◆−初投稿で御座います。−たかこ (2001/10/22 16:23:00) No.17683
 ┣始まりの事件1−たかこ (2001/10/22 16:29:04) No.17684
 ┃┣始まりの事件2−たかこ (2001/10/22 18:53:52) No.17689
 ┃┗始まりの事件3−たかこ (2001/10/22 21:46:34) No.17695
 ┃ ┣はじめまして−風邪最高潮な一坪 (2001/10/22 22:07:31) No.17698
 ┃ ┃┗Re:はじめまして−たかこ (2001/10/23 17:36:51) No.17724
 ┃ ┣エル様だ♪−かお (2001/10/22 22:32:50) No.17700
 ┃ ┃┗Re:エル様だ♪−たかこ (2001/10/23 17:44:31) No.17725
 ┃ ┣なにぃ!? L様!!?−白河綜 (2001/10/23 16:43:45) No.17723
 ┃ ┃┗Re:なにぃ!? L様!!?−たかこ (2001/10/23 17:52:42) No.17727
 ┃ ┗L様だっ!−ねじばな (2001/10/23 17:51:20) No.17726
 ┃  ┗Re:L様だっ!−たかこ (2001/10/23 18:13:47) No.17731
 ┃   ┗会員が増えたっ♪−ねじばな (2001/10/24 20:57:41) No.17753
 ┣女神 リナ=インバース−たかこ (2001/10/25 15:46:54) No.17762
 ┣女神 リナ=インバース2−たかこ (2001/10/25 16:02:12) No.17763
 ┣女神 リナ=インバース3−たかこ (2001/10/25 21:14:25) No.17769
 ┃┗ふふふ♪続きなのですね♪−かお (2001/10/25 23:04:45) No.17773
 ┃ ┗はい、続きなのです!−たかこ (2001/10/26 13:54:21) No.17777
 ┣女神 リナ=インバース4−たかこ (2001/10/26 17:18:33) No.17779
 ┃┗面白い!!エル様最高(笑)−かお (2001/10/26 22:26:46) No.17786
 ┃ ┗どうもです〜。−たかこ (2001/10/29 16:24:40) No.17814
 ┣番外編 エル様のゴミ箱−たかこ (2001/10/29 22:43:17) No.17826
 ┃┗Re:番外編 エル様のゴミ箱・・爆笑!!−かお (2001/10/30 17:06:10) No.17828
 ┃ ┗まいど、ど〜も!−たかこ (2001/10/30 19:41:49) No.17832
 ┗詩です <気持ち>−たかこ (2001/10/31 16:54:19) No.17836
  ┗爆笑。−清川正寛 (2001/10/31 18:57:15) No.17837
   ┗Re:爆笑。  さんきゅ〜!!−たかこ (2001/10/31 20:13:06) No.17841
    ┗イラスト掲載しました!!−一坪 (2001/10/31 21:20:40) No.17842
     ┗Re:イラスト掲載しました!! どうもです〜。−たかこ (2001/11/1 18:23:09) No.17853


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17683初投稿で御座います。たかこ E-mail 2001/10/22 16:23:00



 どうも〜。
 このたび無謀にも投稿なんぞしようとしている、たかこというものです。
 名前、呼びにくいんで、たーさんと呼んでくださいね。(←アホ)

 なにぶん、初めてなもんで、
 こんなのスレイヤーズじゃなーい!!
 って思うかもしれませんが、そーゆーことは気にしてはいけません!

 いろんな方々の影響受けまくりです。
 おや?
 と思っても、何にもいわんでください。
 本人小心者なんで・・・・・。

 一応、リナの一人称で、たぶんギャグです。
 
 ではでは。 

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17684始まりの事件1たかこ E-mail 2001/10/22 16:29:04
記事番号17683へのコメント

 第1話です。
 そんなに長くないと思いますが。
 では、どうぞ。

 *********************************

「ん〜、食べた食べた。お腹い〜ぱい!」
「オレもだ〜。」
「相変わらずだな……。」
「変わってませんね、お二人とも……。」
満足感いっぱいのあたしとくらげ―もといガウリイを呆れた表情で見る、ゼルとアメリア。

そう、あたし、リナ=インバースはサイラーグでのあの一件の後、故郷のゼフィーリアにガウリイと一緒に戻ったものの、両親に冷やかされ、近所の皆に冷やかされ、結局また旅をしている。
だって、なんか恥ずかしいのよ!!
決して、姉ちゃんが魔族諸々の事件の事を知っててお仕置きされるのが怖かったからではない!!
断じて!!
とゆー訳で、きっちし家の犬小屋にいたスポットを指差して笑ってから旅に出たのである。
そのたびの途中で昔の仲間のゼルカディスとアメリアにあった。
ダークスターの事件以来この二人には会ってなかったのだが、この二人もいろいろあったらしく、今は二人で旅をしていると言っていた。
それで、いま、四人で食事をしていた所。
「そーいや、二人とも何でこんなとこにいんのよ?」
食後の紅茶をすすりながら、あたしは二人に聞いた。
「依頼を受けたんです!!」
「何でも、五日ほど前、この近くのビアズの村の方で金色の光を見たっていうんで、何があったか確かめてほしいと。」
「以前、その辺りで金色の巨大な怪物が現れた事があるそうなんです。今回の光もそれに関係あるかもしれないからと……。」
ビアズ………、金色の巨大な怪物…………。
「その時は隣街が半壊したらしい。」
…………………………何も言えなひ。
「誰がそんな事したんでしょうね?!ところで、リナさん達こそどうしてここに?」
「たまたまよ……。」
内心の動揺を隠してさらっと言うあたし。

「リナさん!!」
入り口の方からいきなりあたしを呼ぶ声がした。
どっかで聞いた事あるよーな声……。
声のした方に目を向けてみる。
肩にかかるくらいの長さをした少しくせのある髪に普通の村娘風の服、腰にはロングソードを帯びている少女がいた。
「よかった、彼女が言った通り…。」
言いながら少女はあたしの方にずんずんと歩いてきて、

シャラッ

あたしの首に何かをかけた。
金色の細い鎖に琥珀色をした手のひらにのるくらいの宝石がついている。
その宝石にはどっかで見た事ある紋章みたいなものがついていた。
「ちょっと、サリーナ?」
なんだか嫌な予感がする。
「リナさん、この人と知り合いなんですか?」
「まあ、以前ちょっとね。」
サリーナとは、あたしがガウリイと会う前、ちょっとした事件で知り合った。
いや、あん時は大変だった、いろんな意味で……。
「ところでサリーナ、これ、何?」
そういいながら、ペンダントを指差す。
「はい。説明します。」
といって、サリーナは空いている椅子を持ってきてあたしの近くに座る。
………彼女ってこんな性格だったっけ…………?

「リナさんは五日ほど前、ビアズの村の近くで金色の光を見たという話はご存知ですか?」
「ええ、知ってるわよ。」
あたしは、ゼルとアメリアの方をちらりと見る。
二人が引き受けた依頼に関係があるのだろうか。
ゼルとアメリアもサリーナの話を聞こうと彼女の方を見る。
ガウリイは…………やっぱ寝てるし………。
ったく、こいつは……………。
「実はその光なんですけど……。同じ日に、金色の髪をしたすごくきれいな女の人が村に来て、『なんか最近つまんないのよね〜。あ、そーだ♪』って言って、いきなり「あれ」と同じものを出現させたんです……。「あれ」を出現させた時の光が、その金色の光なんですが…………。」
「ちょっと待って、その「あれ」ってまさか……。」
「はい、そうです。あの「ルーンガスト」なんです。今はまだ繭の状態なんですけど。」
「おい、リナ。なんだそのルーンガストってのは。」
あの時の事を知らないゼルとアメリアがよく分からないという顔をしている。
「あとで話す。それで、サリーナ続けて。」
「それで、あれは本来腕輪をはめた人を攻撃対象とするものでしたよね。でも、その腕輪はもうないです。」
まさか…………。
「ですから、腕輪の代わりがそのペンダントなんです。」
ああああああああああああああ!!やっぱし!!
あたしはそのペンダントをはずそうとしたが、

「@*#$&##@@*%&!!」

声にならない叫びがあがる。
『リナ(さん)?!』
ペンダントをはずそうとした瞬間、痛み―というか寒気というか……。
すっごく嫌な感覚が体を突き抜けた。
これははっきし言って、とあるギャグを聞くのといい勝負かもしんない。
「サリぃ〜ナぁ〜。何よこれ〜。」
「だって、リナさんはこうでもしないとこの件引き受けてくれないだろうって、彼女が。」
『確かに………。』
ゼルとアメリアの声がハモる。
「彼女?その彼女って誰よ?」
「そのルーンガストを出現させたご本人です。リナさんがここにいることも、リナさんにそのペンダントをかけるよう言ったのもその人なんです……。」
「へぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。じゃあ、その彼女のとこに案内してもらおーじゃないの。」
このあたしにこんな真似するなんて、いったいどこのどいつよ!!
「ガウリイ、ゼル、アメリア、行くわよ!!」
「なんかすっごく嫌な予感します〜。」
「やっぱり、リナが一緒だとこうなるのか……。」
「いつまで寝てるー!!こぉんの、くらげー!!」

すぱぁぁぁぁぁぁぁん!!!

「な、なんだ?!」
あたしのスリッパストライクが見事に決まりガウリイが起きる。
「行くわよ、ガウリイ!!」
かくして、あたし達四人+αは、ビアズの村に向かう事になった。
そこに「彼女」がいるらしい。
このあたしにこんなことするなんて、会ったら即、竜破斬(ドラグ・スレイブ)ぶち込んでやる!!

************************************* 
 思ったより短い・・・・・・・。
 この分だとあと、多くて二話くらいかな・・・・・。

 



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17689始まりの事件2たかこ E-mail 2001/10/22 18:53:52
記事番号17684へのコメント

 
 第二話です。
 駄文です。下手です。
 しくしく・・・・・・・。

*************************************

ビアズの村へ向かいながら、ガウリイ、ゼル、アメリアに、ルーンガストの事件の事を話した。
「ってわけで、そのルーンガストってのは、昔エルフが造ったオリハルコン製の魔獣なのよ。」
あたしの話をきいて、アメリアが少し考え込んでいる。
「どうしたの?アメリア。」
「いえ、そのリナさんと一緒にいた女魔道士の人の性格とかが、姉さんに似ているような気がしまして………。」
「だって、アメリアの姉さんって、確かグレイシアって名前でしょ?」
名前が違うじゃない、と付け加える。
「でも…………、いえ、やっぱりいいです。」
「そう?」
しかし、あれがもし、本当にセイルーンの王女様だったら、セイルーンの未来は想像したくないわね。
こわい事になりそうだし………。

「なぁ、リナ。あれか?その…なんとかって村は。」
「なんとかじゃなくてビアズよ。」
と言いながらガウリイが指差した方向を見る。
あたしには見えんぞ。
相変わらず目はいいんだなぁ。ガウリイの奴。
「よく見えますねぇ。ガウリイさん。」
いきなり第三者の声が割り込んでくる。
『ゼロス(さん)?!』
「誰?」
あたし達四人の声がハモり、サリーナだけが知らないという顔をする。
ニコ目でおかっぱのすっとこ神官がそこにいた。
「お久しぶりです。皆さんvv」
「あ、サリーナ。こいつはあやしい生ゴミよ。気にしないで。」
「はぁ。」
「リナさぁ〜ん。」
ゼロスが何やら言いたそうに声をあげるが無視することにする。
「ゼロスさん。」
アメリアがニコニコしながらゼロスの肩をポンッとたたき、
「リナさんが何を言っても気にしてはいけませんよ。あなたにはあなたなりのいいところがあります。生きていればきっといいことがあります。」
生の気いっぱいの笑顔で語りかける。
新しい精神攻撃か?
「ア、 アメリアさん……。い、今のは効きました………。」
心なしか薄くなってるぞゼロス。
「アメリア、そんな生ゴミほっといて行くわよ。」
あたしはとっとと歩き出す。
「あ、待って下さい。リナさーん。」
アメリアがそういいながらあたし達の方に駆けてくる。
ゼロスは地面にのの字をかいていじけていたりする。
「リナ。」
「分かってる。」
ゼルが真剣な表情をしてあたしに声をかけてきた。
「ゼロスがでできたってことは、今回の件……。」
「魔族がかんでいる。」
「……かもね。」
サリーナには聞こえないように小声で話す。
魔族が噛んでいるかもしれないなどと言って余計なパニックをおこされても困る。
それに、知らなければこういう事にはかかわらない方がいい。
「リナさん、もしかしてそのルーンガストを出現させた人って………。」
「ええ、魔族………かもしれないわね。」
「厄介な事になりそうだな。」
あたし達三人は真剣な顔をして考え込む。
頭脳労働専門外のくらげのガウリイは、何も考えずてくてく歩いている、のかと思ったのだが、
「だったら、ゼロスに直接聞いてみたらどうだ?」
話聞いてたのか、ガウリイ。
めずらしい。
「なあ、ゼロス。」
「はい、なんでしょう?」
いつのまにかあたし達のそばにいたゼロス。
「お前、何でこんなとこにいるんだ?」
聞いても答えてくれるわけないでしょーが。
ゼルもアメリアもあたしと同じ考えらしく、サリーナについて先にいく。
「はぁ、実は、獣王様のご命令で……。」
てっきし、お得意の「秘密ですvv」攻撃でくると思ってたのだが、
「僕も詳しい事はお聞きしてなくて、『とにかく何が起きているのか確かめて来い』としか。」
「なによ、それ?」
あたしは呆れた表情でゼロスを見る。
「ですがその時の獣王様、冷や汗流しながら『嫌な予感がするが誰かが行かねばもっとひどい事になりそうだからな………。』とおっしゃってまして……。」
魔族が冷や汗なんかかくのか?
「んじゃ、ゼロス。本当に何にも知らないの?」
「はい。」
ん〜。
ゼロスが嘘ついているようには見えないけど……。
いまいち信用できないからな。
「とりあえず、その村に行けば何か分かるんじゃないか?」
「をおおおおおおおおおお!!ガウリイがまともな事言ってる?!」
「……あのなぁ……。」
「とにかく!ビアズの村へ急ぎましょう!!」
ゼロスも加わり、あたし達はビアズの村へ急いだ。


「結構こじんまりとした村ですねー。」
ビアズの村に着いてアメリアの一言目がこれである。
確かに、余り大きいとこではないけど……。
「リナさん、こっちです。」
サリーナの案内であたし達は「彼女」のいる所へと向かう。
どうやらサリーナの家(つまり村長の家になるのだが)に「彼女」はいるらしい。
「ただいま、父さん。」
「ああ、帰ったか、サリーナ。………………リ、リナ殿、久しぶりですな。」
サリーナの後ろにいたあたしを見て、サリーナの父さんは言うが、
なんなの、その間は………。
「父さん、彼女は?」
「ああ、奥にいるぞ。」
言いながら奥のほうを指す。
「リナさん。」
サリーナがあたし達を引き連れて奥へと行く。
おーし、どんな奴か見てやろーじゃないの!
あたしは意気込みサリーナについて奥へといく。

