◆−生誕祭(16)−あごん(6/11-00:12)No.15899
 ┣Re:お久しぶりですv−みい(6/11-20:45)No.15906
 ┃┗こちらこそv−あごん(6/18-19:55)No.16001
 ┗待っておりましたっ!−みてい(6/12-22:15)No.15921
  ┗ありがとーございますvv−あごん(6/18-20:09)No.16002


トップに戻る
15899生誕祭(16)あごん E-mail 6/11-00:12



 指先からじわじわと神経がゆっくりと張り詰めてくるのがわかる。
 戦闘が始まる。
 ガウリイは微動だにせずに、斬妖剣を中段に構えたそのままで前方を見据えている。
 静かに小さな違和感が亜空から滲み出してくるのがガウリイには感じてとれた。
 リナが隣で小さく印を切るのを視界の端で確認する。
 アメリアの呪文詠唱時の凛とした声がガウリイの鼓膜を震わせる。
 ゼロスは、まるで目の前にいる三人が見えないかのように、カップを口に運んだ。
 ガウリイが柄を持つ指に僅かに力を込めたその時。
 空間がぐにゃりと歪み、それを吐き出した。
  
  くぉぉぉぉぉん………

 仔犬が鼻を鳴らすような、甲高い、だが果敢無気な音が部屋に満ちた―――瞬間、ガウリイは猛然と前方へとダッシュした。
 まずは牽制からが戦闘の基本だ。
 何より相手に有利な条件を作り上げないこと。
 その為に、ガウリイは相手が姿を見せきらない今の内から間合いを詰め、剣を振り上げた。
 ガウリイの剣が歪んだ空間を真っ二つに断ち割ろうとした瞬間、それが全身を物質世界面へと出現させ、同時に右腕を高く突き上げた。凄まじい速度で突き上げられたその右腕は物質世界面の法則に従い、風を生み出し、部屋で生まれたそのつむじ風は風の防御結界を作り出したのだ。
「ちっ!」
 風に圧された格好で、ガウリイが舌打ちと共に後ろへと数歩たたらを踏んだ。
 リナが目の前に現れた人間そのものの形を取った魔族に、
「獣王操牙弾!!」
 唱え終えていた呪文を解放した。
 光の帯が滅びの軌跡を描く。
 赤い髪を持った好青年、といった風情の魔族が余裕の笑みでその光を目で追う。
 避けられない!
 そうリナが確信した時、光の帯のその先端は赤髪の魔族に接触した。
 だが、それだけだった。
 魔族と接触し、そして光は消えた。
「…………無効化したのっ!?」
「そんな労力さえも厭わしい。たかが人間の放った力。それが例え獣王様の力を利用したものであろうとも、器が人間ごときでは我れには毛ほどの痛みさえ感じさせることはできん」
 驚愕の声を上げたリナに、魔族は淡々と答えた。
 その姿形を人間に近く作り上げられる魔族ほど、強い。
 それはリナも承知していたが、まさか獣王操牙弾が全く利かないとは思いもよらなかった。
「………上位魔族、ね。しかもゼロス並の………」
 リナの言葉に促されるように、赤髪の魔族はゼロスへと視線を転じた。
 ゼロスもその視線を受けるように、ゆっくりと顔を上げる。
「ふむ。獣王様の御意志がどのようなものかは存じぬが、我が王はガウリイ=ガブリエフの抹殺を選択しておられる。邪魔立てはせぬようお願い申し上げる」
 赤と黒の魔族同士の視線が空中にて絡み合い―――。
「崩霊裂っ!!」
 アメリアの声が白き炎を生み出した。
 赤髪が、白に包まれる。


「上位魔族かっ!?」
 廊下を駆けながらアリーンは低く吐き捨てた。
 この子供の姿では足の歩みもその歩幅も小さくて、隣室までの道のりが遠く感じられる。
 全く、仕方がないとはいえ腹立たしい。
「しかし、相手が上位魔族ならばガウリイは一瞬とて保たない可能性が大きい。急がなけらば」 
 焦りの色さえ口調に添わせて、アリーンが隣室の扉の前に到着した。


「どーですっ!?完全無防備での崩霊裂はさすがにダメ押しでしょう!」
 勝ち誇るアメリアの声が部屋に響き渡り、ゼロスは肩をすくめた。
「油断もなにも。彼は先ほどのリナさんの攻撃に何一つ注意を払っていませんでしたよ」
「その通りだ。人間ごときの力で、我れに傷を付けることが不可能なのだが?人間の女よ」 
 抑揚のない声がゼロスに続き、白い炎はかき消えた。
「なっ………!!?」
 アメリアが絶句したが、赤髪の魔族はそちらを振り向くことなく、ガウリイへと焦点を当てた。その灰色の瞳がガウリイの姿を写し、形の良い唇が小さく動く。
「不穏分子、いや、不安要素の方が良いのかもしれぬな。何故ガウリイ=ガブリエフの名が意識世界面や精神世界面に轟いたのかは判らぬが、何事が起こってからでは遅いゆえ、始末させて頂こう。女、動かぬが良い。お前には興味が無いゆえ」
 最後の言葉は呪文を詠唱し始めたリナに向けられたものだった。
「まぁ、見届けさせて頂きますよ、ガウリイさん」
 脂汗を流し動けないアメリアとリナに少し目をくれてから、ゼロスが愉し気に笑む。
 ガウリイが再び床を蹴った。
 赤髪の魔族は面白くなさそうに右腕を上げる。それだけでガウリイが今までいた空間が歪んだ。
「ガウリイさんの生死には興味がありませんしね」
 金の長い髪が空中にて躍る。ガウリイが迅すぎる速度で剣を唸らせたのだ。
 これは当たると痛そうだ、と赤髪の魔族が呟き、空間に溶け消えた。空しく斬妖剣が振られたが、その反動を利用してガウリイは後方へと剣を疾らせた。
「今回の僕は、見届けること。これが命令なんですよ」
 リナとアメリアも漸く呪文を唱え始めた。
 赤髪の魔族は出現と同時に呻いた。これは勘が良い男よな、と紙一重で斬撃をかわし、再び虚空へと姿を消す。
「事態が判らないからといってそれを野放しになさるのは獣王様流儀ではないですから。以降の為にも判明まで調査をするおつもりらしいですからねぇ」
 赤髪の男が唐突に床から顔を出した。これにはガウリイも意表を突かれたのかうわっ、と間の抜けた声を上げた。
「ここで死ぬならそれまでの存在ということですね、ガウリイさん」
 ゼロスが一口香茶を飲んだ。


