◆−天空歌集 24−ゆえ(12/30-03:30)No.12915
 ┣天空歌集 25−ゆえ(12/30-16:17)No.12923
 ┃┗きゃああっ!嬉しいっっ!−あごん(12/30-22:08)No.12938
 ┃ ┗うぅみぁぁ〜−ゆえ(12/31-07:51)No.12943
 ┗天空歌集 26〜 Hope to go Home 〜−ゆえ(12/31-16:22)No.12945
  ┗・・・・・・・・・終わった・・・・・で言い訳。−ゆえ(12/31-16:25)No.12946
   ┣完結おめでとうございます!−桐生あきや(12/31-18:33)No.12947
   ┃┗ありがとうございますっ−ゆえ(1/1-01:28)No.12952
   ┣わーい!おめでとうございます!!−あんでぃ(12/31-21:21)No.12948
   ┃┗わーい!うれしいですぅ(感涙)−ゆえ(1/1-01:57)No.12953
   ┣お疲れ様でした。−MIYA(12/31-23:21)No.12949
   ┃┗終われました〜−ゆえ(1/1-02:06)No.12954
   ┣お疲れ様です♪−早坂未森(1/1-15:19)No.12957
   ┃┗ありがとうございますです。−ゆえ(1/1-23:21)NEWNo.12963
   ┃ ┗ください(爆死−早坂未森(1/2-15:39)NEWNo.12973
   ┣ご苦労様でしたっ!−あごん(1/1-21:24)No.12960
   ┃┗あああああああ(←嬉しいらしい)−ゆえ(1/1-23:42)NEWNo.12966
   ┣はじめまして&お疲れ様でした!!−砂緒(1/2-19:46)NEWNo.12975
   ┃┗初レス、ありがとうございます♪−ゆえ(1/2-23:25)NEWNo.12988
   ┣ども、初めまして!−みてい(1/2-21:20)NEWNo.12980
   ┃┗はじめまして〜〜−ゆえ(1/2-23:32)NEWNo.12989
   ┣ぎりぎりセーフ。(汗)−桜華 葉月(1/4-00:17)NEWNo.13020
   ┃┗よかった落ちなくて(ほ)−ゆえ(1/4-00:39)NEWNo.13022
   ┗Re:お疲れさまです!!−karin(1/4-14:16)NEWNo.13042


トップに戻る
12915天空歌集 24ゆえ 12/30-03:30


ようやく、出来上がりました。24をお送りします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

天空歌集 24

「ゼロス、お願いがあるの――――」

宵闇を背にして浮かぶ黒き神官にわたしは話しかけた。

**************************************

      You smile 前髪を なびかせ 立つ君
      You style 街の影 見渡せる ブリッジで
      あらゆることに意味がありそうで どれにも 意味を見出せない
      道に迷いそうさ 今夜は そばにいて


『闇を突き抜けた向こうに輝くもの』

その意味がなんなのか、俺はあれからずっと考えている。
答えを出せるのだろうか、彼女からのメッセージに。



      Everything you see is a Message 
        文字と声とイメージ この世界溢れ続けてる 
          How could I choose it? choose it? choose it?



『永劫と刹那と―――真昼と暗闇を 宿しものよ
彼のものへ 天空の唄を―――彼のものに 海の唄を―――彼方より此方へ 届かんことを
我は汝に願い乞う―――有と無と 昼と夜を―――抱きし汝と共に在らんことを――』

もう一度、あの時聞いた言葉を思い出していた。
これはきっと何かのメッセージだ―――――おそらくは彼女からの。



      Everything you see is a Message
        真実の言葉だけ 聞きわける力が欲しいのさ
          You can free me, free me, free me, free me


******************************************




「リナさん!大変です!!!」

朝も早くからアメリアが転がるようにして飛び込んできた。
「どーしたのよ、アメリア。」
「どうしたんだ、そんなにあわてて。」
「おはよーさん。」
1階の元食堂らしき部屋に集まっていたあたし達にアメリアは焦った声で、
「いないんです!!!セフィルさんがどこにも!!!」
「いないって・・・・・どっかその辺、散歩してるとか。」
「違います!!これを見て下さい!!」
ばんっとアメリアがテーブルの上に置いたのは、セフィルがいつも被っていた帽子と手紙。
その手紙に綴られた言葉はたった一言だけ。

         『ごめんなさい』

「ゼロス!!そこに居るのはわかってる!!出てこいっ!」
ガウリイが突然、部屋の天井を見上げて怒鳴った。
「そんなに怒鳴らなくても聞こえてますよ。」
いつもと変わらぬ笑みのまま、ゼロスはふわりと姿を現した。
「お聞きになりたい事はわかってます。―――全ての決着を付けると、ひとりで行かれましたよ。」
あの子ったら・・・・・・・・たった一人で何をするつもりなんだか・・・・・って・・・・まさか。
「ゼロス!あんた行き先しってんでしょっ!」
「ええもちろん。でも僕に聞かれるよりも、もっと適任の方がいらっしゃいますよ。」
「誰ですか、それ?」
アメリアが小首を傾げて聞く。
「リナさんがお持ちの《メネルヤ》が教えてくれますよ。何もかも。」
くくくっとゼロスは笑いをかみ殺しながら言うとすっと消えた。
「ちょっとっ!場所は?!」

【私がお教えします。】

その瞬間、頭に直接声が響いてきた。―――あのやすらぎの泉の時と同じ声で。そして聞き覚えの在る声。
「・・・・・・この声っ・・・ティル?!」
「え?ティヌゥヴィエルさん??」
「声って、何も聞こえんぞ。」
きょろきょろと見渡すガウリイを不思議そうに眺めているゼルとアメリア。どうやら声はあたしとガウリイにしか聞こえてないようだ。
【ええ。私はティヌゥヴィエル。ゼロスに頼んでアストラル体となって、今はこの《メネルヤ》に入っています。】
おいおい、そんな事ができるのか。
【・・・・結構無茶なんですけどね。今はこれしか方法がなくて。それよりも彼女と一刻も早く合流しないと。】
そうだ、今はセフィルを見つけだすのが先決だ。
「とにかく、セフィルの所に案内して!!」



こうするのが一番だと思った。
夜、話しながら考えて、それから歌いながら二人を見ていてそう思った。
誰を選んで、誰が残るのが一番いいのか。
みんなにはあって、わたしにはないから・・・・・・・・・・
だから決めた―――――わたしが全てを終わらせると。
ゼロスから聞いた古い神殿奥深く、その男を前にしたわたしに声が聞こえた。

「―――まっていたぞ―――狭間を彷徨いし笛吹きよ――――我に従い力を貸せ――」

「私とあなたの違い、それを今ここで教えて上げるわ。闇の意味を履き違え、そして精霊達も汚したあなたなんかに――――」
ぎゅっと手の中にある物を握りしめた。
「――――扉は開けさせない。どんなことをしても。絶対に――――」
きっと怒ってるだろうな・・・・・・・・・・
目を閉じて、わたしはゆっくりと呪文の詠唱に入った。




こんな時に限って飛べないなんて、なんてじれったいっっ!!
ゼロスから聞き出したスナガのいる神殿にむかって、あたし達はそれぞれ2頭の馬に乗り走っていた。
馬は事情を聞きつけたイシルの村長さんから借り受けた。自分で走るよりもましだろうと言って。
けど、増幅付きの『レイ・ウィング』ならあっという間にたどり着けるのに!
「リナ!焦ってもしかたがないぞ!」
黒い馬にアメリアを後ろに乗せたゼルが、横に並んで言った。
「・・・・・・・・わかってるわよ!!」
あたしはガウリイと芦毛の馬にのって走っている。
手綱はガウリイが握っている。
あれからガウリイは一言も口を聞かない。
彼女を追いかけるガウリイに対して、あたしには以前のような胸のモヤモヤはなく、彼がどうであれあたしは彼が好きで、彼の望むようにしてあげたいと素直に思っていた。
ガウリイが誰を選んでも、あたしは素直にそれを受け入れる。
落ちないようにと腰に回した手に、ぎゅっと力を込めた。

「・・・・・・・見えたっ!」
アメリアが道の先を指さして叫んだ瞬間、

どぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!

横手から飛んできた炎の矢に驚いて馬達が暴れ始めた。
「こいつら、レッサーデーモンはオレ達が引き受ける!お前らは先に行けっ!!」
暴れる馬から飛び降りたゼルとアメリアはすぐに戦闘態勢に入った。
「リナさん!ガウリイさん!行って下さい!!」
「・・・・・・・すまん!」
「まかせたわよ!!」
同じく馬を飛び降りたあたしとガウリイは、ゼル達に踵を返すと神殿へと駆け出した。
その背後からは攻撃呪文の爆発音が鳴り響いていた。



古い神殿は、朽ちた姿とは裏腹に入り口はしっかりとしたものだった。
かなり奥まで続いている廊下を進んでいると、さらに奥の方からどぉんっ、という音が響いてきた。
あたしとガウリイは迷わずその音のする方へダッシュを駆ける。
そしてたどり着いた所は、広々とした空間の部屋で床には六芒星の魔法陣が描かれ、中心からすこし離れた所、東西南北4方向にはあの精霊の石がそれぞれ置かれていて、その中心に黒いローブを纏ったスナガが剣を手に立っていた。
そして、あたし達の右手の方には――――傷だらけのまま床に倒れ伏した彼女の姿が見えた。
「邪魔をするなっっ!!」
スナガより解き放たれた炎の矢をガウリイはブラストソードで切り払いながら注意を自分に向けさせる。
あたしはその合間にセフィルの元へと駆け寄った。

ぎゅんっぎゅんっ!

ガウリイとスナガの剣の交じる音にあたしはタイミングを図ると、唱え終わった呪文を解き放つ!

「青魔裂弾波(ブラム・ブレイザー)!!」

それと同時にガウリイは大きく横に飛び、解き放たれた青き光は真っ直ぐにスナガへと突き進む!

っどぉぉぉぉぉぉん!!

まともに決まったらしく、スナガは後ろに2,3歩下がった。
「・・・・・・・・ガウリイ・・・・・リナさん・・・・・・」
よろりっと体を起こそうするのをあたしが支えると、セフィルは一瞬目を見開いて苦笑した。
「かっこ・・・・わるいなぁ・・・・」
「ばかっ!なにひとりで飛び出してんのよっ!!」
「リナ、どんな具合だ?」
あたし達を背に剣を構えたまま、ガウリイがちらりとこちらを振り返った。
「なんとか大丈夫みたい、傷も深いものないわ。」
その言葉にほっとするも、彼女の体中に付いた傷から今までの戦いの壮絶さが伺える。
「とにかく治療するから、その間お願い。」
「わかった、そっちは頼む。」
小声でそう話すとあたしは『リカバリィ』を唱え、ガウリイはスナガと再び対峙した。


セフィルはリナに任せ、俺はスナガの方へ前にでた。
「この礼は、させて貰う。」
自分でも声が低くなっているのがわかった。
でも、この感情は止められない―――――ムカムカする。

「我の邪魔をするか、人間ごときが・・・・どいつもこいつも・・・・・」
ゆらりと体を揺らし、だらりと剣を持ったまま、ブツブツと何かを言い始めた。

「・・・・・邪魔をするもの・・・・・俺の存在を否定するもの・・・・・その全てを滅ぼしてやる・・・・・・そして俺が支配して・・・・・・全てを俺の前にひれ伏させてやるんだ・・・・・・くっくくくくく・・・・・」

虚ろな眼からは、狂気の光が見える。

「・・・・・故に俺は魔族と手を組み、融合した・・・・・呪われたこの血で闇を呼ぶ為に・・・・・・条件は全て揃った筈だ・・・・・なのに・・・・・・・・・・・なのに、何故扉は開かれないっっっっ!!!!」

叫びとともにスナガは両手から魔力光の弾を放った!!
くっ、出来るか?!
一か八か俺はその魔力弾に走り込み、ブラストソードを閃かせた。

ぶわぁぁぁん!!!

