◆−僧侶連盟(プリーストれんめい) 5−むくぅ (2001/10/25 18:42:59) No.17767
 ┣むくぅさん追跡部隊!!!−紫嵐 (2001/10/25 22:03:35) No.17770
 ┃┗逃走部隊結成…(待て)−むくぅ (2001/10/28 10:13:04) No.17795
 ┣続きだ♪続きだ♪わーい♪−かお (2001/10/25 22:57:16) No.17771
 ┃┗投稿スピードが凄い勢いで下がってます…−むくぅ (2001/10/28 10:18:26) No.17796
 ┣僧侶連盟(プリーストれんめい) 6−むくぅ (2001/11/2 18:09:02) No.17860
 ┃┣6がでってる〜♪わーい♪−かお (2001/11/2 18:29:24) No.17861
 ┃┃┗やっと書けました…−むくぅ (2001/11/2 19:56:55) No.17863
 ┃┗ヴィリシアさんまたピンチ?−紫嵐 (2001/11/2 20:06:08) No.17864
 ┃ ┗程よいくらいにピンチです−むくぅ (2001/11/3 08:47:45) No.17879
 ┗僧侶連盟 7−むくぅ (2001/11/5 15:42:12) NEW No.17945
  ┣Z〜♪−紫嵐 (2001/11/5 19:38:48) NEW No.17951
  ┃┗一体いつ終わるんでしょう…(汗)−むくぅ (2001/11/6 15:26:31) NEW No.17962
  ┣あはは!−たかこ (2001/11/5 22:07:28) NEW No.17956
  ┃┗はじめまして…ですよね?−むくぅ (2001/11/6 15:34:19) NEW No.17963
  ┃ ┗そうです!はじめまして、です。−たかこ (2001/11/6 18:22:34) NEW No.17966
  ┃  ┗では改めてはじめまして−むくぅ (2001/11/6 21:47:10) NEW No.17972
  ┗Re:僧侶連盟 7・レスが遅くなりましたぁ(汗)−かお (2001/11/6 22:46:55) NEW No.17974
   ┗いえいえ感想どうもです♪−むくぅ (2001/11/7 14:20:15) NEW No.17982


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17767僧侶連盟(プリーストれんめい) 5むくぅ 2001/10/25 18:42:59


「いきなり暴爆呪(ブラスト・ボム)ッ!」

 ちゅど。

 …………って……いきなり何するんですかぁぁぁぁッ!
 しかも『魔血玉(デモン・ブラッド)』ないのに暴爆呪(ブラスト・ボム)って一体!?
「あんたへの恨みのなせる技よッ!
 そもそも! どぉしてこんなに長い間投稿してないんじゃあんたはぁぁぁぁッ!」
 すいませんッ!見事なまでに全ッ然文章が浮かんでこなかったからなのですッ!
「えばるなッ!
 ――それで、どぉして浮かばなかったわけ?」
 ゼロスさんのせいなのです……
「は?」
 あのひと、自分で『今回の件に自分は直接関わってない』って言ったはずなのに、夢鬼操ってたグロゥさんとほのぼのと話してたんですよッ!?
「自業自得ぢゃぁぁぁぁぁぁッ!
 竜破斬(ドラグ・スレイブ)ッ!」

 どごむ。

 そ、それでは……覚えていたら――読んで下さ……がくっ。

=====================================

 彼は突然、歩く足を止めて後方を振り返った。
「ん……?」
「どうしたの? ゼル?」
 あたしのことばに、彼――ゼルガディスはかすかに眉をひそめながら、
「いや――なにか声が……」
「『出た』わけ?」
 彼は気配を探るようにしてそのエルフのような耳を動かしながら、
「……解らん。一般人がぶち当たったのかもしれんが……」
「それなら……急がなきゃッ!」
「ああ。そうだな――こっちだ」
 ゼルガディスが前になって、あたしたちは走り出し――
 ぎゅんっ!
 闇夜をすりぬけ、信じられないスピードであたしの横すれすれを走っていったのは、金の髪の女性――
「ヴィリスッ!?」
「なにっ?!」
 あたしとゼルの叫び声に、彼女は走りを止め、五十メートルほど先から、
「リナッ! えーと魔剣士ッ!」
「まだ名前覚えてなかったわけッ!?」
「そんなこたぁどーでもいいッ! 『来るぞ』ッ!」
 ヴィリスの叫びにあたしとゼルは、同時に後方を振り返る。
 子ども――にしては恐ろしいほどのスピードで走ってくる少女が一人――いや、ヒトではないのか。
「あれ何ッ!? 魔族!?」
 叫びに、
「夢鬼ッ! 私今魔力ヤバいからリナたちだけで応戦しといてくれッ! んじゃッ!」
「ちょ、ちょっとぉ!?」
 あたしの制止も聞かずに、ヴィリスは全速力で走っていってしまった。
「夢鬼……って、何でこんなところにいるわけ……?」
「――知っているのか? 俺は初めて聞くが……」
 眉をひそめるゼルガディスに、あたしはしばし考えて、
「魔力を『喰う』魔物だった……はずよ。セイルーンなんかに来たら、魔力が抜けて消滅してしまうのに――」
「誰かが連れてきた――ということか?」
「さぁ……」
 あたしは首を傾げつつ呟く――ゼルガディスの言うとおりだとすれば、この夢鬼も、ある意味では被害者とも言えるのかもしれない。
 だが――襲ってくるなら倒すのみッ!
 ゼルとあたしは横に跳んで離れると、少女の姿をした存在(もの)に視線を向ける。

 ……邪魔しないで……

 少女は思念波(テレパシー)で囁くと、ふわりと宙に浮かびあたしに向かって近づいてくる。
「火炎球(ファイヤーボール)ッ!」
 どごっ!
 あたしの呪文をまともに受けて、少女はかすかに後退し――それだけだった。
「しまったぁぁあっ! 精霊魔法効かないんだったッ!」
「アホかぁッ!」
 思わず呪文中断してまでツッコミするゼルガディス――だがあたしは知っている。彼が唱えていたのも精霊魔法だったことを。
 ……あとでアメリアに言いつけてやろ。
「黒魔術がパワーダウンしてるってのに……厄介ね……」
 あたしは夢鬼と距離を取りながら、どんな魔法を唱えるべきか考える。
 と――
「アストラル・ヴァ――」
 馬鹿ッ!
「ストップゼルッ! ンなもんで攻撃したら、剣を介して魔力を吸い取られるわッ!」
 お得意の呪文を唱えようとしたゼルガディスを制し、あたしは夢鬼に向き直り――
「ぉをぅッ!?」
 とんでもないスピードで目の前に迫ってきた、悲痛な『少女』の表情に、思わず悲鳴を上げる。
「黒妖陣(ブラスト・アッシュ)ッ!」
 げげげッ!?
 ゼルガディスの放った呪文に、あたしは思わず身をすくませ――
 どぅむっ!
 生きとし生けるもののみを葬る黒い影は、少女のみを正確に包み――あとには、塵も残さなかった。
 ぺたんっ……
 あたしはそのままへたりこむ。
「こ……腰が抜けた……っ!」
「全く――情けないな」
 呆れたように呟くゼルガディスを、あたしはへたり込んだまま睨みつけ、
「あ、あのねぇッ! 至近距離に仲間がいる時に、ンなぶっそーな術放つわけッ!? ふつーっ!」
「呪文を放っていなければ、今頃は魔力を吸われてぶっ倒れていたぞ」
「そりゃそーだけど……死にはしなかっただでしょーがッ!」
 ムキになって言い返すあたしに、彼はため息をつくと、
「――なら、お前は数週間も魔法が使えなくなる方がよかったか?」
「う゛ッ――そ、そりはそぉだけどッ!」
「そうだけど?」
「次にこんなことがあったら、はっきり言って減給ものよッ! げんきゅーッ!」
「給料なんざもらってないんだがな……」
 あたしの苦し紛れの捨て台詞に、ゼルガディスはため息混じりに呟く。
「と・に・か・くッ! 罰としてあたしをおぶってくことッ! いいッ!?」
「それくらいなら、なんなりと――」
 彼は大きくため息をつき、あたしをおぶいあげた。
「さぁっ! さっさとヴィリスに追いつくのよゼルガディスッ! はいよーっ!」
「俺は馬かッ!」
 ぎゃーぎゃーと言い合いつつも、ゼルガディスはかなりのスピードで走ってゆく。
 ……他のみんなは、ちゃんと夢鬼に対応しきれているだろうか――
 胸のうちに起こる不安と心配を首を振って振り払い、あたしはゼルガディスの金属の髪の向こうに、セイルーンの暗い闇を見つめていた。


 民家の屋根を道代わりに、三つの影が攻防を繰り返していた。ガウリイ、アメリア――そして、夢鬼である。
「そっち行ったぞッ! アメリアッ!」
「――烈閃槍(エルメキア・フレイム)ッ!」
 ガウリイの呼びかけに応えて、アメリアは夢鬼に呪文を解き放つ。
 う゛ぅんッ!
 少年の姿を形どった魔物は、呪文をまともに受け、霧散する。
 ――とんっ。
 完全に夢鬼が消えたのを確認すると、二人は屋根から地面に飛び降りた。
 ガウリイは安堵の息をつき、
「ふぅ――ナイス、アメリア」
「追い込みごくろうさま。ガウリイさん。おかげで早く片付いたわ」
 アメリアはにっこりと微笑み、
「でも――夢鬼(あんなの)をガウリイさんが知ってるなんて意外でした。
 あたしは知らなかったのに……」
 少々悔しそうな表情で言った彼女に、ガウリイは少し自嘲気味に微笑むと、
「傭兵やってたとき、な。俺が雇われていた部隊は夢鬼の大群に襲われたんだ」
「え――?」
 アメリアはガウリイの顔に、跳ね上げるように視線を向けた。
 自分は何か聞いてはいけないことを言ったのだろうか……もしかして――
「あの、ガウリイさん。わたし――」
「それでな――」
 何か遠くを見るような表情で、ガウリイはアメリアの言葉を遮って話し出す。
「傭兵部隊の魔法が使えない人間って俺だけだったから――たった一人で夢鬼の大群に突撃させられたんだ」
「え゛。」
 アメリアはガウリイの、『遠きよくもない日々を懐かしむ』眼差しに、なにやら疲労感を覚えながらも、
「そ、それは――災難でしたね」
 引きつった笑顔で言う。
 他にどう言えというのだ。
 リナやヴィリシルアだったら軽く笑い飛ばしただろうが……
「ああ。大変だった。夢鬼は何とか全部倒したんだが、その後三日は昏睡してて、髪の毛も真っ白だったらしい――」
「あっ……あはははははは。
 それは、なんとも……」
 頼むからこれ以上話を止めてほしい。
 アメリアは、これ以上もないほどひきつりまくった笑顔で笑いつづけながら、心の底からそう願った。


