◆−微笑みの傷跡 7−ブラッド (2001/10/5 14:22:53) No.17406
 ┣あー、レス間に合った(ほっ)−みてい (2001/10/9 19:02:54) No.17454
 ┃┗あ〜〜〜♪よかったな〜あな〜たがいて〜♪−ブラッド (2001/10/11 01:20:44) No.17486
 ┗微笑みの傷跡 8−ブラッド (2001/10/11 00:13:20) No.17484
  ┗二人のジュエル君ですね・・・・・・・−あんでぃ (2001/10/11 22:44:08) No.17496
   ┗……そういえば、二人ですね(笑)−ブラッド (2001/10/11 23:55:36) No.17498


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17406微笑みの傷跡 7ブラッド 2001/10/5 14:22:53


皆様、こんにちはv
第7話やっと投稿です。
今まで謎だらけででしたが、やっと少しずつ謎を解き明かしていくつもりです。
オリキャラのラズも6話でやっと登場してくれましたし(笑)
……気付いてる方もいらっしゃるかもしれませんが、ジュエルとラズにはモデルがいたり(爆)

それでは、第7話お読み下さいませ。

**************************************  











        
               そうですね、私はその花が好きだったんです。
  










             +++++++微笑みの傷跡 第7話++++++++






「そうだ」
 ゆったりと、話を切りだしたのはジュエルだった。
「僕は、この馬鹿に話があるからちょっと席を外すんで、君は適当に待っててくれるかい」
「あ、私は全然かまいませんよ」
「ありがとう。じゃぁ行くよ。ヤブ医者」
「わかってるよ。ナルシスト野郎」


 彼らが去った後、彼女は何をするわけでもなく、ただ眺めていた。
 広い部屋に他の人間はいない。
 ドアの向こうでは、きっと彼らがなんらかの会話をかわしているのだろうか。
 時折、ぼそぼそと話し声が聞こえた。まぁ、その声は小さすぎて、ほとんど判別不可能であったが。
 今イチはっきりと頭にインプットされない言葉の数々が頭に飛び込んでくる。
 それ以外の音は、なにも聞こえなかった。
 つまり、アメリアのいる室内は静けさに満ちていた。
「暇です」
 誰に言うまでもなく呟いた。
 それは一種の確認。
 目の前にある皿やティーカップの中はもう空っぽ。

 ふと、また暇そうに部屋を眺めていると、整列した本の上に、一冊だけ横倒しになっている仲間外れを見つけた。
 近づいてその仲間はずれを手に取る。
 その本を手に取ったのは、何の興味があったわけでもない。
 少しかがんで、その本を取り出すと、手にとってから初めて、題名がないことに気付いた。
 深い紺の皮表紙で、少し重く、古い本特有の独特の香りがする。ざらりとした手触りは、その本の持つ歴史の長さを感じさせた。
 手に取ったからには、なんとなく本を開いてみると、そこには様々な文字が乱暴に殴り書きされていた。
(これは――――日記?)
 日付をみてみると、それは随分も前の日記だった。
 きっと、ジュエルの日記だろう。というか、それしか考えられない。むしろ、ジュエルの家に別の人の日記があったらそれこそ不自然だろう。
 少し、勝手に人の日記をのぞきみた罪悪感を感じ、アメリアはすぐに本をもとに戻そうとした。
 が、その拍子に本から何かが数枚こぼれ落ちた。
「これって……」
 そこにうつっていたのは、薄く、くすんだブロンド――――そうミルクティーのような色の髪をした男性だった。整った顔に、みているモノを吸い込んでしまいそうな美しい蒼色の瞳はまるで宝石のよう。
 もう一つの紙には、艶やかな銀色の髪の美女。その女性がうつっている紙の裏をなんとなく、意味もなしに除いてみると書き殴られたような文字が書かれていた。
『母様』



「アメリア」
 ドアの向こうで声が響いた。
 ふと現実に引き戻されて、アメリアはそそくさと紙をなおし、本を元の位置にもどした。



「では、改めましてご挨拶。ジュエル=ラズライト=スノー=セラング。この街で唯一の診療所をやっております」
人あたりのいい笑顔を向けながら、軽く手をアメリアに差し出す。
「外科内科、はたまた眼科に皮膚科までなんでもやっているので、なにかあれば遠慮なしに来てくれたまえっ♪」
「ほとんど診療所にいないし、依頼人によって料金をかえたり、医師免許も持ってないヤブ医者でよければだけどね」
 ちらと声のする方向に顔をむける。そこにあるのは渇いた空虚な空間。
「まぁ、否定はしないがね」
やれやれと肩をすくめ、ラズライトはゆっくりと頷いた。



