◆−【遙か〜】サイドストーリー 『今、此処ニ居ル証。』1−ゆえ(3/14-23:54)No.14287
 ┣【遙か〜】サイドストーリー 『今、此処ニ居ル証。』2−ゆえ(3/14-23:59)No.14288
 ┗【遙か〜】サイドストーリー 『今、此処ニ居ル証。』3−ゆえ(3/15-00:11)No.14289
  ┣夢の大競演v−みてい(3/15-00:50)No.14290
  ┃┗煩悩の大宴会・・・・−ゆえ(3/15-23:04)No.14309
  ┣こうして彼女は道を作る−桐生ゆごんねこ(3/15-03:43)No.14293
  ┃┗道があるから歩くんだ。−ゆえ(3/15-23:23)No.14310
  ┣妖怪にょほほ親父の襲来っ!?(笑)−ねんねこ(3/15-10:03)No.14296
  ┃┗はにゃゃ娘の奇襲!!−ゆえ(3/15-23:41)No.14312
  ┣笑顔爆裂です♪−桐生あきや(3/15-14:52)No.14302
  ┃┗幸せダイナマイトです♪−ゆえ(3/16-00:05)No.14313
  ┣流行語になりつつある『うにょーん』(笑)−あんでぃ(3/15-17:57)No.14306
  ┃┗決定でしょう♪−ゆえ(3/16-00:30)No.14316
  ┃ ┗75万HIT記念企画『【書き殴り】流行語大賞』公開!!!−一坪(3/16-06:53)No.14326
  ┃  ┣うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!なんとなんとっ!!−ゆえ(3/16-08:57)No.14327
  ┃  ┃┗Re:うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!なんとなんとっ!!−一坪(3/16-23:43)No.14346
  ┃  ┣ひぇぇぇぇぇ!!すごいです!!−あんでぃ(3/16-12:18)No.14330
  ┃  ┃┗Re:ひぇぇぇぇぇ!!すごいです!!−一坪(3/16-23:44)No.14347
  ┃  ┣ああああああああっ(慌)−桐生あきや(3/16-15:00)No.14333
  ┃  ┃┗Re:ああああああああっ(慌)−一坪(3/16-23:44)No.14348
  ┃  ┗まぁ!素晴らしいですわっ!−あご・・(ぞぶぎゃりっ!)ティヌゥヴィエルv(3/16-21:44)No.14336
  ┃   ┣・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もしもし、ティルさん?(冷や汗)−ゆえ(3/16-22:21)No.14343
  ┃   ┗しまった!!<(T△T )><( T△T)>−一坪(3/16-23:42)No.14345
  ┣永久保存版ですね!これは!!−砂緒(3/16-20:22)No.14334
  ┃┗わーい♪(←こいつをコンクリ保存しましょう)−ゆえ(3/16-22:01)No.14340
  ┗せっちゃああぁぁぁぁん♪−早坂未森(3/16-21:25)No.14335
   ┗みもりちゅわぁぁぁぁぁぁん♪(←だから失礼だって・・・・・)−ゆえ(3/16-22:08)No.14342


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14287【遙か〜】サイドストーリー 『今、此処ニ居ル証。』1ゆえ E-mail 3/14-23:54


こんにちは。本能のみで生きる奴、ゆえです。
今回は連載中の『遙かなる絆』のサイドストーリーとして書いたのですが・・・・・・
いえ、もう私の煩悩の固まりとなってます。はい。

とにもかくにも、桐生様、ねんねこ様。ありがとうございます。そして・・・・すみません。
忘れちゃならない桐生ゆごんねこ様♪ここまで話が膨らんじゃいました♪
後は読んでから、煮るなり焼くなりしてくださりませ・・・・・(^^;

**************************************

『今、其処ニ在ル証。』  そのいち


ついさっきまでそこに在ったものが、ふと気が付くと無くなってるなんてことはよくある話。
さっきまで使っていたペン。今し方置いた本。食べかけのクッキー。
ほんのわずかな間まで、そこには確かにあったのに次の瞬間には跡形もなく消えている。
昔の人かどこぞの誰が言ったかは知らないが、そんな時には見えない悪戯者が来たんだという。
悪戯者の彼等は時と次元の間を行き交い、気まぐれにそれを持っていったり、ずらしたり。

ふふふと誰かが笑う声がした。




「居なイ」
ついさっきまで最近お気に入りの書き物に没頭していた彼女は、ふと、その姿が見えない事に気が付いた。
書き物に入る前に、すでに周囲の者には恒例ともいえる事をやったのは覚えている。
こくんと小首を傾げる。
と、何かが聞こえてきた。まるで自分を呼ぶような、でも嫌な感じではなく、むしろ――――
「こレ、好き」
ついでに居なくなった彼も気になる。ほんっとについでだが。
誘われるように彼女はふわりと浮かんで、そちらの方へと向かった。

「手紙、書き終わったんですか?」
いつまでたっても手紙を持ってこない彼女を呼びに部屋に入ると、さっきまで居た筈の彼女の姿がどこにも見えなかった。






なーお。

ドアの向こうでカリカリと何かがひっかく音と、鳴き声がしたのに気が付いたのは、どうやら彼一人のようだ。
同じ所にいる彼女たち二人は、そっちの方が忙しくて聞こえていない様子。
テーブルに座り暫く苦笑しながら眺めていた彼は、そっと立ち上がり家の入り口を開いてやり、その姿を見る成り彼は「ぷっ」と笑った。

「・・・・・・・・・・・・・ここまでいくと、これって立派な才能よ。あんた」
半ばあきれたという口調と表情で鍋の中の物体を指さした。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・嬉しくないです・・・・・・・ンな才能・・・・・・・・」
椅子の上に立ったまま同じく鍋を見下ろし彼女はうなだれ呟いた。
「だぁって一体何をどーしたらこーなるのよっ!まぁったく、ノーコン娘だとは知ってたけど料理までそうだとは思わなかったわ」
おそらくは誰も食べようなどとは思わない代物と貸したポトフの入った鍋をリナはお玉で叩いた。
「言われたとーりにやってるんだけどなぁ・・・・・・・」
「じゃぁ何?それは教えてるあたしが悪いってか?んっんっんっ?」
そういって今度は横に並べられた鍋を叩きつつ、リナはにぃっこりと微笑んだ。
ちなみにそちらの鍋からは美味しそうな匂いが漂っている。作ったのはリナ。
「そうだったり・・・・・・・って・・・・・冗談ですっ!わたしが悪いんですっ!はいっ!リナさんは悪くないですぅぅぅぅぅぅぅぅぅ(号泣)」
と。冷や汗かきまくりながらフォーローしたのも時既に遅し。

げす。

「うわぁ(汗)」
セフィルがおもいっきりリナにお玉で頭を叩かれたのを見て、ガウリイは思わず声を上げた。
「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんっ!何もお玉でこづくことないじゃないでうよぉぉぉぉ」
「やかましいっ!第一その鍋の中身はどーすんのよっ!あ、いっとくけど食べ物粗末になんぞしたら、言うまでもなく問答無用でドラ・スレだかんね♪」
「・・・・・・・・さらりと言われるあたりがホントっぽくて、やたら怖いんですけど・・・・・・」
見事なまでの金髪の頭に両手を置き、真紅の瞳の端に涙を浮かべたセフィル。

なーお。

「ん?そーいや、その猫どしたの、ガウリイ」
ようやく鳴き声の存在に気付いたリナが、ガウリイが抱えていた猫を指さした。
「おう。さっきからドアの前で鳴いててな。けど、こいつ面白いぞー。ほれ」
にぱっと笑うとガウリイはひょいっと猫の首を掴んで、ぷらんともち二人の目の前に持ってきた。

『ぷっ・・・・きゃーっははははははははは』

いきなり二人に指さされて爆笑されたその猫は、実に面白く為さそうに、なーおとひと鳴きした。

ガウリイが家に招き入れたその猫は白黒熊のごとき配色が施されていた。白は地毛として、おそらく黒はインクかなにか。
「近所の子供の悪戯かしらね」
「そーいや似たような事してた奴がいたなぁ」
「おおっ、めずらしいわね。あんたがそんな事覚えているなんて」
ガウリイのセリフに突っ込みながら、リナはその猫を膝に置きぬらしたタオルで拭いてやっているが取れない。
そんな折り、かちゃりと今度は自分でドアが開き、

『あ、犯人』

入ってきた瞬間、3人は同時に指さして言った。


「なんで俺がいきなり犯人扱いされたあげくに、こいつの面倒までみなきゃなんねーんだよっ!!!」
帰るやいなや犯人呼ばわりされたあげくに、ティリスはその猫を洗ってきてやるように母親であるリナに言われては、愚痴の一つも付いて出る。
「しょーがないじゃない。前科もんだし」
横でその作業を見ているセフィルが手にタオルを持ったまま言う。
彼が昔まだチビの頃、近所の猫を引捕まえて覚えたての染色の呪文をかけまくっいたのがリナに見つかり、こっぴどく怒られ、お仕置きだペ〜と森の近くまで《炸弾陣》で吹っ飛ばされたというのは、幼い日々の微笑ましいエピソードだ。
「けど、俺のはレインボーだった」
妙な対抗意識をちらつかせるティリスを、セフィルは「五十歩百歩」と切り捨てた。


「へぇ。あんた結構キレイな白猫だったんだね」
家に戻ると、リナがキレイに洗い上がった白い猫を乾かしてやる。
「・・・・・・・・どうでもいいけど、なんでその猫わたしを見て嫌がる訳・・・・・・・」
最初はセフィルがやって上げようとしたのだが、何故かその猫は彼女の姿を見る成りするりと腕から逃げると、リナの方へすり寄った。
「お前、なんかしたんじゃないのか?」
「しないわよっ!」
ぼそっと言ってセフィルをからかうと、ティリスは台所から漂う匂いに気が付いた。
それだけで状況をさっした彼は、またか・・・・・・と息を吐き小声で言うと、そのまま立ち上がり鍋の方へと歩いていった。
「けど、どこの猫だろうな。この辺じゃ見かけない猫だぞ?」
どうしてガウリイがご近所のペット事情に詳しいのかは謎である。
「捨て猫?」
セフィルが猫をのぞき込み言うが、リナはパタパタと手をふって否定する。
「違うでしょ。首輪も付いているし、なにより毛並みが整ってるわ。誰か人の手で毎日手入れされている証拠よ」
言われてみれば、なるほど見事な毛並みだ。

なーお。

今度は甘えたような声を上げる。
「まあ、次に来るものっていったら、飯の催促だろーな」
ガウリイに言われリナは暫し考えると、幸いにも食べ物は既にある。
そう思い、台所に立つと奥の方で何か探している背中を見て微笑しつつ、まだそのままの鍋から皿に移しそれをその猫の前に置いてやった。
椅子の上で丸くなっていた猫は、とてんっ、と椅子から降り、その床に置かれた皿に鼻を近づけると、一瞬ぴたっと動きを止めその皿を・・・・・股越した。
「ついには猫にも見限られたわね。ちなみにそれ、セフィルの作った鍋からとった奴だから」
その料理には見向きもしようとしない猫を見てリナは皿の正体を明かす。
「ネコマタ・・・・・」
思わず笑ってぽそりと漏らしてしまったガウリイは、はたと思いそろそろとセフィルを伺った。
「・・・・・・・・・・・どーせ猫にも食べてもらえませんよーだ」
ちょこんと膝を抱えて座り込み、セフィルはうらめしそーな目を床に寝そべったその猫をからガウリイに移した。




彼女はその向こうに良く見知った人影をみた。人影というより、その配色と帽子にだが。
「・・・・・・・・・・・・・変ね」
しかし、彼女の記憶にあるものとは似て非成るようで、その姿に暫し眉を寄せながら眺めていた。
その人影はとてとてと移動しながら、どうやら何かを探している風だった。
声を掛けるべきだろうか?そんな事を考えていたが、程なくしてどうやらそうしなくては行けない状況になったようだ。

「・・・・・・・・ン?」
いきなりの状況の変化に戸惑ったが、彼女は取りあえず白金の髪と帽子を揺らし、街を彷徨うようにして居なくなった彼の姿を探してみた。
最初聞こえていたのあの声も、今は聞こえない。
あてどもなく、いや、自分の興味のある方を選びながら歩いていると、突然何かにぶつかった。
とすっと地面にしりもちを付いたまま、そのぶつかった障害物を見上げる。その衝撃で被っていた帽子も後ろに落ちる。
「どこみて歩いてるんだ、このくそガキ。ちっぃ・・・・せっかくの俺様の高級な服に泥なんぞつけやがって」
どうやら難癖をつけているようだ。
その様子に暫し沈黙し、こんな場合どうすればいいのか記憶をよびもどす。
(人にぶつかったりしたら、その時はちゃんと謝るんですよ)
「すま、ヌ」
どこで覚えてきたのか妙な言い回しの謝罪だった。
「ぬわぁぁぁぁぁんだそりぁぁぁぁぁ!!―――って、お前―――」
どうにもその言葉がお気に召さなかったのか、その男は大声を上げて怒鳴り散らすが、少女の頭から落ちた帽子の下から覗いたモノに気付き、目を見張った瞬間。

「――――――――ティル・ブランド」
づっどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!
「ひょえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!?!」

少女の後ろ手から声がすると同時にごーかいな爆発音と土煙をお供にその男の姿はかき消えていた。

何が起きたのかはさっぱり分からなかったが、とりあえず目の前の嫌なモノは無くなった。
ひょこっと地面から立ち上がると、その声が聞こえた方に振り向き見たその人物は、たしか『好き』な人と同じに思える。
「とりあえず、大丈夫?」
彼女はしゃがみこみ、ばんばんと服に付いた土をはたき落としてくれた。
「ン。大丈夫」
見上げると栗色の髪と赤い瞳が目に飛び込んできた。
彼女は金色の髪に朱橙色の瞳の子供を見下ろす。
「やっぱし、セフィルじゃなかったわね。当たり前だけど」
どうみても背格好からして5,6才の少女だ。白いローブを来ているが、金色の髪に帽子という組み合わせが彼女を連想させたようだ。
その子供はさっきから自分をじーっと見つめたまま動かない。
すこし無機質とも言えるその表情を見ていると、その子が突然ぴたりと自分を指さして口を開いた。
「りな?」
その言葉に彼女は苦笑すると、
「似てるけど不正解。私はフィリスよ」
『りな』によく似た彼女はぽんっと落とした帽子をかぶせて、そう名乗った。



ガウリイ達と暮らすようになって数年。
セフィルはちょくちょく暇を見つけては、リナに家事一般の事を教えて貰っていた。半ば強制的に。
まだ子供達が小さい頃、リナは彼女に子守を頼んで家を開ける時には、必ず3人分の食事の用意をしてから出かけていたのだが、ある日、どうしても用意が間に合わずセフィルに食事のことを頼んで出かけた日の夜、子供達から猛烈な抗議があがった。
『あんなまづいもの食べるぐらいなら、自分で作る』
そうきっぱりはっきり言い切られ、その後二人の子供達は料理を覚え、自力で食事を確保するようになった。
言われた本人も気にして何度も挑戦したのだが、この腕前は未だに向上していない。
ただ、人間・・・・・でもないが、好きなモノに対しては別なのか、お菓子全般に対しては何故かちゃんと作れたりする。3回に1回は失敗するが。
今日もこうしてリナに比較的簡単だからとポトフの作り方をマンツーマンで習っていたが、出来上がったモノは猫にも振り向いてもらえない有様。

