◆−漫遊記番外編♪(読みきり短編シリーズ)−かお (2002/9/16 12:41:54) No.21941
 ┣エル様漫遊記・番外編・第27話−かお (2002/9/16 12:43:42) No.21942
 ┃┣番外ですね♪−奈月るり (2002/9/17 07:50:12) No.21997
 ┃┃┗番外です♪−かお (2002/9/19 22:53:28) No.22083
 ┃┗番外だ!番外だ(はあと)−響 (2002/9/19 16:53:55) No.22055
 ┃ ┗リクどうもですぅぅぅぅ!!−かお (2002/9/19 22:59:23) No.22084
 ┗エル様漫遊記番外編・第28話(響さんリクどうも♪)−かお (2002/9/23 22:48:10) NEW No.22184


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21941漫遊記番外編♪(読みきり短編シリーズ)かお E-mail URL2002/9/16 12:41:54


こんにちわ♪
またまたやってきました♪
エル様漫遊記。番外編シリーズ♪
これは、もし、リナ=インバースがエル様だったら??
という話しから出来ております(爆!)
以前の話は、著者別にて。
ちなみに。
以前の話は、こーなってます。(下記参照)
それでは、いくのです♪

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 こんにちわ♪
 やってきました♪久方ぶりに♪(まて!)
 ちなみに、このエル様漫遊記・番外編。
 以前の話の内容は・・こーなってます(まて!)
 
  第1話・その後前偏・後編 スペシャル7巻   影の鏡
  第2話         デリィシャス4巻  ルナテクヘステバル
  第3話         なし        ☆降魔戦争時☆
  第4話         デリィシャス2巻   呪術士の森
  第5話         なし        ☆ゼリス誕生偏☆
  第6話         スペシャル1巻   ナーガの挑戦
  第7話         スペシャル1巻   セイルーンの王子
  第8話         スペシャル9巻   闇に住まう村
  第9話         スペシャル5巻   ジェフリー君の騎士道
  第10話        RPGゲームブック 目指せサイラーグ
  第11話        スペシャル5巻   レスキュウ作戦
  第12話・前偏・後編  なし        ☆エル樣とユニット様☆
  第13話        スペシャル13巻  BP攻防戦
  第14話        日帰りクエスト(?)☆日帰りクストキャラ☆
  第15話        スペシャル1巻   エルシアの城
  第16話        スペシャル10巻  破壊神はつらいよ
  第17話        スペシャル10巻  歌姫の伝説
  第18話        スペシャル6巻   愛しの根性なし
  第19話        スペシャル11巻  全ては真実のために
  第20話        スペシャル6巻   根性なき戦い
  第21話        スペシャル1巻   ロバーズキラー
  第22話        スペシャル10巻  歌姫の出発
  第23話        スペシャル7巻   頑張れネクロマンサー
  第24話        スペシャル11巻  一把一からあげ
  第25話        スペシャル9巻   イリーズの旅路
  第26話        スペシャル2巻  リトル・プリンセス

  でいくのです♪

  ちなみに、今回は♪
  第27話  スペシャル13巻  まったりとしてこくがなく  ♪
       
  ちなみに、これは、パロディです♪
  それでもって、リナがリナではなく、金色の王であるエル様となってます♪
  それでは♪
  (以前のは、著者別からどーぞ♪)大概すべて読みきりですので♪
  あしからず♪
  ではでは♪
  ちなみに、これ、リクエスト、受付中♪


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21942エル様漫遊記・番外編・第27話かお E-mail URL2002/9/16 12:43:42
記事番号21941へのコメント


   こんにちわ♪
   STCさんからのリクエスト♪スペシャル、13巻♪
   もったりとしてこくがなく♪です♪
   ちなみに、この番外編、スペシャル話、どんどんリクエスト受け付けてます♪
   だって、かなりスペシャルの話・・ありますし・・ね(笑)
   ちなみに、このリナは、エル様(金色の王)となってます。
   あしからず・・・・(爆!)

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       エル様漫遊記 番外編  〜もったりとしてこくがなく偏〜

    「リナ=インバース!我が挑戦、受けてもらおうか!」
    ちょうど、昼時。
    あたし達、アメリア、ゼルガディス、ガウリイ、シルフィール、ゼロス。
    ついでに、ナーガ。
    この六人での朝食時。
    魔力消失事件も無事に解決したので。
    とりあえず、一路目指すはセイルーン。
    「あ、リナさん、これ、もう煮えてますよ。」
    「あら、本当♪」
    ぐつぐつぐつ。
    ほどよく煮えてる、にゃらにゃらの踊り食い。
    それと、ミルサー料理。
    「ああ!リナ!!ずるいぞ!!」
    あたしが箸をつけると、ガウリイが、狙っていたために、抗議の声が上がる。
    「リナさん・・あの???」
    「いいのよ、ほっといて。」
    「はぁ・・・・。」
    ゼロスが、後ろをみつつ、何かいってくるけど。
    とりあえず、今は却下。
    「あら、これ、けっこういけるわね。」
    「グレイシアさん、これももう煮えてますわ。」
    「・・・・・無視するなぁぁぁ!!」
    「ああ!!五月蝿い!!」
    ―ぽびゅ。
    よっし♪
    静かになった(はあと)
    「・・・・リナ、今何やった??(汗)」
    なぜか、冷や汗流しているゼルガディス。
    「え??ああ、別に、五月蝿い虫がいたから、黙らせただけ(はあと)」
    あたしは、言い放ち、食事の続きに専念する。
    うーんvv
    やっぱり、こうやって、食べるのもおいしくていいわねvv
    「ま、墨になってるだけですし♪関係ないですからいいですよねvv」
    ゼロスもいって、食事へと戻ってくる。
    食堂の隅には。
    何か、黒い物体が、くすぶりながら、煙を上げているが。

    墨と化しているのは、一人の人間。
    ライトメイルに身を固めた。
    かなり弱い戦士・・しかも、自称。
    やがて、あたし達は、昼に頼んでいた。
    ゴージャスセットを食べつくす。

    ふきふきふき。
    「おいしかったですわ。さてと。」
    シルフィールが、ナフキンで口を拭きつつ、
    未だに部屋の隅で炭と化している男性にと向かってゆく。
    「このままでは、かわいそうですものね。
      でも、食事の途中に話をしてくる、そちらも悪いということで・・ね(はあと)」
    シルフィールも、だんだんとあたし達になじんできたわねぇ(はあと)
    物の道理が分かってきたじゃない(はあと)
    「復活(リザレクション)」
    ぽう・・・・・。
    シルフィールの復活の呪文が、炭と化している男性に降り注ぐ。
    「何なんですか?この人?」
    アメリアが食後のケーキを食べながら、部屋の隅をみつつ、
    聞いてくる。
    「どうやら、無謀にも、リナさんに、挑戦してくる人間らしいですねぇ。」
    勝てるわけないというか、怒らせないでくださいよ・・・・(汗)
    こら。
    ゼロス、どういう意味かしら?
    ゼロスがそんなことを考えているのは、このあたしにはまる分かりである。
    「まあ、なぜか、このあたしに挑戦しようとする輩っているからねぇ。
      本当に(はあと)」
    「リナ・・・うれしそうにいうなよ・・・・。」
    疲れた口調のゼルガディス。
    「あら♪だって、面白いじゃないvv絶対に、天地が消滅しても、
      無理なことに挑むなんてvv」
    あたしの言葉に。
    なぜか、無言になるゼルガディス。
    だって、本当のことじゃない(はあと)
    「う・・・・うう・・・。」
    炭がどうにか人の形を取り戻してゆく。
    「あ、気がつきましたよ。」
    アメリアが声をかける。
    「うう・・・・。いきなり、魔法を放ってくるとは・・・非常識・・・・。
      人の話も聞かないで・・・・。」
    なにやら、ぶつぶついいながら、起き上がる。
    「・・・・・彼方、死にたいのですか?出来れば、僕たちにとばっちりが、
     こないように死んでくださいね(はあと)」
    ニコニコと言い放つゼロス。
    うーみゅ。
    ま、魔族だからねぇ。
    「おーほっほっほっ!人に話しをするには、それなりのものが必要なのよ!
      で?いくらくれるのかしら?」
    ふあさっと髪を掻き揚げるナーガ。
    「ねーさん!それは、正義じゃないです!」
    「あら、アメリア、いい?物には順序ってものがあるのよ。
      人に依頼するには、まず依頼料・・そうでしょ?」
    「それもそーですね。」
    あっさりと納得するアメリア。
    『おいおい・・・・。』
    あきれたように見ているゼルガディスとガウリイ。
    「話って・・・確か、挑戦とかいってましたわよね。」
    シルフィールが傍らで、話している。
    面白いことに、この男性。
    一瞬、ナーガに見とれていたりするけど。
    そこはそれ。
    やおら、たちあがり、
    そのまま、あたし達のテーブルの横に立つ。
    「・・確かに、儂は、挑戦といったが。
     誰も魔法でなんていってない!」
    「それはそーと、リナ?さっき、お前、カオスワーズも何も言わなかっただろ?
     言葉すらも(汗)」
    「それがどうかした?」
    「・・・・いや・・・いい(汗)」
    なぜか冷や汗流しているゼルガディス。
    なぜ、リナはそんなことが可能なんだ?
    ・・・・まあ、普通でないというのは・・・分かるが・・・。
    一体??
    正体・・・追求するの・・・・怖いしな・・・。
    などと思っているのだが。
    ま、面白くなくなるから、言わないけどvv
    ってゆーか、あたしのこと、本当に理解しているのって、
    本当に一部だからねぇ。
    何しろ、ディルス王国なんて、このあたしが、
    天空より落とされて、混沌の海にたゆたっている存在。
    なんて・・・・・。
    笑えるにもほどがあるしね(はあと)
    「あのねぇ。私達は、忙しいの。旅の先を急ぐのよ。
      それなりのものは覚悟してるんでしょうね?」
    ナーガがずいっと男性に迫る。
    「いや・・その//」
    なぜか、ナーガの胸に視線を釘付けにしている男性。
    楽しいvv
    「リナ=インバース!!私は、貴様に料理勝負を申し込む!」
    
    ぴゅぅぅぅぅ・・・・・。

    むなしい風が吹き抜ける。
    「じゃ、いこうか。」
    かたん。
    あたしは席を立ち上がる。
    「そうですね。」
    アメリアもそれに続く。
    「早くセイルーンに戻らなければいけませんしね。」
    続くシルフィール。
    「こらぁぁぁ!!人の話をきけぃぃぃぃ!!」
    わめいている男性ガルバート。
    「ぐ・・・・食事をおごるから聞いてくれ・・・。」
    『了解vv』
    その言葉に。
    あたし達は、そのまま、再び席についた。
   