「リナさん達をつれてきましたよ。」
「ごくろーさま。も、いーわよ、サリーナvv」
そう言われ、そそくさと部屋を出ていくサリーナ。
あたしは椅子に腰掛けている彼女を見る。
はっきり言おう。
ムチャクムチャ美人である。
金色の髪と瞳。
そして、圧倒される雰囲気。
ちょっとくやしいがこんな美人みたことがない。
黒のローブではっきりとは言えないが、スタイルもメチャクチャ良さそうである。
あたし達は、はっきしいって言葉が出なかった。
何でか知らないけど、ゼロスだけは石化している。
「久しぶりね♪リナ、ガウリイ、ゼルガディス、アメリアvv」
いきなり彼女は親しげに話し掛けてくる。
久しぶりって……。
会った事あったっけ?
こんだけ印象強い美人なら忘れないと思うんだが………。
「あら、ありがと♪」
「へ……?」
彼女はあたしの思った事をよんだように答えた。
あたし、声には出してないはずなんだけど。
「このあたしに分からない事なんてあるはずないじゃないの♪」
上機嫌に答える彼女。
「あなた何者?」
「そこのゼロスに聞いてみたら?分かってるみたいだからvv」
「そ、そんなっ!!恐れ多い!!!」
ゼロスは顔を真っ青にしながら、冷や汗をだくだくと流している。
「オレ、この人に会ったことある気がするんだが………。」
『どええええええええ!!ガウリイ(さん)が覚えてる?!』
「ま♪ゼルとアメリアはこの姿で会うのは始めてよね♪」
この姿?
…………もしや。
あたしの中に怖い考えが浮かぶ。
「正解よ、リナvv」
うああああああああああ!!
やっぱし!!
どーりで、ルーンガストを簡単に出現させられるわけだ。
なんでまた………。
「リナさん?この人が誰だか分かったんですか?」
「ええ…。確かにゼルとアメリアも会ったことあるはずよ。」
あたしは疲れたようにため息をつき、
「ヒントその1 ゼルとアメリアが彼女に会った時「あたし」はその場にいなかった。
ヒントその2 その場所はサイラーグ。
ヒントその3 その場にはシルフィールもいた。」
二人はあたしの挙げていくヒントに彼女が誰だか想像ついたらしい。
「リナ、ま、まさか………。」
「彼女って…………。」
『金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)!!』
二人同時に叫ぶ。
「ああー、そうか。とことんの中で会った人だ。」
ポンッと手をうってのんきに言うガウリイ。
ゼロスは頭を抱え込んでしゃがみ込んでいる。
「エルってよんでねvv」
なんか、全ての存在(もの)の母ってこんなフレンドリーなのか?
思ってたイメージとギャップが……。
しかし、エルって呼び捨てにしてもいいんだろーか?
「リナならいいわよ♪なにせあたしの力使える唯一の人間だしvv」
また、心の中よまれるし。
なんかやりにくいなぁ。
とにかく!
「じゃ、エル。これはずしてvv」
「いや♪」
「なんでよ!これつけてたら「あれ」に標的にされちゃうじゃない!!あいつ竜破斬(ドラグ・スレイブ)すら効かないのよ?!あたし、もう魔血玉(デモン・ブラッド)ないから神滅斬(ラグナ・ブレード)使えないし!!」
「大丈夫よ。リナの今の魔力なら増幅無しでも神滅斬使えるはずよvv」
「え……?」
使える………?
「魔血玉の欠片を飲み込んだでしょ?それで魔力がかなり上がったのよvvん〜。そうね。それでも嫌って言うなら。」

パチンッ

エルが指を鳴らすと、ガウリイ達にも同じようなペンダントがかけられる。
「これでどう?」
『どええええええええええええええ!!』
ゼル、アメリア、ゼロスの叫び声があがる。
ガウリイはよく分かってないらしく反応なし。
「ちなみにゼロスのは特別製。魔族用になってるから♪」
何でまたこんなことを…………。
「だって、最近つまらないんだもの。Sは不甲斐ないし…。」
「だからってなんであたし達なの?」
「面白そうだったからvv」
即答してくるし……。
「ちなみに「あれ」倒したら、純度の高いオリハルコンを、一山あげるわよ。」
「任せて!!」
エルの言葉に迷わずあたしは飛びつく。
「それにあんた達、普通の人間じゃないしね。」
???
エルのその言葉に眉をひそめながらあたし達は結局ルーンガストの繭があるところに急いで行く事になった。
エルが、今回は呪文無しで繭から返るから♪などと言ったもんで。
アメリアは「正義のために凶悪な魔獣を放っておけません!!」とか言ってるが、アメリア、その魔獣だしたのがエルだっての完全に頭の中から消し去ってるな……。

************************************

うみぃぃぃぃぃぃ。
疲れた。
こんなことしてる場合ではないのに・・・・・・・。
卒研やらねば、就職活動せねば・・・・・。


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17695始まりの事件3たかこ E-mail 2001/10/22 21:46:34
記事番号17684へのコメント

 
 これで一応完結です。
 相変わらず、うまい表現ができてません。

*************************************

『………………………』
あたし達はそれ見て言葉もなかった。
いや、正しくはそれら、だけど。
そう、繭は一つではなくて三つもあった。
……とりあえず、気を取り直して、
「あたしとガウリイ、ゼルとアメリアで一つずつ担当!」
「あの、僕は……?」
「ゼロスは一人で一つ担当!!」
「えええええええええ!!」
あたしの決定に何故か不満な声をあげるゼロス。
「何言ってるの?いくら魔法が効かない奴が相手だからって、あんた腐っても魔族なんだからあれぐらい、さくさくっとやっつけられるでしょ?!」
「ですが、今、僕あの方に力制限されてて、本来の力の10分の1ほどしか出せないんですよ〜。」
「10分の1もあれば十分よ。」
ゼロスの意見をすぱっと切り捨てて、あたし達は戦闘体制に入る。
それと同時に三つの繭が光に包まれる。
光が収まり、あたしにとっては見覚えのある魔獣が現れる。
形はカメのようで、顔はカメレオンみたいなヤツ。
姿だけではそんな強そうに見えない。
でも、こいつには魔法が効かない上に通常攻撃も余り効果がない。
「いくわよ、ガウリイ!!」
「おう!!」
あたしとガウリイは三体のうちの一体に向かって走り出す。
それにしても、暇つぶしのためにここまでするなんて、エルってそんなに暇なのかなぁ?

ガウリイが斬妖剣(ブラスト・ソード)であれを相手にしている間、あたしはさっさと呪文を唱える。
「ガウリイ、どいて!!」
あたしの言葉にガウリイが後ろに下がる。
「神滅斬(ラグナ・ブレード)!!」
あたしの手に虚無の刃が生まれた。
エルの言った通り増幅無しでもできた、しかも、以前よりも魔力の消耗が少ない…?
そう思いながらもその刃を一気に振り下ろす。
虚無の刃に斬られたそれは崩れ落ちていく。
同時にあたしとガウリイのペンダントも崩れ落ちる。
おそらくエルが何かしていたのだろう。
なんかあっけなかったような…………。
アメリア達のほうを見てみると、
「必殺、平和主義者クラーッシュ!!!!」
アメリアが叫びながら魔力を込めたこぶしをあれに向かって繰り出す。
魔法効かないんだから魔力込めても普通のこぶしと変わらないのに……。

ごすっ

へ……………?
あれの一部が思いっきりへこみ吹っ飛ばされる。
あたしの目は点になった。
「これこそ正義のこぶし!!」
アメリアのその満足そうなセリフが頭に入ってこないほど驚いた。
次にゼルが剣であれの尻尾を切り落とす。
魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)をかけている訳でもないごく普通の剣で。
「おー、すごいなぁ、ゼルとアメリア。」
ガウリイはあたしの隣で素直に感心してたりする。
すごいとかそーゆー問題じゃないよーな………。
あたしがボーゼンとしている間にアメリアのこぶしとゼルの剣でそれは崩れ落ちていった。
同時に、やはりゼルとアメリアにつけられたペンダントも崩れていく。
「リナさーん!!」
アメリアとゼルがあたしのほうに駆けてくる。
「そっちも片付いたか。」
「リナがいたからな。」
全く心配してない様子で言うゼルにガウリイが言葉を返す。
あたしはアメリアとゼルを指差して、
「あ、あんた達、なんで………?!」
「リナからアイツには魔法は効かない、通常攻撃も余り効かないって聞いていたからな。」
「余り効かないって事は、逆を言えば少しは効くって事ですよね!!」
「だから、魔法で通常の攻撃力を上げて……。」
「そんな事できるの?!」
「ああ、ちょっと前にいろいろあってな。その時につくったオリジナルの魔法なんだが…。」
「教えて!!」
ゼルに詰め寄るあたし。
「教えてもかまわんが、お前さん、確か復活(リザレクション)使えないだろ?」
「どういうこと?」
「その魔法、復活の応用みたいなものなんです。」
「でも、ゼルだって復活使えたっけ?」
「アメリアに教えてもらって覚えた。最近だがな。」
ゼルはちらりとアメリアのほうに目をやる。
すぐとはいえないけど、あたしにかかれば復活ぐらい覚えることはできる。(断言!)
でもな〜。
「それよりリナさん。ゼロスさん、潰されてますけど……。」
アメリアの言葉にゼロスがいるだろう方を見る。
「あー、ホントだなぁ、思いっきり踏み潰されてるぞ〜。」
「何やってんだ?アイツは……。」
ほんと、なに遊んでんだろ?
あたし達はゼロスがプチプチ潰されているのを見学している。
ゼロスが何か言っているようだがよく聞こえない。
「おい、リナ。ゼロスが助けてくれって言ってるぞ?」
さすがガウリイ、野性の耳。
「ま、ほっときましょ、ゼロスだし。」
『そう(だな)(ですね)。』
皆もあたしの意見に同意する。
「あれくらいでなっさけないわねぇ〜。」
「エル?!」
ピシッ
エルが現れたと同時にゼルとアメリアは凍りつく。
「ゼロスに何かしたの?」
「ちょっと精神(アストラル)体と引き離しただけよvv」
だけって………。
「本体はちゃんと精神世界(アストラルサイド)にあるから、このままだと死ぬだけだし♪でももし、このてーどで死ぬようじゃお仕置き決定かな♪」
むちゃくちゃ楽しそうに言うエル。
「ま、そういうことなら、あたしたちは村に戻りましょうか。」
「でも、リナさん。あれほっといたらいつか村を襲ったりとかするんじゃ……。」
「あ、それなら大丈夫よ。ゼロスが死ねばあれも自動的に崩れちゃうように設定したからvv」
「そうですか、それなら安心ですね。」
心底安心したように微笑むアメリア。
というわけで、あたし達は村に戻ることにした。
「おい、ゼロスあのままでいいのか?」
ガウリイがそう聞いてくるが、
「いーのよ、ゼロスだから。」
あたしはキッパリとそう言った。


「なさけないわねぇ〜。」
エルが舌打ちして、眉をひそめながら言った。
「所詮、獣神官じゃあの程度しかもたないのね。今度は腹心かS辺りにしようかしら…。」
エルのその言葉であたし達はゼロスに何が起きたか分かった。
哀れ、ゼロス。
「あ、あの、エルさん。そのSって……?」
アメリアが恐る恐るエルに聞く。
「ああ、S?この世界じゃあ一応、赤眼の魔王(ルビーアイ)シャブラニグドゥなんてたいそーな名前で呼ばれているけど、あたしにとったらただの使いっぱしりの部下Sよ。」
「やっぱり……。」
聞かないほうがよかったんじゃ。
「それで、エル。いつまでここにいるの?」
「しばらくはリナと一緒に旅をしようかな〜、なんて。」
『ええええええええええええ!!』
ゼルとアメリアが驚愕の声を上げるが、それはほっといて、
「なんで、また……?」
「あら、だって、リナは中心だものvv」
???
「それに、リナの『仲間』はほとんど普通の人間じゃないから楽しいし♪」
何のことだかよく分からないが、
普通の人間じゃないって……?
「あの二人もそうだったしねvv」
「あの二人?」
「そう、最近あたしの所に来たあの二人。」
それってもしかして……。
「でも、追い返しちゃったけどねvv」
追い返したって、まさか!!
「生きてるわよ。あの二人。」
「ホントに?!」
「ホント、ホント。だってあの二人がいればもっと面白くなりそうだもの♪」
そっか、生き返ったんだ(っていうのも変だけど)。
「リナ?あの二人ってのは?」
「わたしたちの知らない人ですよね。」
「ん、まぁ、以前ちょっとね。」
話すと長くなりそうだったので、あたしは曖昧に答えた。
「あの二人って誰だ?」
「……………ガウリイにはあとで教えたあげるから………。」
ガウリイ、エルのことホントに分かってるんだろーか……。

あのあと、サリーナに、魔獣は倒したから大丈夫だと知らせ、あたしはエルからきっちしオリハルコンを受け取った。
はやく換金vv換金vvv
ゼルとアメリアは「あんた達には依頼料はいるからいいでしょ?!!」というあたしの説得でオリハルコンを受け取らなかった。
もちろん、ガウリイの分はあたしの懐におさまっている。

あたしとガウリイ、ゼル、アメリア、そしてエルを加えた5人(?)の旅が始まるのであった。
しかし、エルの言ってた、あたしが中心とか、普通の人間じゃないとか、何なんだろ?
気になるなぁ………。



獣王宮にて―。

「獣王様……。報告にきました……。」
何とか物質世界に干渉する力を取り戻して、報告に来たゼロス。
「どうした、ゼロス、姿が薄いようだが……。」
「はぁ、実はご命令通りビアズの村の辺りの様子を見てきたんですが……。」
そこで言うか言うまいか迷う。
「ゼロス。」
報告を続けろ、とゼロスの名を呼ぶ。
「いえ、あの………。」

「はぁい♪ゼラスにゼロス♪」

いきなりエルがにこやかな笑みと共に現れる。
目は笑ってないが…。
『エ、エル様!!!!!』
「あら、どうしたの?そんな怖がらなくてもいいじゃない。まったく、最近の魔族はちょっと、こづいたくらいで滅んじゃうし………。」
それはまさか、フィブリゾ(様)のこと(でしょう)か?
ゼラスとゼロスは心の中で思う。
「んっんっんっ!ゼ〜ラス。最近ちゃぁ〜んとお仕事してる〜?」
「は、はい。」
「そう、それならいいのよ♪じゃあ、あたしはSにお仕置きしてから戻るからvv」
エルは来た時と同じように虚空に消えた。
ホッと息をつくゼラスとゼロス。
(赤眼の魔王(ルビーアイ)様には申し訳ないが、ここで何もなくてよかった。)


「やっほ〜!S〜!!」
「ああああああああああ!!何でエル様がこんなところにぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

************************************

 ふぃぃぃぃぃぃぃぃ。
 何とか終わったです〜。
 ではでは、これにて失礼!!



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17698はじめまして風邪最高潮な一坪 E-mail 2001/10/22 22:07:31
記事番号17695へのコメント

投稿ありがとうございました!

楽しく読まさせていただきました。
なかなかスゴい展開(というか登場キャラ)でおもしろかったです。
なんかいろいろと伏線があって、今後が気になります。


では、これからもよろしくお願いします!
あと卒研と就職活動ガンバって下さいね。


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17724Re:はじめましてたかこ E-mail 2001/10/23 17:36:51
記事番号17698へのコメント

風邪最高潮な一坪さんは No.17698「はじめまして」で書きました。
>
>投稿ありがとうございました!
いえいえ。

>楽しく読まさせていただきました。
>なかなかスゴい展開(というか登場キャラ)でおもしろかったです。
うみゅ!
ありがとうございます!!

