◆−生誕祭(序章)−あごん(2/1-20:55)No.13379
 ┣スタート感謝祭り♪−ゆえ(2/2-00:01)No.13386
 ┃┗カタート感謝血祭り♪(笑)−あごん(2/2-03:24)No.13391
 ┣前夜祭の挨拶は短めに・・・。(笑)−桜華 葉月(2/2-01:59)No.13388
 ┃┗灯油購入は早めに・・・(笑)。−あごん(2/2-03:36)No.13392
 ┗生誕祭(1)−あごん(2/2-23:16)No.13411
  ┣紙々に愛想つかされた私−ゆえ(2/3-02:51)No.13415
  ┃┗とゆーことはトイレに行って紙が無い時も!?−あごん(2/4-00:30)No.13440
  ┣レス書き逃げっ!です。−あんでぃ(2/3-16:11)No.13428
  ┃┗ならば私はレス当て逃げですっ!!−あごん(2/4-00:38)No.13442
  ┗生誕祭(2)−あごん(2/4-00:15)No.13438
   ┣二人以上まだ中にいたりとか・・・?−あんでぃ(2/4-10:17)No.13449
   ┃┗魔○都市<新宿>って知ってます(笑)?−あごん(2/5-20:24)No.13472
   ┣おおおおおおお!続きが気になりますっ!!−砂緒(2/4-20:19)No.13455
   ┃┗私も気になります・・・(泣)。−あごん(2/5-20:35)No.13473
   ┣君たちがいて あ、わしがいる(意味不明)−ゆえ(2/4-23:38)No.13460
   ┃┗わしのマークの大○製薬♪−あごん(2/5-20:50)No.13474
   ┗生誕祭(3)−あごん(2/6-06:35)No.13478
    ┣保証書もついてます(笑)−砂緒(2/6-20:36)No.13491
    ┃┗名前はピエール・モンダミン!−あごん(2/8-03:08)NEWNo.13513
    ┣それじゃあ、CM行きまーす。(○ージー冨田v)−あんでぃ(2/7-20:45)NEWNo.13506
    ┃┗ノリツッコミ(笑)?−あごん(2/8-03:23)NEWNo.13514
    ┗誘惑にまけないっ!?−ゆえ(2/8-00:14)NEWNo.13510
     ┗生理休○無くなる寸前です(笑)−あごん(2/8-03:43)NEWNo.13515


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13379生誕祭(序章)あごん E-mail 2/1-20:55


     待ってる。
     私は貴方を。
     焦がれている。
     貴方に会う日を。
     この音無き世界で。
     この光見えぬ世界で。
     きっと近い。その日は。
     感じるわ。運命の流れを。
     優しく響く空気が教えるの。
     私を解放してくれる貴方の事。
 
     待っているわ。


 けたたましい幾つもの音が、宿屋の一階にある食堂兼酒場に響く。
 その響きにかぶさるようにして、男達の怒号が聞こえた。
「くっ!このガキっ!!」
「ふざけやがって・・・っ!!」
 床に散らばる幾つもの皿だったもの。なんとか原型を留める事ができたカップ。まるでテーブル自身が流している涙のような酒。そして先ほどまでは「おいしい」と形容されていた食べ物。
 それらが全て所在無さ気に床に投げ出されていた。
「ふざける?まさか」
 男達の声に応えて椅子から立ち上がったのは、可愛いと言うには毒があり、美しいと言うにはまだ幼すぎる子供だった。
 烏羽玉の髪は黒黒と艶を持って、肩に届く前に切り揃えられている。
 肌は子供には独特の柔らかさと張りが見られる。
 白いが病的なそれは感じさせず、清楚なイメージを人に持たせる。 
 しなやかな四肢は細くどこか頼りない。だが妙な力強さもある。おそらくそれは子供の全てが持つ強さなのだろう。目に映る全てが新しく、日々が発見の連続である子供には必要な強さだ。
 なによりその子供の持つ目は異彩を放っていた。
 大きな黒真珠のようなその瞳。
 それを縁取るように長いまつ毛が天を仰ぐ。
 挑戦的で傷付く事を恐れないその視線。
 男達は一瞬その目に呑まれかけた。
 しかし周りに溢れつつある嘲笑に、彼らは我れに返った。
 当たり前だ。
 いい年齢をした男達がまだ年端もいかない子供に喧嘩を売られ、その上その子供に呑まれかけたのだ。
 外はもう暗い。
 この食堂兼酒場は今は酒場としての機能のみだ。
 居るのは酒を飲みにきた大人しかいない。
 この余興は酒のみには格好のツマミにしかなりえない。
 結末はわかっていたが、彼らはそこまでの経由を楽しみにしていた。
「くそガキが。どうやら大人に対する礼儀を知らんらしいな」
「礼儀?おやおや。そんなハイソな言葉を知ってたのか」
 いかにも意外と言った感で子供は言った。
「子供には手をあげないのがオトナのルールだと思ってるのか?」
 もう一人の男が頬を引き釣らせながら子供を睨み付ける。
「・・・・やってみるがいいだろう」
 大人びた口調で子供が薄笑いを浮かべそう言った。
 それは男達を暴力的な方向へと誘うには十分すぎた言葉だった。
「・・・なめやがって!」
「くそがきがっ!」
 男達はいきりたちながら腕を子供に向かい振り上げた。
「風牙斬!」
 少し離れたテーブルから投げられた言葉と共に小さな疾風が走り、
「ブレイク!」
 その言葉と同時に男達の目前で弾けた。
 声もなく男達は後方に吹っ飛び、更にもう一つテーブルを破壊した。
「・・・ぐっ!」
「誰だ!邪魔しやがるのは!!」
 怒りをむき出したそのままで男達は、先ほど声の聞こえた方向へと首を巡らした。 
 視線の先には二つの影。
 一人はまだ二十歳には手が届かないであろう少女だった。
 栗色の長い髪と、少し赤身がかった瞳は目の前の子供同様に、いやそれ以上に挑戦的なものだった。
 格好から魔道士だと見てとれた。
 そしてもう一人は、その後ろにたたずむようにしている傭兵だった。
 長い金髪をさらりと揺らし、青い瞳は穏やかな海の色だった。
「あたし達の連れに何か用なの?」
 少女がまず口を開いた。
 それを見た子供はどこか厭そうにため息を漏らす。
 その表情はうんざりとしたものだった。
「ほほう。お前らの連れか、このガキは」
「そうよ」
「へへ・・・。じゃああんたらに責任を取ってもらおうかな?」
「・・・・・・」
 下卑た笑いを口に乗せる男達を無視して、金髪の男が子供に目を向ける。
「アリーンか?ディトか?どっちだ?」
「・・・アリーンだ」
 子供が無愛想に応える。
「じゃあアリーン。なにをやらかしたんだ?」
「別に。ただ単にこの男共がチンケなナンパをしてたんでね。それでこの女性を助けただけだ」
 肩をすくめつつ、アリーンと呼ばれた子供は転倒したテーブルの陰にいる女性を顎で指し示した。
 服装から見て、この店の従業員らしい女性だった。
「オーケー。じゃあこっちは何も悪くないってコトね」
 栗色の髪に女魔道士が明るい声でそう言った。
「ふざけんじゃあねぇ!このガキ、いきなり俺らに酒を引っかけた上にテーブルを料理ごとひっくり返しやがったんだぞ!?」
 男の言葉に女魔道士は眉を跳ね上げ、
「こらっ!アリーン!」
 子供に向かいそう怒鳴りつけた。
「・・・なんだ?リナ」
 ぞんざいな口調で返答する子供。
「なんだ?じゃないいぃぃぃっ!食べ物を粗末にするなっていっつも言ってんでしょーがっ!」
「・・・・・・こんな安っぽい人間に食われる方が可哀相だと判断しただけだ」
「こらこらアリーン。人間に安いも高いもないぞ」
「そうかな?私はあると思うが?ガウリイ」
 アリーンはリナとガウリイを見比べながらそう言った。
 すっかり置いてけぼりになった男達が再び怒号する。
「てめぇら!無視してんじゃあねぇ!」
「こっちの弁償してもらうぜっ!」
 しかし、それへの返答は一つだった。
「浄水結!」
 冷たい水が男達の頭上へと降り注いだのだった。
「まー、頭を冷やしてろってコトだろうな」
 ガウリイがあっけらかんと男達にそう言った。
 勿論、それで引っ込むような輩ではない。
「・・・なめやがって!」
 舌打ちと共にガウリイに向け地を蹴った。
 やれやれと、ガウリイはまだ口喧嘩を展開中の二人の連れに目をくれたから、鞘ごと腰に差した剣を抜いた。
 そして。
 向かい来る男達の間を滑るようにして駆けたかと思うと、その一瞬後のは二人の男は床に崩れ落ちた。
 周りにいる他の客には何が起こったのかわからなかったであろうガウリイの剣技であった。
 そして、ガウリイはちらりと窓の目を走らせる。
 窓の向こうに見える夜空は果てしない程の闇だった。
 まるでそこに穴が開いているかのように、月が輝く。
「・・・三日月、か」
 つぶやくようにガウリイが言う。
 後ろから聞こえる口喧嘩を聞きながら、
「どっちにしろ、後始末が大変だよなー」
 などと言いながら、床に倒れる男達と、床に散らばる幾つもの残骸を見たのだった。

 運命はこうして廻る。
 



こんばんは!あごんです!
ようやく話が出来上がりました!
「生誕祭」をここにお届けします!
まーまだ序章ですけども。
副題はいちおー「ガウリイ・ガブリエフに捧げる犯罪」となっております。
いえ、犯罪といっても推理物ではないです(笑)。
正当派スレイヤーズ的な話を目指しました。
まーどうなるかはまだわかりませんが(おい)、暖かい目で見守ってくださいませ。
ん〜、でも多分、内容は・・・
「ガウリナ的ハードボイルド」(笑)にしたいな、とは思っておりますが。
ではでは、あごんでした! 

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13386スタート感謝祭り♪ゆえ 2/2-00:01
記事番号13379へのコメント

こんにちは、ゆえです。

>ようやく話が出来上がりました!
>「生誕祭」をここにお届けします!

うひょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょん♪
お待ち申し上げてました♪


>まーまだ序章ですけども。
>副題はいちおー「ガウリイ・ガブリエフに捧げる犯罪」となっております。

序章なら、もちろん連載もの♪日々の楽しみがふえました♪
副題は以前に言われていたものですね。あの時からどんな犯罪を捧げて下さるのか期待しておりました。


>いえ、犯罪といっても推理物ではないです(笑)。

すっかりソウだと思いこんでました。


>正当派スレイヤーズ的な話を目指しました。
>まーどうなるかはまだわかりませんが(おい)、暖かい目で見守ってくださいませ。

あごんさんの正統派スレなら、もう期待度上昇しまくりちよこですっ。
私のは邪道といいますか、農道を走ってますから・・・・・

>ん〜、でも多分、内容は・・・
>「ガウリナ的ハードボイルド」(笑)にしたいな、とは思っておりますが。

うほほほ。かっちょいいっガウリイがでてくるんですねっ!
ガウ信仰信者としては、もうたまりませんっ!
オリキャラのアイリーンも気になります。名前が二つあったってことは、二重人格みたいなのかなーと、勝手に想像してしまいます。
あの口調も意味深だなぁと。うーむ、これはもう読むしかないですね。うんうん。

ということで、どっかのツリーはほっからかしにしてでも、追いかけさせて頂きますので、連載、楽しみにしてます♪

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13391カタート感謝血祭り♪(笑)あごん E-mail 2/2-03:24
記事番号13386へのコメント


>こんにちは、ゆえです。
  こんばんは!あごんです!!!