「あれ?」
 唐突に、何かを思い出したかのようにアメリアは急に声をあげ、考え込みだした。
「どうかしたの」
「いえ……あの、ジュエルの名前はジュエルですよね?」
「そうだけど」
「……えっと……ラズさんの名前もう一度お聞きしていいですか?」
「『ジュエル=ラズライト=スノー=セラング』」
「でも、ジュエルの名前は……」
「あぁ、そういうこと」
「え? わかんないって」
 納得顔のジュエルとは正反対に、ラズライトは不満そうな疑問だらけの表情を浮かべると、ジュエルはやれやれと軽く息を吐きながら、手近な椅子に腰を下ろした。
「……つまり。僕の名前は『ジュエル』そして、君の名前も『ジュエル』いったいどういうことなのか? ってことだよ」
 確認のため、アメリアに視線を向けると、彼女はこくりと頷いた。どうやら彼の説明は正解だったらしい。
 
 
「僕の名前は『ジュエル=オパール=イプセン=セラング』で、こいつの名前は『ジュエル=ラズライト=スノー=セラング』さて、とある共通点に君は気付いたかい?」
 急に質問を投げかけられたアメリアは、驚きながらもその共通点とやらを探し始めた。
(共通点……ジュエルって名前は一緒っていうのはさっきいったし……あぁぁぁぁぁ、わかりません……でも、まだあるんですよねぇ………う〜ん)
 自問自答を何度か繰り返すのだが、なかなか答えはでないようである。
(『ジュエル=オパール=イプセン=セラング』『ジュエル=ラズライト=スノー=セラング』ジュエル……オパール……イプセン……?……ラズライト……スノー……もしかして……)
「花……」
「正解」
 ぽつりと思い出したかのようにアメリアは呟くと、そんな彼女をみてジュエルはパチパチと手を叩いた。

 

「花がどうかしたのかー?」
 相変わらずのほほんと質問をガウリィは投げかける。
 その姿を見て、アメリアは軽く微笑み視線をリナとゼルガディスへと向けた。
「ゼルガディスさんとリナさんはわかりましたか?」
「んなの、そこまでヒント出されたらわかって当然でしょうが……このクラゲは別ね」
 指をさされたガウリィは、まったくそれに気付かずぽけーっと首を傾げた。
「スノー・ジュエルと、イプセン・ジュエルの事だろう」
 ゼルガディスもまた、わかりきった様子で言った。
「さすがゼルガディスさん」
 穏やかに言うアメリアに、
「ちょっと、あたしもわかってたっていったじゃないの。なんでゼルだけ『さすが』って言われるのよ」
 リナは、単純にただ素直にその時に思った感情を率直につたえた。
「アハハハハハ」
 アメリアはというと……こちらもただ単純に乾いたわざとらしい笑い声をあげた。



「この二つの花。いったいどっちが『スノー・ジュエル』でどっちが『イプセン・ジュエル』なのかわかるかい?」
 二つの白い花を手にとって、アメリアはじっくりと眺めた。
 しかし、そのどちらも余りにもそっくりで彼女にはどちらがどの花なのか、全くわからなかった。それでも、諦めずに彼女は探した。二つの花の違いを。
「なんだか、間違い探しみたいだね」
 クスクスと笑いながら、ラズライトはアメリアの様子を眺めると、表情はそのままにしたまま、ジュエルに問うた。
「で、さっきも聞いたけどジュエル君はどこまで彼女に言うつもりだね?」
「さぁ。その時の気分次第かな」
「へぇ」
うんうんと唸りながら、2つの花をいろんな角度から観察するアメリアを見つめるラズライトの表情は、ふっと堅くなった。


「で、違いは見つかったかな? アメリアちゃん」
声をかけるラズライトの表情は、先ほどとは違い、始めにアメリアに見せたような人あたりのよい笑顔にかわっていた。
「う〜ん、まだです」
「もう諦めたら?」
 残念そうに呟くと、横からぼそりといったジュエルの声にぐっと拳を握り、きっぱりとアメリアは言い切る。
「嫌です」
「あっそ」
「はっはっは、ではちょっと休憩してお茶でも飲もうじゃないかっ!」
 暗い雰囲気をうち消すように、ラズライトは明るい声をあげた。 
 
「で、そのお茶はどこからでてくるんだい?」
「それはもちろん―――――」
にっこりとラズライトの視線はジュエルへ向く。
「さあ我が弟よっ! 遠慮なくこの僕にお茶を入れたまえっ」
「却下」




 休憩が終わった後、アメリアはまたすぐに花の違いを探し出した。
 なんの変哲もない白い花弁。外側に反れた微妙な形の下には、それに這うような形になって、花弁と花弁の間にはみ出している感じで見える、同じく外側に反れた細長い緑色の葉。茎にはツタのようなものが一本巻き付いていた。
 今知ってる『スノー・ジュエル』と『イプセン・ジュエル』の違いは、毒があるか無いかだった。しかし、その毒も根にあるもので、今自分がみている二つの花は、茎の部分で切り取られたモノだったので、根の部分はついていなかった。
(まぁ、根を触ったら危険だから当然ですけどね)
心中で、当たり前の事をぽつりと思う。

