◆−【白雪姫における、マリッジ・ブル−症候群】   (ゼロフィリ)−toto(2/24-04:01)No.13863
 ┣はじめまして−みてい(2/24-09:13)No.13866
 ┃┗恐縮。−toto(2/24-12:18)No.13874
 ┣Re:【白雪姫における、マリッジ・ブル−症候群】   (ゼロフィリ)−サクラ(2/24-19:31)No.13883
 ┃┗忙しいのに、有り難うございます。−toto(2/24-21:17)No.13889
 ┣見習うです・・・(感涙)−いちごみかん(2/24-20:46)No.13888
 ┃┗こちらこそです。−toto(2/24-21:30)No.13890
 ┣Re:【白雪姫における、マリッジ・ブル−症候群】   (ゼロフィリ)−れい(2/25-07:08)No.13902
 ┃┗”まだら竜”って気持ち悪いですねえ。−toto(2/25-11:49)No.13908
 ┣初めまして。−珠捕ヶ九音(2/25-08:25)No.13904
 ┃┗お会いできて嬉しいです。−toto(2/25-12:12)No.13910
 ┗凄い!−アガサ(2/28-22:08)No.13983
  ┗初めまして★−toto(2/28-22:31)No.13984


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13863【白雪姫における、マリッジ・ブル−症候群】   (ゼロフィリ)toto 2/24-04:01

【白雪姫における、マリッジ・ブル−症候群】   (ゼロフィリ)
■本文■

貴女の神は眠っています。
ヴァルガーヴさんも眠っています。

でもね。いいですか?
もし、貴女の神が復活したら、
貴女は貴女じゃなくなるんですよ。
貴女は神とその栄光を讃えるための道具になるのです。
地上の繁栄のための肥やしになるのです。

ヴァルガーヴさんが再生したら、貴女は、愛する神の栄光のためにイブとなり、彼の子を、神の子を宿すことになるでしょう。

神の栄光と、生あるものの永遠の楽園のために殉ずること。
それが神と一体化を願う巫女の役目なのでしょう。
それが貴女の願いなんでしょう?

実は、僕たちはよく似ているんです。
僕は闇と無のために動く道具です。
何の理由もなく、何を望むこともなく働き続けます。

何故なら、僕は闇の一部です。虚無を渇望する獣王ゼラス=メタリオム様の一部に過ぎないんです。
だから、僕自身は存在などしていないのです。僕は御方を護り、なぐさめるだけにある道具なんです。
だから、何も望まないし、何も欲さないんです。ただ目的のために見出され、時に身勝手に愛される黒い錘なんですよ。

時々、おうかがいするのは、貴女に同情申し上げるためなんです。馴れ合いです。

 いつの日か、貴女が誰のものとなっていようと、神の愛娘のままであろうと、
貴女が僕のような抜け殻になる前に、僕が必ず貴女を逃がして差し上げます。
貴女は僕の片翼ですから、決して、僕と同じ目には遭わせません。


          −深い森の中−


小さな小さな泉のほとりに、吐くように泣く若い娘が居た。

その泣き方はは尋常ではなかった。さらに、彼女は激しい嗚咽とともに異常な行為に及ぶ。
彼女はその細く、白い腕に何度も何度も木の枝を突きたてた。

彼女の名はフィリア。先日、結婚式を終えたばかりの若く美しい娘だった。また、彼女は人間ではなく黄金竜−神の御使いだった。しかし、彼女が仕える火竜王は長きに渡って封印されおり、その神殿も機能を失い、巫女とは名ばかりであった。

ところが、一昨年前、神封じの結界が崩壊し、はれて火竜王の力が復活した。

目覚めた神は、まず、初めに自らの片腕となって働く御使いを求めた。
しかし、先の降魔戦争の際、火竜王の配下はことごとく消滅していた。
彼女が唯一の生き残り。だが、神はこの巫女の助けを求めようとはしなかった。
むしろ、神は、彼女の傍らにいた古代竜の青年を望んだ。彼は強大な力を持っていた。

