◆−微笑みの傷跡 23−ブラッド (2002/4/3 23:11:55) No.20521
 ┣微笑みの傷跡 24−ブラッド (2002/4/3 23:19:46) No.20522
 ┣微笑みの傷跡 エピローグ−ブラッド (2002/4/3 23:24:32) No.20523
 ┃┗水たまり。−ブラッド (2002/4/4 00:33:58) No.20525
 ┗あとがきなるもの…………っていうか、むしろいいわけ(汗)−ブラッド (2002/4/3 23:30:05) No.20524
  ┣はーーーーーーーーーーーーーーっはっはっはっはっは♪(兄さま降臨←待て)−あんでぃ (2002/4/4 22:16:56) No.20538
  ┃┗なんだいっ? この無敵素敵なこのボクに何か用かなっ?−ブラッド (2002/4/6 07:43:17) No.20547
  ┣祝・完結っ!! おつかれさまでしたvv−ゆえ (2002/4/6 22:11:20) No.20553
  ┃┗にーさま降臨警報発令中(笑)−ブラッド (2002/4/7 19:28:59) No.20570
  ┣完結、お疲れさまでした(はあと)−かお (2002/4/9 21:33:35) No.20573
  ┃┗ありがとうございますvv−ブラッド (2002/4/12 16:58:13) No.20581
  ┗遅ればせながら、お疲れ様ですv−蒼杜 (2002/4/10 19:44:53) No.20578
   ┗遅ればせながら、ありがとうございますっvv−ブラッド (2002/4/12 17:42:40) No.20582


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20521微笑みの傷跡 23ブラッド 2002/4/3 23:11:55

えっと、お久しぶりです(汗)
ブラッドです。
なんか、思ったよりも投稿するのが遅くなってしまいましたが、ようやく22話です。
支離滅裂かもしれませんが、よろしければおよみくださいませ。
**************************************  







             
             だから、辛いときでも笑っていられるのかもしれない。

                 






      +++++++微笑みの傷跡 第23話++++++++







「余りにも私がくしゃくしゃに握りしめるモノだから、それで帽子壊れちゃったんですよ。破けたりもして、もう修復不可能に」
 アメリアは苦笑した。別に苦笑しようと思って苦笑したわけでは無いのだ。ただ、なんでもいいから表情を作りたかった。無理矢理顔の筋肉を動かして。たまたまそれが苦笑になっただけだ。そうしなければ、全てが壊れてしまいそうな気がした。
「結局、私は舞台を途中で退場しました」
 恐かった。真実を知るのが恐いと思っていた時期があった。
 でも今は。
 知りたい。
「確かめなきゃいけない。そう、思います」
 前へと、歩いた。
「そのためには、やっぱりもう一度ここへ来ることが必要だと思って」
 この丘に咲く『白い花』は、自分たちをうけいれてくれるだろうか。
 視線を『白い花』へと向けて、アメリアは首を傾げて見せた。
「それは、『イプセン・ジュエル』の方よね」
「違いますよ。『スノー・ジュエル』ですよ」
「え? だって、確か右回りが『スノー・ジュエル』で左回りが『イプセン・ジュエル』っていってたじゃない。これ、左回りよ」
 しゃがみこんで、リナはその『白い花』を指さした。
「そんな筈ないですって。此処には『スノー・ジュエル』しか咲いていないって、一度ジュエルが言っていたのを聞いたことがありますし」
 言いながらリナの隣に屈み込み、その『白い花』のツタの部分に視線やり――――――――――笑みを消した。
「うそ……」
「左回りの奴なら、さっきオレも見たぞ」
「ガウリイさんっ、それ何処でですか!」
「何処っていうか、その変にもいっぱいあったと思うけど」
「別に根さえ触ったりしなけりゃ害は無いんだろう」
 あぁ、先ほどからの違和感はこれだったのか。
 アメリアは、独り頷きかぶりをふった。
「そういう問題じゃないんです。どうして、私がいたときは無かった、当時はジュエルの家にしか無かった花がここにあるんですか」

  
  
 





 








「ねぇ、どうして突然行こうだなんて言い出したの? またいつもの気まぐれ?」
「まぁ、それも確かにあるんだけどね」
 彼女の問いに、彼は単調に答えた。
 珍しいミルクティー色の髪を、細くほとんど外出する事がないためか白すぎる繊細な指でさらりと掻き上げ、何処かけだるそうに息をつく。単純な動作なのだが、彼がするだけでその動作が優雅に見える。華奢な身体に格好いいというよりは綺麗といった方が的確だろう、という見事に整った美しい顔立ち。だが、だからといって女性に見えるわけでもなく、男性に見えるわけでもない中世的――――どちらかといえば女性よりかもしれないが――――醸し出す独特の雰囲気のせいなのか、それとも彼が人と滅多に会わない人嫌いの変わり者のせいなのか、何故か浮き世離れしている気がする。
 彼にしては珍しく答えに悩み、じっと黙っていた。その珍しい髪の色がふわりと少し揺れ、髪と同色に少し金がかった特質な色をした瞳も少し困ったかのように揺れる。その瞳に微かにうつる彼女はきょとんと首を傾げて大きな瞳を数回パチパチと瞬きさせていた。
 初めに言い出したのは、彼。だが、それ自体は別に不思議な出来事ではない。今から行くあの場所だって、そう珍しい場所でもない。もう『いつものところ』といってもいいくらい、よく来ている場所だ。
 彼は彼女を誘ったわけではなかった。勝手に彼女が彼についてきた、という言葉が適切だろう。それもまぁ、いつものこと。 
「なんか、今日ちょっと変だよ」
 数年前から短くなった彼女の髪の毛。理由を以前聞いてみたところ、自分なりに踏ん切りをつけたかったのだという。ありきたりな方法だが、多分効果は大きかったのだろう。それからは随分と明るくなった。むしろうざい―――――――明るすぎるくらいだ。
 肩に少しかかるくらいの、少しくすんだ紅茶色の髪をくるくると指で弄ばせ、焦げ茶色の大きな瞳でまっすぐにこちらを見る。瞬きをするたびに長い睫毛がふわりと揺れた。ぽっちゃりとした唇をつんととがらせ、なおもじっと見つめ続ける。間違いなくの美女だ。彼女の雰囲気を何かに例えるとしたら、薔薇が一番的確だろう。華やかで儚くも美しく――――棘がある。たった一輪で咲く、独りぽっちの荒野の薔薇。
 つきあいが長いというのは、よくもあり、たまに嫌になるな、と胸中でごち、彼は歩みを少し遅めて空を見上げた。ちょうどあの時と似たような天気だ。今にも雨が降り出しそう。あの時は結局雨が降ってきたが。
 つきあいが長ければ、微妙な心境の変化にすらすぐに気付かれてしまう。それをいくら得意にポーカーフェースで隠したといえ気付かれてしまうのは少し悔しくもある。
「ねー、教えてv」
 わざとらしい彼女の甘ったるい声は、初めはうざったいと思っていたが今では簡単に流すことができる。慣れとはそんなものだろう。それとも、自分の心が寛大になったというべきなのか。
(こういうのが成長っていうわけね―――――――)
 呆れたように胸中で呟き、視線を『白い花』へと向けた。
 このような感情になることは、彼にとっては至極珍しいことだろう。しかし、彼はそれを自分でも自覚していた。同時に、そんな自分が興味深くもあった。確かに、あの時から随分と時間は流れている。時間が流れれば人はそれと共に変化するというのは、ごく普通のことだろう。生きていれば、不変であるなど無理だ。その変化の善し悪しは別として。そう、そう考えれば彼が成長したというのは、さして改めて思うほどのことでは無いのかも知れない。
 思い出の呼び起こすような当時の知り合い等と出会うと、あの時から随分と時間は流れたと極端に実感してしまうことがあるという。多分、今の自分もそれと同じような現象に陥っているのだろう。
 彼は柔らかな視線で辺りを見回した。思えば、このように柔らかく何かをみることができるようになったのはいつからだろう。多分その答えは忘れている。つまり、忘れてしまうくらい昔なのだ。多分、今の自分がいるのは様々な出会いがあり、経験をしてきたからで、そのどれが欠けてもきっと今の自分は無いと思う。
 その中でも特に、あの時の出来事が彼に与えた影響は大きかった。
 あの少女と出会わなければ、多分こんなに穏やかな感情になることすら無理だったかも知れない。それに――――――――
 彼は隣を歩く彼女に視線を向けた。彼女との出会いも、あの少女と出会わなければきっと無かった―――――――否、あったことはあったかもしれないが、こうやって会話をするような仲にはきっとならなかっただろう。
 そう、つまりその少女は彼にとってはいろんな意味での特別なのだ。
 彼は、髪を掻き上げながら、やっと彼女の質問に答えた。
 風が揺れて花を散らす。
「……懐かしい人がいたんだよね」
   
 














 それは、確かにない筈なのだ。それなのに、ある。それが存在していたということは、自分はよく知っている。しかし、それはこの場所には無い筈なのだ。この地域でそれがある場所を彼女は知っている。そして、それは此処ではない。確かに此処と随分誓い場所ではあるのだが、此処ではないのだ。
「確かに、彼はそう言ったのよね?」
 確認をとるかのように―――――――実際確認をとっているのだが―――――――リナはアメリアに向かって問うた。それに対して、アメリアはコクリと頷いてみせる。
「じゃあ、あたしはそれを信じるわ」
 反射的に、アメリアの視線はリナへとむく。
「ねぇ、アメリア。あたし思うんだけどさ―――――――」
 言いかけて、止まる。
「はい?」
 はぁ――――――と大きく溜め息をつくと、リナはかぶりをふった。
「んー。やっぱ止めとく。半端なことは言いたくないし」
「どういうことです?」
 沈黙。
「どうって無いことよ」
「…………」
「…………」
「説明になってませんよね」
「…………」
「…………」
「あんたも大概しつこいとこあるわよね」
「粘り強いと言って下さい」
 にっこりと言ったアメリアを諦めたように見つめ、リナはまた小さく溜め息をついた。
「ちょっとおかしいと思ったのよ。初めは無かったってことは誰かがその鼻をここに植えたってことでしょう? どうしてそんなことをわざわざするのかなってね」









 
「懐かしい人?」
 彼女は、少しだけ声色をかえて彼に聞き返した。その問いに少し困ったように俯き、適当に手を振りながら答える。
「正義の使者だってさ」
 多分一番適切な表現だと思う。
 彼の思惑通り、その言葉だけで、彼女は全てを理解したようだった。深く頷いてにっこりと笑う。が、その笑みはすぐに消えて、今度は期待に溢れた驚きの表情に変わった。 
「まさか丘にいるのっ?」
「さてね。別に待ち合わせなんてしてないし、もしかしたら僕が見たのは彼女では無いのかも知れない」
 冷たく告げながら、彼はスタスタと歩みを早めた。
「ま、君も期待してるんだったらそれは無駄かもね」
 大袈裟な動作をわざわざ添えて言う彼に、彼女はにやりと笑ってきっぱりと言い返してくる。
「君『も』?」
 楽しそうに笑って問う彼女の焦げ茶色の双眸は確信に満ちていた。彼はそれを見ぬ振りをして呟く。
「揚げ足とりって趣味悪いと思うけど」
 苦々しげに言う彼に、してやったりと自信満々に彼女は答える。
「なんとでも。それにそっちだってよくやるじゃない」
「イヤミな性格は相変わらず変わらないね。なおしたら?」
「あら? イヤミはそちらの専売特許だと思っていたんですけど」
「とんでもない。僕は善良で優しすぎるのが玉にキズさ」
「偶然。私の欠点もそれなのよ」
 しばしの間。
 彼らは顔を見合わせ優雅に、そして高慢に笑った。その笑顔が微妙に引きつっていたのはご愛敬である。
「で、どうなの?」
 いきなり笑いを止め、彼女は射抜くように彼を見つめ問う。
「君なら分かるだろう?」
 肩を竦め、答える。
 その顔は、柔らかな微笑みだった。
 その答えに満足したかように深く頷き、彼女は視線を彼から外す。
「ねぇ、あれからどうしてるのかな――――」
 過ぎ去った日々を懐かしむかのように――――実際そうかもしれないが――――彼女は視線を空へと向けて眩しそうに目を細めた。









