◆−たのも〜〜〜−らりろれる(2/16-00:53)No.13701
 ┣朧夢月爪痕奇譚−らりろれる(2/16-00:55)No.13702
 ┃┣わーぃろれるさんだぁー。(謎)−723(2/16-18:50)No.13703
 ┃┃┗コメントこめんと嬉しいなv−ろれる(2/17-00:26)No.13708
 ┃┃ ┗ぼっくにもコメントいれてよね?♪(特に意味はありません)−723(2/23-13:58)NEWNo.13849
 ┃┣はじめましてぃ(似非江戸っ子風)−みてい(2/17-11:51)No.13714
 ┃┃┗へい、らっしゃぃ!(似非江戸っ子風・勘違い編)−ろれる(2/22-16:46)No.13833
 ┃┣タイトルも意味深ですよねぇ。−あごん(2/18-00:35)No.13747
 ┃┃┗実は全然意味ないです。−ろれる(2/22-16:54)No.13834
 ┃┣うわ〜い!ろれる様のだー!−召喚士(2/18-14:50)No.13763
 ┃┃┗さもんさもんっ。−ろれる(2/22-16:59)No.13835
 ┃┣はじめまして−一坪(2/18-23:27)No.13775
 ┃┃┗ききききききき恐縮です。−ろれる(2/22-17:02)No.13836
 ┃┗続きが楽しみ!−キューピー/DIANA(2/19-06:38)No.13782
 ┃ ┗あらバレちゃったぃっ。−ろれる(2/22-17:08)No.13837
 ┗朧夢月爪痕奇譚 二−ろれる(2/22-17:13)No.13838
  ┗またまた〜−キューピー/DIANA(2/25-08:40)NEWNo.13905
   ┗音読みにしてください。−ろれる(2/25-17:12)NEWNo.13915


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13701たのも〜〜〜らりろれる E-mail URL2/16-00:53


……って、道場破りか俺は。

大方の人は初めまして。わたくし、らりろれる、略して「ろれる」と申します。
これまでは自前のページでしこしこ書いてたのですが、より多くの人に読んでもらいたい、とゆー野望の元、投稿させていただきますっ!

ネタは、たぶんこれまでにも10人単位でやってるだろう、コスプレ時代劇版。
これがまた、きちんとした考証もしてない上に、キャスティング先行なので、本筋とまるっきし関係ないキャラがほこほこ出てきたりします。
そーゆー代物ですが、ご一読いただければ幸いです。

でわでわ、これからよろしくお付き合い願います〜。m(__)m

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13702朧夢月爪痕奇譚らりろれる E-mail URL2/16-00:55
記事番号13701へのコメント

 朧夢月爪痕奇譚(おぼろゆめづきつめあときたん) 巻の一

  ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 戦乱の世が終わりを告げてはや百年。将軍様のおわします堅跡(かたあと)城を彼方に望む、ここはお江戸のど真ん中。
 砂煙を巻き上げて、一人の青年が通りを疾走していた。
「てぇへだてぇへんだてぇへんだぁ〜っ!!」
 店の前を掃除していたあたしの、この可憐な姿にも目を止めず、尻に火のついた猪もかくやといわんばかりの勢いで、店の奥へと駆け込んでいく。
 まったく、朝っぱらから元気な奴。
 ……と、そのときはまだ、あたしは思っていたのだった。
 それは、うららかな春の日に始まった──

 あたしはりな。ここ、小料理屋「せいるん」で働く、世に言う看板娘である。実家は津軽のほうなのだが、次女なもんで、付き合いのあった店に奉公に出され……そこでちょっとした騒動を起こしてしまい、飛び出したところをここの主人である昼右衛門──通称昼さん──に拾われて、以来世話になっている。
 ──などと語りを入れてる合間を縫って、横手の座敷からひょい、と顔出す男が一人。
「……張(はる)か? 今駆けてったの」
「でしょーね。 あの箒頭が流行りだしたって話も聞かないし」
「ふーん……」
 適当に相槌打って、駆け込んできた勢いでまだ揺れている暖簾を眺める若侍、腰に佩いた太刀脇差も凛々しい彼は、その名も水天剛利之介(ごうりのすけ)。年のころは二十五・六、すんなりと、細身の優男風なのだが、ものものしい名に恥じないほどには腕も立つ。
 ただ……いかんせん当人が……
 やたらとぼけた口調に表情。それこそ、今日のお天道様みたいな呑気さで。こんな下町の店に出入りしたうえ、あたしともタメ口きいていることからも分かるだろうが、かなり……というよりひたすら、物事にこだわらない性格である。だもんであたしたちの間では、いつからか、もっぱら「がうり」と呼ばれている。このせいるんに入り浸る、いわゆる常連客の一人もある。
「何があったんでしょうか……?」
 そのがうりが平らげた団子の皿を片付けてるのが、あたしに次ぐせいるんの二枚看板、めりあである。昼さんの娘なのだが、幸いなことに亡き母君に似たとかで、はっきりいって似ていない。
 そいでもって張と言うのが、ずばり、さっきからやかましく走り回っている青年の名である。
 かなりの傾(かぶ)き者で、いったい何で染めたのか、明るい緑青色の髪を禿(かむろ)に揃え、鉢巻で額に鉄甲はさみこんで前髪だけを逆立てるという、実に珍妙な頭をしている。後ろから見ると箒そっくりなのだ、これがまた。
 着物もそれに劣らず変わってて、色を抜いた股引きに、裾をうんと短く詰めた小袖を直に羽織っている。だもんでいっつもお臍がまるみえ、まあそんな格好でも、切れ長の目に三日月眉と、顔立ちそのものは整っているせいか、花街の姐さんたちから、商売っ気抜きの声をかけられることもざらである。
 ……もっとも、商売っ気はない代わり、たっぷりとからかいを含んでいるが。
 彼もまた、この店の馴染みである。いわゆる気心知れた仲、というわけで、ほったらかしといてもさして問題はないのだが……とりあえず、注文を取りにいくのが正しい対応というものである。ついでにちょっとばかし、何が大変なのか説明する声が耳に入ったりするかもしれないが、それはあくまで結果であって、あたしはただ真面目に職務を遂行するだけなのであるから、勘違いしないよーに。