>なんかいろいろと伏線があって、今後が気になります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
今後、今後かぁ・・・・・・。
あはははは。

>では、これからもよろしくお願いします!
>あと卒研と就職活動ガンバって下さいね。
う〜ん、頑張りたいですなぁ〜。
はぁ。

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17700エル様だ♪かお E-mail 2001/10/22 22:32:50
記事番号17695へのコメント

こんにちわ♪
たかこさんも、投稿したのですね♪
で、入りませんか?エル様を活躍させる会♪←またまた勧誘(爆!)
ねじばな会長のツリーレスで、入会できますよ(笑)
活動内容は、知っているとは思いますが、ちらっとでも、エル様をだす。
または、名前をだすといったものなので(はあと)
あと、ここからは、感想です。
長編へのレス、どうもなのです♪
エル様・・いいですねー♪
おもわず、笑いすぎて、むせこんでしまいました(爆!)
この続き・・あるのでしょうか?
あれば、見てみたいです(はあと)
ではでは、感想になってませんですが、感想でした。
byかお。

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17725Re:エル様だ♪たかこ E-mail 2001/10/23 17:44:31
記事番号17700へのコメント

かおさんは No.17700「エル様だ♪」で書きました。

>こんにちわ♪
ど〜も、です。

>で、入りませんか?エル様を活躍させる会♪←またまた勧誘(爆!)
>ねじばな会長のツリーレスで、入会できますよ(笑)
>活動内容は、知っているとは思いますが、ちらっとでも、エル様をだす。
>または、名前をだすといったものなので(はあと)
う〜む、いいですねぇ。
ねじばな様のツリーレスで入会できるんですね。
では、探してみます!!

>長編へのレス、どうもなのです♪
いえいえ。
かお様の小説面白くて好きですよ!!

>エル様・・いいですねー♪
>おもわず、笑いすぎて、むせこんでしまいました(爆!)
>この続き・・あるのでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・。
>あれば、見てみたいです(はあと)
・・・・・・・・・・・・・・・う。
実はあれ、一晩で書いたもので。
続き・・・・・・・・・・、
一応案はあるんだが、
あまり、期待してないでくださいね♪

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17723なにぃ!? L様!!?白河綜 2001/10/23 16:43:45
記事番号17695へのコメント


 始めましてv 上のかおさんのコメントにL様と書かれていたので、慌ててみにきてる次第です。

 スレキ〜〜〜〜!!!!
 たーさん(本当に読んでるし。オイオイ)のL様も素敵です!! 傍若無人ぶりがイカすわ〜〜〜〜!!!!
 なんだかS様お仕置きされてますし。ふふふ・・・v
 実は私が投稿している小説にもL様を出しちゃってます。・・・・どうしても良い人になってしまうんですが・・・・
 これからもお互いL様を復旧させましょう!!(なんか変な文章・・・・)

 ではでは! 短いのですが。

 白河綜でした!!
 逃走開始!!


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17727Re:なにぃ!? L様!!?たかこ E-mail 2001/10/23 17:52:42
記事番号17723へのコメント


> 始めましてv 上のかおさんのコメントにL様と書かれていたので、慌ててみにきてる次第です。
ど〜も、はじめまして!!

> スレキ〜〜〜〜!!!!
> たーさん(本当に読んでるし。オイオイ)のL様も素敵です!! 傍若無人ぶりがイカすわ〜〜〜〜!!!!
た〜さん、でいいですよ〜。他のHPとかではHNた〜さんですし。
だから、たまに、書き込みとかすると、名前がた〜さんさんになってたり(T_T)

> なんだかS様お仕置きされてますし。ふふふ・・・v
> 実は私が投稿している小説にもL様を出しちゃってます。・・・・どうしても良い人になってしまうんですが・・・・
> これからもお互いL様を復旧させましょう!!(なんか変な文章・・・・)
ハイ、頑張りましょう!!



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17726L様だっ!ねじばな E-mail 2001/10/23 17:51:20
記事番号17695へのコメント

はじめまして♪

L様だあああああああああっ!
やーん♪うれしい♪

とっても笑わせていただいてます。
楽しいの何の。

くくくくく。

あ、そうそう。実はわたし、『L様を活躍させようの会』の会長をやってます♪
(ちなみに副会長はかおさんです)

・・・・・・入りません?
別に、ただ、自分の投稿する小説の中にL様をちらっとでもいいから登場させるだけです。

よかったらレスつけて下さい。
別に入らなくっても結構ですし・・・ま、考えといて下さい。

何しろ・・・その場の気分で作ったもんで・・・。

とにかく・・・続き、楽しみにしてます♪

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17731Re:L様だっ!たかこ E-mail 2001/10/23 18:13:47
記事番号17726へのコメント


> はじめまして♪
はじめまして!!
ねじばな様の小説読んでますよ!
「わかりやすい〜」シリーズ!!

> あ、そうそう。実はわたし、『L様を活躍させようの会』の会長をやってます♪
>(ちなみに副会長はかおさんです)
>・・・・・・入りません?
>別に、ただ、自分の投稿する小説の中にL様をちらっとでもいいから登場させるだけです。
入ります〜!!
ぜひ、入れてくださいな!!

> とにかく・・・続き、楽しみにしてます♪
・・・・・・・・・・・・・・・・。
ソウデスカ・・・・・。
期待して、待たないでください。

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17753会員が増えたっ♪ねじばな E-mail 2001/10/24 20:57:41
記事番号17731へのコメント

こんにちは。

入会希望、確かに確認いたしました!

会員ナンバー:07 たかこさん

ですね!

ふふふふ!うれしい限りです♪

ではでは♪

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17762女神 リナ=インバースたかこ E-mail 2001/10/25 15:46:54
記事番号17683へのコメント

 新しいお話です。
 というか続きなんだが・・・・・・。
 まだ全部かき終わってない!!でも投稿しちゃいます!!

***********************************
『拝啓 リナ=インバース 様
 木々の色が紅く染まっていく中、風に冷たさを感じる今日この頃です。
 いかがお過ごしでしょうか?
 我が国では一月後に建国900周年のパーティーを開く事になっております。
 つきましては、リナ殿にもご参加頂きたく連絡をした次第に御座います。
 お連れ様もご一緒でかまいませんので、是非、ご参加ください。
 招待状と地図を同封しましたのでよろしくお願い申し上げます。
                                敬具
          ネオヴァルス国 国王 フィシス=ラン=ネオヴァルス』


朝起きたらあたしが泊まっている宿屋の部屋のドアにこの手紙がはさまれていた。
今は宿屋の一階にある食堂で朝食を取り、次に行く所を決めようとしていたのだが、
「リナ、なんだその手紙は?」
ガウリイが横から手紙を覗き込んでくる。
妙に真剣な顔をしている。
「……ネオヴァルス…………。」
「ガウリイ、もしかして知ってんの?」
あんまり期待しないで聞く。
あたしはネオヴァルスなんて国、聞いたことがない。
だから、この手紙が何故きたのかも分からない。
「ん〜、どっかで聞いたことあるような〜。」
さっきの真剣そうな表情はどこへやら、ガウリイ聞いたあたしがばかだった。
「確か、エルメキアの近くにそんな国があるとかって聞いたことがあるぞ。」
「エルメキアの近く?」
ゼルはどうやら聞いたことあるらしい。
「わたし、外交の仕事とかたまに手伝ってましたけど、そんな国の名前、聞いたことありませんよ?」
アメリアもあたしと同じく知らないらしい。
「そうね♪あの国は鎖国しているようなものだから。ガウリイはともかく、リナ達が知らないのも無理ないわよねvv」
つい最近旅に加わったばかりの彼女―エルが言う。
「とにかくその招待うけてみたら?面白い事になるから♪」
ワクワクしながら言うエル。
きっと、エルはなんであたしが招待受けたのかとかも分かってるんだろーな。
あたりまえだけど……。
でも、ガウリイはともかくって、どういうことなのかな?
ま、行けば分かるかな?
あんま、気が進まなかったんだけど、エルがそう言うなら行くしかないだろーし。
とりあえず、同封してあった地図を広げてみる。
「あ、ほんとにエルメキアの近くだ。」
「島国なんですねぇ。」
「船か……。ったく、招待するなら船のチケットでも入れとけっての!!」
 出費だわ。
行く途中、盗賊団とかいればいいけど。
「大丈夫よvvリナvv」
エルが全然心配ないとでもいうように、ぱたぱたと手を振る。
「もしお金使うような事になったら、あたしの財布呼び出すから♪」
財布を呼び出すって……?
「なんなら、今呼び出しましょうか♪」
「いい!お願いだからやめて!!」
すっごくやな予感するから……。
「そう?」
ちょっとつまんなさそうに言うエル。
エルのことだから何が出でくるのか分からない。
高位魔族とか出てきたら笑えんし……。
「じゃあ、出発しますか!!行き先に意義ある人は?!」
「オレは、一度は行ってみたいと思ってたとこだからな、かまわんぞ。」
「あたしもかまいません!!」
「オレはリナが行くとこならどこでもかまわんぞ。」
いろいろ気になる事もあるけれど、
ゼル、アメリア、ガウリイを引き連れて、いざ、ネオヴァルスへ!!


っどぉぉぉぉぉぉぉぉん!!
漆黒に包まれた森に更に深い闇と紅い炎が生まれる。
「また一つ尊い命が消えていく………。」
「なに、シリアルしてるんですか?!リナさん!!あれ、止めてください!!」
と叫びながらアメリアは、盗賊団のアジトの中心で黒い塊を放ちながら暴れているエルのほうを指差す。
あの黒い塊、多分混沌なんだろーな。
あの攻撃受けたとこ、ホントになんも無くなってるもんな。
ごっそりと。
あたしがいつものように盗賊いじめに行こうとすると、アメリアが悪をブチ倒したいから、エルが面白そうだから、と言って同行してきた。
結果、こうである。
「あたしに、止められるわけないでしょ?いいじゃない、どうせ悪人に人権はないんだから。」
「確かにそうですけど………。」
確かにって、悪人に人権がないって認めるのか?アメリア。
あたしが言うのもなんだけど。
「楽しかった♪」
いきなりあたし達の側にエルが現れる。
「いつも見てたけど、一回やってみたかったのよねvvイマイチ、手ごたえが無かったけど。」
盗賊が手ごたえあるような強さだったたら世の中、もっと荒れてるわよ。
「リナ、お宝もって帰るんでしょvvお宝あるとこだけは無事だからvv」
「そうなの?じゃあ、行きましょうかvv」
あたしは、エルと一緒にわきあいあいとお宝のところ向かった。
「リナさんが二人いる気がします〜。」
などと、アメリアのたわ言はほっといて。

懐をあたためつつ、エルメキアの港に着いたあたし達は、ネオヴァルス行の船を捜す。
「ネオヴァルス行の船なら、あっちにあるわよvv」
エルのその言葉に従いエルの言っていた方に行ってみると、それなりに大きな、しかし帆のない船があった。
「この船、帆がありませんね。」
「どうやって動くんだ?」
確かにゼルの言う通りである。
あたし達がそう言いながらその船を眺めていると、
「リナ=インバース様ですか?」
見知らぬおっちゃんが話し掛けてきた。
「ええ、そうですけど………。」
「お待ちしておりました。そちらはお連れ様で?」
ガウリイ達の方を見て言う。
そして、エルを見て何かに気づいたように、
「……あ、もしや貴女様は、リナ様の母君、ですか?」
ずしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
いや、確かにエルは全ての存在(もの)の母だから間違いではないのだろうが……。
「あら、よく分かったわね♪」
エルも肯定する。
「貴女様までいらっしゃるとは喜ばしい事です。さぁ、どうぞ船(なか)へ。」
このおっちゃん、エルのこと知ってるのか?
いや、でも、エルの事を本当に知ってるとしたらこの反応は変だろーし。
とにかく、あたし達は船の中へ入っていった。

あたし達が案内された部屋は、メチャメチャ豪華な部屋だった。
どこぞの王族が使うようなもの。
だからといって趣味が悪いわけではない。
「あ、船、動いてます。」
かすかな揺れを感じアメリアが言う。
「こんな大きな船、どうやって動いてるのかしら?」
全く不思議である。
「動力は、やはり魔法か何かだろうか………。」
真面目な顔をして考え込むゼルのその言葉に、エルはクスクス笑っている。
「魔法なんかじゃないわよ。機械よ、動力は。」
『機械?』
「もしかして、船が動き始めた頃からしてる音の事か?」
音…………?
あたしには聞こえんぞ。
ガウリイ、あんたの耳はエルフ並みのあたしのより上かい?!
「正確には、『石油』っていう油で機械を動かしてるのよ♪ネオヴァルスは降魔戦争以降、外とはほとんど隔離されてたようなものだからねvv魔法とかは全然、発達してないのよ。」
「その代わり、機械が発達していったというわけか。」
納得したようにゼルは言う。
でも、降魔戦争以降は隔離されていたってどーゆーこと?
あそこは結界内のハズだけど………。
「降魔戦争の時に、『女神サマ』がとある封印と守る為に、この島を隔離したのよvv」
『女神サマ』のとこがなんか意味ありげに聞こえたんだけど………。
しかも、なんか今にも笑いそうな顔で言うし、エル。
なんか、また一騒動あるんだろーな………。


ネオヴァルスは小さな島国だった。
あたし達は港から馬車に乗り、ちょうど島の中央にある王宮に向かっている。
もちろん、一つの馬車に全員乗れるはずもなく、二つの馬車を使っている。
前の馬車にはあたしとエルとガウリイ、後ろの馬車にはゼルとアメリア。
あたしは馬車の中から外を眺めている。
なんだろ、あれ。
王宮らしき建物の右端に白い建物、左端に黒い建物。
なんか意味あるのかな?
「リナ。」
「ん〜、何?ガウリイ。」
話し掛けてきたガウリイに、あたしは生返事を返す。
「あんまり油断するなよ。」
「ガウリイ?」
「この国は普通の国じゃない。だから、騙されんようにな。」
妙に優しい声でガウリイは言った。
「大丈夫よ。エルもいるんだし。」
パタパタと手を振りながらあたしは言った。
待てよ、エルがいるからこそ大変な事になるかも……。
エルの方を見ると、目が合う。
「王宮ってどんなとこかしらね。楽しみね♪」
………不安だ。

王宮に着いたあたし達は応接間に通された。
「陛下がいらっしゃるまで、申し訳ありませんがお待ちください。」
そう言って、あたし達をここに連れてきた人部屋を出て行った。
「対応の仕方がまるで身分の高い人に対するものみたいですね。」
「リナ、お前、この国の王族とかになんか感謝されるような事でもしたのか?」
「あたしには、全く覚えがないんだけどね〜。この国の名前だって聞いたことないし。」
「でも、リナさんのこと様付けで呼んでましたし、何かあるんじゃないんですか?例えば、昔破壊した国の生き残りの人たちで、リナさんを恐れる余り、リナさんを崇め奉っているとか………。」
「ア〜メ〜リ〜ア〜。」
あたしはアメリアに詰め寄る。
「ああああああああ、リナさんごめんなさ〜いぃぃぃぃ。冗談です〜。」
泣きながら弁解するアメリア。
顔が冗談っぽくなかったわよ。

ガチャッ

扉の開く音がして部屋に二人程入ってくる。
一人は年のころなら27‐8、長い金髪を後ろで一つに纏めて蒼い瞳をした男の人。
例えるなら、ガウリイに知性を加えてもうちょっと儚げな感じにしたような。つまり、美形なのだが。
もう一人は彼と同じ年齢くらいのオレンジがかった茶色の髪に緑色の瞳。
とても落ち着いた雰囲気で彼の後ろに控えている。
「お初にお目にかかります、リナ=インバース殿。私はネオヴァルス国王、フィシス=ラン=ネオヴァルスです。こちらは私の側近のロギウス=サウンディ。」
金髪の人の方がそう言う。
この人が国王…………?
セイルーンとは大違いだなぁ………。
「どうも、はじめまして、リナ=インバースです。」
あたしはペコリと軽く頭を下げる。
「アメリアです。」
「ゼルガディスだ。」
「ガウリイです。」
「エルよ。」
アメリア、ゼル、ガウリイ、エルの順に自分の名前を言っていく。
「エル殿、いえ、エル様はもしや、リナ様の母君………?」
「ええ、そうよ♪」
フィシスさんがエルにむかって尋ねる。
なんで、この人までエルに向かってあたしの母とか言うんだ?
「リナ様、私はまだ仕事が残っていますのでこれで失礼しなければなりませんが、どうぞご自由にしてくださって結構ですので。ロギウス、リナ様達のことを頼むぞ。」
フィシスさんはあたし達に一礼してから、あわただしく部屋から出ていた。
あたし達に会う為に、わざわざ時間を割いてくれたんだろーか?
「ところで、ロギウスさんだったけ?いろいろ聞きたいこととかあるんだけど、いい?」
「はい、かまいませんよ。では、お茶でも用意させましょう。」
ロギウスさんは侍女の人を呼んでお茶を用意するよう言っていた。
この場にシルフィールとかいたら、国王とかイメージどうりで嬉しがるんじゃないかなぁ?
フィルさんの時と違って(フィルさんは王様じゃないけど)……。


***********************************

手紙の書き方なんて知りません!!
一応、友達に見てもらったけど、
 「なんか、変じゃない?」
しくしく・・・・・・・。
かいてるうちによく分かんなくなってくるし、話の内容、矛盾するかもしんない。

あ、そうだ。読んでくれた人に質問〜。
お話とは関係ないんだけど。

たまねぎを切る時って、涙でますよね?
ねぎを切るときも、涙出ます?
わたしは昨日ねぎ切ってて涙でそうになっちゃいました(T_T)
他の方はどうなんでしょうか。

ではでは。

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17763女神 リナ=インバース2たかこ E-mail 2001/10/25 16:02:12
記事番号17683へのコメント

 会員ナンバー07のた〜さんこと、たかこです。(名前いいにくなぁ)
 上のに「1」を入れ忘れましたぁぁぁぁ!!