「うーん・・・・・・・・・どーしよ、この鍋・・・・・・・・」
自分の失敗作を前にして、このあとの処遇をどうするのかセフィルは悩んでいた。
あの猫には結局リナの作ったモノを出されて、あっさりと平らげた。今はリビングにしている部屋の窓辺でひなたぼっこしている。
こんなもん捨てたろーかとも思ったが、リナのあのセリフと流れる血のせいなのか、どうにも食べ物を無下には出来ない。
念のためもう一度味見なんぞしておこうかと思った。そぉんなにまずかったっけ・・・・・・・と思ったが最初の味見の時の記憶が甦り諦めた。
が、ふとその漂う匂いがその時と違うことに気が付き、椅子を持ってきて鍋の前に置きいつものようにその上にたち鍋の中身を取り分けた。
「・・・・・・・・・・・・味、直ってるし」
一口食べてセフィルは呟いた。
最初自分が作ったものとは明らかに違う味。リナの鍋は横にあるし、それとはまた違った味付けにはなっているが、これはこれで美味しい。
セフィルにはこの犯人がすぐに分かった。
「ティリス・・・・・・・ね」
あの時、不意に台所に立ってなにやらごそごそしていた彼の姿を思い出し苦笑した。



「ンと、ゆずは」
白い肌、赤い目、金色の髪。さらにその間から覗く尖った耳が、フィリスに子供頃から一緒に暮らすハーフエルフのセフィルを思い浮かばせたが、
でも彼女の瞳は朱橙色で髪は艶やかなクリーム色。どちらかといったら以前どこかの部屋で見たアンティークドールを彷彿とさせる。
させなくても、実際にはその類の人形が彼女の姿の原型になっているのだが、無論そんな事をフィリスが知る由もない。
たどたどしい、独特の口調でその少女、ユズハは自分の名前を告げた。
ユズハもフィリスと名乗った彼女を見ていた。
自分の知っている『りな』より若いとゆーか15才位の姿だし(本人がここまで考えたかは別だが)髪も肩より少し長いくらいで若干短く、受ける雰囲気も違う。
手には何冊かの魔道書らしき本を抱えている。どうやら魔道士協会からの帰り道だったらしい。
しゃがみこみ、自分と同じ目線でにこっと笑った彼女にユズハは直感的に味方だと思った。
「ふり」
名前を簡略して言うユズハはフィリスを見てそう言う。
その様子からしておそらくは自分の名前だろうと考えたフィリスは、すかさずぴっと指を一本立てにっこり笑った。
「却下」
今まで呼んだ名前をあっさり却下されたことのないユズハは、一瞬目を点に(たぶん)して、すぐさま別の名前を出した。
「ふー」
「・・・・・・・・・ま、いっか。それ採用ね」
一瞬気に入ったモノかわまずに『ちゃん』つげする彼女よろしく、『フーちゃん』呼ばわりされるかと思ったフィリスは取りあえずその案を採用した。




「やっぱり今日からいくのか?」

取りあえず鍋のモノは今晩の夕食の食卓に上ることに落ち着き、自分が食べる分だけ取り分けるとこぼれないように小鍋に蓋をした。
「ん。どうも体が重い感じもするし。今から行っておけば2,3日でこっちに戻れるし」
手慣れた手つきで2,3日分の食料をまとめつつ、何やら言いたげなガウリイにセフィルはその手を止めることなく答えた。
「そっか・・・・・・仕方ないとはいっても、やっぱお前さん一人にするのはどうにもなぁ」
「心配してくれてありがと。でも理由はリナさんから聞いたでしょ・・・・・・って、やっぱり覚えてないとか」
「いや、覚えてるって。そのここのまほーじんのせいで、お前さんの魔力とかにちょっかいだして体調が悪くなるんだろ?確か」
話は覚えていても、その理屈などはもちろんガウリイは分かってないが、ともかくセフィルに影響を与えていることだけは理解していた。
「だからわざわざ、森の奥に家を建ててもらったんでしょ?それにたまにはいいじゃない。夫婦水入らずラブラブ出来るんだし♪」
とすっと荷造りできた袋を床に置き、セフィルはガウリイに振り向きにこっと笑って見せた。
「だから別に気にしなくてもいいって。大丈夫、ちゃんと帰ってくるから。わたしの家はここなんだから」
昔取った杵柄か、はたまた習性なのか、どうも彼女にも保護者をやってしまう自分にガウリイは苦笑しぽりぽりと頭をかいた。


ガウリイとリナの家はセイルーン郊外、丘の上に大きな樹の見える所にあるのだが、郊外といってもその敷地はセイルーンの六芒星の結界内だ。
白魔術都市―――聖王都セイルーン。
その特徴ともいえる、大きく街を走る六芒星の結界はその大きさに比例して干渉力を増し、与える影響も大きくなる。
その周辺にすむ住人達にはなんの影響もなく、いたって普通に暮らしているが、其処に人間以外の者を置いたらどうなるのか?
魔力や精神体のみの存在には何らかの影響は考えられる。
セフィルは以前ある事件の流れて、その中心部に立ったことがある。圧倒されるような魔力の流れに一瞬戸惑ったくらいだ。
本来人間より高い魔力を持つエルフの血を引く彼女は、人とのハーフ故か、他のエルフ達とは異なる魔力を宿している。
異端な者――――グレイ・エルフとも呼ばれたセフィルの力は『笛吹き』とも呼ばれ、その力は『均衡』を意味する六芒星でも、『不均衡』を意味する五芒星でも『破邪』の逆五芒星でもないい、特殊な魔法陣―――七芒星を描きだす。『七』という数字は魔道的見地ではかなりの力を持つとされる。
そんな力を使いこなし、魔力に敏感なセフィルだから、何らかの影響でるのだろうというのがリナの見解だ。
普段生活していても、別にこれといって何もなかったのだが、いつ頃からか次第に体が重くなる様な感じがしていた。
いきなり具合が悪くなる、といったものでもないが、やはり気分のいいものではない。
それでセフィルはリナに相談した所、さっきの様な話になり、ならば一時的に結界外に避難すればいいのではとなった。

―――なんだかんだいっても、街中よりは木の在る所が落ち着くんだよね。―――

セフィルがいつぞやか言ったセリフにより、その家はセイルーン王宮の管理する森の中に建てられた。
家を建てて欲しいと申し出たのはセフィル本人。一時避難用として一人で暮らす為にとガウリイとゼルに頼んだ。
さほど大きくないが、それでも小屋と呼ぶにはしっかりとした森の家が、セフィルのもう一つの棲む場所になっていた。

「森の方に行くんだったわね・・・・・・・・って、もう行くの?」
リナが家の片づけを済ませて、リビングに顔を出す。
「うん。暗くならないうちに行こうかとおもって。あ、自分の作ったのはもって行くから。フィリスにもそー言っといて」
んしょと荷物を抱えた。
「って、妙に重いぞ・・・・・・」
袋の中身は先ほど自分で作ったポトフの入った鍋に、簡単な食料と何冊かの魔道書。着替えも多少入っているが、あちらにもあるので何枚かだけ。
うなぁ〜。
「お前さん、荷物と一緒にあの猫入れてないか・・・・・・?」
ガウリイに言われ、セフィルは慌てて中身をみて引きつった笑みを浮かべた。
「いれるか、ふつー・・・・・」
「いやぁ、ちょうど手元にあったからさぁ」
部屋の椅子に座っていたティリスに言われて、セフィルは罰の悪そうにぼりょぽりょと頬をかいた。
無事に荷物から救出されて白い猫は、セフィルに向かって抗議と怒りを向けるとおもいきや・・・・・・・・・
なーお。
「ほりょ?」
その足にすり寄った。
「よかったなー。許してもらって」
ごろごろと喉を鳴らしながら、すり寄る白い猫を見下ろして、セフィルは苦笑する。
(動物って人の気持ちが分かるっていうもんなぁ・・・・・・お見通しってか)
ひょいっとその白い猫を抱き上げた。今度は逃げずに大人しく抱かれている。
「あなたも来る?」
なーお。
くすくすとその声に笑うとセフィルは、嬉しそうに微笑んだ。
「この子も連れてく。いいでしょ、別に?」
「お前さんがいいんなら。まあ、もし飼い主が探して来たらその時は呼びにいくから」
そういってガウリイはセフィルに抱かれた猫の頭を撫でた。
「彼女をよろしく頼むな。猫くん」
なーお。
まるでこちらの話を理解しているかのように、その猫は鳴き声を上げた。

「なら。よっと」
床に置かれていた荷物をティリスが肩にひょいっと抱えた。
「ちょっと、何してるの」
「その猫つれて、この荷物持てんのかよ。セフィル」
「無理」
「暇だし、森まで付き合ってやるよ」
言うなり荷物を持ってドアをでて外に出るティリスに、セフィルはきょとんとした顔でガウリイを見上げると、ガウリイはひょいっと肩をすくめて、
「ほら、あいつがそう言うだしそーしてもらえ。気をつけて行ってこいな」
ぽふぽふとセフィルの頭を軽く叩いた。
どうにも合点の行かない感じもしたが、ともかく荷物は持たなくていい事実にセフィルはにこっと笑って、ガウリイとリナを背に後を追いかけた。

「めっずらしいわねぇ・・・・・あの子が森の方に付いていくなんて」
「まあ、あいつにも色々とあるんだろ」
森へと向かう丘の上を歩く二人の姿を眺めつつ、リナとガウリイはそう話していた。




「んで、ユズハちゃんは何か探してるの?」
この不思議な少女をほっとくことも出来ずにフィリスは、その小さな手を引いて街を歩いていた。
「おるは」
「オルハ?」
「おるは、居なイ。ゆずは、探ス」
どうにも会話が成り立ちにくいなぁと思いつつも、フィリスはユズハがその『オルハ』を探していることは理解した。
「オルハってどんな子?」
「白い」
「は?」
「黒も、あル」
「はぁぁ?」
「ゆずは、黒つけタ」
「・・・・・・・・・・・・」
軽い頭痛とめまいを覚えつつ、それでもどうにか話を整理しようとしたが、さすがにこれだけではしようがない。
彼女と普段、会話しているであろう人物にフィリスは「ご苦労様」とかってに労をねぎらった。
「男の子?女の子?」
ともかく質問を絞り込んで聞くことにした。
「ねこ」
「はいっ?!」
「おるは、ねこ、白いノ」
・・・・・・・・なら、はよ言えよ。と、突っ込みたい所だが、おそらくやっても自分が空しいだけだろうと思いとどまった。
「ま、これも何かの縁ってやつか。一旦あたしの家に帰って荷物置いたらその後、オルハ探すの付き合ったげる」
こーゆーお節介というか面倒見のいいところはリナ譲りだと、セフィルはよく言っていた。

その後、ここで待つといって聞かないユズハを家の外に待たせて、フィリスは急いで荷物を部屋に置き、台所にいたリナに事情を話した。

「あー。その猫ならたぶん、さっきセフィルが森の家に連れてったヤツだわ」

一歩違いの偶然に、フィリスは疲れたようにその場に崩れた。

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私も崩れそうです・・・・・ああ、まだ続くのかっ?

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14288【遙か〜】サイドストーリー 『今、此処ニ居ル証。』2ゆえ E-mail 3/14-23:59
記事番号14287へのコメント

やっぱ逃げたいかも・・・・・・・の続きです。

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『今、其処ニ在ル証。』  そのに


森の奥、木々の間を抜けるようにしていくと、ぽつんとその家は建っている。
あまり木を切らなくていいようにちょどういい具合に開いていた場所に建てたので、普通の人には結構分かりづらい道筋である。
とにかくまず一番に窓と言う窓と、ドアを開けて風を入れる。
家の中には、ベッドが一つとテーブルが一つ。でも椅子は4つ。時々リナやガウリイ。ティリス達やアメリア達も来るからだ。
あとは簡単なつくりの台所にちょっとした食器と調理道具。あまり使うことはないのでこれで十分だ。
横の壁にはリナやアメリアに分けて貰ったり、自分で薬草などを売って買った魔道書などが並ぶ本棚。
その間には5段に区切られた棚があり、そこにはずらりと瓶が並んでいたりする。

「まぁた、ジャムが増えてるな」
持ってきた荷物とテーブルに置くと、ティリスはその棚をみてあきれた。
前回来たときより数が倍になっている。
「いいじゃないのよ。好きなんだし」
言ってセフィルはがさごそと荷物の中身を出して所定の位置に仕舞う。こーゆー所は妙に律儀だったりする。

 なーお

「はいはい。その変で好きにしてていいよ。でも森には行っちゃダメだからね。迷うと探すの大変だから」
連れてきた白い猫にそう話掛けると、猫はびょこんっとベッドの上に陣取って丸くなった。
「猫の言葉なんてわかるのか?」
「わかる訳ないでしょーが。まあ、なんとなくそーかなぁ。ぐらいよ」
いくら自分がハーフエルフとはいえ、そんな動物と会話する能力なんぞ持ち合わせていない。あったら便利かもしれないが。
「だよな。でも会話できるなら、隣のどやかしいニワトリどもに説得にいって貰うんだけど」
「わたしに、ニワトリさんと語り合えってか・・・・・・・・」
座ったまま何もせずぼっとしてるティリスをじと目で睨んだ。


「おるは、居なイ?」
隣の家のニワトリ小屋の前で、檻をばんばんと叩いて遊んでいた(本人はそのつもり)ユズハがフィリスをみて首を傾げた。
「そ。どうやら偶然にもここに来てたらしいのよ。でも、出かけたんだろってさ。うちの連中と」
「れンちゅー?」
「バカ兄貴と・・・・・・・・・・・・・叔母とゆーか・・・・・・・姉さんかな。取りあえず」
「とりあえズ?」
こてっと小首を反対に傾けるユズハ。
「うちの家族には間違いないんだけど、細かいことを説明するのはちょっとややこしいのよ。約一名は」
ユズハとつないだ手を握りしめながら、フィリスはくすっと小さく笑った。
「ふー」
とてとてと手をつないで歩くユズハがフィリスを見上げた。
「どこ、行ク」
既に目的地には向かっていたのだが、そーいえば説明なんぞすっ飛ばして出発したような気がする。
「そのオルハを連れてった、森にある彼女の家よ」
森は目の前だ。


セフィルがここに来た、いや帰ってきた時、リナとガウリイの間には双子の子供、ティリスとフィリスが生まれていた。
その時、彼等はまだ4つだった。
「へぇ。この絵、まだあったんだ」
ティリスが壁に掛けられていた額の中の絵をみつけた。
「ちゃんと飾ってるわよ。この頃のティリスは素直で可愛かったんだけどなぁ」
シンプルな額だが丁寧に飾れていて、彼女がその絵を大事にしているのが伺える。
「可愛げのなさなら、フィリスの方がダントツだぞ」
けけけけと悪戯っぽく笑った瞬間。

めぎょっ!!

