◆−奇跡の女神 20−ゆみゆ (2001/10/28 17:57:35) No.17802
 ┣Re:奇跡の女神 20・続き♪エル様が(はあと)−かお (2001/10/28 18:23:38) No.17804
 ┃┗L様降臨(!?)でした(笑)−ゆみゆ (2001/10/29 21:13:13) No.17822
 ┗Re:奇跡の女神 20っ〜!!−宝珠 (2001/10/29 18:48:20) No.17821
  ┗リナ=インバース最強伝説!?−ゆみゆ (2001/10/29 21:21:10) No.17823


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17802奇跡の女神 20ゆみゆ E-mail 2001/10/28 17:57:35


 は〜い♪皆さん、こんにちわ♪
ゆみゆ代理のエルです。なぜ、このあたしがここにいるのかと言えば、今回はこのあたしをゆみゆの奴が、やっと、出すからなのよっ♪よーするに、その記念に前書きを乗っ取った(笑)
 むぐぐぅぅっ!!
何か、後で麻袋に包まれた謎の(笑)物体Bが唸ってるけど、気にしないでねっ♪
 …と言う訳で、ゆみゆのずるずると長くなってしまった駄文だけど、このあたしに免じて読んでやってねっ!
 しっかし、あたしを活躍させようの会会員05のクセにあたし出すのが遅すぎるのよね、こひつは―(どんな目にあわせようか模索中。)
 ***********************************
             『奇跡の女神 20』 〜それでも、あたしは―〜

 あたしは…?
『精神世界面からの攻撃』
そんなこと人間にできるはずはない。
ゼロスは言った。
あたしは本当に、人間か?と。
 あたしは―?

 リナさんはいつも、いろいろな表情をする顔を。
凍りついたようにして。
かたまっている。
僕は獣王様の手を借りずに。
ゆっくりと、立ち上がり。
リナさんの頬に触れる。
ビクッ!
リナさんは軽く体を、震わす。
が、しかし、体を動かすことはない。
「リナさん。僕と契約しませんか?」
僕はリナさんと再会した時に言った台詞を。
再び、言った。

 もし、もしも、あたしがすでに人じゃないとしても。
ゼロスと契約して何になると言うのだろう?
でも…何も考えられない。どうしたらいいのだろうか?
『契約しても、たぶん、何もならないんじゃない?』
突如、あたしの頭の中に声が響く。
『あら、突如じゃないわよ。それにはじめましてでもないしねっ♪』
まさか、呼び声はあんた?
は、はじめましてじゃないって……?
まさか、まさかがまさかしてまさかー!?(ぱにっく)
『そう、あたしよ。』
ええぇぇぇぇぇぇぇぇー!?
『ついでに言っとくけど。あたしにとってのあんたの存在と、あんたにとってのあたしの存在はどう言うものかわかる?』
…わかりたくないけど、意識がつながってる今の状態じゃあ、わかってしまった。
そんなことって、アリかー!?
『アリなのよっ!とは言え、このあたしでさえも、ビックリ仰天ものよ。あんたは、リナ、簡単に言うとあたしの気まぐれと偶然と、奇跡の産物ってとこね♪』
……き、気まぐれと偶然と、奇跡の産物って……。
『たくっ!あんたもぐだぐだ考えないで、どうしたらいいかなんて、どうにでもなるんだから、したいようにやりなさいよっ!いつもしたいようにやってちゃんと、そのツケだってはらってきたでしょうがっ!!』
彼女はそう言って。
あたしの背中を押す。
 いっしょに生きてきたわけでも、育てられたわけでもない。だが、たしかに絆は存在する。
『それに、リナ。今のあんたなら、この声が聞こえるでしょうね。軽く、目を閉じてごらんなさい。』
あたしは言われる通りに軽く、目を閉じる。
そして―。
もう一つの呼び声が聞こえる。
 『―リナ。』『リナさん―。』『リナ。』『リナさん…。』『リナ殿。』『リナ。』
思わず、涙が出そうになった。
皆の想いが、その声があまりにもうれしくて。
『リナ=インバース。あたしの力を使える、ただ一人の人間。あんたなら大丈夫よっ!―何せ、あんたはこのあたしの娘なんですから♪』
彼女はそう言い残し、去って行った。
彼女のあるべき場所―混沌へと。

 リナさんはなぜなのか、ゆっくりと瞳に力を取り戻す。
だが、しかし、静かに僕の方へと手をのばし…。
 すぱこぉぉぉんっ!
と、どこからか取り出したスリッパ(魔力強化済み)で。
僕の頭をどつく。
……すっかり、いつものリナさんのようである。
なぜだろう?残念だと思う反面、これでよかったと思ってしまう。