「ヴィリスッ!」
「――リナ……う゛ッ!?」
 ふみッ! だんッ! げしいぃぃッ!
 あたしはゼルの頭を踏み台にして飛び上がると、彼女に飛び蹴りを喰らわせた。
 顔面に喰らって仰向けに倒れ伏すヴィリス。そしてあたしの背後でどさりっ、という音――恐らくゼルガディスが倒れたのだろう。
 あたしが蹴倒したのだが。
 鼻の頭を押さえつつ、彼女はこちらに非難めいた視線を向けると、
「………てて。
 何するんだよッ!」
「敵前逃亡して人に押し付けた奴が言う台詞かあぁあぁぁあぁぁぁッ!
 ……で、何で逃げたわけ? あんただったらあんな奴さっさと倒せたでしょーに」
「最初はまさか夢鬼だとは思わなかったんだよッ!
 ――んで蹴りいれたら魔力吸われた。んで逃げた」
「なるほど……」
 あたしは納得したように呟いた。ヴィリスの髪はまだ全体的には金髪だが、所々に白銀が混ざっている。
「……老けた?」
「馬鹿にしてんのかッ!」
「当たり前でしょ」
「………………………………をい」
 はぅッ!?
 とーとつに聞こえた声に、あたしが慌てて振り返ると、視線の先には倒れ伏したまま頭だけを上げ、こっちを見ているゼルガディス。
 あたしはぱんっ! と手を打ち合わせ、真顔できっぱり、
「ごめん。何かきっぱし忘れてたわ」
「忘れてたで済むかぁッ!」
 彼は叫ぶとがばしッ! と起き上がる。人差し指をこちらに向けながらつかつかっ、と足音を立ててすばやく歩み寄ると、
「リナッ! この前から思ってたがお前最近短気だぞッ!? それとも俺たちに何か恨みとかあるのかッ!?」
「あんたらがあたしを怒らすのが悪いッ!」
 きっぱりはっきり言い切るあたしに、ゼルガディスはがくっと肩を落とす。
「何か新しい発想の転換か、それは……」
「正論よ」
「……そうか」
 もはや何も言う気にならなくなったらしく、彼は大きくため息をつくと、あたしに背を向けて、はぁぁっとひとつ大きくため息をつく。
「そっちの喧嘩は収まったらしいな」
 苦笑しつつのヴィリスの言葉に、あたしは、
「まぁね」
 と鼻を鳴らし、ことさら不機嫌を装いつつ言った。
 ヴィリスは苦笑を収め、不機嫌そうな――不本意そうな顔を作ると、
「それは置いておくとして、だ。
 私は街から出る。お前らはどうする?」
「街から、出る?」
 意外な彼女の台詞に、あたしはかすかに首を傾げる。ゼルガディスの方は見えないが、ゆっくりとはいえない速さで振り返る気配が、した。ヴィリスは頷くと、
「ああ。さっきも言ったけど、魔力がやばいからな。この町の中じゃあ回復もできないだろ」
「そう――あたしたちは他のみんな探してみるわ。夢鬼相手だと手間取ることもあるでしょーし」
「確かに、知らない奴にゃあ厄介な相手だからな――んじゃ、フェイトを頼んだぞ」
「フェリアさんを信用しなさいよ」
 らしい台詞に、あたしは苦笑しながら言う。ヴィリスは少し顔を赤らめると、口の中でそうだな、とだけ呟いた。
「じゃ。お互い頑張ろか」
「オーケイ」
 あたしは笑顔で頷く。ヴィリスは笑い返すと、踵を返して街の外の方に走っていった。
「――さて、と。まずはどっちから探す?」
「ヴィリシルアの奴には悪いが、アメリアとガウリイの方でいいだろう。評議長たちの方は知っていそうだからな」
「……そうね……」
 あたしは頷きながら、にんまりと笑う。
 彼の意図は解りきっている――アメリアが心配だから。
 ――まぁ、意図はどうあれ、意見にはあたしもほぼ賛成である。
「じゃ、さっさか出発しましょうかッ!」
「をいちょっと待て。何故に俺の背後に移動する?」
「おんぶV」
 にっこりにこにこ言うあたしに、ゼルガディスはよっぽど意外だったのかがくんっ! と肩を落とすと、地の底から聞こえてくるような声音で、
「………もう十分立てるだろーが……しかもさっきヴィリシルアに蹴りいれてただろ」
「ちっ。ダメか――楽できると思ったのに」
「あほか」
 あたしが舌打ちすると、ゼルガディスは冷たくツッコんだ。

=====================================

 ゼルガディス……・リナ……?
 うーみゅ。どうしておんぶなんかしてらっさるのですか……?
「気にしないほうがいいと思うヨ。
 ――でも、どうでもいいケドあのあの人形心配しすぎダヨネ。
 あの魔王竜の子供下手したらあの人形より実力上なんだからサ。心配するコトなんかナイのに」
 むッ! 今全国推定五千万はいると思われる保護者様方を敵に回しましたねッ! グロゥさんッ!
「そんなにいないデショ。自分は養われてる身のくせに」
 それはまだ子供なのですから♪
「――僕の出番もっと作れってコトで怒りのパンチッ!」
 っきゃぁあぁッ!? 何故にパンチが飛んでくるのですッ!? さてはさっき物珍しそうに見てたロボット番組のせいがげふッ!?

 (グロゥ、むくぅが完全に動かないのを確認して)

「悪は滅んダ……」



 …………………………えーと。 グロゥさんがいそいそとビデオにテープをセットしてるので、自分は逃げますのです。
 グロゥさん、何か調子に乗って妙なキャラにならないといいのですね♪
 それでは、むくぅなのでしたぁああぁッ! 逃走ッ!

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17770むくぅさん追跡部隊!!!紫嵐 E-mail 2001/10/25 22:03:35
記事番号17767へのコメント

>「いきなり暴爆呪(ブラスト・ボム)ッ!」
> ちゅど。
> …………って……いきなり何するんですかぁぁぁぁッ!
本当にいきなりだな、リナ・・・

> しかも『魔血玉(デモン・ブラッド)』ないのに暴爆呪(ブラスト・ボム)って一体!?
ええ?!・・・やっぱ人間じゃな・・・(ちゅどぉんっ!)

>「あんたへの恨みのなせる技よッ!
> そもそも! どぉしてこんなに長い間投稿してないんじゃあんたはぁぁぁぁッ!」
俺の方が凄いけどな〜…(苦笑)小説全然投稿してないっスぅ…

> すいませんッ!見事なまでに全ッ然文章が浮かんでこなかったからなのですッ!
はーい。右に同じ〜…

>「えばるなッ!
> ――それで、どぉして浮かばなかったわけ?」
> ゼロスさんのせいなのです……
あ、他人(ヒト)のセイにした。ま、ゼロスだからいい…(黒い円錐、紫嵐を襲う。何とか避ける)

>「は?」
> あのひと、自分で『今回の件に自分は直接関わってない』って言ったはずなのに、夢鬼操ってたグロゥさんとほのぼのと話してたんですよッ!?
>「自業自得ぢゃぁぁぁぁぁぁッ!
> 竜破斬(ドラグ・スレイブ)ッ!」
>
> どごむ。
>
> そ、それでは……覚えていたら――読んで下さ……がくっ。
忘れていないので、ご安心を。

>=====================================

> ゼルガディス……・リナ……?
> うーみゅ。どうしておんぶなんかしてらっさるのですか……?
おんぶと言えば、スレイヤーズ本編でもリナ&ガウリイがやってましたよね。

>「気にしないほうがいいと思うヨ。
> ――でも、どうでもいいケドあのあの人形心配しすぎダヨネ。
> あの魔王竜の子供下手したらあの人形より実力上なんだからサ。心配するコトなんかナイのに」
> むッ! 今全国推定五千万はいると思われる保護者様方を敵に回しましたねッ! グロゥさんッ!
グロゥ・・・あ、あのピエロっ!

>「そんなにいないデショ。自分は養われてる身のくせに」
> それはまだ子供なのですから♪
俺もです♪

>「――僕の出番もっと作れってコトで怒りのパンチッ!」
> っきゃぁあぁッ!? 何故にパンチが飛んでくるのですッ!? さてはさっき物珍しそうに見てたロボット番組のせいがげふッ!?
>
> (グロゥ、むくぅが完全に動かないのを確認して)
>
>「悪は滅んダ……」
待テ、やってる事はお前が悪だ、グロゥ・・・

>……………………………えーと。 グロゥさんがいそいそとビデオにテープをセットしてるので、自分は逃げますのです。
> グロゥさん、何か調子に乗って妙なキャラにならないといいのですね♪
> それでは、むくぅなのでしたぁああぁッ! 逃走ッ!
よしっ!
むくぅさん追跡部隊!!!出動!!(と言っても俺ぐらいか・・・)
追跡(ホーミング)開始!!
               紫嵐でした!

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17795逃走部隊結成…(待て)むくぅ 2001/10/28 10:13:04
記事番号17770へのコメント

紫嵐さんは No.17770「むくぅさん追跡部隊!!!」で書きました。

>>「いきなり暴爆呪(ブラスト・ボム)ッ!」
>> ちゅど。
>> …………って……いきなり何するんですかぁぁぁぁッ!
>本当にいきなりだな、リナ・・・

 はっはっは。いきなり死に掛けましたよ(朗らかに笑うな)
 どうも、むくぅなのです。紫嵐さんッ! 感想どうもなのですっ!

>> しかも『魔血玉(デモン・ブラッド)』ないのに暴爆呪(ブラスト・ボム)って一体!?
>ええ?!・・・やっぱ人間じゃな・・・(ちゅどぉんっ!)

 あ。そっちもいきなりなのですね(ちゅどぉんッ!)

 ……………今何か別のヒトが攻撃してきたような……?

>>「あんたへの恨みのなせる技よッ!
>> そもそも! どぉしてこんなに長い間投稿してないんじゃあんたはぁぁぁぁッ!」
>俺の方が凄いけどな〜…(苦笑)小説全然投稿してないっスぅ…

 この連盟(略すな)が続き物じゃなかったら、多分ずっとほっぽらかしてましたから大丈夫ですッ!(断言すな)

>> すいませんッ!見事なまでに全ッ然文章が浮かんでこなかったからなのですッ!
>はーい。右に同じ〜…

 浮かんでこなかった――ていうか現在進行形で浮かんできません。考えてません(考えろ)

>>「えばるなッ!
>> ――それで、どぉして浮かばなかったわけ?」
>> ゼロスさんのせいなのです……
>あ、他人(ヒト)のセイにした。ま、ゼロスだからいい…(黒い円錐、紫嵐を襲う。何とか避ける)

 あ、反射神経いいですねッ! 自分は運動が苦手なので避けるのは不可の……(火炎球直撃)

>> そ、それでは……覚えていたら――読んで下さ……がくっ。
>忘れていないので、ご安心を。

 ほっ。

 …………………安心してみました(待て)

>> ゼルガディス……リナ……?
>> うーみゅ。どうしておんぶなんかしてらっさるのですか……?
>おんぶと言えば、スレイヤーズ本編でもリナ&ガウリイがやってましたよね。

 あー……あの時は作戦でしたけど……今回はもぉ、れっきとした偶然と不幸ってことで(どっちが?)

