◆−闇の残り香 それから…。:桜と空のコントラスト−白河綜 (2002/5/8 01:09:46) No.20757
 ┣初めまして。−Dirac (2002/5/8 02:06:04) No.20758
 ┃┗こちらこそ初めまして♪−白河綜 (2002/5/8 17:43:49) No.20762
 ┣フィリア♪最高です♪−かお (2002/5/8 15:27:14) No.20759
 ┃┗どんどん図太く……(汗)−白河綜 (2002/5/8 19:43:26) No.20763
 ┣さすがフィリアさんっ!(拍手)−むくぅ (2002/5/8 16:45:10) No.20761
 ┃┗そしてゼロスは……−白河綜 (2002/5/8 21:13:11) No.20766
 ┣エル様がなにやら『母』らしきことを言っている?!!−海藤雄馬 (2002/5/8 19:48:25) No.20764
 ┃┗天変地異のまえぶ(衝撃音)−白河綜 (2002/5/8 21:51:48) No.20768
 ┣始めまして!…………ですよね…たしか?(汗)−猫斗犬 (2002/5/9 11:54:09) No.20770
 ┃┗はい♪お初にお目にかかります♪−白河綜 (2002/5/9 15:24:10) No.20771
 ┗闇の残り香 それから…。:朱と黒のコントラスト−白河綜 (2002/5/11 21:31:25) No.20792
  ┣お久しぶりなのです!!−まい (2002/5/12 12:27:12) No.20797
  ┃┗です♪(待て)−白河綜 (2002/5/12 16:59:03) No.20801
  ┣このバカップ…(以下残虐シーンによりカット。って待て)−むくぅ (2002/5/12 19:03:28) No.20804
  ┃┗満塁ホームラン!?(待て)−白河綜 (2002/5/12 20:17:32) No.20806
  ┣おおおお!!楽しみにしていたのが!!−海藤雄馬 (2002/5/12 21:49:20) No.20808
  ┃┗ご期待に応えられていれば良いのですが……(汗)−白河綜 (2002/5/12 22:38:51) No.20809
  ┃ ┗ギャグ聞きたいですか・・・・?−海藤雄馬 (2002/5/15 21:34:18) No.20853
  ┃  ┗昔缶ジュースは一本百円で買えたんだっ(涙)−白河綜 (2002/5/15 22:35:05) No.20854
  ┗待っていました!!−らん (2002/5/17 22:15:31) No.20869
   ┗お待たせしました♪(爆)−白河綜 (2002/5/17 23:05:16) No.20871


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20757闇の残り香 それから…。:桜と空のコントラスト白河綜 E-mail 2002/5/8 01:09:46




 どうも皆様こんにちはor初めましてv
 もぉ三週間近く続きをアップしていなかったという(汗)白河綜なのです!

 ああああっ! 前回がアメリアさんにゼルガディス君という大変書きやすいふたりだった反動か、それともただのスランプか、はたまたただサボっていただけなのか(待て)。
 『残り香その後編』フィリアさん&ヴァル君ヴァージョン、ようやく完成致しました(汗)。
 ああもう、この二人は書きにくい!!(八つ当たり)
 えっと、上記の理由により、今回、エル様は『紅と黄』・『紺と蒼』よりもでばっております(笑)。
 ご理解ください♪ なんせ白河も『エル様を活躍させようの会』会員なのでv(関係ないって)

 ではでは。
 だいぶ時間が空いてしまいましたが、『闇の残り香・その後編』第三話なのです♪



######################################################



 見るも無惨な、という言葉を使ったことがあるだろうか?
 どんな場合でも構わない。レシピ通りに作ったはずのケーキが、そんなことになるはずがないのに爆発した場合でも、あるいは台風などの自然災害にあった跡地でも、この言葉は適応されるだろう。
 だが。
 今、この時この場所ほど、その言葉がしっくりくることはないと、フィリアは肩を竦めた。
 もう間もなく――――いや、もうすでに冬だ。
 人間よりは強靱な肉体を持っているとはいっても、寒いものは寒い。人型に変身(メタフォーゼ)していればなおさらだ。
 なのに――――
「まったく……。この壊れた家で、どうやって暮らせというのでしょうかねぇ…………。
 ねぇ、ヴァル」
 メタメタのギタギタ。グチャグチャのボロボロ。はたして他にどんな表現音があっただろうか――――だが、そんな音を重ねただけの音では表現しきれないような、非道い有様だ。
 屋根は無い。壁は無い。床さえもない。もちろん、一応骨董品屋だった頃の面影を残す、古めかしい商品も無い。
 ――――フィリアは――――。
 長い長いため息をついた。
「…………ねぇヴァル…………わたし達、何か悪いことしたんでしょうかねぇ?」
 答えを求められた青年は――――ただただ、ゆるゆると首を振るばかりだった。














「ねぇヴァル。結局今回も一番愚かだったのは魔族でしたね」
 紅茶のカップを片手に、何故か満面の――――しかし、何故か寒気がしてくるような――――笑みで、フィリアはそうのたまった。
 彼女は魔族が嫌いだ――――まぁ、『魔族が好きv』という神族がいても、それはそれで非常に困ってしまうが。
 はたしてそのせいだろうか。フィリアは、魔族に対する嫌みを云う瞬間、『これでもかこれでもかっ』というほど、正の気を生産する。
 表面上は聖母の笑みだが、きっと内心ではこれ以上ない程、魔族を罵っているのだろう。
 そう考えると、なんともイヤな生産手段ではあるが。
 だが、そんな本心(こと)はおくびにも出さず、フィリアは優美な手つきで、その手に持ったカップに口を付けた。
 暖かそうな湯気と甘い香りがカップから立ちのぼる。
 手にしたカップの中身はマショマロティー…………その名の通り、マショマロとホイップ生クリーム、そしてシナモンパウダーを紅茶に浮かべたお茶である。甘味が強い分、リラックス効果があるのだ。ヴァルも、同じモノを飲んでいる。
 彼は、何かを訝しむような顔をして、口の中に流れ込んできたマショマロをゆっくりと嚥下(えんか)してから、フィリアに向き直った。
「なんで?」
「なんでって…………そもそも精神世界面(アストラル・サイド)を彷徨っていたヴォルフィードの魂を悪用しようとした覇王(ダイナスト)が起こした事件でしょう? つまり、諸悪の根元は覇王(ダイナスト)イコール魔族って事です」
「…………それって、『魔族全体』のせいじゃなくって、『覇王(ダイナスト)が暴走しただけ』ってやつじゃないのか?」
「いーえっ。『覇王(ダイナスト)の暴走を事前に感知できなかった魔族全体』の責任ですっ!!
 …………まぁ何にしても、別の世界の存在であったとはいえ、スィーフィード様と同等の力を持つ『神』を利用しようだなんて、よく思いつきましたよね。愚かも愚かで、ここまでくると怒る気にもなりません」
 呆れるより他にありません。そう云って、彼女はカップの中身を勢いよく飲み干した。
 はぁ、とため息をついて、ヴァルもマショマロティーを喉に流し込む。
 カラになったティーカップに、フィリアがすかさずおかわりを注いだ。
「マショマロ、浮かべます?」
「ん…………いや、いいや」
「じゃ、生クリームだけにしますね」
 そう言うと、ヴァルの答えを待たずに、適度にホイップされた生クリームを浮かべる。クリームは、熱い瑪瑙色の液体に触れた面から、じわりじわりと溶けていった。
 溶けていくクリームを見つめながら、少し困ったように苦笑し、フィリアを見上げたヴァルに、
「…………どうかしましたか?」
 自分のカップには生クリームだけではなくマショマロも入れたフィリアが、『ん?』とでも云うかのような顔で、椅子に腰掛けている同居人の表情を窺う。
 すると、彼は困ったように苦笑し、
「…………この生クリームさ…………」
「はい?」
「…………甘いんだけど」
「ええ、いつもより砂糖を多めにいれましたから」
 少しだけ、微笑む。
「疲れがとれますよ」
 そう何気なく云って、きょとん、と幼い表情を浮かべる青年竜のカップに、もう少し生クリームを足した。少し濃いめに紅茶を入れたので、多少多めにクリークを入れても、それほど味は薄くならない。しかも、足したものは生クリームであっって牛乳ではないから、よりいっそうコクが出るのだ。
 溶けたクリームが紅茶と混じり、それでも溶けきらないクリームは表面に浮かび、見た目はカフェ・ラテのようになったマショマロティー――――ただし、肝心のマショマロは入っていない――――に、どことなく放心したような表情で視線を落とすヴァル。
 そして――――不意に、微笑んだ。
 フィリアは普段、紅茶に手を加えるようなことはしない。せいぜいがレモンを浮かべるとか、砂糖を入れるくらいだ。
 もちろん、彼女がストレート好きなことも関係しているが、一番の理由は、ヴァルがあまり甘いモノを好きでない事である。
 それを知っている彼女が、ワザワザこんな甘いクリームを浮かべたということは――――。
 …………気を使って、くれたのだろう。『闇を撒く者(ダーク・スター)』の記憶を持ち、今回の一件で必要以上に神経をすりへしてしまった、自分のことを。
 まったく、このヒトは――――。
 つり目がちの目元を緩め、無言でカップに口を付けると、美しい金髪の女性が、その優しい微笑みを深めた。
 と。
 チーン、というオーブンの音が、キッチンから響いてきた。
 何だろう、と小首を傾げると、まだ半分ほど中身が入ったカップをテーブルに置いたフィリアが、
「スフレを作ったんですよ。紅茶によく合うと思って。食べませんか?」
 と、鍋つかみを手にはめながら訊いてきた。
 そういえば、少し前にキッチンで何か作業をしていたことを思い出す。
 …………あれはスフレを作っていたのか…………。
 ヴァルはカップから口を離し、わずかに考え込む素振りをした後、こくり、と小さく頷いた。
 それに微笑みを返し、フィリアはキッチンへ向かう。
 その後ろ姿を見つめながら、例えようもない安堵感が押し寄せてくるのを、ヴァルは自覚した。

 ――――ああ…………、心配してくれるヒトがいるというだけで、こんなにも幸せになれるのか…………

 そんな想いを自覚できる自分に、少し照れた。
 そして、同時に思う。

 ――――ヴォルフィードには、自分にとってのフィリアのような存在がいなかったのだ。
 ――――そして、過去の自分にも。

 甘い紅茶を、音を立てて飲みくだす。
 ヴォルフィードを哀れむでも、ましてや過去の自分に憐憫の情をかけるようなことはしない。
 ただ、自分そばに彼女がいてくれることの幸福を想う。

 ――――ああ…………やはり自分は幸せなのだな…………

 他人を哀れむより先に、自身の幸福に感謝の念を贈れる。
 ある方面から見れば、冷たい事なのかもしれない。
 でも、これ以上ないほど幸せなことではないだろうか?



『ん〜v イイニオイね♪』
 それは、突然現れた。
 いや――――彼女が普通に現れる事など、はっきり言って考えられないが。
 長くのばした髪は金の稲穂。強い光りを宿した同色の瞳。一分の隙もない美貌。見た者全てに鮮烈なイメージを与える、その存在。
 ――――そんな女性が、焼きたてのスフレを前に、完全に表情を崩している――――それでも、彼女の美貌が褪せることなど無いが。
 彼女は至高の存在だ。
 この世界を始めとする様々な世界を創った『創造主』。
 今の自分にとっては、転生を促してくれた恩人でもある。
 しかし。
 だがしかし。
「…………スフレに釣られて現れる『創造主』…………」
 …………なんかイヤだ。
 そんなヴァルの内心を読みとったらしいエルが、きっ、と鋭い目つきでヴァルを睨み、
『ふぐはいわへっ! いいじゃはいっ! ふぃりはのつふるふふれはおひしーんははらっ!!』
「……エル様、お茶……」
『ん? はりはほ…………っぷはっ。あー美味しいv …………ってそうじゃなくて。
 いーじゃないっ! フィリアの作るスフレはおいしーんだからっ!!』
「…………そういう問題じゃない」
『じゃあどういう問題よ?』
 さっきあれほど食べたにも関わらず、さらにもう一切れフィリアにサーブして貰っているエルが、じろり、とヴァルを睨みつける。
 普通の人間が見たら、その場で謝り倒すであろう、すさまじいプレッシャー。
 しかし、ヴァルは慌てず騒がずハッキリと、
「心情」
『…………あっそ』
 エルは、引きつった笑みを浮かべて、やはりフィリアに入れてもらった紅茶を啜った。
 ヴァルの意見は――――まぁ、わからないでもない。
 しかし…………。
『まったく…………どうしてこんなに図太くなったのかしらね。ヴァルガーヴ(まえ)と比べて、こんなに達観した性格になるとは思わなかったわ』
 フォークでスフレを一口サイズに切り、口へと運ぶ。
 そのスピードは恐ろしく速い。
 焼き上がったスフレは、すでに半分以上がエルのお腹の中に収まっていた。
 ふと。
 ヴァルの皿にスフレをサーブしていたフィリアの蒼い瞳が、エルを見つめる。
「そう云えば…………どうしてエル様は、こんな形でヴァルを転生させたのですか?」
『?』
 きょとん、としたエルが、モグモグとスフレを咀嚼(そしゃく)しつつ、『なんでそんなこと訊くのよ?』と、目でフィリアに問い掛ける。
「ずっと疑問だったんです。ヴァルが卵から孵り、今の――――成体に成長するまで、半年とかからなかったんですよ?
 それに、ヴァルガーヴ(まえ)の記憶が残っているのもおかしいです。
 エル様が故意になさったことなのではないのですか?」
『…………そういうことね』
 ごっくん、と口の中のモノを嚥下し、さらに紅茶を口に運んだ。
 そして、その細くしなやかな指で、ぴっ、とヴァルを正面から指差し、
『大当たり、よ。確かに、あたしが故意にやったことだわ』
「…………なんでワザワザそんなことを…………まさかっ!」
 あまり考えたくない可能性に行き着き、さっと顔色を悪くする。
 だが、エルはさっと首を振り、
『別に、今回の件を想定して、ワザとそうしたワケじゃないわよ。
 これは、あたしに反逆したヴァルガーヴ(あんた)への罰。
 ツライでしょ? 過去に何があったのか知ってるのって。
 自分がしたことに対し、それでも怒らないリナ達が怖いでしょ?』
 そう云って、エルは非道く意地悪げに嗤った。
 彼女の言葉に対し、無表情を通しつつも肩の震えるヴァルを、満足げに見つめ、さらに笑みを深くする。
『彼らは強いからね。過去を過去のモノとして扱うことはせず、それでも過去と現在を混同する事はしない。ヴァルガーヴはヴァルガーヴとして受け止め、ヴァル(あんた)はヴァル(あんた)として受け止めているわ。
 死ぬことによって逃げる道を選んだあんたには無い強さよね』
 びくりっ、と大きく肩が震えたのが、はたから見てもわかった。
『ねぇ…………知ってる? 『転生』ってね、逃げ道なのよ。誰にも等しく与えられる逃げ道。ツライ現実(いま)を全て忘れ、何もない状態から再び始めることのできる――――ソレが『転生』の本当の意味。
 だから、前世(あんた)の記憶は残したのよ。
 それが、このあたしに逆らったあんたへの罰。はっきり云って、どんな拷問よりも辛いわよね。何をするにしても、過去のコトが引っかかってくるもの』
 そう云ってもう一口紅茶を傾けた。
 そして今度はにっこりと――――実に優しげな聖母の笑みで、ヴァルに言葉を投げかける。
『ツライかもしれないけど、今度も逃げたら流石に温厚なあたしでも怒るわよ』
 その言葉に、自分のカップを凝視していたヴァルが、ようやく顔を上げた。
 てっきり、そのまま言葉で嬲られるとでもおもっていたのだろう――――琥珀色の、思う存分驚きを浮かべた瞳が、今度はエルを凝視してくる。
 何を云っているのかわからない、とでも云うように。
「…………エル様?」
 フィリアも、ヴァルと似たような表情をしていた。
 紅茶のポットを片手に、まじまじとエルを見つめている。
 エルは彼女へも微笑みを送り、
『……今のあんたにはフィリアもそばに居るし…………スグに逃げに走るようなコトは無いと思うけど。
 この世界には、喪失感や絶望ばかりがはびこっているわけじゃないわ。
 ちゃんとそれに気づきなさい。
 あんたは竜族。生を望むモノとして生まれ、この大地に息づくモノなんだから。せっかく転生させてあげたのに、それを謳歌する前に死なれたんじゃ、おかーさん悲しいわ』
 最後は、小さく苦笑を浮かべ、からかうように云った。

 …………そうか…………。

 不意に、ヴァルは気づいた。
 今、自分を気に掛けてくれるヒトがいるというだけで幸せを感じることができるのは――――過去の、あの哀れで惨めな、ただひたすら逃げに走っていた自分を知っているからだ。
 あの頃の自分には、フィリアのような存在はなかった。五人の腹心が一人、自分の上司でもあった魔竜王(カオスドラゴン)ガーヴを失い、ただただ盲目に彼の仇を打つことしか考えていなかった。
 もっと周りをよく見れば、当時の自分にも、慕ってくれる存在がいたのに。
 それなのに。
 ――――生まれ変わったとき。
 最初はフィリアを怖がっていた気がする。
 本能で、彼女が自分とは違う種の竜(ドラゴン)だと、わかっていたから。
 でも、柔らかい微笑みと暖かな想いをくれる彼女の手を、拒絶するようなことも無かった。
 ――――警戒は、確かにしていたように思う。
 なのに、何故彼女の手を取ったのか。
 おそらく…………過去の孤独を知っていたから。
 失うことのつらさと、何もない生の虚しさを、知っていたからだ。
 ――――確かに、前世の記憶を持っていると云うことはつらい。
 『彼女』を裏切った罰としても、申し分ないだろう。
 ――――でもそれ以上に…………。
「…………どうして過去のオレは、あんたに逆らうような事したかな…………」
 柔らかく苦笑を漏らしたヴァルが、そう言葉をこぼせば、
『さぁ? そこまでは、いくらあたしでもわかんないわね』
 全ての存在(もの)の母は――――実におかしそうに微笑んだのだった。









「…………ところでエル様? 壊れてしまったわたし達の家はどうなるのですか?」
『へ?』
「そもそも、エル様の監督不届きが悪かったんですよね?」
『……………………う゛っ』
「…………エル様ぁ?」
『…………………………………………わかったわよっ! ちゃんとあたしが直すわよっ!!』
「まぁv ご親切にありがとうございますvv」
「…………親切って…………」
 フィリアは怖い…………。
 そうエルとヴァルが胸中で呟いた事は…………まぁ、余談である。




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20758初めまして。Dirac 2002/5/8 02:06:04
記事番号20757へのコメント


 白河綜さん、はじめまして。Diracと申します。
 たった今投稿小説2に投稿したところ、ほぼ同時進行で白河綜さんがこの作品を投稿されたようで、それまでの話を読んでいないにもかかわらず読んでみました。
 淡く暖かい光がゆっくりと心に浸透していくような、読んでてそんな気持ちになりました。
 魔族のことになると殺気むき出しのフィリアに誰に対してもタメ口のヴァル、そして、ちょっといいひとになっているL様も味がありました。
 素晴らしいです。投稿する内容がアホ丸出しのわたしとは大違い。
 このシリーズを最初から読んでみようと思います。
 続きも頑張って下さい。それでは。

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20762こちらこそ初めまして♪白河綜 E-mail 2002/5/8 17:43:49
記事番号20758へのコメント

Diracさんは No.20758「初めまして。」で書きました。


> 白河綜さん、はじめまして。Diracと申します。

 こちらこそ初めまして♪ 『小説1』に投稿させていただいております。白河綜なのです!
 このたびはこんな拙い作品にレスを付けてくださり、もぉ小躍りして喜んでおりますv ありがとうなのです!

> たった今投稿小説2に投稿したところ、ほぼ同時進行で白河綜さんがこの作品を投稿されたようで、それまでの話を読んでいないにもかかわらず読んでみました。

 ぅおうっ! 素敵な偶然なのですね!?(待て)
 あ、そう言えば、レスの投稿時間を見たのですが、2時…………大丈夫ですか?(ヒトのこと言えない)

> 淡く暖かい光がゆっくりと心に浸透していくような、読んでてそんな気持ちになりました。
> 魔族のことになると殺気むき出しのフィリアに誰に対してもタメ口のヴァル、そして、ちょっといいひとになっているL様も味がありました。

 にょおおおおおおおおおおおおおおおおぅっvvv(照れているらしい)
 そっ、そんな嬉しい事いってくださるなんて…………なつきますよ?(激しく待て。ていうか止めろ)
 …………まぁ、それはともかく(^^;
 一応読み終わった後に、読み手に何か残るような作品を目指して書いておりますので、そう云っていただけると本当に嬉しいのです!
 ありがとうございますっvv

> 素晴らしいです。投稿する内容がアホ丸出しのわたしとは大違い。

 なぁあああぁぁにをおっっっっっっしゃる!!(ためすぎ)
 白河、実はちょっと前たまたま『小説2』に行ったとき、Diracさんの作品読ませていただいておりまして(読み逃げ常習犯←レス書け)
 『いつも、ここから』シリーズで大爆笑し、さらに『G線上のアリア(だったか……?)』をマジでかけながら、も・一度読んでたりしたのは秘密なのです!!(待て)
 はっきり云って、素晴らしかったです!
 ギャグ書けないので…………ああ、思い出し笑いが…………(ぷぷぷぷぷっ!)

> このシリーズを最初から読んでみようと思います。
> 続きも頑張って下さい。それでは。

 ありがとうございます♪
 でも、このシリーズハンパじゃなく長いので(汗)がんばってくださいっ!!
 次回はオリキャラの回になっております。よろしければそちらもどうぞvv

 では。

 白河綜でした♪



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20759フィリア♪最高です♪かお E-mail URL2002/5/8 15:27:14
記事番号20757へのコメント