妙な音がしながらもどうにか攻撃をしのいだつもりだったが、光弾は一つだけでは無かった。
まずいっ!後ろにはリナ達がっっ!

【大丈夫よ。】

不意に声がして焦り振り返ると―――――――


ばきぃぃぃぃぃぃぃん。


その目の前で消滅した。
荒い息を肩でしながら、真紅の瞳を真っ直ぐに輝かせたセフィルによって。
「・・・・・・・・・・結界だとっ?!」
呻くようにスナガが驚愕の声を上げる。
【ね、言ったでしょう。私の力はすべて彼女に託したから。】
聞こえてくるティルの声に、俺は疑問が浮かんだ。どうしてセフィルから離れてまで力を託したのか。
【罪滅ぼしよ。私のわがままに対する。】
すこし淋しげな声で彼女は答えた。



「無理しちゃダメよっ!!」
「・・・・・・誰が滅ぼす、ですって・・・・・」
リナの制止も聞かずセフィルはよろり、とその場に立ち上がった。

「世界を滅ぼすのはあんたなんかじゃ無い、魔族の役目よ。―――――――魔族の望むのは一切の滅び。純粋なる闇。
なのにあんたみたいに自分だけは助かろうなんて、無粋で汚れた闇はいらないの!だから魔族にも見限られたのよ。」

セフィルのセリフにスナガが怒り叫ぶ。

「何を―――何を―――貴様とて同じハーフエルフ、似たような仕打ちを受けてきたはず!ならばお前も俺と同様、そんな奴らを憎んでいるはずだ!!なのにわかった様な口をききやがって―――――!!」

そのまま怒りに任せ、スナガがセフィルに切り込んでくる。
その剣を俺がブラストソードで一閃して切り落とした。

「ざけんじゃねーぞ・・・・・貴様なんかとセフィルを一緒にするな。」



彼女達はいつも一人だった。
同族のエルフにも、人間達の中にも、闇にも光にも彼女の居場所はどこにも無かった。
オレ達の知らない、もっと酷いこともされてたり、言われてたりしただろう。
でも、セフィルもそしてティルも一度もそれらを恨んだり、憎んだりはしなかった。
いつだったかあの村を出たあと、セフィルに訊ねたことがあった。―――平気なのかと。
そうすると、彼女はすこし困ったように視線をそらすと、

「そりゃぁ・・・・辛いし、苦しいし、淋しいよ。弱いから。でもさ・・・・だからって、そこから何かが生まれるわけもないし・・・・・
 だったらそんな闇ばかり見るより、少しでもその中に光ってゆーか、明るい方を見てる方がいいから。
それを教えてくれたのは・・・・・・ガウリイとリナさんだよ。・・・・・・・・そして―――」
 

最後のセリフをちょっと照れたように話すセフィルが眩しかった。
ただ、その後の言葉がその時はよくわからなかったが。

「勝手にいじけて、全てを拒絶したお前と、それでもがんばって生きてきたセフィルとは格が違うんだよ!!」

怒号と共に一気にスナガの懐へと飛び込み、剣を閃かせた。




涙がこぼれそうだった。

「あんたは・・・・・・さ、」
横を見ればガウリイの言葉にリナさんも頷いていた。

「自分が思ってるより、強いし偉いと思うわよ。あたしも。」

「・・・・どうして、そこまでわたしに構うの・・・・・?」
わたしの呟きに、リナさんは「んなこと。」そういってぱちんっと軽くウィンクすると、

「だって、あたし達の大事な仲間だもん。」

自信に満ちあふれた表情で、わたしに手を差し伸ばした。




      One day 君が微笑み そっと開いた あの窓
      And just one night ためらいながら ふと差し伸べた その腕
      それぞれ確かな 君のメッセージ 言葉などいらないね
      ひとつ ひとつにいつも 励まされてたよ

      Everything you see is a Message
      饒舌な街のpassage 惑わされず 自分をつかむ
      How could I choose it? Choose it? Choose it?
      Everything you see is a Message
      みつめてて 君だけは もう一度 走り出す僕を
      You can free me, free me, free me, free me




ああ、もうこれで思い残すことなんてない。

「リナさん・・・・・《メネルヤ》、今持ってます?」
「持ってるわよ。」
「それ、わたしに貸して下さい。」
「いいけど・・・・・・どーすんのよ。それにこの中には・・・・・」
「ティルがいるんでしょ。知ってますよ。」
「ならいいけど・・・・」
そうして私はリナさんから《メネルヤ》を受け取った。
ティルの声がする。

【扉が開きかけてる・・・・このままだと、風精霊どころか、アストラルサイド全体に歪みが出てくるわよ】
ガウリイは尚もスナガと対峙している。


「どうやら、まずい状況になりましたねぇ」
いつの間にかゼロスが横に立っていた。
「あんた、今まで何やってたのよっ!!」
言うなりリナさんはゼロスの首をぐいぐい締め上げてる。
「いやっ・・・ちゃんと僕なりにフォローはしてきたつもり何ですけど・・・・って、リナさん・・・・」
「やかましいっ!何がフォローよっ!人をさんざんおちょくっといて!!」
「そんな、『鍵』の選択の件は本当ですよ〜。ただ選んだのがガウリイさんじゃなくて、ご本人だっただけで。」


【本気なの?】
うん。もう決めたから。
だってティルもそうだったんでしょ。あの時、自分の大事な人を守るためにって。
だからわたしも一緒、大好きなみんなの為だから、いいの。
【その決意がどんな意味も含むのか、わかっていってるのよね?私の場合はかなり特別なのよ?】
分かりすぎるくらい、分かってる。
でも誰かがやらなくちゃ行けなくて、それが極限られた中でしか選べなくて。
その選択肢の中で、帰る所や居場所がある人と無い人がいたらどちらを選ぶべきか。
自ずと答えはでるでしょ?
【だったら私も当てはまるわよ。】
ティルはあるもん。心の居場所が。
だからダメ。

−−−−−−『鍵』にはわたしがなる。



魔法陣の真上にわだかまる闇から、ぎしっという音が聞こえた気がした。
こうなると、このまま強引に扉を閉じるわけにもいかないみたいだし・・・・
一度、開けてから再び閉じるしかない・・・・・だったら、あいつもどうにかできるかな。

【セフィル、待って!!】

ティルの叫びに一斉に全員の視線がセフィルに集まる。
何時の間にかセフィルは魔法陣の南の方角にある、石を置く台座の前に立っていた。

「セフィル!だめっっっ!!」
「戻ってこい!!」

セフィルは良いようもない笑顔をこちらに向けると、空いた台座へそっと《メネルヤ》を置き中心に立った。
その瞬間、いままで一度も吹かなかった風が、突風となって周りを吹き荒れた。
その風音にかき消されるように、あたし達の呼ぶ声は彼女へは届かず、セフィルは目を閉じて唄を紡ぐ。
そして唄に応じるように精霊の石の輝き、その光は今ある形をかき消すかのように床を走り、新たな形となって現れた。

あれは――――頂点が7つの星―――七芒星の魔法陣?!



  異界への扉が今、再び開かれる。



      Everything you see is a Message
      文字と声とイメージ この世界溢れ続けてる
      How could I choose it? choose it? choose it?
      Everything you see is a Message
      真実の言葉だけ 聞きわける力が欲しいのさ
      You can free me, free me, free me, free me


=====================================

とうとう24話です。ラストまであと1つ。
そう、次回で決着つけます・・・・・やっと。

今回、悩んだ一つに移動手段でした。普段は飛んでいけばすみますが、今の設定だと風精霊の魔法がつかえない・・・・・・・・
始めは自力で走ってもらったのですが、これじゃあ辿り着く前に体力つかい果たすなと思い、掟破りのお馬さんの登場となりました。
しかも始めはガウリイの馬、白馬にしたんですが・・・・・これってまんまじゃんと思い、あし毛に変えました。(笑)


しかも途中で、ティルは単独で動くわ、ゼル達はほったらかしだわ・・・・・ああいい加減・・・・・・・・

歌詞は、もう大ファンの、祝復活、祝アルバムリリースのTM NETWORKの「MESSAGE」という新曲(出たのはちょいと前ですが)です。
たぶん知ってる人は少ないかも・・・・・だってシングル、ネット販売のみだし。
でも、すごい気に入ったので、前にきめていた唄差し替えてまで使いました。


次回はいよいよ、ラストです。
長かったこの話にもどうにか決着がつれられそうです。
あと少し、おつきあいください。

トップに戻る
12923天空歌集 25ゆえ 12/30-16:17
記事番号12915へのコメント

天空歌集 25


   ―――――あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら――――




扉は開かれた。

4つの精霊と、闇と光、そして精神世界を現す七芒星の魔法陣。
吹き荒む風、迸る光、蠢く闇、流れる歌声。
全てがあの時と同じだった。
違うのは、その中心で歌っている人物。
互いに遠い過去の記憶を持つ、旅の途中にであったハーフエルフの少女。

遠い過去の、かつて守りたかった女性(ひと)はいう。
【扉を開き、召還をするときに相反する二つの力を持つと呼びやすいの。高いところから低いところに流れるように。】
【私は闇と光、そして彼女は永劫と刹那。―――エルフの永劫の時と人間の刹那の命の瞬き。でもそれはあまりにも不安定】
【だから彼らは狭間を彷徨い、存在の意味と、帰るべき居場所を求め探し続ける宿命を背負う。】
【ある者は闇に、ある者は光の下(もと)に、そして・・・・あるものはその狭間―――人の中に見つけていく。】


今、側にいて守りたい彼女が言う。
「それってさ・・・・・・あたし達、人も同じじゃないのかな。」

あの時最後に、ぽそりっと呟いたセフィルの言葉。

『そして―――闇の向こうに光を見つけたら、その時はあるかな、わたしの帰る居場所が。』




風はいよいよ勢いを増し、何者も排除するかのように寄せ付けない。
どうやら、一時的に封印されていた風の精霊がいっきに解き放たれた影響らしい。
精霊はその力以外にも意味がある。
地は知識、水は記憶、火は意志、そして風は自由。
まるでみんなみたいだなと、ふと思った。
火はリナさんかな・・・・じゃあやっぱり風はガウリイだ。
ガウリイの笑顔が好きだった。
リナさんの側で、風のように穏やかに微笑む笑顔が一番好きだった。
そう、ガウリイの居るところはリナさんの側で、それはリナさんも同じで。
あの夜、寄り添いながら月を眺めていた二人のあの時が真実。
過去ではなく、今の二人の。
ガウリイが好き。
リナさんが好き。
・・・・・・ああ、そうか・・・・・・・・・・・そうだったんだ。
今になってようやく自分の気持ちに気が付くなんて。




「くっ・・・・・・・・・・・はははははははははは!闇だ!滅びの闇だ!!堕ちてしまえ世界など!!」
狂ったように笑いながら、スナガはよろよろと魔法陣に近づく。
【愚かな・・・・・・・あの魔法陣と唄はあの方へ捧げしもの。だからあの様な者が近づいたら・・・・】

ぱしゅっっ!

