◆−生誕祭(17)−あごん(7/3-22:53)No.16210
 ┣はじめまして。−龍崎星海(7/3-23:04)No.16212
 ┃┗はじめまして!−あごん(7/9-21:59)No.16239
 ┣Re:生誕祭(17)−みい(7/4-20:04)No.16224
 ┃┗にゃにょんvv−あごん(7/9-22:29)No.16240
 ┗誘惑に負けた・・・(笑)−砂緒(7/8-14:46)No.16233
  ┗いいえ、貧しさに負けた・・・(笑)←昭和枯れすすきって・・・知りませんよね(笑)−あごん(7/9-22:39)No.16241


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16210生誕祭(17)あごん E-mail 7/3-22:53



   貴方が生きている限り。
   私は生きていけないわ。
   貴方が死なないのなら。
   私が死ぬしかないのよ。
   ガウリイ=ガブリエフ。
   会わなければ良かった。
   後悔しか残らなかった。
   でも、愛してしまった。


 息苦しさに目が覚めた。
 底の無い喉の乾きに神経が擦り切られていくようだった。
 ガウリイは腹筋を使って上半身を起こすと、隣のベッドに視線を落とした。そこには背中をこちらに向けて横になっている子供の姿がある。
 昨夜の魔族の襲撃の後、今日はとりあえず寝ようというガウリイの意見に誰も口を開かず、ゆっくりと首を縦に動かしただけであった。ガウリイはディトが心配だったので結局は隣室――つまり今いるこの部屋だ――へと移り、すやすやと寝息を立てる子供の姿に安堵してから、ベッドに入り。
 そして、朝が来たのだった。
 彼はベッドを降りると、窓へと近寄りなるべく音を殺しながらカーテンを開けた。
 開けると同時に差し込んでくる陽光が眩しくて、一瞬ガウリイは瞳を伏せた。額に手をかざしてから見た外は、春の悦びを神々が唄っているような、絵に描いたような晴天であった。
 少しだけ。
 ほんの少しだけ、ガウリイは頭痛がした。
 
「おはよう、ガウリイ」
 背中から掛けられた声に、ガウリイは笑顔と共に振り返り、
「おはよう。………アリーン?」
 朝の挨拶と同時に質問をしながら応えた。
「正解だ」
 アリーンは素っ気ないほどの態度でぽつりと言うと、ベッド脇に掛けてあった純白のマントを羽織い、早々と扉に向かい歩を進めた。
「……っと、もう行くのか?」
「ああ。ゆっくりする必要も感じられないからな」
 やや慌てながらのガウリイの声に、アリーンは振り返ることなく扉を開けてその向こう側へと姿を消した。

 イゼロン街道。
 ゼフィーリア王国を南北に走るこの街道は、ゼフィーリア一の長さと大きさを持つ街道である。商業・工業用の馬車が忙しなく行き来し、セントラルに向かうほとんどの旅人はこの街道を通ることになる。最も近道であるし、何より近辺には大きな街が揃っている為、警備や治安も充分であるからだろう。
「………と、言われているイゼロン街道を避けてまで横道に逸れる理由は何だ?」 
 これ以上ないであろう不機嫌な顔でアリーンがリナにそう尋ねたのは、イゼロン街道と交差する小さな街道へと進行方向が決まった時だった。
「そりゃ決まってるでしょ。盗賊い・ぢ・め・の為よ」
「………下らないな」
「そんなことはありませんよ!この世にはびこる悪を一掃する為の意義ある第一歩なんですから!」
 予想通りのリナの返答にアリーンが不機嫌な表情を崩すことなく吐き捨てたが、アメリアが握り拳を震わせながら力説した。
「そうなんですかねぇ?」
「さぁ?」
 肩をすくめるゼロスに、ガウリイも肩をすくめながら応えた。
「って、くぉら!ゼロス!!あんた、なーに付いて来てんのよっ!」
 リナが指を突き付けながらゼロスを怒鳴ったが、当のゼロスはのんびりとしたものだ。
「なんだか今更ですねぇ、それ」
「そーだよな。朝メシの時からいたじゃないか」
 ゼロスに同意しながらガウリイがうんうんと頷く。
「朝ご飯の時はいーのよ!あんた喋んなかったから!!」
「………僕に言論の自由は無いわけですね」
 たらりと汗を流すゼロスに、順番とばかりにアメリアが指を突き付けた。
「とーぜんよっ!魔族にある自由なんて正義の拳に滅ぼされる自由のみよ!!」
「………それって自由なんですか………?」
「言い切った者勝ちよっ!!」
「そ、そーですか………」
 小さな街道の真ん中で騒ぐ彼らを後目に。
「下らないな」
 呟いたアリーンの声は、木々の緑に吸い込まれていった。