 そこそこ広く小奇麗な、店の一番奥の奥。表からは完全に死角となった一角が、「彼」のいつもの場所である。
「……で、なんであんたたちまでついてくんのよ……?」
「いやあ、暇だし」
「そろそろ、お酒のおかわり持ってった方がいいかと思って」
 んなもん、あたしに言付けてくれりゃいいのに……まったく物見高い連中である。
 ま、あたしも人のことは言えないが。
「ほい水。
 で? さっきから何騒いでんの?」
 小卓の上に湯呑みふたつと、建前だけの品書(めにゅう)を並べ、気楽に問い掛ける。
「さあな、俺もまだ聞いてねぇし」
 答えたのは、息の荒い張ではなく、彼と差し向かう形で胡座をかいた、もう一人の人物である。
 通り名は豪。せいるんでも昼さん親子と、賄い兼勘定方の黒部さんに次ぐ……よーするに、客の中では一番の古株である。
 なんでも昔、張が柄の悪い連中に因縁つけられて、情けなくもぼこぼこにされてたところに通りすがったとかで、以来張は彼を「豪様」と呼び、なにかっちゃくっついて回っている。
 ……ちなみにそのときは本っ当に『通りがかった』だけで、何もしないうちに、向こうが勝手に逃げ出したらしい。そんな府抜けた連中に叩きのめされたってぇのも、考えてみればかなり情けないのだが……さすがに相手がこいつじゃなぁ。
 身の丈優に六丈半、良く引き締まった無駄のない肉(しし)付きで、千両役者さながらに朱の総髪たなびかせ、線太く、彫りの深い顔立ちの中、大きな鈎鼻の上にしっかと収められたるは、ぎょろりと大きな碧の目。
 よくよく見れば結構、男前ではあるのだが……この外見だけでも、慣れていないとかなり怖い。というか、見慣れた今でもたまに怖い。
 紅毛碧眼──そう、彼は異国の出である。本当の名は「があう」とか言うらしい。
 かの有名な長崎出島ならともかく、なんでこんなところに異人がいるかは知らないが、もはやすっかりこの辺の名物となっている。あたしがここに転がり込んだ時には、いまの名で通っていたし、言葉も、聞いただけでは異人と分からないほど達者だった。
 大概はこの座敷で、日がな一日昼夜を問わず、酒をかっ食らっているくせに、酔いつぶれたところを見たことがない。……ついでに勘定払ったところも見たことないのだが、昼さんの口振りからすると、どうやら別経路できちんと払っているらしい。
 つくづく謎な男である。
 性格は短気にして単純。かと思えばときおり、妙に底の深い面を見せることがあり、なかなか食えない奴である。しかしとりあえず、酒と食い物さえ与えておけば、暴れることはあまりない。
「どーせこうやって、お前らにたかられると思ったからな。わざわざ二度手間かけることもねぇだろ」
 事もなげにそう言う彼が無意味に振り回す徳利は、やはりめりあの予測どおり、すっかり軽くなっていた。
 ……完全に挙動が読まれてるなぁ……お互い……
「ほら揃ったぞ。
 で、何が大変だってんだ?」
 空徳利で小突きつつ、軽く尋ねた豪の手から、紐がすっぽ抜け宙に舞う。
 張のもたらした知らせのために。
「人死にです……新大橋のあたりで……
 何でも……狼に、食い殺されたって……」
 さわり、と沈黙が広がる。投げ出された徳利が、床に転がるうつろな音が、何故だかやけに耳についた。

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「新大橋、って……あのねぇ。
 あんな町中の人通りの多いとこで、狼なんか出るわけないじゃない。
 しかも。そろそろ花も咲こうかってこの時期に」
 もっと郊外の方ならまだわかる。しかるにここら一帯は、そのほとんどが幕府の開闢に前後して、新たに埋め立てられた土地である。もとから住んでる群なぞないし、これだけ人が住んでれば、どこからか移って来るということもない。
 ちょっとやそっと出歩いたぐらいで、獣の餌になんかなるわけないのだ、普通なら。
「んなこと俺が知るかよ。
 とにかく今朝、全身噛み跡だらけの死体が転がってた、てのは確からしいぜ」
 常識的なあたしの言葉に、思い切りぞんざいに答える張。豪に対する時とはえらいちがいである。
「狼ねぇ……なんか他の動物と間違えてんじゃないの?
 前にもあんた、甲斐かどっかで人狼が出たとかって、バカみたいなこと言ってたじゃない」
「……てめぇ、過ぎたことをいつまでもぐちぐちと……
 まあ直に見たわけじゃねぇから、噛み痕どうこうってのはもしかしたら違ってんのかもしんねぇ。
 けどよ、路上でいきなり人が死んでんだ。充分一大事だろーが」
 そりゃそーだが。
 しかしそーすると……
「怪しいです。何か、良からぬたくらみのにおいがしますっ」
 なぜか張り切りだすめりあ。そんなにおいは別にしないが、気になるのはあたしも同じ。
 どうやら全員、同じ意見のようである。
「こりゃいっぺん、見に行くっきゃないわねっ」
 とゆーわけで。昼さんに許可をもらって、あたしたちは現場へと足を向けたのだった。

 なんたって、百万人の人口を抱える天下の都。その胃袋を満たすには、近郊の収穫だけで到底間に合うはずもない。
 ゆえに。浅草川は米の川。
 ──浅草に限らず、各地で取れた大地の恵みは海や川、関東平野を無尽に走る水路を通って運ばれて、あたしたちの口に入るわけである。
 新大橋と張は言ったが、実際には永代橋とのちょうどまんなかあたり。いくつもの蔵が立ち並び、無数の舟が行き交う水の流れが見え隠れする、どうということのない小路に、人が群れて黒山となっていた。
 その人垣の向こうから、聞こえてくる声ふたつ。その片方はどうも聞き覚えのあるものである。
 なにやら、言い争っているよーなのだが……