【怒りを買い、滅ぼされてしまうだけ・・・・・・・・・・・・混沌にも還れずに。】
魔法陣に触れた瞬間、天空から青白い光が閃き、スナガの体は四散し消え去った。
あっけない程の、世界にも闇にも見限られた、哀れな男の最後だった。


「このままだと、セフィルが『鍵』になっちうわよっっ!」
リナが焦ったようにオレの腕を掴んでいう。
「あの子も居なくなっちゃうっ!!」
掴む手に力がこもる。
リナも思い出したのだろう。あの時の事を。
あの時とはティルではなく、共に旅をした仲間で、憎悪という闇から魔王となってこの手で滅ぼしたルークの事。
あいつは憎悪の闇の中から、明日を見いだせなかった。出来なかった。
じゃあ、今のセフィルはどうなんだ?

【闇を突き抜けた向こうに輝くもの―――それが答え】

闇の向こうに見えるもの――――――――希望と言う名の光。

セフィルの希望ってなんだ?
あの子の希望、望み、願い―――――自分の帰る所、自分の居場所。
「・・・・・それなら、出来るじゃないか・・・・・・・」
あの時、何も出来なかったオレに出来ること。

「リナ、ひとつ頼みを聞いてくれないか?」
突然のオレの言葉に、リナは一瞬戸惑ったが、やがて頬を赤くしなから頷いた。

「ティル。どうすれば、あいつを助け出せる?あの光の中から。」
【・・・・・・かなり大変よ・・・・それには、同じ相反する力をもつ、リナさんの協力がないと】
「あたし?」
【これは正確に混沌の母、金色の魔王ロード・オブ・ナイトメアを知った者しか出来ません】
【リナさんは、命の真昼と暗闇を知っている。そしてその力は、光と闇、有と無、全てを生み出した混沌の母への原動力となるから】
「なるほど・・・・・・・・・・だからあたしだったわけか。あの泉であたしに呼びかけたのは。」
【セフィルの唄う呪歌は、混沌の母に捧げる海原の唄。それをリナさんも唄って下さい。】
「って、あたし、そんなもん知らないわよっ?!」
【大丈夫ですよ。あの呪文にすこし似てますし。旋律は自然と追えますよ、あなたなら】
「俺はどうすればいい?」
【リナさんとセフィルの唄っている間は風が止むわ。後はガウリイ、あなたに任せるわ】
「あたしも、ガウリイに任せる。――――――大丈夫よ、あんたなら。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わかった。」



扉が開いている。
その向こうに何があるのか。
まあ、いいもんじゃないんだろうな・・・・・・・
と、その時聞こえた。わたしの声と重なり、ユニゾンとなって響き会うもう一つの声。
え?これは唄だ・・・・・・・・・・・でも、どこから?
既にわたしの体は空に浮かび、あと少しで扉の所に行こうとしていた時だった。
あの唄が聞こえてきたのだ。


―――― どこか遠くで 犬の遠吠え 淋しく空を走る  応えるように 口笛を吹く 空に向かって あなた
―――― ひとりの時も ひとりじゃないよ そう話してる きっと 同じひとつの 混沌から みんな生まれてきた

―――― 時よ時よ 永劫の中の ほんの微かな 瞬きだけれど 私たちは ここに生きてる
―――― 寄せては返す 幾億の波の 寄せては返す 生命(いのち)の真昼 生命の暗闇

―――― どんな時代 どんな嵐にも たとえどんなに つらい時でも あなたの手は離さない
―――― わたしの中で わたしが目覚める あなたに出会えた 約束の海 約束の岸辺

―――― 時よ時よ 永劫の中の ほんの微かな 瞬きだけれど 私たちは ここに生きてる
―――― 寄せては返す 幾億の波の 寄せては返す 生命(いのち)の真昼 生命の暗闇


まさにそれは、今わたしがうたっている唄。
ティルがあの時歌った海の唄。
と、風が弱まり、わたしはすとんっと、また魔法陣の上に降り立った。
声のする方に振り向くと、そこにはリナさんと・・・・・・アストラル体となった、白銀の髪に琥珀の瞳の彼女、ティヌゥヴィエルがいた。
そうか・・・・・ティルが教えて、リナさんが唄っているのか・・・・・・でも、何故?

「それは、俺かお前さんを連れ帰るためだよ。」
聞き慣れた、あの優しい声が正面にあった。



「ガウリイ・・・・・・・・・・」
呟き、信じられないといった顔をして、セフィルは光の円の中に立ちつくしていた。
「もどってこい、セフィル。」
いやいやと首を横にふり、よろりと後ろへ下がる。
「俺はこの中には入れない。だから、お前さんが出てくるしかないんだよ。」
「今、わたしが出たら、どうにもなにらないじゃないの・・・・・・」

「それは後から考える。今はセフィル、君を連れて帰りたいんだ。」

きっぱりと言い切り、真っ直ぐ手を私に差し伸べた、ガウリイ。
気が付けば、リナさんも歌いながら、手を伸ばしている。
帰っておいでと。
あの日、あの時、あの場所で、初めてわたしに差し伸べられた手の様に。

「一緒に帰ろう、みんなの所へ。俺達の所へ。」

風が吹く。
穏やかな、春の日のような暖かな風。

「居場所なんて、みんな探してる。俺もそうだった――――けど、ようやく見つけた。」

その視線の先には、少し頬を赤らめた、栗色の髪の少女。

「居場所は誰かから与えられるもんじゃない。自分で見つけださなきゃ意味がないから。だからずっとお前さんの側には居てやれない。」

光が見えたような気がした。

「けどな、帰る場所なら俺でもつくれるんじゃないかと思って。『ただいま』って、帰ってくる場所なら。」

光は旋律となり、胸に溢れてくる。

「俺とリナでよかったら、いつでもセフィルの帰ってくる場所になるさ。『おかえり』といってやれる場所に。」

風が全てを包み込む。

「お前さんは俺を好きだといってくれた。―――俺も好きだよ、妹みたいで、さ。」

その風はまるで、誰かに抱きしめらているような、やさしい風。

「だから、自分には無いからなんて諦めるな――――闇の向こうの、希望の光を手放すなよ――――。」

大好きなガウリイ。その中にわたしが見たのは、一度もあったことのない、とうさんの温もり―――――家族の温もり。
欲しいものは、すぐ側にあったんだ。



【扉は私が締めるわ。】

ぼんやりとした輪郭でも、その姿はティヌゥヴィエルだと誰もが確信できた。
【こうして、アストラル体とはいえ、自分の存在もあることだし】
ふわりと、舞うように彼女はあたしの横に寄り添う。
【リナさん、唄はもういいですよ。セフィルの唄が変わりましたから。】
言われてみれぱ、セフィルが魔法陣の中心で、空に浮かんだまま、さっきとは違う唄を歌っていた。
明るく、透明で、それでいて広がるような感じの、闇なんて越えていく、光溢れた唄だった。
【これが、あの子の唄・・・・・・天空の唄・・・・・・】
此方から彼方へと、響く天空の唄。
いつの間にか、あたしはガウリイの横に並んで、その唄を聴いていた。
【リナさん。あなたは遠いあの時に私が望んだ、希望の姿、そのものね。】
その微笑みは、まるで母親のような、穏やかな微笑みだった。
【強い意志と、信頼、そして誰よりも深い愛情を互いに作り上げられる、あなたとガウリイの関係がね。羨ましいわ。】


【ガウリイ、あなたにとってあの剣は闇だったのかしら、それとも光だった?】
「いきなりだな・・・・・・・・あの剣って、光の剣のことか?」
【そう・・・・・・私が遠い昔のあなたに託した、烈光の剣】
「まあ、異界の魔族だったけど・・・・・・あの剣があったから、ご先祖さんも戦えたし、俺もリナと戦ってこれた。
 何度も命を守ってもらったしな、俺もリナも。そーゆー意味なら、あの剣はやっぱり『光の剣』だよ、俺には。」
「あたしも、そーだと思うよ。『光の剣』をあなたが託してくたから、その後、ガウリイへと繋がる人達も、魔獣なんかと戦っても、生き残って勇者なんかになれたんだから。あれは、あれで良かったよ。―――きっと。」
【その言葉が聴きたかった。知りたかったの。・・・・・・・・ずっと気がかりだったから・・・・・】
「それで、セフィルに人格まで乗せちゃったのね。」
【あの方は、気まぐれですから】




唄が溢れてくる。
自分でも分かる、言葉と旋律が空へと溶けていくのを。
これなら、きっと大丈夫だ。


    
             明日になれ君をもっと 今よりもっと好きになる
             そのすべてが僕のなかで 時を越えていく



「ガウリイ、わたし、いくね。」

光の中、セフィルはにっこりと笑いがら言う。
その横にはティヌゥヴィエルが寄り添う。
「セフィル、行くって、どこにっ?!」
リナが声を上げる。
「扉を締めるには、『鍵』がいる・・・・・・・そして、その『鍵』にはティルがなってくれるって言ったけど・・・・・」
「だけど、何なんだっ!まさかお前・・・・・・・!!」
消えそうな、セフィルに手を伸ばした。
「違うよ。その為には誰かか手助けして『鍵』を掛けないといけないの。だって彼女にはもう実体がないから。」
【セフィルには、扉の途中まで送ってもらうだけよ】
「・・・・・・・・でも、あの中って、アストラルに近いんでしょ?だったら行けても戻るの大変じゃないの!」



             君のために つばさになる 君を守りつづける
             やわらかく 君をつつむ あの風になる



「戻ってこれる。だって私には帰る所があるんだから。そして、風が守ってくれるから。」

セフィルの姿が光に紛れて、溶けていくようで。

「・・・・・・・・・・・みんなに・・・・・二人に出会えて、本当によかった―――――」

そして、彼女はひとつの唄と、笑顔だけ残して、オレ達の前から消えていった。



               あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら
               僕らは いつまでも 見知らぬ二人のまま