「ガウリイは殺させない。ガウリイにはセントラルまで来る理由と事情があるのだからな」
 アリーンは微笑して、ゆっくりと瞳を閉じた。
 扉に背を預け、まるで立ったまま寝ているように見える。
 その瞳が、かっと開けられた。
「なっ!!ディトっ!?」
 驚きの声でアリーンは歯を剥いた。


 赤髪の魔族の腕が下方から真っ直ぐにガウリイの心臓を正確に狙う。
「ガウリイっっ!!」
 リナが呪文を中断して床を蹴り、二つの影へと駆け寄ろうとした。
 真上に振り上げられた剣が、魔族の腕を防ぐために降ろすその時間があれば、十分魔族の腕はガウリイの心臓を貫くだろう。
 突っ差にガウリイは足で魔族の腕を蹴りつけた、が、それは空振りに終わった。
 ゼロスの瞳がすぅっと細まる。
「うぐああああああああああああっっ!!!」
 部屋中に叫び声が充満した。

 断末魔の叫びを発したのは。
 ガウリイではなく、赤髪の魔族であった。彼はガウリイを殺そうと腕を伸ばした時、叫び声を上げながら消え去ったのだ。
 しばらくの間は、誰も身動きひとつしなかった。 
「なっ!!何が起こったんですか!今のは!!」
 ゼロスには珍しく、声を荒らげて彼は椅子を蹴りながら立ち上がった。
 床に尻餅をついたままでガウリイはきょとん、とゼロスを振り仰いでいる。
「ガウリイっ!?無事なのっ!?」
 リナとアメリアがガウリイの傍で膝をついて彼の安全を確認した。
「な……何が起こったんですか、今?」
 アメリアがおそるおそるとガウリイとゼロスの顔を見比べ、最後にはリナを見て呆然と呟く。
「それが、俺にもよくわからんのだが………」
 ガウリイは小首を傾げてリナとアメリアを見てから、ゼロスへと向き直った。
 リナは無言で空の一点を見つめているだけだった。
「彼は滅びました。それに間違いはありませんが、精神世界面からの攻撃ではありませんでした」
 ゼロスはひどく無表情でそれだけ言って、ガウリイへとひたりと視線を落とした。
「おそらく、意識世界面からの、攻撃と思われます。しかし………」
 言葉を濁すゼロスに、リナは冷めた視線を送った。
「あんた確か言ってたわよね。魔族も人間も神族でさえも意識世界面には干渉できないって」
「…………言いました」
 アメリアが眉根を寄せて、ゼロスを見つめる。
「え?でも意識世界面からの攻撃、なのよね?」
 ゼロスは首を横に数回振った。
「わかりません。おそらく、と言ったはずです。干渉できないのに意識世界面からだ、などと僕に言えるわけがありません」
「え?じゃあなんでわかるのよ?」
 重ねて問うアメリアに、ゼロスは苦笑した。
「では、精神世界面からでも物質世界面からでもない攻撃でした、と訂正した方が良いんでしょうかね」


 夜目にも赤いとわかる唇が微笑っている。
「ふん。アリーン、お前がガウリイを助けるんじゃない。このディトが、ガウリイを助けてこそ意味があるんだ。そう焦ることはないだろうに。もうすぐだ、アリーン。もうすぐにお前を消してやるよ、あらゆる世界から」
 アリーンの表情で。
 アリーンの口調で。
 ディトがひとりたたずんでいた。
 境界線は日毎に曖昧になっているように感じられる。 
 否。
 訂正しよう。
 ガウリイ達の知っているディトは、別のディトによって侵食される一方を辿る、と。

 明日は月が見えるだろうか、と。
 ディトはそれだけ考えていた。

 セントラルまでは余りにも近くて。
 泣きたいほどに遠い。



こんばんわvvあごんですvv
お久しぶりです(生誕祭は、ですが)vvvvv
最後のセントラルまでの泣きたくなるほど遠い、はそのまま筆者の叫びです(笑)
だいぶ前に出た意識世界面がよーやくまた顔を出してくれましたvv
これからはちゃんとマメにアップしていける予定です(苦笑)。
とにかく頑張れ!自分!!
と、自分で応援メッセージを送りつつv
あごんでしたぁvv



トップに戻る
15906Re:お久しぶりですvみい E-mail 6/11-20:45
記事番号15899へのコメント

あごんさんは No.15899「生誕祭(16)」で書きました。

こんちゃぁ〜☆みいでぃっす!