「キミはいったい何がしたかったの?}
 虚を突かれたように―――――――呆れたようにも見えるが―――――――青年は不審そうにジュエルに視線を向け、針のように目を細めた。
 それは、不思議な光景だった。確かに、音はしたのだ。それなのに、その銃からは弾がでていなかった。
「――――――彼女を関わらせたくなかったんでしょう? このまま此処に戻ってこないように」
 苦笑しつつも、ルカははっきりとした口調で言う。それに対して答えずに、聞き流したふりをしてジュエルはそのまま視線と銃口を青年へ向けた。
「君は僕の敵?」
「さて、どうデショ?」
 戯けて肩を竦め、挑発するかのように続ける。
「ルカが君を殺さなかったら、オレがキミの敵になるネ。で、キミはオレに勝てない。というわけで、キミはオレに殺されるのカナ」
 冗談のように言いながら笑うのだが、その瞳の色は全くといっていい程本気であった。
「私は――――殺せないわ」
「それはルカが判断したこと? それとも弱みかなんか握られた?」
 その言葉に、彼女の顔色が一気に険悪に変じる。が、思った以上に彼女の声は冷静であった。
「違う。私が自分で決めたことよ」
 毅然とした態度で堂々と言うその姿は、見事とも言える。
「うん。自制は随分と上達したよネ」
 青年の態度は全く変わらない。
 ジュエルは身構えながら、視線だけ少しずらした。
 勝てる要素は無い。だが、脅しに応じてやる必要も無い。自分がわざわざ死んでやる必要も無い。きっと、逃げることも出来無い。無いだらけだ。
(さて、どうするか――――)
 体力は、実際のところかなり消耗していた。いくら先ほどアメリアに治してもらったとはいえ、完璧に傷が癒えたわけではない。
 胸中で様々な考えを描きながらも、ジュエルは拳銃をおろさなかった。が、青年もそれに対して気を配るわけでもなく―――――――むしろその態度が自分と青年の違いを見せつけられているような感がし、苛立たしい。
「オレとキミとの圧倒的な違いってなんだと思う?」
 その言葉が唐突であることに、今更驚きすら感じない。こういう相手には慣れているのだ。ジュエルはすらすらとその問いに対して答えてみせた。
「僕の方が頭もいいし、なにより顔もいいね」
 多分つっこむところだろうが、ジュエルは至って真面目に言う。そして、此処にはそれに突っ込みをいれるような人物はいなかった。
「ま、否定はしないよ」
 それどころか同意までし、青年はくるりと視線をルカへと向けにっこりと笑った。ジュエル達の表情には緊張の色が走る。その様子をやんわりと見つめ、青年はそのまま両手を軽くあげる。そして―――――――
「やーめた」
「はっっ?!」
 即座に、ルカは返す。その横では、さすがに驚いたのか表情を崩したジュエルがいた。
「ルカ、まだわからない?」
 その言葉にルカは少なからず表情を変えた。
 わけのわからないまま、青年は続ける。
「キミはね、試されていたんだよ」 
「?」
 疑問符を浮かべるルカの目の前で、青年は尚もにっこりと笑ってまるで会話のときの言葉のようにさりげなく言った。
「黒霧炎(ダーク・ミスト)」




 はっきりとした視界。それは見慣れた景色。湿った嫌な風。それは天気が悪いから。困惑した思考。きっと混乱している。不可思議な空間。それは奇妙。疑問。わからない。吐息。今は小さな。
 『スノー・ジュエル』はやっぱり赤く染まったままだった。彼の服も血が付いた場所は血が乾いたのでぱりぱりになっている。空は曇り。それでも、やっぱりこの丘の光景は美しかった。其処から見える景色もまた、変わらず美しい。
 奇妙な間の中で、ジュエルは嘆息した。
 足は震えていないし、手も腕も顔も、どこもかしこも震えていない。ということはきっと声も震えることはないだろう――――――――根拠はないが。彼は、その事に安堵しながら振り向き、静かに呟いた。
「どーなってるワケ?」
「さぁ?」
 疑問を疑問で返された事に苛立ったのだが、それを表にだしたところで仕方がない。
 先ほどまで体中を支配していた緊張感は何処かへと消えてしまい、もう肩の力が完璧にぬけてしまっている。
 そのままで、ジュエルはゆっくりと辺りを見回した。辺りに散らばる血痕さえなければほとんどいつもと変わらぬ光景だ。
「とっても聡明なジュエル様。ご教授願えませんこと?」
 少し困惑しながらも、それでも声を落ち着かせてルカは聞いてくる。それに対し、ジュエルは一瞬躊躇したのだが吐息混じりにゆっくりと答えた。
「……取りあえず、もう安全なんじゃないの?」
 それでも疑問符は残る。
 突然現れた暗闇に紛れ、あの青年はもう何処かへといってしまっていた。







「まぁ、あの後はいろいろありましたよねー。ジュエルさん」
 何故突然口調が変わったのかについてはあえて聞かない事にする。例え聞いたとしてもどうせ気分だとでも答えてくるのだろう。笑えるほど簡単に予想できる。これがつきあいが長いということだろうか。
 少し湿った風は、生臭い匂いがする。しかし、辺りに咲く花の甘く誘うような匂いが消してくれる。決して華やかではない。微かで、とても儚い匂い。ふいに吹いた風に花弁が舞い、髪が乱れる。髪を少し掻き上げるようにして抑え、風の吹くままに後ろを振り向いてみた。途端、ジュエルの整った顔は明らかに崩れた。
 今までゆったりとしていた歩みをできるだけ早め――――むしろ小走りになり――――頭の中で策を巡らせる。
 やばい。ひたすらやばい。今すぐにここでヤツを足止めする方法は無いモノか―――――――と、ちらと横目にうつったのは必死で自分についていこうと隣で速歩きになっているルカ。頭の中に微かな光が射し込んだ。
「……ちょっと、お願いをしていいかい? ルカ」
「ん? ジュエルの頼みでルカにできる事なら私なんでも聞いちゃうっv」
 ルカの――――正確には『彼と彼』の父親が――――編み出したオリジナル魔法。それは、風を操るということだった。その能力は、単純に風を吹かせたり、かまいたちをおこしたり、遠くにいるモノを浮かせてこちらにもってくるという実に便利ことまで様々な事ができる。そして、その浮かせるものというのは人すらも例外ではない。
 ほっと少し安堵の息を漏らしながら、ジュエルは歩みは尚も止めずに早口で言った。
「僕らのうしろを歩いてきている、ひたすらウザイ存在を君の力で何処かに捨ててくれないかい?」
「あぁ、無理」
 にっこりと即答。そのまま、ルカはピタリと歩みを止めた。
「手遅れだよ」
「やぁやぁっ!! このボクを置いてけぼりにして君たちはいったい何処にいくつもりだいっ? デートかいっ?」
「デート……あぁ、なんていい響きv」
「はっはっは。照れることはないさっ、この兄はなんでもお見通しだからねっ」
 その声の姿を確認するまでもなく――――――どちらかというと、確認するのもいやだったのだが―――――――ジュエルはぐったりと肩をおろした。






 あと少しであの場所につく。
 出会った場所。 
 始まりの場所。
 終わった場所。





 彼は、自然と顔に笑みが浮かんでいたことにまだ自覚していなかった。
(確かに期待しているかもね――――)
 取りあえず彼は他の2人を無視して、先に進んでいった――――――――が、その歩みは急に止まる。目の前の歩く彼の足が止まったせいか、後ろの2人の歩みも自然と止まった。
 無言。
「ジュエル?」
 彼女の問いに彼は答えない。
「どうしたんだい?」
 彼の問いに彼は答えない。
 無言。
「ねぇ――――」
 言いかけた彼女の言葉を片手で制止て、彼はすっと指をさした。
 そこには、四つの人影があった。
「へぇ。今はあんな奴らといるんだね」
 小さく呟く。
 その中には、あの頃とほとんど変わらぬ少女がいた。












 小さな花の咲く場所へ





 
 何を夢見てここまで歩いてきたんだろう。






 白い花の咲く場所へ



 




 二つの白い花。改めてみて、やっぱりこの花はそっくりなんだな、と実感する。ツタの部分さえみなければきっとどちらが『イプセン・ジュエル』『スノー・ジュエル』なのかは見分けは全くつかないだろう。
 なんとなく思い出すのは彼の言葉だった。次に彼の家。『イプセン・ジュエル』が咲いていた花壇。
 もう頭はきっちりと働いている。思いだしたところで涙を浮かべるわけでもない。いうなれば―――――――慣れたのか。そんな事をぼんやり思いながらも頭の中心では別の事にしっかりと思考を働かせていた。何故、ここに二つの花があるのか。
「見れば見るほどそっくりよね」
 そんな事はわかっている。
「確か、左回りが『イプセン・ジュエル』で右回りが『スノー・ジュエル』なんだよな」
 そんな事も知っている。
「というか、いったい何がダメなんだ?」
 きょとんと聞くのはおとぼけ剣士。その言葉に皆の行動が間違いなくワンテンポ止まった。それを呆れた表情で見つめる少しお茶目な魔剣士。リアクションに困っている正義の使者。そして、ゆっくりと栗毛の魔導士が問う。
「んっんっんっ? ガウリイくんは人のお話をきっちりと聞いているのかなぁ?」
「おおっ、一応聞いていたぞ」
「聞いていてもあんたの場合右から左へすぐぬけていくんでしょーがっっっ!!」



 スパシーーーーーンッッッ 


 軽快な音が辺りに響き渡る。その直後、清々しいまでの叫びにも誓い怒鳴り声が聞こえてきた。
 長い栗毛を乱し、リナはうんざりと言う。
「だーかーらっ、アメリアが前にきた時にはここには『スノー・ジュエル』しか無かったっ! で、今は『イプセン・ジュエル』もあるっ。それはなんでだろーなーって事よ! わかっ――――」
「……相変わらず騒がしいね、まったく」
 いきなり、リナの声は別の声によって遮られた。突如割り込んできたその声は、そのままなんの躊躇も無しにつらつらと言葉を並べる。
「まったく、全然変わってないね。もうちょっと成長したら? 君たちは静寂ってものを尊べないのかい」
 そこにいたのは、珍しいミルクティー色の髪に同色に少し金がかった瞳をした美しい青年だった。呆れたように肩をすくめ、ふんと鼻で笑って続ける。
「まさかこの僕のことを忘れただなんていわないよね?」
 人を小馬鹿にしたようなこの口調。大袈裟な動作を加えて叩く憎まれ口。珍しい髪と瞳の色。美しく整った端正な顔立ち。彼の名をアメリアは知っている。
「ジュエル?」
「そこに何故疑問符がつくのかが納得できないんだけど」
「……生きてたんですね」
「まさか君は僕が死んだとでも思ってたの? 縁起でもない」 
「やぁやぁっ―――――――」


 ドゲシッッ!! 