「うーん・・・・・・・・・気持ちは分からないでも無いけど、部屋の中に蒔は投げ込まないでよ・・・・・・」
「あとでちゃんと片づけるから。そこのと一緒に」
ドアが開くと同時に顔面に蒔を縦にめり込ませて撃沈したティリスを指さし、フィリスはにっこりと微笑んだ。

「でも、どうしてまたフィリスがここに?」
突然フィリスがやって来たことにセフィルは驚いた。さっきのは日常茶飯事なので別に気にもとめていない。
「セフィル。猫連れてきたでしょ?」
「うん。白いの」
「その飼い主が見つかったの」
「えっ?・・・・・あ・・・・・そっか・・・・・もう見つかったんだ・・・・・」
ちらりと肩越しにあの猫を見る。ベッドの上で相変わらず丸まって寝ていた。
「それで、ここまで飼い主さんを連れて来たんだけど―――――」
そう説明してフィリスが後ろを振り返った瞬間、ぴしっ、と表情が固まった。
そこに居たはずの少女の姿が無いのだ。
嫌な予感がしてセフィルに向き直ったフィリスの目に、想像もしなかった光景が飛び込んできた。

「うわわわわわわわ?!なんだこの子わっ?!」
慌てたティリスの声とその突然の騒ぎにセフィルも振り返って固まった。


ふなななななななななななななな!!!!
ごたがためきどす。


突然部屋の中は一人と一匹の戦場となり、
「勝っタ」
嬉々とた様子で、右手に猫のしっぽを持った勝利者の少女を見て、セフィルは目を丸くした。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・もしかして・・・・・・・・・・・・・・・ユズハちゃん?!」

驚いた声で自分の名前が呼ばれたのが聞こえたのか、ユズハは入り口に立ちつくす彼女を見て記憶を甦らせた。
「あ。せひダ」
朱橙色の瞳の少女は嬉しそうにその名を呼んだ。



「知り合いか?」
一人対一匹の闘い・・・・ユズハvsオルハの闘いに巻き込まれたティリスは、顔についたひっかき傷に自分で回復呪文を掛けていた。
大方の治療が終わってから、横で猫のオルハの傷に《リカバリィ》を掛けてやっているセフィルに聞いた。
相手のユズハは無傷なのには誰も突っ込まない。
「まあね」
そうとだけ言ってくすくすと思いだし笑いをする。
もう一度逢いたいとは思っていたが、よもやこういう形で会えるなんて。
セフィルは嬉しくってしょうがなかった。
「もしかして、この子っていつか話していた、あの女の子?」
散らかった部屋を片づけていたフィリスは、ずいぶん前にそんな話を聞いたことを思い出した。
セフィルはにっこりと笑って頷いた。

「せひ」
まっすぐにこちらを見つめてきてユズハがセフィルを呼び話しかけた。
「がうりい、似てル。でも違う。だレ」
ティリスを指さす。
蒼い瞳に茶金の髪をざっくりと切った彼もまた、ユズハの知り合いの『がうりい』に雰囲気が似ているが、はやりどこか違う。
「・・・・・・・・・・・ティリスだよ。ティリス=ガブリエフ」
ティリスは疲れたような口調で名乗った。
「てす」
名前を聞くなりそうティリスを呼んだ。
「ああ、その子どうも名前を略していうのが癖みたいなのよ」
「それでセフィルが『せひ』でお前さんが『ふー』って訳か」
フィリスに言われ納得したティリスは視線を下ろすとユズハと目があった。
見た目は本当に可愛らしい子供なのだが、どうにも表情が乏しいような気もする。耳が尖っていたことはフィリスから聞いた。
双子だからという訳ではないだろうが、フィリスも同様にこの少女の正体が気になっていた。
が、二人は一切聞こうとはしなかった。
素性や中身がなんであれ、彼女は彼女。
なによりセフィルがこんなに喜びまくっているのだから、それでいいじゃないか、と。

「でも、よくこっちに来れたね、ユズハちゃん。どうやってここまで来たの?」
前回、初めて出会った時はあの女の人が導いてくれた。が、今回はそんな様子は無さそうだ。
「歌が聞こえたかラ。ゆずは、その歌、好き。だから来タ」
びょこんと耳が動いた。
「・・・・・・・・・・歌?」
「ン、そう。おるはも居なかったラ、捜しタ」
「ついでなのね・・・・・・オルハは」
セフィルは再びベッドの上で丸まっているオルハを見て、どうして最初自分に来なかったのか分かった気がした。


「それじゃ、あたしは帰るから。ティリスはどーする?」
部屋も片づき、日も暮れようとして森にはもうすぐ夜がくる。
「んー」
暫し呻ると、横目でちらりとベッドの上でオルハを挟み、楽しそうに話している二人を見た。
「恩、売ってから帰る」
「・・・・・・・・・・勝手にやってなさい。ティスは」
ずいぶんと言ってない小さい頃の呼び名でわざと呼ぶと、フィリスはひらひらと手を振ってさっさと帰っていった。
(あんたは5歳児の子供と同レベルか)
そう言いたげな顔をして。
「あれ?フィリス帰ったんだ。それで、ティリスは一緒に帰らなくてよかったの?」
ドアが締まった音に振り向くと、そこにはティリスただ一人が立っていた。
「――――――とりあえず、その子の分まで飯つくってやっとくから。あ、礼は3倍返しでいいからな」
「なによ、その『3倍返し』って」
「1回3日×3倍で、9日分の当番交代」

ちなみに家事は、リナも色々と忙しいので交代でやっていたりする。除外はガウリイとセフィルの食事当番のみ。
女も、今時男だろーと家事一般ぐらい、ぺぺぺのぺいっ!とこなせなければダメだからということで、リナからみっちり仕込まれた。
――故に、
「ほれ」
ティリスは妙に料理が上手かったする。

持ってきていたポトフの他に何品かの料理が2人+1匹分、あっという間にテーブルに用意された。
「相変わらず、こっちの手際だけはいいわねぇ。他もこんなだと溜まった魔道のレポートも楽勝ピッピッなのにね〜」
「余計なお世話だっつーの」
半目でセフィルを睨むと、ふぅと息を吐いてティリスは立ち上がりドアの前に移動した。
「てす」
帰ろうとするティリスを思いかけずユズハが呼び止めると、てこてこと歩いてはしっと服を掴んだ。
「いっしょ、食べないノ」
じーっと見上げるユズハの目に、うっ・・・と小さく呻ると、ティリスは困ったような表情をしてセフィルを見た。
「・・・・・・・・・おい」
「別にいいじゃないの。料理も多目に作ってるみたいだし、食べてけぱいいじゃない。ここで食べて帰っても家の分も食べられるでしょ?」
既にそうするんだろうとセフィルは皿をもう一人前並べながらあっさりと言った。
「・・・・・・・・・わーったよ。食べてくから、その手を放してくれないか?ユズハ」
「わかっタ。放ス」
ぱっと手を広げると、とてとてと歩いてちょこんっと椅子に座った。
「お腹、へっタ」
既にスプーンとフォークを手にして食事の体勢は万全に整っていた。
そんなユズハにセフィルはくすくすと笑いながら、ティリスの分の食事を装って自分も席についた。
渋々と言った感じでティリスは、ぼりぼりっと頭をひとかきして、あいた椅子に腰掛け食事を取った。


普段のガブリエフ家の食卓とは違って、いたって静かな食事風景。
これが一般的だという声もあるが、彼等の食事光景を知ったものなら、納得できよう。
食べる事は好きなのか、ユズハは一心不乱に食事を平らげた。その後、セフィルとティリスも食べ終わった。

 なーお

「オルハも食べ終わったのね。・・・・・・・にしても皿を自分でくわえて持っていくなんて、たいしたもんねぇ・・・・・」
食事の後かたづけをすまし、沸かしたてのお湯をもってセフィルは、
「ユズハちゃん。食後の飲み物は、コーヒー、香茶、ココア。どれにする?もちろん砂糖とミルクは完備してるから♪」
「んー。ここア」
「おっけー♪ティリスはどーする?」
「俺はいい。そろそろ帰らないと、家でフィリスに何言われてるか、わかったもんじゃないし」
今度こそ帰ると、ティリスは席をたちドアを開けた。
「あ、そーだ。こんな展開になるなんて思ってなかったから、食料がたりないのよ。ティリス、明日追加分持ってきてくれる?」
「レポート2枚」
「・・・・・・・自分でしなさいよ」
「なら1枚」
「・・・・・・・・・・・・・・・・はいはい」
もうあきれて何も言えないと、セフィルはテーブルに手をつき首をかくん、と下げ片手はひらひらと手を振った。
それを了承と受けたティリスは、「じゃ」と軽く挨拶をして、暗い森の中に消えた。

食後のココアと、持ってきていたクッキーを山積みにして二人だけの夜のお茶会が始まった。
「けど、ユズハちゃんにまた会えて嬉しいよ。あれからずいぶん時間が、たっちゃったけどね」
ほわんと湯気のあがるカップに視線を落とす。
彼女と彼に出会ったのは、もうずいぶん前の事。今では双子達は自分をとっくに追い越している。

「せひの手紙、読んダ。ゆずは、嬉しかっタ」
両手いっぱいにクッキーを抱え込んで、ユズハが言う。

「あの手紙届いたの?!」

少し不安もあったが、それでも届くようにと願って書いて送った、あの時の手紙。その1通―――ユズハ宛てはちゃんと届いていた。
「ン。届いタ」
こくこくと首を上下に振って言う。
「そっか・・・・・・・手紙、届いたんだ。だったら、あと2通もちゃんと届いてるよね。――――それってさ、凄く嬉しいよね」

どこか別の世界、違う次元の彼と彼女にも。ちゃぁんと届いていたことが分かるのは、もう少し後になるが。

根底は同じ。そこから枝分かれするように時も次元も伸びて広がっている。
何時だったか、そんな狭間を漂うようにしていた自分。
あの時の事は誰にも話していないし、話そうとも思わない。あまり思い出したくないからだ。
でも・・・・・こんな出会いがあるのなら。―――そんなに悪いもんじゃないなと、セフィルは思った。

なーお

オルハが足下にすりすりとすり寄りながら甘い声で鳴いてこっちを見上げてくる。
「・・・・・・・・・・・・・自分にもよこせって目、してるわね・・・・・・・」
べつの皿を取り出すと、セフィルはテーブルのクッキーをいくつかいれてやってオルハの前においた。
「人の作った料理は完璧に無視したくせに・・・・・」
オルハとしては、正統な評価なのだろうが、作ったセフィルにしてみれば、どうにもやりきれない。
「・・・・・・・・・とりあえず。オルハに食べてもらう位のモンは作ったげるから」
足下の猫に対してリベンジを誓った。



お茶も終わり、ベッドの上でぽふぽふと枕を叩いていたユズハには、横でクッションを抱いて座るセフィルに訊ねた。

「せひ。何で、てすとふー、一緒にいなイ?」
顔をのぞき込むようにして、ユズハか聞いてくる。
唐突な質問に少し驚いたような顔をしたが、セフィルはすぐにくすっと笑った。
「普段は一緒にいるよ。ここじゃない、森の外にある本当の家でね。そこには、もう二人、ずっと前に一緒に旅をしていた人もいるんだ。
 わたしの・・・・・・・大切な人達なの。さっきまで居たティリスとフィリスはその人達の子供なんだよ」

セフィルはそう話しユズハに微笑み掛けると、視線を壁に飾られた額の絵に移した。
ユズハもつられてその絵をみて指さした。

「あの、樹のえ。せひが、かいタ」
「ううん。ティリスとフィリスだよ。もっとも描いたのは、ずっと昔・・・・・わたしがここに来る前の話なんだけどね」

セフィルはその絵をもらった時を、思い出して目を細める。
初めて見るはずなのに、どうしてか知っているようで懐かしい感じがした、大きな樹が描かれた緑の絵。
あの日二人からもらって以来、セフィルの宝物になっている。

「樹のえ、キラキラしてキレイ。ゆずは、あのえ、好き」
「そうだね。わたしも好きだよ、あの絵」
そう話していると、セフィルはふと、あることが気になった。
「そういや、ユズハちゃん。あなたが帰ってくるの、待ってる人とか居ないの?」
最初は会えただけで嬉しくて、すっかり忘れていたが、ユズハはこの世界の住人ではない。いわば異邦者。
ならば元の世界、元の場所に帰らなくては行けないのだ。
どうゆう理屈でここに来れたにせよ。おそらくは自分の手で彼女を、どうにかして返さなければなるまい。

「イる。りあ」
ぽふんっとユズハがふかふかになった枕に倒れ込んだ。
「りあ・・・・・さんな訳ないか。けど、その『りあ』って人がユズハちゃんと一緒にいる人なんだ」
「ン。ゆずは、りあ、好き。ズット一緒にいル」
迷いも澱みもなく、ユズハは淡々と言い切った。
「・・・・・・・・そっか。ユズハちゃんはホント『純粋』なんだね」
セフィルはやわらかく微笑み、抱えていたクッションを抱きしめた。

「せひ、なんで、ヒトリ、ここにいル?」
セフィルは驚いてユズハをまじまじと見た。
「なんでって?」
ユズハはセフィルの正面にちょこんっと座り直すと、その『純粋』すぎる瞳を向けて。
「ゆずは、ヒトリ、嫌い。りあも、嫌い。せひは?」
「大っ嫌い」
即答だった。

まだ遠くない、でもいつの日かやってくるその時に。
どこかで来ない日を願いながら――――ここに居る証を探して。

「大っ嫌いだけど、時々ここに一人でいるの。・・・・・・・魔力うんぬんってのもあるんだけどさ。・・・・・・・・・・ちょっとね。
誰かと一緒にいることに馴れちゃったから、時々は一人に馴れないといけないかなって。それに――――少し離れてみたら、分かるかなって」
その時のセフィルの表情は少し淋しげだった。

「ヒトリ、まだ、ずっと後。ふーとてす、せひと、一緒居ル。ゆずはも、いル。」
なーお
「・・・・・・・・おるはも、いタ」
(忘れてたな・・・・)
そう思うセフィルの膝にすりより、ひっつくように横に座ったオルハを指さしながら、ユズハはセフィルをじぃっと見つめる。

「だから、せひ、淋しくなイ。ヒトリ、なイ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・ありがと」
ぽつりと言って、セフィルはぎゅうっとユズハを抱きしめた。

ここに来る時にいつも思っていた事。――――ひとりなんて嫌いし、嫌だ。
だからリナ達の家を出るとき、オルハがその淋しさを知ってか知らずか、そんな自分に甘えてきてくれたのが嬉しかった。

「ユズハちゃんも、その『りあ』って人とずっと一緒にいられるといいね」
「ン。ゆずは、りあ、好き。だかラ、ずっと一緒」
「うんうん。優しいよね、ユズハちゃんは。きっとその『りあ』さんもユズハちゃんのコト大好きで、ずっと一緒にいてくれるよ」
「せひも、好き」
「わたしも、ユズハちゃん大好きだよ♪あ、それとここに来るのって、この家が好きってのもあるんだけどね」


一人は嫌いだけど、この森の家は好きだから。
このお話はまた別の機会にでも。


「せひ、てすハ、好き?」

  ぶっ。

「いきなり何を・・・・・・・うーん・・・・まあ、好きかなぁ。一応、家族だしって、なんで?」
「にゅ。なんと、なク」
「・・・・・・・・・・そですか」

くすくすと一つのベッドに二人は潜り込んだまま笑って話す。
真夜中すぎの、女の子の話。
金と赤の少女達はそのまま仲良く眠りについた。


**************************************
用はセフィルはティリスを恋愛対象としては見取らん、と、いうだけの話・・・・・

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14289【遙か〜】サイドストーリー 『今、此処ニ居ル証。』3ゆえ E-mail 3/15-00:11
記事番号14287へのコメント