    「おーほっほっほっ!話がわかるじゃない!!」
    出てきた料理を目の前にして、ナーガが無意味にも高笑い。
    子羊の肉の塩釜香草焼きの料理を口にする。
    「ほーほっほっほっっ・・・・・」
    ずりずりずり・・・。
    そのまま、椅子から転がり落ちてゆく。
    「どうやら、この料理、マダラムラサキガエルの毒がはいってますねぇ。」
    ゼロスが食べつつノンビリという。
    「みたいね。」
    もぐもぐもぐ。
    ガウリイも必死で食べているのだが。
    ガウリイは、傭兵という俗がら、毒に対しての体制ができている。
    それゆえに平気で食べているのだが。
    毒をものともせずに。
    「あら、そうなんですか?麗和浄(ディアクリアティ)。」
    食事に解毒の呪文をかけて。
    そのまま食べているアメリア。
    ナーガはほったらかしにして。
    「あ・・あの?アメリアさん?グレイシアさん、ほっといていいんですか?」
    シルフィールもまた、呪文を唱えて、食事に専念していたりするけども。
    「ああ、ねーさんなら、大丈夫です!
      猛毒にも耐えられますから!」
    「・・・・そーいう問題か?」
    ゼルガディスがつっこんでいたりする。
    何ともほのぼのとしている光景である。
    「友の危機を見逃すとは、それでも貴様ら人間か!」
    なぜかわめいている男。
    「ふん。毒をもった本人が説教たれているんじゃないわよ!!」
    すくっ。
    いきなり立ち上がっているナーガ。
    「ふん、この白蛇のナーガ様に毒をもったからには、
     それなりの覚悟はできているんでしょうね!」
    「おいおい。」
    じと目でナーガをみているゼルガディス。
    「ね?ゼルガディスさん、姉さんには、毒なんて通用しませんから。
     あ、それくださいね(はあと)」
    アメリアはいいつつ、ゼルガディスのお皿からお肉を一切れ。
    「ああ!アメリア!!それ、楽しみにとってたのに!」
    「・・・・ゼルガディスさん、だんだんなじんでますね・・・。」
    「はっ!俺は・・・俺は・・・クールでニヒルだったはず・・。」
    ゼロスのつっこみに我に戻り、自問自答を繰り返しているゼルガディス。
    その隙に、アメリアはゼルガディスのお皿から食べ物を貰っていたりする。
    「あー、あとで、うまいものでも驕るから、黙っててくれ。」
    その台詞に。
    「ふっ!!ならいーわ!!」
    それでいいんでしょぅか?
    それでいいのか?
    ナーガの言葉に、心で突っ込んでいるゼロスとシルフィール。
    ゼルガディスは、未だにちょっぴり落ち込んでいたりするが。
    「さてと、では、リナ=インバース、改めて、料理の勝負を。」
    「それはともかく、どうしてリナさま・・じゃなかった。
      リナさんに勝負なんて、無謀な真似を?」
    ゼロスの問いに。
    「ふん、ゼフィーリアのルナに挑戦したら、自分より、
     妹の方が強い。といっていたのでな。
      だったら、妹に勝てば、この私が一番強いことになる!む
    「・・・・・・・・・・無謀すぎですって・・・・。
       魔王様とか、赤の竜神ですら、そんなに無謀なことはしませんが(汗)」
    「??何、伝説の中の名前を出していたりする。」
    男がゼロスの言葉に少し顔をしかめらせる。
    「・・・いや、ゼロス、魔族だし。」
    あっさりと言い放つガウリイ。
    「ふん。そんな馬鹿な嘘で、我を屈服できるとでもおもってか!
     まあ、仲間意識が強いのは、認めてやろう!」
    とことん勘違いしまくっていたりする。
    「・・・・本当ですのにね。」
    「まあ、信じられんだろ。普通。」
    「そーですね。」
    そのままいって、食事に専念している全員。
  
    「あら、楽しそうじゃないかい。じゃあ、ちょうど、
      明日、この店、定休日だから、ここをつかっとくれよ。」
    あたし達の会話を耳にはさんだ。
    店の主人と奥さんが。
    場所提供を申し出てきたのは。
    あたし達が、十メニューをたいらげたときであった。


    「よく臆さずにきたな!!リナ=インバース!」
    まあ、面白いから、関って見ましょう。
    ということで、一応、面白半分につき合うことにしたあたし。
    ふふ。
    本当は、こいつ、このあたしに剣の勝負を仕掛ける予定だったのにね(はあと)
    まあ、この屁理屈が面白いから、楽しいけどvv
    料理器具と、食材とでごったがえしている食堂の厨房。
    「あたしの方からは、審査員、彼らねvv」
    ぱちん♪
    あたしが指を鳴らすと同時に。
    いきなり、
    『うわきゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!??』
    どすん。
    いきなり、四名が天井から落ちてくる。
    「はぁぁぁぁぃvvK♪W♪B♪F♪」
    しばし、きょろきょろと辺りを見回し。
    あたしのところで視線をとめて。
    『・・・・誰(ですか)??』
    同時に言葉を発していたりする。
    びしっ。
    その姿をみて、凍り付いているのは、ゼロス。
    恐る恐る。
    「お・・・・お久しぶりです、蒼空の王様方、白霧の王様方・・・・・。」
    あわてて、頭を下げていたり。
    「?リナさん、誰ですか?この人達?」
    アメリアが疑問がってくるが。
    「ああ。ここの四界の世界の二人の魔王と竜神。」
    さらり。
    『え゛!?』
    嘘・・ですよね?
    いや・・・でも・・・・リナだし・・・・・(汗)
    なぜか、顔を見合わせて、汗を流し始めるシルフィールとゼルガディス。
    「リナさん、顔が広いですねぇ。」
    「慣れるな!!アメリア!頼むから!」
    がし。
    肩をつかんでアメリアを説得しているゼルガディス。
    「でも、リナさんですし・・・・。それに、敵意も感じないですから。」
    それですませているアメリア。
    というか、異世界の魔王と聞いても。
    実感がよくわかってない。
    というみたいだけど。
    「ってことで、あんた達、アメリア達にまじって、味の審査ね?(はあと)」
    あたしの言葉に。
    一瞬ひるむ三人。
    まだ、あたしが分かってないようだしvv
    「・・・・ゼロス、・・・・誰ですか?あの人?」
    小声で聞いているディスフォック。
    「・・・・何か、逆らえない感じなんだが・・・・。」
    これまた小声の白霧の竜神。
    「・・・・・・・・・・・・エル様です・・。」
    ぴしっ!!!!!!!!!
    『どぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!?』
    「そこvvウルサイvvvv」
    小声で話していたゼロス達。
    いきなり、大声上げて、狼狽している彼ら、部下達四人。
    『な゛な゛な゛な゛な゛な゛ぜ、貴女様がこのようなところにいるのですかぁぁ!?』
    「あの・・・やっぱりリナさんって・・・・・。」
    「知らないほうがいいような気がしますが。」
    シルフィールの疑問に。
    ゼロスが汗を流して答えていたりする。
    「そ・・・それもそうですわね。」
    聞くのが怖いですし。
    それでそのまま、聞かなかったことにしているシルフィール。
    「何って、暇つぶし。あ、今あたし、リナっていう名前だから♪
     様付けはなしねvvオッケー?(はあと)」
    しくしくしく・・・・。
    『・・・・分かりました・・・・。』
    なぜか、四人とも、涙をだくだくと流していたりするけども。
    何をそんなに泣く必要があるっていうのよ(はあと)
    「・・・・この世界、大変ですのね。」
    「うう・・・・ディスフォックさまぁぁぁ・・・(涙)」
    「それで、またゼロス、お前が人身御供か。」
    かなり同情している蒼空の王(カオティックブルー)こと、部下K。
    こら、そこ、どういう意味よ!
    
    はっ。
    一瞬、いきなり現れた四人に驚いていた店の主人達。
    「と・・ともかく、味の審査は、うちの皆と、リナさん達の連れと・・・。
     それと・・その四人でやらせてもらうな。」
    現実逃避して、見なかったことにして。
    普通に振舞っていたりする。
    「何ぃ!?ま・・いい。一旦言い出したことなのだから。
      途中での棄権は許さんぞ!
       勝負は簡単!互いに一品づつ、品を作り。
        相手と審査員が、およそスプーンに五杯づつ食べる。」
     「・・・やけに、細かい数字だな・・。」
     部下Fがつっこんでいるけども。
     白の竜神。白霧の王と対をなす竜神の部下F。
     「この手順を繰り返し、先に料理のまずさで、相手を倒したほうが勝ちだ!」
     『は?????』
     くくくくくくくくくっ。
     だから、面白そうだったのよねvv
     「ちなみに、睡眠薬や、麻痺薬を含む毒物の使用は禁止!
       あくまで味で相手を倒すことを目的とする!!いいな!」
     続けて言葉をはっするガルバート。
     『よくありません!』
     『いいことあるかぁぁ!!!』
     女性人と、男性人の叫びが同時に起こる。
     「ちょっとまってください!普通、料理勝負っていえば、
      どっちがおいしいものを作れるかっていう話でしょう!?
       それが・・・まずいもの勝負!?」
     あ、なんか、顔色が悪いし。
     部下W達♪
     この前、とある人物に作らせて、
     差し入れした食べ物のことを思い出してるわねvv
     「『普通は』だと!?ふっ。何を甘いことを!
       私は、料理勝負といったのだ!!
        勝負とはつまり、倒すか、倒されるか!
         味や好みで左右されるようなものは勝負とはいえん!」
     ごたくを並べて正当化しようとしているガルバート。
     だから、面白そうだったのよねvv
     「別にいーわよvvそれでもvv」
     『リナさぁぁぁぁぁんんんんん!!!!(様ぁぁぁぁぁぁ)!!!』
     「そこ!!様付けで呼ぶなって・・いったでしょうがぁぁぁあ!!」
     ドォォォォォォン・・・・。
     些細な爆発音が響き渡る。
     まあ、建物には被害がでないように、彼らの精神に直接に叩き込んだあたし。
     何て親切なのvv
     ぴくぴく・・・。
     あ、何か、姿が五人とも、透けてるし・・・・。
     「何、その程度で、実体化、できなくなってるのよ・・・。根性ないわねぇ。」
     「・・・・・リナさん・・今、何やったのでしょうか??(汗)」
     その様子をみて冷や汗流しているシルフィール、
     「・・・・聞かないほうがいいような気がする・・・・。」
     ゼルガディスは、なぜか顔面蒼白になっていたりする。
     「何か、精神世界に攻撃がいってたぞ?」
     ガウリイは、精神世界なのに見えてて、ずばりといいのけている。
     「・・・・・ガウリイさん、とゆーか、精神世界って・・・。
      よくわかりますね・・・・・。」
     そんなガウリイにあきれているアメリアに。
     「ま、リナだからねぇ。」
     以前、ちょっと、暴れていたあたしのことも知っているナーガは。
     あっさりと納得していたりする。
     「よし!!決まりだな!ちなみに、勝負が長引き、
       互いがいつまでたっても倒れない場合は、
        どちらがより多く、審査員を倒した方が勝ち!!いいな!」
     「はいはいvv」
     
     「・・・・すいません、私、洗濯物が・・・。」
     「明日の仕入れがあるので・・・・。」
     「僕もちょっと裏庭の溝の観察・・・・。」
     「セイルーンに連絡いれなきゃ・・・・。」
     「材料の調達にいってきますわ。」
     「・・・・ちょっと、野暮用を思い出した・・・・。」
     口々にいって、その場から逃げようとする皆。
     「あ・・・・仕事の続きが・・・・っていっても・・・無駄なのよね(涙)」
     「逃げても、その分、さらにお仕置きがまってるぞ?」
     よろしい。
     よくわかってるじゃない♪
     なぜか、涙ながらに会話している部下達四人。
     「あ、ちなみに、逃げられないように、この店、結界張ってるから♪」
     さらり。
     あたしの何でもない一言に。
     『どひぃぃぃぃぃぃ!!!!!!』
     なぜか、全員の悲鳴がこだました。