それにしても、なんて綺麗な花だろう。
 何度みても、むしろ――――――見れば見るほどその花が美しく、可愛く、妖しく、冷たく、儚く見えてくる。
 この花のもつ雰囲気を一言で表せというのなら、幻想的とでもいうのだろうか。
 ゆっくりと、上からそのツタらしきモノに指をなぞらせて下へと進んでみる。一輪目をそうすると、今度はもう一つの方も同じように指をなぞらせてみた。
 と。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 アメリアは突如歓声をあげた。どうやら、違いがわかったらしい。
「あぁ、やっとわかりましたっっ!! このツタですっっ!!」
「おや? わかったようだね」
「はい。どっちが『スノー・ジュエル』で、どっちが『イプセン・ジュエル』なのかはわかりませんけど、二つの違いはわかりましたっっ」
 目を輝かせて、本当に嬉しそうにアメリアは二つの花を手に取った。
「今から考えるとめちゃくちゃ簡単な事だったんですよね。もう、なんで気がつかなかったんでしょう」
 両方の花を自分の目の斜め上辺りに掲げ、もう一度眺める。
「このツタの部分が、片方が右回りで、片方が左回りなんですよ」
    



 裏と表。
 決して交わることのない、引き離すことも出来ないモノ。  



「ご名答。ちなみに右回りが『スノー・ジュエル』で左回りが『イプセン・ジュエル』なんだよ」 
 言いながら、ラズライトは『スノー・ジュエル』を手に取る。その横では、ジュエルも『イプセン・ジュエル』を手に取っていた。







**************************************  

これは昔の話なんです。
って唐突に何を言い出すんだ私(笑)

『アメリアは、この話では何歳なんでしょう。またはラズとジュエルって何歳?』

いやね、そんな質問をとある友人に聞かれまして。
それは、実はまだ考えてなかったり(をい)
私の中の彼女は、まだ大人になりきれてないんです。
ですから、ジュエルに対して素直すぎるがゆえに、傷つける言葉や、図星をついてしまって苦しめる言葉を言ってしまったりしています。
相手をおいつめてしまったりとか……でも、大人な部分もあってジュエルを諭したりもしている。
そんな微妙な年齢だと思って下さい。

って、まだまだ子供の私がこんな事いっても説得力ないとおもいますが(苦笑)

そして、ナルシスト兄弟(笑)ラズライトとジュエルですが、彼らの年齢もまだ決まってなかったり(をい)
一応、アメリアよりも二人は年上です。そして、ジュエルよりもラズのほうが年上です。
ジュエルとラズは、絶対にゼルより年上でいてもらいます。これだけはこだわりますっっ!!(断言)
そうっ!例え誰がなんといおうともっ!!
ジュエルとラズは、まぁ離れて4歳までですかね(笑)
ってことは、

姫 12歳 ジュエル 18歳 ラズ 21歳
………ってやっぱり無理あるでしょうかね(汗)

…………あぁ、もう深く考えないでおこうっと……もういいやなんでも(逃げた)
つーわけで、
答え
『ひ・み・つ』(多大に待て)


皆様も彼らの年齢のついては深く考えないで下さいませV
それか、誰か変わりに考えて(をい)




………………………………お願いします(切実)


それでは、ブラッドでしたV

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17454あー、レス間に合った(ほっ)みてい 2001/10/9 19:02:54
記事番号17406へのコメント

どもです。みていです。
最近めっきり秋らしくなってきましたねー。


楽しみにしてました『微笑』の続きv
ジュエルとラズの掛け合いに喜んで(?)おりますv
私が今回一番気に入ったのはココですねっ♪
>「はっはっは、ではちょっと休憩してお茶でも飲もうじゃないかっ!」
> 暗い雰囲気をうち消すように、ラズライトは明るい声をあげた。 
> 
>「で、そのお茶はどこからでてくるんだい?」
>「それはもちろん―――――」
> にっこりとラズライトの視線はジュエルへ向く。
>「さあ我が弟よっ! 遠慮なくこの僕にお茶を入れたまえっ」
>「却下」
ラズ、ステキすぎ(笑)

「どこまで話すんだね?」「気分次第かな」が意味深です。
何を話すんでしょう。
そのときアメリアはどんな顔するんでしょう。
にゅうぅ…。
先がとても気になります。

気になります☆
気になります♪


>姫 12歳 ジュエル 18歳 ラズ 21歳
>………ってやっぱり無理あるでしょうかね(汗)
キャラの年齢って難しいですよねー。
私も一応の設定はしているんですが、なーんかこのままイソ○さん一家に引っ越してきてもらおーかなと思ってみたり…(待テ)

>それでは、ブラッドでしたV
ではでは、みていでしたv

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17486あ〜〜〜♪よかったな〜あな〜たがいて〜♪ブラッド 2001/10/11 01:20:44
記事番号17454へのコメント

こんばんわvブラッドです。
>どもです。みていです。
>最近めっきり秋らしくなってきましたねー。
そうですよねぇ。最近秋らしく、美味しい食べ物がたくさんvv あぁ、秋刀魚にカキに、美味しいモノがいっぱいいっぱいvv