>>「生誕祭」をここにお届けします!

>うひょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょょん♪
>お待ち申し上げてました♪
   けひゃひょひへりゃほりゅりゅられんっ♪
   ↑えっ!これって笑い声なのかっ!?
   どーなの、自分! 

>序章なら、もちろん連載もの♪日々の楽しみがふえました♪
>副題は以前に言われていたものですね。あの時からどんな犯罪を捧げて下さるのか期待しておりました。
   犯罪の定義もまた難しいですから。
   事件といった方がしっくり来るかもです(苦笑)。

>あごんさんの正統派スレなら、もう期待度上昇しまくりちよこですっ。
>私のは邪道といいますか、農道を走ってますから・・・・・
   私のは下水道を走る予定です(笑)。
   ゆえ様は王道にして覇道じゃあないですか!   

>>「ガウリナ的ハードボイルド」(笑)にしたいな、とは思っておりますが。

>うほほほ。かっちょいいっガウリイがでてくるんですねっ!
   とんでもありません。かっちょいいガウリイなんて書けませんので。
   ハードボイルド風味とゆーのは「痛痛しいガウリイ」とゆー意味なのです(笑)。

>ガウ信仰信者としては、もうたまりませんっ!
   同じですねっ!私もガウ信者です!
   実は以前書いた拙作二つにおいて、ガウリイが余りにも活躍しなかったので、自分的にガウリイ救済の話を書こう、と(笑)。
   でもガウリイ頭使わないから、推理物だと駄目だしなぁ。とゆー判断から男は黙ってハードボイルド!で、今回の話が思い付いたのでした(笑)。

>オリキャラのアイリーンも気になります。名前が二つあったってことは、二重人格みたいなのかなーと、勝手に想像してしまいます。
>あの口調も意味深だなぁと。うーむ、これはもう読むしかないですね。うんうん。
   二重人格ですか。いい線です。
   嘘です。当たってます(笑)。そのとーりです。
   あの口調については次回にでも明らかになると思います。

>ということで、どっかのツリーはほっからかしにしてでも、追いかけさせて頂きますので、連載、楽しみにしてます♪
   あわわわわっ
   ほったらかしにしないでくださいいいいいっ!
   私が生きていけないじゃないですか!!

   ではでは!伏線下手のあごんでした! 
   今度伏線の張り方を教えて下さい! 
   ありがとうございました!
   「遥か」めっさ楽しみにしております!!   

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13388前夜祭の挨拶は短めに・・・。(笑)桜華 葉月 2/2-01:59
記事番号13379へのコメント

まってました〜!!!ガウリィに捧げる犯罪。
もう狂喜乱舞、小躍りの嵐ですよ。
これからが楽しみです。
ところで、あのお子さまは誰?まさか、り○とガ○○○の子供?しかも2人いるみたい。双子かな?
とにかく、これからも頑張って下さい〜い。
短いながら、桜華 葉月がお送りいたしました。

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13392灯油購入は早めに・・・(笑)。あごん E-mail 2/2-03:36
記事番号13388へのコメント

  こんばんは!あごんです!
  レスありがとうございます(感涙)!!

>まってました〜!!!ガウリィに捧げる犯罪。
>もう狂喜乱舞、小躍りの嵐ですよ。
  私は桜華様からレスを頂けて、狂気(笑)乱舞です!!
  もーパラパラだって踊っちゃいます(踊れんけど)。

>これからが楽しみです。
  そー言っていただくと安心します。
  ありがとうございます。

>ところで、あのお子さまは誰?まさか、り○とガ○○○の子供?しかも2人いるみたい。双子かな?
  残念ながら(笑)、二人の子供ではありません。
  双子ではないです。
  二重人格、とゆーやつっぽい感じですかね(笑)。

>とにかく、これからも頑張って下さい〜い。
>短いながら、桜華 葉月がお送りいたしました。
  ありがとうございました!
  下手なりに頑張らせて頂きます。
  ではでは、北極圏からのあごんでした!!
  ↑灯油が切れたらしい(笑)

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13411生誕祭(1)あごん E-mail 2/2-23:16
記事番号13379へのコメント
「リナ、ガウリイさん。中央神殿都市へ行きなさい」


 リナがガウリイと共に故郷のゼフィール・シティへと足を踏み入れてから、丁度一ヶ月が経過したその日。
 仕事を終え帰宅したリナの姉であるルナ=インバースは、二人を呼びつけるなりそう言った。
「中央神殿都市(セントラル)?なんでまた?」
 リナは小さく眉をひそめつつ姉にそう尋ねた。
 一一一中央神殿都市(セントラル)。
 リナは記憶の片隅にあるその名称とその特徴、いや、属性を急いで思い起こした。
 エルメキア帝国とゼフィーリア王国の狭間にある小さな都市。
 しかし只の都市とは違う。
 中央神殿都市――一別名を独立自治都市というその都市は、その名の通りどこの国にも属さない都市であった。
 赤の竜神を奉る神殿としては現存する中では最古といわれる大神殿がある。
 そして、千年前の降魔戦争にて力尽き倒れた水竜王が墜ちた場所ともいわれる。
 この都市は何者からの干渉も受けず、何者にも干渉しない完全自由都市と云う三つ目の名も持つ。
 勿論、国王などはおらず、治めるのは市民から選ばれた者達で運営される「元老院」という名の治政団体。
 そしてこの都市の頂上に立つ者は、この都市の象徴といわれる一人の女性だった。
 千年の昔より一つの家系から代々のその女性が選ばれた。
 その女性は『ブレッセニス・レディ(神々に愛された少女)』と呼ばれ、人々の信仰を神の代理として一身に受けていた。
 受けていた、というのは多少穿った言葉だが、しかし真実でもある。
 現在はブレッセニス・レディと同格以上といわれる存在が中央神殿都市にいる。
 『ノーブル・ユニネアリスト・ブルーブラッド(高貴なる血統のその最も高貴なる血)』と呼ばれるその者は、ブレッセニス・レディが産み落とした者である。
 しかし、ただブレッセニス・レディが産んだだけならばそのような名称は与えられなかったであろう。
 ブレッセニス・レディはその名が示す通り、神々に愛された少女である。
 その為、彼女らはその人生の全てを神に捧げる。
 そう。その処女性さえも。
 つまりノーブル・ユニネアリスト・ブルーブラッドは処女から産まれた者なのだ。
 そして、初代のノーブル・ユニネアリスト・ブルーブラッドが産まれたのは今から約50年前になる。
 初代一一一そう。代々のノーブル・ユニネアリスト・ブルーブラッドは、代々のブレッセニス・レディが崩御する時に共に逝き、同時に次代のブレッセニス・レディの胎内へと転生するのだ。
 真実を確かめる術は今のリナ達にはないが、代々のノーブル・ユニネアリスト・ブルーブラッドはなんと、全て同じ顔で産まれるらしい。
 つまり、五十前より代々のブレッセニス・レディは、全てが処女受胎をし、全てが同じ者を産み落とすのだ。
 当然の事ながら、ノーブル・ユニネアリスト・ブルーブラッドは神の子とされた。
 今、中央神殿都市にいるブレッセニス・レディは第32代になる。
 この数字を聞くと、幾人かはおや?と思うかも知れない。
 たかが千年の歴史で、32回も世代交代が起こるのは不自然ではないか、と。
 その通りなのだ。
 しかし、この異常な数字はつい最近になってから見られるものだった。
 そう。五十年前を堺に、ブレッセニス・レディの寿命が急激に短いものとなった。
 それまでは、一人当たりの寿命一一ただし冠名してからの話だが一一は四十年以上であった。
 しかし、五十年前からは長くて八年。短い者だと三年もないのだ。
 事実この五十年の間の世代交代は実に八回にも昇る。
 これにノーブル・ユニネアリスト・ブルーブラッドとの因果があるのかはわからない。
 しかし、あるだろうことは予想できることだ。
 これらの事実はつまり。
 ノーブル・ユニネアリスト・ブルーブラッドも五十年の間に、八度転生を繰り返したことになるのだ。
 『神々に愛された少女』と『高貴なる血統のその最も高貴なる血を持つ者』が統治する都市。
 それが中央神殿都市一一一セントラルであった。
 各国各地の赤の竜神を奉る神殿は、この都市を聖地とも呼ぶ。

 これらの情報がリナの頭を忙しく駆け巡る。
「行けばいいのよ、とにかく」
 リナの思考が姉の言葉によって停止させられた。
「え〜〜と。行けばいいって言われても………」
「赤の竜神騎士としての私の勘よ。あなた達二人は中央神殿都市に行くべきだわ」
 ルナの言葉は感情の一切を遮断したかのように固い。
 しかし冷徹さは不思議と感じさせない。
 リナは少しこめかみを抑え、考え込んだ。
 彼女の姉は神子ではないから、神託を受けることなどはない。
 だが昔から、
「勘よ」
 の一言で、誰もが知り得ぬ事を先見することがしばしばあった。
 先見と云うには語弊があるが、それでも姉が気になると言った事はなにかしらの形を持って現れた。
 何事が起こるのかはわからない。
 だが何かが起こる。
 それがルナの勘である。
「………わかったわ。姉ちゃんがそう言うんだったら、行ってみないとね」
 大きな瞳に全幅の信頼を覗かせる妹に、姉は少し眉根を寄せた。
「辛い事があるかも知れないわ………」
 その言葉にリナは勝ち気な目を輝かせて、悪戯っぽく笑う。
「それも赤の竜神騎士の勘?」
「いいえ。これは姉としての勘よ」
 口の端を少し和ませて言うと、ルナはガウリイへと視線を移す。
「そしてこれは女としての勘だけど。ガウリイさん。貴方が鍵を握っているのかもしれないわ」
「………俺が?」
 ガウリイは青いその瞳を少し細めて、ルナの瞳を見つめ返した。
 ルナは無言でこくりと首を縦に振ったのだった。
 窓の外の夜はなお昏い。
 今宵の月は。
 満月から少し欠けた形をしていた。
 いびつな円は楕円にもまだ手が届かない。
 旅立ちは明後日にする、とリナが言う。
 ルナはゆっくりと笑い、
「そうね。じゃあ、明日はご馳走にしましょ」
 リナとガウリイ、二人の頬に順にくちづけた。
「旅に備えてもう寝なさいな。二人とも」
 半ば追い出すようにして、二人を部屋から送り出した。
 二人の気配が消えたのを確認してから。
「………見てるわね。ごう岸不遜な進入者」
 空の一点を見据え、瞳に殺気さえ宿しながら呟く。
「何処にいるかまではわからないけど、あなたが書いた脚本だとしたら忠告をしてあげるわ」
 自信たっぷりと表現するよりも、嘲笑うかのような笑顔で、
「あの二人を甘く見ない方がいいわよ。赤の竜神騎士が認めたあの二人を、ね」
 吐き捨てるようにして、部屋を後にした。