>グロゥ・・・あ、あのピエロっ!

 今は格好ピエロじゃないのですけど、喋り方がすでにピエロ……(どかっ)

>>「そんなにいないデショ。自分は養われてる身のくせに」
>> それはまだ子供なのですから♪
>俺もです♪

 ネット怒鳴られながらやってます……

>> (グロゥ、むくぅが完全に動かないのを確認して)
>>「悪は滅んダ……」
>待テ、やってる事はお前が悪だ、グロゥ・・・

 とりあえず首がヘンな方向に曲がるのは防ぎました……でも世界がゆがんでます……(汗)

>よしっ!
>むくぅさん追跡部隊!!!出動!!(と言っても俺ぐらいか・・・)
>追跡(ホーミング)開始!!

 をしッ! 逃走部隊結成ってコトで夜さんのチカラを借りてみました。
 竜に乗りつつ逃走しますッ!
 それではむくぅなのでしたぁぁ! 逃走ッ!

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17771続きだ♪続きだ♪わーい♪かお E-mail 2001/10/25 22:57:16
記事番号17767へのコメント

こんにちわ♪
明日も速いというのに、やってきているかおでーす(笑)
来たかいが、ありました☆
しかし、展開がわくわくものになってきましたねー♪
でも、一体、シルフィールたちを誘拐したのは・・誰なんだろ?
では、続き、まってますので♪
あと、グロゥさん(笑)宅急便をお届けにあがりましたー(笑)
では、受けとりを願います♪
(表には書いてないけど、ミルガズィアさんのギャグ集でーす♪)
ではでは、あ、むくぅさんには、耳栓の配達まで(はあと)
では、むくぅさんを無事に逃がすために、私の方から、誰か、
出張させますのです♪←と、いったら、エル様が面白がってそちらに行きました(汗)
ではでは、感想(なのか?!)でした♪

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17796投稿スピードが凄い勢いで下がってます…むくぅ 2001/10/28 10:18:26
記事番号17771へのコメント

かおさんは No.17771「続きだ♪続きだ♪わーい♪」で書きました。

>こんにちわ♪

 こんにちは♪

>明日も早いというのに、やってきているかおでーす(笑)

 今日で休日終わりだなぁ、と思いつつ、ついさっき宿題やってたむくぅなのです……

>来たかいが、ありました☆
>しかし、展開がわくわくものになってきましたねー♪
>でも、一体、シルフィールたちを誘拐したのは・・誰なんだろ?

 実は……誘拐されたワケではないんですッ!(待て)
 何かはじめは誘拐されてたはずなのに……?

>では、続き、まってますので♪

 待たないで下さい♪(おい)
 いや、本気で書くスピードダウンって言うか一日に一行しか書いてないって言うか……(遅すぎ)

>あと、グロゥさん(笑)宅急便をお届けにあがりましたー(笑)
>では、受けとりを願います♪
>(表には書いてないけど、ミルガズィアさんのギャグ集でーす♪)
>ではでは、あ、むくぅさんには、耳栓の配達まで(はあと)

 グロゥさんは恐らくギャグセンスずれてるので大丈夫でしょう(そうなのか)
 私はきっちり耳栓お受け取りいたしましたV

>では、むくぅさんを無事に逃がすために、私の方から、誰か、
>出張させますのです♪←と、いったら、エル様が面白がってそちらに行きました(汗)
>ではでは、感想(なのか?!)でした♪

 をぅっ!? 何かかえって無事逃げられそうにないって言うか一緒に追撃者と攻撃してきてるぅぅッ!?
 それではむくぅなのでしたッ! 逃走ですッ! 感想どうもなのです〜ッ!

(虚無が虚空を渡り、むくぅ、消滅する)

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17860僧侶連盟(プリーストれんめい) 6むくぅ 2001/11/2 18:09:02
記事番号17767へのコメント

 やっと投稿なのです……どうも皆さんお久しぶりです。一時期やばいくらいに文章思いつかなくてどうしようもない状態だったむくぅなのです。
 ――ちなみに今も微妙に継続中なのです……ああ、どぉしようっ!?
「とりあえず腹切って詫びろ」
 (ずばしゅっ!)痛ッ!? 言ってるそばから腹に剣を突き刺さないで下さいッ! ゼルガディスさんッ!!
「お前が悪い。何で俺がリナの奴をおぶったりしなくちゃならんのだッ!?」
 おぶうならアメリアさんの方がよかったなー、と?
「確かにそれもあ……はッ!? 待てそこメモるなッ!!」
 はっはっは。何を言ってるんですかゼルガディスさん。この部屋には最初っからテープレコーダーが仕掛けてあるんですよ。
「嘘こくなッ! 一回死んでこいっ! このアホッ!」
 (ごげっ!)うばふっ!? そ、それではお暇でしたらご覧下さいッ!?

=====================================

「あああああッ!」
「どうしたんです?」
 突然グロゥがあげた叫び声に、ゼロスは訝しげな顔で問う。彼はきっ! と目を鋭くして振り返ると、
「どうしたじゃないヨ――さっきから夢鬼の数が減ってると思ったら……あいつらのせいじゃないかァッ!
 どぉしてくれるのさゼロス様ッ!? これじゃあこっちの仕事が終わんないヨッ!」
 ヒステリックとまではいかないまでも、十分すぎるほど不機嫌な口調で覇王神官は叫んだ。怒りの矛先はゼロスにはまだ向いてはいないらしいが、リナたちを徹底的に嫌っているだろう彼が、八つ当たり気味の怒りの矛先を自分に向けないとは限らない。
 ゼロスはとりあえず、こほんっ、とひとつ咳払いをすると、
「――あなたの計画の妨げになるからといって、彼女たちを殺すわけにはまいりません。
 それに、お互いの意見と都合を尊重しあう。それが今回のセイルーンでのルールです」
「アリドでのルールを破ったのはそっちだったネェ。僕はいわば、君が忠誠を誓う獣王様のご意向によって、貴重な休暇と上司の信頼、おまけにささやかな平和を失ったわけダ……難儀な時代だヨ。全く」
「僕はそんなもの、手に入れる予定さえなかったんです。予定があっただけましと思ってください」
 ゼロスは表情を変えず笑顔で返したが、ゼロスの他の獣王の部下の魔族が聞いたなら顔を青か赤に染めただろう。何しろ、グロゥが言ったのははっきりとゼロスの主君、『獣王(グレーター・ビースト)』ゼラス=メタりオムへの悪口である。上司が聞いたら苦笑するか、はたまた激怒するか――判断はつけがたい。
 どちらにしろ試してみる気はグロゥには全くないだろうが。
 ――はっきりいって、魔道士協会の見習い魔道士が、導師(マスター)の悪口を言うのと同レベルである。
 グロゥはひとつため息をつき、
「ま、話がそれちゃったケド、結局どうするわけ? まさかのこのこリナ=インバース(あいつら)の前に出て行って、『魔力を集めたいから事件を黙認して』なぁんて言えるわけないし?」
「そうなんですよねぇ……そうだ。グロゥさん、魔力取り終わった方々の居場所わかります?」
「――いちいち覚えてないヨ。あっちこっち飛ばしたしネ」
 面倒くさそうな表情でグロゥは言った。彼にしてみれば、人間の命の安否などどうでもいいのである――ゼロスもまぁ同じような感覚だが、人間がどう思っているか、ということまでは、グロゥをはじめとした多くの魔族は考えない――それは、ゼロスが魔族の中で異質であり、腹心でもない割に立場、実力が他の神官・将軍たちより強い理由のひとつだった。
 グロゥはゼロスに改めて視線を向ける。見せかけのみの人間の姿――精神世界面(アストラル・サイド)には、大きな闇がわだかまっている――彼にはそれが見え、また自分がその『闇』に勝てる自信はなかった。
 ――だが――
 ゼロスは自分に何か隠している――?
「……ゼロス様、あなたは――」
「僕が部外者として、彼女たちに情報を流しちゃいましょう」
 ゼロスが笑いながら、グロゥの言葉を遮って言う――笑顔に、こう言葉が刻まれているような気がした。
 『これ以上、何も聞くな』と。
 ――無言の脅迫。
 彼は飲み込む必要もない生唾を飲むと、つく必要もないため息をつき、やんわりと首を振った。
「――それでどうなるワケ?」
「そしたら、町の外に飛んでった方々の回収の手配に、少なくともアメリアさんは抜けます」
「――そうだネ――それと――」
 グロゥは町の方に目を向けた。
 ゼロスの思い通りになるのは気に食わない。自分はあくまでこの神官とは同格で、踊らされるべき存在ではないのだ――あくまで、対等であるべきなのである。
 だが。
 ――自分がゼロスに実力において敵わない、という点においては、誰よりも、自分がわかっているつもりだった。
 気に食わない。
 その子供じみた怒りは、ある意味魔族らしいとはいえるだろう。
 ともあれ彼はその鬱憤を、他に向けることにした。目に付いた――正確には精神世界面(アストラル・サイド)を通して『視た』それ、を確認すると、グロゥはにんまり笑った。
「人形が、町の外に向かっているヨ。
 ――様子を見にいってみようか」
「いいですよ。ですが――
 くれぐれも、殺してはいけません」
「解ってるって」
 おだやかでない会話をあっさりと交わし、魔族二人は別々の方向に目を向けた。