> 指先からじわじわと神経がゆっくりと張り詰めてくるのがわかる。
> 戦闘が始まる。
> ガウリイは微動だにせずに、斬妖剣を中段に構えたそのままで前方を見据えている。
中段・・・(るろ剣で調べ中)・・・あぁ、5行の構えの正眼ですね♪
言われてみれば、ガウリんっていつもこの構えですね。
> 静かに小さな違和感が亜空から滲み出してくるのがガウリイには感じてとれた。
> リナが隣で小さく印を切るのを視界の端で確認する。
印を切る呪文・・・ゼラス様の呪文とかですか?(勘)
> アメリアの呪文詠唱時の凛とした声がガウリイの鼓膜を震わせる。
戦闘中のアメりんはキャピキャピしてなくてかっこいいですよね〜♪
> ゼロスは、まるで目の前にいる三人が見えないかのように、カップを口に運んだ。
さっすがゼロスさん。
> ガウリイが柄を持つ指に僅かに力を込めたその時。
> 空間がぐにゃりと歪み、それを吐き出した。
うにょ?確か、あごんさんの解釈では魔族はアストラルを通して見えてるだけ、なんでしたよね?
・・・今、ふと思ったんですけどレッサーデーモンとかの亜魔族ってどーなるんです?  
>  くぉぉぉぉぉん………
くぅぅぅぅん くぅぅぅぅん (犬の鳴きまねで対抗)
> 仔犬が鼻を鳴らすような、甲高い、だが果敢無気な音が部屋に満ちた―――瞬間、ガウリイは猛然と前方へとダッシュした。
> まずは牽制からが戦闘の基本だ。
> 何より相手に有利な条件を作り上げないこと。
> その為に、ガウリイは相手が姿を見せきらない今の内から間合いを詰め、剣を振り上げた。
> ガウリイの剣が歪んだ空間を真っ二つに断ち割ろうとした瞬間、それが全身を物質世界面へと出現させ、同時に右腕を高く突き上げた。凄まじい速度で突き上げられたその右腕は物質世界面の法則に従い、風を生み出し、部屋で生まれたそのつむじ風は風の防御結界を作り出したのだ。
ほえぇぇぇ。。。
>「ちっ!」
> 風に圧された格好で、ガウリイが舌打ちと共に後ろへと数歩たたらを踏んだ。
> リナが目の前に現れた人間そのものの形を取った魔族に、
>「獣王操牙弾!!」
> 唱え終えていた呪文を解放した。
あ。当った。
> 光の帯が滅びの軌跡を描く。
> 赤い髪を持った好青年、といった風情の魔族が余裕の笑みでその光を目で追う。
> 避けられない!
> そうリナが確信した時、光の帯のその先端は赤髪の魔族に接触した。
> だが、それだけだった。
> 魔族と接触し、そして光は消えた。
>「…………無効化したのっ!?」
>「そんな労力さえも厭わしい。たかが人間の放った力。それが例え獣王様の力を利用したものであろうとも、器が人間ごときでは我れには毛ほどの痛みさえ感じさせることはできん」
> 驚愕の声を上げたリナに、魔族は淡々と答えた。
ほえぇ。毛ほどの痛みも感じないってかなり高位な魔族じゃないですか。いくら人間って言っても
あのシャブラニグドゥの2/7倒したリナちゃんの術なのに。
しかも上の位の魔族の力借りたら痛いはずなのに。。。
> その姿形を人間に近く作り上げられる魔族ほど、強い。
> それはリナも承知していたが、まさか獣王操牙弾が全く利かないとは思いもよらなかった。
>「………上位魔族、ね。しかもゼロス並の………」
・・・「ゼロス並」?
> リナの言葉に促されるように、赤髪の魔族はゼロスへと視線を転じた。
> ゼロスもその視線を受けるように、ゆっくりと顔を上げる。
>「ふむ。獣王様の御意志がどのようなものかは存じぬが、我が王はガウリイ=ガブリエフの抹殺を選択しておられる。邪魔立てはせぬようお願い申し上げる」
「我が王」ってコトは、ダルフィンかグラウシェラーの腹心な訳ですよね?
でも、シャブラニグドゥの腹心抜いた中で一番強いのってゼロス君なのでは?
海将軍、海神官にしても覇神官にしてもひとりでゼロス君と闘ったらボロ負けですよね?
「並」って言葉はちょっと矛盾してませんか?
と、私は思うのですが。。。気分悪くしたらごめんなさいです。
> 赤と黒の魔族同士の視線が空中にて絡み合い―――。
>「崩霊裂っ!!」
> アメリアの声が白き炎を生み出した。
> 赤髪が、白に包まれる。
みゅぅ。効くのかなぁ?獣王操牙弾痛くもかゆくも思わない奴にぃっ!
(ゼラス様の技がぁっ!!!/泣)

>「上位魔族かっ!?」
うにょっ?ガウりん?
> 廊下を駆けながらアリーンは低く吐き捨てた。
あらアリーン。
> この子供の姿では足の歩みもその歩幅も小さくて、隣室までの道のりが遠く感じられる。
> 全く、仕方がないとはいえ腹立たしい。
にゅぅ?アリーンは、子供の小さな身体じゃない身体を使った事があるの・・・?
>「しかし、相手が上位魔族ならばガウリイは一瞬とて保たない可能性が大きい。急がなけらば」 
> 焦りの色さえ口調に添わせて、アリーンが隣室の扉の前に到着した。
来た来た。