 旅立ちの朝は快晴だった。
「それにしても、姉ちゃんの言葉は気になるわね。」
 故郷ゼフィール・シティを発ち、外門をくぐるとリナは傍らのガウリイへと目を向けた。
「ん〜。まぁ確かに気にはなる……けど」
「今考えたってわかるワケじゃなし、考えるのはやめとこう、でしょ?」
「………正解」
 両手を上げて降参の意思表示をしながら、ガウリイは優しく笑った。
「あんたの言う台詞くらい、簡単に想像できるのよ」
「長い付き合いだし………?」
 上げていた手をリナの頭に下ろし、彼は彼女の瞳を覗き込むようにして尋ねた。
 くしゃりっと髪を一撫でされて、リナはやや上気しながらうなずく。
「そーゆーこと!」
 言ってその手を振り払うようにして、リナは駆け出した。
「ガウリーイ!あの木まで競争ねっ!負けた方が次のご飯代を持つっ!!」
「えっ!おいっ!んな急に言われても!」
 慌てながらガウリイがリナの後を追う。
「やかましいっ!勝負の世界はキビシイのよ!!と言いつつ翔封界!」
「こらーーー!!魔法を使うなぁぁぁぁっ!!」
 穏やかな春の日差しの中。
 ガウリイの叫びが澄んだ空気を震わせたのだった。


      出会いが運命で。
       別離は必然。
        ならば。
     私は何の為に居るの?
    誰の為の存在だと言うの?


「やーーーっ!ごっそさん♪ガウリイ」
「……………お前なー」
 ゼフィール・シティの隣にあるディリキ・タウン。
 この町で二人は昼食を採った。
 どうやら勝負に負けたガウリイのオゴリであるらしい。
「大体まほーを使うなんて卑怯だろーがっ!」
「まーまー。済んだ事をとやかく言ってもしょーがないわ」
 言いながら、口の周りの汚れをナプキンで拭き取るリナ。
「ったく。こんなのはフェアじゃないぞ。次のメシ代はリナだからな」
 まだ不満があるのか、ぶつぶつと文句を垂れ流すガウリイ。
 その時だった。
 つん、と彼の髪が後ろから引かれたのだ。
「?」
 不審に思いガウリイが振り返ると、そこには年端もいかない子供の姿があった。
 年齢は十歳になったかどうかに見える。
 黒い美しい髪を持った子供だった。
 肩に届く前に切り揃えられたその髪型が、子供らしさを出そうとしているように見える。
 しかし、その意志の強そうな瞳と、整い過ぎた顔が台無しにしていた。
「? どーしたんだ?お嬢ちゃん。迷子か?」
「なに?どったの?」
 リナが椅子から立ち上がり、ガウリイの側へと歩み寄る。
「いや、この子が………」
 ガウリイが視線で、未だ彼の髪を掴んだままの子供を示す。
「ありゃ。迷子なの?坊や」 
 困り顔で子供に声を掛けるリナに、ガウリイは眉をひそめた。
「………女の子だろ、どー見ても」
「………男の子でしょーが。どー見ても」
 二人は顔を見合わせ、その子供に再び視線を戻す。
「女の子だよな?」
「男の子よね?」
 そして二人同時に口を開けたのだった。
 子供は涼し気な表情で、
「男も女も関係ないだろう。私はアリーンだ。それ以下も以上もない」
 子供には余りにも似つかわしくない口調でそう言った。
 呆気にとられる二人を知っているのかいないのか。
 更に子供一一一アリーンは言葉を続ける。
「君達を雇いたい。報酬なら存分に取らせよう。中央神殿都市まで私を連れていってほしい」
 そして更に呆気に取られた二人であった。

「え〜と、アリーン?なんでまたあたし達に声を掛けたの?」
「運命を感じたから」
「は?」
「とでも言えば信じるのか?」
 リナは軽くこめかみを押さえた。
 小さな頭痛でも起こっているのかもしれない。
「あのねぇ、あたしが聞いてるのは、なんであたし達をこの群衆の中から選んだのかってことよ」
 言ってリナは町の大通りを両手で示した。
 たしかに通りには幾つもの傭兵や、魔道士の姿が見える。
「人は結婚相手や恋人や友人を選ぶじゃないか。腐る程の人間の中から」
 相変わらずの無表情でアリーンは言う。
「そんなものだろう?人間とは」
 にべもないその口調に、リナとガウリイは顔を再び見合わせた。

 結局依頼は受けることにした。
 実際アリーンは大金を所持していたし、断る理由も二人にはなかった。
 なにより、中央神殿都市へと向かう理由に心を動かされた。
「母に会うためだ」
 ぞんざいな口調はおそらく大金を持っていたことからも、金持ちの子供ゆえなのだろうと結論付けた。
 なぜ母親と離れているのか、その理由は話してくれなかったが。
 その日はディリキ・タウンで一泊することになった。

 その夜だった。
 月は昨日よりも更に欠け、星は不気味なほど少なかった。
 三人はとりあえず同じ部屋で眠ることになった。
 個室はひとつも空いていないため、四人用の大部屋だった。
「やっと寝たわね」
 囁くようにリナが言う。
 ガウリイはかるくうなずいただけだった。
「さて、じゃああたし達も寝よっか」 
 そうリナが言った時だった。
 唐突にアリーンが目を開け、がばりと身を起こした。
 二人が何か言うよりも早く、アリーンはガウリイを見つめると、
「やっと見つけた!私の運命!!」
 明るくほがらかな声でガウリイの首に抱きついたのだった。
「え!?え!?アリーン!!?」
「……って、どーしたのよ、いきなし!!」
 慌てふためく二人を交互に見やると、
「アリーンなんかじゃあないよ。………ディトだよ!」
 無邪気に、実に子供らしく笑ったのだった。
 先ほどのアリーンとは同じ顔で同じ声だったが、全くの別人のそれらであった。


  もう止められない。
  廻り始めた運命は。



こんばんは!あごんです!
ってゆーか長いですねっ(号泣)!
すいません。次回からはもうちょっと短くなるかと。
アリーンとディト。
わかりましたでしょうか?
いちおー二重人格的なかんじですかねぇ(伏線・笑)。
次回からはやっと本題に入れそうです!
いちおーアリーンとディトの詳しい人格とかも書いてから、ですけど。
これでまるまる一話取ったらやだなぁ(笑)。
ではでは!あごんでした!!

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13415紙々に愛想つかされた私ゆえ 2/3-02:51
記事番号13411へのコメント

こんにちは、ゆえですっ!
うおおっ、めっさめらめら設定かかっこいい〜〜♪



> 一一一中央神殿都市(セントラル)。

かっこいいです。凄いです。いってみたいなセントラル♪(←殴っときのます?)


> その女性は『ブレッセニス・レディ(神々に愛された少女)』と呼ばれ、人々の信仰を神の代理として一身に受けていた。
> 受けていた、というのは多少穿った言葉だが、しかし真実でもある。
> 現在はブレッセニス・レディと同格以上といわれる存在が中央神殿都市にいる。
> 『ノーブル・ユニネアリスト・ブルーブラッド(高貴なる血統のその最も高貴なる血)』と呼ばれるその者は、ブレッセニス・レディが産み落とした者である。


どこをどうしたら、こんな風に設定を思いつけるのでしょう・・・・・・はう〜〜凄いです。
ノーブル・ユニネ〜〜あ、言えない(汗)なんて、神秘的でかっこいいです。
私なんてとてもとても・・・・・・・・・



> 彼女の姉は神子ではないから、神託を受けることなどはない。
> だが昔から、
>「勘よ」
> の一言で、誰もが知り得ぬ事を先見することがしばしばあった。

ねーちゃん、その「勘」でぜひ私にロト6を教えて下さい−−−−−−げすっ!(←フライパンが命中)




>「………見てるわね。ごう岸不遜な進入者」

やっぱり、こーゆー所に出没するのは、あの神官でしょーか。
それとも爆乳のあのねーちゃんとか・・・・・は、ないない(笑)




>ってゆーか長いですねっ(号泣)!
>すいません。次回からはもうちょっと短くなるかと。

長いの大好き♪読み応えあります〜〜。


>アリーンとディト。
>わかりましたでしょうか?
>いちおー二重人格的なかんじですかねぇ(伏線・笑)。

やはりっですね♪
二重人格。この響きが妙に好きだったりする私です。(私は二枚舌)
伏線にひっかかりましまた。ええ、そりゃもー、しっかりと。
ああああ、きになるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜


>いちおーアリーンとディトの詳しい人格とかも書いてから、ですけど。
>これでまるまる一話取ったらやだなぁ(笑)。

アイリーンとディト。なかなか一癖ありそうですね。
とくにアイリーンの高飛車な態度にめろめろです。大人ぶった子供がすき♪(危ない奴だ・・・・・・・)


次の話も期待して、「待て」のままて、バソの前でまってます♪

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13440とゆーことはトイレに行って紙が無い時も!?あごん E-mail 2/4-00:30
記事番号13415へのコメント


>こんにちは、ゆえですっ!
  こんばんは!あごんです!
  レスありがとうございます!!
  我れながら、私の文章ってレスとか付けにくいだろうなぁ、と痛感しておりますが、本当にありがとうございます!

>うおおっ、めっさめらめら設定かかっこいい〜〜♪
  何を仰るウサギさん♪
  ゆえ様の設定こそが完璧じゃあないですか!

>どこをどうしたら、こんな風に設定を思いつけるのでしょう・・・・・・はう〜〜凄いです。
>ノーブル・ユニネ〜〜あ、言えない(汗)なんて、神秘的でかっこいいです。
>私なんてとてもとても・・・・・・・・・
  のーぶる・ゆにねありすと・ぶるーぶらっど、ですか。
  簡単ですよ。
  ティヌゥヴィベればっべへふぅ(どーやら舌を噛んだらしい)よりは(笑)。

>>「勘よ」
>> の一言で、誰もが知り得ぬ事を先見することがしばしばあった。
>
>ねーちゃん、その「勘」でぜひ私にロト6を教えて下さい−−−−−−げすっ!(←フライパンが命中)
  しかし、その当てたお金は取られるかと(笑)。
  なんとゆーてもあのリナの姉ですから♪

>>「………見てるわね。ごう岸不遜な進入者」
>
>やっぱり、こーゆー所に出没するのは、あの神官でしょーか。
>それとも爆乳のあのねーちゃんとか・・・・・は、ないない(笑)
  神官ではないですねぇ。
  爆乳のあの御方ですか!!??
  それ頂きましたッッ!!

>>ってゆーか長いですねっ(号泣)!