 

 彼のすぐ後ろにいた銀色の青年の言葉は、言いかけのまま不自然に止まった。すると、なにやら彼のうしろにいる人物がにっこりと笑って言う。
「安心して。にーさまに喋らせると長くなるから黙らせたわ」
 焦げ茶色の瞳を意味深に光らせ、少しくすんだ紅茶色の髪を風に靡かせにっこりと笑う。
「――――――えっと……ルカさん?」
「あぁぁんっ。酷いわっ、姫っちったらっ。私の事を忘れただなんてっっっ!!」
 よよよと妙なしなをつくり、無意味に大きな動作で彼女は瞳をじんわりと滲ませて叫ぶ。
「あ、髪切ったんですね」
 記憶の中の彼女の髪は長かった。しかし、今の彼女の髪は肩にうっすらとかかるくらいの長さになっていた。
「そそそっv 切ったのv やっぱ似合う? 可愛い? 素敵? 美人? いっやぁぁぁんっ、そんなの言われなくたってわかってるんだけどぉv ほらぁ、やっぱり私ってどんなカッコしても似合っちゃうのよねぇ。これはある意味罪かしら?」
 少し――――いや、かなり記憶の中の彼女との印象が違う戸惑うのだが、ジュエルが全く動じないところをみると多分この彼女が普通なのだろう。
「はーっはっはっはっは。お久しぶりだねっ、アメリアちゃんっ! お元気だったかなっ? なんだいっ。まさかこのボクの事を忘れただなんて言わないよねっ!! なんならもう一度自己紹介してしんぜようっ!! ボクは――――」
「しなくていいですっっ! ラズライトさんっ」
 全身全霊をもって否定し、叫ぶ。
 その様子を呆気にとられながら見つめていたのだが、ふっと眉間にしわを寄せてリナは低く唸った。
「なに。このテンションの高さは」
 その思いは至極もっともな事だろう。いまだに呆気にとられたままのゼルガディスの肩をぽんと叩いて現実に引き戻し、半眼になってアメリアに確認する。
「えっと、この人達がそうなの?」
 確認のつもりだが、一応疑問符はつけておく。別にそれに意味などはないが。
「はいっ」
 よっぽど嬉しいのか、笑顔満面でアメリアは返した。

















「初めまして。リナ=インバースよ」
「へぇ……君があの天才魔導士リナ=インバースねえ」
 曖昧な言葉で濁し、ジュエルはやんわりと笑みを見せた。
「はじめまして。きっと僕の事はアメリアから聞いているんだろう? なら説明は必要ないよね」
「その様子なら貴方もいろいろとあたしの事をご存じのようで―――――――どんな事なのかはあえて聞かないでおくわ」
「賢明だと思うよ。ろくでもない噂ばっかりだから」
 相変わらずはっきりとモノをいうジュエルに、アメリアは多少ハラハラしながらその光景を見守っていた。 
「えっと、ルカ=ロゼリットです。あぁっ、あのリナ=インバースがこんなに美人さんだったなんてっv 姫っちも相変わらずちょー可愛いしv 金髪の人もすっごい美形だしっ、なんかみんな美人さんじゃないっ――――と、そこの人ちょっとフード外して欲しいなぁ、なんて思うんだけど」
 その言葉に、明らかにゼルガディスの表情には焦りの色が走った。しかし、彼女の言葉通りゆっくりと目深にかぶっていたフードを外す。それを見た瞬間、ルカの表情はガラリと変わった。無表情。そして、両手を腕の前でしっかりと握らせ、吸い込まれるかのようにじっとゼルガディスの顔を見つめる。いつのまにかその表情は、うっとりとした陶酔の表情に変わっていた。
 そのままで暫く黙っていたのだが、すぅっとルカの口が開く。
「…………綺麗」
「は?」
 余りにも予想外の言葉がルカの口から滑るように出され、恐る恐る様子を見ていたアメリア曰わく正義の仲良し四人組の肩がかたんとおちる。だが、それに気付いているのかいないのか、ルカはマイペースでつらつらと言葉を並べ始めた。
「ほらぁ、やっぱり私の目に狂いはないってっv 想像通りの美人さんっ、ああっ、綺麗っv 素敵だわっ!」
 ルカの言葉は、徐々に熱がこもってくる。
 そのルカの反応は、多分ルカを知るものなら彼女らしい彼女にしてはごく普通の返事だろう。が、ルカに初めてあう彼らにとって、その反応は予想だにしないものだった。その中でも、呆気にとられてたままで、やっとのことで発したかのようにゼルガディスは告げる。
「あのな、この姿をみてなんとも思わないのか?」
「美人さん」
 胸の前で手をくんだ体勢を崩さぬまま、うっとりと且つどぎっぱり彼女は答えてくる。
「へ? なに? まさか気にしてんの? それでフードかぶってるの? うっわ、馬鹿みたい」
 またまたどぎっぱり言い捨てる。
「あのねー、あんたがなんでそんな格好になったとかそんな心理的なもんは私にとってはどうでもいいの。いーい? 私にとっての価値はいっつビジュアルv 外見。ある意味中味なんてどうでもいいの。まぁそりゃあ中味も必要なのには変わりはないんだけどね。それにどーせみんな性格悪いじゃん。わかる? んーとね、どー説明したらいいかしら。つまり美しさは力なのっ! 綺麗であればいいの。美しければ全て許されるの。それが例え―――――――長くなるから中略するわ―――――――どんな人であってもね。とゆうわけで綺麗だからよしっ。だから貴方も自信をもっていいのよっ」
 わけの解らない理屈を一気にまくし立て、息継ぎだけの為に少し間をあけまた口を開く。
「いうまでもなく、私も綺麗で可愛い私に圧倒的な価値と自信を持ってるからねっ。それで人生やっていけんのよっ。私の周りの人――――つってもこの2人だけだけど、彼らもそうだしね」
 傲慢といっていいほど自信に満ちあふれて言うルカに、呆れの表情をみせたままでゼルガディスはぽつりと呟く。
「相当自信あるんだな…………ちと聞くが、それで顔が綺麗なだけで性格悪いとか言われたことないか。あんた」
「あら。そういうヒガミは私の自尊心を満足させてくれるわ。なんかもう私輝いてるっv て感じよね」
 その異様な迫力に圧倒されたのか、ゼルガディスはそれ以上なにも言わなかった。その反応に満足したのか、ルカもそれ以上何もいわず、腕の前でうっとりと手を組み乙女モード炸裂で―――――――まぁ簡単にいうなら彼らを幸せそうに見つめていた。
「やぁやぁっ。このボクがこのジュエルの兄ラズライトさっ。このボクについてはきっとアメリアちゃんからいろいろ聞いてると思うから、あえて一言簡潔且つわかりやすい説明でさせていだたこうっ。すなわち、ボクは神さっ!」
「ねぇ、どうしてかしら。今すぐこいつをぶっ飛ばしたい気分なんだけど」
「おや? 君もかい。僕も同感だね」
 その直後、やはりラズライトは彼らによってぶっ飛ばされ、無論その直後に多少ぼろっちくありながらもぴんぴんといつもの高笑いをあげながら戻ってきたのは言うまでもないだろう。 
  




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20522微笑みの傷跡 24ブラッド 2002/4/3 23:19:46
記事番号20521へのコメント
…………ある日突然神様が降臨してきたんです(笑)
はうっ、やっとここまでこれたわっ!!
というわけで、あとはエピローグだけですっ。
**************************************  







             
             願ったことは、ただ一つの微笑みでした。

                 






      +++++++微笑みの傷跡 第24話++++++++



 空は、ずっと曇り。
 



 あの日、最後に伝えられなかった言葉。




 独りで夜明けを捜した。




 もう。大丈夫だから。




 微笑んでいるから。







 
「久しぶりですね、ジュエル」
 あれから随分と時間が流れた。目の前にいる彼は相変わらず綺麗だったのだが、いつも何かに脅えているような不安定な危うさはもう消え、落ち着いた大人の人みたいだった。
(って、もう大人なんですよね)
 開いた記憶の扉。
 その中の、記憶の中の彼とは少し変わっていて、時に長さというものは、こうも人を変えてしまうモノなのかと妙な気分。
 柔らかく微笑む彼を見て、白い花を見つめる瞳が穏やかであることを見て、人は変われるのだということが実証されたことが少し嬉しくも思うのだが変わってしまったのが少し悲しくもある。しかし、別に変わってしまったことが厭な訳でもない。ただ――――そう。ただ複雑なだけだ。
 アメリアはその複雑な気持ちをあえて追求しないことにして、改めて彼を見つめた。
 死んでしまったと思っていた人。
 万華鏡のように頭の中にいっぺんに描き出された記憶を頭においたままで、今共に旅をする彼等を見つめた。
 変わったのは、彼だけでは無い。
「ずっと、もう死んじゃったんだと思っていました」
 でも信じたくなくて。
 ずっと無理矢理記憶の奥底にしまい込んでいた。
 信じたくないから、忘れた振りをしていた。
 瞳にうつらないものを信じることが恐かった。
「わからないフリっていうのも、案外つらいものなんですね」
 それが例え無意識のものであろうとも。
 きっと、何処かで信じたかった。きっと、何処で求めていた。
 だからあの扉はそこまで頑丈ではなかった。そう、たった少しの鍵さえあれば簡単に開いてしまう。あのとき、この丘に来ただけで思い出してしまったように。彼等に話した事で、どんどん記憶が蘇ってきたように。
 彼は何処かで特別だった。
 恋愛とか、友情とか、そんなものではない。なんとなく、特別なのだ。



 道を行けば、荷物は増えた。



「で、あんたからは何もいうこと無いのか」
 突然のその言葉は、ゼルガディスからだった。
 予想外の展開。
「僕から?」
 目を少し見開き、驚いたように身体を一瞬ぴくりと動かしてジュエルは問うた。
「例えば?」
「アメリアの話を聴いているだけじゃあ、あんたはあえて自分を死んだと思わせようとしたんだと思うんだが。いったい何故そんなことを―――――――」
「ストップ。君のいいたいことはだいたい解ったよ。つまり、何故僕がわざと死んだように思わせようとしたか。そして、あのとき何故アメリアを逃がしたのか。何故、此処に『イプセン・ジュエル』があるか。それと―――――――僕がアメリアをどう思っているか」
「なっ」
「話の続きが解っているのに、だらだらとその話を聴くのって面倒なんだよね。さっさと話を進めるよ」
「まだ何も――――」
「五月蠅いよ。単細胞。なに? 僕のいってた事間違ってる? ならさっさといいなよ。間違いを素直に認められないほど僕は愚かではないよ。そんなの美しくないしね。あぁ、美しくないといえば今の君の焦ってるような対応。実に醜い」
 大袈裟な動作を加え、からかうようにジュエルはつらつらと言葉を並べた。
 ゼルガディスが何も反論をしてこないということは、ジュエルの言ったことに間違いはなかったのだろう。




 荷物は増えて、不意に落としてしまう。
 
 

 
「さて、まずはあの後どうなったかだけど――――」
「あのヘンタイ――――じゃなくて、あのとき出てきた変な人ね。あれって私の先生みたいなもんなのよね」
 答えてきたのは、ジュエルではなくルカだった。ぽっちゃりとした唇を少し尖らせながら、少し目を細めて言う。
「あの人が何をしたかったっていうのはね、私には――――多分ジュエルにもわからないと思うわ。あれからなんにもないし。あのあと、姫っちがいっちゃってからさ、あの人も消えちゃって―――――ロードさん達もね」
 言った言葉に、ルカの表情は確実に曇った。
 ルカが、ロード――――つまりジュエルの父親達の事をどう思っていたか、どれほど大切に思っているかはあの時ほんの少し会話しただけでもよくわかった。その彼等に置いて行かれた彼女は、どうしたのだろうか。
 彼等の為に、彼等に言われたからというそんな理由だけでジュエルを殺そうとするほど、其程までに心酔していた人達に置いていかれた。
『試されている』
 そのような事をあの時ルカは言っていたのだと思う。その真意は全く解らなかった。もしかしたら、今の彼女はそれを解っているのかも知れない。が、わかっていないかもしれない。
 長いアメリアの知らない時間は、思っているより厚いのかもしれない。
 どんどんと曇っていくルカの顔だが、それは曇っていくというよりも冷たくなっていくようだった。そして、その度に美しさは際だっていく。いつもの華やかな美しさではなく、冷たい刃のような、氷のような美しさだ。
 どのような言葉をかければいいのだろう。
 冷たく凍りついていく表情。それを溶かそうとしているのだろうか、何度も唇を咬んでいるのがわかる。
 声をかけるべきか。そう悩みつつも、口を少し開きかけたその時だった。
「ルカ」
 声を発したのは、ジュエルだった。
 瞬間、ルカの表情はいつもの華やかな美しさに戻る。
 ルカの視線はジュエルへ。ジュエルの視線は何処か別の方向へ。視線すらあわせていないものの、ルカの表情はジュエルの声一つで明らかに変わった。
 優しく、幸せそうに笑ってルカは言う。
「でもね、今はちゃんと私の居場所があるから」



 