「リナッ! 大丈夫だったかッ!?」
「ガウリイ――ってやめんかぁッ!」
 すぱぁあぁんっ!
 いきなし抱きつこうとしていたガウリイを、スリッパで沈めると、あたしはアメリアに抱きつかれてしどろもどろになっているゼルガディスを横目で見つつ、
「ガウリイ、あんた、夢鬼に会った?」
「ああ、会った――リナたちのほうは?」
「こっちも一匹――あんたたち、魔力吸われたりしなかったみたいだけど――アメリアが知ってたの?」
「いや、俺が」
「嘘ッ!?」
 あたしは叫び、アメリアの方に信じられない、といったような問いかけの瞳を向ける。アメリアはこちらの視線に気づくと、沈痛な面持ちで頷いた。
 あたしはガウリイに驚愕の瞳を向けなおすと、
「あんた――ンなもん覚えてる程記憶の容量に余裕あったんだ……?」
「どういう意味だそれわ……」
「言葉どおりよ――それは置いといて」
「置いとくなよ……」
 もはや取り合わないことは解っているのだろうが、一応力なくツッコむガウリイ。あたしはむろん無視する。
「――ゼロスは、事件解決を望んでいるはずだわ。だからこそ、この件に魔族が関わっていると言ったはず。
 なのに――出てきたのは単なる雑魚の夢鬼。魔族が連れてきたにしては珍しいし弱いのよね……」
 ヴィリスが不意打ちを受けていたが、あれはただ単に夢鬼だということを知らなかっただけだし、あたしもゼルガディスの黒妖陣(ブラスト・アッシュ)で危うくやりたくもない心中をさせられそうになったわけだが――あれは不慮の事故、というヤツである。
 あたしが油断していた、ということもあるが。
「……魔族が都合で、魔力を集める必要があった――というのはどうだ?」
 アメリアと離れて少し名残惜しそうな顔をしていたゼルガディスが、あたしの方に向き直って呟く。あたしは頷くと、
「それはあたしも考えたけど――人間の魔力なんて、魔族と対比したら小指の爪の先ほどもない――ってのはミルガズィアさんから聞いたんだけど――それなら、わざわざ扱いづらく弱い魔物を使って、少ない人間の魔力をかき集めてるのは附に落ちないのよ」
「確かにそうだが――」
「いえいえ。ゼルガディスさん。当たってますよ」
 笑みを含んだ声。
 あたしは跳ねるように顔を上げた。
「ゼロスッ!!」
「いやぁ――正直言って、僕が言うより早く思いつくなんて思いませんでしたよ」
 声――だけである。姿は現していない。
「どういうことよ?
 ――もしそうだとしたら、あたしがさっき言ったような穴があるはずよ。
 何で魔族は自分の魔力を使わないわけ?」
「人間の魔力じゃないといけないからです」
 あたしは眉をひそめた。
「――なんでかしら?」
「それは秘密です――
 それより、いなくなった方々についてですが――」
 あたしはぴくんっ! と眉を跳ね上げる。
「直接は関わっていないんじゃなかったの?」
「事件について何にも知らない、なんて言ってませんよ」
「それで……? いなくなった奴らはどうした」
 ゼルガディスのややキツい声での問いかけに、ゼロスは声だけで笑う――って、そもそも声しかないか。
「解りません」
「はぁっ?! どぉいうことよッ! それはッ!!」
 あたしの叫びに、ゼロスはしばし沈黙し、
「……いなくなった方々は、既に町の中にはいらっしゃいません。
 街の外にいらっしゃることは確かなんですが――街の方々の居場所に着いては、それしか分からないんですね。僕にも」
「――ふぅ…・・ん……じゃあ、事件の裏についてはけっこー知って……」
「それではリナさん。頑張ってくださいね♪」
「ああっ! ちょっと待ちなさいッ! 言いたいことだけ言って去るなァッ!」
 あたしの叫びの甲斐もなく、後は沈黙が残るのみとなった。
 暗い夜道を見つめながら、あたしはわけもわからず、不吉な予感にとらわれていた――


 目の前がかすんだと思った次の瞬間、世界が回ったのを感じた。
 いや、自分が躓いて転んだのである。
(な……情けない……)
 ヴィリシルアは地面に転がったまま、顔だけ上げて心の中で呟いた。
「は、……ぁぁぁぁぁぁ」
 ため息すらまともにつけない。起き上がるのが億劫だ。面倒くさい――それに、
「疲れた……」
 意識がぐらついている。眠気がどっと襲ってきたが、これはただの眠気ではない――今寝たら、次に目を覚ませるかどうかわからない。
 よろよろと起き上がると、あと百メートルを切った、町の外を睨みつけた。町の外に出ても、結界の外に出なければ無意味である。結界は、そこからさらに数メートル続いている。だが、たった数メートルだ。
(あと、少し……)
 身体が自分の物ではないかのように扱いづらいが、息は不思議と苦しくない。ただ体が動かない。意識は既に街の外に出ているような気がするのに……
 汗だくにはならない。ずっと走ってきたはずなのに、汗は一滴も出ず、ただ背筋に言いようのない寒気があった。
(気持ち悪い……)
 思いながら、彼女はよろよろと歩き出す。
 と。
 進行方向に『いきなり』現れた、空色の髪の青年に、ヴィリシルアは目を一瞬見開いた。
「――お前、この前の……ッ!」
 彼女は身体にわずかに残った気力を全て搾り出すかのように、苦しげな口調で呟いた。光を失いかけていた瞳に再度、輝きが取り戻される――憎悪、という名の光が。
「ヤァ――久しぶりだネェ」
 芝居がかった口調に腹が立つ。道化師の服装はしていなかったが、見間違えようもない軽薄な笑いは変わっていなかった。
「……ピエロ魔族……ッ!」
 何で、こんな時に出てくる……ッ!?
 ヴィリシルアはぎりッ、と歯軋りした。鋭い紅い瞳を細めて、魔族を睨みつける。
「今はピエロじゃないヨ――まぁ魔族ってのは合ってるけど」
「私の言葉を添削してる余裕があるなら、さっさと出てきた目的を言え」
「ただ出てきただけサ。邪魔しに来た、ってのもあるカナ」
「帰れ」
「ところがそうも……ッ!?」
 ヴィリシルアに服の端――実際には身体の一部だが――をつかまれ、力が抜ける感覚に、『ピエロ魔族』――グロゥは声なく叫んだ。つかまれた部分の精神体(アストラル)のみ切り離して空間移動すると、少し離れた家の屋根の上に現れる。
 掴んだ服の端は、生き物のようにのた打ち回ったあと、霧のように消え失せる。瞳に驚愕と憎悪の色を煌かせ、彼はヴィリシルアに視線を向けると、
「――まさか夢鬼『もどき』の行動に出るとは……」
「こっちはもうなりふりかまっちゃいられないんでね」
 グロゥから魔力を『吸った』ヴィリシルアは、多少だが顔色は良くなっていた。だが、多少戻ってきた体力は、汗を噴出すことに使われていた。心臓が止まったかのように今までなかった動悸が、今になって襲ってくる。死の可能性から一時救われた自分の体が、またそこに戻るまいと必死になっている――そうも感じられた。
「っ……ぅぁ……」
 思わず座り込むと、呻き声を抑え込み、ヴィリシルアは大きく息をついた。
「随分辛そうだネェ」
 もう、不用意に近づいて、魔力を吸われる失敗を犯すつもりはないらしく、グロゥは高見の見物、といった風情で屋根の上から呟いた。
 うるさい――そう言う気力もなく、ヴィリシルアはただただ、魔族を睨みつけるばかりである。
「…………」
 しばし考えて、彼女は立ち上がった。もうゼロスの方を見向きもしない――どうやら、無視を決め込んだらしい、今度は割としっかりと街の外に向かって歩き出す。
(なんだ。つまんないノ)
 『人形』がもう立ち直ったのを見て、グロゥは内心ため息をついた。ゼロスからはヴィリシルアを殺さないように言われている。彼女を殺せば獣王と覇王の仲ばかりか、主人とは違い比較的友好的な獣神官まで敵に回してしまう――それはなんとしてでも避けなければならない。
(……もう、行こうかナ……)
 それより今は、既に半分に減っている夢鬼の方に意識を向けなければ。
 彼は結界の外に出たところで倒れたヴィリシルアを視界の端に見ながら、小さく舌打ちしてその場から消えた。

=====================================

 あ、そうそう。いなくなった人たち、っていうのは魔力を吸い取られた人たちのことで、町の外にすっ飛ばしたのはグロゥさんなのです。
「ここで説明しないで、作中でちゃんと説明しないよ」
 おや、出番がないとお嘆き中の評議長。
「余計なこといわないでッ! もう消えてちょうだいッ!
 火炎球(ファイヤー・ボール)っ!」
 あうっ!?
 そ、それでは何かこの場でのネタが切れてきたむくぅなのでしたっ!
 それでは逃げますッ! むくぅなのでしたぁぁぁぁっ!

 投稿ペースめちゃくちゃ遅いですが、できれば見捨てないで下さい…(汗)

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178616がでってる〜♪わーい♪かお E-mail 2001/11/2 18:29:24
記事番号17860へのコメント

こんにちわ♪むくぅさん♪
わーい、6だ、6だ♪と、言うわけで、読んだのでーす♪
しかし、グロゥ(笑)んな台詞言って、もし、ゼラスに聞かれたらどーする(笑)
・・・いや、もしかして、偉大なあの御方が、面白がって、ゼラスに・・
・・聞かしてたりして(笑)←勝手な想像(笑)
しかし、中間管理職(?)も大変ですね(笑)
・・多分、覇王の魔力回復や、他の理由もありそーですけど♪
ゼロスは、ゼロスであいかわらずのお役所仕事だし(笑)
ではでは、短いですが、感想(?!)まで。
> 投稿ペースめちゃくちゃ遅いですが、できれば見捨てないで下さい…(汗)
大丈夫です。・・私もなんか、打つ込むペースが遅くなってますので・・(まてぃ!!)
では、むくぅさんの逃げるのを補助して、こちらから、どーみても、
甘えんぼうな、これでも、一応神のエメロードを派遣しますので(笑)←私の長編のオリキャラ(爆!)
それでは!!
byかお

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17863やっと書けました…むくぅ 2001/11/2 19:56:55
記事番号17861へのコメント

かおさんは No.17861「6がでってる〜♪わーい♪」で書きました。

>こんにちわ♪むくぅさん♪

 こちらはどうもこんばんわ♪ かおさん♪(相変わらずうつってます)

>わーい、6だ、6だ♪と、言うわけで、読んだのでーす♪

 どうもなのです♪

>しかし、グロゥ(笑)んな台詞言って、もし、ゼラスに聞かれたらどーする(笑)
>・・・いや、もしかして、偉大なあの御方が、面白がって、ゼラスに・・
>・・聞かしてたりして(笑)←勝手な想像(笑)

「ゼラス、そう言えばグロゥがあんたの悪口言ってたわよ」
「……ッ!?
 (自分を落ち着かせている)
 な、な――何で此処に居るのですかッ!?」
「どうでもいいじゃないそんなことV
 それで、どうするわけ?」
「――放って置きます。
 陰口にいちいち目くじら立てているようでは、疲れてしまいますから――」
「ふぅん(なるほど、あいつもけっこー人格できたやつ作るじゃん)……」

 ……って感じですかッ!?(獣王様びいきがありありとわかる文←待て)

>しかし、中間管理職(?)も大変ですね(笑)
>・・多分、覇王の魔力回復や、他の理由もありそーですけど♪

 う゛ッッ! 何かかおさんに図星つかれまくってる今日この頃なのですがッ!? ……ごほげふん。いや、それはまだ……あはははは(視線を逸らす)

>ゼロスは、ゼロスであいかわらずのお役所仕事だし(笑)

 なのですねぇ……

>ではでは、短いですが、感想(?!)まで。
>> 投稿ペースめちゃくちゃ遅いですが、できれば見捨てないで下さい…(汗)
>大丈夫です。・・私もなんか、打つ込むペースが遅くなってますので・・(まてぃ!!)