崩れ落ちた天井からは、何かを指し示すかのように、真っ直ぐに光が落ちてくる。
解き放たれた風は何も語らない。
「・・・・・・・・・・・・・行っちゃった。」
リナが魔法陣の中心に立ち、空を見上げる。
「結局・・・・・・・・あたしはまた、何も出来なかったのかな。」
「届いたと思うぞ。オレ達の気持ちはちゃんとあの子の心の中に。」
背中から丸ごと抱きしめるように、腕を絡ませ空を見る。
蒼い蒼い、深い海のような空を。
「あたし・・・・・・さ。」
「ん?」
「あの歌、絶対に忘れない。いつまでも。」
「俺もだ。」
「あの子がね、もし帰って来たとき道標になるように、あたしも歌って、そして次に教えていくの。」
「ああ。」
「その時まで・・・・・・・・ううん、それからもずっと側にいてよね、ガウリイ。」
「いつまでも、これからも、ずっと側にいるよ。リナが俺の帰る所だから。」
「・・・・・・・・・・・ばか。」
「だから、約束守ってくれよな。」
「う゛っ・・・・・・・・・・・・・・・・・それって今すぐ・・・・・?」
「そのうち、旅が終わったときでいいさ、一緒に暮らすのは。」


それぞれの時の、それぞれの場所の、それぞれの想い。
その全てが歌になる。
天空に届く、歌集のように。
みんな、歌い続けるんだ。
遠い、どこかの誰かの為に。
やがて来る明日の為に。

あなたは今でも、歌っているかな―――――あの歌を。




=======================================

なんとか、ラストが見えました。
実はこれが最後じゃなかったりします。最後にもう一話だけあります。
とはいえ、取り合えず区切りは付きました。

しかし、悪役スナガはあっさりと倒されましたな。青白いの刃は一応、ゴルンノヴァのつもりです。
そのものを召還してまたガウリイに持たせようかとも思いましたが、なんか大変そーなのでやめました(笑)
張りまくった伏線に対する答えも出せてりゃいいんですが・・・・・・あう、どーだろ(滝汗)
やっぱりわからんっという方は、どーぞレスで指摘して下さい。正座してお答えさせて頂きます(をい。)
そーいや、ゼロスと、ゼル、アメリアはほったからしだ・・・・・・すまんみんな・・・・・

曲は、まず呪歌として最初に使ったのは、谷山浩子さんの「約束の海」という曲です。
この曲が入っているアルバムが【天空歌集】というんですよ。
この中からは「やすらぎの指輪」と「小さな魚」「クルル・カリル(扉を開けて)」で、合計4曲使わせて頂きました。
ほかにも数曲、けっこう使いましたね。この方の詩って、好きなんですよ〜〜。
いい歌ばかりなので、よかったら聴いてみてください。

あと、天空の歌としては、アディエマスのあの曲、「世紀を越えて〜Beyond the Century〜」のイメージで・・・・・・身の程知らずですが。
まあ、もうすぐ21世紀だしということで・・・・・・・ほほほほほほ(^^;

そしてラストには、あごんさんからのリクエスト、ご存じ小田和正の「ラブストーリーは突然に」を入れました。
・・・・・・・どうでしょうーか?・・・・・うう、うまく使えなくてすみません〜〜。ああ、名曲が・・・・・・

さてさて、あともう一回だけ、本当のラストを書かせて頂きます。
あと少しだけ、おつきあいください。

トップに戻る
12938きゃああっ!嬉しいっっ!あごん E-mail 12/30-22:08
記事番号12923へのコメント

こんばんは、ゆえ様っ!
あごんとゆーものですっ!

もー今回は嬉しいやら切ないやら。
嬉しいのは、ガウリイとリナがセフィルの「帰る場所」になってくれたこと。
そして、それをセフィルが受け止めてくれたこと。
あと、このあごんめのリクエストにゆえ様が応えて下さったこと!
あうあうあうあうあう〜。
理想通りと言いますか、予想以上と言いますか。
とにもかくにも使って下さってありがとうございますっ!
しかもこんな大事な場面でっ(感涙)!

そして切ないのは。
セフィルがガウリイとリナの前から姿を消してしまったことです。
会えますよねっ!?
必ず会えますよね!?
リナもガウリイも、そして私も。
あの可愛い、強いセフィルというハーフエルフに。
そして。
次回が最終回だなんてっ!
せつねぇぇぇぇぇぇっ!です!

あああ。次回が読みたいよーな読みたくないよーな。
まさしく、嬉しいやら切ないやらのあごんです。
ではでは、相変わらずの無礼千万道を行くあごんでした。

トップに戻る
12943うぅみぁぁ〜ゆえ 12/31-07:51
記事番号12938へのコメント


>あごんとゆーものですっ!

おはよーございます(何故、朝から・・・・)
毎回、感想ありがとうございますっ!


>あと、このあごんめのリクエストにゆえ様が応えて下さったこと!
>あうあうあうあうあう〜。
>理想通りと言いますか、予想以上と言いますか。
>とにもかくにも使って下さってありがとうございますっ!
>しかもこんな大事な場面でっ(感涙)!

気に入って頂けて、いやはや良かったです〜。
あの曲は私にもいろいろと思い入れのある曲なので、ここ一番って時だと勝手におもってまして。
いや〜よかったです♪



>そして切ないのは。
>セフィルがガウリイとリナの前から姿を消してしまったことです。
>会えますよねっ!?
>必ず会えますよね!?
>リナもガウリイも、そして私も。
>あの可愛い、強いセフィルというハーフエルフに。
>そして。
>次回が最終回だなんてっ!
>せつねぇぇぇぇぇぇっ!です!


長すぎた話ですが、次回で締めることができました〜。
さて、どーなりますか。
といって、今から投稿しますが(笑)
なんとか今世紀中には終わらせられそーです。

セフィル、すっかり主役になっちゃいましたね・・・・

>
>あああ。次回が読みたいよーな読みたくないよーな。
>まさしく、嬉しいやら切ないやらのあごんです。
>ではでは、相変わらずの無礼千万道を行くあごんでした。


毎回のレスにはげまされて、なんとか書いてこれましたので、ほんとありがとうございます。

20世紀最後の日に、最終回、なんとも出来過ぎですが読んで下さいね。

トップに戻る
12945天空歌集 26〜 Hope to go Home 〜ゆえ 12/31-16:22
記事番号12915へのコメント

天空歌集 26 〜 Hope to go Home 〜



暖かな、春の風が今年も吹き始める。


いつもと変わらないその風景の中に、春が訪れる度に変わってゆく姿が見える。
大きく枝を伸ばした樹の下で、転がるように走る3人。
そんな姿を少しあきれたように眺めながら、リナの手は休むことなく洗い立ての洗濯物を干している。

セイルーンの中心からすこし離れた小高い丘の近く、家よりも木々の方が多く感じるこの場所に彼らの家はあった。

「おーい、リナ。こっちに来ないかぁ。」
のんびりとした声でガウリイが家の方へ呼びかける。
「見てわかんないのっ!あんた達みたいにあたしは暇じゃないのよっ。」
どさりっと、まだ干し終わらない洗濯物が入った籠を地面に置く。
「毎日、毎日、そーやって気楽に走り回って汚すんだから。洗う方の身にもなってよねっ!」
腰に手をあて言う言葉は相変わらず乱暴だが、その表情はにこやかなもの。
午後の風に栗色の髪と一緒に、今は黒いマントではなく白いエプロンが揺れる。




―――あれから数年の時が流れた。



二人はその後も旅を続け、そしてある時、来訪者は不意にやって来た―――リナのお腹の中に、新たな生命として。
ガウリイは大喜びし、リナも少し戸惑いながらも新たな仲間―――家族を喜んだ。
それから、あわただしく迎え入れる準備のため、あの時の約束通り、二人は旅を止め一緒に暮らすことにした。
場所をセイルーンに決めると、アメリアが城の近くに家を用意したが、二人は来る途中に見つけた小高い丘の上に大きな樹のある、
見通しの良いこの場所を二人の新居に決めた。


丘の上の大きな樹の下は、お気に入りの場所だ。そこで、ガウリイは相変わらず子供達と遊んでいる。
自分を捕まえようとして走ってくるのだが、ぽてってすぐに転けてしまう。
それでもすぐに立ち上がって、また走りだす。
そんな姿をガウリイは愛おしそうに見守っている。


次の春が巡ってきた時、二人の家に新たな家族が増えた。
ガウリイとリナ、それぞれ両親から譲りうけた、赤い瞳と金色の髪の子供達。
生まれた瞬間二人は驚き、そしてさらに喜んだ。



「ぱぁぱぁ、まーまわぁ?」
「ん?ほら、あそこ。お前さんの帽子干してるよ。昨日転けたとき、汚しただろ?」
「あ、ほんとだー。きれいきれい♪」
「な。」
「ままもいっしょにあそばないかなぁ。」
「お仕事が終わったら来てくれるさ。」



実は二人は結婚式を挙げていない。
どうしてもリナが嫌だといって、ガンとして首を縦に振らなかったから。
理由を訊ねると、その言葉に他の全員も納得した。



「ねーねー、これおそらにこーすると、きらきらしてきれーだよー。」
「あ、こら、何時の間にもってきたんだ、それ。」
「だってきれいなんだもーん。」
「ダメだぞ、いたずらしたら。」
「えーっ、わたしまだみてないのにー」
ぷくっと頬を膨らませた小さな手から、ガウリイは白く輝く宝珠、ヴェルヤをそっと取り上げた。
「大事なものだから、なくしたりしたら大変だぞ。」



あの後、残された精霊の石は、それぞれ1つずつ持っている。
アメリアには水の《ナルヤ》、ゼルガディスは地の《メネルヤ》、リナは火の《ネンヤ》、そしてガウリイも風の《ヴェルヤ》を。
精霊石はそれぞれにも魔力が備わっているが、集まれば強力な増幅器なる上に、同時に扉を開く『鍵』となる可能性もあるからと、
4人それぞれが管理することにしたのだ。必要な時には、その全てがリナの元に集まるようになっている。
だか、しばらくはリナには増幅器は必要なさそうだ。魔族もあの時の騒ぎから、体勢を体直すべくここ数年はおとなしくしているから。
異常気象も消え、あの時が嘘のように、穏やかで静かな時が流れていた。

ちなみにゼルの体は元の人間の姿に戻っている。
リナが知識の意味を持つ《メネルヤ》から方法を得て、4つ精霊の石を使い、物質ごとに細分し再合成したとか
・・・・・・・詳しいことはきかないよーに・・・・・
ゼルもその後はセイルーンに滞在している。



「今日もいい風ね。」
丘の上からは自分に向かって、小さい体をめ目一杯つかって手を振る子供達が見える。
そんな子供達に手を振り替えしながら、澄み渡る青空の向こうにリナはあの時の歌を思い出す。
彼女の歌を。



          あなたの瞳に その家を見つけた 
          昨日と明日がテーブルはさんでる 
          初めての道歩いて そこへ帰ろう



生まれた子供はなんと、男の子と女の子の双子。
二人はその子らに男の子には『ティリス』、女の子には『フィリス』と名付けた。
エルフの言葉で『守護』そして『歌う』という意味の名前を。
その名を贈ってから、今年は4回目の春だ。