 持てるモノと落としてしまうモノ。
   



「安心しなよ。別に僕はアメリアのことどうも思ってないし、あの時アメリアを逃がしたのもこれ以上関係ない人間に足を踏み入れてもらっちゃややこしくなるだけだし、邪魔だったしね。あそこで、僕が死んだと思わせておけばなんかもう追ってきたりしないような気がしたし。気分だよ、気分」
 結構とんでもないことをどぎっぱり言うジュエルに、あのときあんなに泣いたのはヤツの気分のせいかよ、と改めて思いながらアメリアは視線を下へと向けた。
「『イプセン・ジュエル』はどういう事なんです? 確か、あの時ここには『スノー・ジュエル』だけだってジュエルも言っていたと思うんですけど」
 その質問に、不快そうに顔を顰めてジュエルは肩を竦めた。
「答えなきゃいけないかい?」
「勿論♪」
「はーっはっはっはっはっはっはっはっ!!」
 突如聞こえた笑い声に、皆の行動が間違いなくワンテンポ止まる。今まで大人しくしていたせいか、意気揚々と今まで以上に高いテンションで笑い出した。
「答えは簡単だよっ! 実はあのあとこのボクがねっ」
「言うなっ!!」
 珍しく顔を少し赤くさせたジュエルを、もの珍しげに眺めるルカの顔はそれはもうまるで鳩が豆鉄砲をくらったような顔だった。アメリアの表情すら例外ではない。
 そんなジュエルの反応に満足したのか、益々テンションをあげてラズライトはふわりと銀色の長い髪をはらった。 
「実は帽子をアメリアちゃんが見つけたあとねっ、っていうか実はあれはボクがこっそりかくしていたんだけどねっ」
「って、そうだったんですかっ!!」
「まあまあそれはおいといてだねっ。つまり、ボクはいったんジュエルの家に戻っていたわけさっ!!」
「あの家は僕の家なわけで、君の家じゃないわけだから、それを戻るとはいわない」
「むぅ、相変わらず細かいねっ。ジュエルっ!」
「細かくないっ!!」
 こころなしか、ジュエルの表情が少し疲れているように見えるのは気のせいなのだろうか。






 いったい、どれほどの重さが違うのだろうか?







「『イプセン・ジュエル』も『スノー・ジュエル』も一緒だということなんだよ。別に『スノー・ジュエル』だけが光にあたっているわけではない。『イプセン・ジュエル』だって日を浴びて――――いや、あびるべきなのさ。二つの花は、一緒だよ。いや――――違うね。そうっ、つまり比べてはいけないんだ」
 ラズライトの声は響く。
「つまり、ジュエルはジュエル。ボクはボクさ。比べても別に意味はないだろう。ボクにはボクの長所があり、君には君の長所がある。君はボクのもっていない部分をたくさん持っているのだからねっ――――だからね、そのほんの少しのきっかけでもと思ってここにも『イプセン・ジュエル』を植える事にしたんだよ」
 そういうラズライトの瞳は、とても穏やかだった。
 




 ジュエルの頬はまだうっすらと赤い。本人自身それを自覚しているのかいないのか、無愛想に手を振る。
「ま、そういう事だよ」
「……もしかしなくても、照れてます?」
「やぁぁぁぁぁんっっvv こんな可愛いジュエル初めてみたわっvvv」
「はっはっはっはっ。ボクのお陰だねっ」
「五月蠅いっ!! あぁっ、もう馬鹿ばっかりっ!」
 確実に疲れきった表情でむしろやけくそといっていいくらい彼らしくない様子で叫ぶジュエルに、アメリアはなんだか同情した。こんな人達と毎日過ごしているの――――と。 
  







 雨は降らない。





「よかったわよね。アメリア」
 暖かい言葉。
「確認せずにもすんだし――――信じていたんでしょう? 彼が生きてることをさ」
 リナの言葉は心に触れる。
 急に、じわっと視界が滲んでいった。  
「そうですよ――――連絡一つくれたっていいじゃないですか」
 空はずっと曇りだった。あの時も雨がふったりやんだりして、ずぶ濡れだった。
 最後の景色は、土砂降り。空を見上げてみると、うっすらとだが光が差し込んでいるような気がした。
 初めてあった時は、なんて失礼な人なんだろうと思った。
 でも、強烈な印象(インパクト)
 出逢ったばかりなのに、悪い癖なのかいい癖なのかわからないおせっかいで首をつっこんで、知った事実。
 求めていたのは、微笑み。
 彼の笑った顔が見たかった。
 目を瞑れば、俯けば涙がこぼれ落ちそうだった。
 そんなアメリアに、彼女の目の前にいるジュエルは少し呆れを含んだ表情で笑った。
「別にそんな約束してないし、ただの『お友達』だろう?」
「お友達?」
「なに? まさか忘れたの?」
 うっわ、なんて失礼なヤツなんだろうね、等と変わらない憎まれ口を叩きながらジュエルはまるで誰かに同意を求めるように肩を竦め辺りを見回した。
「君がいったんだろう? そう、こう手を差し出して『友達になりましょう』ってね」
 手を差し伸べて――――あの時と逆だ。あの時手を差し伸べたのはアメリアだった。冷たいのだけど、人の持つ独特の手の温もりが伝わる。



  

 言葉だけでも伝わることはありますけど、振れることで感じるコトバもありますから。






 歩いていく道は、何処にゆくのかわからない。
 くるくるまわっていく。
 時は流れる。 
 でも、ちゃんと変われるから。
 不変のものなんてつまらない。
 あなたにあえてよかった。







「あなたに、あえてよかったです」
 目を瞑る。
 やっぱり、予想通り涙はこぼれ落ちた。
 ふと振り向いてみると、空は蒼かった。
 雨は降らない。
 




「ボクも、あえてよかったよ」
 自分から巻き込んだ。
 ずっと、妙な罪悪感が彼を襲っていた。ジュエルが笑えない原因は少なくとも自分にもあると。だからこそ、笑って欲しい。あの微笑みを取り戻して欲しかった。
 暗い暗い闇の中に閉じこめられたかのように、何かに脅えたような彼。母がつけた、言葉の呪縛。それから解放されたとき、それはやっぱり誰がなんといおうが彼女がいなければ現実にならなかったと思った。
 土砂降りの雨だったあの日。
『イプセン・ジュエル』を持ってジュエルの元へいったときは、もうアメリアが去ったあとだったけど。
 ふと振り向いてみると、空は青かった。
 夜が明けていくようだ。





「私も、あえてよかったわ」
 殺すと誓った。
 試されていた。その真意は未だによくわからない。
 でも、あの時アメリアがいなければ、今の大切なこの世でただ一つの、大好きなこの居場所が無かったのかも知れない。あのまま、この両手は血に濡れたままだったかもしれない。
 未だに思い出そうとすれば簡単に思い出せる、人を刺すという感触。最初で最後の経験。
 今でもあの時も羨む対象なアメリアの存在。
 大切な居場所をくれた人。
 ずっと欲しかった。彼だけを見ていた。
 ふと振り向いてみると、空は青かった。
 白はもう一つではない。



「ありがとう。君にあえてよかった」
 言葉の呪縛に縛られたまま。脅えたままで過ごしていたとき、ふいに現れた幼い少女。世間知らずな正義のお姫様。
 彼女との出会いが無ければ、多分今自分が一緒にいる二人ともつきあいはそう無いだろう。
 いいわけしたり、独り拗ねたり、思えばいつもきっと何かを求めていた。
 それは、多分温もり。
 呪縛を解き放ったのは、暖かいアメリアの言葉。
 ふと振り向いてみると、空は青かった。
 光が差し込んでいる。
「すっごいありきたりな言葉なんだけどね――――」
 伝えられなかった言葉。
 今、心から君に。
「使い古された言葉だけど」
 今、心から君たちへ。
 ジュエルはふわりと芝居がかった動作で一礼する。
「ありがとう」


 この丘からまた歩いていく。
 きっと、何処までいっても君は君であり、自分も自分である。
 それだけはきっと変わらない。


 もう、笑っていられる。
 


 ふわりと吹いた風に、ふたつの白い花弁が仲良く美しく舞う。





 アメリアは、満面の笑みを浮かべまた彼に手を差し伸べる。

「ありがとうございます」

 其処にいる彼等の表情は、皆微笑みだった。








             願ったことは、ただ一つの微笑みでした。






 
 

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20523微笑みの傷跡 エピローグブラッド 2002/4/3 23:24:32
記事番号20521へのコメント




「で、これから君たちはどうするワケ?」

 それは、小高い丘の上から始まった物語。

「とりあえず、もう暫くはこの街にいると思いますけど」

 その丘には、二つの白い花が咲いています。

「へえ。で、その後は?」

 白い花の物語は、ときに残酷で、ときに悲しくて、どこか純粋でした。

「はいっ。私もっと姫っちとお喋りしたいですっvv」

 呪縛に縛られるモノ。呪縛を解こうとするもの、幸せを求めるモノ。

「ルカには聴いてないだろう」

 微笑みを取り戻したモノ。華族になろうとするもの。居場所を得たモノ。 

「でも、もう暫くはいるのよねっv リナさんとも――――あ、同じ年なんだし、リナでいーい?」

 人か変わっていけるから。

「別にあたしはかまわないけど」

 わたしは、それをほんのちょっと手助けしただけ。

「はっはっはっはっ。なんだいっ、そこで辛気くさいオーラを放ちまくって陰気な顔してる君はっ。あぁっ、もうやだやだっ。もうちょっとこのボクを見習って明るくなったらどうだいっ」

 わたしは、きっと彼等の事をずっと忘れないと思う。

「悪いが、あんたみたいになることだけは却下させてくれ」

 白い二つの花も、その名を持つ青年達も、みんな大好きだから。

「ちょっと見たい気もするなあ」

 あなた達にあえてよかった。

「ああっ、ガウリイがいったから想像しちゃったじゃないっ、あんな風になったゼルっ!」

 いつか、何処かで、きっと逢える。

「想像すなっ!!」

 これほど、悔しく、これほど悲しい言葉は無いかも知れない。

「君たちって、いつもそう騒がしいワケ?」

 時間や場所が決まっていないからではなく

「なにっ! ほれほれっ、ボクのお陰でこの単純馬鹿そうな陰気の極みみたいな顔したヤツの表情にも笑みがさしたではないかっ! ふむっ、やはりボクは偉大だねっ!」

 明日はもう一緒にいないのが悲しく

「これはな、苦笑いというものだ」

 あなたを其処まで強くさせてたわたしが、少し悔しい。

「照れない照れないっ」

 もう一度、逢いたい。 

「おい、まさかあんた毎日こんなヤツといるのか?」

『今日』があの頃の『いつか』

「ふっ。もう、どにでもなれってヤツだね。笑いたかったら笑うがいいさ」

『ここ』があの頃の『何処か』

「やけくそですね。ジュエル。なんか変わりました」

 赤く染まった白い花の記憶はずっと消えることはないし、あの出来事を無かったことにはできない。

「じゃあ。君もこいつと過ごしてみなよ。多分二日で目の下にクマはできるだろうね」

 それでも、あの出来事があったからきっと今の自分がある。そう思いたい。

「……あんたって可哀想なヤツなのかもね」
 
 多くの出来事、多くの言葉、多くの出会いの中で。

「五月蠅いよっ! リナ=インバース」

 心から微笑みを取り戻したあなたへ。

「相変わらず照れ屋さんなお年ごろのようだねっ、ジュエルっ!」

 心から、今を支えてくれる愛しいあなたへ。

「……人生って諦めも必要なのかもね」

 ありがとう。

「やっぱり、変わりましたよ。ジュエル」

 空は、快晴。







     +++++++++微笑みの傷跡 end+++++++++





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20525水たまり。ブラッド 2002/4/4 00:33:58
記事番号20523へのコメント

えっとですね、この話はスレキャラ一切でてませんので(苦笑)
ルカっちとジュエルの話なんですよ。
投稿するか悩んだんですけど、結構ポイントになってる話なんで、投稿しちゃうことにします。
あとがきでも書きました、ルカっちの【居場所】彼女がロード氏達に置いていかれたあと、どうなったか、みたいな話です。
っていうか、多分ブラッドの中ではこのジュエルが一番好きです。
っていうか、多分本当はこんなヤツであってほしい(笑)
にーさまがいるときは別なんですっ!!(笑)