     ぱくり。
     うーん。
     まだまだね。
     とりあえず、あたしには、どんなものでも、食べられる。
     という特技に近いものがある。
     というか、どんなものでも、このあたしにかかったらねぇ。
     まずさの追求。
     といっても、このガルバードの料理は。
     まだ極めていない。
     まあ、味なんて気にしなくすればいいだけだしvv
     そんな簡単なことvv
     ついでに、みただけで、味がわかるので。
     あたしごのみに、味を一瞬のうちに変更させていたりする。
     「ぐわ・・・・・・・・!?」
     あら。
     あたしの料理に泡を吹きかけていたりするガルバード。
     ちょっと、面白いので、魂に負担がかかる程度のまずさに設定したんだけど。
     ちなみに。
     アメリア達には、それほどにはしていない。
     

     かくして。
     痙攣起こしたりする全員を無視して。
     なぜかあたしだけが無事。
     という形で。
     すでに、顔色がなくなっているガルバートはまだ諦めていなかったり。
     「おーほっほっほっ!!この私の勝負に乱入させてもらうわよ!
      勝ったら、審査員、おろさせてもらうわ!」
     「私もです!」
     「私も!」
     「俺もだ・・・・。」
     すでに、座りまくっているナーガ、アメリア、シルフィール、ゼルガディスの声。
     ガウリイは・・寝ていたりするが。
     おいしい料理は人の心を和ませる。
     逆に、まずい料理は殺意もわく。
     「ふん、リナ=インバースもろとも、激はしてくれるわ!」
     かくして。
     「ああ!!何か、楽しそうなことやってるぅぅぅ!」
     どこからか、乱入者も来たりして(はあと)
     「あら♪いいわよvv」
     「じゃあ、私も参加vv」
     『でぇぇぇぇえ!?ユニット様までぇぇ!?』
     いきなり出現したのは、ユニットだったり。
     泣いているゼロス達。
     「面白いから・・・他にも乱入させますか(はあと)」
     「あvvそれいいわねvv」
     ふわり。
     その言葉と同時に。
     「あ、料理勝負だぁぁぁ!!」
     一人の女の子が出現する。
     ―ぴしっ。
     その言葉に、完全無欠に、部下達とゼロスは石化した。


   
      
    やがて。
    一通り、用意してあった、材料がつき始める。
    といっても、あたしとユニットが、材料を作り出しているから必要ない。
    といえばそうなんだけども。
    なぜか、あたし達が材料をぽんポン作るのをみて。
    気絶していたりする店の人達や。
    そのまま、店の中で、うめいていたりするシルフィールたち。
    中には、人以外の容貌に料理の副作用で変化した従業員たちもいたりして。
    
    なぜか、きづけば。
    無事なのは、あたしとユニットだけになっていた。
    「じゃ、私、そろそろいくねvv」
    そのまま、けりがついた。
    というので、またどこかにいくユニットだし・・・・。
    そーいや、どこかの星で彼女・・遊んでいる最中だったのよね・・・・。
    どうでもいいことだけど。
    ちなみに。
    乱入していた舞は、アインに引きづられるようにして戻っていったし。
    些細なことだからいいとして。


    「トワイライト・・・・。」
    部下達の復活の言葉が。
    人間達を治してゆく。
    面白いことに精神生命身体でなく、肉体もった人間になっていたりするけども。
    
    「ふっ。材料が無くなったというのであれば仕方がない!」
    いや、材料は、まだまだあるんだけど?(笑)
    だが、しかし、すでに、ガルバートの視界には、材料すらも見えてないらしく。
    あんな程度で視力をいちぢるしく低下させていたりする。
    「まだ材料・・ありますが?」
    黒い三角錐の姿になっているゼロスのつっこみに。
    というか、すでに、それにすら、驚かないくらい。
    なぜか、この場にいる人間達は、疲労していたりする。
    「こうなれば、最初の予定どおり、剣と剣との勝負を挑み。
     決着をつけるのみ!!むろん逃げはすまいな!
      リナ=インバース!」
    ひたり。  
    あさっての方をむきいうガルバード。
    「・・・・・・ちょっとまて。おっさん。
      最初の予定通りって・・・。
        まさか、始めから、剣の勝負のつもりだったんじゃ・・・。」
    ゼルガディスの声が座っている。
    どうにか、部下達の復活の言葉で。
    ゼルガディスたちは、意識を取り戻していたりする。
    多少、後遺症は残ってはいるものの。
    「もちろんだ!始めに、このリナ=インバースの姉に勝負を挑んだのも。
      剣の勝負だったんだ!だが、そんなことは知るはずも無いし。
        それに、であった直後に攻撃されて、まともな勝負は不利と悟って。
          屁理屈をのべて料理勝負にしたまでのこと!
           しかし、私は料理などは苦手でかるからして!
            まずいものの勝負をいどんだというわけだ!」
     浪々というガルバートの声に。
     『ほぉぉぉぉぉぉぅ・・・・・。』
     全員の殺気だった声が含まれる。
     「つまり、我らは、貴様のせいで、こんな目にあったわけだ・・・。」
     部下K♪声が座っているわよvv
     「こんなどうしようもないことで、呼び出されたわけね・・・・。あんたのせいで・・。」
     部下Wまでもが殺気だっていたりする。
     それにまったく気づいてないガルバード。
     「つまりは、貴様の茶番に付き合わされた・・ということか?」
     ガウリイの目まで殺気だっていたりするが。
     ま、あたしは知ってたし、面白いから受けたんだけどねvv
     かなり、この勝負で、極上の感情を楽しめたしvv
     
     『んっんっんっ。』
     無言でガルバートに詰めいる全員。
     ちなみに、普通の人間であるこの店の人達は。
     すでに気絶して、全員が意識不明になっていたりするけども。
     ま、部下達の回復があったから。
     そのうちに目覚めるでしょうけどねvv
     「そういうことになるな!リナ=インバース!わが挑戦、受けるか!?」
     未だに全員の殺気に気づいて無いガルバート。
     「別にいいけど、でも、それまで無事だったらねvv」
     『何もかも、貴様のせいかぁぁぁぁ!!!』

     どがばぎゃ!!
     どごがぁぁぁぁぁん!!!!
     がらがらびっしゃぁぁぁぁぁんんんん!!!!
     ごりごりごり。 
     ごすぐちゃどしゅ。

     何ともいえない音が響き渡る。


     「ま・・・待った・・・ヘルプみぃぃぃぃ!!!!」
     情け無い声を上げて。
     全員のやり場のない怒りのはけ口に成り果てるガルバート。
     部下達四人とプラスゼロス。
     アメリア、シルフィール、ガウリイ、ナーガ、ゼルガディス。
     このメンバーにて、蛸殴り大会が実地されてゆく。

     
     「・・・・・・・・・・・むなしい・・・・・。」
     ずたぼろになって、原型を止めなくなっている。
     それでいて死んでいないガルバートをみつつ。
     ゼルガディスが深いため息をついていた。
     あたしが面白いから、死なないようにしているだけのことなんだけどvv
     「・・・・・つ・・・疲れた・・・・・。」
     「・・・・休息が必要ですわね・・・・。」
     情け無いにも、これしきでねをあげている部下達。
     

     「ご苦労様vvまた、何かあったら呼ぶからねvv」
     あたしの言葉に、ぺこりとお辞儀をして戻ってゆく部下達四人。
     「・・・・なあ、リナ、始めから思ってたが。
       お前、あいつが、剣の勝負にきたって・・・しってただろ?」
     ガウリイがあたしに疲れたように言ってくる。
     「当然vvこのあたしに分からないことがあると思って?(はあと)」
     即答するあたしの言葉に。
     「な゛!?リナさん、どうして、しってたのに、いわなかったんですか!?」
     アメリアが抗議してくる。
     「だって、その方が面白そうだったからvv」
     「・・・・・・・・・・・限度ってものがあるわよ。」
     つれたようにいうナーガ。
     「ナーガ(はあと)あんたには言われたくないわね(はあと)」
     「ま・・・・まあ、とりあえず、なかったことにして。
      早くセイルーンに行きましょう。」
     シルフィールが今までのことをなかったことにしようと。
     無理やり記憶から除去しようとしていたり。
     「それもそーね。」
     「父さん達、そろそろ使節団の準備、整ったでしょうかね。」
     「外の世界か・・・・。何があるのかな。」
     結局。
     そのまま、無理やりに忘れようとしていたりするアメリア達。
     ・・・・・楽しいvv

     「今回は、結構、面白い感情を楽しめたわねvv」
     あたしがいうと。
     「・・・・・・・・・・・・確かに、魔王様方の負の感情はよかったですが・・・・。
      そのぶんダメージも大きすぎます・・・・。」
     すたすたとあるいてゆくアメリア達の後ろから。
     のんびりとあるくあたしの言葉に。
     ゼロスが涙ながらに訴えてくる。
     
     結局。
     ガルバートは、そのまま。
     心神喪失状態になって。
     国に送り返されていた。
     めでたし。めでたし(はあと)



     「さって♪次は、ふふ、外の世界ね♪」
     さあ、部下Dたちのやつ・・・。
     何、遊んでいるのかしらねvv
     ふふ。
     また、楽しめそうね(はあと)


     向かうは、セイルーン。
     結界が弱まったことにより、国が一致団結して。
     平和使節団を送り出すことになっているからして。

     さて、まだまだあたしは、遊ぶとしますか♪
     だから、人間ライフはやめられないのよねvv

                                   −終わり♪ー
    
####################################

     あとがき:
        かお:・・・・面白いから、舞ちゃんが乱入した。
            という形にしてみました(まてこら!)
            ちなみに、猫斗犬さんの許可・・・もらってなく打ち込んでいるので。
            舞の名前は出しませんでしたが・・・(こらこら!!)
            本来は、すみれちゃんだけの乱入だったんですけどねvv
            やっぱり、料理といえば、舞ちゃんでしょう!!!!(だからまて!)
            ちなみに、舞ちゃんか、猫斗犬さんの、STSに出てくる。
            田中舞ちゃんです♪あしからず♪
            ちなみに、この後。
            テレビのTRYに入っていきます。
            つまりは、これ、ゲームの、ワンダホーの後です。
            設定上は(こらこら!)
         エル:あたしがあんまり活躍してないわねぇ・・・・・・・。
         かお:・・・・・・ぎくっ!!
          姫:それに、これ、昨日、打ち込む予定じゃなかったの?(はあと)
         かお:あ゛あ゛あ゛あ!!!すいませぇぇぇぇぇぇんんんん!(涙)
          姫:しかも、また昼過ぎてるし・・・・。
             この私の小説と、リレーの続き・・・・。
             どうなるのかしらねぇ(はあと)
         エル:後、予定では、今日リク小説打ち込んで。
             エデンの続きを打ち込む予定だったみたいだけど?
        かお:ぎくぎくぎぅ!!!(滝汗)
            ま・・まあ、時間もないので・・・・。
            次にとりかかるのです!!!!
            それでは!!!!
          姫:次は、リレー小説か・・・・・。
        エル:まったく・・・・。
            最近、あんた、怠慢すぎよ!!!1
        かお:しくしく・・・・・。
            そ・・・・それでは!!!!
            いぁぁぁ!!!その固まりはぁぁ・・・・・

        シィィィィィン・・・・・・・・・・・・・。

       ただただ静かな風が吹き抜ける・・・・・・・。


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21997番外ですね♪奈月るり E-mail URL2002/9/17 07:50:12
記事番号21942へのコメント


 こんにちは、かおさん。
 またもや一番乗りをしてしまった奈月です。

 リンクを張っていただいて、どうもありがとうございますぅ〜
 確認させて頂きました♪
 ただ・・・やはりバーナーが作動不良を起こしているようです。
 ルアさんがそっこうで静止画のバーナーを作り替えてくれたので、めちゃくちゃ迷惑かもしれませんが、変えて頂けると助かります。←(をいをい)

 ・・・すみません・・・・・・

 番外編、漫遊記読みましたぁ〜♪
 あぁ、もうエル様暴れまくり楽しみまくりの大暴走。
 舞さんにユニット様まで乱入しちゃって・・・
 ゼルガディスさん達、合掌です。
 これからアニメTRYへと向かう道のりなんですねぇ。
 
 あ、ネットに接続できないと言うのは、母の監視が厳しくてパソコンになかなか触れられないということです。
 受験生の肩書きが片腹痛いですねぇ・・・・・・
 それでは、『炎』シリーズ(と呼ぶことにした)の過去偏はホムペの方でほそぼそとやっていくことにしたので、よろしくおねがいします。←(何気に宣伝するんじゃない!)
 そういえば、やっぱりキリ番を告知してもらうには掲示板を付けた方がいいんでしょうか・・・?