神は、彼女には別の形で奉仕を求めた。
第一に、彼女に、古代竜と婚姻を結び、子孫を増やすこと。
第二に、自分を慰めること。神が、自らと同じ光から生まれた黄金竜の娘を好むことは自然なことだった。
そもそも、彼女の他誰が居るわけでもない。人間?まさか。魔族?とんでもない。


「フィリアさん、こんなところで何をしていらっしゃるんですか?
火竜王が復活なされて、世界がまた2つに割れようとしている時に。」
黒い法衣に身を包む神官が彼女の前に現れた。
当然の事ながら、ゼロスはフィリア達と真っ向から対立していた。

「ヴァルガーヴさんとの結婚おめでとうございます。…しかし、幸せとは永く続きはしないものです。古くからの知り合いである貴女に手にかけることには気がひけますが、まあ仕方ないでしょう。」
にこやかに、神官は言った。
フィリアはその場を動こうとしなかった。
降魔戦争の際、一人で一族を壊滅に追い込んだゼロスに、どうあがないても意味がない。

ゼロスはフィリアを見つめ、息をつく。
どうやっても殺せる相手を殺さなければいけないと、かえって方法に迷ったりするんだろうとフィリアは達観していた。

ゼロスは彼女の傍らに跪いた。
「酷い傷ですね。」
無惨に木の枝を突き刺された細く白い腕を掴む。
「なおしたら、どうです?」
「今から、死ぬのに、どうしてそんな面倒なことしなくてはならないのですか?」
フィリアは馬鹿にしたようにゼロスを見た。
おかげで、さっきまでの涙が嘘のようにひいた。

「でも、綺麗な死体になりたいでしょう?新婚ですし、花嫁の死に涙するヴァルガーヴさんのためにも。」
「死体を残すような殺し方はやめて下さい。一気に跡形もなく消し去って下さい。」
「いやですよ。僕は魔族です。貴女が泣き叫んだり、苦しみもがき苦しみながら死ぬようにするに決まっているじゃないですか?何を馬鹿なこと言ってるんですか。」
「…悪趣味。」
「当然でしょう?」
「だったら、よけいに怪我なんて治しても、しょうがないじゃないですか?酷い状態で死ぬんでしょ?生きながら腐ったり、皮膚が爛れたり。身体が分断されたり。」
フィリアは怒鳴る。
「…まあ。いろいろありますが。」
フィリアは、大きくため息をつき、空を見上げた。蒼く澄み切った美しい空を。

「ところで、何で泣いていらしたんです?」
「死ぬ人に向かっていちいち詮索しないで下さい。静かにしたいんです!!」
「だって、死んでしまったら、聞けないじゃないですかあ?」
「何で、死ぬ前に貴方の好奇心を満足させなきゃあならないんですかあ!!」
「こう云うとき、何かしら機知に富んだ話をしてくれる方いますからあ。」
フィリアは答えず、睨んだ。

「…昨日が結婚初夜だったのですよね。」

フィリアの表情が途端に崩れる。
「やはり、そのことですか?彼に抱かれて何か不満でも?」
「黙りなさい!」
フィリアは悲壮な顔で怒鳴った。
「それとも、火竜王様の床で問題でも?」
フィリアはゼロスに殴りかかる。
「それ以上いったら許しません。」
「…全く神族もやることはいっしょ…。」
「聞きたくないの!!やめて!」
フィリアは悲鳴を上げてその場に伏せる。

ゼロスは、肩を震わせる泣きじゃくるフィリアをそっと抱き寄せた。
「だから、言ったじゃないですか?古代竜の卵なんて育てるのは辞めなさいと。巫女など辞めてしまえばいいと。いつかこういう日が来ることも予想できないわけではなかったでしょう?愚かなかたですね。」
ゼロスは静かに告げた。
「早く殺して下さい。もう、疲れました。」
フィリアは、ゼロスを見上げ、弱々しく呟く。
「魔族は滅びを願うものの命を奪うことはしませんよ。」
「嘘です。お仕事なら貴方は何でもします。」
ゼロスは一瞬口ごもった。