 オリキャラ登場です。

**************************************

あたし達はまずこの国の事をロギウスさんから聞いた。
元々、降魔戦争時、ここは国などではなかったらしい。
降魔戦争の時ある人に助けられ、その人が島には外部から簡単に入れないような環境し、島にある封印を守ってほしいと言ったそうだ。
それから約100年後、国となった。
そして今に至るそうである。
「いままで、外部とはまったく交流とかなかったの?」
「いいえ、200年程前までは多少なりとも交流があったのですが、200年程前にエルメキアとちょっとしたいざこざがありまして。」
なんとも困ったようにいうロギウスさん。
「でも、なんでそれで、あたしに手紙なんて出すことができたの?」
「それは、3年ほど前、黒の神殿にいらっしゃる、ああ、黒の神殿と言うのは王宮の端の黒い建物の事で、その黒の神殿にいらっしゃる、シャブラニグドゥ様が……。」
『シャブラニグドゥ?!!』
エルがくすくす笑っているが、
「はい、赤眼の魔王(ルビーアイ)シャブラニグドゥ様です。ご存知ですよね?」
ご存知って……。
もしかしてここは魔王を崇拝してたりするのか?!
「ロギウスさん!!魔王に様をつけるなんて!!あなた、さては悪……!」
「落ち着けアメリア。」
アメリアの言葉をゼルが遮る。
「かまわないから続けれくれ。」
アメリアを抑えながらゼルは先を促す。
「…その、シャブラニグドゥ様が、リナ様が「リナ=インバース」という名で今存在している、と。私どもの先祖を助けて下さった方を是非お招きせねばという訳でして。」
「ちょっとまって、その言い方だと、降魔戦争の時あんた達の先祖を助けたのがあたしってことになるじゃない!!!」
「リナ、前々から思ってたがお前やっぱり………。」
「リナさん、やっぱり普通の人じゃなかったんですね………。」
「くぉらっ!!!ゼル、アメリア!!何、納得してんのよ!!」
「そうです。リナ様は普通の人間ではありません。」
ロギウスさんが至極真面目な顔をして言う。
ぷちっ
「爆裂陣(メガ・ブランド)!!!」
どこぉぉぉぉぉぉん!!
エル以外が全員吹っ飛んでく。

「ったく。全然話が進まないじゃない!!」
「誰のせいだ、誰の!!」
ゼルの突っ込みは無視してロギウスさんに聞く。
でも、この人皆と一緒にふっとばされたはずなのに何故か無傷である。
謎だ。
「言い方が悪かったようですね。ですが、私もリナ様がどういう方かはよく知らないのです。ただ、普通の人間じゃない事、千年前私たちの先祖を助けた事、そしてこの国では女神として言い伝えられている事。」
「だから、なんで、その千年前のその「リナ」と今のあたしが同じ人間だって言い切れるの?!」
「シャブラニグドゥ様がそう、おっしゃいましたから。」
「何で、魔王の言う事をそんな簡単に信用できるのよ?!」
「……何故かと言われましても、シャブラニグドゥ様はリナ様の部下だと聞き及んでますが………?」
……………………は?
魔王があたしの部下?
「ロギウス。リナはまだ覚醒してないのよvv」
今まで口を余りはさまなかったエルが言う。
「そうなのですか。では、リナ様。とりあえずシャブラニグドゥ様に会ってみますか?ああ、それともスイフィード様に会いますか?」
へ………………?
「あたしは、両方会ってみたいわね♪」
「エル様がそうおっしゃるなら、手配いたしますよ。同時にお会いしますか?」
「そうねvvその方が面白そうだし♪」
「分かりました。では、連れて参りますのでお待ちください。」
あたしをよそに決定されてしまう。
ロギウスさんはなんだか楽しそうに部屋を出て行く。
なんか、ついていけない………。
「あの、エル?あたし、イマイチ状況分かんないんだけど………。」
「リナが、思い出せばすむことなんだけど、ま♪いっか♪とにかく、この国にはSとスイフィードの欠片がいるのよvv」
まぢ………?
「だから、別にこの国はSを崇拝してるわけじゃないのよvv分かった?アメリア♪」
エルにいきなり話しかけられ、ビクッとしてから思いっきり首を縦に振るアメリア。
「彼らがSやスイフィードに様をつけてるのは、あくまであいつらがリナの部下だからよvvつまり、この国はリナを崇拝してるのよね♪」
『どえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!なんて恐ろしいことを!!!!』
「どういう意味よ!!その反応は!!」
確かにあたしを崇拝するなんておかしいかもしれないけど、そこまで言う事ないでしょーが!!
「リナを崇拝するだなんて、魔王を崇拝するよりたちが悪い。」
「この国が隔離されててよかったです〜。」
「まったく、変わった国だよな〜。」
あ、あんたら……………。
それに、大体なんであたしが神や魔王の上司にならなきゃならないのよ!!
エルじゃあるまいし………。
「そんなことないわよ、リナ。思い出せば分かるけどね♪」

『エエエエエエエ、エル様!!何でこんなところに!!!』
扉の方を見たら、ロギウスさんと黒く長い髪に紅い瞳をした男と紫がかった黒い髪に同じような紅い瞳をした女の人がいた。
二人ともかなりの美形である。
どっかでみた事あるような…………。
「あら、二人とも久しぶりねvv」
『………お久しぶりです………。』
「へぇ〜、二人ともあたしにそんなに会いたくなかったの〜?」
どうやら二人はエルに会いたくなかったらしく(顔みれば分かる)、エルの気配に圧される。
エルはいつの間にやら大鎌を取り出し二人に向かって振り上げる。
「リナ様。あちらでエル様に刺されているお二人の男の方がシャブラニグドゥ様、女の方がスイフィード様です。」
ふんわりと微笑みながら言うロギウスさん。
刺されてるって……、なんでもないことのよーにさらりと……。
この人、実はものすごく大物…………?
「とりあえず、エル様のあれは当分終わりそうもないですからご質問等があればお答えしますよ。」
「なら、いいか?」
「はい、なんでしょう?」
ゼルが聞こうとする。
「お前、なんであれ見て平気なんだ?」
確かに………。
「それはですね。私は過去を覗く事のできる力がありまして、千年程前はよくみられた光景でしたよ。当時はリナ様も参加していましたし。最初の頃は驚きましたけど、見慣れると結構楽しいものですよ。」
「…………そうか。」
困ったように答えを返すゼル。
「ロギウスさんって本当に人間なんですか?」
アメリアが疑わしそうに聞く。
「いやですねぇ〜。ちゃんと人間ですよ、あなた方とは違って。まぁ、普通の、と言われるとそうだとははっきり答えられませんがね。」
「あなた方ってとは違ってって………!!」
アメリアが愕然としたように、
「リナさんとわたし達をひとくくりにしないでください!!あんまりです!!」 
ごすっ。
「アメリア〜、なんか言ったかなぁ〜。」
「痛いです〜。リナさ〜ん……。」
「質問、いいか?」
めずらしく、質問なんかをしようとするガウリイ。
くだらない事じゃないでしょうね〜。
「どうぞ、ガウリイ=ガブリエフさん。」
フルネームを呼ばれガウリイの眉が一瞬しかめられる。
「あの二人がここの国いること、何で外の魔族や神族は気づかないんだ?」
ガウリイがまともな質問してる。
「この島周辺だけ精神世界(アストラルサイド)が隔離されてるそうですよ。そうと分からないように。」
島周辺を隔離?
「つまり、この島で魔法は使えるけど、島の外から攻撃魔法を叩き込んでも効かないって事?」
「さすがリナ様、よくおわかりで、ちなみに魔族の力を借りた呪文はシャブラニグドゥ様のみ、神の力を借りた呪文はスイフィード様のみのものしか扱えませんよ。」
「ふうん。じゃあ、ためしに………。」
あたしは呪文を唱える。
とりあえず、ガウリイに向かって、
「(ダイナスト・ブレス)!!」
「どぅわぁぁぁぁぁぁ!!」
 しんっ。
「あ、ほんとだ。」
「そもそも、そういう風にしたのはリナ様なんですよ。」
あたし……?
「それで、ガウリイさん。まだ何か聞きたいことがあるようですが?」
ロギウスさんとガウリイの間にいよーな雰囲気が漂っている。
「そういえば、ガウリイのヤツ。この国に来てから少しピリピリした感じだったな。」
「過去になんかあったんでしょうか?」
「ガウリイが昔の事なんて覚えてるわけないじゃない。」
「だが、あいつ、この国の名前どうやら知っていたようだし。」
あたし達がそうコソコソ話していると、ガウリイがロギウスさんに質問する。
「リナに何をさせるつもりなんだ?」
「この国も、そろそろ他国と本格的に交流を持ちたいので、何とかして頂けないかと。」
「リナに封印解かせて、封印されてるあの子をどうにかしてもらうつもりなのねvv」
いきなり話に参加してきたエルにロギウスさんは全く驚かない。
あの二人はというと………。
なんか紅いものだくだくと流して倒れてるし。
「はい、この国としてもずっとこのままでは困りますし、封印も弱まっていることですしちょうどいいかと思いまして。」
「あら、封印弱まってるの?」
「シャブラニグドゥ様とスイフィード様のお力で何とか今は保っているという感じです。あ、シャブラニグドゥ様、スイフィード様、床についた紅い染みはちゃんと拭き取って下さいね。」
二人のまわりの絨毯に広がる紅い染み。
ロギウスさんって、二人の事様づけで呼んでるけど…………。
「そうよ〜♪汚したらちゃんと掃除しないとね♪」
話が横道にズレてるし………。
「ガウリイはリナの事心配しすぎよvv大丈夫だって♪封印を解いたって、リナに危険はないんだから、むしろ危険なのはガウリイのほうよvv」
「そうか、リナに危険がないならいいんだ。」
「ちょっと、ガウリイ。何安心してるのよ!!エル、それってどういうことよ!!」
「とにかく、封印といてみればいいじゃない♪」
「そうですよ、リナ様。早速、封印解く準備しますから。」
いつのまにか、変な方向に流れが行ってるような……。
「シャブラニグドゥ様、スイフィード様、一緒に来てください。いつまで床磨きをやってるつもりですか?」
しこしこ、一生懸命染み抜きをしている二人を容赦なく引きずっていくロギウスさん。
「なさけないわねぇ〜、あの二人は。」
エルがブチブチ言っている。
「でも、ロギウスって、人間なのに面白いわねvv」
「エルがそう言うってことは、あの人、やっぱ本当に人間なんだ。」
「あいつの過去は、普通の感覚持ってるヤツじゃ耐えられないようなものだからな。」
「ガウリイ、あんたロギウスさんのこと知ってるの?そういえば、あの人に対してあんまりいい顔してなかったわね。」
なんか、今回のガウリイは変だ。
いつもがクラゲだから今は普通と言えるのかもしれないけど………。
あたしの問いにガウリイは答えずあたしの頭をくしゃりとなでただけだった。


**************************************

 実は番外編と言うか、千年前の事も考えてあるのです。
 
 ガウリイとロギウスさん、この二人にあったことは内容的にシリアスなんでかけません!!!!! 
 誰かかいてくれ〜!!

 そういえば、降魔戦争。「こうませんそう」って打ち込んだら、子馬戦争ってでてきたんです〜。 
 エル様も、得る様とかってでてくるし・・・・・・・。
 しくしく・・・・・。



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17769女神 リナ=インバース3たかこ E-mail 2001/10/25 21:14:25
記事番号17683へのコメント

 オリキャラが増えていく今日のごろです。
 第3話です。
 まだ終わらない〜。
 今回はガウリナっぽい!!

************************************


「ガウリイのこと気になってるでしょ♪リナ♪」
「べ、別に……。」
「相変わらず素直じゃないわね〜。」
準備には時間がかかるというわけであたし達は各自に割り当てられた部屋でくつろいでいた。
何故か、封印解くことが決定事項になってるし。
あたしの部屋にはエルが遊びに来ている。
「ちょっと前にこの国とガブリエフ家とで、揉め事が起こったのよ。」
「エル?」
「知りたいんでしょ?」
「そりゃ、知りたいけど………。」
エルが教えてくれるなんて何か裏があるんじゃ………。
「ガブリエフ家はエルメキアのミプロス島にあってね、リナは行った事あるでしょ?」
まだ、あたしがガウリイと出会う前、そこで、とある事件があった。
過去に行ったりとかしたけど、その事件を起こした魔族を倒して事件は解決。
あたしの収入はゼロ………。
ふっ、嫌な事件だったわね、そういえば。
「リナが行った過去っていうのが、今から200年位前になるんだけど、実はそれが原因でこの国とエルメキアの仲が悪くなっちゃったのね♪」
ごけっ
な、なんで……?
「ほら、この国はリナを崇拝してるでしょ?それなのに、リナに助けられた、なんて言う人たちがいて面白くなかったみたいなのよね♪それで♪」
「何考えてんのよ?!この国は!!全然別人だったらどうすんのよ?!」
「それでも変わらなかったと思うわよ♪なにせ、「リナ」って名前自体が神聖なものだって思ってるみたいだからvv」
ああああああああああ!!
「それでね、最近この国の人がたまたまエルメキアのミプロス島に行ったときに、リナとラウディの銅像を見つけちゃったもんで、また揉め事が起こっちゃったのよ♪確かガウリイが家を出てくちょっと前の事かな♪」
「あたしとラウディの銅像って何?」
「200年前の一件で、エルフの村を救った英雄として造られたもの♪」
そんなののせいで、ガウリイがあんなピリピリしちゃうような事件が起こったの……?
く、くだらない……、理由がくだらなすぎる………。
「でもリナ、ガウリイがピリピリしてたのはその事件だけが理由じゃないわよ♪多分、もう一つの理由の方が大きいと思うわよvv」
「まだ理由があるの?」
「リナが思い出せば分かるんだけどねvvじゃあね、リナ♪」
エルは来た時と同様に、唐突に消えた。
思い出す、思い出す………か。


あたしは夢を見ていた。
あたしは二人と向き合っていた。
一人は金髪に紫紺の双眸、もう一人は紫紺の髪に蒼い瞳
どちらも男性である。
二人が何か一生懸命あたしに訴える。
それにあたしは首を横にふる。
二人の瞳には寂しげな色が見えた。
それをみて、あたしの胸はかすかに痛んだ。
そして、ふたりはあたしの前から消える。


「……さん。リナさん。」
アメリアの声であたしは目がさめた。
「アメリア、どーしたのよ。なんかあったの?」
あたしはゆっくりとベットから起き上がる。
「リナさん、街に行きませんか?!建国900周年記念で街の方はお祭りやってるそうなんですよ?!」
「アメリア〜、あんた、そんな事のためにあたしを起こした………。」
言いかけて、あたしの目の前にいるアメリアに何故か違和感を感じる。
「リナさん?どうしたんですか?」
「………あんた、誰?」
「何いってるんですか、リナさん?」
「あんた、アメリアじゃないでしょ……。」
これは直感。
そんな気がしただけ。
これはアメリアじゃない。
「あんた、魔族?」
アメリアにこーまで似せる事ができるといえば、あたしには魔族以外考えられない。
「やだ、リナちゃんってば、私の事、忘れちゃったの?」
アメリアの顔と声で彼女は言う。

ぞくっ

あたしの背に寒気が走った。
恐怖とかそういうものじゃない。
関りたくないものに会ってしまった、そんな感じ。
彼女の体が透けてくる。
「あ、やっぱ、まだ完全じゃないからかなぁ?ね、リナちゃ…。」
「竜破斬(ドラグ・スレイブ)!!!」

どごぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!