ガウリイは木により寄りかかったまま、ぼんやりと空を眺めていた。
「ねぇ、ぱぱ。あのうたうたって。」
くりくりとした赤い瞳をむけて、娘フィリスがガウリイにねだる。
「俺かぁ、だったらママの方がいいとおもうぞ。」
「ぱぱ、またわすれたのー。くらげー、きゃははははっ」
ぱたぱたと足をばたつかせ、金色の髪を揺らして笑い転げる息子のティリス。
「・・・・・・・・・・・そんな処は、ほんとリナそっくしだな、お前・・・・・」



          木漏れ日の中で歌を思い出すよ
          風を解き放つ小さな笛になる
          梢に残る時間が目覚めていくよ



「なに、笑ってんの?」
昼時を知らせにきたリナは、けたけたと笑うティリスを見て言う。
「だってぱぱがくらげなんだもーん。」
そんなティリスと対照的にフィリス方はマイペース。
「わたしがうたってってぱぱにいったら、あのおうたわすれたってゆーの。」
「あーんなにままとぼくたちがうたってるのにねー。」
ねーっ、とお互いに頷き会うと、二人はリナの元へ駆け寄る。
「はいはい、あんた達のパパのクラゲは今に始まった事じゃないでしょ。しょうがないわね、あたしが歌ってあげるから。」
「わーい、ぼくもうたうー」
「わたしもー」
「んじゃ、一緒に歌いながら帰ろっか。お昼ごはんよ。」



          初めての町 初めての風 
          昨日に出会う道
          懐かしい窓 懐かしい歌
          明日に帰る道



家へと戻る3人を見送りながら、ガウリイは遙かな空へ向かって一人歌う。
最後に残ったあの時の歌を。
彼女の願い、希望そのままのあの歌を。




          この指先にひそむ遺伝子のメモリィ
          羊歯(シダ)のジャングル 三葉虫のためいきも
          セラミックの街角 根づいた種子のときめきも



「・・・・・・・・・・って、やっぱり忘れてるなぁ・・・・・」
途中で言葉が思い出せなくなったガウリイは苦笑して頭をかく。
「あれだけ、リナとティリスやフィリスが歌ってるのになぁ・・・・・・」
この歌はいつしか、子供達の子守歌のようになっていた。
この歌は二人が一番最初に教えた歌。
子供達も一番大好きな歌。


風が吹いた。
ガウリイは振り向く。
風の向こうに声が聞こえたから。

「ガウリイ、先に食べちゃうわよ!」
「ぱぱー!きょーねー、ごちそーだよぉ!」
「はやくこないとぼくがごはん、ぜーんぶたべちゃうよー」

自分を呼ぶ声に、ガウリイは家へと戻る。
もう一度、あの歌を口ずさみながら。


また風が吹く。
梢を渡る風が、今度は懐かしい歌声をつれて。
その声に呼ばれるように、ガウリイはあの樹の方に振り返った。




「まぁた間違えてる。――――ほんと忘れっぽいね、ガウリイは。」




透き通るような白い肌に真紅の瞳を輝かせて。
あのちょこんととがった耳に、照れくさそうに手を掛けて金色の長い髪を押さえながら。
大きな樹の木漏れ日の中に、彼女は立っていた。




          昨日は明日 闇は光 偶然は必然




「でも、お前さんがまた歌って教えてくれるだろ?」
ゆっくりと彼女に歩み寄り、ガウリイは久しぶりに彼女の髪をくしゃりっと撫でる。

「うん。」

あの時からまったく変わらぬ姿だが、少しだけ延びた背丈が幾分かの時が流れたのを実感させる。
彼女は微笑み、見下ろす蒼い瞳と置かれた手の温もりを懐かしみながら、静かに透き通るような声で歌う。



          初めての道 懐かしい道 
          いつもあなたに続く道




「・・・・・・・・ずいぶん・・・・・・・・・・遅くなっちゃったかな。」
「本当に遅かったぞ。お前さんの歌じゃないと式を上げないって、リナが言うからずーっとお預けだ。」
「あらら、それはそれは。でもいいじゃない、お楽しみは後に取っとくもんだよ。」
「そーゆーものかぁ?」
「そーなんだってば。」
くすくすとお互いに笑い会った。




          森の言葉 樹々の想い 胸に溢れてくる
          水のように 息のように 空に溶けてくメロディ




「さてと、家に戻るか。リナもうちの子供達も待ってるし。ついでに昼飯も。」
「ついでじゃなくて、そっちが気になってるんじゃないの?」
そう言って笑うが、そこから動くのをためらい歩みでない彼女の手を取ると、ガウリイは家のドアの前まで引っ張っていく。

玄関のドアの前に立った彼女は、少し緊張したように頬を赤くしたまま立ちつくす。
振り返ってみれば、あの時と同じガウリイの蒼い瞳が、優しく促す。
彼女はドアの前で大きく深呼吸をすると、そっと右手でノックをした。


ドアは大きく開かれ、リナが出迎えて言う。


「こら、入るときにはちゃんと言う事があるでしょ。」


帰る場所を見つけたハーフエルフの娘は、いつの日か言ってみたかったあの言葉を紡ぐ。


「・・・・・・・・・・・・ただいま。」


満面の笑みのガウリイと、瞳を潤ませたリナが両手を広げて待ってた、彼女が帰る場所。



「おかえりなさい、セフィル。」



どんな歌よりも聴きたかった、言葉と旋律。



      ――――――― 初めてのドア訊ねてただいまを言おう ―――――――



〈END〉


This song from Mimori Yusa 「Torest Notes」

トップに戻る
12946・・・・・・・・・終わった・・・・・で言い訳。ゆえ 12/31-16:25
記事番号12945へのコメント

「天空歌集」 ゆえの懲りない言い訳。


おわったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

どうにか今世紀中には終わることができました。
ほんとに長くなりましたこの「天空歌集」、途中、だんだんと話の方向が分からなくなり、悩んだ時期もありましたが、呼んでくれたみなさまの感想に励まされどうにか書き続けて、今よーやく、終わりを迎えることができました。

そこで言い訳をと、思いまして。長くなったので、別つりー・・・・

ラストはほのぼのになりましたね。あの時、消えてからのセフィルの扱いは3パターンありまして。
一つはあのまま消えてしまうパターン。でもそれじゃなんだか哀しすぎると思い却下。

2つ目は、消えたあとリナとガウリイの子供として生まれ変わるパターン。これが最有力だったのですが、ちょっと違うかなーと言うことで、こちらもパス。

そして残ったのが、リナとガウリイ達の元へ帰ってくる話でした。あれから5年以上はたってる計算になりますね〜こりゃ。
そして代わりに二人の子供として、フィリスとティリスを登場させました。最後までオリキャラづくし(苦笑)
ごちゃごちゃしてますが、ティリスは男の子で金髪×蒼い瞳、フィリスは女の子で栗色の髪×赤い瞳でリナとガウリイのコピーのまんま。
最初は子供は一人だけのつもりだったのに、なんとなーく双子にしてしまいました。しかし4歳児ってあんなにしゃべったっけ・・・・・・
ついでにパターン2の気配もちらつかせて見ようか、なーんて思いましたがいかがだったでしょうか?
誰もそんな私の思惑なんぞにひっかからないですよね・・・・・・ああ、文章力、その辺に落ちてないですか?

最後はごーいんに話を持って行きすぎたかなとは思いました。ゼルは元の姿にもどってるし。(笑)ああ、わがままな作者だ・・・・・・
主役はすっかりセフィルがもってっちゃいました。ガウリナの筈だったのに・・・・・あり?

曲は、一番最初の話〜前奏〜で使った、遊佐未森さんの「Torest Notes」という曲です。アルバム「HOPE」に入っています。(まんまやん)、どうあっても、この曲で締めくくりたかったので、やっと実現できました。

最後の今回だけタイトルをつけまして、言葉は私は考えたのですが英語能力ゼロの私のこと、文法的には会ってないとはおもいます・・・・・・きっと。そこはまあ、ご愛敬ということで。(笑)

しかし、こんなに小説を書くというのが大変なものだと言うことが、身にしみて分かりました。頭で考えても、文章にするのは難しいですし、まとめなきゃいけないし・・・・・
改めて読み返して、長すぎたなぁ・・・・と反省しきり。でもまた懲りずに書くとは思いますが・・・・・というか、この後の話やサイドストーリーもあったりして・・・・・リクエストあったら出しますが・・・・ないな、絶対(笑)


なにはともあれ、問題もぼろもたくさんありましたが、ともかく完結することができました。
今まで長々とおつきあい頂きまして、ありがとうございました。

トップに戻る
12947完結おめでとうございます!桐生あきや 12/31-18:33
記事番号12946へのコメント


 どうもっ、桐生ですっ。
 いままで帰省がてらの旅行中でして、iモードで天空歌集をチェックしては非常にもどかしい思いをしてました。
 だって途中までしか読めないんです、携帯だと(笑)。続きが気になって気になって。セフィルに戻ってくるよう言うガウリイのセリフ途中で切れた時には、もう……(涙)。
 実家に帰ってすぐに、家のパソコンにIDとパスワード入力してここにアクセス(笑)。そしたら最終話がアップされた直後でした。
 ああ、よかった。最悪、レスできずにツリー落ちするのを見送る
可能性もあったので(^^;
 私事なんか書いちゃって失礼しました。

 長期の連載本当にお疲れさまです! 素敵な話をありがとうございました。
 最後のリナとガウリイのところにセフィルが帰ってくるシーンが大好きです。
 全話に渡って挿入される歌もピッタリ合っていて、すごく雰囲気がありました。
 ゆえさんの小説がよめて、とても幸せです。

>ラストはほのぼのになりましたね。あの時、消えてからのセフィルの扱いは3パターンありまして。
>2つ目は、消えたあとリナとガウリイの子供として生まれ変わるパターン。これが最有力だったのですが、ちょっと違うかなーと言うことで、こちらもパス。
>そして残ったのが、リナとガウリイ達の元へ帰ってくる話でした。あれから5年以上はたってる計算になりますね〜こりゃ。
>ついでにパターン2の気配もちらつかせて見ようか、なーんて思いましたがいかがだったでしょうか?
>誰もそんな私の思惑なんぞにひっかからないですよね・・・・・・
 いえ、ひっかかりました見事に(笑)。ワハハ。

>ああ、文章力、その辺に落ちてないですか?
 落ちてないですかねぇ、ほんとに(切実)。 

>最後はごーいんに話を持って行きすぎたかなとは思いました。ゼルは元の姿にもどってるし。(笑)ああ、わがままな作者だ・・・・・・
 みんな幸せなのはいいことです(笑)

>主役はすっかりセフィルがもってっちゃいました。ガウリナの筈だったのに・・・・・あり?
 私はいい感じにガウリナだと思うんですけど(・・)?
 リナかわいいしガウリイかっこいいし。こんなガウリナ書いてみたいです、ホント。

>しかし、こんなに小説を書くというのが大変なものだと言うことが、身にしみて分かりました。頭で考えても、文章にするのは難しいですし、まとめなきゃいけないし・・・・・
>改めて読み返して、長すぎたなぁ・・・・と反省しきり。でもまた懲りずに書くとは思いますが・・・・・というか、この後の話やサイドストーリーもあったりして・・・・・リクエストあったら出しますが・・・・ないな、絶対(笑)
 しますしますっ。セフィルの話もっと読みたいです。ゆえさんの話ホント素敵ですから、機会があるならいくらでも読みたいです。というか、読ませてくださいっ(拝みたおし)。