「…貴女はまだ火竜王を、生命の光を信じているのですか?」
フィリアは急にゼロスの腕から離れる。
「無駄です。貴方がたのように、私は世界の終わりを望んだりはしません。私の願いはかわりません。」
ゼロスの腕の中で取り乱したことを恥じるように、しっかりとした口調で返す。

「では、貴女の何が変わったというのです?」
フィリアは再び大きな蒼い瞳を潤ませる。
「…分かっていますよ。フィリアさんが自分の滅びを願って居ることくらい。」
ゼロスは無表情に呟く。
「では、僕が殺さなければ、ご自分で命を絶たれますか?あなた方の生命への信仰に背いて?」
フィリアは泣き出す。
「何故、滅びたいのです?二人の男に抱かれるのがお嫌ですか?」
「臆病なだけです。我慢が足りないだけなんです。自らの命を絶つなんて恐ろしいことを考えてはいけないんです。」
「それで、戒めの傷というわけですね?」
「納得したなら、さっさと終わらせて下さい。ゼロスだって暇ではないのでしょ?」

「まだ、納得いきませんよ。もし、かりに僕が貴女をここで殺さなかったとします、そうしたら、貴女は二人に抱かれ続け、子供を産み育てるのですか?」
「そんなの解るわけないじゃないですか?」
フィリアはあまりに酷な質問に哀しそうな目をゼロスに向けた。しかし、少し間を空けて言い直した。
「…未来は誰にも分かりません。でも、私はきっと死にません。きちんと生きようとします。」
「何のために?」
「いっ生きると言うことは素晴らしいことです。それに、私が生きることを望む人がいる限り。」
「ヴァルガーヴと火竜王ですか?」
フィリアは躊躇しながら、頷く。
「彼らは私を必要としているのです。それを私の身勝手で死んだりしてはいけません。」

ゼロスの眼がゆっくりと開かれる。
「良いでしょう…殺して差し上げます。」
ゼロスはフィリアの顎にそっと掴んだ。逆の手には黒い闇が宿る。

「僕は、彼らの存在しない頃の、少なくとも結婚前の貴女の方が好きですよ。」
「私だってそうです!!」
フィリアは思わず言い返す。
「でも、もうあの頃の私は居ないんです。最期まで意地悪ですね。本当に憎らしいです。」

「…最後の質問です。もし、彼らが居なくなったらどうします?」
「多分、あの街に戻ります。リナさん達と別れて、最初に骨董品屋さんを開いた街に、そこで暮らします。」
フィリアは屈託なく頬笑んだ。

ゼロスは闇の炎を宿した左手をフィリアの背中に回す。
フィリアはゆっくりと目を閉じた。



フィリアはゼロスの胸に抱かれたまま、しばらく時が過ぎる。
痛くもなければ、苦しくもない。きっと、もう死んでしまったんだろうとフィリアは思った。

「貴女は、これから白雪姫です。」

フィリアは唐突に耳に入った言葉に顔を上げる。目の前には同じ景色。
ゼロスの左腕はフィリアを抱きしめていただけだった。

「僕が狩人です。」

「何を言っているの?」
フィリアはゼロスを見上げる。

「貴女を見逃します。条件は巫女を辞めること。自分のために生きることです。
それができなければ、遠慮なく貴女を殺しに行きます。」

「どうして?」

「貴女を殺したって戦局的には意味はないですから。変わった趣向、彼らに対する精神攻撃ですかねえ。」
ゼロスはフィリアから手を離すと、立ち上がる。

「やるも、やらないも貴女の自由です。」

「…やります。私は図々しいですから。ゼロスに痛い思いして殺されるのなんて嫌です。」

ゼロスは頬笑んで頷くとフィリアを起こし、そのやせ細ってしまった身体を抱きしめた。



-----  貴女といると、自分が存在しているって気がするんですよ。

      貴女を抱きしめると、くっきりと自分の身体が確認できるんです。
 
      光と闇の境界に自分の姿が見える気がするんです。

      だから、フィリアさん、生きていて下さい。存在していて下さい。この世のどこかで。
 
      貴女は、僕の片翼でなんです。


■あとがき■
何だかなあ意味分からない話に…終わりまでつき合って下さった方いらっしゃたら本当にあるがとうございます。

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13866はじめましてみてい 2/24-09:13
記事番号13863へのコメント