 あ。くだらない長話になってしまいましたが、それではさようなら。

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22083番外です♪かお E-mail URL2002/9/19 22:53:28
記事番号21997へのコメント

奈月るりさんは No.21997「番外ですね♪」で書きました。
>
>
> こんにちは、かおさん。
こんにちわ♪
奈月さん♪
> またもや一番乗りをしてしまった奈月です。
いつもどうもです♪
>
> リンクを張っていただいて、どうもありがとうございますぅ〜
> 確認させて頂きました♪
> ただ・・・やはりバーナーが作動不良を起こしているようです。
??
そうなんですか?
とゆーか、作動不良というわけでなく・・。
私のページ・・・・。
よく画像が表示されないときが多いので(かなり問題!)
そのせいでは・・??
私が確認するときには大丈夫なのですが??
> ルアさんがそっこうで静止画のバーナーを作り替えてくれたので、めちゃくちゃ迷惑かもしれませんが、変えて頂けると助かります。←(をいをい)
・・・・・・・・・・え?
あれ、静止画じゃなかったのですか!?
・・・・変えたほうが・・いいのでしょうね・・(汗)
時間があるときに・・(こらまて!)
>
> ・・・すみません・・・・・・
いえいえ、わざわざありがとうございます。
>
> 番外編、漫遊記読みましたぁ〜♪
> あぁ、もうエル様暴れまくり楽しみまくりの大暴走。
> 舞さんにユニット様まで乱入しちゃって・・・
すみれちゃんの乱入はいつものこと♪(かなりまて!)
> ゼルガディスさん達、合掌です。
> これからアニメTRYへと向かう道のりなんですねぇ。
そーです♪
しかも、トライ・・・かなりテレビと変えているぅ・(笑)
(そのうちページにアップするつもりだが・・いつになることにやら・・・。
  ただいま、よーやく四巻分だし・・・・(汗)漫遊記本編・・(滝汗))
> 
> あ、ネットに接続できないと言うのは、母の監視が厳しくてパソコンになかなか触れられないということです。
> 受験生の肩書きが片腹痛いですねぇ・・・・・・
受験が命です!
頑張ってください!!!!
今しかないですから!!
(私の高校受験のとき・・くそ忙しいのに母親が入院(肝臓の病気)して、
  家のことしながらの勉強になってしまった・・←実話(爆!))
> それでは、『炎』シリーズ(と呼ぶことにした)の過去偏はホムペの方でほそぼそとやっていくことにしたので、よろしくおねがいします。←(何気に宣伝するんじゃない!)
読んでおります♪
あ、掲示板設置、おめでとうなのです♪(こらまて!)
初書き込みしちゃいましたが(かなりまて!)
> そういえば、やっぱりキリ番を告知してもらうには掲示板を付けた方がいいんでしょうか・・・?
私のところには、メールでもきますが?
でも、なかなか申告がない・・・。
しくしくしく・・・・(涙)
>
> あ。くだらない長話になってしまいましたが、それではさようなら。
はい。
わざわざありがとうございます♪
では♪

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22055番外だ!番外だ(はあと)2002/9/19 16:53:55
記事番号21942へのコメント

かおさんは No.21942「エル様漫遊記・番外編・第27話」で書きました。
>
>
>   こんにちわ♪
  こんにちは。はじめまして・・・・かもしれないです。(いや、一回、リレー小説の申し込みのときに書きましたね。)2の方でひたすらのろのろと長編を書いてる響と言います。
>   STCさんからのリクエスト♪スペシャル、13巻♪
>   もったりとしてこくがなく♪です♪
>   ちなみに、この番外編、スペシャル話、どんどんリクエスト受け付けてます♪
>   だって、かなりスペシャルの話・・ありますし・・ね(笑)
 え!じゃあ、私もリクエストして良いですか?
 すぺしゃる17の、「小さな濃いメロディ」・・・・・・って、勝手に許可もとらずにリクエストしちゃって・・・・・。
>   ちなみに、このリナは、エル様(金色の王)となってます。
>   あしからず・・・・(爆!)
  はいはい!
 エル様漫遊記、とっても面白いです!
 親の目盗んでパソ打ってる身ではあまり長く感想を書けないのが残念ですが、ちょくちょくレスしたいと思います。
 では、短いですがこの辺で。
>

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22084リクどうもですぅぅぅぅ!!かお E-mail URL2002/9/19 22:59:23
記事番号22055へのコメント

響さんは No.22055「番外だ!番外だ(はあと)」で書きました。
>
>かおさんは No.21942「エル様漫遊記・番外編・第27話」で書きました。
>>
>>
>>   こんにちわ♪
>  こんにちは。はじめまして・・・・かもしれないです。(いや、一回、リレー小説の申し込みのときに書きましたね。)2の方でひたすらのろのろと長編を書いてる響と言います。
こんにちわ。
お久しぶりです♪
響さん♪
レスしてませんが、いつも毎回読ませてもらってます♪(まて!レスしろ!)
>>   STCさんからのリクエスト♪スペシャル、13巻♪
>>   もったりとしてこくがなく♪です♪
>>   ちなみに、この番外編、スペシャル話、どんどんリクエスト受け付けてます♪
>>   だって、かなりスペシャルの話・・ありますし・・ね(笑)
> え!じゃあ、私もリクエストして良いですか?
もちろんオッケー♪
> すぺしゃる17の、「小さな濃いメロディ」・・・・・・って、勝手に許可もとらずにリクエストしちゃって・・・・・。
あ、あれですね♪
了解です♪
・・・・すみれちゃん出てますけど・・・。
いいですか?(笑)
ちなみに、あの歌は、ズタボロになった彼。
訂正しますが・・(かなりまて!)
じゃ、次は、それで・・と♪
エル:・・・・リナ抹殺指令。あれにするんじゃ?(はあと)
かお:リクがあったので、こっちに変更なのです!!!(まてこら!)
   リクがない場合。
   とりあえず、一巻分から順番に消化していこうかと・・(かなりまて!)
>>   ちなみに、このリナは、エル様(金色の王)となってます。
>>   あしからず・・・・(爆!)
>  はいはい!
> エル様漫遊記、とっても面白いです!
ありがとうなのです!!
暴走しまくりの、リナ様(エル様)なのです!!!(爆!)
> 親の目盗んでパソ打ってる身ではあまり長く感想を書けないのが残念ですが、ちょくちょくレスしたいと思います。
> では、短いですがこの辺で。
わざわざありがとうございます。
それでは♪


・・・ちなみに、自分のページに、本編を載せてたりして・・・(笑)
ただ今、ようやく四巻分♪バトルオブセイルーン♪
・・・・なかなかでないです・・・・(汗)
それでは、失礼いたします♪
>>
>

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22184エル様漫遊記番外編・第28話(響さんリクどうも♪)かお E-mail URL2002/9/23 22:48:10
記事番号21941へのコメント



 こんにちわ♪
 やってきました♪久方ぶりに♪(まて!)
 ちなみに、このエル様漫遊記・番外編。
 以前の話の内容は・・こーなってます(まて!)
 
   第1話・その後前偏・後編 スペシャル7巻   影の鏡
  第2話         デリィシャス4巻  ルナテクヘステバル
  第3話         なし        ☆降魔戦争時☆
  第4話         デリィシャス2巻   呪術士の森
  第5話         なし        ☆ゼリス誕生偏☆
  第6話         スペシャル1巻   ナーガの挑戦
  第7話         スペシャル1巻   セイルーンの王子
  第8話         スペシャル9巻   闇に住まう村
  第9話         スペシャル5巻   ジェフリー君の騎士道
  第10話        RPGゲームブック 目指せサイラーグ
  第11話        スペシャル5巻   レスキュウ作戦
  第12話・前偏・後編  なし        ☆エル樣とユニット様☆
  第13話        スペシャル13巻  BP攻防戦
  第14話        日帰りクエスト(?)☆日帰りクストキャラ☆
  第15話        スペシャル1巻   エルシアの城
  第16話        スペシャル10巻  破壊神はつらいよ
  第17話        スペシャル10巻  歌姫の伝説
  第18話        スペシャル6巻   愛しの根性なし
  第19話        スペシャル11巻  全ては真実のために
  第20話        スペシャル6巻   根性なき戦い
  第21話        スペシャル1巻   ロバーズキラー
  第22話        スペシャル10巻  歌姫の出発
  第23話        スペシャル7巻   頑張れネクロマンサー
  第24話        スペシャル11巻  一把一からあげ
  第25話        スペシャル9巻   イリーズの旅路
  第26話        スペシャル2巻  リトル・プリンセス
  第27話  スペシャル13巻  まったりとしてこくがなく  
  
  以上となってます♪


  ちなみに、今回は♪♪
   第28話 スペシャル17巻  小さな濃いメロディ  
  次回。
    第29話  スペシャル一巻  悪役ファイト 
  の予定です♪ 
  ちなみに、これは、パロディです♪
  それでもって、リナがリナではなく、金色の王であるエル様となってます♪
  それでは♪
  (以前のは、著者別からどーぞ♪)大概すべて読みきりですので♪
  あしからず♪
  ではでは♪
  ちなみに、これ、リクエスト、受付中♪

#####################################


  こんにちわ♪ 
  ふふ♪
  漫遊記♪番外編♪
  今回は、響さんのリクエストから♪
  スペシャル17巻、小さな濃いメロディ偏♪
  『・・・・で?休みなのに、他・・どうして何もしてないの?』
  ぎく!!(汗)
  な・・何か・・・声が・・(汗)
  とりあえず、28話、いくのです♪