>なにはともあれ、問題もぼろもたくさんありましたが、ともかく完結することができました。
>今まで長々とおつきあい頂きまして、ありがとうございました。

 こんな素晴らしい話をどうもありがとうございました。
 よろしければ、またレスつけさせてください。

 桐生あきや 拝

トップに戻る
12952ありがとうございますっゆえ 1/1-01:28
記事番号12947へのコメント

桐生あきや様

新年あけましておめでとうございます。

> いままで帰省がてらの旅行中でして、iモードで天空歌集をチェックしては非常にもどかしい思いをしてました。
> ああ、よかった。最悪、レスできずにツリー落ちするのを見送る
>可能性もあったので(^^;
> 私事なんか書いちゃって失礼しました。

そんな大変な思いをしてまで、呼んで頂いてありがとうございますっっつ!
大体大晦日の世紀末に話を投稿して、読んでもらえるのか、結構不安でしたので、
こうしてレスを頂けて新年早々、ありがたい事です。


> 長期の連載本当にお疲れさまです! 素敵な話をありがとうございました。
> 最後のリナとガウリイのところにセフィルが帰ってくるシーンが大好きです。
> 全話に渡って挿入される歌もピッタリ合っていて、すごく雰囲気がありました。
> ゆえさんの小説がよめて、とても幸せです。

そう言って頂けると何よりです〜〜。
途中、何度か放り出そうとしたことか・・・・・ああ、しなくて良かった・・・・
始めはただ、自分の好きな曲を使いたいがために書き始めたのが、こんなにも内容が広がるとは、自分でも驚きました。
セフィルも勝手に動いてくれたので、書きやすかったです。


>>ついでにパターン2の気配もちらつかせて見ようか、なーんて思いましたがいかがだったでしょうか?
>>誰もそんな私の思惑なんぞにひっかからないですよね・・・・・・
> いえ、ひっかかりました見事に(笑)。ワハハ。

うっしゃーっ(小さくガッツポーズ)


>>ああ、文章力、その辺に落ちてないですか?
> 落ちてないですかねぇ、ほんとに(切実)。 
お年玉でほしいです・・・・・まぢで(号泣)



>>最後はごーいんに話を持って行きすぎたかなとは思いました。ゼルは元の姿にもどってるし。(笑)ああ、わがままな作者だ・・・・・・
> みんな幸せなのはいいことです(笑)

今回ゼルとアメリアは完全にほっぽかれてたので、そのうちフォローではないですが、何か話しをかこーと。曲も用意してますし・・・・・


>>主役はすっかりセフィルがもってっちゃいました。ガウリナの筈だったのに・・・・・あり?
> 私はいい感じにガウリナだと思うんですけど(・・)?
> リナかわいいしガウリイかっこいいし。こんなガウリナ書いてみたいです、ホント。

あう〜良かったです。ガウリナ至上主義ともうしますか、ガウ好きなので自分でもだんだんと離れそうになる話を必死でガウリナに引き戻してました。
ああよかった、戻ってて。


> しますしますっ。セフィルの話もっと読みたいです。ゆえさんの話ホント素敵ですから、機会があるならいくらでも読みたいです。というか、読ませてくださいっ(拝みたおし)。


いいんでしょーか・・・・私なんぞの話で。
しかもの、この続きとかで。セフィルだしちゃって。調子づいて書いちゃいますよ(笑)
今度はなるべく短編にします。努力して(でも自信なし)


> こんな素晴らしい話をどうもありがとうございました。
> よろしければ、またレスつけさせてください。


こちらこそ、感想をありがとうございました。
また投稿したときには、よかったらレスくださいね。

トップに戻る
12948わーい!おめでとうございます!!あんでぃ 12/31-21:21
記事番号12946へのコメント

ゆえさんは No.12946「・・・・・・・・・終わった・・・・・で言い訳。」で書きました。
>
>「天空歌集」 ゆえの懲りない言い訳。
>
>
>おわったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

うわーい!!ご苦労様でした!!!

>
>
>ラストはほのぼのになりましたね。あの時、消えてからのセフィルの扱いは3パターンありまして。

ほのぼの大好きな私にとってハッピーエンドとってもうれしかったです!!
うーん、セフィルってかわいいですよね(はあと)

>そして代わりに二人の子供として、フィリスとティリスを登場させました。最後までオリキャラづくし(苦笑)
>ごちゃごちゃしてますが、ティリスは男の子で金髪×蒼い瞳、フィリスは女の子で栗色の髪×赤い瞳でリナとガウリイのコピーのまんま。
>最初は子供は一人だけのつもりだったのに、なんとなーく双子にしてしまいました。しかし4歳児ってあんなにしゃべったっけ・・・・・・

ティリス、フィリスってすごくいい名前ですね!
ネームセンスがべりーぐっどです!

>誰もそんな私の思惑なんぞにひっかからないですよね・・・・・・ああ、文章力、その辺に落ちてないですか?

何言っているんですが!!めちゃめちゃあるじゃありませんか!文章力!!
文章力はゆえさんよりも、私のほうがどうにかした方がいいです。
このお話とっても読みやすかったです!

>
>最後はごーいんに話を持って行きすぎたかなとは思いました。ゼルは元の姿にもどってるし。(笑)ああ、わがままな作者だ・・・・・・
>主役はすっかりセフィルがもってっちゃいました。ガウリナの筈だったのに・・・・・あり?

ガウリナももちろん大好きですが、セフィルが幸せならおっけ〜なんです!(相当セフィルがお気に入りな私)

>
>曲は、一番最初の話〜前奏〜で使った、遊佐未森さんの「Torest Notes」という曲です。アルバム「HOPE」に入っています。(まんまやん)、どうあっても、この曲で締めくくりたかったので、やっと実現できました。

歌詞がとってもステキです!!
ゆえさんに影響されたのもありますが、私もこの歌はスレのこの場面に合うんじゃないかなあ・・・とと思うものが何曲かあります。
もう何の曲を聞いてもスレに当てはめてしまうのは私だけでしょうか・・・?

>
>
>しかし、こんなに小説を書くというのが大変なものだと言うことが、身にしみて分かりました。頭で考えても、文章にするのは難しいですし、まとめなきゃいけないし・・・・・

そう考えると作家の人や、ここに投稿している人たちは改めてすごいなぁ、と思います。もちろんゆえさんも含めて!

>改めて読み返して、長すぎたなぁ・・・・と反省しきり。でもまた懲りずに書くとは思いますが・・・・・というか、この後の話やサイドストーリーもあったりして・・・・・リクエストあったら出しますが・・・・ないな、絶対(笑)

サイドストーリ!?読みたいです!!リクエスト一票!!
さあ今すぐ書いてください!!(自己中な私/爆)
>
>
>なにはともあれ、問題もぼろもたくさんありましたが、ともかく完結することができました。
>今まで長々とおつきあい頂きまして、ありがとうございました。
>
今までご苦労様でした!
レスは始めてですが、最終話ということでレスさせていただきました!いつも読ませていただいてました。感動です!!

これからのお話、そしてサイドストーリー(もう書いてくださると決めてしまってますが)楽しみにしています!!
それでは!!

あんでぃでした。



トップに戻る
12953わーい!うれしいですぅ(感涙)ゆえ 1/1-01:57
記事番号12948へのコメント

あんでぃ様

あけましておめでとうございます。


>うわーい!!ご苦労様でした!!!

ありがとうございますっ!よーやっと終われました。



>ほのぼの大好きな私にとってハッピーエンドとってもうれしかったです!!
>うーん、セフィルってかわいいですよね(はあと)

読むのはくらーい話が好きなくせに、書くのはハッピーエンドのみ(笑)
最初考えたラストは、ほーんと暗かったです。セフィル、死んじゃうし。いやはや、止めておいて正解でした。うんうん。

セフィルは私も、可愛くて、これからもちょいちょい、話にだそうかと。
ハーフエルフってのもポイントなんですが。
余談ですが、この前、「おじゃ魔女どれみ#」ではぐれ者の魔女の子がでてたのですが(名前わすれた)、あの性格といい、金髪+赤い瞳といい、一目でこれがセフィルのイメージだぁと、一人悦に入ってました。
絵がかけたら、もっと楽しいんでしょうね。私は出来ませんが(笑)


>ティリス、フィリスってすごくいい名前ですね!
>ネームセンスがべりーぐっどです!

名前はずいぶん悩みました。
ティリスはセフィルの名字まんまです。フィリスは会わせて考えましたが、一歩間違えばフィリアだぞ。ふたりつなげたら、某ゲームTODの司祭の女の子になるし。
名付けは本物にも、キャラにも大変です(笑)


>何言っているんですが!!めちゃめちゃあるじゃありませんか!文章力!!
>文章力はゆえさんよりも、私のほうがどうにかした方がいいです。
>このお話とっても読みやすかったです!


そ、そーですか・・・・・?実はこの話は自宅でB4にプリントアウトしているのですが、全話分の厚さに笑いました。1センチはあるぞ・・・・
いつの日か、時間と気力と根性があったら、もう少し手を加えて再編したいかなと。
だって、最初の方を読んでいると、顔から火がてて放火しそうになりましたから。(笑)


>ガウリナももちろん大好きですが、セフィルが幸せならおっけ〜なんです!(相当セフィルがお気に入りな私)

お気に入りなんて、セフィルも草派の影で喜んでいるでしょう。
ほんと、みなさんにかわいがっていただいて、あの子も果報者です。



>ゆえさんに影響されたのもありますが、私もこの歌はスレのこの場面に合うんじゃないかなあ・・・とと思うものが何曲かあります。
>もう何の曲を聞いてもスレに当てはめてしまうのは私だけでしょうか・・・?

いえ、私もです。
というか、歌詞から話を作っていくという、変な作り方してます。
何かの曲を聴くとすーぐ「これはリナだなぁ」とか「これってゼルアメだ」とか思ってしまいます。ラブソングはとくにガウリナになりやすいですね〜。
だから歌詞カードがどんどんたまっていくんですよ、レンタルしてくる度に。どうも私は、曲や歌詞から話を考えていくもので。
今回使えなかった曲のストックもまだまだ・・・・・


>そう考えると作家の人や、ここに投稿している人たちは改めてすごいなぁ、と思います。もちろんゆえさんも含めて!

いえいえ、私なんぞは。
でも他の方々のを読む度に、どうやって話をまとめ上げてるのか聞きたいですよ。
ちゃんと先にプロットとか作ってるのかなーと。私はその時の気分なので、大まかなあらすじだけで、あとは行き当たりばったりです(自滅型)


>>改めて読み返して、長すぎたなぁ・・・・と反省しきり。でもまた懲りずに書くとは思いますが・・・・・というか、この後の話やサイドストーリーもあったりして・・・・・リクエストあったら出しますが・・・・ないな、絶対(笑)
>
>サイドストーリ!?読みたいです!!リクエスト一票!!
>さあ今すぐ書いてください!!(自己中な私/爆)

もぉ、読んで頂けるのでしたら、書いちゃおっかなーと。
その後や、その前や、その間やら・・・・・煩悩だけは付きません。

>今までご苦労様でした!
>レスは始めてですが、最終話ということでレスさせていただきました!いつも読ませていただいてました。感動です!!