白河綜さんは No.20757「闇の残り香 それから…。:桜と空のコントラスト」で書きました。
>
>
こんにちわ♪白河さん♪
>
> どうも皆様こんにちはor初めましてv
> もぉ三週間近く続きをアップしていなかったという(汗)白河綜なのです!
大丈夫です!!
私なんか、何ヶ月にもなってます!!!!(まて!!!)
>
> ああああっ! 前回がアメリアさんにゼルガディス君という大変書きやすいふたりだった反動か、それともただのスランプか、はたまたただサボっていただけなのか(待て)。
> 『残り香その後編』フィリアさん&ヴァル君ヴァージョン、ようやく完成致しました(汗)。
わーい♪♪♪
> ああもう、この二人は書きにくい!!(八つ当たり)
> えっと、上記の理由により、今回、エル様は『紅と黄』・『紺と蒼』よりもでばっております(笑)。
> ご理解ください♪ なんせ白河も『エル様を活躍させようの会』会員なのでv(関係ないって)
ふふふふ♪エル様♪エル様♪
>
> ではでは。
> だいぶ時間が空いてしまいましたが、『闇の残り香・その後編』第三話なのです♪
>
はいなのです♪わーいvv
>
>
>######################################################
>
>
>
> 見るも無惨な、という言葉を使ったことがあるだろうか?
> どんな場合でも構わない。レシピ通りに作ったはずのケーキが、そんなことになるはずがないのに爆発した場合でも、あるいは台風などの自然災害にあった跡地でも、この言葉は適応されるだろう。
・・・・ミリーの手料理の後のキッチン・・(笑)
> だが。
> 今、この時この場所ほど、その言葉がしっくりくることはないと、フィリアは肩を竦めた。
> もう間もなく――――いや、もうすでに冬だ。
> 人間よりは強靱な肉体を持っているとはいっても、寒いものは寒い。人型に変身(メタフォーゼ)していればなおさらだ。
> なのに――――
>「まったく……。この壊れた家で、どうやって暮らせというのでしょうかねぇ…………。
> ねぇ、ヴァル」
> メタメタのギタギタ。グチャグチャのボロボロ。はたして他にどんな表現音があっただろうか――――だが、そんな音を重ねただけの音では表現しきれないような、非道い有様だ。
> 屋根は無い。壁は無い。床さえもない。もちろん、一応骨董品屋だった頃の面影を残す、古めかしい商品も無い。
> ――――フィリアは――――。
> 長い長いため息をついた。
>「…………ねぇヴァル…………わたし達、何か悪いことしたんでしょうかねぇ?」
> 答えを求められた青年は――――ただただ、ゆるゆると首を振るばかりだった。
>
>
まあ、運が悪かったとしか・・・(まて!!!)
>「ねぇヴァル。結局今回も一番愚かだったのは魔族でしたね」
> 紅茶のカップを片手に、何故か満面の――――しかし、何故か寒気がしてくるような――――笑みで、フィリアはそうのたまった。
> 彼女は魔族が嫌いだ――――まぁ、『魔族が好きv』という神族がいても、それはそれで非常に困ってしまうが。
確かに・・・・(笑)
でも、反発するもの同士がどうしても惹かれてしまうと思う私は、私だけ??(まて!)
> はたしてそのせいだろうか。フィリアは、魔族に対する嫌みを云う瞬間、『これでもかこれでもかっ』というほど、正の気を生産する。
> 表面上は聖母の笑みだが、きっと内心ではこれ以上ない程、魔族を罵っているのだろう。
> そう考えると、なんともイヤな生産手段ではあるが。
> だが、そんな本心(こと)はおくびにも出さず、フィリアは優美な手つきで、その手に持ったカップに口を付けた。
> 暖かそうな湯気と甘い香りがカップから立ちのぼる。
> 手にしたカップの中身はマショマロティー…………その名の通り、マショマロとホイップ生クリーム、そしてシナモンパウダーを紅茶に浮かべたお茶である。甘味が強い分、リラックス効果があるのだ。ヴァルも、同じモノを飲んでいる。
あ・・・いいなぁ・・・・・。
私も欲しい・・・(はあと)
> 彼は、何かを訝しむような顔をして、口の中に流れ込んできたマショマロをゆっくりと嚥下(えんか)してから、フィリアに向き直った。
>「なんで?」
>「なんでって…………そもそも精神世界面(アストラル・サイド)を彷徨っていたヴォルフィードの魂を悪用しようとした覇王(ダイナスト)が起こした事件でしょう? つまり、諸悪の根元は覇王(ダイナスト)イコール魔族って事です」
>「…………それって、『魔族全体』のせいじゃなくって、『覇王(ダイナスト)が暴走しただけ』ってやつじゃないのか?」
>「いーえっ。『覇王(ダイナスト)の暴走を事前に感知できなかった魔族全体』の責任ですっ!!
> …………まぁ何にしても、別の世界の存在であったとはいえ、スィーフィード様と同等の力を持つ『神』を利用しようだなんて、よく思いつきましたよね。愚かも愚かで、ここまでくると怒る気にもなりません」
キャナルの残り香は、今度はナーシャの子供にて(はあと)
> 呆れるより他にありません。そう云って、彼女はカップの中身を勢いよく飲み干した。
> はぁ、とため息をついて、ヴァルもマショマロティーを喉に流し込む。
> カラになったティーカップに、フィリアがすかさずおかわりを注いだ。
>「マショマロ、浮かべます?」
>「ん…………いや、いいや」
>「じゃ、生クリームだけにしますね」
> そう言うと、ヴァルの答えを待たずに、適度にホイップされた生クリームを浮かべる。クリームは、熱い瑪瑙色の液体に触れた面から、じわりじわりと溶けていった。
> 溶けていくクリームを見つめながら、少し困ったように苦笑し、フィリアを見上げたヴァルに、
いいなぁ・・・おいしそう(はあと)
・・ケーキが食べたい(こら!!)
>「…………どうかしましたか?」
> 自分のカップには生クリームだけではなくマショマロも入れたフィリアが、『ん?』とでも云うかのような顔で、椅子に腰掛けている同居人の表情を窺う。
> すると、彼は困ったように苦笑し、
>「…………この生クリームさ…………」
>「はい?」
>「…………甘いんだけど」
>「ええ、いつもより砂糖を多めにいれましたから」
> 少しだけ、微笑む。
>「疲れがとれますよ」
> そう何気なく云って、きょとん、と幼い表情を浮かべる青年竜のカップに、もう少し生クリームを足した。少し濃いめに紅茶を入れたので、多少多めにクリークを入れても、それほど味は薄くならない。しかも、足したものは生クリームであっって牛乳ではないから、よりいっそうコクが出るのだ。
> 溶けたクリームが紅茶と混じり、それでも溶けきらないクリームは表面に浮かび、見た目はカフェ・ラテのようになったマショマロティー――――ただし、肝心のマショマロは入っていない――――に、どことなく放心したような表情で視線を落とすヴァル。
クリームたっぷりのはおいしいのです(はあと)
(一回ホイップで挑戦したら・・さすがに胸焼けしたけど・・作ったの全部食べたら・・まて!)
> そして――――不意に、微笑んだ。
> フィリアは普段、紅茶に手を加えるようなことはしない。せいぜいがレモンを浮かべるとか、砂糖を入れるくらいだ。
> もちろん、彼女がストレート好きなことも関係しているが、一番の理由は、ヴァルがあまり甘いモノを好きでない事である。
> それを知っている彼女が、ワザワザこんな甘いクリームを浮かべたということは――――。
> …………気を使って、くれたのだろう。『闇を撒く者(ダーク・スター)』の記憶を持ち、今回の一件で必要以上に神経をすりへしてしまった、自分のことを。
> まったく、このヒトは――――。
> つり目がちの目元を緩め、無言でカップに口を付けると、美しい金髪の女性が、その優しい微笑みを深めた。
フィリア、優しいのです♪
> と。
> チーン、というオーブンの音が、キッチンから響いてきた。
> 何だろう、と小首を傾げると、まだ半分ほど中身が入ったカップをテーブルに置いたフィリアが、
>「スフレを作ったんですよ。紅茶によく合うと思って。食べませんか?」
> と、鍋つかみを手にはめながら訊いてきた。
> そういえば、少し前にキッチンで何か作業をしていたことを思い出す。
> …………あれはスフレを作っていたのか…………。
> ヴァルはカップから口を離し、わずかに考え込む素振りをした後、こくり、と小さく頷いた。
> それに微笑みを返し、フィリアはキッチンへ向かう。
> その後ろ姿を見つめながら、例えようもない安堵感が押し寄せてくるのを、ヴァルは自覚した。
>
> ――――ああ…………、心配してくれるヒトがいるというだけで、こんなにも幸せになれるのか…………
>
> そんな想いを自覚できる自分に、少し照れた。
> そして、同時に思う。
>
> ――――ヴォルフィードには、自分にとってのフィリアのような存在がいなかったのだ。
> ――――そして、過去の自分にも。
いたけど、気づかなかったのでは??
フィーもヴァルも・・・。
>
> 甘い紅茶を、音を立てて飲みくだす。
> ヴォルフィードを哀れむでも、ましてや過去の自分に憐憫の情をかけるようなことはしない。
> ただ、自分そばに彼女がいてくれることの幸福を想う。
>
> ――――ああ…………やはり自分は幸せなのだな…………
>
> 他人を哀れむより先に、自身の幸福に感謝の念を贈れる。
> ある方面から見れば、冷たい事なのかもしれない。
> でも、これ以上ないほど幸せなことではないだろうか?
なかなか、気がつかない幸せの境地ですね(はあと)
>
>
>
>『ん〜v イイニオイね♪』
> それは、突然現れた。
> いや――――彼女が普通に現れる事など、はっきり言って考えられないが。
> 長くのばした髪は金の稲穂。強い光りを宿した同色の瞳。一分の隙もない美貌。見た者全てに鮮烈なイメージを与える、その存在。
> ――――そんな女性が、焼きたてのスフレを前に、完全に表情を崩している――――それでも、彼女の美貌が褪せることなど無いが。
> 彼女は至高の存在だ。
> この世界を始めとする様々な世界を創った『創造主』。
> 今の自分にとっては、転生を促してくれた恩人でもある。
> しかし。
> だがしかし。
>「…………スフレに釣られて現れる『創造主』…………」
> …………なんかイヤだ。
・・・・・・・・・エル様(笑)
スフレにつられてって・・・・・・(笑)
> そんなヴァルの内心を読みとったらしいエルが、きっ、と鋭い目つきでヴァルを睨み、
>『ふぐはいわへっ! いいじゃはいっ! ふぃりはのつふるふふれはおひしーんははらっ!!』
口に含んだままで・・(爆!)
>「……エル様、お茶……」
>『ん? はりはほ…………っぷはっ。あー美味しいv …………ってそうじゃなくて。
> いーじゃないっ! フィリアの作るスフレはおいしーんだからっ!!』
>「…………そういう問題じゃない」
>『じゃあどういう問題よ?』
> さっきあれほど食べたにも関わらず、さらにもう一切れフィリアにサーブして貰っているエルが、じろり、とヴァルを睨みつける。
> 普通の人間が見たら、その場で謝り倒すであろう、すさまじいプレッシャー。
> しかし、ヴァルは慌てず騒がずハッキリと、
>「心情」
>『…………あっそ』
> エルは、引きつった笑みを浮かべて、やはりフィリアに入れてもらった紅茶を啜った。
ヴァルもいい根性してますね(はあと)
> ヴァルの意見は――――まぁ、わからないでもない。
> しかし…………。
>『まったく…………どうしてこんなに図太くなったのかしらね。ヴァルガーヴ(まえ)と比べて、こんなに達観した性格になるとは思わなかったわ』
> フォークでスフレを一口サイズに切り、口へと運ぶ。
> そのスピードは恐ろしく速い。
> 焼き上がったスフレは、すでに半分以上がエルのお腹の中に収まっていた。
> ふと。
> ヴァルの皿にスフレをサーブしていたフィリアの蒼い瞳が、エルを見つめる。
>「そう云えば…………どうしてエル様は、こんな形でヴァルを転生させたのですか?」
>『?』
> きょとん、としたエルが、モグモグとスフレを咀嚼(そしゃく)しつつ、『なんでそんなこと訊くのよ?』と、目でフィリアに問い掛ける。
>「ずっと疑問だったんです。ヴァルが卵から孵り、今の――――成体に成長するまで、半年とかからなかったんですよ?
> それに、ヴァルガーヴ(まえ)の記憶が残っているのもおかしいです。
> エル様が故意になさったことなのではないのですか?」
>『…………そういうことね』
> ごっくん、と口の中のモノを嚥下し、さらに紅茶を口に運んだ。
> そして、その細くしなやかな指で、ぴっ、とヴァルを正面から指差し、
>『大当たり、よ。確かに、あたしが故意にやったことだわ』
>「…………なんでワザワザそんなことを…………まさかっ!」
> あまり考えたくない可能性に行き着き、さっと顔色を悪くする。
はははは!!!!
まあ、当然の可能性か!?(笑)
> だが、エルはさっと首を振り、
>『別に、今回の件を想定して、ワザとそうしたワケじゃないわよ。
> これは、あたしに反逆したヴァルガーヴ(あんた)への罰。
> ツライでしょ? 過去に何があったのか知ってるのって。
> 自分がしたことに対し、それでも怒らないリナ達が怖いでしょ?』
> そう云って、エルは非道く意地悪げに嗤った。
> 彼女の言葉に対し、無表情を通しつつも肩の震えるヴァルを、満足げに見つめ、さらに笑みを深くする。
>『彼らは強いからね。過去を過去のモノとして扱うことはせず、それでも過去と現在を混同する事はしない。ヴァルガーヴはヴァルガーヴとして受け止め、ヴァル(あんた)はヴァル(あんた)として受け止めているわ。
> 死ぬことによって逃げる道を選んだあんたには無い強さよね』
> びくりっ、と大きく肩が震えたのが、はたから見てもわかった。
知らないほうが、幸せなのです。
知っていたら、過去に捕らわれて、いろいろと悩むこともあるから。
あえて、だから、罪を分からせるために、今の幸せを分からせるために。
エル様はそうしたのですね(はあと)
>『ねぇ…………知ってる? 『転生』ってね、逃げ道なのよ。誰にも等しく与えられる逃げ道。ツライ現実(いま)を全て忘れ、何もない状態から再び始めることのできる――――ソレが『転生』の本当の意味。
> だから、前世(あんた)の記憶は残したのよ。
> それが、このあたしに逆らったあんたへの罰。はっきり云って、どんな拷問よりも辛いわよね。何をするにしても、過去のコトが引っかかってくるもの』
> そう云ってもう一口紅茶を傾けた。
転生しても、前世の記憶が残っている場合も多々としてあるが・・(汗)
> そして今度はにっこりと――――実に優しげな聖母の笑みで、ヴァルに言葉を投げかける。
>『ツライかもしれないけど、今度も逃げたら流石に温厚なあたしでも怒るわよ』
> その言葉に、自分のカップを凝視していたヴァルが、ようやく顔を上げた。
> てっきり、そのまま言葉で嬲られるとでもおもっていたのだろう――――琥珀色の、思う存分驚きを浮かべた瞳が、今度はエルを凝視してくる。
> 何を云っているのかわからない、とでも云うように。
>「…………エル様?」
> フィリアも、ヴァルと似たような表情をしていた。
> 紅茶のポットを片手に、まじまじとエルを見つめている。
> エルは彼女へも微笑みを送り、
>『……今のあんたにはフィリアもそばに居るし…………スグに逃げに走るようなコトは無いと思うけど。
> この世界には、喪失感や絶望ばかりがはびこっているわけじゃないわ。
> ちゃんとそれに気づきなさい。
> あんたは竜族。生を望むモノとして生まれ、この大地に息づくモノなんだから。せっかく転生させてあげたのに、それを謳歌する前に死なれたんじゃ、おかーさん悲しいわ』
> 最後は、小さく苦笑を浮かべ、からかうように云った。
エル様、優しいのです(はあと)
さすが、万物の母(はあと)
>
> …………そうか…………。
>
> 不意に、ヴァルは気づいた。
> 今、自分を気に掛けてくれるヒトがいるというだけで幸せを感じることができるのは――――過去の、あの哀れで惨めな、ただひたすら逃げに走っていた自分を知っているからだ。
> あの頃の自分には、フィリアのような存在はなかった。五人の腹心が一人、自分の上司でもあった魔竜王(カオスドラゴン)ガーヴを失い、ただただ盲目に彼の仇を打つことしか考えていなかった。
> もっと周りをよく見れば、当時の自分にも、慕ってくれる存在がいたのに。
> それなのに。
その通りです!!
> ――――生まれ変わったとき。
> 最初はフィリアを怖がっていた気がする。
> 本能で、彼女が自分とは違う種の竜(ドラゴン)だと、わかっていたから。
> でも、柔らかい微笑みと暖かな想いをくれる彼女の手を、拒絶するようなことも無かった。
> ――――警戒は、確かにしていたように思う。
> なのに、何故彼女の手を取ったのか。
> おそらく…………過去の孤独を知っていたから。
> 失うことのつらさと、何もない生の虚しさを、知っていたからだ。
> ――――確かに、前世の記憶を持っていると云うことはつらい。
> 『彼女』を裏切った罰としても、申し分ないだろう。
> ――――でもそれ以上に…………。
>「…………どうして過去のオレは、あんたに逆らうような事したかな…………」
> 柔らかく苦笑を漏らしたヴァルが、そう言葉をこぼせば、
>『さぁ? そこまでは、いくらあたしでもわかんないわね』
> 全ての存在(もの)の母は――――実におかしそうに微笑んだのだった。
分かっていても、今のヴァルには必要のないことでしょう(はあと)
だから、あえて、エル様は言わないのですね(はあと)

>「…………ところでエル様? 壊れてしまったわたし達の家はどうなるのですか?」
>『へ?』
>「そもそも、エル様の監督不届きが悪かったんですよね?」
>『……………………う゛っ』
>「…………エル様ぁ?」
>『…………………………………………わかったわよっ! ちゃんとあたしが直すわよっ!!』
>「まぁv ご親切にありがとうございますvv」
>「…………親切って…………」
> フィリアは怖い…………。
> そうエルとヴァルが胸中で呟いた事は…………まぁ、余談である。
フィリア・・・・(爆!)
え・・エル様に対して・・・・(笑)
すごい、精神と根性の持ち主ですねぇ(はあと)
ってことは、やっぱり、壊れた品物まで、完全修繕をにっこりと笑ってお願いしますね。
といったのですかねぇ・・・・(笑)

ふふふふふふ♪
続きが(はあと)
フィリアとヴァル♪そういや、覇王は、どんなお仕置きうけるのか!?(まて!)
ナーシャの設定も気になるのです!!!
なんか、転生がないようなことをいってたし・・!!!
あと、子供キャナル(はあと)
ふふふふふふふふふ♪
それでは、またまた感想になってない、レイのごとくな代物ですが。
よければ、うけとって、やってくださいな♪
それでは♪白河さん、次回も頑張ってくださいね♪
ではでは♪

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20763どんどん図太く……(汗)白河綜 E-mail 2002/5/8 19:43:26
記事番号20759へのコメント

かおさんは No.20759「フィリア♪最高です♪」で書きました。


>こんにちわ♪白河さん♪

 こんにちはかおさん♪ 最近どういうわけだか洗濯にこっている(爆)白河綜なのですっ!

>> もぉ三週間近く続きをアップしていなかったという(汗)白河綜なのです!
>大丈夫です!!
>私なんか、何ヶ月にもなってます!!!!(まて!!!)

 手が追いつきませんよね(^^;
 ネタは前から決まっていたのに、いざ文にしようと思うと言葉がでてこなくなりますっ!
 …………はっ!? これが噂に名高いスランプというやつなのかっ!?(スランプ経験がないヒト。っていうか違う)

>> 『残り香その後編』フィリアさん&ヴァル君ヴァージョン、ようやく完成致しました(汗)。
>わーい♪♪♪

 参考資料がTRYしかないのはつらいのです…………(汗)
 しかもウチのヴァル君、TVのヴァルガーヴと微妙に性格違うし…………。

>> ご理解ください♪ なんせ白河も『エル様を活躍させようの会』会員なのでv(関係ないって)
>ふふふふ♪エル様♪エル様♪

 番外編では控えようと思っていたエル様…………挫折しました(爆)。
 やはりこの方がいないと、テンポよく進んでくれないことが判明(笑)

>> 見るも無惨な、という言葉を使ったことがあるだろうか?
>> どんな場合でも構わない。レシピ通りに作ったはずのケーキが、そんなことになるはずがないのに爆発した場合でも、あるいは台風などの自然災害にあった跡地でも、この言葉は適応されるだろう。
>・・・・ミリーの手料理の後のキッチン・・(笑)

 できあがるモノはちゃんとしているのに、なんでキッチンだけあそこまで破滅的に壊せるのでしょう、ミリーさん(笑)

>> 屋根は無い。壁は無い。床さえもない。もちろん、一応骨董品屋だった頃の面影を残す、古めかしい商品も無い。
>> ――――フィリアは――――。
>> 長い長いため息をついた。
>>「…………ねぇヴァル…………わたし達、何か悪いことしたんでしょうかねぇ?」
>> 答えを求められた青年は――――ただただ、ゆるゆると首を振るばかりだった。
>まあ、運が悪かったとしか・・・(まて!!!)

 そうそう♪ すでにリナさん達とお知り合いになっちゃった事が不幸にはじま(衝撃音)
 …………はっ!? なんで金魚鉢がとんでくるんだ!? しかも後頭部にクリーンヒッ(がくっ)

>> 彼女は魔族が嫌いだ――――まぁ、『魔族が好きv』という神族がいても、それはそれで非常に困ってしまうが。
>確かに・・・・(笑)
>でも、反発するもの同士がどうしても惹かれてしまうと思う私は、私だけ??(まて!)

 自分に無いモノを相手に求めるのだとしたら、充分それもありだと思います♪
 魔族と神族のラヴストーリー…………白河が書くと痛くなりそうですが(汗)

>> 手にしたカップの中身はマショマロティー…………その名の通り、マショマロとホイップ生クリーム、そしてシナモンパウダーを紅茶に浮かべたお茶である。甘味が強い分、リラックス効果があるのだ。ヴァルも、同じモノを飲んでいる。
>あ・・・いいなぁ・・・・・。
>私も欲しい・・・(はあと)

 見た目も可愛く、作り方も簡単。
 リラックス効果のあるマショマロティー。
 是非あなたも一度試しては?(CM風←待て)

>> …………まぁ何にしても、別の世界の存在であったとはいえ、スィーフィード様と同等の力を持つ『神』を利用しようだなんて、よく思いつきましたよね。愚かも愚かで、ここまでくると怒る気にもなりません」
>キャナルの残り香は、今度はナーシャの子供にて(はあと)

 ふふふv
 ようやくフィーちゃん転生後の設定もできあがりましたv
 『残り香』が終った後に、お披露目できるとおもいます♪


>>「マショマロ、浮かべます?」
>>「ん…………いや、いいや」
>>「じゃ、生クリームだけにしますね」
>> そう言うと、ヴァルの答えを待たずに、適度にホイップされた生クリームを浮かべる。クリームは、熱い瑪瑙色の液体に触れた面から、じわりじわりと溶けていった。
>> 溶けていくクリームを見つめながら、少し困ったように苦笑し、フィリアを見上げたヴァルに、
>いいなぁ・・・おいしそう(はあと)
>・・ケーキが食べたい(こら!!)

 紅茶のお供はケーキですから!!(ドきぱっ!!)
 ああ…………シフォンケーキたべたいなぁ…………。

>> 溶けたクリームが紅茶と混じり、それでも溶けきらないクリームは表面に浮かび、見た目はカフェ・ラテのようになったマショマロティー――――ただし、肝心のマショマロは入っていない――――に、どことなく放心したような表情で視線を落とすヴァル。
>クリームたっぷりのはおいしいのです(はあと)
>(一回ホイップで挑戦したら・・さすがに胸焼けしたけど・・作ったの全部食べたら・・まて!)

 胸焼け…………(汗)
 白河、生クリームには異常に強いです。だから生クリームで胸焼けすることはないのですが…………。
 2年程前、友人が学校で「バレンタインの試作品v」といってチョコレートタルトを差し入れてくれたのですが…………流石に、一個の半分を一人で食べたら胸焼けしました(当たり前じゃ)。部活中も悶えていた記憶があります(笑)。
 ああ、でもタルトは美味しかった…………v

>> フィリアは普段、紅茶に手を加えるようなことはしない。せいぜいがレモンを浮かべるとか、砂糖を入れるくらいだ。
>> もちろん、彼女がストレート好きなことも関係しているが、一番の理由は、ヴァルがあまり甘いモノを好きでない事である。
>> それを知っている彼女が、ワザワザこんな甘いクリームを浮かべたということは――――。
>> …………気を使って、くれたのだろう。『闇を撒く者(ダーク・スター)』の記憶を持ち、今回の一件で必要以上に神経をすりへしてしまった、自分のことを。
>> まったく、このヒトは――――。
>> つり目がちの目元を緩め、無言でカップに口を付けると、美しい金髪の女性が、その優しい微笑みを深めた。
>フィリア、優しいのです♪

 何気ない優しさがポイントなのです♪

>> ――――ヴォルフィードには、自分にとってのフィリアのような存在がいなかったのだ。
>> ――――そして、過去の自分にも。
>いたけど、気づかなかったのでは??
>フィーもヴァルも・・・。

 その通りなのです。
 外界を見ることを止め、自分の中に閉じこもってしまった二人は、すぐ側にあった温もりに気づけなかったのです…………。

>> 他人を哀れむより先に、自身の幸福に感謝の念を贈れる。
>> ある方面から見れば、冷たい事なのかもしれない。
>> でも、これ以上ないほど幸せなことではないだろうか?
>なかなか、気がつかない幸せの境地ですね(はあと)

 他人のことより、自らを見る方が難しいですからね。
 それに真っ先に気づけるということは、本当に幸せな事だと思うのですvv

>>「…………スフレに釣られて現れる『創造主』…………」
>> …………なんかイヤだ。
>・・・・・・・・・エル様(笑)
>スフレにつられてって・・・・・・(笑)

 何だか最近食欲旺盛なエル様♪(爆)
 よく考えたら、リナさん達のトコにでかけたのも、鍋のニオイにつられてだもんなぁ…………。

>> そんなヴァルの内心を読みとったらしいエルが、きっ、と鋭い目つきでヴァルを睨み、
>>『ふぐはいわへっ! いいじゃはいっ! ふぃりはのつふるふふれはおひしーんははらっ!!』
>口に含んだままで・・(爆!)

 食い気優先(笑)なのです!

>>「…………そういう問題じゃない」
>>『じゃあどういう問題よ?』
>> さっきあれほど食べたにも関わらず、さらにもう一切れフィリアにサーブして貰っているエルが、じろり、とヴァルを睨みつける。
>> 普通の人間が見たら、その場で謝り倒すであろう、すさまじいプレッシャー。
>> しかし、ヴァルは慌てず騒がずハッキリと、
>>「心情」
>>『…………あっそ』
>> エルは、引きつった笑みを浮かべて、やはりフィリアに入れてもらった紅茶を啜った。
>ヴァルもいい根性してますね(はあと)

 達観しきってます(大笑)
 もう魔王も神も創造主もすぺぺのぺなのですっ!!(待て)

>>『別に、今回の件を想定して、ワザとそうしたワケじゃないわよ。
>> これは、あたしに反逆したヴァルガーヴ(あんた)への罰。
>> ツライでしょ? 過去に何があったのか知ってるのって。
>> 自分がしたことに対し、それでも怒らないリナ達が怖いでしょ?』
>> そう云って、エルは非道く意地悪げに嗤った。
>> 彼女の言葉に対し、無表情を通しつつも肩の震えるヴァルを、満足げに見つめ、さらに笑みを深くする。
>>『彼らは強いからね。過去を過去のモノとして扱うことはせず、それでも過去と現在を混同する事はしない。ヴァルガーヴはヴァルガーヴとして受け止め、ヴァル(あんた)はヴァル(あんた)として受け止めているわ。
>> 死ぬことによって逃げる道を選んだあんたには無い強さよね』
>> びくりっ、と大きく肩が震えたのが、はたから見てもわかった。
>知らないほうが、幸せなのです。
>知っていたら、過去に捕らわれて、いろいろと悩むこともあるから。
>あえて、だから、罪を分からせるために、今の幸せを分からせるために。
>エル様はそうしたのですね(はあと)

 エル様、イイヒト月間なのですv(爆)
 っておふざけはおいといて(^^;
 ただたんにヴァルを転生させ、過去エル様に反逆したことを悔いさせるために記憶を残したのではない、ということを云いたかったのです♪

>>『ねぇ…………知ってる? 『転生』ってね、逃げ道なのよ。誰にも等しく与えられる逃げ道。ツライ現実(いま)を全て忘れ、何もない状態から再び始めることのできる――――ソレが『転生』の本当の意味。
>> だから、前世(あんた)の記憶は残したのよ。
>> それが、このあたしに逆らったあんたへの罰。はっきり云って、どんな拷問よりも辛いわよね。何をするにしても、過去のコトが引っかかってくるもの』
>転生しても、前世の記憶が残っている場合も多々としてあるが・・(汗)

 あえてその可能性を無視してます(笑)。

>>『……今のあんたにはフィリアもそばに居るし…………スグに逃げに走るようなコトは無いと思うけど。
>> この世界には、喪失感や絶望ばかりがはびこっているわけじゃないわ。
>> ちゃんとそれに気づきなさい。
>> あんたは竜族。生を望むモノとして生まれ、この大地に息づくモノなんだから。せっかく転生させてあげたのに、それを謳歌する前に死なれたんじゃ、おかーさん悲しいわ』
>エル様、優しいのです(はあと)
>さすが、万物の母(はあと)

 『自分の子供達には例外なく愛情を与える』、良き母親になってます、エル様vv

>> もっと周りをよく見れば、当時の自分にも、慕ってくれる存在がいたのに。
>> それなのに。
>その通りです!!

 周りを見ることを拒否しては、幸せにはなれないのです! 確かに外界には辛いこともありますが、それを乗り越えてこそっ!

>>「…………どうして過去のオレは、あんたに逆らうような事したかな…………」
>> 柔らかく苦笑を漏らしたヴァルが、そう言葉をこぼせば、
>>『さぁ? そこまでは、いくらあたしでもわかんないわね』
>> 全ての存在(もの)の母は――――実におかしそうに微笑んだのだった。
>分かっていても、今のヴァルには必要のないことでしょう(はあと)
>だから、あえて、エル様は言わないのですね(はあと)

 そうです♪
 これも子を思う母ゆえの選択なのです♪

>>「…………ところでエル様? 壊れてしまったわたし達の家はどうなるのですか?」
>>『へ?』
>>「そもそも、エル様の監督不届きが悪かったんですよね?」
>>『……………………う゛っ』
>>「…………エル様ぁ?」
>>『…………………………………………わかったわよっ! ちゃんとあたしが直すわよっ!!』
>>「まぁv ご親切にありがとうございますvv」
>>「…………親切って…………」
>> フィリアは怖い…………。
>> そうエルとヴァルが胸中で呟いた事は…………まぁ、余談である。
>フィリア・・・・(爆!)
>え・・エル様に対して・・・・(笑)
>すごい、精神と根性の持ち主ですねぇ(はあと)
>ってことは、やっぱり、壊れた品物まで、完全修繕をにっこりと笑ってお願いしますね。
>といったのですかねぇ・・・・(笑)

 ばっちりです(何が)
 なんだか、白河が書くエル様が人間っぽくなるにつれて、ほかのキャラが図太くなってゆく…………。
 とってもフレンドリーな…………(汗)

>フィリアとヴァル♪そういや、覇王は、どんなお仕置きうけるのか!?(まて!)

 ふっふっふ♪ しょりゃあもうvvv(待て)

>ナーシャの設定も気になるのです!!!
>なんか、転生がないようなことをいってたし・・!!!

 にやり(待て)
 ナーシャに関しては、少しずつ設定を明らかにしていくつもりなのです。

>あと、子供キャナル(はあと)

 …………にやり(だから待て)

>ふふふふふふふふふ♪
>それでは、またまた感想になってない、レイのごとくな代物ですが。
>よければ、うけとって、やってくださいな♪
>それでは♪白河さん、次回も頑張ってくださいね♪
>ではでは♪

 ありがとうございます♪
 次回はナーシャさんとファレス君ですので、きっと今回ほど時間がかからないでアップできると思いますので、よろしければそちらもおつきあい下さいませvv

 ではでは♪

 白河綜でしたv



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20761さすがフィリアさんっ!(拍手)むくぅ E-mail URL2002/5/8 16:45:10
記事番号20757へのコメント

 ををををっ! 白河さんの続きっ! 白河さんの続きっ! ――と、暴走しつつむくぅなのですっ!
 リク一行たりとて書いてません(爆) 大枠は大体出来上がってるのに! 何故ッ!?(汗) もう少しお待ちをっ!
「……暴走してるのかな。暴走してるんだよね。自分で言ってるし。
 というわけでかかと落とし」
 (ごげざしゅっ!)痛ッ!? 痛いですよ評議長!? 何でかかと刺さるんですかッ!?
「仕込み刀」
 即答しないで下さいッ!
「用意がいいネ。相変わらず」
 感心しないで下さいッ!?
「いやまぁ――てか、僕らにツッコむよりさっさと感想書いたら?」
 ……しくしくしく、それでは、今回の感想行きますのですっ!

 フィリアさん式正の気生産方法、最高です(笑) さすがですねっ! むしろそれ自体が精神攻撃になりかねない勢いですねっ!
「……そういえば、コッチのフィリアとヴァルってどうなってんのサ? 姫は一応小説版だケド、いるんでしょ? 二人(匹)とも」
 いることはいるんですが……話に絡めるのが難しいです。ヴァルもフィリアも書けないです。のた打ち回りますよ?
「そんな不気味な……」
 ああ、それも何かお母さんっぽいですよフィリアさん。いいですねぇ母親……
 でもそうなるとヴァルはマザコ(どかばきぐしゃっ!)
「をを、何か黄緑の髪の人が今通りがかりざまにむくぅをぼこぼこにしていったよ! ナイスツッコミだね!」
「……今のはツッコむべきかそうでないのか……微妙だネ……」

 と……ともあれ次行きましょう次っ!
 えーと、次はやっぱり反逆者って辛いよというか。
 確かにキッツい罰ではあると思います。でも本人が強くあれば……いや、むしろ開き直れば(笑)、『罰』にはならないと思います(力説)
 それに、ヴァルさんはどぉやら自分が『幸せ』であることを解っている模様♪ それならば安心ですねv
「……をを。何か今までにないほど力説オーラが漂ってるよ。何か」
「力説オーラッテ……?」

 そういえば、むくぅはスフレというものがどういうものなのか解りません(爆)
 マシュマロ。食べようと思って買ったら、いつのまにかあら不思議☆ 賞味期限が一ヶ月も切れていたことが……
「うっわっ! 何か聞くのも嫌な話ッ!?」
「埋めとケ埋めとケ。こんな阿呆」
 ああっ!? 氷の次はスコップ!? だんだんグレードアップしてますよグロゥさんッ!?(汗)

 (地面から頭だけ出し、)そして最後にやはりフィリアさん! 素敵です無敵です。まさかL様をして『怖い』と言わしめるとはッ!
 ということはフィリアと口喧嘩では同レベルのゼロスさんもやっぱり怖い……そんなわけはないですか。
「何かさり気に失礼なこと言ってる……」
「ヨシッ! 頭も埋めてシマエッ!」
 うわぁぁぁぁぁっ!? 何かすっごく生き生きしてるぅぅっ!(汗)

 (とんとんぺたぺたとスコップで地面を均す音)

 ……そ、それでは……土を掘って逃げつつむくぅなのでしたっ!(汗)
 逃走ッ!

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20766そしてゼロスは……白河綜 E-mail 2002/5/8 21:13:11
記事番号20761へのコメント

むくぅさんは No.20761「さすがフィリアさんっ!(拍手)」で書きました。


> ををををっ! 白河さんの続きっ! 白河さんの続きっ! ――と、暴走しつつむくぅなのですっ!