今になってようやく気が付きまして。
タイトルと内容があっとらんぞ。わし(滝汗)・・・・・・・・・・・・・・ゴロだけでつけたのばればれ・・・・

**************************************
『今、其処ニ在ル証。』  そのさん


「せひ」
「ん?」
「まづイ」
「・・・・・・・・・・・・・・率直なご意見、ありがとぉう(泣)」

朝食に昨日のリベンジとばかりにセフィルが気合い入れて作ったスープだが、あっさりと一人と一匹に落第印を押された。
ユズハはだされたスープを食べずに、ずっとスプーンでかき回している。
セフィルは仕方なくもう一度台所に立つと、今度はなにやらかき混ぜてから、フライパンを取り出し焼き始めた。

「こっちなら、大丈夫だよ。後は、そこにある好きなジャムつけて食べて」
そういってユズハの前に出されたのはパンケーキ。セフィルの数少ない料理レパートリーの中でも、さらに少ないちゃんと作れる一品だ。
ユズハは目を輝かせて、棚に並んだジャムを両手いっぱいに抱え込んでくる。
ここに居る間、暇に任せて作ったもので、木いちごや、マーマレード、カシスなど多種多様だ。
ユズハはその中からアプリコットを選ぶと、これでもかっ!と言わんばかりにパンケーキに塗りつけた。
その現場を『ぜる』が見たならば、すかさず突っ込まれた所だろうが、生憎とここには同じく超甘党のセフィルしか居ない。

「んー♪やっぱ、朝はジャムたっぷりのコレに限るわ♪」
「ん。うまイ」

甘いものが嫌いな人なら卒倒間違いなしの朝食を終えると、セフィルは食器を片づけ始めた。
その間する事もないので、ユズハは部屋の中を探検する。
そんなに広くないし物もない部屋だから、すぐに終わってしまい飽きているかと思ってたら、なにやら片隅に座り込んだまま動かない。

「ユズちゃん、何してんの?」
洗い物をすませ、セフィルは手を拭きつつひょいっと上から様子を伺った。ちなみにユズハの名前は昨日の夜から『ユズちゃん♪』になっている。
「本のあいだに、あっタ。これ、何か、書いてあル」
「はにゃ。それかぁ」
ユズハがのぞき込んでいたのは、先日王宮の書庫で偶然見つけた『プライマル・エルヴァン・アロー』―――古代エルフ文字の書かれた紙とメモリーオーブ。
普段はほとんど誰も入らないという書庫をあさっていた時に棚の奥の方から発見し、その内容が気に入ってアメリアに頼み込んで持ってきたものだ。

「その詩が凄く気に入いったから、ちょっと自分で旋律つけみよっかなって。その詩いい感じでしょ♪とくにその『ぱひょ〜ん』とか『たんにゃぱ』とか♪」
ユズハはその言葉の意味を教えてもらうと大きく頷いた。
「ン。いい感ジ」
セフィルはひょいっと、ユズハの手からその二つを取った。
「だから、こっちに置いておいてね・・・・・・・・・って、言ってる側から、別の物探してるし」
今度は棚の上に置かれていた箱に興味が湧いた。大きさはユズハでも抱えられる程度の木箱。
「これ、何、入ってル?」
いたくお気に召したのか、はたまた興味をそそられるのか、ユズハはやたらとその木箱の中身に固執した。
セフィルはその箱とユズハを交互に見比べると、ふーむと呻り、ユズハに視線を戻した。
「・・・・・・・・・・・・・・ユズハちゃん。浮ける?」
「ん」
そうセフィルに言われて、簡単な返事をするとユズハはその場にふわりっと浮くと、

「――――――――――――――――え゛」

毎度タイミングよくティリスが入り口のドアを開けて、マヌケな声を上げた。


昨日彼女に言われた通り、あと2日分×ふたり分の食料を持ってドアを開けば、重力に逆らうようにして浮いたユズハ。
「・・・・・・・・・・なあ、この子って・・・・・・・・あ。いや・・・・・・ま、いいか」
ユズハは木箱からだされた石を両手で持ち、床に座り込んだままずっと眺めている。
同じ双子でもフィリスの場合は、自分の許容範囲外の事は完璧なまで無視を決め込むが、ティリスの場合には考えるのを放棄する。
「なら、よろし。―――さてと、ユズハちゃん。んじゃ、ちょこっと外にいこっか」
「ン。お願イ」
セフィルはすっと立ち上がり、頷くとユズハも紅き輝きを放つ石――【火の精霊石】である《ナルヤ》をしっかり抱いて立ち上がった。



森の樹々は枝を延ばし、青々とその葉を広げる。その間からわずかに漏れ差す日の光を浴びて、草花はその体を上へと延ばす。
風が走る。水のせせらぎが流れる。
その全てに響くようにセフィルは高からにその唄を紡ぐ。
高く、低く。天に地に風に。樹に、水に、そして――――揺らめく炎に。
静かに稟としたその歌声が森の中にこだまする。


「ゆずは、この歌、聞こえタ。これ、精霊の、唄」

ティリスの横でユズハは言うと、その後はセフィルの紡ぐ『呪歌』を瞳を閉じて、聞き入っている様だった。僅かにその周囲の魔力の気配が動く。
そんなユズハを不思議そうにティリスは見ていると、程なくしてセフィルの唄が止みユズハの前に戻ってきた。

「ユズハちゃん、どう?」
「せひの唄、すごく、気持ちイイ。ほかの精霊も、喜んでル。この唄、ゆずは、始めて聞いタ。けど、好き」

ユズハは抱えるように持っていた《ナルヤ》をセフィルに返した。

ユズハのたどたどしい説明によれば、以前『ばっくん』なるものから魔力をもらって増えたのだが、今『りあ』といる所だと少しずつその魔力が削られているらしい。
ユズハの存在が精霊であるこはなんとなく気づいていた。
そう思えるもの、精霊を使役としても呼び出せる『笛吹き』のハーフエルフの彼女だからこそ。
何故本来は精神体である精霊が、実体を持っているのかは最後まで分からなかったが、そんなユズハが精霊の力の結晶、特にの『火』の力を宿した《ナルヤ》に興味を持つのは自然な事だった。
セフィルの『呪歌』は精霊の力を活性化させ、その干渉力も強い。
だからユズハは直感的にセフィルに頼んでみた。―――――魔力を増やしてもらえないかと。

「せひの唄、ばっくんと、同じ。ゆずは、楽になっタ」
「・・・・・その『ばっくん』が何なのかは知らないけど・・・・・・でも、どうにか効果はあったみたいだね。よかった」
にっこりとセフィルが微笑む。
「ん。ありがト」
ぺこんっとユズハがお礼をいってお辞儀をした。
「わたしこそ、お礼言わなきゃ。唄を誉めてくれてありがとう。――――それじゃ、悪いけど二人は先に家に戻っててくれる?わたしはもちょっと用事すましたら帰るから」
「分かった、なら先に帰ってる。ユズハ、ほれ行くぞ」
「にょ」
妙な返事をしてユズハは素直にティリスの後を付いていった。



「てす」
家に戻ると、ティリスは言われるでもなく昼食の準備に取りかかり、今は鍋を見ている。
「なんだ?」
振り向かずに背中ごしにベッドの上に座っているユズハの声に答える。
「せひ、の、コト、好き?」

ぐぁらがたがたごとがしゃ。

「てす。何でお皿、落とス」
「・・・・・・・・・・・・・・いきなし、お前さんが変なこと聞いてくるからだろーが・・・・・」
ジト目でユズハを睨みつつ、自分が落とした皿を回収する。
「てす、せひのコト、気になル。それ、好き、違う?」

はぁぁぁぁぁ。

ティリスはやれやれと、観念したかのように息を吐きユズハの目の前に座った。

「・・・・・・・俺にもよくわからないんだ。あいつ・・・・っーか、セフィルとはガキの頃から暮らして来たからなぁ。実質俺達とは兄妹同然だったし・・・・・けど、今じゃ俺達の方が見た目はでかいし、年上にも見えるだろ?セフィルは見ての通りだしだからな」

ティリスは何でこんなことを、出会って間もないユズハに話す気になったのか分からないが、それでも話を続けた。

「だからだろーな。ちょっかい出すのは。どうにも一人で何でもバカ見たいに抱え込む癖があるかなぁ。まあ、おちょくって楽しいってのもあるけど。
それが『好き』ってやつなら、家族としてか仲間としてか。―――そんなもんだろ、きっと」

ティリスの話を聞いていたユズハは何かを考えるように黙っていると、真っ直ぐに朱燈色の瞳を向けた。
「その『好き』、ちがウ。てす、せひのコト、大事。『りあ』と、『ぜる』と、一緒」
例に出された名前には心当たりは無いが、あまり感情というものが表情にでないユズハの瞳は真剣に思えた。

「・・・・・・・・・・・・貴重なご意見として、ありがたく受け取っとく」
ティリスは立ち上がり様にユズハの頭の上にぽんっと手を置くと、わしわしと頭を撫でた。

なーお

「おるは、ドコ、行く」

ユズハの視界に、ドアの隙間から外に歩いていくオルハの姿が入った。
なんの躊躇もなく、ユズハはその後を追いかけた。
と、その時にテーブルの上に置かれていた、あの古代エルフ語の詩が書かれた紙がふわりと風に舞う。

「そっち、行く、だメ」

同じく追いかけて外に出てきたユズハが、オルハのしっぽを掴んだ瞬間――――目の前に見慣れたドアが開いていた。




「ただいまぁ!ブルーペリー摘んで来たから、後で一緒にジャム作ろっか・・・・・・・・・・・・って、ユズハちゃんは?」

その辺の葉っぱなどて適当に編んだ籠いっぱいにブルーベリーを入れて戻ってきたセフィルは、部屋のどこにもその姿が無いことに気が付いた。
近くにいたティリスも気が付かなかったらしく、二人して近くを探し回ったが、オルハも同様にどこにも居なかった。

「あの詩を書いた紙までなくなってるし・・・・・・・」

どうしたものかと考えながら戻る時、ふわりと一陣の風がセフィルの金色の長い髪をそよがせ、そっと囁く。


  ついさっきまでそこに在ったものが、ふと気が付くと無くなってるなんてことはよくある話。


「・・・・・・・・・・・どうやら気まぐれな誰かが、返り道を創ってあげたみたいだね」
ぽつりと淋しそうにセフィルは呟くと、木々の枝の間から見える青空を見上げる。

「――――――またね、ユズハちゃん。『りあ』さんとずっと仲良く一緒にね。―――会いに来てくれてありがとう。」







「ユズハっ!!どこに行っていたんですかっ!!!!」

その姿を見つける成り『りあ』は凄い勢いで走ってきた。

「おるは、探してタ」

確かに間違いではない。当初の目的はそれだったし、今もしっかりとオルハのしっぽを掴んで捕獲している。

「もう、どこにも姿が見えないから、心配しましたよ。今日一日中、王宮のどこにいたんですか」
見付けるなりアメリアの自室に問答無用で引き入れられると、ユズハの今日一日の行動を訊ねた。

「朝、部屋であなたを見た後、居ないと思って探せば誰も今日は見ていないって言うんです。・・・・・・・どこかに行っちゃったのかと思いましたよ」
俯き、アメリアの声が段々と小さくなる。

「・・・・・・・・・・・ゼルガディスさんみたいに」

ぽつり、と漏らす。
彼が自分に何も告げずに旅に出ていないことは十分承知している。そして戻ってくるとも。
だからこうして、窮屈な王宮暮らしをしながらでも待っていられるのだ。
ユズハはアメリアの言葉に沈黙する。

「ユズハまで、私の近くから居なくならないで下さい。・・・・・・・・・お願いですから」

それでも一人で待つのはやはり辛い。
一人より二人。
誰か側に居てくれるというのは、ふとすれば弱気になる自分の心を支えてくれるから。

「・・・・・・・・りあ、ごめン」
いつしかそこに居ることが当たり前になった精霊の子供は、ぺこんと頭を下げて素直に謝ると、彼女から聞いたばかりの言葉を彼女に送った。

「ゆずは、ズット、いル。ゆずは、たんにゃぱ」

おそらくは、落ち込んでしまった自分を励ましているのだろが、その最後の言葉はまったく分からない。
「そう言ってくれるのは嬉しいんですが・・・・・・・。その『たんにゃぱ』って何です・・・・・・・・・・・・?」
最近増えつつある意味不明な言葉かまた増えたのかとアメリアは眉を寄せた。

なーお

「なんだかオルハが、やたらとキレイになってるような・・・・・本当に何処に行っていたですか?」
ユズハがあの家に居たのは2日。ここでは1日も立っていない。
時間の流れ方が、あちらとこちらではだいぶ違う様だが、そんなことにユズハは気が付く様子は無い。

「ンとね。せひに、会った」
「せひ・・・・・・・・さん?」
「あと、てす、と、ふー」

いつぞかやかに街で迷子になった時の話をアメリアは思い出していた。

「・・・・・・・・街に行っていたんですね」
「違う、森の家。そこデ、せひに、唄ってもらっテ、魔力、もらっタ。ばっくんと、同じ。ゆずは、楽になっタ」

この近くの森といったら結界外にある王宮直轄の森しかないが、とてもそこまでユズハが一人でいって戻ってこれる筈はない。
しかし、わずかに感じるユズハの魔力がまた少しというか、例の『ばっくん』騒ぎの時近くまで戻っている気がする。
それからユズハの一日行動説明を聞いたのだか、どれも今一要領を得ないというか、なんとも不思議な話だったが、アメリアはそうなんだろうと納得した。
ユズハは嘘はつかないし、何より本人が一番『嫌い』な事だから。

「・・・・・何処に行ってたかは置いておくとして、ユズハが見つかって良かったです。そろそろ食事の時間ですし、行きましょっか」
アメリアは立ち上がると、すっとユズハの目の前に手を差し出してにっこりと微笑む。
「ン。お腹、へっタ」
そうい言ってユズハはアメリアの手をとり一緒に部屋をでた。

その繋いだ手が此処にいる証のように。





「・・・・・・・・・・あれ?」

もう少しお菓子を追加しようと、先ほど作ったお菓子で溢れ返っていた籠を探そうとするが、どこにも見つからない。
「さっきまで、確かここに置いておいて筈なんだが・・・・・・・」
届くかどうか分からないとはいえ、せっかく自分が彼女達の為に作ったものだ。
そんな大切なお菓子入りの籠の姿を探してクラヴィスは辺りを見て回るが、見つかったのは肝心の籠ではなく、

「クラヴィスくん、捜し物かにょ?」

あまっていた彼の手作りクッキーを一口かじっていたその姿に、クラヴィスは手近にあった製菓用の伸ばし棒(正式名称不明)を振り下ろした。

「どこから湧い出てきた!?このくそ親父っ!!ぽこぽこ現れて、てめぇはどこぞの二等辺三角形かっ?!しかも、しれっとプレゼント用のクッキーまで食いやがって!!!籠はどーしたっ籠はっ!」
「にょわぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ?!よくわかんないけど無実だにょぉぉぉぉぉぉぉぉ!?僕はそこのお皿にあったのを一つ食べただけだにょぉう」
「嘘つけっ!この妖怪にょほほ親父」
「ひどいにょぉぉぉぉううう〜ホントに籠なんてし知らないにょぉぅ。パパりんもクラヴィスくんお手製りのお菓子が食べたいだけだにょぉぉぉぉう」
「その辺の卵の殻でも食ってろ」
「うううう・・・・・・・・・でも、籠はしらにゃいけど、これが落ちてたにょ」

