◆−見果てぬ夢の続きをいくのです。(つなぎ)−かお (2002/1/25 00:41:49) No.19752
 ┣見果てぬ夢・第十話−かお (2002/1/25 00:43:20) No.19753
 ┣見果てぬ夢・番外編〜シルメリア〜−かお (2002/1/25 00:45:08) No.19754
 ┃┣続きなのですね♪−らん (2002/1/25 23:27:07) No.19768
 ┃┃┗ただ今趣味全開の小説を打ち込み中(汗)−かお (2002/1/25 23:54:43) No.19770
 ┃┗読んじゃいましたよ。−圭吾 (2002/1/26 21:49:03) No.19793
 ┃ ┗どうもなのです(はあと)感想まで(はあと)−かお (2002/1/26 23:26:43) No.19798
 ┣またまたつなぎ(汗)続きです。十一話−かお (2002/1/29 23:05:34) NEW No.19845
 ┗見果てぬ夢・第十ニ話−かお (2002/1/29 23:07:43) NEW No.19846
  ┗よかったです〜〜!!−らん (2002/1/30 20:59:06) NEW No.19857
   ┗落ちる寸前(汗)レス返し(滝汗)−かお (2002/1/30 22:21:20) NEW No.19862


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19752見果てぬ夢の続きをいくのです。(つなぎ)かお E-mail 2002/1/25 00:41:49


こんにちわなのです。
いやぁ・・・。
ツリーが落ちるのが早いです(涙)
というわけで、
多分、ツリーが落ちるまでに、漫遊記も長編も、打ち込み終了する気配なし(汗)
・・リレー小説は・・・もう少し、まってください・・(涙)
燈霞の剣の技がなかなか決まらない・・・(涙)
というわけで、(何が!?)
清川さんとの連盟小説、
頂いたプロットによって、打ち込んでいる小説の続きなのです。
以前のは、過去ログから根性で捜し出すが。
またまた著者別から読んでください(←超人任せ)
ではでは。
とりあえず、十話と番外を。(汗)
注意です。
これは、シリアスです、ダークです。
グロテスク(?!)です。
ほのぼの(はあと)です。←エル樣の一人称がおもげてあるので(汗)
それを了解した人は、読んでやってくださいなのです(汗)
ではでは。

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19753見果てぬ夢・第十話かお E-mail 2002/1/25 00:43:20
記事番号19752へのコメント

こんにちわ♪
よーやく、イルマート編なのです(汗)
・・くすん・・。前回で、こまで行けるなぁ・・。と思ったんですけどねぇ・・(涙)
それでは。

###########################################


「もし、成功したら、直属の部下にしてあげるよ(はあと)」
天使の微笑みで。
「はい!!頑張ります!!冥王様!!」
緑の髪をなびかせて、彼女―ヘルは、作戦へと移った。
・・まあ、ヘルは、僕が降魔戦争で失っちゃった部下の代わりに創ったやつだから、
すこしは期待・・できるかな?

とある神殿の中で。
冥王フィブリゾはあいつを覚醒させる作戦を実行し始めた。

・・ま、いっか(はあと)
楽しくなりそうだし♪

*******************************************

―私の中で、声がする。でも、私は・・・・・・。―


         見果てぬ夢・第十話                   〜イルマートにて〜


夏にさしかかろうかという日。
フィリオネル様とシルメリア様、そしてグレイシア姫にアメリア姫。
家族でイルマートに避暑旅行へと出かけることになった。

「殿下・・アメリア様を抱かれるの、代りましょうか?」
私が殿下に聞くと、
「いや、儂が抱いておく。シルメリアも休まないといけないからな。」
にっと笑っていうフィリオネル様。
・・一体、なんの関係が?
「私なら大丈夫ですわ。」
にっこりと笑うシルメリア様だが、どことなく顔色が悪い。
お忍びの非公式旅行だというので、
あまりおともの者をつけていない今回の旅。
始めは、殿下は、家族だけでと言い張ったのだが。
そんな危ないことを了解できるはずもく。
影から数名の兵士達がついてきてたりする。
私は、一応、白魔法最高峰とされている『回復(リザレクション)』が扱えるというのもあり、
道すがらの魔法医として同行しているのだ。

しかし・・・殿下・・・アメリア様は全然殿下に似ておられないのですから(汗)
道行く人々が何かひそひそと話しているのですが・・・(笑)
まあ、フィリオネル様とシルメリア様が並んで歩いておられても夫婦・・にはみえないか(汗)
しかも、側に私のような風貌の男がいれば。

・・・うぅ〜ん・・・・。
もしかして、もしかしなくても、盗賊団の首領と子分が、
女性と子供を人質に進んでいるよーに見えているかも(汗)

しっかし・・・殿下はまだ二十五になる手前なんですけどねぇ〜・・・・。
だんだん風貌が(汗)

・・深く考えまい・・(汗)

そうこうしているうちに。
フィリオネル様の一向は、セイルーンの別荘へとたどり着いた。
ここは、沿岸諸国連合に組しているイルマート公国。
避暑地としても有名であるここに、当然のことながら、セイルーンの別荘もある。


「きゃぁぁいい♪」
「グレイシア!!あまり走って遠くにいってはダメよぉ!!!!」
「はーい(はあと)」
駈けずり回って遊んでいるグレイシア姫。
ああ!!姫様!!そっちは、深くなってます!!
だだだっ!!
思わず私は駆け出す。
「姫ぇぇ!!そっちは危ないですぅ!!」
「捕まえてごらん♪ドレイクぅ♪」
あ゛あ゛!!遊ばないで下さいぃぃ!!!!
・・まあ、周りに遊べる同い年の子供がいないから(汗)
グレイシア様のはしゃぐこと・・はしゃぐこと・・・。
そんなグレイシア様をパラソルの中で、微笑みながらシルメリア様とフィリオネル様は、
アメリア様と一緒に見ておられるのだが・・・。

しかし、油断は、禁物。
先ほどから、特有の気配がしてるし・・・・。

私は、そっとそこから離れ、気配がするほうに向かってゆく。

「烈閃咆(エルメキア・フレイム)!!」
ばしゅぅぅ!!!
私が放った一撃で消え去るブラスデーモンとレッサーデーモンの小型版。
あと、一緒くたに術者と思われる人物にも術は命中したが、別にかまわない。
どうやら、フィリオネル様達を狙った暗殺者たちであるみたいだし・・・。
はぅ・・・。
まったく・・。家族団らんぐらい、楽しませてあげてほしいものである。
しかたない・・・・。自分達でなんとかするか・・・・。
隠れてい兵士達とも打ち合わせつつ。
私はとりあえず、数十名いるとおぼしき暗殺者たちの駆逐に取り掛かった。


「・・・・・つかえないわねぇ・・(はあと)そんなんじゃ、付き合ってあげない(はあと)」
狭い路地で、
緑の髪の少女が男達になにか話している。
「本当に!!それだけで!!俺に付き合ってくれるんだな!!」
・・男の目は、もはや少女の肉体にのみ集中されている。
少女の服装は、動きやすく肌もあらわな結構体にフィットしたワンピース。
そんな格好をしているたった一人の少女にごろつきどもが声をかけるのは、当然のこと。
・・ごくり。
一人の男性のつばを飲み込む音がする。
「よし!!俺がやろう!!そのかわり、成功したら・・へっへっへっ(はあと)」
「ふっ・・。分かっているわよ。成功したらね(はあと)」
『お゛お゛お゛お゛〜!!!!!』
少女の台詞に俄然やる気になっている男達。
そして、各自、少女から手渡された箱を持って散らばってゆく。
「ふふ・・・。人間を操るなんてなんてちょろいのかしら♪冥王様(はあと)
これで、あの人間の精神は、こちらの手の内にあると同じですわ(はあと)」
緑の髪を掻き分けながら。
少女―ヘルの姿は、男達が見えなくなるのと同時に・・・掻き消えた。


ぱしゃぱしゃ・・。
熱いので、アメリア様にシルメリア様は、浅瀬で、海の水をかけて暑さを紛らわせているようである。
「キャ♪キャ♪キャ♪」
今年一歳になるアメリア様は、声を上げて喜んでいる。
なんともほほえましい風景である。

シュルシュルシュル・・・・。

シルメリア様の耳に、聞きなれない音が聞こえたのは、まさにそんな時。
シルメリア様がアメリア様の足元を見ると・・・。
「――っ!!!!!アメリア!!!!危ない!!!」
とっさにアメリア様を抱きかかえるシルメリア様。

ちくぅぅ!!!!

同時に、シルメリア様の足を何かが突き刺した。
「あ・・うぅ・・・・。」
ばしゃ!!!
『シルメリア(様)!!??』
いきなり海の中に倒れるシルメリア様。
しっかりとアメリア様を抱きかかえながら。
だだだっ!!!!
私と殿下が駆け寄ると、シルメリア様の背より、はいでる一匹の虫が!!!!(汗)
こ・・これは!!?
「氷の槍(アイシクルランス)!!」
かっきぃぃんん!!
私が放った呪文によって、氷に閉ざされるその虫―ここでは、絶対にいるはずのない・・。
そして、死の砂漠にしか存在しないはずの・・・・。
毒サソリである。
しかも、色の種類からみて猛毒の!!(汗)
な・・なんで、こんなものがこんなところに!?
「麗和浄(ディクリアリイ)!!」
私は急いで呪文を唱える。
―が。
毒の周りが早いか!?

・・・治癒・・・・・・。
どかこらか、くぐもった声が聞こえたような気がした・・・・。

「シルメリア!?」
シルメリア様の瞳が開かれる。
が、どこか様子がおかしい。
紅い瞳がいつになく紅いような感じがする。
間髪いれずに。
「・・・・させません!!」
苦しそうに自分の胸を押さえるシルメリア様。
そして、
「うきゃぁ!?ファイアーボール!!!!」
足元に魔法を連発し始めているグレイシア姫。
ふと、足元を見ると。

ぞろぞろぞろ・・う・・ぞろぞろぞろ・・・。

む・・無数の数十匹・・いや、もしかして、五十匹以上の毒サソリが(汗)

ま・・まずい!!!
アメリア様!!グレイシア様!!殿下!!シルメリア様!!
他の一般人も!!


「暁晄極光(トライデント・フレイム)!!!!!!!!」

どこからか聞きなれない言葉が聞こえてきた。
言葉と同じに。
淡い光が浜辺を覆いつくし。
瞬時に掻き消えている毒サソリたち。

・・い・・いったい?

「はぁ・・・はぁ・・はぁ・・・・。」
っ!!!!しまった!!アメリア様が刺されている!?
顔を紫色にして、アメリア様が苦しんでいる。
いつの間に!?
「アメリアっ!?・・って・・。」
がくぅ!!!
シルメリア様が起き上がろうとして、そのまま崩れている。
何か、小さな音が今したような気がしたのだが・・・・。

「私に任せて!!」
青い髪の少女・・年のころなら六歳であろう。
どこかしら懐かしいような感じのする少女が私と殿下たちの側に駆け寄ってきた。
そして、その瞳は、まるで燃えるように、暁の太陽のばかり赤く輝いている。
「・・あら?おひさしぶりね。ガイルスさん?」
ふと、本名を呼ばれ、はっとなる私。
そして、振り向いた視線の先には、かつて出会ったことがある彼女によく似た面影の女性・・・。
「・・な゛っ!?もしかして・・もしかしなくても!?セシルちゃんか!?」
思わず、私は声に出していた。
彼女は、紛れもなく。
あの時、まだ幼子であったセシル=ドナ=インバース。
すでに年月がたっているのをおもわせ、完全に彼女は、歳は二十代後半へと差し掛かっているが。
・・では、私の前にいるこの少女・・いや・・もしや!?この御方は!?
「ここは、私にまかせて!!それより!!他の人達や、これを放った人間を!!」
少女が私を現実へと引き戻す。
・・何!?
では、これを放った人物がいるというのか!?