>「どーですっ!?完全無防備での崩霊裂はさすがにダメ押しでしょう!」
> 勝ち誇るアメリアの声が部屋に響き渡り、ゼロスは肩をすくめた。
>「油断もなにも。彼は先ほどのリナさんの攻撃に何一つ注意を払っていませんでしたよ」
>「その通りだ。人間ごときの力で、我れに傷を付けることが不可能なのだが?人間の女よ」 
> 抑揚のない声がゼロスに続き、白い炎はかき消えた。
やっぱし。
>「なっ………!!?」
> アメリアが絶句したが、赤髪の魔族はそちらを振り向くことなく、ガウリイへと焦点を当てた。その灰色の瞳がガウリイの姿を写し、形の良い唇が小さく動く。
>「不穏分子、いや、不安要素の方が良いのかもしれぬな。何故ガウリイ=ガブリエフの名が意識世界面や精神世界面に轟いたのかは判らぬが、何事が起こってからでは遅いゆえ、始末させて頂こう。女、動かぬが良い。お前には興味が無いゆえ」
> 最後の言葉は呪文を詠唱し始めたリナに向けられたものだった。
不穏分子???なんですか?教えて下さい。
>「まぁ、見届けさせて頂きますよ、ガウリイさん」
> 脂汗を流し動けないアメリアとリナに少し目をくれてから、ゼロスが愉し気に笑む。
> ガウリイが再び床を蹴った。
> 赤髪の魔族は面白くなさそうに右腕を上げる。それだけでガウリイが今までいた空間が歪んだ。
おぉ、間一髪。ガウりんだから避けられるって感じですねぇ。
>「ガウリイさんの生死には興味がありませんしね」
みゅぅ。。。ゼロス君が魔族してるぅ〜〜〜っ(;;)
> 金の長い髪が空中にて躍る。ガウリイが迅すぎる速度で剣を唸らせたのだ。
> これは当たると痛そうだ、と赤髪の魔族が呟き、空間に溶け消えた。空しく斬妖剣が振られたが、その反動を利用してガウリイは後方へと剣を疾らせた。
>「今回の僕は、見届けること。これが命令なんですよ」
> リナとアメリアも漸く呪文を唱え始めた。
> 赤髪の魔族は出現と同時に呻いた。これは勘が良い男よな、と紙一重で斬撃をかわし、再び虚空へと姿を消す。
>「事態が判らないからといってそれを野放しになさるのは獣王様流儀ではないですから。以降の為にも判明まで調査をするおつもりらしいですからねぇ」
> 赤髪の男が唐突に床から顔を出した。これにはガウリイも意表を突かれたのかうわっ、と間の抜けた声を上げた。
コレはビックリ。
>「ここで死ぬならそれまでの存在ということですね、ガウリイさん」
> ゼロスが一口香茶を飲んだ。
みぃいいいっ!!!

>「ガウリイは殺させない。ガウリイにはセントラルまで来る理由と事情があるのだからな」
> アリーンは微笑して、ゆっくりと瞳を閉じた。
> 扉に背を預け、まるで立ったまま寝ているように見える。
あにょ?入らないんですか?
> その瞳が、かっと開けられた。
>「なっ!!ディトっ!?」
> 驚きの声でアリーンは歯を剥いた。
ぅえっ!?

> 赤髪の魔族の腕が下方から真っ直ぐにガウリイの心臓を正確に狙う。
>「ガウリイっっ!!」
> リナが呪文を中断して床を蹴り、二つの影へと駆け寄ろうとした。
> 真上に振り上げられた剣が、魔族の腕を防ぐために降ろすその時間があれば、十分魔族の腕はガウリイの心臓を貫くだろう。
> 突っ差にガウリイは足で魔族の腕を蹴りつけた、が、それは空振りに終わった。
> ゼロスの瞳がすぅっと細まる。
>「うぐああああああああああああっっ!!!」
> 部屋中に叫び声が充満した。
ふみ?心臓一突きされれば悲鳴あげる前に死んじゃいますよね?
> 断末魔の叫びを発したのは。
> ガウリイではなく、赤髪の魔族であった。彼はガウリイを殺そうと腕を伸ばした時、叫び声を上げながら消え去ったのだ。
あ。やっぱし。
> しばらくの間は、誰も身動きひとつしなかった。 
>「なっ!!何が起こったんですか!今のは!!」
> ゼロスには珍しく、声を荒らげて彼は椅子を蹴りながら立ち上がった。
あら珍しい。
> 床に尻餅をついたままでガウリイはきょとん、とゼロスを振り仰いでいる。
>「ガウリイっ!?無事なのっ!?」
> リナとアメリアがガウリイの傍で膝をついて彼の安全を確認した。
>「な……何が起こったんですか、今?」
> アメリアがおそるおそるとガウリイとゼロスの顔を見比べ、最後にはリナを見て呆然と呟く。
>「それが、俺にもよくわからんのだが………」
> ガウリイは小首を傾げてリナとアメリアを見てから、ゼロスへと向き直った。
> リナは無言で空の一点を見つめているだけだった。
リナちゃんは何を考えているの???
>「彼は滅びました。それに間違いはありませんが、精神世界面からの攻撃ではありませんでした」
> ゼロスはひどく無表情でそれだけ言って、ガウリイへとひたりと視線を落とした。
>「おそらく、意識世界面からの、攻撃と思われます。しかし………」
アストラルでもこっちの世界からでもないし。
> 言葉を濁すゼロスに、リナは冷めた視線を送った。
>「あんた確か言ってたわよね。魔族も人間も神族でさえも意識世界面には干渉できないって」
>「…………言いました」
> アメリアが眉根を寄せて、ゼロスを見つめる。
>「え?でも意識世界面からの攻撃、なのよね?」
> ゼロスは首を横に数回振った。
>「わかりません。おそらく、と言ったはずです。干渉できないのに意識世界面からだ、などと僕に言えるわけがありません」
>「え?じゃあなんでわかるのよ?」
> 重ねて問うアメリアに、ゼロスは苦笑した。
>「では、精神世界面からでも物質世界面からでもない攻撃でした、と訂正した方が良いんでしょうかね」
みゅぅ。(悩)