「だから、そんなぷくぷく太ってるんだよ」
「食い意地ばっかはって、醜いったらありゃしない」
「食欲の秋しか知らないの? うっわ、馬鹿? 一応文書とか書くんだったら読書の秋とかいいなよね」

………………
以上。たった今頭の中で聞こえてきたうちのジュエルの言葉でした(笑)
どれも否定できないだけに、悲しいわっ!!
でもでもっ。本当に美味しい季節ですよねぇ(またそれかい)


>楽しみにしてました『微笑』の続きv
をををを、楽しみにして下さりありがとうございますvv
本当に、こんなわけわかめ文章の話しをいつも読んでいただき、感謝してもしたりなくて、本当に嬉しいです。

>ジュエルとラズの掛け合いに喜んで(?)おりますv
書いてて、私も一番楽しいです(笑)

>私が今回一番気に入ったのはココですねっ♪
>>「はっはっは、ではちょっと休憩してお茶でも飲もうじゃないかっ!」
>> 暗い雰囲気をうち消すように、ラズライトは明るい声をあげた。 
>> 
>>「で、そのお茶はどこからでてくるんだい?」
>>「それはもちろん―――――」
>> にっこりとラズライトの視線はジュエルへ向く。
>>「さあ我が弟よっ! 遠慮なくこの僕にお茶を入れたまえっ」
>>「却下」
>ラズ、ステキすぎ(笑)
某キャラです(笑)
自分もなにげに気に入ってたりするんです。このシーン。


>「どこまで話すんだね?」「気分次第かな」が意味深です。
うちのジュエルは、気分で生きてる奴なんで♪
さすがスーパーミラクル超ど級マイペース男ジュエル(爆)

>何を話すんでしょう。
>そのときアメリアはどんな顔するんでしょう。
>にゅうぅ…。
>先がとても気になります。
>
>気になります☆
>気になります♪
それは、8話であきらかに♪


>>姫 12歳 ジュエル 18歳 ラズ 21歳
>>………ってやっぱり無理あるでしょうかね(汗)
>キャラの年齢って難しいですよねー。
>私も一応の設定はしているんですが、なーんかこのままイソ○さん一家に引っ越してきてもらおーかなと思ってみたり…(待テ)
なんか年齢これで決定しちゃったみたいです(笑)
多少の無理あろうがもうむっしんぐ☆
イエーーーーーーーーーーv

もう本当に設定は難しいです。
イソ○さん一家に引っ越しですかっ!?そうなんですかー……………想像してしまったわ。引っ越しを(爆)


>ではでは、みていでしたv
はいvレスありがとうございましたvv
ブラッドでした♪

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17484微笑みの傷跡 8ブラッド 2001/10/11 00:13:20
記事番号17406へのコメント







        
              今はどうだってですか? その花が? えーっとですね……恐いんです。









             +++++++微笑みの傷跡 第8話++++++++









「昔ね、とある夫婦がいたんだ」
 昔話は、はじまった。
 まるで昔どこかで聞いた物語のような、とても懐かしい、とても寂しいノンフィクション。 ジュエルの声は、まるで子守歌を歌うかのように、静かに響いていた。
「一人は、まるで宝石のように綺麗な蒼色の瞳をもった、薄い少しくすんだブロンドの男だった。まぁ、簡単に説明するなら美青年だよ」
「うあ、手抜き説明」
「いいんだよ。めんどくさいし」
 足を組み替えながら、ラズライトの一言にピシャリと返事をかえし、机の上においてあるポットから、香茶を自分のぶんだけそそぎ、自分ひとりだけ喉を潤した。
 ラズライトは、そんなジュエルを半眼で―――それはもう、人を目線だけで殺してしまいそうな冷たい瞳で睨み付けていたのだが――――――さすがスーパーミラクル超ど級マイペース男――――ジュエルはそんな事にはまったく気付いてないようである。
 話を続けようとティーカップを置こうとするジュエルに向かって、ラズライトはジュエルににっこりと微笑んだ。
 どうやら、この笑顔の意味にはジュエルは気付いたらしくピっと人差し指をポットの方にさして、ラズライトの方に向かって小さく首をコクンとふった。
 それを見て、ラズライトも何も言わずに小さくため息を吐くと、そのまま手をポットへと伸ばし、いつのまにか置いていた自分のティーカップにコトコトと香茶をそそいだ。
「えっと……どういうことなんでしょう」
 目の前で繰り広げられた不思議な光景を、アメリアは苦笑しつつ、ラズライトに答えを求めた。
「あぁ、僕が始めにジュエルに向かって『おやおや、ジュエル君。いったいなんで君一人だけお茶を飲んでるんだい? 酷いじゃないかっ!!』と目で訴えたのさ」
 ラズライトは実に爽やかに言う。
「えっと、それはいつでしょう」
「それは、睨んでたときだねっ!」
 その表情は、そのジュエルを睨んでいた時とは別人だろうと思うくらい、実に爽やかで優しい笑顔だった。
「でもまぁ、そんな僕の悲しい思いをジュエルったら気付いてくれなくってね、あぁまったく
新手の兄苛めなのかなって、ちょっぴりへこんだりもしたんだけどね」
 ラズライトは、表情豊かに話し続ける。
「じゃぁ今度は笑顔で言ってみようっと思って、にっこりと笑って訴えてみたんだよね。『僕のぶんは?』って」
「それで、どうなったんです?」
「うん。そうすると彼は指をピッとポットの方に向けたんだ――――ってこれはアメリアちゃんも見てたからわかるよね」
「はい」
「それで、そのときのジュエルは『自分のくらい自分でいれれば? ここにポットあるし。おや、そんな簡単な事もできないとでもいうのかい? それとも人に甘えてるってわけ? うわぁ、もう自分の事いくつだと思ってるんだろう。自分より年下の僕でも一人でできる事だっていうのにねぇ。あぁ、本当世の中の全てが自分の思い通りにでもなるとでも思ってるんだろうか。最低だね』とかで」
(あんな動作ひとつにそこまで意味がこめられていたんですね……)
 正直、驚くアメリア。
「まぁ、仕方ない。自分でいれるかってことで、自分で香茶をいれたってわけさ」
「はぁ……そうだったんですか」
「って、そこで呑気に解説なんかしてないでさ、話の続きはいいの?」
「あぁぁぁぁぁ、聞きますっっ!!」
 ジュエルの一言に、アメリアは大慌てで首を縦に何回も強く振った。