辺りを見回すと。
逃げてゆく人影が数名。

「・・・・逃がすか!!!!!!!!!」

私は、彼らを追って、その場を後にしていた。


・・どこにいった?
・・ん?
ずざぁぁ!!!
私は気配を感じて、後ろを振り向く。
「おやぁぁぁ?これは、これはガイルスさんじゃあありませんかぁ(はあと)」
暑い日ざしの中だというのに。
真っ黒の神官服に身を包み。
どこにでもあるような錫杖を持って。
なんとも緊張感のない声がその後ろの存在より聞こえてくる。
「・・・貴様が、まさか裏で糸を引いていたのか?」
汗が流れているのが、自分でも分かった。
こいつには、私では絶対に勝てない。
「いぇいえぇぇ♪違いますよぉぉ(はあと)」
ぺろぺろ・・・・。
・・・・どうでもいいが、なぜ魔族がアイスなんかを食べているんだ?
目の前にいるこいつは、なんとも緊張感なくアイスをぺろぺろと食べていたりする。
「・・では、なぜ。貴様がこんなところにいる?―獣神官ゼロス―。」
私が構えながらいうと。
「それはー(はあと)」
・・秘密です・・か。
「遊びにきているんです(はあと)」
お゛い゛・・・・・。
ま・・魔族が遊びぃぃ!!??
思わず頭の中がこんがらがる。
「おやおや。それはそーと、ガイルスさん?あの人間達を追っていたのではないんですか?」
ゼロスが錫杖でとある方向を指す。
そこには、私が追っていた人間達の姿が―。
ちっ・・・。
ひとまず、この場は、あいつたちが先だな(汗)
「くぅ!!ひとまず!!後で、必ず!!聞いてみせるからな!!(汗)」
言っても無駄だとは知りつつも、とりあえず、ゼロスに一言いってから。
私は駆け出す。

とたとたとた♪

・・・・ま゛で・・・・。
「お゛い゛・・・。どーして、貴様まで、一緒にあいつらを追いかけているんだ?(汗)」
私と一緒にゼロスまでもが走っているのである。
「決まってるじゃないですか♪―面白そうだからですよ(はあと)」
・・・・・・・・・・・・。
私は思わず一瞬思考回路が停止してしまった・・・・・。
・・・こいつって・・・・確か、高位・・魔族だよなぁ・・(汗)
・・深く考えまい(汗)

「捕まえた!!なんで、殿下たちを狙った!!偶然か!!?」
私が放った『氷魔轟(ヴァイス・フリーズ)』に恐れをなして、立ち止まる男達数名。
なんでか、瞳に怯えの色が見え隠れしている。
「で・・殿下?!知らない!!知るわけがない!!
俺達は、ただ、ちょっと、いい体してる女がいたから!!
それに声をかけたら、箱の中身を浜辺にばら撒いたら、付き合ってあげる(はあと)
と!!言われて!!女目当てにやっただけだ!!
まさか、箱の中にあんな、危ない虫がいるなんて!!
知らなかったんだ!!」
怯えて命乞いをしつつ、理由を言っている男達。
・・・・お゛い・・・。
な・・・なんつぅ〜理由だ(汗)
「それに!!知ってたら、俺達、何人か死んでいるわけがない!!!」
「あれを離したと同時に何人かが、あれに刺されたんだからな!?(汗)」
口々に自らの潔白を主張している男達。
「どうやら本当のようですねぇ(はあと)見てましたが、彼らは、
本当に箱を浜辺で開けただけでしたよ?(はあと)
ま・・まあ、刺されて死んじゃった人間もいましたけどねぇ(はあと)はっはっはっ(はあと)」
なんとも明るいゼロスの声・・・。
・・・見てたんかい・・・。
ま・・まあ、魔族だから、干渉せず・・なんだろうが(汗)
それにしては胸糞悪い(汗)
「では、お前達にその箱とやらを渡した女性というのは?何者だ?」
私が聞くと。
『ああ・・それは、名前をヘル・・といって・・・・・ぐがぁぁぁぁ!!!!』
いきなり泡を吹いて倒れる男達。
・・何!!?
見れば、彼らかの懐から、毒サソリが!?

パシュ♪

何が起こったのか、理解するよりも早く。
ふと見れば、ゼロスが、一瞬のうちに、今懐から出てきたサソリを消滅させていた。
振り向くその刹那。
ゼロスの紫水晶の瞳が見開かれていたような気がするのが気になるが・・・。
「おやおやぁ(はあと)死んじゃいましたねぇ(はあと)じゃあ、この死体は用無しですね(はあと)」
つい、と。
ゼロスが錫仗を彼らに向けると同時に。
ざらぁぁぁぁ・・・・・・・・。
彼らが一瞬にして砂となり果て、風に飛ばされてゆく。
「・・・・・・・ナ゛っ!!?」
しまった!!物的証拠となるものを!?
くぅ!?何を考えている!?こいつは!!(汗)
私の考えなどをよそに。
「ガイルスさぁぁん・・。そーいえば、早く戻った方がよくありませんか?
確か・・・シルメリアさん・・でしたっけ?どうやら体調が芳しくないようで、別荘の中に運ばれてますよぉ?(はあと)」
のんびりといってくるゼロス。
・・・何!?
「僕は、嘘はつきませんよ(はあと)」
・・・食えないやつだが・・・。本当だとすると・・・・!?
・・シルメリア様!!

私は、その場にゼロスを残して。
急いで、シルメリア様たちのもとへと戻ってゆく。


「・・・・嘘はつきませんが、真実もいいませんけどね(はあと)
さて・・。僕は、高みの見物させてもらいますか(はあと)
そうですねぇ・・。一回、獣王様に報告しておきますか(はあと)
・・冥王様の作戦が、うまくいくといいですけどねぇ(はあと)」
つぶやくようにいって、ガイルスの姿が見えなくなってから、
ゼロスは、瞬時に空間に解け消えた。

「まあ、第一段階は、成功ね(はあと)うふふふ♪
赤瞳の魔王様に魂を食い尽くされてしまいなさいな(はあと)」
シルメリアが苦しんでいる様子を精神世界からみつつ、ヘルは薄く笑っていた。


ばたん!!!!
「シルメリア様!!フィリオネル殿下!!!!!」
私が血相を変えて部屋へと入ってゆくと。
そこには、シルメリア様がベットで横になっていた。
「ドレイク!!首謀者はどうした?!」
横で、大臣が聞き返してくる。
「懐の毒サソリに刺され死にました!!それより!!大丈夫なのですか!!
アメリア様・グレイシア様の姫様がたは!?」
私が殿下に聞くと。

「大丈夫だ。なんとか・・・な。」
「まあ、偶然に『赤の竜神の騎士(スィーフィードナイト)』が手当てをしてくれたからな・・。」
そう言って、隣の部屋を目で指す殿下。
・・・・スィーフィード・ナイト?
とりあえず、眠っているシルメリア様を安静にさせよう。
というので、私達は、部屋からでて、隣の部屋へと移動する。

「落ち着きましたか?」
彼女・・セシルがフィリオネル様に向かって話しかけている。
どうもあの幼子が一気に大人になっているというのが(汗)
・・年月の流れるのがなんと早いことか・・・・。
「ああ・・・・。すまんな。お手数をおかけした。娘さんに、よろしく言っておいてくれ。」
深く頭を下げているフィリオネル様。
どうやらあの子供・・いや、あの御方によって、シルメリア様方は助かったらしい。
「・・殿下、では、私が、彼女を呼んできましょう。」
話が長くなりそうな気配を読み取って。
私は、少女がいる部屋へと足を伸ばした。


「あの?赤の竜神(フレアドラゴン)スィーフィード様?
・・いや、ルナ=スィーフィード様とお呼びした方が、よろしいでしょうか?」
ディルス王室にのみ伝わっている、いや、おそらく、真実の名前は、
他の国にも伝わっているであろう。
赤の竜神(フレアドラゴン)スィーフィード様の真実の御名・・・ルナ=スィーフィード。
「え?」
私の方を触れ向いて。
なんか驚いているルナ様。
やはり、ご本人のようである。
「・・・・深く追求しないわ(汗)」
なぜかちょっと視せてと言われて、つむぎだした言葉。
「・・もしかして、『金色の魔王(ロードオブナイトメア)』様のことに関してですか?」
私の言葉に。
「き・・・きゃぁぁぁ!!!!みだりにエル様の通り名を呼ばないでぇぇ!!!!」
なんでか絶叫しているルナ様。
・・そ・・そーいえば、夢で、ルシオもそーいう風に呼んでたっけ?

とりあえず、自分が復活しているのは内緒にしてくれ。
というので、スィーフィード様のことは、あくまでも『赤の竜神の騎士』として通すことにした。

そして、しばらくの滞在の後。
いえに残っている妹が心配だからと、ゼフィーリアに戻られてゆく。


とりあえず、体調が、歩ける程度に順調なとき。
殿下は、シルメリア様を籠に乗せて。
セイルーンへと戻られていった。

                                ー続くー

*******************************************

「さて、じゃあ、ここでの商談はおしまい(はあと)」
セシルの言葉。
今商談をまとめたセシルとマクスヴェルズ。
ある屋敷の一室で、商談を行っていたセシルとマクスヴェルズ。
とんとんとん・・・・。
書類をたたんで、そして、ルナに言付ける。
「ルナ?ごめんだけど、これ、送っておいてくれる?(はあと)」
娘でもあるルナに頼んでいる。
「・・・・・?」
ルナの正体知らない商談相手は戸惑っているよーだが。
「オッケー♪」
ルナが明るくいい、そして。
「空間物質転送♪」
しゅん!!!!
ルナの言葉に応じて、一瞬で、書類は、インバース商会に送られている。
『な゛な゛な゛な゛な゛な゛なな!!!??』
なぜかなの字を連発している人間がいるけど。
「な゛な゛!!?六歳にもならない子供が一体ぃぃぃぃ!!??」
混乱してるし・・・・・。
ルナは、ただ今、六歳。
・・・人間としては(笑)
「あ。別に気にしないで。あんなのたいしたことじゃないから。」
さらっというルナ。
「そうですわよ。ルナにとっては、たいしたことじゃないですわ。
それに、少々のことなら、私達一族も出来ますし(はあと)」
セシルの説明。
「何だ?もしかして、上司から聞いてないのか?インバース一族は、大小なりともスィーフィード様の
力が使えるということを?」
マクスヴェルズの説明。

ごぶごぶごぶぅぅぅぅ!!!!!!!!!

なぜかむせ込んでいる商談の相手。
セイルーン王国お抱えでもあるシャーク商会の人々。
・・そんなことで、むせ込んで・・・・。
ルナなんか本人なのにねぇ(はあと)

『では!!ぜひ!!セイルーンの別荘にお見えになってください!!』
商談を取りまとめていたセイルーンの駐留役人が、セシル達に懇願しているが。

「どーする?」
「暇だし・・・・。いいのでは?」
「私、泳ぎたい!!」
話し合うセシル・マクスヴェルズ・ルナの三人。
『じゃあ、お世話になります(はあと)』

ルナ達三人が別荘へと招かれたとき。
ちょうど、フィリオネル達が、浜辺で騒動へと巻き込まれていたが。

「何!!!??いけない!!!!」
浜辺が大騒動になっているのを見て取って。
セシル達三人は、そちらへとかけて行く。

「暁晄極光(トライデント・フレイム)!!!!!!!!」

ルナが放った呪文は、浜辺に無造作に放たれた毒サソリを駆逐するのには、十分すぎるほど。
そして、手際よく、アメリアとグレイシアを回復させているよーだ。

「大丈夫?」
ルナが呪文を唱えようとすると。
「ダメ!!!!彼方の呪文だと反発が大きい!!!!」
・・・・あ!!!
ルナは目の前にいるシルメリアが今、肉体の中で、戦っているのに気がつく。
下手に手助けをすると、間違いなく。
シルメリアの魂は、傷つくであろう。
もし、力を全快にすれば、彼女は助けられる。
だが、力が半端な今の状態では。
この辺り一体が、かつての戦いと同じく蒸発してしまうであろうことは、ルナはよく分かっていた。
結界を張ったとしても、神と魔。
二つの属性の混合魔法の余波は。
結界すらもやすやすと打ち破るであろうことも。
ルナが完全力ならまだ策はあったのだが。
だが、ルナの目の前のシルメリアは、すでに半分近く、魂を乗っ取られかけているのだ。
それを母親の想いの強さで押し止めているシルメリア。
母親の子を想う気持ちは、強いというのが、見て取れる。
・・・そーいえば、彼女の母親のときも、母親の想いの強さで負けてたわねぇ・・・。
あいつは・・・・。
「・・と・・とにかく!!!休ませないと!!!!」
ルナはとりあえず、シルメリアの中に残っていた毒を全て浄化させ。
そして、うろたえている兵士達に言付けて。
シルメリアを別荘の寝室へと運ぶように指示をした。

「・・あとは、彼女・・しだいね・・・。しっかし・・・・。レイスも考えたわねぇ・・・・・。」
ルナの言葉は、誰にも届いてないであろう。
「・・確かに。そろそろ本格的に、行動しないと、ヤバイのは事実だけど・・ねぇ(汗)
でも、そこまで、必死にならなくても(汗)・・・・いや・・・。なるわね・・・・(滝汗)」
ぶつぶつとつぶやくルナに。
「あの?赤の竜神(フレアドラゴン)スィーフィード様?
・・いや、ルナ=スィーフィード様とお呼びした方が、よろしいでしょうか?」
いきなり本名を呼ばれるルナ。
「・・え?・・あ・・ああ。彼方か・・・・。
そーいえば、私のこと、気配で読み取っているのねぇ・・・・。
まあ、レイスの魔力の波動が体に残っているんだから、仕方ない・・けど。
・・けど、どーして、普通、そこまで、レイスの呪法がかかりかけていれば、
気が狂うはずだけど?」
ルナは不思議そうな表情をして。
そして、おもむろに。
「ちょっと、視せてね(はあと)」
言って精神世界からガイルスの姿を見極めている。

「・・・・・・・・・・深く、追求はしないわ・・・・・(汗)」
こら!!ルナ!!どういう意味よ!!
あたしが関っているのを察して、なんでか顔色が悪いし・・・。

イルマートよりの帰り道すがら。
「なんか、いや〜な予感がするわぁ(涙)エル様が関っておられる人間がいるなんて(汗)
そーいえば、この前のカタート侵攻もエル様が降臨されてたようだし(汗)」
ぶつぶつとルナは言ってるし・・・・。

・・・・ルナ・・・。
別にあたしが関っているから♪ってどうってことないでしょうに♪
なんたって、ルナの妹にリナスが転生してるのにねぇ(はあと)


ちょうどその頃。
リナはというと。

「つまんない!!!!つまんない!!!!つまんないぃぃぃぃ!!!!」

どっごぉぉぉぉぉんんんん!!!!!!

・・・・山の中で、ドラグスレイブを連発しているが(笑)
そして、リナは、盗賊達のお宝を全て没収しつつ、そして、またリナの呪文が炸裂していたりする。

・・ま、頑張りなさいな(はあと)リナ♪


###########################################
あとがき:
かお:はぅ・・・・。
    よーやく、ここまでこぎつけた(汗)
エル:あとは♪リナとルナがディルスにいく回と♪そして、そこで、シルメリアが♪
   Sは情けないけどねぇ・・・・・・。
かお:はい。
   そして、シルメリアの死因の原因を知ったガイルスの奔走・・・・・。
   そして、悲劇(!?)となりますのです(汗)
エル:ふぅ〜ん・・・。それはそーと♪
    リナが旅に出るあの話は行くの?(はあと)
かお:あれは、今度は、完全にリナさんの立場ですからねぇ(汗)
    それに・・・・(涙)
エル:まあ、あの話は、表現は問題ないし♪
   考えなさいね♪
かお:・・・そーします(汗)
エル:それはそーと、あんたは、あたしの話の続き(はあと)
かお:あ゛あ゛!!!大鎌は止めてくださいぃぃぃぃ!!!(涙)
エル:あんたが遅いのが悪いから♪無視♪

ざすどしゃ!!!!!!