>長いの大好き♪読み応えあります〜〜。
  ありがとうございます。
  救われますぅぅぅ。
>
>>アリーンとディト。
>>わかりましたでしょうか?
>>いちおー二重人格的なかんじですかねぇ(伏線・笑)。
>
>やはりっですね♪
>二重人格。この響きが妙に好きだったりする私です。(私は二枚舌)
>伏線にひっかかりましまた。ええ、そりゃもー、しっかりと。
>ああああ、きになるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜
  私も好きです!
  ぞくぞくするんですよねぇ(変態か)。
  某魔界都市のあの方とか(笑・わかります?)
>
>>いちおーアリーンとディトの詳しい人格とかも書いてから、ですけど。
>>これでまるまる一話取ったらやだなぁ(笑)。
>
>アイリーンとディト。なかなか一癖ありそうですね。
>とくにアイリーンの高飛車な態度にめろめろです。大人ぶった子供がすき♪(危ない奴だ・・・・・・・)
  すみません。
  実はアリーンなのです。
  アリーンは次回更にブットビな行動をする予定です(笑)。 
  あ、次回って(3)ですけど。

>次の話も期待して、「待て」のままて、バソの前でまってます♪
  ありがとうございます!!!!
  「遥か〜」もいよいよきゃあっですね(わからんっ)!
  これから「遥か〜」のレスに生きます〜〜〜!
  あっ、間違えた!行きますでした(でも大体あってるんですが)!

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13428レス書き逃げっ!です。あんでぃ 2/3-16:11
記事番号13411へのコメント


こんにちは!!あんでぃです。
レスありがとうございます!!次回のお話を何とか今世紀中に(←ツッコむところです。ここ)考えようと・・・・
模索中です。はい。(汗)
>
>
>ってゆーか長いですねっ(号泣)!

長ければ長いほど毎回ここに来る楽しみが増えるってモノなのです!!
ああ、楽しみ♪です。


>すいません。次回からはもうちょっと短くなるかと。
>アリーンとディト。
>わかりましたでしょうか?
>いちおー二重人格的なかんじですかねぇ(伏線・笑)。

一瞬双子なのかと・・・・二重人格!!深い感じです!ハマってしまいました。見事に(笑)
この他にも人格だあったりとかしたら、色々大変でしょうねぇ・・・・
多重人格と言えば、“ダニエル=キイス著 24人のビリー=ミリガン”と言う本があります。
ノンフィクションの多重人格の人のお話です。一度読んでみると怖いです。おすすめします!・・・しかし、この部分著作権に触れたりしないかしら・・・(汗)

>次回からはやっと本題に入れそうです!
>いちおーアリーンとディトの詳しい人格とかも書いてから、ですけど。

表の顔と裏の顔って感じでこれまた二人の人格が違うっぽい所がいい感じです!
二人の詳しい性格は、次回を待って!?って事ですね!
まーつわ♪いつまでもまーつーわ♪
毎回お前は何歳だって感じですが(汗)

次回を楽しみにしている事が伝わってくれれば、と・・・・
訳わからないこと書いてしまったので、逃げます!
それでは、あんでぃでした!!


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13442ならば私はレス当て逃げですっ!!あごん E-mail 2/4-00:38
記事番号13428へのコメント


>こんにちは!!あんでぃです。
  こんばんは!あごんです!
  わぁ!レスありがとうございます!!!

>レスありがとうございます!!次回のお話を何とか今世紀中に(←ツッコむところです。ここ)考えようと・・・・
>模索中です。はい。(汗)
  今世紀中に、ですか。
  いいでしょう!!待ちます!寿命が来ても転生してでも待ちます!!

>>ってゆーか長いですねっ(号泣)!
>
>長ければ長いほど毎回ここに来る楽しみが増えるってモノなのです!!
>ああ、楽しみ♪です。
  ああああ。涙で前が・・・。
  ありがとうござます!!
>
>>すいません。次回からはもうちょっと短くなるかと。
>>アリーンとディト。
>>わかりましたでしょうか?
>>いちおー二重人格的なかんじですかねぇ(伏線・笑)。
>
>一瞬双子なのかと・・・・二重人格!!深い感じです!ハマってしまいました。見事に(笑)
>この他にも人格だあったりとかしたら、色々大変でしょうねぇ・・・・
>多重人格と言えば、“ダニエル=キイス著 24人のビリー=ミリガン”と言う本があります。
>ノンフィクションの多重人格の人のお話です。一度読んでみると怖いです。おすすめします!・・・しかし、この部分著作権に触れたりしないかしら・・・(汗)
  ダニエル・キィスですか。
  ビリミリはまだですねぇ。
  今、アルジャーノンを読んでますが。
  これが終わったらルクミリ・・・違った(笑)、ビリミリ読みましゅ!

>>次回からはやっと本題に入れそうです!
>>いちおーアリーンとディトの詳しい人格とかも書いてから、ですけど。
>
>表の顔と裏の顔って感じでこれまた二人の人格が違うっぽい所がいい感じです!
>二人の詳しい性格は、次回を待って!?って事ですね!
>まーつわ♪いつまでもまーつーわ♪
>毎回お前は何歳だって感じですが(汗)
  え〜〜、若いくせに(憎)!
  はっ!思わずオバハンの本音が(笑)!!

>次回を楽しみにしている事が伝わってくれれば、と・・・・
>訳わからないこと書いてしまったので、逃げます!
>それでは、あんでぃでした!!
  ありがとうございます!!
  生きる上で励みになります!
  今日仕事で凹んでたので・・・(泣)。
  それでは!ありがとうございました!!
  あんでぃ様の小説も楽しみにしておりますわ!
  来世紀までだって待ちます!!
>

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13438生誕祭(2)あごん E-mail 2/4-00:15
記事番号13411へのコメント

「…………アリーン?」
 先ほど確かに眠ったはずのアリーンが突然起き出したかと思うと、満面の笑顔でガウリイに抱きつき、尚且つ自らをアリーンではないと言い、自分はディトだと告げたのだ。
 流石にこれには驚いたのか、リナとガウリイは戸惑いを隠せぬままでアリーンを見つめた。
「だからっ!私はアリーンじゃあないよってば!ディト!ディトなんだ!」
 子供特有の甘えたようなすねた物の言いだった。
「リナ………?」
 ガウリイの首に巻き付かれた細い腕は、離れる素振りを見せない。
 困惑を通り越して当惑を覚えたガウリイが、助けを求めるようにリナへと首を巡らす。
 リナもガウリイと似たり寄ったりだろうが、それでも状況を確認しようという姿勢は彼よりずっと確固たるものだった。
「え〜〜と。じゃあ、ディト?」
 呼びかけるリナの声にディトは笑顔を向けた。
「うん、なぁに?」
 昼からこっち半日を共に過ごしただけだったが、アリーンは一度も笑顔を見せなかった。
 笑うとこんな顔になるのね、とリナが口の中で呟く。
「アリーンのことは知ってるのね?」
「うん。知ってはいる。でも話したことは無いよ」
「そう。……じゃあ、アリーンはディトを知ってるの?」
「認めてはいるけど、知ってはいないと思う」
 その言葉にリナは眉間にしわを作った。
 意味がわからなかったのだろう。
「………どーゆーコト?」
「そのままの意味だよ。これ以外の説明の仕方は私には出来ないよ」
 怒られた子供のように悲し気に目を伏せる。
「ああ、怒ってるわけじゃあないのよ?」
 思わず焦り、ディトの機嫌をリナは取った。
 悲しそうな顔の子供は、いつだって大人の心を鷲掴みにするものだ。
「うん。ごめんね。私は何もわからないんだ……」
 声も同じ。
 顔も一緒。
 口調さえ似ているのに。
 全くの別人としか二人には見えない。
「………多重人格、なの?あなた達」
 リナがぽつりと漏らす呟きに、
「………そういった感じだよ」
 初めてアリーンのような表情で、ディトは苦笑気味にそう言った。

「たじゅうじんかくぅ!?」
 ガウリイが素っ頓狂な声を出してリナを見る。
 リナは頭をがしがしと掻きながら、小さく唸った。
「あはははは。大きい声!大きい声!!」
 ディトは何がそんなに面白いのか、無邪気にガウリイを笑った。
「多重人格とゆー事実に驚いてんの?それとも多重人格とゆー意味がわからないとゆー意図からの声なの?」
「勿論意味がわからん方だ!」
「あははははは!バカだバカだ!!」
 疲れた声のリナに、何故が大イバリのガウリイ。
 そして、最早無邪気というより無意味に笑うディト。
 リナは大げさにため息をついたのだった。

「まぁ、あたしも詳しくは知んないし、実例も少ないからよくはわからないんだけど」
 言ってディトに目を遣るリナ。
 ディトの両腕はまでガウリイの首に巻かれていた。
「一人の人間の中に二つ、もしくはそれ以上の数の人格が存在する人間を多重人格と言うわ」
 ガウリイはふむふむと言って数回頷く。
 それを見て、ディトも真似をするかのように、
「ふむふむ」
 そう言ってガウリイと同じように数回頷いた。
「この多重人格は謎が多くて、何も解明されてないんだけれど………」
「ふむふむ」
「ふむふむ」
「………一人の人間の中に、全く別の知識を持つ者や全く関係の無い記憶を持つ者もいるの」
「へぇ……」
「ふむふ……あっ。……へぇ」
「いちいち真似しなくてもいーのよ!ディト!!」
 わざわざガウリイの真似をするディトに向かって、リナが声を上げた。
「えへへ☆」
 ディトがぺろりと赤い舌を出して笑う。
「ったく。………とにかく、全然別の性格の人間が一つの体に同時に存在することを言うの!わかった?」
「なんとなくは……」
 頼りないガウリイの返答ではあったが、リナはそれで十分なようだ。
「まー、なんとなくでもわかりゃ大したモンよ。ガウリイにしては」
 リナは悪戯っぽくそう言って笑った。
「じゃあ、アリーンとディトは別の人間ってことか」
「そーでしょうね、どう見ても」
 二人は未だガウリイから離れないディトへと視線を落とした。

「ふふふ。私の運命………。貴方は私の為の」
 二人の視線を受けたままで、ディトは笑う。

「薔薇と剣なのだから」

 それだけ言うと、ディトは目覚めた時と同様に、突然眠りへと落ちた。

 後に残された静寂の中で、ガウリイとリナは目を合わせた。
「………薔薇と………」
「剣………?」
 交互に発せられた言葉はしかし、答える者もなくただ夜の空気へと溶け込んだだけだった。

「ディト?」
「そう。この名前に覚えはある?」
 翌朝、リナとガウリイは目を覚ましたアリーンにそれを聞いた。
 アリーンは少し考えるように、顎に手を当てていたが、しばらくすると「ああ、ディトね」と納得するように頷いた。
「知ってるのね?」
「………まぁね。だが、どうして?」
 昨夜とはやはり全く別人のそれで、アリーンがリナを見る。
 二人は一瞬戸惑ったようだが、結局昨夜の出来事を話す事にしたようだ。