 いや、早いのです。少なくとも私よりは――いつも感想どうもありがとうございますのですぅぅッ!

>では、むくぅさんの逃げるのを補助して、こちらから、どーみても、
>甘えんぼうな、これでも、一応神のエメロードを派遣しますので(笑)←私の長編のオリキャラ(爆!)
>それでは!!
>byかお

 ああっ! 甘えん坊さん派遣ッ!?
 かおさんどうもなのですッ! それでは一緒に逃げますッ! むくぅなのでしたぁぁぁぁッ!

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17864ヴィリシアさんまたピンチ?紫嵐 E-mail 2001/11/2 20:06:08
記事番号17860へのコメント

> やっと投稿なのです……どうも皆さんお久しぶりです。一時期やばいくらいに文章思いつかなくてどうしようもない状態だったむくぅなのです。
ひっさしぶり♪むくぅさん。紫嵐です!

> ――ちなみに今も微妙に継続中なのです……ああ、どぉしようっ!?
>「とりあえず腹切って詫びろ」
> (ずばしゅっ!)痛ッ!? 言ってるそばから腹に剣を突き刺さないで下さいッ! ゼルガディスさんッ!!
ああ、何て言うことを?!大丈夫ですか?!むくぅさん!

>「お前が悪い。何で俺がリナの奴をおぶったりしなくちゃならんのだッ!?」
> おぶうならアメリアさんの方がよかったなー、と?
>「確かにそれもあ……はッ!? 待てそこメモるなッ!!」
一瞬本音が出たな、ゼルガディス。

> はっはっは。何を言ってるんですかゼルガディスさん。この部屋には最初っからテープレコーダーが仕掛けてあるんですよ。
え!?

>「嘘こくなッ! 一回死んでこいっ! このアホッ!」
> (ごげっ!)うばふっ!? そ、それではお暇でしたらご覧下さいッ!?
嘘だったのか…
て、むくぅさん本気で大丈夫ですか?はい、めちゃくちゃ傷口に塗ると痛い傷薬(をい)。それと、抹茶を何倍も濃くしたように苦い薬です(待てというに)。食後に1日三回飲んでください。
ま、良薬口に苦しというので我慢我慢。
って、話がずれました。読ませて頂きます。

>=====================================

> あ、そうそう。いなくなった人たち、っていうのは魔力を吸い取られた人たちのことで、町の外にすっ飛ばしたのはグロゥさんなのです。
>「ここで説明しないで、作中でちゃんと説明しないよ」
> おや、出番がないとお嘆き中の評議長。
ゑ゛?!評議長!?なんかしゃべり方が…女っぽくなってないかい?

>「余計なこといわないでッ! もう消えてちょうだいッ!
> 火炎球(ファイヤー・ボール)っ!」
> あうっ!?
> そ、それでは何かこの場でのネタが切れてきたむくぅなのでしたっ!
> それでは逃げますッ! むくぅなのでしたぁぁぁぁっ!
頑張って逃げてくださ〜い!追跡はしますがいじめはしないのでご安心を。
では、紫嵐でした!!

> 投稿ペースめちゃくちゃ遅いですが、できれば見捨てないで下さい…(汗)
見捨てませんよ♪
あ、そう言えばリナが今回前・後書きで出てないな〜

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17879程よいくらいにピンチですむくぅ 2001/11/3 08:47:45
記事番号17864へのコメント

紫嵐さんは No.17864「ヴィリシアさんまたピンチ?」で書きました。

>> やっと投稿なのです……どうも皆さんお久しぶりです。一時期やばいくらいに文章思いつかなくてどうしようもない状態だったむくぅなのです。
>ひっさしぶり♪むくぅさん。紫嵐です!

 お久しぶりなのです。おはようございます(ただいま現在八時四十二分)

>> ――ちなみに今も微妙に継続中なのです……ああ、どぉしようっ!?
>>「とりあえず腹切って詫びろ」
>> (ずばしゅっ!)痛ッ!? 言ってるそばから腹に剣を突き刺さないで下さいッ! ゼルガディスさんッ!!
>ああ、何て言うことを?!大丈夫ですか?!むくぅさん!

 大丈夫……なのです……がくっ(待て)

>>「お前が悪い。何で俺がリナの奴をおぶったりしなくちゃならんのだッ!?」
>> おぶうならアメリアさんの方がよかったなー、と?
>>「確かにそれもあ……はッ!? 待てそこメモるなッ!!」
>一瞬本音が出たな、ゼルガディス。

 でましたねぇ。

>> はっはっは。何を言ってるんですかゼルガディスさん。この部屋には最初っからテープレコーダーが仕掛けてあるんですよ。
>え!?
>>「嘘こくなッ! 一回死んでこいっ! このアホッ!」
>> (ごげっ!)うばふっ!? そ、それではお暇でしたらご覧下さいッ!?
>嘘だったのか…

 嘘なのです♪

>て、むくぅさん本気で大丈夫ですか?はい、めちゃくちゃ傷口に塗ると痛い傷薬(をい)。それと、抹茶を何倍も濃くしたように苦い薬です(待てというに)。食後に1日三回飲んでください。
>ま、良薬口に苦しというので我慢我慢。
>って、話がずれました。読ませて頂きます。

 よ、読んで下さってどうもありがとうございます。
 って言うかこの傷薬めっちゃ痛いのですがッ!?(汗) この苦い薬に砂糖入れちゃダメでしょうか?(コラ)

>> あ、そうそう。いなくなった人たち、っていうのは魔力を吸い取られた人たちのことで、町の外にすっ飛ばしたのはグロゥさんなのです。
>>「ここで説明しないで、作中でちゃんと説明しなさいよ」
>> おや、出番がないとお嘆き中の評議長。
>ゑ゛?!評議長!?なんかしゃべり方が…女っぽくなってないかい?

 はッ! 誤植ッ!? しないよ→しなさいよ……女っぽく……なってますね……(汗)

>>「余計なこといわないでッ! もう消えてちょうだいッ!
>> 火炎球(ファイヤー・ボール)っ!」
>> あうっ!?
>> そ、それでは何かこの場でのネタが切れてきたむくぅなのでしたっ!
>> それでは逃げますッ! むくぅなのでしたぁぁぁぁっ!
>頑張って逃げてくださ〜い!追跡はしますがいじめはしないのでご安心を。
>では、紫嵐でした!!

 それは良かったけど頑張って逃げます。後にまだ紫嵐さんは見えてないのですね……

>> 投稿ペースめちゃくちゃ遅いですが、できれば見捨てないで下さい…(汗)
>見捨てませんよ♪
>あ、そう言えばリナが今回前・後書きで出てないな〜

 あ、そう言えば……(汗)
 …………………
 そ、それでは逃げますッ! リナさんに殴(ボコ)られる!?
 では逃走しますのですッ! ダッシュッ!

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17945僧侶連盟 7むくぅ 2001/11/5 15:42:12
記事番号17767へのコメント


 ……どかっ!
 ばきっ!
 どすっ!
 ぐしゃっ!
 げしげしげしっ!

「ああああああっ! L様もうやめてくださいぃぃいぃッ! それ以上やると、本当にこの蝙蝠もどきが滅びてしまいますッ!」
「ええぃッ! 止めるな部下Sッ! 滅びたってかまやぁしないわッ! 今度こそこのくそたわけた野郎を滅ぼしてやるぅぅうぅうッ!!」
「ですがこのまま滅ぼしてしまうと、こいつの書く話の上での私たちの出番がなくなってしまいますッ!」
「(ちょっと引きつつ)こいつ自信を心配しているわけじゃないのね、あんた……
 でもこいつ、タイトルと話の中身が全ッ然関係ないってのに、語呂がいいからってだけでタイトルにしたのよ!? 二話のあとがきもどきでゼルガディスにどつかれて、ちったぁ懲りたかと思いきや……くくぅっ! 許さんッ!」
 ……そ、そんなわけでちょっと早めに投稿できたかな的な第二話……どうぞ、ご覧下さいのです!
「まだ生きてたんかいこの蝙蝠もどきぃぃぃぃぃぃいッ!」
 (音もなくむくぅは消滅しました)

=====================================

 ……ゼロスがリナたちに情報を与え、グロゥがヴィリシルアの傍を離れた、ちょうどその頃、ハーリアとフェイトもなかなか大変な状況にいた。
「ッああぁあぁぁあぁあっ! もう鬱陶しいッ! 何でこいつら、次から次へと僕の方ばっかりっ!?」
 フェイトは叫び声を上げながらも、レーザー・ブレスで一気に二匹、夢鬼を葬る。普段から常に人間の姿をしていて、ハーリアや、恐らくヴィリシルアですらフェイトの竜である姿を見たことはないのだが――レーザー・ブレスを口辺りから出しているのを見ると、やはり彼も、半分ながらも竜なのだ、とハーリアは思った。
「君は竜だからねッ! 夢鬼のいい餌なんじゃないのッ!
 ――崩霊裂(ラ・ティルト)ッ!」
 『力あることば』で呪文を解き放ち、一匹の夢鬼を青い火柱の餌食にすると、彼は身を翻して次の夢鬼を睨む。
「でもどう考えても僕の方がハーリアより多いぃぃぃぃッ!」
「ンなこと言ってもしょうがないでしょッ! さっさか倒すッ!」
 ――とはいっても……
 ハーリアはフェイトに向かって叫んだ後で、眉をひそめて、フェイトにまとわりついている――といっても、身体に触れているわけではないのだが――夢鬼の群をちらりっと見る。
 フェイト一人に対して夢鬼は六匹、遠い場所からこちらに意識を向けている夢鬼も少なくはない、時間が経てば経つほど、夢鬼の数は増えていくだろう。
 ――もしかしたら、先程は口からでまかせだったが――フェイトの、人間とは異種の『竜』としての魔力につられてきたのかもしれない。
 それなら、今目の前にいる敵をどんどん倒していかなければ、状況は不利になる一方である。
「覇王氷河陣(ダイナスト・ブラス)ッ!」
 ハーリアは叫んでまた二匹、夢鬼を葬ると、一瞬だけ、セイルーンの夜空を見上げた。
 そこには――晴れているのにも関わらず星がない、異様な空が広がっていた。