#####################################


        エル様漫遊記・番外編  〜小さな濃いメロディ偏〜



    「もう大丈夫よ♪」
   あたしの言葉に、村の人々がどよめいた。
   ことの起こりは、数時間前。
   部下Sのところにちょっといつもよく形状する姿で立ち寄ったあと。
   近くにあるこの村にご飯のため立ち寄ったところ。
   魔道士姿のあたしに目をとめたこの村の村長が、
   村の近隣を荒らすコブリンの退治依頼をしてきたのだが。
   あたしはかるく聞き流しておいた。
   が。
   村を出てしばらくいくと、このあたしにそのコブリンが襲い掛かってくるし。
   なぜか、あたしの指を鳴らした一発で。
   それらは霧散していったけど。
   どうせだったら、お金でももらいましょう♪
   というので、村に戻ってきたんだけど。
   一応、人間やってるからには、お金、いるときはいるからねぇ(はあと)
   もらえるものは貰っておかないとvv
   村に戻ると、なぜかそのまま、頭を抱えている村人と村長たち。
   しっかし、コブリンごときで、何そんなに深刻になる必要があるのよ(はあと)
   「ああはいったけど、気になるじゃない?(はあと)
    コブリン、倒したから♪」
   『おおおお!!』
   面白いことに、歓喜の声が響き渡る。
   「あ、お礼なんていいですよvv一度は、聞き流しているんですしvv
    依頼料も半分でいいですし(はあと)」  
   にっこりというあたしの言葉に。
   「おお!!何と無欲な!」
   なぜか感極まって感激している村人や村長たち。
   というか、あたし、遠まわしに依頼料、請求してるんだけど(はあと)
   ま、こういう言い方で、気づくのは、あまりいないのも、
   人間って面白い生き物よね(はあと)
   ちょっと、言葉を変えただけで、自分達の都合のいいように解釈してくれるしvv
   「おお!!何という高潔さ!!貴女のことは、一生わすれませんぞ!!
    ティナ殿!」
   って・・・あたし、一応リナなんだけど?(はあと)
   いきなり名前を間違えていたりする村長。
   一生ってったって・・・。
   あんたの寿命、あと、二年なんだけど(笑)
   「あら、あたしの名前は、リナですよ。リナ=リナ=インバース。」
   にっこり。
   微笑み返すあたし。
   なぜかよくこれやると、部下達、凍りつくけども。
   なぜか、その後のお仕置きが、きくらしいのよねぇ。
    お仕置き受けるようなことをするのが悪いのよ♪
    「リナ=インバースさんですって!?」
    あたしの名前を聞いて立ち上がる店にいた客の一人。
    歳は、四十二歳。
    長い銀髪、深く低い声。
    銀の髪質だけは、グラウシェラーと同類で、さらさらの質であったりする。
    白い服を見に纏い、足元には、竪琴。 
    自称、旅の吟遊詩人こと。
    ユージン=バイオレッタ。
    「ご存知なのですか?」
    村長の言葉に。
    「当然です。」
    いって足元の竪琴をぽろんと奏でるユージン。
    「申し遅れました、私は、ユージン=バイオレッタ。
      ご覧の通りの旅の魔道士です。
       おお、リナ=インバース。
        高名なる旅の魔道士、貴女は何年か後には伝説となるでしょう〜♪」
    テンポのあってない音を奏でながら、歌もどきをうたいつつ、ユージンがいう。
    「似合わねー名前!!」
    数名の村人から声があがっていたりするが。
    とりあえず、聞こえないふりをしているユージン。
    かまわずに無視しつつ。
    「まさか、このようなところで、噂に名高い、リナ=インバースさんに出会えるとは。
      これも何かの縁、この私に貴女をたたえる歌を歌わせては、
       もらえないでしょうか?」
    「は?」
    まあ、普通の人間ならば、吟遊詩人に、歌を歌わせてくれ。
    といわれれば、悪い気はしないであろうが。 
    こいつの歌はなぁ。
    はっきりいって、このユージン、モグリどころか、三流以下だし。
    「変なこといったら、呪文の嵐♪それでもオッケーならいいわよvv」
    「そうですか。―では。」
    あたしの言葉を本気で捕らえてないユージン。
    別にいーけど。
    そして、竪琴片手に歌いだす。
    『おお、リナ。リナ=インバース。数多の魔力を操りて
     その名を世界に知らしめる 気高き面影を天にむけ
       流れる髪は炎にもにて 其はさながらに戦う女神
         そんなルックス来たいして 現物見たち ちょっとがかっかり。』

    こら・・。
    どわははははは!
    受けてる見物人達。
    「ちょっとまちなさい!何よ!それは!」
   とりあえず、形だけ、つっこむあたし。
   面白いから、もうちょっと聞くつもりだけど。
   その後は・・・・ふふふふふふふふふふふ・・・・・。
   「何か?」
   きょとんとしていたりするユージン。
   「あのねぇ、たたえるといっておきながら、オチつけてどうするのよ?
     それだから、あんた、吟遊仲間にも仲間にみてもらえないのよ?」  
   さらりというあたしの言葉に。
   「何をおっしゃいます!リナ殿!貴女ほどの高名の魔道士となれば、
     当然偏見や噂が世間に蔓延しているのはあきらか!
      人々の語るリナ=インバースの姿は、鬼神のごとく禍々しいものか。
       戦女神のようなものばかり!
        しかし、貴女は、普通の愛らしい少女ではないですか!」
   あら。
   普通の少女。
   って言われたの、久方ぶりね(はあと)
   「まあ、あたしは愛らしいけどね(はあと)」
   この姿だから、この程度だけど。
   本来は、あたし、もっと神々しい姿だし(はあと)
   本来・・というべきとおもうし。
   大概、あの姿してるからねぇ。
   あたし。
   意識を実体化にして。
   今は、このリナの姿にしているけども。
   暇つぶしを兼ねて。  
   そんなあたしの言葉を無視して。 
   ・・・・いー度胸じゃない・・・・。
   「世間には、おまけに貴女の名前を語る偽者もいるとか。
     だからこそ、私は、偽りの理想像でなく、
      貴女の真実の姿を歌いたいのですよ。
       つまり、この冒頭は、ちょっとした笑いを誘って、興味を引くとともに、
        噂によって作られた嘘のイメージを打破する。
         といった二つの目的があるのですから!」
    高々と言い放っているユージン。
    「まあ、そういうこともあるかもなぁ。」
    村人その一がその説明に納得していたりするけども。
    それにうなづいているその場の人々や村長達。
    かまわずに続けるユージン。
    『おお、リナ。リナ=インバース。
      どんぐり眼に子供顔背は小さくて頭身低し、
       胸などないに等しくて  せめてぱっとでもいれたらいかが?』
    ・・・・・・・。
    「ちょっとまちなさい!!!この姿は、一人旅してたら、危険だから、
      コルセットしてるのよ!
       それに身長なんて、どうとでもできるでしょうが!
        何そんなどうにでもなるようなことを歌にしてるのよ!」
   思わず事実をいっているあたし。
   さすがに、ちょっとこれは・・ねぇ(はあと)
   ま、楽しいといえば楽しいけども。
    「身長など、どうにでもなる・・とは?何をおっしゃいます。
     そんなの不可能に決まっているじゃないですか。
      好みは人それぞれ、私なぞ、胸があったり必要以上に色香があったり、
       という女性など、返って身が引きます。」
    「勝手に引いてなさい・・。」
    低い声で言うにもかかわらず。
    それに気づいてないユージン。
    「私は、そうですね。十歳前後の女の子の方にむしろ魅力を感じますが。」
    ユージンの言葉に。
    「それって、ロリコンじゃ・・・・。」
    数名の客たちの声が重なっていたりする。
    「ともかく、続き。いきます。」
    かまわずに、続きを旋律のあってない歌声で奏でるユージン。
    『おお、リナ。リナ=インバース。始めた出会ったそのひとは、
      コブリン倒して小銭を稼ぐ  幼児体型リナ=インバース。』
   ・・・ろぉん。
    「以上です。」
    「全然たたえてないじゃないのよぉぉぉぉぉ!!!」
   ちゅごごぉぉぉぉんんんん!!!
   ごぉぉぉぉぉぉ!!
   思わず怒るあたしに合わせて。
   刹那。
   空気が振動してゆく。
   「んっふっふっふっ・・・・。
     そんなにいうんだったら・・・。
      みせてあげるわよ・・・・。あたしの真実の姿・・・。んっふっふっ・・・。」
   その言葉と同時に、辺りが瞬時に闇に染まってゆき。
   あたしからは、金色の光がこぼれ出る。
   ごうっ!!
   刹那。
   ただ、あたしが、ちょっと気配を開放しただけで。 
   なぜか、その店にいた村人と。
   その村に住んでいた人達や存在全て。
   そして、ユージンたちは。
   しばし、行動不能の意識不明に陥っていたようだけども。
   ま、とりあえず、この村には結界はってたから♪
   あたしがここにいるのは、ばれてないけどねvv
   なぜか、この村の人達は。
   その後、食堂にいた人達は、こぞって、あたしの名前を聞くたびに。
   顔を真っ青にして、白めを向いて気絶しているらしいが・・・。
   まったく。
   たかが、ちょっと、気配を開放したくらいで、何なのよ!
   情けないにもほどがあるじゃないのよ!!



   魔道士教会からの依頼をうけて。
   とある領主。
   クェードランド・シティの町のはずれにある領主(ロード)ティランドー。
   その城にへの侵入操作をしているあたし。
   今回の依頼は、城への潜入と。
   在る物の奪還。
   「ふっ。人さまから人のものを借りたら、返さなくてはいけないのよ。
     それをロードたるものが。」
   隣でぶつぶついっているナーガ。
   コブリン退治で小銭が稼げる。
   それを聞いて、道にまよっていたナーガが再び合流したのは。
   ちょうど、この隣村でのこと。
   あたしは、面白いので、ナーガがはぐれても、放っておくことにしていたりする。 
   だって、そのほうが楽しいんだもん(はあと)
   「じゃ、ナーガ(はあと)あんたに今まであたしが立て替えているお金vv
     すぐに戻して(はあと)」
   あたしの言葉に。
   「あら、それとコレとは話が別よ。おーほっほっほつ!」
   どうでもいいけど、高笑い、時と場合を考えましょうね(はあと) 
   ここのロードは、面白いものがすきな人間の部類で。 
   度々魔道士協会などに通って、
   魔法道具などを眺めていたりする。
   教会側としては、眺めるだけでは何の問題もないであろうが。 
   気に入ったものを貸してくれといって、かってにもって帰り。
   そのまま『もうすこし』。
   といって、もどそうとする気配がさらさらない。
   もどして欲しい道具もかなりの量になっている。
   そして、なぜか、一から創ると経費がかかる。 
   というので、極秘に取り戻して欲しい。
   というのがこの町の魔道士教会からの依頼だったりすんだけど。
   ナーガが、その金額に、すぐさま飛びついたのである。
 
   「一瞬で出来るでしょうに♪」
   「そんなこと、神でもないと無理です!」
   「そうでもないわよ?」
   手をぽんっ。
   と叩いたあたしの目の前に。
   魔法道具が生成されたときの魔道士教会の人間達の顔。
   なぜか、ぽかんと、腰抜かしていたりもするけども。
   ま、どうでもいいことは、おいとくとして。
   
   「しかし、王宮の割りには、警備が雑ね。」
   ナーガが警備の状況をみつつあきれたようにいう。
   ま、セイルーンの警備状況に、ナーガ、なれているからねぇ(はあと)
   「で?ナーガ?それ・・・・何?(笑)」
   ナーガの格好をみて、私は笑いをこらえつつ、お約束にも聞いて見る。
   「ふっ。決まってるじゃないのよ!!変装!!」
   顔にちょっとしたマスクを付けているだけで。
   変装と言い切っているナーガ。
   本当に面白いったら♪
   「じゃvvいきましょ♪」
   すっ。
   あたしが手を横に伸ばすと。
   その場の空間が一瞬にしてねじれてゆく。 
   「ちょ・・ちょっとリナ!?何よ!?いきなりのこれは!?」
   なぜかうろたえているナーガ。
   「あら、直接に人気のない王宮の中に入ったほうがスリルあるでしょ♪」
   「ちょ・・・ちょっとぉ!?」
   ふっ。
   そのまま、あたしとナーガの姿は。
   そこから解け消えてゆく。
  