> 夜目にも赤いとわかる唇が微笑っている。
>「ふん。アリーン、お前がガウリイを助けるんじゃない。このディトが、ガウリイを助けてこそ意味があるんだ。そう焦ることはないだろうに。もうすぐだ、アリーン。もうすぐにお前を消してやるよ、あらゆる世界から」
っ!?『あらゆる世界から』!?
> アリーンの表情で。
> アリーンの口調で。
> ディトがひとりたたずんでいた。
> 境界線は日毎に曖昧になっているように感じられる。 
> 否。
> 訂正しよう。
> ガウリイ達の知っているディトは、別のディトによって侵食される一方を辿る、と。
うにょぉ???(苦悩)
> 明日は月が見えるだろうか、と。
> ディトはそれだけ考えていた。
みゆぃ。。。
> セントラルまでは余りにも近くて。
> 泣きたいほどに遠い。
・・・これってもしかして、あごんさんのココロの叫び?じゃ、ないですよね。

>こんばんわvvあごんですvv
こんちゃvvみいですvv
>お久しぶりです(生誕祭は、ですが)vvvvv
お久しぶりですねぇv
>最後のセントラルまでの泣きたくなるほど遠い、はそのまま筆者の叫びです(笑)
あ”。
>だいぶ前に出た意識世界面がよーやくまた顔を出してくれましたvv
>これからはちゃんとマメにアップしていける予定です(苦笑)。
わ〜いっ♪
>とにかく頑張れ!自分!!
>と、自分で応援メッセージを送りつつv
ってコトで頑張って下さいっvvv

★ここまで読んでの私の推理(ってほどのモノではないです)。★
まず。デイトは、人でも魔でも神でもないんじゃないか、と言う事です。
で、ガウリイを守る為に意識世界面から攻撃した、と。
ゼロス君は、人間、魔族、神族は意識世界面に干渉できない、と言ったんですから。
               ̄
その他の種族一エルフ、ドワーフ、ドラゴン等一の可能性もなきにしもあらず、ですよね?
私が知らない一一あごんさんが作った種族、ってゆー可能性もありますし。
・・・L様の力が使えればゼロス君に気付かれずに…って無理ですかねぇ?
まとまってませんが、異常一一一もとい、以上です。

で、前のレス(十二国記パロ)の時に答えてなかったような気がするので、GHの好きなキャラですv
と、言っても漫画の方しか読んでないのでジーン、まどかさん等はわかりませんが。(ネタバレの小説を知らずに読んで知りました。)
えぇっと・・・まず、安原さんですねぇvどことなくゼロスさんが入ってるような・・・(をい)
アニメ化するなら是非石田さんでやってほしいです。(をひ!)
次点はぼーさんと麻衣ですv でも、皆個性があって好きですよぅvvv

>あごんでしたぁvv
であであ、なんだかホントに変で、まとまってませんがみいでしたっ☆

トップに戻る
16001こちらこそvあごん E-mail 6/18-19:55
記事番号15906へのコメント


>こんちゃぁ〜☆みいでぃっす!

こんばんわぁvお久しぶりですvあごんですvv

>> ガウリイは微動だにせずに、斬妖剣を中段に構えたそのままで前方を見据えている。
>中段・・・(るろ剣で調べ中)・・・あぁ、5行の構えの正眼ですね♪
>言われてみれば、ガウリんっていつもこの構えですね。

お調べになったんですか(笑)。
ご丁寧にどーもです(笑)。ま、その流派によって色々あるんですけどね。

>印を切る呪文・・・ゼラス様の呪文とかですか?(勘)

お〜あたり〜〜〜(どんどんぱふぱふ)♪

>> アメリアの呪文詠唱時の凛とした声がガウリイの鼓膜を震わせる。
>戦闘中のアメりんはキャピキャピしてなくてかっこいいですよね〜♪

ですね。私も好きですv

>> ゼロスは、まるで目の前にいる三人が見えないかのように、カップを口に運んだ。
>さっすがゼロスさん。

魔族魔族っと(笑)

>> ガウリイが柄を持つ指に僅かに力を込めたその時。
>> 空間がぐにゃりと歪み、それを吐き出した。
>うにょ?確か、あごんさんの解釈では魔族はアストラルを通して見えてるだけ、なんでしたよね?

確かに実際には物質世界面にはいないんですが、超高密度の精神体といいますか。物質世界面に「干渉」するという位ですから、ちゃんと物質世界面に具現化できます。でないと「干渉」する、とは言えませんよね。

>・・・今、ふと思ったんですけどレッサーデーモンとかの亜魔族ってどーなるんです?  

それはですから媒介があるんですよ、亜魔族ってのは。
だからこその亜種なわけですよね。

>>  くぉぉぉぉぉん………
>くぅぅぅぅん くぅぅぅぅん (犬の鳴きまねで対抗)

ぴぎーっぴぎーっ(謎の動物で対抗・笑)

>> まずは牽制からが戦闘の基本だ。

>ほえぇぇぇ。。。

をや?どーしました?アラレちゃんでも乗り移りましたか(笑)?