「動くかな」
「動くだろうな、おそらく」
「そっか。そーだよな。うん!」
「腹は括ったか?」
「………括った」
「上等だ。よし、行くぞ」


 凄まじい爆音が空気を伝い、鼓膜を震わせた。
 全員が一斉にそちらへと顔を転じ、誰からともなく地を蹴った。
「……よっしゃ!きっと盗賊ね!素直にこっちに来ればいいものを!」
「そこでガッツポーズをとるリナの人間性を疑うわ」
「やかまし!!」
「どーせ盗賊の懐分と謝礼の二重ふんだくりでもーけ、とか思ってんだろ?」
「どやかましいわっっ!!」
 とても修羅場に向かっている者の会話とは思えないが、相手はたかが盗賊、と彼らは高を括っているのだ。
 リナ達が現場に近付くにつれ、爆音は大きくなる。
 かなりの魔法戦が繰り広げられているらしい。
 緑をかき分けガウリイが先ず戦闘領域に足を踏み入れた。
 ………人数は合わせて八、いや九人か。リナにどっちの味方をするか聞かないと………。
 そこまで考えてガウリイはリナに指示を仰ごうとしたが、瞬間、ガウリイは地を蹴り戦闘の只中へと突っ込んだ。リナにどちらの味方をするのか聞くまでもなかったからだった。
 知っている顔をそこに見つけたのだ。
 呪文詠唱中であったリナとアメリアもすぐにその存在を認めた。視線を交わし合い頷くと小走りでガウリイに続いた。
 ゼロスは近くの木にもたれてから、ふぅん、と鼻を鳴らし、同じようにして木にもたれたアリーンをちらりと見た。
 ………はてさて。この子供は一体何なんでしょうかねぇ。
 不思議そうに首を傾げたが、それきり興味は失せたのか、再びガウリイへと視線を転じた。
 アリーンは。
 ただつまらなさそうに。
「………下らないことだな」
 誰に言った言葉なのか、それだけぽつりと呟いた。

「うわあああああああっ!!オレはアレだよ!関係あるよーな無いよーな感じで行こうかなって………!!」 
 泣き言を喚きながら、十五歳前後の少年がそれでもどうにか攻撃を弾きながら逃げ惑っていた。
「おい!腹は括ったんじゃあなかったのか!?」
 白系のローブで身を包んだ青年が、少年を背中で庇いながら敵の攻撃を避け、そして剣を疾らせる。
「気の所為だったみてぇ!!」
「………ったく!無駄口利く暇があれば呪文でも唱えてろ!」
 そう言いながら青年は呪文詠唱に入った。
 剣号が鳴り渡り、魔法が飛び交う中で青年は舌打ちを禁じ得なかった。どうひいき目に見ても形勢不利は圧倒的だ。相手は七人でしかも訓練された立派な騎士だ。背中に戦闘経験不足の少年を抱えたままでは、結果は目に見えている。
「………ちっ!じり貧だぜ!」
 青年が剣を降り下ろした時だった。
 目の前を黄金がなびき、躍ったのは。
 長い金髪。
 そう青年が認識したと同時に、二人の敵が地に倒れ伏した。
「お………」
 思わず出た青年の声を遮ったのは。
「青魔烈弾波!!」
 凛とした少女の声だった。そしてまた一人が地に崩れ落ちた。背中で少年が「え?え?」と戸惑った声を出している。
 そちらへ視線を移すと同時にまたしても、力ある言葉が別の方角から聞こえた。
「螺光衝霊弾!!」  
 目映いばかりの光の帯が疾り、そしてまたしても一人が倒れた。
 ふん、と彼は息を吐くと、剣の柄を握り直し背中に隠れるようにしている少年を振り返った。
「安全圏が広くなった。その辺で待機してろ、チェード」
 チェードと呼ばれた少年はぎこちなく頷き、青年の剣を持つ手に拳を当て、
「わかった!武運を!ゼルガディス!!」
 そう言って戦闘領域外へと駆け出したのだった。安全圏へと移動したのを見守ってから、青年――ゼルガディスは剣を構え直して、苦笑一つ残して戦闘の中へと駆け出した。
「ったく。これ以上敵を倒されたら後で何を請求されるかわからんな」
 戦闘は早や終わりを告げようとしていたのは、誰の目にも明白であった。



こんばんわあvvあごんですvv
やっとお届け致しますvv生誕祭(17)!!
やっと出てきてくれましたねvv岩人間vvv(ひでぇ)
そしてもー一人のオリキャラ・チェードくんvv
チェードvv君の愛で皆の夢を暖めて(謎)!!