「なるほど。ディトが私の中にいるのか………」
 話を聞き終えた後、アリーンはなんの感慨も見せずにそれだけ言った。
 その言葉を聞いたリナが眉をひそめる。
「………アリーン、あんたディトを知ってるのね?あんたの中にいる前から」
「いい読みだな、リナ」
 アリーンが低く笑いながら、リナへと視線を向ける。
 相変わらずの、性別も年齢もリナ達に理解させてくれない笑顔だった。
「そーとしか聞こえないわよ」
「え?何が??」
 苦々しいリナの言葉に、ガウリイは目を丸くさせ二人を見た。
「言ってたでしょ、今。ディトが私の中にいるのか、ってね」
「ああ。言ってた」
「これってどう聞いた所で、ディトの存在を以前から知ってたって事になるわ」
「そうだな………」
 アリーンの笑みが増々深く、濃くなったことに二人は気付いただろうか。
「そして、私の中にってことは、アリーンの外にもいたって事になるわ。そうでしょ?アリーン」
「そういうことだ。まぁ、ディトは生き霊だとでも思えばいいだろうな」
 アリーンの言葉に、リナは深く頷いた。
「それで、『認めてはいるけど、知らない』だったのね………」
「なるほどなぁ」
 感心したかのように頷くガウリイ。
 そんな二人を後目に、アリーンは立ち上がると、
「さて、では一刻も早く行こうか。中央神殿都市へ」
 部屋の扉へとすたすたと歩き出した。

「生誕祭に間に合わない」
 扉を開けながらそう言い、後も振り返らずに扉を閉めたのだった。
 部屋に残された二人は、アリーンとディトと出会い一体何度目になるのか。
 お互いの顔を見合わせたのだった。
「………生誕祭?」
 異口同音に発っせられた言葉には、やはり答える者はいなかったのだが。



こんばんは!あごんです!
全然アリーンとディトの人格の違いが書けないまま、終了してしまいました!
次回こそもっと掘り下げて書くつもりです。
ところで。
私はぱそこんとゆー南蛮渡来の機械は持っておりません(泣)。
ので、ドリーム○ャストとゆー機械に頼り生きております。
ですから、どーしても変換できない文字もありまして(号泣)。
不自然な箇所も多々あるとは思いますが、ご勘弁を。
例えば、「みこ」ですが。
私のは「神子」として表現したいと思います。
とゆーかそれ以外できないのですが(泣)。
さて、ここまで読んであれ?と思った方もいらっしゃるかも知れません。
そう。
実は文章中にある仕掛けが隠されてます(笑)。
それは一体なんでしょー(笑)。
正解は(多分)次回の最終文にて!
はぁ、あと3回は伏線張りまくりの文になると思います!
ではでは!あごんでした!!

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13449二人以上まだ中にいたりとか・・・?あんでぃ 2/4-10:17
記事番号13438へのコメント


こんにちは!あんでぃです!!
多重人格もの!!謎ものですね!!ウハウハしながら読ませて頂いております!!


>全然アリーンとディトの人格の違いが書けないまま、終了してしまいました!
>次回こそもっと掘り下げて書くつもりです。

なんだか読んだ感じでは、別の人格が後から入ったみたいですねぇ・・・・
私がおすすめした本、ビリミリは色々複雑な原因で精神が分裂してしまったというパターンなので、前回どうして多重人格なのか心配していましたがとりあえず安心です。ほっ ←していいのでしょうか?ほんとに安心・・・・・
しかし、アリーンとディトの他にまだたくさん人格がいたりして・・・


>ところで。
>私はぱそこんとゆー南蛮渡来の機械は持っておりません(泣)。
>ので、ドリーム○ャストとゆー機械に頼り生きております。

私はドリー○キャストという立派なシロモノこそ持っていません。ゲームなのにインターネットが出来るとわ・・・・・私も欲しいですが、びんぼー人なので・・・(泣)


>さて、ここまで読んであれ?と思った方もいらっしゃるかも知れません。
>そう。
>実は文章中にある仕掛けが隠されてます(笑)。
>それは一体なんでしょー(笑)。
>正解は(多分)次回の最終文にて!

うそっ!!わかりませんでしたよ!!
うう〜なんか悔しいので読み返して絶対に探し出しちゃおう!!


>はぁ、あと3回は伏線張りまくりの文になると思います!
>ではでは!あごんでした!!

伏線が上手く張れる人間になりたいです・・・・あごんさん本当にすごいです!!
尊敬しつつ、次のお話を待ちます!!
それでは、あんでぃでした!!

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13472魔○都市<新宿>って知ってます(笑)?あごん E-mail 2/5-20:24
記事番号13449へのコメント


>こんにちは!あんでぃです!!
>多重人格もの!!謎ものですね!!ウハウハしながら読ませて頂いております!!
  こんばんは!あごんです!いつもいつもありがとうございます!!
  多重人格もの・・・(笑)。
  これがメインでもないんですが(笑)。でも物語の鍵ではありますが。

>なんだか読んだ感じでは、別の人格が後から入ったみたいですねぇ・・・・
>私がおすすめした本、ビリミリは色々複雑な原因で精神が分裂してしまったというパターンなので、前回どうして多重人格なのか心配していましたがとりあえず安心です。ほっ ←していいのでしょうか?ほんとに安心・・・・・
  そうですね、多重人格症は幼少期などに受けるダメージから目を逸らす為の病状と言われますから。
  まぁ、アリーンとディトについてはそんな事はないですけど。

>しかし、アリーンとディトの他にまだたくさん人格がいたりして・・・
  一人称が「僕」だったり「私」だったりして、人探しするせんべい屋みたいなのもいたらいいのに(笑)。

>>ところで。
>>私はぱそこんとゆー南蛮渡来の機械は持っておりません(泣)。
>>ので、ドリーム○ャストとゆー機械に頼り生きております。
>
>私はドリー○キャストという立派なシロモノこそ持っていません。ゲームなのにインターネットが出来るとわ・・・・・私も欲しいですが、びんぼー人なので・・・(泣)
  おや?
  でもパソは持っていられるのでしょう?

>>さて、ここまで読んであれ?と思った方もいらっしゃるかも知れません。
>>そう。
>>実は文章中にある仕掛けが隠されてます(笑)。
>>それは一体なんでしょー(笑)。
>>正解は(多分)次回の最終文にて!
>
>うそっ!!わかりませんでしたよ!!
>うう〜なんか悔しいので読み返して絶対に探し出しちゃおう!!
   (笑)。
   そんなたいしたコトじゃありませんけど(苦笑)。
   騙し絵みたいなものです。

>伏線が上手く張れる人間になりたいです・・・・あごんさん本当にすごいです!!
>尊敬しつつ、次のお話を待ちます!!
>それでは、あんでぃでした!!
   なにを仰られますか!!
   私のは伏線とは言いません(断言)。
   思わせぶり、とゆーのです(駄目やん)。
   とにもかくにもレスありがとうございました!!
   あごんのこれまでの経験から言って、第6話くらいまではすんなり進むかと(笑)。
   その後は詰まりまくるかと(駄笑)。
   ではでは!あごんでした!
   あんでぃ様の御小説の続きを楽しみにしております!


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13455おおおおおおお!続きが気になりますっ!!砂緒 2/4-20:19
記事番号13438へのコメント

こんばんは!砂緒です。
遅くなりましたが――――新シリーズ、楽しみにしてましたっ!!


>全然アリーンとディトの人格の違いが書けないまま、終了してしまいました!
アリーンとディトの性別が気になる今日この頃。
ガウリイが運命ってことは・・・・・女?
あ、でもリナには男の子に見えたんですよね。まさか中間?(なんだそりゃ)
単にわたしが読み落としてるだけかもしれませんが(汗)

>実は文章中にある仕掛けが隠されてます(笑)。
>それは一体なんでしょー(笑)。
ふふふ・・・・・分かりましたよ!この仕掛け!!
鍵はこの文ですね↓
>「薔薇と剣なのだから」
この、『薔薇』というのは花のバラではなく、豚のバラ肉ですねっ!
そして剣は包丁!これでトントン刻んでじっくり熟成!
おいしいシチューのできあがり♪
生誕祭にも十分間に合いますね・・・ってガウリイ、料理されちゃうじゃん!?これじゃあ!!
完璧な推理のはずだったのに。どこが違ったんでしょう?(←全部間違ってるよ)


それでは。やっぱり壊れぎみの砂緒でした♪(はやく修理しなさい)


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13473私も気になります・・・(泣)。あごん E-mail 2/5-20:35
記事番号13455へのコメント


>こんばんは!砂緒です。
  こにゅばにゅはっ(意味不明)!あごんです!

>遅くなりましたが――――新シリーズ、楽しみにしてましたっ!!
  うはーーーーーっ!有り難きお言葉!!

>>全然アリーンとディトの人格の違いが書けないまま、終了してしまいました!
>アリーンとディトの性別が気になる今日この頃。
>ガウリイが運命ってことは・・・・・女?
>あ、でもリナには男の子に見えたんですよね。まさか中間?(なんだそりゃ)
>単にわたしが読み落としてるだけかもしれませんが(汗)
  はい。その通りですわ。
  アリーンとディトの性別はこの段階ではリナ達は知りません。
  性別に関しては・・・ノーコメント(笑)。
  つーか当たってますけど、砂緒様(笑)。    

>>実は文章中にある仕掛けが隠されてます(笑)。
>>それは一体なんでしょー(笑)。
>ふふふ・・・・・分かりましたよ!この仕掛け!!
>鍵はこの文ですね↓
>>「薔薇と剣なのだから」
>この、『薔薇』というのは花のバラではなく、豚のバラ肉ですねっ!
>そして剣は包丁!これでトントン刻んでじっくり熟成!
>おいしいシチューのできあがり♪
>生誕祭にも十分間に合いますね・・・ってガウリイ、料理されちゃうじゃん!?これじゃあ!!
>完璧な推理のはずだったのに。どこが違ったんでしょう?(←全部間違ってるよ)
  ぎくぅっ!
  バレてるぅぅぅぅっ!!!!!!
  しかし少し違いますね。実はシチューではなくカレーなのです!!
  しかも道場○三郎直伝のっ!
  さすがは推理小説同盟のお方だけありますね・・・(重傷)。

>それでは。やっぱり壊れぎみの砂緒でした♪(はやく修理しなさい)
  修理ですか!知り合いに板金屋がおりますのでそこを紹介しましょうかい(笑・・・殴!!)。
  ではでは、本当にレスありがとうございます!
  壊れる所か、塵微塵なあごんでした!!
  クリ・クロの再開、待ってます!!
>

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13460君たちがいて あ、わしがいる(意味不明)ゆえ 2/4-23:38
記事番号13438へのコメント

こにゃにゃちわわわん♪ゆえです〜。


>全然アリーンとディトの人格の違いが書けないまま、終了してしまいました!
>次回こそもっと掘り下げて書くつもりです。

前回のレスで私アリーンを勝手に改名してましたね・・・大変失礼しました(市中引き回しの上ハリツケ獄門決定)
アリーンに「イ」をいれらた、あいーん になってしまう・・・・・(血の池地獄直行)

ディトが一つの人格から別れたのではなく、別から来ているということで、ますます謎が深まりますねぇぇぇ〜。
あとあのセリフ。

>「薔薇と剣なのだから」

これ読んだ瞬間、どっかのデュエリストを思い出して、剣を胸から引っぱり出して「世界を変える力を!!(違うような・・・)」とか叫んでる姿を思い浮かべてしまいました。(針地獄まで速達郵送)


>ところで。
>私はぱそこんとゆー南蛮渡来の機械は持っておりません(泣)。
>ので、ドリーム○ャストとゆー機械に頼り生きております。

ど、ドリキャスが在庫処分とかで半値で売り飛ばし始めましたね・・・・・・
しかし、バソが南蛮渡来の器械なら、ドリキャスはからくり箱ということになりますね(笑)



>私のは「神子」として表現したいと思います。
>とゆーかそれ以外できないのですが(泣)。

私は「巫女」より「神子」の方でこの話には逢っているとおもいますよ〜。


>さて、ここまで読んであれ?と思った方もいらっしゃるかも知れません。
>そう。
>実は文章中にある仕掛けが隠されてます(笑)。
>それは一体なんでしょー(笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・夜風が脳に浸みるわ。。。。。。
もう一変読み返してきます・・・・・・・しくしくしくしくしくしく


>正解は(多分)次回の最終文にて!
>はぁ、あと3回は伏線張りまくりの文になると思います!