というわけで、よろしければお読み下さいませ。

******************************************




 雨が止んで、空がとても綺麗だったんだよね。
 空気は微妙に湿っていて、でもそれが変に気持ちよくて、このままどっか遠くにいっちゃえたらなー、とかも思ったりして。
 あぁ、なんて馬鹿な私なんでしょ。
 全然寒くなんかはないんだ。暑くもない。
 結構快適だったりします。この自由気ままさが。
 外を彷徨って、どっかの暗い場所で一人でうずくまって寝て、結構危険なんだけど襲われたってまぁなんとかやっていけると思うし。ま、なんとかなるでしょうよ、とか笑ってやった。
 そうだね、文句を言うとするのであれば、ちょっと美しくないかなーってちょっとどころじゃないか。
 クスクスと苦笑するんだけど、それは何処か楽しそうで、何処か嘲ってる。
 あとはまぁ、お腹が空くって事くらいかな。でもまぁ、ダイエットにもなるし、まぁ私元からスタイルいいんだけどさ。
 でもね、ほんの少し思うんだ。
 ほんと、突然ね。
 あぁ、私ってやっぱり一人なんだなってさ。
 一人になっちゃったんだなってさ。
 ほんとはね、実は街で歩くいろんな人々を少し馬鹿にしてたんだ。まぁ、今でも多少してるけどさ。でも聞いてくれる? そんな私が今ではそのお馬鹿でちょーぶっさいくな奴らに汚いとか厄介者扱いよ。すっごい惨め。
 でねでね、ほんとに少しだよ。ほんとに少し……思うの。
 寂しいなって。
 別にまぁ一人でも平気といえば平気なんだけどさ、寂しいモノは寂しいんだ。
 なんで私は見捨てられたんだろう。
 大好きだったのに。
 私嫌われてたのかな。
 なんかしたのかな。
 ねぇ、どうして。
 教えてよ、ロードさん。
 答えてよ、クオネさん。


「あっはっはー。ついに泪まででちゃってきやがりました。どうやら私はおかしいみたいです。だーくぞーん突入時期ですね」
 無意味にいって笑ってはしゃいで戯けて、楽しい? 全然楽しくないわよ。
 こうなったら体売っちゃおうかなー、私の容姿なら余裕だろうねー。
 あぁ馬鹿だ。あぁ、とうとうここまできちゃってる。
 私は醜いモノに媚び売るなんて絶対やなはずよ。そぉいうキャラでしょうが。
 これは励まし? それとも皮肉?
 

 あぁ、やっぱり風が気持ちいい。
 早朝の空気はぼやける頭をはっきりとさせてくれるし、感傷的にもさせてくれる。
 少し冷たいんだけど、少し暗い。
 ずっと、このままでいればいいのに。
 誰もいない。
 みんな寝てる。
 この時間。
 

 雨が降ってたから、たくさんできてた水たまり。
 それを追うようにして、まるで花から花へ映る蝶のように。
 気がつけば。
 


 其処は、あの丘。



 すっごい来たくない場所だった。
 でも、どうしてだか惹かれた。最後に行き着いた水たまり。
 そっとしゃがみこんでのぞき込むと其処にはあら不思議、とっても素敵な美女が映っていました。
「あぁ、私ってやっぱり美人さんv」
 どんな格好してても美人は美人に変わりはないのね、って思うところ、性格は全然変わらないようです。まぁ、嫌いじゃないけどさ、こんな性格。
 水たまりは凄く澄んでいて、空気も凄く澄んでいて、全てを見透かされてしまいそうな気がする。
 こんな時は、少し素直になってしまおうか。
 いっそ、全て本音を吐いちまおうか。
 ねぇ、大丈夫だよね。
 水たまりには、雨もふっていないのに何故かぽたぽたと水が落ちてきていた。それが水たまりにびょんっと跳ねて、少し冷たい。あぁ、なんだか後ろからも冷たい水が跳ねてきた。
 白い花についた雨の滴が、ぴょんっとはねてきて少し冷たい。
 あれ? なんで後ろからはねてきたんだろう。風でも吹いたかな。
 一瞬気をとられたけど、ほんの一瞬。すぐに忘れてしまったような出来事。
「私……これからどぉすればいいのよ……」
 長い髪の毛が頬にまとわりついて鬱陶しい。あぁ、何故だかこの髪の毛が首にまとわりついてくる。
 そんな、よくある出来事でさえ、私に死ねといってるのかしら? なんて思えてくる。
 誰にも必要とされてない。
 誰にも認められてない。
 誰にも覚えられてない。
 ちっぽけな嘘の自信の塊で。
 虚勢心ばかりで。
 我が儘で。
 恐がりで。 
 臆病で。
 強がりで。
 ちっぽけで。
 愛しい人にすら会えない。
 こんな惨めで。
 こんな馬鹿で
 こんな醜い。
 こんな無様な私。



 居場所が、欲しかった。




 幸せになりたかった。


 

 その夢は、儚く。
 すぐ消えてしまうの?



「…………寂しいよ……」
 寒くはないけど、寒かったんだ。
 心の何処かが。
 寒くて、痛かった。

「それで?」
 誰の……声だろう?
 聞き覚えのある声。
 体が震えた。
 そういえば、さっき水がはねてきたんだ。
 気付けば良かった。
 あれはきっと誰かがきた、その衝撃ではねたのだと。
 何故気付かなかったんだろう。
 あの時なら、まだ間に合ったのかも知れないのに。

 後ろを見る勇気なんてない。
 もう一度彼と戦うなんてしたくない。
 責められたくない。
 怖い。
 視線は、後ろではなくて、ゆっくりと水たまりに。
 其処にうつってたのは、二名の美人さん。
 一人は私で、もう一人はすごく綺麗で大好きなミルクティー色の髪をしている、とっても綺麗な人。
「あはっ。おいてくなんて酷いよ、ロードさん」
 笑いながら言ったけど、やっぱり何処か気付いていた。
 あの人じゃないんだ。
 ミルクティー色の彼の瞳は、まるで宝石のような蒼い瞳ではなかった。
 珍しい、特質はその髪のに少し金がかったような色。凄く綺麗なんだ。
「この僕を見て人間違いなんてものするわけだ。君は」
「ジュエル」
「そ。それが僕の名前。まったく忘れないでくれる?」
 ふんっ、と顎を少しあげて嫌味ったらしく言うそんな美形は確認をせずとも彼しかいない。
 一番会いたいのは、ロードさんとクオネさんだった。
 だって、それは凄く大切で、そう家族みたいだったんだ。
 でも、愛しくて、恋しかった人がいた。
 愛しくて、会いたくて凄く焦がれるんだけど、やっぱりどうしても会いたくなかった人。
 それが、ジュエルだった。
「そんなとこで何してんのさ、ルカ」
「名前、覚えててくれたんだ」
「まーね」
「ジュエルには関係ないよね」
「そうだね、僕には全く関係ないよ。君が何処で何をしようが、君が例え肩を震わせて泣いてようが、寂しいなんて言ってようが、えぇ、僕には全く関係のない出来事だ。むしろ、辛気くさくて邪魔だね」
「聞いてたんだ……いつからいたのよ」
「君がじっと水たまりをのぞき込んでいた時から」
「ほぼ最初からじゃない」
「さぁ。僕にはいつからが最初かなんてわからないよ。ずっと初めから君の行動ををみていたわけじゃないし」
「あっそ。ごめんね、今日は言葉遊びなんてしてる気分じゃないのよ」
「ふ〜ん。まぁ、僕もたかが君ごときで遊ぶつもりなんかないけど」
 いつもの憎まれ口。
 一緒なんだ。
 おんなじなんだ。
 変わってないんだ。
 それが嬉しくて、愛しい思いを増倍させてくる。
 このままじゃいけない。
 恋しくて、愛しくて、苦しくて、辛いから。
 もう止めよう。
 大切な想いばかりだけど、
 今度こそ、全部捨ててしまおう。
 なけなしの勇気を振り絞って、水たまりから視線を外してみる。
「ごめんね」
「は?」
 余りに彼らしからぬ、間の抜けた声。反対に私の方が驚いてしまった。
「あのさー、ルカ」
「なに?」
「もう少し素直になってみたらどうだい?」
「どういう意味よ」
 反射的に、振り向いていた。
 其処にあったのは、焦がれて、恋しくて、愛しくて止まなかった彼。その美しい顔立ちも、嫌味でキザでナルシストな性格も、やっぱりある弱さも全部好き。
 見たら駄目ってわかってたのに。
 離れるのが苦痛になってしまう。
 キッ、と睨み付けると彼は返事のかわりに、柔らかに――――ほんとうに優しく笑ったのだ。
 あぁ、こんなにもあなたは微笑みをとりもどしたのですね。
 それは、いったい誰のお陰ですか?
 つまらない嫉妬心。
 今、ここにいないお姫様にむけられた嫉妬心。
 なんてつまらないのだろう。
 でも、そんなつまらない事をするほど、溺れているのかもしれない。
「ルカ? おいで」
 行く? 
 私が?
 なんで? 
 なんのこと?
 なんでそんなに優しくしてくれるの。
 でも。
 気がついたら、体は勝手に動いて彼に抱きついていた。
「……寂しかった。
 いつも、独りが怖かった。
 ずっと、あなたにあいたかった」
「よくできました」   
 頭をゆっくりと撫でられて、それがすっごく子供扱いされてるって実感したんだけど、悔しかったんだけど、実際彼の方がずっと年上なわけだし、なんだか安心できたし。


 
 水たまりは彼らを映し出す。



 もうすぐ、人が起き出してくる時間だ。


 空はとても綺麗だった。




 ずっと、あなたを待っていた。
 きっと、あなたを初めて知ったあの時から。
 あなたがいっても信じないかもしれないけれど。
 出会えることを、迎えに来てくれることを、きっと何処かで確信してた。



 だから。





 私は、やっと居場所をみつけられた。
 あなたが、私の居場所なんだと実感した。



 




  水たまり。 end





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20524あとがきなるもの…………っていうか、むしろいいわけ(汗)ブラッド 2002/4/3 23:30:05
記事番号20521へのコメント




終わった………ついに終わった………やっとこさ終わった…………念願の微笑終了っ!!

あーーーーーっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっっっ!!
おめでとう私っ!!
やったぞ私っ!!
よく頑張った私っ!!

すいません、ちとテンション高いです。←ようは、ラズにーさん降臨中

というか、本当にここまでこれたのも応援して下さった皆様のお陰です。
なんというか、結構反省すべき点とかが多い話になりました(苦笑)
ジュエルもだいぶキャラが(笑)っていうかねっ、私が悪いんとちゃいますってっ! ヤツのせいっ。ヤツが出てきたら絶対話壊れるっ(待て)
ラズのばかーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっ!!