え〜〜と、私事ですが、パソ子を購入致しましたvv
まぁまだ現物は届いてないんですが(汗)。
それでもこれでちょっとは執筆ペースも早くなるかと(汗)。
なにせ、ドリキャス子は一気に書かないとダメですから(笑)。

ではではvいちおー主要人物は出そろいました!!
なんとか話も進んでくれるでしょー(あくまで希望)!
ではvあごんでしたvv



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16212はじめまして。龍崎星海 7/3-23:04
記事番号16210へのコメント

はじめまして。龍崎ともうします。
いつも楽しく読ませて頂いております。
とは言っても、MOに取っておいて、溜まったら印刷して一気読みなんですが。(ちなみに、音読ではありません)

それはそうと、生誕祭17,待っていました!
ゼル、登場ですか。これで役者がそろいました‥よね。
この先、どうなるのか、楽しみです。

パソ購入されたようで、おめでとうございます。
とは言っても、到着してから、しばらくはパソと格闘になるかとは思いますが。

それでは、これからも面白いお話、読ませて下さい。

最近、一番乗りを趣味にした、龍崎でした。

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16239はじめまして!あごん E-mail 7/9-21:59
記事番号16212へのコメント


>はじめまして。龍崎ともうします。

初めましてvvあごんですvvレスありがとうございますvv

>いつも楽しく読ませて頂いております。

ああああ、嬉しすぎですvvvこのような話を楽しみにしていてくださる方がいらっしゃるなんてっっvvもー少し早く書けるように努力致します(滝汗)。

>とは言っても、MOに取っておいて、溜まったら印刷して一気読みなんですが。(ちなみに、音読ではありません)

あああ、音読ではないのですね(笑)。安心です(笑)。

>それはそうと、生誕祭17,待っていました!

お待たせいたしましたvv

>ゼル、登場ですか。これで役者がそろいました‥よね。
>この先、どうなるのか、楽しみです。

役者は揃いました、が、ストーリーが進むとは限りません(をい)。

>パソ購入されたようで、おめでとうございます。
>とは言っても、到着してから、しばらくはパソと格闘になるかとは思いますが。

本日到着致しました、が!格闘中です、とゆーか!もう完敗です。
明日以降にまた戦うつもりです(笑)。

>それでは、これからも面白いお話、読ませて下さい。

ありがとうございますvv励みになりますvv

>最近、一番乗りを趣味にした、龍崎でした。

おお(笑)。頑張って下さい。
ではではvあごんでしたvv

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16224Re:生誕祭(17)みい E-mail 7/4-20:04
記事番号16210へのコメント