「んで、まぁその彼には妻がいたんだ」
 昔話は続く。
「そう、とても綺麗な銀色の髪をした、とても綺麗な女性」
 目線を一瞬下へずらし、唇の皮を歯で少し捲ると、血がでてきた。
「彼女は、強くもあり、弱くもあった」
不器用で不安定で鈍感で、まるで子供のように純粋でまっさらな白い精神を持ってる人。
「二人は、とても仲がよい夫婦でした」
 ちらと、横目でアメリアを見ると、彼女は話しに聞き入っていた。
「ある日、彼らに子供が出来ました。その夫婦はとても喜びました」
 ジュエルは、軽く空気を吸う。


『ねぇ、この子の名前どうする?』
 それは、まだ若い夫婦の会話。
『何がいいだろうな』
 男は、妻が抱き上げる赤ん坊を軽く撫でる。
『それにしても、本当に綺麗な瞳ね。貴方そっくり』
 赤ん坊の頬を軽く振れながら、女はにっこりと笑う。

 男は、一度彼女に微笑むと、窓の外を眺めた。
 そこからは、白い花がたくさん咲いている丘が見えていた。
『何処見てるの?』
『丘』
 単語だけで男は答えを返した。
『そういえば、あの丘にはすっごく綺麗な花が咲いていたわよね。えぇと――――なんていったかしら―――――ほら、あの白い花』
『スノー・ジュエル』
『そう、それ。スノー・ジュエル』
 

  

ふわっと、窓の向こうから風が流れてきた。その流れる空気は、ひんやりと静かな空間の空気を、なおも静かに、緊張感を張りつめさせた。
 ラズライトは、席を立ち窓を閉めにいった。
 もう、風が冷たくなってきている。
 その窓の向こうには、白い花が咲き乱れる丘と、白い花が咲き乱れる花壇が見えていた。

 

 風は冷たく、心地よい。
 閉めた方がいい―――――というより自分は閉める為に窓の前にいるのだが、ついその心地よさに手が止まる。
 銀の髪がサラリと目の前へ移動する。
(あぁ、やっぱり前髪切ろうかな)
 こういうときに、前髪が長いというのは嫌だな、と思う。
 腰辺りの長い後ろ髪は、まぁうっとぉしければ束ねたりもするのだが、前髪はそういうわけにはいかない。
 自分の顎より4p程の長さの前髪は、後ろの髪と一緒に束ねたとしても、パラパラと次第に落ちていく。仕方なしに、いつも前髪はセンターでわけたワンレン状態。
 落ちてきた前髪を耳の後ろへもっていくと、彼は窓を閉めた。
 窓に手を添え、声に出さずに問う。
(さぁ、ジュエル君。そろそろ潮時じゃないかい?)