>>「獣王操牙弾!!」
>> 唱え終えていた呪文を解放した。
>あ。当った。

ごほーびは何がいーですか(笑)?

>>「そんな労力さえも厭わしい。たかが人間の放った力。それが例え獣王様の力を利用したものであろうとも、器が人間ごときでは我れには毛ほどの痛みさえ感じさせることはできん」
>> 驚愕の声を上げたリナに、魔族は淡々と答えた。
>ほえぇ。毛ほどの痛みも感じないってかなり高位な魔族じゃないですか。いくら人間って言っても
>あのシャブラニグドゥの2/7倒したリナちゃんの術なのに。

2/7シャブラニグドゥ?そんな闘いありましたっけ?
とゆーか今のリナって増幅してませんから(笑)。

>しかも上の位の魔族の力借りたら痛いはずなのに。。。

そういった設定も本編には無いと思うんですが・・・。
ありましたっけ?

>>「………上位魔族、ね。しかもゼロス並の………」
>・・・「ゼロス並」?

そうです。あくまでも「並」です。「同等」ではありません。

>>「ふむ。獣王様の御意志がどのようなものかは存じぬが、我が王はガウリイ=ガブリエフの抹殺を選択しておられる。邪魔立てはせぬようお願い申し上げる」
>「我が王」ってコトは、ダルフィンかグラウシェラーの腹心な訳ですよね?

まー、そうなりますかね(考えてませんし・笑)

>でも、シャブラニグドゥの腹心抜いた中で一番強いのってゼロス君なのでは?
>海将軍、海神官にしても覇神官にしてもひとりでゼロス君と闘ったらボロ負けですよね?
>「並」って言葉はちょっと矛盾してませんか?
>と、私は思うのですが。。。気分悪くしたらごめんなさいです。

えっとですねぇ。メジャーリーグありますよね。
あーゆー感じで捉えて頂ければいいんですが。
新庄とイチローって同じメジャー選手ですよね。
つまりどちらも「メジャー級」なわけです。野球知らない人からすれば「どっちもメジャーで活躍してスゴイなぁ」って話になりますよね。だからって野球を知ってる人間からすりゃ日本の野球と米の野球は別物ですし。
ましてや新庄とイチローって同じメジャー選手ですけど同等ではないです。
そーゆーコトなんですけど。
つまり人間にとって魔族の分け方ってズボラだと思うんですよ。
高位・上位・中位・下位、と。
みいさんの考えでいけば上位魔族ってゼロスだけになりますよ?

>> 赤と黒の魔族同士の視線が空中にて絡み合い―――。
>>「崩霊裂っ!!」
>> アメリアの声が白き炎を生み出した。
>> 赤髪が、白に包まれる。
>みゅぅ。効くのかなぁ?獣王操牙弾痛くもかゆくも思わない奴にぃっ!
>(ゼラス様の技がぁっ!!!/泣)

さすがは獣王ファミリーですね(笑)

>>「上位魔族かっ!?」
>うにょっ?ガウりん?

のんのんv

>> 廊下を駆けながらアリーンは低く吐き捨てた。
>あらアリーン。

ええ、アリーンですわv

>> この子供の姿では足の歩みもその歩幅も小さくて、隣室までの道のりが遠く感じられる。
>> 全く、仕方がないとはいえ腹立たしい。
>にゅぅ?アリーンは、子供の小さな身体じゃない身体を使った事があるの・・・?

ふふふ。それはこれから明らかになっていきますよv

>>「しかし、相手が上位魔族ならばガウリイは一瞬とて保たない可能性が大きい。急がなけらば」 
>> 焦りの色さえ口調に添わせて、アリーンが隣室の扉の前に到着した。
>来た来た。

行った行った。
のこったのこった(違)

>> 抑揚のない声がゼロスに続き、白い炎はかき消えた。
>やっぱし。

かわいそーなアメリア・・・・

>不穏分子???なんですか?教えて下さい。

読んで字がごとしです。
穏やかでない事態を作り上げる要素、とでも思ってください。

>> 赤髪の魔族は面白くなさそうに右腕を上げる。それだけでガウリイが今までいた空間が歪んだ。
>おぉ、間一髪。ガウりんだから避けられるって感じですねぇ。

まったくもってそのとーりっ!でーすわv

>>「ガウリイさんの生死には興味がありませんしね」
>みゅぅ。。。ゼロス君が魔族してるぅ〜〜〜っ(;;)

ダメれすか(笑)?

>> 赤髪の男が唐突に床から顔を出した。これにはガウリイも意表を突かれたのかうわっ、と間の抜けた声を上げた。
>コレはビックリ。

玉手箱♪

>>「ここで死ぬならそれまでの存在ということですね、ガウリイさん」
>> ゼロスが一口香茶を飲んだ。
>みぃいいいっ!!!

なんでご自分の名前を叫んでいるんです(笑)!?

>> 扉に背を預け、まるで立ったまま寝ているように見える。
>あにょ?入らないんですか?

うにゃ。入らないです。

>> その瞳が、かっと開けられた。
>>「なっ!!ディトっ!?」
>> 驚きの声でアリーンは歯を剥いた。
>ぅえっ!?

したっ!?
みぎ、ひだりっっ!?(違)

>>「うぐああああああああああああっっ!!!」
>> 部屋中に叫び声が充満した。
>ふみ?心臓一突きされれば悲鳴あげる前に死んじゃいますよね?