「ちょっと離しなさいよこの木っ端っ!
 ……じゃあなかったわね。それ以下の、飼い犬風情じゃないのあんたなんかっ」
「……だぁれが飼い犬だってっ!?
 この俺にンな口利くからにゃ、しょっ引かれる覚悟は出来てんだろーなっ」
「はんっ。あたしは、何も後ろ暗い真似なんかしちゃいないわよッ。
 そんな棒っきれ貸してもらったからって、いい気にならないでよねっ!」
 ……などとぎゃんぎゃん喚きあう、二人のうち片方は、思ったとおり、六だった。
 乱雑に刈った頭に真っ赤な鉢巻、二十歳過ぎの、いかにもチンピラ然とした目つきの悪い男なのだが、こう見えて、十手持ちなぞやっている。
 たまに勘違いされるのだが──この十手持ちというのは、いわゆる『お役人』ではなくその子飼い、個々の岡引やらなんやらが、個人的に雇ったり手伝わせたりしている人物のことを指す。なので大概、騒ぎの起きやすい賭場・酒場で顔の効く人間が務めていたりするのである。もちろん、ある程度腕が立たなければならないが。
 六はまあ……腕っ節なら文句はないし、気風もそう悪くない。としの割には人望あるほうだろう。
 ……でもやっぱし、彼には向いてないんじゃあないかと──こいつ、人一倍喧嘩っ早いし──思うのだが。
 ちなみに彼を任じた物好きは、よほどの怠け者なのか、一度も姿を見たことない。
 閑話休題。
 言い争ってるもう片方は、あたしとおなじか、ひとつ下くらいの歳の女の子だった。
 くりくりと大きな目が活発そうな、可愛らしい少女である。あの六相手に対等に渡り合っているのだから、かなり気は強いほうだろう。なぜか法被の若衆姿に、青みがかって見えるほどの見事な黒髪お下げに編んで、背に流しているのがまた似合う。
 ま、あたしほどではないが。
 しかしなにゆえ、こんなことになっているのだろーか?
 初めのほうから見物してれば、お互いの主張から何が起きたか知ることもできるのだが、もはやただの悪口のぶつけ合いになっている。
 となれば誰かに聞くのが一番手っ取り早いのだが、尋ねた相手が状況を、把握しているとは限らない。
「ごめんみりな、ちょっといい?」
 あたしはさっそく、人の輪の最前列に陣取って、さらさらと筆を滑らす絵師のみりなに声をかけた。
 ほっそりとした体つきに、抜けるような白い肌。いかにも儚げな風情の美人だが、たっぷりと墨を含んだ筆の穂先が描き出すは──張が言ってたとおりに、全身を何かに食いちぎられた、無残な有様の仏さん。
 これだけでも、彼女の気性は窺い知れるというものである。
 江戸中に山といる絵師の中でも抜群に早く、綺麗な仕上がりを誇る彼女は、こうやって何か事件があった時、その様子を写し取って瓦版屋に持ち込む、という商売をやっているのだ。ちなみに何もないときは、草子の挿絵などを描いて生計を立てている。
「かまわないわ。どうせもう終わるところだから」
 とうに気付いていたものか、こちらを見もせず答えるみりな。そっけない口調だが、それはいつものことである。邪魔されて怒っているわけでは別にない。
 ちなみに本物の死体は、今は見当たらないのだが、おそらく六の足元の、莚の下がそれだろう(合掌)。
「でもそれより先に、彼女を止めたほうがいいんじゃない?」
 ……って……
「六さんっ! 婦女子に狼藉を働くのは良くないですっ。
 事情はわかりませんが、もっと穏便に話してあげなきゃ可哀想じゃないですか。
 ほらこんなに怯えちゃってっ」
「だぁぁぁっ。またおめぇか、めりあっ!
 野郎相手なら自分からしばき倒すくせに、相手が女子供と見りゃあ、いちいちいちいち邪魔しやがってっ!」
 ああああああ。またあの子は。
 ひるんだ色などカケラも見られぬ見知らぬ少女をかばうように、六の前に立ちはだかって説教食らわすめりあの声に、あたしは深い頭痛を覚えたのだった。
「三人も雁首そろえてて……誰か止めといてくんなかったわけ?」
「……いや一応、とめようとはしたんだけど……」
「別にいいじゃねぇか。減るもんでもなし」
 妙に力のないがうりの声を遮って、完全に面白がってる口調でそう言うと、徳利に口をつける豪。
「……だったら、責任持って収めてよね……。今すぐでなくてもいいから……」
 あの二人のじゃれあいも、今に始まったことじゃなし。しばらくほっといても、特に問題ないだろう。
「ってわけだから。あんたもお礼ぐらい言ってからから消えなさいよね」
 どういう訳だがわからんが、ともあれその言葉で、どさくさにまぎれてその場を去ろうとしていた、件の少女が振り向いた。
「別に頼んだ覚えはない」
 ひとこと言い捨てて背を向ける。
 そりゃあ彼女の言うとおり、割って入ったのはめりあの勝手だが……かわいくないやっちゃなー。
「それでも結果的に助かったんだから、名前ぐらいは名乗りなさいよね。
 よっぽど親の躾が悪かったの?」
 ぴぴくぅっ。
 何気なく付け加えたひとことが、これまた効果てきめんで。一瞬、彼女のお下げが逆立ったよーな気すらした。なにかのツボでも触ったんだろーか……?
 ともあれその子は足を止め、きっ、と振り向き、果し合いでもするような形相で、
「しえらだ。礼は言わんっ!」
 と怒鳴る。
 あまりの激昂ぶりに毒を抜かれ、二の句が継げずにいるうちに、しえら名乗った少女は足早に歩み去ったのだった。
「なんだぁ? あの女」
「……なんか、ぴりぴりしてたな……」
 その背を見送り、それぞれの感想を漏らすがうりと張。何を考えてるのか、無言でにやける豪。
 と。
「あの子が死体を探ってたところに、六がやってきたのよ。で、それからずっとあの調子」
 いきなりみりなが口を開いた。
「事の次第を知りたかったんでしょう?」
 っと、そうだった。
「初めしばらく顔を覗き込んでたから、たぶん知ってる人間かどうかを確かめようとしてたんだと思うわ。あちこち視線動かして、まるで何か探してるようだったわね。さすがに触れたりはしなかったから、それ以上は分からなかったけど。
 本人はこっそりやってたつもりみたいだけど、どうも徹しきれなかったみたいで見咎められたの」
「なるほど……そりゃあ六じゃなくても睨まれるわね……」
 露骨に怪しいって。それは。
 こりゃさっき、黙って行かせるべきじゃなかったかな……
「で、ああして罵り合ってた、ってわけ。
 おかげでじっくり写せたけど……これ以上遅れたら、検死やその後の調べに差し障りがあるかもね」
 いまだに六は、仕事ほっぽり出して、めりあと唾飛ばしあっている。
 それが後々問題になって、彼が叱られようがクビになろうが、あたしは一向かまわんが……事がうやむやのままで終ったりしては、仏さんに気の毒である。
 あたしは再び、路上に転がる、莚をかぶせた塊に目をやった。男性ということぐらいしか見分けられないほど、ぼろぼろになった誰かの亡骸。
 しえらの態度からして、この件がただの事故ではないのはほぼ確実。
「誰だか知んないけど……ふざけたことしてくれるわね」
 彼の死は──おそらく、何者かによって仕組まれたものなのだ。
 善良なあたしとしては、夜はぐっすり眠りたい。こんな真似をしでかす奴がお江戸を這いずり回っていては、おちおち安心していられないではないか。
「出来る範囲で調べてみましょう。──六に任せっきりは不安だし」
 あたしの言葉に、一同はこっくり頷いたのだった。

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13703わーぃろれるさんだぁー。(謎)723 E-mail URL2/16-18:50
記事番号13702へのコメント

らりろれるさんは No.13702「朧夢月爪痕奇譚」で書きました。

こんにちはー、毎回『辺境星系らりろれる』の方でお世話かけまくってる723
ですー。。。(反省しろって)
テスト6日前ですが(死)ろれるさんの小説を見つけたのでコメントさせていただきますっ。

まず第1にっ!
登場人物のネーミングが良すぎですっ!もぉ覇王様や獣王様並にぃっ!(←あんま嬉しくない表現のような気もするが、最高の誉め言葉らしい……爆。)
この時代、男性は漢字で、女性はひらがなだということも学べましたしっ!(をぃ)
……私も現代版っぽいスレイを書いていたような気がするのですが、ちょっと
名前考え直そうかなー、と。。。。。。(謎)
それにしても、相変わらず素晴らしい文才ですねぇ。。。