いや、好きですけどね、自分のキャラ全員(笑)

最近ジュエルはやられ役街道まっしぐらになってます(笑)やばいね、そろそろ修正せねば(滝汗)
でも、彼は本当にかなり変わりました。成長したっていうのもあるんですけどね。
あ、ラズといる時は別ですよ。
本当は、もっと大人〜な人だと思ってますから(汗)
だって、にーさんは別ですよ…………(言っててイタイ)

でも、本当になんとか終わりました。
リニューアルしたり、なんか書く間をかなりあけてしまったせいか、途中でいいたいことと訳ワカメになったり、意味不明になって結構滅茶苦茶なまとめ方をしてしまいました(反省)
いかがでしたでしょうか?
一応テーマはやはり、SOPHIA の【Thank you】と【Place〜】あとは【ヒマワリ】でしょうか。
どうしても、ジュエルにありがとうって言葉を言わせたかったんですよね(笑)

あと、ルカっち。
この子にはすっげー苦労しました(きぱ)
どうしても、幸せにしてあげたかったんですよ。彼女は。
というか、この【居場所】について。彼女があれからどうしてジュエルの元にいるか、みたいな話。また別にありますんで、そちらとリンクしてたり。

思いのままにラズの台詞を書いてたんですけど、ジュエルにいったあの台詞。某蛇さんとそっくりで(汗)
コミックスを見直して焦りました。
でもまぁ、いいじゃないかっと開き直って(待て)



ところでっ、微笑まだまだ謎を残しまくって終わってますよね(笑)
ちゃんと次回作があります。はい、ブラッドまだジュエルとかラズとかルカっちとか使う気満々です。


まぁ、なんでまたこんなに投稿が遅くなった理由はですね(ようは、イイワケ)今までで最大級のスランプがブラッドを襲ってまして。
何かを表現するのがすげー恐かったのですよ。
それとっ、こっちが本題(笑)
ブラッド、HP制作頑張ってました。
一応オープン日は四月二十日となってますんで、よろしければ皆様お越し下さいませvv
そちらの方では、まだまだ謎振りまきまくりな父と母。ロード氏とクオネ嬢のお話もおく予定ですので。
というか、ブラッドのオリキャラでばってます。もはや、オリジナルののりです(汗)
…………えっと、ちゃんとゼルアメやガウリナもありますので。
あとは、WJ系やオーフェン、十二国記等々vほぼよろずでよろしくですっvv←ようは、宣伝がしたかったらしい。


でも、皆様、本当にこんなブラッドにレスをくださったり、微笑を楽しみに待ってくださって本当にありがとうございました(ぺこり)
皆様のおかげでブラッド頑張って来れました。
本当に、ありがとうございましたv
檄遅筆のブラッドでして、いつ投稿するかわかりませんが、できれば、また次回作もお読み下さいませvv

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20538はーーーーーーーーーーーーーーっはっはっはっはっは♪(兄さま降臨←待て)あんでぃ URL2002/4/4 22:16:56
記事番号20524へのコメント

どどんぱー☆(挨拶らしい)もといっ、こんばんは♪あんでぃですっ!
微笑完結おめでとうございます―――――――っっvv

はーーーーはっはっはっはっはっ!これはあれだねっ!ひとえにおめでたいことだねっ!(何故にーさま風)


本当に感動しましたっ!!特にジュエル君っ!赤面姿に出会えるだなんて、ちまみージュエル君を描いてる時にはまったく予想できませんでしたvv
あああああああああ、赤面ジュエル君が見たいっvv←私情ですすみません(^ ^;


ところで、丘にスノー・ジュエルとイプセン・ジュエルの両方が咲き乱れている光景。さぞかし綺麗なのでしょうねぇ(うっとり)
ラズにーさまはいつもは王子属性を放っておりますが(笑)やっぱりそれだけじゃない人だったのだな♪と兄弟愛(?)に感動を覚えましたです。
なんだかんだ言いつつ、すごく仲の良い兄弟だよなぁ、と思いますもん(> <)

それに、ジュエル君が「ありがとう」と言ったあのシーン。本当に感動です!
だってだってだって、きっと普段マシンガントークで絶対ありがとうとか言ってくれない人ですよね?ジュエル君って。
その彼が、あの綺麗な笑顔で姫に、しかも優雅に!(ここが重要らしい)お礼を言うなんて・・・・・・・はうっ(悩殺されているらしいです・笑)


「水たまり」ついに解禁ですね♪ロードさんたちに置いていかれてしまったルカっち、本当に孤独だったと思いますので・・・・・・救われる話を読めて私は本当に感動でした!
ルカっちの普段隠している本当の心が水たまりで垣間見れて嬉しいです♪あと次は「流星●」ですね♪←え?



>ところでっ、微笑まだまだ謎を残しまくって終わってますよね(笑)
>ちゃんと次回作があります。はい、ブラッドまだジュエルとかラズとかルカっちとか使う気満々です。

あああああ、この謎というのがもしや以前(でも無いですねか・笑)おっしゃっていた「ゆえさんとの会談」で残っていた『ザ☆生殺し』のことですかっ?!
赤い絨毯もそれに関係あるのですかぁぁぁぁぁっ?!(それはそれで某おにーさんの事だとは思うけれど明らかに別のお話だと思うよ自分・笑)

と、壊れてばかりじゃいられない(笑)←なんだそれわ
その謎が明らかになる日を、首を長くして待ちますね♪


>ブラッド、HP制作頑張ってました。
>一応オープン日は四月二十日となってますんで、よろしければ皆様お越し下さいませvv

HPの方、もう少しでオープンですね♪楽しみにお待ちしておりますvぜひぜひリンクさせてくださいませ♪


それでは、短くてすみませんっ(汗)次回作心よりお待ちしておりますv
でわです、あんでぃでしたっ!

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20547なんだいっ? この無敵素敵なこのボクに何か用かなっ?ブラッド 2002/4/6 07:43:17
記事番号20538へのコメント
>どどんぱー☆(挨拶らしい)もといっ、こんばんは♪あんでぃですっ!
ファイヤー☆←微妙に対抗してみたり
どもですっvブラッドです〜v
ただいま素敵にバイト前でございますvv

>微笑完結おめでとうございます―――――――っっvv
ありがとうございますっvv なんとかっ、なんとか完結を迎えることができました。
これもひとえに皆様のおかげっ!! 感謝感激ですっ!!
一時期本当にこの話かくのが嫌になったり、もう完結むかえなくてもいいやっ、なんて発破しかけたり……いろいろな事がありました(笑)


>はーーーーはっはっはっはっはっ!これはあれだねっ!ひとえにおめでたいことだねっ!(何故にーさま風)
あああっっ、あんでぃさんにもにーさまがっ(爆)
いやぁ、いろんなとこで降臨なさってますね。にーさまは(笑)
さすがっ、自称神ですっ(笑)
多分、彼はよばなくても、書かなくても実は勝手に異次元とんでそうな気がするんですけど、どうでしょう?(笑)
どうやってとかは、もうラズにーさまですから(いいのか、んな説明で)
ほらっ、リゼアちゃんっ? 妙な高笑いが聞こえてきませんか?
サントス君っ? 危険感じたらぶっ飛ばして逃げて下さいね。回復以上に早いですから(待て)


>本当に感動しましたっ!!特にジュエル君っ!赤面姿に出会えるだなんて、ちまみージュエル君を描いてる時にはまったく予想できませんでしたvv
感動ですかっ? あぁっ、ありがとうございますっvv
そんな人様に感動していただけるような話がかけるなんてっ!!
物書きとしてかなり嬉しいですっ!!
ジュエルはですねー、なんかかなり変わりましたね。
私もちょうどちまみージュエル頂いた時には想像もしていませんでした(をい)
いや、だって考えてみたらその頃ルカっちもいなかったし……にーさま、まだ人間(笑)でしたし。←実は、にーさま初登場シーンを書き直す気満々


>あああああああああ、赤面ジュエル君が見たいっvv←私情ですすみません(^ ^;
描いて下さいv(にっこり)
本当に、あんでぃさんにはうちのキャラほとんど書いてもらってますからねvv
さぁっ、残るはにーさまだっ(待て)



>ところで、丘にスノー・ジュエルとイプセン・ジュエルの両方が咲き乱れている光景。さぞかし綺麗なのでしょうねぇ(うっとり)
綺麗なんでしょうねぇ〜。
私もいってみたいものです。
この光景を表現する言葉って、実は毎回悩んでたり(笑)


>ラズにーさまはいつもは王子属性を放っておりますが(笑)やっぱりそれだけじゃない人だったのだな♪と兄弟愛(?)に感動を覚えましたです。
あははははははは(滝汗)
これはですねー。あとがきにも書きましたとおり、某蛇さんと一緒になりまして……
わざとじゃないんすよっ。書いてから焦ったんですけど、そこはもうねっ。もう開き直ったというか、なんというか……(待て)
私的に、にーさまのシリアスは檄むずです(きぱ)


>なんだかんだ言いつつ、すごく仲の良い兄弟だよなぁ、と思いますもん(> <)
この二人がうちとけていく。っていうのも、微笑の課題でもあったりしました。なんだかんだいいつつ、ボク達は家族なんだよ(一発変換『華族』ちょっと考えてみたんですけど、それはそれで面白い事になるかと(笑)華族)
ってな事をね、ラズがジュエルに伝えてほしかったのですよね。


華族かぁ…………あ、似合うかも(檄待て)



>それに、ジュエル君が「ありがとう」と言ったあのシーン。本当に感動です!
これは、本当に言わせたかったんですよね(笑)

>だってだってだって、きっと普段マシンガントークで絶対ありがとうとか言ってくれない人ですよね?ジュエル君って。
たまに、さらりとごく普通にいうときもあったりしますが(笑)こういう改まっていう人では絶対にないですね。

>その彼が、あの綺麗な笑顔で姫に、しかも優雅に!(ここが重要らしい)お礼を言うなんて・・・・・・・はうっ(悩殺されているらしいです・笑)
そうっ、優雅にいうのがポイントなのですっ!!
ジュエルはキザったらしくなければっ(笑)



>「水たまり」ついに解禁ですね♪ロードさんたちに置いていかれてしまったルカっち、本当に孤独だったと思いますので・・・・・・救われる話を読めて私は本当に感動でした!
ルカっちは…………私的にかなり書いてて痛くも楽しくもあるキャラなんですよね。
一応、微笑でもほんのりジュエvルカ(笑)
実際、このときルカっちまだ13歳とか14歳あたりだと思うのでよね。
あれ? 12歳だったっけ(待て)
書き方が結構冒険してるような気がしたんですけど……書きやすくもあり…………砂はいてんじゃねーよっ!! てめぇはよぉっ。ってな意見はしないで下さい。
私、泣きます(笑) 

>ルカっちの普段隠している本当の心が水たまりで垣間見れて嬉しいです♪あと次は「流星●」ですね♪←え?
あなたーとわたっしが♪ ゆっめのくにー♪←それ、絶対○星群違うから。


>>ところでっ、微笑まだまだ謎を残しまくって終わってますよね(笑)
>>ちゃんと次回作があります。はい、ブラッドまだジュエルとかラズとかルカっちとか使う気満々です。
>
>あああああ、この謎というのがもしや以前(でも無いですねか・笑)おっしゃっていた「ゆえさんとの会談」で残っていた『ザ☆生殺し』のことですかっ?!
>赤い絨毯もそれに関係あるのですかぁぁぁぁぁっ?!(それはそれで某おにーさんの事だとは思うけれど明らかに別のお話だと思うよ自分・笑)
はっはっはっはっはっっ!! 赤い絨毯かいっ? それはこのボクの登場必須アイテムの事だねっ? 勿論お手精さっ!! どうだいっ? すごいだろうっ!! 
このボクに不可能という文字はないのだからねっ!!

あぁっ、また爽やかに降臨してきてくれたよ。このおーぢは。


>と、壊れてばかりじゃいられない(笑)←なんだそれわ
私も壊れてばかりじゃ……にーさまにのっとられてばかりじゃいられないっ♪

>その謎が明らかになる日を、首を長くして待ちますね♪
あっはっはっはっはっ!
何年後がいいですか?
次からお選び下さい。

3年後
4年後
5年後
6年後

さぁっ、どーれだっ(滝汗)



>>ブラッド、HP制作頑張ってました。
>>一応オープン日は四月二十日となってますんで、よろしければ皆様お越し下さいませvv
>
>HPの方、もう少しでオープンですね♪楽しみにお待ちしておりますvぜひぜひリンクさせてくださいませ♪
私の方こそっ、是非リンクさせて頂きますわっvv
もうもうもうもうっ、期待しないでまっててくださいませっvv
狐の嫁入り(晴れているのに、雨が降っている)のような壁紙があれば教えて下さいませっvv←んなとこで、かなり私的な頼み事すな。


>それでは、短くてすみませんっ(汗)次回作心よりお待ちしておりますv
いえいえっv レスっありがとうございましたっvv
私も、あんでぃさんのあの四人がこれからどうなっていくか楽しみにしてますねっv

>でわです、あんでぃでしたっ!
はいっv レスありがとうございました。
ブラッドでした。



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20553祝・完結っ!! おつかれさまでしたvvゆえ E-mail URL2002/4/6 22:11:20
記事番号20524へのコメント

こんにちはですっ、ゆえですっv

>終わった………ついに終わった………やっとこさ終わった…………念願の微笑終了っ!!