   ―がさり。
  
   その直後。
   あたしとナーガのいた背後から人影がその場に躍り出てくるが。
   「ええと。あの城にいくっていってましたね。」
   そういって。 
   がさがさと。
   城に向かってすすんでゆく男性が一人。

   
   「スリーピング。」
   ぐぅ・・・・。
   こらこら(笑)
   術をかけたナーガまで眠り込む。
   「あのねぇ、ナーガ、あんたまで眠ってどうするのよ?」
   ―チャリン。
   「はっ!!お金!!何処!?」
   小銭の落ちる音で目を覚ますナーガ。
   ナーガを利用するには、小銭が一番♪
   裏口から入ってから、すぐに地下。
   そして、その奥が宝物庫。
   そういうつくりになっているこの城。
   「じゃ、いきましょ♪」
   「そうね。」
   進むあたしとナーガの後ろに。
   ぽろろん・・・。
   と音が聞こえてくる。
   
   『星に抱かれた壁を越えることもなく 闇に解けきえ
     その唇が紡ぐ呪は いかなるものか
       そのつま先がむかうのは  高くそびえる漆黒の城』

   「な゛!?」
   その声に振り返るナーガ。
   はぁ・・。
   「あのねぇ・・。ユージン、何してんのよ?こんなところで?」
   なぜか、この場にいたりするユージン。
   「いやあ、先日のことは、何も覚えていませんからネェ。
     せめて、リナさんにご一緒して、歌を作ろうか・・と。
      気づいたら、数日が経過してたんですよ。」
   と、琴片手にニコニコといっているのはユージン。
   「そーいや、あの村の人達・・・なぜか記憶喪失になってたわね。」
   情けないことに、ちょっとあたしの気に触れかけただけで。   
   もののみごとに全員が記憶喪失になってたり、再起不能になってたりするのだが。
   「リナ、あんた、このユーシンの吟遊詩人と知り合いなの?」
   顔をしかめているナーガ。
   そういえば、このあたしに出会う前に。
   ユージンは、ナーガにあって。
   歌つくって、吹っ飛ばされていた時事があるのよねぇ。
   ほぼろぼろになりつつ、食堂で食事を取っている中に。 
   あたしが出現したんだけども。
   夜の闇に佇んでいるこのユージン。
   「死神とも為が張れるわねぇ。これだと。」
   つつぅ・・。
   ナーガの額から一筋の汗。
   ぼうっとしたから照らされているユージンの顔。
   普通ならば気絶しているかどうかしている。
   ま、あたしは人間でないし。
   ナーガの神経も太いから問題ないけどねぇ。
   「ま、いっても無駄だし。無視していきましょ。ナーガ(はあと)」
   「それもそうね。」
   すたすたすた。
   かまわずに無視して、あたし達は進んでゆく。
   ナーガは、正体がばれるの少し心配しているようだけども。
   ま、その格好で以前、合ったんではないし。  
   何より、一日前に、こいつに出会ったときに、気づいているならば。
   このユージン。
   何かの歌にでもしているようなものなのであるが。
   このユージン。
   以前セイルーン王宮の招かれて、フィルをそのまま歌にして。
   たたき出された。
   という何ともほほえましいエピソードをもっていたりするのだが。
   「ふっ。理解していただき、何よりです。
     この私は後世の歴史にのこる歌を作りたいだけです!!
      嫌だといっても、ついていきますよ。」
   しかし、本気で警備が雑すぎ。
   こんな素人にまで進入許すとは。
   刺客が入ってきたら、それまでじゃないのよね(はあと)
   それで死ぬような軟弱でも困るけど(はあと)
   「歌はなしだらね?」
   無駄とわっていても。
   ひとまず釘をさし。
   「ついてきたいんだったら、ついてくれば?」
   完全に突き放してあたしはいう。
 
   「ね、リナ?いいの?あれ?」
   後ろからついてくるユージンをみつつ。
   ナーガがつぶやく。
   「いいのよ♪見つかったら、彼が賊だってことにするから(はあと)」
   さらりというあたし。
   「それもそうね。ならいいわ。」
   それで納得しているナーガ。
   「まってください!」
   何やら抗議の声が上がるが。
   とりあえず無視しておく。



   ぽろろぉぉん。
   情けなく音をだしているユージン。
   「伝説の中におけるリナ。リナ=インバース。
     思いやりの欠片すらなく・・。」
   「いきなり歌い始めるんじゃない!!!」
   どごめすっ!!
   ナーガの跳び膝蹴りがユージンにヒットする。
 

   がやがやがや。



    案の定。
    「聞こえたのか!?本当に!?」
    「確かに、曲のようなものがしたぞ!」
   かけてくる警備の人々。
    「ど・・・どっひぃぃい!」
   ナーガが驚いていたりする。
    「にげるわよ!リナ!」
    「そーね♪」
    あたしが言いかけると。
    「やっほぉ♪リナvv」
    ・・・・・・・・・・・・・。
    「・・・・・・ねえ、リナ、何か声・・しなかった?」
    「・・・・・・した。」
    奥の牢屋の中。
    聞き間違いのない声がしていたり。
    ・・・・・・・・・何やってるのよ・・・・。あの子は・・・。
    「??」
    その扉の隠し通路の奥深く。
    隠された隠し部屋が一つ。
    「おや、これは?」
    いじけていたユージンが。
    かたん。
    と、ランプを下に下げてゆく。
    と。
    ―がこん。
    ガガガ・・・・。
    音をたてて、横の壁が掻き消えてゆく。
    「おや、隠し部屋ですか。」
    その隠された道を進んでゆくユージン。
    「ぐわはっ!!」
    叫び声が途絶えた。
    あーあ・・・。
    「どうしたのかしら?」
    ナーガがつぶやく。
    「ま、想像はつくけど。」
    ノンビリと会話をしつつ。
    その隠し通路を通り、その奥の一部屋の前。
    その前で、かなり鼻血を出して、失神していたりするユージン。
    「・・・・・・・なにやってるの?ユニットちゃん?(汗)」
    「捕らわれのお嬢様vv」
    ナーガの額からなぜか一筋の汗。
    にこにこと答えているのは。
    歳のころならば、十歳前後。
    黒い艶やかな髪をポニーテールにしている女の子。
    はっきりいって。
    美少女。
    この一言につきるけど。
    「ユニット、何捕らわれてる格好してるのよ?」
    「ナタリーはどうしたのよ?」
    あたしとナーガの声が重なる。
    確か、今、ユニット、ナタリーと行動・・してたはずなんだけど?
    「ナタリーなら、運命の相手、見つけたとかで、分かれたわよvv」
    「・・・・・動く鎧(リビングメイル)が??」
    その言葉に引いているナーガ。
    「そvv今ごろ、戦士に着こまれて、喜んでいるはずよ(はあと)」
    「あらら・・・・。それは、気の毒・・・・・。」
    以前ちょっとしたことで関っていた、動く鎧(リビングメイル)のナタリー。
    ちなみに、女の子の心を持っていたりする。
    対強制、攻撃力、いずれをとっても、一般のリビングメイルよりは、
    格段に性能が上であるのだが。
    心をもたせたせいで。
    かなり面白い存在と貸していたりする。
    ナーガがナタリーに着込まれた戦士を想像しつつ。
    同情したりしているけども。
    「何か、そこの、ユージン。私の姿みて、鼻血だして、気絶したのよねぇ。」
    にこにこというユニットのその言葉。
    「・・・・・ま、その姿だとねぇ。」
    何しろ、ユニット。 
    ひらひらピンクのドレスを着ていたりする。
    どこかの世界のフランス人形ごときの格好。
    完全に、ユージンの壷を突きまくっている。
    ―隠し通路が開いているぞ!!
   兵士の声が聞こえてくる。
    「あら、長話、してたら、兵士がくるわねvv」
    にっこりというユニットの言葉に。
    「それもそーね。一旦、退却しましょう。」
    その言葉と同時に。
    ついでにナーガも引き連れて。
    あたし達3人の姿は。
    虚空にと瞬時に解け消えてゆく。

    「う・・・は!!あの子はどこだ!?」
    兵士がくる前に、目覚めたユージン。
    ユニットの姿をもとめ。
    ふらふらとさまよっていたりするが。
    ・・・・・・ま、面白いから黙っておきましょう(はあと)



    「それで?どうしてあんなところにいたの?ユニット?」
   宿屋にて、とりあえず、事情を聞くあたし。
   何しろ、このユニット。 
   あたしと同等の存在なわけだから。
   他と違って、全てがわからないのがちょっと面倒。  
   自分の中だったら、完全に聞かなくても分かるんだけどね。
   ユニット、無意識のうちに、視られない様に、特殊な結界。張ってるし。
   ま、それはあたしにも言えることなんだけども・・・。
   「ああ?ただ、ちょつと、湖作ったり、山創ったりして、
     遊んでたら、掴まったのよ(はあと)
       面白そうだったから、そのまま掴まってたの(はあと)」
   えええええええええ!?
   「何そんな面白いことだまってるのよぉぉぉぉ!!
      あたしもやりたかったのにぃぃ!!」
   ごけっ!
   あ、なぜか、ナーガがこけてる。
   ま、とりあえず無視。 
   「だって、リナはいつでも出来るじゃない♪
    あ、でも、天地創造などに比べたら、あまり楽しくなかったわよ(はあと)」
   「そうなんだ。んじゃ、今度、どっちが多く作り出せるか競争しない?(はあと)」
   「あ、それいいわね♪どっちの世界でやる?(はあと)」
   ほのぼのとした会話をしているあたしとユニット。
   「両方でやるのがいいんじゃない?(はあと)」
   ユニットがにっこりという。
   「姫様ぁぁぁぁあ!!」
   ふわ。 
   ユニットの肩に突如と出現した小さな羽根の生えた人の形をしている精霊。
   フェアリーがなぜか涙を流していたりする。 
   「まあまあ、細かいことは、気にしないの(はあと)」
   「気にしますぅぅぅぅ!!それでなくても、
     姫様以外の力が加わったら、世界に少なからず、歪み、発生するんですよ!?
   あ、なぜか、ナーガ、口をぱくぱくさせて。
   しばらくフェアリーを凝視しているし。
   そーいえば、ナーガ。
   フェアリー、会ったこと・・なかったかもね。
   ちなみに、フェアリーはユニットが、いつも必ず身に着けている、
   自らが創り出した石、ユニットの世界では、一般には。
   『宇宙の石』とか呼ばれているけど。
   その石の精霊である。
   「あら、ここでも同じだから、気にしちゃ駄目よ(はあと)フェアリー♪」
   「そうそう♪どこでも、自分が創り出している、抱擁している世界でない限り、
     その力の大きさにあわせて、歪みは発生するんだから♪」
   「わかっているんだったらやらないでくださぃぃぃ!」
   なぜか本気で涙を流していたりする。
   「だって、暇なのよ・・・。」
   「そうそう・・・・・暇すぎるのよねぇ(はあと)」
   互いに顔を見合わせるあたしとユニット。
   この、飽きるほどの永遠ともいうべき時間。
   何かしてないと、退屈で・・退屈で・・・。
   世界の創造も其の一貫に他ならないんだし・・・・。
   「それはそうと。」
   あ、ナーガ。
   今の会話。
   聞かなかったことにして、現実逃避に走っているようだけど。
   ま、いっか♪
   ナーガが話しをふってくる。
   「魔道士教会の依頼はどうするの?」
   ナーガの問いに。
   「ああ、例の、アイテム、返却しない件ね(はあと)
     彼、どこにしまってるのかすらも忘れてるから♪
      返却のしようがないのよ(はあと)
       それに壊しているのも数点以上、あるし♪」
   それに答えているユニット。
   「壊してるって・・・・借り物を?」
   「そう♪それ使って、何でも、噂のリナ=インバースの真似してみたいvv
     とかいって♪」
   ぷっ。
   思わず噴出すあたし。
   ユニット・・・。
   丁寧に、あの城全体にあたしに悟られないように結界・・・張ってたわね・・。
   こんなに面白いこと、独り占めにして・・・・。
   うう・・・・。
   ずるすぎるわよ!
   「でも、ものの見事に失敗して、ことごとく、壊してるのよね♪
     道具♪私はそんな道具の補修に連れて行かれてたの♪」
   「よく承知したわねぇ。」 
   ナーガの問いに。
   「・・・・・どーせ、面白そうだから・・でしょ?
     そのまま、道具にも、多少、細工、してるでしょう?あんたは?」
   あたしの言葉に。
   「さっすが♪その通り♪あ、でも安心して♪
     私の力を入れているんではなく、エルの力、入れてるから♪」
   あっさりといってくるユニット。
   「あっそ。ならいいわvv」 
   (・・・・・エル様ぁぁ・・・・・姫様ぁ・・・・。)
   あ、なぜか、しくしくと泣いているフェアリーだし・・・。
   ナーガは意味がわからずに、きょとんとしているけども。
   「しっかし、ちょっと、気づかれちゃったから・・。
     身代わり、必要よね。」
   「ああ、それなら、私が以前、(わざと)捕まってた盗賊、どう?」
   『それ、採用!!』
   ユニットの言葉に。
   あたしとナーガの台詞が一致した。