昔、ドリルを学校でもらうと、いの一番で答えを見ていたのは私です。(卑怯者)
あああああああああああああああああああああああああああああ正解がきになるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!

これは絶対に読まなければっ!!いや、読め!!
その前に、問題捜してこなきゃ・・・・・・国語の読解力の低さがにじみ出ております・・・すみません。せっかくの仕掛けにも気づけない愚かなファンで・・・・
バソの前に正座して、もう一度ゆっくりと読ませていただきます。(じつは単なる口実で読みたいだけ)


次回を楽しみにしてます♪

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13474わしのマークの大○製薬♪あごん E-mail 2/5-20:50
記事番号13460へのコメント



>こにゃにゃちわわわん♪ゆえです〜。
   おはこんばんちは!あごんです〜〜!!
   レスありがとうございます!!!!!!

>前回のレスで私アリーンを勝手に改名してましたね・・・大変失礼しました(市中引き回しの上ハリツケ獄門決定)
>アリーンに「イ」をいれらた、あいーん になってしまう・・・・・(血の池地獄直行)
   とんでもございません。
   ただ、アリーンとディトの性別が鍵となりますので、アイリーンちゅー女名でしたら、後々ゆえ様に誤解を与える結果にもなりかねなかったので、図々しくも訂正させていただきました。
   
>ディトが一つの人格から別れたのではなく、別から来ているということで、ますます謎が深まりますねぇぇぇ〜。
>あとあのセリフ。
   はい、もー序章からこっち全部伏線です(笑)。
   収まりつくのだろーか、この事態(泣)。
   ゆえ様の才能、分けて下さい(マジ)!!

>>「薔薇と剣なのだから」
>
>これ読んだ瞬間、どっかのデュエリストを思い出して、剣を胸から引っぱり出して「世界を変える力を!!(違うような・・・)」とか叫んでる姿を思い浮かべてしまいました。(針地獄まで速達郵送)
   ああ。ピンクな学ランのあの人ですか(笑)。
   ってゆーか見てないんですけど(笑)、噂は聞いたことが。
>
>>ところで。
>>私はぱそこんとゆー南蛮渡来の機械は持っておりません(泣)。
>>ので、ドリーム○ャストとゆー機械に頼り生きております。
>
>ど、ドリキャスが在庫処分とかで半値で売り飛ばし始めましたね・・・・・・
>しかし、バソが南蛮渡来の器械なら、ドリキャスはからくり箱ということになりますね(笑)
   はい・・・・・・(泣)。
   出ると同時じ買ったクチですので悲しいです(号泣)。
   調子わるいから、新しいドリキャス買おうかなぁ・・・・。
>
>
>>私のは「神子」として表現したいと思います。
>>とゆーかそれ以外できないのですが(泣)。
>
>私は「巫女」より「神子」の方でこの話には逢っているとおもいますよ〜。
  ほっ。
  そう言って頂けると嬉しいです!
>
>>さて、ここまで読んであれ?と思った方もいらっしゃるかも知れません。
>>そう。
>>実は文章中にある仕掛けが隠されてます(笑)。
>>それは一体なんでしょー(笑)。
>
>・・・・・・・・・・・・・・・・夜風が脳に浸みるわ。。。。。。
>もう一変読み返してきます・・・・・・・しくしくしくしくしくしく
   今日、夜の仕事(って書くとオミズっぽいですねぇ。ラーメン屋なんですけど)が終わったら書きますので、答合わせはその時に(笑)。
>
>>正解は(多分)次回の最終文にて!
>>はぁ、あと3回は伏線張りまくりの文になると思います!
>
>昔、ドリルを学校でもらうと、いの一番で答えを見ていたのは私です。(卑怯者)
>あああああああああああああああああああああああああああああ正解がきになるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!
  私もそーでした(笑)。
  仲間ですねっ!!

>これは絶対に読まなければっ!!いや、読め!!
>その前に、問題捜してこなきゃ・・・・・・国語の読解力の低さがにじみ出ております・・・すみません。せっかくの仕掛けにも気づけない愚かなファンで・・・・
>バソの前に正座して、もう一度ゆっくりと読ませていただきます。(じつは単なる口実で読みたいだけ)
>
>
>次回を楽しみにしてます♪
  勿体ないお言葉の数々、ありがとうございます!
  「遥か〜」もすごい盛り上がってきてますね!
  アルウェンとの再会(?)楽しみにしております!
  っつーかここで感想を書くなよ・・・・(蹴)。

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13478生誕祭(3)あごん E-mail 2/6-06:35
記事番号13438へのコメント

「生誕祭って何なの?アリーン」
 リナがガウリイと自分の間で道を進むアリーンに、そう尋ねたのはディリィ・タウンを出立してからすぐのことだった。
 春の空は青く、浮かぶ雲はおぼろ気だ。木々は生気に満ち溢れ、花は色濃く咲き誇る。
 ディリィ・タウンから大人の足で五日の所に、次の町がある。勿論それまでにはいくつか村があるはずだ。
 街道は人気がなく、鳥達のさえずりだけがただ聴こえる。
「………知らないのか?リナもガウリイも?」
 アリーンの言葉に頷く二人。
「初代ブレッセニス・レディと初代ノーブル・ユニネアリストが生まれた日は偶然にも同じなんだ。その日を生誕祭と言って、都市の人間は祝い奉る。別名を薔薇祭とも言うが。これは単に一年でこの月が一番に花が咲く時期だからだが、あの都市には薔薇が最も多いため、薔薇祭と言われるだけだ」
 まるで本でも読むかのように、アリーンが淀みなく一気に喋る。
「なるほど。アリーンはその祭が楽しみなワケね?なかなか子供らしい所もあるじゃない♪」
 何故か愉し気にアリーンを見るリナ。
 だがアリーンは実に冷淡なものだった。
「祭が楽しみ?まさかだろう。私がそんなものを楽しむように見えるか?」
 前半はリナを嘲笑うように。後半はリナを馬鹿にしたように。
 アリーンは肩をすくめつつそう言った。
「うあ腹立つっ!かわいくないっっ!!」
 リナが青筋を立てながらアリーンを軽く小突く。
 アリーンは「何をするんだ、野蛮人」とやはり感情の見えない声でそう言っただけだった。
「じゃあなんでお前はあの時、ああ言ったんだ?」
 ガウリイがアリーンを見ながらそう言うと、
「あの時?………ああ、生誕祭に間に合わないと言ったことか?」
 少し足を速め、二人を後方に置いていくようにして距離を取った。
「………二人に見せたい思っただけだ」
 一言だけ言い捨てると、アリーンは振り返り初めて二人に笑顔を見せた。
 ただしその笑顔は、昨夜のディトに比べ随分と皮肉気だったのだが。

 中央神殿都市までは、あと一月足らずといった場所での出来事だった。


 リナとガウリイにとって、アリーン(ディト)は何もかもが不透明に見えるだろう。
 少しばかり、彼らの道々で交わされる会話を再現してみせよう。
 例えば。
「アリーンってさぁ、結局は男の子なの?女の子なの?」
 リナがそう聞けば、アリーンは薄笑いを浮かべる。
「お前達は、幼児を欲情の対象にするのか?」
「は?どーゆーことだ?」
 ガウリイが不思議そうに尋ねれば、アリーンは肩をすくめる。
「お前達にそういった趣味が無いのだったら、私の性別を知るも知らないも関係ないのじゃないか?」
 つまり聞くなということだろう。
 二人は顔を見合わせ、ため息をつくだけだった。
 実際に、これくらいの年齢の子供には、男女の差はそれほどない。
 知らなくとも不便がないこともまた事実なのだから。
 ディトに聞いてみたところで、結果は同じだった。
 ただ言い方が違うだけの話だっただけだ。
「ディトはディト。それじゃあ不満?だってディトはディトでしかないのだもの」
 悲し気にそう言われては、二人も引き下がるしかなかった。 
 例えば。
「なぁ、ディトっていくつなんだ?」
 そうガウリイが問いかければ、ディトは笑いこう言う。
「覚えていないな、そんなこと」
「………実は竜で千年生きてるとか言わないでしょーね」
 リナがジト目でディトを見ると、ディトは更に笑う。
「あははははっ!ディトは人間だよ!!」
 結局はわからないままで話が終わってしまう。
 アリーンには同じ質問はしなかった。
 ディトが言わない事をアリーンが言うとは思われないからだろう。

 こうして年齢不詳、性別不明の旅の連れと共に、リナとガウリイは中央神殿都市へと向かった。


 けたたましい音が昼間の食堂に響き渡る。
「………またやったわね………」
 音によって食事を中断したリナが、こめかみを押さえる。
「ちょっと目を離せばこれかよ………」
 ガウリイがうんざりした口調でリナを見た。
「さっきまではアリーンだったけど。今はどうかなぁ」
 音のした方へと目を走らせながらガウリイが言う。
 そうなのだ。
 アリーンとディトの人格交代は突然起こるのだ。
 例えばさっきまでアリーンが、
「このパスタはなんだ。ゆで過ぎだろう。これが食べ物とは思えない」
 と言った次の瞬間には、
「おいしいっ!柔らかいの大好きだ!」
 と嬉々としたディトに替わっているのだ。
 最初は随分と戸惑ったようだったが、十日もすれば二人も慣れたようだった。
「うーーみゅ。なんで二人共こうなのかなぁ」
 リナがやれやれと立ち上がりながら、騒ぎの方向へと足を踏み出す。
 そう。
 アリーンとディト。
 共通項が無い二人だったが、ひとつだけ存在した。
「全く……。誰彼構わずケンカをふっかけるなんて、リナ以上だな」
「どーゆー意味よ」
 苦笑するガウリイを鋭く睨みつけるリナ。
 ガウリイは「別に」と言って、逃げ出すように騒ぎの中心へと駆け出した。 