あごんさんは No.16210「生誕祭(17)」で書きました。

こんちゃぁっ☆みいでっす!
お久しぶりですねvv
>   貴方が生きている限り。
>   私は生きていけないわ。
>   貴方が死なないのなら。
>   私が死ぬしかないのよ。
>   ガウリイ=ガブリエフ。
>   会わなければ良かった。
>   後悔しか残らなかった。
>   でも、愛してしまった。
うにゅにゅうぃ〜〜〜〜???
あ”あ”あ”っ!更に謎が謎を喚んでいりゅぅ〜〜〜〜〜〜っ(;;)
> 息苦しさに目が覚めた。
> 底の無い喉の乾きに神経が擦り切られていくようだった。
うぁ、痛いですよねー。。。
> ガウリイは腹筋を使って上半身を起こすと、隣のベッドに視線を落とした。そこには背中をこちらに向けて横になっている子供の姿がある。
> 昨夜の魔族の襲撃の後、今日はとりあえず寝ようというガウリイの意見に誰も口を開かず、ゆっくりと首を縦に動かしただけであった。ガウリイはディトが心配だったので結局は隣室――つまり今いるこの部屋だ――へと移り、すやすやと寝息を立てる子供の姿に安堵してから、ベッドに入り。
え!?『すやすやと寝息を立てる子供の姿』っ!?
> そして、朝が来たのだった。
> 彼はベッドを降りると、窓へと近寄りなるべく音を殺しながらカーテンを開けた。
> 開けると同時に差し込んでくる陽光が眩しくて、一瞬ガウリイは瞳を伏せた。額に手をかざしてから見た外は、春の悦びを神々が唄っているような、絵に描いたような晴天であった。
> 少しだけ。
> ほんの少しだけ、ガウリイは頭痛がした。
にゅぅぅ〜〜〜??? 
>「おはよう、ガウリイ」
> 背中から掛けられた声に、ガウリイは笑顔と共に振り返り、
>「おはよう。………アリーン?」
> 朝の挨拶と同時に質問をしながら応えた。
>「正解だ」
あ、微妙な違いを見分けたのでしょうか?
で、これって出会ってからどの位の時間が経っているのでしょう?(汗っ)
> アリーンは素っ気ないほどの態度でぽつりと言うと、ベッド脇に掛けてあった純白のマントを羽織い、早々と扉に向かい歩を進めた。
純白・・・白・・・某『残酷な魔剣士』・・・(無意味な連想)
>「……っと、もう行くのか?」
>「ああ。ゆっくりする必要も感じられないからな」
> やや慌てながらのガウリイの声に、アリーンは振り返ることなく扉を開けてその向こう側へと姿を消した。
にゅぅ・・・良く起きたばっかりでサクサク動けますねぇ。
> イゼロン街道。
> ゼフィーリア王国を南北に走るこの街道は、ゼフィーリア一の長さと大きさを持つ街道である。商業・工業用の馬車が忙しなく行き来し、セントラルに向かうほとんどの旅人はこの街道を通ることになる。最も近道であるし、何より近辺には大きな街が揃っている為、警備や治安も充分であるからだろう。
>「………と、言われているイゼロン街道を避けてまで横道に逸れる理由は何だ?」 
> これ以上ないであろう不機嫌な顔でアリーンがリナにそう尋ねたのは、イゼロン街道と交差する小さな街道へと進行方向が決まった時だった。
・・・一瞬ナルを思い出した私って変ですか?ナルみたいになっちゃダメよアリーン&デイトっ!!!
>「そりゃ決まってるでしょ。盗賊い・ぢ・め・の為よ」
・・・さっすが。ロバーズ・キ
<どごがしゃっ>
ら、ぁ・・・
<どぐっ>
っぅぐっ。かはっ(吐血)。。。
>「………下らないな」
>「そんなことはありませんよ!この世にはびこる悪を一掃する為の意義ある第一歩なんですから!」
> 予想通りのリナの返答にアリーンが不機嫌な表情を崩すことなく吐き捨てたが、アメリアが握り拳を震わせながら力説した。
さ・すが・・正義、オタ・
<がさしゃどっ>
クふっ。。。
(掃除のおばちゃんが紅い液体まみれの肉塊を拾って行く。)
>「そうなんですかねぇ?」
>「さぁ?」
> 肩をすくめるゼロスに、ガウリイも肩をすくめながら応えた。
>「って、くぉら!ゼロス!!あんた、なーに付いて来てんのよっ!」
> リナが指を突き付けながらゼロスを怒鳴ったが、当のゼロスはのんびりとしたものだ。
>「なんだか今更ですねぇ、それ」
>「そーだよな。朝メシの時からいたじゃないか」
> ゼロスに同意しながらガウリイがうんうんと頷く。
>「朝ご飯の時はいーのよ!あんた喋んなかったから!!」
>「………僕に言論の自由は無いわけですね」
だって・・・魔族に人権はないでしょう?
(ってコトで復活です。焼いた灰を七つに分けて埋めるか流すかしないと滅びませんよ?私vv)
> たらりと汗を流すゼロスに、順番とばかりにアメリアが指を突き付けた。
>「とーぜんよっ!魔族にある自由なんて正義の拳に滅ぼされる自由のみよ!!」
>「………それって自由なんですか………?」
違うよーな気が・・・
>「言い切った者勝ちよっ!!」
>「そ、そーですか………」
そこでおされちゃあかんよゼロス君っっっ!
> 小さな街道の真ん中で騒ぐ彼らを後目に。
>「下らないな」
> 呟いたアリーンの声は、木々の緑に吸い込まれていった。
はーい!アリーンの意見に一票ぉ!