エル:ふぅ♪さって♪まだ汗をかきにいきましょっと♪じゃーね♪

・・あとには、ただ、原型を止めていない数百ともいえる肉片が・・・・・・。
   

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19754見果てぬ夢・番外編〜シルメリア〜かお E-mail 2002/1/25 00:45:08
記事番号19752へのコメント

こんにちわなのです。
気が向いたので。
シルメリアの番外編です。
・・それでは(笑)

###########################################
    
           見果てぬ夢・番外編        〜シルメリア〜


目に飛び込んできたのは、真っ赤な海。
それが、現実と認識するには、あまりにも、少女は、幼すぎた。
少女が、てくてくとその中心で、眠っている少女の母親に近づいてゆく。
「・・・ママ?ママ?」
まだ、二歳にもならない少女―シルメリアには、なぜ母親が眠っているのかが、
理解できるわけもない。
「・・無事だったのね・・・。」
赤い手を娘に手をあてて。
母親は、自分の娘を見つめている。
やがて、ばたばたと足音が聞こえてくる。

ことの起こりは、数時間前。

「っつ!?シルメリア!!隠れて!!!!」
いきなり娘を戸棚の中に隠して。
ひたと一点を見つめている母親―キュリア。
「ほう、結構感がいいな!!」
虚空より、一人の男性が、いきなりキュリアの目の前へと出現している。
歳のころなら、二十歳過ぎのその風貌。
幼いシルメリアの目に、その姿は焼きついてゆく。
がっちりとした体格を象牙色のコートで身を包み。
右手に無造作に握っている大降りの赫い片刃の長剣が一振り。
「くぅ!!!!」
うなっているキュリア。
「ほう、俺がどうして、来たのかが、分かっているようだな。」
にやりとすこぶる楽しそうに笑い。
「―っ!!?私は、理性で抑えてますわ!!なのに!!どうして!!!!」
その人物に語りかけるキュリア。
「家族がいるんです!!!!!魔族には手を貸しません!!!!」
・・・?
シルメリアには理解ができない。
母親にいわれるままに、隠れているシルメリア。
「・・だが、こちらにも、事情ったもんがあるんだよ!!この俺が生きるためにな!!!!」
「何を!?」
『ガーヴ!?』
同時だった。
同時に、母親の口から、母親の言葉とまったくの別人の声が重なって漏れる。
男の長く伸ばしている赤い髪が窓の風に揺れる。
「というわけで!!滅ぼすことは、できねえが!!悪いが死んでもらうぜ!!
赤瞳の魔王さんの欠片よ!!!!」

どすっ!!!!!!!!!!!

一瞬の出来事。
「あぅ・・・。」
崩れ行くキュリア。
『魔竜王ガーヴ!?その方!?』
倒れ行くキュリアの口から先ほどと同じ声が漏れる。
母親が倒れるのを見て。
「ママ?ママ?」
ぎぃ・・。
扉を開けて母親の方へと歩いてゆくシルメリア。
「来ちゃだめ!!シルメリア!!!」
息も絶え絶えの下から、キュリアが声を出す。
「ちぃ!!子供か!!あまり派手にやると、フィブの陰険やろーに気がつかれるな・・。」
ちっ・・。
はき捨てるようにいい。
男―魔竜王ガーヴは空間を渡った。

「ママ?ママ?」
娘が自分の近くにきているので、最愛の娘に、手を当てるキュリア。
「・・無事だったのね・・。」
ごぶっ・・。
キュリアの口から血が吹き出る。
と。
『ほぅ・・・。これは、これは・・まさか、娘の方まで、我の・・。』
血まみれの口から声が漏れる。
「−!?シルメリアには、手を出させません!!!!!」
いって、自らの懐に常に忍ばせてある品に手をやって・・・・・。

ばちゃっ!!!!

シルメリアの顔に、そして、体に、冷たいものが飛び散る。

『お・・おのれぇぇ!!そこまで、我を拒むか!!たかが、人間の分際で!!』
「人間だからこそ!!あなたの好きにはさせません!!娘は命に換えて守ります!!」

どさぁ・・・・・。

何が起こったのかは、理解できるはずもない。

バタン!!!!!!

「王妃様!!!!!」
「キュリア!!!!!!シルメリア!!!!!!」
複数の兵士とシルメリアの父親でもありアストリア公王でもある人物が、
部屋に入って目にしたものは。

ちょうど、キュリアが、深く剣を自らの胸につきたてているときであった。

「・・シル・・メ・・リ・・ア・・。」
か細い声で娘を呼ぶキュリア。
「ここにいるぞ!!しっかりしろ!!何があった!?」
夫の励ましに。
側にいそいで駆けつけた魔法医は首を横にふる。
シルメリアをキュリアの手に握らせるアストリア公。
「よかった・・。無事で・・・・。シルメリア・・・赤き炎に気をつけ・・・て・・・・・。」

瞬間、部屋が静まりかえる。

「っつうぅぅぅぅ!!!!キュリアぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

ゴーン・・・ゴーン・・・・・。
静寂な鐘の音。
「パパ?ママは?どこ?」
母親が死んだことすら、理解してない幼い娘を抱きしめて。

「・・・赤き炎に・・気をつけろ・・・とは、なんだったのだ?キュリアよ・・・・。」

そして、年月は、過ぎさってゆく―・・・・・・・・・。


今。
あの時の母親が何を言いたかったのかが、理解できるかもしれない。

―私の中に、何かがいる―。

そう、確信したのは、アメリアを産んでしばらくしてから。
フィリオネルと結婚し、そして、気がついた魔力の上昇。
それは、ただ、セイルーンの結界の増幅に関係あるものと思っていた。
そして、ときどき、幻聴の様に聞こえてくる言葉。
幼き記憶の片隅で聞き覚えのあるその声。
そして、それは、家族で、城下町に出かけてから、よりいっそう強くなっている。
・・そう。
あの少年と出会ってから、思えば、声がだんだんと強くなっているような・・・・。
それに。
ドレイクに、この声と同じ波動が少し感じられるのは・・・・。
おそらく。
彼がひたかくしにしている本名と何らかのかかわりがあるかもしれない。
あの時。
フィオネルは、ドレイクが放った呪文を見て。
諜報員を雇って、彼の身元を確認させたのである。
そして、一つの結論へとたどり着く。
そして、それは、ゼフィーリアのとある家柄からも情報を聞き出しているのだ。

彼―アヴァロン=ドレイクが、ガイルス=パロ=ウル=ガイリアだという事実を・・・・・。

私が、私の中で、語りかけてくる声に気づき。
それを抑える毎日。
もし、これが、表にでると・・と考えると、考えたくない。
愛する人達は、命に代えても守り抜く。
・・きっと、あの時、母親であるキュリアもこんな気持ちだったのだろうと今さらながら思う。

でも、気になるのは、あの言葉。

あの時、母親―キュリアが。
息を引き取る寸前。
聞こえてきたあの言葉。
幻聴だと思われたあの言葉。
『おのれぇぇ!!!では、せめて!!我が目覚めるのに、少しの出助けを!!』
言葉と同時に。
私の前に赤い塊が飛んできたように見え。
そして、私は、気を失ったのだ。

父親は、気を失った私をしばらくつきっきりで看病していたらしいが。
余りに幼くて、私には記憶にない。


「・・家族で、イルマートにいかないか?さすれば、シルメリアも、少しは、元気になるであろう?」
心優しき、私の夫―フィリオネル=エル=ディ=セイルーン。
私を気遣ってのその心遣い。
・・・まあ、外見はともかくとしても。

娘ももうすぐ、一歳と五歳になる。

きっと、解決策がみつかるはず―・・・・。

ねぇ?もし、もしもよ?

・・・私が、あれに負けてしまったら・・・・・。

迷わず、殺して・・・・・。
貴方・・・・・・・。

貴方がためらうのなら、私は、自ら、命を絶ちましょう。
そして、あれを道ずれとして。

・・でも、できうるならば、娘たちの成長を見守れるとこができますように・・・・・・・。


                                        −シルメリア・外伝終了ー

###########################################
あとがき:
かお:ふふふふふ・・・・。
   実は、シルメリアのあの紅の瞳!!!!
   ダイアナは、あれはルナの赤の竜神の欠片を宿していたからですけど(笑)
   シルメリアは・・・・。
   おおぉ〜いぃぃ(汗)
   Sの欠片の一部だったりするのです(汗)
   なんて、とことん不幸なガイルス(爆!)
エル:・・それはそーと、あんた、シルメリアが毒を受けるシーン・・・・。
   あれ・・・・あたしの本編からパクッてるじゃない・・・・。
 姫:そうねぇ♪なんて単純♪
かお:あぅあぅぁぅ・・・・。
    まあ、でも、あっちでは、単なる暗殺者だけだったから(汗)
 姫:でも、余り変わらないわよねぇ♪今回も♪
   ヘルに利用された暗殺者というのが違うだけだし♪
かお:しくしく・・・・。
    まあ、イルマートで死亡・・というか、原因が起こったというのは、代えたくないのです・・(涙)
エル:まあ、しっかし、フィブリゾも、あーんなSの為に、結構いろいろと頑張るわよねぇ♪
 姫:そーねぇ♪
   でも、この後が問題だけどね♪
エル:・・まぁねぇ・・・・。
   何しろ、リナを利用しよーとする時点で、失敗よね♪
かお:だからぁぁぁぁぁぁ!!!!!
    この後の話しのことは、言わないでくださいぃぃ!!(涙)
    あまりに、危なすぎて投稿なんて出来ないですからぁ!!(大涙)
 姫:表現を変えて、チャレンジ♪
かお:あぅ・・・・。私の文章力では、無理と思う今日この頃・・・・・・。
エル:あらぁ♪じゃあ、あたしの本編はいい加減に打ち込むのねぇ♪(はあと)
かお:言ってませぇぇんん!!!!!(涙)
 姫:私がリナバージョンもよろしく♪
かお:無茶ですぅぅぅぅ!!!!
エル&姫:口答えはなしね♪
ばしゅうう!!!
エル&姫:あ・・・。何もなくなっちゃった(はあと)ま、いっか(はあと)
      それじゃあね♪



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19768続きなのですね♪らん 2002/1/25 23:27:07
記事番号19754へのコメント

かおさんは No.19754「見果てぬ夢・番外編〜シルメリア〜」で書きました。

 らん:こんにちわです。かおさん。

>こんにちわなのです。
>気が向いたので。
>シルメリアの番外編です。
>・・それでは(笑)

 らん:大歓迎なのです♪

>「何を!?」
>『ガーヴ!?』
>同時だった。
>同時に、母親の口から、母親の言葉とまったくの別人の声が重なって漏れる。
>男の長く伸ばしている赤い髪が窓の風に揺れる。
>「というわけで!!滅ぼすことは、できねえが!!悪いが死んでもらうぜ!!
>赤瞳の魔王さんの欠片よ!!!!」

 らん:どえええええええええええええええええ!!!!!そ・そんな・・・・
    キュリアさん・・・Sさんの欠片持っているんですか?・・・
エル様:五月蝿いあんたは。
 らん:だって、だって・・・・
エル様:えいvv(エル様、またまたラジオのスイッチを押す)


        間
 
 らん:え・エル様・・・だから・・・いったじゃあありませんか・・・
エル様:何を?
 らん:むやみに精神破戒兵器を流すのは・・・やめてくださいと・・・・
    おまけに、本日二回目ですよ・・・竜族をギャグを聞いたのは・・・
エル様:そういえば、そうだったわね
 らん:しくしく・・・

>『ほぅ・・・。これは、これは・・まさか、娘の方まで、我の・・。』

 らん:!!!

>『お・・おのれぇぇ!!そこまで、我を拒むか!!たかが、人間の分際で!!』
>「人間だからこそ!!あなたの好きにはさせません!!娘は命に換えて守ります!!」
>
>どさぁ・・・・・。
>
>何が起こったのかは、理解できるはずもない。
>
>バタン!!!!!!
>
>「王妃様!!!!!」
>「キュリア!!!!!!シルメリア!!!!!!」
>複数の兵士とシルメリアの父親でもありアストリア公王でもある人物が、
>部屋に入って目にしたものは。
>
>ちょうど、キュリアが、深く剣を自らの胸につきたてているときであった。

 らん:娘を守るために・・・・とても心が強い方なのです。
    シルメリアさんが、Sさんに負けない事を祈ります・・・・・

>でも、気になるのは、あの言葉。
>
>あの時、母親―キュリアが。
>息を引き取る寸前。
>聞こえてきたあの言葉。
>幻聴だと思われたあの言葉。
>『おのれぇぇ!!!では、せめて!!我が目覚めるのに、少しの出助けを!!』
>言葉と同時に。
>私の前に赤い塊が飛んできたように見え。
>そして、私は、気を失ったのだ。

 らん:・・・・・・・・・・・

>「・・家族で、イルマートにいかないか?さすれば、シルメリアも、少しは、元気になるであろう?」
>心優しき、私の夫―フィリオネル=エル=ディ=セイルーン。
>私を気遣ってのその心遣い。
>・・・まあ、外見はともかくとしても。

 らん:ちゃっかり酷い事いってますが・・・
エル様:あら?事実じゃない
 らん:そうですけど・・・

>・・でも、できうるならば、娘たちの成長を見守れるとこができますように・・・・・・・。

 らん:大丈夫!!シルメリアさんの生の感情で!!Sさんを踏み躙るのです!!
エル様:まぁ、Sは腑が無いからね〜〜〜
 らん:・・・・

>かお:ふふふふふ・・・・。
>   実は、シルメリアのあの紅の瞳!!!!
>   ダイアナは、あれはルナの赤の竜神の欠片を宿していたからですけど(笑)
>   シルメリアは・・・・。
>   おおぉ〜いぃぃ(汗)
>   Sの欠片の一部だったりするのです(汗)

 らん:・・・・・(←ショックを受けているらん)

>エル:・・まぁねぇ・・・・。
>   何しろ、リナを利用しよーとする時点で、失敗よね♪

 らん:確かに・・・無謀ですよね〜〜〜

>かお:だからぁぁぁぁぁぁ!!!!!
>    この後の話しのことは、言わないでくださいぃぃ!!(涙)
>    あまりに、危なすぎて投稿なんて出来ないですからぁ!!(大涙)

 らん:・・・読んでみたいのですが・・・
    無理なのでしょうか?