無意識のうち竜破斬放ってしまう。
あたしの全身が彼女に関るなと言っている!!
「リナ!!何があった?!」
今の音を聞きつけ、ガウリイ達があたしの部屋にやってくる。
「大丈夫、ちょっと、見たくないものが目にはいちゃったもんで………。」
言ってて気づいたが、あたし、まだ、パジャマのままだ。
あ………。
あたしの顔が赤く染まる。
「リナ?どうし……。」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!どらぐ・すれいぶ〜!!!」

どぉぉぉぉぉぉん。

本日二度目の竜破斬が王宮に炸裂した。

「いや〜、ごめんごめん。つい、恥ずかしかったもんで……。」
てへっ。
「恥ずかしがるようなもんでもないだろ?」
ごすんっ。
「何か言った?ゼル?」
「………おいリナ、なんだそれは!!」
「ゼル専用、鉄のハリセンよ。ゼルの頭をあたしのか弱い手で殴ったりしたら、あたしの方が傷ついちゃうもの。でもこれ、音がイマイチね……。」
「なんで、そんなもん持ってるんだ?」
「乙女のひみつよ。あ、アメリア。なんなら貸してあげよっか?これ。」
「はい、ぜひ!!」
「んなもん、借りるな!!」
あたしは、アメリアにその鉄のハリセンを渡す。
「魔法で重さ半減だからvv」
アメリアにアドバイスをしてると、
「リナ様、準備ができましたよ。」
ロギウスさんが来て、言った。
「あれ、エルは?」
「エル様なら先に封印の間にいらしてますよ。」
「あの、どうしても、行かなきゃだめ?」
「はい、もちろんです。」
 ………………。
ぽんっ
あたしの頭にガウリイの手がのっかる。
「リナはオレが守る。だから、安心しろ。」
かあぁぁぁぁぁぁぁ!!
なんか、今回のガウリイ、すっごくまとも………。

「あら、リナ。遅かったじゃない♪」
封印の間はかなりの広さがあった。
一つの村がかるく収まるくらいの広さで、中央におっきな琥珀色の石が浮かんでいる。
「この石が封印?」
「そうよ♪でも、千年前に比べるとかなり封印は弱くなってるわねvv」
あああああ、なんか、エル、すっごく楽しそう。
「リナがまだ思い出していないみたいだから、封印はあたしが解くわね♪」
嫌な予感がする。
この封印解くと絶対後悔しそうな気がする。
「大丈夫よ♪リナ♪」
エルがそう言うと余計不安になるのは気のせいだろうか……。

パチンッ

エルが指を鳴らすと同時に琥珀色の石が砕ける。
こーゆーのを見ると、エルってホントに金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)なんだなって思う。
「あれ?なにも出てこないわよ、エル。」
「そんな事ないわよvvほら、リナの後ろ♪」
あたしが後ろを振り返ると、銀色の長い髪をした少女が立っていた。
深緑の瞳を見れば強い力の持ち主だとわかる。
「や〜ん、リナちゃん千年ぶりvv」
こけっ
あたしとエル以外がこける。
その姿、その口調にあたしは覚えがある……。
あれは、あれは………、
「あ、あ、あんた、………ヒューロン………?」
「きゃぁぁぁぁぁ!!リナちゃん、あたしの名前覚えててくれたのねvv」
あたしの顔が引きつる。
思い出した……。
確かにこいつは、あたしが千年前に封印した。
何故、封印かというと、
「私、嬉しいvv」
ぞわっ
そう、こいつはこういう口調なのに、男なのだ。
少女じゃなくて、少年。
「いやぁぁぁぁぁぁ!!竜破斬(ドラグ・スレイブ)!!竜破斬!!竜破斬〜〜〜〜!!」
ずごごごごぉぉぉぉぉぉぉぉん!!
「はぁ〜〜〜。疲れた……。」
「リナちゃんってば、再会の挨拶が過激ねvv」
「ひやぁぁぁぁぁ!!」
無傷であたしの側に現れるヒューロン。
逃げ回るあたし。
「エル〜〜〜!!こうなる事知ってたわねぇぇぇぇ!!!!」
「だって、その方が面白いし♪」
「あたしは全然面白くないわよぉぉぉぉぉぉ!!」
とりあえず、あたしはガウリイの後ろに逃げ込む。
封印解くなんて、何が何でも反対すればよかった!!!
「あれ?」
ヒューロンはガウリイを見て目を細める。
「あんた、気配隠してるけど…。ふ〜ん、やっぱりリナちゃんの側にいたんだ……。リナちゃんには分からなくても、私には分かるよ。私はあんたと存在が近いからね。」
「そりゃ、どうも。」
「よかったじゃない、願いがかなって。それなら、もう思い残す事ないでしょう?」
ヒューロンの雰囲気がガラリと変わってガウリイに殺気を放つ。
「いや、まだ願いは半分しか、かなってないんでね。」
「ガウリイ?何言ってるの?」
「へぇ、今は“ガウリイ”って名前なんだね。それで?そのままで私を相手にするき?」
「いや、お前さん相手に、気配隠して戦うほどの余裕は与えてくれないだろう?」
「当たり前だよ。私にとってあんたは一番目障りだからね。」
もしかして、エルが言ってたガウリイがピリピリしていた原因って、これのこと?
「正解vv」
「エル。」
「リナさん、リナさん。わたし達、状況がさっぱり飲み込めないんですが…。」
「まったくだ。」
んなこといっても……。
「あっちのヒューロンってのはね、実は男の子で、千年前にリナに言い寄ってたから封印されちゃったの♪それで、ガウリイは昔っからリナに言い寄ってきたのの転生した姿よ♪ガウリイは思い出してるみたいだし、リナも今思い出したし♪あんた達も頑張って、思い出せば事情がよく分かるわよ♪」
アメリア達もって………。
そっか、アメリア達もそうなんだ。
前にエルが普通の人間じゃないって言ってたのはそういう意味か。
「ところでリナ、あれ、止めなくていいのか?」
ゼルがガウリイ達の方を見やる。
「そうですよ、リナさん。なんか見るからにやばそうな雰囲気ですから、あの様子ですとこの島全体を巻き込みかねません!」
アメリアのその言葉に、
もしやこのままだとあたしはまた一つ国を滅ぼしたってことになるかもしんない!!
それじゃあ、「魔を滅せし者」じゃなくて、「国を滅せし者」になるぅぅぅぅ!!
いやぁぁぁぁぁぁ、そんな二つ名!!
「よし、それじゃぁ。」
あたしはガウリイ達の方を見て、
「こんなとこじゃなくて、宇宙の果てでやってこぉぉぉぉい!!」
『どぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!』

ぼひゅぅぅぅぅぅぅぅん!!

あたしが放った力と同時に二人は天井を突き抜けて空の彼方へ飛んでいった。
「う〜ん。よく飛んだわねぇvv」
「リナさん……。」
「むごい事を………。」


**********************************

シリアスは苦手です〜〜。
ああああああ、そういえば今回魔族が出てない!!
最後の方に出そうかな?
う〜ん。
お話分かりづらかったら、登場人物の設定とか書きますけど・・・・・・。
どうですか?



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17773ふふふ♪続きなのですね♪かお E-mail 2001/10/25 23:04:45
記事番号17769へのコメント

こんにちわ♪
たかこさん♪会員02のかおでーす(笑)
リナちゃん・・もしかして、たかこさんの話でも、エル様の娘!?
・・いや、なーんか、そんな気が・・(笑)
しかし、どうやって、石油・・掘り出したのでしょーか(笑)
やっぱ、S達がやったのかな?
しかし、リナ・・言い寄ってきて、うっとーしいからって・・封印とは(笑)
あと、千年前の出来事・・見てみたいです(はあと)
大丈夫!!私なんか、文章になってないのを投稿してるんだから(爆!)
←反省しろよ!?私!!
ではでは、続き・・楽しみにしてるのです♪
あと、夢と、長編へのレス、どうもなのです♪
ではでは、感想になってませんが、感想なのです♪
追伸:たまねぎ切るときは、切れ端を加えておくと涙・・でないらしーです。
・・・確か。それか、一気にやる(笑)
そのうち、なぜか、慣れてくるし(笑)では。

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17777はい、続きなのです!たかこ E-mail 2001/10/26 13:54:21
記事番号17773へのコメント



>こんにちわ♪
こんにちわ!!

>たかこさん♪会員02のかおでーす(笑)
>リナちゃん・・もしかして、たかこさんの話でも、エル様の娘!?
>・・いや、なーんか、そんな気が・・(笑)
あう・・・、そんな感じです〜。

>しかし、どうやって、石油・・掘り出したのでしょーか(笑)
>やっぱ、S達がやったのかな?
どうでしょう♪

>しかし、リナ・・言い寄ってきて、うっとーしいからって・・封印とは(笑)
>あと、千年前の出来事・・見てみたいです(はあと)
一応、今打ち込み中です。
題名は「エル様のゴミ箱」で予定しておりますvv

>大丈夫!!私なんか、文章になってないのを投稿してるんだから(爆!)
そんな事ないですよ!!

>ではでは、続き・・楽しみにしてるのです♪
はい、頑張るです。

>追伸:たまねぎ切るときは、切れ端を加えておくと涙・・でないらしーです。
>・・・確か。それか、一気にやる(笑)
>そのうち、なぜか、慣れてくるし(笑)では。
今度やってみます!!
ありがとうございます〜。

ではでは。

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17779女神 リナ=インバース4たかこ E-mail 2001/10/26 17:18:33
記事番号17683へのコメント

 はい、どうも!!

 とりあえず、これで一区切り!!
 今回の事で、私は打つのに時間が掛かると判明!!!
 いや、判明したからって何が変わるわけでもないが・・・・・・・・・。


 **************************************


とりあえず、あたしはこの島周辺を元に戻す事にする。
あれ?でも、元に戻したら、ここにいる神と魔王の気配が………。
ま、いっか。
思い直して、元に戻すよう力を加える。

ザアッ

強い風が吹き抜ける。
これは元に戻ったという証拠。
「やっと外と連絡が取れます〜。」
「これで自由です〜。」
シャブラニグドゥとスィーフィードがホッとしように言ってる。
「何いってんの?あんた達はまだここに残って、この国の外交の手伝いをするのよ!!」
『エ、エル様!!そんな!!』
「ありがとうございます、エル様。体の丈夫な人は大歓迎ですよ。シャブラニグドゥ様、スィーフィード様、役職名は何がいいですか?年休は三日ほどでいかがです?」
ロギウスさんが、二人にニコニコしながら話し掛けている。
年休三日って、ほとんど休みないんじゃ………。
「まずは、御改名なさいましょう。シャブラニグドゥ様はルビー・アイですから、ルビさん、スィーフィード様はフレア・ドラゴンですから、フレさん、なんていかがです?」
「それいいわ!!それで決定!!」
エルが笑いながら言う。
「では、その名前で身分証明書等を作成しますね。」
『いやだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
エルが決定といった以上、二人に拒否権はない。
「あんなのがこの世界の神と魔王か?」
「なんか、持ってたイメージが壊れました………。」
エルにかかれば、神も魔王もこうなるのよ。

「ああああああああああああ!何故エル様がここに!!」

『ゼロス(さん)?』
「あら、ゼロス♪どうしたの?」
「ま、魔王様の気配がしたので来てみたんですが……。」
「あなたの言う「魔王様」は売約済みですので、お引き取りいただけませんか?」
ロギウスさんがゼロスにむかって言う。
「どういうことですか?」
「この国で外交の仕事を是非手伝いたいと言ってくださったので、もちろん、エル様の許可はもらってますよ。」
あの二人は手伝いたい、だなんて言ってないのに……。
「……エ、エル様の許可があるなら、僕が口を出す事じゃありませんね。」
エルの名前がでてあっさりと態度が変わる。
無理もないけど……。
「そういえば、リナさん。ガウリイさんの姿が見えませんが……。」
ゼロスのその言葉に、ぎくりとなるあたし。
「ガウリイのヤツは、あのヒューロンとかいうヤツと……。」
「ああああああ、ゼル!!それ以上いわないでぇぇぇぇぇぇ!!噂をすると現れそうな気がするからっ!!!」
「ヒューロンって誰ですか?」
「だから、いうなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ばこぉぉぉぉぉん!!

「痛いじゃないですかぁ〜!リナさん!!」
「当たり前でしょ?!痛いように殴ったんだから!!」
「何でそんな事できるんですかぁ〜?」
「そんなの、乙女の秘密よ!!」
 とりあえず、ゼロスにヤツ当たりをして気分をすっきりさせる。
「ゼロス、お前、私を見捨てるつもりか?!」
獣神官に助けを求めるな!!魔王!!
「申しわけありません、魔王様。僕にはどうする事もできませんので、頑張ってください。ではっ!!」
さっさと消えるゼロス。
逃げたな………。
「あたしもちょっとカタートに行ってくるわねvv」
ゼロスのあとを追うように消えるエル。
かわいそうに、北の魔王。
「では、ルビさん、フレさん。仕事の説明をしますからついてきてください。」
『しくしく………。』
泣きながらロギウスさんの後についていく二人。
まあ、頑張れ。


***********************
 
 
さてさて、場面が変わってここは宇宙の果て。
ガウリイとヒューロンが飛ばされたとこねvv
ここからは、あたし、エルが中継をつとめさせていただきます♪
ガウリイは斬妖剣(ブラスト・ソード)かまえている。
対するヒューロンは紫紺の色をした剣をかまえている。
「そういえば、スペリオルもオンタリオも剣の腕は、近隣の世界の神と魔王と比べても強かったよね。」
瞳に凍えそうなほどの冷たい光を宿して、クスリと笑う。
う〜ん♪その顔、すごく魔族っぽい♪
魔族じゃないけど♪
「今のオレは、スペリオルってヤツでも、オンタリオってヤツでもない。」
「もしかして、神でも魔王でもなくて、人間だって言いたいの?」
ガウリイをバカにしたように見るヒューロン。
「リナの前とじゃ随分性格が違うんだな?」
「リナちゃんの前だと緊張しちゃうからね。」
緊張するからあんな性格なの?
「なるほど。」
納得するな!!
ああああああああああ、ツッコミ役がいないぃぃぃぃぃぃぃ!!
ここは、「どこが緊張してる!!」ってつっこむとこよ!!
「あんたは、邪魔なんだよ。」
「オレにとっては、お前の方が邪魔だな。」
二人同時に地を蹴る。

ぎぃぃぃぃぃぃぃん!!