 こんにちはむくぅさん! たった今夕食を作って参りました!(母命令) バルサミコ酢ってニオイキツイ!! 耐えられない〜〜〜〜!! と悶絶しながら白河綜なのですっ!!
 うううううっ…………。
 イタリア料理…………作るのは楽だけど調味料が…………(涙)
グ「なれてないだけじゃない?
  こんにちはむくぅさん。それに、そっちの僕に評議長。毎度お馴染みグロウです。
  ていうかさ。一応お酢なんだから、ニオイがキツイのは当然なんじゃない?」
 うううううう…………そうなんですけど…………。

> リク一行たりとて書いてません(爆) 大枠は大体出来上がってるのに! 何故ッ!?(汗) もう少しお待ちをっ!

 あああっ! そんなに慌てなくても全然平気ですっ!! いつまでもお待ちしているのです!!
 しかし、話はできあがっているのに、文章に起こせない…………今回の『桜と空』もそうです(笑) 他にも、オリジナルで文に起こせてないのなんか数え切れません…………。
 結構皆さんもそうなのですね。

>「……暴走してるのかな。暴走してるんだよね。自分で言ってるし。
> というわけでかかと落とし」
> (ごげざしゅっ!)痛ッ!? 痛いですよ評議長!? 何でかかと刺さるんですかッ!?
>「仕込み刀」
> 即答しないで下さいッ!
>「用意がいいネ。相変わらず」
> 感心しないで下さいッ!?
>「いやまぁ――てか、僕らにツッコむよりさっさと感想書いたら?」
> ……しくしくしく、それでは、今回の感想行きますのですっ!

 ああっ! ナイス・コンビネーション…………って違うっ!!(汗)
 むくぅさんっ!? だいじょーぶですかっ!?(滝汗)
グ「…………仕込み刀って…………確か明治の廃刀令以後にでてきたアレだっけ? 刀持ってるとすかまるから、杖とかに刀を仕込んで…………」
 それはたしか『仕込み杖』だった気がするのですが? もう、白河に日本史訊かないでください。白河が主権で使うのは世界史です! 憧れのアンコール王朝ですっ!!
グ「…………東南アジアって…………確か世界を6個の地域に分けた中で(ヨーロッパ・中国・中東・アフリカ・アメリカ・東南アジア)一番出題率低いんじゃなかったけ?」
 余計なお世話ですっ!! 好きなんだからいいじゃないですかっ!!
 …………で、仕込み刀がなんなんですか?
グ「ん? ああ、いいな、って思って。僕、専用の武器ないからさ。一応『神官(プリースト)』だから錫杖にしようかな、とも思ったんだけど、ゼロスとかぶるし。
  …………うん。いいな、仕込み刀。
  何も知らないコに近づいて、こう…………ぐさっと」
 うっわぁ(汗)
グ「もちろん、一息にトドメを、なんてことはしないよ(にっこり)。少しずつ肉をえぐって、痛みに目を見開く様を鑑賞して…………血管も、大事な太いものはさけて…………」
 それ以上は云わないでくださいっ!!(滝汗)
 なんだかこれ以上ほっとくと、グロウ君がサド全開でアッチの世界に行っちゃうので、とっととレス返しいくのですっ!!

> フィリアさん式正の気生産方法、最高です(笑) さすがですねっ! むしろそれ自体が精神攻撃になりかねない勢いですねっ!

 何だか神聖魔法よりも利きそうな感じなのです!!
 きっと彼女がそばにいけば、死にそうな神族も生き返っちゃいます!!(神族の御飯は生の気じゃないって)
グ「まぁ、なんにしても…………近寄りたくないね。極力」

>「……そういえば、コッチのフィリアとヴァルってどうなってんのサ? 姫は一応小説版だケド、いるんでしょ? 二人(匹)とも」
> いることはいるんですが……話に絡めるのが難しいです。ヴァルもフィリアも書けないです。のた打ち回りますよ?
>「そんな不気味な……」

 ぬぉうっ!?
 むくぅさんのフィリアさんとヴァル君っ!?
 ああ見たいっ!! でも、大人数さばく(笑)のは大変なのです!
 見たいのですが、それがむくぅさんを追いつめる(笑)のならば、可哀想ですが二人にはご退場(衝撃音)
 ああっ!?
 このキョーレツなニオイはバルサミコっ!?(滝汗)
 一体誰がっ!?
グ「あの竜族二人が、彼方から投げつけたみたいだね」

> ああ、それも何かお母さんっぽいですよフィリアさん。いいですねぇ母親……
> でもそうなるとヴァルはマザコ(どかばきぐしゃっ!)
>「をを、何か黄緑の髪の人が今通りがかりざまにむくぅをぼこぼこにしていったよ! ナイスツッコミだね!」
>「……今のはツッコむべきかそうでないのか……微妙だネ……」

 ああ! また!?(汗)
 まぁ、例えどんなに本人が否定しようともマザコ(めこぐぎどがああぁぁぁぁぁしっっっ!!)
 …………ぐふっ、負けませんよ…………見た目で考えるならシスコ(ごがぐしゃすこーんっっっ!!!)
グ「…………あーあ(ため息)」

> と……ともあれ次行きましょう次っ!
> えーと、次はやっぱり反逆者って辛いよというか。
> 確かにキッツい罰ではあると思います。でも本人が強くあれば……いや、むしろ開き直れば(笑)、『罰』にはならないと思います(力説)

 おおっ! ナイスアイディアっ!!
 なるほど。本人が強くなるより開き直るほうが楽!! ていうかスピーディーなのですっ!!(待て)
 さ、ヴァル君! 早速実践をばっ!
 コレなら意志が弱く精神的に蓑虫レヴェルのキミでもおっけ(ぐりっ☆)
ヴ「…………(怒)」
グ「あーあ、また余計な一言を…………」

> それに、ヴァルさんはどぉやら自分が『幸せ』であることを解っている模様♪ それならば安心ですねv
>「……をを。何か今までにないほど力説オーラが漂ってるよ。何か」
>「力説オーラッテ……?」

 こういうオーラなのですね!?
グ「いや、見えないよ。音声回線しか開いてないんだから」
 あう。
 なんにしても、ヴァル君は自分が今幸せな状態である事を理解してますので、きっと多分大丈夫なのです!!(待て)

> そういえば、むくぅはスフレというものがどういうものなのか解りません(爆)

 多分、お菓子作りの本なんかにでてると思います(^^)
 卵、片栗粉、砂糖だけでつくれるという(笑)。 因みに、お菓子作りが苦手な白河が作れる数少ないお菓子でもあります(爆)。
 ふんわりとしたお菓子で、冷めるとしぼみます(笑)。
 作ったら冷めないウチに食べましょう(笑)。

> マシュマロ。食べようと思って買ったら、いつのまにかあら不思議☆ 賞味期限が一ヶ月も切れていたことが……
>「うっわっ! 何か聞くのも嫌な話ッ!?」
>「埋めとケ埋めとケ。こんな阿呆」
> ああっ!? 氷の次はスコップ!? だんだんグレードアップしてますよグロゥさんッ!?(汗)

 マショマロ、なにげに賞味期限短いですからね(笑)。
 …………ってああまたっ!?
 スコップっ!? やめてくださいグロゥ君っ! せめてシャベルにっ!!
グ「さらにアップさせてどーすんのさ」

> (地面から頭だけ出し、)そして最後にやはりフィリアさん! 素敵です無敵です。まさかL様をして『怖い』と言わしめるとはッ!
> ということはフィリアと口喧嘩では同レベルのゼロスさんもやっぱり怖い……そんなわけはないですか。

 それは無いです(爆)。
 フィリアさんはたしかにある意味怖いですが、ゼロス君なんて♪ …………っていうか白河も結構ゼロス君すきなのに…………(笑)

>「何かさり気に失礼なこと言ってる……」
>「ヨシッ! 頭も埋めてシマエッ!」
> うわぁぁぁぁぁっ!? 何かすっごく生き生きしてるぅぅっ!(汗)
>
> (とんとんぺたぺたとスコップで地面を均す音)
>
> ……そ、それでは……土を掘って逃げつつむくぅなのでしたっ!(汗)
> 逃走ッ!

 ああああああああっ!? ついに頭までっ!?
 グロゥ君、生き生きしてるなんて流石魔族…………
グ「ねぇねぇ♪」
 ………………………………(すっごくヤな予感)何ですか?
グ「ここにも何故かスコップがあったりして♪ それにほら。おまけのセメントも」
 なんでですかああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?
 ってそのドラム缶は何っ!?
グ「向こうの僕を見習って。
  さ、有害イタチはココにはいる♪」
 ってやめいっ!!
 やめっ……(もごもご)
グ「セメント投下♪」










グ「…………ふぅ。よく考えたら、スコップ要らなかったね。
  じゃ、僕はそろそろ。
  じゃあ、またね」

(グロウ君、退場)


(…………うっ、動けないっ!!(汗)
 そっ、それではっ!!
 白河綜でしたっ!!
 ……………………どーやってでよう…………)


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20764エル様がなにやら『母』らしきことを言っている?!!海藤雄馬 E-mail URL2002/5/8 19:48:25
記事番号20757へのコメント


こんにちは、白河さん。
> どうも皆様こんにちはor初めましてv
> もぉ三週間近く続きをアップしていなかったという(汗)白河綜なのです!
ふふふ!!安心してください!!
私なんてもう一月以上も・・・・・

がすんっ!!

エル:えばって言うことじゃないわよ!
   さっさと続きを書きなさい!!
   
ばしぃぃぃぃぃんん!!

エル:あら・・・・・。
   勢いつきすぎたかしら♪

> 『残り香その後編』フィリアさん&ヴァル君ヴァージョン、ようやく完成致しました(汗)。
はいvvフィリアさんとヴァル君なのですね♪

> ああもう、この二人は書きにくい!!(八つ当たり)
> えっと、上記の理由により、今回、エル様は『紅と黄』・『紺と蒼』よりもでばっております(笑)。
楽しみですvv
エル様♪

> ご理解ください♪ なんせ白河も『エル様を活躍させようの会』会員なのでv(関係ないって)
私もです!!
エル:だったら、あたしをもっと活躍させなさい♪
あ、え?まぁ、そのうちに・・・・・・・・・(汗)
エル:そのうち?
は、いえ!!今すぐにでも取り掛かります!!!

> ではでは。
> だいぶ時間が空いてしまいましたが、『闇の残り香・その後編』第三話なのです♪
第三話です♪
わくわくvv

>「まったく……。この壊れた家で、どうやって暮らせというのでしょうかねぇ…………。
> ねぇ、ヴァル」
> メタメタのギタギタ。グチャグチャのボロボロ。はたして他にどんな表現音があっただろうか――――だが、そんな音を重ねただけの音では表現しきれないような、非道い有様だ。
> 屋根は無い。壁は無い。床さえもない。もちろん、一応骨董品屋だった頃の面影を残す、古めかしい商品も無い。
> ――――フィリアは――――。
> 長い長いため息をついた。
それはため息をつきたくもなるでしょうね〜〜。
寒いでしょうねぇ〜〜。
ここは一つ!!青空教室・・・・もとい、青空骨董品屋さんでも開いて見てはどうでしょうか♪
フィリア:あなた、人事だと思って・・・・。
ヴァル:雨が降ったらどうするんだ?
それはそれで、フィリアさんが竜になって屋根になるとか♪

フィリア:炎の祝福(フレイム・ブレス)!!

ごうぅぅぅぅぅぅん!!

のひぃぃぃぃぃぃ(涙)!!!
何故にぃぃぃ・・・・・・。

フィリア:当然の報いです!

>「ねぇヴァル。結局今回も一番愚かだったのは魔族でしたね」
> 紅茶のカップを片手に、何故か満面の――――しかし、何故か寒気がしてくるような――――笑みで、フィリアはそうのたまった。
> 彼女は魔族が嫌いだ――――まぁ、『魔族が好きv』という神族がいても、それはそれで非常に困ってしまうが。
フィ、フィリアさん(汗)
一体、背後に何をしょってらっしゃるのでしょう・・・・?
『魔族が好きv』な神族ねぇ〜。
エクト:別に僕は魔族は嫌いではありませんよ♪
のあ!!エクト君!
君はここに来るべき人じゃないでしょ?!
エクト:僕は正確には『人』ではありませんけどね♪
揚げ足とらんでくれ・・・・・(汗)

>「なんでって…………そもそも精神世界面(アストラル・サイド)を彷徨っていたヴォルフィードの魂を悪用しようとした覇王(ダイナスト)が起こした事件でしょう? つまり、諸悪の根元は覇王(ダイナスト)イコール魔族って事です」
>「…………それって、『魔族全体』のせいじゃなくって、『覇王(ダイナスト)が暴走しただけ』ってやつじゃないのか?」
>「いーえっ。『覇王(ダイナスト)の暴走を事前に感知できなかった魔族全体』の責任ですっ!!
> …………まぁ何にしても、別の世界の存在であったとはいえ、スィーフィード様と同等の力を持つ『神』を利用しようだなんて、よく思いつきましたよね。愚かも愚かで、ここまでくると怒る気にもなりません」
そ、そうきますか、フィリアさん。
とことん魔族を毛嫌いしてますね。
フィリアさんの魔族嫌いの原因はやはりゼロスさんにあるかと思うんですが・・・・。
ゼロス:嫌ですね〜〜。僕が何をしたって言うんですか?
降魔戦争で竜族をたったひとりで壊滅にまで追い込んだ張本人が何を言う。
ゼロス:そんな昔のこと言われましてもねぇ〜。はっはっはっは。
『はっはっはっは』じゃないでしょうが・・・・

> フィリアは普段、紅茶に手を加えるようなことはしない。せいぜいがレモンを浮かべるとか、砂糖を入れるくらいだ。
> もちろん、彼女がストレート好きなことも関係しているが、一番の理由は、ヴァルがあまり甘いモノを好きでない事である。
> それを知っている彼女が、ワザワザこんな甘いクリームを浮かべたということは――――。
> …………気を使って、くれたのだろう。『闇を撒く者(ダーク・スター)』の記憶を持ち、今回の一件で必要以上に神経をすりへしてしまった、自分のことを。
フィリアさん優しいのですvv
まるでヴァル君のお母さんのようですvv
やはり、このお二方は、恋人というより、母子の方がまだぴったしきますね。

>『ん〜v イイニオイね♪』
> それは、突然現れた。
> いや――――彼女が普通に現れる事など、はっきり言って考えられないが。
> 長くのばした髪は金の稲穂。強い光りを宿した同色の瞳。一分の隙もない美貌。見た者全てに鮮烈なイメージを与える、その存在。
> ――――そんな女性が、焼きたてのスフレを前に、完全に表情を崩している――――それでも、彼女の美貌が褪せることなど無いが。
> 彼女は至高の存在だ。
エ、エル様の表現が素晴らしいです!!!
まさにエル様の類まれない美貌が余すことなく表現できてます!!
う〜〜んvv
エル:あんたも、見習いなさい!
無理です!(きっぱり)
エル:ほぅ・・・・・。
何故なら、そんなことに時間をかけていたらますます進まなくなるからです!!
エル:そんなこと?(にっこりと微笑む)
エ、エル様・・・・?

>「…………スフレに釣られて現れる『創造主』…………」
> …………なんかイヤだ。
確かに・・・・・・・・(汗)

> そんなヴァルの内心を読みとったらしいエルが、きっ、と鋭い目つきでヴァルを睨み、
>『ふぐはいわへっ! いいじゃはいっ! ふぃりはのつふるふふれはおひしーんははらっ!!』
エル様、エル様。
ちゃんとした言葉になってませんよ。
まぁ、意味は大体分かりますが・・・・。
「うるさいわねっ!いいじゃないっ!フィリアのスフレは美味しーんだからっ!!」
って、とこでしょうか?
というか、この後の台詞で繰り返して言ってますよね。

>「…………なんでワザワザそんなことを…………まさかっ!」
> あまり考えたくない可能性に行き着き、さっと顔色を悪くする。
> だが、エルはさっと首を振り、
>『別に、今回の件を想定して、ワザとそうしたワケじゃないわよ。
> これは、あたしに反逆したヴァルガーヴ(あんた)への罰。
> ツライでしょ? 過去に何があったのか知ってるのって。
> 自分がしたことに対し、それでも怒らないリナ達が怖いでしょ?』
いや、私はてっきり、ヴァルくんへの罰じゃなくて、エル様がただ単に「面白そうだから♪」って答えるかと・・・・・(汗)
エル:あんたが、あたしをどういう目で見ているかよぉ〜く、分かったわ。
エ、エル様・・・・・・・・・・?
にゅ・・・・・にゅぉぉぉぉぉぉぉ?!!!

びしゅっ!!のごっ!!ごめっ!!

>『……今のあんたにはフィリアもそばに居るし…………スグに逃げに走るようなコトは無いと思うけど。
> この世界には、喪失感や絶望ばかりがはびこっているわけじゃないわ。
> ちゃんとそれに気づきなさい。
> あんたは竜族。生を望むモノとして生まれ、この大地に息づくモノなんだから。せっかく転生させてあげたのに、それを謳歌する前に死なれたんじゃ、おかーさん悲しいわ』
> 最後は、小さく苦笑を浮かべ、からかうように云った。
エル様、『母』です!!
まるで、すべの存在(もの)の母のようです(感動)!!
エル:あたしは、すべての存在の母なんだけど・・・・?
はっ!!
つい、いつもの行動があれなので、忘れてました!!!
エル:ほぅ?

>「…………どうして過去のオレは、あんたに逆らうような事したかな…………」
> 柔らかく苦笑を漏らしたヴァルが、そう言葉をこぼせば、
>『さぁ? そこまでは、いくらあたしでもわかんないわね』
> 全ての存在(もの)の母は――――実におかしそうに微笑んだのだった。
ほのぼのですv
ほんわかですvv
和みますねぇ〜〜〜。

>「…………ところでエル様? 壊れてしまったわたし達の家はどうなるのですか?」
>『へ?』
>「そもそも、エル様の監督不届きが悪かったんですよね?」
>『……………………う゛っ』
>「…………エル様ぁ?」
>『…………………………………………わかったわよっ! ちゃんとあたしが直すわよっ!!』
エル様、今回はちょっと押されぎみですね・・・・(汗)
それもこれも、やっぱし、エル様にも原因があったからなんでしょうね。
これにこりて、気をつけてくださいね♪エル様♪
エル:あんたに言われたくないわ。
ま、それもそうですね♪

それでは、白河さん。
次は第四話ですね♪
ふふふvv楽しみにしてますvv

エル:あんた続きは?
リナ:そうよ。続きは?あたし最近『暇』なんだけど?
それなら、リナさん、ガウリイさんに相手してもらっててくださいvv
リナ:へ・・・・・・・・・・?


ま、そういうことで。
ではでは。






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20768天変地異のまえぶ(衝撃音)白河綜 E-mail 2002/5/8 21:51:48
記事番号20764へのコメント

海藤雄馬さんは No.20764「エル様がなにやら『母』らしきことを言っている?!!」で書きました。


>こんにちは、白河さん。

 ども、海藤さん♪ バルサミコ酢を片手にこんにちは(何故)、白河綜なのですっ!!

>> もぉ三週間近く続きをアップしていなかったという(汗)白河綜なのです!
>ふふふ!!安心してください!!
>私なんてもう一月以上も・・・・・
>
>がすんっ!!
>
>エル:えばって言うことじゃないわよ!
>   さっさと続きを書きなさい!!
>   
>ばしぃぃぃぃぃんん!!
>
>エル:あら・・・・・。
>   勢いつきすぎたかしら♪

 あああああああ…………海藤さんが(汗)
 でも、まぁ長期連載モノだと波が有りますからねぇ…………。
 大丈夫です♪ 海藤さんはHPの更新やってるじゃないですかvv

>> 『残り香その後編』フィリアさん&ヴァル君ヴァージョン、ようやく完成致しました(汗)。
>はいvvフィリアさんとヴァル君なのですね♪

 です♪ 今回は今までに無いほど、文章を起こすのに時間がかかりました(笑)

>> ああもう、この二人は書きにくい!!(八つ当たり)
>> えっと、上記の理由により、今回、エル様は『紅と黄』・『紺と蒼』よりもでばっております(笑)。
>楽しみですvv
>エル様♪

 『筆が止まったらこの人使え』なエル様なのです♪(待て)
 エル様、相変わらず書きやすい(笑)

>> ご理解ください♪ なんせ白河も『エル様を活躍させようの会』会員なのでv(関係ないって)
>私もです!!
>エル:だったら、あたしをもっと活躍させなさい♪
>あ、え?まぁ、そのうちに・・・・・・・・・(汗)
>エル:そのうち?
>は、いえ!!今すぐにでも取り掛かります!!!

 ああちょっとエル様!
 鎌を片手に海藤さんを脅さないでくださいっ!!(汗)

>> だいぶ時間が空いてしまいましたが、『闇の残り香・その後編』第三話なのです♪
>第三話です♪
>わくわくvv

 書きにくかったはずなのに、『紅と黄』・『紺と蒼』よりも長くなってしまったという(笑)


>> 屋根は無い。壁は無い。床さえもない。もちろん、一応骨董品屋だった頃の面影を残す、古めかしい商品も無い。
>> ――――フィリアは――――。
>> 長い長いため息をついた。
>それはため息をつきたくもなるでしょうね〜〜。
>寒いでしょうねぇ〜〜。
>ここは一つ!!青空教室・・・・もとい、青空骨董品屋さんでも開いて見てはどうでしょうか♪
>フィリア:あなた、人事だと思って・・・・。
>ヴァル:雨が降ったらどうするんだ?
>それはそれで、フィリアさんが竜になって屋根になるとか♪
>
>フィリア:炎の祝福(フレイム・ブレス)!!
>
>ごうぅぅぅぅぅぅん!!
>
>のひぃぃぃぃぃぃ(涙)!!!
>何故にぃぃぃ・・・・・・。
>
>フィリア:当然の報いです!

 ぅおうっ♪ ナイスアイディアv
 それさいよ(めがどこぐきっ!!)
フ「…………何か云いました?(にっこり)」
 ぐふぅっ……なんでもないですっ…………(汗)

>>「ねぇヴァル。結局今回も一番愚かだったのは魔族でしたね」
>> 紅茶のカップを片手に、何故か満面の――――しかし、何故か寒気がしてくるような――――笑みで、フィリアはそうのたまった。
>> 彼女は魔族が嫌いだ――――まぁ、『魔族が好きv』という神族がいても、それはそれで非常に困ってしまうが。
>フィ、フィリアさん(汗)
>一体、背後に何をしょってらっしゃるのでしょう・・・・?
>『魔族が好きv』な神族ねぇ〜。
>エクト:別に僕は魔族は嫌いではありませんよ♪
>のあ!!エクト君!
>君はここに来るべき人じゃないでしょ?!
>エクト:僕は正確には『人』ではありませんけどね♪
>揚げ足とらんでくれ・・・・・(汗)

 あv エクト君だっvv 出張ご苦労様なのですvv
 魔族が嫌いじゃないなんて…………ウチのウィンちゃんもそうなのです(彼女は自分と性格の相性がよければ種族関係なしなのです。神なのに…………)
 ううっ。何か会わせてみたいな♪
 エクト君、今度ウチに出張しません? あ、それともウィンちゃんを出張させましょうか?(爆)

>>「なんでって…………そもそも精神世界面(アストラル・サイド)を彷徨っていたヴォルフィードの魂を悪用しようとした覇王(ダイナスト)が起こした事件でしょう? つまり、諸悪の根元は覇王(ダイナスト)イコール魔族って事です」
>>「…………それって、『魔族全体』のせいじゃなくって、『覇王(ダイナスト)が暴走しただけ』ってやつじゃないのか?」
>>「いーえっ。『覇王(ダイナスト)の暴走を事前に感知できなかった魔族全体』の責任ですっ!!
>> …………まぁ何にしても、別の世界の存在であったとはいえ、スィーフィード様と同等の力を持つ『神』を利用しようだなんて、よく思いつきましたよね。愚かも愚かで、ここまでくると怒る気にもなりません」
>そ、そうきますか、フィリアさん。
>とことん魔族を毛嫌いしてますね。
>フィリアさんの魔族嫌いの原因はやはりゼロスさんにあるかと思うんですが・・・・。
>ゼロス:嫌ですね〜〜。僕が何をしたって言うんですか?
>降魔戦争で竜族をたったひとりで壊滅にまで追い込んだ張本人が何を言う。
>ゼロス:そんな昔のこと言われましてもねぇ〜。はっはっはっは。
>『はっはっはっは』じゃないでしょうが・・・・

 99.99999978%ゼロス君のせいです(ドきぱっ)
 もちろん、降魔戦争の事もありますが、実際に彼とであってから、更に悪くなったようです(笑)
フ「ふんっ! ヒトを『短気で巨大なトカゲ』呼ばわりする生ゴミ魔族を嫌ってなにがわるいんですかっ!!」

>> フィリアは普段、紅茶に手を加えるようなことはしない。せいぜいがレモンを浮かべるとか、砂糖を入れるくらいだ。
>> もちろん、彼女がストレート好きなことも関係しているが、一番の理由は、ヴァルがあまり甘いモノを好きでない事である。
>> それを知っている彼女が、ワザワザこんな甘いクリームを浮かべたということは――――。
>> …………気を使って、くれたのだろう。『闇を撒く者(ダーク・スター)』の記憶を持ち、今回の一件で必要以上に神経をすりへしてしまった、自分のことを。
>フィリアさん優しいのですvv
>まるでヴァル君のお母さんのようですvv
>やはり、このお二方は、恋人というより、母子の方がまだぴったしきますね。

 そうですね。もしくは姉弟とか。
 フィリアさんって、スレキャラの中では、一番母性が強いような気がするんです(思いこみだってば)
 だから、彼女と誰かをカップリング…………というのは、あまり考えられないのです、白河。

>>『ん〜v イイニオイね♪』
>> それは、突然現れた。
>> いや――――彼女が普通に現れる事など、はっきり言って考えられないが。
>> 長くのばした髪は金の稲穂。強い光りを宿した同色の瞳。一分の隙もない美貌。見た者全てに鮮烈なイメージを与える、その存在。
>> ――――そんな女性が、焼きたてのスフレを前に、完全に表情を崩している――――それでも、彼女の美貌が褪せることなど無いが。
>> 彼女は至高の存在だ。
>エ、エル様の表現が素晴らしいです!!!
>まさにエル様の類まれない美貌が余すことなく表現できてます!!
>う〜〜んvv
>エル:あんたも、見習いなさい!
>無理です!(きっぱり)
>エル:ほぅ・・・・・。
>何故なら、そんなことに時間をかけていたらますます進まなくなるからです!!
>エル:そんなこと?(にっこりと微笑む)
>エ、エル様・・・・?

 言葉にできないほどの美貌ってことでっ!!
 一応、人物の表現には力を入れています。文章を読んだだけで、どんな見た目、存在なのかわかっていただけると白河としてはvvv

>>「…………スフレに釣られて現れる『創造主』…………」
>> …………なんかイヤだ。
>確かに・・・・・・・・(汗)

 食欲旺盛なエル様(笑)
 エル様を神聖視している輩に、このエル様を見せたら、一発で昇天しますね(笑)

>> そんなヴァルの内心を読みとったらしいエルが、きっ、と鋭い目つきでヴァルを睨み、
>>『ふぐはいわへっ! いいじゃはいっ! ふぃりはのつふるふふれはおひしーんははらっ!!』
>エル様、エル様。
>ちゃんとした言葉になってませんよ。
>まぁ、意味は大体分かりますが・・・・。
>「うるさいわねっ!いいじゃないっ!フィリアのスフレは美味しーんだからっ!!」
>って、とこでしょうか?
>というか、この後の台詞で繰り返して言ってますよね。

 口の中いっぱいにスフレを詰め込んだエル様(笑)
 ちょっと行儀わるい…………
エ「…………何か云った?(聖母の微笑み」
 ……………………!(滝汗) 

>>「…………なんでワザワザそんなことを…………まさかっ!」
>> あまり考えたくない可能性に行き着き、さっと顔色を悪くする。
>> だが、エルはさっと首を振り、
>>『別に、今回の件を想定して、ワザとそうしたワケじゃないわよ。
>> これは、あたしに反逆したヴァルガーヴ(あんた)への罰。
>> ツライでしょ? 過去に何があったのか知ってるのって。
>> 自分がしたことに対し、それでも怒らないリナ達が怖いでしょ?』
>いや、私はてっきり、ヴァルくんへの罰じゃなくて、エル様がただ単に「面白そうだから♪」って答えるかと・・・・・(汗)
>エル:あんたが、あたしをどういう目で見ているかよぉ〜く、分かったわ。
>エ、エル様・・・・・・・・・・?
>にゅ・・・・・にゅぉぉぉぉぉぉぉ?!!!
>
>びしゅっ!!のごっ!!ごめっ!!