 頭の中にうつるのは、まだ彼が笑っていた頃。
 仲良く遊ぶ自分と彼がいて、その横には優しく微笑む父と母がいた。
窓に映るのは、成長した自分と彼の姿。もう、仲良く遊んだあの頃とは変わってしまった自分たち。
 窓には、自分と彼だけでなく濃紺の髪をもつ少女も映っていた。一度後ろを向くと、偶然彼女と目がかち合い、意味もなしにお互い笑う。その後、また視線を窓へと戻すと、ふっとため息がでた。
 彼女と偶然出会えたのは、丁度よい機会―――――そう、実に幸運だった。
逃げているのを追う事を、あえてラズライトはしなかった。
 自然にまかせる―――――つまり、逃げている状況から本人が自力で戻ってくるのをひたすら待っていたのだが。
(あれから、もう何年経つのだろうね―――――)
あの時から、彼は笑わなくなってしまった。
 あの時から、彼は脅えだした。

 あの時とはもう変わっていたのに、彼の心はその時で止まったまま。
 
 いくらなんでも、そろそろ自分も追いかけなければならないな、と最近思い始めていた。
 このままじゃぁ、彼は笑わない。例え笑う事があったとしても、その行為を認めようとしないはずだ。

万能なのではないか、といわれるほど、技術的にはラズライトの医学は完璧だった。
 それに加え、患者を不安にはさせない心遣いに、金のない者には料金を格安にする事もたびたびあった――――まぁ、人によっては法外に高い料金の場合もあるのだが。そして、その美しい容姿。確かに、好悪こそ分かれるが、彼が頼りになるのは確かだった。
 医師免許を持っていないことは、もしかしたらほとんどの人物は知っていたのかもしれない。
しかし、そんな彼も、万能と呼ばれていたとしても、実際のところ万能ではない。
 万能だなんて、この世にあるはずがないのだ。
 そんな自分にもどかしく感じるときもあったのだが、やはり自分に出来ることをするしかないのだ。
でも、その方法や、自分に出来る事というものが何なのかすらも、正直いうと余りわからない。
 自分一人では、不安だったのだ。
 ぎしぎしと音を立てて積みこまれていく否応無しの責任のプレッシャー。
 もしかしたら、自分がしたことで悪化するのかもしれない。
 つきまとう不安。責任。そして焦燥感が、孤独感さえも増長させる。光が見えない暗闇を迷っているようだ。
 そんな時、濃紺の髪の彼女がいた。
 なんと、ジュエルが自分から彼女に話そうとしているではないか。
 正直、かなり驚いた。
 同時に、たった一つの希望、光が見えてくる。光が暗闇の中で出口を見つけたのだ。 
 彼女がいれば、もしかしたら――――。
添えていた手を離し、カーテンを閉めると、その音に反応してかジュエルがこちらにちらと顔を向ける。ご機嫌ナナメな表情で睨み付けてくるところから、「さっさと戻ってこい」という事だろう。
 ラズライトは、大人しく席に座り、先ほど自分がいれた温くなった香茶を全て飲み干すと、足を組み替えジュエルに向かって呟いた。
(笑うことを拒否するのは、もう止めにしよう)
 ただし、それは発音されない言葉だった。
 彼は、そのまま二杯目の香茶をカップにそそいだ。



『本当に、綺麗な花ね』
 女は、自分の夫が摘んできてくれたスノー・ジュエルを嬉しそうに眺めた。
『で、名前はどうするんだい?』
 そう、いい加減名前を決めなくてはならなかった。
『でも、本当に貴方そっくりの綺麗な瞳よねぇ』
 完全無視である。
『……確かにな』
 否定はせずに、柔らかな笑顔を浮かべる。
『宝石みたいね…………そうね、例えていうとすれば、ラズライトみたい……』
 女はふと考え込む。
『ねぇ、今名前の候補二つばかり浮かんだのだけど、どうしましょう』
 唐突に言う女に、男は呆れながら肩をすくめる。
『その候補とは?』
『んとね、瞳の色からラズライト。あと――――』
『あと?』
『スノー・ジュエル』




「でまぁ、なんだかんだ悩んだ末に、結局名前はこうなったんだ。『ジュエル=ラズライト=スノー=セラング』とね」
その物語は、とても懐かしい、とても寂しいノンフィクション。
思わずアメリアはラズライトを見てしまったのだが、彼の表情はぴくりとも変わらなかった。
「彼らは、幸せな日々を過ごしました」
 部屋の中は、ジュエルの声だけが奇妙に響いていた。





「そんなある日の事です」
 急に声の調子が変わった。





 少し、肌寒い日だった。
『ただいま』
 男が家へと入ってきた。
『おかえりなさい』
 女と、少年は笑顔でそれを迎える。
 それは、いつもの光景。

 でも、いつもとは違う光景が其処にはあった。

『どうしたの?』
 目を丸くして、女は男に尋ねる。
『……引き取ることになった』
 唇を少し咬みながら言う男は、赤ん坊を抱いていた。
 そう、男と同じ、ミルクティー色の髪の赤ん坊だった。
『……名前は?』
 女の問いに、男は答える。
『ジュエル=オパール=イプセン=セラング』と。





 さらりと全く表情を変えずにジュエルは話をしている。その横のラズライトもまた、表情は変わらない。
 まるで、本当にただのお伽噺でも聞いているかのよう。
 アメリアは、反応に迷った。
 もしかしたら、自分はとんでもないことを聞いてしまったのではないか。 
 そんな事がふと頭をよぎる。