ここまで長い話を完結できたのも、こうしてレスをくださるみなさまのおかげでした。これがあるから投稿するのをやめられないんですよね。
本格的に取り組んだ、初めての話だったので本当にラストまでもっていけて良かったです。

今まで読んで頂いてありがとうございました。

サイドストーリーもがんばります。

トップに戻る
12949お疲れ様でした。MIYA 12/31-23:21
記事番号12946へのコメント

ゆえさんへ

『天空歌集』ついに完結ですね。
長い間お疲れ様でした&素敵なお話をありがとうございました。
かなりハードな展開だったのにもかかわらず、前向きで暖かい
最後を迎えることが出来て、無理なくそのようにお話を
持っていかれたゆえさんの筆力と優しさを強く感じました。
皆幸せになれるといいですね。
それでは。
ゆえさんの次作を楽しみにさせて頂きつつ。

トップに戻る
12954終われました〜ゆえ 1/1-02:06
記事番号12949へのコメント

MIYA様

あけましておめでとうございます。

>『天空歌集』ついに完結ですね。
>長い間お疲れ様でした&素敵なお話をありがとうございました。

本当に長い話になりましたが、どうにか完結する事ができて、ほっとしています。
読んで頂いて、こちらこそありがとうございました。


>かなりハードな展開だったのにもかかわらず、前向きで暖かい
>最後を迎えることが出来て、無理なくそのようにお話を
>持っていかれたゆえさんの筆力と優しさを強く感じました。


そんな・・・・もったいないお言葉です〜。
内容がなんともまとまらないなと、自分が焦っていたのですが、どうにかおさめることができたのも、こうして感想を頂けるおかげです。
文章能力と、言葉のストックのなさを痛感しています。
次回はもっと勉強してがんばります。


>皆幸せになれるといいですね

そうですね〜、といいつつ、暗い話が好きな私は不幸バージョンもあったりします。
泣ける話をいつの日か・・・・・とはおもうのですが。いつの事やら・・・・・
でも、やっばりハッピーエンドが一番です。♪


>ゆえさんの次作を楽しみにさせて頂きつつ。

懲りずにまた書かせて頂きます。
読んでさらに、感想まで頂けて、ほんとうにありがとうございました。

トップに戻る
12957お疲れ様です♪早坂未森 E-mail URL1/1-15:19
記事番号12946へのコメント

はじめまして、ですよね??
早坂未森ともーします♪
読ませていただきました…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すごいですね。
すっごくいいお話だと思います〜。
その文章力、未森にください(をい
こんなに長く、そして面白く書けるなんて羨ましい限りです♪♪
最初から通して読んだんですが…やっぱり、最後は印象的ですね!
ああもう、なんか言いたいことありすぎて言葉になりません。
でもとりあえず、すっごく面白かったですvvv
…欲しい(爆)そして永久保存よ(をい
それかHPに載せる(やめい)んで一人で自己満足するんです!!(だからやめんかい
なんだか全然感想になってませんが、次回作楽しみにしてますね!
それでわっ

トップに戻る
12963ありがとうございますです。ゆえ 1/1-23:21
記事番号12957へのコメント

>はじめまして、ですよね??
>早坂未森ともーします♪
>読ませていただきました…。

レスを頂くのは初めてですが、お名前は存じ上げております。
某HP「気になる木」で読ませて頂いております♪
そんな早坂さんから感想をいただて、嬉しいです〜〜(舞い上がり状態)

>その文章力、未森にください(をい

私のなんかもらったら、発酵しますよ、きっと(笑)

>こんなに長く、そして面白く書けるなんて羨ましい限りです♪♪


長くなったのは、私の力不足でして・・・・プリントアウトした紙の厚さと、内容に改めて、あーすりゃ良かったとか、こーすりゃ良かったとか・・・・・


>最初から通して読んだんですが…やっぱり、最後は印象的ですね!

最後の方は、かなり修正して、投稿するときもなるべく1日置いてならしてから(漬け物か・・・・)改めて読み返して良いかなーと思ったら、あげるというかなり慎重になってました・・・・
そのわりには・・・ですが、最終話は自分でもいい方かなと自画自賛してほめてます(笑)気に入って頂けたのなら、もう本望です(感涙)


>…欲しい(爆)そして永久保存よ(をい
>それかHPに載せる(やめい)んで一人で自己満足するんです!!(だからやめんかい


私がHPを作るのは無理そうなので、こーんな話でもいいよっと言っていただける方がおられましたら、献上しますぅ。
貰い手があれば、ですが(苦笑)


>なんだか全然感想になってませんが、次回作楽しみにしてますね!

いえいえ、感想をこうして頂けるだけで、ありがたいことです。
本当に呼んで頂いてありがとうございます。

また書くとは思いますので、その時もよかったら感想くださいね。

P.S 気になる木の方の話、楽しみにしてます♪

トップに戻る
12973ください(爆死早坂未森 E-mail URL1/2-15:39
記事番号12963へのコメント

ども、未森です〜

>レスを頂くのは初めてですが、お名前は存じ上げております。
>某HP「気になる木」で読ませて頂いております♪
>そんな早坂さんから感想をいただて、嬉しいです〜〜(舞い上がり状態)
そうだったんですか!?知らなかったぁ。
はぅ、気になる木…(爆

>私のなんかもらったら、発酵しますよ、きっと(笑)
しないです(笑)ください(爆>

>長くなったのは、私の力不足でして・・・・プリントアウトした紙の厚さと、内容に改めて、あーすりゃ良かったとか、こーすりゃ良かったとか・・・・・
とんでもない!
力不足だなんて、そんなことずぇったいにないっす!!(力説

>最後の方は、かなり修正して、投稿するときもなるべく1日置いてならしてから(漬け物か・・・・)改めて読み返して良いかなーと思ったら、あげるというかなり慎重になってました・・・・
>そのわりには・・・ですが、最終話は自分でもいい方かなと自画自賛してほめてます(笑)気に入って頂けたのなら、もう本望です(感涙)
漬物…(爆
最後めちゃくちゃいいですって!!めちゃ気に入ってます!!

>私がHPを作るのは無理そうなので、こーんな話でもいいよっと言っていただける方がおられましたら、献上しますぅ。
>貰い手があれば、ですが(苦笑)
います、ここに(爆
ください〜〜〜〜!!(しつこいって

>また書くとは思いますので、その時もよかったら感想くださいね。
是非是非是非!書かせていただきます♪♪
早速「空に咲く花」を…!!

>P.S 気になる木の方の話、楽しみにしてます♪
ぐはっ(吐血した音(爆死

トップに戻る
12960ご苦労様でしたっ!あごん E-mail 1/1-21:24
記事番号12946へのコメント

あけましておめでとうございます。
あごんですっ!

天空歌集、とーとー終わってしまいましたね。
本当にお疲れ様でした。
長期に渡り私の心を潤してくれましたゆえ様に。
「届けっ!愛のめっせーぢ」をコンセプトに致しました感謝のコメントですっ!

え〜・・・今から少々壊れてお見苦しいところもあるとは思いますが。
大目に見てください(うふっ)!
  すーはー(深呼吸)

セフィルセフィルセフィル〜〜〜〜!!
ええ子や可愛いええ子やっ!
よう戻って来てくれたなぁ!
わし早よあんたに会いたかったんやっ!
良かった良かった!
またあんたに会えて良かったて思うてるねんで、わし。

はっ!
またしても自分を見失い、あまつさえエセ関西弁を!
(私、一応生粋の関西人ですが)
とにかく、セフィルがセフィルのままで戻って来てくれて本当に嬉しいです。
実はパターン2の「セフィル生まれ変わり説」をちょい予想しておりました。
でも。
セフィルはハーフエルフだからこそのセフィルだっ!
と思い、絶対に帰ってきてくれると信じていました。

あああ。本当に素敵なお話をありがとうございました。
サイド・ストーリー是非読みたいです!
・・・って、ああっ!
・・・・すでに書かれてありましたか(笑)。

ではではあごんは今から「空に咲く花」へと!
行ってまいります!
(以前、私が書いた拙作とタイトルが似てるので、ちとビビりました・笑)
失礼致しました。

ぴー・えす
 4歳児はアレくらい喋りますよ。
 とゆーかもっと喋ります(苦笑)。


トップに戻る
12966あああああああ(←嬉しいらしい)ゆえ 1/1-23:42
記事番号12960へのコメント

>あけましておめでとうございます。
>あごんですっ!

おめでとうございます〜〜。ゆえですぅ〜。
のほほんとした21世紀のスタートです〜。

>長期に渡り私の心を潤してくれましたゆえ様に。
>「届けっ!愛のめっせーぢ」をコンセプトに致しました感謝のコメントですっ!

おおっ、そんな癒すだなんて・・・・・
私には寝不足の元でしたが(笑)なーにやってても、続きを考えてましたからね〜。
周りはかなりはた迷惑だったことでしょう・・・・・・
そんな私に「愛のめっせーぢ」!
パソコンの前で正座して読ませて頂きますっっ。


>え〜・・・今から少々壊れてお見苦しいところもあるとは思いますが。
>大目に見てください(うふっ)!
>  すーはー(深呼吸)

壊れてもだいじょーぶっ!ここに○ロンフルファが・・・・・って、え?違う?


>セフィルセフィルセフィル〜〜〜〜!!
>ええ子や可愛いええ子やっ!
>よう戻って来てくれたなぁ!
>わし早よあんたに会いたかったんやっ!
>良かった良かった!
>またあんたに会えて良かったて思うてるねんで、わし。

あ、壊れてるかも(笑)
深呼吸、深呼吸。すーすー、はっはっ、すーすー、はっはっ、ってこれはラマーズ法・・・・・・


>とにかく、セフィルがセフィルのままで戻って来てくれて本当に嬉しいです。
>実はパターン2の「セフィル生まれ変わり説」をちょい予想しておりました。

本当に最初はそのつもりだったんですよ。自分の願望まるだしで(笑)
でもなぁ・・・・・と思いとどまり、帰還させることにしました。歌詞の影響も大きいですね。「ただいま」を言わせたくて。


>セフィルはハーフエルフだからこそのセフィルだっ!
>と思い、絶対に帰ってきてくれると信じていました。

帰ってこれました。というか、よく家がわかったなぁセフィル(笑)
ハーフエルフには妙なこだわりがありますし、セフィルはホント私も可愛いのでこれらかもちょいちょい、活躍していただこーかと。


>あああ。本当に素敵なお話をありがとうございました。
>サイド・ストーリー是非読みたいです!
>・・・って、ああっ!
>・・・・すでに書かれてありましたか(笑)。

暇にかまけて、書いてみました。
この話を書いてる途中は、まったく別の話がポコポコと湧いていたのですが、いざ終わってると、この続きとか、サイドストーリーとかが出てきたりするので不思議です(笑)
ちょこっと言いますと、帰ってくるまでの話とか、その後とか、ずーっと先の話とか・・・・煩悩大全開ですな。


>
>ではではあごんは今から「空に咲く花」へと!
>行ってまいります!
>(以前、私が書いた拙作とタイトルが似てるので、ちとビビりました・笑)
>失礼致しました。

気付いておりました・・・・・・
「冬に咲く花」ですよね・・・・・・話は私と違って、サスペンスもの。呼んではらはらしましたし、最後は泣きそうでした〜(すぐ泣くもので・・・・・バソの前で泣く奴・・・・って恐いかも)
まったく内容はあごんさんの足下にも及びませんが・・・・ううっ。
読まれたらねまた感想いただけると、嬉しいです。


>ぴー・えす
> 4歳児はアレくらい喋りますよ。
> とゆーかもっと喋ります(苦笑)。


・・・・・・・喋りますね、たしか(遠い目)
最後の最後まで悩んだのがこれで、3才にするか4才にするか・・・で。
生まれたても考えたのですが、喋らないとおもいまして。
4歳児、あるいみとんでも無い時期ですな、喋るは動くわ・・・・・がんばれ、リナママ!!