 「何、ヘタレなこと言ってるのかなぁ?」
あたしは前を向いて。
立ち上がり、ゼロスに向かって言った。
ようやく、あたしはゼロスの思惑とあの神託について気づく。
ゼロスは文字通り、どんな手を使ってもあたしと契約するつもりだったのだろう。このあたしを精神的に追い詰めてでも。
あの神託は―異なる希望を胸に抱きし『女神』が訪れる―と、言っていた。その異なる希望とは、異なる二つの力―光と闇の力―の源とも言ってもよい『混沌』のことを指すのではないだろうか?そして、『女神』と言うのは、『混沌』そのものである彼女と魂や精神においては彼女の娘であるあたしのこと、なのでは―?
 ―たとえ、それでもあたしはあたしでいたい。
「あたしは、ゴールのない人生には興味がないのよっ!」
あたしはいつかのように言った。となりにあいつはいないけど。
「…たとえ、あなたの魔力が人の持つものでなくとも?」
ゼロスが、何かを確かめるように言った。
それでも、あたしは―。
「―そうよ。他の誰が何と言おうと、あたしは人間やめるつもりはないし。…もし、人であることを、やめざる得ない状況に追い込まれたとしても、あたしは、あたしのままよ。」
あたしの台詞にゼロスは。
そんな顔ができるんだと言うような、寂しげな顔を。
「―リナさんらしいですね。」
そう言って、今度は何か悪戯を思いついた子供のような顔をする。
そして―。

 ちゅ(はぁと)
………一体、何が起こったのだろうか?一瞬、あたしはわからなかった。そして―。
ぶちっ
「何しやがる、この変態魔族ー!!」
あたしはそう言うなり、今度は自分の意志で。
朱金色の光を放つ。
が、先ほどより威力が弱いのか。
獣王ゼラス=メタリオムに難なく、防がれる。
「…ゼロス。お前、リナ=インバース殿を挑発するんじゃないわよ。そんなボロボロのクセに。」
と、上司が言えば。
「いやー、リナさんってば、からかうと楽しいんですよ。獣王様。」
と部下が言った。全く、この部下にしてこの上司ありね。
そうして、ゼロスと獣王ゼラス=メタリオムは去って行った。
その時、ゼロスはこう言い残す。
「―また、会いに来ます、リナさん。―僕以外の誰かに滅ぼされたりしないでくださいね(はぁと)」と。

 あたしは思わず、あいつが消えたあの空に。
「もう二度と、来るな。変態魔族ー!!」
と叫んでいた。
そうして、ふと、気づいたら。
雨が止み、空には虹がかかっていた。
そして、あたしは歩み出す。虹を見ながら。
虹が消えていくのは、寂しいかもしれない。でも、虹と出会わないよりはいい。だって、虹と出会った想いは残るから―。
 これから、先もたくさんの出会いと別れが、あるかもしれない。
それでも、あたしはあたしで在り続けたい。
                           エピローグへと続く。

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17804Re:奇跡の女神 20・続き♪エル様が(はあと)かお E-mail 2001/10/28 18:23:38
記事番号17802へのコメント

こんにちわ♪ゆみゆさん♪
まってましたの20話♪
エル様、ついに登場ですねぇ♪
>『アリなのよっ!とは言え、このあたしでさえも、ビックリ仰天ものよ。あんたは、リナ、簡単に言うとあたしの気まぐれと偶然と、奇跡の産物ってとこね♪』
>……き、気まぐれと偶然と、奇跡の産物って……。
なるほど♪ま、偶然というか、必然というか(笑)
たぶん、エル様が、あまりに面白いと思ったので、生まれたのでしょう(笑)
>「…ゼロス。お前、リナ=インバース殿を挑発するんじゃないわよ。そんなボロボロのクセに。」
>と、上司が言えば。
>「いやー、リナさんってば、からかうと楽しいんですよ。獣王様。」
>と部下が言った。全く、この部下にしてこの上司ありね。
ゼロスだし(笑)
しかし、ゼラス、不思議に思わんのかい!?
リナが精神世界からの攻撃できるのを(笑)
>そうして、ゼロスと獣王ゼラス=メタリオムは去って行った。
>その時、ゼロスはこう言い残す。
>「―また、会いに来ます、リナさん。―僕以外の誰かに滅ぼされたりしないでくださいね(はぁと)」と。
絶対、完全に、リナを滅ぼすのは・・・誰にも、できませんん・・。
だって、もし、そんなやつがいたら、・・多分、エル様が・・(涙)