はじめまして、ですよね。
みていと申します。

とても「らしい」ゼロスとフィリアですね〜。
魔族としての考え方、巫女としてのアメリアとはまた違う考え方、相容れるところなど無いはずなのにどーして惹かれあうんでしょうね。
…障害が大きいほど燃える…ゼロスはそのタイプかも(殴)

またtotoさんのお話読ませてくださいね。
あまり意味の無いコメントしか書けてないですが、まずはこれにて。

以上みていでした。

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13874恐縮。toto 2/24-12:18
記事番号13866へのコメント

はじめまして、totoです。コメント有り難うございます。誤字、抜け字、行換えミスオンパレードの駄文で申し訳ありません。大変恐縮しております。
>とても「らしい」ゼロスとフィリアですね〜。
実は小説派なのでTVの方あまり見ていないのでフィリアさんよく知らないのです、金髪の美人のお姉さんというイメージくらい(最低ですねえ。)二次小説とネットの説明が情報です。では、本当に有り難うございました。

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13883Re:【白雪姫における、マリッジ・ブル−症候群】   (ゼロフィリ)サクラ URL2/24-19:31
記事番号13863へのコメント

こんばんは、サクラです。

童話と引っかけた、テーマの深いお話で感動しました(^^)
ゼロスとフィリアの関係が無理なく、二人のイメージ通りのやりとりで凄いです。
totoさんはお話作りがお上手なんですね!このような格好いい…っていうか、
独創的なシチュエーションをどうやったら考えつくのか…凄いなぁ〜の一言です!

最後のゼロスの独白めいた詩、とっても素敵です。
そのままゼロスのキモチのようで…
対照的な二人の存在、お互いを求める心理が伺えて、
なるほどと納得します。
本当に二人の関係(存在)を、totoさんなりの解釈で
とらえていらっしゃって、ゼロフィリストとしてとても勉強になります!(^^)
新しいイマジネーションも浮かびますし。

一作ごとに、totoさんがレベルアップしてるの、凄くよく感じます!
これからどんどん素敵な作品を創られるのかと思うと、とっても楽しみです。

それではこの辺で失礼をば。

From サクラ

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13889忙しいのに、有り難うございます。toto 2/24-21:17
記事番号13883へのコメント

サクラさんお忙しいのに有り難うございます。
>童話と引っかけた、テーマの深いお話で感動しました(^^)
でも、「白雪姫と狩人」って恋愛関係じゃなくないか?とまたラブラブから遠のいた気がして、たそがれてしまいました。
>ゼロスとフィリアの関係が無理なく、二人のイメージ通りのやりとりで凄いです。
有り難うございます。でも、ゼロフィリ先駆者の画像、文章等の功績あっての妄想です。
>最後のゼロスの独白めいた詩、とっても素敵です。
滅相もない。しかし、誤字、抜け字の総出演ですみません。実は改訂版として続編をホワイト・デーに練り直します。
>とらえていらっしゃって、ゼロフィリストとしてとても勉強になります!(^^)
>新しいイマジネーションも浮かびますし。
こちらこそ、サクラさんのイラストからインスピレーションを受けますよ。何時かキリ番をゲットしてリクエストしたいなあと野望をもちつつ。あと、色使い随分良いものをお持ちですが、ご家庭とかにデザイン系のお仕事されている方、コレクター系の方とかいらっしゃるんですか?深い色を巧みに使う方ってそういう環境の人多いんですよね。
>一作ごとに、totoさんがレベルアップしてるの、凄くよく感じます!
っていうか、最初の行間やばいですね。では、お時間取れるようになられたら、素敵な絵描いて下さい。