> 姫:表現を変えて、チャレンジ♪
>かお:あぅ・・・・。私の文章力では、無理と思う今日この頃・・・・・・。
>エル:あらぁ♪じゃあ、あたしの本編はいい加減に打ち込むのねぇ♪(はあと)

 らん:本音をいうとそちらも・・・

>かお:言ってませぇぇんん!!!!!(涙)
> 姫:私がリナバージョンもよろしく♪

 らん:こちらも・・・
    どちらか、一つ・・・あ、強制してませんよ。

>かお:無茶ですぅぅぅぅ!!!!
>エル&姫:口答えはなしね♪
>ばしゅうう!!!
>エル&姫:あ・・・。何もなくなっちゃった(はあと)ま、いっか(はあと)
>      それじゃあね♪

 らん:だ・大丈夫・・・?ですか?
    それでは、これにて失礼いたします。
    これからも頑張ってください♪レスの押し付けでした。

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19770ただ今趣味全開の小説を打ち込み中(汗)かお E-mail 2002/1/25 23:54:43
記事番号19768へのコメント

らんさんは No.19768「続きなのですね♪」で書きました。
>
>かおさんは No.19754「見果てぬ夢・番外編〜シルメリア〜」で書きました。
>
こんにちわ♪らんさん♪
> らん:こんにちわです。かおさん。
>
>>こんにちわなのです。
>>気が向いたので。
>>シルメリアの番外編です。
>>・・それでは(笑)
>
> らん:大歓迎なのです♪
どうもです♪
頑張って、フィブリゾの番外編も計画してますので(爆!)
・・Sはどーでもいーや・・で(笑)
>
>>「何を!?」
>>『ガーヴ!?』
>>同時だった。
>>同時に、母親の口から、母親の言葉とまったくの別人の声が重なって漏れる。
>>男の長く伸ばしている赤い髪が窓の風に揺れる。
>>「というわけで!!滅ぼすことは、できねえが!!悪いが死んでもらうぜ!!
>>赤瞳の魔王さんの欠片よ!!!!」
>
> らん:どえええええええええええええええええ!!!!!そ・そんな・・・・
>    キュリアさん・・・Sさんの欠片持っているんですか?・・・
でした・・・。
>エル様:五月蝿いあんたは。
> らん:だって、だって・・・・
>エル様:えいvv(エル様、またまたラジオのスイッチを押す)
耳栓・・耳栓・・・・(滝汗)
らんさん・・・エクト君を連れてきましょう(汗)←こら(汗)人様のキャラを(汗)
>
>
>        間
> 
> らん:え・エル様・・・だから・・・いったじゃあありませんか・・・
>エル様:何を?
> らん:むやみに精神破戒兵器を流すのは・・・やめてくださいと・・・・
>    おまけに、本日二回目ですよ・・・竜族をギャグを聞いたのは・・・
>エル様:そういえば、そうだったわね
> らん:しくしく・・・
たかこさんの、話でですね・・・・。
>
>>『ほぅ・・・。これは、これは・・まさか、娘の方まで、我の・・。』
>
> らん:!!!
気づかれましたか(汗)
>
>>『お・・おのれぇぇ!!そこまで、我を拒むか!!たかが、人間の分際で!!』
>>「人間だからこそ!!あなたの好きにはさせません!!娘は命に換えて守ります!!」
>>
>>どさぁ・・・・・。
>>
>>何が起こったのかは、理解できるはずもない。
>>
>>バタン!!!!!!
>>
>>「王妃様!!!!!」
>>「キュリア!!!!!!シルメリア!!!!!!」
>>複数の兵士とシルメリアの父親でもありアストリア公王でもある人物が、
>>部屋に入って目にしたものは。
>>
>>ちょうど、キュリアが、深く剣を自らの胸につきたてているときであった。
>
> らん:娘を守るために・・・・とても心が強い方なのです。
>    シルメリアさんが、Sさんに負けない事を祈ります・・・・・
エル:まあ、負けてはないわよねぇ♪
 姫:そうそう♪魂になってまで、母親の力で止めているし♪
かお:しくしく・・。こんごの展開・・ばらさないでぇ・・(涙)
>
>>でも、気になるのは、あの言葉。
>>
>>あの時、母親―キュリアが。
>>息を引き取る寸前。
>>聞こえてきたあの言葉。
>>幻聴だと思われたあの言葉。
>>『おのれぇぇ!!!では、せめて!!我が目覚めるのに、少しの出助けを!!』
>>言葉と同時に。
>>私の前に赤い塊が飛んできたように見え。
>>そして、私は、気を失ったのだ。
>
> らん:・・・・・・・・・・・
なんか、読まれているよーな気が・・(汗)らんさんに・・(滝汗)
・・こんごの展開・・・(汗)
>
>>「・・家族で、イルマートにいかないか?さすれば、シルメリアも、少しは、元気になるであろう?」
>>心優しき、私の夫―フィリオネル=エル=ディ=セイルーン。
>>私を気遣ってのその心遣い。
>>・・・まあ、外見はともかくとしても。
>
> らん:ちゃっかり酷い事いってますが・・・
>エル様:あら?事実じゃない
> らん:そうですけど・・・
何しろ、外見がああですからねぇ・・・・。(笑)
でも、シルメリアはフィルさんを愛してますのでvv
>
>>・・でも、できうるならば、娘たちの成長を見守れるとこができますように・・・・・・・。
>
> らん:大丈夫!!シルメリアさんの生の感情で!!Sさんを踏み躙るのです!!
>エル様:まぁ、Sは腑が無いからね〜〜〜
> らん:・・・・
かお:・・確かに・・・。ふがいない・・・・。
>
>>かお:ふふふふふ・・・・。
>>   実は、シルメリアのあの紅の瞳!!!!
>>   ダイアナは、あれはルナの赤の竜神の欠片を宿していたからですけど(笑)
>>   シルメリアは・・・・。
>>   おおぉ〜いぃぃ(汗)
>>   Sの欠片の一部だったりするのです(汗)
>
> らん:・・・・・(←ショックを受けているらん)
すいませんです(汗)だから、シリアスだってば(滝汗)←こらこら(汗)
>
>>エル:・・まぁねぇ・・・・。
>>   何しろ、リナを利用しよーとする時点で、失敗よね♪
>
> らん:確かに・・・無謀ですよね〜〜〜
です。(断言!!)
>
>>かお:だからぁぁぁぁぁぁ!!!!!
>>    この後の話しのことは、言わないでくださいぃぃ!!(涙)
>>    あまりに、危なすぎて投稿なんて出来ないですからぁ!!(大涙)
>
> らん:・・・読んでみたいのですが・・・
>    無理なのでしょうか?
うぅん・・。
リナが覚醒するシーンが・・その(滝汗)
・・まあ、気長に待ってくださいなのです(汗)
来週から、ホームページ作成に関する講座を受けるとこにしましたので(汗)
・・今日いろいろと聞いてきたけど、よく分からなかった・・(汗)
とりあえず、無料サーバー探しです(爆!)
・・・何しろ、全部、打ち込んだら、最低でも、絶対に五十MBを超えますし・・。
小説だけで・・・・(滝汗)
>
>> 姫:表現を変えて、チャレンジ♪
>>かお:あぅ・・・・。私の文章力では、無理と思う今日この頃・・・・・・。
>>エル:あらぁ♪じゃあ、あたしの本編はいい加減に打ち込むのねぇ♪(はあと)
>
> らん:本音をいうとそちらも・・・
う・・・・。
実は、まったく別の話を打ち込み中(汗)
エル:しかも、その話って、あたし達がでてない・・・・(怒り)
 姫:しかも、彼方の趣味全開・・・(はあと)
かお:うっ・・・・・!!!!!(汗)
エル:まあ、リナの一人称でいっているから、前半だと、絶対に勘違いする人、
   続出♪
 姫:そうそう♪
かお:しくしく・・・・。
エル:しかも、この話のキャラって・・・ユニットの世界にいる彼らじゃない♪
 姫:そうねぇ♪アンジェの世界の人が参考になってるわねぇ(はあと)
かお:あぅあうぁぅ・・・。
>
>>かお:言ってませぇぇんん!!!!!(涙)
>> 姫:私がリナバージョンもよろしく♪
>
> らん:こちらも・・・
>    どちらか、一つ・・・あ、強制してませんよ。
コレは、ちょっと、シリアスですよぉ・・?
・・スミレちゃん・・自分の記憶、封印して人間やってますので(汗)
でも、力は使えるとゆー(汗)
>
>>かお:無茶ですぅぅぅぅ!!!!
>>エル&姫:口答えはなしね♪
>>ばしゅうう!!!
>>エル&姫:あ・・・。何もなくなっちゃった(はあと)ま、いっか(はあと)
>>      それじゃあね♪
>
> らん:だ・大丈夫・・・?ですか?
>    それでは、これにて失礼いたします。
>    これからも頑張ってください♪レスの押し付けでした。
いえいえ、わざわざ感想、どうもなのです♪
それでは♪らんさんも、頑張りましょう♪
お互いに♪
エル:・・あんたは、長編の続きは・・・・?
 姫:エルの漫遊記の続きも・・・・。
かお:どっひぃぃぃぃい!!!!!それでは!!!!
>

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19793読んじゃいましたよ。圭吾 2002/1/26 21:49:03
記事番号19754へのコメント

どーも。チャットではどうもお世話になりました。
かおさんの小説読んじゃいましたよ。
シルメリアさん素敵です。こういう可憐、なおかつ自分の意志が強い人は大好きです。こんな方があの、あ、あのセイルーンのおうぢさまがだんな様なんて・・・、世の中ってなーんて不思議なんでしょう。おまけにこの方からナーガやアメリアが生まれるなんて・・・・アンビリーバボー。
あとがーぶが「フィブの陰険やろーが」・・・って。意外と仲良さそうですよね。
でわでわ、続き期待してますっ!!またチャットで合いましょう、でわさよ―なら―。

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19798どうもなのです(はあと)感想まで(はあと)かお E-mail 2002/1/26 23:26:43
記事番号19793へのコメント

圭吾さんは No.19793「読んじゃいましたよ。」で書きました。
>
こんにちわ♪圭吾さん♪
>どーも。チャットではどうもお世話になりました。
いえいえ、こちらこそ(はあと)
>かおさんの小説読んじゃいましたよ。
ええ!!んな下手な駄文の数々を!?
(ちなみに、前のは著者別に入れてあります)←こらこら(滝汗)
たかこさんのも、ありまぁす(はあと)←もちろん、他の方々のも。
>シルメリアさん素敵です。こういう可憐、なおかつ自分の意志が強い人は大好きです。こんな方があの、あ、あのセイルーンのおうぢさまがだんな様なんて・・・、世の中ってなーんて不思議なんでしょう。おまけにこの方からナーガやアメリアが生まれるなんて・・・・アンビリーバボー。
そーいや、そーかも(笑)
でも、ナーガの性格は、シルメリア(母親)譲りとゆーことで(笑)
>あとがーぶが「フィブの陰険やろーが」・・・って。意外と仲良さそうですよね。
まあ、そうともいうけど(笑)
どちらかとゆーと、苛められているガーヴ!?←どこぞの小説の影響受けまくり(汗)
>でわでわ、続き期待してますっ!!またチャットで合いましょう、でわさよ―なら―。
はいです♪
時間が合えば、また、お会いしましょうなのです♪
(日によって仕事の時間が違うので・汗)
よーやく、十ニ話のこれは打ち上げが終了(汗)
・・うーむ・・長編・・一行も打ち込んでない・・(汗)
それでは(はあと)
感想、どうもなのでした(はあと)
byかお


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19845またまたつなぎ(汗)続きです。十一話かお E-mail 2002/1/29 23:05:34
記事番号19752へのコメント

こんちわー・・。
なんか打ち込みがすすまない(汗)
というわけで、またまたつなぎの投稿まで(滝汗)
ではでは・・・・。

############################################


こんにちわ。
よーやく、十一話なのです(汗)
さて・・と。
・・・・フィブリゾ版の番外編・・どーしようかなぁ?
(打ち込むか思案中・・・考え)


###########################################

 
カラーン・・。   カラーン・・・・。

静かに鐘が鳴り響く。
参列者達も、すすり泣いている。
そして、
「ネェ?母様、寝てるの?」
無邪気にフィリオネル様に聞いている二歳になったばかりのアメリア様。
「母様はね。いつでも側にいるのよ?アメリア・・。」
六歳となっているグレイシア様は現実を直視したくないのであろう。
でも、気丈にも涙をこらえて、振舞っている。
そして、傍らにはフィルオネル様の姿が―。