>「動くかな」
>「動くだろうな、おそらく」
>「そっか。そーだよな。うん!」
>「腹は括ったか?」
>「………括った」
>「上等だ。よし、行くぞ」
・・・盗賊さん?滅ぼされにきたんですか?
わざわざロバ一一一じゃなかった、リナちゃんに。
> 凄まじい爆音が空気を伝い、鼓膜を震わせた。
> 全員が一斉にそちらへと顔を転じ、誰からともなく地を蹴った。
>「……よっしゃ!きっと盗賊ね!素直にこっちに来ればいいものを!」
>「そこでガッツポーズをとるリナの人間性を疑うわ」
・・・正義押し売りするあなたの人間性を疑っても良いかしら?(身も蓋もない)
>「やかまし!!」
>「どーせ盗賊の懐分と謝礼の二重ふんだくりでもーけ、とか思ってんだろ?」
>「どやかましいわっっ!!」
> とても修羅場に向かっている者の会話とは思えないが、相手はたかが盗賊、と彼らは高を括っているのだ。
> リナ達が現場に近付くにつれ、爆音は大きくなる。
> かなりの魔法戦が繰り広げられているらしい。
> 緑をかき分けガウリイが先ず戦闘領域に足を踏み入れた。
> ………人数は合わせて八、いや九人か。リナにどっちの味方をするか聞かないと………。
> そこまで考えてガウリイはリナに指示を仰ごうとしたが、瞬間、ガウリイは地を蹴り戦闘の只中へと突っ込んだ。リナにどちらの味方をするのか聞くまでもなかったからだった。
> 知っている顔をそこに見つけたのだ。
・・・他に知ってる顔・・・?ゼルかフィリアか・・・
> 呪文詠唱中であったリナとアメリアもすぐにその存在を認めた。視線を交わし合い頷くと小走りでガウリイに続いた。
> ゼロスは近くの木にもたれてから、ふぅん、と鼻を鳴らし、同じようにして木にもたれたアリーンをちらりと見た。
> ………はてさて。この子供は一体何なんでしょうかねぇ。
私も知りたいです。ってコトで、教えて下さいvv(を)
> 不思議そうに首を傾げたが、それきり興味は失せたのか、再びガウリイへと視線を転じた。
> アリーンは。
> ただつまらなさそうに。
>「………下らないことだな」
> 誰に言った言葉なのか、それだけぽつりと呟いた。
みゅぅ?
>「うわあああああああっ!!オレはアレだよ!関係あるよーな無いよーな感じで行こうかなって………!!」 
> 泣き言を喚きながら、十五歳前後の少年がそれでもどうにか攻撃を弾きながら逃げ惑っていた。
>「おい!腹は括ったんじゃあなかったのか!?」
> 白系のローブで身を包んだ青年が、少年を背中で庇いながら敵の攻撃を避け、そして剣を疾らせる。
ゼルやん決定♪
>「気の所為だったみてぇ!!」
>「………ったく!無駄口利く暇があれば呪文でも唱えてろ!」
> そう言いながら青年は呪文詠唱に入った。
> 剣号が鳴り渡り、魔法が飛び交う中で青年は舌打ちを禁じ得なかった。どうひいき目に見ても形勢不利は圧倒的だ。相手は七人でしかも訓練された立派な騎士だ。背中に戦闘経験不足の少年を抱えたままでは、結果は目に見えている。
>「………ちっ!じり貧だぜ!」
> 青年が剣を降り下ろした時だった。
> 目の前を黄金がなびき、躍ったのは。
> 長い金髪。
> そう青年が認識したと同時に、二人の敵が地に倒れ伏した。
あ。ガウりんv
>「お………」
> 思わず出た青年の声を遮ったのは。
>「青魔烈弾波!!」
> 凛とした少女の声だった。そしてまた一人が地に崩れ落ちた。背中で少年が「え?え?」と戸惑った声を出している。
アメりんv
> そちらへ視線を移すと同時にまたしても、力ある言葉が別の方角から聞こえた。
>「螺光衝霊弾!!」  
・・・リナちゃんですよね?・・・ミリーナさんの使ってた呪文でこんなよーなのありませんでしたっけ?
> 目映いばかりの光の帯が疾り、そしてまたしても一人が倒れた。
> ふん、と彼は息を吐くと、剣の柄を握り直し背中に隠れるようにしている少年を振り返った。
>「安全圏が広くなった。その辺で待機してろ、チェード」
> チェードと呼ばれた少年はぎこちなく頷き、青年の剣を持つ手に拳を当て、
>「わかった!武運を!ゼルガディス!!」
ゼルやんvv
> そう言って戦闘領域外へと駆け出したのだった。安全圏へと移動したのを見守ってから、青年――ゼルガディスは剣を構え直して、苦笑一つ残して戦闘の中へと駆け出した。
>「ったく。これ以上敵を倒されたら後で何を請求されるかわからんな」
> 戦闘は早や終わりを告げようとしていたのは、誰の目にも明白であった。
確かに。
・・・コレでゼルも加わって『正義の仲良し四人組+α』が再結成・・・
さて、ゼルやんはゼロスさんを見てどんな反応をするのでしょう?

>こんばんわあvvあごんですvv
>やっとお届け致しますvv生誕祭(17)!!
いぇ〜いっ<ぱんっぱ〜んっ>(クラッカー)
>やっと出てきてくれましたねvv岩人間vvv(ひでぇ)
でましたねぇ。ブロウ・デーモン+ロック・ゴーレム+人。
>そしてもー一人のオリキャラ・チェードくんvv
>チェードvv君の愛で皆の夢を暖めて(謎)!!
・・・?
>え〜〜と、私事ですが、パソ子を購入致しましたvv
ををっ!
>まぁまだ現物は届いてないんですが(汗)。
>それでもこれでちょっとは執筆ペースも早くなるかと(汗)。
>なにせ、ドリキャス子は一気に書かないとダメですから(笑)。
ですよねぇ。。。
>ではではvいちおー主要人物は出そろいました!!
>なんとか話も進んでくれるでしょー(あくまで希望)!
まずは希望を予定にしましょうねvあごんさんvv