本当に呼んで頂いて、感想ありがとうございました。

トップに戻る
12975はじめまして&お疲れ様でした!!砂緒 1/2-19:46
記事番号12946へのコメント

はじめまして!!砂緒といいます。
今までゆえさんの小説楽しみに読んでたのですが、時間なくて感想書いてませんでした・・・。ごめんなさい。
実はここが初コメントだったりします。

最初の方、あのゲーム(ですよね?)のネタも出てきて、とても喜んでました。
深読みして、チェスターあたりも出てくるのかな、とか思ってた(笑)

それでは、短いですが。
次のお話も楽しみにしています。

トップに戻る
12988初レス、ありがとうございます♪ゆえ 1/2-23:25
記事番号12975へのコメント

>はじめまして!!砂緒といいます。

はじめまして♪ゆえともうします〜。あけましておめでとうございます。

>今までゆえさんの小説楽しみに読んでたのですが、時間なくて感想書いてませんでした・・・。ごめんなさい。
>実はここが初コメントだったりします。


私もせっかく読んだのに、なかなかレスが出来なかったりするんですよ。
でもこうして頂けて、嬉しいです


>最初の方、あのゲーム(ですよね?)のネタも出てきて、とても喜んでました。
>深読みして、チェスターあたりも出てくるのかな、とか思ってた(笑)

です(笑)。
じつはあのゲームからファンタジー繋がりで、スレにはまったんですよ。変わってますが。
名前だけは使おうかとも思ったのですが、あまりにそれはまずいだろう・・・と思いとどまりました。
TOPとスレの混戦話とか、面白そうだよなぁ・・・などと思う今日この頃です。
ちなみに私は読んでのとーり、クラースさんがお気に入り♪


>それでは、短いですが。
>次のお話も楽しみにしています。

ありがとうございます。
そのうち、気の迷いでTOP+スレの話、書いちゃったりして・・・・・・(^^;

トップに戻る
12980ども、初めまして!みてい 1/2-21:20
記事番号12946へのコメント

こんにちは、ゆえさん。
…実は。以前ゆえさんの書かれた「for you」が非常に印象に残ってて、長編も書かれているようなので(どかな〜)と読ませていただきました。←日本語ヘン
リナもガウリイもゼルもアメリアも格好いいですねぇ、ほう。
セフィル、いじらしいですねー。うん。
みていは読後感のいい話が好きなので、今回はとてもよい気分でおります。うふ。
また新作お待ちしています。

トップに戻る
12989はじめまして〜〜ゆえ 1/2-23:32
記事番号12980へのコメント

こんにはみていさん。はじめまして♪

あけましておめでとうございます。


>…実は。以前ゆえさんの書かれた「for you」が非常に印象に残ってて、長編も書かれているようなので(どかな〜)と読ませていただきました。←日本語ヘン

ああ、あの「for you」も読んで頂いて、重ね重ねありがとうございます。


>リナもガウリイもゼルもアメリアも格好いいですねぇ、ほう。
>セフィル、いじらしいですねー。うん。
>みていは読後感のいい話が好きなので、今回はとてもよい気分でおります。うふ。


読んだ後、ほんわか〜とした気分になる話って、私も好きです。
か、どん底まで落ち込むか(をい)悲劇的な、泣ける話もすきなのですが・・・・・あちらはもっと大変なので、私にはまだまだ書けない話です・・・・
いつか挑戦しては、みたいですが。
今はポコポコでてくるのが、ハッピーエンドのものばかりなので、また良かったら読んでくださいね。

感想ありがとうございました。

ああ、これが在るからやっぱりやめられない・・・・・

トップに戻る
13020ぎりぎりセーフ。(汗)桜華 葉月 1/4-00:17
記事番号12946へのコメント

ご苦労様でした〜!!!
愛と、涙と感動の一大スペクタルスロマン!!!
何言ってるか良くわかんないというつっこみはなしにしてくださ〜いというわけでとにかく祝、完結!!!
いぇ〜い!!!(紙吹雪かごごと乱れ投げ♪♪♪)
とにかく感想は、セフィルちゃん、えがったなぁ。(涙)の一言です。
謎の方言交えつつ、ラストがすっごいきれいにまとまっててよかったです。
さて、ツリーが落ちる前に間に合って良かったです。すてきなお話を本当にありがとうございました。これからも頑張って下さい。
以上、桜華葉月でした。

トップに戻る
13022よかった落ちなくて(ほ)ゆえ 1/4-00:39
記事番号13020へのコメント

>ご苦労様でした〜!!!

ありがとうございます〜〜

>愛と、涙と感動の一大スペクタルスロマン!!!
>何言ってるか良くわかんないというつっこみはなしにしてくださ〜いというわけでとにかく祝、完結!!!
>いぇ〜い!!!(紙吹雪かごごと乱れ投げ♪♪♪)

す、スベクタル・・・・・(こそこそ)うう、ありがたい事です。
なんとか終われました〜。じゃないと、あのままさらに話がのびのびになりそうだったので、必死に決着つけました。
と、いうわりには、上の方にこそこそとサイドストーリーなんぞ書いてますが・・・ほほほ

>とにかく感想は、セフィルちゃん、えがったなぁ。(涙)の一言です。
>謎の方言交えつつ、ラストがすっごいきれいにまとまっててよかったです。

そげなこつ、いってもろて、ありがたかったい(どこの方言だ・・・・)
みなさんに、ほんとセフィルはかわいがってもらって幸せです。
この子を不幸にしたら罰があたりそうで。(笑)

>さて、ツリーが落ちる前に間に合って良かったです。すてきなお話を本当にありがとうございました。これからも頑張って下さい。

ツリーが落ちる寸前で、感想を頂けましてよかったです。
まだまだ続きそうな「天空歌集」のセフィルです。

トップに戻る
13042Re:お疲れさまです!!karin E-mail 1/4-14:16
記事番号12946へのコメント

ゆえさんは No.12946「・・・・・・・・・終わった・・・・・で言い訳。」で書きました。
>
>「天空歌集」 ゆえの懲りない言い訳。
>
>
>おわったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
おはようございます!!と明けましておめでとうございます。karinです!!
私が旅行行ってる間におわってったんですかぁぁ!?
っていうか今まで、読んでたくせにレスを書かなかった私にどうか罰をくださいまし・・(それでいいのか?)
>どうにか今世紀中には終わることができました。
よかったですね。
>ほんとに長くなりましたこの「天空歌集」、途中、だんだんと話の方向が分からなくなり、悩んだ時期もありましたが、呼んでくれたみなさまの感想に励まされどうにか書き続けて、今よーやく、終わりを迎えることができました。
レス書かなくてごめんなさい。(><)
>そこで言い訳をと、思いまして。長くなったので、別つりー・・・・
>ラストはほのぼのになりましたね。あの時、消えてからのセフィルの扱いは3パターンありまして。
ほ〜う(えらそうだねあんた・・)
>一つはあのまま消えてしまうパターン。でもそれじゃなんだか哀しすぎると思い却下。
私はそうなるかなーって思ってましたので安心しました。
>2つ目は、消えたあとリナとガウリイの子供として生まれ変わるパターン。これが最有力だったのですが、ちょっと違うかなーと言うことで、こちらもパス。
性格が・・・
>そして残ったのが、リナとガウリイ達の元へ帰ってくる話でした。あれから5年以上はたってる計算になりますね〜こりゃ。
長かったんですねぇ
>そして代わりに二人の子供として、フィリスとティリスを登場させました。最後までオリキャラづくし(苦笑)
いいじゃないですかオリキャラ。かわいいですし(^_^)
>ごちゃごちゃしてますが、ティリスは男の子で金髪×蒼い瞳、フィリスは女の子で栗色の髪×赤い瞳でリナとガウリイのコピーのまんま。
そのままですねぇ。でも、やっぱかわええです。
>最初は子供は一人だけのつもりだったのに、なんとなーく双子にしてしまいました。しかし4歳児ってあんなにしゃべったっけ・・・・・・
リナとガウリイの子ですからありです。
>ついでにパターン2の気配もちらつかせて見ようか、なーんて思いましたがいかがだったでしょうか?
とっても楽しく読ませてもらいました。
>誰もそんな私の思惑なんぞにひっかからないですよね・・・・・・ああ、文章力、その辺に落ちてないですか?
うーん・・・・ここに落ちてるのでいいなら・・・
>最後はごーいんに話を持って行きすぎたかなとは思いました。ゼルは元の姿にもどってるし。(笑)ああ、わがままな作者だ・・・・・・
いいんですよ!!だって、ハッピーエンドですもん!!
>主役はすっかりセフィルがもってっちゃいました。ガウリナの筈だったのに・・・・・あり?
ガウリナでした。セフィルは妹?ってな感じで
>曲は、一番最初の話〜前奏〜で使った、遊佐未森さんの「Torest Notes」という曲です。アルバム「HOPE」に入っています。(まんまやん)、どうあっても、この曲で締めくくりたかったので、やっと実現できました。
>
>最後の今回だけタイトルをつけまして、言葉は私は考えたのですが英語能力ゼロの私のこと、文法的には会ってないとはおもいます・・・・・・きっと。そこはまあ、ご愛敬ということで。(笑)
OK〜です!!
>しかし、こんなに小説を書くというのが大変なものだと言うことが、身にしみて分かりました。頭で考えても、文章にするのは難しいですし、まとめなきゃいけないし・・・・・
私もわかりますその気持ち・・大変ですよね?
>改めて読み返して、長すぎたなぁ・・・・と反省しきり。でもまた懲りずに書くとは思いますが・・・・・というか、この後の話やサイドストーリーもあったりして・・・・・リクエストあったら出しますが・・・・ないな、絶対(笑)
いえいえ、やって下さいぜひとも!!
>なにはともあれ、問題もぼろもたくさんありましたが、ともかく完結することができました。
>今まで長々とおつきあい頂きまして、ありがとうございました。
レス書かないで今まですいませんでした。今後もがんばって下さい。
ホントーにお疲れさまでした。

inserted by FC2 system