「……さぁ……て、と。
 それで? これからどうするわけ?」
 あたしはゼロスが消えてからしばし、他の三人を見渡してそう言った。
 ――先程からの最初の台詞があたしのこの言葉である。今までの沈黙の大部分は、魔族たちの意図に関しての思考に使われていた――ガウリイは多分何も考えちゃあいなかっただろうが。
「あの……」
 ともあれあたしの問いに、アメリアが申しわけなさそうに、声を上げた。
「リナ、わたしは一回城に戻って、父さんに報告してくるわ。
 街の人たちが町の外で生きているとわかった以上、魔道士協会に依頼して、行方不明者の捜索をしなきゃならないと思うし……」
「あぁ、そっか――
 それで――ゼルガディスはどうする?」
 彼はものすごく嫌そうな顔をすると、
「――何故俺に聞く――まあいいが……
 俺は一応、まだ見回りをしたほうがいいと思うが――アメリアは城の方にやるとしてな。
 もし戻るんだったら、評議長とフェイトを見つけなきゃいかんだろう」
 あたしはこくんっ、と頷いた。
「――そうね……
 なら、見回りを続けましょう。
 でも、フェリアさんの方にもとりあえずそう伝えた方がいいわね」
「――おい、リナ。俺には聞かないのか?」
 不服そうに言うガウリイに、あたしはジト目を向けた。
「あんたは、どーせ何も考えてないんでしょうが」
 ガウリイは腰に手を当てて、
「失礼だな、俺だって……」

 ……………………………

「…………『俺だって』?」
「すまん。俺が悪かった」
 大分経ってからのあたしの冷めた台詞に、ガウリイはぱんっ! と腕を打ち合わせて謝った。
 よろしい。
「じゃあわたしは行くわね。ゼルガディスさん、リナ、ガウリイさん、気をつけて下さいね」
 アメリアは言って身を翻すと、城の方に向かって走っていった。
「――それで、俺たちはどうするんだ?」
「聞いてなかったの? フェリアさんとフェイトを探すわよ」
 ガウリイの声にあたしは呆れたような言葉を返し、身を翻して走り出した。二人がついてくる気配に、あたしは一瞬目を閉じて、ゼロスが――いや、ゼロス『たち』がなにを考えているのか考えていた。


 先程まで居た塔の上で、グロゥは眼を閉じて――精神世界面(アストラル・サイド)を『視て』いた。
 夢鬼、の数は既に半分以下、原因はゼロスが『友人』だとか言っていた、あの街の魔道士協会の評議長と、例の魔王竜と人間のハーフである。
(あの魔王竜の奴の魔力に誘われて、夢鬼が集中してるのか……あの子どもの魔力なんて役に立たないし……
 これは一旦……)
「これは一旦、夢鬼たちを回収した方がいいですねぇ」
 自分の考えをなぞるように背後から聞こえた声に、グロゥは慌てて振り返った。
 黒い神官が、相変わらずの笑みでこちらを見つめている。
「ゼロス様……」
「ほら、フェイトくんたちに夢鬼がみんな殺されてしまいますよ。
 このままだと、魔力が手に入りませんし――彼らから魔力を吸えても、フェイトくんのじゃ役に立たないでしょう」
「……そうだネ……確かに」
 ゼロスの言葉に、グロゥは憎々しげに、遠く離れた場所に居る不甲斐ない夢鬼たちを睨みつけると、
「戻れ」
 一言だけ、そう呟いた。


 その瞬間――
「――ッ!?」
 『黒妖陣(ブラスト・アッシュ)』が直撃し、この世から消えるはずだった夢鬼が、当たる前に消え去ったのを見て、ハーリアは目を見開いた。
「消えた……?」
 彼は呟いてから我に返り、フェイトの方を見やると、そこには先程まで大勢いた夢鬼が居なくなり、代わりにきょとんっ、とした表情のフェイトが、膝をついてへたり込んでいた。
 遠くからこちらを見ていた気配も、みなすべて消えている。
「何で……?」
「夢鬼を魔族が退却させたのさ。このままだと全滅すると思ったらしいな」
 目を瞬かせながら呟いたフェイトに、ハーリアは自分の考えを断定した形で述べた。
「ゼロスは―― 一体何を考えているんだろう……?」
 魔族の友人を不機嫌そうな顔で思い浮かべながら、彼はふと、眉をひそめて呟いた。
「――そう言えばヨルムンガルドを見ないような……」
「あれ? ってことは、ハーリアが昨日会ったっきり? 一体何考えてるんだか……」
 フェイトは首を傾げて言った。
 解らないことだらけである。
 解らないことだらけだが、とりあえずは目の前の夢鬼が居なくなった以上、リナたちと合流した方がいいだろう。
「――じゃぁ、リナさんたちを探しにいこうか」
「うん――でも、姉さんは大丈夫かなぁ……?」
「ヴィリシルアはよく怪我するけどタフだからね、大丈夫さ」
「そうかもね」
 義姉が街の外で倒れているとは知らずに、フェイトはこくりと頷いた。


「つまり――人間を『行方不明』にしていたのは、夢鬼たちを後で操ってた魔族。夢鬼たちはただ自分の本能の赴くままに魔力を集めていたに過ぎないってことよね。
 ――で、その行方不明になった人たちは、魔力を吸い終わった人間で、そういう人間たちを魔族が街の外に飛ばしてるんだと思うわ」
 あたしは歩きながら呟いた。
 フェリアさんとフェイトはまだ見つかっておらず、あたしたちは走るのも面倒になって、歩きながら自分たちの考えを述べていた――もとい、あたしたち、ではなく、あたしとゼルガディスが、だが。
「――だが、それだって魔族にとっては面倒くさい話だな。魔族としては、ほっておけばいいだけの話だろう」
 あたしはゼルの言葉にがしがしと頭を掻いた。
「んー、そうなのよねぇ……
 ――あ、そうだ。
 たとえば、上から、人間を殺してはならない、って言う命令が出ていると仮定しましょう。セイルーンの結界の中じゃ、黒魔法用の魔力を吸われた人間は、その魔力を新たに補給することができないわ。
 ――多分、人間の魔力ってのは一種類じゃないのよ。魔族と人間の魔力、竜と魔族の魔力、竜と人間の魔力――っていうのにも差があると思うのよ。
 だから、セイルーンから出ないような黒魔法を使う人間はいない――それは魔法の威力が落ちてストレスたまるってこともあるけど、魔力が足りないって言うのを本能的に悟るから。
 人間は――黒魔法用の魔力を『黒魔力』って呼ぶとすると、黒魔力が足りなくなると死ぬわけね。白魔法のような精霊魔法用の魔力も然り。ただ、精霊魔法で使う魔力はセイルーン領内でも補給することができる――これは、黒魔力のように押さえ込まれているわけじゃないからだわ。
 この仮説が正しいとすると魔族たちは人間を殺してはならないと上から命令が出ている――それはなんでだか分からないけど、そうだとしたら、魔族たちは人間が死んでしまうから町の外にどんどん出してるわけね」
 自分でも考えながら言っているので、かなり頭が疲れる――あたしはそこまで言い切ると、一つ大きな息を吐いた。
「――あー、喉渇いた……
 えーと――それで――夢鬼が吸い取るのは『黒魔力』なわけだけど、ここでもやっぱり、『人間の魔力』じゃないといけないわけよ。
 これはゼロスが言っていたわね。
 それで、魔力を集めている魔族は、『人間の魔力』を必要としているわけで――なんで必要としているのかがわかんないのよッ!」
 あたしの大声はセイルーンの一角に響き渡った。エコーが哀しい……
「ん? ……ガウリイはどうした?」
「は? さっきまで後ろを歩い……あ゛。」
 あたしは後ろを見て思わず声を上げる。
 あたしたちから少しはなれた後ろの方、ガウリイが倒れている。
 ――別に何か大変なわけでもない。
 そう、あたしたちの会話に退屈して寝やがったのである! この男は!
「こ……このアホガウリイぃいぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃいッ! 寝るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
 あたしの叫び声はセイルーンの夜空に舞い上がり、やっぱり大きくエコーした。
 ガウリイはあたしの蹴りを顔面に食らうと、そのまま目を回して気絶したのだった。
 ああ、もうムカつくッ!


「――うッ……」
 身体にまだ残る痺れを何とか無視しながら、ヴィリシルアは身じろぎしながら起き上がった。
「……う゛ぁ……もう朝か……?」
 正座した後の足の痺れが全身に来たような感覚に顔をしかめながら、ヴィリシルアは空を見上げる。
 空はまだ、夜の漆黒に塗りつぶされていた。ただ、街の明りはほとんど消えうせていることから、真夜中だということはわかる。
「――じゃ、ないみたいだな……
 しかし、もう魔力が回復した……?」
 身体を再度襲う眠気に首を振りながらヴィリシルアは手のひらを二、三度、閉じたり開いたりしてみる。髪の毛が完全に金髪に戻っていることを確かめると、彼女は一人で頷いて立ち上がった。
「結界付近だけ魔力の濃度が高いのか……」
 人の眼には見えない結界を見上げると、ヴィリシルアは眉をひそめる。どうやら自分の魔力の回復が早かったのもそのためらしい。恐らく、結界で中和し切れなかった魔力はみな外に出ているのだろう。そして今セイルーンには、高位魔族が二匹もいるのである――
(ある意味、あいつらのおかげでさっさと魔力が回復できたってことか……)
 彼女はため息をついて――
「――を?」
 ふと、顔をしかめる。
 草むらががさっ! と動いて、何か黒いモノが飛び出してきた――いや。
 長い白銀の髪をした女性が、茂みからこちらに倒れ込んできたのだ。
「――おいッ! 大丈夫か!?」
 間違いなく人間であることを確かめると、ヴィリシルアは迷わず駆け寄った。細腕にしては信じられないような腕力で抱き上げると、女性を改めて見る――気絶しているだけだ。それに、森を歩いてきた時にできるような擦り傷以外は、大した傷はない。ただ、かなり疲労しているようだが……
「夢鬼に魔力を吸われたのか――
 ……………これはやっぱり、何か食わせた方がいいんだよな……」
 自分の健康にすら無頓着で、セイルーンで死にかけたヴィリシルアは、人間の医学にもやはりあまり詳しくなかった。
 しかし、改めて見ても美人である。服装は神官――いや、女性だから巫女、か、ともかくそういう類の服装である。
 と――
「……あ……」
「お?」
 小さく声を上げた女性を、ヴィリシルアはかすかに目を大きく開けて見やった。女性はしばし口を震わせた後で、細く目を開き、かすれる声で、
「ガ……ウ、リイ、様……?」
「――なんだって?」
 問い返す、が、彼女はなおも『ガウリイ様』と途切れ途切れに呟くと、安心したように、また意識を失った。
「ガウリイ――『様』? あいつらの知り合いか……?」
 ヴィリシルアは眉をひそめた。
 そういえば何も聞かなかったが――あのガウリイとか言う金髪の男、有名な傭兵ではあるが――どこか良家の人間なのだろうか?
「とりあえず――街の中に戻った方が良さそうだな……」
 自分としては炎の中に自ら飛び込むような行為なのだが……
 彼女は一つため息をついて、結界の中に再度足を踏み入れた。