あ、『GH』の漫画なんですけど、講談社から出てますよ、コミックス。
いなだ詩穂さんが、なかよしに連載してました。
現在5巻まで出てて、緑陵高校の事件が終わってます。4巻には小説では読めないお話も載ってますよvv
5巻にはネタバレしない程度の各キャラのプロフィールが載ってます。
絵がカワイイんですよぅっ!・・・そのせいで小説の挿し絵とのギャップに驚いて未だ読めてないんですけどねぇ。
って・・・講談社のまわし者出はないです。ただ、知らないようでしたので・・・。
>ではvあごんでしたvv
ではではっみいでしたっ☆

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16240にゃにょんvvあごん E-mail 7/9-22:29
記事番号16224へのコメント


>こんちゃぁっ☆みいでっす!
>お久しぶりですねvv

こんはんわですぅvvお久しぶりですvv

>>   貴方が生きている限り。
>>   私は生きていけないわ。
>>   貴方が死なないのなら。
>>   私が死ぬしかないのよ。
>>   ガウリイ=ガブリエフ。
>>   会わなければ良かった。
>>   後悔しか残らなかった。
>>   でも、愛してしまった。
>うにゅにゅうぃ〜〜〜〜???
>あ”あ”あ”っ!更に謎が謎を喚んでいりゅぅ〜〜〜〜〜〜っ(;;)

(笑)ええ。喚んでいりゅんです(笑)。

>> 底の無い喉の乾きに神経が擦り切られていくようだった。
>うぁ、痛いですよねー。。。

いえ、実際に擦り切られてませんから大丈夫です(笑)。

>> ガウリイは腹筋を使って上半身を起こすと、隣のベッドに視線を落とした。そこには背中をこちらに向けて横になっている子供の姿がある。

>え!?『すやすやと寝息を立てる子供の姿』っ!?

??おかしいですか?アリーンもディトも一応子供の姿なんですが。

>> 少しだけ。
>> ほんの少しだけ、ガウリイは頭痛がした。
>にゅぅぅ〜〜〜??? 

ま、セントラルが近いですから(っていつ到着するんだ)。

>>「おはよう、ガウリイ」
>> 背中から掛けられた声に、ガウリイは笑顔と共に振り返り、
>>「おはよう。………アリーン?」
>> 朝の挨拶と同時に質問をしながら応えた。
>>「正解だ」
>あ、微妙な違いを見分けたのでしょうか?

ですね。野生の勘で見分けられるようになったとか(笑)。

>で、これって出会ってからどの位の時間が経っているのでしょう?(汗っ)

うぅんと。一月ですかね。(1)の時点で満月から少し欠けた月が出てまして、それからまた今は満月に少し足りない月ですから。二巡目になりますが。

>> アリーンは素っ気ないほどの態度でぽつりと言うと、ベッド脇に掛けてあった純白のマントを羽織い、早々と扉に向かい歩を進めた。
>純白・・・白・・・某『残酷な魔剣士』・・・(無意味な連想)

(笑)。

>> やや慌てながらのガウリイの声に、アリーンは振り返ることなく扉を開けてその向こう側へと姿を消した。
>にゅぅ・・・良く起きたばっかりでサクサク動けますねぇ。

朝が強いんですかね。私はメロメロに弱いんですが(苦笑)。

>>「………と、言われているイゼロン街道を避けてまで横道に逸れる理由は何だ?」 
>> これ以上ないであろう不機嫌な顔でアリーンがリナにそう尋ねたのは、イゼロン街道と交差する小さな街道へと進行方向が決まった時だった。
>・・・一瞬ナルを思い出した私って変ですか?ナルみたいになっちゃダメよアリーン&デイトっ!!!

ナルみたい、ですかね。言われてみれば(笑)。
もうなっているような気もしますがそれはそれ、と(笑)。

>>「そりゃ決まってるでしょ。盗賊い・ぢ・め・の為よ」
>・・・さっすが。ロバーズ・キ
><どごがしゃっ>
>ら、ぁ・・・
><どぐっ>
>っぅぐっ。かはっ(吐血)。。。

ゼロス「はっはっはvみいさんったら、命知らずですねぇ」

>>「そんなことはありませんよ!この世にはびこる悪を一掃する為の意義ある第一歩なんですから!」
>> 予想通りのリナの返答にアリーンが不機嫌な表情を崩すことなく吐き捨てたが、アメリアが握り拳を震わせながら力説した。
>さ・すが・・正義、オタ・
><がさしゃどっ>
>クふっ。。。
>(掃除のおばちゃんが紅い液体まみれの肉塊を拾って行く。)

肉塊ですか!?(笑)

>>「朝ご飯の時はいーのよ!あんた喋んなかったから!!」
>>「………僕に言論の自由は無いわけですね」
>だって・・・魔族に人権はないでしょう?