> 身の丈優に六丈半、良く引き締まった無駄のない肉(しし)付きで、千両役者さながらに朱の総髪たなびかせ、線太く、彫りの深い顔立ちの中、大きな鈎鼻の上にしっかと収められたるは、ぎょろりと大きな碧の目。
> よくよく見れば結構、男前ではあるのだが……この外見だけでも、慣れていないとかなり怖い。というか、見慣れた今でもたまに怖い。
> 紅毛碧眼──そう、彼は異国の出である。本当の名は「があう」とか言うらしい。
・・・・・・…で、かなり暴走しかけました(笑)
外国人さんですかーvふふふ……(謎妖)
> かの有名な長崎出島ならともかく、なんでこんなところに異人がいるかは知らないが、もはやすっかりこの辺の名物となっている。あたしがここに転がり込んだ時には、いまの名で通っていたし、言葉も、聞いただけでは異人と分からないほど達者だった。
流石はガーヴ様!
> 大概はこの座敷で、日がな一日昼夜を問わず、酒をかっ食らっているくせに、酔いつぶれたところを見たことがない。……ついでに勘定払ったところも見たことないのだが、昼さんの口振りからすると、どうやら別経路できちんと払っているらしい。
> つくづく謎な男である。
……一瞬、某神官様かと……(爆死)
>「人死にです……新大橋のあたりで……
> 何でも……狼に、食い殺されたって……」
お、狼ですか。まさかゼ・・・・・・…(以下削除)

>「んなこと俺が知るかよ。
> とにかく今朝、全身噛み跡だらけの死体が転がってた、てのは確からしいぜ」
> 常識的なあたしの言葉に、思い切りぞんざいに答える張。豪に対する時とはえらいちがいである。
>「狼ねぇ……なんか他の動物と間違えてんじゃないの?
> 前にもあんた、甲斐かどっかで人狼が出たとかって、バカみたいなこと言ってたじゃない」
……言ったんですか・・・・・・…。
> 言い争ってるもう片方は、あたしとおなじか、ひとつ下くらいの歳の女の子だった。
> くりくりと大きな目が活発そうな、可愛らしい少女である。あの六相手に対等に渡り合っているのだから、かなり気は強いほうだろう。なぜか法被の若衆姿に、青みがかって見えるほどの見事な黒髪お下げに編んで、背に流しているのがまた似合う。
> ま、あたしほどではないが。
リナらしいで・・・・・…(謎の爆撃)
> ほっそりとした体つきに、抜けるような白い肌。いかにも儚げな風情の美人だが、たっぷりと墨を含んだ筆の穂先が描き出すは──張が言ってたとおりに、全身を何かに食いちぎられた、無残な有様の仏さん。
・・・・・・…をを!?
> ちなみに本物の死体は、今は見当たらないのだが、おそらく六の足元の、莚の下がそれだろう(合掌)。
・・・・・・・……・・・・・・…・・ι
> よっぽど親の躾が悪かったの?」
> ぴぴくぅっ。
> 何気なく付け加えたひとことが、これまた効果てきめんで。一瞬、彼女のお下げが逆立ったよーな気すらした。なにかのツボでも触ったんだろーか……?
覇王様……一体どんな教育を…・・・・・・…。
> あたしは再び、路上に転がる、莚をかぶせた塊に目をやった。男性ということぐらいしか見分けられないほど、ぼろぼろになった誰かの亡骸。
誰でしょうかねー……ちょっと楽しみです(←問題発言)
> 彼の死は──おそらく、何者かによって仕組まれたものなのだ。
> 善良なあたしとしては、夜はぐっすり眠りたい。こんな真似をしでかす奴がお江戸を這いずり回っていては、おちおち安心していられないではないか。
>「出来る範囲で調べてみましょう。──六に任せっきりは不安だし」
> あたしの言葉に、一同はこっくり頷いたのだった。
ををっ!?続きますねっ!!?

・・・・・・…というわけで。
ゼロス様とかゼラス様とかでるでしょうか。……まぁ誰にしても名前が楽しみですね♪
覇王様が出たら人間バージョンがわかりますし♪……で、死体だったりして(←おまぃ本当にファンか!?)
ではでは。とりあえずこの辺で。次回に期待です(*^_^*)

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13708コメントこめんと嬉しいなvろれる E-mail URL2/17-00:26
記事番号13703へのコメント

>こんにちはー、毎回『辺境星系らりろれる』の方でお世話かけまくってる723
>ですー。。。(反省しろって)
 お久です〜。最近おしゃべりしてませんでしたが、お元気そうで。
>テスト6日前ですが(死)
 ……この時期のテストって、たしか来年に響くんじゃあ……

>まず第1にっ!
>登場人物のネーミングが良すぎですっ!もぉ覇王様や獣王様並にぃっ!(←あんま嬉しくない表現のような気もするが、最高の誉め言葉らしい……爆。)
 をを……っ!
「リナはともかく、めりあとかみりなとかって結構苦しいよなー」とか思ってたんですが……最高級の誉め言葉(爆)を頂きまして。
 頑張って考えた甲斐がありました。
>この時代、男性は漢字で、女性はひらがなだということも学べましたしっ!(をぃ)
 ……そーいやそーかも……単に偶然だったんですが。今後、漢字名前の女性キャラ出しますし。
>……私も現代版っぽいスレイを書いていたような気がするのですが、ちょっと
>名前考え直そうかなー、と。。。。。。(謎)
 セー○ーフィブ。アレはあれでいーじゃないですか。

>外国人さんですかーvふふふ……(謎妖)
 ふと気がつくと、なぜかそーなってました。ちなみにドイツ人です。
>> つくづく謎な男である。
>……一瞬、某神官様かと……(爆死)
 うっ、いいかも、それ……
 設定変更しようかな……(爆滅)

>誰でしょうかねー……ちょっと楽しみです(←問題発言)
 いやただの死体です。

>ゼロス様とかゼラス様とかでるでしょうか
>覇王様が出たら人間バージョンがわかりますし♪
 出しますよ〜。とりあえず覇王様は確定です。ゼラゼロはちと遅くなるかもしれませんが。

>ではでは。とりあえずこの辺で。次回に期待です(*^_^*)
 覇王様の登場を楽しみにしててくだされ〜。
 でわでわ♪

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13849ぼっくにもコメントいれてよね?♪(特に意味はありません)723 E-mail URL2/23-13:58
記事番号13708へのコメント

ろれるさんは No.13708「コメントこめんと嬉しいなv」で書きました。
>
こんちはー723ですー。
……といっても別にテストが終わったわけでは御座いません(え!?)
きっちし残ってるんですよねぇ。しかも数学・国語・美術。
>>こんにちはー、毎回『辺境星系らりろれる』の方でお世話かけまくってる723
>>ですー。。。(反省しろって)
> お久です〜。最近おしゃべりしてませんでしたが、お元気そうで。
>>テスト6日前ですが(死)
> ……この時期のテストって、たしか来年に響くんじゃあ……
大丈夫、多分30点は取れると思いますから!(をぃこら)