=====================================

「うわっ。めちゃくちゃ理屈くさいですね……しかも、つじつまちゃんと合ってますか? これ」
 読み流してくださいのです。獣神官さん。どうせ私はしがない蝙蝠もどき、他の皆さんのような素敵かつ緻密な設定は作れようもなく……
「……あのお方のおかげで、人格崩壊というか無駄なほどに腰低いですねぇ――」
 (汗)
 ――えーと、ヴィリシルアさんがガウリイさんに間違えられたのは、ただ単に金髪だからなのです。裏にはなにもありません。
「ということは、例えリナさんがあのお方に乗っ取られてシルフィールさんを抱きかかえていても、あの人はきちんとガウリイさんに見間違えた、と?」
 ……………………ま、まぁ極端に言えばそぉなのです……
 あ。ちなみにヴィリシルアさんはどんな魔力でも『喰う』ことができます。夢鬼とおんなじですね。ただ、夢鬼たちと違うのは、体内で吸い取った魔力を『人間の魔力』に変えてから吸収してるところです。
「はいはい(ぱんぱんと手を打ち合わせつつ)。本編でフォローし切れなかった説明をここでしない下さい。文章力ないのがあからさまに解りますからね」
 …………逃げます。
 それではむくぅなのでしたっ! 逃走おぉぉおッ!
「あ、ちょっと待ちなさいッ!」

 (黒い錐がむくぅを串刺しにする)

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17951Z〜♪紫嵐 E-mail 2001/11/5 19:38:48
記事番号17945へのコメント

> ……どかっ!
> ばきっ!
> どすっ!
> ぐしゃっ!
> げしげしげしっ!
え?いきなり何!?

>「ああああああっ! L様もうやめてくださいぃぃいぃッ! それ以上やると、本当にこの蝙蝠もどきが滅びてしまいますッ!」
ああ!!むくぅさん?!しかも「金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)」!?

>「ええぃッ! 止めるな部下Sッ! 滅びたってかまやぁしないわッ! 今度こそこのくそたわけた野郎を滅ぼしてやるぅぅうぅうッ!!」
滅ぼさないでください!「金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)」!!
「よびすてにするなああああああああああああ!!!」
  斧が飛んで来る。紫嵐、それ避ける。
はっ!?今のは一体?!

>「ですがこのまま滅ぼしてしまうと、こいつの書く話の上での私たちの出番がなくなってしまいますッ!」
をい、「赤眼の魔王(ルビーアイ・シャブラニクドゥ)」。論点そこかい。
  ごとんっ!(植木鉢が落ちてきた)
あ、あぶねぇ・・・

>「(ちょっと引きつつ)こいつ自信を心配しているわけじゃないのね、あんた……
> でもこいつ、タイトルと話の中身が全ッ然関係ないってのに、語呂がいいからってだけでタイトルにしたのよ!? 二話のあとがきもどきでゼルガディスにどつかれて、ちったぁ懲りたかと思いきや……くくぅっ! 許さんッ!」
> ……そ、そんなわけでちょっと早めに投稿できたかな的な第二話……どうぞ、ご覧下さいのです!
はい!読ませていただきます!!

>「まだ生きてたんかいこの蝙蝠もどきぃぃぃぃぃぃいッ!」
> (音もなくむくぅは消滅しました)
えええええええええええええええええええええええええ!?

>=====================================

>「うわっ。めちゃくちゃ理屈くさいですね……しかも、つじつまちゃんと合ってますか? これ」
> 読み流してくださいのです。獣神官さん。どうせ私はしがない蝙蝠もどき、他の皆さんのような素敵かつ緻密な設定は作れようもなく……
あ、また生ゴミか。(黒い円錐をジャンプで避ける)
でもとても楽しいですよ!むくぅさんの小説は!!

>「……あのお方のおかげで、人格崩壊というか無駄なほどに腰低いですねぇ――」
> (汗)
> ――えーと、ヴィリシルアさんがガウリイさんに間違えられたのは、ただ単に金髪だからなのです。裏にはなにもありません。
なるほど。

>「ということは、例えリナさんがあのお方に乗っ取られてシルフィールさんを抱きかかえていても、あの人はきちんとガウリイさんに見間違えた、と?」
> ……………………ま、まぁ極端に言えばそぉなのです……
え?そこまで・・・

> あ。ちなみにヴィリシルアさんはどんな魔力でも『喰う』ことができます。夢鬼とおんなじですね。ただ、夢鬼たちと違うのは、体内で吸い取った魔力を『人間の魔力』に変えてから吸収してるところです。
ほうほう。

>「はいはい(ぱんぱんと手を打ち合わせつつ)。本編でフォローし切れなかった説明をここでしない下さい。文章力ないのがあからさまに解りますからね」
ならやってみればいーだろうがああ!!小説って難しいんだぞ!!生ゴミ魔族!!!(また避ける)

> …………逃げます。
逃げてください。

> それではむくぅなのでしたっ! 逃走おぉぉおッ!
>「あ、ちょっと待ちなさいッ!」
>
> (黒い錐がむくぅを串刺しにする)
ああ、また串刺しにされてる。
さて、むくぅさんが本気で死ぬ前に助けて上げましょうか。
  ひょい。(むくぅさんを抱えて)

せーのっ!

  ぽーーーーい。(投げた)

うみゅう・・・飛んだ飛んだ。まあ時間稼ぎぐらいにはなると思いますけど・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・むくぅさんって飛行術もってたっけ・・・?
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さあむくぅさんを追跡!
                 紫嵐でした。










変なレスですいませんでした。小説とても面白かったです。
では、次回を期待しつつ、紫嵐でした。

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17962一体いつ終わるんでしょう…(汗)むくぅ 2001/11/6 15:26:31
記事番号17951へのコメント

紫嵐さんは No.17951「Z〜♪」で書きました。

>> ……どかっ!
>> ばきっ!
>> どすっ!
>> ぐしゃっ!
>> げしげしげしっ!
>え?いきなり何!?
>>「ああああああっ! L様もうやめてくださいぃぃいぃッ! それ以上やると、本当にこの蝙蝠もどきが滅びてしまいますッ!」
>ああ!!むくぅさん?!しかも「金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)」!?

 どうも! むくぅなのです紫嵐さんッ! 毎度毎度殴られ蹴られしております(笑――ってる場合じゃないなこれは)

>>「ええぃッ! 止めるな部下Sッ! 滅びたってかまやぁしないわッ! 今度こそこのくそたわけた野郎を滅ぼしてやるぅぅうぅうッ!!」
>滅ぼさないでください!「金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)」!!
>「よびすてにするなああああああああああああ!!!」
>  斧が飛んで来る。紫嵐、それ避ける。
>はっ!?今のは一体?!

 L様……大鎌、洗面器、キャベツ(意味不明)についで、今度は斧なのですか……ッ!

>>「ですがこのまま滅ぼしてしまうと、こいつの書く話の上での私たちの出番がなくなってしまいますッ!」
>をい、「赤眼の魔王(ルビーアイ・シャブラニクドゥ)」。論点そこかい。
>  ごとんっ!(植木鉢が落ちてきた)
>あ、あぶねぇ・・・

 植木鉢――なにやら記憶の片隅にこびりついた思い出が……(待て) 一体なんだったか……

>> ……そ、そんなわけでちょっと早めに投稿できたかな的な第二話……どうぞ、ご覧下さいのです!
>はい!読ませていただきます!!

 いつも読んでくださっててどうもありがとうございますのです♪

>>「まだ生きてたんかいこの蝙蝠もどきぃぃぃぃぃぃいッ!」
>> (音もなくむくぅは消滅しました)
>えええええええええええええええええええええええええ!?

 はい。というわけで復活してみました(笑)

>>「うわっ。めちゃくちゃ理屈くさいですね……しかも、つじつまちゃんと合ってますか? これ」
>> 読み流してくださいのです。獣神官さん。どうせ私はしがない蝙蝠もどき、他の皆さんのような素敵かつ緻密な設定は作れようもなく……
>あ、また生ゴミか。(黒い円錐をジャンプで避ける)
>でもとても楽しいですよ!むくぅさんの小説は!!

 どうもですーッ! 嬉しいな嬉しいな♪(踊←コラ)

>>「……あのお方のおかげで、人格崩壊というか無駄なほどに腰低いですねぇ――」
>> (汗)
>> ――えーと、ヴィリシルアさんがガウリイさんに間違えられたのは、ただ単に金髪だからなのです。裏にはなにもありません。
>なるほど。
>>「ということは、例えリナさんがあのお方に乗っ取られてシルフィールさんを抱きかかえていても、あの人はきちんとガウリイさんに見間違えた、と?」
>> ……………………ま、まぁ極端に言えばそぉなのです……
>え?そこまで・・・

 そこまでなのですッ! もう恋の末期症状なのですね。一つでも共通点があると愛しいひとと間違えてしまうといふ……(汗)

>> あ。ちなみにヴィリシルアさんはどんな魔力でも『喰う』ことができます。夢鬼とおんなじですね。ただ、夢鬼たちと違うのは、体内で吸い取った魔力を『人間の魔力』に変えてから吸収してるところです。
>ほうほう。
>>「はいはい(ぱんぱんと手を打ち合わせつつ)。本編でフォローし切れなかった説明をここでしない下さい。文章力ないのがあからさまに解りますからね」
>ならやってみればいーだろうがああ!!小説って難しいんだぞ!!生ゴミ魔族!!!(また避ける)

 そうですよね……難しいですよね……(涙)
 というわけで、だんだん話が変な方向に行ったりしてみても、怒らないで下さいV(待て)
 あ、ちなみにヴィリシルアさんについての説明は後にもうちょっと詳しくできそうなのです……

>> …………逃げます。
>逃げてください。

 はい。逃げます。

>>「あ、ちょっと待ちなさいッ!」
>> (黒い錐がむくぅを串刺しにする)
>ああ、また串刺しにされてる。
>さて、むくぅさんが本気で死ぬ前に助けて上げましょうか。
>  ひょい。(むくぅさんを抱えて)
>
>せーのっ!
>
>  ぽーーーーい。(投げた)
>
>うみゅう・・・飛んだ飛んだ。まあ時間稼ぎぐらいにはなると思いますけど・・・
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・むくぅさんって飛行術もってたっけ・・・?
>・・・・・・・・・・・・・
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さあむくぅさんを追跡!

 のひゃぁぁああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………(聞こえなくなる。そのうちぐしゃ。とか生々しい音が聞こえた模様←何)

>                 紫嵐でした。


>変なレスですいませんでした。小説とても面白かったです。
>では、次回を期待しつつ、紫嵐でした。

 いえいえッ! どうもですぅぅぅぅっ! 変じゃありませんッ!!
 次回は……あははははははは(汗)
 それでは、むくぅなのでしたッ!(珍しく逃げない)
 ――みかんが美味しい季節ですねぇ……(待て)

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17956あはは!たかこ 2001/11/5 22:07:28
記事番号17945へのコメント


 こんにちは!!
 