今日は、シルメリア様の葬式である。

人は、運命にはあらがえないのか・・・・。

自らの魂とともに、あれを道ずれとして、この世界より旅立ったシルメリア様。

―願わくば、金色の王の慈悲があらんことを・・・・・。―

*******************************************

     見果て夢・第十一話

「シルメリアの容態は?」
殿下が、心配そうに医師に聞く。

ふるふる・・・・。
静かに横に首をふる医者。
今回もそうである。
 
別れ際、スィーフィード様・・ルナ=インバース様がいった言葉が思い出される。

―まったく・・。確かに、私は、人間の強い心をもって、
レイス・・つまり赤瞳の魔王を封印・・とりあえずしたけど・・・・。
このたびは、すでにかなり彼女の精神の問題ね・・・・。―

・・・・・・?
私は、その言葉の意味が何を示すのかは、理解できなかった。
そう―昨晩まで。

「シルメリア、無理するでないぞ?」
あれからイルマートから戻ったシルメリア様は、床に伏した状態が続いている。
「ええ・・・。分かっているわ・・。リオ。」
にっこりと弱々しく、それでいて力強く微笑むシルメリア様。
「―フィリオネル様、そろそろ会議の時間ですが・・・。」
私が殿下に言うと、
「ああ・・・。そうであったな・・。では、後を頼むぞ。ドレイク。」
私に後を頼み、殿下は会議へと出席のために部屋を出てゆく。
風が、隣の部屋から吹き込んでくる。
「・・寒いですか?少し、待っててください。今、暖房と窓を閉めてきますので。」
私はいって、シルメリア様の病床から一度離れる。

ぼそぼほぞほそ・・・。
誰もいないはずの・・いや、シルメリア様しかいないはずの部屋から人の話し声が―。

―いい加減に、観念しないか?人間よ?―
「いやです。絶対に彼方の思い通りにはさせません。」
―くっ・・・。まさか、ここまで、精神力だけで、抵抗するとは・・。まあ・・いい。
時間は―余りないであろう?―
「――くっ!!!それでも!!!!娘達や夫には、絶対に危害を与えません!!」
どこかしら強い口調のシルメリア様の声。
そして、シルメリア様意外の声が聞こえなくなったと思うと。
そして、唐突に、もう一つの声が。
「うふふふ・・。無理よ・・・。あがいても・・・。冥王様の精神を蝕む毒は、
かなり彼方に効いているから・・。
一度、無効化されたときは、驚いたけどね・・・。」
あどけない女性の声。
「く・・・。まさか、ここで、仕掛けてくるとは・・ね。
ガイルスがいるというのに・・ね。」
シルメリア様のどこかあせったような声。
「・・・・?そういえば、彼方以外の人間には、余り手を出すな・・。と命令を受けているわねぇ・・。
でも、関係ないし(はあと)」
・・・ガイルス・・・?・・・・・ってぇ!?
それは、私の本名では!?
「どうする・・と?まさか、私を殺しては、彼方たちの目的が達成できないでしょうに・・・。」
苦しそうなシルメリア様の声。
・・・と。
驚いている場合ではない!!!!
シルメリア様の寝室からする気配は!!!!
この独特の気配は!!!!

ばたん!!!!!

「シルメリア様!!!!!!!!」

私が部屋に入ると、シルメリア様に向き合うように、一人の女性が佇んでいた。
どくん・・。
私の中に残っている波動が何かに共鳴する。
・・・・まさか!?
・・いや、気のせいだ!!!
絶対に!!!
「あらぁ・・・。人が来ちゃったねぇ・・・・。
でも、時間はなくてよ(はあと)シルメリア皇太子后(はあと)」
ふぃっ・・・。
それだけ、言い放つと、それは、虚空へと退散する。

「くぅ・・・・。負けるもの・・・ですか!!!!」
シルメリア様が胸を押さえていうのと同じに。
信じられない声がシルメリア様の口から同時に発生された。
―我は余り派手にはできない・・・。この男・・・あの御方と関りがある人間がいる限り―

・・・あの御方・・・・?

それに、この声は・・声は!!!????

「・・・・・気がついたのでしょう・・・・。ドレイク・・・。私の中に何がいるかに・・・。」
静かに、そしてどこか落ち着いて、シルメリア様が唐突に話す。
「まさか!?でも、そんな!!?」
認めたくない!!
でも!?
「・・・ふぅ・・。私の母親もそうだったの・・・・。どうやら、私も見たいね・・。
それに・・・。」
『冥王が人間の精神(魂)を蝕む特殊な毒を配下であるヘルに命じて私(我)に投じているようね・・・。
(からな。)』
・・・・絶句。
同時だった。
今度こそ同時に、シルメリア様の口から、シルメリア様の声と、・・・・赤瞳の魔王の声がつむぎだされたのである。
「・・彼方は、あったことがあるのでしょう?ドレイク?・・いえ、ガイルス=パロ=ウル=ガイリア。
北の魔王と呼ばれている―レイ=マグナス=シャブラニグドゥに・・・・・。」
こちらの目をみて、浸りと語りかけてくるシルメリア様。
一瞬、私は、夢ではないかと思った。

瓜二つのシルメリア様。私の大切な人であったダイアナと。
ダイアナは、赤の竜神の欠片を宿し。
そして、瓜二つのシルメリア様は、相対する赤瞳の魔王の欠片を宿しているという。
そういえば、ダイアナの兄であるルシオは・・・・魔王の欠片を宿していたらしいが・・・。

夢であってほしい真実。
だが、私に残っている魔王の魔力波動が間違いがないといっている。

「ねぇ・・・・。もし・・・もしもよ?ガイ?私が私でなくなったら・・・・。迷わず・・・殺して・・・。
彼方のもつ、エルメキア・ソードと、あの呪文を使えば、大丈夫だから・・・・。
残った精神力で抑えるから・・・。魔王を・・・・・。」
信じられない言葉が、シルメリア様の口から飛び出す。
「な゛・・・な゛な゛な゛何を言っているのですか!!!シルメリア様!!!!」
私があわてて、抗議すると。
「ふふ・・・・。リオにも・・・・フィリオネルにも同じことを言われたわ・・。
馬鹿なこと言ってないで、早く元気になれって。」
寂しく微笑むシルメリア様。
「・・・・ルナ=スィーフィード様に頼んではいかがですか?
封印を施した本人であらせられますし・・・・。」
内緒にといわれているのも忘れて、思わす口に出す言葉。
「それは・・無理ね。私の魂は、すでに魔王に半分以上、蝕まれている。
食べられている。精神力だけで、自我を保っているのよ・・・。今は。
それに―。出来たとしても、この大陸が消滅する力が生じるわ。」
静かに言い放つシルメリア様。
―それに、そんなことしたら、後が怖いからな・・・・。―
次につむぎだされたのは、魔王の言葉・・・。
こらまて・・・(汗)
ま・・・・魔王が怖れる存在といえば(滝汗)
「そうよ。ガイ。」
まるで、この呼び方をされると、ダイアナに語りかけられている錯覚に陥るのだが・・・・。
そんな私の思惑など、シルメリア様にはわかるはずもなく。
「彼方・・・・。昔、子供のころ、あの御方・・・・金色の魔王(ロードオブナイトメア)様にあっているのでしょう?
それに、彼方の肉体は・・・・。」
何を言いかけたのかは私には分からない。
ただ、私が魔王の術の波動を受けながらも、自我を保っているのは、
あの存在が関っているらしい。
というのは、なんとなく、想像には難くない。
どうやら、シルメリア様は、根底のところで、魔王と意識を同調しているようである。

・・・・それで、ここ最近、シルメリア様の心音がいちぢるしく低下して、挙句は、
心音すらも止まっているように感じられる・・・・。
と医師達が首をかしげていたのか・・。

―どうして、この状態で、息があるのかが、不思議だ・・・・と。

「・・・・・自分で、何とかするわ・・・・。時間が・・・ないの・・・。
もう・・・寝るわ・・・。おやすみなさい・・・・。」

それだけ言って、静かに横になるシルメリア様。

―私は、また、大切なものを失うのか・・・・。
赤の竜神の力では、魔王の力と反発を起こすらしい。
では、ダイアナがかつて使ったあの魔法も駄目・・だということである。


―なんとか・・・何とか、対策があるはずだ・・・・・。―



                                           −続くー

*******************************************

よく晴れた空!!なんてすがすがしい朝!!すってきな旅行日和!!
リナは、思いっきり舞い上がっている。
イルマートから戻ったルナに何があったのかはリナには分からない。
ただ、ルナが、それからすぐに招待がかかっていたディルス王国の招きに応じたのである。
それに、リナとの約束だから、という理由で、リナをお供に連れて行ってくれる。
というので、リナは、完全に舞い上がっているのだ。
リナがまだ生まれて間もない頃。
ルナは、両親と、一緒に、ガイリアシティに行き、ちょうど、そのとき。
襲ってきていた大量のレッサーデーモンを一瞬のうちに葬り去ったのである。
そんな理由もあって、そして、インバース商会がディルス王室のお抱え店の一つ。
だというのもあり、ルナがスィーフィードの力を宿していることに、
即座に気がついている王室お抱えの賢者達。
まあ、もともとインバース一族は、スィーフィードの力をなんらかの形で扱えたのだが・・。
この区域が結界に張られてしまってからでもある。
そんな中で、より強い、力をもつ人間のことを彼らはこう呼んでいた。
すなわち―『赤の竜神の騎士(スフィードナイト)』と。
実は、今回もそうなのだが。
そう呼ばれている彼女達のほとんどは、ルナ本人なんだけどね♪
・・ま、ときどーき、ルナ本人でない人間もそう呼ばれていた次期もあるけど♪
リナは、ただ今、三歳に差し掛かっている。
「はやくぅ♪姉ちゃん、いこーよぉぉ!!!!!!」
リナの元気ともいえる声がこだましている。
「んふふふふ(はあと)そうねぇ(はあと)じゃあ、リナ(はあと)ここから、カタート山脈まで、
『翔封界(レイ・ウィング)』でいきましょーかvv
ちなみに、一回も休むのは、駄目(はあと)」
「・・・・・・げっ!!!!!(汗)」
ルナのその台詞に硬直しているリナ。
「ついでに、カタートについたら、昨日の復讐(はあと)崩霊裂(ラ・ティルト)の実習ねぇ(はあと)」
昨日、リナは散々、ルナにラティルトを叩き込まれているのである。
実戦で身に着けたほうが、早いとかいう理由で(はあと)
それの交わし方。
詠唱変更のバージョン。
属性付加や炸裂の方法などなど・・・・。
ルナは毎回、リナに対しての育てる方法は、いっつも実戦でである。
「ね・・・姉ちゃああああぁぁぁぁんんんん!!!!(涙)」
リナはなんでか涙目になってるみたいだけど・・・・。
ま、リナなら死なないから、大丈夫よ♪
もし、死んでも、覚醒するか♪
または、そのまま戻って人間やるか♪だから♪
「んっんっんっvvリナ(はあと)何か文句あるのかしらねぇ(はあと)」
ルナのえもいわれぬ視線に。
「う゛・・・。」
脂汗をだらだらと流しつつ、リナは、
「・・・・ないです・・・。」
悲鳴に近い声で、了解しているし(笑)

「うぅ・・・・。」
リナはすでに半泣き状態。
あれから、カタート山脈で、いきなり純魔族相手に戦わされたのである。
「さて・・と。ついたわよ。リナ(はあと)」
そんなリナを無視するかのごとく。
ルナは、とっととガイリアシティの中を進んでゆく。
やがて、城の門へとたどり着く。
「こんにちわ。」
にっこりというルナに、
「何の用だ?子供が?」
門番が怪訝そうな表情を露骨にして顔をしからめせている。
「あら♪招待したのは、そっちでしょ♪ゼフィーリアのルナが来たといえば、分かるわよ♪
上の人、いるぅ?(はあと)」
底抜けに明るいルナの声。
「・・・・?」
しかめっつらをしつつ、門番の一人が、一応、確認のために、中に入ってゆく。
「・・・まったく・・・・。なんでこんな子供を招待するわけが・・・。」
ぶつぶつといっている兵士達。

どだどだどだどだだだぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!

めまぐるしく走る足音がする。

「あ゛あ゛あ゛!!!!これはこれは!!!!ようこそ!!!!!赤の竜神の騎士(スィーフィードナイト)様!!!」

ぶばっ!!!!!ごほごほごほごほごほこぼほほほっ!!!!