>>この時代、男性は漢字で、女性はひらがなだということも学べましたしっ!(をぃ)
> ……そーいやそーかも……単に偶然だったんですが。今後、漢字名前の女性キャラ出しますし。
をを、誰でしょう〜。楽しみですね。
>>……私も現代版っぽいスレイを書いていたような気がするのですが、ちょっと
>>名前考え直そうかなー、と。。。。。。(謎)
> セー○ーフィブ。アレはあれでいーじゃないですか。
五人の名前は今更変えられない、って感じですが……他が……(って、出るのか)
ルークは未だに良い名思いつかないです。……ルーク……逆にすると『クール』とか……ぅあイメージあわないしぃっ!……って感じでぶつぶつと(妖)
なんか空しいから現代版でも書こうかなー、とか思っている今日この頃です(やめぃ!)
>>外国人さんですかーvふふふ……(謎妖)
> ふと気がつくと、なぜかそーなってました。ちなみにドイツ人です。
ドイツ人ですか!
>>> つくづく謎な男である。
>>……一瞬、某神官様かと……(爆死)
> うっ、いいかも、それ……
> 設定変更しようかな……(爆滅)
>
>>誰でしょうかねー……ちょっと楽しみです(←問題発言)
> いやただの死体です。
なーんだ……ちぇ(爆)
>
>>ゼロス様とかゼラス様とかでるでしょうか
>>覇王様が出たら人間バージョンがわかりますし♪
> 出しますよ〜。とりあえず覇王様は確定です。ゼラゼロはちと遅くなるかもしれませんが。
をををっ!?出るんですねv
>
>>ではでは。とりあえずこの辺で。次回に期待です(*^_^*)
> 覇王様の登場を楽しみにしててくだされ〜。
はい♪出たら花束もってきます♪(こら)……取り敢えずマンドラゴラあたり(死)
> でわでわ♪

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13714はじめましてぃ(似非江戸っ子風)みてい 2/17-11:51
記事番号13702へのコメント

ろれるさん、初めましてこんにちは。
みていという昨今駆け出しの小娘(仮)でござんすっ。

しょっぱなからふざけてしまいました、あらためて初めまして。
みていは時代劇が好きなので、とても楽しみにしております。
…ゼル、出てきてませんか?「八丁堀」なんでしょうか。
登場人物がたくさんあって、なかなか人数の増やせないみていとしてはすごいなぁと感じております。

ではでは、短いですがまずまこれにて…。
いじょうみていでした。

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13833へい、らっしゃぃ!(似非江戸っ子風・勘違い編)ろれる E-mail URL2/22-16:46
記事番号13714へのコメント

>ろれるさん、初めましてこんにちは。
>みていという昨今駆け出しの小娘(仮)でござんすっ。
 ばじめましてっ。駆け出し同士、よろしく願いしまするっ。

>みていは時代劇が好きなので、とても楽しみにしております。
 ああああ、ごめんなさい、実は俺全然時代劇とか知らないんです〜〜〜(汗)
>…ゼル、出てきてませんか?「八丁堀」なんでしょうか。
 とりあえず、そちら関係でないのは確実です。
>登場人物がたくさんあって、なかなか人数の増やせないみていとしてはすごいなぁと感じております。
 そーなのですか? 俺は逆に人数ださないと話作れないんで、コンパクトにまとめられる肩が羨ましいです。

>ではでは、短いですがまずまこれにて…。
 お返事遅くなってすいませんでした〜。続きもよろしくお願いします〜。
 でわでわ。

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13747タイトルも意味深ですよねぇ。あごん E-mail 2/18-00:35
記事番号13702へのコメント

初めまして!!
あごんという者です!!

素敵なお話ですね!!
もー時代劇とか大好きなんです!!
まぁ江戸時代という時代は嫌い・・・とゆーか私の中ではいらない時代になってますが(笑)。
鎖国さえしなけりゃ素敵な時代なんですけど。
などとゆー歴史オタクな話はさておきっ!!

もーネーミングセンスに脱帽です。
豪様でがあう様とは(笑)。
本気でやられました♪

昼さんも素敵ですが、一番は六ですねっ!!
感動しました、この六には!!
ゼルはどーなるのか楽しみです。
お話もどこかミステリで、続きを楽しみにお待ちしています!

ではでは愛想無しで申し訳ありませんが、失礼致します!
あごんでした!!

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13834実は全然意味ないです。ろれる E-mail URL2/22-16:54
記事番号13747へのコメント

 単に決めあぐねて、勢いでつけた仮題をそのまんま使ってるとゆー<タイトル

>初めまして!!
>あごんという者です!!
 はじめましてっ。

>素敵なお話ですね!!
>もー時代劇とか大好きなんです!!
>まぁ江戸時代という時代は嫌い・・・とゆーか私の中ではいらない時代になってますが(笑)。
>鎖国さえしなけりゃ素敵な時代なんですけど。
>などとゆー歴史オタクな話はさておきっ!!
 がぐふっ。
 ……歴史のほうも苦手です……日本史選択だったくせに……
 でも元から幕末以降対象だったから、とゆーのも有りますが、さっぱりすっぱり忘れてしまえば(爆)、どこやってよーとみな同じ。

>もーネーミングセンスに脱帽です。
>豪様でがあう様とは(笑)。
>本気でやられました♪
 本名はガーヴ・フォン・カオスドラッヒェです。<作ったんかい
 竜つながりで、フランシス・ドレイクの子孫とゆー設定もあったのですが、没リました。

>昼さんも素敵ですが、一番は六ですねっ!!
>感動しました、この六には!!
 自分でも相当気に入ってます、これ。ウケを取れて嬉しいっす(^^)

>お話もどこかミステリで、続きを楽しみにお待ちしています!
 殺伐とした話しか書けないんですよ〜(爆)
 激甘らぶらぶが書けるよーになりたいぃぃっ!

 でわでわまたっ。

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13763うわ〜い!ろれる様のだー!召喚士 2/18-14:50
記事番号13702へのコメント

うわ〜い(?)ろれる様の小説だい!
というわけで召喚士です。
いいですよね〜時代モノ!
ちょっとアンティークってるわたしではできませんね。こりは。
いや、なにかっちゅーと私は、剣より魔法なタイプですんで……
魔王軍でも大爆発ってかんじで…(ナゾ)
わたしもほったらかしになってる小説、書こっと。
山ほど有るけどね……。
ナニが言いたいか良くわかんなかったけど、続き、たのしみに待っております!
某砦でも燃えましょう!

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13835さもんさもんっ。ろれる E-mail URL2/22-16:59
記事番号13763へのコメント

>というわけで召喚士です。
 あちこちでお世話になってます♪

>いや、なにかっちゅーと私は、剣より魔法なタイプですんで……
 俺もどっちかってーとそうですよー。殺陣とか苦手ですもん。
 魔力戦って、運動神経なくても書けるから好きっす。(滅)
>わたしもほったらかしになってる小説、書こっと。
>山ほど有るけどね……。
 くくく、世に言うところの『海老で鯛を釣る』(違っ)ですねっ。
>ナニが言いたいか良くわかんなかったけど、続き、たのしみに待っております!
>某砦でも燃えましょう!
 まってまっせ〜♪

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13775はじめまして一坪 E-mail 2/18-23:27
記事番号13702へのコメント

投稿ありがとうございます!
あと、この前は相互リンクして下さり、ありがとうございました!