ふふふふふふv

>> 断末魔の叫びを発したのは。
>> ガウリイではなく、赤髪の魔族であった。彼はガウリイを殺そうと腕を伸ばした時、叫び声を上げながら消え去ったのだ。
>あ。やっぱし。

まぁ、今回はガウリイが主役ですし(笑)。
ええ、死なせませんとも(笑)

>> ゼロスには珍しく、声を荒らげて彼は椅子を蹴りながら立ち上がった。
>あら珍しい。

今回のゼロスは結構珍しい態度とかとるかも、です。

>> リナは無言で空の一点を見つめているだけだった。
>リナちゃんは何を考えているの???

「明日の朝ご飯何にしよーかなぁ」だったらどーします(笑)?
どーもしませんがね(爆)。

>>「おそらく、意識世界面からの、攻撃と思われます。しかし………」
>アストラルでもこっちの世界からでもないし。

はいvセンシズサイドですわんv

>>「では、精神世界面からでも物質世界面からでもない攻撃でした、と訂正した方が良いんでしょうかね」
>みゅぅ。(悩)

悩んどる悩んどる(笑)

>> 夜目にも赤いとわかる唇が微笑っている。
>>「ふん。アリーン、お前がガウリイを助けるんじゃない。このディトが、ガウリイを助けてこそ意味があるんだ。そう焦ることはないだろうに。もうすぐだ、アリーン。もうすぐにお前を消してやるよ、あらゆる世界から」
>っ!?『あらゆる世界から』!?

はい。額面通りで結構です。

>> アリーンの表情で。
>> アリーンの口調で。
>> ディトがひとりたたずんでいた。
>> 境界線は日毎に曖昧になっているように感じられる。 
>> 否。
>> 訂正しよう。
>> ガウリイ達の知っているディトは、別のディトによって侵食される一方を辿る、と。
>うにょぉ???(苦悩)

苦悩しとる苦悩しとる(にやり)

>> 明日は月が見えるだろうか、と。
>> ディトはそれだけ考えていた。
>みゆぃ。。。

みゅいv

>> セントラルまでは余りにも近くて。
>> 泣きたいほどに遠い。
>・・・これってもしかして、あごんさんのココロの叫び?じゃ、ないですよね。

がふぅっ(吐血)!!

>>こんばんわvvあごんですvv
>こんちゃvvみいですvv

どーもありがとうございますvv

>>お久しぶりです(生誕祭は、ですが)vvvvv
>お久しぶりですねぇv
>>最後のセントラルまでの泣きたくなるほど遠い、はそのまま筆者の叫びです(笑)
>あ”。

ぐっはぁぁっ(血涙)!!

>>だいぶ前に出た意識世界面がよーやくまた顔を出してくれましたvv
>>これからはちゃんとマメにアップしていける予定です(苦笑)。
>わ〜いっ♪

ありがとーございますぅぅ(歓喜)!!!

>>とにかく頑張れ!自分!!
>>と、自分で応援メッセージを送りつつv
>ってコトで頑張って下さいっvvv

はいぃvv頑張りますvv7月から(おい)。

>★ここまで読んでの私の推理(ってほど
のモノではないです)。★
>まず。デイトは、人でも魔でも神でもないんじゃないか、と言う事です。
>で、ガウリイを守る為に意識世界面から攻撃した、と。
>ゼロス君は、人間、魔族、神族は意識世界面に干渉できない、と言ったんですから。
>               ̄
>その他の種族一エルフ、ドワーフ、ドラゴン等一の可能性もなきにしもあらず、ですよね?
>私が知らない一一あごんさんが作った種族、ってゆー可能性もありますし。
>・・・L様の力が使えればゼロス君に気付かれずに…って無理ですかねぇ?
>まとまってませんが、異常一一一もとい、以上です。

これは後々に解明されていきますv
ここで明らかにする気はないです(笑)

>で、前のレス(十二国記パロ)の時に答えてなかったような気がするので、GHの好きなキャラですv
>と、言っても漫画の方しか読んでないのでジーン、まどかさん等はわかりませんが。(ネタバレの小説を知らずに読んで知りました。)
>えぇっと・・・まず、安原さんですねぇvどことなくゼロスさんが入ってるような・・・(をい)
>アニメ化するなら是非石田さんでやってほしいです。(をひ!)
>次点はぼーさんと麻衣ですv でも、皆個性があって好きですよぅvvv

漫画っっ!!??
漫画化されてるんですかっ!!?
知らなかったですぅぅ(><)
私は小野不由美さんのファンなんですよv

>>あごんでしたぁvv
>であであ、なんだかホントに変で、まとまってませんがみいでしたっ☆

ありがとうございますvv
「ココロのやみ」も読ませていただきました。
ちょっと今は色々忙しくてレスはできませんが、頑張ってくださいね。
あごんでしたv

トップに戻る
15921待っておりましたっ!みてい 6/12-22:15
記事番号15899へのコメント

お待ちしておりましたっ!みていでございます。

すっげー風雲急を告げる展開ですね。
何がなじょしてこーなったっ!?

>「不穏分子、いや、不安要素の方が良いのかもしれぬな。何故ガウリイ=ガブリエフの名が意識世界面や精神世界面に轟いたのかは判らぬが、何事が起こってからでは遅いゆえ、始末させて頂こう。女、動かぬが良い。お前には興味が無いゆえ」
…ここで、某神殿の長老達が頭に浮かんでしまいました。
うが〜〜〜〜っ!
>「まぁ、見届けさせて頂きますよ、ガウリイさん」
> 脂汗を流し動けないアメリアとリナに少し目をくれてから、ゼロスが愉し気に笑む。
魔族なゼロス。ティーブレイク中。

>「ガウリイは殺させない。ガウリイにはセントラルまで来る理由と事情があるのだからな」
> アリーンは微笑して、ゆっくりと瞳を閉じた。
> 扉に背を預け、まるで立ったまま寝ているように見える。
> その瞳が、かっと開けられた。
>「なっ!!ディトっ!?」
> 驚きの声でアリーンは歯を剥いた。
? ??????