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13888見習うです・・・(感涙)いちごみかん E-mail 2/24-20:46
記事番号13863へのコメント

こんばんは!
いちごみかんです。

このお話、読ませていただきました!
なんというか・・・読み終わった後に、
パソコンの前でしばし放心してしまいました(照々)

それほどまでに凄い(良い)お話が作れるなんて、
totoさん、素晴らしすぎです!(←勝手なこと言うな、自分)

細かく言えば、
話の持って行き方が上手いですね。
そこまで『読ませる』話、私には書けません・・・。
もう一つは、
キャラを良く掴んでいると思います。
アニメをあまり見てないなんて・・・嘘でしょう、ホントは。
(↑だから勝手な推測するな、自分)

なんか、だらだらと書いてるだけで、
これ本当に感想?と言いたくなるモノですみません。

では、この辺で。

   

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13890こちらこそです。toto 2/24-21:30
記事番号13888へのコメント

試験でお忙しそうなのに、お付き合いください有り難うございます。その上、誤字は多いし、文節の切り方酷いしで、本当に読みずらかったことでしょう。すみません。
>このお話、読ませていただきました!
>なんというか・・・読み終わった後に、
>パソコンの前でしばし放心してしまいました(照々)
大照照照
>そこまで『読ませる』話、私には書けません・・・。
とんでもない、いちごみかんさん、読ませてますよ。私は、次が来るのを首をながーくしてまってますもの。(プレッシャーじゃないのです。応援です。)
>アニメをあまり見てないなんて・・・嘘でしょう、ホントは。
とびとびです。だから、しばしゼロフィリをオリジナル・カップルと勘違いしてました。ヴァルに関しては「暴走」と「卵」の回の記憶しかないです。(多分見ていない)聞くところによると、エロ腰、流し目の美丈夫らしいですね。感想、有り難うございました。いちごみかんさんの様にギャグ・シリアスを取り混ぜた、独自の世界をつくるようなお話を私も見習っております。特に、ゼロス・フィリアでやるのって稀少ですよね。本当に期待しています。
  

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13902Re:【白雪姫における、マリッジ・ブル−症候群】   (ゼロフィリ)れい E-mail 2/25-07:08
記事番号13863へのコメント

ゼロフィリ〜Vvですね!ゼロフィは1番最初にはまったカップリングだったりします。
マリッジブルーって、何ですか?(すいません凄く無知なんですι)
しっかし・・・ヴァルとフィリア&火竜王とフィリアの子供って、どんなのになるんでしょう・・・。色がまだらとかだったらヤですねι(笑)
でわこの辺りにて。
かしこ。

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13908”まだら竜”って気持ち悪いですねえ。toto 2/25-11:49
記事番号13902へのコメント

感想有り難うございます。誤字だらけでさぞ読みにくかったことでしょう、申し訳ありません。
>ゼロフィリ〜Vvですね!ゼロフィは1番最初にはまったカップリングだったりします。
私は実はTVはあまり見れないうち終わっていて小説で読んだモノです。従って二次作品によってゼロフィリにはまったんです。(邪道ですね)
>マリッジブルーって、何ですか?(すいません凄く無知なんですι)
Marriage blue(綴りあってるのだろうか?)結婚を控えて幸せなはずなのにたとえようもなく憂鬱に陥る心理的傾向を総称しする(?)学術定義は心理学の先生とかに聞いて下さい…(逃亡)
>しっかし・・・ヴァルとフィリア&火竜王とフィリアの子供って、どんなのになるんでしょう・・・。色がまだらとかだったらヤですねι(笑)
そうですよねえ。変な模様とかあったら可哀相。ところで今回ヴァルの立場が…必死で考えたが救済しきれなかった。フィリアさんの育て方が悪かった上、近親相姦状態だからひねくれちゃったんだと解釈して下さい。 では、本当に駄文にお付き合い下さって有り難うございます。また、れいさんのお話、楽しみに待ってますので、宜しくお願いします。

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13904初めまして。珠捕ヶ九音 E-mail 2/25-08:25
記事番号13863へのコメント