このタイトル素敵ですねー!
私、『〜〜奇譚』っての大好きです。
めちゃくちゃ楽しく読まさせていただきました。


これからも、よろしくお願いします!

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13836ききききききき恐縮です。ろれる E-mail URL2/22-17:02
記事番号13775へのコメント

>投稿ありがとうございます!
>あと、この前は相互リンクして下さり、ありがとうございました!
 いえいえこちらこそっ。
 その後、『一坪産のことろから来ました』という方も何人か見えられて、こっちゃウハウハですっ。

>このタイトル素敵ですねー!
>私、『〜〜奇譚』っての大好きです。
>めちゃくちゃ楽しく読まさせていただきました。
 ありがとうございますっ。ただ、本当に『奇譚』になるかどうかはまだ俺にもわからないっす……

>これからも、よろしくお願いします!
 頑張らせていただきますっ!

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13782続きが楽しみ!キューピー/DIANA E-mail URL2/19-06:38
記事番号13702へのコメント

ろれるさん、こんにちは!

さっそく楽しませてもらいました。「朧夢爪痕奇譚」!
やっぱり最初はネーミングの凝りように感服。見習え>覇王殿(笑)

昼さんはともかく、張とか六なんか、遊び人にぴったり!(爆)

だけど!そういうところに目を奪われていると、江戸の雰囲気を
ばりばりに伝えつつ、サスペンスに持って行くお話の軽妙さ、
木目細かさを見失ってしまいがち。よってこれも、ろれるさんの
HPの小説と同様、まずテキストファイルで保存--->印刷することと
なりました。(笑)

何回も読み返して楽しませてもらいますね。続きをよろしく!(脅迫?)

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13837あらバレちゃったぃっ。ろれる E-mail URL2/22-17:08
記事番号13782へのコメント

>ろれるさん、こんにちは!
 こんにちは! メールありがとうございますっ。

>さっそく楽しませてもらいました。「朧夢爪痕奇譚」!
>やっぱり最初はネーミングの凝りように感服。見習え>覇王殿(笑)
 まずネーミングありき、ですからこのシリーズ(笑)。
 しかしまさか、黒部=クロフェル侍従長、を見破られるとは思いませんでした。
 ちなみに──「せいるん」の近くには、「呉(くれ)診療所」なんてーのもあったりします(爆)。

>昼さんはともかく、張とか六なんか、遊び人にぴったり!(爆)
 実際に並べて書いて実感しました。こいつらキャラかぶってる……
 このままだと、どちらか片方犠牲になりそうです。ひそかにピンチ。

>これも、ろれるさんの
>HPの小説と同様、まずテキストファイルで保存--->印刷することと
>なりました。(笑)
>何回も読み返して楽しませてもらいますね。続きをよろしく!(脅迫?)
 くぅぅぅぅっ! ありがとございます!
 続きは今からアップしますっ!
 ツリー落ちするまでに、あと1話ぐらいは付けたいなぁ……




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13838朧夢月爪痕奇譚 二ろれる E-mail URL2/22-17:13
記事番号13701へのコメント

しまった、一話目の数字が抜けてた。
この話、ずるずると続く予定です。終るころには春どころか、秋が来ているかもしれないです。
根気よくお付き合い願います〜。

       朧夢月爪痕奇譚(おぼろゆめづきつめあときたん) 巻のニ
 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 ほっとくといつまでも続きそうな、六とめりあの口論は、六に
「あんまり居丈高なことろを見せると、みりなに嫌われるわよ」
 ──と、吹き込んでやって終わらせた。
 なんとこの男、無謀にも、彼女に熱を上げてるのである。
 もちろん相手にされてない。
 どうも今まで喧嘩に夢中で、想い人が居合わせたことに気付いてなかったようで、あわててあたりを見回して。冷たい──いつもそうだが──彼女の視線とぶつかった瞬間、その動きは仏像のごとく固まった。
 いろいろと言いたいことはあったようだが、思い切って声をかける前に、遅まきながらやってきた仲間に引きずられ、未練たらたらの様子で死体と一緒に連行されていったのだ。
 見るべきものもなくなって、野次馬たちは三々五々と散っていく。
 人の流れに混じりながら、あたしはめりあにざっと事情を説明した。少々首を突っ込んでみるつもりでいることも。
 むろん彼女に、異存のあるはずがない。
 かくて、捜査開始と相成った訳なのだが……
「けどよ。調べるったって、具体的にはどーすりゃいいんだ?」
 あからさまに何にも考えてないがうりの言葉が、いきなり場を盛り下げる。
「そりゃやっぱ、仏さんの身元の確認だろ?
 でねえと、どこの誰が、なんで手を下したのか見当もつかねえし」
「それと、あのしえらって子がどういう関係なのか、ですね」
 ……ま、はじめはそんなところだろうが……
「どっちにしろ、聞き込みして回ることになるわね……
 まいったわこりゃ」
 はっきりいって、あたしたちにはとことん向いてない作業である。
 何故ならばっ。この聞き込みというやつは、多くの人から話を聞いて、さらにそれぞれの裏をとらねばならない。しぜん、人数がものを言う。
 もともとの知り合いならばいざしらず、役人でもないあたし達が、初対面の人間から情報を聞き出すとなると……まず見た目で豪と張、そして頭脳でがうりが、ほとんど役立たずと成り果てる。確かに頭数は揃っちゃいるが、実質動けるのはあたしとめりあ、みりなの美(少)女三人組だけである。
 しかもあたしたちは、それぞれの仕事を持っている。それを放り出してまで調べてまわる訳にもいかないし……
「本職に任せるのが一番かも知れないわね」
「……六に?」
 急に常識的なことを言い出したみりなに、あたしは不審の目を向けた。
 いや別に、彼女が普通の事を言い出したのが変なわけではない。しかし、あの六に任せるというのは──
「江戸中の捕物を、彼一人でやってる訳でもないでしょう。殺しの可能性が出てくれば、他の岡引きも出てくるわ」
 なるほど。
「ただの事故で片付けられないように、一言いってやれば、あとはかってに進めてくれる、ってわけね」
 それで何かわかれば、六のことだ、ちょいとみりなが水を向ければ、喜んで喋ってくれるだろう。
「そういうこと。まだはっきりした根拠があるわけでもないから、投げ文とかはまずいでしょうけど……
 それとなく、注意を向けさせておいて頂戴」
 ちょうだい、って……
「そりゃあんたの役目じゃねえのか?」
 腑に落ちない、という顔で尋ねた張に、みりなはにっこり微笑み返し、
「私は急ぎの仕事があるの。だからあなたたちに任せるわ。
 じゃあこれで」
 すたすたと、先に行ってしまったのだった。
 まあ確かに……彼女の商売は、ある意味鮮度が命たからなぁ……
「とりあえず……あたしたちも仕事、戻りましょーか。
 六にしたって、今は取り込んでて、あたしたちの話なんか聞いちゃくれないでしょーし、一段落したらしたで、うちに顔出すに決まってるんだから」
「……そですね」
 そう。実は六も、あたしたちのお仲間……料理屋「せいるん」に集う者の一人だったのだ。