 あ……ああああああああああっ!!?(汗) 海藤さんっ!!?
 痛い! 音がやったら痛いですよっ!!?(滝汗)

>>『……今のあんたにはフィリアもそばに居るし…………スグに逃げに走るようなコトは無いと思うけど。
>> この世界には、喪失感や絶望ばかりがはびこっているわけじゃないわ。
>> ちゃんとそれに気づきなさい。
>> あんたは竜族。生を望むモノとして生まれ、この大地に息づくモノなんだから。せっかく転生させてあげたのに、それを謳歌する前に死なれたんじゃ、おかーさん悲しいわ』
>> 最後は、小さく苦笑を浮かべ、からかうように云った。
>エル様、『母』です!!
>まるで、すべの存在(もの)の母のようです(感動)!!
>エル:あたしは、すべての存在の母なんだけど・・・・?
>はっ!!
>つい、いつもの行動があれなので、忘れてました!!!
>エル:ほぅ?

 エル様、何か悪いものを食べたに違い有りません!(どきぱっ!)
 …………はっ! さっきのスフレかっ!?
エ「そんなこと云うのはこの口かあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!?」

 (ざくっ☆)

>>「…………どうして過去のオレは、あんたに逆らうような事したかな…………」
>> 柔らかく苦笑を漏らしたヴァルが、そう言葉をこぼせば、
>>『さぁ? そこまでは、いくらあたしでもわかんないわね』
>> 全ての存在(もの)の母は――――実におかしそうに微笑んだのだった。
>ほのぼのですv
>ほんわかですvv
>和みますねぇ〜〜〜。

 最後はほんわかと♪
 完全に『全ての存在(もの)の母☆ヴァァァァァヂョン★エル様』になっております(笑)
 いつもはふざけて見えますが、ちょっと優しさを見せれば、ほらこのとーり♪ …………ってちがう(汗)

>>「…………ところでエル様? 壊れてしまったわたし達の家はどうなるのですか?」
>>『へ?』
>>「そもそも、エル様の監督不届きが悪かったんですよね?」
>>『……………………う゛っ』
>>「…………エル様ぁ?」
>>『…………………………………………わかったわよっ! ちゃんとあたしが直すわよっ!!』
>エル様、今回はちょっと押されぎみですね・・・・(汗)
>それもこれも、やっぱし、エル様にも原因があったからなんでしょうね。
>これにこりて、気をつけてくださいね♪エル様♪
>エル:あんたに言われたくないわ。
>ま、それもそうですね♪

 一応自分に否があることを認めてますからね。
 断れないのです♪
 ていうか、ウチのエル様は押しに弱いようです(どんな金色の魔王だ)

>それでは、白河さん。
>次は第四話ですね♪
>ふふふvv楽しみにしてますvv

 はいっ!
 次はナーシャさんとファレス君なのです!
 オリキャラは自由にいじれて楽でいいのですっ!!

>エル:あんた続きは?
>リナ:そうよ。続きは?あたし最近『暇』なんだけど?
>それなら、リナさん、ガウリイさんに相手してもらっててくださいvv
>リナ:へ・・・・・・・・・・?

 ぬっふっふvv
 相手……相手ですか♪(待て)
 行ってらっしゃいませ、リナさんvv(激しく待て)

>ま、そういうことで。
>ではでは。

 はい♪
 今回で基本メンバーのその後編は終わりましたので、あとは比較的楽かなー、と思いつつ。

 えは、次回もできればおつきあいください♪

 白河綜でしたvv


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20770始めまして!…………ですよね…たしか?(汗)猫斗犬 E-mail 2002/5/9 11:54:09
記事番号20757へのコメント

 白河綜さん、始めまして!
 …………………………………………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………………………………
…ですよね…確か?…違ったかなあ?(汗)
 …こほん…え〜と…わたくし、天然ボケまっしぐら、ひねくれキメラ、猫斗犬といいます!!

>
> どうも皆様こんにちはor初めましてv
> もぉ三週間近く続きをアップしていなかったという(汗)白河綜なのです!
   はっはっはっはっは!
   え〜と…わたしは………ひー…ふー…みー………って、何ヶ月になるんだろ?
達也「ほう〜…一様、自覚はあるわけだな…」
   でええええええ!!!!
   達也!どっから沸いてきた!
   つーか…何ですか!その右手の鎌は!!
達也「会長(L様)から、借りてきた♪」
   げ!それって!
   混沌印の万能鎌ですか!
達也「なんだ?その混沌印って…」
   混沌宮から全世界に向けて、通信販売してるって言う、無能部下お仕置きアイテムの一品。
達也「…………………」
   しかも、今なら、混沌を凝縮して作り上げた裁縫針が10本セットになってついてくる!
達也「…………………」
   さらにさらに、綺麗なラッピングされた箱に、舞ちゃんの手作りクッキーもプレゼント!!
達也「…………………」
   さらに、その中の数名にはラッキーなことにL様自ら作ったクッキーも入ってます。
達也「…………………混沌クッキー?」
   なお、そのクッキーを食べると舞ちゃんのクッキーの効果が一生涯持続しちゃうと言う!!!
達也「…………………」


   ざくざくざくざく…
   達也、無言のまま、鎌を振り下ろす。
   ざくざくざくざく…


   あああああああぁぁぁぁ!!!
   無言の仕打ちは辛いですう!!!!!!!!



 …………………………………………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………………………………
 …脱線しました…では……感想をば…

> 『残り香その後編』フィリアさん&ヴァル君ヴァージョン、ようやく完成致しました(汗)。
 フィリアさんとヴァル君♪

> ああもう、この二人は書きにくい!!(八つ当たり)
 解ります…私も書き辛いなあと思ったことがちらほらと(←ちらほら?)

> えっと、上記の理由により、今回、エル様は『紅と黄』・『紺と蒼』よりもでばっております(笑)。
 混沌印の鎌はいらんかえ〜
達也「それはもうえーちゅーの…」


> 見るも無惨な、という言葉を使ったことがあるだろうか?
> どんな場合でも構わない。レシピ通りに作ったはずのケーキが、そんなことになるはずがないのに爆発した場合でも、あるいは>台風などの自然災害にあった跡地でも、この言葉は適応されるだろう。
 …舞にも作成可能な爆発ケーキ……&……魔族の総攻撃にも絶えられる丈夫なケーキとか…(どーやって食うんだ…)


> …………気を使って、くれたのだろう。『闇を撒く者(ダーク・スター)』の記憶を持ち、今回の一件で必要以上に神経をすりへしてしまった、自分のことを。
> まったく、このヒトは――――。
> つり目がちの目元を緩め、無言でカップに口を付けると、美しい金髪の女性が、その優しい微笑みを深めた。
 おっ!
 いい雰囲気♪
> と。
> チーン、というオーブンの音が、キッチンから響いてきた。
> 何だろう、と小首を傾げると、まだ半分ほど中身が入ったカップをテーブルに置いたフィリアが、
>「スフレを作ったんですよ。紅茶によく合うと思って。食べませんか?」
> と、鍋つかみを手にはめながら訊いてきた。
 っち…気の利かないオーブンや…邪魔しちゃ駄目でしょ!(まて)


>『ん〜v イイニオイね♪』
> それは、突然現れた。
 相変わらず…脈略もない現れ方ですね…性格が物を言ってるんでしょうか…
達也「猫斗犬…後ろに会長いるぞ…」


> だがしかし。
>「…………スフレに釣られて現れる『創造主』…………」
> …………なんかイヤだ。
達也「ケーキのためなら身を犠牲にして崖から飛び降りちまうような人間もいるけど…どっちがいい?」


> そんなヴァルの内心を読みとったらしいエルが、きっ、と鋭い目つきでヴァルを睨み、
>『ふぐはいわへっ! いいじゃはいっ! ふぃりはのつふるふふれはおひしーんははらっ!!』
 口に含んだままで…って……リナみたいに?


> そして今度はにっこりと――――実に優しげな聖母の笑みで、ヴァルに言葉を投げかける。
>『ツライかもしれないけど、今度も逃げたら流石に温厚なあたしでも怒るわよ』
> その言葉に、自分のカップを凝視していたヴァルが、ようやく顔を上げた。
> てっきり、そのまま言葉で嬲られるとでもおもっていたのだろう――――琥珀色の、思う存分驚きを浮かべた瞳が、今度はエルを凝視してくる。
> 何を云っているのかわからない、とでも云うように。
>「…………エル様?」
> フィリアも、ヴァルと似たような表情をしていた。
> 紅茶のポットを片手に、まじまじとエルを見つめている。
> エルは彼女へも微笑みを送り、
>『……今のあんたにはフィリアもそばに居るし…………スグに逃げに走るようなコトは無いと思うけど。
> この世界には、喪失感や絶望ばかりがはびこっているわけじゃないわ。
> ちゃんとそれに気づきなさい。
> あんたは竜族。生を望むモノとして生まれ、この大地に息づくモノなんだから。せっかく転生させてあげたのに、それを謳歌する前に死なれたんじゃ、おかーさん悲しいわ』
> 最後は、小さく苦笑を浮かべ、からかうように云った。
 おお!!!!
達也「意外なセリフ!!!」
 まったく!!
L様「どういう意味かな〜あんたら〜」
達也「あああ〜ごめんなさい。最大最強、銀河、全宇宙、お美しい、聖母なんて足元にも及ばないお優しいお母様!!」
L様「あ〜ら…達也ちゃんったらお世辞がうまくなったのねぇ〜」
 お世辞ですか?達也くん?
達也「んにゃ…口からでまかせ。勢いのついで…」
L様「ん!ふっふっふっふ…」
達也「だああ!しまったつい本音が!」


>
> …………そうか…………。
>
> 不意に、ヴァルは気づいた。
> 今、自分を気に掛けてくれるヒトがいるというだけで幸せを感じることができるのは――――過去の、あの哀れで惨めな、ただひたすら逃げに走っていた自分を知っているからだ。
> あの頃の自分には、フィリアのような存在はなかった。五人の腹心が一人、自分の上司でもあった魔竜王(カオスドラゴン)ガーヴを失い、ただただ盲目に彼の仇を打つことしか考えていなかった。
> もっと周りをよく見れば、当時の自分にも、慕ってくれる存在がいたのに。
> それなのに。
 ちなみに、わたしにも…
L様&達也『絶対いない(はあと)』
 しくしく…


> ――――生まれ変わったとき。
> 最初はフィリアを怖がっていた気がする。
> 本能で、彼女が自分とは違う種の竜(ドラゴン)だと、わかっていたから。
> でも、柔らかい微笑みと暖かな想いをくれる彼女の手を、拒絶するようなことも無かった。
> ――――警戒は、確かにしていたように思う。
> なのに、何故彼女の手を取ったのか。
> おそらく…………過去の孤独を知っていたから。
> 失うことのつらさと、何もない生の虚しさを、知っていたからだ。
> ――――確かに、前世の記憶を持っていると云うことはつらい。
> 『彼女』を裏切った罰としても、申し分ないだろう。
> ――――でもそれ以上に…………。
>「…………どうして過去のオレは、あんたに逆らうような事したかな…………」
> 柔らかく苦笑を漏らしたヴァルが、そう言葉をこぼせば、
>『さぁ? そこまでは、いくらあたしでもわかんないわね』
> 全ての存在(もの)の母は――――実におかしそうに微笑んだのだった。
 それは、解らないんじゃないですか?誰にも?
 人の心など、完全に解るほうがおかしんです。自分の事だって全部わかるはず無いですから…
 まあ…エル様なら、解ってるんでしょうけど…これは言わぬが花かな?


>「…………ところでエル様? 壊れてしまったわたし達の家はどうなるのですか?」
>『へ?』
>「そもそも、エル様の監督不届きが悪かったんですよね?」
>『……………………う゛っ』
>「…………エル様ぁ?」
>『…………………………………………わかったわよっ! ちゃんとあたしが直すわよっ!!』
>「まぁv ご親切にありがとうございますvv」
>「…………親切って…………」
> フィリアは怖い…………。
> そうエルとヴァルが胸中で呟いた事は…………まぁ、余談である。
達也「フィリア…ってすげぇ根性してるな…オレ絶対言えねぇぞ…んなこと…」
L様「なに言ってるのよ。あんただって結構、根性座ってるじゃない(はあと)この間、絡んできたのは何処のどいつだっけ?」
達也「それって、有希ネエと会長が宴会してる時にオレに無理やり酒のませて、ぐでんづでんに酔っぱらった時のこと言ってる?」
L様「それははるか昔の出来事(はあと)」
達也「一昨日がはるか昔か…おい…」


****************************************************************************************

 素晴らしいです。この雰囲気。
 私のなんてアホとボケと暴走だけの小説ですし…大違いですねぇ
 1回は白河綜さんのような雰囲気書いてみたいですねぇ…わたしにゃ無理だろうけど…
 ではでは…変なレスでありますが…これにて…
 続きも頑張って下さい。


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20771はい♪お初にお目にかかります♪白河綜 E-mail 2002/5/9 15:24:10
記事番号20770へのコメント

猫斗犬さんは No.20770「始めまして!…………ですよね…たしか?(汗)」で書きました。

> 白河綜さん、始めまして!
> …………………………………………………………………………………………………………………
>……………………………………………………………………………………………………………………
>…ですよね…確か?…違ったかなあ?(汗)
> …こほん…え〜と…わたくし、天然ボケまっしぐら、ひねくれキメラ、猫斗犬といいます!!

 初めましてっ!!
 まさかウチに猫斗犬さん&達也君がご降臨してくださるなんて思ったこともなかったですからっ!!
 にゅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっっっ!!!!
 おっかさんっ! オラはやりましたっ!! と、興奮中なのですっ!
 改めまして。
 ども。『小説1』に何となく(爆)居ついてしまった白河綜なのですっ!!

>> もぉ三週間近く続きをアップしていなかったという(汗)
>   はっはっはっはっは!
>   え〜と…わたしは………ひー…ふー…みー………って、何ヶ月になるんだろ?
>達也「ほう〜…一様、自覚はあるわけだな…」
>   でええええええ!!!!
>   達也!どっから沸いてきた!

 におぅうううぅぅぅぅぅぅvv(←人外)
 達也君なのですっ! 達也君んあおですっ!?(何故疑問系)
 ああぁぁぁぁいらっしゃいまし♪ 取りあえずお茶請けの用意を…………(ごそごそ……って待て)

>   つーか…何ですか!その右手の鎌は!!
>達也「会長(L様)から、借りてきた♪」
>   げ!それって!
>   混沌印の万能鎌ですか!
>達也「なんだ?その混沌印って…」
>   混沌宮から全世界に向けて、通信販売してるって言う、無能部下お仕置きアイテムの一品。
>達也「…………………」

 ぅおうっ!?
 …………ひょっとして…………エル様お手製なのでしょうか?(爆)
 熱された鉄(鉄?)をエル様がはんまぁを使って鍛え(めぎっ!)
 …………すみません、なんでもないです…………(汗)

>   しかも、今なら、混沌を凝縮して作り上げた裁縫針が10本セットになってついてくる!
>達也「…………………」

 何故鎌のおまけに裁縫針っ!?
 ってこんな裁縫針使ったら、布の繊維がブッ壊れそう…………あ、殺人用ですか?(裁縫針と云うてるに)

>   さらにさらに、綺麗なラッピングされた箱に、舞ちゃんの手作りクッキーもプレゼント!!
>達也「…………………」
>   さらに、その中の数名にはラッキーなことにL様自ら作ったクッキーも入ってます。
>達也「…………………混沌クッキー?」
>   なお、そのクッキーを食べると舞ちゃんのクッキーの効果が一生涯持続しちゃうと言う!!!
>達也「…………………」

 …………舞ちゃんクッキーの……効果が持続…………(汗)
 …………よし。
 取りあえず部下Sあたりに食べさせて(衝撃音)

>   ざくざくざくざく…
>   達也、無言のまま、鎌を振り下ろす。
>   ざくざくざくざく…
>
>   あああああああぁぁぁぁ!!!
>   無言の仕打ちは辛いですう!!!!!!!!

 ああっ!? 猫斗犬さんっっっ!!?(汗)
 …………ってああこっちも!?
 なんか頭から血がでて(ぱたり)


>> 『残り香その後編』フィリアさん&ヴァル君ヴァージョン、ようやく完成致しました(汗)。
> フィリアさんとヴァル君♪
>> ああもう、この二人は書きにくい!!(八つ当たり)
> 解ります…私も書き辛いなあと思ったことがちらほらと(←ちらほら?)

 (復活)そうなんですよ…………。この二人、何せ資料がTRYしかない(汗)。
 さらに、ウチのヴァル君はヴァルガーヴ君と微妙に性格違うし…………。

>> えっと、上記の理由により、今回、エル様は『紅と黄』・『紺と蒼』よりもでばっております(笑)。
> 混沌印の鎌はいらんかえ〜
>達也「それはもうえーちゅーの…」

 先を見据えて、一つ注文しておこうかな♪(先って何、先って)

>> 見るも無惨な、という言葉を使ったことがあるだろうか?
>> どんな場合でも構わない。レシピ通りに作ったはずのケーキが、そんなことになるはずがないのに爆発した場合でも、あるいは>台風などの自然災害にあった跡地でも、この言葉は適応されるだろう。
> …舞にも作成可能な爆発ケーキ……&……魔族の総攻撃にも絶えられる丈夫なケーキとか…(どーやって食うんだ…)

 総攻撃にも耐えられる…………!!?
 レシピ教えてくださいっ!!(待て)

>> …………気を使って、くれたのだろう。『闇を撒く者(ダーク・スター)』の記憶を持ち、今回の一件で必要以上に神経をすりへしてしまった、自分のことを。
>> まったく、このヒトは――――。
>> つり目がちの目元を緩め、無言でカップに口を付けると、美しい金髪の女性が、その優しい微笑みを深めた。
> おっ!
> いい雰囲気♪

 完全に仲の良い姉弟になってます(^^;
 おっかしいなー。最初の予定ではヴァルフィリだったのに(爆)。
 まぁ、なんにしても、この話判明してしまったのですっ! ヴァル君はシスコ(どごくしゃめぎっ!!)

 …………げふっ…………
 なんか今土鍋が飛んできたよーな…………。

>> と。
>> チーン、というオーブンの音が、キッチンから響いてきた。
>> 何だろう、と小首を傾げると、まだ半分ほど中身が入ったカップをテーブルに置いたフィリアが、
>>「スフレを作ったんですよ。紅茶によく合うと思って。食べませんか?」
>> と、鍋つかみを手にはめながら訊いてきた。
> っち…気の利かないオーブンや…邪魔しちゃ駄目でしょ!(まて)

 おいしいシーンでの音の妨害…………お約束なのですv(爆)

>>『ん〜v イイニオイね♪』
>> それは、突然現れた。
> 相変わらず…脈略もない現れ方ですね…性格が物を言ってるんでしょうか…
>達也「猫斗犬…後ろに会長いるぞ…」

 なんだか最近食欲旺盛なエル様なのです!
 イイニオイのする場所なら海でも山でも……
エ「消されたい? 有害イタチv」
 うぐっ…………!(汗)

>> だがしかし。
>>「…………スフレに釣られて現れる『創造主』…………」
>> …………なんかイヤだ。
>達也「ケーキのためなら身を犠牲にして崖から飛び降りちまうような人間もいるけど…どっちがいい?」

 身を犠牲にして…………。
 どっちも好きです(好みを訊いてるんじゃないっちゅ−に)。こうなったら、両方一括りにして、箱に詰めましょう!(意味不明)

>> そんなヴァルの内心を読みとったらしいエルが、きっ、と鋭い目つきでヴァルを睨み、
>>『ふぐはいわへっ! いいじゃはいっ! ふぃりはのつふるふふれはおひしーんははらっ!!』
> 口に含んだままで…って……リナみたいに?

 ウチのエル様、性格がリナさん似なのです(^^;

>>『ツライかもしれないけど、今度も逃げたら流石に温厚なあたしでも怒るわよ』

>>『……今のあんたにはフィリアもそばに居るし…………スグに逃げに走るようなコトは無いと思うけど。
>> この世界には、喪失感や絶望ばかりがはびこっているわけじゃないわ。
>> ちゃんとそれに気づきなさい。
>> あんたは竜族。生を望むモノとして生まれ、この大地に息づくモノなんだから。せっかく転生させてあげたのに、それを謳歌する前に死なれたんじゃ、おかーさん悲しいわ』
>> 最後は、小さく苦笑を浮かべ、からかうように云った。
> おお!!!!
>達也「意外なセリフ!!!」
> まったく!!

 とっても偽物(文法おかしい)『ザ・全ての存在(もの)の母ヴァァァァァァジョン☆エル様!!(偽物決定打)』なのですっ!!
 ていうかむしろ天変地異の前ぶれなのですっ!!(ドきぱっ)
エ「…………そんなに消滅させてほしいわけね?」

>L様「どういう意味かな〜あんたら〜」
>達也「あああ〜ごめんなさい。最大最強、銀河、全宇宙、お美しい、聖母なんて足元にも及ばないお優しいお母様!!」
>L様「あ〜ら…達也ちゃんったらお世辞がうまくなったのねぇ〜」
> お世辞ですか?達也くん?
>達也「んにゃ…口からでまかせ。勢いのついで…」
>L様「ん!ふっふっふっふ…」
>達也「だああ!しまったつい本音が!」

 ああっ!? 達也君のピンチ!?
エ「ヒトのこと心配してる余裕なんかないでしょ♪」
 …………え゛…………?

 <しばらくお待ちください>

エ「あらやだ。そんなに力いれてなかったのに…………人間ってもろいわね〜♪」

>> あの頃の自分には、フィリアのような存在はなかった。五人の腹心が一人、自分の上司でもあった魔竜王(カオスドラゴン)ガーヴを失い、ただただ盲目に彼の仇を打つことしか考えていなかった。
>> もっと周りをよく見れば、当時の自分にも、慕ってくれる存在がいたのに。
>> それなのに。
> ちなみに、わたしにも…
>L様&達也『絶対いない(はあと)』
> しくしく…

 そんな即答!?(汗)
 猫斗犬さんっ! 白河でよければ地の果てまでも……っ
エ「あんたに慕われても迷惑なだけだって」
 ……しくしくしく……
 そんなはっきりきっぱりいわなくても…………(涙)

>>「…………どうして過去のオレは、あんたに逆らうような事したかな…………」
>> 柔らかく苦笑を漏らしたヴァルが、そう言葉をこぼせば、
>>『さぁ? そこまでは、いくらあたしでもわかんないわね』
>> 全ての存在(もの)の母は――――実におかしそうに微笑んだのだった。
> それは、解らないんじゃないですか?誰にも?
> 人の心など、完全に解るほうがおかしんです。自分の事だって全部わかるはず無いですから…
> まあ…エル様なら、解ってるんでしょうけど…これは言わぬが花かな?

 他人の心も自分の心も、所詮はわかった『つもり』になっているだけですからね。
 一応ここでのヴァル君のセリフは、文字通りの意味ではなく、それとなくエル様に感謝を伝える為の言葉なのでvv

>>「…………ところでエル様? 壊れてしまったわたし達の家はどうなるのですか?」
>>『へ?』
>>「そもそも、エル様の監督不届きが悪かったんですよね?」
>>『……………………う゛っ』
>>「…………エル様ぁ?」
>>『…………………………………………わかったわよっ! ちゃんとあたしが直すわよっ!!』
>>「まぁv ご親切にありがとうございますvv」
>>「…………親切って…………」
>> フィリアは怖い…………。
>> そうエルとヴァルが胸中で呟いた事は…………まぁ、余談である。
>達也「フィリア…ってすげぇ根性してるな…オレ絶対言えねぇぞ…んなこと…」
>L様「なに言ってるのよ。あんただって結構、根性座ってるじゃない(はあと)この間、絡んできたのは何処のどいつだっけ?」
>達也「それって、有希ネエと会長が宴会してる時にオレに無理やり酒のませて、ぐでんづでんに酔っぱらった時のこと言ってる?」
>L様「それははるか昔の出来事(はあと)」
>達也「一昨日がはるか昔か…おい…」

 何せ悠久の時を生きる御方ですから♪
 それにしても、白河のエル様がどんどん人間っぽくなっていくに従い、他のキャラがどんどん図太くなってゆく…………(汗)
 フィリアさんも、どうやら例外ではないようです…………(滝汗)

> 素晴らしいです。この雰囲気。

 ありがとうございますv
 嬉しいのです。なついていいですか?(爆)

> 私のなんてアホとボケと暴走だけの小説ですし…大違いですねぇ

 そんなことないですっ!
 白河も猫斗犬さんの作品達のようにテンポ良く書けるようになりたいのですっ!
 あと、このテの雰囲気の作品は確実に長くなります(爆)
 短編がかけないのですっ!!(反省しろ)

> 1回は白河綜さんのような雰囲気書いてみたいですねぇ…わたしにゃ無理だろうけど…

 書けます!(ドきぱっ!)
 紅茶とケーキをかたわらに書けばこうなります!(待て待て!!)

> ではでは…変なレスでありますが…これにて…
> 続きも頑張って下さい。

 はい♪
 本当にありがとうございましたv

 次回はオリキャラの回となっております。
 そちらもよろしければ見てやって下さいませ♪

 ではでは!

 白河綜でした!