おおおおおおおおおおお!!
はやくて、見えない!!
ひたすら打ち合いを続ける二人。

三日ほど経過。

がきぃぃぃぃん!!
あら、まだやってたのね。
いいかげん飽きてこないのかしら……。
「ガウリイ!!」
あら、リナ。
リナの声で二人の手が止まる。
「リナちゃ〜ん、私の名前は呼んでくれないの〜?」
リナはちらりとヒューロンの方を見るが、すぐにガウリイのほうに駆け寄る。
「いつまでこんなとこにいるのよ!!あんまり遅いから来ちゃったじゃない!」
「リナ。」
「ほら、さっさと戻るわよ。」
「ああ。」
何だかんだいっても、リナ……。
くすくすっ。
「あ〜、リナちゃん待ってぇ〜。」
 
リナは恋愛関係に関してはまだまだだから……。
まあ、せいぜい頑張りなさい、ガウリイ。
あんたは、このあたしがリナの相手として認めてあげたんだから。
成功した暁には……………、

もっと面白くなるように、引っ掻きまわしてあげるから♪



 ***************************************


ロギウス:どうも、ここまで読んでくださって、ありがとう御座いますね。あとがき代理のロギウスです。
エル:あら、面白そうな事やってるじゃない。
ロギウス:エル様もご参加なさいますか?
エル:もちろんよ!!
ロギウス:まず最初に、文中でいくつか間違いがありますが気にしないでください、とのことです。
エル:バカよねぇ〜。最初から間違えなければいいのに。
ロギウス:何でも、投稿したあとに気づいて、「しまったぁぁぁぁぁ!!」って叫んでましたよ。近所迷惑ですねぇ〜。
エル:そうね。あ、そういえば、今回はオリキャラがでてきたのよね。
ロギウス:無謀な事を・・・・・・。
エル:あんた、オリキャラでしょ?
ロギウス:そうですよ。そういえば、わたしは最初、男性じゃなくて女性にするつもりだったそうなんです。
エル:なんで、男になったの?
ロギウス:普通の男性キャラがほしかったそうなんです。
エル:普通・・・・・・・・・・・・・?
ロギウス:でも、かいてたら、いつの間にか、こうなってしまったらしいです。あと、ヒューロンさんも最初はただの冷酷な人の予定だったそうなんですよ。
エル:そんなキャラだとシリアスになるから、キャラの性格が変わっちゃったのね。
ロギウス:それに、題名と内容が一致してませんし。
エル:そうよね〜。最初の招待状は何だったの!って感じよね〜。
ロギウス:やれやれ、です。では、そろそろ。
エル:あら、もう、終わり?
ロギウス:エル様は他の方の作品で活躍なさってますからお忙しいでしょう?
エル:はっ!!そういえば、あいつに・・・・・・・!!
ロギウス:エル様もご退場なされたので。最後に、どんなくだらない感想でも苦情でも結構ですのでくださいね。でないと、あなたの知られたくない過去をばらしてしまいますよ。
たかこ:あああああああ、読んで下さった人に何てことを!!!!
ロギウス:ああ、質問など御座いましたら、わたしが責任もってお答えします。では、これにて、失礼します。

がこんっ

たかこ:いたひ・・・・・・・・・・・・・・・。



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17786面白い!!エル様最高(笑)かお E-mail 2001/10/26 22:26:46
記事番号17779へのコメント

こんにちわ♪
またまた、レスしてるかおです(笑)
>「やっと外と連絡が取れます〜。」
>「これで自由です〜。」
>シャブラニグドゥとスィーフィードがホッとしように言ってる。
よっぽど、何かあったの(笑)
>「何いってんの?あんた達はまだここに残って、この国の外交の手伝いをするのよ!!」
>『エ、エル様!!そんな!!』
ないすぅ!!エル様(笑)
>「ありがとうございます、エル様。体の丈夫な人は大歓迎ですよ。シャブラニグドゥ様、スィーフィード様、役職名は何がいいですか?年休は三日ほどでいかがです?」
>ロギウスさんが、二人にニコニコしながら話し掛けている。
>年休三日って、ほとんど休みないんじゃ………。
もしかして、リナより、ひどい?(笑)
>「ゼロス、お前、私を見捨てるつもりか?!」
>獣神官に助けを求めるな!!魔王!!
・・・・(汗)
・・・私の長編・・まだ打ち込んでない部分に同じよーな台詞が・・(汗)
『どうにかしろぉぉ!!だれかぁぁぁ!!←S。
 無理ですぅぅぅ(涙)←腹心全員プラス神官&将軍』
ってな感じな場面が・・(汗)
>リナは恋愛関係に関してはまだまだだから……。
>まあ、せいぜい頑張りなさい、ガウリイ。
>あんたは、このあたしがリナの相手として認めてあげたんだから。
エル様公認なのですね(はあと)
>成功した暁には……………、
>
>もっと面白くなるように、引っ掻きまわしてあげるから♪
やっぱりそうでなくちゃ(笑)

全体の感想でーす♪
楽しいです!!面白いです!!
私も打ち込み、時間がかかりますぅ!!
お互いに頑張りましょうね(はあと)
追伸:
>ロギウス:エル様は他の方の作品で活躍なさってますからお忙しいでしょう?
>エル:はっ!!そういえば、あいつに・・・・・・・!!
・・・もしかして、だから、私のとこにきて、わたしをどつかれてたのでしょーか?
しくしくしく・・・。


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17814どうもです〜。たかこ E-mail 2001/10/29 16:24:40
記事番号17786へのコメント


>>こんにちわ♪
>またまた、レスしてるかおです(笑)
こんにちわ〜。

>>「やっと外と連絡が取れます〜。」
>>「これで自由です〜。」
>>シャブラニグドゥとスィーフィードがホッとしように言ってる。
>よっぽど、何かあったの(笑)
あったんですよ〜、実は。
千年は長いってことで!!

>>「何いってんの?あんた達はまだここに残って、この国の外交の手伝いをするのよ!!」
>>『エ、エル様!!そんな!!』
>ないすぅ!!エル様(笑)
>>「ありがとうございます、エル様。体の丈夫な人は大歓迎ですよ。シャブラニグドゥ様、スィーフィード様、役職名は何がいいですか?年休は三日ほどでいかがです?」
>>ロギウスさんが、二人にニコニコしながら話し掛けている。
>>年休三日って、ほとんど休みないんじゃ………。
>もしかして、リナより、ひどい?(笑)
もしかしなくても、です。
というか、私の中では、神と魔王って、エル様にお仕置きされる人(?)ってイメージが定着しちゃってて・・・・・。
ごめんよ、神と魔王。

>>「ゼロス、お前、私を見捨てるつもりか?!」
>>獣神官に助けを求めるな!!魔王!!
>・・・・(汗)
>・・・私の長編・・まだ打ち込んでない部分に同じよーな台詞が・・(汗)
>『どうにかしろぉぉ!!だれかぁぁぁ!!←S。
> 無理ですぅぅぅ(涙)←腹心全員プラス神官&将軍』
>ってな感じな場面が・・(汗)
いいっす〜。
読みたいです〜!!

>>リナは恋愛関係に関してはまだまだだから……。
>>まあ、せいぜい頑張りなさい、ガウリイ。
>>あんたは、このあたしがリナの相手として認めてあげたんだから。
>エル様公認なのですね(はあと)
>>成功した暁には……………、
>>
>>もっと面白くなるように、引っ掻きまわしてあげるから♪
>やっぱりそうでなくちゃ(笑)
ですよねvv

>全体の感想でーす♪
>楽しいです!!面白いです!!
>私も打ち込み、時間がかかりますぅ!!
>お互いに頑張りましょうね(はあと)
はい、頑張りましょう。

>追伸:
>>ロギウス:エル様は他の方の作品で活躍なさってますからお忙しいでしょう?
>>エル:はっ!!そういえば、あいつに・・・・・・・!!
>・・・もしかして、だから、私のとこにきて、わたしをどつかれてたのでしょーか?
>しくしくしく・・・。
どうでしょう?
そちらに行ったかも知れませんね♪

ではではvv


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17826番外編 エル様のゴミ箱たかこ E-mail 2001/10/29 22:43:17
記事番号17683へのコメント

 どうも、たかこです。
 卒研の中間発表がすぐで、こんな事やってるばやいではないのです!!

 とりあえず、番外編。
 千年前の件です。
 では、ど〜ぞ。

*************************************



 光あるところ闇あり
 神在ればこそ魔が在り、魔が在ればこそ神も在る
 神と魔は表裏一体なり
 だが、ある世界では神が魔を撃ち滅ぼし、またある世界では魔が神に勝る
 魔と神は、互いが互いを高めあうもの
 どちらか一方が欠ければそこに歪みが生ずる
 歪みは母なる存在(もの)に反逆をする




世界が混沌へと還る。
今度の歪みは大きいわね………。
あたし自らが動くのは面倒だし、
「リナ。」
「呼んだ?エル。」
虚空から一人の少女が現れる。
リナはあたしが造りだしたあたしの分身みたいなもの。
娘、といった方が適切かしら。
反逆者をいちいち相手にするのが面倒で造りだした。
「紫の世界の歪み、消してきてvv」
「紫の………?あそこ決着ついたの?」
「相打ちって感じかしらvv世界はあたしのとこに還ってきたけど♪」
「そっか…………。」
「あら、さみしいの?求愛してくれるのがいなくなって♪」
「…っ!!べ、別に!!」
顔、真っ赤にしちゃってvv
紫の世界の神と魔王は、たまたまその世界に行ってたリナを好きになっちゃったみたいで、ことあるごとに求愛してたのよねvv
実はあの二人(?)はリナのために滅びちゃったって言ったら、どんな反応するのかしら♪
「と、とにかく!行ってくるわ、エル!!」
そんな逃げるようにいかなくってもいいのに………。
面白そうだからみてみよ〜っと。

リナと銀髪の少女が向き合っている。
あの子ホントは少女じゃないんだけど…………。
「私の名前はヒューロンって言うのvv」
あら、名前まであるなんて、相当意志が強いのね………。
「そう、あんたには悪いけど消えてもらうわ、ヒューロン。」
リナが右手を前に出し力を繰り出そうとする。
「きゃぁぁぁぁぁぁ!!リナちゃんに名前呼んでもらっちゃったvv」
リナ、あっけにとられてるわ。
「リナちゃんvvもっと呼んで呼んでvv」
「な、なんなの……………?」
「あ♪ちゃんと自己紹介してなかったよねvv紫の世界の神と魔王がリナちゃんのこと、好きで好きで好き!!だから、一緒に滅びて一人の人間としてリナちゃんを幸せにしたい!!なんて考えたせいで、私、生まれたのよvv」
全部言っちゃったわ、この子。
ちっ、つまんない。
「え、なに?どういうこと?」
ヒューロンはリナの戸惑いなんか気にせず、
「生まれて、まだ一年も経ってない、ぴっちぴちの男の子だよぉ〜!!」
 
ピシッ

あ………、リナ、かたまっちゃった。
やっぱ、その子、男の子だって分かんなかったんだ。
「リナちゃ〜ん、き〜てる〜?」
「いっ………。」
「い?」
「いやぁぁぁぁぁぁ〜!!!へんたぁぁぁぁぁい!!」

どごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!


「エルー!なによあれぇぇぇぇぇぇ!!」
「あら、リナ、帰ってきちゃったのね。あの子、まだ消えてないじゃない。」
「そんな事より!!あの世界の神と魔王がどうのこうの、ってあいつ言ってたけど、何?!」
やっぱり気になるのかしら……。
「神と魔王が表裏一体だってことは知ってるわよね、リナちゃん♪」
「いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁ!!エルまで「ちゃん」付けで呼ばないでぇぇぇぇ!!」
そんなに嫌だったのかしら、あの子の事。
「滅びた神や魔王をそのままにしとくと歪みが大きくなっちゃうからね♪そのまま、もしくは欠片を赤の世界の人間の中にまぜてるのよ♪」
「初耳……。赤の世界って、Sのいる?」
「そう♪もちろん、Sやスィーフィードは知らないけどvv」
「エル、それってつまり、エルにとって赤の世界は、神と魔王の廃棄所みたいに考えてる?」
「やだ、そこまで酷くないわよ♪あの世界は、あたしにとって「ゴミ箱」よ♪だって、人手がほしくなったときとか使いたいし、リナ一人じゃ大変でしょ♪」
「…………………。」
十分酷いって、思ってるわね。
まあでも、Sのとこばっかじゃ悪いから、たまにDのとこにもまぜてるんだけどね。
あたしってば、なんて部下思いの上司なのかしらvv
「ってことは何、紫の世界の神と魔王は、赤の世界で一人の人間となるために滅びたってこと?」
「そうよ♪神と魔の力を合わせ持てば、リナとつりあうとでも考えたんでしょうねvv」
「そのせいで、できた歪みはあんなのだったと………。」
「かなり大きな力を持ってるわよね、あの子vvそれだけあの二人(?)がリナの事好きだってことなんだろうけど♪」
愛の力は偉大なり♪ってねvv
「おっかける………。」
「追いかけるってあの二人(?)を……?」
「あんなのがでてきた原因は、そもそもあいつらなんだから、押し付けてやるぅぅぅぅぅ!!」
「あらでも、すぐには転生しないわよ。」
「かまわないわ、何年だろーと待ってやろうじゃないの!!!!」
リナ、それってある意味告白みたいに聞こえるわよ。
「それなら………。」
あたしはリナに、変わった力を加える。
「エル?」
「リナのまわりに神や魔王が集まるようにしたからvv」
「ありがと、エル♪じゃぁ、赤の世界へ行ってくるわ。」
「待って、あたしも行くわ。今、なんかちょっと面白そうな事になってるみたいだから。」
Sの腹心が何か、ちまちまやってるみたいだしvv


赤の世界では、後に降魔戦争と呼ばれるものが起こっていた。
「あ、今、Sの欠片が目覚めたわねvv」
「ホントだ…………って、そんなことはどーでもいいのよ!!どこにいるー!!スペリオルとオンタリオ!!」
ちなみに、スペリオルは紫の世界の神、オンタリオは魔王の名前。
あの二人、まだ混沌にいるんだけどねvv

「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!リナちゃん、みぃぃぃぃぃっけvv」
 
あら、ヒューロン。
リナの顔、真っ青♪
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!よらないでぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
叫びながらも、リナは混沌の力を繰り出す。
あたしは高みの見物とでもいきましょ♪
「やぁぁぁぁぁん、リナちゃんに相手してもらえて、私、幸せvv」
ヒューロンは、ポッと顔を赤らめたりする。
どうみても女の子にしか見えないわ。
「いぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

どごぉぉぉぉぉぉぉん!!

ずしゃぁぁぁぁぁぁん!!

ごごごぉぉぉぉぉん!!

リナ、あんまり無闇に力を使ってると、地形が……、
思いっきり、変わってるわよ。
「なんで、まだ、無事なのよぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「それだけ、リナちゃんに対する愛が深いってことなのよvv」
大変そうね、リナ。
でも、あたしは面白いからいいけどvv
「だいたい、あんた、エルに対する反逆者なんでしょ?!もっと、反逆者らしい行動しなさいよー!!」
「やだ、リナちゃんってば♪リナちゃんのお母様に逆らうなんてこと、するわけないじゃないvv」
ヒューロンってば、変わってるわねvv
「私にとって、金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)は絶対の存在じゃないけど、逆らうつもりなんて全然ないわよvvリナちゃんのためなら逆らうけど♪」
愛されちゃって、まあ♪

『…………我が源たる混沌の力にて汝を封印する……』

「リナちゃん?」
あら、この呪文……。

『永遠闇凍結(エターナル・フリーズ)!!』

ピキィィィィィィン!!