こんにちは、初めまして。珠捕ヶ九音と申します。
はあぁ・・・すごいわぁ。
totoさんのこちらに投稿された作品は全て読ませていただいていますが
本当に回を追う毎に質の高い作品になっていかれるのですよね。
totoさんのようなお話の設定に大変気を遣っておられるゼロフィリ作家さんが増えられると、とっても嬉しいです。
ゼロスとフィリア、狩人と白雪姫…実際に九音が小さい頃に読んだ(よく知られる普通の)“白雪姫”の話の狩人と姫との関係とはまた違った解釈に仕立てられていて読みごたえありました。
これからも頑張って下さいね、とても楽しみにしています。
何だかとりとめのない感想で申し訳ないのですが、九音からでした。

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13910お会いできて嬉しいです。toto 2/25-12:12
記事番号13904へのコメント
初めまして、totoです。実は珠捕ヶ九音さんのお名前は作品を通じてしっかり私の記憶に刻まれております。【月下美人】が大好きで何度も読み返しました。一言で実に「綺麗な話」ですね。整備された構成、フィリアさんゼロスさんの捉え方がまるで童話の1ページの様にクラシックな美しさをかもし出していた様に思いました。本当に素敵な作品ですね。【反逆の果実】も詩的な魅力を存分に感じました!【竜の聖女は、獣神官の腕に―】は葵芹香さんのサイトで拝見させていただきました。かなり色っぽく驚かされました。実に多彩な表現をなさる方だなあと好奇心にかられました。他の作品もぜひ読ませていただきたく思います、公開情報を機会があれば教えて下さい。(恐縮しつつ) 
>totoさんのこちらに投稿された作品は全て読ませていただいていますが
すいません。あの誤字の多い駄文たちに、さぞ読みずらかった事でしょう(涙)
>ゼロスとフィリア、狩人と白雪姫…実際に九音が小さい頃に読んだ(よく知られる普通の)“白雪姫”の話の狩人と姫との関係とはまた違った解釈
狩人と白雪姫は恋には落ちないですよねえ。当時の身分制度では考えられないことでしょう。ゼロフィリにしたいのにアイロニーとなってしまい目眩がします。
では駄文にコメント下さったこと感謝しております。何より【月下美人】の作者様からお言葉頂けてこと感激しております。

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13983凄い!アガサ E-mail 2/28-22:08
記事番号13863へのコメント

>-----  貴女といると、自分が存在しているって気がするんですよ。
>
>      貴女を抱きしめると、くっきりと自分の身体が確認できるんです。
> 
>      光と闇の境界に自分の姿が見える気がするんです。
>
>      だから、フィリアさん、生きていて下さい。存在していて下さい。この世のどこかで。
> 
>      貴女は、僕の片翼でなんです。


 初めまして、アガサと申します。  
 「凄い!」 これが読み終わった時の率直な感想です。シリアスな話は、今まで幾つも読んできましたが、恋ではなく、愛でもなく、ここまで「想い」をダイレクトに書かれているものは初めて読ませていただきました。

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13984初めまして★toto 2/28-22:31
記事番号13983へのコメント

初めまして感想頂き有り難うございました。恐縮しております。
【楽しい薔薇の育て方】を書かれた方ですよね。私はゼロフィリ好きになったのは一重に二次作品のおかげなのです。中でも【楽しい薔薇の育て方】は非常に印象に残った作品です。

今はこれだけで良しとしておきますか」
マントの端、フィリアの指が掴んだ部分に口付けする。

特にこの箇所はしっかり記憶しています。ここで、繊細なストーリーの流れにゼロスさん像がしっとりと引き立っていたように感じられました。あの様にモチーフを巧みに使われるお話本当素敵です。もっと読みたいと思っていたのですが、どちらで書いていらっしゃるのでしょうか?よろしければ、教えて下さい。というわけで凄く気に入っていたのに作者様に訴えることができず悶々としていたので、この場をかりて書かせていただきました。大変誤字脱字の多い駄文につき合って下さってありがとうございます。ではでは。


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