 あはははは!!
 まえがき、あとがき(でいいのか?)を読んで笑ってます。
 いや、本編も面白いですし、むくぅさんがいぢめられてるのが、おかしいとかじゃありませんよ!!決して!!
 人の不幸を喜ぶだなんてそんな酷い事しませんって!!

 でも、こんなかんじの、まえがきとあとがき、好きです!!

 本編の方、続き楽しみにしておりますvv
 よい具合におもしろそーで。

 ではでは。
 

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17963はじめまして…ですよね?むくぅ 2001/11/6 15:34:19
記事番号17956へのコメント

たかこさんは No.17956「あはは!」で書きました。


> こんにちは!!

 こんにちはなのです!!……はじめまして、ですよね? 多分……(汗)
 
> あはははは!!
> まえがき、あとがき(でいいのか?)を読んで笑ってます。
> いや、本編も面白いですし、むくぅさんがいぢめられてるのが、おかしいとかじゃありませんよ!!決して!!
> 人の不幸を喜ぶだなんてそんな酷い事しませんって!!

 感想どうもなのですぅぅぅぅっ! ちなみに、まえがき、あとがきのうしろに『もどき』をつけてくれると嬉しいのです(待て)
 人の不幸は蜜の味……いえ、そんなことはないですって!(汗)

> でも、こんなかんじの、まえがきとあとがき、好きです!!

 どうもなのです(礼)

> 本編の方、続き楽しみにしておりますvv
> よい具合におもしろそーで。

 楽しみにできますか?(冷や汗)
 良い具合……(汗) うーん。悪い具合に傾かないことを祈りますのですッ!

> ではでは。

 それではッ! 感想ありがとうございますなのですっ! むくぅなのでしたッ!

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17966そうです!はじめまして、です。たかこ 2001/11/6 18:22:34
記事番号17963へのコメント

>
>> こんにちは!!
>
> こんにちはなのです!!……はじめまして、ですよね? 多分……(汗)
はい、はじめましてです!!
言ってませんでしたよね。
すみません!!
 
>> あはははは!!
>> まえがき、あとがき(でいいのか?)を読んで笑ってます。
>> いや、本編も面白いですし、むくぅさんがいぢめられてるのが、おかしいとかじゃありませんよ!!決して!!
>> 人の不幸を喜ぶだなんてそんな酷い事しませんって!!
>
> 感想どうもなのですぅぅぅぅっ! ちなみに、まえがき、あとがきのうしろに『もどき』をつけてくれると嬉しいのです(待て)
> 人の不幸は蜜の味……いえ、そんなことはないですって!(汗)
では、まえがきもどき、あとがきもどき、ということで。

>> でも、こんなかんじの、まえがきとあとがき、好きです!!
>
> どうもなのです(礼)
>
>> 本編の方、続き楽しみにしておりますvv
>> よい具合におもしろそーで。
>
> 楽しみにできますか?(冷や汗)
> 良い具合……(汗) うーん。悪い具合に傾かないことを祈りますのですッ!
大丈夫です!!
悪い具合に傾くことはないです!!
悲しい結末にならない限りは・・・・・。

>> ではでは。
>
> それではッ! 感想ありがとうございますなのですっ! むくぅなのでしたッ!
いえいえ、どうもです〜。

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17972では改めてはじめましてむくぅ 2001/11/6 21:47:10
記事番号17966へのコメント

たかこさんは No.17966「そうです!はじめまして、です。」で書きました。

>> こんにちはなのです!!……はじめまして、ですよね? 多分……(汗)
>はい、はじめましてです!!
>言ってませんでしたよね。
>すみません!!

 いえ、もうはじめましてだろーがこんにちはだろーが久しぶりですだろーが、感想をいただければもれなくパソの前で小躍りしますので(笑)
 では改めてはじめまして。むくぅなのです(ぺこり)
 
>では、まえがきもどき、あとがきもどき、ということで。

 どうもありがとうございますのですッ!

>> 楽しみにできますか?(冷や汗)
>> 良い具合……(汗) うーん。悪い具合に傾かないことを祈りますのですッ!
>大丈夫です!!
>悪い具合に傾くことはないです!!
>悲しい結末にならない限りは・・・・・。

 多分……なりません……恐らく(汗)

>> それではッ! 感想ありがとうございますなのですっ! むくぅなのでしたッ!
>いえいえ、どうもです〜。

 わざわざレス返し、どうもありがとうございますなのでした(礼)
 それでは、むくぅなのでしたー。

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17974Re:僧侶連盟 7・レスが遅くなりましたぁ(汗)かお E-mail 2001/11/6 22:46:55
記事番号17945へのコメント

こんにちわ♪
すでに、出てて、読んでるのに、なかなかいい、レスがおもいつかずに、
今日までかかったかおなのです。
というわけで、まだ、いい感想が思いつかないのですが・・・。
> 小さく声を上げた女性を、ヴィリシルアはかすかに目を大きく開けて見やった。女性はしばし口を震わせた後で、細く目を開き、かすれる声で、
>「ガ……ウ、リイ、様……?」
でました!!シルフィール(笑)
ということは、例えリナさんがあのお方に乗っ取られてシルフィールさんを抱きかかえていても、あの人はきちんとガウリイさんに見間違えた、と?」
> ……………………ま、まぁ極端に言えばそぉなのです……
ちょいまてぃ!!ってことは、エル様を間違えたら、ただではすまなさそうなんですけど(汗)
>「結界付近だけ魔力の濃度が高いのか……」
とゆーことは、ぎりぎりのところで倒れてましたね(笑)
> 人の眼には見えない結界を見上げると、ヴィリシルアは眉をひそめる。どうやら自分の魔力の回復が早かったのもそのためらしい。恐らく、結界で中和し切れなかった魔力はみな外に出ているのだろう。そして今セイルーンには、高位魔族が二匹もいるのである――
>(ある意味、あいつらのおかげでさっさと魔力が回復できたってことか……)
しかも、そのうち、一人は、腹心の次に強いし(笑)
・・・全然、見えないけど(笑)
もしかして、あの御方までもが、面白半分で覗いてるせいもあったりして(笑
(・・・多分、エル様のことだから、面白がって覗いてるだろーし・・。)
 …………逃げます。
> それではむくぅなのでしたっ! 逃走おぉぉおッ!
>「あ、ちょっと待ちなさいッ!」
> (黒い錐がむくぅを串刺しにする)
では!!むくぅさんを助けるために!!むくぅさん、耳栓セットしてください!!
―かちっ!!(ミルガズィアさんの最高傑作が流れ中ー)
はい!!ゼロスが精神世界でのた打ち回ってるすきに!!
にげてくださぃぃ!!
ではでは、無事に逃げられるのをいのりつつ、
感想になってない、感想まで。
byかお。

(・・・・子猫達〜・・。ひざの上で寝るのはいいけど・・・。
・・・・落ちるぞ・・・。絶対に・・・。←家で飼っている子猫達がバソをやってる中ひざの上にきて、爆睡中におちいっている・笑)




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17982いえいえ感想どうもです♪むくぅ 2001/11/7 14:20:15
記事番号17974へのコメント

かおさんは No.17974「Re:僧侶連盟 7・レスが遅くなりましたぁ(汗)」で書きました。

>こんにちわ♪
>すでに、出てて、読んでるのに、なかなかいい、レスがおもいつかずに、
>今日までかかったかおなのです。

 こんにちは。なんだかお話がよく解らない方向に行きつつあるむくぅなのです。

>というわけで、まだ、いい感想が思いつかないのですが・・・。

 いえいえいえっ! 感想をつけてくださってどうもありがとうございますなのですっ!

>> 小さく声を上げた女性を、ヴィリシルアはかすかに目を大きく開けて見やった。女性はしばし口を震わせた後で、細く目を開き、かすれる声で、
>>「ガ……ウ、リイ、様……?」
>でました!!シルフィール(笑)
>ということは、例えリナさんがあのお方に乗っ取られてシルフィールさんを抱きかかえていても、あの人はきちんとガウリイさんに見間違えた、と?」
>> ……………………ま、まぁ極端に言えばそぉなのです……
>ちょいまてぃ!!ってことは、エル様を間違えたら、ただではすまなさそうなんですけど(汗)

 シルフィールさん。恋は盲目ってことで勘弁してもらいましょう(汗)

>>「結界付近だけ魔力の濃度が高いのか……」
>とゆーことは、ぎりぎりのところで倒れてましたね(笑)

 結界でた瞬間に倒れましたからね……(笑)

>> 人の眼には見えない結界を見上げると、ヴィリシルアは眉をひそめる。どうやら自分の魔力の回復が早かったのもそのためらしい。恐らく、結界で中和し切れなかった魔力はみな外に出ているのだろう。そして今セイルーンには、高位魔族が二匹もいるのである――
>>(ある意味、あいつらのおかげでさっさと魔力が回復できたってことか……)
>しかも、そのうち、一人は、腹心の次に強いし(笑)
>・・・全然、見えないけど(笑)
>もしかして、あの御方までもが、面白半分で覗いてるせいもあったりして(笑
>(・・・多分、エル様のことだから、面白がって覗いてるだろーし・・。)

 そんなことになったら一瞬でヴィリシルアさんの魔力の問題は解決。
 結界がぶっ壊れますのです(笑)

>> それではむくぅなのでしたっ! 逃走おぉぉおッ!
>>「あ、ちょっと待ちなさいッ!」
>> (黒い錐がむくぅを串刺しにする)
>では!!むくぅさんを助けるために!!むくぅさん、耳栓セットしてください!!
>―かちっ!!(ミルガズィアさんの最高傑作が流れ中ー)
>はい!!ゼロスが精神世界でのた打ち回ってるすきに!!
>にげてくださぃぃ!!
>ではでは、無事に逃げられるのをいのりつつ、
>感想になってない、感想まで。
>byかお。

 ……………(怖いもの聞きたさ(?)で、どうやら聞いてしまったらしい)
 はっ!? 私は一体何をッ!?

>(・・・・子猫達〜・・。ひざの上で寝るのはいいけど・・・。
>・・・・落ちるぞ・・・。絶対に・・・。←家で飼っている子猫達がバソをやってる中ひざの上にきて、爆睡中におちいっている・笑)

 子猫……はぁう……(←猫好きなのだがアパートの上ずぼらなので飼えない奴)
 そ、それでは耳栓を付け直し、ゼロスさんがのた打ち回ってる間に逃げます。
 むくぅなのでしたッ! (かおさん、感謝なのですッ!←笑)

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