ヒューロン、凍っちゃったわ。
「リナ、なんで、封印なんてしたの?」
「だって、これ以上相手してたら、あたしが精神的にやばいわよ!どっかの島あたりにでも、厳重に封印しとかなくちゃ。」
リナはヒューロンを閉じ込めてある氷ごと、近くの島に放り投げて更に封印を何重にも施している。
そのへんで魔族に襲われてる人間を数十人ほど連れてきて、封印守れとか脅してるし、
「まだ、ちょっと不安だわ……。あっ、あんなところに………。」
あたしは、リナが向かった方に目を向ける。
「あら、珍しい組みあわせね。あの兄妹。」
魔族から逃げている兄妹が目にとまった。
リナは、その兄妹の前に降り立つ。
「あんた達、保険として来てもらうわ!!」
「小娘が!!邪魔をするな!!!」
二人を追っていた下級魔族が言う。
「やかましいぃぃぃ!!」
リナのその一喝で、簡単に滅びちゃう下級魔族。
「あんた、何者だ……?」
兄妹の兄の方が警戒しながらリナに問う。
「面倒だわ…、二人とも、目覚めなさい!!」

リナの言葉と同時に、二人が金色の光に包まれる。
光が収まってリナを見た二人は、

『ああああああああああ!!リナ様?!』
「二人とも、あたしについてきなさい。」
『リナ様……?』
「いいから!!ついてくる!!!」
『はいぃぃぃぃぃぃぃ!!』
リナ達はそのまま封印の島へ行く。
にしても、Sの欠片とスィーフィードの欠片を宿した兄妹ってのも、めずらしいわね〜♪
今、カタート方にいるSはラグラディアを相手にしてて、このこと全然きづかないし。

ちなみに、補足♪
スィーフィードの欠片を宿した妹の方は、(当たり前だけど)赤の竜神の騎士(スィーフィードナイト)じゃないんでvv
もちろん、ルナはスィーフィード本人よ♪
リナが覚醒した時点ではまだ、本来の力は戻ってないけどねvv
あの子みたいに、欠片が誰か(もしくは何か)に宿ってたりして、力があちこちに散らばってるのよ♪
面白いでしょvv

「いい?!あんたたち!!ここの封印を絶対に守るのよ!!」
リナは、連れてきた人間達と兄妹に言う。
人間達はリナに助けてもっらったからか、思いっきり頷いていたが、
「リナ様、封印とは……?」
「何か、文句でも?」
兄の方の質問に、リナはギロリと睨む。
「お兄ちゃん、口答えしない方がいいよ……。」
妹の方が兄の方に囁いている。
この二人は寄り代だった人間の人格とかそのままみたいね。
「外から魔族神族に手を出されないように、隔離しとくからね。」
『えええええええええええええええ!!』
「それと、困った事があったらこの二人を使っていいからねvv」
人間達にリナは兄妹を指差して言う。
「あんた達、空間移動して逃げようとしても無駄だかんね。この島の外には出れないようにするから。」
リナが右手を掲げると島の周りを霧が薄く覆う。
精神世界面(アストラルサイド)の方も壁みたいなのつくったのねvv
しかも壁がないように見せかけてあるし♪
優秀、優秀vvさすがリナ♪
「じゃ、あとは任せたわよ。」
と言って、さっさとその場を去ってあたしのとこに来るリナ。

「エル、お願いがあるんだけど……。」
「リナがお願いなんて珍しいじゃないの♪」
「あたしをこの世界の輪廻に入れてほしいの!」
「なんだ、そんなこと♪でも、リナもそれくらいなら自分でできるのじゃないのvv」
リナになら簡単なハズよvv、と付け加える。
「記憶を封印してほしいのよ。自分でやってもいいけど、無意識に解いちゃうかも知れないから……。」
どうやら、スペリオルとオンタリオを見つけるため、みたいねvv
記憶を封印するのはあの子のこと思い出したくないから♪
あの子のことだけ記憶封印したら、間違って封印解いちゃうと困るから♪
「いいわよvvがんばって、あの二人の転生体見つけるのよvvあ、でも、転生後は一人の人間よね♪」
面白そーだし、一人の人間として転生させとこ♪
「でもリナ、その間のお仕事どうするの?」
リナのお仕事は、反逆者の始末とその他の雑用。
「記憶、取り戻したらやる……。」
「分かったわvvためとくわね♪」
「あぅ…………………。」
「なんなら、他の転生してるヤツ、仕事の処理に使ってもいいわよ♪」
「そうする………。」
話がついたと言う事で、あたしはリナをこの世界に転生させるべく力をふるう。

リナの体が金色の光に包まれる。

頑張ってね、リナ。
あたしが退屈しない程度にはvv
でないと、お仕事たくさんためちゃうわよ♪
 
*************************************
 
 中途半端っぽいです〜。
 しかし、これで一応、一区切りぃぃぃぃぃぃぃ!!
 今度は、ルークとミリーナでもだそうかな?
 当分はひたすら読み手にまわります!!

 
 きのーは、名古屋のイベントスタッフの面接に行ってきました〜。
ちょっと手伝ったのですが、今日は筋肉痛〜。
 スタッフ、皆、お若いです〜。
 しかし、スレイヤーズ少なかったなぁ。
 ツッコミスリッパキーホルダーなるものを購入!!
 鞄につけてある、今日この頃なのです。

 ではではー!!

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17828Re:番外編 エル様のゴミ箱・・爆笑!!かお E-mail 2001/10/30 17:06:10
記事番号17826へのコメント

こんにわ♪たかこさん♪
・・・爆笑でした(笑)
>滅びた神や魔王をそのままにしとくと歪みが大きくなっちゃうからね♪そのまま、もしくは欠片を赤の世界の人間の中にまぜてるのよ♪
さすがはエル様ですね♪
楽しくなる方法を心得てます♪

>紫の世界の神と魔王は、たまたまその世界に行ってたリナを好きになっちゃったみたいで、ことあるごとに求愛してたのよねvv
・・・・・(汗)
なぜに、こうも同じよーな設定になるのだ?!
・・長編(今投稿してるやつ)なんか、単なる「監視者」
だった、カウリス(ガウリイ)がリナス(リナ)に一目ぼれして、で、自力で、
力アップさせて、リナスとエル様以外の他は左右にでるほどがない
ぼとになってる・・・という、設定なんですよぉぉ(涙)
・・・・気にしないでくださいいぃぃぃぃ(涙)
偶然にも似たよーな(?)設定なのはぁぁぁぁ!!
>実はあの二人(?)はリナのために滅びちゃったって言ったら、どんな反応するのかしら♪
さすがは、リナなんでしょうか(笑)
>「小娘が!!邪魔をするな!!!」
>二人を追っていた下級魔族が言う。
・・・馬鹿ですね(笑)
>「リナ様、封印とは……?」
>「何か、文句でも?」
>兄の方の質問に、リナはギロリと睨む。
>「お兄ちゃん、口答えしない方がいいよ……。」
>妹の方が兄の方に囁いている。
妹の方がおりこう?(笑)
>この二人は寄り代だった人間の人格とかそのままみたいね。
>「外から魔族神族に手を出されないように、隔離しとくからね。」
>『えええええええええええええええ!!』
哀れなり(笑)
>「それと、困った事があったらこの二人を使っていいからねvv」
>人間達にリナは兄妹を指差して言う。
つまり、それは、こきつかえということ(笑)
>「あんた達、空間移動して逃げようとしても無駄だかんね。この島の外には出れないようにするから。」
逃げれないでしょう(笑)
・・ご愁傷さまですぅ(笑)
>面白そーだし、一人の人間として転生させとこ♪
それで、ルナの妹に(笑)
>「でもリナ、その間のお仕事どうするの?」
>リナのお仕事は、反逆者の始末とその他の雑用。
>「記憶、取り戻したらやる……。」
>「分かったわvvためとくわね♪」
>「あぅ…………………。」
頑張れ♪リナ♪多分、一億年分くらい、エル様、仕事ためてると思うから(笑)

> 中途半端っぽいです〜。
そんなことないですよ♪
> しかし、これで一応、一区切りぃぃぃぃぃぃぃ!!
お疲れ様です♪
> 今度は、ルークとミリーナでもだそうかな?
おお♪楽しみですぅ(はあと)
> 当分はひたすら読み手にまわります!!
そうですか。
私は、まだまだ、長編がー・・・。いつになたったら、打ち込み・・終了するんだろ?
しかも、漫遊記番外編も打ち込まないとなぁ・・・。
・・・エル様のお仕置きがぁぁぁ!!(涙)
ではでは、短いでしたが、感想でした。←感想になってないってば(笑)
それでは♪
byかお。




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17832まいど、ど〜も!たかこ E-mail 2001/10/30 19:41:49
記事番号17828へのコメント


>こんにわ♪たかこさん♪
こんにちは〜。
まいど、レスどうもです!!

>・・・爆笑でした(笑)
いや〜(照れ照れ/////)

>>滅びた神や魔王をそのままにしとくと歪みが大きくなっちゃうからね♪そのまま、もしくは欠片を赤の世界の人間の中にまぜてるのよ♪
>さすがはエル様ですね♪
>楽しくなる方法を心得てます♪
まったくです。


>>紫の世界の神と魔王は、たまたまその世界に行ってたリナを好きになっちゃったみたいで、ことあるごとに求愛してたのよねvv
>・・・・・(汗)
>なぜに、こうも同じよーな設定になるのだ?!
>・・長編(今投稿してるやつ)なんか、単なる「監視者」
>だった、カウリス(ガウリイ)がリナス(リナ)に一目ぼれして、で、自力で、
>力アップさせて、リナスとエル様以外の他は左右にでるほどがない
>ぼとになってる・・・という、設定なんですよぉぉ(涙)
>・・・・気にしないでくださいいぃぃぃぃ(涙)
>偶然にも似たよーな(?)設定なのはぁぁぁぁ!!
そーなんですか?
でも、リナの存在がエル様に近いものだと、必然的にガウリイは頑張らなくてはいけなくなりますよね。
ただの人間だと、リナとつりあわない感じだしvv


>>「リナ様、封印とは……?」
>>「何か、文句でも?」
>>兄の方の質問に、リナはギロリと睨む。
>>「お兄ちゃん、口答えしない方がいいよ……。」
>>妹の方が兄の方に囁いている。
>妹の方がおりこう?(笑)
というか、私の中では魔王って、墓穴ほったりする感じなんですよね〜。
いやはや。

>>「それと、困った事があったらこの二人を使っていいからねvv」
>>人間達にリナは兄妹を指差して言う。
>つまり、それは、こきつかえということ(笑)
そうです!
そんなこんなで千年ほどこき使われてしまいます。

>>「でもリナ、その間のお仕事どうするの?」
>>リナのお仕事は、反逆者の始末とその他の雑用。
>>「記憶、取り戻したらやる……。」
>>「分かったわvvためとくわね♪」
>>「あぅ…………………。」
>頑張れ♪リナ♪多分、一億年分くらい、エル様、仕事ためてると思うから(笑)
そうですよね〜、エル様ですから(笑)

>> 今度は、ルークとミリーナでもだそうかな?
>おお♪楽しみですぅ(はあと)
故郷のねーちゃんもだしたいし、ゼラスとか、ダルフィンとか・・・・・・。
エル様に対するまともな反逆者とか出さなきゃな〜、と。


>> 当分はひたすら読み手にまわります!!
>そうですか。
>私は、まだまだ、長編がー・・・。いつになたったら、打ち込み・・終了するんだろ?
>しかも、漫遊記番外編も打ち込まないとなぁ・・・。
>・・・エル様のお仕置きがぁぁぁ!!(涙)
そうです!!
かんばって打ちこんでください!!(←他人事)
すっごく、楽しみにしてます!!
ではでは。

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17836詩です <気持ち>たかこ E-mail 2001/10/31 16:54:19
記事番号17683へのコメント

 
 今回は、詩です。
 最初はシリアスさ!!

************************************  

 <気持ち>


***ガウリイ***


初めてお前を見た時

護ってやりたい

と思った

それが

そばにいたい

に変わったのはいつだったか


お前が混沌に還りそうになった時

失いたくない

お前がいるのは俺のそばだ

遠くに行くな

オレの手の届かないところになんか行くな


閉じ込めておきたい

オレの腕の中に

誰にも見せず

誰にも触らせず


今はまだ、保護者という距離からは近づかない

お前がオレを見てくれるまで待つさ

オレを男として見てくれるのを

お前を壊してしまわないように


愛してる、リナ…………



***リナ***


あんたいつまで保護者してるつもりなの?

最初の頃は呆れたように言える言葉だった

でも

最近はそう聞くのがこわい


あの時、あたしは世界よりもあいつを選んだ

失いたくなかった

何を引き換えにしても


あいつがあたしに背中をあずけてくれるのが嬉しい

一緒に食事をするのも楽しい

そばにいると温かい気持ちになる


あたしは

この気持ちを

まだ

なんと呼んだらいいのか

分からない


でも

これだけは言える


ずっとそばにいてほしいよ、ガウリイ



***アメリア***


わたしはいつまであなたと一緒にいられるのでしょうか

わたしはいつか国(セイルーン)に帰らなければなりません

あなたのそばで

あなたの手助けをしたいのに


金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)を見た時

わたしは

以前

似た気持ちを持ったことがある気がしました


何かしたいのに

何もできない自分


わたしは

あなたの手助けを

したいんです


わたしをもっと頼ってください、ゼルガディスさん



***ゼルガディス***


オレはお前に無理をさせてないか

お前に余計な荷物を背負わせてないか

オレとお前は立場も身分も違う


似たようなことが以前、なかっただろうか

その時は

選択を誤った気がする


大切にしたい

泣かせたくない

悲しませたくない

いつも

笑顔でいてほしい


オレはお前のために

お前にふさわしい姿になりたい

勝手な願いだと分かっている

だが


待っていてほしい、アメリア



***金色の魔王(エル様)***


赤の世界のあたしの子供達

幸せになりなさい

自分の望む通りに生きなさい


ツケは

たまったお仕事の処理で手を打ってあげるわvv

それがもう

結構、たまってるのよね〜


だから

頑張って

覚醒するのよ♪


これ

あたしの命令ねvv


それまで他の魔王や神々で遊んでるからvv

まずは、

Sとスィーフィード♪



***ゼロス***


あのお方の気配がします

何故この世界に…………


あ、

赤眼の魔王(ルビーアイ)様……………

哀れです


しかし、あの光景

見覚えがある気がするのですが

確か

誰かと一緒に見てた気が…………


そういえば、エル様が

『はやく思い出しなさい』

と、おっしゃってましたね

何か関係があるのでしょうか


ちなみに

赤眼の魔王(ルビーアイ)様

魔族は、簡単に仲間を見捨てる事ができるから

魔族、なんですよ♪



***北の魔王***


ああああああああああああああああああああああ!!

エ、エル様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!

何でまだこの世界にいらっしゃるんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!