そりゃ人間じゃないですからねぇ。

>(ってコトで復活です。焼いた灰を七つに分けて埋めるか流すかしないと滅びませんよ?私vv)

うう。しぶとい御子じゃのぅ・・・(誰や)。

>>「とーぜんよっ!魔族にある自由なんて正義の拳に滅ぼされる自由のみよ!!」
>>「………それって自由なんですか………?」
>違うよーな気が・・・
>>「言い切った者勝ちよっ!!」
>>「そ、そーですか………」
>そこでおされちゃあかんよゼロス君っっっ!

亭主関白なタイプではなさそーです(笑)。

>>「下らないな」
>> 呟いたアリーンの声は、木々の緑に吸い込まれていった。
>はーい!アリーンの意見に一票ぉ!

おお。アリーン派ですな(笑)。

>>「動くかな」
>>「動くだろうな、おそらく」
>>「そっか。そーだよな。うん!」
>>「腹は括ったか?」
>>「………括った」
>>「上等だ。よし、行くぞ」
>・・・盗賊さん?滅ぼされにきたんですか?
>わざわざロバ一一一じゃなかった、リナちゃんに。

とーぞくではないですね。

>>「……よっしゃ!きっと盗賊ね!素直にこっちに来ればいいものを!」
>>「そこでガッツポーズをとるリナの人間性を疑うわ」
>・・・正義押し売りするあなたの人間性を疑っても良いかしら?(身も蓋もない)

アメリア「押し売ってませんっ!!押し付けてんるんです!!」
それもどーかと思うが。

>> 知っている顔をそこに見つけたのだ。
>・・・他に知ってる顔・・・?ゼルかフィリアか・・・

え〜と、原作世界ですので。フィリアは出ないんです。
ですから、ゼルアメもないんですよね(笑)。

>> ………はてさて。この子供は一体何なんでしょうかねぇ。
>私も知りたいです。ってコトで、教えて下さいvv(を)

魔法の国のプリンセスです(笑)。
いえいえ、破壊の国の王子です(をいをい)。

>> アリーンは。
>> ただつまらなさそうに。
>>「………下らないことだな」
>> 誰に言った言葉なのか、それだけぽつりと呟いた。
>みゅぅ?

みゅみゅみゅんっvv

>> 白系のローブで身を包んだ青年が、少年を背中で庇いながら敵の攻撃を避け、そして剣を疾らせる。
>ゼルやん決定♪

おっと、ゼルやん☆です。☆は必須らしいので(笑)。

>> 目の前を黄金がなびき、躍ったのは。
>> 長い金髪。
>> そう青年が認識したと同時に、二人の敵が地に倒れ伏した。
>あ。ガウりんv

ガウりんですvvv

>>「お………」
>> 思わず出た青年の声を遮ったのは。
>>「青魔烈弾波!!」
>> 凛とした少女の声だった。そしてまた一人が地に崩れ落ちた。背中で少年が「え?え?」と戸惑った声を出している。
>アメりんv

う。どっちでもいいんですが。
いちおーリナのつもりでした(爆)。

>> そちらへ視線を移すと同時にまたしても、力ある言葉が別の方角から聞こえた。
>>「螺光衝霊弾!!」  
>・・・リナちゃんですよね?・・・ミリーナさんの使ってた呪文でこんなよーなのありませんでしたっけ?

うう。こっちがアメリアだったり(汗)。
ミリーナも使ってましたがナーガもよく使ってるので。
姉妹ですし、なんか技とか似ているのかな、と(汗)。

>>「わかった!武運を!ゼルガディス!!」
>ゼルやんvv

はいぃvv皆のアイドルvvゼルやん☆ですvv

>>「ったく。これ以上敵を倒されたら後で何を請求されるかわからんな」
>> 戦闘は早や終わりを告げようとしていたのは、誰の目にも明白であった。
>確かに。
>・・・コレでゼルも加わって『正義の仲良し四人組+α』が再結成・・・
>さて、ゼルやんはゼロスさんを見てどんな反応をするのでしょう?

それは次回にてvv
と、ゆーか考えてません(笑)。

>>やっとお届け致しますvv生誕祭(17)!!
>いぇ〜いっ<ぱんっぱ〜んっ>(クラッカー)

おおvv景気がいいねっこんちくしょう!!

>>やっと出てきてくれましたねvv岩人間vvv(ひでぇ)
>でましたねぇ。ブロウ・デーモン+ロック・ゴーレム+人。

あからさまvv

>>そしてもー一人のオリキャラ・チェードくんvv
>>チェードvv君の愛で皆の夢を暖めて(謎)!!
>・・・?

謎なんですから、考えないで(笑)。

>>え〜〜と、私事ですが、パソ子を購入致しましたvv
>ををっ!