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20792闇の残り香 それから…。:朱と黒のコントラスト白河綜 E-mail 2002/5/11 21:31:25
記事番号20757へのコメント



 こんにちは。
 今回は少し早めにアップすることができますv 白河綜なのです♪

 ああ、やはりオリキャラだと書きやすいですね。ゼルガディスさんとアメリアさんはもっと書きやすかったですが(爆)。

 さてさて。
 この回から読み始める…………という御方は少ないと思うのですが(笑←ツリーの途中だし)、今回、本当にオリキャラとエル様しかでてません!!(キパっ←反省しろ)
 なので、今回この話からお読みになるのは避けた方が無難です(爆)

 さてさて。
 なにやらおかしな前置きが(笑)

 それでは、『残り香その後編』第4段なのです♪



###################################################



「――――ふぅ……。やっと帰ってきたな」
「そんなに長い間、家を留守にしてたワケじゃないけど、なーんか異様に疲れたな」
「うむ」
 いつになく疲れた様子で、ナーシャ=リコルヌは椅子に腰を降ろした。
 赤銅の瞳に狐色の髪を持つ、どこからどう見ても十代後半な外見のくせに、実質二十代半ばの女性である。雪白のきめ細かい肌に、女性らしいが華奢な体付きは、どこをどう譲っても26には見えない。
 頬のラインをなぞるようにして、髪の一房が、彼女の胸元に降りる。ふぅ、と小さくため息をつく姿は、どことなく幼い。
 ナーシャは、重く感じる瞼を、感情と重力に逆らわず、ゆっくりと閉じた。
 …………なんだか、このまま眠ってしまえそうだ。
「…………ナーシャ。眠いんだったら、寝室行けよ」
 ファレスが、腰に帯びていた長剣をテーブルに置きながら、目を閉じたまま動かなくなった妻の顔を覗き込む。
 反応は、無い。
「…………ナーシャ?」
「起きておるよ」
「それもいつまで持つか、ってところだな」
 ふぅ、とため息を着いて、椅子に座ったままのナーシャの片腕を持ち上げた。
「いいから、もう休め。初めてだったんだろ? こんなに長い間出かけてたのって」
「うむ……」
 腕だけを持ち上げられたまま、なおも椅子に背を預けつつ、ナーシャは億劫そうに目を開ける。
 身体が、なんだか異様に重く感じる。『旅』というものは意外と疲れるのだと、ナーシャは初めて知った。
 生を授かるよりも以前から、ナーシャは金色(こんじき)の魔王の庇護を受けていた――――正確には、彼女の母・リアンが。
 気まぐれで楽しいことが大好きな彼女は、覇王(ダイナスト)の血を受け継ぐリアンと、その娘で神と魔の力を持つナーシャとに興味を持った――――これは、遊べる、と。
 楽しく遊べそうな玩具(おもちゃ)を発見した彼女は、まずその玩具に他の奴が手を出さないよう、玩具を守る結界を張った――――玩具を保管するおもちゃ箱をつくったのだ。
 彼の万能の魔王の力を受け、この世の理から外れた地。彼女にとっての、玩具の保管場所。
 それがここ、今彼らが住む地、アヤナフ村だ。
 玩具扱いされることは、決して好ましい事ではなかったが、そのおかげで、ナーシャと彼女の母・リアンは、安堵の息をつける場所を手に入れたのだ。
 村の中にいれば、安全だった。
 覇王(ダイナスト)の部下に見つかることもなかったし、神族に抹殺されることもなかった。
 それ故、彼女は、あまり村から出た経験が無かったのだ。とくに、今回の様な長旅――――旅に慣れている人間にとっては、たいして長くもない旅だ――――は初めてだった。
 これで疲れないワケが無い。
「…………ナーシャ」
 一向に立ち上がる気配のない妻に、ファレスのほうが焦れてきたらしい。
 少し怒ったように目を細め、彼女の顔を覗き込むが。
「…………何笑ってンだよ…………」
 何故か、ナーシャは笑っていた。クスクスと漏れてしまう笑い声を、ファレスに持ち上げられていないほうの手で、なんとか押し殺そうとしている。彼が顔を近づけてさえいなければ、それは成功していただろう。
 ナーシャは「すまない」と言いつつも、その細い肩を震わせた。
「…………なんなんだよ、本当に…………」
「すっ、すまない…………」
「……………………いいけど。別に」
 笑い止む気配のないナーシャに、ファレスは少しいじけたかのように肩を竦めた。ソレを見て、ますますナーシャの笑いが深まる。
 ファレスの眉間に、一本線が入った。
「……本当にいったいどーしたんだよ。っていうか人を見て笑うなってば」
「ふっ…………っいや、笑うつもりは…………。
 おっ、お主が……幼子のような態度をとるから…………っ」
 そして、ついに堪えきれなくなったように、腹を折って笑い始めた。
 声が高い。どうやら本当に本気で、真剣に笑っているらしい。
 赤銅の瞳に涙の雫を浮かべ、それでも笑い続ける妻に、彼は諦めたように、その端整な顔に苦笑を浮かべた。
 ゆったりとした動作で、彼女の柔らかな髪に指を通す。
「お前、一応俺の方が年上だって事忘れてないか? 『幼い』って表現はねーだろ。
 …………でも、ま・安心したかな…………」
「…………………………………………は?」
 唐突に。
 それでいて、ごくごく自然に。
 ファレスの苦笑が、微笑に変わった。
 そんな柔らかい雰囲気の変化に、ナーシャは果てしなく間の抜けた声音を出してしまう。
「…………何が安心なんだ?」
 眉を寄せ、訝しげに問う。
 すると、彼はわずかに口元を歪め、
「色々あったじゃん、今回」
「……うむ……それがどうかしたのか?」
 うなずいて、続きを促す。
 ファレスは、空いていたもう片方の手で、かりっ、と小さく頬をかきながら、
「…………変わっちまうかと思った。お前のじーさん――――覇王(ダイナスト)との接触で、お前が傷つくと思ってたんだ。じーさんとは云っても、相手は魔族だろ? 俺の手の届かない精神世界面(ばしょ)で、きっとお前は覇王(じーさん)の言葉にボロボロになって戻ってくるんじゃないか、って…………。で、本当にそうなってたら、せめてお前がこれ以上苦しまないように、俺が上手く云ってやんねーとな、って……そう思ってた。
 でも、それは俺が傲慢だっただけだったな」
「…………傲慢?」
 思ってもみなかった言葉に、ナーシャは訝しげに眉を寄せた。
 無意識のうちに、背もたれに預けていた身体をわずかに起こし、相変わらず自分の髪を指で梳(す)き続けるファレスの顔を見上げる。
 真っ直ぐな視線で、回答を求める。
 だが、吸い込まれそうに蒼い瞳は、ただただ優しい光を湛えたまま、応えようとしなかった。
 そのまましばらく微動だにしなかったが、やがてナーシャの髪に差し込んでいた指を抜き取り、
「お前は変わってなかったよ。確かに、表面上は傷ついてたりしたみたいだけどな。声も重かったし、表情だってくらかったけど…………。
 お前の『核』は――――お前の本質は、何もわかってなかった。
 どうやって今の状態を抜け出し、どうやってこの先に前進しようか悩んでいる目をしてたよ」
 そう云って、不意に彼はナーシャに背中を向けた。
 そのまま振り返る事無く、寝室へ続く扉の奥へ消えてしまう。
 居間には、華奢な身体を背もたれに凭れかけた、狐色の髪の女性だけが残った。
「…………ファレス?」
「ああ、ちょっと待って」
 ゴソゴソと、何かを探しているらしい。それほど頑丈に造られている家ではないから、結構音が漏れるのだ。
 しばらく何かを掻き分ける音が続き、やがて、寝室からファレスが戻ってきた。
「…………どうかしたのか?」
「んや。
 ……そうそう、話が続きだったな」
 片手で椅子を引き寄せ、深く腰を据える。
 この時に足を組むのは、彼の昔からのくせだ。
 ナーシャは、何だか無理矢理話題を転換されたことに眉を寄せるも、敢えて突っ込もうとはしなかった。
 彼が寝室で何をしていたか、ということよりも、先程のセリフのほうが気になる。
 いったい何が『傲慢』なのか?
「…………」
 ナーシャは、無言で言葉を促した。
 ファレスが、その端整な顔に苦笑を浮かべる。
「だからさ、『お前の支えになってやんねーと』って思ってたこと自体が、オレの傲慢だったな、って思ったんだ。
 お前はオレの助けなんかなくても、自力で何とかする力がある。オレの手なんざ借りなくても、立ち直る力があるんだよ。
 ――――ったく。5年も一緒にいて、オレは何を見てたんだろうな」
 喉の奥で低く笑い、小刻みに肩を震わす。
 ごくごく普通にその仕種を行っているにも関わらず、どこか自嘲気味に見えるのは何故だろう――――?
 ナーシャは、小さく笑みをこぼした。
 今、彼女の眼前に座り、苦笑している青年は、普段は決して見せることのない、少し陰った光を瞳に浮かべている。
 それが、ひどく痛々しい。
 そんな彼に対しナーシャは――――
 何故か、少しムッとしたように眉を吊り上げた。
「お主、私を良く見すぎだ。私はそんな強い人間ではないぞ」
「あン?」
「第一、お主の云う強さは私の強さではないっ。
 …………あっ、…………いや…………」
 ふっ、と表情が陰る。
 知的な光を宿す赤銅の瞳を虚空へと向け、今度はわずかに眉を寄せた。
 どうやら何かを――――適切な言葉を探しているらしい。胸元にかかった髪の先をいじるのは、何かを考えているときに無意識でやってしまう彼女の癖だ。
「…………何と云うか…………そう、私のみの強さではないと云うべきか。
 なぁファレス」
 何処を見るともなしに彷徨っていた視線を、ようやく、眼前の青年へと定め直した。
 やはりどこかムッとしている――――否、怒っているのではない。
 …………そうだ。
 不意に、ファレスは思い出した。
 …………どうして今まで忘れていたのだろう。ナーシャが怒りを表現する場合、その表情は恐ろしいまでの無表情になる。
 そして、一見怒っているように見えるこの顔は――――羞恥を隠すための、いわゆる照れ隠しの表情だ。
 どうしたのだろう。『強い』などと云われて照れたのだろうか…………いや、それでは、彼女の言葉に含まれた否定の響きを説明できない。
「ん?」
 軽くあいずちを打って、先を促す。
 ナーシャは、膝の上で組んだ指を、落ち着きなく組み替えながら、
「…………数年前の私を知っているであろう…………。
 あの頃の私は上辺ばかりの強さを装って……肝心のところでは、いつも負けてばかりであった。自身を守る『壁』は、その『表面』のみ頑丈にできていて、そこを突き崩されると後はどうしようもない――――本当にどうしようもなく不安定な『壁』で…………でも、なまじその『表面』がやたら丈夫にできていたから、『壁』の『内側』を鍛えることもなく…………いつ『壁』が壊されるのではないかと、ビクビクしておった」
 表情は変えず――――ただ、言葉に含まれる温度が異常なほど低く、そしてこれ以上ないほど自嘲的に、過去の自分を声に乗せた。
 ――――確かに――――
 結婚する前…………出会ってまだそれほどたっていない頃の彼女は、彼に対し一線引いた態度で接していた。それは、初対面の人間になら誰もがとる態度である。
 だが、彼女はそうではなかった。
 やっていることは、他の人間と大差ない。
 しかし、微妙にニュアンスが違うのだ。
 もっとこう――――そう、人間不信、とでも云うのだろうか。
 初めて会う人間を『警戒』するのではなく、ただ『怖い』と――――。
 もちろん、今ではそんなことはないが。
 ナーシャは、ゆっくりと瞼を伏せた。長い睫が、肌に優しい影を落とす。
「…………私が他人を信じられるようになったのは、間違いなくお主のおかげだよ。お主は『壁』突き破るのではなく、飛び越えることで私の中に入ってきた。そして、私が自分から『壁』を消せるよう、仕向けた――――」
「おいおい、『仕向けた』なんて人聞きわりぃな」
 にぃ、とお得意の意地の悪そうな笑みを浮かべる。
 ナーシャがいったい何を云いたいのか――――なんとなく、わかった気がする。
 口唇のはしを釣り上げ、いっそう笑みを深くすると、つられるようにナーシャも微笑んだ。ここまで云ってしまえば、もう照れなど関係ないのだろう。
「……まぁ、それはともかくとして、実際お主がいなければ、私はここまで変われなかっただろうな。
 …………今思うと、昔の私は何と愚かしいのだろう。全てのモノを己の内から除外し、鍵を掛け、誰も入らせようとはせなんだ。そんな事できはしないと、わかっているにも関わらず…………。
 だから、お主の云う私の『強さ』は、お主のお陰で備わったものだよ。お主の後押しがなければ、決して手に入らなかった。
 故に、『私のみの強さ』ではない。
 ついでに云うなら、それはおそらくここ数年で身に付いたものだ。結婚当初の印象が強いお主では、気づかなくて当然だ」
 ハッキリとそう云って、ナーシャは、す……っと目を細めた。
 そう。
 おそらく、ファレスの中のナーシャは、今でも、結婚前か……もしくは結婚直後の印象が色濃く残っているのだろう。
 ――――形ばかりの、夫婦だったから。
 ナーシャが血族は残さないという条件を出して、それでもいいと…………そう、合意の上での結婚だったから。
 彼はナーシャと結婚して一月もたたないうちに、伝手(つて)をたどり、当時のセイルーン第二王位継承者――――現在、すでに王位継承権を自ら破棄している――――クリストファ付きのSPとして、首都セイルーンでの暮らしを始めていた。
 ナーシャが…………彼女が、申し訳ないと思わないようにと。心苦しくならないように、と。
 そしてSPという職種を選んだ結果、なかなか自宅に帰ってこれなくなったのである。
 ファレスの中で結婚前後のナーシャの印象が強いのは、全てそのためだ。彼女のために自宅をはなれ、接触の少ない生活を5年間も送っていたのだから、『今』の彼女を正確にわかってはいなくとも、それはファレスのせいではない。

 ――――と。

 不意に、ファレスが肩を震わせた。
 小刻みに動くそれと、うつむきこめかみを押さえる彼に、ナーシャは訝しげに眉を寄せる。
「どうした? ファ――――」
「……………………………………………………あのさぁ………………………………」
 どこか、楽しそうな声。
 いったい本当にどうしたのだろうと、形の良い眉をさらに寄せて見守るナーシャの眼前で、ファレスがゆっくりと顔を上げた。
 おかしくておかしくてたまらない――――彼の顔には、そうかいてあった。
 吸い込まれそうに深い蒼い瞳が細められ、長く伸びた漆黒の前髪が、そこへ薄い影を落とす。
 どうやら本気で笑っているらしい口元を釣り上げて、
「お前…………自分がめちゃめちゃクサイ事云ってる自覚…………ある?」
「…………は?」
 思っても見なかった言葉に、ナーシャが思い切り間抜けな声を上げると――――ファレスは、堪えきれなくなったように吹き出した。





 おかしい。
 何がおかしいって、それすらもよくわからない。
 とにかく、おかしい。
 笑える。
「……おいファレス? 私は別に、そんなにクサイことは――――って云うか、お主っ! いい加減笑うのを止めんかっ!!」
「〜〜〜〜っっっっっ!」
「ファレスっ!!」
 本当に茹で蛸のように顔を真っ赤にして、ナーシャが怒鳴ってくる。
 いつまでも笑っているのは失礼だと思うし、確かに、止めなければと思う。
 だが。
 収まらないものは収まらないのだ。
 身体の奥から迫り上がってくる笑いを、口を閉じ、手の甲を押し当てることによって、なんとか押しとどめる。
「はー…………笑った」
「笑いすぎだ」
 間を空けず、ナーシャの憮然とした声が突っ込んだ。
 久しぶりに馬鹿笑いをしたせいか、何となくひきつった感のある腹筋をさすり、謝罪の言葉を口にする。
「ん。ゴメン」
「ふんっ」
「怒るなって――――あっ。そうだ、コレやるよ」
「…………?」
 軽く背を起こして、ポケットから取り出したモノを片手に、それとは反対の手をナーシャに差し出した。
 笑いのなごりはあるものの、ひどく真摯な瞳で見つめてくる夫に、ナーシャは軽く小首を傾げる。
 ――――くれる、というのだから、ここはやはり受け取るべきだろうか――――?
「ホラ、はやく」
 促されるままに、左手を差しだした。
 と。
 そのまま手首をとられた。
 驚くナーシャに、ファレスが、意地の悪い笑みを向ける。
 彼の、空いていたもう片方の手が、ナーシャの指に触れて――――離れた。
 ――――冷たい、何かを残して。
 ファレスはある一点をまじまじと見つめ、そして、不意に満足げに微笑んだ。
 ゆっくりと、つかんだ手首を解放する。
 いったい何なのだと、ナーシャが己の手を引き寄せてみると、そこには――――

「――――指輪?」

 冷たい感触。
 光をわずかに反射た、小さな指輪。
 先程寝室に行ったのは、コレをとってくるためだったのかと、頭のどこかで納得する。
 純銀製らしいそれには、表面に何かの文字が小さく彫ってある。
 やはりまじまじと――――どこか呆けたように指輪を見つめるナーシャに、ファレスは小さく微笑んだ。
「そ。エンゲージ・リング。渡せてなかっただろ?」
 ゆっくりと、見開いた赤銅の瞳で見つめてくる妻に、自分の左薬指にもおさまっているおそろいのリングを見せてやる。
 形ばかりの夫婦だった時には、渡せなかったモノ。
 ようやく定められた人の指におさまったリングは、どこか誇らしげに白光を放っている。
 …………と。
 少し思いついて、ファレスは自分の指にはまっているリングに口唇を寄せた。
 上目遣いに、悪戯っぽい笑みを浮かべて、ナーシャを窺い見る。
 ――――ナーシャは――――…………。
 一瞬呆気にとられるも、やがて淡い微笑みを浮かべ、彼の動作にならった。





『…………あれ? ナーシャは何処いったのよ?』
 金色(こんじき)の魔王がアヤナフ村のリコルヌ宅を訪れたのは、もう夜も更けた頃だった。
 キョロキョロと右へ左へ視線を動かし、目的の人物を捜しているらしいエルに、ファレスは目も遣らず、
「フロ」
 とだけ答えた。
 手にした火掻き棒で、暖炉に放り込んだ薪の位置を調節する。
 この村は山頂にある故に、比較的南に位置しているにも関わらず、かなり寒くなるのは早い。今の時期なら、もう暖炉をガンガンに燃やして丁度いいのだ。
 エルは腰に手をあて、はぁ、と大きく息を吐いた。
 それに反応したのかどうか、やっとファレスがエルへと視線を動かし、
「…………で? 今日はあんた、何しに来たんだ?」
『あんた達が出かけてる間、薬草畑だけ時間の流れを止めてたじゃない。戻しとかなきゃな〜って思って。
 あーあ、これから覇王のトコいくんだけどなぁ…………』
 そう云って、もう一度深くため息をついた。
 …………この後の覇王の運命が、見えた気がする。
 まぁ、この場では関係ないが。
「俺が云っとくか?」
『あ、頼める? じゃあ、お願いするわ』
「ん」
『…………ねぇ、ファレス』
 と。
 先程までとは打って変わった真剣な声音が、耳に届いた。
 エルの視線は、真っ直ぐ彼の左薬指――――そこで輝きを放つリングに注がれている。
『…………あの子とお揃い?』
「決まってンだろ」
 にぃ、と口元を釣り上げて云ってやる。
 ――――すると。
 金色の魔王は、実に嬉しそうに微笑んだ。
 目元が自然に崩れ、口元が緩む。
 全身を纏う雰囲気ががらりと変わり、まるで幼い少女のような、無垢な姿をさらしているかのようだ。
 そう――――幼子を腕に抱く、母のように。
『そっか…………ありがと。あたしじゃ絶対に与えられない『幸せ』をあんたが与えてくれたのね』
「…………俺がやりたいからやったんだ。あんたに感謝されるようなことじゃねーよ」
『……あんたらしいわ』
 そう、微笑んだまま。
 彼女の姿は、虚空にかき消えた。
 不可思議な余韻が、室内に響いている。
 ナーシャは――――先程入ったばかりだから、いくら何でもまだでてこないだろう。
 ファレスは火掻き棒を置き、暖炉の上に乗せてあった小さな紙の箱を手に取った。
 タバコである。
 彼はそこからタバコを一本取り出すと、箱を元の位置に置き直した。
 指の間に挟んだそれを、暖炉の中に突っ込むと、スグに火がつき、独特の煙が立ちのぼりだす。
 少し振ってから、口にくわえ、ソファーにどかりと腰を降ろした。
 何処を見るとも無しに虚空を見つめ、ふと、左手のリングを宙にかかげてみる。
 ふだんは白銀のそれが、今は暖炉の明かりに照らされ、わずかに朱を交えた光を放っている。
 表面に彫られた文字が、光と影の力を借り、その存在を主張しだした。
 ファレスはタバコを燻らせたまま、小さく、声に乗せた。
 自分の思いを込めて、彫り込んだ文字を。


「I swear ――――I love you」



#################################################


 えっと、一応説明を(爆)
 “swear”とは“誓う”という意味の言葉です。
 “promise”や“pledge”、“vow”も“誓う”と云う意味ではありますが、ちょこっとニュアンスが違うのです。
 “promise”・“pledge”は『固く誓う』。
 “vow”は『厳粛に約束する』。
 そして“swear”は『神仏かけて』と云う感じです。上の三つより少し固い言葉なのですっ!

 …………ってこの程度の説明、辞書引けばのってるぞ…………(汗)



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20797お久しぶりなのです!!まい 2002/5/12 12:27:12
記事番号20792へのコメント

白河綜さんは No.20792「闇の残り香 それから…。:朱と黒のコントラスト」で書きました。
>
>
>

 まい :こんにちは!!白河さん!!お久しぶりなのです!!!
 エル様:ったく・・・何やってたのよ、あんたは。
 まい :いやぁ・・・レスしたかったのですが、時間が無くって・・・
 エル様:(怒)白河さん、こいつの性格改善は任せておいて・・・
 まい :何を・・・(滝汗)

> こんにちは。
> 今回は少し早めにアップすることができますv 白河綜なのです♪

 まい :嬉しいのです♪
 エル様:あんたもとっとと打ち込むのね。

>
> ああ、やはりオリキャラだと書きやすいですね。ゼルガディスさんとアメリアさんはもっと書きやすかったですが(爆)。

 まい :書きやすいですよね〜〜〜あの二人は(はあと)
 エル様:ラヴラヴさせといたらいいものね。

>
> さてさて。
> この回から読み始める…………という御方は少ないと思うのですが(笑←ツリーの途中だし)、今回、本当にオリキャラとエル様しかでてません!!(キパっ←反省しろ)

 まい :でも嬉しいのです!!!ナーシャさんとファレスさんとエル様が出てるってだけでも!!!

> なので、今回この話からお読みになるのは避けた方が無難です(爆)
>
> さてさて。
> なにやらおかしな前置きが(笑)
>
> それでは、『残り香その後編』第4段なのです♪

 まい :わ〜〜〜いvv

>
>
>
>###################################################
>
>
>
>「――――ふぅ……。やっと帰ってきたな」
>「そんなに長い間、家を留守にしてたワケじゃないけど、なーんか異様に疲れたな」
>「うむ」
> いつになく疲れた様子で、ナーシャ=リコルヌは椅子に腰を降ろした。

 まい :まあ・・・あんなにいろいろな事が短期間であったのですからねぇ・・・疲れるのは当たり前かと・・・

> 赤銅の瞳に狐色の髪を持つ、どこからどう見ても十代後半な外見のくせに、実質二十代半ばの女性である。雪白のきめ細かい肌に、女性らしいが華奢な体付きは、どこをどう譲っても26には見えない。

 まい :理想的な女性ですねぇ・・・ナーシャさんは・・・知ってましたけど(爆!)

> 頬のラインをなぞるようにして、髪の一房が、彼女の胸元に降りる。ふぅ、と小さくため息をつく姿は、どことなく幼い。
> ナーシャは、重く感じる瞼を、感情と重力に逆らわず、ゆっくりと閉じた。
> …………なんだか、このまま眠ってしまえそうだ。

 まい :寝てもなんとなくファレスさんが『お姫様抱っこ』して寝室まで連れて行くと思いますvv

>「…………ナーシャ。眠いんだったら、寝室行けよ」
> ファレスが、腰に帯びていた長剣をテーブルに置きながら、目を閉じたまま動かなくなった妻の顔を覗き込む。
> 反応は、無い。
>「…………ナーシャ?」
>「起きておるよ」
>「それもいつまで持つか、ってところだな」
> ふぅ、とため息を着いて、椅子に座ったままのナーシャの片腕を持ち上げた。
>「いいから、もう休め。初めてだったんだろ? こんなに長い間出かけてたのって」
>「うむ……」
> 腕だけを持ち上げられたまま、なおも椅子に背を預けつつ、ナーシャは億劫そうに目を開ける。

 まい :すっごく疲れたんですね〜〜〜ナーシャさんは。
 エル様:あれだけのことがあって疲れない人間は凄いと思うわよ。
 まい :確かに・・・私は終ってから元気になるタイプですけどね。
 エル様:それはそれで凄いと思うけど・・・(汗)

> 身体が、なんだか異様に重く感じる。『旅』というものは意外と疲れるのだと、ナーシャは初めて知った。
> 生を授かるよりも以前から、ナーシャは金色(こんじき)の魔王の庇護を受けていた――――正確には、彼女の母・リアンが。
> 気まぐれで楽しいことが大好きな彼女は、覇王(ダイナスト)の血を受け継ぐリアンと、その娘で神と魔の力を持つナーシャとに興味を持った――――これは、遊べる、と。

 まい :エル様・・・(滝涙)

> 楽しく遊べそうな玩具(おもちゃ)を発見した彼女は、まずその玩具に他の奴が手を出さないよう、玩具を守る結界を張った――――玩具を保管するおもちゃ箱をつくったのだ。

 まい :玩具箱って・・・(滝涙)エル様〜〜〜〜〜〜!!!!!!(汗)

> 彼の万能の魔王の力を受け、この世の理から外れた地。彼女にとっての、玩具の保管場所。
> それがここ、今彼らが住む地、アヤナフ村だ。
> 玩具扱いされることは、決して好ましい事ではなかったが、そのおかげで、ナーシャと彼女の母・リアンは、安堵の息をつける場所を手に入れたのだ。
> 村の中にいれば、安全だった。
> 覇王(ダイナスト)の部下に見つかることもなかったし、神族に抹殺されることもなかった。

 まい :エル様の力があるところに好んで近寄ろうとする魔族・神族はいませんよね〜〜〜
 エル様:まい・・・それどういう意味・・・?(怒)

> それ故、彼女は、あまり村から出た経験が無かったのだ。とくに、今回の様な長旅――――旅に慣れている人間にとっては、たいして長くもない旅だ――――は初めてだった。
> これで疲れないワケが無い。

 まい :確かに・・・・・初めての長旅ですしね〜〜〜

> 笑い止む気配のないナーシャに、ファレスは少しいじけたかのように肩を竦めた。ソレを見て、ますますナーシャの笑いが深まる。
> ファレスの眉間に、一本線が入った。
>「……本当にいったいどーしたんだよ。っていうか人を見て笑うなってば」
>「ふっ…………っいや、笑うつもりは…………。
> おっ、お主が……幼子のような態度をとるから…………っ」
> そして、ついに堪えきれなくなったように、腹を折って笑い始めた。
> 声が高い。どうやら本当に本気で、真剣に笑っているらしい。

 まい :ナーシャさんの声ですから、たいそう綺麗な声なんでしょうね〜〜〜
 エル様:いや。話がずれてるって。

> 赤銅の瞳に涙の雫を浮かべ、それでも笑い続ける妻に、彼は諦めたように、その端整な顔に苦笑を浮かべた。
> ゆったりとした動作で、彼女の柔らかな髪に指を通す。

 まい :なんとなくガウリイとリナを思い浮かべますね〜〜〜このラヴラヴは。
 リナ :ちょっ・・・!!誰がラヴラヴよ!!!//////
 まい :リナとガウリイ。

>「お前、一応俺の方が年上だって事忘れてないか? 『幼い』って表現はねーだろ。
> …………でも、ま・安心したかな…………」
>「…………………………………………は?」
> 唐突に。
> それでいて、ごくごく自然に。
> ファレスの苦笑が、微笑に変わった。
> そんな柔らかい雰囲気の変化に、ナーシャは果てしなく間の抜けた声音を出してしまう。

 まい :ナーシャさんがそんな声を出すとは・・・よっぽど驚いたんでしょうね〜〜〜
>「…………何が安心なんだ?」
> 眉を寄せ、訝しげに問う。
> すると、彼はわずかに口元を歪め、
>「色々あったじゃん、今回」
>「……うむ……それがどうかしたのか?」
> うなずいて、続きを促す。
> ファレスは、空いていたもう片方の手で、かりっ、と小さく頬をかきながら、
>「…………変わっちまうかと思った。お前のじーさん――――覇王(ダイナスト)との接触で、お前が傷つくと思ってたんだ。じーさんとは云っても、相手は魔族だろ? 俺の手の届かない精神世界面(ばしょ)で、きっとお前は覇王(じーさん)の言葉にボロボロになって戻ってくるんじゃないか、って…………。で、本当にそうなってたら、せめてお前がこれ以上苦しまないように、俺が上手く云ってやんねーとな、って……そう思ってた。
> でも、それは俺が傲慢だっただけだったな」
>「…………傲慢?」
> 思ってもみなかった言葉に、ナーシャは訝しげに眉を寄せた。

 まい :でも・・・ファレスさん、かっこいいです〜〜〜〜!!!!(はあと)
 エル様:まあ、こいつの言っている事を直訳(?)すると、『それほどまでにナーシャさんを愛しているんですね(はあと)』だな。この場合わ。
 まい :・・・・よく分かりましたね。エル様。
 エル様:あんたはとーとつに変な事を言うから慣れちゃったのよ。

> 無意識のうちに、背もたれに預けていた身体をわずかに起こし、相変わらず自分の髪を指で梳(す)き続けるファレスの顔を見上げる。
> 真っ直ぐな視線で、回答を求める。
> だが、吸い込まれそうに蒼い瞳は、ただただ優しい光を湛えたまま、応えようとしなかった。
> そのまましばらく微動だにしなかったが、やがてナーシャの髪に差し込んでいた指を抜き取り、
>「お前は変わってなかったよ。確かに、表面上は傷ついてたりしたみたいだけどな。声も重かったし、表情だってくらかったけど…………。
> お前の『核』は――――お前の本質は、何もわかってなかった。
> どうやって今の状態を抜け出し、どうやってこの先に前進しようか悩んでいる目をしてたよ」
> そう云って、不意に彼はナーシャに背中を向けた。
> そのまま振り返る事無く、寝室へ続く扉の奥へ消えてしまう。
> 居間には、華奢な身体を背もたれに凭れかけた、狐色の髪の女性だけが残った。

 まい :う〜〜〜ん・・・絵になりますねぇ・・・お二人は・・・

>「…………ファレス?」
>「ああ、ちょっと待って」
> ゴソゴソと、何かを探しているらしい。それほど頑丈に造られている家ではないから、結構音が漏れるのだ。
> しばらく何かを掻き分ける音が続き、やがて、寝室からファレスが戻ってきた。

 まい :何かを探しているんでしょうかね〜〜〜ゴソゴソ言うのなら。

> いったい何が『傲慢』なのか?
>「…………」
> ナーシャは、無言で言葉を促した。
> ファレスが、その端整な顔に苦笑を浮かべる。
>「だからさ、『お前の支えになってやんねーと』って思ってたこと自体が、オレの傲慢だったな、って思ったんだ。
> お前はオレの助けなんかなくても、自力で何とかする力がある。オレの手なんざ借りなくても、立ち直る力があるんだよ。
> ――――ったく。5年も一緒にいて、オレは何を見てたんだろうな」
> 喉の奥で低く笑い、小刻みに肩を震わす。

 まい :ナーシャさんは・・・強いですからね。いろいろな意味で。弱い所もありますが。それが全部でナーシャさんであって・・・う〜〜〜にゅ・・・
 エル様:言葉になってないって。もっと考えてからいえよ。言葉は。

> ごくごく普通にその仕種を行っているにも関わらず、どこか自嘲気味に見えるのは何故だろう――――?
> ナーシャは、小さく笑みをこぼした。
> 今、彼女の眼前に座り、苦笑している青年は、普段は決して見せることのない、少し陰った光を瞳に浮かべている。
> それが、ひどく痛々しい。
> そんな彼に対しナーシャは――――
> 何故か、少しムッとしたように眉を吊り上げた。
>「お主、私を良く見すぎだ。私はそんな強い人間ではないぞ」
>「あン?」
>「第一、お主の云う強さは私の強さではないっ。
> …………あっ、…………いや…………」
> ふっ、と表情が陰る。
> 知的な光を宿す赤銅の瞳を虚空へと向け、今度はわずかに眉を寄せた。
> どうやら何かを――――適切な言葉を探しているらしい。胸元にかかった髪の先をいじるのは、何かを考えているときに無意識でやってしまう彼女の癖だ。

 まい :困ったときに髪をいじってしまうのはしょうがないですよね〜私もよくしますし。
 エル様:あんたは何かと髪をつついてるじゃない。
 まい :いや・・・それはその・・・

>「…………何と云うか…………そう、私のみの強さではないと云うべきか。
> なぁファレス」
> 何処を見るともなしに彷徨っていた視線を、ようやく、眼前の青年へと定め直した。
> やはりどこかムッとしている――――否、怒っているのではない。
> …………そうだ。
> 不意に、ファレスは思い出した。
> …………どうして今まで忘れていたのだろう。ナーシャが怒りを表現する場合、その表情は恐ろしいまでの無表情になる。
> そして、一見怒っているように見えるこの顔は――――羞恥を隠すための、いわゆる照れ隠しの表情だ。

 まい :何か・・・リナみたいですね〜〜〜
 リナ :どういう意味よ。
 まい :いや・・

> どうしたのだろう。『強い』などと云われて照れたのだろうか…………いや、それでは、彼女の言葉に含まれた否定の響きを説明できない。
>「ん?」
> 軽くあいずちを打って、先を促す。
> ナーシャは、膝の上で組んだ指を、落ち着きなく組み替えながら、
>「…………数年前の私を知っているであろう…………。
> あの頃の私は上辺ばかりの強さを装って……肝心のところでは、いつも負けてばかりであった。自身を守る『壁』は、その『表面』のみ頑丈にできていて、そこを突き崩されると後はどうしようもない――――本当にどうしようもなく不安定な『壁』で…………でも、なまじその『表面』がやたら丈夫にできていたから、『壁』の『内側』を鍛えることもなく…………いつ『壁』が壊されるのではないかと、ビクビクしておった」
> 表情は変えず――――ただ、言葉に含まれる温度が異常なほど低く、そしてこれ以上ないほど自嘲的に、過去の自分を声に乗せた。

 まい :一見、強そうに見えるナーシャさんもそんな事を考えるんですね〜〜〜

> ――――確かに――――
> 結婚する前…………出会ってまだそれほどたっていない頃の彼女は、彼に対し一線引いた態度で接していた。それは、初対面の人間になら誰もがとる態度である。
> だが、彼女はそうではなかった。
> やっていることは、他の人間と大差ない。
> しかし、微妙にニュアンスが違うのだ。
> もっとこう――――そう、人間不信、とでも云うのだろうか。
> 初めて会う人間を『警戒』するのではなく、ただ『怖い』と――――。

 まい :人間不信ですか・・・難しいですね〜〜〜
     でもそれをといたファレスさんに拍手!!!!!!