***赤の竜神(ルナねーちゃん)***


ま、また

あのお方の気配がする………

カタートの方から


強く生きるのよ

シャブラニグドゥ…………



***腹心達***


ダルフィン:魔王様がいる方にあのお方の気配がするんだけど……。
ゼラス:気にするな。
ダ:そ、そうですわね。
ゼ:気にしてたら、こちらの身がもたないだろう?
グラウシェラー:フィブリゾのようにはなりたくないしな。

ゼ:そういえば、ゼロスが言ってたが、あのお方、しばらくはリナ=インバースのところにいるそうだ。
グ:な、なにぃぃぃぃぃぃぃ!!
ダ:なんですってぇぇぇぇぇ!!
グ:それは本当かゼラス!!
ダ:本当ですの?ゼラス!!
ゼ:残念ながら本当らしい。

ダ:魔王様のために欠片を早く見つけたほうがいいのかしら?
グ:このままでは魔王様が弱体化してしまうからな……。
ゼ:魔王様を強化させるために欠片を見つけるのか?
  それとも、その別の欠片をあの方に差し出すためなのか?
ダ・グ:………………………。



***ルークとミリーナ***


これ、

どーすりゃいいんだ?

ミリーナ


なんなの、それ?


魔王の欠片だ


その小さい赤い塊が?


オレの中においとくと、つぶれそーだったんでな


……やっぱり、あのお方に渡すべきだと思うけど………


……あ、会いに行かなきゃなんねーのか?やっぱり、


……………。


……………。



***ルビさん・フレさん***


オレはルビさんじゃないぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

本名はっ……………!!


私だってフレさんなんていやよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

ちゃんと名前あるものぉぉぉぉぉぉぉぉ


しくしく…………



<おまけ>
***ヒューロン***


リナちゃん



リナちゃんのこと

ホントに好きなんだよ?


リナちゃんが

好きだよ


なのに、なのにっ……………!!

何で、私はおまけなのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ?!



************************************

 あれ?
 おかしいなぁ、シリアスのつもりだったんだけど・・・・・・。
 エル様辺りから変わってしまったような・・・・・・・。

 小説内ではゼロスの扱いよくないけど、
 嫌いじゃないんだよ〜、ゼロス。
 ゼロリナ好きだし〜。
 とーゆーわけで、ゼロスの彼女ぼしゅ〜!!



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17837爆笑。清川正寛 2001/10/31 18:57:15
記事番号17836へのコメント

> 今回は、詩です。
> 最初はシリアスさ!!

どうもはじめまして。小説の内容に関してはレスしていませんが、ちゃんと
読んでいましたよ。
いいですね〜ほのぼのドタチャンコメディ←ちょっと矛盾してるけど(笑)
って。
ははぁ。今度はシリアスモノですか。では、拝見させていただきます。

>************************************  
>
> <気持ち>
>
>
>***ガウリイ***
>
>
>初めてお前を見た時
>
>護ってやりたい
>
>と思った
>
>それが
>
>そばにいたい
>
>に変わったのはいつだったか
>
>
>お前が混沌に還りそうになった時
>
>失いたくない
>
>お前がいるのは俺のそばだ
>
>遠くに行くな
>
>オレの手の届かないところになんか行くな
>
>
>閉じ込めておきたい
>
>オレの腕の中に
>
>誰にも見せず
>
>誰にも触らせず
>
>
>今はまだ、保護者という距離からは近づかない
>
>お前がオレを見てくれるまで待つさ
>
>オレを男として見てくれるのを
>
>お前を壊してしまわないように
>
>
>愛してる、リナ…………

ふむふむ・・・「リナを自分だけのものにしたい」という欲求と、「リナを傷
つけたくない」という良心の呵責のジレンマに悩むガウリイの心境がよく描か
れていますね。
言ってみれば、ガウリイの愛は、「偲び愛」ですね。今は届かないし、片想い
かもしれないけど、それでもリナのことを偲ぶ、という。
う〜ん、切なさを感じます。

>***リナ***
>
>
>あんたいつまで保護者してるつもりなの?
>
>最初の頃は呆れたように言える言葉だった
>
>でも
>
>最近はそう聞くのがこわい
>
>
>あの時、あたしは世界よりもあいつを選んだ
>
>失いたくなかった
>
>何を引き換えにしても
>
>
>あいつがあたしに背中をあずけてくれるのが嬉しい
>
>一緒に食事をするのも楽しい
>
>そばにいると温かい気持ちになる
>
>
>あたしは
>
>この気持ちを
>
>まだ
>
>なんと呼んだらいいのか
>
>分からない
>
>
>でも
>
>これだけは言える
>
>
>ずっとそばにいてほしいよ、ガウリイ

なるほど。「NEXT」の複線の詩ですね。
リナは、ガウリイのことはまだ恋人として見ていませんが、少なくとも「大切
な人」とは見ている。
今のガウリイとの生活は楽しい。でも、今以上に接近してしまったら二人の
間に通う、「何か」が壊れてしまうかもしれない。
そんな恐れから、どうしても一歩前に踏み出すことのできないリナのもどかしさ。
この短い文章の中に、それがよく描かれていると思います。

>***アメリア***
>
>
>わたしはいつまであなたと一緒にいられるのでしょうか
>
>わたしはいつか国(セイルーン)に帰らなければなりません
>
>あなたのそばで
>
>あなたの手助けをしたいのに
>
>
>金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)を見た時
>
>わたしは
>
>以前
>
>似た気持ちを持ったことがある気がしました
>
>
>何かしたいのに
>
>何もできない自分
>
>
>わたしは
>
>あなたの手助けを
>
>したいんです
>
>
>わたしをもっと頼ってください、ゼルガディスさん

「正義おたく」(笑)アメリアの、意外な母性的な部分。
実は私も、こっちの方がアメリア本来の性格だと思っているんですよね。
う〜ん、これもいいです。

>***ゼルガディス***
>
>
>オレはお前に無理をさせてないか
>
>お前に余計な荷物を背負わせてないか
>
>オレとお前は立場も身分も違う
>
>
>似たようなことが以前、なかっただろうか
>
>その時は
>
>選択を誤った気がする
>
>
>大切にしたい
>
>泣かせたくない
>
>悲しませたくない
>
>いつも
>
>笑顔でいてほしい
>
>
>オレはお前のために
>
>お前にふさわしい姿になりたい
>
>勝手な願いだと分かっている
>
>だが
>
>
>待っていてほしい、アメリア

普段はクールなゼルやんの優しさ、思いやり。
ゼルガディスって、今でもどこかに自分に対するコンプレックスや、心の弱
さを抱えているような部分があると思うんですよ。
でも、彼は強くなろうと頑張っているんですよね。アメリアのためにも。
もっと言うなら、「好きな自分になるように」でしょうか?
びゅ〜てぃふるですぅ。

>***金色の魔王(エル様)***
>
>
>赤の世界のあたしの子供達
>
>幸せになりなさい
>
>自分の望む通りに生きなさい
>
>
>ツケは
>
>たまったお仕事の処理で手を打ってあげるわvv
>
>それがもう
>
>結構、たまってるのよね〜
>
>
>だから
>
>頑張って
>
>覚醒するのよ♪
>
>
>これ
>
>あたしの命令ねvv
>
>
>それまで他の魔王や神々で遊んでるからvv
>
>まずは、
>
>Sとスィーフィード♪

・・・はれ・・・?
これって・・・シリアスなんでしょぉか・・・(汗)
まぁなんといおうか・・・あのお方らしい詩ですね・・・(汗)

>***ゼロス***
>
>
>あのお方の気配がします
>
>何故この世界に…………
>
>
>あ、
>
>赤眼の魔王(ルビーアイ)様……………
>
>哀れです
>
>
>しかし、あの光景
>
>見覚えがある気がするのですが
>
>確か
>
>誰かと一緒に見てた気が…………
>
>
>そういえば、エル様が
>
>『はやく思い出しなさい』
>
>と、おっしゃってましたね
>
>何か関係があるのでしょうか
>
>
>ちなみに
>
>赤眼の魔王(ルビーアイ)様
>
>魔族は、簡単に仲間を見捨てる事ができるから
>
>魔族、なんですよ♪

ゼロス・・・悲哀ぶりがその哀れな後ろ姿(ゴキブリ似)(笑)からにじみ出ている
ようですね・・・

>***北の魔王***
>
>
>ああああああああああああああああああああああ!!
>
>エ、エル様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!
>
>何でまだこの世界にいらっしゃるんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
>
>
>
>***赤の竜神(ルナねーちゃん)***
>
>
>ま、また
>
>あのお方の気配がする………
>
>カタートの方から
>
>
>強く生きるのよ
>
>シャブラニグドゥ…………

ああ・・・このお方が救われる日は一生(?)こないのでしょうか?
ファンタジー史上もっとも情けない魔王になりそうです・・・

>***腹心達***
>
>
>ダルフィン:魔王様がいる方にあのお方の気配がするんだけど……。
>ゼラス:気にするな。
>ダ:そ、そうですわね。
>ゼ:気にしてたら、こちらの身がもたないだろう?
>グラウシェラー:フィブリゾのようにはなりたくないしな。
>
>ゼ:そういえば、ゼロスが言ってたが、あのお方、しばらくはリナ=インバースのところにいるそうだ。
>グ:な、なにぃぃぃぃぃぃぃ!!
>ダ:なんですってぇぇぇぇぇ!!
>グ:それは本当かゼラス!!
>ダ:本当ですの?ゼラス!!
>ゼ:残念ながら本当らしい。
>
>ダ:魔王様のために欠片を早く見つけたほうがいいのかしら?
>グ:このままでは魔王様が弱体化してしまうからな……。
>ゼ:魔王様を強化させるために欠片を見つけるのか?
>  それとも、その別の欠片をあの方に差し出すためなのか?
>ダ・グ:………………………。

膝突き合わせて会合する5人組み。高位魔族のクセにどこか人間臭い
連中ですよね。
・・でも、よくよく考えてみれば、高位魔族が好んで人間の姿を取りたがる
のって、潜在的に人間の力を認めているせいなのではないでしょうか?
・・・とか勝手な妄想をいだいている今日このごろです(笑)

>***ルークとミリーナ***
>
>
>これ、
>
>どーすりゃいいんだ?
>
>ミリーナ
>
>
>なんなの、それ?
>
>
>魔王の欠片だ
>
>
>その小さい赤い塊が?
>
>
>オレの中においとくと、つぶれそーだったんでな
>
>
>……やっぱり、あのお方に渡すべきだと思うけど………
>
>
>……あ、会いに行かなきゃなんねーのか?やっぱり、
>
>
>……………。
>
>
>……………。

原作14、15巻ではあれだけシリアスで、読む人の涙を誘った二人も、まぁ
こんなにもシュールに(笑)
どんな状況でもおちゃらけを忘れないその精神、見習いたいものですね・・・(笑)

>***ルビさん・フレさん***
>
>
>オレはルビさんじゃないぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
>
>本名はっ……………!!
>
>
>私だってフレさんなんていやよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
>
>ちゃんと名前あるものぉぉぉぉぉぉぉぉ
>
>
>しくしく…………
>
>
>
><おまけ>
>***ヒューロン***
>
>
>リナちゃん
>
>私
>
>リナちゃんのこと
>
>ホントに好きなんだよ?
>
>
>リナちゃんが
>
>好きだよ
>
>
>なのに、なのにっ……………!!
>
>何で、私はおまけなのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ?!

ああ・・・オリキャラのくせに、「オマケ」扱いされたこの二人。まぁ、「L様
とリナの手にかかったものは、みんな不幸になる」という理論を身を持って実証
してくれた方々でもあります。
そんな二人にもう一度拍手を(笑)

>************************************
>
> あれ?
> おかしいなぁ、シリアスのつもりだったんだけど・・・・・・。
> エル様辺りから変わってしまったような・・・・・・・。

いや、あの人の手にかかったら・・・ねぇ?(汗)
はっ・・・!(背後に殺気)
SE:(どかばきごすぅっ!)

> 小説内ではゼロスの扱いよくないけど、
> 嫌いじゃないんだよ〜、ゼロス。
> ゼロリナ好きだし〜。
> とーゆーわけで、ゼロスの彼女ぼしゅ〜!!

(ズタボロの状態で)うっ・・・!くっ!まだ・・・感想を・・・書き・・終
わる・・まで・・は死ね・・ない(笑)
う〜ん、マルチナ同様、きっと最後は泣かされるでしょうね・・・ゼロスの
彼女って。
なり手希望者は多いとは思いますけど。
「今ならもれなく、不幸になれる特典付き。さぁ、あなたも一度魔族の恋人になっ
てみませんか?」(笑)
そろそろ紙面も尽きましたので、終わりにしたいと思います。
で・・では、じっ・・次回作に、期待しており・・ま・・・す。
はうっ!(ぱたっ)

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17841Re:爆笑。  さんきゅ〜!!たかこ E-mail 2001/10/31 20:13:06
記事番号17837へのコメント



>どうもはじめまして。小説の内容に関してはレスしていませんが、ちゃんと
>読んでいましたよ。
はじめまして!!
うれしーです。
読んで頂いてvv
私も読んでてもレスしてない小説って結構あるし・・・・・・。

>
>・・・はれ・・・?
>これって・・・シリアスなんでしょぉか・・・(汗)
>まぁなんといおうか・・・あのお方らしい詩ですね・・・(汗)
ぎくぅぅぅぅぅぅ!!


>ああ・・・オリキャラのくせに、「オマケ」扱いされたこの二人。まぁ、「L様
>とリナの手にかかったものは、みんな不幸になる」という理論を身を持って実証
>してくれた方々でもあります。
>そんな二人にもう一度拍手を(笑)
そうなんですねぇ〜。
オリキャラなんで、おまけ、というここで♪


>> あれ?
>> おかしいなぁ、シリアスのつもりだったんだけど・・・・・・。
>> エル様辺りから変わってしまったような・・・・・・・。
>
>いや、あの人の手にかかったら・・・ねぇ?(汗)
そうなんですよ〜。

>はっ・・・!(背後に殺気)
>SE:(どかばきごすぅっ!)
一体何が・・・・・・?


>> 小説内ではゼロスの扱いよくないけど、
>> 嫌いじゃないんだよ〜、ゼロス。
>> ゼロリナ好きだし〜。
>> とーゆーわけで、ゼロスの彼女ぼしゅ〜!!
>
>(ズタボロの状態で)うっ・・・!くっ!まだ・・・感想を・・・書き・・終
>わる・・まで・・は死ね・・ない(笑)
>う〜ん、マルチナ同様、きっと最後は泣かされるでしょうね・・・ゼロスの
>彼女って。
>なり手希望者は多いとは思いますけど。
>「今ならもれなく、不幸になれる特典付き。さぁ、あなたも一度魔族の恋人になっ
>てみませんか?」(笑)
>そろそろ紙面も尽きましたので、終わりにしたいと思います。
>で・・では、じっ・・次回作に、期待しており・・ま・・・す。
>はうっ!(ぱたっ)
なんか大変そうで・・・・・・・・、
ま、人生なるようにしかならんって♪(←他人事(すみません!!))
次回作(あるのか?)までには回復しましょう!!

ではでは!!


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17842イラスト掲載しました!!一坪 E-mail 2001/10/31 21:20:40
記事番号17841へのコメント

こんばんは。

さすが同じ県内だけあって(笑)、今日イラストが届きました。
というわけで、さっそく掲載いたしました。
また確認してくださいね。


では、これからもよろしくお願いします!

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17853Re:イラスト掲載しました!! どうもです〜。たかこ E-mail 2001/11/1 18:23:09
記事番号17842へのコメント


>
>こんばんは。
こんばんは!(時間的に”こんばんは”でしょう。)

>さすが同じ県内だけあって(笑)、今日イラストが届きました。
>というわけで、さっそく掲載いたしました。
>また確認してくださいね。
確認しました!!
なにやら、照れ照れ////
とにかく、ありがとうごさいます〜。

>では、これからもよろしくお願いします!
はい、よろしくです!!

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