今まで、ルナに対して散々いやみをぶちまけていた兵士達が一斉にむせ込む。

出てきたのは、王室お抱えの大賢者。
そして、数名の大臣達。
ルナが来たのいうので、あわてて、走ってきたのである。
「・・・この人達って・・運がいいね。ルナ姉ちゃんに対してあーんな口利いたのに・・。。」
リナが兵士達を指差して言っているが。
「あら♪いーのよ♪後で、彼らの夢に入り込んで、しっかりとお灸すえとくし♪」
明るくいうルナ。
ずざぁぁぁぁ!!!
『お・・おゆるし・・す・・すいませんでしたぁぁ!!!』
ルナの冗談も通じず。
泣きながら謝っている兵士数名。
ま、ルナはやるときは、とことんやるからねぇ(はあと)

リナとルナは、とある王室間に通される。
「いやぁ・・。まさか、招待をうけていただけるとは、感激なのです・・。」
大臣が汗を拭き拭きルナにいう。
「手紙では、例の呪文を国王が使えないか・・ということですが・・。」
ルナがいきなり本題に入る。
「・・無理です!!!!!」
きっぱりといいきるし(はあと)
「彼には魔法容量が果てしなく足りません。」
『う゛・・・・!!!!!』
鋭いところを付かれる大臣達。
「う・・ま、まあ、継承の儀式もすまないうちに、前国王があーなりましたので・・・(汗)」
大臣の一人が汗をかきながらいう。
「国王は、前回に城に来たときもいいましたが、あれは、私の力では解くことは不可能です。
・・・・まあ、完全なる竜神の力を持ってすれば、解けますが・・。あの呪法は。
今無理に解こうとすれば、相互作用で、この土地全体が消滅しますし・・。
まあ、この国程度で、すみますけどね。」
さらりと言っているルナ。
「・・・というより、あの御方の力がかなり関っているようだから、下手には手出しができないんですよねぇ・・。」
ルナが心ばかし顔を青ざめさせている。
・・まあ、あたしがちょっと、干渉したけど♪
あの肉の塊となったディルス=ルォン=ガイリアに♪
だから、意識ははっきりとしているのよねぇ♪彼は♪
「あの・・・・ひょっとして、あの御方って・・・・(汗)」
賢者の一人がそれに気がつく。
「そういえば、この国は、あの御方の真実が伝わってますんですよね・・(汗)」
ルナの顔色が悪い。
別にあたしの正体知っているからって、いいじゃない(はあと)
『―遥かなる昔に天空より堕とされた、魔王の中の魔王金色の魔王(ロードオブナイトメア)
混沌の中にたゆたいし存在と伝わりし事柄。だが、真実は・・・・・。
全ての混沌の源。万物の創造主・・・・金色の王・・・・(滝汗)―』
ディルス王室のルナに応対していた人物全てが一斉にその言葉をつむぎだす。
「・・・むやみにそれ・・・・言わないでいただけます・・・?(汗)」
ルナがびっしょりと汗をかいている。
(・・・・?どーも、なんか聞いたこと、あるよーな?そだ♪この情報で、呪文組み立てちゃえ♪)
横にいるリナはそんなことを考えているが。
「そ・・そうですな(汗)とりあえず、やはり、当面はあの御方・・・・前々国王の孫でもあり、
前国王の従兄弟でもある『ガイルス=ウル=パロ=ガイリア』殿の発見に全力を尽くしているのですが・・。」
大臣がそんなことをいう。
ガイは、今、ドレイクという名前になってるわよ♪
「あ゛・・・・・やっぱり(汗)つかぬこと、聞きますが、彼って、特殊な力・・使えませんでした?
たとえば、魔族にしかできないような(人間がそう思っているだけだが)、人そっくりになることとか・・・。」
ルナが確認をこめて聞く。
「え・・?ええ、確か、そのはずです・・。」
「や・・・やっぱり、あの御方がかかわっているしぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!」
その台詞に。
ルナの絶叫が響き渡った。
・・・どーして、そんなに驚くのかしらねぇ(はあと)
ただ、面白いから、あれに、存在コピーの能力追加してるだけなのにねぇ♪

「・・・・リナ、ごめんだけど・・・・。どっか、その辺りででも遊んでて・・・・。」
「はーい(はあと)」
ルナがなんか大臣達と話があるとかで、リナを退室させる。

「じゃあ、今考えた呪文でも試してみよ(はあと)
―悪夢の王の一片よ 凍れる黒き虚ろの刃よ 我が力 わが身となりて 
 共に滅びの道を歩まん 神々の魂すらも 砕き―
『神滅斬(ラグナブレード)!!!!』」

ばしゅぅぅぅぅ!!!!!!

黒い刃がリナの手に現れる。

「う・・・。これって、魔力の消耗が早い・・・・。」
瞬時に霧散させているリナ。
「うぅん・・。じゃあ、ちょっと、呪文をアレンジして、使うよーにしよっと♪」
あくまでも、気楽なリナである。
「さて・・・次は♪レイ・ウィング♪」
リナはおもむろに街の外へと呪文で飛んで出てゆく。
「これもついでに試しちゃえ♪
―闇よりも暗き者 夜よりもなお深き者 混沌の海にたゆたいし 金色なりし闇の王
 我ここに汝に誓う 我ここに汝に願う 我が前に立ちふさがりし 愚かなる者に
 我と汝の力もて 等しく滅びを 与えんことを―
 『重破斬(ギガスレイブ)!!!!』」
うーん・・。さっきのが、消耗が激しかったから、これも呪文アレンジ♪アレンジ♪
リナはむちゃくちゃ気楽に唱えているのだが。
・・ま、さすが、リナよね♪

どおおおおおおおおおおおおおおおんんんんんん!!!!!!!!
ばしゅゅゅゅゅゅゅゅうううううううううううう!!!!!!!!!

「・・・・・・・・げっ!!!!(滝汗)」
リナはその呪文の威力に絶句している。
「・・・・・逃げよ(滝汗)姉ちゃんにばれたら殺されるぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!」
即座にその場から逃げ出しているリナ。
リナ、ほっとくのね♪これ♪
カタート山脈の一角で。
リナが放った呪文によって、虚無が押し寄せ、すっかりと黒い空間と成り果てている山の一角。
・・ま、いっか(はあと)

・・・これ、あんまり軽々しくつかわないよーにしよっと・・・・。
それと、あと、幻術の技を磨かなきゃ・・・。万が一のときは、それでごまかそう(汗)
などとリナは思いつつ。

ぶるっ!!!
い・・・今、なんか、あの御方の気配が一瞬したよーな気が・・・・(汗)
ルナは、城からでつつ、リナが放った呪文の気配を読み取って身震いしてるし・・・・・。

き・・・気のせいよ・・・気のせい・・・・気のせい・・・・気のせい・・・・・・。

自分にいいきかしているルナ。

「リナぁぁ!!!!街を一通り見物したら、かえるわよぉ!!」
「はーい!!!!!」
ま・・間に合った!!!!
リナは心底安心している。
急いで、あの場から今、ここに戻ってきているリナなのである。

ま、リナに呪文のレパートリーが増えたのはいいことよね♪
もともと使える力なんだけどね♪

(・・・・姉ちゃんには・・・・だまってよっと・・・・・。)
リナの心は、なんとなくだが、あの呪文は黙っておくことを決心しているようである。

ま、頑張んなさいな♪リナ♪

###########################################
あとがき:
エル:あたしの出番は?
かお:うぐっ!!!!!(汗)
    これからは、主にリナさんサイドですので・・(汗)
    それに、もう何話もないし・・・。この『見果てぬ夢』は・・・(汗)
エル:でも、番外編を考えてるでしょう?
    先にシルメリアは打ち込んでいるみたいだけど・・・・。
    あと、フィブの番外に、どーでもいいSのまで考えているよーだし・・・・。
かお:・・・まあ、Sは、とりあえず、ほっとくとして・・・・。
 S:・・・・おい・・・(汗)
エル:あらぁぁ(はあと)早かったわねぇ♪いい子♪いい子♪お礼の串焼きよ♪
   えい♪
―ぶすぶすぶっすぅぅぅぅぅ!!!!!!どぶどぶどぷどぷ・・・・・。
かお:あわわわ・・・。魔王とはいえ・・・哀れ・・・・(滝汗)
   エル様が、呼んだのに・・・・・(汗)
   とりあえず、エル様が、魔王と遊んでいる隙に・・・(汗)
   ではでは・・・・。
   次回は、ガイがシルメリア死因の真相に気がつき、そして、野望阻止しよーとしてます(汗)
   ・・・多分、予定では、次か、その次で、終わる・・はず(汗)←あくまで予定(滝汗)
   それでは!!!!
    (ああ・・・。シルメリア死亡までいけなかったぁ・・涙)
    (まあ、この後半は、次回で・汗)


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19846見果てぬ夢・第十ニ話かお E-mail 2002/1/29 23:07:43
記事番号19752へのコメント

こんにちわ。
前回、中途半端になってしまいました(汗)
というわけで、前回の続きです(滝汗)

###########################################

     見果てぬ夢・第十ニ話

「シルメリア?大丈夫なのか?」
殿下が心配そうにシルメリア様に語りかける。
「ええ。大丈夫よ。リオ。」
にっこりと笑うその姿からは、シルメリア様が今、根底のところで、戦っているのが、嘘のようである。

今朝方。
「失礼します。シルメリア様、お呼びとお聞きしたのですが?」
私がシルメリア様が呼んでいるというので、急いで、部屋にいった所。
「お願いがあるの。ドレイク・・。彼方、スィーフィードの回復魔法・・使えたわよね?
それを私にかけてほしいの。」
シルメリア様は、ベットから起き上がり、そう言葉をつむぎだした。
「な゛な゛!!でも、あの魔法を使ったら!!シルメリア様の魂が!!!!」
私はあわてて、抗議する。
ヴィジョンでもスィーフィード様に確認とっているのだが、
やはり、シルメリア様は、魔王に魂を蝕まれつつあるのは事実らしい。
そして、もし、神である自分の力を使用したならば、
相対する力は、反発を生み。
下手すると、混沌に近いエネルギーが生じるらしい。
そして、その力加減によって、世界は誕生するらしいのだが・・・・・。
よく理解しがたい私なのだが・・・・。
「大丈夫よ。お願い。アメリア達と一緒に、街へ出たいの。
今のこの体では、起き上がるには、力が足りないの。だから・・・・。」
涙ながらに訴えてくるシルメリア様。
「お願い。ガイ・・・。」
う゛・・・・。
そ・・・そういわれては・・・・・//////
しかも、その姿が、ダイアナとダブって。
うぅ・・・・。
「絶対に、大丈夫・・なんですか?イヤですよ?私は(汗)私の呪文のせいで、シルメリア様が
もしも・・・ということになっては・・・・。」
私の再度の確認に。
「大丈夫よ。あの程度の呪文なら。それに、ちょっと、反発した力も利用させてもらって、
この身にやくだてるから・・・・。」
にっこりと笑うシルメリア様。
「・・・・・はぅ・・・・。分かりました・・・・・。」
もはや私の負けである。
こうなっては、絶対にシルメリア様は、自分の意思を曲げないというのは、
分かりきっていること。
「ライト・オムニバ・ヘルウ・モーゲンジオブサイト・・・・・・・・。」
私はカオスワーズをつむぎだす。
今や、失われたとされている神聖呪文を。
「暁明復活(トワイデントレクション)!!!!」
淡い赤い光が、部屋を満たす。
これは、赤の竜神の力を借りた、復活の呪文である。
「・・・・ありがとう・・・ガイ。」

そして、その日の内に。
シルメリア様は、アメリア様とグレイシア様、そして、フィリオネル様と、久しぶりに、城下町へと
降りられたのである。

「あのね!!あのね!!お母様!!私、新しい呪文、覚えたの!!!」
瞳をきらきらとさせて。
グレイシア様がシルメリア様に語りかける。
よっぽど、うれしいらしく、さきほどから、アメリア様もグレイシア様もかなりはしゃいでいるのだが。
新しい呪文をシルメリア様に見せたいのか、かなりはしゃいでいるグレイシア様。
・・・な〜んかヤな予感(汗)
よく、グレイシア様の呪文は制御が効かないから・・・・・。
「魔竜吠(グ・ル・ドゥーガ)!!」
なにやら額に汗を流しつつ、呪文を唱え解き放つグレイシア様。
るぉぉぉんんんん!!!!!
力ある言葉に応じて、闇が一点にかたまり、竜の形となす。
こ・・・これはわぁ!?
魔王竜(ディモスドラゴン)!?
カタート山脈にのみ生息しているという。
闇の鱗をもったドラゴンである。
かくいう私もあったことはあるが・・・・。
まさか、こんなのを召喚するとは!!
るぉぉぉぉお!!!!
いきなり、辺りかまわずブレスを吐き出すドラゴン。
・・・ま゛で(汗)
もしかして、もしかすると(滝汗)
るぉん、ルォン、ルォォン♪
ばたぱたと尻尾を振ってなぜかスキップしているよーなドラゴン・・・。
「ちょっと聞くけど、グレイシア?これ・・・・制御・・できるの?」
にこにこと笑いつつも、シルメリア様は額に一筋の汗を流しつつ、グレイシア様に聞いているが。
・・・やな予感・・・。
「ふ・・・・まっさかぁ(はあと)今日、初めて唱えたんだもん(はあと)」
・・ちょっと、待ってください・・・(汗)
「出来ないに決まっているじゃない(はあと)お母様(はあと)おーほっほっほっ・・。」
『だあああああぁぁぁぁぁあ〜〜!!!!!』
その場にいたほぼ全員が同時に思わず叫ぶ。
「がっはっはっ元気でいいじゃないか!!」
殿下の笑い声。
「フィリオネル様ぁぁぁ!!!そーいう、問題じゃあ〜!!!!」
殿下ぁぁぁ!!こんな状況で、んなゆ〜ちょ〜なぁぁぁ〜!!!
きしゃぁぁぁぁあ!!!!
制御の利かないドラゴンがぁぁぁあ!!!
街が、街がぁぁ!?
バキャバキャギハャ・・・・。
ぼ・・暴走・・・・しているし(汗)
こ・・このままだと、セイルーン・シティがぁぁ!?
うう〜・・・・。
こーなったら、やってやるぅぅぅ!!!!
とにかく、あのディモスドラゴンをどうにかしないと!!!(汗)
「ラナ・ヌクト・トラウス・ヌプト・シララス・・・・・・『トライアム・フープ』!!!」
「そ・・その呪文は!?」「ま・・まさか、失われた神聖呪文!!??」
なんか辺りが騒々しいが。
私がカオスワーズを唱えて力ある言葉を解き放つと。
光の収縮がディモスドラゴンを捕らえ、からめとる。
ばしぃぃぃぃぃい!!!
光の輪に絡められるようにして、ドラゴンが光に包まれ、消滅してゆく。
ま、この呪文ならば、対象物にのみしか効果はないから、街には被害などはでないし。
るぉぉぉぉ・・・・・・。
光に導かれるよーにして、ドラゴンがその場より居なくなる。
呪文のアレンジである。
少し、イメージを変更してあるので、あのドラゴンは、カタート山脈へ送り返されたはずであるが。
パチパチパチ♪
「きゃぁぁぁぁ(はあと)ドレイク(はあと)すごい(はあと)」
「すごいぃぃ(はあと)すごい(はあと)」
手を叩いて、無邪気に喜んでいるグレイシア様にアメリア様・・・・・・・。
「グレイシア様ぁぁぁぁ〜〜!!(涙)」
私の涙ながらの声に。
「あ・・あら。おーほっほっほっ・・・・。」
から笑いをあげているグレイシア様。
う・・うーむ・・・。
どーにか、ことなきを得たが・・・・。
こ・・これは、呪文制御を教えておかないと!!
し・・将来が・・・・(汗)
「うぅ〜ん・・。今のは結構面白かったですねぇ(はあと)」
どこか、ものすっごーくいやな声が聞こえるのだが・・・・。
ふと、振り向くと、どこか見覚えのある黒い後姿が・・・・。
「すごいわねぇ。グレイシア、ディモスドラゴンの召喚なんて。」
笑いつつ、グレイシア様の頭をなでているシルメリア様。
「姉ちゃま、すっごーい(はあと)」
ア・・アメリア様まで・・・・。
ワー・・・ワー・・・ワー・・・・!!!!!!!!!!
辺りや周りでは、今のドラゴンが壊したものなどの修復作業に翻弄されている人々や、
兵士の数々・・・。