>「おそらく、意識世界面からの、攻撃と思われます。しかし………」
> 言葉を濁すゼロスに、リナは冷めた視線を送った。
>「あんた確か言ってたわよね。魔族も人間も神族でさえも意識世界面には干渉できないって」
>「…………言いました」
> アメリアが眉根を寄せて、ゼロスを見つめる。
>「え?でも意識世界面からの攻撃、なのよね?」
> ゼロスは首を横に数回振った。
>「わかりません。おそらく、と言ったはずです。干渉できないのに意識世界面からだ、などと僕に言えるわけがありません」
>「え?じゃあなんでわかるのよ?」
> 重ねて問うアメリアに、ゼロスは苦笑した。
>「では、精神世界面からでも物質世界面からでもない攻撃でした、と訂正した方が良いんでしょうかね」
謎が謎を呼びまくる…(汗)

> 夜目にも赤いとわかる唇が微笑っている。
>「ふん。アリーン、お前がガウリイを助けるんじゃない。このディトが、ガウリイを助けてこそ意味があるんだ。そう焦ることはないだろうに。もうすぐだ、アリーン。もうすぐにお前を消してやるよ、あらゆる世界から」
> アリーンの表情で。
> アリーンの口調で。
> ディトがひとりたたずんでいた。
> 境界線は日毎に曖昧になっているように感じられる。 
> 否。
> 訂正しよう。
> ガウリイ達の知っているディトは、別のディトによって侵食される一方を辿る、と。
おやぁ?第3の人格??
一番謎なのはやはりこの人です(汗)


>こんばんわvvあごんですvv
>お久しぶりです(生誕祭は、ですが)vvvvv
こんばんはっ!
>最後のセントラルまでの泣きたくなるほど遠い、はそのまま筆者の叫びです(笑)
>だいぶ前に出た意識世界面がよーやくまた顔を出してくれましたvv
>これからはちゃんとマメにアップしていける予定です(苦笑)。
>とにかく頑張れ!自分!!
>と、自分で応援メッセージを送りつつv
>あごんでしたぁvv
続きお待ちしておりますっ!
みていの頭ではさーっぱり先が読めません…

ではでは、みていでございました。

トップに戻る
16002ありがとーございますvvあごん E-mail 6/18-20:09
記事番号15921へのコメント


>お待ちしておりましたっ!みていでございます。

こんばんわvvお久しぶりですvv
あああああみていさんだぁぁぁぁvv
最近まじでみていさん病なんですよ(笑)。
著者別とか読み返しておりますvv

>すっげー風雲急を告げる展開ですね。
>何がなじょしてこーなったっ!?

まったく。一体どーなるんでしょねえ(他人事)。

>>「不穏分子、いや、不安要素の方が良いのかもしれぬな。何故ガウリイ=ガブリエフの名が意識世界面や精神世界面に轟いたのかは判らぬが、何事が起こってからでは遅いゆえ、始末させて頂こう。女、動かぬが良い。お前には興味が無いゆえ」
>…ここで、某神殿の長老達が頭に浮かんでしまいました。
>うが〜〜〜〜っ!

ああああ、落ち着いてくださいっ(笑)!
うが〜〜〜〜って、イズみたいです(笑)。

>>「まぁ、見届けさせて頂きますよ、ガウリイさん」
>> 脂汗を流し動けないアメリアとリナに少し目をくれてから、ゼロスが愉し気に笑む。
>魔族なゼロス。ティーブレイク中。

内心実は怒ってるかも、ですね。
「またこんな人間に関わる仕事ですか」とかなんとか。

>>「ガウリイは殺させない。ガウリイにはセントラルまで来る理由と事情があるのだからな」
>> アリーンは微笑して、ゆっくりと瞳を閉じた。
>> 扉に背を預け、まるで立ったまま寝ているように見える。
>> その瞳が、かっと開けられた。
>>「なっ!!ディトっ!?」
>> 驚きの声でアリーンは歯を剥いた。
>? ??????

?マークがいーち、にい、さんの・・・七個っ!?(笑)

>> 重ねて問うアメリアに、ゼロスは苦笑した。
>>「では、精神世界面からでも物質世界面からでもない攻撃でした、と訂正した方が良いんでしょうかね」
>謎が謎を呼びまくる…(汗)

うまくまとめられるんですかね、この女は(更に他人事)。

>> アリーンの表情で。
>> アリーンの口調で。
>> ディトがひとりたたずんでいた。
>> 境界線は日毎に曖昧になっているように感じられる。 
>> 否。
>> 訂正しよう。
>> ガウリイ達の知っているディトは、別のディトによって侵食される一方を辿る、と。
>おやぁ?第3の人格??
>一番謎なのはやはりこの人です(汗)

第3と呼べるのか・・・。
まぁ第3でしょうかね、最終的には。
でもどとらも「ディト」であるには変わらないんですけど(にやり)。

>こんばんはっ!

こんばんわですぅぅvvvv

>続きお待ちしておりますっ!
>みていの頭ではさーっぱり先が読めません…

ありがとうございましたvv
あごんの頭ではラストシーンしか見えてないです(笑)
みていさんのような小説が書きたいと切望する日々です。

>ではでは、みていでございました。

ありがとうございましたv
あごんでしたvv

inserted by FC2 system