あああっ、おめでとうございますっ! お疲れさまでしたっvv
実は誰よりも一足お先に、最終話を堪能させていただいてた私(汗)
なのにレスがおそいってどういうことなんでしょうっ、にーさんっっっ
って、ああああああああああああああああああああっ振り向くと奴がっっ?!(待て)

>すいません、ちとテンション高いです。←ようは、ラズにーさん降臨中

わ、私の所には憑依されてます(笑)

>というか、本当にここまでこれたのも応援して下さった皆様のお陰です。
>なんというか、結構反省すべき点とかが多い話になりました(苦笑)
>ジュエルもだいぶキャラが(笑)っていうかねっ、私が悪いんとちゃいますってっ! ヤツのせいっ。ヤツが出てきたら絶対話壊れるっ(待て)
>ラズのばかーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっ!!

話が進むにつれ、一番変化していったのはジュエルですよねv
ラストの彼がとっても好きですvv
そして、一番いっちゃったのが・・・・やはり、にーさまでしょうか(笑)
にーさま、ジュエル君。つつくつつく。 真っ赤になった彼を見れた私は幸せものですっ(><)


>一応テーマはやはり、SOPHIA の【Thank you】と【Place〜】あとは【ヒマワリ】でしょうか。
>どうしても、ジュエルにありがとうって言葉を言わせたかったんですよね(笑)

ふっふっふっ、なんて幸せなの私っv
曲を教えて頂いてから、読ませて頂いたので、もうもうもうもうもうもうっ(><)
ジュエルの「ありがとう」の一言が、短い言葉の中に彼の色々な思いが見えてv
とても意味深くて、素敵な言葉ですっv


>あと、ルカっち。
>この子にはすっげー苦労しました(きぱ)
>どうしても、幸せにしてあげたかったんですよ。彼女は。
>というか、この【居場所】について。彼女があれからどうしてジュエルの元にいるか、みたいな話。また別にありますんで、そちらとリンクしてたり。

ルカっちは、最初登場の時から、あああっどうなるのっ(汗)と、可愛くって心配しまくってました(^^;
彼女にも「居場所」を見つけることができて、これから幸せになって欲しいですv
やれ?ですよね(笑)



>思いのままにラズの台詞を書いてたんですけど、ジュエルにいったあの台詞。某蛇さんとそっくりで(汗)
>コミックスを見直して焦りました。
>でもまぁ、いいじゃないかっと開き直って(待て)

ラズにーさま、らしいセリフだと思いますv
普段はあーゆー方ですが、けどちゃんと見ててくれますしv
あああああああっラズにーさまっ激らぶっvvv 

「微笑」は完結ですが、3人にはまだまだ会えるとのことでv
楽しみにしてますっv
やはり気になるジュエルとルカっちのその後っ。
そして・・・・・赤い絨毯、持参して歩いてくれるラズにーさまっv(待て)
謎も伏線もあるそうですしっvv 彼等のこれからも楽しみですvv

サイトオープンもちゃくちゃくと進行中で、楽しみなことこの上なしっv

長期連載。1つ終わるとほっとしますよね(笑)
本当におつかれさまでした。
素晴らしい話を読ませていただいて、ありがとうこざいます。
そして、これからも楽しみにしておりますので。

・・・・最後に。

『はっはっはっはっ!何っボクに祝辞をくれるのかいっ!いやっ、君が何をいいたいのか良くわかっているさっ!このボクの前にして語らずにはいられないだろうからねっ!賛辞の言葉も愛の囁きもこのボクに捧げてこそ昇華されると言うものだからねっ!!さささっ、ずずずいっと思うがままに言うがよいよっ!はっはっはっはっ!!』


・・・・・・・・・どうしやしょうか(^^; ←発破してください。

ではではっ、次回作を多大にお待ちしてますっvv

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20570にーさま降臨警報発令中(笑)ブラッド 2002/4/7 19:28:59
記事番号20553へのコメント

>こんにちはですっ、ゆえですっv
こんばんわですっv レスありがとうございますvv ブラッドです。

>>終わった………ついに終わった………やっとこさ終わった…………念願の微笑終了っ!!
>
>あああっ、おめでとうございますっ! お疲れさまでしたっvv
>実は誰よりも一足お先に、最終話を堪能させていただいてた私(汗)
>なのにレスがおそいってどういうことなんでしょうっ、にーさんっっっ
>って、ああああああああああああああああああああっ振り向くと奴がっっ?!(待て)
振り向かなくてもヤツは来ます(笑)
いやぁ、もうね?
ほら? 妙な高笑いが聞こえてきませんか? ほぉら、どこからか赤い絨毯が転がってきましたよ。
さあぁぁ、銀色の長い髪を靡かせて妙な存在感をはなちまくってやってくる。
センス片手に高笑いっ………はたして彼の名はっ(笑)

そうなんですよね。一番最初にみていただいたんですよね(苦笑)
もう、こちらはどっきどきもんでしたよ。実はほぼいっきに書いてたんで、見直しほとんどなかったし(待て)
なんかいきなり神様降臨致しまして(笑)


>>すいません、ちとテンション高いです。←ようは、ラズにーさん降臨中
>
>わ、私の所には憑依されてます(笑)

分身ですものっv



>>というか、本当にここまでこれたのも応援して下さった皆様のお陰です。
>>なんというか、結構反省すべき点とかが多い話になりました(苦笑)
>>ジュエルもだいぶキャラが(笑)っていうかねっ、私が悪いんとちゃいますってっ! ヤツのせいっ。ヤツが出てきたら絶対話壊れるっ(待て)
>>ラズのばかーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっ!!
>
>話が進むにつれ、一番変化していったのはジュエルですよねv
>ラストの彼がとっても好きですvv
>そして、一番いっちゃったのが・・・・やはり、にーさまでしょうか(笑)
>にーさま、ジュエル君。つつくつつく。 真っ赤になった彼を見れた私は幸せものですっ(><)

ジュエルはね、成長したって事なんでしょうか? 結構かいてて一番難しいかもしれないです。
いろんな面を持ってるンですよねー。すっごい冷淡な面とか。
でもまぁ、にーさまがいれば(遠い目)
そう、んでもってにーさま。彼の初登場は書き直します(きぱ)
もう、はじめっから【神】(爆)であってもらおうかと。
真っ赤……うーん。これはもうノリで(笑)
実は、そんなに反響あるものだとは実際思ってませんでした。
>
>
>>一応テーマはやはり、SOPHIA の【Thank you】と【Place〜】あとは【ヒマワリ】でしょうか。
>>どうしても、ジュエルにありがとうって言葉を言わせたかったんですよね(笑)
>
>ふっふっふっ、なんて幸せなの私っv
>曲を教えて頂いてから、読ませて頂いたので、もうもうもうもうもうもうっ(><)
>ジュエルの「ありがとう」の一言が、短い言葉の中に彼の色々な思いが見えてv
>とても意味深くて、素敵な言葉ですっv
>
そうっ。もうね、「ありがとう」ってどうしてもいわせたかったですからっvv
曲はですねー、実は初めのほうは全く意識していなかったんですが、改めSOPHIAの歌詞を見ていたら、もう驚くほどイメージぴったんこで(笑)
そっからは、意図的に歌詞通りにしてるとこ結構ありますね。
ありがとうに含まれた様々な意味。それは、もう皆様のご想像にお任せいたしますわっvv
>
>>あと、ルカっち。
>>この子にはすっげー苦労しました(きぱ)
>>どうしても、幸せにしてあげたかったんですよ。彼女は。
>>というか、この【居場所】について。彼女があれからどうしてジュエルの元にいるか、みたいな話。また別にありますんで、そちらとリンクしてたり。
>
>ルカっちは、最初登場の時から、あああっどうなるのっ(汗)と、可愛くって心配しまくってました(^^;
>彼女にも「居場所」を見つけることができて、これから幸せになって欲しいですv
>やれ?ですよね(笑)
>
彼女はもう初め考えてたときは、影も形もありませんでしたね(きぱ)
なのに、いつのまにやら出てきて脇役のはずだったのに滅茶苦茶でばってるし。
そういう意味では反省すべきキャラなんですけど、書いてて楽しかったんで(まて)

ルカっち可愛いですかっvv ありがとうございますっvv
こう、きっぱり【中味なんてどーでもいいのよっ。外見さえよければ】みたいな癖に、滅茶苦茶悲観的で自己中で自分の殻に閉じこもっちゃう事もあれば、妙に強がりで自分の外見にはかなり自信持ちまくりなナルシストで…………結構そういう子って嫌われるンじゃないかと思っていたんですけど、そういっていただけて嬉しいですvv
ブラッドも結構好きなんですよね。ルカっち。

……実はにーさまも初めは脇役の予定でしたけど……ねぇ、彼はもう妙に存在感をはなちまくっていまして………あっはっはっはっは。


>>思いのままにラズの台詞を書いてたんですけど、ジュエルにいったあの台詞。某蛇さんとそっくりで(汗)
>>コミックスを見直して焦りました。
>>でもまぁ、いいじゃないかっと開き直って(待て)
>
>ラズにーさま、らしいセリフだと思いますv
>普段はあーゆー方ですが、けどちゃんと見ててくれますしv
>あああああああっラズにーさまっ激らぶっvvv 

はーーっはっはっはっ!! そうなんだよっ。ボクはいつでもいたって元気いっぱい大真面目さっ! してっ、あーゆー方とはどぉいう意味だねっ? いやいや、何も言わずともボクは十分わかっているさっ!! そうっ、やはりこのボクは天才だということをねっ! 
檄ラブかいっ? はーっはっはっはっ!! やはりボクのような無敵素敵な人間はどこにいっても何をしても人を魅せてやまないものなのだねっ! さすがだね、ボク(きぱ)やはりっ、ボクは一番たくましいのだよっ! 凄いのだよっ! ばりばり最強なんばーわんなのさっ! あーーはっはっはっはっ!!!
してっ――――

…………にゃぁ。


ずざざざざざざざざざざざざざざざざっっっ


ではっ、そぉいうワケでボクは失敬するよっ!!



…………どこからか来てくれた猫によって助けられましたわ(汗)
いやぁ、もう私も憑依されるの時間の問題かもです(泣)



>「微笑」は完結ですが、3人にはまだまだ会えるとのことでv
さぁっ、何年後がいいですかっ?(待て)

>楽しみにしてますっv
【遥絆】楽しみにしてますv

>やはり気になるジュエルとルカっちのその後っ。
…………んでは、ここでちと生殺しを。
ジュエルvsルカ 実はまたあるんですよ(笑)

>そして・・・・・赤い絨毯、持参して歩いてくれるラズにーさまっv(待て)
もう、必須アイテムになりました(笑)
赤い絨毯にセンス。
もしかしたら、今後ギターも加わる可能性ありですわっ(をい)

>謎も伏線もあるそうですしっvv 彼等のこれからも楽しみですvv
まぁ、ようはロードさん達との決着みたいなもんですかね(笑)
>
>サイトオープンもちゃくちゃくと進行中で、楽しみなことこの上なしっv
あはははははははは(乾)
ソース滅茶苦茶ですけど…(苦笑)←完璧ビルダー頼りまくりなヤツ
>
>長期連載。1つ終わるとほっとしますよね(笑)
はい。滅茶苦茶ほっとしました。
もう、一生終わらないかと真剣に思いはじめてましたから(をい)

>本当におつかれさまでした。
ありがとうございます。

>素晴らしい話を読ませていただいて、ありがとうこざいます。
いえいえ。
でも、私としては、これを書くきっかけを与えてくれてありがとうございますって感じです。
皆様と出逢わなければ、私は絶対に微笑なんて、ってゆうかずっとロムってたと思いますから。

>そして、これからも楽しみにしておりますので。
なんとか、頑張っていこうと思います。
>
>・・・・最後に。
ぷきゅ?
>
>『はっはっはっはっ!何っボクに祝辞をくれるのかいっ!いやっ、君が何をいいたいのか良くわかっているさっ!このボクの前にして語らずにはいられないだろうからねっ!賛辞の言葉も愛の囁きもこのボクに捧げてこそ昇華されると言うものだからねっ!!さささっ、ずずずいっと思うがままに言うがよいよっ!はっはっはっはっ!!』

