◆−Slowly−ブラッド (2001/9/17 18:23:04) No.17177


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17177Slowlyブラッド 2001/9/17 18:23:04


こんにちは♪ブラッドですvv
今回は、以前ゆえさんにプレゼントさせて頂いたガウリナですvv
はっはっはっはvvゆえさんの素晴らしきHPに載せて頂いてるものなんですが
投稿する事にしました。

ん?何故それを投稿するのかだって?
新しく話し書けよですって?

ふふふふふvv

皆さんよろしくて?(この間終わってしまった某ドラマのとあるキャラ大好きです(笑))

新しく書けるもんなら書いてるさっっっ!!(開き直り)


それでは、微笑つまってるんで、その間のつなぎだろ?っていうつっこみはなっしんぐ☆でお願いします。


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            Slowly               



空は青くて
雲は真っ白で
風が時折髪に振れていって



リナは空を見上げて呟いた。
「いい天気ねぇ」
「そうだなぁ」
独り言でいったつもりなのだが、横にいたガウリィがそれに答える。

空を見上げると、ゆっくりと雲が動いていっているのがわかる。


ゆっくり ゆっくり 

ゆったりと流れていく。


テク テク テク テク


雲のテンポにあわせたってわけでもないのだが、自然に歩みも遅くなる。

長い髪が首にまとわりついたのをずらし、リナは隣を見た。

金色の髪が太陽の光に跳ね返って、なんだか眩しい。

「ん?」

ふいっと視線がリナの方に向けられて、リナは思わず視線をずらしてしてまった。

(ったく、なんでこんなわざとらしい事してんのよっ!)

自分のした行動になんとなく納得出来ず、そのまま歩く。

ゆっくり ゆっくり

テンポは変わらない。

風が一瞬強く吹いて、栗色の髪と金色の髪が同時に揺れる。

ザワッ

木々の揺れた音に耳を澄ませ、キレイな空気をたくさん吸い込む。

クス

意味もなく笑いがこみ上げて、何故だか安心する。


「なんか、幸せだよなぁ」


……………


「なぁに、いきなりすっ惚けた事いってんだか」

「笑ってるぞ」

ニコリと笑いながらガウリィは言う。

思わず指摘されて気付く。

自分の顔が緩んでいるのを。



「っるさい!!」

スパシーーーーーーーーーーーーーーーン

軽快な音をならしたあと、リナはもう一度空を見上げた。




空はやっぱり青くて。
雲は相変わらずゆっくりで。
風は緩やかに髪に振れる。




「幸せだよなぁ」

視線はまだ空を見上げたまま。

「ま、いーんじゃないの?こんな時間も」

やっぱり顔は揺るんだままで。

それに気付いているのも

やっぱり、隣で笑う彼だけ。



ゆっくりと、雲は流れて。

ゆっくりと、またリナは進んでいく。

幸せが続くようにと、願いながら



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実はブラッド、ほのぼの書くのものすごい苦手なんです。
だから、この話は本当に初っていってもいいくらい珍しいほのぼのです。
あぁ、こんな日々ずっと続いたら、ってかこんな日々が送りたいよ。
と、最近修羅場続きのブラッドです(笑)
ってか微笑続き書けよ。っていうのは、本人自覚はしております。

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

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