   「困ったことになった。」
   魔道士教会評議長、ブルックはつぶやいている。
   「実は、今朝早く、城から連絡があってな・・・・。
     昨夜遅くにまた賊が入った。
      今度は、魔道を操るものだった。
        そこで、城の警護と犯人探しを頼みたい・・。
          っとそう言ってきたのじゃよ。」
   ブルックの言葉に。
   「あらそう。じゃ、あとは頑張ってね。」
   ナーガのさらりとした声が戻る。
   「『後は頑張ってね』ですますなぁぁ!それでなくても、個々最近、
     原因不明な現象がおきていて最中に今回の一件!!
      ますます城の警備は激しくなる!その状況で、
       品物を奪回すれば、魔道士教会に責任が押し付けられる!
        一体どうしろっていうんじゃ!」
   わめいているブルック。
   「ふっ。それこそ願ったりじゃないのよ。」
   あら。
   ナーガが公務の顔になってるじゃない(はあと)
   「どこがだ!?」
   本気でどなっているブルック。
   それに少し繭を潜めるナーガ。
   「ふっ。まさか、評議長、城からの使いに二つ返事で『引き受けます』    
    とかいったんではないでしょうね?」
   ずいっ。
   ナーガが詰め寄る。
   こういう駆け引き。
   ナーガ、エルドランの妻や、ナーガの母親から、こういったときの、駆け引き。
   子供のころから仕込まれているからねぇ。
   「正直で素直な儂としては、そういうしかなかろうが!」
   「とうぜん、警備の見返りも請求したんでしょうね?」
   ナーガ。
   目が据わってるわよ?(笑)
   「いや。」
   「何かんがえてるのよ!?彼方、それでも指導者!?」
   ナーガがいい。
   「いい?正直で素直っていうことは、
     相手のいうことを素直に鵜呑みにするだけではだめなの。
      特に、こういう取引の場ではね。
        これからでも遅くないから、これから城に出向いていって、
         警備の打ち合わせとでも称して。
           警備の見返りとして、今までの品物の返却と、
             警備代の請求。これをするのが外交じゃないのよ!
              『魔法道具の品物の返却しだい、警備を開始します。』というのよ!
                そんなこともわからないの!?おーほっほっほつ!!
                  まだまだね!」
    そういって、胸をそり上げているナーガ。
    「・・・ま、そういうことには私は干渉しませんけど。」
   隣で冷静に突っ込んでいるフェアリー。 
   今は、一応、ナーガと共に行動しているがために。
   十七、八の姿となっていたりする。
   当然、羽などもしまっているけども。
   髪の色も、変化する特徴ある髪でなく、
   ユニットと同じく、漆黒の黒髪。
   まあ、光に反射すると、きらきらと色が変わる。
   という特徴のある髪にしていたりするけども。
   服装は、いたってシンプル。
   ナーガの格好とは対照的。
   そんなナーガとフェアリーの二人が、魔道士教会にとやって着ていたりする。
   「しかし・・そういったところで、あの領主が簡単にもどしてくれるとは思えないのだが・・。」
   「そういうときはね。
    『賊に城の中に潜入された。などということが国王に知れたら、信用問題どころか、
      その能力を問われますね。』というのよ!
       こういう交渉、国家間では、よくあることよ!そんなことも知らないの?
        おーほっほっほっほつ!」
   「・・・・いちいち高笑いしなくてもいいような気もせんでもないが・・。
     しかし、そんなのこといって、もし儂の首が飛んだらどうするんだ!?」
   怯えていたりするブルック。
   「あら、簡単よ。脅迫呼ばわりでもされたら。
     『滅相もない。我々は領主と末永く付き合いたい。
      しかし、教会の中には、魔法道具のことで、領主につまらないわだかまり、
       抱いているやからもいる。
        そういうやからは、つまならいことで、あることないこと、吹聴し、
         国王の耳に入るとも限らない。
          だからこそ、まずそのわだかまりを解消すべく、
           道具を返却してもらいたい。』
             こういう具合に、交渉っていうものはするの?分かる?
              ま、赤ん坊でもできる交渉よね!おーほっほっほっ!」
    いや・・赤ん坊は無理なのでは?
    などと、つぶやいていたりするブルック。
   「しかし、ナーガさん、詳しいですね。そういった取引。」
   フェアリーがいう。
   「あら、お婆様やお母様によく仕込まれたからね。私。」
   ナーガがいう。
   「あ、そうでしたね。そういえば、ナーガさんは。」
   言いかけるが、とりあえず、そこまでにしておくフェアリー。
   あたしが、まだナーガ。
   あたしが知ってるって知らないからvv
   と、テレパスを送ったがために。
   「すばらしい!!いっそのこと、あんたが交渉してきてくれないか?」
   人任せのブルック。
   「ふん。どうして、この白蛇のナーガ様が、そういった低俗の取引に参加しなければなりませんの?
     家のことならともかくとして。私、今は、お忍びで修行中の身だしね。
      ま、このナーガ様に交渉頼むなんて、百年早いもいいことですわね!!
        おーほっほっほっほっほっほっほっ!!!」
   そのまま、口に手をあてて。
   高笑いし続けるナーガ。
   「とりあえず、それで、ロードとの交渉するとして・・。
     あとは・・問題は・・・犯人・・・だな。下手すると、永遠に犯人が捕まるまで、
      警備をしつづけねばならない。」
   そういうブルックの言葉に。
   「あら、犯人役なら、リナとユニットちゃんが捕らえにいってますけど?」
   さらり。
   いっているナーガ。
   「へ?そういえば、リナ殿の姿がみえないの?」
   今更ながらにそのことに気づいているブルック。
   ・・・・・・首にしなさい。
   こんなに頭の回転が悪いやつなんて・・。
   「いや・・・・犯人役って・・いいのか?」
   汗かいているブルック。
   がっつ。
   「いいんです!!よりによって、姫様を捕らえようとした盗賊の一味ですから!
     どんな目にあっても!」
   拳を握り締めて力説していたりするフェアリー。
   ・・・・そーいえば、彼女・・・・ユニット絡むと性格・・ちょっぴし大胆になるからねぇ・・。
   たとえ、それが、ユニットが面白半分でわざと掴まったにしても。
   ユニットに危害を加えようとする輩。
   許せないタイプなのねぇ。
   たとえ、なににも、傷などつけられるわけもない。 
   と、完全に理解しているというにも関らず。
   「ま、いいんじゃなくて?悪人には人権なんてないって、
     法律にもあるんだから!!おーほっほっほっほつ!」
   「いや・・・・そんなものないが?」
   「あら?ゼフィーリアには、ありますよ?」
   ブルックの突っ込みに、答えているフェアリー。
   「・・・・・・・・。」
   なぜかしばし、ブルックは押し黙っていた。



   そのころ。
   ちゅどぉぉぉぉぉんんんんんん!!!!
   「うーん、快調♪」
   「みたいね♪」
   黒い塊が辺りを無数に飛び交ってゆく。
   ま、地面がちょつぴりなくなっていたりするだけだから、
   問題はない。
   あたしとユニットは。
   身代わりを捜すために、ユニットが掴まっていた。
   という盗賊アジトに向かっている。
   魔道士教会のほうは、ナーガとフェアリーに任せておいて。
   ま、ナーガ。
   あれでも、国家間の交渉。
   フィルに代わって、仕切っていたりしてるから。
   交渉力にはなるしね♪
   公私の公の場合のみだけども(はあと)
   まあ、母親たちから、スパルタで、其の辺りの取引。
   幼いころから叩き込まれているから。
   其のあたりは、きちんとするけどね。
   きっと。
   『え゛どわげぇ!?』
   なぜか、その場にいた盗賊達の意味不明な悲鳴が沸き起こる。
   「な・・・・何だぁ!?」
   「何が起こったぁ!?」
   狼狽する盗賊達の間に。
   「エターナルシャワー!!」
   ちゅどぉぉぉぉんんん!
   ユニットの声と同時に。
   虹色の光のシャワーが降り注いでゆく。
   あたしもユニットも言葉なんていらないけど。
   何ごとも気分というものが大事だと。 
   あたし達はよくわかっているからして。
   そのまま、なぜか、光に当たっただけで、動かなくなっていたりする盗賊達。
   「な・・・・何だ!?てめえたちは!?」
   わめく盗賊其の一。
   「お礼参り♪はぁぁぁぁぃvv」
   ユニットがひらひらと手をふる。
   「ああああ!!!?貴様は!?い・・いや!?お嬢様は!?」
   ユニットの姿をみるなり、言葉を言い直していたりする。
   「・・・・何やったの?(笑)ユニット?(笑)」
   あたしの問いに。  
   「あら♪ただ、ロードがくるまでわざと掴まったのはいいとしても♪
     暇だったから、彼らの回りの空気、真空にしてみたりして、 
      それとか、酸素をなくしたり、二酸化炭素のみにしてみたり♪
       あ、窒素だけにしてみたり♪
        あと、隕石降らせてたり♪そんな些細なことしかしてないしvv」
    にこにこと答えてくるユニット。
    「あら、本当に些細ね。」
   『どこがだぁぁぁぁぁ!!!!!!』
   なぜか、全員の悲鳴が一致していたりするが。
   「何、大の男達がそんな些細なことで絶叫してるのよ?
     誰にでもできることじゃない。そんなこと。」
   あたしの言葉に。
   「そーいうてめえは何なんだ!?
     俺達をどうしようっていうんだ!?」
   悲鳴に近い声を上げている男に。
   あからさまに、殺気を向けている男もいたりするが。
   「あら♪城に忍び込んだ盗賊、捜してるのよ♪」
   『俺達は何もしらない!』
   「でも、アリバイもないってことで♪決定♪」
   『知らないっていってるだろうがぁ!』
   わめいていたりするけど。  
   「本当なら、部下の誰かとか、其の下っ端でもいいんだけど。
      まだ、知られるの、面白くないからねぇ。」
   「あら♪いいじゃない♪エル♪
     悪人に人権はない。っていう法律もあるんだし♪」
   あたしの言葉に、にこにこといってくるユニット。
   「それもそーね(はあと)ってことで、決まり♪」
   『そんなものはなぃぃい!!』
   なぜか、わめいている盗賊達。 
   あら。
   あたしとユニットは顔を見合わせて。
   『ゼフィーリアにならあるけど?』
   きっちしと声が重なった。