「てめぇっ!このガキ!!」
「いきなりなんてことしやがる!!」
「そーよー!もーサイッテー!!」
 男二人に女一人の三人が本日の相手らしい。
「この店は禁煙なのに喫煙してるから、私は止めただけだ」
 悪びれる様子もない口調だった。
 どうやら煙草の灰を頭からかけられたらしく、三人共が髪から服まで黒くなっている。
「くっ!ガキがっ………!」
 男の一人が太い腕を振り上げた。
 それでも目の前の綺麗な顔立ちの子供に、怯えの色は見られない。
「どっちだ?アリーン?ディト?」
 子供の頭上に下ろされようとした腕を、寸でのところでガウリイが掴み、視線を子供に向けたままで尋ねる。
 場に相応しいとは思えない、春の日差しのような声音だった。
「ディトだよ!」
 口を大きく開けて笑い、ディトはガウリイに抱きついた。
 とにかくディトは暇さえあればガウリイに抱きつく。
「てめぇがそのガキの保護者か!」
「………そうだ」
 男は掴まれたままの腕を振りほどき、ガウリイを睨み付ける。
 背はガウリイに頭ひとつ足りず、胴周りはガウリイの倍はあった。
「監督不行き届きなんじゃあないの?アタシ達の服、どーしてくれんのよ?」
 女が眉間に深くしわを刻みながら、ガウリイに詰めよる。
「うぅ〜〜〜〜〜〜ん」
 ガウリイが低く唸った。
 困っているのかも知れないが、そう聴こえないのは、損得勘定でいけばどちらがより勝るだろうか。
 リナとガウリイの食事は、全神経を使っているのか、いつの間にかアリーン(ディト)がいなくなっても全く気付かない。
 よって、このアリーン(ディト)が起こす騒動は、いつも騒ぎが起こってから気付く二人であった。
 確かに監督不行き届きかもしれない。
「弁償しろよなぁっ!!」
 もう一人の痩せぎすの男もすごい剣幕だった。
「うぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」
「私は悪くないだろう?ガウリイ。今日はテーブルも壊してないし、料理も無事だし」
 唸るガウリイに威張るディト。
「だぁぁぁぁぁあぁぁぁぁっ!うっとしーーーーーーーーーわね!唸ってばっかりいるんじゃあないわよ!ガウリイ!!」
 髪を描きむしるようにしながらリナが怒鳴り、三人の男女に向き直る。
「大体っ!あんたらもねぇ!子供に注意されてんじゃないわよ!」
「なによ!この女!」
「胸の無い女に用はねぇよ!」
「引っ込んでな!チビ!」
 ガウリイは一気に青くなり、ディトを抱えたそのままで三人から距離を取った。
 そして。
「炸陣裂っっ!!」
 爆発音を残して、三人の男女は吹っ飛んだのだった。
 
「だからー、どーしてスグ喧嘩を吹っ掛けるわけ?」
 宿屋にて、リナがディトを前に苦々しくそう言った。
「私は正しくないことが嫌いだから」
 尚もガウリイにくっついたままでディトが口を開く。
「………あんたはアメリアか。はぁ。どー言えばいいかしらねぇ」
「私は怒る人間を見るのが大好きでね。しょうがないだろう?」
「………アリーン?」
 ガウリイが腕の中の子供を見た。
「そうだ。………離してくれないか?」
 そっとガウリイが腕をほどくと、するりとアリーンはガウリイの体から離れる。
「どーして怒るのが好きなのよ?歪んでるわねぇ」
 リナがアリーンを見ながら呆れた口調でそう言う。
「リナだってそうじゃないか。盗賊相手に喧嘩を売るのも、相手の怒りや焦りを見るのが好きなのもあるだろう?」
「あたしのは違うわよ!第一の目的はお金なんだから!相手の反応はちょっとしたオマケなんだから!」
「………イバって言うほどのことじゃあないだろーが」
 冷めた目でガウリイがリナを見てから、アリーンに視線を戻す。
「笑顔とかの方が好きだろう?笑顔は嫌いなのか?」
 ガウリイの言葉に、アリーンはまばたきをすると、
「………その内、好きになる予定だ」
 ぶっきらぼうにそう言った。


「おやおや。またしてもリナさんとガウリイさんですか」
 黒衣黒髪の神官がそう呟いたのはその時だった。
 ただし、場所はリナとガウリイのいる宿屋の屋根だったのだが。
 手にした錫杖をとん、と屋根につく。
「余程、前世で良い事をしたのか、悪い事をしたのかのどっちかでしょうねぇ」
 それにしても………。
 声無き声で魔族の神官が呟き、ゆっくりと。
 こちらを向いた一一一。
「見てますね。あなたが腕ですか?それとも石ですか?」
 流石は高位魔族だけはある。
 赤の竜神騎士は私を察知したが、見つけられなかったというのに。
 確実に私がどこにいるのか、わかっているようだ。
「余り、ふざけてもらっては困るのですが………」
 その魔族の魔気が急激に膨らんだ。
 致し方ない。ここは退散するべきだろう。
 そして私は、この場を後にしたのだった。


  運命は絡み合う。
  繰る苦しき狂い。




こんばんは!ってゆーかおはよーございます!
イヤン、あと2時間で仕事だわ♪
徹夜で仕事ですかぁ?カンベンして下さいよ(お前がな)!
……のあごんです!(どんな自己紹介や)。

え〜と、わかりましたでしょうかぁ・・・。
この話って実は三人称ではなかったのです♪
一人称で進めてまいりました。テヘ☆
最後までこの形のつもりでしたが、なんと言ってもこの場合ですと、ガウリイやリナの心理描写が出来ないのでさすがに苦しいです(笑)。
ので、これからは一人称と三人称で話を進めようかと。
交互ではありませんが。少なくとも次回は三人称です。

ゼロスも出てまいりましたねぇ。
名前は出ませんでしたが。ってコトはこの一人称の私は、ゼロスを知らないんでしょうかねぇ。って私が考えるんですね、その辺は(苦笑)。

まー。一人称のくせにどこかおかしいところもあるんですが(笑)。その辺はちゃんと後々フォローしますので。
ではでは!あごんでした!
今から寝ればツライですかねぇ(笑)?

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13491保証書もついてます(笑)砂緒 2/6-20:36
記事番号13478へのコメント

こんばんわ。修理を終えて戻ってきた砂緒です!!
3日間の保証書付き。(←短っ!)


>「私は正しくないことが嫌いだから」
> 尚もガウリイにくっついたままでディトが口を開く。
>「………あんたはアメリアか。はぁ。どー言えばいいかしらねぇ」
>「私は怒る人間を見るのが大好きでね。しょうがないだろう?」
>「………アリーン?」
確かに突然変わってますね、人格・・・・。
リナが話をしてる途中に変わるとは、なかなかハイレベルな特技だなぁ(笑)


>「笑顔とかの方が好きだろう?笑顔は嫌いなのか?」
> ガウリイの言葉に、アリーンはまばたきをすると、
>「………その内、好きになる予定だ」
> ぶっきらぼうにそう言った。
何故か、このアリーンの言葉が気になっちゃいます。本能的に。
わざとひねくれてるって感じが、生意気かわいいですっ!(どっちだよ)
あごんさまの書くお話って、一つ一つの言葉に力がありますよね♪


>え〜と、わかりましたでしょうかぁ・・・。
>この話って実は三人称ではなかったのです♪
>一人称で進めてまいりました。テヘ☆
わたしはゼロスが出てきても、まだ気づきませんでした(泣)
ここで初めて分かりました。遅すぎですね。うふ☆


>ゼロスも出てまいりましたねぇ。
わたし、あごんさまの書いたガウリイとゼロスの話、すっごい好きなんです!!
わたしも、ゼロスは結構ガウリイが気に入ってるんじゃないかと思っているので(笑)


>まー。一人称のくせにどこかおかしいところもあるんですが(笑)。その辺はちゃんと後々フォローしますので。
こ・・・・これはもしや伏線!?(それ以外のなんだとゆーんだ)
全然気づかなかったです・・・・・二回読んだのに・・・・・(泣)

それでは。修理済みの砂緒でした♪(よかったね)

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13513名前はピエール・モンダミン!あごん E-mail 2/8-03:08
記事番号13491へのコメント


>こんばんわ。修理を終えて戻ってきた砂緒です!!
  こんばんは!毎度ありがとうございます!!
  あごんでございます!!
  そーですか!修理に行ってきたんですね!!
  そりゃ安心でございますわね!!

>3日間の保証書付き。(←短っ!)
  って三日かいっ!!(←つっこみ)
  
>>「私は正しくないことが嫌いだから」
>> 尚もガウリイにくっついたままでディトが口を開く。
>>「………あんたはアメリアか。はぁ。どー言えばいいかしらねぇ」
>>「私は怒る人間を見るのが大好きでね。しょうがないだろう?」
>>「………アリーン?」
>確かに突然変わってますね、人格・・・・。
>リナが話をしてる途中に変わるとは、なかなかハイレベルな特技だなぁ(笑)
   ははは(笑)。
   私の知人がモデルなんです(爆)。
   その子は多重人格ではないけど、情緒不安定で(苦笑)。
   ヤな事があるとマジで忘れてすぐ違う話をするとゆー(笑)。
   怒るに怒れん・・・。

>>「笑顔とかの方が好きだろう?笑顔は嫌いなのか?」
>> ガウリイの言葉に、アリーンはまばたきをすると、
>>「………その内、好きになる予定だ」
>> ぶっきらぼうにそう言った。
>何故か、このアリーンの言葉が気になっちゃいます。本能的に。
   ぎくぅっ!
   鋭いですねぇ(苦笑)!
   さすがは本能寺の変を生き抜いた砂緒様だけありますね!