>「……まぁ、それはともかくとして、実際お主がいなければ、私はここまで変われなかっただろうな。
> …………今思うと、昔の私は何と愚かしいのだろう。全てのモノを己の内から除外し、鍵を掛け、誰も入らせようとはせなんだ。そんな事できはしないと、わかっているにも関わらず…………。
> だから、お主の云う私の『強さ』は、お主のお陰で備わったものだよ。お主の後押しがなければ、決して手に入らなかった。
> 故に、『私のみの強さ』ではない。
> ついでに云うなら、それはおそらくここ数年で身に付いたものだ。結婚当初の印象が強いお主では、気づかなくて当然だ」
> ハッキリとそう云って、ナーシャは、す……っと目を細めた。

 まい :やっぱりナーシャさんにはファレスさんが必要なのですね(はあと)
 エル様:だから話の重点がちが〜〜〜〜う!!!
 まい :まあ、私ですから(はあと)
 エル様:自分でそう納得して悲しくないか・・・お前・・・

> そう。
> おそらく、ファレスの中のナーシャは、今でも、結婚前か……もしくは結婚直後の印象が色濃く残っているのだろう。
> ――――形ばかりの、夫婦だったから。
> ナーシャが血族は残さないという条件を出して、それでもいいと…………そう、合意の上での結婚だったから。
> 彼はナーシャと結婚して一月もたたないうちに、伝手(つて)をたどり、当時のセイルーン第二王位継承者――――現在、すでに王位継承権を自ら破棄している――――クリストファ付きのSPとして、首都セイルーンでの暮らしを始めていた。
> ナーシャが…………彼女が、申し訳ないと思わないようにと。心苦しくならないように、と。

 まい :ファレスさんは優しいですね〜〜〜

> そしてSPという職種を選んだ結果、なかなか自宅に帰ってこれなくなったのである。
> ファレスの中で結婚前後のナーシャの印象が強いのは、全てそのためだ。彼女のために自宅をはなれ、接触の少ない生活を5年間も送っていたのだから、『今』の彼女を正確にわかってはいなくとも、それはファレスのせいではない。

 まい :ん〜〜〜でも家を離れたのはファレスさんですよね〜〜〜
 エル様:・・・・・・・・・・・・・・
     (どこがちゃたらむぐでしょづぎゅあだ)←音読できたら貴女は最強!!

>
> ――――と。
>
> 不意に、ファレスが肩を震わせた。
> 小刻みに動くそれと、うつむきこめかみを押さえる彼に、ナーシャは訝しげに眉を寄せる。
>「どうした? ファ――――」
>「……………………………………………………あのさぁ………………………………」
> どこか、楽しそうな声。
> いったい本当にどうしたのだろうと、形の良い眉をさらに寄せて見守るナーシャの眼前で、ファレスがゆっくりと顔を上げた。
> おかしくておかしくてたまらない――――彼の顔には、そうかいてあった。
> 吸い込まれそうに深い蒼い瞳が細められ、長く伸びた漆黒の前髪が、そこへ薄い影を落とす。
> どうやら本気で笑っているらしい口元を釣り上げて、
>「お前…………自分がめちゃめちゃクサイ事云ってる自覚…………ある?」
>「…………は?」
> 思っても見なかった言葉に、ナーシャが思い切り間抜けな声を上げると――――ファレスは、堪えきれなくなったように吹き出した。

 まい :確かに・・・少しクサイですね・・・でもそれをナーシャさんが言うとクサク聞こえないのは気のせいでしょうか・・・?

>
>
>
>
>
> おかしい。
> 何がおかしいって、それすらもよくわからない。
> とにかく、おかしい。
> 笑える。
>「……おいファレス? 私は別に、そんなにクサイことは――――って云うか、お主っ! いい加減笑うのを止めんかっ!!」
>「〜〜〜〜っっっっっ!」
>「ファレスっ!!」
> 本当に茹で蛸のように顔を真っ赤にして、ナーシャが怒鳴ってくる。
> いつまでも笑っているのは失礼だと思うし、確かに、止めなければと思う。
> だが。
> 収まらないものは収まらないのだ。

 まい :笑いは一旦始まると止まりませんからね〜〜〜〜
     それに最初にナーシャさんも笑ったんですから、お相子ですよ〜〜〜

> 身体の奥から迫り上がってくる笑いを、口を閉じ、手の甲を押し当てることによって、なんとか押しとどめる。
>「はー…………笑った」
>「笑いすぎだ」
> 間を空けず、ナーシャの憮然とした声が突っ込んだ。
> 久しぶりに馬鹿笑いをしたせいか、何となくひきつった感のある腹筋をさすり、謝罪の言葉を口にする。

 まい :ファレスさん・・・そこまで笑う事は・・・・

>「ん。ゴメン」
>「ふんっ」
>「怒るなって――――あっ。そうだ、コレやるよ」
>「…………?」
> 軽く背を起こして、ポケットから取り出したモノを片手に、それとは反対の手をナーシャに差し出した。
> 笑いのなごりはあるものの、ひどく真摯な瞳で見つめてくる夫に、ナーシャは軽く小首を傾げる。
> ――――くれる、というのだから、ここはやはり受け取るべきだろうか――――?

 まい :貰える物はもらっておく!!!―――リナならこういってますよね。

>「ホラ、はやく」
> 促されるままに、左手を差しだした。
> と。
> そのまま手首をとられた。
> 驚くナーシャに、ファレスが、意地の悪い笑みを向ける。
> 彼の、空いていたもう片方の手が、ナーシャの指に触れて――――離れた。
> ――――冷たい、何かを残して。
> ファレスはある一点をまじまじと見つめ、そして、不意に満足げに微笑んだ。
> ゆっくりと、つかんだ手首を解放する。
> いったい何なのだと、ナーシャが己の手を引き寄せてみると、そこには――――
>
>「――――指輪?」
>
> 冷たい感触。
> 光をわずかに反射た、小さな指輪。
> 先程寝室に行ったのは、コレをとってくるためだったのかと、頭のどこかで納得する。
> 純銀製らしいそれには、表面に何かの文字が小さく彫ってある。
> やはりまじまじと――――どこか呆けたように指輪を見つめるナーシャに、ファレスは小さく微笑んだ。

 まい :『金色』ではなく、『銀色』な所がなんとなくナーシャさんらしい色ですね♪

>「そ。エンゲージ・リング。渡せてなかっただろ?」
> ゆっくりと、見開いた赤銅の瞳で見つめてくる妻に、自分の左薬指にもおさまっているおそろいのリングを見せてやる。
> 形ばかりの夫婦だった時には、渡せなかったモノ。
> ようやく定められた人の指におさまったリングは、どこか誇らしげに白光を放っている。
> …………と。
> 少し思いついて、ファレスは自分の指にはまっているリングに口唇を寄せた。
> 上目遣いに、悪戯っぽい笑みを浮かべて、ナーシャを窺い見る。
> ――――ナーシャは――――…………。
> 一瞬呆気にとられるも、やがて淡い微笑みを浮かべ、彼の動作にならった。

 まい :うひゃあ♪これで『本物』の夫婦になったんですね♪ヴォルフィードが生まれてくる日も近いですね♪


>『…………あれ? ナーシャは何処いったのよ?』
> 金色(こんじき)の魔王がアヤナフ村のリコルヌ宅を訪れたのは、もう夜も更けた頃だった。
> キョロキョロと右へ左へ視線を動かし、目的の人物を捜しているらしいエルに、ファレスは目も遣らず、
>「フロ」
> とだけ答えた。

 まい :エル様・・・分かってて言ってませんか?

> 手にした火掻き棒で、暖炉に放り込んだ薪の位置を調節する。
> この村は山頂にある故に、比較的南に位置しているにも関わらず、かなり寒くなるのは早い。今の時期なら、もう暖炉をガンガンに燃やして丁度いいのだ。

 まい :私、寒いの苦手ですう〜〜〜ストーブは必須アイテムですよね!!!

> エルは腰に手をあて、はぁ、と大きく息を吐いた。
> それに反応したのかどうか、やっとファレスがエルへと視線を動かし、
>「…………で? 今日はあんた、何しに来たんだ?」
>『あんた達が出かけてる間、薬草畑だけ時間の流れを止めてたじゃない。戻しとかなきゃな〜って思って。
> あーあ、これから覇王のトコいくんだけどなぁ…………』
> そう云って、もう一度深くため息をついた。
> …………この後の覇王の運命が、見えた気がする。

 まい :御愁傷様。覇王。魔族の弱体化を防ぐために消滅だけはしないでくれ。(非情)
 エル様:それだけの理由で・・・あんた最近非情ね。

> まぁ、この場では関係ないが。
>「俺が云っとくか?」
>『あ、頼める? じゃあ、お願いするわ』
>「ん」
>『…………ねぇ、ファレス』
> と。
> 先程までとは打って変わった真剣な声音が、耳に届いた。
> エルの視線は、真っ直ぐ彼の左薬指――――そこで輝きを放つリングに注がれている。

 まい :やっぱりエル様も気になってたんですね〜〜その指輪。

>『…………あの子とお揃い?』
>「決まってンだろ」
> にぃ、と口元を釣り上げて云ってやる。
> ――――すると。
> 金色の魔王は、実に嬉しそうに微笑んだ。
> 目元が自然に崩れ、口元が緩む。
> 全身を纏う雰囲気ががらりと変わり、まるで幼い少女のような、無垢な姿をさらしているかのようだ。
> そう――――幼子を腕に抱く、母のように。

 まい :紛れも無い『母』なんですけどね。
     でもエル様、安心したんですね。

>『そっか…………ありがと。あたしじゃ絶対に与えられない『幸せ』をあんたが与えてくれたのね』
>「…………俺がやりたいからやったんだ。あんたに感謝されるようなことじゃねーよ」
>『……あんたらしいわ』
> そう、微笑んだまま。
> 彼女の姿は、虚空にかき消えた。

 まい :そうですね♪ファレスさんらしいです♪

> 不可思議な余韻が、室内に響いている。
> ナーシャは――――先程入ったばかりだから、いくら何でもまだでてこないだろう。
> ファレスは火掻き棒を置き、暖炉の上に乗せてあった小さな紙の箱を手に取った。
> タバコである。
> 彼はそこからタバコを一本取り出すと、箱を元の位置に置き直した。

 まい :この世界にタバコなんてあったんですね〜でもファレスさんがタバコを吸うとは・・・
     ナーシャさんは止めないんでしょうか?

> 指の間に挟んだそれを、暖炉の中に突っ込むと、スグに火がつき、独特の煙が立ちのぼりだす。
> 少し振ってから、口にくわえ、ソファーにどかりと腰を降ろした。
> 何処を見るとも無しに虚空を見つめ、ふと、左手のリングを宙にかかげてみる。
> ふだんは白銀のそれが、今は暖炉の明かりに照らされ、わずかに朱を交えた光を放っている。
> 表面に彫られた文字が、光と影の力を借り、その存在を主張しだした。
> ファレスはタバコを燻らせたまま、小さく、声に乗せた。
> 自分の思いを込めて、彫り込んだ文字を。
>
>
>「I swear ――――I love you」

 まい :最高の言葉ですね♪(辞書を片手に・爆笑)
 エル様:このくらいの英語が分からんのんかい。あんたは。

>
>
>
>#################################################
>
>
> えっと、一応説明を(爆)
> “swear”とは“誓う”という意味の言葉です。
> “promise”や“pledge”、“vow”も“誓う”と云う意味ではありますが、ちょこっとニュアンスが違うのです。
> “promise”・“pledge”は『固く誓う』。
> “vow”は『厳粛に約束する』。
> そして“swear”は『神仏かけて』と云う感じです。上の三つより少し固い言葉なのですっ!
>
> …………ってこの程度の説明、辞書引けばのってるぞ…………(汗)
>
>
 まい :微妙に載ってました。ここまで詳しくはありませんけど。
 エル様:あんたはほんっと英語ダメね〜〜〜
 まい :私ですから(はあと)
 エル様:だから、自分でそう納得して悲しくないか?
 まい :微妙に。
 エル様:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 まい :そうそう、白河さん、すみません。
 エル様:夢の中とはいえ、あんな事を考えてたんだもんね〜〜あんたは。
 まい :はい・・・私の頭の中って一体・・・(涙)
 エル様:まあ、あんただから・・・
 まい :そうですね。すみませんすみません・・・・(平謝り)
 エル様:じゃね♪白河さん♪
 まい :そしてすみませ〜〜〜〜〜〜ん!!!!(涙)



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20801です♪(待て)白河綜 E-mail 2002/5/12 16:59:03
記事番号20797へのコメント

まいさんは No.20797「お久しぶりなのです!!」で書きました。


> まい :こんにちは!!白河さん!!お久しぶりなのです!!!

 うををををっ!?
 お久しぶりなのです! まいさん!!
 久しぶりに外出したらメチャメチャ体力が落ちていることに気づいた白河綜なのです!! 体重落ちたのに体力も落ちてるって…………やっぱり脂肪が…………?(滝汗)

> エル様:ったく・・・何やってたのよ、あんたは。
> まい :いやぁ・・・レスしたかったのですが、時間が無くって・・・
> エル様:(怒)白河さん、こいつの性格改善は任せておいて・・・
> まい :何を・・・(滝汗)

 4月5月は忙しいですからね。全然OKなのですっ!
 って、云うわけでエル様、止めてください(汗)

>> 今回は少し早めにアップすることができますv
> まい :嬉しいのです♪
> エル様:あんたもとっとと打ち込むのね。

 あはは。
 でも、この次のヤツは打ち込んでません(きぱ)
グ「…………ふ〜ん…………? そんなに僕にいぢめられたい?」
ウ「ンフv 止めないヨ♪」
 ぅわあグロウ君っ!?
 て云うかウィンちゃん一応神様でしょっ!? 止めてぷり(ちゅいーんががががががががががっ)

>> ああ、やはりオリキャラだと書きやすいですね。ゼルガディスさんとアメリアさんはもっと書きやすかったですが(爆)。
> まい :書きやすいですよね〜〜〜あの二人は(はあと)
> エル様:ラヴラヴさせといたらいいものね。

 そうなのです。二人並んだときに、一番カップリングになっているのはゼルガディスさんとアメリアさんなのです〜〜。

>> この回から読み始める…………という御方は少ないと思うのですが(笑←ツリーの途中だし)、今回、本当にオリキャラとエル様しかでてません!!(キパっ←反省しろ)
> まい :でも嬉しいのです!!!ナーシャさんとファレスさんとエル様が出てるってだけでも!!!

 でも、スレキャラはエル様だけ(笑)
 しかもそのエル様もオリジナル同然(爆)


>>「――――ふぅ……。やっと帰ってきたな」
>>「そんなに長い間、家を留守にしてたワケじゃないけど、なーんか異様に疲れたな」
>>「うむ」
>> いつになく疲れた様子で、ナーシャ=リコルヌは椅子に腰を降ろした。
> まい :まあ・・・あんなにいろいろな事が短期間であったのですからねぇ・・・疲れるのは当たり前かと・・・

 ちょっと濃密すぎる旅でしたからね(笑)
 実際、彼女は祖父である覇王との対面もしてますし。

>> 赤銅の瞳に狐色の髪を持つ、どこからどう見ても十代後半な外見のくせに、実質二十代半ばの女性である。雪白のきめ細かい肌に、女性らしいが華奢な体付きは、どこをどう譲っても26には見えない。
> まい :理想的な女性ですねぇ・・・ナーシャさんは・・・知ってましたけど(爆!)

 ばれてましたか(大笑)
 ナーシャさんは、確かに美人さんという設定ですが、人目を引くタイプの美人さんではなく、地味系の美人さんなのです。よく見ると実は美人?みたいな(笑)

>> ナーシャは、重く感じる瞼を、感情と重力に逆らわず、ゆっくりと閉じた。
>> …………なんだか、このまま眠ってしまえそうだ。
> まい :寝てもなんとなくファレスさんが『お姫様抱っこ』して寝室まで連れて行くと思いますvv

 おっ、なんだか素敵なv というわけで(?)無理矢理召喚しました、ファレス君にナーシャさんですっ!
フ「なんなんだよクソイタチ」
ナ「まい殿、お初にお目にかかる(ぺこり)」
 まいさんが「寝てもなんとなくファレスさんが『お姫様抱っこ』して寝室まで連れて行く」のではないかと♪
ナ「なっ…………(赤面)」
フ「横抱きで? 決まってんじゃん(平然)」
ナ「ファ…………!! おっ、お主っ!!」
 ……えっと、ナーシャさんが思い切り照れておりますので、多分それ正解♪ ということらしいです♪
ナ「お主も黙らんかっ!!」
 しらな〜い♪(極悪)


>>「いいから、もう休め。初めてだったんだろ? こんなに長い間出かけてたのって」
>>「うむ……」
>> 腕だけを持ち上げられたまま、なおも椅子に背を預けつつ、ナーシャは億劫そうに目を開ける。
> まい :すっごく疲れたんですね〜〜〜ナーシャさんは。
> エル様:あれだけのことがあって疲れない人間は凄いと思うわよ。
> まい :確かに・・・私は終ってから元気になるタイプですけどね。
> エル様:それはそれで凄いと思うけど・・・(汗)

 白河はナーシャさんと同じく、終わった途端に疲れが津波のごとく押し寄せるタイプです。
 ええ、そりゃあもうディープ・インパクト(注・映画。イライジャ・ウッド主演)の、あの巨大津波のよぉに…………。
 …………それでいいのか十代…………(涙)

>> 気まぐれで楽しいことが大好きな彼女は、覇王(ダイナスト)の血を受け継ぐリアンと、その娘で神と魔の力を持つナーシャとに興味を持った――――これは、遊べる、と。
> まい :エル様・・・(滝涙)

>> 楽しく遊べそうな玩具(おもちゃ)を発見した彼女は、まずその玩具に他の奴が手を出さないよう、玩具を守る結界を張った――――玩具を保管するおもちゃ箱をつくったのだ。
> まい :玩具箱って・・・(滝涙)エル様〜〜〜〜〜〜!!!!!!(汗)

 えっとですね。↑の解釈はあくまでナーシャさんの解釈です。
 エル様は、もっと別の理由でナーシャさんを庇護してますから、実際は玩具なんて思ってませんのであしからず。
エ「玩具は足りてるものv」
 …………さいですか(汗)

>> 覇王(ダイナスト)の部下に見つかることもなかったし、神族に抹殺されることもなかった。
> まい :エル様の力があるところに好んで近寄ろうとする魔族・神族はいませんよね〜〜〜
> エル様:まい・・・それどういう意味・・・?(怒)

 それはまいさんの言葉どーりの意味(どごぐしゃめぎっ!!)

>> それ故、彼女は、あまり村から出た経験が無かったのだ。とくに、今回の様な長旅――――旅に慣れている人間にとっては、たいして長くもない旅だ――――は初めてだった。
>> これで疲れないワケが無い。
> まい :確かに・・・・・初めての長旅ですしね〜〜〜

 身体が旅というものに全くなれていませんからね。
 普段村の中のみで生活しているに等しい彼女では、村の外にでるだけでも疲れるのに、よくかんがえたら結界の外の世界になんて行っちゃいましたし(笑)

>> 声が高い。どうやら本当に本気で、真剣に笑っているらしい。
> まい :ナーシャさんの声ですから、たいそう綺麗な声なんでしょうね〜〜〜
> エル様:いや。話がずれてるって。

 美声です(キパッ)
 ていうか、白河好みの美声です(待て)。
 ええそりゃもう、美声好きの作者のキャラは美声で決定なのです!(待っとけ)

>> 赤銅の瞳に涙の雫を浮かべ、それでも笑い続ける妻に、彼は諦めたように、その端整な顔に苦笑を浮かべた。
>> ゆったりとした動作で、彼女の柔らかな髪に指を通す。
> まい :なんとなくガウリイとリナを思い浮かべますね〜〜〜このラヴラヴは。
> リナ :ちょっ・・・!!誰がラヴラヴよ!!!//////
> まい :リナとガウリイ。

 あ、ホントだ。似てる(←気づいてなかったんかいっ)
 たしかに、相手を気遣う仕種はガウリイ君とリナさんに似通うところが…………フムフム(納得してどーする作者)

>>「お前、一応俺の方が年上だって事忘れてないか? 『幼い』って表現はねーだろ。
>> …………でも、ま・安心したかな…………」
>>「…………………………………………は?」
>> 唐突に。
>> それでいて、ごくごく自然に。
>> ファレスの苦笑が、微笑に変わった。
>> そんな柔らかい雰囲気の変化に、ナーシャは果てしなく間の抜けた声音を出してしまう。
> まい :ナーシャさんがそんな声を出すとは・・・よっぽど驚いたんでしょうね〜〜〜

 不意打ちに弱い事が判明(爆)
 
>>「…………変わっちまうかと思った。お前のじーさん――――覇王(ダイナスト)との接触で、お前が傷つくと思ってたんだ。じーさんとは云っても、相手は魔族だろ? 俺の手の届かない精神世界面(ばしょ)で、きっとお前は覇王(じーさん)の言葉にボロボロになって戻ってくるんじゃないか、って…………。で、本当にそうなってたら、せめてお前がこれ以上苦しまないように、俺が上手く云ってやんねーとな、って……そう思ってた。
>> でも、それは俺が傲慢だっただけだったな」
>>「…………傲慢?」
>> 思ってもみなかった言葉に、ナーシャは訝しげに眉を寄せた。
> まい :でも・・・ファレスさん、かっこいいです〜〜〜〜!!!!(はあと)
> エル様:まあ、こいつの言っている事を直訳(?)すると、『それほどまでにナーシャさんを愛しているんですね(はあと)』だな。この場合わ。
> まい :・・・・よく分かりましたね。エル様。
> エル様:あんたはとーとつに変な事を言うから慣れちゃったのよ。

 愛しちゃってます(さらに爆)
 ええ、そりゃあもう(笑)
 ちなみに。
 ファレス君のヴィジョアルは完全に白河の趣味ですっ!!(どきぱっ!)

>> 無意識のうちに、背もたれに預けていた身体をわずかに起こし、相変わらず自分の髪を指で梳(す)き続けるファレスの顔を見上げる。
>> 真っ直ぐな視線で、回答を求める。
>> だが、吸い込まれそうに蒼い瞳は、ただただ優しい光を湛えたまま、応えようとしなかった。
> まい :う〜〜〜ん・・・絵になりますねぇ・・・お二人は・・・

 ま、結婚して5年たってますからね。
 二人で並んで収まっているときが、一番絵になるのですvv

>> ゴソゴソと、何かを探しているらしい。それほど頑丈に造られている家ではないから、結構音が漏れるのだ。
> まい :何かを探しているんでしょうかね〜〜〜ゴソゴソ言うのなら。

 音(探し物)の正体は↓のアレです♪

>> ナーシャは、無言で言葉を促した。
>> ファレスが、その端整な顔に苦笑を浮かべる。
>>「だからさ、『お前の支えになってやんねーと』って思ってたこと自体が、オレの傲慢だったな、って思ったんだ。
>> お前はオレの助けなんかなくても、自力で何とかする力がある。オレの手なんざ借りなくても、立ち直る力があるんだよ。
>> ――――ったく。5年も一緒にいて、オレは何を見てたんだろうな」
> まい :ナーシャさんは・・・強いですからね。いろいろな意味で。弱い所もありますが。それが全部でナーシャさんであって・・・う〜〜〜にゅ・・・
> エル様:言葉になってないって。もっと考えてからいえよ。言葉は。

 結構わかりやすいようでわかりにくいキャラなナーシャさん(爆)
 ええ、白河もよく理解してませんから(待て)
 とにかく、強いようで実は弱い、結構脆い人なのです。

>> ふっ、と表情が陰る。
>> 知的な光を宿す赤銅の瞳を虚空へと向け、今度はわずかに眉を寄せた。
>> どうやら何かを――――適切な言葉を探しているらしい。胸元にかかった髪の先をいじるのは、何かを考えているときに無意識でやってしまう彼女の癖だ。
> まい :困ったときに髪をいじってしまうのはしょうがないですよね〜私もよくしますし。
> エル様:あんたは何かと髪をつついてるじゃない。
> まい :いや・・・それはその・・・

 ちなみに、ナーシャさんの髪の長さはセミロングくらいです。少し伸びました♪
 困ったとき…………白河は眉間を押さえます(待っとけ)

>> …………どうして今まで忘れていたのだろう。ナーシャが怒りを表現する場合、その表情は恐ろしいまでの無表情になる。
>> そして、一見怒っているように見えるこの顔は――――羞恥を隠すための、いわゆる照れ隠しの表情だ。
> まい :何か・・・リナみたいですね〜〜〜
> リナ :どういう意味よ。
> まい :いや・・

 ナーシャさんは『大人しいヴァージョン・リナさん』が元になっておりますので、こういうところは確かににてますね♪
 なんせ、照れ隠しはリナさんのオハコ…………

 (ぼぎっ☆)

リ「…………余計なこというんじゃないわよ有害イタチ…………(怒)」

>>「…………数年前の私を知っているであろう…………。
>> あの頃の私は上辺ばかりの強さを装って……肝心のところでは、いつも負けてばかりであった。自身を守る『壁』は、その『表面』のみ頑丈にできていて、そこを突き崩されると後はどうしようもない――――本当にどうしようもなく不安定な『壁』で…………でも、なまじその『表面』がやたら丈夫にできていたから、『壁』の『内側』を鍛えることもなく…………いつ『壁』が壊されるのではないかと、ビクビクしておった」
> まい :一見、強そうに見えるナーシャさんもそんな事を考えるんですね〜〜〜

 昔の彼女の強さは、あくまで『表面的な』強さでしたからね。
 その事に関して、内では色々葛藤があったみたいです(みたいって……)

>> 結婚する前…………出会ってまだそれほどたっていない頃の彼女は、彼に対し一線引いた態度で接していた。それは、初対面の人間になら誰もがとる態度である。
>> だが、彼女はそうではなかった。
>> やっていることは、他の人間と大差ない。
>> しかし、微妙にニュアンスが違うのだ。
>> もっとこう――――そう、人間不信、とでも云うのだろうか。
>> 初めて会う人間を『警戒』するのではなく、ただ『怖い』と――――。
> まい :人間不信ですか・・・難しいですね〜〜〜
>     でもそれをといたファレスさんに拍手!!!!!!