> ちゅ(はぁと)
>………一体、何が起こったのだろうか?一瞬、あたしはわからなかった。そして―。
リナ・・・哀れ(笑)サードキス・・ゼロスに奪われちゃいましたか(笑)
>それでも、あたしはあたしで在り続けたい。
>                           エピローグへと続く。
エピローグ・・ガウリイとどうにか、なんないかなぁ♪←別れたのだってば・・(汗)
というわけで、次の最終回、頑張ってくださいなのですぅぅ!!
では、短いですが、感想まで。
さて・・長編の続きを〜・・・(涙)エル様に混沌に沈められてるかおからでした・・。

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17822L様降臨(!?)でした(笑)ゆみゆ E-mail 2001/10/29 21:13:13
記事番号17804へのコメント


>こんにちわ♪ゆみゆさん♪
こんばんわ♪かおさん♪
>まってましたの20話♪
>エル様、ついに登場ですねぇ♪
そうですっ♪我らがエル様登場いたしました。
>>『アリなのよっ!とは言え、このあたしでさえも、ビックリ仰天ものよ。あんたは、リナ、簡単に言うとあたしの気まぐれと偶然と、奇跡の産物ってとこね♪』
>>……き、気まぐれと偶然と、奇跡の産物って……。
>なるほど♪ま、偶然というか、必然というか(笑)
ゆみゆにとって、リナはある意味ではエル様の予測を超えた存在だと思ってます。
>たぶん、エル様が、あまりに面白いと思ったので、生まれたのでしょう(笑)
>>「…ゼロス。お前、リナ=インバース殿を挑発するんじゃないわよ。そんなボロボロのクセに。」
>>と、上司が言えば。
>>「いやー、リナさんってば、からかうと楽しいんですよ。獣王様。」
>>と部下が言った。全く、この部下にしてこの上司ありね。
>ゼロスだし(笑)
たしかに(笑)
>しかし、ゼラス、不思議に思わんのかい!?
>リナが精神世界からの攻撃できるのを(笑)
ゼラス様だから(笑)気にしない。(何たって、ゼロスの親だから…(笑))
>>そうして、ゼロスと獣王ゼラス=メタリオムは去って行った。
>>その時、ゼロスはこう言い残す。
>>「―また、会いに来ます、リナさん。―僕以外の誰かに滅ぼされたりしないでくださいね(はぁと)」と。
>絶対、完全に、リナを滅ぼすのは・・・誰にも、できませんん・・。
>だって、もし、そんなやつがいたら、・・多分、エル様が・・(涙)
暴れる?
>> ちゅ(はぁと)
>>………一体、何が起こったのだろうか?一瞬、あたしはわからなかった。そして―。
>リナ・・・哀れ(笑)サードキス・・ゼロスに奪われちゃいましたか(笑)
>>それでも、あたしはあたしで在り続けたい。
>>                           エピローグへと続く。
>エピローグ・・ガウリイとどうにか、なんないかなぁ♪←別れたのだってば・・(汗)
はい、残念ながら、別れちゃってます。再登場の予定は、今のところ、なしっ!!
>というわけで、次の最終回、頑張ってくださいなのですぅぅ!!
はい。レス、どうも、ありがとうでした♪
>では、短いですが、感想まで。
>さて・・長編の続きを〜・・・(涙)エル様に混沌に沈められてるかおからでした・・。
 ふふふ、長編の続き、頑張ってやるべく、復活してください♪

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17821Re:奇跡の女神 20っ〜!!宝珠 2001/10/29 18:48:20
記事番号17802へのコメント

こんにちわ、ゆみゆさんv読ませていただきました!!
わ〜いっv我らがLさまご登場ッー!!(*><*)
ふふ、ゼロス君・・・『僕以外の誰かに滅ぼされないで下さいね』って・・・
いや、もうリナは誰にも滅ぼされないだろうよ・・・。(滝汗)
ものすごく、面白かったです!次回作、楽しみにしてますねv

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17823リナ=インバース最強伝説!?ゆみゆ E-mail 2001/10/29 21:21:10
記事番号17821へのコメント


>こんにちわ、ゆみゆさんv読ませていただきました!!
こんばんわ、宝珠さん♪レス、どうも、ありがとうでした!!
>わ〜いっv我らがLさまご登場ッー!!(*><*)
エル様を活躍させようの会会員05、やっとこさの面目躍如っ!(後、少し、遅かったら重しにSつきで、混沌に沈んでいた……(恐!!))
>ふふ、ゼロス君・・・『僕以外の誰かに滅ぼされないで下さいね』って・・・
>いや、もうリナは誰にも滅ぼされないだろうよ・・・。(滝汗)
まさしく、その通り!!
>ものすごく、面白かったです!次回作、楽しみにしてますねv
うみゅ、嬉しいです(はぁと)ありがとうでした♪

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