「男は、ミルクティーの色の髪をした赤ん坊を初めは引き取る予定じゃなかったんだ」
 ゆったりとした声が響く。
「少しでもこの二人の異母兄弟を繋げておきたかったんだろうね。だから、探したんだ。なにかで繋げておけないかと」
 現実と夢が混ざったような、不思議な感覚がした。
「そして、そのときの男は一つの花を見つけたんだ。それがもう一人の息子につけた花とそっくりな――――『スノー・ジュエル』とそっくりな、『イプセン・ジュエル』だった」




「まったく、馬鹿な父親だとは思わないかい?」
 髪を掻き上げて続ける。
「『イプセン・ジュエル』は僕と同じだ。見た目はなんの害もない花なのに、根さえ触らなければ『スノー・ジュエル』と同じなのに……」
 二つの白い花は、彼らをじっと見つめていた。
「毒があるというだけで、いつも表にたつのは『スノー・ジュエル』だ。『イプセン・ジュエル』はいつまでたっても、忌み嫌われる。だから、『イプセン・ジュエル』は『スノー・ジュエル』の影花なんだよ」
 その声は、断末魔よりも切実な叫び声のようだった。


「以上。さぁ、これで話はお終いだよ。何か質問は?」
 無理に感情を押し殺した言葉で喋る姿は、見ている方が痛々しかった。
「さぁ、そろそろ帰らなくていいのかい? 一応君は父君の仕事にくっついてきたんだろう?」
「えっと……じゃぁ……帰りますね」
 そう、答えるしかできなかった。
 今、自分はどうしたらいいのか、アメリアにはわからなかった。
 話してみませんか?等と自分から持ち出し、それの結果がこれだ。結局自分は何もできない。話を聞くことによって、彼にとって嫌なことを思い出させたのではないか。
(もう、わからないです)
 頭の中がパンク寸前だった。


 部屋を出て、そのまま帰り道を歩く。
 何故か、帰るまでの道のりが以上に長く感じられる。
 丘にある白い花が、昨日と同じようには見えない。

 なにもできない自分の不甲斐なさが嫌だった。そんな事を思う自分も嫌だった。
 それでも自分に出来ることは思い浮かばない。
 多分、慰めの言葉なんてモノは彼はほしがらないだろう。
 何を言うべきかもわからないし、何を話すべきかもわからない。
 頭の中には、貧相で陳腐な言葉しか浮かんでこないのだ。もし今度会ったとき、自分は何を言い、自分はどんな表情でいればいいのか。
 普通に、何も変わらない普段の態度をとるべきだ、という事は理解ではできるのに、それができる自信がない
 疑問だらけの思考。自分に対しての嫌悪。考えすぎて自分で自分を身動き取れなくさせてる。
そう、まさに――――。
 悪循環だ。
 無意味に、悲しくなってきた。
 何が、悲しいのか、何に悲しんでいるのかわからない。
 そして。
 悔しかった。

 


 
 一人、部屋に戻ったときもずっと頭の中がぐるぐると回っていた。
整理仕切れてない、相変わらずパンク寸前の頭でも一つだけわかったことがあった。
(彼は、また全てを話していない)
 話してもらえなかったというのは、自分の中では少し残念だったが、むしろそれが普通なのだ。
 あったばかりの自分に、あそこまで言ってくれただけでもよかった。
 自分は、いずれここを去ってセイルーンへと帰らなければならない。
 もう、これ以上深入りなどせずに、彼の事は忘れた方がいいのではないか。
 そんな事も思ってくる。
でも、そんな器用な事なんて、自分には出来ない事もわかっていた。それに、
(そんな物分かりのいい振りは嫌いですっ!!)
 ベッドの上で身体を丸め、片手で毛布を握りしめながら呟いた。
「私は、どうしたらいいんですか?」 





「ジュエル君?」
「……」
「彼女には話しても大丈夫だと思うけど」
 ラズライトは、一度ジュエルに視線を向けたが、あれからずっと俯きっぱなしの彼は、顔を上げることすらしなかった。
 その態度に、これ以上話しかけても意味は無いと感じ、軽く息を吐くと、ラズライトはスッとジュエルの家をでた。
 何故だか、踏みしめているはずの足元さえ、なんだか頼りない気がする。
 これから、いったいどうなるのだろう。
 そう、まだまだ始まったばかり。
 これはただの序章にすぎないのかもしれないのだ。
 外の冷たい空気にふれ、ふっと呟く。
「僕は、どうしたらいいんですか?」





 暗い、暗い部屋の中。窓から差し込む月明かりがぼんやりと一つの人影を映しだした。
あの物語は、とても懐かしい、とても寂しいノンフィクション。
 何故話したのか。何故全て話せなかったのか。いったい自分はどうしたいのか。
 それは、本当にただのきまぐれだった?
 誰かが自分に声を投げかける。
 思考が空廻る。足元が急に薄くなったような、本能的な不安定感。
 銀髪の青年と自分。そっくりな二つの白い花。
 なおも俯いたままのジュエルは呟く。
「僕は、どうしたらいいんですか?」