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 そんなこんなで帰って来たらば、店の裏手でなにやらがちゃがちゃ音がする。
「そういえば、新しく器を仕入れるとかいってませんでした?」
 あ……そういえばそんなことも言ってたかも。今日だったのか。
 それならそうと言ってくれりゃあ、手伝いに、誰か一人置いてったのに。
 何気なく角を回り、勝手口が見える位置に来たとたん。
「あだわわわわわわっ!?」
 右目に眼帯を当て、赤茶けた髪と髭をぼさぼさに伸ばした、なんか冬毛の狐みたいな小柄な男がひとり、巨大な薬缶に鉄瓶にナベカマその他もろもろを、抱えたままでつんのめり……踏みとどまったは良いものの、勢いつけすぎ逆に後ろにひっくりかえる、とゆー場面に出くわした。
 どがらががちゃんっ! ごー…ん……。
 ──幸い割れ物の類は混じってなかったようだが、銅鑼と半鐘を何十と揃えて打ち鳴らしたような、やかましい音があたりを震わせ、一拍置いて、天高く跳ね上がっていた鉄瓶が、起こしかけた脳天に、まっさかさまにぶち当たる。
 ……だいじょーぶだろーか……? なんか、いやに鈍い音だったんだけど……
「次郎……
 お前、なにやってる?」
 あきれたように言いながらも、すぐさま助け起こして、頭の傷の具合を確かめる張。基本的には愛想なしだが、いったん気を許せば、こいつはなかなか面倒見がいい。
 金物問屋「金竜屋」の丁稚、次郎──このちっちゃくて妙に愛嬌のある顔つきの、気はいいのだが間が抜けた小男は、その数少ない一人なのである。
 張とどーゆーいきさつで知り合ったのかは、未だに謎なのだが……
「あっつつつつ……
 あ、すんません旦那がた。すぐ片付けますんで」
「いーわよ無理しないでも。後はあたしたちがやっとくから、中で休んでて」
 ちょうど男手もあることだし。
「へぇ、それじゃお言葉に甘えまして……」
 めりあと二人、地べたに転がった瓶を拾い集めながら言うあたしに、頭を下げたのが気配でわかった。
 その後、ぱたぱたぱたという足音に混じって、『姐さーん、張の旦那が帰ってきましたぜ〜』なんて声も聞こえてくる。どうやら、いりあも来ているらしい。
 ちなみにそのすぐあとで、『なっ……べ、別に私は……それより、その姐さんっていうのはやめてくださいっ!』という怒鳴り声に、あわててあやまり倒すのも聞こえた。
 なかなか、苦労の多い奴である。あとでお茶でも持ってってやるか。本来店の者がやるべき仕事を肩代わりしてもらったのだ、少しぐらい、気を使ってやっても罰は当たるまい。
「と、ゆーわけであんたたち……」
「……なんなんだ?」
 いくつか瓶をひっつかみ、腰上げつつ振り向いた先には、一人ぼーっと立つがうり。豪と張は、影もない。逃げやがったなあの二人。
 しょーがない。がうり一人で間に合わせるか。
「そーゆーわけだから……それ持ってって」
 ちょっぴしひしゃげた薬缶を指すと、鉄瓶鍋に放り込み、まとめて抱えてお勝手をくぐるのだった。

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「おお、戻ったか三人とも」
 次郎がぶちまけた金物の山から、無傷のものとそうでないのを選びわけ、すぐ使えそうなのは湯にくぐらせて馴染ませる。とはいっても、少しばかり凹んだぐらいでどうこういうほど、この店は気取ってない。結局全部、どこかしらで用立てるのだろうが。
 ひととおり作業を終え、座敷に顔を出したあたしとめりあを、昼さんが鷹揚にねぎらった。
 しかし……
 先述した次郎と、この昼さん、そしていりあ──この三人が仲良くひとつ卓を囲んでいるとゆーのは、かなり強烈なもんがある。
 いりあは金竜屋の一人娘で、美人というより可愛い、初々しい感じの人である。派手なのは苦手とかで、いつも淡い色のものを身につけているが、それがまたいっそう、無垢な雰囲気を引き立てている。
 ときどき癇癪起こすのと、世間様の基準からすると、ちょいと年増なのが玉に傷。とはいえ根が箱入りなせいか、素直でおおらか、下手すると、あたしと同じくらいに見られることさえある。
 類は友を呼ぶということなのか、がうりと同じく、身分やしきたりに拘らない人でもあるので、自分とこの使用人である次郎に対しても、どこか応対がやわらかい。
 対して昼さんの方は──えらの張ったいかつい顔立ち、髭はもじゃもじゃ横幅でかい。めりあとはどこをどう見ても似つかない……その……
 ありていに言えば、蝦夷のまんなかで熊だの鮭だの捕ってるほうが、七十と三倍は似合ってるんじゃないかという、野趣にあふれたお方である。豪に匹敵する、なおかつ一味違う迫力の持ち主なので、この二人が並んでいると、見ているだけでも息苦しい。
 あたしを拾ってくれた恩人でもあるし、見かけに反して(失言)実はかなりの人格者なんだが。
 とまあ、こうまでかけ離れた三人が、仲睦まじげに茶を啜っているのである。その隣じゃあ、異人と侍と(がうりは、ひととおり運び入れたところでお役御免として差し上げたのである)傾き者が、湯漬けなぞをかきこんでるし。……つくづく、せいるんって変な所だと思うのはこういうときだ。
 むろんそんなことはおくびにもださず、手招きに応じて腰下ろし。春めき蓬も高く香る、甘味押さえた特製草団子をお茶請けに、しばし熱い茶を楽しむ。
「ん〜、美味し。そういえば、桜餅もそろそろよね」
「りなさんの好物ですもんね」
 ──などと、あたしとめりあは和んでいたが。
「少しは落ち着いたと思ったけれど、江戸もまだまだ物騒ですね……」
「うむ。
 ──やはり上に立つ者が健在でおらねば、下々も落ち着かんのだろうな」
 どうやら事のあらましは、既に聞いてたようである。憂ういりあに、昼さんが重々しく頷くのだった。