 ファレス君の場合、ナーシャさんが怖がるより先に、彼女のテリトリーに入ってきてましたから(^^)
 ああ、そのあたりの話も書きたいなぁ…………。

>>「……まぁ、それはともかくとして、実際お主がいなければ、私はここまで変われなかっただろうな。
>> …………今思うと、昔の私は何と愚かしいのだろう。全てのモノを己の内から除外し、鍵を掛け、誰も入らせようとはせなんだ。そんな事できはしないと、わかっているにも関わらず…………。
>> だから、お主の云う私の『強さ』は、お主のお陰で備わったものだよ。お主の後押しがなければ、決して手に入らなかった。
>> 故に、『私のみの強さ』ではない。
>> ついでに云うなら、それはおそらくここ数年で身に付いたものだ。結婚当初の印象が強いお主では、気づかなくて当然だ」
> まい :やっぱりナーシャさんにはファレスさんが必要なのですね(はあと)
> エル様:だから話の重点がちが〜〜〜〜う!!!
> まい :まあ、私ですから(はあと)
> エル様:自分でそう納得して悲しくないか・・・お前・・・

 そうです♪
 多分、彼がいなかったら、ナーシャさんは今とは全く違う性格になっていたと思われます♪

>> 彼はナーシャと結婚して一月もたたないうちに、伝手(つて)をたどり、当時のセイルーン第二王位継承者――――現在、すでに王位継承権を自ら破棄している――――クリストファ付きのSPとして、首都セイルーンでの暮らしを始めていた。
>> ナーシャが…………彼女が、申し訳ないと思わないようにと。心苦しくならないように、と。
> まい :ファレスさんは優しいですね〜〜〜

 『ナーシャには』優しいです(爆)
 他のヒトにはそんなでもありません(笑)
 典型的な心の狭(衝撃音)

>> そしてSPという職種を選んだ結果、なかなか自宅に帰ってこれなくなったのである。
>> ファレスの中で結婚前後のナーシャの印象が強いのは、全てそのためだ。彼女のために自宅をはなれ、接触の少ない生活を5年間も送っていたのだから、『今』の彼女を正確にわかってはいなくとも、それはファレスのせいではない。
> まい :ん〜〜〜でも家を離れたのはファレスさんですよね〜〜〜
> エル様:・・・・・・・・・・・・・・
>     (どこがちゃたらむぐでしょづぎゅあだ)←音読できたら貴女は最強!!

 くっ…………っ!
 音読できなかったっ!!(そっちか)
 ああっ! くやしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!

>>「お前…………自分がめちゃめちゃクサイ事云ってる自覚…………ある?」
>>「…………は?」
>> 思っても見なかった言葉に、ナーシャが思い切り間抜けな声を上げると――――ファレスは、堪えきれなくなったように吹き出した。
> まい :確かに・・・少しクサイですね・・・でもそれをナーシャさんが言うとクサク聞こえないのは気のせいでしょうか・・・?

 多分、彼女の口調のせいでしょう(爆)
 じじい口調はクサイ事云っても、あまり気になりませんから(笑)

>> いつまでも笑っているのは失礼だと思うし、確かに、止めなければと思う。
>> だが。
>> 収まらないものは収まらないのだ。
> まい :笑いは一旦始まると止まりませんからね〜〜〜〜
>     それに最初にナーシャさんも笑ったんですから、お相子ですよ〜〜〜

 お互い本当に本気でわらってましたからね(^^;
 確かにどっちもどっちなのです。

>>「はー…………笑った」
>>「笑いすぎだ」
>> 間を空けず、ナーシャの憮然とした声が突っ込んだ。
>> 久しぶりに馬鹿笑いをしたせいか、何となくひきつった感のある腹筋をさすり、謝罪の言葉を口にする。
> まい :ファレスさん・・・そこまで笑う事は・・・・

 ツボにはまったらしいです、ファレス君(笑)

>>「怒るなって――――あっ。そうだ、コレやるよ」
>>「…………?」
>> 軽く背を起こして、ポケットから取り出したモノを片手に、それとは反対の手をナーシャに差し出した。
>> 笑いのなごりはあるものの、ひどく真摯な瞳で見つめてくる夫に、ナーシャは軽く小首を傾げる。
>> ――――くれる、というのだから、ここはやはり受け取るべきだろうか――――?
> まい :貰える物はもらっておく!!!―――リナならこういってますよね。

 そうですね。
 ここはリナさんと少し違うところなのです。
 もっとも、ナーシャさんの言葉は遠慮からきたものでは決してなく、警戒心からでたものなのですが…………(苦笑)

>>「――――指輪?」
>> 冷たい感触。
>> 光をわずかに反射た、小さな指輪。
>> 先程寝室に行ったのは、コレをとってくるためだったのかと、頭のどこかで納得する。
>> 純銀製らしいそれには、表面に何かの文字が小さく彫ってある。
>> やはりまじまじと――――どこか呆けたように指輪を見つめるナーシャに、ファレスは小さく微笑んだ。
> まい :『金色』ではなく、『銀色』な所がなんとなくナーシャさんらしい色ですね♪

 ナーシャ→瞳が赤銅・髪は狐色
 ファレス→瞳は蒼・髪は漆黒
   …………だったので、金のリングにすると、ナーシャは本格的に黄色く(笑)なっちゃうので。ファレス君は問題なかったのですが、どっちかと云えば銀の方が合うし…………と考えた結果なのです。
 あとは、白河の趣味(結局ソレか)

>>「そ。エンゲージ・リング。渡せてなかっただろ?」
>> ゆっくりと、見開いた赤銅の瞳で見つめてくる妻に、自分の左薬指にもおさまっているおそろいのリングを見せてやる。
>> 形ばかりの夫婦だった時には、渡せなかったモノ。
>> ようやく定められた人の指におさまったリングは、どこか誇らしげに白光を放っている。
>> …………と。
>> 少し思いついて、ファレスは自分の指にはまっているリングに口唇を寄せた。
>> 上目遣いに、悪戯っぽい笑みを浮かべて、ナーシャを窺い見る。
>> ――――ナーシャは――――…………。
>> 一瞬呆気にとられるも、やがて淡い微笑みを浮かべ、彼の動作にならった。
> まい :うひゃあ♪これで『本物』の夫婦になったんですね♪ヴォルフィードが生まれてくる日も近いですね♪

 バッチリです♪(何が?)
 フィーちゃんの転生後の設定もようやく完成いたしましたので、こうご期待v

>>『…………あれ? ナーシャは何処いったのよ?』
>> 金色(こんじき)の魔王がアヤナフ村のリコルヌ宅を訪れたのは、もう夜も更けた頃だった。
>> キョロキョロと右へ左へ視線を動かし、目的の人物を捜しているらしいエルに、ファレスは目も遣らず、
>>「フロ」
>> とだけ答えた。
> まい :エル様・・・分かってて言ってませんか?

 多分、わかって云っているのかと。ファレス君の(↓の)「俺が云っとくか?」という言葉を引き出すための言葉だと思われます♪

>> 手にした火掻き棒で、暖炉に放り込んだ薪の位置を調節する。
>> この村は山頂にある故に、比較的南に位置しているにも関わらず、かなり寒くなるのは早い。今の時期なら、もう暖炉をガンガンに燃やして丁度いいのだ。
> まい :私、寒いの苦手ですう〜〜〜ストーブは必須アイテムですよね!!!

 白河、冬はホッカイロになってます(爆)
 基本体温が高いらしい…………(36.5って……高いですかね?)

>>「…………で? 今日はあんた、何しに来たんだ?」
>>『あんた達が出かけてる間、薬草畑だけ時間の流れを止めてたじゃない。戻しとかなきゃな〜って思って。
>> あーあ、これから覇王のトコいくんだけどなぁ…………』
>> そう云って、もう一度深くため息をついた。
>> …………この後の覇王の運命が、見えた気がする。
> まい :御愁傷様。覇王。魔族の弱体化を防ぐために消滅だけはしないでくれ。(非情)
> エル様:それだけの理由で・・・あんた最近非情ね。

 覇王様お仕置き決定なので(待て)
 ナーシャさんが生きているうちは消滅させられはしないでしょうが(爆)
 まぁ…………半殺しって死ぬよりつらいですよねぇ…………(ニヤリ←激しく待て)

>>『…………ねぇ、ファレス』
>> と。
>> 先程までとは打って変わった真剣な声音が、耳に届いた。
>> エルの視線は、真っ直ぐ彼の左薬指――――そこで輝きを放つリングに注がれている。
> まい :やっぱりエル様も気になってたんですね〜〜その指輪。

 それはでしてませんでしたからね〜、この夫婦v

>>『…………あの子とお揃い?』
>>「決まってンだろ」
>> にぃ、と口元を釣り上げて云ってやる。
>> ――――すると。
>> 金色の魔王は、実に嬉しそうに微笑んだ。
>> 目元が自然に崩れ、口元が緩む。
>> 全身を纏う雰囲気ががらりと変わり、まるで幼い少女のような、無垢な姿をさらしているかのようだ。
>> そう――――幼子を腕に抱く、母のように。
> まい :紛れも無い『母』なんですけどね。
>     でもエル様、安心したんですね。

 紛れもない母…………にやり(待て)
 まぁ、その辺はおいおいあかすとしましてv(更に待て)
 ほっとしてます、エル様。
 ファレス君がナーシャさんに与える類の『愛情』は、エル様では与えられませんからね。

>>『そっか…………ありがと。あたしじゃ絶対に与えられない『幸せ』をあんたが与えてくれたのね』
>>「…………俺がやりたいからやったんだ。あんたに感謝されるようなことじゃねーよ」
>>『……あんたらしいわ』
> まい :そうですね♪ファレスさんらしいです♪

 ↑のセリフが謙遜からきていない辺り、確かに彼らしいのです♪
 エル様にも遠慮なし。
 …………よく考えたらすごいぞファレス君(爆)

>> ファレスは火掻き棒を置き、暖炉の上に乗せてあった小さな紙の箱を手に取った。
>> タバコである。
>> 彼はそこからタバコを一本取り出すと、箱を元の位置に置き直した。
> まい :この世界にタバコなんてあったんですね〜でもファレスさんがタバコを吸うとは・・・
>     ナーシャさんは止めないんでしょうか?

 そんなに頻繁に吸うわけではないので。
 おもに、ナーシャさんが傍にいないとき、気分転換ですっているようです。

>> 表面に彫られた文字が、光と影の力を借り、その存在を主張しだした。
>> ファレスはタバコを燻らせたまま、小さく、声に乗せた。
>> 自分の思いを込めて、彫り込んだ文字を。
>>「I swear ――――I love you」
> まい :最高の言葉ですね♪(辞書を片手に・爆笑)
> エル様:このくらいの英語が分からんのんかい。あんたは。

 白河も英語は破滅的に苦手です(待て)
 しかも知っている単語に偏りが(汗)


>> “swear”とは“誓う”という意味の言葉です。
>> “promise”や“pledge”、“vow”も“誓う”と云う意味ではありますが、ちょこっとニュアンスが違うのです。
>> “promise”・“pledge”は『固く誓う』。
>> “vow”は『厳粛に約束する』。
>> そして“swear”は『神仏かけて』と云う感じです。上の三つより少し固い言葉なのですっ!
>> …………ってこの程度の説明、辞書引けばのってるぞ…………(汗)
> まい :微妙に載ってました。ここまで詳しくはありませんけど。
> エル様:あんたはほんっと英語ダメね〜〜〜
> まい :私ですから(はあと)
> エル様:だから、自分でそう納得して悲しくないか?
> まい :微妙に。
> エル様:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 大丈夫ですまいさん! 白河もできれば英語の存在しない世界に旅立ちたいです!!(無理)
 ああ、なんで世界語が日本語じゃあないんだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!(暴走)

> まい :そうそう、白河さん、すみません。
> エル様:夢の中とはいえ、あんな事を考えてたんだもんね〜〜あんたは。

 …………あんなこと?

> まい :はい・・・私の頭の中って一体・・・(涙)
> エル様:まあ、あんただから・・・
> まい :そうですね。すみませんすみません・・・・(平謝り)

 ふにゅ? なんだろう??

> エル様:じゃね♪白河さん♪
> まい :そしてすみませ〜〜〜〜〜〜ん!!!!(涙)

 お忙しいのに、レスありがとうございました♪ とってもうれしかったのですvv

 …………ところで…………

 あんなことってなんなのでしょう?
 ちょっと少しとっても気になるのですっ!!(どれだ)

 では!
 白河綜でなのでした♪




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20804このバカップ…(以下残虐シーンによりカット。って待て)むくぅ E-mail URL2002/5/12 19:03:28
記事番号20792へのコメント

 んをををっ! 結婚してもいつまでも新婚さんっぽい(オイ)お二人のお話がっ! ついにっ!?
 ……って、はぅっ!? のっけから暴走してしまいました! どうも! 白河さん他専用レス魔(他て)ことむくぅなのですっ!(待て)
「どうも、ハーリアです。いつもながらこんにちは(礼)
 ……って……最近ネタがなくなってきたんだよねー。どーしよ……
 じゃあとりあえず灰皿で。この世界では珍しい透明ガラス製。豪華だね」
 (衝撃)ぼ、撲殺……とりあえず犯人の名前を血文字で……
「無意味なコトするなヨ……あ、同じくこんにちは。グロゥです」
 はぅっ!? 音声だけなのをいいことに踏みつけないで(何かが潰れる音)

 (しばらくお待ちください)

 ……よく考えたら初めて使ったようなこのフレーズ、ともあれ……今回も感想をッ!


 このお二人はとっても好きなんですよ! ガウリナさんとかゼルアメさんとかのコンビとはまた違う暖かさとかそーいうものがあって……(何)
 分かり合ってるのか分かり合ってないのか――多分分かり合ってるんでしょうが、いつもお互い相手の意表をつこうと狙っているというか(待て)
 なんとなく自然な感じがしない(こら)夫婦といいますか(意味不明)
「……なんか自分で言ってるウチにワケ解んなくなってきてるヨコイツ」
「いっぱいいっぱいだね」
 鼻で笑われた……(涙)

 絶対者たるL様にも――いや、L様だからこそ与えられぬ『幸せ』――むしろ、ファレスさんだけにしか与えられない、ファレスさんだからこそナーシャさんと共有できる『幸せ』なんだと思います!
「やっぱ――いっぱいいっぱいじゃない? これ」
「普段恋愛物一切読まないからネ。コレ」
 って……物扱いですかっ!?(汗)

 そして最後に指輪……
 ナーシャさんに散々クサいクサい言っといて、結局君が一番クサいですねッ!? ファレスさんッ!
「……オーラが、オーラが出てるッ!」
「コレならあいつにも勝てるネッ!」
 はいッ! ……って、あいつって誰!?(汗←ていうか待て)


 ……うあぁぁぁぁっ! 真面目なお話だから真面目にレスをつけようとしているのにっ!? どうしてこの面子だとどんどん怪しげな方向にッ!?
「怪しげとは失礼ナ」
「まぁ否定はしないけどさ」
「……しないノ?」
「うん。怪しげな方向に行くのは結局このむくぅのせいだから(真顔)」
 んひぃぃいぃっ!? 罪をなすりつけられたっ!?
「というわけで……天誅♪」
 (かきぃぃいんっ! という小気味良い音)ひぃあぁぁぁあぁぁぁぁぁっ!?(汗) それではむくぅなのでしたぁぁぁぁぁぁ……(だんだん声が遠のいていく)
「ホームランッ♪」
「……それじゃ、僕らも帰ろうカ?」
「そうしようか……それでは、また会う日まで。さようなら……」

 (評議長、グロゥ、礼をしてすたすたと去っていく……と、どこやらに飛んでいったはずのむくぅが上空から地面に落下、そのまま動かない……)

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20806満塁ホームラン!?(待て)白河綜 E-mail 2002/5/12 20:17:32
記事番号20804へのコメント

むくぅさんは No.20804「このバカップ…(以下残虐シーンによりカット。って待て)」で書きました。


> んをををっ! 結婚してもいつまでも新婚さんっぽい(オイ)お二人のお話がっ! ついにっ!?
> ……って、はぅっ!? のっけから暴走してしまいました! どうも! 白河さん他専用レス魔(他て)ことむくぅなのですっ!(待て)

 こんにちはなのです、むくぅさんっ!!
 結婚5年目にしてある意味新婚(待っとけ)のオリキャラ夫婦の話を、こぉいう恋愛系の話は普段ちっとも書いてない(て云うか書けない)ために予想以上に扇形をすり減らしてかき上げきったのですっ!!(爆)

 と、云うわけで(どんなわけとかいうツッコミは禁止←待て)、本日も後輩の応援にいってきました!(高校総体)
 君らウチらの代より順位いいよ感動したそーいや部長は泣いてたね♪ な、白河綜なのですっ!!(ていうか間をあけろ。読みづらいから)

>「どうも、ハーリアです。いつもながらこんにちは(礼)
> ……って……最近ネタがなくなってきたんだよねー。どーしよ……
> じゃあとりあえず灰皿で。この世界では珍しい透明ガラス製。豪華だね」
> (衝撃)ぼ、撲殺……とりあえず犯人の名前を血文字で……
>「無意味なコトするなヨ……あ、同じくこんにちは。グロゥです」
> はぅっ!? 音声だけなのをいいことに踏みつけないで(何かが潰れる音)

 ああっ!? むくぅさん!!?(滝汗)
 ガラスの灰皿って…………痛い! 痛いですよガラスは!!?
 ていうかその灰皿はハーリアさんのなのでしょうか!?
 やっぱりアリドの魔導師協会の予算で購入(衝撃音)
グ「いい加減、失礼なこと云うのやめたら?
  ゴメンね評議長。このイタチは僕が成敗しておいたから。
  というわけでグロウです」
 (復活)あうう…………それより、今何で殴ったんですか?
グ「え? ああ、これはね、僕お手製の仕込み刀」
 あ、武器ソレで決めたんですか?
グ「うん。暗器みたいでいいでしょう? 普段は服の袖口に隠しておくことにしたんだ」
 そうですか…………って! 白河で試し切りしないでくださいっ!!


> このお二人はとっても好きなんですよ! ガウリナさんとかゼルアメさんとかのコンビとはまた違う暖かさとかそーいうものがあって……(何)
> 分かり合ってるのか分かり合ってないのか――多分分かり合ってるんでしょうが、いつもお互い相手の意表をつこうと狙っているというか(待て)
> なんとなく自然な感じがしない(こら)夫婦といいますか(意味不明)
>「……なんか自分で言ってるウチにワケ解んなくなってきてるヨコイツ」
>「いっぱいいっぱいだね」
> 鼻で笑われた……(涙)

 自然な感じがしない…………白河もそうおもいます(待て)。
 まぁ、離れて暮らしていた時間がながかったせいでもありますね。
 でも実は知り合ったのは十年くらい前だという(笑)。

> 絶対者たるL様にも――いや、L様だからこそ与えられぬ『幸せ』――むしろ、ファレスさんだけにしか与えられない、ファレスさんだからこそナーシャさんと共有できる『幸せ』なんだと思います!
>「やっぱ――いっぱいいっぱいじゃない? これ」
>「普段恋愛物一切読まないからネ。コレ」
> って……物扱いですかっ!?(汗)

 いくらなんでもエル様がナーシャに対し『女としての幸せ(もしくは母としての幸せ)』を上げるわけにはいなかいので(汗)
グ「…………金色(こんじき)の君なら、男性体女性体どちらでもとれるんじゃないの?」
 ンなおっそろしいこと云わないでくださいグロウ君!
 頭が想像することすら拒否しますっ!!(滝汗)

 恋愛モノ…………白河もあまり読みません。て云うか、直接的な言葉が苦手な人間なので、そーいう言葉がでてくるとその場で固まります(笑)。なので今回の話にも直接的な言葉はつかってないのですが(読めない人間が書けるはずナッシング←待て)…………そーいう言葉をつかわないほうが甘甘になるのですね(汗)。

> そして最後に指輪……
> ナーシャさんに散々クサいクサい言っといて、結局君が一番クサいですねッ!? ファレスさんッ!

 そのとーりです♪(爆)
 最後に美味しいところを持ってきました!
グ「…………なんだかなぁ」

>「……オーラが、オーラが出てるッ!」
>「コレならあいつにも勝てるネッ!」
> はいッ! ……って、あいつって誰!?(汗←ていうか待て)

 あいつ…………そんな素晴らしいオーラの持ち主なのですね!?(待っとけ)
 よぉしむくぅさん! ぜひあいつからチャンピオンベルトを取り返し…………
グ「違うだろう?」

  (ぐきっ♪)

 …………あー世界が逆さに見える…………

> ……うあぁぁぁぁっ! 真面目なお話だから真面目にレスをつけようとしているのにっ!? どうしてこの面子だとどんどん怪しげな方向にッ!?
>「怪しげとは失礼ナ」
>「まぁ否定はしないけどさ」
>「……しないノ?」
>「うん。怪しげな方向に行くのは結局このむくぅのせいだから(真顔)」
> んひぃぃいぃっ!? 罪をなすりつけられたっ!?
>「というわけで……天誅♪」
> (かきぃぃいんっ! という小気味良い音)ひぃあぁぁぁあぁぁぁぁぁっ!?(汗) それではむくぅなのでしたぁぁぁぁぁぁ……(だんだん声が遠のいていく)
>「ホームランッ♪」
>「……それじゃ、僕らも帰ろうカ?」
>「そうしようか……それでは、また会う日まで。さようなら……」
>
> (評議長、グロゥ、礼をしてすたすたと去っていく……と、どこやらに飛んでいったはずのむくぅが上空から地面に落下、そのまま動かない……)

 ホームラン!? ていうことはむくぅさんフェンス越えっ!!?(汗)
 かえってくるにはフェンスを再びのりこえ(ざくり)
グ「だから、その失礼な言動をあらためなってば」
 …………ていうか、グロウ君? その手に持った金属バットは何かな?(汗)
グ「(にっこり)今日はいいお天気だっただろう? ノーストとディノに誘われて、草野球してきたんだ」
 …………嫌な予感…………(滝汗)
グ「(更ににっこり)草野球だから、ホームランになってもフェンス越えはないかな」(むんず、と白河の首襟を掴む)
 あ。やっぱりですか?(泣き笑い)
グ「目指せ川越えだね♪」
 ああ! 結局吹っ飛ばされる運命!?
 でっ、ではむくぅさんっ!
 レスありがとうございました!
 次は神族&魔族の皆さんなのですっ!
 ではではっ! 白河(カッキーン)

グ「…………あれ。ホームランじゃなかったかぁ…………。
  ……ま・いっか。
  じゃあ、僕も失礼するよ」

(グロウ君、退場。
 白河、ホームランじゃなかったため川向こうへはつかず、川のど真ん中をどんぶらこっこどんぶらこっこと流れてゆく…………)


 

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20808おおおお!!楽しみにしていたのが!!海藤雄馬 E-mail URL2002/5/12 21:49:20
記事番号20792へのコメント


こんにちは、白河さん。
ナーシャさん&ファレスさん編ですね♪(そのような題名ではない)
待っていたのです!!
それは、もう楽しみにぃぃぃぃぃぃ!!
エル:とか言いつつ、読んだのは昨日なのに、何で今日レスしてるのかしら?
ぎくぅぅぅぅぅ!!
エル様、それは言わないお約束なのです!!
エル:お約束・・・ねぇ・・・。
あう・・・・、その視線が痛いです・・・・(涙)

> こんにちは。
> 今回は少し早めにアップすることができますv 白河綜なのです♪
楽しみにしてたのですvv
嬉しい限りなのです♪

> ああ、やはりオリキャラだと書きやすいですね。ゼルガディスさんとアメリアさんはもっと書きやすかったですが(爆)。
オリキャラは確かに書きやすいですよね〜〜。
エクト:の割には、僕の出番少ないんだけど・・・?
ま、それはしょうがないですv
エクトくん、出てきてもねぇ〜。
エクト:そういうこと言うんだ〜。それなら、ギャグでも聞く?
え・・・・・・・・・・(汗)
エクト:何でも、このギャグは竜族以外には精神破壊兵器みたいだし♪
いやですぅぅぅぅぅ!!
やめてくださいぃぃぃぃぃぃ(涙)

>「…………ナーシャ?」
>「起きておるよ」
>「それもいつまで持つか、ってところだな」
> ふぅ、とため息を着いて、椅子に座ったままのナーシャの片腕を持ち上げた。
>「いいから、もう休め。初めてだったんだろ? こんなに長い間出かけてたのって」
>「うむ……」
お疲れ様なのです、ナーシャさん。
いろいろありましたからね。
きっと、精神的に疲れたのでしょうね・・・。

>「…………ナーシャ」
> 一向に立ち上がる気配のない妻に、ファレスのほうが焦れてきたらしい。
> 少し怒ったように目を細め、彼女の顔を覗き込むが。
>「…………何笑ってンだよ…………」
仲良しなのです♪
ファレスさんとナーシャさん♪
よき夫婦なのですねv
というか、このお二人が夫婦であることをこのお話を読んでいる時忘れてたり・・・・・(汗)
エル:記憶力無いわね〜〜。
しくしく・・・・・・申し訳ない・・・。

>「お前は変わってなかったよ。確かに、表面上は傷ついてたりしたみたいだけどな。声も重かったし、表情だってくらかったけど…………。
> お前の『核』は――――お前の本質は、何もわかってなかった。
> どうやって今の状態を抜け出し、どうやってこの先に前進しようか悩んでいる目をしてたよ」
ナーシャさんは強い女性なのです!
かっこいい女性なのですvv
リナさんとはまた違った強さを持っているのですね♪
リナさんとは違って女性らしさがありますし・・・・・・・・

ぼごんっ!!

リナ:あたしと違って何だって?
エル:とりあえず、何も言えそうにないけど?
リナ:ちっ・・・。もっと強くどついとくんだったわ。
エル:リナもまだまだ甘いわねぇ〜。
(そ、その前に・・・凶器で殴るのはやめてください・・・・)

>「…………私が他人を信じられるようになったのは、間違いなくお主のおかげだよ。お主は『壁』突き破るのではなく、飛び越えることで私の中に入ってきた。そして、私が自分から『壁』を消せるよう、仕向けた――――」
>「おいおい、『仕向けた』なんて人聞きわりぃな」
> にぃ、とお得意の意地の悪そうな笑みを浮かべる。
> ナーシャがいったい何を云いたいのか――――なんとなく、わかった気がする。
ほぅ・・・・・・・vv
お似合いの夫婦なのですvv
いいですよね〜、このカップルvv
リナさんとガウリイさんのようなバカップルとはまた違った味のカップルですね〜。
リナ:なんで、あたしとガウリイが・・・その・・・・カップルなのよ///!!
ふふふ、リナさん。
ただのカップルでなくて、『バカップル』なのですよ!!!
リナ:違うわよ///!!

>「お前…………自分がめちゃめちゃクサイ事云ってる自覚…………ある?」
>「…………は?」
> 思っても見なかった言葉に、ナーシャが思い切り間抜けな声を上げると――――ファレスは、堪えきれなくなったように吹き出した。
ファレスさん・・・・雰囲気ぶち壊し・・・・(汗)
ま、それはそれでよしvv

>「そ。エンゲージ・リング。渡せてなかっただろ?」
> ゆっくりと、見開いた赤銅の瞳で見つめてくる妻に、自分の左薬指にもおさまっているおそろいのリングを見せてやる。
> 形ばかりの夫婦だった時には、渡せなかったモノ。
> ようやく定められた人の指におさまったリングは、どこか誇らしげに白光を放っている。
をおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおvvv
うきょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおvv
愛のウェーブなのです!!(まて、話のジャンルが違う!!)

>『…………あの子とお揃い?』
>「決まってンだろ」
> にぃ、と口元を釣り上げて云ってやる。
のろけですね♪
ふふふvv
しかし、エル様、今回ちょっぴり出番が少なかったですね。
でも、面白かったのでそれはそれでよし!!ということで!!

次は、確か魔族その他(?)でしたよね?
楽しみなのですvv
番外編はほのぼの感がでていてなんともぐーvv

ではでは。



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20809ご期待に応えられていれば良いのですが……(汗)白河綜 E-mail 2002/5/12 22:38:51
記事番号20808へのコメント

海藤雄馬さんは No.20808「おおおお!!楽しみにしていたのが!!」で書きました。


>こんにちは、白河さん。
>ナーシャさん&ファレスさん編ですね♪(そのような題名ではない)

 こんにちは海藤さん♪
 日焼け止めを塗らずに外出したら、鼻と頬とおでこだけ赤くなりました! なんだかソコがあついなぁと思いつつ白河綜なのですっ!!(激しく待て)
 さてさて。オリキャラ夫婦の回なのです!
 お待たせいたしました〜v(待て)

>待っていたのです!!
>それは、もう楽しみにぃぃぃぃぃぃ!!