「うっ・・・・。」
シルメリア様!?
シルメリア様が胸を押さえてうずくまる。
「シルメリア!!いかん!!城に戻るぞ!!グレイシア!!アメリア!!」
シルメリア様の身体を慮って、フィリオネル様はあわてて城に戻る。
「では、私は、後始末を手伝います。」
「うむ。頼むぞ。ドレイク。」
私の言葉にうなづく殿下。
さて・・・・。
「・・いい加減に姿を現したらどうだ?獣神官ゼロスよ・・。」
私の問いかけに。
「おやあ〜(はあと)やっぱり、わかってましたか(はあと)はっはっは(はあと)」
その場にそぐわないよーなにこにこと笑っているなんとも緊張感のない男が人ごみの中から現れる。
なぜか、その手には、アイスが握られているのが気になるが(汗)
「シルメリア様に何をする気だ!?」
私が詰め寄ると。
「いえいえ(はあと)あの人間は、しぶといよーですが(はあと)
僕は今回は、ただ見ているだけですので(はあと)
面白おかしく見物させてもらいます(はあと)
前回は魔竜王ガーヴ様に情報が漏れていたらしく、失敗してたよーですけどねぇ(はあと)
はっはっはっ(はあと)」
ペロペロペロ・・・。
アイスを食べつつ説明しているゼロス。
・・・ちょっとまて。
何で、魔王腹心の名前が??
私が顔をしかめていると。
「あれぇぇ?ひょっとして、ご存知なかったんですかぁ?あの人間・・えと・・シルメリアさんでしたっけ?
シルメリアさんの母親も赤瞳の魔王(ルビーアイ)様の欠片を宿されていたんですよ(はあと)
それに気がついて、いろいろとこちらは、手を打っていたんですけどねぇ〜(はあと)
ガーヴ様に殺されちゃいました(はあと)はっはっはっ(はあと)」
なんとも明るく言い放つゼロスである。
しかし・・何!?シルメリア様の母上も!?
それに・・・・もしかして、魔族の中で何かが起こっているのか?(汗)
ま・・魔竜王ガーヴが・・・殺したっ・・・て(汗)
そういえば、私の周りをうろうろとしていたカンズェルも、
マゼンダもガーヴの配下の者だったらしいし・・。
これは、もうすこし、聞き出しておいた方がいいか?
「それじゃあまあ、そーいうことで(はあと)」
「あ・・まて!!!!!!」
ふぃ・・・・。
私が本題を聞きだす前に。
ゼロスは闇へと解け消えた。

数日後。
相変わらず、人形のように、体温も心音も低下したままのシルメリア様。
おそらく、身体の中で戦っておられるのであろう。
あと、変わったことと言えば、先日以来、
城の中の人々が私を見る目が変わっているのが気になるが・・。
「失礼します。アヴァロン殿。エルドラン国王がお呼びです。」
私の部屋へとやってきた近衛兵の言葉。
・・・国王が?不思議に思いつつ謁見の間にいくと。

「あ〜・・・・。こほん・・。アヴァロン=ドレイクよ。そなた、アメリアの後見人にならぬか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・はいぃぃぃい!!!!????
いきなりの国王の言葉。
私がいきなりのことに目を丸くしていると、
「知っての通り、ここセイルーンは、聖王国として呼ばれている。」
そんな私を無視して国王は話を始める。
それはそーですが・・・・。
「だが・・・・。誰一人として、千年前に失われた神聖魔法を扱えるものがいない。
―かわるな?この意味。」
国王の台詞。
なるほど・・・・・。
やっぱり、先日の呪文はまずかったか・・。
正体がばれているわけではなさそうだが・・・・。
・・・シルメリア様には、魔王の影響か知られているが(汗)
つまり、神聖魔法が使える私という者がいる・・・。
ということをアピールすることにより、セイルーンの国力を高め、
外部に知らしめるのが、目的のようだ。
まあ、政治なんてものは、理由できるものは、利用するのが当たり前・・。
というのは、私はよくわかっている。
ふむ・・・。
これはいい機会かも・・・・。
「分かりました。こんな不詳アヴァロン=ドレイクでよろしければ、
謹んで、その任、引き受けさせてもらいます。」
私が敬礼しつつ、いうと。
「そうか!!ならば、早速、そのように手配しよう!!」
国王は、かなり喜んでいるようであるが。
私がその申し出を受けたのには、少しでもシルメリア様の負担が少なくなれば。
ということ。
それと、なぜか私には、魔族はちょっかいかけれないらしい。
あのゼロスの言葉を信用するとすれば。
ならば、その私が側にいれば、魔族も下手にシルメリア様達にちょっかいをかけられないのでは?
そんな様々な事情によるものであるのだが。

「そう・・・・・・。よかった・・・・。ドレイクが・・・。アメリアの・・・。」
「ああ。だから、早く元気になれよ?シルメリア?」
殿下と共に、そのことをシルメリア様に伝えたところ。
シルメリア様は横になったままにっこりと微笑まれた。

ばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばた!!!!!!!!!!

その日の夜の深夜。
にわかに騒がしくなった。

胸の中に不安がよぎる。

ダダッ!!
私は、あわてて、部屋を飛び出す。
「―っ!!シルメリア様の容態急変!!呼吸停止!!心音停止!!!」
信じられない言葉が私の耳に飛び込んでくる。
ま・・まさか!?
「―シルメリア様!!!!!!」

バッタァァァァン!!!!

私が部屋に駆けつけると。
すでに殿下たちは、そろっていた。
「リオ・・・・貴方・・・・。娘たちを頼みます。・・・・ドレイク、あとは、頼みましたよ・・。」
「シルメリア様!!??」
―だから、待てとゆーに!!!人間よ!!頼む!!考えなおしてくれぇ(汗)―
うん?
この声は!?はっとなる私。
だが、この声は、私にしか聞こえていないらしい。
殿下たちは何の反応も見せていない。
―いやです。すでに、この肉体は、彼方に乗っ取られかけています。
ならば、愛するものを守るため。私は彼方と共にいくしかないでしょう?・・魔王よ・・―
精神下でのシルメリア様と赤瞳の魔王のやり取り。
なぜ、私にこんなものが聞こえるのか・・・・。
『ありがとう、いつでもそばにいるから・・・。フィリオネル。グレイシア。アメリア―。』
―まてぃぃぃい!!!!あぁぁぁぁあああの御方にぃぃぃぃ!!!!(汗)―
同時に発せられる言葉。
だが、動揺している殿下たちは気がついていない。
やがて、静かに―本当に静かに眠るように――――
―――シルメリア様は目を閉じた。
永遠に覚めるとこのない・・・・眠りに。
「シ・・・・シルメリアぁぁぁぁ〜!!!」
「お母様!!!」
「母ちゃま?ねんねしたの?」
殿下・グレイシア様・アメリア様の言葉。
幼いアメリア様は理解が出来てないようである。

―結局、私は何もできないのか・・・。
運命とは・・・。
いや、だが、今回の原因は、魔族にある。
とすれば、これからも、もしかすると、姫様達に危険が及ぶかもしれない。
姫様達を魔族や陰謀より守りつつ、そして、あのゼロスとかいう神官を問い詰めて、
白状させてみよう。
もしかして、目的が聞きだせるかもしれない。
まだ、目的を聞き出せてはいないのだ。

夢であってほしい、長すぎる夜が・・・・・・・明けてゆく・・・・・・。―


                                        −続くー

********************************************

―ガイルスが・・・。ならば、グレイシアやアメリア達は大丈夫ね・・・。―
―ならば、いい加減に我に屈しないか?シルメリアよ?―
イヤです。
きっぱりと言い切るシルメリア。
・・・何ゆえに?
母なればこそ。
それに、彼方も、あまり大きなことは、できないはずなのでは?
赤瞳の魔王・・・・。
精神世界のみで、やり取りしているシルメリアとS。
―そ・・そうだが(汗)
・・・こら・・・S・・・・お仕置き決定(はあと)
―しかし、すでに肉体は、わが手に落ちるのは時間の問題。
  しかし、よく根性というか精神力だけで、魂の穢れを打ち払っているものだな・・。
Sの感心したよーな声。
―フィブリゾがそなたに投与した毒は、精神面から魂を蝕むもののはずなのだが・・。
まあ、一応、フィブリゾは、人間の輪廻転生を視る能力があるからねぇ・・・・。
ならば、私は、魔王、彼方とともに、道連れに、この肉体から離れましょう。
―こら・・まて(汗)
もう、決心しました。
あらあら(はあと)
なんて強いここの持ち主♪
『それじゃあ、シルメリア(はあと)彼方が、どこまでできるか、見届けるわね(はあと)
あ、S、いらないことしたら、そくお仕置きだかんね(はあと)
ということで、そのまま、魂のみで、現世に留まっていいわよぉ(はあと)シルメリア(はあと)』
あたしはシルメリアに声を送る。
―でぇぇぇぇ!!!エル様ぁぁぁぁあ!!???
なんかSは混乱してるけど・・・。
ほっときましょ(はあと)
『Sは、ほっといて(はあと)で?シルメリア?彼方は、どうしたい?(はあと)』
あたしの言葉に。
―私は、アメリア達が幸せになるように、見守っていたいです・・・・。
シルメリアの願いは。
母なればこその、純粋なる願い。
面白そうだし・・・・。
Sを魂に残したままで、シルメリアの気のすむまで現世においてみちゃいましょ(はあと)
『それじゃあ、シルメリア♪S、こき使っていーから(はあと)Sの欠片、もったままで、
しばらく世界に留まっておくのを許しましょう(はあと)』
―本当ですか!!!ありがとうございます!!!!金色の魔王様!!!!
―エ・・・・エル様ぁぁぁぁぁあ!!!!!!(涙)
あー・・・。五月蝿い。
さーてっと♪
楽しくなるわよねぇ・・・。
んっふふふふふふふ(はあと)

###########################################
あとがき:
さてさて♪
今回は、いよいよクライマックス近し(はあと)
ということで、登場人物のおさらいを(爆!)
まず、主人公の『ガイルス=パロ=ウル=ガイリア』
偽名で『アヴァロン=ドレイク』
彼は、ディルス王室のかつての英断王ディルス=ルォン=ガイリアの従兄弟です。
今は、そのルォンは、レイ=マグナス=シャプラニグデゥによって、
屍肉呪法(ラウグヌト・ルシャヴナ)をかけられて、ディルス城の一室に居ます。
そして、ガイルスの幼馴染の四人。
『ルシオ・ダイアナ・ジェーン・カシェル』
この四人は、すでに、子供のころに、一回死んでます。
そーして、エル様の気まぐれ(!?)によって、死んだまま、生きてたのですが・・・・。
ディルス王国のカタート山脈侵攻のとき、完全にエル様のとこに戻ってます。
ちなみに、ルシオはSの欠片を宿してました。
ダイアナは、ルナ(赤の竜神)の力の一部を。
この二人は、兄妹です。
ガイの初恋の相手であり、今もって、好きな人です(笑)
そして、セイルーン王室。
フィリオネル=エル=ディ=セイルーン殿下(王子とは呼びたくない・・涙)の始めの奥さん。
『アーリィ=ドナ=アンボワーズ=セイルーン』
この人は、早くに死んでます(汗)
しかも、そして、ナーガ(グレイシア)として転生してたりします(滝汗)
ただ今の名前は『グレイシア=ウル=ナーガ=セイルーン』です。
そして、妹のいわずと知れた『アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン』
この二人は、二番目の奥さんとの間の子供です。
二番目の奥さんの名前が。
『シルメリア=ヴィナス=アストリア』
この人は、気の毒にも、Sの欠片の持ち主です。
そして、シルメリアの母親も欠片の持ち主でした。
シルメリアの母親のキュリアは、察知した魔竜王ガーヴに殺されてます(汗)
それ以外のサブキャラ(!?)←でも結構重要(爆!)
ご存知!!
天下無敵の天才魔道士『リナ=インバース』
と脳ミソくらげ剣の腕は超一流『ガウリイ=ガブリエフ』
もいたりします(汗)
この二人に関しては、この話の設定では、
二人とも、エル様の子供という設定です。
リナが、『リナスレイヤー=トゥエル=ウル=ナイトメア』
虚無と有・創造と破壊・再生と破滅を担当してます。
ガウリイが、『カウリイ=ルシフェル=ウル=ナイトメア』
光と闇・希望と絶望・誕生と滅びを担当してたりします。
この二人は、表裏一体の関係です。
エル様は、ご存知(はあと)
全ての混沌の源(はあと)金色の王である
『金色の魔王(ロードオブナイトメア)』(はあと)
ついでにゆーと、
リナスが人間に転生したそのときの両親と家族の名前が。
『セシル=ドナ=インバース』←母親
『マクスヴェルズ=フォン=インバース』←父親
『ルナ=インバース』←姉(赤の竜神の騎士・スィーフィードナイト)
(でも、実は、スィーフィード本人である『ルナ=スィーフィード』)
むちゃくちゃ、この話では関係ない人物として。
『レーン=ターブッナイト=セルシウス』
三回しか、このレーンは、登場してなかったり(汗)
子供のときと、カンヅェルを付回していたときと、そしてシルメリアの葬式(汗)
実は、本編二部で、活躍(!)した、ミリーナの母親という設定です。
ちなみに、ミリーナは、このシルメリアの葬式で、ちょこっと登場してます。
シルメリアが死亡したのは、リナが三歳。ルナが七歳。
アメリアが三歳、グレイシアが七歳のときです。
おまけの情報としてガウリイは、そのとき、十歳です。
死亡どきのシルメリアの年齢は二十四歳です。
フィルさんは、二十七歳といった設定にしてあります。
それでは♪
次回で(はあと)