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 大八島に覇を唱う堅跡城の当代の主、七代将軍求道(もとみち)様が病に倒れられたのは、今から七年前のことである。
 原因は今もって不明。はじめはただの風邪と思われていたのが、みるみるうちに篤(あつ)くなり、命さえも危ぶまれた。
 しかも当時の大将軍は、御身、若干二十と五六。ただひとりのお世継ぎである、一二千代(ひふちよ)様もまだ五つ、ようやく節句を済ませたばかりという状況だった。
 ──となると、当然起きる後継ぎ騒動。そのころは津軽にいたせいもあり、あたしはよく知らないのだが……かなりの間、ごたごたが続いたらしい。
 結局、さる高僧の祈祷によって、求道様は持ちなおし……一件落着したようで、実はあんまりしていない。
 なにせ、かろうじて命は取り留めたものの、それ以来ずっと将軍は寝込んだままなのである。今のところはなんとか安定しているようだが、容態急変でもした日には、再び江戸は騒乱の坩堝と化すだろう。
 ……と、昼さんから聞いている。
 まあ別に、将軍が悪いとか言い出す気はないが……庶民のあたしらにゃ関係ないこととはいえ、すぐ側で火種がくすぶりつづけているのは、いい気がしないもんである。何かにつけ、人心も不安になるだろう。
 お上のほうでもどうやら過敏になってるようで、現に去年も、とある事件を度を越して、面白おかしくあることないこと書き散らしたとある瓦版屋が、徒(いたずら)に世を騒がせたとゆーので、お取り潰しを食らっている。
 あたしたちが、今回の件をおおっぴらに騒げないのには、そういう事情もあるのだ。
「では、私はそろそろお暇いたします」
「ご馳走様でした」
 ことり、と小ぶりの湯飲みを卓に置き、丁寧にお辞儀するいりあ。むろん次郎もそれに倣(なら)う。
「あ、いえ、なんのお構いも出来ませんで」
「またいらしてくださいね〜」
「父上に、よしなに」
 こちとらいつもなら、『また来てね〜』と軽く済ませるところだが、ついついつられてお辞儀を返す。ただし昼さんだけは、まるで動じず風格すら漂わせて、ふんぞり返っていたものだが……
「さて、そろそろ奥を手伝ってもらおうか」
「了解ですっ」
「はいはい」
 いまのところ、がうりたちの他に客の姿はないが、もうすこししたら、早めのお昼を食べにくる連中が、ちらほらと顔を出す。色々と用意しておかなくてはならない。
 主人の顔はちと怖いが、味は良くて値段もそこそこ、何よりかわいい看板娘、とこれだけの条件が揃っている店が、繁盛しない訳がない。
 もっこ担ぎにとび職、職人、その日暮しの遊び人。売り物を捌ききってご満悦の魚売りやら水売りやら。
 次から次へとやってくる、種々(くさぐさ)の江戸の住民たちでごった返すせいるんを、あたしとめりあは所狭しと動き回るのだった。
 午(ひる)をまわってようやく客がまばらになると、こんどは洗い物やら夕飯どきの仕込みやらで、厨房に篭りっぱなし。
 そうこうする間に夕闇が迫り、一日の稼ぎを終えた男衆がわらわらわらと押しかけて、またもやあたしはくるくると、独楽鼠のように働きまわる。
 この時間にこういうところに飯食いに来る奴というのは、言うまでもなくほとんどが独り者。それでなくとも江戸の町は、女に対して男がかなり余ってる。
 あぶれ男のちょかいをかわしつつ、あちらの膳を下げ、こちらの注文を取り──と、せわしなく立ち回るあたしの動きが、男の罵声で一瞬止まる。
 振り返ると、やはり飯を食いに来た六の傍らで、めりあが立ちすくんでいた。
 ……とゆーことは、今朝の事件がらみで彼女が何か言ったんだろうが……
 一瞬静かに、そして前に倍する五月蝿さでざわめきだした客を縫い、あたしはそこに近づいた。
 めりあの金縛りが解けきる前に、肩を叩いて下がらせる。放っておいては、この子のほうまで怒鳴りだしかねない。
「で。──何がどうしたの?」
 興奮気味の六を、下手になだめては逆効果と、突き放すように訊くあたし。あとから考えると、ちょっとばかし、みりなの態度に似てたかもしれない。
 ともあれ功を奏したか、六は気まずげに頬を掻き、片手で拝むしぐさをしつつ、小声で
「悪ぃ、後で話す……」
 と耳打ちした。
 大勢の前では出来ない話なのだろう。承知の証に目配せすると、あたしはまた仕事に戻る。
 まったく何があったか知らないが、まがりなりにも、人が死んでいるのだ。
 それを──『うるせぇ、こっちはそれどころじゃねぇんだっ!』などと言うからには、余程のことでなければ収まらないぞ、あたしは。


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13905またまた〜キューピー/DIANA E-mail URL2/25-08:40
記事番号13838へのコメント

ろれるさんへ

まだまだ謎解きは先のようですが、殺人事件を「それどころじゃない」と
あさってにうっちゃる六のセリフをもたらした新たな出来事って何でしょう?
続きが楽しみです!

それにしても、またまたキャラの名前が・・・
「堅跡城」の将軍のお世継ぎが一二千代(ひふちよ)様、当年12歳(うくく)
そして、金物問屋金竜亭(うぷぷ)の一人娘のいりあさんと、丁稚の次郎・・・
噂では金竜亭の番頭が「蔵さん」だとか?(笑)
あ、でも、さんざん考えたれけど「降参」なのが「七代将軍求道(もとみち)様」・・・一二千代君の父上、という設定ならば、とーぜん、「北の・・・」になると
思うんですが。でどころが今ひとつわかりませ〜ん(^_^;)。発音よりも
字面の方なのでしょうか?

事件の謎とともに、名前の謎も深まる・・・(爆)(どこを読んでる!>自分)

今回は小料理屋「せいるん」の店の雰囲気がふんだんに盛り込まれていましたね。
お客の雰囲気や店の賑わいぶりなど、またまた様子が映像になって頭をよぎり、
とても楽しく読ませてもらいました。続き、頑張ってください。

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13915音読みにしてください。ろれる E-mail URL2/25-17:12
記事番号13905へのコメント

 いつも感想ありがとうございます〜。

>まだまだ謎解きは先のようですが、
 うっ……。そーなんです、今回全然ストーリーが進んでません……
>殺人事件を「それどころじゃない」と
>あさってにうっちゃる六のセリフをもたらした新たな出来事って何でしょう?
>続きが楽しみです!
 ふふふふ、それはね……(謎爆)

>それにしても、またまたキャラの名前が・・・
>「堅跡城」の将軍のお世継ぎが一二千代(ひふちよ)様、当年12歳(うくく)
 周囲からは「ひふ様」<ぉぃ と呼ばれてます。ちなみに数え年です。
>そして、金物問屋金竜亭(うぷぷ)の一人娘のいりあさんと、丁稚の次郎・・・
>噂では金竜亭の番頭が「蔵さん」だとか?(笑)
 『蔵さん』の方は出しそびれてしまいました。いつか復活できるかな?
>あ、でも、さんざん考えたれけど「降参」なのが「七代将軍求道(もとみち)様」・・・一二千代君の父上、という設定ならば、とーぜん、「北の・・・」になると
>思うんですが。でどころが今ひとつわかりませ〜ん(^_^;)。発音よりも
>字面の方なのでしょうか?
 これについては、タイトルをご参照ください。
 ちなみにフルネームで「侍(さぶらい)求道」にする、という道もあったんですが、あんまりベタなんで取りやめました。

>今回は小料理屋「せいるん」の店の雰囲気がふんだんに盛り込まれていましたね。
>お客の雰囲気や店の賑わいぶりなど、またまた様子が映像になって頭をよぎり、
>とても楽しく読ませてもらいました。
 ありがとございます〜。

 でわでわ〜最近時代劇見始めたろれるでした。

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