えへへへへへ〜〜vvこれでどんな文字も変換できるぞっvv

>>まぁまだ現物は届いてないんですが(汗)。
>>それでもこれでちょっとは執筆ペースも早くなるかと(汗)。
>>なにせ、ドリキャス子は一気に書かないとダメですから(笑)。
>ですよねぇ。。。

辛いんです・・・(さめざめ)

>>ではではvいちおー主要人物は出そろいました!!
>>なんとか話も進んでくれるでしょー(あくまで希望)!
>まずは希望を予定にしましょうねvあごんさんvv

げがふはがぁっ(死にかけ)!?

>あ、『GH』の漫画なんですけど、講談社から出てますよ、コミックス。
>いなだ詩穂さんが、なかよしに連載してました。
>現在5巻まで出てて、緑陵高校の事件が終わってます。4巻には小説では読めないお話も載ってますよvv
>5巻にはネタバレしない程度の各キャラのプロフィールが載ってます。
>絵がカワイイんですよぅっ!・・・そのせいで小説の挿し絵とのギャップに驚いて未だ読めてないんですけどねぇ。
>って・・・講談社のまわし者出はないです。ただ、知らないようでしたので・・・。

なるほりょ。こーだんしゃ、ですね。
またチェックしてみますvvありがとうございますvv
挿絵はホワイトハートに変わってからは、綺麗になりましたよ(笑)。

>>ではvあごんでしたvv
>ではではっみいでしたっ☆

いつもありがとーですvv
感謝ですわっほんとうにvv
ではあごんでしたvv

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16233誘惑に負けた・・・(笑)砂緒 E-mail 7/8-14:46
記事番号16210へのコメント

ども、こんにちは。砂緒です。
とうとう誘惑に負けてレスしちゃいました♪
テスト中なのに・・・くふふ・・・けへへ・・・(壊)

おおっ!新たなオリキャラですか!!
そして岩!!(嬉)
↑こんなこと言ってるけど、ゼルガディス大好きです。愛情の裏返し。

あごんさま、パソコンを飼ったんですね!(誤字有り)
これで、より多くのお話を読めるわけですねっっvv嬉しいですvv
はやく飼いならしてくださいねー!(いいかげんにしろ)


ところで。
最近、アリーンのファンだったりします(笑)
(16)の時に思ったんだけど、なんかディトの裏人格の方が腹黒くないですか!?
不等号にするとこんなカンジで。

 普通のディト<アリーン<ディト(侵食中)

どうだ!(・・・どうだって言われても・・・)
アリーンがんばれよー、とか思っちゃいます(笑)
別にわたしの同情を買ったって、アリーンは嬉しくないでしょうけど(笑)


それでは。続きも楽しみに待ってます♪


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16241いいえ、貧しさに負けた・・・(笑)←昭和枯れすすきって・・・知りませんよね(笑)あごん E-mail 7/9-22:39
記事番号16233へのコメント


>ども、こんにちは。砂緒です。

あぁんvv砂緒さまぁんvvv

>とうとう誘惑に負けてレスしちゃいました♪

やっぱし私の魅力にメロメロのよーですね(違)

>テスト中なのに・・・くふふ・・・けへへ・・・(壊)

大丈夫ですvv砂緒様はレスで壊れてない時ありませんから(笑)
今更壊れたトコロで大差はないです(ひどい)。

>おおっ!新たなオリキャラですか!!
>そして岩!!(嬉)
>↑こんなこと言ってるけど、ゼルガディス大好きです。愛情の裏返し。

ええ、私も岩石(更にひでぇ)好きですvv

>あごんさま、パソコンを飼ったんですね!(誤字有り)

ええvvやっと狩ったんです(もーメチャメチャやん)。

>これで、より多くのお話を読めるわけですねっっvv嬉しいですvv
>はやく飼いならしてくださいねー!(いいかげんにしろ)

うう。なんとか使いこなしたいものです・・・(トホー)

>ところで。
>最近、アリーンのファンだったりします(笑)

ああvvあんなナマイキなガキにファンだなんてっ!!
生きてて良かったです(感涙)。

>(16)の時に思ったんだけど、なんかディトの裏人格の方が腹黒くないですか!?
>不等号にするとこんなカンジで。
>
> 普通のディト<アリーン<ディト(侵食中)

きゃあああっ!!さりげなく核心突かれてるぅッ!!??

>どうだ!(・・・どうだって言われても・・・)
>アリーンがんばれよー、とか思っちゃいます(笑)
>別にわたしの同情を買ったって、アリーンは嬉しくないでしょうけど(笑)

いちおー伝えておきます(笑)。
返答は期待しないでください(笑)。

>それでは。続きも楽しみに待ってます♪

ありがとうございますvv
励みになりますぅぅぅ(><)
頑張って早く終わらせますね(をい)。
ではでは、あごんでしたvv

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