込みしてんの(とげ付きハンマー装着)
闇:うわあああ
L:理由は?
闇:だって・・・・
L:だって?
闇:打ち込みたかったんだもん

  ざしゅぼこぼこぼこぼこべきずかっ

L:ふう、どっかの馬鹿は永遠の眠りにつかせたし・・・・本文行きましょうか
  まったく、前回が期末前の最後だって言ってたのに・・・・
#####################################
前回までのあらすじ

新しくある中学に入っていったこの物語の主人公の天真修君。
そこで、ガウリイ=ガブリエル君と挨拶を交わし、同じクラスになった。そしてその日放課後ガウリイと一緒に昼飯がてら御所に行き、そこで出会ったのは、金色の髪をもつ神々しいまでの女性だった。彼女は修に知識を、ガウリイに剣を授け消えた。修の従兄弟は金色の髪をもつ神々しいまでの女性に夢の中で会い、その日の放課後校長先生から呼び出しがかかる。そこで会ったのは、警視総監の田村とその秘書だった。
そして、特殊警察に入る事になった修とガウリイ。三人目は修の従兄弟の大輔、四人目にゼルガディス=グレイワーズが目覚め、試験勉強をしている所にデーモンが発生。その中でガウリイは見た。返り血で赤く染まりながら敵を切り裂く鬼神の修の姿を。
そして、目覚めた修から語られる過去の修の姿は悲しく、そしてとても直視できない現実だった。そして、話し終えた後の修は笑いを浮かべていた。悲しき、今にも泣きそうな笑いを・・・・
時は変わり、夏休み。修達は唐松岳という所に登る事になった。そして、修達は唐松岳に登る。しかし、途中で修は魔族の罠で崖から落ちてしまった。そして、ガウリイはルークとミリーナを覚醒させ、ルナがミリーナたちにつき、修の後を追いかけた。
その頃修は、恐るべき魔族の者、冥王フィブリゾと対面していた。しかし、互角の勝負をしていた冥王と修は覇王の参入によって一気に修の不利になる。そして、ついに巨大なる敵の前に紅の魔術師の体が地に落ちた。そして、死を覚悟した時倒れる紅の魔術師の元に仲間が集う。それを見て、負けれない思い、そして思い出す再会の約束。今はまだ死ねない。修は、自らを戒めている鎖を解き放った。『リミッター1』解放!そして、紅の怒りに燃え、ルナが覚醒した。
無理に無理して修は自分の中の闇、『紅闇』を開放。そして、瀕死の状態に陥る。そんな彼等の前に現れる一人の男。一体彼はなんなのか!?
それでは、本編へ・・・・
#####################################

あなたは
何も望まなかったらしい
しかし
あなたの中に燻る
悲しみの焔は消えない
私には
それをどうればいいか分からない
癒し方も分からない
けれど
私はあなたを見届ける
たとえ
それが私のみを滅ぼす事になっても・・・・


俺が目を覚ますと、目に入ってきたのは天井だった。
しばらくボーとしていたが、今までの事を思い出し、周りを見渡す。
どうやら個室を取ってくれたようだ。
「しっかし・・・・何もする事がないな」
そう、ものすごい暇なのだ。不謹慎と言われるかもしれないが、今時分が瀕死の状態にあったことの実感なんてない。いや、あるが今までの事を考えると、軽い方だ。
そんな事を思っていると、レイ=マグナム校長が入ってきた。
「もう大丈夫なのか?」
恐る恐る聞いてくる。俺は一つ頷き、昨日まで骨折していたはずの足で曲芸をしようとしたが流石に止められた。
「しかし、どうしてたった一日で・・・・」
ぶつぶつ言う校長をほっておいて俺は考える。
まあ、この回復は、ミリーナ達の回復魔法のおかげだろう。流石の俺も、骨折は一日では治らない。せいぜい7日必要だ。
「まあいいか」
校長は気にしない事にしてか俺に言ってくる。
「今日の訪問の理由はなんですか?」
俺はそう聞く。すると、
「いや、様子を見ようとしたんだが・・・・もう大丈夫だろう」」
「ええ、ひまでひまで、退院したいですよ」
校長はしばらく頭を抱え、
「解かった。退院手続きは私に任せろ。私の車の前で待ってなさい」
そう言って病室から出て行く。
俺は喜びながら、病室にあった荷物をまとめだした。


ホテルに尽き、部屋に戻った俺は、登山時に持っていた荷物を調べる。
「サイクロンはある。ホークスもある。持っていってた荷物もある・・・・」
傍から見てばかなり怖い様子だっただろう。
「そして・・・・こいつは何だ?」
俺は出て行くときには入れてかなかった物を見つけた。
「封筒かな?」
そう言いながら、念のためスパイアイ機能のサングラスで中を見る。
「火薬などの爆発物反応なし。毒物反応なし。危険な細菌類の反応もなし。金属反応まで無し。ただの手紙だな」
そう決定付けて俺は丁寧に封を切り、紙を取り出す。
そして、ワープロで書かれた手紙を読み始める。



久々だ。
我が誰か分かるだろうな。

「あたりまえだよ。わかんねえ訳ねえだろ」
そう独り言を呟きながらさらに先を読み始める。

お前が消えて二年になるかな。
やっとお前を見つけれたぞ。
そして、お前に頼まれてた事もようやくキリがつき、お前が言っていたあの事もようやく行方がつかめた。

「早い・・・・十年はかかると思ったんだがな。流石だ」

また今度会おう。
場はそっちで決めてくれ。
連絡はいつもの通りだ。

             蒼

手紙はそこで終わっていた。俺は立ち上がり荷物の中から携帯電話を取り出す。もちろん色々と改造済みだ。
ある番号を押し、しばらくすると留守番電話が作動する。
俺は簡単にメッセージを入れる。
「蒼へ
魔が登り、魔が満ち、天が翔ける時、古の再会約束せし場所にて、血にたゆたいし体にて待つ、されど、魔が登り尽きた時、術師は去る
 紅」
そこまで言って俺は電話を切り、記録を抹消する。
外から声が聞こえてきた。ようやく皆が帰ってきたのだろう。

部屋の仲間達と話をして夕食を食べ、寝る前に隠れてメールチェックをする。すると、案の定一通新しい物が来ていた。俺は開き中身を見る。そこには、
『紅へ
暗黒に紛れ、古の再会の場所にて、黄金の翼を印とす
 蒼』
俺はふっと笑うとメールを削除する。
「おーい、修寝るぞ〜」
ガウリイが声をかけてくる。俺は隠れて携帯をしまうと、
「ああ」
そう言って布団にもぐりこむ。
「ガウリイ・・・・」
「うん?何だ修?」
ガウリイが俺の方を向いたのが気配で解かった。
「明日、バスの中で説明する」
俺はそれだけ言うと、それからは何も言わずに眠りに身をゆだねた。

続く・・・・

#####################################
闇:ううううう、恐怖の英語が待ってるよ〜
L:勉強は?
闇:全然vvvてへっvvv
L:・・・・
闇:うわあああ、チェーンソー出すな!
L:それでは皆様。今度こそは水曜日に。それでは・・・・
闇:ぎゃああああああああ

(残虐シーンのため、ここから後は削除・・・・)

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