あああっっっっっっ、憑依されてるっ(爆)
>
>
>・・・・・・・・・どうしやしょうか(^^; ←発破してください。
動物をつれてきましょう(笑)

>
>ではではっ、次回作を多大にお待ちしてますっvv
いつになるか真剣にわかりませんが、頑張りたいという意欲はありますんでっv 
頑張りますわっv
応援ありがとうございますですっvv

それでは、レスありがとうございました。
ブラッドでした。


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20573完結、お疲れさまでした(はあと)かお E-mail URL2002/4/9 21:33:35
記事番号20524へのコメント

こんちにわ。ブラッドさん、
『微笑みの傷跡』完結、おめでとうございますのです(はあと)
ま・・まさか、ジュエル君があそこまで正確が改善(違っ!!・爆!)
されるとは(笑)
結局・・ジュエル達(まてぃ!!)の父親と母親って・・生きてたのでしょうか??
どうなんでしょうか???
(きちんと理解できてない愚か者・・・汗)
とりあえず、これから、かなりお調子兄(だから・笑)と居候←ルカ(笑)(だから違うっ!!)
の世話で忙しくなるであろう、ジュエルにねぎらい賞を♪←こらこら(笑)
最後のジュエル君の『ありがとう』がとても印象的でしたのです(はあと)
それでは、短いですが。
今更ながら最終回なので(といってもすでに何日もたってるのに・・今さら・・汗)
感想になってない感想でした(滝汗)
次回作も楽しみにしてますのです♪
ではでは♪
byかお

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20581ありがとうございますvvブラッド 2002/4/12 16:58:13
記事番号20573へのコメント

>こんちにわ。ブラッドさん、
こんにちわvv お久しぶりですかおさんvv

>『微笑みの傷跡』完結、おめでとうございますのです(はあと)
ありがとうございます。
自分でも、これ本当に一生完結迎えないんじゃないかと思ってましたので(待て)真剣にほっとしておりますvv
これも、やはり小説の神様のおかげ(拝んでみたり)

>ま・・まさか、ジュエル君があそこまで正確が改善(違っ!!・爆!)
>されるとは(笑)
はいっv 改善しちゃいましたね(笑)
彼の変化って結構ブラッドも予想外でして。まさか此処まで変化するなんて(遠い目)
今じゃやられ役街道まっしぐらになりそうな雰囲気すらも(汗)

>結局・・ジュエル達(まてぃ!!)の父親と母親って・・生きてたのでしょうか??
>どうなんでしょうか???
>(きちんと理解できてない愚か者・・・汗)
えっとですね、すいません。わかりにくくて(汗)
彼等の事、ラストでも少し触れるつもりだったんですけど、触れちゃったらなんか全然完結にならなくて(汗)
つーわけで、あえて触れないことにしたんですよ。

えっとですね、結論から言いますと彼等は生きてます。えぇ、素敵に健在です(笑)
あと、ジュエルに産みの母のほうはばっちり死んじゃってますので。

彼等がどうのこうの、というこの続きみたいな話は、また後日ゆっくり投稿させていただきますのでv(本当にいつになるかわからないですけど(汗))

>とりあえず、これから、かなりお調子兄(だから・笑)と居候←ルカ(笑)(だから違うっ!!)
>の世話で忙しくなるであろう、ジュエルにねぎらい賞を♪←こらこら(笑)
ねぎらい賞っっ!
これ一番今のかれにぴったりかも(待て)
きっとジュエルも喜びますわっvv(だから、待っとけ)

>最後のジュエル君の『ありがとう』がとても印象的でしたのです(はあと)
はい。取りあえず、『ありがとう』という言葉をどうしても使いたかったんですよね。
というか、ジュエルに言わせたかったんですよね。
いい言葉です『ありがとう』

>それでは、短いですが。
>今更ながら最終回なので(といってもすでに何日もたってるのに・・今さら・・汗)
>感想になってない感想でした(滝汗)
いいえ。もう感想を下さるだけで本当に嬉しいですのでっvvv
もう、本当にありがとうございます(ぺこり)

>次回作も楽しみにしてますのです♪
ありがとうございますvv 
かおさんも【漫遊記・番外編】頑張って下さいねっv 

>ではでは♪
>byかお
はい。レスありがとうございました(ぺこり)
ブラッドでした。

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20578遅ればせながら、お疲れ様ですv蒼杜 E-mail 2002/4/10 19:44:53
記事番号20524へのコメント

こんにちわvvブラッドさんv
かなり出遅れてしまって、滝汗気味な蒼杜です。

でも、すっごく良かったです〜!!&完結おめでとうございます♪
途中とかどうなるんだろうとドキドキしながら見てましたけど、皆幸せになって良かったですvv
その上、あの笑顔がとても印象的で、もう私も泣きかけでした。
また、他のメンバーもいい感じで、皆から愛されてるジュエルが好きですvv
勿論ルカちゃんもかなりぐぅでして、あのマシンガントークは「あの」4人の前でも健在でしたし♪
しかし私的一番は、自分を神だとほざきやがった…もとい、おっしゃられた(爆)ラズ兄と、その母、クオネさんです(笑)
一応兄ーさんしてるとこはしてるし、中々にいい人かなと。(多分)

>でも、本当になんとか終わりました。
>リニューアルしたり、なんか書く間をかなりあけてしまったせいか、途中でいいたいことと訳ワカメになったり、意味不明になって結構滅茶苦茶なまとめ方をしてしまいました(反省)
>いかがでしたでしょうか?
いえ、本当に感動しましたvv 胸の中が一杯です。
お話は最初から最後まで綺麗にまとまっていたと思います。

>一応テーマはやはり、SOPHIA の【Thank you】と【Place〜】あとは【ヒマワリ】でしょうか。
確かに、最後まで読んでから曲を聞いたのですが、また感動の嵐v
ぴったりでした。

>どうしても、ジュエルにありがとうって言葉を言わせたかったんですよね(笑)
このシーンが一番好きですvv
『ありがとう』
日本語で一番綺麗な言葉ともよく聞きますし、最高でしたv

>ところでっ、微笑まだまだ謎を残しまくって終わってますよね(笑)
>ちゃんと次回作があります。はい、ブラッドまだジュエルとかラズとかルカっちとか使う気満々です。
ええ、ものすごく気になります。
ルカの先生だとか、父母だとか。
次回作、楽しみにしてます。いつまでも、どこまでも(笑)

>ブラッド、HP制作頑張ってました。
>一応オープン日は四月二十日となってますんで、よろしければ皆様お越し下さいませvv
今度遊びに行かせていただきます〜♪
どんな感じなのか、こちらの方も気になる所です。

>檄遅筆のブラッドでして、いつ投稿するかわかりませんが、できれば、また次回作もお読み下さいませvv
楽しみにまってますv
何やら感想になってないレスになってしまいましたが、ではこれにてv
蒼杜でした♪

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20582遅ればせながら、ありがとうございますっvvブラッド 2002/4/12 17:42:40
記事番号20578へのコメント

>こんにちわvvブラッドさんv
こんにちわですっv 蒼杜さんっv

>かなり出遅れてしまって、滝汗気味な蒼杜です。
私もレス返しが随分と遅れてしまいまして、滝汗気味です(泣)
いえいえっv もう蒼杜さんの方は全然気にしないで下さいませv
もう、本当にレス下さるだけで嬉しいので。


>でも、すっごく良かったです〜!!&完結おめでとうございます♪
ありがとうございます(ぺこり)
良かったですかっ? マジですかっ?
うわぁぁぁいvv 嬉しいですっv
本当に、マジで完結迎えないんじゃないかと思ってましたので……でも、めでたく完結を迎える事ができました。

>途中とかどうなるんだろうとドキドキしながら見てましたけど、皆幸せになって良かったですvv
ええ。私自身ドキドキしてましたわ。
でも、やっぱり最後はハッピーエンドですよねっvv

>その上、あの笑顔がとても印象的で、もう私も泣きかけでした。
一応笑顔がテーマの話なんですよね(笑)
私自身たまに忘れてましたが(待て)

>また、他のメンバーもいい感じで、皆から愛されてるジュエルが好きですvv
愛されてる……………愛されてるよなぁ……(笑)
えぇ。でも本当にジュエルは皆様から愛されてもらって私自身嬉しいですっvv

>勿論ルカちゃんもかなりぐぅでして、あのマシンガントークは「あの」4人の前でも健在でしたし♪
ルカっちいい感じですかっvvマジですかっvv
ああああああああああっっっ、ありがとうございますっvvvv真剣に嬉しいですわっvv
ルカっちはねぇ、もうマシンガントークはめちゃくちゃ健在ですv
もうゼルにむかってぐさぐさと(笑)はいっvブラッドやられ役をゼルにする気満々だったり(待て)

>しかし私的一番は、自分を神だとほざきやがった…もとい、おっしゃられた(爆)ラズ兄と、その母、クオネさんです(笑)
>一応兄ーさんしてるとこはしてるし、中々にいい人かなと。(多分)
一応にーさまの方はにーさんさせました。
んでもって神様なんですよねっ(笑)えぇ、真剣に彼はそう言ったかと思います。
自分が神だと(きぱ)
クオネ嬢は年齢は考えないが吉……………
えぇ、もうさすがラズの母親ですv


>
>>でも、本当になんとか終わりました。
>>リニューアルしたり、なんか書く間をかなりあけてしまったせいか、途中でいいたいことと訳ワカメになったり、意味不明になって結構滅茶苦茶なまとめ方をしてしまいました(反省)
>>いかがでしたでしょうか?
>いえ、本当に感動しましたvv 胸の中が一杯です。
>お話は最初から最後まで綺麗にまとまっていたと思います。
ありがとうございますっvvそういっていただけで、かなりブラッド嬉しいです。

>>一応テーマはやはり、SOPHIA の【Thank you】と【Place〜】あとは【ヒマワリ】でしょうか。
>確かに、最後まで読んでから曲を聞いたのですが、また感動の嵐v
>ぴったりでした。
でしょっっ!!(語り出すぞ、ブラッド(笑))
初めは、なんか普通にきいてるだけなんですけど、ある日歌詞とかじっくり見ながら聞いてみたら、もう微笑にぴったんこでしてっvv
それからは、もう意図的に歌詞通りにしたりとかも(待て)

>
>>どうしても、ジュエルにありがとうって言葉を言わせたかったんですよね(笑)
>このシーンが一番好きですvv
>『ありがとう』
>日本語で一番綺麗な言葉ともよく聞きますし、最高でしたv
確かに、私も一番綺麗な言葉だときいたことあります。
ありがとうって言葉、最近重要だと私自身よく思うようになってるんですよね。
いい言葉ですよね。ありがとうって。


>>ところでっ、微笑まだまだ謎を残しまくって終わってますよね(笑)
>>ちゃんと次回作があります。はい、ブラッドまだジュエルとかラズとかルカっちとか使う気満々です。
>ええ、ものすごく気になります。
>ルカの先生だとか、父母だとか。
>次回作、楽しみにしてます。いつまでも、どこまでも(笑)
ぐはぁっっ!!
ルカっちの先生……そういえばいましたね……そぉいえば(汗)

はいっ。もう本当にいつになるかわかりませんがお待ちいただければ嬉しいですv


>>ブラッド、HP制作頑張ってました。
>>一応オープン日は四月二十日となってますんで、よろしければ皆様お越し下さいませvv
>今度遊びに行かせていただきます〜♪
>どんな感じなのか、こちらの方も気になる所です。
ああああああああああああああああああああああっっっ!!
ありがとうございますっvvvv
もうぜひっぜひお越し下さいませっっvv←のまえにさっさと完成させろ
楽しみにお待ちいたしております。そんな期待できるようなHPじゃ無いですけどね(滝汗)



>>檄遅筆のブラッドでして、いつ投稿するかわかりませんが、できれば、また次回作もお読み下さいませvv
>楽しみにまってますv
>何やら感想になってないレスになってしまいましたが、ではこれにてv
>蒼杜でした♪
はいっv
もうレスありがとうございましたっ。蒼杜さんの次回作もマジで楽しみにしていますわっっv
では、ブラッドでした。


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