微笑ましい親子の語らい(?)の最中、クラヴィスはウィルフレッドが差し出した一枚の紙を、ひったくっるようにして見た。

「・・・・・・・・古代文字?」

古代文字には詳しい方だが、こんな文字は見たことが無い。というより初めて見るかも知れない。
が、その下の方に書かれていた訳文と見覚えのある筆跡にクラヴィスはふっと微笑んだ。
まだ翻訳の途中だったらしく、詩の本文の古代文字に矢印で指し示し、何度も書き直した訳文が書き込まれている。
ウィルフレッドは可愛い息子(本人は拒否するが)が嬉しそうに読んでいる紙をひょいっと覗き込んだ。

「へぇ。《プライマル・エルヴァン・アロー》だにょ」
「知ってんのかっ?!」
「んにゃ。形を見たことあるだけで読めないにょ」
「だと思った。しかし一瞬でも凄いと思った自分の思考が、ああもったいない」
「ひどいにぉぉぉぉ〜クラヴィスくぅぅぅぅぅんんんんん(泣)」
「だぁぁぁぁっ!!うとーしいっ!!あんたは近くにおらんでもいいっっ!!!」
「でも、なんでこんな詩が、ここにあるにゃ?」
「さっきから聞いてりゃ、みゃ〜にゃ〜五月蝿い。ネコマタかあんたは。―――まあ、これはきっとお菓子好きの彼女からのお礼・・・・・って所かな」


  ついさっきまでそこに在ったものが、ふと気が付くと無くなってるなんてことはよくある話。

あのお菓子入りの籠とカードは、ふたりの女の子達の元へあの時の彼女が届けてくれたんだろう。
喜んで食べてくれてるかなと、金色の髪に紅い瞳が印象的な彼女達の姿を思い浮かべてみる。

「クラヴィスくぅぅぅぅぅぅん自分だけどっか違う世界に行かないで、パパりんにもお菓子作って欲しいにょぅ♪」
「嫌」
「・・・・・そぉんなきっぱり言わなくてもぉう(号泣)―――にゅぅぅぅ。そしたらこの言葉あげるから、気に入ったら作ってくれにゃ♪」
「ほう。して何を言う」
「たんにゃぱ♪」
「――――――――――――さいなら」
「ああああああああああああああああそんな振り向きもせずに行かないでよぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!」

泣きながら追いすがってくるウィルフレッドの顔面に製菓用の伸ばし棒(くどいが正式名称不明)を叩きつけて、クラヴィスはすたすたと歩いていった。


「今度はちゃんと会ってお茶しようね♪その時に、この詩の事も教えてくれよな」

クラヴィスは手にした詩と共に窓越しに空の向こうを眺めて、そう呟いた。





「ただいまー!」

2日ぶりの我が家のドアをセフィルは勢い良く開けた。
「お帰り・・・・・・・って、あれっ、早いじゃないの。たしか3.4日は掛かるっていってなかった?」
驚いた様にしてリナはセフィルを出迎えた。
「色々とあって溜まりまくった魔力を一気に放出できたから、早く帰ってこられたんだ♪」
「あそ。ならいいけど。でも、ちょうど良かったわ。あなた宛てに、こんなもん届いてるんだけど」
「え?わたし宛て?」
はにゃ?と首を傾けて、リナからそれを受け取るとセフィルの顔は満面の笑みへと変わった。


「もう帰ってきたの」
自分の部屋に入ろうとした時、反対側のドアから本を抱えて出てきたフィリスが開口一番そう言った。
「悪いかよ」
ぶすっとして睨んでくるティリスに対して、フィリスはため息を付くと、やれやれと首を左右に振った。
「ティリス。あんた今日が何の日かすっかり忘れてるでしょ?」
「は?」
ティリスが何のことだとまぬけな答えを返すと、いいから下に行って見ろと言われ、渋々



「たしか今日は、ほわ何とかでーらしいから、これはリナとセフィルにプレゼント♪」

ニコニコとリナの反応に期待してるガウリイが、ほくほく顔でそのプレゼントの包みを渡した。
ちょっと怒ったようにして「ばか」と言い返すが、その顔は真っ赤になってまんざらでも無い様子。
そんないつまでたってもラブラブ夫婦を後目に、ここに一人氷河期のごとく固まりきった奴がいた。

「やっぱりホワイトデーのプレゼント。なぁんにも用意してなかったわね。父さんですら覚えていたのに」
――――と、言いつつも朝一番にガウリイにそんな知恵をつけたのはフィリスなのだが。
「セフィルにせっかくチョコケーキもらっといて、なぁんにもお返ししないんだ。ティリス君は」
ガウリイとゼルガディスとティリスのまとめて3人分のケーキだが、もらったことには違いない。ましてや、お菓子大好き娘だ。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あぅ(汗)」

ティリスは呻くしかなかった。

「ガウリイ、ありがと♪」
クッキーのいっぱい詰まった瓶をガウリイからもらい、セフィルは笑顔で受け取った。

「けど、その籠いっぱいのお菓子はどーしたんだ?」
ガウリイはセフィルの正面に置かれた、その籠を指さした。

「あ、これ?これねぇクーちゃんって言う、すっごいかっこいい男の人からのプレゼント♪♪しかもカード付き♪」

もう笑顔爆裂である。

『・・・・・・・・・・・・・・・・はい?』

そのセリフに硬直したのは、無論なにも用意していなかったティリスと、保護者+兄役のガウリイ。

「ふーん。セフィルも隅におけないわねぇ。しかもこれ、全部手作りじゃないの」
「ほんと、どっかの誰かとは大違い。まあ、なんとなくキザな感じはするけど、嫌みじゃないし」
「黒いキレイな長い髪と、宝石みたいな翠の瞳をした人なんだよ。クーちゃんって♪」

どうにか硬直からとけたガウリイが口を開く。

「なあ・・・・・・・その『くーちゃん』って・・・・・・・・あの喋る鳥か?」

「「「そりゃ、九官鳥の『キューちゃん』だっ!」」」

相変わらずぼけたセリフのガウリイに、その場の全員がハリセンを手にしていた。





セフィルは自分の籠を喪って部屋に戻ると、一口お菓子を頬張り、そのカードを開いた。


『甘いものが大好きな可愛い可愛い小さなレディへ
 いつかまたあの店でお茶しよう――――追伸 うにょろーん♪    クラヴィス=ヴァレンタインより愛を込めて』


「返事で何かが届くってことは、わたしが此処にいるっていう証拠だよね。しかも此処に−−−−−」

読んでくれた誰か、喜んで食べてくれる君、手をつないでくれる彼女、『お帰りと』言ってくれる彼等。
そのどれもか自分の存在を認めてくれる証だとしたら。


セフィルくすくすと笑うとカードをそっと机に置いて、あの詩をまたなぞる。

「――― 『偶然世界』で出逢い 絆は森なり ―――か。・・・・・・この詩、ちゃんと訳して唄にしよっと」
セフィルはふと考えた。

「ユズちゃん、『りあ』さんにあの『たんにゃぱ』の意味は教えたのかな?―――古代エルフ語で『いつもあなたの近くにいます』ってことなんだけど」


―――何故その言葉をあの父親が知っていたのは誰も分からず、ヴァレンタイン家の7不思議の一つとして言い伝えられた。(勝手に伝えるな)

その後、ユズハの手紙にさらに『ぱひょ〜ん』とか『たんにゃぱ』などというレパートリーも増え、ますますアメリアとクロフェル候は頭を悩ますのだった。


************************************************

げすどすぶすぱす。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・視線が突き刺さるのぅ・・・・・・・いたひ。

どうもっ!煩悩全開自爆拉致犯のゆえです。
読んでの通り、あの桐生ゆごんねこ様の話から拡大しまくってしまった、もはや煩悩と欲望の赴くままの話でこざいます。
この話のきっかけは「2」の桐生ゆごんねこ様の夢の共演の話からでして、そこでうちの娘とご一緒させて頂いた、
桐生様よりお預かりしたユズハ&オルハのコンビと、ねんねこ様より拉致してきたクラヴィスくんとそのパパりんです。
しかも、それを『遙か〜』の本編サイドストーリーに組み込むあたり・・・・・・・自爆どころか爆撃をうけそうな気がします。

いや、何が書きたかったって、セフィルとティリスの話なんですけど、そのティリスの心境変化をどうするか悩んでいたところ、
これはもうユズハ嬢に突っ込んでもらって、かき混ぜてもらおうと、勝手に決めまして。(まさに他力本願)
といいますか、・・・・・・・これを口実にユズハとオルハをセフィルに会わせたかったという私の願望なんです。はい。
さらに、クーちゃんお手製のお菓子が出来てるっ!しかも今日はホワイトデー♪となれば、やはり食べさてやりたいのが親心ともうしますか。
おまけにパパりんまで連れて来ちゃってるし(付いてきたという話も)・・・・・・もうやりたいほーだいです。

もう、何も言い残すことは在りません。
ようは、私が『ユズハちゃぁぁぁぁぁぁん♪クラヴィスくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん♪』とファン根性丸出ししただけですな。
うう、両者のファンのみなさま、ほんっとに棲みません。

本編「遙かなる絆」はちゃんと書きます、続けます!!
けど、もう少しだけ暴走といいますか、サイドストーリーを書き込みたいなと。
・・・・・・いや、今度はクーちゃんにお菓子作りに来てもらおうなどとは・・・・・・はうっ?!(←ハリセンで叩かれた)
ちなみに古代エルフ語(これも増殖してますね)の詩は、最近私が狂ったように聞いている曲の歌詞です。
これをさりげに伏線として、また拉致してこようかなぁなんて・・・・・・・うにょにょ♪(←ハリセンで叩け)

最後になりましたが、改めて桐生あきや様、ねんねこ様、そして在る意味このシリーズ(なのか?)の生みの親であります、
桐生ゆごんねこ様ことあごん様にお礼と共に、要らないでしょーけど捧げさせて居ただます。ありがとうございました。

あとは・・・・・・・・・・・逃げますっ!らぢじゃっ!

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14290夢の大競演vみてい 3/15-00:50
記事番号14289へのコメント

こんばんわ、みていでございます。ちょっとお隣さん(小説2)見て、戻ってきたらゆえさんの小説が生えていた(笑)。ので、何度も更新して追うように読んでしまいましたv

>「まづイ」
>「・・・・・・・・・・・・・・率直なご意見、ありがとぉう(泣)」
「ゆかいなミルさん」の小ネタと彼女の料理、選ぶならどっち。
>ユズハがのぞき込んでいたのは、先日王宮の書庫で偶然見つけた『プライマル・エルヴァン・アロー』―――古代エルフ文字の書かれた紙とメモリーオーブ。
>普段はほとんど誰も入らないという書庫をあさっていた時に棚の奥の方から発見し、その内容が気に入ってアメリアに頼み込んで持ってきたものだ。
何が書いてあったんでしょう。気になります。
>「その詩が凄く気に入いったから、ちょっと自分で旋律つけみよっかなって。その詩いい感じでしょ♪とくにその『ぱひょ〜ん』とか『たんにゃぱ』とか♪」
た、たんにゃぱ…♪
>同じ双子でもフィリスの場合は、自分の許容範囲外の事は完璧なまで無視を決め込むが、ティリスの場合には考えるのを放棄する。
フィリスはリナ派、ティリスはガウリイ派なんすね。
>ユズハのたどたどしい説明によれば、以前『ばっくん』なるものから魔力をもらって増えたのだが、今『りあ』といる所だと少しずつその魔力が削られているらしい。
『ばっくん』…何だっけ、何だっけ…?
>ユズハの視界に、ドアの隙間から外に歩いていくオルハの姿が入った。
ユズハに牛柄にされ、「ふなななななっ」と抗議したもののまたとっ掴まった猫さんv
>確かに間違いではない。当初の目的はそれだったし、今もしっかりとオルハのしっぽを掴んで捕獲している。
捕獲。しっぽ掴まれてぷら〜ん。伸びちゃわないだろうか、終いには(笑)
>「・・・・・・・・・・・ゼルガディスさんみたいに」
>ぽつり、と漏らす。
うっ、せつない。
>「ゆずは、ズット、いル。ゆずは、たんにゃぱ」
>「そう言ってくれるのは嬉しいんですが・・・・・・・。その『たんにゃぱ』って何です・・・・・・・・・・・・?」
わけのわかんない単語が出てくると、途端にそれまで考えてたことが吹っ飛ぶことって、ありませんか?
>「クラヴィスくん、捜し物かにょ?」
そうなんだにょ。
>「どこから湧い出てきた!?このくそ親父っ!!ぽこぽこ現れて、てめぇはどこぞの二等辺三角形かっ?!しかも、しれっとプレゼント用のクッキーまで食いやがって!!!籠はどーしたっ籠はっ!」
どこぞの二等辺△、「おいしいですねぇ」とか意って食べそうだ。
>「にょわぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ?!よくわかんないけど無実だにょぉぉぉぉぉぉぉぉ!?僕はそこのお皿にあったのを一つ食べただけだにょぉう」
>「嘘つけっ!この妖怪にょほほ親父」
ぶはははははははははははははははははははははははははははっ!
妖怪にょほほ親父っ!(大爆笑)
>微笑ましい親子の語らい(?)の最中、クラヴィスはウィルフレッドが差し出した一枚の紙を、ひったくっるようにして見た。
ここに落ちたのねv
>「・・・・・・・・古代文字?」
>「へぇ。《プライマル・エルヴァン・アロー》だにょ」
気になる。「エルヴァン」て何だろう。
>「さっきから聞いてりゃ、みゃ〜にゃ〜五月蝿い。ネコマタかあんたは。―――まあ、これはきっとお菓子好きの彼女からのお礼・・・・・って所かな」
こんなところでネコマタ繋がり♪
>「たしか今日は、ほわ何とかでーらしいから、これはリナとセフィルにプレゼント♪」
>ニコニコとリナの反応に期待してるガウリイが、ほくほく顔でそのプレゼントの包みを渡した。
>ちょっと怒ったようにして「ばか」と言い返すが、その顔は真っ赤になってまんざらでも無い様子。
らぶらぶvvv
>そんないつまでたってもラブラブ夫婦を後目に、ここに一人氷河期のごとく固まりきった奴がいた。
>「やっぱりホワイトデーのプレゼント。なぁんにも用意してなかったわね。父さんですら覚えていたのに」
重要。
>――――と、言いつつも朝一番にガウリイにそんな知恵をつけたのはフィリスなのだが。
さらに重要だがオフレコ♪
>「あ、これ?これねぇクーちゃんって言う、すっごいかっこいい男の人からのプレゼント♪♪しかもカード付き♪」
ここに届いたのね。籠。
>「ユズちゃん、『りあ』さんにあの『たんにゃぱ』の意味は教えたのかな?―――古代エルフ語で『いつもあなたの近くにいます』ってことなんだけど」
そうだったのかあ。うちの話でアメリアに言わせてみよっかな。もちろん相手は彼vいいですか、ゆえさん。

>げすどすぶすぱす。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・視線が突き刺さるのぅ・・・・・・・いたひ。
>しかも、それを『遙か〜』の本編サイドストーリーに組み込むあたり・・・・・・・自爆どころか爆撃をうけそうな気がします。
ずうっとサーチ中のみてい。うふ。
>さらに、クーちゃんお手製のお菓子が出来てるっ!しかも今日はホワイトデー♪となれば、やはり食べさてやりたいのが親心ともうしますか。
何事も無く過ぎました。本当にイベントごとに乗りません(仮)
>本編「遙かなる絆」はちゃんと書きます、続けます!!
わぁい♪続き出るの楽しみにしてます。
>あとは・・・・・・・・・・・逃げますっ!らぢじゃっ!
くどいようですがサーチ中…。(動力ゼンマイ)


ではでは、だいぶしっちゃかめっちゃかでございますが、みていでございました。
また寄らせてくださいね。

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14309煩悩の大宴会・・・・ゆえ E-mail 3/15-23:04
記事番号14290へのコメント

こんばんわ♪ゆえです。

>こんばんわ、みていでございます。ちょっとお隣さん(小説2)見て、戻ってきたらゆえさんの小説が生えていた(笑)。ので、何度も更新して追うように読んでしまいましたv

生えてた(笑)
はやしてしまいました。そりゃもう、にょろにょろと♪

>「ゆかいなミルさん」の小ネタと彼女の料理、選ぶならどっち。

どっちもヤダ(笑)
まあ、元ネタの某TOPの半分エルフみたいに『殺人シェフ』とまでは行かないでしょーか(笑)



>何が書いてあったんでしょう。気になります。

『詩』ですね。それも歌詞(笑)

>た、たんにゃぱ…♪

「ばひょ〜ん」の方は私オリジナルですが、「たんにゃぱ♪」はその歌詞からとってます。


>フィリスはリナ派、ティリスはガウリイ派なんすね。

これは最近気が付いたのですが、フィリスのあの性格。ミリーナやリナのミックスというより、以前、○とゆめに連載されてた「ここは○リーン○ッド」という漫画に出てくる、忍先輩にそっくしなんですよねぇ・・・・・・って、知ってる人少ないでしょーねぇ(笑)


>『ばっくん』…何だっけ、何だっけ…?