 ぅおうっ!? ありがとうございます! とっても嬉しいのですっ!!(感涙)

>エル:とか言いつつ、読んだのは昨日なのに、何で今日レスしてるのかしら?
>ぎくぅぅぅぅぅ!!
>エル様、それは言わないお約束なのです!!
>エル:お約束・・・ねぇ・・・。
>あう・・・・、その視線が痛いです・・・・(涙)

 エル様!? 何にらんでるんですかっ!!?(汗)
 海藤さんっ! 全然OKなのですっ!!
 てか、白河もよくやります、それっ!!(待っとけ)

>> 今回は少し早めにアップすることができますv 
>楽しみにしてたのですvv
>嬉しい限りなのです♪

 ご期待に応えられるような話になっているでしょうか?(心配)
 すいません。ラヴラヴが苦手な白河には、これがいっぱいいっぱいです(爆)

>> ああ、やはりオリキャラだと書きやすいですね。ゼルガディスさんとアメリアさんはもっと書きやすかったですが(爆)。
>オリキャラは確かに書きやすいですよね〜〜。
>エクト:の割には、僕の出番少ないんだけど・・・?
>ま、それはしょうがないですv
>エクトくん、出てきてもねぇ〜。
>エクト:そういうこと言うんだ〜。それなら、ギャグでも聞く?
>え・・・・・・・・・・(汗)
>エクト:何でも、このギャグは竜族以外には精神破壊兵器みたいだし♪
>いやですぅぅぅぅぅ!!
>やめてくださいぃぃぃぃぃぃ(涙)

 エクト君のギャグ!!?
 聞きたいっ!!
 精神破壊されてもいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!(暴走)
ウ「…………ネェネェ」
 ぃぃぃぃぃぃぃ…………って、ウィンちゃんじゃないですか。
 どーかしました?
ウ「エクト君って、竜族じゃナクて神族だったよネ?
  …………彼は平気なのかナ?」
 …………はっ!?(汗)
 …………どうなのでしょう…………?


>>「…………ナーシャ?」
>>「起きておるよ」
>>「それもいつまで持つか、ってところだな」
>> ふぅ、とため息を着いて、椅子に座ったままのナーシャの片腕を持ち上げた。
>>「いいから、もう休め。初めてだったんだろ? こんなに長い間出かけてたのって」
>>「うむ……」
>お疲れ様なのです、ナーシャさん。
>いろいろありましたからね。
>きっと、精神的に疲れたのでしょうね・・・。

 覇王と対面したりエル様とウィンちゃんに怒られたり(笑)と、精神的になかなかキツかったのです。
 もちろん、旅になれていなかったからという肉体的な疲れもありますが、どちらかといえば精神的な疲れのほうが、身体にきているようです。

>>「…………ナーシャ」
>> 一向に立ち上がる気配のない妻に、ファレスのほうが焦れてきたらしい。
>> 少し怒ったように目を細め、彼女の顔を覗き込むが。
>>「…………何笑ってンだよ…………」
>仲良しなのです♪
>ファレスさんとナーシャさん♪
>よき夫婦なのですねv
>というか、このお二人が夫婦であることをこのお話を読んでいる時忘れてたり・・・・・(汗)
>エル:記憶力無いわね〜〜。
>しくしく・・・・・・申し訳ない・・・。

 いえいえ。
 白河も夫婦だと思って書いてませんから(爆)
 確かにお互い愛情もありますが(……こう書くとてれる……/////)、まぁ、友情の、友達の延長線上にあるような夫婦なのです(笑)

>>「お前は変わってなかったよ。確かに、表面上は傷ついてたりしたみたいだけどな。声も重かったし、表情だってくらかったけど…………。
>> お前の『核』は――――お前の本質は、何もわかってなかった。
>> どうやって今の状態を抜け出し、どうやってこの先に前進しようか悩んでいる目をしてたよ」
>ナーシャさんは強い女性なのです!
>かっこいい女性なのですvv
>リナさんとはまた違った強さを持っているのですね♪
>リナさんとは違って女性らしさがありますし・・・・・・・・
>
>ぼごんっ!!
>
>リナ:あたしと違って何だって?
>エル:とりあえず、何も言えそうにないけど?
>リナ:ちっ・・・。もっと強くどついとくんだったわ。
>エル:リナもまだまだ甘いわねぇ〜。
>(そ、その前に・・・凶器で殴るのはやめてください・・・・)

 ああっ!?(汗)
 海藤さん? 海藤さーんっ!!?(滝汗)
 ああああああああああ…………なんにしても、ナーシャさんは一応『リナさん大人しいヴァージョン』をコンセプトにつくったキャラ(今は大分ちがってますが(^^;)なので、確かにリナさんよりたおやめな感じが――――

 (ちゅいーん☆)

リ「余計なこと云うと、チェーンソーで攻撃するわよ」
 …………せめてする前に云ってください…………てか、じぇいそん(ぱたり)

>>「…………私が他人を信じられるようになったのは、間違いなくお主のおかげだよ。お主は『壁』突き破るのではなく、飛び越えることで私の中に入ってきた。そして、私が自分から『壁』を消せるよう、仕向けた――――」
>>「おいおい、『仕向けた』なんて人聞きわりぃな」
>> にぃ、とお得意の意地の悪そうな笑みを浮かべる。
>> ナーシャがいったい何を云いたいのか――――なんとなく、わかった気がする。
>ほぅ・・・・・・・vv
>お似合いの夫婦なのですvv
>いいですよね〜、このカップルvv
>リナさんとガウリイさんのようなバカップルとはまた違った味のカップルですね〜。
>リナ:なんで、あたしとガウリイが・・・その・・・・カップルなのよ///!!
>ふふふ、リナさん。
>ただのカップルでなくて、『バカップル』なのですよ!!!
>リナ:違うわよ///!!

 リナさん達がハチミツのよーに甘くてねっとりしたバカップル(爆)だとすると、この夫婦は砂糖水のようにさらっとした感じのバカップル(さらに爆)なのです。
 でもまぁ…………基本的には甘々です♪(待て)
 白河の文才&神経(笑)だと、なかなか表現できませんが…………(笑)
 でも、甘々にしては接触の少ない夫婦ではありますね。

>>「お前…………自分がめちゃめちゃクサイ事云ってる自覚…………ある?」
>>「…………は?」
>> 思っても見なかった言葉に、ナーシャが思い切り間抜けな声を上げると――――ファレスは、堪えきれなくなったように吹き出した。
>ファレスさん・・・・雰囲気ぶち壊し・・・・(汗)
>ま、それはそれでよしvv

 すみません。
 これ以上シリアスが続くなんて、白河耐えられません(爆)

>>「そ。エンゲージ・リング。渡せてなかっただろ?」
>> ゆっくりと、見開いた赤銅の瞳で見つめてくる妻に、自分の左薬指にもおさまっているおそろいのリングを見せてやる。
>> 形ばかりの夫婦だった時には、渡せなかったモノ。
>> ようやく定められた人の指におさまったリングは、どこか誇らしげに白光を放っている。
>をおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおvvv
>うきょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおvv
>愛のウェーブなのです!!(まて、話のジャンルが違う!!)

 ?
 愛のウェーブ?(←わかってない)
 とりあえず、指輪はお約束(笑)
 ファレス君、実は結婚当初からつくって持ってました(爆)
 5年かかって、やっと指輪君はしかるべき人の指にいきついたのです♪
 今度指輪君の視点でなにか書こうかなぁ♪(その前に他のを仕上げなさい、自分)

>>『…………あの子とお揃い?』
>>「決まってンだろ」
>> にぃ、と口元を釣り上げて云ってやる。
>のろけですね♪
>ふふふvv

 のろけです♪
 表情はそんなに変化のないファレス君ですが、内心溶けきってます♪(待て)

>しかし、エル様、今回ちょっぴり出番が少なかったですね。
>でも、面白かったのでそれはそれでよし!!ということで!!

 どっきぃっ!?(待て)
 えっと、実は次回が大量出現になるハズですので、今回は押さえました。
 あまり書いてしまうと、ナーシャ&ファレス君の話ではなく、エル様&ナーシャの話になることうけあいだったので(汗)

>次は、確か魔族その他(?)でしたよね?
>楽しみなのですvv
>番外編はほのぼの感がでていてなんともぐーvv
>ではでは。

 ありがとうございます♪
 外伝はほのぼのが書けて幸せなのですv 戦闘シーンがないってすばらしい♪

 …………とと。脱線が(汗)

 さて。次回は魔族&神族&エル様なのです!!
 できればそちらもおつきあい下さるとうれしいのです♪

 ではでは。

 白河綜でしたvv




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20853ギャグ聞きたいですか・・・・?海藤雄馬 E-mail URL2002/5/15 21:34:18
記事番号20809へのコメント


こんにちはです!白河さん!

どごっ!!

エクト:こんにちは。白河さん(にっこり)

>>エクト:何でも、このギャグは竜族以外には精神破壊兵器みたいだし♪
>>いやですぅぅぅぅぅ!!
>>やめてくださいぃぃぃぃぃぃ(涙)
>
> エクト君のギャグ!!?
> 聞きたいっ!!
> 精神破壊されてもいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!(暴走)
エクト:そうですか?
    それでは、今度竜族のギャグ大会にご招待しますね♪
    招待チケットは何枚ですか?

>ウ「…………ネェネェ」
> ぃぃぃぃぃぃぃ…………って、ウィンちゃんじゃないですか。
> どーかしました?
>ウ「エクト君って、竜族じゃナクて神族だったよネ?
>  …………彼は平気なのかナ?」
> …………はっ!?(汗)
> …………どうなのでしょう…………?
エクト:お答えしますね。
    僕は一応、空竜王の側近で神族ではありますが、存在がちょっと特殊でして、空竜(エア・ドラゴン)の中を転生しているんです。
    僕の存在自体は結構トップシークレットなんですv
自分で言うか?普通?それに、答えになってな・・・

ぼひゅっ!!

エクト:今は、ガブリエフ家に生まれて18年で、休暇中だったんです。
    育ての親のメリルーンおばあさんがエルフですから、趣味が移ったんです♪
前々からそういう傾向あったくせに・・・・。
エクト:別に以前も聞くだけなら平気だったんですけどね♪
あ、無視するし・・・・・・・・・・(涙)

>>愛のウェーブなのです!!(まて、話のジャンルが違う!!)
>
> ?
> 愛のウェーブ?(←わかってない)
エクト:愛のウェーブでわかる方が凄いですよ。
    あのアニメは確か一年しかやってなかったし・・・思いっきり子供向けですから。
でも!!当時ははまっていたんですよ!!
エクト:小学生向けのアニメを高校生が見ている時点でどうかと、僕は想うんだけど・・・・・?
ふっ・・・・・・・・・遠い昔のことです。
エクト:そうだね。もう、年だしね。
ひどいです!!エクト君!!
確かに私は、今のロシアがソ連であった頃の記憶もあるし、昭和天皇が亡くなった時の記憶もあるし、消費税が無かった頃の記憶もあるけどっ!!
エクト:今ので、歳、ばれると思うよ。
さすがに、戦争時代の記憶は無いです!!!(自慢げ)
エクト:あったら、ある意味すごいと思う。だって、今、戦後何十年経ってると思ってるの・・・・?
さぁ・・・・・・・・?歴史は・・・・??
エクト:そんなことは、どうでもいいよ。
どうでもいいって・・・・・・・・・。 
エクト:白河さん、今度そちらに遊びに行ってもいいですか?
え、エクトくん?!!
エクト:最近、僕、暇だし・・・・。
    では、そのうち行きますね♪
    本日はこれにて・・・・・・・・。


                              幕


   

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20854昔缶ジュースは一本百円で買えたんだっ(涙)白河綜 E-mail 2002/5/15 22:35:05
記事番号20853へのコメント

海藤雄馬さんは No.20853「ギャグ聞きたいですか・・・・?」で書きました。
>
>
>こんにちはです!白河さん!
>
>どごっ!!
>
>エクト:こんにちは。白河さん(にっこり)

ぅおう♪ こんにちはなのです海藤さん&エクト君♪
 なにげに「どこっ!!」という音が…………白河の耳がおかしいだけですよね?(爆)

>>>エクト:何でも、このギャグは竜族以外には精神破壊兵器みたいだし♪
>>>いやですぅぅぅぅぅ!!
>>>やめてくださいぃぃぃぃぃぃ(涙)
>> エクト君のギャグ!!?
>> 聞きたいっ!!
>> 精神破壊されてもいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!(暴走)
>エクト:そうですか?
>    それでは、今度竜族のギャグ大会にご招待しますね♪
>    招待チケットは何枚ですか?

 お誘いをうけてしまっっっったあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁvvvvvvv
ウ「ウルサイ♪」

  (ごりゅ♪)

ウ「コンニチハ海藤チャン&エクト君v イタチチャン代理のウィンでス♪ えっと、ここにイタチチャン用の台本(爆)が…………ナニナニ? 『取りあえず一人で聞きに行くのは怖いので、巻き添えオリキャラ達の分もいただいていいですか? 差し当たって、グロウ君とウィンちゃ』…………っテ!!
 アタシも行くノー!!?(滝汗)」

>>ウ「…………ネェネェ」
>> ぃぃぃぃぃぃぃ…………って、ウィンちゃんじゃないですか。
>> どーかしました?
>>ウ「エクト君って、竜族じゃナクて神族だったよネ?
>>  …………彼は平気なのかナ?」
>> …………はっ!?(汗)
>> …………どうなのでしょう…………?
>エクト:お答えしますね。
>    僕は一応、空竜王の側近で神族ではありますが、存在がちょっと特殊でして、空竜(エア・ドラゴン)の中を転生しているんです。
>    僕の存在自体は結構トップシークレットなんですv

 あ、そうなのですか…………。
 まぁ、神様の側近ともなれば、魔族なんかに狙われる事もおおいでしょうしね。正体を隠していた方が安全なのですっ!!
 …………そーいえば、こっちのバールウィンの側近って?
ウ「いないヨ。結構アタシ破天荒だからサ。皆ついてこれないノ♪」
 さいですか…………(ため息)

>エクト:今は、ガブリエフ家に生まれて18年で、休暇中だったんです。
>    育ての親のメリルーンおばあさんがエルフですから、趣味が移ったんです♪
>前々からそういう傾向あったくせに・・・・。
>エクト:別に以前も聞くだけなら平気だったんですけどね♪
>あ、無視するし・・・・・・・・・・(涙)

 …………今確信しました。
 最強ですね? エクト君!!
 あなたは最きょ…………(どごっ☆)
ウ「ダマッテv」

>>>愛のウェーブなのです!!(まて、話のジャンルが違う!!)
>> ?
>> 愛のウェーブ?(←わかってない)
>エクト:愛のウェーブでわかる方が凄いですよ。
>    あのアニメは確か一年しかやってなかったし・・・思いっきり子供向けですから。
>でも!!当時ははまっていたんですよ!!
>エクト:小学生向けのアニメを高校生が見ている時点でどうかと、僕は想うんだけど・・・・・?
>ふっ・・・・・・・・・遠い昔のことです。
>エクト:そうだね。もう、年だしね。
>ひどいです!!エクト君!!
>確かに私は、今のロシアがソ連であった頃の記憶もあるし、昭和天皇が亡くなった時の記憶もあるし、消費税が無かった頃の記憶もあるけどっ!!
>エクト:今ので、歳、ばれると思うよ。
>さすがに、戦争時代の記憶は無いです!!!(自慢げ)
>エクト:あったら、ある意味すごいと思う。だって、今、戦後何十年経ってると思ってるの・・・・?
>さぁ・・・・・・・・?歴史は・・・・??
>エクト:そんなことは、どうでもいいよ。
>どうでもいいって・・・・・・・・・。

 白河にもあります、消費税が無かった時代の記憶。
 あの頃は百円玉一枚でジュースが買えたのに…………(涙)
 そーいえば、あの頃ってペットボトルありませんでしたよねぇ?

 そしてそして。
 アニメ…………最近は全くといっていいほど見てませんが、小学生低学年くらいまではガンガン見てましたね。
 『愛のウェーブ』は申し訳ないことにわかりませんが、『てやんでぇ』・『宇宙戦艦ヤマト』・『初代ガンダム』・『二人のロッテ』・『熱血最強ゴーザウラー』などなど。ジャンルが実に多岐に渡ってる…………(汗)
 しかも、今あげたのなら多分全部主題歌歌える(爆)
 
>エクト:白河さん、今度そちらに遊びに行ってもいいですか?
>え、エクトくん?!!
>エクト:最近、僕、暇だし・・・・。
>    では、そのうち行きますね♪
>    本日はこれにて・・・・・・・・。

 ああっvv
 来て! 来てくださいいいいいいいいっ!!
ウ「アタシもお話したいナ♪
  そー云えバ、やっとADSLはいったんでショ?」
 白河のノートパソコンはまだ設定が終わってませんが。
ウ「それが終われば、やっとパソコンのメールアドレスが作れるノネ?」
 はいっ!!
 エクト君!!
 今度是非是非遊びにきてくださいっ!!
 いつでもお待ちしてますvv

 では♪

 白河綜でした♪



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20869待っていました!!らん 2002/5/17 22:15:31
記事番号20792へのコメント

白河綜さんは No.20792「闇の残り香 それから…。:朱と黒のコントラスト」で書きました。

 らん:こんにちは。白河綜さん♪お待ちしておりましたv

> それでは、『残り香その後編』第4段なのです♪
 
 らん:了解です♪

>「だからさ、『お前の支えになってやんねーと』って思ってたこと自体が、オレの傲慢だったな、って思ったんだ。
> お前はオレの助けなんかなくても、自力で何とかする力がある。オレの手なんざ借りなくても、立ち直る力があるんだよ。
> ――――ったく。5年も一緒にいて、オレは何を見てたんだろうな」

 らん:このセリフ素敵です(はぁと)彼の気持ちが伝わってきてv
 リナ:一種の自惚れよ。こいつのは。
 らん:・・・リナさん・・・多分、ガウリイさん辺りも彼の気持ちと通じるところがあると思いますよ?
 リナ:・・・へ?
 らん:ふ―――う・・・ガウリイも苦労しますね・・・リナの鈍感ぶりには・・・
 リナ:あたしのどこが鈍感なのよ!!
 らん:・・・はぁ・・・

>「…………私が他人を信じられるようになったのは、間違いなくお主のおかげだよ。お主は『壁』突き破るのではなく、飛び越えることで私の中に入ってきた。そして、私が自分から『壁』を消せるよう、仕向けた――――」
>「おいおい、『仕向けた』なんて人聞きわりぃな」
> にぃ、とお得意の意地の悪そうな笑みを浮かべる。
> ナーシャがいったい何を云いたいのか――――なんとなく、わかった気がする。
> 口唇のはしを釣り上げ、いっそう笑みを深くすると、つられるようにナーシャも微笑んだ。ここまで云ってしまえば、もう照れなど関係ないのだろう。
>「……まぁ、それはともかくとして、実際お主がいなければ、私はここまで変われなかっただろうな。
> …………今思うと、昔の私は何と愚かしいのだろう。全てのモノを己の内から除外し、鍵を掛け、誰も入らせようとはせなんだ。そんな事できはしないと、わかっているにも関わらず…………。
> だから、お主の云う私の『強さ』は、お主のお陰で備わったものだよ。お主の後押しがなければ、決して手に入らなかった。
> 故に、『私のみの強さ』ではない。
> ついでに云うなら、それはおそらくここ数年で身に付いたものだ。結婚当初の印象が強いお主では、気づかなくて当然だ」

  らん:素敵な人と出会えてよかったですね♪ナーシャさん♪

>「お前…………自分がめちゃめちゃクサイ事云ってる自覚…………ある?」
>「…………は?」
> 思っても見なかった言葉に、ナーシャが思い切り間抜けな声を上げると――――ファレスは、堪えきれなくなったように吹き出した。

 らん:でも彼女が言うとそんなに抵抗はありませんvリナ辺りが言った日には・・・
 リナ:んふふふふふふふふ・・
 らん:なんでもないです・・・

>「――――指輪?」
>
> 冷たい感触。
> 光をわずかに反射た、小さな指輪。
> 先程寝室に行ったのは、コレをとってくるためだったのかと、頭のどこかで納得する。
> 純銀製らしいそれには、表面に何かの文字が小さく彫ってある。
> やはりまじまじと――――どこか呆けたように指輪を見つめるナーシャに、ファレスは小さく微笑んだ。
>「そ。エンゲージ・リング。渡せてなかっただろ?」
> ゆっくりと、見開いた赤銅の瞳で見つめてくる妻に、自分の左薬指にもおさまっているおそろいのリングを見せてやる。
> 形ばかりの夫婦だった時には、渡せなかったモノ。
> ようやく定められた人の指におさまったリングは、どこか誇らしげに白光を放っている。
> …………と。
> 少し思いついて、ファレスは自分の指にはまっているリングに口唇を寄せた。
> 上目遣いに、悪戯っぽい笑みを浮かべて、ナーシャを窺い見る。
> ――――ナーシャは――――…………。
> 一瞬呆気にとられるも、やがて淡い微笑みを浮かべ、彼の動作にならった。


 らん:きゃ―――――素敵なシーンです!!

>「…………で? 今日はあんた、何しに来たんだ?」
>『あんた達が出かけてる間、薬草畑だけ時間の流れを止めてたじゃない。戻しとかなきゃな〜って思って。
> あーあ、これから覇王のトコいくんだけどなぁ…………』
> そう云って、もう一度深くため息をついた。
> …………この後の覇王の運命が、見えた気がする。
> まぁ、この場では関係ないが。

 らん:・・・なんとなく想像つきました・・・
エル様:あらv何を・・・?
 らん:ふふふふふ・・いえません・・(汗)

>『そっか…………ありがと。あたしじゃ絶対に与えられない『幸せ』をあんたが与えてくれたのね』
>「…………俺がやりたいからやったんだ。あんたに感謝されるようなことじゃねーよ」

 らん:ど・・・ひぃぃぃいいいいい!!!エル様が!!エル様が!!
    なんておやさしいお言葉・・・ぐふっ!!!

エル様:・・・全く、失礼よね!!

>「I swear ――――I love you」

 らん:ふふふふふ・・・彼の思いですねv

> えっと、一応説明を(爆)
> “swear”とは“誓う”という意味の言葉です。
> “promise”や“pledge”、“vow”も“誓う”と云う意味ではありますが、ちょこっとニュアンスが違うのです。
> “promise”・“pledge”は『固く誓う』。
> “vow”は『厳粛に約束する』。
> そして“swear”は『神仏かけて』と云う感じです。上の三つより少し固い言葉なのですっ!
>
> …………ってこの程度の説明、辞書引けばのってるぞ…………(汗)

 らん:いいのではないでしょうか♪さてさて素敵なお話お疲れ様でした。
    それでは、続きお待ちしておりますvいつまでも。ではでは


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20871お待たせしました♪(爆)白河綜 E-mail 2002/5/17 23:05:16
記事番号20869へのコメント

らんさんは No.20869「待っていました!!」で書きました。


> らん:こんにちは。白河綜さん♪お待ちしておりましたv

 こんにちは♪
 実は未だにパソのメアドが取得できていない(涙)白河綜なのですっ!!
 ああ…………らんさんのHPに開設記念小説を捧げると掲示板にカキコして早二ヶ月。
 ……………………すみません(平謝り)
 作品はできあがっているのに送れないって…………(涙)


>>「だからさ、『お前の支えになってやんねーと』って思ってたこと自体が、オレの傲慢だったな、って思ったんだ。
>> お前はオレの助けなんかなくても、自力で何とかする力がある。オレの手なんざ借りなくても、立ち直る力があるんだよ。
>> ――――ったく。5年も一緒にいて、オレは何を見てたんだろうな」
> らん:このセリフ素敵です(はぁと)彼の気持ちが伝わってきてv
> リナ:一種の自惚れよ。こいつのは。
> らん:・・・リナさん・・・多分、ガウリイさん辺りも彼の気持ちと通じるところがあると思いますよ?
> リナ:・・・へ?
> らん:ふ―――う・・・ガウリイも苦労しますね・・・リナの鈍感ぶりには・・・
> リナ:あたしのどこが鈍感なのよ!!
> らん:・・・はぁ・・・

 云い方を変えましょう。
 “ウブ”と(爆)
 確かに、このファレス君のセリフは自惚れから来てます。
 よーするに、自分の奥さんの事は自分が一番わかっていたい、基本的に心の狭い人間(笑)なので。
 ガウリイさんの気持ち…………独占欲の強すぎるところなんかにてますね、そういわれると(←気づいてなかったんかいっ)

>>「…………私が他人を信じられるようになったのは、間違いなくお主のおかげだよ。お主は『壁』突き破るのではなく、飛び越えることで私の中に入ってきた。そして、私が自分から『壁』を消せるよう、仕向けた――――」

>>「……まぁ、それはともかくとして、実際お主がいなければ、私はここまで変われなかっただろうな。
>> …………今思うと、昔の私は何と愚かしいのだろう。全てのモノを己の内から除外し、鍵を掛け、誰も入らせようとはせなんだ。そんな事できはしないと、わかっているにも関わらず…………。
>> だから、お主の云う私の『強さ』は、お主のお陰で備わったものだよ。お主の後押しがなければ、決して手に入らなかった。
>> 故に、『私のみの強さ』ではない。
>> ついでに云うなら、それはおそらくここ数年で身に付いたものだ。結婚当初の印象が強いお主では、気づかなくて当然だ」
>  らん:素敵な人と出会えてよかったですね♪ナーシャさん♪

 だって、ナーシャさんv
ナ「…………この場合はなんとコメントすれば良いかのう?」
 素直に「はいv」と云ってください♪
ナ「いや……それは(もごもご)/////」

>>「お前…………自分がめちゃめちゃクサイ事云ってる自覚…………ある?」
>>「…………は?」
>> 思っても見なかった言葉に、ナーシャが思い切り間抜けな声を上げると――――ファレスは、堪えきれなくなったように吹き出した。
> らん:でも彼女が言うとそんなに抵抗はありませんvリナ辺りが言った日には・・・
> リナ:んふふふふふふふふ・・
> らん:なんでもないです・・・

 ナーシャは口調がじじぃのせい(爆)か、やったらクサイことを云ってもきになりません(笑)。
 ついでに、説教してもハマります(爆)。

>>「――――指輪?」

>> やはりまじまじと――――どこか呆けたように指輪を見つめるナーシャに、ファレスは小さく微笑んだ。
>>「そ。エンゲージ・リング。渡せてなかっただろ?」
>> ゆっくりと、見開いた赤銅の瞳で見つめてくる妻に、自分の左薬指にもおさまっているおそろいのリングを見せてやる。
>> 形ばかりの夫婦だった時には、渡せなかったモノ。
>> ようやく定められた人の指におさまったリングは、どこか誇らしげに白光を放っている。
>> …………と。
>> 少し思いついて、ファレスは自分の指にはまっているリングに口唇を寄せた。
>> 上目遣いに、悪戯っぽい笑みを浮かべて、ナーシャを窺い見る。
>> ――――ナーシャは――――…………。
>> 一瞬呆気にとられるも、やがて淡い微笑みを浮かべ、彼の動作にならった。
> らん:きゃ―――――素敵なシーンです!!

 書いてた本人、赤面ものでした。
 白河、直接的な言葉が苦手なので、キャラ達にも云わせることができないのです。なのでこーいう手段ととったのですが…………。

 二人とも。
 普通に言葉で言った方が恥ずかしくないよ(爆)。
 でも、結構好きなシーン(爆)なので、“素敵”だなんて云ってもらえて嬉しいです♪ なついていいですか?(待て)

>>「…………で? 今日はあんた、何しに来たんだ?」
>>『あんた達が出かけてる間、薬草畑だけ時間の流れを止めてたじゃない。戻しとかなきゃな〜って思って。
>> あーあ、これから覇王のトコいくんだけどなぁ…………』
>> そう云って、もう一度深くため息をついた。
>> …………この後の覇王の運命が、見えた気がする。
> らん:・・・なんとなく想像つきました・・・
>エル様:あらv何を・・・?
> らん:ふふふふふ・・いえません・・(汗)

 哀れ覇王様。
 次回、一番惨めな役を見るのはこの方です(決定←待て)

>>『そっか…………ありがと。あたしじゃ絶対に与えられない『幸せ』をあんたが与えてくれたのね』
>>「…………俺がやりたいからやったんだ。あんたに感謝されるようなことじゃねーよ」
> らん:ど・・・ひぃぃぃいいいいい!!!エル様が!!エル様が!!
>    なんておやさしいお言葉・・・ぐふっ!!!
>エル様:・・・全く、失礼よね!!

 母性本能丸出し・偽物エル様登場なのですっ!!
エ「誰が偽物だって?」
 エル様…………って、うわっ本物!?
エ「こぉんの有害イタチがっ! 死にさらせえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!!」

>>「I swear ――――I love you」
> らん:ふふふふふ・・・彼の思いですねv

 ちなみに、この指輪の表面に文字を刻むという事を思いついたのは「残り香」本編終了後(爆)。
 今年の受験終了を祝って、友人とロード・オブ・ザ・リングを見に行ったときなのです(笑)

>> “swear”とは“誓う”という意味の言葉です。
>> “promise”や“pledge”、“vow”も“誓う”と云う意味ではありますが、ちょこっとニュアンスが違うのです。
>> “promise”・“pledge”は『固く誓う』。
>> “vow”は『厳粛に約束する』。
>> そして“swear”は『神仏かけて』と云う感じです。上の三つより少し固い言葉なのですっ!
>> …………ってこの程度の説明、辞書引けばのってるぞ…………(汗)
> らん:いいのではないでしょうか♪さてさて素敵なお話お疲れ様でした。
>    それでは、続きお待ちしておりますvいつまでも。ではでは

 ありがとうございます♪
 現在、このツリーが妙な位置になるため、続きが投稿できない白河綜でした♪
 
 ではでは。
 再見♪なのですv



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