   びしっ!
   ゼフィーリア。
   盗賊達の中では、一番聞きたくない地名、ナンバーワン。
   一度、足を踏み入れたが最後。 
   二度とその消息はしれなくなるという、彼らにとっては、
   なぜか脅威の国。
   其の言葉に、全員がなぜか凍りついた。


   やがて。
   一人がだらだらと汗をながしつつ。
   「・・その栗色の髪・・・・・。もしや、貴女様は、あのリナ=インバース様では!?」
   きっちりきっぱり、丁寧語になっていたりする盗賊そのニ。
   「そーよ。」
   あたしの其の言葉に。
   なぜか、全員その場に平伏し。
   『ごめんなさい。こんご、わるいことはしません。こころをいれかえて、
     まじめにします。だから、ひどいことはしないでください。』
   全員が棒読み口調で。
   答えていたりする。 
   「エルの名前でなくて、リナの名前も、かなり有名になってるわねぇ♪」
   「そうなのよねぇ。なぜか。」
   いいつつも。
   そのまま、手を使わずに、彼らを縛り上げ。
   そのまま、彼らをつれて、空間移動すると。  
   なぜか、彼らは一瞬にして、気絶していた。
   ・・・・なさけない!!



   「―賊だぁぁぁぁ!!」
   辺りが騒然とする。
   そのまま、魔道士姿に変えた盗賊達を。
   説得して、罪に服する。
   というので、ユニットの許しを得ている彼ら達。
   「あああ!!!!貴女は!」
   城の裏口から、風呂敷抱えてでてくるユージン。
   ユニットみつけて、駆け寄ってきていたりするが。
   「あら、彼方は。」
   ユニットがいいかけると。
   「ちょうどいいわvvこれから、捕り物やるから手伝いなさいvv」
   あたしがユージンに向かって言う。
   「私は・・その・・。」
   言いかけるユージンに。
   「頑張ってね(はあと)」
   「はい!!やらせてもらいます!」
   にっこりと笑ったユニットの言葉に。
   そのまま、内容も聞かずにオッケーしているユージン。
   あれから、兵士の姿がみえなくなるまで、地下をうろうろとしていたようだけど。
   

   「しっかし、またって・・・ここ、よく狙われてたの?」
   あたしの言葉に。
   「というか、暇だったから、いきなりランダムに盗賊や夜盗達を城の内壁に移動させて、
     遊んでいたのvv」
   さらり。
   ユニットが説明してくる。 
   「確かに。ただ、掴まってるだけっていうのも、暇よねぇ・・・・。」
   「そ。なぜか、それだけのことで、城の人達、ぴりぴりしていたのよね♪」
   「たしかに。それだけのことよねぇ。」
   そんな会話をしつつ。
   あたし達は、自分達の影を操り。
   配置されている兵士や魔道士たちを翻弄しからかっていたりする。
   そのまま、作戦通りにいけば。
   影をおって、兵士達が詰め掛けてくる。
   「捕まえたぞ!!賊を捕まえたぞ!」
   そのまま、従順になっている盗賊を捕まえているユージン。
   しかし、いきなりの作戦だったからか、そのまま風呂敷包みを持ったままで。
   「もう逃がさんぞ!貴様!」
   いうなり、がしり。
   と、腕をつかむ。
   ユージンの腕を。
   「は・・あ・・・あの?賊?」
   作戦では、このまま、賊を自分が捕まえ、兵士に渡すと。
   晴れて、あの子にいい格好をみせれて、お近づきになれる!
   などと、作戦たてていたユージン。
   一瞬のことにあっけにとられていたりする。
   「わけのわからない歌もどきで我らを翻弄しよってからに!」
   そう。
   ユージンは、あの後。
   地下室をうろうろとしている最中。  
   状況考えずに、歌を歌いまくっていたりするのである。 
   しかも。
   「―た・・・助けてください!」
   これぞ、チャンスとばかりに、兵士に泣きついている盗賊其の一。
   「いきなり、掴まって、こんな格好をさせられて!
     俺が城を襲ったってことにするつもりだったんです!
      ほら、こんなものまで押し付けられて!」
   いうなり、ユージンの懐から掏り取っていた品物を兵士に差し出していたりする。 
   「何!?」
   「ちょっとまて!?その男のもっている風呂敷から覗いているの!?
     神像じゃないか!?」
   「おお!」
   「何をいいます、私は、ただのしがない吟遊詩人で・・。」
   うろうろしている間に、偶然に、城の一般立ち入り区域の、
   隠し倉庫にたどり着いていたユージン。
   そのまま、面白いことに、品物を掠め取っていたりする。
   「不逞やろうだ!」
   「とっととこい!」
   「ち・・・ちが・・・・どっひぃぃぃぃ!!!!」

   ずるずるとひこずられて行くユージン。


   「おーほっほっほっほっほっ!!」
   今だに、城側の魔道士協会からの派遣の名目で戦っていたナーガの。
   かん高い声が夜空に響いてゆく。


   「しかし・・・・。」
   頭を抱えているブルック。  
   魔法道具(マジックアイテム)は全て返却されたものの。
   大半が大破していたり、使い物にならなくなっていたりする。
   「じゃ、金貨一万枚で、修繕してもいいですよ♪」
   「あら、ユニット、そんなに小さな金額でいいの?」
   「それじゃ、少ないんじゃなくて?
     この私の交渉のレクチャーを受けたのだから。
      当然、一億はいるんじゃない?」
   口々にいっているユニットと、あたしとナーガ。
   ちなみに、フェアリーは、ユニットが戻ってきた時点で。
   再び、姿を消して、常にユニットの側にいたりするが。
   というか、石の中にと戻っていたりする。
   「ま・・まあ、あのユージンが話しをしたのでしょうが・・・・。
     何しろ、ロードにも、非がありましたからねぇ。」
   ちなみに。
   ロードが、ユニットを幽閉していたりする事実があったりしたので。
   それをネタに、話し合い。
   これからは、二度と、品物を持ち出したりしない。
   ということで、話しがついていたりする。
   ついでにいえば、ユニット。
   それをネタにロードから、十億、払ってもらっていたりするけども。
   必要のないのは、施設に寄付するとか。
   ま、それもいいわよね(はあと)
   ユージンは、ユニットに合わせてくれ。
   と、ユニットをイメージした歌を牢屋の中で。
   毎日歌い、見張り兵から毎日のように、『五月蝿い!』と怒鳴られていたりする。
   しばらくは、国宝、盗もうとした罪で、牢屋生活らしいけど。
   でも、それじゃ、面白くないから♪
   ちょっと、毎晩のように、魂が肉体から離れるようにして。  
   精神世界の一番魔族達の多いところに送り込むようにしてたりして(はあと)
   なぜか、一晩で、髪が真っ白になり。
   二週間もしないうちに、
   なぜか、意味不明のことをつぶやいているとか。
   あれしきのことで、精神崩壊起こしているらしいけど。
   まったく・・。
   ま、そのうちに、回復するでしょ♪
  
   結局。
   そんなに金額はない。 
   というブルックの言葉に。
   ここ、クォークランド・シティにおいては、
   魔道士協会と、ロードの名義で。
   ただで、飲み食いなどをしていい。 
   ということで話は折り合ったんだけども。
   
   そんなこんなで、数日後。
   明るい日差しの空の下。
   「それで?どうするの?ユニット?」
   「あ。暇だし。またしばらく一緒にいていい?リナ?(はあと)」
   「姫様ぁ・・・いい加減に戻ってください・・・・・・。」
   「何かあったらね♪」
   「しくしくしく・・・・。」
   「ふ。まあいいわ。」
   てくてくと歩いてゆくあたしとナーガ。
   そしてユニット。
   ま、ユニットがいたほうが、楽しいしvv
   さて、次はどこにいきましょぅかね♪


                        ―小さな濃いメロディ偏終了―


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    あとがき:
      薫:響さんからのリクエストでした♪
      姫:ってゆーか、これ・・・。
        アメリア達バージョンのほうがよくなかった?
     エル:こいつ、大概、仲良四人組みバージョンと。
         スペシャルバージョン。其の二つ、考えてるからねぇ。
      薫:そーしたら、アメリアが、さすがに、セイルーンの王女だって。
         ティランドー卿は知ってますから・・・(汗)
      姫:しかも、ユージンの歌があまり入ってないし♪
      薫:しくしくしく・・・・・・。
        ま、其の辺りは、ご愛嬌・・・(こらまて!)
     エル:でも、一体、何時間、かけてるわけ?打ち込み?
      姫:確か、これ、打ち込み始めたの・・・・。
        ・・・・・・四時よね?(はあと)
      薫:・・・・・ぎくっ!(汗)
     エル:・・・・で、今は・・・・十時・・・と♪
      薫:あうあうあう・・・・。
        いやぁ・・・・打ち込んでいる最中、いろいろと誘惑が・・・(まてこら!)
      姫:四コマ読んだり、ページめぐりをするのが?(はあと)
      薫:あうあうあう・・・・・。
        ま・・・まあ・・・・(汗)
        だって、休みの日くらいしか、ページめぐり、できませんって(涙)
        いつもは決まったページしか見てないし・・・・(言い訳)
   エル&姫:だからって、小説の打ち込み、サボる理由にはならないわよね(はあと)
      薫:しくしくしくしくしく・・・・。
         たまには許してくださいぃぃぃぃぃ!!!!!!
      姫:じゃぁ、あたしの小説、投稿してみる?(はあと)
      薫:え・・・・遠慮しておきます・・(涙)
        完全にオリジナルですし・・・(涙)
     エル:じゃ、あたしの漫遊記の続きか、もしくは幼少偏ね♪
      薫:・・・・・・・・・努力します・・・。
        でも眠いのでどーなることか・・・・・・。
    エル:・・・・・・・ほぉぉぉぉぉぅぅぅぅぅ・・・・。
     姫:ふぅぅぅぅぅぅんんんんん・・・・。
     薫:・・・・って!?その手の物体はぁぁぁあ!?
        何ぜにスライムが!?
    エル:スライムに埋もれての窒息死。
        っていうのも面白いかもよvv
     姫:それとか、ヘドロに埋もれてとかもいいかもねvv
     薫:いやぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!


     ぱっしゃぁぁぁぁぁぁぁんんん!!!!

    ぐしゃ・・・・・・・・・・。


     いやな音がしばらく鳴り響く・・・・・・・・・・。


    エル:(ふぅ)それじゃ、まったね♪
     姫:それじゃ♪この番外編♪ときどき私が乱入している話もあるから♪
       ちなみに、私はエルと同じ、全ての混沌を抱擁せし、創りだせし存在であるから♪
    エル:そうそう♪
  エル&姫:それじゃ、まったね♪



    
      
   

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