これは、本家桐生様の話『帰る場所(スプリング・アゲイン)』を読まれたら分かりますよーん♪


>捕獲。しっぽ掴まれてぷら〜ん。伸びちゃわないだろうか、終いには(笑)

オルハを何だかないがしろにしてしまった気が・・・・・うう、ネコ大好き○リス○ーで勘弁しておくれっ!


>>「・・・・・・・・・・・ゼルガディスさんみたいに」
>>ぽつり、と漏らす。
>うっ、せつない。

もう、勝手にアメリアを弱気にしてますし。いいのか私。


>わけのわかんない単語が出てくると、途端にそれまで考えてたことが吹っ飛ぶことって、ありませんか?

ありますあります。とくに電話とか。
受話器もったまま、硬直してたりするんですよね。


>どこぞの二等辺△、「おいしいですねぇ」とか意って食べそうだ。

しかも、本気で籠の奴を食べてる(笑)



>ぶはははははははははははははははははははははははははははっ!
>妖怪にょほほ親父っ!(大爆笑)

もうこれは何もいいわけできませぇん(泣)


>>微笑ましい親子の語らい(?)の最中、クラヴィスはウィルフレッドが差し出した一枚の紙を、ひったくっるようにして見た。
>ここに落ちたのねv

ぽてっと♪

>>「・・・・・・・・古代文字?」
>>「へぇ。《プライマル・エルヴァン・アロー》だにょ」
>気になる。「エルヴァン」て何だろう。

実は私。間違ってます。正確には《プライマル・エルヴァン・ロアー》です。
アローじゃ矢になっちまう。
これも本当は某TOP(RPGのゲームです)に出てくる設定を、ちまっとだけ変えて勝手につかってます。
「エルヴァン」は私の勝手な造語ですが、いちおー意味てきには『エルフ族』を差してます。


>こんなところでネコマタ繋がり♪

ちなみに以後、セフィルの作る料理には『ネコマタ料理』という、まったく嬉しくない名前がおくられてたりします(笑)

>>ちょっと怒ったようにして「ばか」と言い返すが、その顔は真っ赤になってまんざらでも無い様子。
>らぶらぶvvv

どこでもガウリナ。いつでもガウリナ。何が何でもガウリナの私♪


>>――――と、言いつつも朝一番にガウリイにそんな知恵をつけたのはフィリスなのだが。
>さらに重要だがオフレコ♪

フィリスの暗躍によってガウリイは救われましたが・・・・ならティスにも教えてやれよ・・・・・


>>「あ、これ?これねぇクーちゃんって言う、すっごいかっこいい男の人からのプレゼント♪♪しかもカード付き♪」
>ここに届いたのね。籠。

届きました♪と、いうより強奪ですな・・・・・・・



>>「ユズちゃん、『りあ』さんにあの『たんにゃぱ』の意味は教えたのかな?―――古代エルフ語で『いつもあなたの近くにいます』ってことなんだけど」
>そうだったのかあ。うちの話でアメリアに言わせてみよっかな。もちろん相手は彼vいいですか、ゆえさん。

ああああああああああああああ、そんな、いいんですかっ?!みてい様のアメリアに、うちのエルフ語言わせてもっ!
本当は『わたしはあなたの近くにいます』なのですが、ちょっとはしょりました。
これも、例の詩といいますか、歌詞の一節なんですよ。



>>何事も無く過ぎました。本当にイベントごとに乗りません(仮)

私もなぁんにもありませんでした。ならばと自力でイベントにすべく、話を・・・・・と。


>>本編「遙かなる絆」はちゃんと書きます、続けます!!
>わぁい♪続き出るの楽しみにしてます。
>>あとは・・・・・・・・・・・逃げますっ!らぢじゃっ!
>くどいようですがサーチ中…。(動力ゼンマイ)


−−−−−−−うぉぅ?!見つかってるしっ!
本編・・・・ちゃんと続けます。といいますか、ラストを書きたいし(ここは完璧に決まってる)
本気で長くなりそうなので、かなりゆっくりペースにはなりますが。


ほぼ、私の自己満足の話に、レスを頂きましてありがとうございます♪
個人的には、あの方に今度はシャルレさんとランディさんの話を書いてほしいなぁと思ってたりします(やめい)

もう、幸せの頂上現象のゆえでした♪

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14293こうして彼女は道を作る桐生ゆごんねこ E-mail 3/15-03:43
記事番号14289へのコメント

 ふふふ、と彼女が優しく微笑った。
              
 その白蝋のごとき手には一通の手紙があった。
 ゆっくりと彼女の視線が紙面を走る。
 この「在りえざる可能性」に手紙とは、と初めは随分驚いたのだが。
 しかし、ここはだからこその「在りえざる可能性」なのだ。
 不可能ではなく、ただ在るはずがないという事実が在る空間。
 それこそが、彼女の住むこの場なのだから。
 さすがは笛吹き、と感嘆の念を抱く。
 その力は、少女を追い詰め、そして助けるだろう。
 笛吹きという事実は、存在しているのだから。

 耳を澄ませる。
 声が聞こえた。
 この優しく暖かい声は、彼のものだ。
 『また、会えるわ』
 そう応えようとして、少し躊躇してからやめた。
 言の葉は見えず、ただ在るものだ。
 在るという事実だけで十分ではないか、そう思ったからだった。
 耳を澄ませた。
 彼の声はいつだって聞こえる。
 彼女はいつだって聞いている。
 彼の存在は痛い程に、真実なのだから。

 瞳を閉じて口ずさむ。
 旋律は流れるように舞うものだ。
 小さな精霊は今日も猫とじゃれあっているようだった。
 勝ち負けなどという概念は、いつ精霊の中に芽生えたのだろうか。
 彼女は瞳を閉じたまま、眉を器用に上下させた。
 勝ち負け、つまりは勝負。
 勝負、すなわち他人との競り合い、か?
 (まさかあのクイズで他人と競り合う悦びを見出したわけじゃあ、ないわよねぇ?)
 自信の無い思いで、口ずさむ。
 しかしそれは一興。
 存在とは互いを認め、高め合うものなのだから。
 小さな精霊は、様々な存在を認め始めたのだろう。

 存在意義。
 そっと呟く。
 そんな言葉は無意味だ。
 存在に意義はない。
 存在が意義なのだ。
 他人と自分がいて。
 それを知っていること。
 それこそが、存在であり、そのまま意義になる。

 三人の愛された者達へ。
 手紙は書かない。返事はしない。唄は聞かせない。
 だけれど。
 愛しているわ。愛された者達。
 貴方達の愛した人と、共に在りなさい。
 共に立ち、共に並び、共に進む。
 これは、ひどく簡単でひどく難しい。
 彼女はそこまで考えて、また微笑した。
 これ以上は私が立ち入るべきではないのだろう。
 そう思い、ふと、手元の手紙へ目を落とす。
 耳を澄ませ、瞳を閉じた。

 嬉しかったの、手紙も、言葉も、思いも。
 もう一度だけ、風の通り道を作ってみようかしら。
 そして。
 
 彼女は、ふふふ、と笑った。



こんばんは!桐生ゆごんねこ(まだバレてないと思っているらしい)です!
あああああああああ!私の煩悩が!
ここに集大成をををを!!
ありがとうございました!ゆえ様!
ノリでさらに書いてみたりっっ!!

あ、新情報です。今、横で一緒にいるティルからの情報です(笑)。
「ああ、それにしてもあの店のカクテルはダメだわ・・・って、えっ!?もうマイク入ってるの!?あらやだv
 え〜と、コホン。
 古代エルフ語ですが、「イチゴタルト」で「貴方の笑顔が見たい」と云う意味になるのよ。
 そして「シッパイポトフ」で、「何か良いことアル・カポネ♪ええ!?禁酒法ですか!?キッツイなぁ、それ」と云う意味になるのv」
 以上、ティヌゥヴィエルの古代エルフ語講座でした〜♪

では、本当にありがとうございました!
あごん(もう飽きたらしい)でした! 

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14310道があるから歩くんだ。ゆえ E-mail 3/15-23:23
記事番号14293へのコメント

にょほほほと、笑う、こんばんわ。ゆえぞうです〜

もう、他人さまの話にのっかりまくってます。
しかも、あの彼女からの言葉までっ!!ああああああもう、グリーンジャンボ当たらなくてもいいですっ!(はじめから当たらんって)


> さすがは笛吹き、と感嘆の念を抱く。
> その力は、少女を追い詰め、そして助けるだろう。
> 笛吹きという事実は、存在しているのだから。

おぅ・・・・・・・まさに、今のセフィルにぴったりなセリフです。
『追い詰め、そして助ける』まさに、その通りの状況です。
ああ、これで何とか本編も続き、かけそうです〜。



> 勝負、すなわち他人との競り合い、か?
> (まさかあのクイズで他人と競り合う悦びを見出したわけじゃあ、ないわよねぇ?)

そうだったのかっ!勝負の美酒はうまいぞ、ユズハ♪(←また飲むのか)

> これ以上は私が立ち入るべきではないのだろう。

え?そんな事、仰らずに・・・・・・・


> 嬉しかったの、手紙も、言葉も、思いも。
> もう一度だけ、風の通り道を作ってみようかしら。

・・・・・・・・・・・・・・・・できちゃいましたよ。通り道。
そうなると、これは行くしかないですよねぇ・・・・・。にょほほほ♪


>こんばんは!桐生ゆごんねこ(まだバレてないと思っているらしい)です!
>あああああああああ!私の煩悩が!
>ここに集大成をををを!!
>ありがとうございました!ゆえ様!
>ノリでさらに書いてみたりっっ!!

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお、続きがっ?!
もう、本気で幸せですっ!ああ、煩悩全開してよかった♪


>あ、新情報です。今、横で一緒にいるティルからの情報です(笑)。
>「ああ、それにしてもあの店のカクテルはダメだわ・・・って、えっ!?もうマイク入ってるの!?あらやだv

あんた、そんな処で一人飲んでたんか。しかもカクテル(笑)
ハリセンもって突っ込みにいくぞ(笑)



> え〜と、コホン。
> 古代エルフ語ですが、「イチゴタルト」で「貴方の笑顔が見たい」と云う意味になるのよ。
> そして「シッパイポトフ」で、「何か良いことアル・カポネ♪ええ!?禁酒法ですか!?キッツイなぁ、それ」と云う意味になるのv」

おおお、しかも解説してるしっ!
そーか。「いちごタルト」はそんな意味が・・・・。「シッパイポトフ」というーか「ネコマタポトフ」は「明日があるっ!」という意味もあったりなんたりかんたり・・・・

> 以上、ティヌゥヴィエルの古代エルフ語講座でした〜♪

↑・・・・・・・まぢで、そのうちやらせるかも・・・・・・・増殖の一途を辿る、古代エルフ語講座か、辞典とか。(笑)

>では、本当にありがとうございました!

こちらこそ。こんな話を考えられたのも、ねんねこ様や桐生様とご一緒できるのも、全ては桐生ゆごねこ様のあの話があってですっ!
ほんとうにありがとうございました。

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14296妖怪にょほほ親父の襲来っ!?(笑)ねんねこ E-mail URL3/15-10:03
記事番号14289へのコメント

ゆえさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!(><)
もう本当にありがとうございましたの一言に尽きます!
なにはともあれ2まで先に読ませていただいて、続きはどうなるんだろうとか思っていたら妖怪にょほほ親父の襲来(爆笑)
しかも『たんにゃぱ』だし。
ますます増えていく謎の古代エルフ語……しかも桐生ゆごんねこさんの『イチゴタルト』の意味が……(撃沈)
なんか馬鹿息子と妖怪にょほほ親父(どうやら気に入ったらしい)の掛け合いがすごく嬉しかったです。常に流血するヴァレンタイン一家。弟の武器がハリセンならば、兄は製菓用の伸ばし棒(正式名称未定)か(笑)
いいなあ。もらっちゃおその設定(をい)

この続きを書いてみようかな〜などと思う今日この頃。
もし良かったらセフィルちゃん、貸していただけませんか?(^^;)

それでは本編の方も頑張ってください(><)
ねんねこでした♪

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14312はにゃゃ娘の奇襲!!ゆえ E-mail 3/15-23:41
記事番号14296へのコメント

>ゆえさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!(><)

ねんねこさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!どうまししょっ!やっちまいましたっ!


>もう本当にありがとうございましたの一言に尽きます!