 そう、私達は、何かに祈っている。
 何に祈っているかもわからずに。
 祈っている。
 私達は、何を祈り、誰に祈り、何を願っているのでしょう。


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17496二人のジュエル君ですね・・・・・・・あんでぃ E-mail URL2001/10/11 22:44:08
記事番号17484へのコメント



どうもですvvあんでぃです(> <)
もうもう、素敵ですっ!!目で会話する仲良さげ(?)な二人にめろめろです♪
しかしあれだけ長い発言が、一語一句間違えなかったってことですかね?ジュエル君が否定しない所を見ると(笑)すごいわ、兄弟愛だわ(笑)


少し明らかになったジュエル君の秘密・・・・もしかして彼は養子だったということですかね?
でも、ラズライト君はジュエル君のそんな事を全く気にしていない様子ですし、それに気付いてあげて欲しいな、と思います(> <)

植物や動物って、たいていは自分の身を守るために毒を持っているんですよねね・・・・
イプセン・ジュエル、毒もちの花・・・・・・・ジュエル君は自分で自分を守るために毒を抱えているって感じがするのです。

だから、誰かを信用できたら毒も少しは抜けるのでないかと(^ ^;
なんてそうは簡単に世の中は行かないですかねぇ・・・・・(遠い目)



短いレスですが、続き楽しみにしていますvv
それでは、あんでぃでした☆

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17498……そういえば、二人ですね(笑)ブラッド 2001/10/11 23:55:36
記事番号17496へのコメント

こんばんわv4段アイスが食べたいぞ☆のブラッドです。

>どうもですvvあんでぃです(> <)
どもですvいつもお読み頂き本当にありがとうございますっv

>もうもう、素敵ですっ!!目で会話する仲良さげ(?)な二人にめろめろです♪
実はあのシーンとってつけた感じで(待て)
初めは無かったんですよね。でも、ちょっと書いたらなんか書いてるうちのどんどんと(をい)
仲良し………仲がよいこと。親しいこと。親しい友。
………………はいっ。彼らは仲良しなのです(その間はなんだ!?)

>しかしあれだけ長い発言が、一語一句間違えなかったってことですかね?ジュエル君が否定しない所を見ると(笑)すごいわ、兄弟愛だわ(笑)
それは、もう母親は違うとはいえ、兄弟ですものv
なんだかんだいって少し似てる部分もありますものv
だからっっ………………仲良し…………?………なんですねっ♪(ってその『?』はなんだよ)


>少し明らかになったジュエル君の秘密・・・・もしかして彼は養子だったということですかね?
まぁ、一応養子………というよし、父親の方は実の父親ですからねぇ……
とりあえず、一応少しは血はつながってるんですよ。ジュエルとラズ。

>でも、ラズライト君はジュエル君のそんな事を全く気にしていない様子ですし、それに気付いてあげて欲しいな、と思います(> <)
一応、この二人は喧嘩しつつも仲良しなのですよ。
とゆーか、某十二支の漫画の、鼠さんと蛇さんみたいな感じです。
ブラッド最近この漫画の影響受けまくりです♪
または、お姉言葉のジュエルの髪型に似たお兄さんと、その方の彼女の学校の先生みたいな感じですかね(笑)
って、漫画から影響うけすぎね、私。

>植物や動物って、たいていは自分の身を守るために毒を持っているんですよねね・・・・
自分を守るための毒……そうかもしれません。

>イプセン・ジュエル、毒もちの花・・・・・・・ジュエル君は自分で自分を守るために毒を抱えているって感じがするのです。
………そうだったのか。深いぞ、私(をい)
というか、なんというか。
毒有りの花って大抵そっくりな毒無しの花があるじゃないですか?
それで、見た目は同じなのに毒があるからって毒無しの方だけ愛でられてるのってなぁ……
と思いまして。
あと、根っこに毒あるっていうのは、彼岸花を見てです。
昔、彼岸花は駄目って学校のとある先生に言われたことがありまして(苦笑)


>だから、誰かを信用できたら毒も少しは抜けるのでないかと(^ ^;
>なんてそうは簡単に世の中は行かないですかねぇ・・・・・(遠い目)
その通りです(かなり遠い目)
信用すればするほど、裏切られたときのショックや傷は大きいです………はぁ(どっか行ったぞ、ブラッド)

>短いレスですが、続き楽しみにしていますvv
あぁぁぁぁ、楽しみにしてくださってありがとうございますvv
なんだか今回は、私いろいろと語ってしまいましたね(苦笑)
とりあえず、『笑わないで』といった人が、鍵をめちゃくちゃにぎっておりますv
っていうが、実はちょこっともうでてきましたが。

>それでは、あんでぃでした☆
はいvそれでは、レスありがとうございましたっv
ブラッドでしたvv

……今度4段アイス売ってる店探そう(最後までそれかいっっ!!)

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