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19857よかったです〜〜!!らん 2002/1/30 20:59:06
記事番号19846へのコメント

かおさんは No.19846「見果てぬ夢・第十ニ話」で書きました。


 らん:こんにちわ♪心底忙しくて・・・やっと来る暇が出来てきてみればvv
    続きが〜〜きゃ〜〜〜〜嬉しいなってことで、
    位置はかなり危ないですがレスです♪

>涙ながらに訴えてくるシルメリア様。
>「お願い。ガイ・・・。」
>う゛・・・・。
>そ・・・そういわれては・・・・・//////
>しかも、その姿が、ダイアナとダブって。
>うぅ・・・・。

 らん:逆らえないですよね〜〜

>・・・ま゛で(汗)
>もしかして、もしかすると(滝汗)
>るぉん、ルォン、ルォォン♪
>ばたぱたと尻尾を振ってなぜかスキップしているよーなドラゴン・・・。

 らん:可愛いvv

>「ふ・・・・まっさかぁ(はあと)今日、初めて唱えたんだもん(はあと)」
>・・ちょっと、待ってください・・・(汗)
>「出来ないに決まっているじゃない(はあと)お母様(はあと)おーほっほっほっ・・。」
>『だあああああぁぁぁぁぁあ〜〜!!!!!』

 エル様:ナーガだしvv
  らん:ですよね〜〜

>どーにか、ことなきを得たが・・・・。
>こ・・これは、呪文制御を教えておかないと!!
>し・・将来が・・・・(汗)

 らん:そのまま育ちますので、諦めましょう♪

>ペロペロペロ・・・。
>アイスを食べつつ説明しているゼロス。

 らん:セイルーン名物アイスクリーム♪

>「シルメリア様!!??」
>―だから、待てとゆーに!!!人間よ!!頼む!!考えなおしてくれぇ(汗)―

 エル様:情けないわね〜〜〜
  らん:え〜〜と・・・

>『ありがとう、いつでもそばにいるから・・・。フィリオネル。グレイシア。アメリア―。』
>―まてぃぃぃい!!!!あぁぁぁぁあああの御方にぃぃぃぃ!!!!(汗)―

 エル様:あらvv部下Sどうゆう意味かしら?
   S:ど・どえええええええええええええええええ!!!
  らん:あ、Sさん・・・鎌に振り回されている。
(らん現実逃避)

>―――シルメリア様は目を閉じた。
>永遠に覚めるとこのない・・・・眠りに。
>「シ・・・・シルメリアぁぁぁぁ〜!!!」
>「お母様!!!」
>「母ちゃま?ねんねしたの?」
>殿下・グレイシア様・アメリア様の言葉。
>幼いアメリア様は理解が出来てないようである。

 らん:・・・・・・・・・・・・・・・
エル様:鬱陶しい。仕方がないことよ。
 らん:だって・・・・エル様・・・しくしく・・・

>ならば、私は、魔王、彼方とともに、道連れに、この肉体から離れましょう。
>―こら・・まて(汗)
>もう、決心しました。
>あらあら(はあと)
>なんて強いここの持ち主♪

 らん:シルメリアさん。とても強いかたなのです。

>『それじゃあ、シルメリア(はあと)彼方が、どこまでできるか、見届けるわね(はあと)
>あ、S、いらないことしたら、そくお仕置きだかんね(はあと)
>ということで、そのまま、魂のみで、現世に留まっていいわよぉ(はあと)シルメリア(はあと)』
>あたしはシルメリアに声を送る。
>―でぇぇぇぇ!!!エル様ぁぁぁぁあ!!???
>なんかSは混乱してるけど・・・。
>ほっときましょ(はあと)
>『Sは、ほっといて(はあと)で?シルメリア?彼方は、どうしたい?(はあと)』
>あたしの言葉に。
>―私は、アメリア達が幸せになるように、見守っていたいです・・・・。
>シルメリアの願いは。
>母なればこその、純粋なる願い。
>面白そうだし・・・・。
>Sを魂に残したままで、シルメリアの気のすむまで現世においてみちゃいましょ(はあと)
>『それじゃあ、シルメリア♪S、こき使っていーから(はあと)Sの欠片、もったままで、
>しばらく世界に留まっておくのを許しましょう(はあと)』
>―本当ですか!!!ありがとうございます!!!!金色の魔王様!!!!
>―エ・・・・エル様ぁぁぁぁぁあ!!!!!!(涙)
>あー・・・。五月蝿い。
>さーてっと♪
>楽しくなるわよねぇ・・・。
>んっふふふふふふふ(はあと)

 らん:エル様〜〜〜〜〜!!!
エル様:なによ?
 らん:ありがとうございます〜〜〜〜!!
    シメリアさんの願いをかなえてくださって!!
エル様:あらvv

>今回は、いよいよクライマックス近し(はあと)

 らん:はう!!

>死亡どきのシルメリアの年齢は二十四歳です。
>フィルさんは、二十七歳といった設定にしてあります。
>それでは♪
>次回で(はあと)

 らん:はい!次回をお待ちしております♪それでは、駄文のレスでした〜〜


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19862落ちる寸前(汗)レス返し(滝汗)かお E-mail 2002/1/30 22:21:20
記事番号19857へのコメント

らんさんは No.19857「よかったです〜〜!!」で書きました。
>
>かおさんは No.19846「見果てぬ夢・第十ニ話」で書きました。
>
>
こんにちわ♪らんさん♪
> らん:こんにちわ♪心底忙しくて・・・やっと来る暇が出来てきてみればvv
>    続きが〜〜きゃ〜〜〜〜嬉しいなってことで、
>    位置はかなり危ないですがレスです♪
>
むちゃくちゃ怪しいです(爆!)
知ってて、投稿した私って・・・・(汗)
>>涙ながらに訴えてくるシルメリア様。
>>「お願い。ガイ・・・。」
>>う゛・・・・。
>>そ・・・そういわれては・・・・・//////
>>しかも、その姿が、ダイアナとダブって。
>>うぅ・・・・。
>
> らん:逆らえないですよね〜〜
です(笑)
>
>>・・・ま゛で(汗)
>>もしかして、もしかすると(滝汗)
>>るぉん、ルォン、ルォォン♪
>>ばたぱたと尻尾を振ってなぜかスキップしているよーなドラゴン・・・。
>
> らん:可愛いvv
参考は、子犬の頭をなでているディモスドラゴンから(笑)←スペシャルより(笑)
>
>>「ふ・・・・まっさかぁ(はあと)今日、初めて唱えたんだもん(はあと)」
>>・・ちょっと、待ってください・・・(汗)
>>「出来ないに決まっているじゃない(はあと)お母様(はあと)おーほっほっほっ・・。」
>>『だあああああぁぁぁぁぁあ〜〜!!!!!』
>
> エル様:ナーガだしvv
>  らん:ですよね〜〜
かお:ですねぇ・・・・。
>
>>どーにか、ことなきを得たが・・・・。
>>こ・・これは、呪文制御を教えておかないと!!
>>し・・将来が・・・・(汗)
>
> らん:そのまま育ちますので、諦めましょう♪
かお:でも、まあ、このときよりはましになったかと(笑)呪文暴走♪
>
>>ペロペロペロ・・・。
>>アイスを食べつつ説明しているゼロス。
>
> らん:セイルーン名物アイスクリーム♪
>
ゼロス:おいしいですよぉ(はあと)
>>「シルメリア様!!??」
>>―だから、待てとゆーに!!!人間よ!!頼む!!考えなおしてくれぇ(汗)―
>
> エル様:情けないわね〜〜〜
>  らん:え〜〜と・・・
 姫:魔王の自覚がなってないわねぇ(はあと)
かお:って・・・・すみれちゃん?その蝋人形は?(滝汗)
 姫:えい♪(針を突き刺す)
・・・・うぎゃぁぁぁぁ!!!!!
かお:あ゛・・・精神世界からSの悲鳴が(滝汗)
>
>>『ありがとう、いつでもそばにいるから・・・。フィリオネル。グレイシア。アメリア―。』
>>―まてぃぃぃい!!!!あぁぁぁぁあああの御方にぃぃぃぃ!!!!(汗)―
>
> エル様:あらvv部下Sどうゆう意味かしら?
>   S:ど・どえええええええええええええええええ!!!
>  らん:あ、Sさん・・・鎌に振り回されている。
>(らん現実逃避)
かお:らんさん、ローズヒップティーでも、どうぞvv(同じく現実逃避)
>
>>―――シルメリア様は目を閉じた。
>>永遠に覚めるとこのない・・・・眠りに。
>>「シ・・・・シルメリアぁぁぁぁ〜!!!」
>>「お母様!!!」
>>「母ちゃま?ねんねしたの?」
>>殿下・グレイシア様・アメリア様の言葉。
>>幼いアメリア様は理解が出来てないようである。
>
> らん:・・・・・・・・・・・・・・・
>エル様:鬱陶しい。仕方がないことよ。
> らん:だって・・・・エル様・・・しくしく・・・
かお:だって、以前に実際に死んでいるから・・・。フィルさんの奥さん・・(汗)
>
>>ならば、私は、魔王、彼方とともに、道連れに、この肉体から離れましょう。
>>―こら・・まて(汗)
>>もう、決心しました。
>>あらあら(はあと)
>>なんて強いここの持ち主♪
>
> らん:シルメリアさん。とても強いかたなのです。
・・・実は、ガイの一人称だから、触れてないエピソードもあったり(笑)
(フィブの番外編で計画中・笑)シルメリアたちの暴走!?(爆!)
>
>>『それじゃあ、シルメリア(はあと)彼方が、どこまでできるか、見届けるわね(はあと)
>>あ、S、いらないことしたら、そくお仕置きだかんね(はあと)
>>ということで、そのまま、魂のみで、現世に留まっていいわよぉ(はあと)シルメリア(はあと)』
>>あたしはシルメリアに声を送る。
>>―でぇぇぇぇ!!!エル様ぁぁぁぁあ!!???
>>なんかSは混乱してるけど・・・。
>>ほっときましょ(はあと)
>>『Sは、ほっといて(はあと)で?シルメリア?彼方は、どうしたい?(はあと)』
>>あたしの言葉に。
>>―私は、アメリア達が幸せになるように、見守っていたいです・・・・。
>>シルメリアの願いは。
>>母なればこその、純粋なる願い。
>>面白そうだし・・・・。
>>Sを魂に残したままで、シルメリアの気のすむまで現世においてみちゃいましょ(はあと)
>>『それじゃあ、シルメリア♪S、こき使っていーから(はあと)Sの欠片、もったままで、
>>しばらく世界に留まっておくのを許しましょう(はあと)』
>>―本当ですか!!!ありがとうございます!!!!金色の魔王様!!!!
>>―エ・・・・エル様ぁぁぁぁぁあ!!!!!!(涙)
>>あー・・・。五月蝿い。
>>さーてっと♪
>>楽しくなるわよねぇ・・・。
>>んっふふふふふふふ(はあと)
>
> らん:エル様〜〜〜〜〜!!!
>エル様:なによ?
> らん:ありがとうございます〜〜〜〜!!
>    シメリアさんの願いをかなえてくださって!!
>エル様:あらvv
かお:実は、一話とかぶりますvv最終回♪←ばらすなよ(汗)
>
>>今回は、いよいよクライマックス近し(はあと)
>
> らん:はう!!
です♪
予定では、あと一話♪
(十三話はすでに打ち込んであるので、十四話で終了予定)←いけるかどーか(汗)
>
>>死亡どきのシルメリアの年齢は二十四歳です。
>>フィルさんは、二十七歳といった設定にしてあります。
>>それでは♪
>>次回で(はあと)
>
> らん:はい!次回をお待ちしております♪それでは、駄文のレスでした〜〜
いえいえ、わざわざ感想、どうもでしたのです♪
らんさん
エル:・・で(はあと)あんたは、また小説打ち込み途中で何やってるのかなぁ(はあと)
 姫:そうよねぇ(はあと)私がまだ登場してないのに(はあと)番外編♪
かお:はぅ!!!!息抜きです(滝汗)
エル:・・それって、さっきから何回目?(はあと)
 姫:まだ、今日一本も打ち上げてないのよ(はあと)分かってるの(はあと)
かお:しくしく・・・。
   それでは、らんさん、感想、どうもでした。
   エル様とすみれちゃんに脅・・もとい指導をうけつつ、
   これにて退散としますのです(涙)
   それでは・・・・・。
>
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