こちらこそっ!息子さん+パパりんまでお借りしましてありがとうございました。

>なにはともあれ2まで先に読ませていただいて、続きはどうなるんだろうとか思っていたら妖怪にょほほ親父の襲来(爆笑)

先に読んで頂いた内容はあまりにもお嬢が暗いので、ちょこちょこっと書き直しました。・・・・・・・まあ、あまり変わってないという話もありますが(汗)


>しかも『たんにゃぱ』だし。

『ぱひょ〜ん』の意味を入れるの忘れてるし、私(←あほ)
あの『たんにゃぱ♪』は元があります。正確には『ダンニャバード』
実はコレ、島谷ひとみの『パビヨン』という曲が元ネタです。
セフィルのラストのセリフも、もろそうですし。

>ますます増えていく謎の古代エルフ語……しかも桐生ゆごんねこさんの『イチゴタルト』の意味が……(撃沈)

もう自然発生的に増殖していきますよね(笑)
こーなりゃ、本当に『古代エルフ語講座』開いかないかと思ってしまいます。


>なんか馬鹿息子と妖怪にょほほ親父(どうやら気に入ったらしい)の掛け合いがすごく嬉しかったです。常に流血するヴァレンタイン一家。弟の武器がハリセンならば、兄は製菓用の伸ばし棒(正式名称未定)か(笑)
>いいなあ。もらっちゃおその設定(をい)

『妖怪にょほほ親父』・・・・・実はこのクーちゃんとパパりんの掛け合いは4回書き直しました。
なかなかあの、絶妙な掛け合いにならなくて・・・・・で、最後に出てきたのが『妖怪にょほほ親父』でした。いや、あの世界に妖怪なるものがいるかどうかは、分かりませんが・・・・・・さしずめセフィルはトイレの花子さんで、ユズハは座敷わらしとかなんちゅー失礼なっ!でも、いると家が豊かになるんですよねぇ・・・・・あ、欲しいかも)
そして、武器(?)として登場した『製菓用伸ばし棒(正式名称不明)』は謹んで差し上げますっ♪
ほんとは、これ。1度目の時は泡立て器でした。でも泡立て器じゃ痛くないし・・・・・で伸ばし棒かなと。


>この続きを書いてみようかな〜などと思う今日この頃。
>もし良かったらセフィルちゃん、貸していただけませんか?(^^;)

なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんですとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
もう、のしにリボンつけて、差出人払いでクール宅急便でお送りいたしますっ!
こんな風にいっていだけるなんて・・・・・書いててよかった♪


>それでは本編の方も頑張ってください(><)

・・・・・・・・・・・・・・・げふっ(←心臓ひと付き♪)
そ、そうでした・・・・・・煩悩くらくらしてる場合じゃなかったですよね。あちらのみなさま、特にリナは(滝汗)

早いトコ、次回をお送りすべく、しばらく煩悩に封印を・・・・・・・・・・・できそうにないです〜〜。

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14302笑顔爆裂です♪桐生あきや 3/15-14:52
記事番号14289へのコメント


 ゆえさああああああぁぁんっ(ねんねこさん風・笑)
 どうもありがとうございますっ。すてきな話にしあがっていて、もうたまりません。クーちゃんもパパりんも出てきてて、なんて贅沢な話なんでしょう♪
 次はクーちゃんがティリスに絡む番ですねっ(勝手に決めるな)
 硬直するガウリイとティリスが最高でした。セフィルの微笑みの爆弾(笑)

 うちのユズハの魔力まで増やしていただいて、本当にありがとうございます。これで安心して刺客を白灰にして、鉄を蒸発させられます(笑)。いえ、長編でのお話なんですが(笑)
 古代エルフ語もますます増えて、辞書を作りたい気分です。どこまで広がる古代エルフ語(笑)
 ユズハの言動に悩まされるのは、アメリアやじいだけにとどまらず、手紙の宛先のリナも今頃じゅうぶん悩んでいることと思います(笑)

 ああ、何かお礼言っていいたりません。幸せ者の桐生でしたっ。

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14313幸せダイナマイトです♪ゆえ E-mail 3/16-00:05
記事番号14302へのコメント

> ゆえさああああああぁぁんっ(ねんねこさん風・笑)

あきやさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!
たいっへんに失礼ましたっ!もう、ユズハ&オルハは、勝手に動いてくれるので、本当に書いていて楽しかったですぅ〜♪


> どうもありがとうございますっ。すてきな話にしあがっていて、もうたまりません。クーちゃんもパパりんも出てきてて、なんて贅沢な話なんでしょう♪

豪華船盛り活き作りピチピチ♪って感じですっ!
もう、やりたいホーダイですっ!ああ、もう話がぽこぽこ出てきます。この3人わっ!!


> 次はクーちゃんがティリスに絡む番ですねっ(勝手に決めるな)

一度じっくりとクーちゃんに『恋愛講座』か『女の子の扱い方』をならってこい、ティス(笑)
まあ彼の周りといいますか、スレの主要キャラクターにそっち方面に詳しい(?)人がいませんからねぇ(笑)


> 硬直するガウリイとティリスが最高でした。セフィルの微笑みの爆弾(笑)

最初は狼狽して叫んでました。

『なななななななななななにぃぃぃぃぃ!!くーちゃんっ?!しかも「れでぃ」呼ばわりっ?!』
『だだだだだだだだれなんだぁそいつわっ?!俺の知ってる奴かっ?!って覚えてないけどっ!嫁にはださんぞぉぉぉぉぉぉぉ!!』

・・・・・・・・・と、バカみたいに叫んでました(汗)
あんまりなんで、こちらは混沌におちて頂きましたが・・・・・ガウリイは絶対にフィリスの時にもこーなるんじゃないかと。超娘に甘い親ばかが、此処にも一人(笑)


> うちのユズハの魔力まで増やしていただいて、本当にありがとうございます。これで安心して刺客を白灰にして、鉄を蒸発させられます(笑)。いえ、長編でのお話なんですが(笑)

勝手に増やしてしまって・・・・・(へこへこ)先に許可は頂いてましたが、さすがに書くときには一瞬躊躇しましたがどうにかお許しがでてほっとしてます。
しかし、嫡を白灰にして、鉄を蒸発とは、こりゃまた豪快な(笑)
『ばっくん』代わりになれまして、セフィルも『笛吹き』になって初めて良かったとおもっとるでしょう♪


> 古代エルフ語もますます増えて、辞書を作りたい気分です。どこまで広がる古代エルフ語(笑)

広がる広がる古代エルフ語♪。
以前には『ふっ。我らグレイエルフはツッコミとボケの境界線上にいる者』
ちゅーのもありましたし(笑)
『まーそもそもハーフエルフってのは古代エルフ語で、漫才ブームって意味だしね』てのも・・・・・・・

これはやはり、作るしかないですよ『古代エルフ語講座』。って、誰が作るんざんしょ・・・・・・解説はティヌゥヴィエルですかね、やっぱし(笑)


> ユズハの言動に悩まされるのは、アメリアやじいだけにとどまらず、手紙の宛先のリナも今頃じゅうぶん悩んでいることと思います(笑)

「なによこの『うにょろ〜ん♪』とか『たんにゃぱ♪』とかっ!だぁぁぁぁぁっ!意味が分かんないじゃないのよぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「分かったっ!何がどう分かったのか分からんが、とにかく落ち着けリナっ!!」
「ああああああああこのモヤモヤは、何かぶっ飛ばさないと気が済まないわぁぁぁぁぁぁ!!」
「・・・・・・・って、俺にふるなぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

妊娠中は情緒不安定にりやすいってゆーか感情の抑揚か激しくなるもので・・・・・・・・
−−−−−以上。ある夫婦の光景でした。(逃げていいですか?)


> ああ、何かお礼言っていいたりません。幸せ者の桐生でしたっ。

こちらこそ、お礼のしつくしようもございませんっ!
大変失礼しましたっ!


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14306流行語になりつつある『うにょーん』(笑)あんでぃ E-mail 3/15-17:57
記事番号14289へのコメント

こんにちは!ただいま猛烈に感動しているあんでぃです!!
4作者さんたちのオリキャラさん夢の共演、サイコーですぅ!!
こうして好きなキャラさんたちがひとつのお話で読めるのは読む側としてもうれしいのですv

しかし、セフィルちゃんの料理が苦手だってところは結構以外でした。でもティリスくんが上手なら問題ないなぁ(笑)と勝手に妄想しておりました。でもやっぱりお菓子作りが得意って言うのは納得です(笑)
そして、特にユズハちゃんとティス(笑)の会話が大好きですv


クーさんは早くも二人を敵にまわしてしまいましたね(笑)
セフィルちゃんもちょっとめろめろになりつつあるみたいですし(^ ^)


しかし、古代エルフ語『うにょーん』。すごく流行ってしまっていますね(笑)
ならば次回のHIT企画は『流行語大賞 書き殴りバージョン』でしょうか?いかがですかね?一坪様(をい)
うむ。そうしたら、ぶっちぎりで『うにょーん』が大賞ですね!!(勝手に話を進めてしまっていますが/笑)


前から考えていたのですが“遥か〜”のイメージカラーはやっぱり琥珀色ですよね?リナちゃんの包まれているのも琥珀ですし、ティリスくんの髪の毛も琥珀色ですし(フィリスちゃんの髪の毛も琥珀色ですか?)


夢の共演が続くんですね!!私はもう幸せいっぱい夢いっぱいです!!
逃がしません!!続きを楽しみに待たせていただきます!!
それでは!!あんでぃでした。

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14316決定でしょう♪ゆえ E-mail 3/16-00:30
記事番号14306へのコメント

どどどどどどぅもっ!ゆ、ゆえですっ!
ああっ、皆さんにこんなにレスしてもらっていいのだろうか、私っ!

>こんにちは!ただいま猛烈に感動しているあんでぃです!!
>4作者さんたちのオリキャラさん夢の共演、サイコーですぅ!!
>こうして好きなキャラさんたちがひとつのお話で読めるのは読む側としてもうれしいのですv

他人様に自分のオリキャラを動かしてもらう悦びを知ってしまいました・・・・さらに、逆パターンで勝手に動かしてしまうという禁断の悦びが・・・・・
癖になりまする♪(なるな)


>しかし、セフィルちゃんの料理が苦手だってところは結構以外でした。でもティリスくんが上手なら問題ないなぁ(笑)と勝手に妄想しておりました。でもやっぱりお菓子作りが得意って言うのは納得です(笑)

これは以前から考えていたっといいますか、セフィルの原型といいますか
元ネタの某RPG(ってしつこい)の「○イルズ○ブ○ァンタジア」のピンクの髪したハーフ娘が『殺人シェフ』なる称号がありまして。
さすがにそこまで非道くはないとおもいますが、セフィルも苦手にしちゃえと。
妙にいい子になりつつありますからね〜あの子。
この辺で、マイナスポイントつけよーかなぁと。実は他にもあるんですけどね(笑)
お菓子作りはできますが、簡単なモノばかりで基本は食べる専門です。ジャムだけば母親に教わったらしく、暇をつけてはせっせこ作ってたりして。
・・・・・・・って、ここで裏設定、語ってどーする(笑)


>そして、特にユズハちゃんとティス(笑)の会話が大好きですv

ここが一番のポイントだったかもですね。
自分の気遣いな気持ちをユズハがつつくという(笑)まさに他力本願♪
どーもティリスは指摘されると、何か壊す癖がありますな。


>クーさんは早くも二人を敵にまわしてしまいましたね(笑)
>セフィルちゃんもちょっとめろめろになりつつあるみたいですし(^ ^)

めろめろでしょう〜♪きっとクーちゃんに、悩める乙女の恋の悩み相談♪をしたいのかも。いや、させたい(おい)
ただ、悩みの相手が誰かってことなんでしょーが・・・・・・・・・ティリスじゃないのは確かかも(ああ不憫なティス)



>しかし、古代エルフ語『うにょーん』。すごく流行ってしまっていますね(笑)
>ならば次回のHIT企画は『流行語大賞 書き殴りバージョン』でしょうか?いかがですかね?一坪様(をい)
>うむ。そうしたら、ぶっちぎりで『うにょーん』が大賞ですね!!(勝手に話を進めてしまっていますが/笑)

あ、私もやって欲しいです。一坪さま♪
あと『オリキャラベスト10』でも・・・・・・・・いや、うちのお嬢は別として。
そしたら、私はクーちゃんとパパりん、それにユズハにオルハ、リナ2(おい)&グリーフ、ディトとアリーン。さらにはシャルレさんに、ランディさん・・・・・・・一人なんポイントまでもてるんですかねぇ・・・・・(って、もうその気かい)


>前から考えていたのですが“遥か〜”のイメージカラーはやっぱり琥珀色ですよね?リナちゃんの包まれているのも琥珀ですし、ティリスくんの髪の毛も琥珀色ですし(フィリスちゃんの髪の毛も琥珀色ですか?)

元々は唄からきた『琥珀』ですが、そうですね。【遙か〜】のイメージカラーは『琥珀』ですね。余談で『天空〜』はやはり蒼。
フィリスの髪は琥珀というより、リナと同じ栗色ですね。リナよりすこし明るいですが。
ただ、セフィルの瞳。あれ実は『真紅』以外に『琥珀色』にも変化するんですよ。
どっかのハンターのおにぃさんじゃないですが(汗)
いろんな意味で『琥珀』はポイントになってますな。


>夢の共演が続くんですね!!私はもう幸せいっぱい夢いっぱいです!!
>逃がしません!!続きを楽しみに待たせていただきます!!

本気でいいのかなぁ・・・・・・と思ったりもしますが。
走り出した、いや暴走した煩悩は止まる処を知りません。ってゆーか、本編書けよ。あんた。
ちゃんと続きは考えてますので、暫しお待ちをっ!
でも、サイドストーリーもかなり出来てたりして・・・・・・・

ああああああああああああああ。もう逃げますっ!ぢゃっ!

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1432675万HIT記念企画『【書き殴り】流行語大賞』公開!!!一坪 E-mail 3/16-06:53
記事番号14316へのコメント
そんなわけで公開しました。
http://www.slayersnet.nu/~fltearth/aika/750000.html


あとオリキャラの人気投票はちょっと無理です。
やるなら平等に全部のオリキャラを対象にしなきゃいけないですから。それは不可能ですしね。
対象キャラを自分で登録するって方法もありますが、やっぱオリキャラの順位付けはやりたくないので。

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14327うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!なんとなんとっ!!ゆえ E-mail 3/16-08:57
記事番号14326へのコメント

>そんなわけで公開しました。
>http://www.slayersnet.nu/~fltearth/aika/750000.html


にぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
朝一番に来てみれば、なんと速報がっ!!
あああああ、ニュース速報流れていたかしらっ?!(その前にニュース見てないだろお前)

もう、一坪様、さすがでございますっ!

そして、桐生あきや様。みごと『うにょーん』の【書き殴り】流行語大賞受賞おめでとうございます♪


>あとオリキャラの人気投票はちょっと無理です。
>やるなら平等に全部のオリキャラを対象にしなきゃいけないですから。それは不可能ですしね。
>対象キャラを自分で登録するって方法もありますが、やっぱオリキャラの順位付けはやりたくないので。

はい。その通りでございます。
すみません。
思考がもうスパークし過ぎて、焼き付き起こしてます。調子に乗りすぎですね。(猛反)
大変失礼いたしました。


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14346Re:うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!なんとなんとっ!!一坪 E-mail 3/16-23:43
記事番号14327へのコメント

こんばんは。

>にぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
>朝一番に来てみれば、なんと速報がっ!!
>あああああ、ニュース速報流れていたかしらっ?!(その前にニュース見てないだろお前)
ニュース速報はテロップなのでニュース以外の番組でもOKです。(何が?)