>わざとひねくれてるって感じが、生意気かわいいですっ!(どっちだよ)
>あごんさまの書くお話って、一つ一つの言葉に力がありますよね♪
   ありがとうございます!
   アリーンは今からもう少しは可愛くなるかと(希望)。
>
>>え〜と、わかりましたでしょうかぁ・・・。
>>この話って実は三人称ではなかったのです♪
>>一人称で進めてまいりました。テヘ☆
>わたしはゼロスが出てきても、まだ気づきませんでした(泣)
>ここで初めて分かりました。遅すぎですね。うふ☆
   まー、あの、なんですね。
   結構文章中に、「〜かのように」とか「〜かも知れない」とか実に予測的な表現が多いんですよね。
   さぞかし読まれる方には、しんどい文章だったかと思われます(泣)。

>>ゼロスも出てまいりましたねぇ。
>わたし、あごんさまの書いたガウリイとゼロスの話、すっごい好きなんです!!
>わたしも、ゼロスは結構ガウリイが気に入ってるんじゃないかと思っているので(笑)
   わあ!ありがとうございます(感涙)!
   実はあの話も、少し今回の話の絡む予定なんです。
   ゼロガウなシーンも(笑)あるかも、です(爆)!
   ↑やめとけソレは(笑)。

>>まー。一人称のくせにどこかおかしいところもあるんですが(笑)。その辺はちゃんと後々フォローしますので。
>こ・・・・これはもしや伏線!?(それ以外のなんだとゆーんだ)
>全然気づかなかったです・・・・・二回読んだのに・・・・・(泣)
   え〜〜と、いちおーフクセンですね。
   服飾専門学校のことですが(笑)。

>それでは。修理済みの砂緒でした♪(よかったね)
   でももうそろそろヤバイんですよね(笑)。
   砂緒様の為にフランスから、高名な人間修復機を呼んであります!
   これでいつ壊れてもオッケーです(笑)!!
   ではでは、あごんでした!
   ありがとうございました!
   早く春休みになって、砂緒様の御小説が読める日を楽しみにしつつ。

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13506それじゃあ、CM行きまーす。(○ージー冨田v)あんでぃ 2/7-20:45
記事番号13478へのコメント



こんにちはぁ!!私の地元には雪が降ってきて明日学校休みになるかしらvと外道な事を考えているあんでぃです。

>
>こんばんは!ってゆーかおはよーございます!
>イヤン、あと2時間で仕事だわ♪
>徹夜で仕事ですかぁ?カンベンして下さいよ(お前がな)!
>……のあごんです!(どんな自己紹介や)。

うひぃ〜!!徹夜しちゃったんですか!!ご苦労様です!
私には根性が無いので徹夜は出来ません・・・・・つーか今日の全校集会一番前の列で爆眠してしまい、みんなに感心されてしまいました・・・・・(他の事で感心して欲しい/泣)

>
>え〜と、わかりましたでしょうかぁ・・・。
>この話って実は三人称ではなかったのです♪
>一人称で進めてまいりました。テヘ☆

誰かがリナちゃんたちのことを監視(?)していたんですね。
あなたは誰!?意外な所でマルチナとか・・・(←んなこたぁない!!/コージー○田)ストーカーになりそうな人ランキングがあったら、かなり上位ランクインでしょう(笑)あ、でも今新婚でした。

>ゼロスも出てまいりましたねぇ。

珍しくゼロスちょっと怒っております。こわし・・・(汗)


しかし、アリーンは、人を怒らせるのが好きとか・・・・・魔族みたいなセリフですねぇ・・・・食堂で負の感情フルコースですか?・・・無料(タダ)ですね。
それにとっても子供には見えません、やっぱしこの子は実は推定30歳ぐらいってパターンですかね?

>ではでは!あごんでした!
>今から寝ればツライですかねぇ(笑)?

ゆっくり寝てくださいませ!
私があごんさんのかわりに寝ましょう!!な、あんでぃでした!!




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13514ノリツッコミ(笑)?あごん E-mail 2/8-03:23
記事番号13506へのコメント


>こんにちはぁ!!私の地元には雪が降ってきて明日学校休みになるかしらvと外道な事を考えているあんでぃです。
   こんばんはぁ!明日学校がお休みだったら、あんでぃ様、小説の続き書いて下さるかしらvと妄想しているあごんです!

>うひぃ〜!!徹夜しちゃったんですか!!ご苦労様です!
>私には根性が無いので徹夜は出来ません・・・・・つーか今日の全校集会一番前の列で爆眠してしまい、みんなに感心されてしまいました・・・・・(他の事で感心して欲しい/泣)
   徹夜はしょっちゅーです(笑)。
   酒をかっくらってそのまま出勤とか(笑)!
   それにしても、全校集会で爆眠ですか・・。
   あごんもよくやってました!!!
   私は勇者だと言われてましたけど・・・(笑)。

>誰かがリナちゃんたちのことを監視(?)していたんですね。
   はい。監視どころか、透視してましたね(笑)。

>あなたは誰!?意外な所でマルチナとか・・・(←んなこたぁない!!/コージー○田)ストーカーになりそうな人ランキングがあったら、かなり上位ランクインでしょう(笑)あ、でも今新婚でした。
   ん〜〜〜〜!!
   惜しいですねぇ!
   シルフィールですよ(笑)!なんせ黒幕ですから(笑)!

>>ゼロスも出てまいりましたねぇ。
>
>珍しくゼロスちょっと怒っております。こわし・・・(汗)
   怒ってはいないかと。
   ちょっとヒマやし遊んだろうかなぁくらいでしょうかね(なんで関西弁やねん)。
>
>しかし、アリーンは、人を怒らせるのが好きとか・・・・・魔族みたいなセリフですねぇ・・・・食堂で負の感情フルコースですか?・・・無料(タダ)ですね。
>それにとっても子供には見えません、やっぱしこの子は実は推定30歳ぐらいってパターンですかね?
   ぎくぅ!スルドイ!
   さすがは「遥か〜」でゆえ様をドキドキさせているあんでぃ様!
   でも魔族ではないですねぇ。ゼロスも次回でそう言うと思いますが。
   年齢は見た目通りです、と思います(笑)。

>ゆっくり寝てくださいませ!
>私があごんさんのかわりに寝ましょう!!な、あんでぃでした!!
   優しいお言葉ありがとうございます!
   そーですね、あんでぃ様が私の代わりに寝て下さったら私の眠気も飛び、仕事もばっちりです・・・ぐーぐー。
   って眠いわーーーーーーーっ(笑)!! 
   いつもレスありがとうございます!!
   本当に感謝です!!!!!!!
   ではでは!あごんでした!!
>
>

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13510誘惑にまけないっ!?ゆえ 2/8-00:14
記事番号13478へのコメント

こんにちはーっ!ゆえですっ。

後ろの布団が「ほぉら。あったかいよ〜♪気持ちいいよーん♪」と手招きするのを振り切りつつ。
私はあごんさまの誘惑に付いていきます。(中毒♪)


アリーンとディト。
リナ以上のトラブルメーカーですねぇ(笑)
なかなかにして、将来有望です(なんのやっ)
二人の人格も前触れ亡しの交代のようですし、つきあうのがリナとガウリイだからつきあっていられるんでしょうねぇ(笑)


>この話って実は三人称ではなかったのです♪
>一人称で進めてまいりました。テヘ☆
>最後までこの形のつもりでしたが、なんと言ってもこの場合ですと、ガウリイやリナの心理描写が出来ないのでさすがに苦しいです(笑)。


おうっっっ!なんとなんと。別視点だったのですね。
実は私もただいまこの一人称でなやんでおりまする。
といいますか、某連載がナレーションみたいな形式にしたら、詰まりました。すぽっと。
最初から一人称か3人称にしときゃよかったと後悔の嵐でございます・・・・



>ゼロスも出てまいりましたねぇ。
>名前は出ませんでしたが。ってコトはこの一人称の私は、ゼロスを知らないんでしょうかねぇ。って私が考えるんですね、その辺は(苦笑)。

出てきましたね。出没したというのかも(笑)
けど、ほんと気になります。この一人称の私。
うーん。続きを読むしかないですね。♪


>今から寝ればツライですかねぇ(笑)?

・・・・・・・・・わかります。その気持ち。
仕事なんぞ、ぶちかましてしまいたい今日この頃。
朝の布団の誘惑には完全に負けてます。

そして、思わず伸びる電話の受話器・・・・・・社会人として外道を歩みます(すでに歩んでるって)


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13515生理休○無くなる寸前です(笑)あごん E-mail 2/8-03:43
記事番号13510へのコメント


>こんにちはーっ!ゆえですっ。
   こばはーーー(光ゲ○ジのかー君のノリで・笑)!
   あごんでしゅ!いつもレスありがとうございます!!
   本当に幸せ者です(感涙)!!

>後ろの布団が「ほぉら。あったかいよ〜♪気持ちいいよーん♪」と手招きするのを振り切りつつ。
>私はあごんさまの誘惑に付いていきます。(中毒♪)
  私は猫の「こらー!お前ちょっとはワシの相手せんかい!」とゆー訴えを涙ながらに退けつつ。
  私の魂の支配者・ゆえ様のレスの感激のレス返しです!

>アリーンとディト。
>リナ以上のトラブルメーカーですねぇ(笑)
  はい(笑)。一日に一回は必ず騒ぎを・・・(笑)。
  盗賊いぢめにもついて行くでしょーねぇ。

>なかなかにして、将来有望です(なんのやっ)
>二人の人格も前触れ亡しの交代のようですし、つきあうのがリナとガウリイだからつきあっていられるんでしょうねぇ(笑)
  そーでしょうねぇ。
  リナとガウリイですからこそ!
  私にはとてもとても(苦笑)。
>
>>この話って実は三人称ではなかったのです♪
>>一人称で進めてまいりました。テヘ☆
>>最後までこの形のつもりでしたが、なんと言ってもこの場合ですと、ガウリイやリナの心理描写が出来ないのでさすがに苦しいです(笑)。
>
>
>おうっっっ!なんとなんと。別視点だったのですね。
   はい。一応文章中には「〜かのように見える」とか「〜であろう」とかそーゆーぼかし表現ばっかしで(泣)。
   辛かったです(苦笑)。

>実は私もただいまこの一人称でなやんでおりまする。
   ああ、わかります。
   私も最初は本当に悩みました。
   ガウ主役ですけど、「ガウに一人称はムリやろう」みたいな(笑)。

>といいますか、某連載がナレーションみたいな形式にしたら、詰まりました。すぽっと。
>最初から一人称か3人称にしときゃよかったと後悔の嵐でございます・・・・
   そうですね、「遥か〜」は「天空歌集」と文体変えてありますよね。
   私は純粋に
   「ゆえ様すごい〜〜。いくつも文体パターンを持ってらして、使い分けてるんだ!スゴイ〜〜〜〜〜〜!!」
   と感動しました。
   別に三人称と一人称の平行でもおかしくないと思いますけど。
   昔はけっこうタブーなトコありましたよね、そーゆーの。
   でも今じゃプロでもそうしてますものね。
>
>>ゼロスも出てまいりましたねぇ。
>
>出てきましたね。出没したというのかも(笑)
   涌いて出ました(笑)。

>けど、ほんと気になります。この一人称の私。
>うーん。続きを読むしかないですね。♪
   ありがとうございます!!!
   嬉しいです〜!
>
>>今から寝ればツライですかねぇ(笑)?
>
>・・・・・・・・・わかります。その気持ち。
>仕事なんぞ、ぶちかましてしまいたい今日この頃。
>朝の布団の誘惑には完全に負けてます。
   負けました(笑)。
   完敗でした。あぶなく遅刻するとこでしたから(駄目人間)。

>そして、思わず伸びる電話の受話器・・・・・・社会人として外道を歩みます(すでに歩んでるって)
   ああああ!
   めっさわかります!!
   私も「せ・・・生○休暇を・・・」
   とか言う時ありますよ(笑)。迫真の演技で(爆)。

   ではでは!
   「遥か〜」すっごい待ってます!!
   とゆーかセフィルを(笑)!
   嘘です、嘘。セフィもティリもフィリスも!
   ではでは!あごんでした!
   ありがとうございました!!!!!

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