>>オリキャラ
>はい。その通りでございます。
>すみません。
>思考がもうスパークし過ぎて、焼き付き起こしてます。調子に乗りすぎですね。(猛反)
>大変失礼いたしました。
人気投票は無理っぽいですが、せっかくなのでなんかオリキャラ関係の企画はやりたいですね。
また何かアイディアがあったら教えてください。


では、これからもよろしくお願いします。

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14330ひぇぇぇぇぇ!!すごいです!!あんでぃ E-mail 3/16-12:18
記事番号14326へのコメント

一坪さんは No.14326「75万HIT記念企画『【書き殴り】流行語大賞』公開!!!」で書きました。

最初にですが、いつもいつもご苦労様です!!
私の誤字脱字が多いせいでめちゃ一坪様の仕事を増やしているような気がします(涙)本当にすみません!!そして、ありがとうございます〜!!(感涙)


>そんなわけで公開しました。
>http://www.slayersnet.nu/~fltearth/aika/750000.html
>

うおぉぉぉぉ!!すごいです!!短時間でこんなにもすばらしいものが!!さすがは一坪様、只者じゃないですΣ( ̄△ ̄;
桐生さん、受賞おめでとうございます!!あのみのもんたと並べるなんて一生に一度、あるかないかですね!!


>あとオリキャラの人気投票はちょっと無理です。
>やるなら平等に全部のオリキャラを対象にしなきゃいけないですから。それは不可能ですしね。
>対象キャラを自分で登録するって方法もありますが、やっぱオリキャラの順位付けはやりたくないので。

オリキャラ人気投票がムリなのは残念ですが、皆さんの考えるオリキャラはみんないい感じなので誰に入れたらいいか迷ってしまいますからねぇ・・・・

言い出しっぺ(←お前かい)の私ですが、ひとえにびっくり&感動しています。
これも管理人さんである一坪様と相方のアイカしゃんの実力ですね!!

それでは、これからもお世話になってしまうかと思いますが、よろしくお願いいたします!!あんでぃでした!


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14347Re:ひぇぇぇぇぇ!!すごいです!!一坪 E-mail 3/16-23:44
記事番号14330へのコメント

こんばんは。

>最初にですが、いつもいつもご苦労様です!!
こちらこそ、いつもありがとうございます!!


>私の誤字脱字が多いせいでめちゃ一坪様の仕事を増やしているような気がします(涙)本当にすみません!!そして、ありがとうございます〜!!(感涙)
そんなことないですよ。


>うおぉぉぉぉ!!すごいです!!短時間でこんなにもすばらしいものが!!さすがは一坪様、只者じゃないですΣ( ̄△ ̄;
曲者ですから。


>オリキャラ人気投票がムリなのは残念ですが、皆さんの考えるオリキャラはみんないい感じなので誰に入れたらいいか迷ってしまいますからねぇ・・・・
オリキャラ関係の企画、何か考えてみます。
もし、何かアイディアを思いついたら教えてくださいね。


>それでは、これからもお世話になってしまうかと思いますが、よろしくお願いいたします!!あんでぃでした!
よろしくお願いします!

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14333ああああああああっ(慌)桐生あきや 3/16-15:00
記事番号14326へのコメント


>そんなわけで公開しました。
>http://www.slayersnet.nu/~fltearth/aika/750000.html
 ああああああっ。できればずっと叫んでいたい気分です。
 卒業式の先輩につきあって呑んで帰ってきて二日酔いでネット見てみたらっ(オイ)
 あんでぃ様からゆえ様からさらに一坪様までこんなことをっ!
 まさに青天の霹靂です。
 しかもトップページの更新履歴のところから飛べるしっ(慌)
 あうあうあう……(アシカか己は)

 それにしても、こんなオリキャラ同士の共演や色んなことができるのも、一坪様が素晴らしいHPを開いてくださっているからですね。本当に素敵なことです。
 いつもありがとうございます。

 ………そういうわけで酔っぱらいは風呂にでも入ってしゃんとしてきます(−−;
 あと三日で誕生日なので、すごいプレゼントをもらった気がする桐生でした。

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14348Re:ああああああああっ(慌)一坪 E-mail 3/16-23:44
記事番号14333へのコメント

こんばんは。


> ああああああっ。できればずっと叫んでいたい気分です。
> 卒業式の先輩につきあって呑んで帰ってきて二日酔いでネット見てみたらっ(オイ)
酔いが醒めましたか?(笑)


> あんでぃ様からゆえ様からさらに一坪様までこんなことをっ!
> まさに青天の霹靂です。
勝手にやっちゃってスミマセン。


> しかもトップページの更新履歴のところから飛べるしっ(慌)
> あうあうあう……(アシカか己は)
「フレームあり」のトップページにはでかでかと発表してあります。(笑)


> それにしても、こんなオリキャラ同士の共演や色んなことができるのも、一坪様が素晴らしいHPを開いてくださっているからですね。本当に素敵なことです。
> いつもありがとうございます。
参加してくださる人はもちろん、来てくださる人にも大感謝です!!


> あと三日で誕生日なので、すごいプレゼントをもらった気がする桐生でした。
おお!! おめでとうございまーーーーーす!!!

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14336まぁ!素晴らしいですわっ!あご・・(ぞぶぎゃりっ!)ティヌゥヴィエルv E-mail 3/16-21:44
記事番号14326へのコメント

こんばんは。「ママと一緒に♪おいっちにぃ☆さんしっ*古代エルフ語講座v」の解説のティヌゥヴィエルですわ。
えっと司会進行役のあごんが、何故かいきなり精神世界面からの攻撃を受けて瀕死ですので、私が司会も解説もしますね。
本当に精神世界面ってコワイですねぇ。
え?私も精神世界面にいるじゃないかって?
(目をあさっての方向に向けつつ)さぁ?なんのことかしら?

それにしても、流行語大賞に「うにょーん」だなんて。
嬉しいわ、とても。
これからは古代エルフ語時代に突入って感じですね。
「うにょーん」も「うにょろ〜ん」もどちらも素敵な言葉ですから。
手紙には欠かせないものですからね。

グレイエルフとして鼻が高いわv
ああ、このように古代エルフ語が晴れ舞台に立てる日がくるなんて。
ガブリエルにも見せたかったわ(ため息なんぞついてみたり)。
アラ、ヤだ。私ったら、感傷に浸っちゃったわ。いけない、いけない。

なにはともあれ、桐生様、授賞おめでとうございます。
そして、管理人様。
ご苦労様でした。
なにより、ありがとうございました。

  「う・・うぐぐ・・」

まぁ。何か奇妙な動物の呻き声が・・・。
(ちっ、目覚めやがったわね!)
ではではこの辺で。
(あごんの命が、だけれどね)
ティヌゥヴィエルでした〜v
  ごすっ!
  ↑どうやらトドメを刺したらしい。

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14343・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もしもし、ティルさん?(冷や汗)ゆえ E-mail 3/16-22:21
記事番号14336へのコメント

>こんばんは。「ママと一緒に♪おいっちにぃ☆さんしっ*古代エルフ語講座v」の解説のティヌゥヴィエルですわ。
>えっと司会進行役のあごんが、何故かいきなり精神世界面からの攻撃を受けて瀕死ですので、私が司会も解説もしますね。
>本当に精神世界面ってコワイですねぇ。
>え?私も精神世界面にいるじゃないかって?
>(目をあさっての方向に向けつつ)さぁ?なんのことかしら?


親の見ぬ間に何時の間に・・・・・・・・・。
こら。あごん様をちゃんと復活させてよっ
しかも出番がないと思ったら、しっかり解説者の椅子にすわってるし。
うーん、たくましいぞティヌゥヴィエル(笑)


>それにしても、流行語大賞に「うにょーん」だなんて。
>嬉しいわ、とても。
>これからは古代エルフ語時代に突入って感じですね。
>「うにょーん」も「うにょろ〜ん」もどちらも素敵な言葉ですから。
>手紙には欠かせないものですからね。

まぢで流行語大賞の企画には驚きました。
バソの前で「お゛ぅ?!」と横っ飛びしましたから。本気で(笑)
「うにょろ〜ん」もすでにかかせない言葉になりましたな(笑)


>グレイエルフとして鼻が高いわv
>ああ、このように古代エルフ語が晴れ舞台に立てる日がくるなんて。
>ガブリエルにも見せたかったわ(ため息なんぞついてみたり)。
>アラ、ヤだ。私ったら、感傷に浸っちゃったわ。いけない、いけない。

すでにグレイエルフの存在が・・・・・・・・まあ、いいや(笑)
もうハリセンでもゴムひもでも(古い)もって、解説業にいそしんで、ティヌゥヴィエル(笑)
本編には暫く休暇願だしとくから(笑)


>なにはともあれ、桐生様、授賞おめでとうございます。
>そして、管理人様。
>ご苦労様でした。
>なにより、ありがとうございました。
>
>  「う・・うぐぐ・・」
>
>まぁ。何か奇妙な動物の呻き声が・・・。
>(ちっ、目覚めやがったわね!)
>ではではこの辺で。
>(あごんの命が、だけれどね)
>ティヌゥヴィエルでした〜v
>  ごすっ!
>  ↑どうやらトドメを刺したらしい。


・・・・・・・・・・・・・なんかL様化してないか、ティル(汗)
でもまあ二人、仲いいもんねぇ(笑)仲良しさんだし☆精神世界でお茶してる仲だし。(どんな仲や)

ちょっと本編の話が垣間見えたような気がします(笑)あああああ。
あごん様っ!
うちの長女がごめいわくをおかけしてます・・・・。
このお詫びは、次女のアルウェンのほよよんボケ、使い放題ってことで・・・・・


うーん。本当にしません?【古代エルフ語講座】。(笑)


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14345しまった!!<(T△T )><( T△T)>一坪 E-mail 3/16-23:42
記事番号14336へのコメント

しまったーー!!!
『うにょろーん』じゃなくて『うにょろ〜ん』でしたね。
というわけで修正しました。
ごめんなさい。


私も【古代エルフ語講座】やってほしいです。

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14334永久保存版ですね!これは!!砂緒 E-mail 3/16-20:22
記事番号14289へのコメント

ども、砂緒です。

あああ!なんて豪華キャストなんでしょう!
セフィルにティリフィリにユズハにクーちゃんとは!
そして友情出演のオルハ(笑)
しかも記念すべき【書き殴り】流行語大賞までっ!!
もうこれは、『砂緒ビデオ保存版』に録画決定ですね。(なんだそりゃ)

セフィルが料理苦手というのを読んで、思わずTOFのお料理システムを思い出してしまいました(笑)
そういえば、天空歌集のはじめのころ、わたしはセフィルのモデルはアーチェだと思っていました。ハーフエルフだし。
でも今から考えると、全然違いますよね。性格。

それにしても古代エルフに対していだいていた、シリアスなイメージががらがらと崩れてるよーな(笑)
たんにゃぱ・・・・・・(笑)
ああ、これからも崩れていってほしいものです。(いいのか?)

それでは、砂緒でした〜♪


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14340わーい♪(←こいつをコンクリ保存しましょう)ゆえ E-mail 3/16-22:01
記事番号14334へのコメント

>ども、砂緒です。

こんにちは、煩悩野郎ことゆえです(苦笑)


>あああ!なんて豪華キャストなんでしょう!
>セフィルにティリフィリにユズハにクーちゃんとは!
>そして友情出演のオルハ(笑)
>しかも記念すべき【書き殴り】流行語大賞までっ!!
>もうこれは、『砂緒ビデオ保存版』に録画決定ですね。(なんだそりゃ)

まさに煩悩のなせる技(笑)
さらにクーちゃん主体の話まで考えているあたり・・・・・・・ははははははは(^^;

流行語大賞まで付いてくるとは思いませんでしたが(笑)
これも一坪様あっての【書き殴り】のおかげだと♪


>セフィルが料理苦手というのを読んで、思わずTOFのお料理システムを思い出してしまいました(笑)
>そういえば、天空歌集のはじめのころ、わたしはセフィルのモデルはアーチェだと思っていました。ハーフエルフだし。
>でも今から考えると、全然違いますよね。性格。

・・・・・・・・・・・・・・・・はうっ?!
あ。ばればれ(笑)
実はモデル、と言うわけではないですが、結構影響はででます。とくに料理下手は。
さすがにホウキには乗せませんが(笑)そのうちエルフの魔道とかいって、どっかで聞いたことのあるよーな魔法が出てくる可能性大(汗)というか、出るな・・・・



>それにしても古代エルフに対していだいていた、シリアスなイメージががらがらと崩れてるよーな(笑)
>たんにゃぱ・・・・・・(笑)
>ああ、これからも崩れていってほしいものです。(いいのか?)

本編の古代エルフ語を真面目といいますか、堅く書けなくなりつつありますが(その前に本編の続きかけってばよ)いいんです。これで(笑)
ビバっ古代エルフ語っ!

うーん。本気で辞書つくろうかなぁ・・・(相変わらず企画ずき)

>それでは、砂緒でした〜

ありがとうございました♪

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14335せっちゃああぁぁぁぁん♪早坂未森 E-mail URL3/16-21:25
記事番号14289へのコメント

きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(特大はーと)
せっちゃんがぁっ!
ユズハちゃんがぁっ!
クラヴィス様(超特大はーと)がああああああああああっっっっっ!!!!!!
ああああああああああ!!!!
ゆえさんもぉ最高ですよぉぉぉぉ!!!!!!
未森おもいっきし笑いました!!
あーもーゆえさん、これもくださいっっっ!!!!!是非!!!!(やめんか)
くれたらお礼に小説リクエスト券プレゼントですうぅぅ!!!(更にやめいι)
・・・戯言はさておき、ホント面白かったです♪♪
いいなぁ、あたしもオリキャラ作ってせっちゃん書いてみたいなー♪(をい)
そのときはよろしくおねがいしますねv(をい!!)
…じょ、じょーだんですけど(汗

えとですね、昨日せっちゃん(笑)描いたんですよ♪
・・・見ます?(ニヤリ)

んだば本編の続き待ってますね〜(はーと)

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14342みもりちゅわぁぁぁぁぁぁん♪(←だから失礼だって・・・・・)ゆえ E-mail 3/16-22:08
記事番号14335へのコメント

>きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(特大はーと)
>せっちゃんがぁっ!
>ユズハちゃんがぁっ!
>クラヴィス様(超特大はーと)がああああああああああっっっっっ!!!!!!

こんにちは♪ゆえです。
おぅ。叫んでますね(笑)
いや、喜んでいただけて嬉しいです♪


>あーもーゆえさん、これもくださいっっっ!!!!!是非!!!!(やめんか)
>くれたらお礼に小説リクエスト券プレゼントですうぅぅ!!!(更にやめいι)

うにょっ?!いいんですか?!
リクエスト権強奪にいっちゃいますよーん♪

>・・・戯言はさておき、ホント面白かったです♪♪
>いいなぁ、あたしもオリキャラ作ってせっちゃん書いてみたいなー♪(をい)
>そのときはよろしくおねがいしますねv(をい!!)
>…じょ、じょーだんですけど(汗

え゛。冗談なんですかぁぁぁぁぁぁぁ。
こーなりゃリクエスト権発動してしまおう。うんうん。(ニヤリ)


>えとですね、昨日せっちゃん(笑)描いたんですよ♪
>・・・見ます?(ニヤリ)

みぃるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!(Byユズハ風)
見ます、見たい、見なければ、見たいのぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
ああっ、本当にもう幸せ過ぎて怖いっ!!


>んだば本編の続き待ってますね〜(はーと)

げがふっ!
−−−−−−−−−−−もうちょっと横道反れてから、ちゃんと続き書きます。あい。(土下座)

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